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くらべ

くらべ 【蔵部】
律令制で,内蔵寮(クラリヨウ)や大蔵省に属し,官物の出納をつかさどった下級役人。

くらべ

くらべ [0] 【比べ・較べ・競べ】
くらべること。競い合うこと。競走。多く複合語として用いる。「力―」「駆け―」

くらべ=物

――物((クラベモノ))にならない
差がありすぎて,わざわざ比べるにも及ばない。

くらべうま

くらべうま 【競べ馬】
馬を走らせて勝負を争った競技。多くは,二頭の馬を直線コースの馬場で走らせた。五月五,六日に行われた賀茂の競べ馬が有名。きそいうま。きおいうま。駒競べ。競馬(ケイバ)。[季]夏。「胸つぶるるもの,―見る/枕草子 150」

くらべぐるし

くらべぐる・し 【比べ苦し】 (形シク)
(1)比べにくい。比較に苦しむ。「ただかくぞ,とりどりに―・しかるべき/源氏(帚木)」
(2)機嫌が取りにくい。つきあいにくい。くらべがたし。「例の,―・しき御心/源氏(松風)」
(3)思案に困る。「いかにして,慰むべき心ぞと,いと,―・しう/源氏(幻)」

くらべもの

くらべもの [0] 【比べ物・較べ物】
物を比較すること。また,比較するだけの値打ちのある物。

くらべもの

くらべもの【比べ物にならない】
cannot be compared <with> .

くらべる

くらべる【比べる】
compare <two things,A with B> ;→英和
contrast <A with B> ;→英和
compete <with a person in> (競争).→英和
力を〜 measure one's strength <with,against> .…と比べれば in comparison with ….

くらべる

くら・べる [0] 【比べる・較べる】 (動バ下一)[文]バ下二 くら・ぶ
(1)二つ以上のものを並べて,その異同・優劣などを調べる。照らし合わせる。比較する。「兄弟の背の高さを―・べる」
(2)(「競べる」とも書く)能力・勢力などを示しあって,その差を確かめる。張り合う。競う。争う。「力量を―・べる」「彼とは―・ぶべくもない」
(3)親しく交際する。「年頃よく―・べつる人々なむ別れがたく思ひて/土左」

くらぼうし

くらぼうし [3] 【蔵法師】
(1)室町時代,大名などの蔵を預かって米穀の出納をつかさどった僧形の者。蔵衆。
(2)江戸時代,商家の土蔵や倉庫を預かり,管理した者。

くらぼね

くらぼね [0] 【鞍橋・鞍骨・鞍瓦】
鞍の骨組みをなす部分。前輪(マエワ)・後輪(シズワ)に居木(イギ)を取り付けたもの。
鞍橋[図]

くらま

くらま 【鞍馬】
(1)京都市左京区の地名。鞍馬寺の門前町。
(2)「鞍馬山」の略。
(3)「鞍馬寺」の略。

くらまい

くらまい [0] 【蔵米】
(1)江戸時代,幕府・諸藩が倉庫に貯蔵した米。家臣の俸禄にあてた。切米(キリマイ)。
(2)江戸時代,幕府・諸大名が蔵屋敷を通して貨幣にかえた貢租米。

くらまいきって

くらまいきって [5] 【蔵米切手】
「指し紙{(3)}」に同じ。

くらまいし

くらまいし [3] 【鞍馬石】
鞍馬から産出する閃緑岩(センリヨクガン)の石材。庭石などに用いる。

くらまいちぎょう

くらまいちぎょう 【蔵米知行】
江戸時代,幕臣や藩士に知行を土地ではなく米で与えること。多くの藩では一七世紀に地方(ジカタ)知行制から切り換えられた。
→地方(ジカタ)知行制

くらまいとり

くらまいとり 【蔵米取】
江戸時代,知行地でなく蔵米を給与された幕臣や藩士。初め下級者であったが,知行制の改定の結果多くの藩では上級者にまで及んだ。切米取(キリマイトリ)。
⇔地方取(ジカタドリ)
→知行取

くらまえ

くらまえ クラマヘ 【蔵前】
東京都台東区浅草,隅田川の西岸の地名。江戸時代,幕府の米倉があり,札差(フダサシ)が多く住んでいた。

くらまえにゅうよう

くらまえにゅうよう クラマヘニフ― 【蔵前入用】
江戸時代,高掛物(タカガカリモノ)とよばれた付加税の一。天領の農民に課せられた。

くらまえふう

くらまえふう クラマヘ― [0] 【蔵前風】
(1)江戸時代の浅草蔵前の豪奢な札差(フダサシ)の風俗。
(2)〔蔵前の札差の女房の好みの結い方であったことから〕
のめし髷(マゲ)の異名。

くらまごけ

くらまごけ [3] 【鞍馬苔】
イワヒバ目の常緑性シダ植物。山中林内に生える。茎は細く地をはい,まばらに短い枝が分かれ,卵形で鱗片状の葉が四列に並んでつく。愛宕(アタゴ)苔。叡山(エイザン)苔。
鞍馬苔[図]

くらまじし

くらまじし 【鞍馬獅子】
歌舞伎舞踊の一。富本,のち清元。本名題「夫婦酒替奴中仲(メオトザケカワラヌナカナカ)」。1777年初演。義経の死を聞き狂乱する静御前に太神楽に姿をかえた御厩(オンマヤ)の喜三太などがからむ。

くらます

くらま・す [0][3] 【晦ます・暗ます】 (動サ五[四])
(1)どこにいるのか,わからないようにする。(姿や居所を)隠す。「姿を―・す」「跡を―・す」
(2)他人にわからないように気をそらせたり,細工をしたりする。ごまかす。「ひとの目を―・す」「法庭を―・さんとするに/高橋阿伝夜叉譚(魯文)」
(3)暗くする。見えないようにする。「天を―・し地を動かすがごとくなり/保元(中)」

くらます

くらます【晦ます】
conceal <oneself> (跡を);→英和
deceive (目を).→英和
ゆくえを〜 disappear.→英和

くらまたけきりえしき

くらまたけきりえしき 【鞍馬竹伐会式】
京都の鞍馬寺で六月二〇日に行われる行事。正称は蓮華会(レンゲエ)。右座・左座に分かれ,大竹を切って豊凶を占う。鞍馬の竹伐。竹伐の会式。[季]夏。

くらまてんぐ

くらまてんぐ [4] 【鞍馬天狗】
(1)鞍馬山の僧正ヶ谷に住んでいたと伝えられる天狗。牛若丸に兵法を教えたという。
(2)能の曲名(別項参照)。
(3)書名(別項参照)。

くらまてんぐ

くらまてんぐ 【鞍馬天狗】
(1)能の一。宮増(ミヤマス)作。五番目物。鞍馬山の大天狗が牛若丸に兵法を授け,将来の守護を約束するという筋。
(2)小説。大仏次郎作。1924年(大正13)から四十数編を連作。主人公鞍馬天狗が幕末の京都で,勤王の志士として新撰組を相手に活躍する。

くらまでら

くらまでら 【鞍馬寺】
京都市左京区鞍馬本町にある鞍馬弘教の本山。山号は松尾山。もと天台宗。770年,鑑禎(ガンチヨウ)の開基と伝える。本尊は毘沙門天。皇城の北方を鎮護する寺として栄えた。牛若丸伝説などで知られる。

くらまのこのめづけ

くらまのこのめづけ [1] 【鞍馬の木芽漬(け)】
山椒(サンシヨウ)・アケビなどの若芽を塩漬けにしたのち,陰干しにしたもの。古くから鞍馬の名物。くらまのきのめづけ。鞍馬漬け。

くらまのたけきり

くらまのたけきり 【鞍馬の竹伐】
「鞍馬竹伐会式(タケキリエシキ)」に同じ。[季]夏。

くらまのひまつり

くらまのひまつり 【鞍馬の火祭】
京都の鞍馬寺で一〇月二二日(以前は陰暦九月八,九日)の夜,行われる火祭り。大きな篝火をたき,人々が松明(タイマツ)をもった中を,二基の御輿が出る。[季]秋。

くらまはちりゅう

くらまはちりゅう 【鞍馬八流】
剣術の一派。平安末期に鬼一法眼が鞍馬の僧八人に伝えたという。京の八流。

くらままいり

くらままいり [4] 【鞍馬参り】
「鞍馬詣(クラマモウ)で」に同じ。

くらまもうで

くらまもうで [4] 【鞍馬詣で】
京都の鞍馬寺に参詣すること。鞍馬参り。

くらまやま

くらまやま 【鞍馬山】
京都市左京区にある山。海抜570メートル。中腹に鞍馬寺がある。((歌枕))「昔より鞍馬の山といひけるは我がごと人も夜や越えけむ/後撰(雑二)」
〔多く「暗し」の意をかけて詠まれた〕

くらまりゅう

くらまりゅう 【鞍馬流】
剣道・居合術の一派。流祖は大野将監(シヨウゲン)。天正年間(1573-1592)に興る。鬼一法眼に由来する流派という。

くらまわり

くらまわり 【蔵回り】
〔「蔵」は質屋の意〕
近世,質流れの古着や古道具を売買して歩く商人。ふるてがい。

くらみせ

くらみせ [0] 【蔵店】
土蔵造りの店。

くらむ

くら・む [0] 【眩む・暗む・晦む】 (動マ五[四])
(1)
 (ア)強い光を突然受けて,目が見えなくなる。《眩》「対向車のヘッドライトに目が―・む」
 (イ)目まいがする。目がくらくらする。「断崖(ダンガイ)をのぞくと目が―・みそうだ」「空腹のあまり目が―・む」
 (ウ)強く心をそそるものを前にして,正常な判断力を失う。「大金に目が―・む」「欲に目が―・む」
(2)暗くなる。《暗・晦》「電灯の光の遽(ニワカ)に―・むに驚きて/金色夜叉(紅葉)」「立ちしきり霧のみなとか降り―・む/檜垣嫗集」
(3)暗くする。くらます。「其郎等を召すに,跡を―・みて失せぬ/十訓 4」

くらむ

くらむ【眩む】
grow dizzy[giddy](めまい);be dazzled;be blinded <by money> .

くらもち

くらもち [4] 【倉持(ち)・蔵持(ち)】
(1)倉庫を所有すること。また,持ち主。
(2)金持ち。財産家。

くらもと

くらもと [0] 【蔵元・倉本】
(1)酒・醤油などの醸造元。造り酒屋。
(2)荘園の年貢を収める倉庫を管理する者。
(3)室町時代,質屋を営んだ者。
(4)江戸時代,大坂などにおかれた蔵屋敷に出入りし,蔵物の出納をつかさどった商人。掛け屋を兼ねる者も多かった。

くらもの

くらもの 【暗者・闇者】
(1)「暗者女(クラモノオンナ)」に同じ。
(2)にせもの。いかさまもの。[人倫訓蒙図彙]

くらもの

くらもの 【蔵物】
江戸時代,諸藩が江戸や大坂の蔵屋敷に送って売り払う物産。
→納屋(ナヤ)物

くらものおんな

くらものおんな 【暗者女】
江戸時代,暗屋(クラヤ)で売春した私娼。くらもの。「いづれも世間をしのぶ―といへり/浮世草子・一代女 6」

くらや

くらや 【暗屋】
隠れて売春婦をおく下級の娼家。くらやど。「風呂や茶や―あり/浮世草子・元禄太平記」

くらやく

くらやく 【倉役】
室町幕府が土倉(ドソウ)に課した税。幕府の重要財源の一。土倉役。土倉懸銭。
→酒屋役

くらやくにん

くらやくにん [3] 【蔵役人】
蔵屋敷に勤めて蔵米・蔵物の出納をつかさどる各藩の役人。

くらやしき

くらやしき [3] 【蔵屋敷】
江戸時代,諸大名が年貢米や特産物を売りさばくために江戸・大坂・大津などに設けた,倉庫と取引所を兼ねた屋敷。特に,大坂に集中した。

くらやど

くらやど 【暗宿】
「暗屋(クラヤ)」に同じ。「爰(ココ)はと友どちにきけば,洛中の―なり/浮世草子・一代男 2」

くらやど

くらやど 【蔵宿】
(1)料金を取って品物を保管しておく所。
(2)江戸浅草蔵前に住んだ札差(フダサシ)。また,その店舗。
(3)大坂の納め宿の別名。

くらやどし

くらやどし 【蔵宿師】
江戸時代,旗本や武士などの依頼を受けて,蔵宿{(2)}と借金の交渉を行うことを業とした者。弁舌・気力にたけた浪人などがなり,蔵宿側は折衝役をおいてこれに対抗した。

くらやみ

くらやみ [0] 【暗闇】
(1)明かりがなくて暗いこと。また,暗い場所。くらがり。
(2)人の目につかない所。人に知られない所。「悪事を―に葬る」
(3)前途の見通しがはっきりせず,将来に希望がもてないこと。「社会正義が通らないようでは世の中は―だ」

くらやみ

くらやみ【暗闇に[で]】
in the dark(ness).→英和

くらやみ=から牛を引き出す

――から牛を引き出す
⇒暗がりから牛を引き出す

くらやみ=の恥を明るみへ出す

――の恥を明るみへ出す
穏やかに対処すれば知られずにすんだ恥を,騒ぎ立ててかえって世間に暴露する。

くらやみ=の鉄砲(テツポウ)

――の鉄砲(テツポウ)
あてずっぽうにやってみること。闇夜の鉄砲。

くらやみ=の頬冠(ホオカムリ)

――の頬冠(ホオカムリ)
暗闇では顔が見えないのに,なお頬かむりして顔を隠す。無益なことをすることのたとえ。

くらやみざいく

くらやみざいく [5] 【暗闇細工】
目隠しをして,手渡される目・鼻・耳などを顔の輪郭の中に並べる遊び。福笑いの類。

くらやみばん

くらやみばん [0] 【暗闇番】
江戸幕府の台所番の俗称。闇夜番。台所番。

くらやみまつり

くらやみまつり [5] 【暗闇祭(り)】
灯火を消して闇夜に神霊の渡御を迎える祭り。東京都府中市の大国魂(オオクニタマ)神社のものは深夜八基の御輿(ミコシ)が御旅所に行幸する。

くらよし

くらよし 【倉吉】
鳥取県中部の市。中世,山名氏の城下町。絣(カスリ)・和牛の産地として知られ,繊維工業が盛ん。

くらら

くらら [0] 【苦参】
マメ科の多年草。山野の草地に多い。高さ約1メートル。葉は狭卵形の小葉多数からなる羽状複葉。夏,茎の先に長い花穂を出し,淡黄色の花を多数つける。根を健胃薬や駆虫薬に用いる。クサエンジュ。
苦参[図]

くららか

くららか 【暗らか】 (形動ナリ)
暗いさま。「お前の大殿油―にしなして/讃岐典侍日記」

くらり

くらり [2][3] (副)
(多く「と」を伴って)
(1)とらえどころのないさま。「のらり―」
(2)目まいのするさま。くらくら。
(3)物事の急に変わるさま。がらり。「はては―とうせにけり/五代帝王物語」

くらりょう

くらりょう [2] 【内蔵寮】
律令制で,中務省に属し,御座所に近い宝蔵を管理した役所。金銀・宝器などの管理や,佳節の膳,供進の服,祭儀の奉幣などのことをつかさどった。くらづかさ。うちのくらのつかさ。くらのつかさ。

くらわす

くらわ・す クラハス [0][3] 【食らわす】
■一■ (動サ五[四])
〔「くわす」の俗語的な言い方〕
(1)食べ物をたべさせる,くわせるを卑しめていう。「賄賂(ワイロ)を其筋々に―・して/社会百面相(魯庵)」「橋から投げて水―・せ/浄瑠璃・天の網島(上)」
(2)好ましくないものを受けさせる。他人に打撃を与える。くらわせる。「げんこつを―・す」
〔「食らう」に対する他動詞〕
■二■ (動サ下二)
⇒くらわせる

くらわす

くらわす【食らわす】
give[deliver] <a blow> .→英和
一喝(かつ)〜 thunder <at> .→英和

くらわせる

くらわ・せる クラハセル [0][4] 【食らわせる】 (動サ下一)[文]サ下二 くらは・す
「くらわす{■一■}」に同じ。「パンチを―・せるぞ」

くらわたし

くらわたし [3] 【倉渡し】
売買取引条件の一。貨物の受け渡しを荷受け倉庫で行うこと。倉庫渡し。

くらわたし

くらわたし【倉渡し】
ex warehouse.

くらわんかぶね

くらわんかぶね クラハンカ― [6] 【食らわんか舟】
江戸時代,淀川の三十石船の乗客に飲食物を売った煮売り船の俗称。枚方(ヒラカタ)付近の住民で,飲食物を売る独占権を得ていたといい,「飯くらわんかい,酒のまんかい」などと言葉の横柄なことで有名。商い船。

くらんど

くらんど 【蔵人】
⇒くろうど(蔵人)(1)

くり

くり [2] 【刳り】
くること。また,くった部分。「襟の―」

くり

くり [2] 【繰り】
〔動詞「繰る」の連用形から〕
(1)察し。勘繰り。「きやつは―の早い女ぢやによつて/狂言・花子(三百番集本)」
(2)謡曲で,最も高い音階の名。また,その音を含む小段。

くり

くり [2] 【栗】
ブナ科の落葉高木。山中に生え,また果樹として栽植。雌雄同株。葉は狭長楕円形。六月頃,数個の雌花と黄白色の雄花穂をつけ,秋,いがに包まれた果実は食用。材は重硬で,腐りにくく建築土台・枕木・家具用。[季]秋。《古寺や―を埋けたる縁の下/鬼貫》
〔「栗の花」は [季]夏。《日高きに宿もとめ得つ―の花/虚子》〕

くり

くり [1] 【庫裏・庫裡】
〔「く」は呉音〕
(1)寺院の台所にあたる建物。庫院。庫堂(クドウ)。
(2)住職や家族の住む所。

くり

くり【栗】
a chestnut (実);→英和
a chestnut tree (木).〜色の nut-brown.〜拾いに行く go chestnut gathering.

くり

くり【庫裏】
the priest's living quarters.

くり

くり 【涅】
(1)水の底によどんだ黒い土。黒色の染料として用いる。[和名抄]
(2)「涅色(クリイロ)」の略。[新撰字鏡]

くりあがる

くりあが・る [4][0] 【繰り上(が)る】 (動ラ五[四])
(1)上方または前方に順に送られる。「位がひとつ―・る」「―・って当選になる」
(2)期日などが予定よりも早くなる。「出発日が一週間―・る」
(3)数を足して,ある位の数が二桁(ケタ)以上になったとき,そのうちの上の桁の数がひとつ上の位に移る。

くりあげ

くりあげ [0] 【繰(り)上げ】
(1)くり上げること。
(2)歌舞伎で,演出の型の一。口論・問答などで詰めよる際に,台詞(セリフ)の調子を段々上げていくこと。「さあさあさあ」とも。

くりあげしょうかん

くりあげしょうかん [5] 【繰(り)上げ償還】
(1)据置期間経過後の公社債を満期日前に償還すること。国債や金融債には行われない。
(2)投資信託で,信託期間満了前に残存額を全額償還すること。

くりあげとうせん

くりあげとうせん [5] 【繰(り)上げ当選】
選挙後,当選人の死亡などにより欠員が生じた場合に,改めて選挙を行わず次点者を当選人とすること。繰り上げ補充。

くりあげる

くりあ・げる [4][0] 【繰(り)上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 くりあ・ぐ
(1)上または前に順に移す。「次点を―・げて当選とする」「硝子戸を―・げて/金色夜叉(紅葉)」
(2)期日を予定より早くする。「予定を一週間―・げて帰国する」
⇔繰り下げる

くりあげる

くりあげる【繰り上げる】
advance <the date> .→英和

くりあみ

くりあみ [0] 【繰(り)網】
引き網の一。水底にいる魚をとるための小規模のもの。手繰(テグ)り網・打た瀬網など。

くりあわす

くりあわ・す [0][4] 【繰り合(わ)す】
■一■ (動サ五[四])
「くりあわせる{(2)}」に同じ。「大体(タイテイ)なら―・して来る気だが/人情本・娘節用」
■二■ (動サ下二)
⇒くりあわせる

くりあわせる

くりあわ・せる [5][0] 【繰り合(わ)せる】 (動サ下一)[文]サ下二 くりあは・す
(1)時間などを工夫して都合をつける。うまくやり繰りする。「うまく―・せれば全員出席できるだろう」
(2)糸を繰って巻き取る。「糸―・せなど手毎にす/宇津保(吹上・上)」

くりあわせる

くりあわせる【繰り合わせる】
make[arrange]time;arrange matters.繰り合わせて(…する) find time (to do).

くりあん

くりあん [0] 【栗餡】
栗を刻み入れた白餡。また,栗で作った餡。

くりいし

くりいし [2] 【栗石】
(1)栗の実ぐらいの小石。
(2)直径15センチメートル前後の大きさの石。地盤固めや石垣の埋め石などに用いる。割り栗石。ぐり。

くりいだす

くりいだ・す 【繰り出す】 (動サ四)
「くりだす(繰出)」に同じ。「糸の畢(ハテ)―・されぬれば/今昔 26」「隊伍整整と―・すは江戸流の盆踊/滑稽本・浮世風呂 4」

くりいと

くりいと [0][3] 【繰(り)糸】
糸を繰ること。また,繰った糸。

くりいれる

くりいれる【繰り入れる】
transfer[add] <to> .→英和
繰入金 money transferred.

くりいれる

くりい・れる [4][0] 【繰(り)入れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 くりい・る
(1)長いものを順々にたぐって引き入れる。
⇔繰り出す
「釣り糸を―・れる」
(2)ある枠組みの中のものを他の枠組みの中に移し入れる。編入する。組み入れる。「余剰金を本年度の補正予算に―・れる」

くりいろ

くりいろ [0] 【栗色】
栗の実の皮のような黒みがかった茶色。栗皮色。「―の髪」

くりいろ

くりいろ [0] 【涅色・皁色】
染め色の名。黒い色。また,褐色がかった黒色。古代には最下級の服色。くり。

くりいろど

くりいろど [4] 【栗色土】
温帯のステップ地帯に生成する暗褐色の土壌。チェルノーゼム(黒土)地帯より降水量の少ない地帯に分布する。

くりうめ

くりうめ [2] 【栗梅】
染め色の名。紫がかった栗色。[日葡]

くりかえ

くりかえ [0] 【繰(り)替え】
繰り替えること。交換。転用。

くりかえし

くりかえし [0] 【繰(り)返し】
繰り返すこと。反復。副詞的にも用いる。「―練習する」

くりかえし

くりかえし【繰り返し】
repetition;→英和
a refrain (歌の).→英和

くりかえしふごう

くりかえしふごう [6] 【繰(り)返し符号】
同じ文字や語句の繰り返しを示す符号。仮名の「ゝ」「��」,漢字の「々」「�」などがある。踊り字。重ね字。畳字。重点(ジユウテン)。

くりかえす

くりかえ・す [3][0] 【繰(り)返す】 (動サ五[四])
(1)同じことを何度もする。反復する。「おじぎを―・す」「―・し,―・し説明する」
(2)糸など一度繰ったものをもう一度繰る。「いにしへのしづのをだまき―・し昔を今になすよしもがな/伊勢 32」
[可能] くりかえせる

くりかえす

くりかえす【繰り返す】
do <a thing> over again;→英和
repeat.→英和
繰り返して repeatedly;→英和
(over) again.

くりかえばらい

くりかえばらい [5] 【繰(り)替え払い】
使途の決まった金銭を,一時他の用途に繰り替えて支払うこと。

くりかえる

くりか・える [4][3][0] 【繰(り)替える】 (動ア下一)[文]ハ下二 くりか・ふ
(1)他の物と入れかえる。振り替える。
(2)繰り替え払いをする。「国庫金を―・えて鉄道材料を買入れて/社会百面相(魯庵)」

くりかく

くりか・く 【繰り懸く】 (動カ下二)
(1)糸をたぐって引っかける。「見渡せば佐保の河原に―・けて風によらるる青柳の糸/山家(春)」
(2)繰り返してかける。何度もかける。「木芙蓉の花に呪文を―・くれば/浄瑠璃・国性爺後日」

くりかた

くりかた [0] 【繰形・刳形】
(1)建具などに装飾的に用いるくりぬいた板。多く,ある形を連続して用い,模様をつくる。
(2)「モールディング」に同じ。

くりかた

くりかた [0] 【刳り形】
(1)建築・建具・家具で,えぐって装飾としたもの。
(2)三宝(サンボウ)・衝重(ツイガサネ)・文箱の蓋などにみられる,くりあけた穴,または,くぼみ。

くりかた

くりかた [0] 【栗形】
打ち刀や腰刀の鞘口(サヤグチ)近くにつけ,下げ緒(オ)を通すもの。木・角・金属で作った環で,多く栗の実を半截(ハンセツ)した形。「栗形」は当て字で,緒を通す穴を刳(ク)った物の意で「刳り形」が語源らしい。下げ緒通し。

くりかのこ

くりかのこ [3] 【栗鹿の子】
求肥(ギユウヒ)糖を小豆(アズキ)の漉餡(コシアン)で包み,周囲に栗の蜜漬けをつけた和菓子。

くりから

くりから 【倶利迦羅・倶梨伽羅】
〔梵 Kulika〕
「倶利迦羅竜王」の略。

くりからおとし

くりからおとし 【倶利迦羅落(と)し】
(1)倶利迦羅竜王が剣に巻きついたようにくるくる回りながら落ちること。
(2)1183年,倶利迦羅峠で,源義仲が平維盛の大軍を谷に攻め落としたこと。また,その攻め方。

くりからとうげ

くりからとうげ 【倶利伽羅峠】
富山県と石川県の境,北陸街道にある峠。海抜277メートル。源義仲の倶利迦羅落としで有名な古戦場。倶利迦羅不動をまつる堂がある。

くりからふどう

くりからふどう 【倶利迦羅不動】
⇒倶利迦羅竜王

くりからみょうおう

くりからみょうおう 【倶利迦羅明王】
⇒倶利迦羅竜王

くりからもんもん

くりからもんもん [5][7] 【倶利迦羅紋紋】
倶利迦羅竜王を彫った入れ墨。また,単に大きな入れ墨のこと。

くりからやき

くりからやき [0] 【倶利迦羅焼(き)】
金串に小さなウナギやタイのひれを巻きつけて焼いたもの。形が倶利迦羅竜王に似ることからいう。

くりからりゅうおう

くりからりゅうおう 【倶利迦羅竜王】
不動明王の変化身。竜が火炎中の宝剣に巻きつき,その先端を呑もうとするさまで表される。空(クウ)の精神を示すとも,生仏不二(シヨウブツフニ)を意味するともいう。倶利迦羅不動明王。倶利迦羅不動。倶利迦羅明王。倶利剣。

くりかわ

くりかわ [0] 【栗皮】
(1)栗の実の皮。
(2)栗皮茶色の革。赤黒い茶色の革。
(3)「栗皮茶」の略。

くりかわちゃ

くりかわちゃ [4] 【栗皮茶】
赤黒い茶色。くりかわ。

くりかわのくつ

くりかわのくつ クリカハ― 【烏皮の沓】
律令制で,礼服用のくつ。黒漆塗りの牛革製で先を高く作ったもの。
烏皮の沓[図]

くりがんな

くりがんな [3] 【刳り鉋】
穴をくるための鉋。[ヘボン]

くりき

くりき [1] 【功力】
〔仏〕 功徳の力。効験(クゲン)。

くりきんとん

くりきんとん [3] 【栗金団】
クリまたはサツマイモの餡(アン)に,ゆでたクリを加えて練ったきんとん。

くりくり

くりくり
〜した目 big round eyes.

くりくり

くりくり
■一■ [0] (形動)
頭髪を剃(ソ)るなどして,頭が丸くなめらかになったようす。「―に剃る」
■二■ [1] (副)スル
(1)丸いさま。また,丸くてよく動くさま。くるくる。「目の―した子」
(2)丸く,かわいらしく太ったさま。「―と太った赤ちゃん」
(3)目まいのするさま。くるくる。「目が―とまうてあるまでぞ/四河入海 10」

くりくりぼうず

くりくりぼうず [5] 【くりくり坊主】
髪を非常に短く刈った頭。また,つるつるに剃った頭。丸坊主。

くりくり坊主

くりくりぼうず [5] 【くりくり坊主】
髪を非常に短く刈った頭。また,つるつるに剃った頭。丸坊主。

くりけむし

くりけむし [3] 【栗毛虫】
樟蚕(クスサン)の幼虫。白色の長毛のある緑色の毛虫。シラガタロウ。

くりげ

くりげ [0] 【栗毛】
馬の毛色の名。全体に明るい黄褐色。たてがみや尾も同色のものが多いが,白いものは尾花(オバナ)栗毛と呼ぶ。

くりげ

くりげ【栗毛の馬】
a chestnut (horse).→英和

くりげぶち

くりげぶち [4][0] 【栗毛駁】
馬の毛色の名。栗色でぶちのあるもの。

くりこがたな

くりこがたな [3] 【刳り小刀】
穴をくるための小刀。

くりこぎり

くりこぎり [3] 【繰子錐】
コの字形の曲がり柄を回転させて穴を開けるドリル。クリックボール。
繰子錐[図]

くりこし

くりこし [0] 【繰(り)越し】
(1)くりこすこと。
(2)会計勘定を次期の会計に組み入れること。
(3)簿記で,計算の結果を次ページに書き送ること。
(4)襟を抜いて着るために,女物の長着・襦袢(ジバン)の襟肩明きを肩山から後身頃(ミゴロ)にずらすこと。また,ずらした寸法。

くりこし

くりこし【繰越し】
transfer.→英和
前(次)期繰越高 the balance brought (carried) forward from the previous term (to the next term).

くりこしきん

くりこしきん [0] 【繰越金】
決算の結果,次の会計年度に繰り越される剰余金または欠損金。

くりこしちゅうもん

くりこしちゅうもん [5] 【繰越注文】
⇒バックオーダー

くりこす

くりこ・す [0][3] 【繰(り)越す】 (動サ五[四])
順に次に送る。「残金は次期に―・す」
[可能] くりこせる

くりこす

くりこす【繰り越す】
transfer <to,from> ;→英和
carry forward <to> (次期へ);bring forward <from> (前期から).

くりことば

くりことば [3] 【繰(り)言葉】
言いにくい文句を早口に誤りなく繰り返し,その度数の多い方を勝ちとする遊び。

くりこま

くりこま 【栗駒】
宮城県北西部,栗原郡の町。栗駒山南東斜面と山麓の町。旧城下町。栗駒国定公園に属し,駒ノ湯・新湯などの温泉がある。

くりこまこくていこうえん

くりこまこくていこうえん 【栗駒国定公園】
栗駒山を中心とする国定公園。火山・温泉・渓谷・原生林に恵まれる。

くりこまやま

くりこまやま 【栗駒山】
岩手・宮城・秋田三県の県境にある成層火山。海抜1627メートル。高山植物の種類が豊富。岩手県側では須川岳,秋田県側では大日岳と呼ぶ。

くりこみ

くりこみ [0] 【繰(り)込み】
くりこむこと。

くりこみりろん

くりこみりろん [5] 【繰(り)込み理論】
電子と電磁場の相互作用を量子電磁力学によって扱うとき,理論上は無限大となる電子の質量と電荷を有限な観測値に置き換え,矛盾のない理論体系を確立しようとする理論。朝永振一郎,アメリカのシュウインガー,ファインマンがそれぞれ独立に提唱し,これによって量子電磁力学は一応の完成をみた。
→量子電磁力学

くりこむ

くりこむ【繰り込む】
transfer <to> (繰り入れる);→英和
march[stream]in[into](進入).

くりこむ

くりこ・む [3][0] 【繰(り)込む】 (動マ五[四])
(1)多数の人が次々に入りこむ。「みんなでビヤ-ホールに―・む」
(2)(糸・ひも・綱などを)手元にたぐり寄せる。
⇔くりだす
「釣り糸を―・む」
(3)ある枠組みの中に入れる。組み入れる。くりいれる。「通信費は雑費の中に―・む」「日程に―・む」
(4)端数を切り上げて上の位に入れる。
(5)多数の人を入りこませる。「敵の寄せざる先に我が兵隊を―・まんと/近世紀聞(延房)」
[可能] くりこめる

くりごと

くりごと【繰り言】
a tedious talk;a complaint.→英和
〜を言う harp on the same string;complain.→英和

くりごと

くりごと [0] 【繰(り)言】
同じこと,特に愚痴(グチ)などを何度も繰り返して言うこと。また,その言葉。「老の―」

くりさがる

くりさが・る [4][0] 【繰り下(が)る】 (動ラ五[四])
(1)順にさがる。順ぐりに下方または後方へ移る。「順位が―・る」
(2)予定の日時が遅くなる。「出発は一週間―・った」
⇔繰り上がる

くりさきりゅう

くりさきりゅう 【栗崎流】
南蛮外科医術の流派。肥後国栗崎の人,栗崎道喜(1582-1651)がルソンに渡り外科術を学び,帰国して長崎で始めたもの。

くりさげる

くりさげる【繰り下げる】
move down <the date> ;put off <till> .

くりさげる

くりさ・げる [4][0] 【繰(り)下げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 くりさ・ぐ
(1)順にさげる。順ぐりに下またはあとへ移す。「順位を―・げる」
(2)日時を予定より遅くする。「開演を一時間―・げる」
⇔繰り上げる

くりしぎぞうむし

くりしぎぞうむし [5] 【栗鷸象虫】
ゾウムシ科の甲虫。体は長卵形で,体長6〜10ミリメートル。頭部は細長く伸長した吻(フン)となる。雌はクリのいがの上から吻で実まで穴をあけて産卵し,幼虫(クリムシ)は内部を食害。シギムシ。

くりしま

くりしま 【栗島】
姓氏の一。

くりしますみこ

くりしますみこ 【栗島すみ子】
(1902-1987) 映画女優。東京生まれ。本名,池田すみ子。ヘンリー小谷監督の「虞美人草」に主演して人気を集め,以後松竹蒲田撮影所の看板スターとして君臨。代表作「生さぬ仲」「不如帰」「船頭小唄」「水藻の花」「浪子」「受難華」など。

くりじめのお

くりじめのお [6] 【繰締の緒】
甲冑(カツチユウ)の胴の下端にあって,胴を身体に密着させるために結ぶ緒。引き合わせの緒。
→大鎧

くりじめのかん

くりじめのかん [6] 【繰締の鐶】
甲冑(カツチユウ)の胴の右後方下端にある鐶。普通,金属製で,半月状の管が多い。繰締の緒をくぐらせて結ぶ。

くりた

くりた 【栗田】
姓氏の一。

くりたい

くりたい [0] 【栗帯】
山地帯の下部で,クリ・コナラ・エノキなどを主体とする夏緑樹林帯をいう。この上部にあるブナ帯に含められることもある。

くりたけ

くりたけ [2] 【栗茸】
担子菌類ハラタケ目のきのこ。秋,クリ・ナラ・クヌギなどに群生。傘は径3〜8センチメートルで赤褐色ないし茶褐色。食用。アカンボウ。
栗茸[図]

くりたひろし

くりたひろし 【栗田寛】
(1835-1899) 歴史学者。水戸の生まれ。彰考館に出仕。水戸家の「大日本史」編纂に参与。のち東大教授。主著「荘園考」「新撰姓氏録考証」など。

くりたまばち

くりたまばち [3][4] 【栗癭蜂】
タマバチ科のハチ。体長約3ミリメートル。全身黒色。栗の腋芽に産みつけられた卵は翌年の春孵化(フカ)し,大きな虫こぶを作る。栗を枯死させることもある。中国大陸原産。日本では1941年(昭和16)に発見され,全国に広がった。

くりだし

くりだし [0] 【繰(り)出し】
(1)くりだすこと。順々に引き出すこと。また,そのようになっているもの。「―の釣り竿」
(2)遊女が置屋から揚屋までの道中を歩み進むこと。「素足道中―の浮歩(ウケアユミ)/浮世草子・一代女 1」

くりだしあゆみ

くりだしあゆみ 【繰り出し歩み】
繰り出し{(2)}の際の,遊女の独特の歩き方。上体を動かさず,足で八の字を描くように歩く。「島原風の八文字,―豊かにて/歌舞伎・壬生大念仏」

くりだす

くりだ・す [3][0] 【繰(り)出す】 (動サ五[四])
(1)(糸・ひも・綱などを)順に操って出す。
⇔繰り入れる
「ザイルを―・す」
(2)手もとにあるものを次々と送り出す。「ベテランから新人まで―・す」
(3)手もとから前方へ出す。押し出す。
⇔繰り込む
「槍をしごいて―・す」
(4)大勢そろって勢いこんで出かける。「花見に―・す」「御輿(ミコシ)が―・す」
[可能] くりだせる

くりだす

くりだす【繰り出す】
draw out (糸など);send out (軍隊を);sally forth (出かける).繰り出し梯子(はしご) an extension ladder.

くりつ

くりつ [1] 【区立】
区がつくり,運営・維持すること。また,その施設。「―図書館」

くりど

くりど [2][0] 【繰(り)戸】
戸袋から一枚ずつ一本の溝に繰り出し,また繰り入れる形式の戸。雨戸など。

くりぬく

くりぬく【刳り貫く】
hollow[scoop]out.

くりぬく

くりぬ・く [3][0] 【刳り貫く】 (動カ五[四])
えぐって穴をあけ,中のものを取り出す。「カボチャの中身を―・く」

くりねずみ

くりねずみ [3] 【栗鼠】
(1)馬の毛色の名。鼠色のまじった栗毛。
(2)栗鼠色。

くりねずみいろ

くりねずみいろ [0] 【栗鼠色】
栗色がかった鼠色。くりねずみ。

くりのべ

くりのべ【繰り延べ】
postponement.→英和
〜る postpone;→英和
put off.

くりのべ

くりのべ [0] 【繰(り)延べ】 (名)スル
(1)期日や期限を延ばすこと。
(2)取引の決済を延期すること。「支払いを―する」

くりのべかんじょう

くりのべかんじょう [5] 【繰延勘定】
実際には費用であるものを分割して償却するため,一時的に資産として計上し処理すること。

くりのべしさん

くりのべしさん [5] 【繰延資産】
支出された費用の効果が後年度にも及ぶ場合,損益計算上その費用を単年度の負担とせず数年度にわたり分割して償却するため,資産として計上するもの。商法上,創業費・試験研究費・開発費・社債発行費などがこれにあたる。

くりのべる

くりの・べる [4][0] 【繰(り)延べる】 (動バ下一)[文]バ下二 くりの・ぶ
決めた日時をずらしてあとにのばす。延期する。「返済期日を一か月―・べてもらう」

くりのもと

くりのもと 【栗本】
(1)鎌倉時代,狂歌を詠む一派の称。無心。
→柿本(カキノモト)
(2)卑俗・滑稽な連歌。俳諧連歌。無心連歌。

くりのもとのしゅう

くりのもとのしゅう 【栗本衆】
後鳥羽院の頃,滑稽で座興的な連歌,いわゆる「無心連歌」を詠んだ人々の称。無心衆。
→柿本衆(カキノモトシユウ)

くりはし

くりはし 【栗橋】
埼玉県北東部,北葛飾郡の町。近世には日光街道の宿駅で利根川の河川交通の要地。

くりはま

くりはま 【久里浜】
神奈川県横須賀市南東部の地名。1853年ペリーが上陸した地。

くりはら

くりはら 【栗原】
姓氏の一。

くりはらいね

くりはらいね 【栗原イネ】
(1852-1922) 企業家。下野の人。上京し織物工場を設立。従業員の技術教育にも尽力。

くりばち

くりばち [2] 【刳り鉢】
木をくって作った鉢。

くりひろい

くりひろい [3] 【栗拾い】
栗の実を拾うこと。また,その人。[季]秋。

くりひろげる

くりひろ・げる [5][0] 【繰(り)広げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 くりひろ・ぐ
(1)巻いてある物や,一まとまりの物を次々に広げてみせる。「絵巻物を―・げる」
(2)ある事柄・場面などを次々に展開する。多く受け身の言い方で用いる。「悲惨な情景が―・げられる」「連日熱戦が―・げられる」

くりびん

くりびん 【刳り鬢】
江戸時代の髪形の一。女性が鬢を大きく張り出し,髱(タボ)を小さく結ったもの。また,中間などの月代(サカヤキ)を刳り下げて剃り込んだ髪形。

くりふね

くりふね [0] 【刳り舟】
一本の太い丸太をくりぬいて作った舟。丸木舟。うつお舟。

くりまわし

くりまわし [0] 【繰(り)回し】
金銭などをやりくりすること。「稼の―が何うにか附いて/歌行灯(鏡花)」

くりまわす

くりまわ・す [4][0] 【繰(り)回す】 (動サ五[四])
金銭などをやりくりする。また,家庭内を切り回す。「大屋敷,如何なる事して―・すや/露小袖(乙羽)」
[可能] くりまわせる

くりまんじゅう

くりまんじゅう [3] 【栗饅頭】
栗餡(クリアン)を,卵・砂糖などをまぜた小麦粉の皮で包み,栗色に焼き上げた饅頭。

くりむし

くりむし [2] 【栗虫】
クリシギゾウムシの幼虫。クリの実を食害する害虫。

くりめいげつ

くりめいげつ [3] 【栗名月】
陰暦九月一三夜の月の別名。栗を供えて月見をする風習がある。豆名月。後(ノチ)の月。[季]秋。
→芋名月

くりめし

くりめし [0] 【栗飯】
栗の実を入れてたいた飯。[季]秋。

くりもと

くりもと 【栗本】
姓氏の一。

くりもとじょうん

くりもとじょうん 【栗本鋤雲】
(1822-1897) 新聞記者。名は鯤(コン)。別号,匏菴(ホウアン)。旧幕臣。学問所頭取・外国奉行を歴任。1873年(明治6)郵便報知新聞の編集主任となった。著「匏菴遺稿」など。

くりもとは

くりもとは 【栗本派】
蒔絵(マキエ)師の一流派。幸阿弥六代清長の子,栗本幸阿弥を祖とする。幸阿弥派。
→幸阿弥

くりもどす

くりもど・す [4][0] 【繰(り)戻す】 (動サ五[四])
順ぐりにもとの方へもどす。「話の岐路(ワキミチ)に外れてしまふのをば幾度(タビ)となく―・す/ふらんす物語(荷風)」
[可能] くりもどせる

くりゃる

くりゃ・る 【呉りゃる】 (動ラ四)
〔「くれる」に「ある」の付いた「くれある」から変化した「くれやる」の転〕
(1)「くれる」に軽い尊敬の意を添える。くださる。「約束の鳥目を―・れ/狂言記・磁石」
(2)(補助動詞)
動詞の連用形に助詞「て」の付いた形に付いて,…て下さる,…てくれるの意を表す。「よろこんで―・れと味噌へ一つさし/柳多留 3」

くりや

くりや [0] 【厨】
(1)料理をこしらえる所。台所。
(2)「厨人(クリヤビト)」の略。

くりや

くりや [0] 【繰(り)矢】
近世の競技用の矢。遠矢に用いる。細く焦篦(コガシノ)を用い,羽は鴨の第一羽を使う。

くりやがわ

くりやがわ クリヤガハ 【厨川】
姓氏の一。

くりやがわのさく

くりやがわのさく クリヤガハ― 【厨川柵】
平安時代に,現在の盛岡市北西部,北上川西岸にあった柵。前九年の役の末期,安倍貞任(サダトウ)・宗任(ムネトウ)が源頼義・義家の軍をこの柵に迎えて戦い,敗れた。

くりやがわはくそん

くりやがわはくそん クリヤガハ― 【厨川白村】
(1880-1923) 評論家・英文学者。京都の人。本名,辰夫。京大教授。自由主義の立場から,文明批評を展開,また欧米文芸を紹介。著「近代文学十講」「近代の恋愛観」「象牙の塔を出て」など。

くりやき

くりやき 【栗焼】
狂言の一。主に命ぜられて栗を焼いていた太郎冠者は,一つ食べ二つ食べして皆食べてしまい,竈(カマ)の神に進上したと苦しい言い訳をする。

くりやぶね

くりやぶね 【厨船】
本船に付き添って飲食物の調理をする船。まかない船。台所船。

くりやま

くりやま 【栗山】
姓氏の一。

くりやま

くりやま 【栗山】
北海道中央部,夕張(ユウバリ)郡の町。夕張川中流域の町。

くりやまこうあん

くりやまこうあん 【栗山孝庵】
〔名は「幸庵」とも書く〕
(1728-1791) 江戸後期の医師。萩の人。山脇東洋に師事。日本で初めて女体の解剖を行なった。

くりやませんぽう

くりやませんぽう 【栗山潜鋒】
(1671-1706) 江戸中期の儒者。名は愿(スナオ)。山城の人。徳川光圀に招かれ,「大日本史」の編纂に従事。彰考館総裁。著「保建大記」など。

くりやまだいぜん

くりやまだいぜん 【栗山大膳】
(1591-1652) 江戸初期の福岡藩家老。「黒田騒動」の中心人物。藩主黒田忠之の行状を諫めるためあえて幕府に出訴,南部藩預かりの身となり,その地で没した。

くりょ

くりょ [1] 【苦慮】 (名)スル
物事のなりゆきを心配していろいろ考え,悩むこと。「事態の収拾に―する」

くりょ

くりょ【苦慮する】
worry oneself <over> .

くりようかん

くりようかん [3] 【栗羊羹】
栗を加えた練り羊羹。また,小豆(アズキ)のこし餡(アン)に栗を加えた蒸し羊羹。

くりよせる

くりよ・せる [0][4] 【繰(り)寄せる】 (動サ下一)[文]サ下二 くりよ・す
(1)たぐって手もとに引き寄せる。たぐりよせる。「碇(イカリ)の綱を―・せる」
(2)順々につめよせる。

くりわた

くりわた [2] 【繰(り)綿】
綿繰り車にかけて種を取り去っただけで精製していない綿。

くりん

くりん [0] 【九輪】
(1)寺院の塔の頂上を飾る相輪の部分の名。露盤上の請花(ウケバナ)と水煙との間にある九つの金属製の輪。宝輪。空輪。
(2)俗に相輪のこと。
→相輪

くりん

くりん [0] 【苦輪】
〔仏〕 生死の苦しみが,車輪が回り続けるように永久にやまぬこと。苦の輪廻(リンネ)。

くりんそう

くりんそう [0] 【九輪草】
サクラソウ科の多年草。山中の湿所に生え,観賞用に栽培もされる。葉は根生し大形で,倒披針形ないし狭長楕円形。春,葉心から花茎が出て上方に紅色・淡紅色または白色の花を数段に輪生する。

くりカボチャ

くりカボチャ [3] 【栗―】
セイヨウカボチャの一種。南アメリカ山地原産といわれ,冷涼地で栽培される。果実は大きく,倒卵形ないし球形で,果皮は平滑。味が栗のようだというのでこの名がある。

くる

くる 【枢】
(1)「くるる(枢){(1)}」に同じ。
(2)「枢戸(クルルド)」に同じ。「群玉(ムラタマ)の―にくぎ鎖し固めとし/万葉 4390」

くる

くる [1] 【来る】 (動カ変)[文]カ変 く
(1)話し手のいる方へ近づく。
 (ア)(話し手と動作者とが別の場合)話し手が今いる場所,または話し手の領域にやってくる。自分のいる方に接近・到着する。「こっちへ〈こい〉」「客が〈くる〉」「やっと電車が〈き〉た」
 (イ)(話し手と動作者とが同一の場合)話し手の今いる地点を現在以外の時に訪れる。やってくる。「一〇年前に一度〈き〉たことがある」「この道はいつか〈き〉た道」「あしたまた〈くる〉よ」
(2)動作者が,話し手とともに移動する。目的地に自分を置いた気持ちでいう場合には「行く」で表現することも可能。「映画を見にいく所なんだけど一緒に〈こ〉ないか」「あしたのハイキング,あの人も〈くる〉の」
(3)物が運ばれて,話し手のもとに到達する。「ミロのビーナスが今度また日本に〈くる〉そうだ」「やっと返事が〈き〉た」「先月発注した品物がまだ〈こ〉ない」
(4)風・光などが話し手の方に到達・接近する。また,地震・雨などの自然現象が話し手のいる場所に起こる。「いい風が〈くる〉」「電波の〈くる〉方向にアンテナを向ける」「このへんで一雨〈き〉てくれるといいのだが」
(5)時間が経過して,その季節・時期・順番になる。「春が〈き〉た」「もうすぐ返済の期限が〈くる〉」「やっと私の番が〈き〉た」
(6)ある事態が出現する。
 (ア)事態が進行して,ある段階にたち至る。「体力はもう限界に〈き〉ている」「交渉は土壇場に〈き〉て難航している」
 (イ)(「そこへきて」「…の所へきて」の形で)ある悪い事態の上にさらによくない事態が積み重なる。そこへ持って来て。「毎晩残業でくたくただ。そこへ〈き〉てこの暑さだから参った」「もともと二月は客の少ないところへ〈き〉てこの大雪だ」
(7)(「…からくる」の形で)…がその由来・原因となっている。…のために生ずる。「心のゆるみから〈くる〉事故」「風俗習慣の違いから〈くる〉誤解」「英語から〈き〉た外来語」
(8)ある特定の位置を占める。「句読点が行の頭に〈こ〉ないようにする」「本の目次は普通最初に〈くる〉」
(9)病気・故障・劣化などの異常が肉体や物のある部分にあらわれる。「しびれが〈くる〉」「今年の風邪は胃腸に〈くる〉」「体のあちこちにガタが〈くる〉」「飽きの〈こ〉ない色と柄」「かびが〈き〉た餅」
(10)電気・電話・鉄道・水道などが話し手の方へ通じる。「村に電気が〈くる〉」
(11)ある知覚・感覚が生じる。「鼻にツンと〈くる〉におい」「手にびりっと〈き〉た」「頭にぴんと〈き〉た」「胸にじいんと〈くる〉」「かちんと〈くる〉物の言い方」「どうもしっくり〈こ〉ない」
(12)(「よしきた」の形で)承知した。「よし〈き〉た,まかせておけ」
(13)(「…ときたら」「…ときた日には」「…ときているから」などの形で)あるものを話題にとりあげて示す。「うちの亭主と〈き〉たら」「うまい上に安いと〈き〉ているから,いつも満席だ」「鯛の刺身に灘の生一本と〈き〉た日には,こたえられないね」
(14)(「頭にくる」の形で)立腹することを俗にいう。「また遅れてきたので頭に〈き〉た」
(15)(「…にくる」の形で)ある人を慕う気持ちがおこる。「是れ程我等に〈くる〉事,何とも合点がゆかぬ/浮世草子・一代女 1」
(16)(「腹がくる」の形で)空腹になる。「少し腹が〈き〉たわえ/洒落本・通言総籬」
(17)(補助動詞)
動詞の連用形またはこれに「て(で)」の付いた形に付いて,動作が進行し,また,事態が推移する意を表す。
 (ア)話し手の方へ向かって動作が行われ,その話し手の方へ近づく意を表す。「少年がこっちへ走って〈き〉た」「蜂が飛んで〈き〉た」
 (イ)(戻ることを前提にして)動作が行われる意を表す。動作の実現・完了に重点が置かれる場合もある。「ちょっと見て〈くる〉よ」「うちへ帰ってカバンを置いて〈くる〉よ」
 (ウ)ある事態が出現し,またある現象が現れる意を表す。「生まれて〈くる〉子供のために」「なくした本が出て〈き〉た」
 (エ)動作が継続・反復されて現在に至るまで続く意を表す。「生まれてからずうっとこの村で暮らして〈き〉た」「いつも,ひとに迷惑をかけるな,といって〈き〉たはずだ」
 (オ)事態が進行してある段階に至る意を表す。「眠くなって〈き〉た」「沖へより潮満ち〈く〉らし/万葉 3642」
(18)行く。目的地を基準にしていう。「富士の山びに我が〈き〉なばいづち向きてか妹が嘆かむ/万葉 3357」

くる

く・る 【暮る】 (動ラ下二)
⇒くれる

くる

くる【繰る】
turn over (ページなどを);reel <thread> ;→英和
wind (巻く);→英和
spin (つむぐ);→英和
gin (cotton);→英和
look up (辞書を).

くる

くる【来る】
come;→英和
arrive <at,in> (着く);→英和
approach[draw near](近づく);→英和
call <on a person,at a house> (来訪);→英和
set in (季節が);be due <to> (由来).…へ行ってきた I have been to….ラテン語から来たことば a word derived from Latin.

くる

くる [1] 【佝僂・痀瘻】 (名)スル
(1)くる病にかかった人。せむし。
(2)頭を低くし背を丸めること。「洞口頗る狭くして低く,一人づつ―して僅に入る/日本風景論(重昂)」

くる

く・る [1] 【繰る】 (動ラ五[四])
(1)綱・糸など,長いものを引いて手元に寄せる。また,そうして巻き取る。たぐる。「糸を―・る」「ま葛原何時かも―・りて我が衣に着む/万葉 1346」
(2)紙や布などを,順にめくる。「ページを―・る」
(3)順に送り動かす。「数珠を―・る」「雨戸を―・る」
(4)順に一つずつ数える。「日を―・って思い出す」
(5)謡曲で,繰り節で高音にうたう。
(6)綿繰り車に掛けて,綿の種を取る。
[可能] くれる

くる

く・る [1] 【刳る】 (動ラ五[四])
刃物でえぐって穴をあける。中のものをえぐりとって中空にする。「丸太を―・っただけの舟」「ホガミノ辺リガ―・ルヤウニ痛ウテ/天草本伊曾保」
[可能] くれる

くる

く・る 【呉る】 (動ラ下二)
⇒くれる

くるい

くるい クルヒ [2][3] 【狂い】
(1)正常でないこと。正確でないこと。狂うこと。「土台に―が生じる」「彼の目に―はない」
(2)理性を失うほど夢中になること。多く「ぐるい」の形で複合語として用いる。「女―」

くるい

くるい【狂い】
madness (狂気);disorder (手順の);→英和
a warp (歪(ひず)み).→英和
〜が来る get out of order (機械などが);get warped (板など).〜まわる rave.→英和
〜死する rave oneself to death;die mad.

くるいざき

くるいざき クルヒ― [0] 【狂い咲き】
(1)初冬の小春日和の頃,時節外れに花が咲くこと。また,その花。返り咲き。[季]冬。
(2)盛りを過ぎたものが,ある時期だけ勢いを盛り返すこと。

くるいざき

くるいざき【狂い咲きする(花)】
bloom (a blossom) out of season.

くるいじに

くるいじに クルヒ― [0] 【狂い死に】
気が狂って死ぬこと。また,狂ったようにひどく苦しんで死ぬこと。

くるいばな

くるいばな クルヒ― [2] 【狂い花】
狂い咲きの花。返り花。[季]冬。

くるう

くる・う クルフ [2] 【狂う】 (動ワ五[ハ四])
(1)精神状態が正常でなくなる。「恐怖のあまり気が―・う」「嫉妬に―・った男」
(2)物事に異常に熱中して,正常な社会生活ができないほどになる。おぼれる。「ギャンブルに―・って家庭をかえりみない」「女に―・う」
(3)(他の動詞の下に付けて)夢中になって激しく…する。物事が激しく…する。「サンバのリズムに踊り―・う男女」「荒れ―・う海」
(4)予測・予定と現実が一致しなくなる。見込みがはずれる。「政府の経済予測が大幅に―・った」「雨で試合の日程が―・う」「勘が―・う」「手元が―・う」
(5)物事の状態や機械の機能などが正常でなくなる。「原稿の順序が―・っている」「この時計は月に一〇秒と―・わない」「体の調子が―・う」
(6)神霊や物の怪(ケ)がとりつく。神がかりになる。「これは物に―・ひたるにやあらむ/宇津保(嵯峨院)」
(7)憑(ツ)かれたように激しく動く。「八方を走り回りて―・ひけるを/義経記 8」
(8)ふざける。じゃれる。「あれ,御亭さん,―・ひなんすな/洒落本・遊子方言」

くるう

くるう【狂う】
(1) go mad;become insane.(2) get out of order (機械が);go wrong;be upset (計画などが);miss <one's aim,the mark> .→英和

くるおしい

くるおし・い クルホシイ [4] 【狂おしい】 (形)[文]シク くるほ・し
〔動詞「狂う」の形容詞形。「くるはし」とも〕
(1)今にも気が狂いそうである。「―・い思いに悩まされる」
(2)じっとしていられないような気持ちにかりたてられる。「ジャズの―・いリズム」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

くるおす

くるお・す クルホス 【狂ほす】 (動サ四)
狂ったようにさせる。「この御酒(ミキ)は…少名御神の神寿(ホ)き,寿き―・し/古事記(中)」

くるくる

くるくる [1] (副)
(1)物が軽く連続的に速く回転するさま。「―(と)まわる風車」
(2)手早く幾重にも巻きつけるさま。また,物をまるめるさま。「包帯を―(と)まく」
(3)目が丸くて,よく動くさま。くりくり。
(4)身軽に体を動かして働くさま。まめに働くようす。「―とよく働く」
(5)考えや方針などがよく変わるさま。「彼の言うことは―変わる」
(6)物事のすらすらと進行するさま。「男も女も―とやすらかに読みたるこそ/枕草子 158」

くるくる

くるくる
<go,turn> round and round.

くるしい

くるし・い [3] 【苦しい】 (形)[文]シク くる・し
(1)(病気や外部からの力などによって)肉体的に苦痛である。我慢できないほどつらい。「高熱が続いて―・い」「押されて胸が―・い」「走り続けたので息が―・い」
(2)(悩みや心配で)精神的に苦痛である。「―・い立場に追い込まれる」
(3)経済的に楽でない。財政的に窮迫している。「生活が―・い」
(4)強引につじつまを合わせようとして説明に無理がある。「―・い言い訳」
(5)動詞の連用形の下に付き,…しにくい,…するのが不快であるの意を表す。多く「ぐるしい」の形をとる。「寝―・い」「聞き―・い」
(6)物事をするのが困難である。むずかしい。「脚の気起りて,装束する事の―・しければなむ/落窪 3」
(7)さしつかえがある。不都合である。「白き物を着たる日は火ばしを用ゐる,―・しからず/徒然 213」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

くるしい

くるしい【苦しい】
(1) painful;→英和
trying;→英和
hard;→英和
embarrassing;→英和
straitened.→英和
(2) farfetched <argument> (無理な).→英和
〜仕事(経験) a tough job (bitter experience).〜目にあう have a hard time (of it).息(胸)が〜 breathe with difficulty (have a pain in the chest).

くるしさ

くるしさ【苦しさ】
⇒苦しみ.

くるしぶ

くるし・ぶ 【苦しぶ】 (動バ上二)
苦しむ。「祓殿(ハラエド)の神―・び給と云ひて/今昔 19」

くるしま

くるしま 【久留島】
姓氏の一。

くるしまかいきょう

くるしまかいきょう 【来島海峡】
燧灘(ヒウチナダ)と安芸(アキ)灘とを結ぶ海峡。潮流が速く,鳴門海峡とともに瀬戸内海第一の難所。

くるしまぎれ

くるしまぎれ【苦し紛れに】
out of desperation;as the last resort.

くるしまぎれ

くるしまぎれ [4] 【苦し紛れ】
苦しさの余りにすること。「―に嘘をつく」

くるしまよしひろ

くるしまよしひろ 【久留島義太】
(1690頃-1757) 江戸中期の数学者。備中の人。本姓,村上。通称,喜内。奇行で知られる。ラプラース展開やオイラー関数などを,ヨーロッパよりも早く発見していたといわれる。

くるしみ

くるしみ【苦しみ】
pain;→英和
suffering(s);→英和
agony;→英和
hardship(s);→英和
trouble(s) (難儀).→英和

くるしみ

くるしみ [0][3] 【苦しみ】
苦しむこと。苦痛。「産みの―」

くるしむ

くるし・む [3] 【苦しむ】
〔形容詞「苦し」の動詞化〕
■一■ (動マ五[四])
(1)肉体的な痛みや苦しさを感じてつらいと思う。「毒薬をのんで―・んでいた」「神経痛に―・む」「―・む時は休めつつまめなれば使ふ/方丈記」
(2)精神的に苦痛を感じつらいと思う。人生や生活に苦労があって苦しいと思う。思い悩む。「貧困に―・む」「罪悪感に―・む」
(3)理解・判断に困る。窮する。悩む。困惑する。「全く理解に―・む」「説明に―・む」
■二■ (動マ下二)
⇒くるしめる

くるしむ

くるしむ【苦しむ】
suffer <from> ;→英和
be troubled <with> ;take pains <to do> (骨折る).了解(返答)に〜 be at a loss to make out the meaning (how to answer).→英和

くるしめる

くるし・める [4] 【苦しめる】 (動マ下一)[文]マ下二 くるし・む
(1)肉体的・精神的な苦痛を感じさせ,つらいと思わせる。「拷問(ゴウモン)で―・める」「重税に―・められる」「学問などに身を―・めむ事はいと遠くなむ/源氏(乙女)」
(2)悩ませる。苦労させる。あれこれと心配させる。「若い時は素行が悪く親を―・めた」「意地悪い質問をして先生を―・める」

くるしめる

くるしめる【苦しめる】
torment;→英和
persecute;→英和
distress;→英和
trouble;→英和
embarrass.→英和
心を〜 rack one's brains <over> .

くるすの

くるすの 【栗栖野】
(1)山城国宇治郡山科村(現在京都市東山区稲荷山の東麓にあたる)の地名。
(2)京都市北区,鷹ヶ峰の奥の山間の古地名。古く皇室の狩猟場であった。御栗栖野(ミクルスノ)。

くるそんぶつ

くるそんぶつ 【拘留孫仏】
〔梵 Krakucchandha-buddha〕
〔仏〕 過去七仏の第四。現在の世界が成立安定して続く時代に現れる千仏の第一。くるそん。

くるっと

くるっと [2] (副)
「くるり{■一■}」に同じ。「―一回転する」

くるとし

くるとし [1] 【来る年】
新しくやってくる年。「行く年 ―」

くるひ

くるひ [1] 【来る日】
新しくやってくる日。翌日。明くる日。「―も―も(=毎日)」

くるびょう

くるびょう [0] 【佝僂病・痀瘻病】
乳幼児に発生する骨格異常で,脊椎および四肢骨の湾曲・変形を主徴とする病気。主にビタミン D 不足による,骨の石灰沈着障害が原因となる。
→骨軟化症

くるびょう

くるびょう【佝僂病】
rickets;→英和
rachitis.→英和

くるぶし

くるぶし【踝】
the ankle.→英和

くるぶし

くるぶし [2][0] 【踝】
足首の所で左右に骨が盛り上がっている部分。くろぶし。つぶぶし。

くるべき

くるべき 【反転】
枠に糸を掛け,回転させて繰る道具。「我妹子(ワギモコ)に恋ひて乱れば―に掛けて搓せむと我(ア)が恋ひそめし/万葉 642」

くるべく

くるべ・く 【転べく】 (動カ四)
(1)くるくるまわる。くるめく。「―・くこと,独楽(コマツブリ)を回すが如し/今昔 20」
(2)目がまわる。くるめく。[名義抄]

くるま

くるま [0] 【車】
(1)軸のまわりを回転するようにした輪の形のもの。車輪。
(2)車輪をとりつけてそれによって進むようになっている乗り物や運搬具。牛車(ギツシヤ)・荷車・自動車など。現在は多く自動車にいう。「―で行く」「―を拾う」
(3)家紋の一。車輪をかたどったもの。

くるま

くるま【車】
a wheel (車輪);→英和
a vehicle (乗物);→英和
a carriage (汽車・馬車);→英和
a (motor) car;→英和
an auto(mobile);→英和
a cart.→英和
〜で行く go by car.〜に乗る take a car[taxi].

くるま=の両輪(リヨウリン)

――の両輪(リヨウリン)((リヨウワ))
車の左右の輪のように,二つのうちどちらも欠くことのできない密接な関係をいう。

くるま=は三寸の轄(クサビ)を以て千里を駆(カ)く

――は三寸の轄(クサビ)を以て千里を駆(カ)く
〔淮南子(人間訓)〕
形は小さくても大切な役割を果たすことができるということのたとえ。

くるま=は海へ船は山へ

――は海へ船は山へ
物事が逆さまであることのたとえ。

くるま=を懸(カ)く

――を懸(カ)・く
「懸車(ケンシヤ)」に同じ。「列子―・けて往還せず/和漢朗詠(雑)」

くるま=を摧(クダ)く

――を摧(クダ)・く
〔白居易「大行路」〕
人の心の変わりやすく頼りにならぬことを,けわしい道では堅固な車もこわれることにたとえていう。

くるまあらそい

くるまあらそい 【車争ひ】
物見に出かけた牛車を立てておく場を奪い合って,従者の間で争うこと。特に源氏物語の葵上(アオイノウエ)と六条御息所(ミヤスドコロ)の従者たちの争いは有名。車立て論。

くるまい

くるまい [3] 【車井】
「車井戸(クルマイド)」に同じ。

くるまいす

くるまいす [3] 【車椅子】
歩行の不自由な人が使う,車のついた椅子。

くるまいす

くるまいす【車椅子】
a wheelchair.

くるまいど

くるまいど [4] 【車井戸】
滑車(カツシヤ)に綱をかけ,その両端につけた釣瓶(ツルベ)で水を汲み上げる井戸。車井。

くるまえび

くるまえび [3] 【車海老・車蝦】
海産のエビの一種。青みを帯びた薄い褐色で,体の各節に横縞があり,体を巻くと縞が車輪のようにみえる。尾節の末端近くの側縁に三対のとげがある。体長25センチメートルに達する。美味。本州東北沿岸以南に広く分布。養殖もされる。体長10センチメートル以下のものはサイマキと呼ばれる。

くるまえび

くるまえび【車海老】
a prawn.→英和

くるまおおじ

くるまおおじ 【車大路】
(1)京都の十禅師の辻(今の三条広道近辺)から黒谷に至る道。
(2)京都の五条橋(今の松原橋)を渡って東山方面に至る道。

くるまかし

くるまかし [3] 【車貸し・車借】
〔「くるまがし」とも〕
(1)車を貸してその使用料をとること。また,それを業とする人。
(2)車で物を運んで賃銭をとること。また,それを業とする人。「大津・坂本の馬借,鳥羽・白河の―/庭訓往来」

くるまがえし

くるまがえし [4] 【車返し】
(1)山道などが険しくて,そこから先は車では入れないので車を戻す場所。また,寺社の参道などで,車の進入を禁じ,車を返さなければならない所。
(2)「車懸(クルマガ)かり{(1)}」に同じ。
(3)サトザクラの園芸品種の一。花は淡紅色で大輪。御車返し。

くるまがかり

くるまがかり [4] 【車懸(か)り】
(1)中世以後の戦法で,一番手・二番手・三番手と代わる代わる入れかわりたちかわり相手を休ませずに攻めたてること。車返し。
(2)相撲や剣道などで,勝ったものに新手が次々にかかっていくこと。

くるまがき

くるまがき [3] 【車垣】
露地などに設ける垣で,萩などを束ねて車輪を二分あるいは四分した形に作ったもの。四分した形のものは扇垣(オウギガキ)ともいう。

くるまき

くるまき 【搯巻き】
〔「ぐるまき」とも〕
重いものを動かすのに用いる滑車。轆轤(ロクロ)。「―の縄に信濃皮むき千束入るべし/太平記 36」

くるまぎり

くるまぎり 【車切り】
胴などを横に切りはらうこと。輪切り。「胴切り縦割り―/浄瑠璃・嫗山姥」

くるまげた

くるまげた [3] 【車桁】
井戸の滑車(カツシヤ)をつる横木。

くるまざ

くるまざ [0] 【車座】
多くの人が輪状に内に向かい合って座ること。

くるまざ

くるまざ【車座になる】
sit in a circle[ring].→英和

くるまざき

くるまざき [0] 【車裂き】
鎌倉・室町時代の刑罰の一。二台の車に罪人の足を片方ずつ縛りつけ,それぞれの車を反対方向に走らせて体を引き裂くもの。

くるましゃっきん

くるましゃっきん 【車借金】
江戸時代,数人が連帯証文で借金し,毎月輪番で月賦で返済したこと。

くるません

くるません [0] 【車銭】
少額の車代。車賃。

くるまぜんしち

くるまぜんしち 【車善七】
江戸時代の非人頭。代々この名を称した。

くるまぞい

くるまぞい 【車副】
牛車(ギツシヤ)の左右に添って供をした者。「かの御前・随身・―・舎人などまで,禄賜はす/源氏(宿木)」

くるまぞう

くるまぞう 【車僧】
能の一。五番目物。作者未詳。諸国を車で行脚する高僧に,愛宕山の天狗が禅問答を挑み,法力を争うが,僧はこれに勝って天狗を退ける。

くるまぞうし

くるまぞうし [4] 【車草子】
くるみ表紙にした本。手習い草子などに用いた。

くるまたてろん

くるまたてろん 【車立て論】
「車争(クルマアラソ)い」に同じ。「僧上の牛飼御室の御車と―して/沙石 10」

くるまだい

くるまだい【車代】
a fare;→英和
a carfare.→英和

くるまだい

くるまだい [3] 【車鯛】
スズキ目の海魚。全長25センチメートル内外。キントキダイの近縁で,体は卵形で側扁し,体高が高い。目が大きく,背びれのとげは強大。体色は鮮紅色。幼魚には幅広い白色の横帯が数本ある。食用。本州中部以南の岩礁域に分布。ベニダイ。

くるまだい

くるまだい [0] 【車代】
車に乗った時,支払う料金。また,その名目で人に渡す謝礼金。

くるまだいく

くるまだいく [4] 【車大工】
車を作る職人。車作り。

くるまだち

くるまだち [0] 【車裁ち】
着物の四つ身裁ちの裁ち方の一。前後の身頃(ミゴロ)の布全部から一定の幅を裁ち落として,これを襟・かけ襟とするもの。

くるまだて

くるまだて [0] 【車楯】
武具の一。下部に車輪をつけ,簡単に移動できるようにした楯。

くるまちん

くるまちん [3] 【車賃】
車に乗ったり,車を雇ったりした時に支払う料金。車代。

くるまつば

くるまつば [4] 【車鍔】
車輪の形に作った鍔。

くるまづか

くるまづか [3] 【車塚】
(1)前方後円墳の方丘と円丘を車に見立てていう称。
(2)前方後円墳のうち,陪塚(バイチヨウ)のある形式のものの称。

くるまとう

くるまとう [0] 【車糖】
分蜜糖(ブンミツトウ)のうち,結晶粒が小さい精製糖。精製の度合により上白糖・中白糖・三温糖に分かれる。ソフト-シュガー。

くるまとだな

くるまとだな [4] 【車戸棚】
移動の便に下部に小さい車輪をつけた戸棚。

くるまど

くるまど [3] 【車戸】
円滑に動くように,底に小さい車をつけた引き戸。

くるまどめ

くるまどめ [0] 【車止め】
(1)車の通行を禁ずること。また,そのために設けた柵などの障害物。
(2)鉄道などで,車両の逸走を防ぐために線路の末端に設けた装置。

くるまどめ

くるまどめ【車止め】
a buffer.→英和
<掲示> No Thoroughfare for Vehicles.

くるまながもち

くるまながもち [4] 【車長持】
動かしやすいように底に車輪をつけた長持。
車長持[図]

くるまにんぎょう

くるまにんぎょう [4] 【車人形】
一人遣いの操り人形。遣い手が移動用の車付きの箱に腰かけ,両手両足を用いて三人遣い人形を一人で操るように工夫したもの。現在,八王子市などに伝存する。本来は説経節を地に用いた。
車人形[図]

くるまのやかた

くるまのやかた 【車の屋形】
「車箱(クルマバコ)」に同じ。

くるまばこ

くるまばこ [3] 【車箱】
牛車(ギツシヤ)の人を乗せるための箱形の囲いの部分をいう。車の床(トコ)。車の屋形。屋形。

くるまばった

くるまばった [4] 【車飛蝗】
バッタの一種。頭からはねの先まで約5センチメートル。体は濃緑色または黒褐色で,後ろばねに弧状の黒色帯がある。草むらに多い。本州以南から熱帯にかけて分布。

くるまひき

くるまひき [3] 【車引き】
荷車・人力車に物や人をのせて運ぶことを業とする者。車屋。車夫。

くるまび

くるまび 【車火】
点火すると車輪のように回転する仕掛けの花火。

くるまびき

くるまびき 【車引・車曳】
義太夫節「菅原伝授手習鑑」の三段目口の通称。菅丞相(カンシヨウジヨウ)方の梅王丸,桜丸と時平(シヘイ)方の松王丸が,時平の乗った御所車を引きあう。

くるまびし

くるまびし [3] 【車菱】
「菱{(3)}」に同じ。[日葡]

くるまびん

くるまびん [3] 【車鬢】
歌舞伎の鬘(カツラ)の一。鬢(ビン)の毛をいくつかに束ね,油や漆で固めたもの。車の輻(ヤ)に似ているところからいう。「暫(シバラク)」の主人公,「矢の根」の五郎など,勇猛な荒事の主役に用いる。
車鬢[図]

くるまぶ

くるまぶ [3] 【車麩】
焼き麩の一種。切り口が渦巻模様になり,中央に穴がある。

くるまぶね

くるまぶね [4] 【車船】
近世につくられた人力の外車(車櫂(クルマガイ))を用いる船。車輪船。

くるまへん

くるまへん [0] 【車偏】
漢字の偏の一。「軸」「転」などの「車」の部分。

くるままわし

くるままわし [4] 【車回し】
玄関や車寄せの前に自動車や馬車を導入するための円形や楕円形の庭。門と玄関の間に設け,芝や樹木などを植える。

くるまむし

くるまむし [3] 【車虫】
「輪虫(ワムシ)」に同じ。

くるまもちべ

くるまもちべ [4] 【車持部】
大和朝廷で,天皇の輿(コシ)の製作・管理にあたった部。車持公(クルマモチノキミ)が統率した。

くるまや

くるまや [0] 【車屋】
(1)車の製造を業とする人。
(2)車引きを業とする人。車夫。車引き。
(3)車宿(クルマヤド)。

くるまやど

くるまやど [4] 【車宿】
人力車・荷車をおき,車夫をかかえて,客の送迎,荷物の運搬などを業とする家。車屋。

くるまやどり

くるまやどり 【車宿り】
(1)貴族の屋敷で,中門の外につくられた牛車(ギツシヤ)や輿(コシ)を入れておく建物。
(2)外出の折,一時,牛車などを寄せて立ち寄る所。休憩用の別宅。「中川に某阿闍梨といふ人の―に渡らせ給ひて/栄花(鳥辺野)」

くるまゆり

くるまゆり [3] 【車百合】
ユリ科の多年草。高山の草地に生える。茎は高さ50センチメートルほどで,中ほどに披針形の葉を数個車輪状につける。花は茎頂に下向きに少数つき,黄赤色で内面に濃色の斑点がある。[季]夏。

くるまよせ

くるまよせ [0][3] 【車寄せ】
(1)自動車の乗り降りのために,玄関前に設けた屋根つきの部分。
(2)牛車(ギツシヤ)を寄せて乗り降りできるように,建物の出入り口に庇(ヒサシ)などを張り出して造った所。

くるまよせ

くるまよせ【車寄】
a porch;→英和
an entrance.→英和

くるまる

くるまる
be wrapped up <in a blanket> ;cover oneself <with> .

くるまる

くるま・る [3] 【包まる】 (動ラ五[四])
物に覆われたり巻かれたりして,体がすっぽり包まれる。「肩掛けに―・る」

くるみ

くるみ [0][3] 【胡桃】
クルミ科クルミ属の落葉高木または低木の総称。果実の核は球形・鈴形などできわめて堅い。中の子葉は食用。また,油脂をとる。古くから樹皮や果皮の煎汁を染料にした。普通,山地に自生するオニグルミや栽培するテウチグルミをさす。[季]秋。《―割る夜のまどゐに加はりし/虚子》

くるみ

くるみ [3] 【包み】
(1)くるむこと。また,くるんだもの。
(2)乳児をくるんで抱く布団。おくるみ。

くるみ

くるみ【胡桃】
a walnut.→英和

くるみあし

くるみあし [3] 【胡桃足】
〔「胡桃足膳」の略〕
四隅にクルミの実を二つ割りにしたような形の足をつけた粗末な膳。

くるみあぶら

くるみあぶら [4] 【胡桃油】
クルミの果実の中の子葉を圧縮してとる油。食用とするほか,塗料・油絵の具の材料などに用いる。胡桃油(クルミユ)。

くるみいろ

くるみいろ [0] 【胡桃色】
(1)クルミの樹皮の煎汁で染めた青黒い色。
(2)紙の色の一種。表は香(コウ)色,厚いものは裏が白。「(返歌ヲ)―の紙に書きて/蜻蛉(中)」
(3)襲(カサネ)の色目の名。表は香色,裏は青。

くるみか

くるみか [0] 【胡桃科】
双子葉植物離弁花類の一科。主に温帯に分布し,世界に六属約五〇種ある。葉は互生し羽状複葉。雌雄同株。花は穂状花序につく。果実は核果・堅果または翼果。オニグルミ・サワグルミ・ノグルミなど。

くるみどうふ

くるみどうふ [4] 【胡桃豆腐】
クルミの実をすりつぶし葛粉(クズコ)と水を加えて煮立てたものを,冷やして固めたもの。椀種(ワンダネ)などとする。

くるみびょうし

くるみびょうし [4] 【包み表紙】
製本様式の一。書物の中身を糸または針金でとじ,一枚の表紙でくるみ,三方を化粧裁ちして仕上げたもの。一般の雑誌などにみられる。つつみ表紙。おかしわ。

くるみもち

くるみもち [3] 【胡桃餅】
クルミの実をすりつぶし砂糖・醤油で調味した餡(アン)をまぶした餅。

くるみもち

くるみもち [3] 【くるみ餅】
ゆでた枝豆をすりつぶして砂糖で調味した餡(アン)をまぶした餅。

くるみゆ

くるみゆ [3] 【胡桃油】
⇒くるみあぶら(胡桃油)

くるみわり

くるみわり [3][0] 【胡桃割(り)】
クルミの実をはさんで殻を割る道具。

くるみわりにんぎょう

くるみわりにんぎょう 【胡桃割り人形】
〔原題 (ロシア) Shchelkunchik〕
チャイコフスキー作曲のバレエ音楽。二幕三場。1892年初演。ホフマンの童話「胡桃割り人形と廿日鼠の王様」による。
→「胡桃割り人形」より花のワルツ(チャイコフスキー)[音声]

くるみボタン

くるみボタン [4] 【包み―】
表面を,洋服の共布や革,または毛糸を編んでくるんだボタン。

くるみ餅

くるみもち [3] 【くるみ餅】
ゆでた枝豆をすりつぶして砂糖で調味した餡(アン)をまぶした餅。

くるむ

くるむ
wrap up <in> ;tuck <a child> up <in a blanket> .

くるむ

くる・む [2] 【包む】
■一■ (動マ五[四])
布・紙などでおおって,中に入れる。「体をタオルで―・む」
[可能] くるめる
■二■ (動マ下二)
⇒くるめる

くるめ

くるめ 【久留米】
福岡県南西部,筑後川下流域にある市。もと有馬氏の城下町。久留米絣(ガスリ)を特産する。商工業が盛ん。

くるめかす

くるめか・す 【転めかす】 (動サ四)
くるくると回るようにする。「と引きかう引き―・せば倒れんとす/宇治拾遺 13」

くるめがすり

くるめがすり [4] 【久留米絣】
久留米地方で作られる木綿の紺絣。井上でん(1788-1869)の創案と伝える。

くるめく

くるめ・く [3] 【眩く】 (動カ五[四])
〔「くる」は擬態語〕
(1)(「転く」とも書く)物がくるくると回る。「風車が―・く」
(2)目が回る。目がくらくらする。「眼が―・くやうに惑乱された頭を抱へながら/悪魔(潤一郎)」
→目眩(メクルメ)く
(3)あわて騒ぐ。せわしく動き回る。「あな,あさましといひて,―・きける程に/宇治拾遺 3」

くるめこうぎょうだいがく

くるめこうぎょうだいがく 【久留米工業大学】
私立大学の一。1966年(昭和41)創立の久留米工業学園短期大学を母体とし,76年設立。本部は久留米市。

くるめじま

くるめじま [0] 【久留米縞】
久留米地方で織られる絹または木綿の縞織物。

くるめだいがく

くるめだいがく 【久留米大学】
私立大学の一。1928年(昭和3)創立の九州医学専門学校を源とし,46年久留米医科大学となる。50年新制大学となり現名に改称。本部は久留米市。

くるめつつじ

くるめつつじ [4][5] 【久留米躑躅】
ツツジ科の常緑低木。ミヤマキリシマ・ヤマツツジなどの交雑によって育成された園芸品種。

くるめる

くる・める [3] 【包める】 (動マ下一)[文]マ下二 くる・む
(1)ひとつにまとめる。ひっくるめる。「諸経費を―・めると相当な額になる」
(2)くるむ。つつむ。
(3)うまく言って人をだます。まるめる。言いくるめる。「東の人をもあやなし西の人をも―・めるをいふ/洒落本・異素六帖」

くるめる

くるめる
wrap (up) <in> ;→英和
put together (総括);include (含める).→英和

くるり

くるり 【枢】
「枢(クルル)」の転。

くるり

くるり 【矪】
「矪矢(クルリヤ)」に同じ。

くるり

くるり [2][3]
■一■ (副)
(多く「と」を伴って)
(1)軽く一回転するさま。一巻きするさま。「―と背を向ける」「朝顔のつるが―とまきつく」
(2)物事が急に違った方向に変わるさま。「方針を―と変更する」
(3)目などが,丸く愛らしいさま。「―とした目」
(4)丸い物の表面がむけたりはげたりするさま。「モモの皮が―とむける」
(5)物をまるめるさまをいう語。「羽織を―と丸めて片寄せる」
■二■ (名)
「くるり棒」の略。

くるりくるり

くるりくるり [1][2] (副)
何度も軽やかに回るさま。また,変化するさま。くるくる。「事態が―と変わった」

くるりせん

くるりせん 【久留里線】
JR 東日本の鉄道線。千葉県木更津・久留里・上総亀山間,32.2キロメートル。房総半島中央部を小櫃(オビツ)川に沿って走る。

くるりと

くるりと
<turn> (a)round (向きをかえる).→英和

くるりぼう

くるりぼう [3] 【くるり棒】
「殻竿(カラザオ)」に同じ。

くるりや

くるりや 【矪矢】
水鳥を射る時に用いた矢。小形の目無し鏑(カブラ)の先に小さい雁股(カリマタ)をつけたもの。水切り遊びの石のように水面を跳ねながら進む。くるり。
矪矢[図]

くるり棒

くるりぼう [3] 【くるり棒】
「殻竿(カラザオ)」に同じ。

くるる

くるる [0] 【枢】
(1)扉を開閉する装置。扉の端の上下に短い棒状の突起(とまら)をつけ,それを上下の枠の穴(とぼそ)にさしこんで回転するようにしたもの。くろろ。くるり。
(2)戸締まりのため,戸の桟(サン)から敷居にさしこんでとめる木片,または金物。くるるぎ。

くるるぎ

くるるぎ 【枢木】
「枢(クルル){(2)}」に同じ。

くるるど

くるるど [3] 【枢戸】
枢(クルル){(1)}の装置で開閉する戸。開き戸。

くるわ

くるわ [0] 【曲輪・郭・廓】
(1)城壁や堀,自然の崖や川などで仕切った城・館内の区画。
(2)周囲を囲いで限られ,遊女屋が集まっている地帯。遊郭。遊里。さと。

くるわかす

くるわか・す クルハ― 【狂はかす】 (動サ四)
(1)神霊などが取りついて,狂うようにさせる。「傀儡(クグツ)神と云ふ物の―・しけるなめり/今昔 28」
(2)だます。たぶらかす。「侍従に―・されてよものふるまひどもし給ふ/住吉」

くるわがよい

くるわがよい [4] 【郭通い】
遊郭へたびたび遊びに行くこと。悪所がよい。

くるわことば

くるわことば [4] 【郭言葉】
江戸時代,遊里で用いられた特殊な言葉。遊女が用いた「わちき(私)」「ありんす(あります)」の類や,「新造(シンゾ)」「初会」「お茶を挽(ヒ)く」などの用語をいう。里言葉。里訛(ナマ)り。遊里語。

くるわざた

くるわざた 【郭沙汰】
遊郭での評判・うわさ。「これは傾城の不心中。差合ひ繰らぬ―/浄瑠璃・吉野忠信」

くるわしい

くるわし・い クルハシイ [4] 【狂わしい】 (形)[文]シク くるは・し
〔動詞「狂ふ」の形容詞形。「くるほし」とも〕
気が狂ったようである。くるおしい。「―・く泣き叫ぶ」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

くるわす

くるわ・す クルハス [3] 【狂わす】
■一■ (動サ五[四])
「くるわせる」に同じ。「気を―・す」「計画を―・す」
■二■ (動サ下二)
⇒くるわせる

くるわずまい

くるわずまい [4] 【郭住まい】
遊郭に住むこと。遊女としての生活。

くるわせる

くるわせる【狂わせる】
drive <a person> mad;put out of order (機械などを);upset (計画などを).→英和

くるわせる

くるわ・せる クルハセル [4] 【狂わせる】 (動サ下一)[文]サ下二 くるは・す
(1)正常な思考・判断のできない状態にする。「過重な精神的負担が彼を―・せた」
(2)機械などの機能に異常を起こさせる。「激しい磁気嵐が計器を―・せる」
(3)計画・予定などを,前もって考えていた通りに行かなくさせる。「ちょっとした不注意が全体の計画を―・せてしまう」「人生を―・せる」
(4)狂ったような身振りをする。「―・するやうが候/謡曲・桜川」

くるわづとめ

くるわづとめ [4] 【郭勤め】
遊郭で働くこと。また,その人。遊女。

くるわぶんしょう

くるわぶんしょう 【廓文章】
歌舞伎の一。世話物。1808年成立。近松門左衛門作の「夕霧阿波鳴渡」吉田屋の段を改作した浄瑠璃・歌舞伎の,夕霧・伊左衛門を主人公とする夕霧物の影響を受けて成立。

くるわもの

くるわもの [0] 【郭者】
遊郭で働いている者。

くるわよう

くるわよう 【郭様】
遊里の風俗。遊里風。郭風。

くるわよすじ

くるわよすじ 【郭四筋】
〔四筋の町並みでできていたことから〕
大坂新町の遊郭。

くれ

くれ [2] 【塊】
土などの小さいかたまり。現代語では多く名詞の下に付いて用いられる。「土―」「石―」

くれ

くれ 【呉】
広島県南部の市。広島湾に面し,江田島に対する。戦前は海軍工廠(コウシヨウ)がおかれた軍港。現在は呉港を中心に重工業が発達。

くれ

くれ 【暗】
〔動詞「暗れる」の連用形から〕
(1)暗いこと。暗い所。「木(コ)の―になりぬるものをほととぎすなにか来鳴かぬ君に逢へる時/万葉 4053」
(2)心などの暗いこと。悲しみや不安に心が晴れないさま。「さにつらふ妹を思ふと霞立つ春日も―に恋ひ渡るかも/万葉 1911」
(3)秩序が乱れていること。混乱。「京中おびただしき―にてぞ有りし/五代帝王物語」

くれ

くれ【暮】
<at> nightfall[sunset];→英和
<toward> evening;→英和
<at> the end of the year (年の).→英和
〜のボーナス the year-end bonus.

くれ

くれ 【某】 (代)
不定称。「何(ナニ)」という語と並べて用い,不定・不明の人や事物をさしていう語。だれだれ。なになに。「なにの親王(ミコ),―の源氏など,かぞへ給ひて/源氏(乙女)」
〔「くれがし」「なにくれ」と熟しても用いられる〕

くれ

くれ 【呉】
姓氏の一。

くれ

くれ [0] 【暮れ】
(1)日が沈みかけてあたりが暗くなる頃。夕方。夕べ。
⇔明け
(2)ある期間や時節の終わり頃。「春の―」
(3)年の終わりの頃。年末。「―のにぎわい」

くれ

くれ 【榑】
(1)板材。平安初期の規格では長さ一丈二尺,幅六寸,厚さ四寸。榑木。
(2)薄板。へぎ板。板屋根などをふくもの。[下学集]
(3)薪。

くれ

くれ 【呉】
(1)古く,中国の呉(ゴ)の国をいった語。江南地方をもいい,また,広く中国を意味した。
(2)中国伝来の事物である意の複合語を作る。「―竹」「―楽」

くれ=早し

――早し
日が暮れるのが早い。冬の日が短いことをいう語。[季]冬。

くれ=遅し

――遅し
日が暮れるのが遅い。春の日のながいことをいう語。暮れかねる。[季]春。

くれあい

くれあい [0] 【暮れ合い】
日の暮れる頃。入り相(アイ)。「―ではあるし,…の幽霊かと思つた/化銀杏(鏡花)」

くれいた

くれいた [0] 【榑板】
榑縁にはる板。榑貫(クレヌキ)。

くれうち

くれうち [4] 【塊打ち】
鋤(スキ)でおこした田畑の土のかたまりを細かに打ちくだくこと。また,その作業。

くれえん

くれえん [0] 【榑縁】
縁板を縁框(エンガマチ)に対して平行に張った縁。
⇔切り目縁

くれおちる

くれお・ちる [4] 【暮れ落ちる】 (動タ上一)[文]タ上二 くれお・つ
日が暮れて,太陽が沈む。

くれかかる

くれかか・る [4] 【暮れ懸(か)る】 (動ラ五[四])
日が暮れ始める。暮れようとする。「―・る秋の日」

くれがく

くれがく [2] 【呉楽】
〔古代中国の呉(ゴ)から伝わったというところから〕
伎楽(ギガク)の別名。呉の楽。ごがく。

くれがし

くれがし [2] 【某】 (代)
不定称。人の名を特にはっきり指示しないでいう語。だれそれ。なにがし。「―の夫人(マダム)のやうに気儘(キママ)ならず/金色夜叉(紅葉)」

くれがた

くれがた [0] 【暮れ方】
(1)日が沈んであたりが暗くなる頃。日暮れ時。夕方。
⇔明け方
(2)ある期間や季節・年代の終わり頃。「秋の―」「六十の―に念仏申してつひに往生しける/曾我 12」
(3)年の終わりの頃。「年の―には/源氏(総角)」

くれき

くれき 【榑木】
⇒くれ(榑)(1)

くれき

くれき [0] 【句歴】
俳句を作ってきた経歴。

くれぐれ

くれぐれ 【呉呉】 (副)
〔「呉呉」は当て字〕
何度も繰り返すさま。こまごまと念を入れるさま。「有つる様を―と語りて/長谷寺霊験記」

くれぐれ

くれぐれ [0] 【暮れ暮れ】
日の暮れようとする頃。夕方。「―の山の美しさ」「日の―に出掛た/多情多恨(紅葉)」

くれぐれと

くれぐれと 【暗暗と】 (副)
〔古くは「くれくれと」〕
(1)心が暗く,悲しみにしずんでいるさま。暗い気持ちで。「常知らぬ道の長手を―いかにか行かむ/万葉 888」
(2)難渋して行くさま。苦労して。「甲斐の国より罷り出でて信濃の御坂を―遥々と/梁塵秘抄」

くれぐれも

くれぐれも [3][2] 【呉呉も】 (副)
(1)「くれぐれ」に同じ。「―憎い女は田川夫人だ/或る女(武郎)」
(2)何度も繰り返し,真心をこめて願うさま。「―お体にお気をつけ下さい」「―よろしくお願い申し上げます」

くれぐれも

くれぐれも【呉々も】
repeatedly (繰り返し);→英和
over and over again;earnestly (切に).→英和
〜お大事に Take good care of yourself.

くれしげいち

くれしげいち 【呉茂一】
(1897-1977) 西洋古典学者。秀三の長男。東京生まれ。東大教授。「ギリシャ抒情詩選」「イーリアス」「オデュッセイア」をはじめとするギリシャ・ラテン文学の作品を数多く翻訳。「ギリシャ神話」,訳詩集「花冠」など。

くれしゅうぞう

くれしゅうぞう 【呉秀三】
(1865-1932) 医学者。江戸生まれ。東大教授。日本における精神病学の発展,精神病院の近代化に尽力。翻訳「シーボルト江戸参府紀行」,著「シーボルト」「華岡青洲先生及其外科」

くれせん

くれせん 【呉線】
JR 西日本の鉄道線。広島県三原・呉・海田市間,87キロメートル。山陽本線が内陸部を走るのに対して,瀬戸内海沿岸を走る。

くれたけ

くれたけ [0][2] 【呉竹】
〔中国の呉(ゴ)から渡来したものという〕
淡竹(ハチク)の異名。「―は葉細く河竹は葉広し/徒然 200」

くれたけの

くれたけの 【呉竹の】 (枕詞)
竹の節(ヨ),また節(フシ)という意から,「世」「夜」「ふし」「伏見」などにかかる。「―よよのたけとり野山にも/竹取」「―ふし沈みぬる露の身も/金葉(雑下)」

くれたけのだい

くれたけのだい 【呉竹の台】
清涼殿の東の庭の北寄りにある,呉竹を植えた所。
→河竹の台

くれて

くれて [0] 【呉れ手】
(1)物をくれる人。「小遣いの―がない」
(2)(動詞連用形に「て」のついた形に付いて)物事をしてくれる人。「嫌われ者だから招待して―がいない」

くれない

くれない [0] 【紅】
〔「呉(クレ)の藍(アイ)」の転〕
(1)鮮やかな赤色。紅花の汁で染めた色。「―の薔薇(バラ)」「―に染まる」
(2)ベニバナ。末摘花(スエツムハナ)。「―の花にしあらば衣手に染め付け持ちて行くべく思ほゆ/万葉 2827」

くれない

くれない【紅】
bright[deep]red;crimson.→英和

くれない=は園生(ソノウ)に植えても隠れなし

――は園生(ソノウ)に植えても隠れなし
〔紅は紅花(ベニバナ)〕
すぐれた者はどんな所にいても目立ってみえる,の意。「壁に耳岩に口といふ事あり。―と申しければ/義経記 2」

くれないいろ

くれないいろ [0] 【紅色】
紅花で染めた鮮やかな赤色。紅。

くれないおどし

くれないおどし [5] 【紅縅】
縅(オドシ)の一種。紅色の革・緒・糸で縅したもの。

くれないぎく

くれないぎく 【紅菊】
襲(カサネ)の色目の名。表は紅,裏は青。秋に用いる。

くれないしぼり

くれないしぼり [5] 【紅絞り】
紅色の絞り染め。また,その染めた物。べにしぼり。

くれないすそご

くれないすそご [5][6] 【紅裾濃】
衣や鎧(ヨロイ)で紅色がすそに向かって次第に濃いもの。

くれないぞめ

くれないぞめ [0] 【紅染(め)】
紅花で染めた色,または染めた物。

くれないにおい

くれないにおい [5] 【紅匂】
紅色で,上を濃く,次第に淡くなるように重ねた色目。紅の薄様。

くれないの

くれないの 【紅の】 (枕詞)
(1)「色」にかかる。「言ふことの恐(カシコ)き国そ―色にな出でそ思ひ死ぬとも/万葉 683」
(2)薄い(浅い)色の紅色(クレナイイロ)のあることから,「浅」を含む地名「浅葉の野」にかかる。「―浅葉の野らに刈る草の/万葉 2763」
(3)紅色を移すということから,「うつし心」にかかる。「言痛(コチタ)くはかもかもせむを―現(ウツ)し心や妹に逢はざらむ/万葉 1343」
(4)紅花はふり立てて色を出すことから,「ふり出づ」にかかる。「―ふり出でつつ泣く涙には/古今(恋二)」
(5)紅染めに灰汁(アク)を用いることから,「飽く」にかかる。「限りなく思ひそめてし―ひとを飽くにぞかへらざりける/拾遺(恋五)」
(6)紅色で何度もそめることから,何度も染める意の「やしほ」を含む「やしほの岡」にかかる。「―やしほの岡の紅葉ばを/新勅撰(秋下)」

くれないのうすよう

くれないのうすよう 【紅の薄様】
(1)紅色の薄い鳥の子紙。
(2)「紅匂(クレナイニオ)い」に同じ。

くれないのそうぞく

くれないのそうぞく 【紅の装束】
表袴(ウエノハカマ)の裏と大口を赤,衵(アコメ)と単(ヒトエ)を紅にした束帯装束。成年の者が用いる。

くれないのちり

くれないのちり 【紅の塵】
〔「紅塵」の訓読み〕
浮世の塵。世俗の中。「苔ふかき緑の洞ぞ―のほかなるすみかなりける/新撰六帖 1」

くれないのなみだ

くれないのなみだ 【紅の涙】
〔「紅涙」の訓読み〕
並々ならぬ悲しみや感動のために流す涙。血の涙。「朝に見て夕に遅なはる程だに―を落とすに/宇津保(俊蔭)」

くれないのは

くれないのは 【紅の葉】
〔「紅葉」の訓読み〕
もみじ。「幾しほのもみぢふりてか立田姫―を深く染むらむ/相模集」

くれないのはかま

くれないのはかま 【紅の袴】
盛装した女性の着る紅色の袴。緋(ヒ)の袴。

くれないのふで

くれないのふで 【紅の筆】
紅色の軸の筆。女性が用いた。転じて,恋文。「ふみそめて思ひ帰りし―のすさびをいかで見せけむ/金葉(恋上)」

くれないのふみ

くれないのふみ 【紅の文】
紅の筆で書いた文。恋文。「幾かへりそめて色濃き―見しあとも今はたえつつ/新撰六帖 5」

くれないもみじ

くれないもみじ 【紅紅葉】
女房装束の襲(カサネ)の色目の名。上衣から中へ紅・山吹・黄・青,濃い紅・薄い紅と順に重ねたもの。

くれなずむ

くれなず・む [4] 【暮れ泥む】 (動マ五[四])
日が暮れそうでなかなか暮れないでいる。「―・む春の空」

くれぬき

くれぬき [0] 【榑貫】
「榑板(クレイタ)」に同じ。

くれのあい

くれのあい 【呉の藍】
紅花(ベニバナ)の異名。[和名抄]

くれのあき

くれのあき [4] 【暮れの秋】
秋の終わり頃。晩秋。[季]秋。

くれのおも

くれのおも 【呉の母・懐香】
茴香(ウイキヨウ)の異名。[和名抄]

くれのこる

くれのこ・る [4] 【暮れ残る】 (動ラ五[四])
日が沈んだあとでも,なお明るさが残り,ぼんやりと見える。「白く―・る夕顔の花」

くれのはる

くれのはる [4] 【暮れの春】
春の終わり頃。暮春。[季]春。

くれはし

くれはし 【呉橋】
中国風の橋。屋根や欄干のある反り橋か。「須弥山の形及び―を南庭に構(ツ)けと令す/日本書紀(推古訓)」

くれはし

くれはし 【呉階】
屋根や欄干のついた階段。「―のもとに車ひきよせ立てたるに/枕草子 120」

くれはてる

くれは・てる [4] 【暮れ果てる】 (動タ下一)[文]タ下二 くれは・つ
(1)すっかり日が暮れる。
(2)年月や季節が終わってしまう。「いとおぼつかなくて秋―・てぬ/源氏(末摘花)」

くれはとり

くれはとり 【呉織】
■一■ (名)
〔「はとり」は「はたおり」の転〕
(1)上代,中国の呉(ゴ)から渡来したといわれる織工。
(2){(1)}の伝えた技術による織物。「―といふ綾を二むら包みて遣はしける/後撰(恋三詞)」
■二■ (枕詞)
呉の織女の織る綾(アヤ)の意から,同音の「あや」にかかる。「―あやに恋しくありしかば/後撰(恋三)」

くれまだき

くれまだき [3] 【暮未だき】
暮れるにはまだ少し時間のある頃。

くれまどう

くれまど・う 【暗れ惑ふ】 (動ハ四)
どうしたらよいか迷う。途方にくれる。「―心の闇も堪へがたき/源氏(桐壺)」

くれむつ

くれむつ [0] 【暮れ六つ】
江戸時代の時刻法で,日暮れ方の六つ時。季節によって変動するが,おおよそ今の六時ごろ。酉(トリ)の刻。また,その時刻に鳴らす鐘。
⇔明け六つ

くれやすい

くれやす・い [4] 【暮れ易い】 (形)[文]ク くれやす・し
日の暮れるのが早い。すぐ夕暮れになる。「冬の日は―・い」

くれゆく

くれゆ・く [3] 【暮れ行く】 (動カ五[四])
(日・年・季節などが)次第に暮れる。段々終わりに近づく。

くれる

くれる【呉れる】
give;→英和
present <me> with.

くれる

く・れる [0] 【呉れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 く・る
〔命令形は「くれ」が普通〕
(1)他者が話し手または話し手側の人に物を与えることを受け手の側から言う。「君が―・れた万年筆」「また連絡を―・れ」
(2)話し手または話題の人物が他者に物を与える。受け手をややいやしめた言い方。くれてやる。「五銭の白銅を出して,剰銭(ツリ)は―・れて来た/多情多恨(紅葉)」「北の部屋にこめて物な―・れそ/落窪 1」
(3)(補助動詞)
動詞の連用形に助詞「て(で)」が付いた形に付いて,その動作者が話し手または話題の人物のために何らかの動作をすることを表す。
 (ア)他者が話し手または話題の人物に,その利益となることをする意を表す。「おおい,助けて―・れ」「部長が僕らを食事に呼んで―・れた」「これを見て―・れ,大したもんだろう」「ちょっと来て―・れないか」「傘を貸して―・れませんか」
 (イ)他者が話し手または話題の人物の不利益となることをする意を表す。「とんでもないことをして―・れたもんだ」「恨んで―・れるなよ」
 (ウ)話し手が他人に対して,その者の不利益となることをする意を表す。…てやる。「にっくき親のかたき,どうして―・れようか」

くれる

く・れる [0] 【暮れる・昏れる・眩れる・暗れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 く・る
(1)太陽が沈んであたりが暗くなる。夕方になる。《暮・昏》
⇔明ける
「日が―・れてあたりが暗くなる」
(2)年・月・日・季節が終わりになる。《暮》「今年もあと三日で―・れる」「残れる菊見給はむ,―・れぬべき秋を惜しみ給はむとて/大堰河行幸和歌序」
(3)(「…に(で)くれる」の形で)一つのことをして,または一定の状態で長い時が過ぎる。あけくれする。《暮》「きょうも一日練習で―・れた」
(4)悲しみ・驚きなどのために理性的な判断ができない状態になる。「涙に―・れる」「悲嘆に―・れる」「途方に―・れる」「思案に―・れる」
(5)(「目がくれる」などの形で)
 (ア)欲望に負けて,判断力を失う。「金に目が―・れて根も無い事まで言立る/鉄仮面(涙香)」
 (イ)目の前がまっくらになる。「目も―・れて立竦むでゐたが/多情多恨(紅葉)」
 (ウ)涙などで目がくもって見えなくなる。「雲の上も涙に―・るる秋の月/源氏(桐壺)」
〔「くらす」に対する自動詞〕

くれる

くれる【暮れる】
grow[get]dark (暗くなる);(come to an) end (日や年が).→英和
涙に〜 weep bitterly.思案に〜 be lost in thought.途方に〜 be at a loss <what to do> .→英和

くれわり

くれわり [2] 【塊割(り)】
田畑などの土のかたまりを打ち砕くこと。また,その農具。くれたたき。

くろ

くろ [1] 【黒】
(1)色の名。光を最も多く吸収し,視覚に刺激を与えることの少ない,暗い色。墨・木炭のような色。「―のスーツ」
(2)黒い碁石。また,それを持って打つ方。先手。
⇔白
「中盤戦では―が優勢」
(3)犯罪の容疑があること。
⇔白
「警察はその男を―とみている」

くろ

くろ [2] 【畔・壠】
(1)田と田の間の土の仕切り。あぜ。
(2)平地のうちの少し小高い場所。[名義抄]

くろ

くろ【黒】
black.→英和
〜い black;dark (浅黒い);→英和
sunburnt (日焼けして);→英和
sooty (すすけた).→英和
〜くなる(する) become black (blacken).色(腹)が〜い dark-complexioned (black-hearted).

くろあえ

くろあえ [0][2][3] 【黒和え・黒韲】
(1)黒ごまであえること。また,その料理。
→白和(シラア)え
(2)イカをその墨であえたもの。くろづくり。

くろあげは

くろあげは [3] 【黒揚羽・黒鳳蝶】
アゲハチョウ科のチョウ。開張約11センチメートル。全身黒色で後ろばねは下面外縁に橙赤色の三日月紋が並び尾状突起がある。幼虫はサンショウ・カラタチなどの葉を食べ,蛹(サナギ)で越冬する。本州以南の各地と東アジアに分布。

くろあざ

くろあざ [0] 【黒痣】
淡褐色ないし黒褐色を呈するあざ。多くは生まれたときすでにあるか,生後間もなくできるものもある。色素性母斑(ボハン)。
→母斑

くろあぶら

くろあぶら [3] 【黒油】
白髪(シラガ)染めに用いた黒色の鬢付(ビンツ)け油。「―でもなすつて,もう一ぺんおしやらくをする気だ/滑稽本・浮世風呂 2」

くろあり

くろあり [0][2] 【黒蟻】
黒ないし黒褐色のアリの俗称。普通に見られるクロオオアリ・トビイロケアリなど。

くろい

くろ・い [2] 【黒い】 (形)[文]ク くろ・し
(1)黒の色である。墨のような色だ。
⇔白い
「―・い喪服」「―・く塗る」
(2)黒みがかっている。黒っぽい。
⇔白い
「日に焼けて色が―・くなる」
(3)犯罪などの容疑が濃い。不正が感じられる。「腹の―・い人」「―・いうわさ」
(4)よこしまである。「―・しあかしの悟りなきが/宇津保(祭の使)」
(5)その道に精通している。玄人(クロウト)である。「素人のくせに―・くしこなし/滑稽本・素人狂言紋切形」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)
[慣用] 頭の―鼠(ネズミ)・目の―内

くろい

くろい【黒い】
⇒黒(い).

くろいあめ

くろいあめ 【黒い雨】
小説。井伏鱒二作。1966年(昭和41)刊。姪の結婚を案じる主人公を通して,放射能を含む「黒い雨」で被爆した姪の発病など,原爆による悲劇を描く。

くろいし

くろいし [0] 【黒石】
(1)黒い石。
(2)黒の碁石。くろ。

くろいし

くろいし 【黒石】
青森県,津軽平野の南東にある市。黒石藩の旧城下町。リンゴ・米を産する。

くろいそ

くろいそ 【黒磯】
栃木県北部,那須野原(ナスノハラ)台地にある市。那須温泉郷への入り口。

くろいた

くろいた 【黒板】
姓氏の一。

くろいたかつみ

くろいたかつみ 【黒板勝美】
(1874-1946) 歴史学者。長崎県生まれ。号は虚心。東大教授。日本古文書学の確立者。「国史大系」の校訂に従事。また,日本初のエスペラント辞書を編纂。著「国史の研究」「虚心文集」など。

くろいと

くろいと [0] 【黒糸】
(1)黒色の糸。
(2)「黒糸縅」の略。

くろいとおどし

くろいとおどし [5] 【黒糸縅】
鎧(ヨロイ)の縅の一。黒糸で縅したもの。

くろいわ

くろいわ クロイハ 【黒岩】
姓氏の一。

くろいわるいこう

くろいわるいこう クロイハルイカウ 【黒岩涙香】
(1862-1920) 小説家・翻訳家・新聞記者。土佐の人。名は周六。「万朝報(ヨロズチヨウホウ)」を創刊,主宰。翻訳に「巌窟王」「噫(アア)無情」など,評論に「天人論」「人尊主義」などがある。

くろう

くろう 【劬労】
苦労して働くこと。[色葉字類抄]

くろう

くろう 【苦労】 (名)スル
物事がうまくいくように,精神的・肉体的に励むこと。逆境にあって,つらいめにあいながら努力すること。また,あれこれ心を用いること。労苦。「親に―をかける」「―しただけあって人情の機微に通じている」「大島田に,埃(ホコリ)がかかるを―にして/当世書生気質(逍遥)」
→御苦労

くろう

くろう 【鼓楼】
〔「く」は呉音〕
「ころう(鼓楼)」に同じ。

くろう

くろう【苦労】
troubles;hardships (辛苦);toil;→英和
labor;→英和
pains (ほねおり);care(-s);→英和
anxiety;→英和
worry (心配).→英和
〜の多い(ない) full of cares (free from care).〜する suffer;→英和
go through difficulties;work hard (ほねおる);be anxious[worry] <about> (心配する).〜性である be a worrywart.→英和
‖苦労人 a man of the world.

くろうしのした

くろうしのした [7] 【黒牛の舌】
カレイ目の海魚。全長35センチメートル内外。シタビラメの仲間で,体は扁平で長卵円形。成魚は両眼とも体の左側にある。体色は黄褐色で黒褐色の点が散在する。ムニエルなどにして美味。北海道南部以南の沿岸砂底に分布。
→シタビラメ

くろうしょう

くろうしょう [0][2] 【苦労性】 (名・形動)[文]ナリ
少しのことでも気に病んで,あれこれ心配する性質。また,そういう人。心配性。

くろうたどり

くろうたどり [4] 【黒歌鳥】
スズメ目ツグミ科の鳥。日本のクロツグミと同属。全長約25センチメートル。雄は全身黒色でくちばしと目の周囲だけが黄色い。雌は暗褐色。雄は美声でさえずる。ヨーロッパ・アフリカ北部・アジア南部に分布。ブラック-バード。

くろうと

くろうと [1][2] 【玄人】
〔「くろと」とも〕
(1)一つの物事に熟達した人。専門家。本職。「―も顔負けするほどの腕」「―芸」
(2)芸者や娼妓など,水商売の女。「―じみた女」
⇔素人(シロウト)

くろうと

くろうと【玄人】
an expert <in[at]mah-jong> ;→英和
a professional (専門家);→英和
<話> a pro;→英和
a specialist;→英和
a woman of gay quarters (商売女).

くろうとすじ

くろうとすじ [4][5] 【玄人筋】
ある分野の専門家である人々。玄人と呼ばれる人々。「―に好まれる芸風」

くろうとそうば

くろうとそうば [5] 【玄人相場】
機関投資家や相場の経験をもつ玄人でなければ手出しできないようなむずかしい相場。
→大衆相場

くろうとはだし

くろうとはだし [1][5] 【玄人跣】
〔玄人がはだしで逃げる意〕
素人(シロウト)なのに,本職が恥ずかしくなるほど,技芸や学問などにすぐれていること。

くろうど

くろうど クラウド [2] 【蔵人】
〔「くらひと」の転〕
(1)蔵人所の役人で,機密の文書・訴訟をつかさどった令外(リヨウゲ)の官。のちには,天皇の衣食・起居のことから伝宣・進奏・諸儀式,その他宮中のいっさいのことを扱った。院・摂家にも置かれた。くらんど。くらうど。
(2)宮中の雑事に奉仕する女官。女蔵人(ニヨクロウド)。

くろうどどころ

くろうどどころ クラウド― [5] 【蔵人所】
810年,嵯峨天皇によって設置された令外の官司の蔵人が事務を執る役所。職員として別当・頭・五位蔵人・六位蔵人・出納・雑色などが置かれた。

くろうどどころのべっとう

くろうどどころのべっとう クラウド―ベツタウ 【蔵人所別当】
蔵人所の長官。左・右大臣または大納言が任ぜられた。殿上の別当。

くろうどのごい

くろうどのごい クラウド―ゴヰ 【蔵人の五位】
六位の蔵人のうち任期が満ちて五位に叙せられ,欠員がなくて殿上を下りたもの。

くろうどのとう

くろうどのとう クラウド― 【蔵人頭】
蔵人所の別当に次ぐ職。定員は二名で,一人は弁官から,一人は近衛中将から任じ,それぞれ頭弁・頭中将といい,殿上の大小の事務をつかさどった。

くろうどのべん

くろうどのべん クラウド― 【蔵人弁】
蔵人で太政官の弁官を兼ねた者。

くろうどまち

くろうどまち クラウド― 【蔵人町】
蔵人の詰所。校書(キヨウシヨ)殿の西,後涼殿の南にあった。

くろうにん

くろうにん [0] 【苦労人】
いろいろの苦労を経験し,世間の事情に通じた人。

くろうめもどき

くろうめもどき [5] 【黒梅擬】
クロウメモドキ科の落葉低木。山野に自生。枝にとげがあり,葉は卵形または楕円形。夏,葉腋に黄緑色の小花を束生し,黒熟する球形の果実を結ぶ。漢方で果実を緩下剤にする。鼠李。

くろうめもどきか

くろうめもどきか [0] 【黒梅擬科】
双子葉植物離弁花類の一科。世界に約四〇属五〇〇種がある。高木ないし低木で,とげのあるものが多い。果実は核果または翼果。クロウメモドキ・ナツメ・ケンポナシ・クマヤナギなど。

くろうるし

くろうるし [3] 【黒漆】
黒色の漆。漆が鉄分によって黒変する性質を利用し,透漆(スキウルシ)の中に,古くはおはぐろ(鉄漿)などを,現代では鉄または鉄の化合物を混入してつくる。

くろうんも

くろうんも [3] 【黒雲母】
雲母の一。鱗状または六角板状の結晶。黒緑色ないし黒褐色のガラス状光沢がある。火成岩・変成岩の造岩鉱物として広くみられる。

くろえ

くろえ 【黒江】
和歌山県海南市の地名。黒江塗を産する漆器工業の町。

くろえぬり

くろえぬり [0] 【黒江塗】
黒江で産する漆器。江戸初期に渋地椀を製したのに始まり,現在は家具・蒔絵(マキエ)などを幅広く製作。

くろおおあり

くろおおあり [3] 【黒大蟻】
アリの一種。働き蟻の体長は7〜13ミリメートル。普通にみられる黒色大形のアリで,腹部には褐色の毛が生える。五月ごろ羽蟻(ハアリ)が出現。日本各地と朝鮮・中国に分布。

くろおび

くろおび [0] 【黒帯】
柔道や空手などで,有段者が締める黒い帯。また,有段者のこと。

くろかげ

くろかげ [0] 【黒鹿毛】
馬の毛色の名。全体に黒味がかった赤褐色。眼の周辺,下腹,内股などは褐色。たてがみと尾は黒色。

くろかしわ

くろかしわ [3] 【黒柏・黒柏鶏】
ニワトリの一品種。長鳴性で,一〇秒にも達するものがいる。羽色は黒。トウマルに似ている。天然記念物。

くろかじき

くろかじき [3] 【黒梶木】
スズキ目の海魚。全長4,5メートル程度。後頭部は著しく張り出す。体の断面は楕円形。網目状の側線をもつ。肉はやや脂質に富む。食用で美味。南日本・太平洋・インド洋の温・熱帯域に分布。クロカワ。

くろかど

くろかど 【緇門】
〔「緇門(シモン)」の訓読み。「緇」は黒の意。黒衣を着る家の意から〕
仏門。

くろかび

くろかび [0] 【黒黴】
コウジカビの一種。黒色の胞子をつける。アミラーゼなどの酵素を出し糖分を分解してクエン酸を作るので,有用菌として利用される。

くろかみ

くろかみ [0][2] 【黒髪】
黒くて光沢のある美しい頭髪。「緑の―」

くろかみ

くろかみ 【黒髪】
長唄の一。歌舞伎「大商蛭小島(オオアキナイヒルガコジマ)」で,伊東祐親(スケチカ)の娘辰姫が頼朝への恋を政子に譲り,髪を梳(ス)きながら嫉妬(シツト)に身を焦がす場面に用いためりやす。地歌にも類曲がある。

くろかみの

くろかみの 【黒髪の】 (枕詞)
黒髪の形状から,「乱る」「長し」などにかかる。「長からむ心も知らず―乱れてけさは物をこそ思へ/千載(恋三)」

くろかみやま

くろかみやま 【黒髪山】
栃木県日光市にある男体山の別名とも,奈良市奈良丘陵に続く山地ともいう。((歌枕))「ぬばたまの―を朝越えて山下露(ヤマシタツユ)に濡れにけるかも/万葉 1241」

くろかわ

くろかわ クロカハ 【黒川】
姓氏の一。

くろかわ

くろかわ [0] 【黒革】
(1)黒色に染めた革。
(2)濃い紺色の革。藍革(アイガワ)。鎧(ヨロイ)の縅(オドシ)などに使う。

くろかわおどし

くろかわおどし [5] 【黒革縅】
鎧(ヨロイ)の縅の一。細く切った黒革{(2)}で縅したもの。

くろかわおんせん

くろかわおんせん クロカハヲンセン 【黒川温泉】
熊本県北東部,九重山西麓,田ノ原川沿いにある硫黄泉。別称の疵湯(キズユ)は切傷に特効があることによる。

くろかわとしお

くろかわとしお クロカハトシヲ 【黒川利雄】
(1897-1988) 医学者。北海道生まれ。東北大医学部長・学長。胃癌の集団検診を創始。のち癌研付属病院長。

くろかわのう

くろかわのう クロカハ― 【黒川能】
山形県櫛引町黒川に伝承されている能。同所春日神社の王祇(オウギ)祭などで演じられる。大地踏・式三番,狂言をはさむ能数番が演じられ,古態をとどめる。

くろかわはるむら

くろかわはるむら クロカハ― 【黒川春村】
(1799-1866) 江戸後期の国学者・狂歌師。通称,次郎左衛門。号は薄斎など。狂号浅草庵守舎。江戸の人。狂歌から転じて,狩谷棭斎(エキサイ)を通じて考証学を学ぶ。古美術についても通じた。著「音韻考証」など。
→考古画譜

くろかわまより

くろかわまより クロカハ― 【黒川真頼】
(1829-1906) 国学者。本姓,金子。桐生の人。黒川春村に師事,家学を継ぐ。東大教授。「古事類苑」の編纂(ヘンサン)にも従事。著「日本古典大意」など。

くろがき

くろがき [2] 【黒柿】
カキノキ科の高木。マメガキに近縁で,心材は黒色または黒色の縞があって美しい。家具・調度品などを作る。リュウキュウマメガキ。くろがい。

くろがし

くろがし [2] 【黒橿】
樹皮が黒みを帯びているイチイガシ・アラカシ・ツクバネガシなどの総称。

くろがしら

くろがしら [3] 【黒頭】
能で,長く垂れた黒毛の頭(カシラ)。「田村」の前ジテ,「弱法師(ヨロボシ)」「邯鄲(カンタン)」などに用いる。歌舞伎でも鬘(カツラ)として使う。

くろがね

くろがね [0] 【鉄】
〔黒い金属の意〕
(1)鉄の古称。現在も文語的に用いる。「―づくりの門」
(2)きわめて堅固なもののたとえ。

くろがねのしろ

くろがねのしろ 【鉄の城】
きわめて堅固な城をたとえていう語。

くろがねのたて

くろがねのたて 【鉄の楯】
(1)鉄製の楯。
(2)身を守るのにたよりになる堅固なもの。「是さへござれば―でござる/狂言・空腕(虎寛本)」

くろがねもち

くろがねもち [4] 【黒鉄黐】
モチノキ科の常緑高木。暖地の山中に生える。雌雄異株。葉は濃緑色で広楕円形。五月頃,葉腋から出た短い花柄上に淡紫色の小花を散状につけ,花後,赤熟する石果を結ぶ。

くろがまえ

くろがまえ [3] 【黒構え】
古い築城法の一。土塁を高く構え,外から中が見えないようにしたもの。
⇔透き構え

くろがも

くろがも [0] 【黒鴨】
(1)カモ目カモ科の海鳥。全長50センチメートル内外。雄は全身黒色で,くちばしの根もとに橙黄色のこぶがある。雌は黒褐色。北極圏で繁殖し,日本には冬鳥として渡来するが,北海道東部では少数が繁殖。
(2)〔江戸時代,多く黒や紺無地の衣服を身につけていたことから〕
職人や供男の称。

くろがもじたて

くろがもじたて [5] 【黒鴨仕立て】
法被(ハツピ)・腹掛け・股引き・脚半(キヤハン)などを黒か紺の無地で統一した服装。下男や人力車夫が用いた。黒鴨いでたち。

くろがる

くろが・る 【黒がる・玄がる】 (動ラ四)
玄人(クロウト)のふりをする。粋人ぶる。「―・るはすいにあらず/洒落本・間似合早粋」

くろき

くろき [0] 【黒木】
(1)製材していない皮つきのままの丸木。
⇔赤木
「―もち造れる室は/万葉 1637」
(2)生木を蒸し焼きにして黒くいぶした薪。近世京都洛北の八瀬・大原などから市中へ売りに出た。
(3)黒檀(コクタン)の異名。

くろき

くろき 【黒酒】
黒い色の酒。新嘗祭(シンジヨウサイ)・大嘗祭には白酒(シロキ)とともに神に供えた。上代の製法は不明。平安朝には白酒にクサギの灰を加えたものを,室町時代には白酒(甘酒)に黒ゴマの粉を入れたものを称した。くろみき。

くろき

くろき 【黒木】
姓氏の一。

くろきうり

くろきうり 【黒木売り】
黒木{(2)}を頭にのせて京都市中を売り歩いた,洛北の八瀬・大原の女。

くろきかんぞう

くろきかんぞう 【黒木勘蔵】
(1882-1930) 浄瑠璃研究家。長野県生まれ。共編「近世邦楽年表」,著「近世演劇考説」「浄瑠璃史」など。

くろきためもと

くろきためもと 【黒木為楨】
(1844-1923) 陸軍軍人。大将。鹿児島生まれ。戊辰戦争・西南戦争・日清戦争に従軍。日露戦争では第一軍司令官。のち枢密顧問官。

くろきづくり

くろきづくり [4] 【黒木造り】
皮つきの材木でつくった建物。

くろきとりい

くろきとりい [4] 【黒木鳥居】
皮つきの丸木でつくった鳥居。鳥居の最も古い形。

くろきぬ

くろきぬ 【黒衣】
(1)黒色の衣服。くろききぬ。「奴は―をきしむ/日本書紀(持統訓)」
(2)喪中に着る衣服。喪服。ふじごろも。くろききぬ。

くろきのごしょ

くろきのごしょ 【黒木の御所】
皮つきの丸木でつくった粗末な御殿。天皇の仮の御所。「―を作りて皇居とす/太平記 4」

くろきのや

くろきのや 【黒木の屋】
皮のついたままの丸木でつくった家屋。「山中に―を造て/十訓 1」

くろぎ

くろぎ 【黒木】
福岡県南部,八女(ヤメ)郡の町。中世には黒木氏の城下町。農業・製材業が盛ん。

くろくぐわ

くろくぐわ [3] 【久六鍬】
⇒きゅうろくぐわ(久六鍬)

くろくぜに

くろくぜに 【九六銭】
江戸時代に銭九十六文を「さし」に通してまとめ,百文として通用させたこと。くろく。くろくひゃく。省銭(シヨウセン)。
→丁銭(チヨウセン)

くろくま

くろくま [0] 【黒熊】
黒毛の熊。ツキノワグマのこと。また,その毛皮。

くろくも

くろくも [0] 【黒雲】
黒い雲。雨雲。暗雲。こくうん。

くろくわ

くろくわ [0] 【黒鍬】
(1)戦国時代,築城や道路づくりなどに従った人夫。
(2)江戸時代,江戸城内の警備や掃除,荷物の運搬などに従った者。黒鍬者。
(3)「久六鍬(キユウロクグワ)」に同じ。

くろぐ

くろぐ [0][2] 【黒具】
「黒子(クロゴ){(1)}」に同じ。

くろぐそく

くろぐそく [3] 【黒具足】
甲冑(カツチユウ)の総体を黒漆で塗り,黒または濃紺の糸・革で縅(オド)した,黒ずくめの具足。

くろぐろ

くろぐろ [3] 【黒黒】 (副)スル
いかにも黒く際立っているさま。まっくろなさま。「―(と)した山々のシルエット」「墨―と書きつける」

くろぐわい

くろぐわい [3] 【黒慈姑】
カヤツリグサ科の水生多年草。茎は太く直立して叢生し,高さ約60センチメートル。地下茎の先に生ずるクワイに似た塊茎は食べられる。

くろけむり

くろけむり [3] 【黒煙】
黒い煙。こくえん。

くろげ

くろげ [0] 【黒毛】
(1)黒い毛。
(2)毛色の黒い馬。

くろげわしゅ

くろげわしゅ [4] 【黒毛和種】
日本の在来種に外国種を交配させてつくりだされた小型の黒毛の和牛。もとは農耕用と肉用の兼用種だったが,第二次大戦後は良質の肉用として改良されてきた。

くろげん

くろげん [0] 【黒玄】
「くろ」と訓で読む「玄」を,同音の「源」「元」などと区別していう語。

くろこ

くろこ【黒子】
a prompter (芝居の).→英和

くろこう

くろこう [0] 【黒鉱】
閃亜鉛鉱・方鉛鉱・黄鉄鉱・黄銅鉱・重晶石・石英などから成る緻密(チミツ)な混合鉱石。銅・鉛・亜鉛・金・銀の原料鉱石。日本海側の第三紀の緑色凝灰(ギヨウカイ)岩の分布地域に産する。秋田県北部の小坂・花岡などの鉱山が代表的。黒物(クロモノ)。

くろこげ

くろこげ [0] 【黒焦げ】
焼けて黒く焦げること。

くろこげ

くろこげ【黒焦げになる】
be charred;be burnt black.

くろこしょう

くろこしょう [3] 【黒胡椒】
熟しかけたコショウの実を皮の付いたまま乾燥したもの。色が黒く芳香があり,辛味が強い。ブラック-ペッパー。

くろこま

くろこま 【黒駒】
山梨県御坂(ミサカ)町にある地名。上代,黒い名馬を産したという。

くろこまのかつぞう

くろこまのかつぞう 【黒駒勝蔵】
(1832-1871) 江戸末期の侠客。甲州黒駒の人。博徒として勢力を伸ばし清水次郎長としばしば抗争。

くろご

くろご [0] 【黒子・黒衣】
〔「くろこ」とも〕
(1)操り芝居の人形遣いや歌舞伎の後見(コウケン)が着る黒い衣服と頭布(ズキン)。また,それを着る人。くろんぼ。黒具。
(2)(比喩的に)自分は表に出ないで,裏で人をあやつる人。

くろごうし

くろごうし [3] 【黒格子】
(1)黒く塗ってある格子。
(2)〔格子が黒く塗ってあったところから〕
江戸時代,大坂天王寺の神子(ミコ)町にあった,口寄(クチヨセ)・市子(イチコ)の家。

くろごく

くろごく 【黒極】
「黒極上上吉」の略。

くろごくじょうじょうきち

くろごくじょうじょうきち 【黒極上上吉】
(1)江戸時代,役者評判記などの位付けの最高位。「極上上吉」の四文字を黒字で書く。黒極(クロゴク)。
(2)最上品。最高の物。

くろごけ

くろごけ [0] 【黒苔】
蘚類クロゴケ科のコケ植物。黒褐色を呈し,高さは1〜2センチメートル。高山のケイ酸質の岩石上に着生する。珍種。

くろごけぐも

くろごけぐも [3] 【黒後家蜘蛛】
ゴケグモの一種。最も毒性の強い毒グモとして知られる。全身黒色で,球状の腹部の後端と背面に赤斑がある。屋内性で,廃屋や地下室など涼しくて暗い所に不規則な巣を張る。毒は神経毒で筋肉の痙攣(ケイレン)・麻痺を起こし,ときには死亡する。カナダ南部から中央アメリカに分布。

くろごま

くろごま [0] 【黒胡麻】
ゴマの品種の一。種子の黒いもの。

くろごめ

くろごめ [0][2] 【黒米・玄米】
精白してない米。げんまい。

くろさい

くろさい [0] 【黒犀】
サイの一種。体長2.4メートルほどで体重は1トンを超える。鼻の上に二本の角がある。体は灰色。草食性。アフリカのサハラ以南のサバンナに生息する。生息数が減り,保護が必要。国際保護動物。

くろさき

くろさき 【黒崎】
(1)岩手県北東部,陸中海岸国立公園にある景勝地。絶壁状の海岸段丘が発達。
(2)福岡県北九州市八幡西区にある地名。北九州工業地帯の主要部。

くろさき

くろさき 【黒埼】
新潟県中西部,西蒲原(ニシカンバラ)郡の町。信濃川と中ノ口川が合流する輪中地帯で,有数の米作地。近年住宅地化が進む。

くろさぎ

くろさぎ [0] 【黒鷺】
コウノトリ目サギ科の鳥。全長65センチメートルほどで黒い。白いものや中間型もある。海岸の岩陰に巣をかける。東南アジアから太平洋諸島に分布し,日本では本州中部以南の海岸の岩礁に見られる。

くろさわ

くろさわ クロサハ 【黒沢】
姓氏の一。

くろさわおきなまろ

くろさわおきなまろ クロサハ― 【黒沢翁満】
(1795-1859) 江戸後期の歌人。通称,八左衛門。号は葎居(ムグライ)。伊勢桑名藩士。賀茂真淵に私淑。著「古今集大全」「言霊のしるべ」,家集「葎居集」など。

くろさわきんこ

くろさわきんこ クロサハ― 【黒沢琴古】
(初世)(1710-1771) 尺八,琴古流の創始者。筑前の人。以後,代々同名を名乗る。

くろさわじり

くろさわじり クロサハジリ 【黒沢尻】
岩手県北上市の中心地。平安時代に黒沢尻柵が置かれ前九年の役の戦場であった。

くろさんご

くろさんご [3] 【黒珊瑚】
ウミカラマツの骨格およびその加工品珊瑚の称。

くろざとう

くろざとう【黒砂糖】
raw sugar.

くろざとう

くろざとう [3] 【黒砂糖】
含蜜糖(ガンミツトウ)の一。精製してない黒茶色の砂糖。甘蔗汁を煮つめて固めたもので,鉄分・カルシウムなどを含む。黒糖。

くろし

くろ・し 【黒し】 (形ク)
⇒くろい

くろしお

くろしお【黒潮】
the Black[Japan]Current.

くろしお

くろしお [0] 【黒潮】
日本近海にある最大の海流。北赤道海流の延長にある暖流。八重山諸島付近で対馬海流を分かち,本流は日本列島の太平洋岸を洗って北東に進み,房総沖から東に出る。濃い藍(アイ)色に見える。日本海流。黒瀬川。真潮(マシオ)。本潮(ホンジオ)。桔梗水(キキヨウミズ)。
→親潮

くろしぶ

くろしぶ [0] 【黒渋】
黒色の渋。防腐剤として板塀などに塗った。

くろしぼり

くろしぼり [3] 【黒絞り】
黒胡麻(ゴマ)の種から絞った油。黒絞りの油。
⇔白絞(シラシボ)り

くろしま

くろしま 【黒島】
姓氏の一。

くろしまでんじ

くろしまでんじ 【黒島伝治】
(1898-1943) 小説家。香川県小豆島生まれ。「文芸戦線」に参加,プロレタリア作家として反戦・農民小説を書いた。著「豚群」「橇」「渦巻ける烏の群」など。

くろしょいん

くろしょいん [3] 【黒書院】
〔「くろじょいん」とも〕
柱や長押(ナゲシ)などの木部に面皮材を用い,また色付けなどを施して仕上げた内向きの書院。江戸城では,高位のものが詰めた。
→白書院

くろしょうじょう

くろしょうじょう [3] 【黒猩猩】
チンパンジーの異名。

くろしょうぞく

くろしょうぞく [3] 【黒装束】
黒一色の服装であること。黒ずくめの服装。黒じたく。
→白装束

くろしろ

くろしろ [1] 【黒白】
(1)黒と白。
(2)事の是非。正邪こくびゃく。「―をはっきりさせる」「―をつける」

くろじ

くろじ [0] 【黒字】
(1)黒い色で書いた字。
(2)〔簿記で収入超過の場合は黒インクで記入することから〕
収入が支出よりも多いこと。利益が出ること。また,利益。
⇔赤字

くろじ

くろじ【黒字である(になる)】
be in (go into) the black.→英和

くろじ

くろじ [0] 【黒地】
布や紙の,地色が黒いこと。また,そのもの。

くろじ

くろじ [0] 【黒鵐】
スズメ目ホオジロ科の小鳥。全長約17センチメートル。雄は全体が灰黒色,雌は黄褐色。暗い林にすむ。カムチャツカから日本にかけて分布。日本では北海道から本州で繁殖。

くろじしゅたい

くろじしゅたい [4] 【黒字主体】
投資より貯蓄のほうを多く行い,資金の究極的貸し手となる経済主体。家計がその代表例。
→赤字主体

くろじとうさん

くろじとうさん [4] 【黒字倒産】
帳簿上は黒字が出ていながら資金の回収が遅れて運転資金のやり繰りができず,倒産すること。金融引き締めや取引先の倒産などによって起きる。

くろじゅす

くろじゅす [0] 【黒繻子】
黒色の繻子。

くろすぐり

くろすぐり [3] 【黒酸塊】
⇒カシス(1)

くろすずめばち

くろすずめばち [5] 【黒雀蜂】
スズメバチ科のハチ。体長約15ミリメートル。全身黒色で白斑がある。地中の空洞に巣を作り,部屋数は二万に達する。幼虫を食べる地方がある。九州以北の各地,朝鮮半島・中国に分布。ジバチ。スガレ。

くろず

くろず [0] 【黒酢】
昆布または椎茸の黒焼きをすりつぶして酢を加えたもの。刺身・膾(ナマス)などにかけて用いる。

くろずいしょう

くろずいしょう [3] 【黒水晶】
黒色をした水晶。放射性物質の影響によるものという。

くろずな

くろずな [0] 【黒砂】
(1)黒い砂。磁鉄鉱・チタン鉄鉱・金紅石・輝石・角閃石などを多く含む黒色の砂。また,それらの集積。岩手・青森県の太平洋岸などに見られる。
(2)〔普通「くろすな」〕
海岸砂丘の中に挟まれている黒色の砂層。埋没した古土壌の一つで,かつて砂丘が固定され,その表面を植生が覆っていたことを示す。

くろずみ

くろずみ [0] 【黒炭】
クヌギ・ナラノキなどを土窯(ドガマ)で焼き,窯の中で自然に消火させた軟らかい木炭。どがまずみ。やわらかずみ。くろめ。
⇔白炭

くろずみ

くろずみ 【黒住】
姓氏の一。

くろずみきょう

くろずみきょう 【黒住教】
神道十三派の一。江戸末期備前の黒住宗忠が始めた。我を離れて天照大神(アマテラスオオミカミ)と合一し,不生不滅の境地に達することを教えの根本とする。1876年(明治9)に一派として独立。

くろずみむねただ

くろずみむねただ 【黒住宗忠】
(1780-1850) 江戸末期の神道家。黒住教の開祖。備前国御野郡今村(現在岡山市内),今村宮の神官。

くろずむ

くろず・む [3] 【黒ずむ】 (動マ五[四])
黒っぽくなる。黒い色を帯びる。「すすで天井が―・む」「―・んだ顔」

くろずんだ

くろずんだ【黒ずんだ】
blackish;dark(-skinned) (皮膚).→英和

くろせ

くろせ 【黒瀬】
広島県南部,賀茂郡の町。中央を黒瀬川が流れ,農業が主。近年,住宅地化。

くろそい

くろそい [0]
カサゴ目の海魚。全長40センチメートルに達する。体形は長楕円形で側扁する。体色は暗灰褐色で腹面は淡く,背面に不規則な暗色斑がある。卵胎生。食用として美味。釣りの対象魚。北海道南岸から日本各地の沿岸の岩礁域に分布。ソイ。

くろそこひ

くろそこひ [3] 【黒底翳】
外見上の異状を伴わずに視力を全く喪失する病気。先天性・遺伝性のものや毒素・視神経炎・ヒステリー・外傷などによるものがある。黒内障(コクナイシヨウ)。黒障眼。

くろた

くろた [0] 【黒田】
稲の植え付け前の田。

くろたねそう

くろたねそう [0] 【黒種子草】
キンポウゲ科の一年草。ヨーロッパ南部原産。観賞用に栽培する。高さ40センチメートル内外。葉は細裂する。初夏,枝先に白または空色の花をつける。果実は蒴果(サクカ)で,黒色の種子がある。ニゲラ。

くろたばいばい

くろたばいばい [4] 【黒田売買】
植え付け前にその年の収穫を予想して米の売買をすること。
→白田売買
→青田売買

くろたれ

くろたれ [0] 【黒垂】
能で,扮装に用いる添え髪のうち黒いもの。天冠や梨打烏帽子などをかぶるとき,左右の鬢(ビン)から肩の前へ垂らす。「高砂」「田村」などに用いる。

くろだ

くろだ 【畔田】
姓氏の一。

くろだ

くろだ 【黒田】
姓氏の一。

くろだい

くろだい [0] 【黒鯛】
スズキ目の海魚。全長40センチメートル内外。タイの一種で,体形はマダイに似るが,吻はやや突き出す。全体が暗灰色で,腹面は銀白色。釣りの対象魚で,夏に美味。本州以南から中国の沿岸にかけて分布。チヌ。チンチン(幼魚)。カイズ(若魚)。[季]夏。

くろだい

くろだい【黒鯛】
a gilthead.

くろだきよたか

くろだきよたか 【黒田清隆】
(1840-1900) 政治家。初名,了介。薩摩藩出身。五稜郭(ゴリヨウカク)の戦いで功をたてる。開拓長官となり北海道開拓に尽力。1888年首相,翌年条約改正交渉失敗で辞職。のち枢密院議長などを歴任。

くろだじょすい

くろだじょすい 【黒田如水】
⇒黒田孝高(ヨシタカ)

くろだすいざん

くろだすいざん 【畔田翠山】
(1792-1859) 江戸末期の本草学者。紀伊の人。名は伴存。通称十兵衛。水陸の動植物を探究・図録した。著「野山草木通志」「水族志」「古名録」など。

くろだせいき

くろだせいき 【黒田清輝】
(1866-1924) 洋画家。鹿児島県生まれ。フランスでラファエル=コランに師事し外光派を学ぶ。帰国後,白馬会を創立し美術運動を展開。東京美術学校初代教授として西洋画を指導。また文展および帝国美術院の創立に尽力。代表作「読書」「朝妝」など。

くろだそうどう

くろだそうどう 【黒田騒動】
江戸前期,筑前福岡藩のお家騒動。家老栗山大膳は藩主黒田忠之の失政による改易を恐れて1632年幕府に忠之謀反を出訴。取り調べの結果謀反は否認され,改易はまぬがれた。失政の張本人である側近の倉八十太夫は追放され,大膳は南部藩お預けとなった。歌舞伎・講談などに脚色。

くろだちか

くろだちか 【黒田チカ】
(1884-1968) 化学者。佐賀県生まれ。東京女子高等師範学校・お茶の水女子大学教授。帝国大学最初の女子学生として東北帝国大学を卒業。有機化学を専攻し,紫根を初め天然色素を研究。1929年(昭和4)東北帝国大学から理学博士を授与される。

くろだな

くろだな [0] 【黒棚】
黒漆で塗った三重の棚。女子が,香具・元結箱・櫛箱・爪切り箱など,手まわりの道具を載せた。室町以後は婚礼の持ち物となった。黒御棚(クロミダナ)。
黒棚[図]

くろだながまさ

くろだながまさ 【黒田長政】
(1568-1623) 安土桃山・江戸初期の武将。孝高(ヨシタカ)の子。豊臣秀吉に仕えて,九州出兵,文禄・慶長の役に従軍。関ヶ原の戦いでは徳川方に属して功をたて筑前五二万石を領有。

くろだに

くろだに 【黒谷】
(1)京都市左京区八瀬,比叡山西塔の北谷。法然が学び,浄土教開創の糸口をつかんだ青竜寺がある。本黒谷。元黒谷。
(2)京都市左京区黒谷町あたり。法然が草庵を結び念仏をひろめたところ。のち金戒(コンカイ)光明寺が建てられた。新黒谷。

くろだにしょうにん

くろだにしょうにん 【黒谷上人】
法然の別名。

くろだにしょうにんごとうろく

くろだにしょうにんごとうろく 【黒谷上人語灯録】
法然の法語や遺文を集めた書。道光編。一八巻。1274年成立。漢語灯録・和語灯録・拾遺から成る。

くろだぶし

くろだぶし 【黒田節】
福岡県の民謡で,酒盛り唄。もと黒田藩の武士たちが今様形式(七五調四句)の歌詞を作り,雅楽「越天楽(エテンラク)」の節で唄ったもの。1943年(昭和18)全国的に流行。筑前今様。

くろだま

くろだま [0] 【黒玉】
(1)黒い色の玉。
(2)黒く丸いしるし。黒星。
(3)「黒目(クロメ)」に同じ。
(4)打ちあげても発火しない花火の玉。
(5)黒いあめ玉。
(6)船舶が昼間信号用にあげる形象物。黒い球に見え,「停泊中」あるいは「運転の自由がきかない状態にある」などの意を表す。

くろだよしたか

くろだよしたか 【黒田孝高】
(1546-1604) 安土桃山時代の武将。播磨の人。一時,小寺氏を称す。通称,官兵衛。法号,如水。豊臣秀吉の参謀格として,各地に転戦。また,文禄・慶長の役に従軍。関ヶ原の戦いでは徳川方に属す。キリシタン大名で,洗礼名はシメオン。

くろち

くろち [0][2] 【黒血】
はれ物などから出る,黒みを帯びた血。あくち。

くろちく

くろちく [0] 【黒竹・烏竹】
ハチクの栽培変種。茎が紫褐色。細工物などに用いる。紫竹(シチク)。

くろちゃ

くろちゃ [2][0] 【黒茶】
黒みがかった茶色。

くろちゃう

くろちゃう [3] 【黒茶宇】
黒い茶宇縞(チヤウジマ)の絹布。

くろちょうがい

くろちょうがい [3] 【黒蝶貝】
海産の二枚貝。殻高14センチメートル内外。貝殻は厚く,丸みをおびた四辺形。表面は緑がかった黒色で,多数の鱗片で覆われる。養殖真珠の母貝。殻はボタンや細工用。本州中部以南に分布。

くろっぽい

くろっぽ・い [4] 【黒っぽい】 (形)
(1)黒みを帯びている。
(2)玄人(クロウト)らしい。「―・くなつてきたな/歌舞伎・小袖曾我」

くろつきげ

くろつきげ [3] 【黒月毛・黒鴾毛】
馬の毛色の名。灰白色を帯びた月毛。

くろつぐ

くろつぐ [0] 【桄榔・桄榔子】
ヤシ科の常緑低木。九州南部の林内に自生。葉は羽状で硬く,長さ2メートルほどで,短い幹に多数束生する。葉柄の下部は黒色の繊維に包まれる。液果は球形で赤熟。

くろつぐみ

くろつぐみ [3] 【黒鶫】
スズメ目ツグミ科の鳥。全長25センチメートル内外。雄は頭から背面が黒色,胸から下が白く黒斑がある。雌は背面が暗褐色,腹は白く黒斑がある。美しい声でさえずる。日本には主に夏鳥として渡来する。

くろつち

くろつち [0] 【黒土】
(1)黒色の土。
(2)腐敗した植物質を含み,耕作に適した黒色の土壌。こくど。黒ぼく。
(3)焼けて黒くなった土。焼け土。焦土。「―にするぞとこわい笹ばたき/柳多留 13」

くろつるばみ

くろつるばみ [3] 【黒橡】
黒に近い灰色。「―の小袿たてまつりて/宇津保(国譲中)」
→つるばみ

くろづか

くろづか 【黒塚】
(1)福島県二本松市の安達(アダチ)ヶ原にある古跡。鬼女伝説で有名。
(2)能の一。「安達ヶ原」に同じ。

くろづくり

くろづくり [3] 【黒作り】
(1)全体を黒く塗って作ること。また,そのもの。
(2)イカの墨をまぜて黒く作った塩辛。

くろづくりのたち

くろづくりのたち 【黒作りの太刀】
鞘(サヤ)や鍔(ツバ)などを黒漆で塗った太刀。兵仗(ヒヨウジヨウ)として用いられた。黒太刀。

くろづは

くろづは 【黒づ羽】
〔「くろつば」とも〕
⇒黒羽(クロハ)(1)

くろづる

くろづる [0] 【黒鶴】
ツル目ツル科の鳥。全長1.1メートル内外。体は淡灰色で首は黒く,目の後ろから白い縦帯がのびる。ヨーロッパ北部からシベリア東部にかけて繁殖し,日本には,冬,他のツルの群れにまじって少数が渡来する。

くろてじま

くろてじま [0] 【黒手縞】
江戸時代に渡来した織物の一。紺地に赤い三筋のたて縞がある。

くろてん

くろてん [0] 【黒貂】
イタチ科の哺乳類。体長約50センチメートル。体は淡褐色ないし黒茶色。毛皮は優良で,特に暗色のものは最高級品。ヨーロッパ北西部からシベリア・サハリン・北海道に分布。セーブル。

くろと

くろと [1] 【玄人】
「くろうと(玄人)」に同じ。
⇔素人(シロト)

くろとう

くろとう [0] 【黒糖】
「黒砂糖」に同じ。

くろとかげ

くろとかげ 【黒蜴蜓】
小説。広津柳浪作。1895年(明治28)発表。醜女お都賀が舅(シユウト)吉五郎を殺し,自らも入水に至る悲惨な生活を描く。深刻小説の代表作。

くろとき

くろとき [0][3] 【黒鴇】
コウノトリ目トキ科の鳥。全長約70センチメートル。体は白く,頭から首にかけて黒い皮膚が露出している。インドから中国南部にかけて分布。日本ではかつてかなり繁殖していたが,現在ではまれにしか見られない。

くろとり

くろとり [0] 【黒鳥】
羽の黒い鳥。

くろとり

くろとり
ワラビ,干しワラビをいう女房詞。

くろとりげ

くろとりげ [3] 【黒鳥毛】
槍の鞘(サヤ)などの飾りに使われた黒い鳥の羽。

くろど

くろど 【黒戸】
(1)「黒戸の御所」の略。
(2)〔女房詞〕
仏壇。

くろどのごしょ

くろどのごしょ 【黒戸の御所】
〔煙ですすけて黒くなっていたところから〕
内裏の清涼殿の北廊で,滝口の戸の西にあった細長い部屋。くろど。

くろぬり

くろぬり [0] 【畔塗(り)】
田の畔を土で塗り固めること。

くろぬり

くろぬり【黒塗りの】
black-lacquered[-varnished].

くろぬり

くろぬり [0] 【黒塗(り)】
墨または漆で黒く塗ること。また,その塗ったもの。

くろねこ

くろねこ 【黒猫】
〔原題 The Black Cat〕
ポーの短編小説。1843年発表。愛猫と妻を殺してしまった男の病的な心理を推理小説的手法で描く。

くろねごろ

くろねごろ [3] 【黒根来】
朱漆による上塗りを施さず,黒塗りのままにした根来塗の漆器。
→根来塗

くろねずみ

くろねずみ [3] 【黒鼠】
(1)毛色の黒い鼠。
(2)主家の金品をかすめたり,主家に不利益なことをたくらんだりする番頭や雇い人。
⇔白鼠
(3)黒みがかった鼠色。黒鼠色。

くろは

くろは [0] 【黒羽】
(1)黒い羽。特にワシの黒い羽をいい,矢羽根に用いた。黒づ羽。
(2)「黒羽二重(クロハブタエ)」の略。

くろはえ

くろはえ [0] 【黒南風】
梅雨入りの頃,どんよりと曇った日に吹く南風。[季]夏。
→白南風(シラハエ)

くろはくちょう

くろはくちょう [3] 【黒白鳥】
黒鳥(コクチヨウ)の異名。

くろはせ

くろはせ 【崑崙八仙】
「こんろんはっせん(崑崙八仙)」に同じ。[和名抄]

くろはち

くろはち [0] 【黒八】
「黒八丈(クロハチジヨウ)」の略。

くろはちじょう

くろはちじょう [3][4] 【黒八丈】
黒色無地の厚手の絹織物。掛け襟・袖口などに用いる。東京都五日市(イツカイチ)の特産で「五日市(イツカイチ)」とも。黒八。

くろはぶたえ

くろはぶたえ [3] 【黒羽二重】
黒色のはぶたえ。紋付などの礼装用和服地。黒羽。

くろばえ

くろばえ [2] 【黒蠅】
双翅目クロバエ科のハエのうち,体が大きくて黒色・灰黒色・藍色をした種の総称。幼虫は動物の死体や人畜の糞中などで成育する。ケブカクロバエ・オオクロバエ・エゾクロバエなどの種がある。

くろばね

くろばね 【黒羽】
栃木県北東部,那須郡の町。那珂川中流域に位置する。鎌倉時代開基の霊厳寺があり,下駄(ゲタ)を特産。

くろばむ

くろば・む [3] 【黒ばむ】 (動マ五[四])
黒みを帯びる。黒色になる。

くろひげ

くろひげ [0] 【黒髭】
(1)黒いひげ。
(2)能面の一。飛出(トビデ)の一種で,口を大きく開き黒くひげを描いたもの。竜神に用いる。

くろひめやま

くろひめやま 【黒姫山】
(1)長野県北部,新潟県境近くにある二重式成層火山。海抜2053メートル。信濃富士。
(2)新潟県西頸城郡青海町にある山。海抜1222メートル。石灰岩からなり,カルスト地形がみられる。

くろひょう

くろひょう [0] 【黒豹】
ヒョウの一変種。体色が黒または黒褐色のヒョウ。

くろび

くろび [0] 【黒檜】
植物クロベの別名。

くろび

くろび [0] 【黒日】
万事に忌みつつしむべき大凶日。陰陽家が暦の下段に黒点の印をつけたことからいう。受死日。

くろびかり

くろびかり【黒光りする】
have a black luster.

くろびかり

くろびかり [3][0] 【黒光り】 (名)スル
黒くてつやのあること。

くろびょうし

くろびょうし [3] 【黒表紙】
(1)黒色の表紙。
(2)「黒本(クロホン)」に同じ。
(3)〔黒い表紙のものが多かったことから〕
役者評判記のこと。

くろふ

くろふ [0] 【黒斑】
(1)黒色の斑点(ハンテン)。
(2)タカの羽で,黒色の斑があるもの。矢羽根に用いる。

くろふじょう

くろふじょう [3] 【黒不浄】
死の穢れのこと。
→赤不浄

くろふね

くろふね [0] 【黒船】
(1)室町時代以降,欧米諸国から日本に来航した帆船の称。船体が黒塗りだったのでいう。のち,蒸気船を含む大型の外国船の俗称。
(2)江戸時代,大名の軍船などに用いた黒漆塗りの船。

くろふねぎれ

くろふねぎれ [4] 【黒船切】
名物切(メイブツギレ)の一。寛永17年(1640)撃破したポルトガル船から得たものという。焼裂(ヤケギレ)。

くろふねずきん

くろふねずきん 【黒船頭巾】
投げ頭巾の別名。姉川頭巾。
〔歌舞伎俳優姉川新四郎が侠客黒船忠右衛門の役で用いたのでいう〕

くろふねちゅうえもん

くろふねちゅうえもん 【黒船忠右衛門】
享保(1716-1736)頃の大坂堂島の侠客根津四郎右衛門をモデルとする歌舞伎・浄瑠璃の登場人物。「黒船出入湊」などに登場。

くろふねまつり

くろふねまつり 【黒船祭】
アメリカのペリー来航を記念して,下田と久里浜で催す行事。下田では五月中旬,久里浜では七月一四日。

くろぶさ

くろぶさ [0] 【黒房】
相撲で,土俵上のつり屋根の北西隅に垂らす黒色の大房。冬と玄武神を表す。
→青房
→赤房
→白房

くろぶし

くろぶし [0][2] 【踝】
「くるぶし(踝)」の転。

くろぶた

くろぶた [0] 【黒豚】
バークシャー種の豚の俗称。

くろぶち

くろぶち [0] 【黒駁】
馬や犬の毛色で,黒色の駁のもの。

くろぶな

くろぶな [3] 【黒橅】
植物イヌブナの別名。

くろべ

くろべ [0] 【�】
ヒノキ科の常緑高木。中部山地に生える。木曾の五木の一。葉は鱗(リン)状葉。材を建築・器具材にする。クロビ。ネズコ。ゴロウヒバ。

くろべ

くろべ 【黒部】
富山県東部,黒部川下流西岸の市。もと市場町。

くろべがわ

くろべがわ 【黒部川】
富山県東部を流れる川。飛騨山脈中央部の鷲羽(ワシバ)岳に源を発し,北流して富山湾に注ぐ。長さ86キロメートル。上・中流は深い峡谷をなし,水流の落差が大きく多くの発電所が建設されている。

くろべきょうこく

くろべきょうこく 【黒部峡谷】
黒部川が立山連峰と後立山連峰の間に刻んだ深い峡谷。黒部湖を境に,上流を上ノ廊下,下流を下ノ廊下と呼ぶ。

くろべダム

くろべダム 【黒部―】
⇒黒四(クロヨン)ダム

くろほん

くろほん [0] 【黒本】
草双紙の一。赤本に次いで,延享(1744-1748)初年より行われ,宝暦・明和(1751-1772)の頃には青本とともに流行した絵本。中本で多くは五丁で一冊。表紙は黒色。歌舞伎・浄瑠璃・軍記物などから材をとり,青本と同一内容のものが多い。黒表紙。

くろぼ

くろぼ [0] 【黒穂】
〔「くろほ」とも〕
黒穂病にかかって黒くなった麦の穂。黒ん坊。[季]夏。

くろぼう

くろぼう [0] 【黒方】
〔「くろほう」とも〕
六種(ムクサ)の薫物(タキモノ)の一。沈(ジン)・丁子(チヨウジ)・甲香・白檀(ビヤクダン)・麝香(ジヤコウ)・薫陸(クンロク)を練り合わせる。

くろぼきん

くろぼきん [0] 【黒穂菌】
担子菌類クロボキン目の菌の総称。各種の被子植物に寄生して黒穂病を起こすほか,マコモノネズミ菌などでは寄生により膨らんだマコモの根茎部が食用とされ,また黒い胞子塊は古来塗り物の下地作りの塗料とされる。

くろぼく

くろぼく [0] 【黒ぼく】
〔「くろぼこ」とも〕
(1)〔踏むとぼくぼくする黒い土の意〕
腐植に富んだ団粒構造が発達して空隙の多い,黒色の表土。くろにが。くろのっぽ。黒土(クロツチ)。
(2)火山から噴出した形の変わった溶岩。庭石に使う。

くろぼくど

くろぼくど [4] 【黒ぼく土】
表層に黒ぼくをもつ土壌。主に火山灰の風化物を母材にして生成。非火山灰起源のものも東海・近畿地方には分布する。全国の畑地・果樹園地の半分を占め,見掛けは肥沃そうに見えるが,作物がリン酸欠乏になるので施肥管理が必要。火山灰土壌。

くろぼし

くろぼし【黒星】
the bull's-eye (標的の);a defeat (負け);→英和
a failure (失敗).→英和
〜を取る lose a point;→英和
be beaten.

くろぼし

くろぼし [2] 【黒星】
(1)黒く塗りつぶした円や星形のしるし。
(2)相撲の星取り表で負けを表す黒丸。
⇔白星
(3)〔(2)から転じて〕
負けることや失敗すること。
⇔白星
「検察側の―」
(4)的の中央にある黒い点。
(5)ねらいをつけた所。急所。図星。「刻薄といふ評は―に中(アタ)つてゐない/ヰタ・セクスアリス(鴎外)」
(6)的中すること。「是は―,よき推量/浄瑠璃・弘徽殿」

くろぼしびょう

くろぼしびょう [0] 【黒星病】
ナシ・カキ・リンゴなどの病害。葉や果実に黒色の小斑が生じ,果実は硬化し裂ける。夏場に発生。

くろぼね

くろぼね [0] 【黒骨】
扇・中啓(チユウケイ)・団扇(ウチワ)などの骨を黒く塗ったもの。また,障子などの黒く塗った桟。

くろぼびょう

くろぼびょう [0] 【黒穂病】
黒穂菌の寄生によって起こる植物の病害。ムギ・トウモロコシなどイネ科作物のほか,ユリ科・ナデシコ科などにも見られる。

くろまきえ

くろまきえ [3][4] 【黒蒔絵】
金粉・銀粉などを用いず,蝋色(ロイロ)漆で絵模様を表した蒔絵。黒蝋色蒔絵。

くろまく

くろまく [0] 【黒幕】
(1)黒色の幕。特に,歌舞伎で夜の場面や場面転換などのために用いるものをいう。
(2)自分は表面に出ず,かげにいて,計画したり人に指図したりして,影響力を行使する人。「政界の―」

くろまく

くろまく【黒幕】
(1) a black curtain(2) a wirepuller.〜になる pull the wires.

くろまぐろ

くろまぐろ [3] 【黒鮪】
スズキ目の海魚。全長3メートル,体重350キログラムに達する。マグロ類の最大種で,体は紡錘形。体色は背面は黒青色,腹面は銀白色。肉は濃赤色で刺身が最も好まれ,脂肪に富む腹側の肉は「とろ」と呼んで特に賞味される。回遊魚で北半球の亜寒帯から熱帯海域にかけて分布。小形のものをメジ,大形のものをシビとも呼ぶ。マグロ。ホンマグロ。クロシビ。
→マグロ

くろます

くろま・す 【黒ます】 (動サ四)
(1)黒くする。「女房・宮司など皆いと―・したり/栄花(玉の飾)」
(2)本来の姿・形をごまかす。くらます。「偽りすかして帰さんとなほしも声を―・して/浄瑠璃・生写朝顔話」

くろます

くろます [0] 【黒鱒】
ブラック-バスの別名。

くろまつ

くろまつ [0][2] 【黒松】
マツ科の常緑高木。海岸に多く,庭木にもする。樹皮は黒褐色。針葉が二本ずつつき,長くて硬い。全体に剛強なので雄松(オマツ)ともいう。材は建築・土木・パルプの用材とし,幹からは松脂をとる。

くろまめ

くろまめ [0] 【黒豆・烏豆】
大豆の一種。豆の外皮の黒いもの。正月のおせち料理などに用いる。

くろまめ

くろまめ【黒豆】
a black soybean.

くろまめのき

くろまめのき [6] 【黒豆の木】
ツツジ科の落葉低木。本州中部以北の高山に生える。高さ50センチメートル内外でよく分枝し,倒卵形の葉を密に互生する。初夏,枝先に帯紅緑白色で壺形の小花をつけ,紫黒色に熟す液果を結ぶ。果実は生食のほか,ジャムや果実酒に利用。浅間山麓では浅間葡萄(アサマブドウ)という。

くろまる

くろまる [0] 【黒丸・黒円】
(1)黒色の丸。
(2)文字のわきにつける黒い丸のしるし。また,語と語の間などにつける丸い点「・」。なかぐろ。

くろまるはなばち

くろまるはなばち [6] 【黒丸花蜂】
ミツバチ科のハチ。体長約2センチメートル。体は黒色で全身に黒い毛が密生する。地中に営巣し,多数の働きバチを生じる。九州以北の各地と朝鮮半島・中国に分布。

くろみ

くろみ【黒味がかった】
blackish.

くろみ

くろみ [0][3] 【黒み】
(1)黒い色を帯びていること。「―がかった茶色」
(2)黒い所。黒い部分。「第二の―を射めぐらして/宇治拾遺 7」

くろみかげ

くろみかげ [3] 【黒御影】
斑糲(ハンレイ)岩・閃緑岩などの石材名。磨くと黒色または緑色の光沢を発する。建築・土木に用いる。

くろみき

くろみき 【黒御酒】
「黒酒(クロキ)」に同じ。

くろみす

くろみす [0] 【黒御簾】
〔見物席から見えないように黒い御簾をかけたところから〕
歌舞伎の下座(ゲザ)の別名。

くろみずひき

くろみずひき [4][3] 【黒水引】
水引の中央から一方を白,他方を黒(または紺)に染め分けた水引。凶事に使う。あおみずひき。

くろみつ

くろみつ [0] 【黒蜜】
黒砂糖を水に溶いて煮つめたもの。

くろみわたる

くろみわた・る [5] 【黒み渡る】 (動ラ五[四])
(1)一面に黒くなる。「一片の雲も宿(トド)めないが―・つて/今戸心中(柳浪)」
(2)人々が皆,黒い喪服を着る。「殿上人などなべて一つ色に―・りて物のはえなき春の暮なり/源氏(薄雲)」

くろむ

くろ・む 【黒む】
■一■ (動マ四)
(1)黒くなる。黒みを帯びる。黒ずむ。「御歯の少し朽ちて口の内―・みて/源氏(賢木)」
(2)暮らしが立つ。「たがひに身の―・みて後/浮世草子・織留 6」
■二■ (動マ下二)
⇒くろめる

くろむぎ

くろむぎ [3] 【黒麦】
(1)ライ麦の異名。
(2)ソバの異名。[和名抄]

くろむしろのくるま

くろむしろのくるま 【黒筵の車】
公家・貴族が喪中のときに乗る車。檳榔毛(ビロウゲ)や網代(アジロ)の車を,黒く塗った筵で覆ったもの。くろくるま。くろきくるま。

くろめ

くろめ [3] 【黒め】
■一■ (名)
「黒炭(クロズミ)」に同じ。
■二■ (形動)
黒みがちなさま。「―に塗り上げる」

くろめ

くろめ【黒目】
the iris (and pupil) of the eye.→英和
〜がちの dark-eyed.

くろめ

くろめ [2][0] 【黒目・黒眼】
眼球の中央の円く黒い部分。黒目玉。
⇔白目

くろめ

くろめ [0] 【黒布・黒菜】
褐藻類コンブ目カジメ属の海藻。本州南部から九州にかけて分布。幅広い葉片は長さ2メートルにもなり,羽状に分裂。葉面にしわがあり,乾くと黒色になる。夏期に収穫。食用またヨード製造用とする。[季]夏。

くろめうるし

くろめうるし [4] 【黒め漆】
生漆(キウルシ)を天日などで温めて水分を除いた黒褐色の漆。

くろめがち

くろめがち [0] 【黒目勝ち】 (形動)
黒目が大きい感じで,ぱっちりしていて美しいさま。「―な目」

くろめがね

くろめがね [3] 【黒眼鏡】
黒く着色したガラスをはめた眼鏡。また,黒いサングラス。

くろめる

くろ・める [3] 【黒める】 (動マ下一)[文]マ下二 くろ・む
(1)黒くする。黒く染める。「野焼の痕の―・める土より/不如帰(蘆花)」
(2)ごまかす。とりつくろう。「其間の寂しさを―・めんために/浮世草子・禁短気」

くろも

くろも [0] 【黒藻】
(1)トチカガミ科の沈水性多年草。各地の池沼や小川に見られる。茎は細くまばらに分枝し長さ30〜60センチメートル。葉は四〜八個ずつ輪生する。雌雄異株。夏から秋にかけ葉腋(ヨウエキ)に小花をつける。
(2)褐藻類ナガマツモ目の海藻。体はひも状,長い枝を羽状に出す。柔らかく粘質に富むが,生長にともない堅くなる。

くろもじ

くろもじ [0][2] 【黒文字】
(1)クスノキ科の落葉低木。山地に生える。葉は長楕円形。雌雄異株。早春,黄色の小花を多数散形花序につけ,のち黒熟する小液果を結ぶ。樹皮に黒斑がある。香気があるので,香油を採り,また楊枝(ヨウジ)などを作る。
(2)〔多く(1)の木で作ることから〕
小楊枝(コヨウジ)の別名。つまようじ。

くろもじがき

くろもじがき [4] 【黒文字垣】
クロモジの枝を縦に扱ってつくった垣根。小型の袖垣に多く用いられる。

くろもじのあぶら

くろもじのあぶら 【黒文字の油】
クロモジの樹皮からとる暗黄色の油。芳香があり,化粧品や石鹸(セツケン)の香料に用いる。

くろもの

くろもの 【黒物】
〔女房詞〕
(1)〔底が黒いところから〕
鍋(ナベ)。
(2)雑魚(ザコ)。いりこ。

くろもりかぶき

くろもりかぶき 【黒森歌舞伎】
山形県酒田市の黒森日枝神社の祭礼で奉納される歌舞伎芝居。氏子たちが演じる。

くろもん

くろもん [0] 【黒門】
黒い色の門。社寺に多く,東京上野寛永寺や大阪四天王寺のものが有名。地名的にも用いられた。

くろもんいちば

くろもんいちば 【黒門市場】
大阪市中央区,JR 難波(ナンバ)駅近くにある食料品市場。

くろもんつき

くろもんつき [3] 【黒紋付】
黒地に紋を付けた長着や羽織。

くろやき

くろやき【黒焼きの】
charred <newt> .

くろやき

くろやき [0] 【黒焼(き)】
動植物を黒く蒸し焼きにしたもの。薬用にしたりする。「いもりの―」

くろやなぎ

くろやなぎ 【黒柳】
姓氏の一。

くろやなぎしょうは

くろやなぎしょうは 【黒柳召波】
(1727-1771) 江戸中期の俳人。名,清兵衛。別号,春泥舎など。京都の人。服部南郭らに漢詩を学ぶ。のち蕪村の三菓舎に加わり,その愛弟子となった。著「春泥句集」

くろやま

くろやま [0] 【黒山】
人が大勢寄り集まっているさま。「―の人だかり」

くろやま

くろやま【黒山のような(人だかり)】
thick with people (a large crowd of people).

くろゆり

くろゆり [2][0] 【黒百合】
ユリ科の多年草。本州中部以北の高山の草原に生える。高さ30センチメートル内外で,披針形の葉を輪生する。初夏,茎頂に暗紫褐色で斑点がある鐘状花を一個または数個横向きにつける。鱗茎を食用にする。[季]夏。
黒百合[図]

くろゆり

くろゆり【黒百合】
《植》a black lily.

くろよん

くろよん [0] 【九六四】
課税所得の捕捉度合が,給与所得の九割に対し個人事業は六割,農業は四割程度であるという意味の俗称。サラリーマンの重税感を表した語。
→とおごうさん(十五三)

くろよんダム

くろよんダム 【黒四―】
〔黒部川第四発電所のダムの意から出た名称〕
黒部川上流の水力発電用アーチ-ダム。堤高は186メートルで日本最高,堤頂長は492メートル。難工事の末,1963年(昭和38)完成。立山の直下,御前沢に位置し,黒部峡谷観光の中心地の一。黒部ダム。

くろらか

くろらか 【黒らか】 (形動ナリ)
黒々としているさま。黒いさま。「白き笠ども著せて歯ぐろめ―に/栄花(御裳着)」

くろらく

くろらく [0] 【黒楽】
黒色不透明の釉(ウワグスリ)をかけた楽焼き。

くろろ

くろろ 【枢】
〔「くるる」の転〕
「くるる(枢)」に同じ。

くろろ

くろろ [0] 【黒絽】
黒い色の絽。
→絽

くろろいろまきえ

くろろいろまきえ [6][7] 【黒蝋色蒔絵】
黒蒔絵。

くろわく

くろわく [0] 【黒枠・黒框】
(1)黒色のわく。黒塗りのわく。
(2)死亡や葬儀の通知・広告などの文章のまわりを囲むやや太めの黒い線。

くろわく

くろわく【黒枠】
an obituary (notice) (死亡広告);→英和
an obituary card (はがき).

くろん

くろん [0] 【句論】
文法で,句を基礎において,文の構造を解明しようとする考え。
→句

くろんぼう

くろんぼう [0] 【黒ん坊】
〔「くろんぼ」とも〕
(1)皮膚の色の黒い人種の俗称。黒人(コクジン)。
(2)日に焼けたりして色の黒い人。
(3)歌舞伎などの黒子(クロゴ)。
(4)「黒穂(クロボ)」に同じ。

くろサントメ

くろサントメ [3] 【黒―】
黒色のサントメ縞,またはサントメ革。黒ザン。

くろザン

くろザン [0] 【黒―】
「黒サントメ」の略。

くろシャツとう

くろシャツとう 【黒―党】
第一次大戦後,ムッソリーニが組織したイタリア-ファシスト党の行動隊。黒シャツを制服としたことからいう。

くろダイヤ

くろダイヤ [3] 【黒―】
(1)黒色のダイヤモンド。不純物を含み,不透明で宝石としての質は劣るが,硬度は高い。カルボナード。
(2)石炭をダイヤモンドに見立てた語。

くろダイヤ

くろダイヤ【黒ダイヤ】
a black diamond.

くろパン

くろパン [0] 【黒―】
主にライ麦粉を原料として作った黒褐色のパン。自然発酵させるので,軽い酸味がある。

くろパン

くろパン【黒パン】
rye[brown]bread.

くろビール

くろビール [3] 【黒―】
黒く焦がした麦芽やカラメルを混ぜたりして作った黒褐色のビール。

くろビール

くろビール【黒ビール】
black beer; <英> porter;→英和
[強い]stout.→英和

くわ

くわ【桑】
a mulberry.→英和
〜を摘む pick mulberry leaves.‖桑畑 a mulberry field.

くわ

くわ クハ [0][1] 【鍬】
田畑を耕すのに使う農具。長い柄の先に土を掘り起こす歯の部分を取り付けたもの。歯の部分の構造によって,金鍬(カナグワ)や,板の先に金属の歯をつけた風呂鍬(フログワ)などがある。
鍬[図]

くわ

くわ【鍬】
a hoe.→英和
〜を入れる plow.→英和

くわ

くわ [1] 【句話】
俳句についての話。俳話。

くわ

くわ (感)
相手の注意をひきつけるときに発する語。さあ。これは。こりゃ。「―御覧ぜよ/落窪 3」

くわ

くわ クハ [1] 【桑】
クワ科クワ属の落葉樹の総称。品種や変種が多い。葉は卵形でしばしば三〜五裂する。雌雄異株または同株で,春,葉腋に淡黄色の小花を穂状につける。実は赤黒く熟し甘い。山野に自生し,また葉を蚕の飼料とするため栽植する。樹皮は黄色染料や和紙の原料,材は床柱や器具材とし,根皮は桑白皮(ソウハクヒ)といい,消炎・利尿・緩下薬に用いる。四木(シボク)の一。[季]春。《上州や―一斉に芽立ちける/池内たけし》
〔「桑の実」は [季]夏。《―の実を口のうつろに落す音/虚子》〕

くわ=を入れる

――を入・れる
開拓をする。

くわ=を抜かす

――を抜か・す
(1)気が抜ける。茫然(ボウゼン)とする。「千里が竹に迷ひ入,和藤内ほうど―・し/浄瑠璃・国性爺合戦」
(2)足が抜けるほど疲れる。鍬が抜ける。「さぞ小弁もしんろかろ,おれも―・した/浄瑠璃・生玉心中(下)」

くわい

くわい【慈姑】
《植》an arrowhead.→英和

くわい

くわい クワヰ [0] 【慈姑】
(1)オモダカ科の多年草。オモダカの栽培変種。中国原産。塊茎を食用とし,古くから水田で栽培する。葉は根生し,大きな矢じり形で葉柄が長い。夏,花茎を出し白色の小花をつける。シログワイ。[季]春。
(2)クログワイの古名。
慈姑(1)[図]

くわいあたま

くわいあたま クワヰ― 【慈姑頭】
江戸時代,医者などの髪の結い方。総髪をすべて後頭部に束ね,先を少しさげたもの。束ねがクワイの芽に似る。
慈姑頭[図]

くわいちご

くわいちご クハ― [3] 【桑苺】
〔イチゴに似るので〕
桑の実。

くわいれ

くわいれ クハ― [0][4] 【鍬入れ】
(1)地鎮祭や植樹などのとき,儀礼的に地面に鍬を入れること。
(2)「鍬初め」に同じ。

くわいろ

くわいろ クハ― [0] 【桑色】
薄い黄色。桑の根で染めた色。

くわう

くわ・う クハフ 【加ふ】 (動ハ下二)
⇒くわえる(加)

くわう

くわ・う クハフ 【銜ふ】 (動ハ下二)
⇒くわえる(銜)

くわうるに

くわうるに クハフル― [3] 【加うるに】 (接続)
それに加えて。その上。くおうるに。

くわえ

くわえ クハヘ 【加え】
(1)足しふやすこと。
(2)酒を銚子に差し加えるのに用いる提子(ヒサゲ)などの器。「祝言のごとく銚子,―の酒すぎて/浮世草子・一代男 8」
(3)婚礼などで,{(1)}を持ってその座に侍る人。

くわえ

くわえ クハヘ [0] 【銜え】
くわえること。多く複合語として用いる。

くわえこむ

くわえこ・む クハヘ― [4] 【銜え込む】 (動マ五[四])
(1)歯や唇などで深くくわえる。
(2)(みだらな関係を結ぶために)連れ込む。さげすんだ言い方。「何処からか男を―・んで/あめりか物語(荷風)」

くわえざん

くわえざん クハヘ― [3] 【加え算】
足し算。寄せ算。

くわえだしゃく

くわえだしゃく クハ― [3] 【桑枝尺】
シャクガ科のガ。開張約45ミリメートル。はねは褐色で,黒色の細い線が散る。触角は櫛の歯状。幼虫は桑の害虫で,「土瓶(ドビン)割り」と呼ばれるシャクトリムシ。
→土瓶割り

くわえて

くわえて [0] 【加えて】 (接続)
また,そのほかに。さらに。「雨になった。―風も吹き出した」

くわえばし

くわえばし クハヘ― [4] 【銜え箸】
食事中に箸を口にくわえ,手で何かをすること。無作法とされる。

くわえめん

くわえめん クハヘ― [3] 【銜え面】
内側にある突起を口にくわえてかぶる面。

くわえようじ

くわえようじ クハヘヤウ― [4] 【銜え楊枝】
楊枝を口にくわえること。飲食に満足したさまや気どったさまにいう。

くわえる

くわえる【咥える】
hold[take]in one's mouth[between one's teeth].咥えタバコで with a cigarette in one's mouth.

くわえる

くわ・える クハヘル [0][3] 【銜える・咥える】 (動ア下一)[文]ハ下二 くは・ふ
(1)歯や唇にはさんで支える。「犬が靴を―・えて行く」「指を―・えて見ている」
(2)従える。伴う。「気に入らいで去なした嫁…よう―・へて戻つたな/浄瑠璃・宵庚申(下)」

くわえる

くわ・える クハヘル [0][3] 【加える】 (動ア下一)[文]ハ下二 くは・ふ
(1)すでにある物に,さらに足し合わせて,その数・量・程度を増す。足してふやす。「三に二を―・えると五になる」「スピードを―・える」「大雨に―・えて風まで吹いてきた」「政局はますます混迷の度を―・えた」
(2)仲間にいれる。参加させる。「メンバーに―・える」
(3)ある作用を他に及ぼす。あたえる。「人に危害を―・える」「敵の陣地に攻撃を―・える」「治療を―・える」「神人等責められ佗びて判を―・へてけり/今昔 31」
〔「加わる」に対する他動詞〕

くわえる

くわえる【加える】
add <to> ;→英和
sum[add]up;include;→英和
inflict (害などを);→英和
deliver <a blow> .→英和
速力を〜 gather speed.

くわえギセル

くわえギセル クハヘ― [4] 【銜え―】
手を添えないでキセルを口にくわえたままでタバコを吸うこと。

くわえタバコ

くわえタバコ クハヘ― [4] 【銜え―】
手を添えないでタバコを口にくわえたままで吸うこと。

くわか

くわか クハクワ [0] 【桑科】
双子葉植物の一科。熱帯を中心に世界に五五属,一四〇〇種が分布。多く木本で,集合果を結ぶ。コウゾ・カジノキなどは和紙原料となるほか,クワ・カカツガユ・イチジク・インドゴムノキなど有用種が多い。

くわかみきり

くわかみきり クハ― [3] 【桑天牛】
カミキリムシの一種。体長4センチメートル内外。体は黒色で,灰黄色の微毛に覆われる。触角はむち状で長く,黒色と青白色のだんだら縞がある。幼虫はクワ・ビワ・イチジク・リンゴなどの幹に穴をあけて害を与える。本州・四国・九州に分布。

くわがた

くわがた クハ― [0] 【鍬形】
(1)〔古代鍬の形に似ているからとも,また,先端の形状が慈姑(クワイ)の葉に似ているからともいう〕
兜(カブト)の前立物(マエダテモノ)の一。眉庇(マビサシ)につけた台に,金銅(コンドウ)・銀銅・練り革などで作った二枚の板を挿して,角(ツノ)状に立てたもの。平安時代から行われた。
→兜
(2)クワガタムシの略。
(3)家紋の一。{(1)}を図案化したもの。紀伊徳川家の家紋。
鍬形(3)[図]

くわがたいし

くわがたいし クハ― [4] 【鍬形石】
古墳時代前期に用いられた,碧玉(ヘキギヨク)製の台形の腕輪。上半部に楕円形の穴があり,下半部は扁平(ヘンペイ)な鍬の刃の形をしている。
鍬形石[図]

くわがたそう

くわがたそう クハ―サウ [0] 【鍬形草】
ゴマノハグサ科の多年草。山地の樹陰に自生。茎は高さ約15センチメートルで,長楕円形の葉を数対つける。初夏,茎頂に紅色の条のある白色の花が数個つく。蒴果(サクカ)は平らな平菱形で兜の鍬形に似ている。
鍬形草[図]

くわがたのかぶと

くわがたのかぶと クハ― [6] 【鍬形の兜】
鍬形をつけた兜。

くわがたむし

くわがたむし クハ― [4] 【鍬形虫】
クワガタムシ科の甲虫の総称。大顎が発達し,特に雄では長大なものが多く,兜の鍬形に似る。体長1センチメートルから,大顎を含めて全長10センチメートルに達するものまである。幼虫はジムシで朽ち木中にすみ,成虫はカシ・クヌギ・ナラなどの樹液に集まる。各地に分布し,種類が多い。ミヤマクワガタ・オオクワガタ・ノコギリクワガタなど。くわがた。

くわき

くわき クハキ 【桑木】
姓氏の一。

くわきげんよく

くわきげんよく クハキ― 【桑木厳翼】
(1874-1946) 哲学者。東京生まれ。京大・東大教授。西洋哲学,特にカント哲学の移植・普及に貢献した。主著「哲学概論」

くわきじらみ

くわきじらみ クハ― [4] 【桑木虱】
キジラミ科の昆虫。体長3〜4ミリメートルで,体形はウンカに似る。体は褐色ではねは透明。体から白色のろう物質を分泌する。クワの害虫。日本全土に分布。クワノワタムシ。

くわくさ

くわくさ クハ― [0] 【桑草】
クワ科の一年草。荒れ地や畑に自生。高さ約40センチメートル。葉は卵形で上面がざらつき,クワの葉に似る。秋,葉腋に淡緑色の小花が多数集まってつく。

くわけ

くわけ [0][3] 【区分け】 (名)スル
全体をいくつかの部分にくぎって分けること。くぶん。「土地を―する」

くわこ

くわこ クハ― [0] 【桑子】
〔「くわご」とも〕
カイコの別名。

くわこ

くわこ クハ― [0] 【桑蚕・野蚕】
カイコガ科のガ。開張約4センチメートル。成虫は全身が暗褐色で,前ばねの先端は濃色。成虫・幼虫ともに形はカイコに似るが,体色は著しく黒い。カイコとの間に雑種が作られるのでカイコの野生種と考えられる。幼虫はクワを食う。九州以北の日本各地と東アジアに分布。クワゴ。

くわこき

くわこき クハ― [3][0] 【桑扱き】
桑の枝から新しい葉や梢(コズエ)を取ること。

くわこぶ

くわこぶ クハ― [0] 【桑瘤】
桑の幹に生じたサルノコシカケなどのキノコ。

くわさわ

くわさわ クハサハ 【桑沢】
姓氏の一。

くわさわようこ

くわさわようこ クハサハヤウコ 【桑沢洋子】
(1910-1977) デザイナー。東京生まれ。服飾から生活全体にわたる分野で産業デザインを提唱。桑沢デザイン研究所,東京造形大学を創立。

くわざけ

くわざけ クハ― [2] 【桑酒】
(1)焼酎(シヨウチユウ)にすりつぶした桑の実と砂糖を加えた薬酒。桑の実酒。
(2)桑の根・樹皮を煎(セン)じた汁を加えてつくった薬酒。

くわし

くわ・し クハシ 【細し・美し】 (形シク)
こまやかに美しい。うるわしい。「走り出の宜(ヨロ)しき山の出立の―・しき山ぞ/万葉 3331」

くわしい

くわしい【詳しい】
(1) detailed;→英和
minute.→英和
(2) be well acquainted with (熟知).

くわしい

くわし・い クハシイ [3] 【詳しい・委しい・精しい】 (形)[文]シク くは・し
〔「くわし(細)」と同源〕
(1)大ざっぱでなく,細かいところまで観察や注意がよく行き届いている。こと細かである。詳細だ。「―・く事情を説明する」「―・い調査を行う」
(2)細かいところまでよく知っている。精通している。
⇔うとい
「内部の事情に―・い者の犯行らしい」「京都に―・い人」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

くわしく

くわしく【詳しく】
minutely;→英和
in detail;fully.

くわした

くわした クハ― [0] 【鍬下】
新たに山野を開墾して田畑とするまでの期間。

くわしたねんき

くわしたねんき クハ― [5] 【鍬下年季】
(1)江戸時代,新しい田地の開墾当初から村高に登録されるまでの期間。普通,三〜五年。この期間は年貢が大幅に減免された。
(2)1884年(明治17)の地租条例で,開墾後,地目変更までの一定期間。

くわしめ

くわしめ クハシ― 【美し女】
容姿の美しい女。美女。「―を有りと聞こして/古事記(上)」

くわしゃくとり

くわしゃくとり クハ― [3] 【桑尺蠖】
クワエダシャクの幼虫。

くわしろ

くわしろ クハ― 【桑代】
中世,桑畑に課した地租。

くわす

くわす【食わす】
⇒食わせる.

くわす

くわ・す クハス [2] 【食わす】
■一■ (動サ五[四])
「食わせる」に同じ。「安月給で家族を―・して行けない」「まんまといっぱい―・された」
■二■ (動サ下二)
⇒くわせる

くわす

くわ・す クハス 【交はす】 (動サ下二)
〔「かわす」の転か〕
(「目(を)くわす」の形で)合図をして知らせる。合わせる。「あなかたはらいた,と目―・すれど聞きも入れず/源氏(若菜上)」

くわずいも

くわずいも クハズ― [3] 【食わず芋】
サトイモ科の多年草。アロカシアの一品種。四国・九州・沖縄および東南アジアに分布。長い柄に葉身60センチメートルに及ぶ卵形の葉をつけ,夏,仏炎苞(ブツエンホウ)に包まれた花穂を葉腋(ヨウエキ)に出す。球茎は猛毒。

くわずぎらい

くわずぎらい【食わず嫌い】
<have> a prejudice <against> .→英和

くわずぎらい

くわずぎらい クハズギラヒ [4] 【食わず嫌い】
(1)食べたことがなく味も知らないのに,嫌いだと決め込むこと。また,その人。たべずぎらい。
(2)あるものの真価や面白みをよく理解しないで,ただ初めから嫌うこと。

くわずにょうぼう

くわずにょうぼう クハズニヨウバウ [4] 【食わず女房】
昔話の一。飯を食わない美しい女房が,実は頭上に大口のある山姥(ヤマウバ)であったという話。

くわせもの

くわせもの【食わせもの】
a fake;→英和
an impostor (人);→英和
a humbug.→英和

くわせもの

くわせもの クハセ― [0][5] 【食わせ物・食わせ者】
(1)一見立派だが実はいい加減なもの。いかさまもの。にせもの。
(2)うわべからだけでは判断できない,油断のならない者。「あの男はおとなしそうだが,とんだ―だ」

くわせる

くわ・せる クハセル [3] 【食わせる】 (動サ下一)[文]サ下二 くは・す
(1)食物などを食べさせる。「食べさせる」よりもぞんざいな言い方。「うまい飯を―・せてやるよ」「何かうまい物を―・せろ」
(2)養う。扶養する。「今の稼ぎでは家族を―・せるのがやっとだ」
(3)人に攻撃を与える。こうむらせる。「びんたを―・せる」「肘鉄砲を―・せる」
(4)だます。あざむく。「あいつに一杯―・せてやる」
(5)口にくわえさせる。「御巻数(カンジユ)鶴に―・せて洲浜に立てたりけり/拾遺(賀詞)」

くわせる

くわせる【食わせる】
(1) feed <cattle on grass> ;→英和
support.→英和
(2) inflict <a blow on a person>  
(3) cheat (だます).→英和
まんまと食わされる be nicely taken in.

くわぞめ

くわぞめ クハ― [0] 【桑染(め)】
桑の樹皮の煎汁で,灰汁を媒染として淡黄色に染めること。また,その色。

くわぞめたび

くわぞめたび クハ― 【桑染(め)足袋】
淡黄色に染めた足袋。貞享・元禄(1684-1704)頃の伊達者(ダテシヤ)が用いた。

くわた

くわた クハタ 【桑田】
姓氏の一。

くわたよしなり

くわたよしなり クハタ― 【桑田義備】
(1882-1981) 植物学者。大阪生まれ。京大教授。植物の核分裂を研究し,染色体の螺旋(ラセン)構造説を提出した。著「染色体の構造」「核分裂の進化」

くわだつ

くわだ・つ クハダツ 【企つ】 (動タ下二)
⇒くわだてる

くわだて

くわだて クハダテ [0][4] 【企て】
くわだてること。また,くわだてたこと。もくろみ。計画。

くわだて

くわだて【企て】
a plan;→英和
a project;→英和
an attempt;→英和
an enterprise;→英和
an undertaking.

くわだてる

くわだてる【企てる】
plan;→英和
project;→英和
attempt <suicide> ;→英和
try;→英和
undertake.→英和

くわだてる

くわだ・てる クハダテル [4] 【企てる】 (動タ下一)[文]タ下二 くはだ・つ
〔「くはびら立つ」の略。室町時代までは「くはたつ」と清音〕
(1)事を始める前に,その手順を考えたり,整えたりする。もくろむ。たくらむ。企図する。計画する。「世界一周を―・てる」「新しい分野への進出を―・てる」「謀反を―・てる」
(2)足をつまだてる。「常に一の足を―・てたまへり/金光明最勝王経(平安初期点)」

くわちゃ

くわちゃ クハ― [2] 【桑茶】
桑の葉を茶のように作ったもの。中風に効くと考えられていた。

くわつみ

くわつみ クハ― [4][3] 【桑摘み】
養蚕のため,桑の葉を摘み採ること。また,その人。[季]春。

くわつみうた

くわつみうた クハ― [4] 【桑摘み唄】
民謡。桑摘みの時にうたう唄。桑もぎ唄。

くわな

くわな クハナ 【桑名】
三重県北部,揖斐(イビ)川河口にある市。伊勢路の入り口で,海上七里の渡しの乗船場。東海道の宿場町,また松平氏の城下町として繁栄。現在は鋳物・金属工業のほか商業も盛ん。焼き蛤(ハマグリ)で有名。

くわなのとのさん

くわなのとのさん クハナ― 【桑名の殿さん】
三重県桑名地方の民謡で,花柳界のお座敷唄。伊勢遷宮の際の木遣(キヤ)り唄に由来。
〔「殿さん」は客である旦那衆のこと〕

くわなぼん

くわなぼん クハナ― [3] 【桑名盆】
三重県桑名で産する黒塗りの盆。色漆で蕪菁(カブラ)を描くのが特色。

くわのはし

くわのはし クハ― [1][1] 【桑の箸】
桑の木で作った箸。これを用いると中風が治り,また予防になるといわれた。

くわのみでら

くわのみでら クハノミ― 【桑実寺】
滋賀県安土町にある天台宗の寺。山号は,繖山(キヌガササン)。天智天皇の勅願により藤原鎌足の子定恵(ジヨウエ)が創建,唐渡りの桑を植え養蚕を教えたという。将軍足利義晴が当寺に避難して,「桑実寺縁起絵巻」を奉納した。桑峰薬師。

くわのゆみ

くわのゆみ クハ― 【桑の弓】
「桑弓(クワユミ)」に同じ。

くわはじめ

くわはじめ クハ― 【鍬始め】
農家で,正月吉日に畑に餅(モチ)や米などを供えて農事始めとし,豊作を祝うこと。[季]新年。《天は晴れ地は湿ふや―/正岡子規》

くわばたけ

くわばたけ クハ― [3] 【桑畑・桑畠】
桑を植えた畑。

くわばら

くわばら クハバラ 【桑原】
姓氏の一。

くわばら

くわばら クハ― 【桑原】
■一■ [2] (名)
桑畑。「この湖,七度まで―に変ぜしを/太平記 38」
■二■ [1] (感)
落雷・災難・いやな事などを避けるために唱えるまじないの言葉。
〔菅公(カンコウ)の領地桑原には一度も落雷がなかったことによるという。また和泉国で雷神が井戸に落ちた時,ふたをして天に帰さなかったところ,自分は桑の木が嫌いなので桑原と唱えたら二度と落ちないと誓ったという説話もある〕

くわばら

くわばら【桑原桑原】
Heaven help me!

くわばらじつぞう

くわばらじつぞう クハバラジツザウ 【桑原隲蔵】
(1870-1931) 東洋史学者。福井県生まれ。京大教授。東洋史教育の基礎を確立し,東西交通史・文明史・法制史などを研究。著「蒲寿庚(ホジユコウ)の事蹟」「東西交通史論叢」「東洋文明史論叢」など。

くわばらせんけい

くわばらせんけい クハバラ― 【桑原仙渓】
元禄期(1688-1704)に活躍した立華(リツカ)師。号,冨春軒。貞享年間(1684-1688)に池坊から分かれ,一流派を成した。異形の花材を用い珍しい景色を表現し,好評を得た。専慶流・桑原専慶流・専敬流・仙渓流などの流祖。生没年未詳。

くわばらたけお

くわばらたけお クハバラタケヲ 【桑原武夫】
(1904-1988) フランス文学者・評論家。福井県生まれ。隲蔵の子。京大教授。幅広い評論活動を展開。各分野の専門家を結集しての学際研究の先鞭をつける。評論「第二芸術論」,共同研究「フランス革命の研究」「中江兆民の研究」など。

くわびら

くわびら クハ― 【鍬平】
(1)鍬の,柄を除いた鉄の部分。鍬先。
(2)足首から先の部分。足。「草臥(クタバリ)であるべいに,お―出しめせ/読本・本朝酔菩提」
(3)「鍬平足(クワビラアシ)」の略。

くわびらあし

くわびらあし クハ― 【鍬平足】
土ふまずのない足。扁平足(ヘンペイソク)。

くわぼうき

くわぼうき クハバウキ [3] 【桑箒・鍬箒】
(1)桑の楚(スワエ)を束ねて作った箒。
(2)鉄製のくま手。細(コマ)ざらい。

くわまゆ

くわまゆ クハ― [3] 【桑繭】
クワコ。また,その繭。

くわや

くわや クハ― (感)
(1)驚いた時,感情の高まった時などに発する語。あら。おや。「明星(アカボシ)は明星(ミヨウジヨウ)は―ここなりや/神楽歌」
(2)相手に注意を促したり,呼びかけたりする時に発する語。さあ。これこれ。「―,昨日の返り事/源氏(末摘花)」

くわやき

くわやき クハ― [0] 【鍬焼(き)】
下味をつけた鴨などの肉を鉄板で焼く料理。昔,農夫が鍬の上で野鳥を焼いて食したところからの名という。

くわやま

くわやま クハヤマ 【桑山】
(1)姓氏の一。
(2)〔豊臣家の臣桑山修理大夫が文禄・慶長の役の際,朝鮮から持ち帰り,製するようになったという〕
大阪市天王寺の珊瑚(サンゴ)寺から売り出された,小児の万病に効くという小粒の丸薬。桑山の小粒(コツブ)。

くわやまぎょくしゅう

くわやまぎょくしゅう クハヤマギヨクシウ 【桑山玉州】
(1746-1799) 江戸後期の文人画家。紀伊の人。名は嗣燦(シサン)など。沈南蘋(シンナンピン)に私淑し,池大雅に画を学んだのち,江戸に出て山水花鳥を好んで描いた。「絵事鄙言」などのすぐれた画論を残す。

くわゆ

くわ・ゆ クハユ 【加ゆ】 (動ヤ下二)
〔ハ行下二段活用動詞「くはふ(加)」が室町時代頃からヤ行に転じて用いられた語〕
「くわえる」に同じ。「異見ヲ―・ユレドモ/天草本伊曾保」

くわゆみ

くわゆみ クハ― [2] 【桑弓】
桑の木で作った弓。男児が生まれるとこの弓で,蓬(ヨモギ)の矢を四方に射てその子の立身出世を祝った。中国の古習に基づく。桑の弓。桑弧(ソウコ)。

くわり

くわり [0] 【区割(り)】 (名)スル
場所や土地などをいくつかに分けること。割り当てること。「分譲地の―をする」

くわれる

くわ・れる クハレル [3] 【食われる】 (動ラ下一)
(1)食べられる。
(2)相手の勢力・演技などに押され,引けを取る。「わき役に―・れる」「新商品に―・れる」

くわわる

くわわる【加わる】
(1) join <the party,in the enterprise> ;→英和
enter;→英和
take part[participate] <in> .
(2) increase <in> ;→英和
gain[gather] <speed> .→英和

くわわる

くわわ・る クハハル [0][3] 【加わる】 (動ラ五[四])
(1)すでにある上に,さらに新たな物が合わさっていっしょになり,その数・量・程度が増す。多くなる。「新人が三人―・る」「サービス料が一割―・る」「下り坂でスピードが―・る」
(2)仲間にはいる。列に連る。「メンバーに―・る」「泣ク泣ク烏ノ中ニ―・リ/天草本伊曾保」
(3)他のものにある作用が及ぶ。「圧力が―・る」「高い熱が―・ると溶融する」
〔「加える」に対する自動詞〕
[可能] くわわれる

くん

くん [1] 【裙】
(1)もすそ。
(2)〔仏〕「裙子(クンス)」に同じ。

くん

くん [1] 【薫】
かおりのよい草木。

くん

くん【訓】
the Japanese reading[pronunciation]of a Chinese character.

くん

くん [1] 【勲】
勲位,勲等。多くは「勲一等」のような形で勲等の等級を表す。

くん

−くん【−君】
Mr. <Ota> .

くん

くん [0] 【訓】
漢字に,それが表す意味に相当する日本語を当てた読み方。「山」を「やま」,「飲」を「のむ」と読む類。字訓。
⇔音(オン)
→訓読
→訓点

くん

くん 【君】 (接尾)
友達や目下の人の姓や名,または姓名などに付けて,親しみや軽い敬意を表す。主に男性の用いる語。「山田―」
〔古くは同輩以上の人に対する敬称として用いた。現在でも,議員同士の間では敬称として用いられる〕

くん

くん【勲位】
the Order of Merit.勲一等 the First Order of Merit.

くん=は香(コウ)を以(モツ)て自(ミズカ)ら焼く

――は香(コウ)を以(モツ)て自(ミズカ)ら焼く
〔漢書(襲勝伝)〕
においのよい草木は芳香をもっているが故に焼かれるように,才能がある者はそのためにかえって身を滅ぼす。

くんい

くんい [1] 【君位】
天皇の位。君主の位。

くんい

くんい [1] 【勲位】
(1)勲等と位階。
(2)律令制で,国家に対する功労者に与えられる位階。勲一等以下一二等に分かれていた。1876年(明治9)以後は八等となる。

くんいく

くんいく [0] 【訓育】 (名)スル
(1)素質・習慣などをよい方に伸ばすように,教え育てること。「能く其子女を―する者稀なり/明六雑誌 8」
(2)〔教〕 知識の習得を目指す教授に対して,児童・生徒の感情・意思・世界観などに関わる教育作用。広い意味の道徳教育。

くんいく

くんいく【訓育】
moral education;discipline.→英和

くんいく

くんいく [0] 【薫育】 (名)スル
徳をもって人によい影響を与え,教え導くこと。薫陶化育。しつけ。「生徒を―する」

くんいく

くんいく 【葷粥・獯鬻】
古代中国で北方に住んでいた異民族。匈奴と同一種族であるともいわれるが不明。

くんえこう

くんえこう [3] 【薫衣香】
⇒くのえこう(薫衣香)

くんえん

くんえん クンヱン 【薫園】
⇒金子(カネコ)薫園

くんえん

くんえん [0] 【薫煙】
香をたいた煙。香の煙。香煙。

くんえん

くんえん [0] 【燻煙】
物を燃して煙を出すこと。また,煙でいぶすこと。特に,薫製を作る時にいぶす煙。ナラ・カシなど脂(ヤニ)の少ない木の砕片を使う。「―室」

くんえんざい

くんえんざい [3][0] 【燻煙剤】
燃焼により有効成分を煙として,発散させ,殺虫・殺菌などを行う薬剤。蚊取り線香もこの一種。

くんえんほう

くんえんほう [0] 【燻煙法】
(1)燻煙剤を用いて病害虫を駆除する方法。
(2)農業で,多量の煙を燃やして霜害を防ぐ方法。

くんおう

くんおう [3] 【君王】
⇒くんのう(君王)

くんおん

くんおん [0] 【君恩】
主君から受けた恩。君主のめぐみ。

くんか

くんか [1] 【君家】
主君の家。主家。

くんか

くんか [1][0] 【薫化】 (名)スル
徳によって人によい影響を与え,導くこと。「人民を―する」

くんかい

くんかい [0] 【訓誨】 (名)スル
教えさとすこと。「同胞の暗愚を―し/妾の半生涯(英子)」

くんかい

くんかい【訓戒】
(an) admonition.→英和
〜する admonish;→英和
caution.→英和

くんかい

くんかい [0] 【訓解】
字句や文章を読み,その意味をときあかすこと。

くんかい

くんかい [0] 【訓戒・訓誡】 (名)スル
(1)事の善悪・是非を教えさとし,いましめること。また,その言葉。「生徒を―する」「―をたれる」
(2)学校・会社などの組織における処罰の一。最も軽いもの。

くんかく

くんかく [0] 【薫赫】
照りつけて暑いこと。また勢いの盛んなこと。「―の気は先づ面を撲てり/即興詩人(鴎外)」

くんかだ

くんかだ [3] 【訓伽陀】
〔「訓」は和訓,「伽陀」は梵語でほめたたえる歌の意〕
仏教歌謡の一。天台宗などで日本語で歌われる歌謡。今様形式・朗詠形式の二種がある。

くんがな

くんがな [0] 【訓仮名】
万葉仮名で表記する場合,その漢字の本来の意味とは無関係に,その字の訓を日本語の音節にあてはめて書き表した漢字をいう。「やまと」を「八間跡」,「なつかし」を「夏樫」と書き表した場合の「八」「間」「跡」(一字一音節),「夏」「樫」(一字二音節)などの類。
→音仮名(オンガナ)

くんき

くんき [1] 【勲記】
叙勲者に勲章とともに与えられる証書。

くんぎ

くんぎ [1] 【訓義】
漢字の読みと意味。

くんぎょう

くんぎょう [0] 【勲業】
国家や君主に尽くす事業。功業。

くんくん

くんくん [1] (副)
においをかいだり,鼻を鳴らしたりする声を表す語。「―かぐ」「子犬が―(と)鳴く」

くんくん

くんくん
<give> a sniff <at> .→英和
〜かぐ sniff <at> .〜泣く whine.→英和

くんけん

くんけん [0] 【君権】
君主の権力。

くんげき

くんげき [1][0] 【裙屐】
衣服のすそとはきもの。

くんげん

くんげん [0][3] 【訓言】
教えさとす言葉。訓辞。「師の―」

くんこ

くんこ [1] 【訓詁】
字句の解釈。文章全体の意義を考えるのでなく,部分的な文字や語句を説明すること。

くんこ

くんこ【訓詁】
(an) exposition;→英和
a commentary.→英和
訓詁学(者) exegetics (a scholiast).

くんこう

くんこう [1][0] 【君公】
自分の主君の敬称。きみ。

くんこう

くんこう [0] 【薫香】
(1)香料を使ってつくり,くゆらせてよいにおいを出させるもの。たきもの。
(2)よいにおい。芳香。「―が満ちる」

くんこう

くんこう [0] 【焄蒿】
〔「焄」は香気,「蒿」は蒸しのぼる意〕
香気が立ちのぼること。

くんこう

くんこう [0] 【勲功】
(1)国家または主君に尽くした功績。手柄。功労。
(2)手柄を立てたものに対するほうび。恩賞。

くんこう

くんこう【勲功】
<render> distinguished services.〜ある meritorious.→英和

くんこう

くんこう [0][1] 【君侯】
諸侯を敬っていう語。

くんこうせいそう

くんこうせいそう [0] 【焄蒿悽愴】
〔礼記(祭義)〕
香気が立ちのぼり,人心を恐れ震えさせるさま。鬼神の気の形容。

くんこがく

くんこがく [3] 【訓詁学】
(1)古典を解釈するために,主として文字の意味を研究する学問。
(2)中国,漢代に流行し,唐代に集成された,古典解釈のための学問。「爾雅(ジガ)」の研究を先駆とし,「説文(セツモン)解字」「五経正義」などの業績を生む。宋(ソウ)以後におこった,理義の究明を主とする思弁的な学問と区別される。
(3)文章全体の意義内容を考えず,部分的な字句の注釈にとらわれた学問。

くんこく

くんこく [0] 【訓告】 (名)スル
教え告げること。いましめ告げること。

くんこく

くんこく [0][1] 【君国】
(1)君主と国家。
(2)君主が統治する国。

くんごうこく

くんごうこく クンガフ― [3] 【君合国】
⇒同君連合(ドウクンレンゴウ)

くんさい

くん・さい [0] 【葷菜】
ネギ・ニラ・ニンニクなどのように,においの強い野菜。

くんさる

くんさ・る (動ラ四)
「くださる」の転。「印があらば早う―・れなう/浄瑠璃・碁太平記」

くんし

くんし [1] 【薫紙】
香料をしみ込ませた紙。熱するか燃やすかして,芳香を出させる。

くんし

くんし【君子】
a man of noble character;a (true) gentleman;a wise man.

くんし

くんし [1] 【君子】
(1)学識・人格ともに優れ,徳行のそなわった人。「聖人―」
(2)身分・官位の高い人。
(3)画題としての,梅・竹・蘭(ラン)・菊のこと。四君子。

くんし

くんし [1] 【裙子】
「くんす(裙子)」に同じ。

くんし=の三楽(サンラク)

――の三楽(サンラク)
〔孟子(尽心上)〕
君子の三つの楽しみ。父母兄弟が無事なこと,天にも地にも人にも恥じるところのないこと,天下の英才を教育すること。

くんし=の三畏(サンイ)

――の三畏(サンイ)
〔論語(季氏)〕
君子がおそれる三つのもの。天命と大人(タイジン)と,聖人の言葉。

くんし=の九思(キユウシ)

――の九思(キユウシ)
〔論語(季氏)〕
君子が常に心がけるべき九つの事柄。視は明を,聴は聡(ソウ)を,色は温を,貌(カタチ)は恭を,言は忠を,事は敬を,疑は問を,忿(イカリ)は難を思い,得るを見ては義を思うこと。

くんし=の徳は風(カゼ)

――の徳は風(カゼ)
〔論語(顔淵)〕
風が草をなびかせるように,君子は徳によって人々をなびかせ教化するということ。

くんし=の過ちは日月(ジツゲツ)の食(シヨク)の如(ゴト)し

――の過ちは日月(ジツゲツ)の食(シヨク)の如(ゴト)し
〔論語(子張)〕
君子は過ちを犯すことがあっても,日食や月食のように,一時のことであって,すぐにもとの徳性にかえるということ。

くんし=の=交わり

――の=交わり(=交(コウ))は淡(アワ)きこと水の如(ゴト)し
〔荘子(山木)〕
君子は人と交わるのにさっぱりしていて,その友情は永久に変わることがない。

くんし=は三端(サンタン)を避(サ)く

――は三端(サンタン)を避(サ)く
〔韓詩外伝〕
君子は,文士の筆端,武士の鋒端(ホウタン),弁士の舌端(ゼツタン)を避けて身を守る。つまり,筆・武器・弁舌で人と争うことを好まない。

くんし=は交わり絶ゆとも悪声を出さず

――は交わり絶ゆとも悪声を出さず
〔史記(楽毅伝)〕
君子は交際が絶えても相手の欠点などを言いふらさない。

くんし=は人の美(ビ)を成す

――は人の美(ビ)を成す
〔論語(顔淵)〕
君子は他人の長所や美点を見いだし,それを助け立派なものに完成させる。

くんし=は危(アヤウ)きに近寄らず

――は危(アヤウ)きに近寄らず
〔春秋公羊伝(襄公二十九年)〕
君子は身を慎み守り,危険なことははじめから避ける。

くんし=は周(シユウ)して比(ヒ)せず小人は比して周せず

――は周(シユウ)して比(ヒ)せず小人は比して周せず
〔論語(為政)「周」はあまねく及ぶさま,「比」はべたべたくっつくさま〕
君子は広くかたよらずに人と親しむが,小人は小さなかたよった党派を作りがちである。

くんし=は器(キ)ならず

――は器(キ)ならず
〔論語(為政)〕
器は用途が限られているが,君子は一技一芸だけにかたよることはない。

くんし=は独(ヒトリ)を慎(ツツシ)む

――は独(ヒトリ)を慎(ツツシ)む
〔大学〕
君子は人が見ていない所でもおこないを慎む。

くんし=は豹変(ヒヨウヘン)す

――は豹変(ヒヨウヘン)す
(1)〔易経(革卦)〕
君子は過ちをすみやかに改め,善に移ることがはっきりしている。
(2)俗に,今までの思想・態度が急に変わること。

くんしこく

くんしこく [3] 【君子国】
(1)徳義を重んじ,礼儀正しい国。
(2)「日本」の美称。「海東に大倭国有り,之れ―と謂ふ/続紀(慶雲一)」
(3)〔唐書(新羅伝)〕
新羅(シラギ)の美称。

くんしじん

くんしじん [3] 【君子人】
君子と呼ぶにふさわしい高い徳行のそなわった人。有徳の人。

くんしつ

くんしつ [0] 【燻室】
魚・獣肉の燻製を作るための部屋。

くんしゃく

くんしゃく [0] 【薫灼】 (名)スル
くすぶり焼くこと。「忽ち残煙の―する所となり/佳人之奇遇(散士)」

くんしゃく

くんしゃく [1][0] 【勲爵】
勲等と爵位。

くんしゃく

くんしゃく [0] 【訓釈】 (名)スル
文字や文章の,読みや意味を明らかにすること。

くんしゅ

くんしゅ [1] 【君主】
世襲的に国家を代表し,統帥する最高の地位にある人。帝王。天子。皇帝。きみ。

くんしゅ

くんしゅ【君主】
a monarch;→英和
a sovereign;→英和
a ruler.→英和
‖(立憲)君主政体 (constitutional) monarchy.君主独裁 autocracy.

くんしゅ

くんしゅ [1] 【葷酒】
ネギ・ニラなど臭気のある野菜と酒。

くんしゅ=山門(サンモン)に入(イ)るを許さず

――山門(サンモン)に入(イ)るを許さず
禅寺の門の脇の戒壇石に刻まれる句。清浄な寺門の中に修行を妨げ心を乱す不浄な葷酒を持ち込んだり,それらを口にしたものがはいることを許されないの意。

くんしゅこく

くんしゅこく [3] 【君主国】
君主によって統治される国家。

くんしゅせい

くんしゅせい [0] 【君主制】
〔monarchy〕
君主によって統治される政治形態。憲法などの制度により制約を受ける制限君主制と,君主の意思が何ものにも制約されない絶対君主制とがある。王政。
→共和制

くんしゅどうとく

くんしゅどうとく [4] 【君主道徳】
〔(ドイツ) Herrenmoral〕
ニーチェの主張した貴族・支配者の道徳。世俗の善悪の観念や怨恨・心弱さを克己して,生命と権力の充実のままに生きる強者の道徳。
⇔奴隷道徳

くんしゅろん

くんしゅろん 【君主論】
〔原題 (イタリア) Il Principe〕
マキャベリの著作。1513年頃成る。政治的思考を政治倫理から解放し,政治目的のためには道徳を無視し,宗教をもその手段とするといった権謀術数の政治を説き,マキャベリズムの名を生んだ。近代政治学の黎明を告げる名著。

くんしょう

くんしょう [0] 【勲章】
(1)栄典の一。国家・社会に対する功労者を表彰して国家から与えられる記章。日本では,菊花章・旭日章・宝冠章・瑞宝章があり,菊花章は大勲位菊花章と大勲位菊花大綬章の二章,その他はそれぞれ勲一等から勲八等までの階級に分かれている。戦後停止状態にあったが,1963年(昭和38)生存者叙勲が復活した。ほかに金鵄(キンシ)勲章と文化勲章があり,前者は1947年廃止。外国では,イギリスのガーター勲章,フランスではレジオン-ドヌール,旧ソ連のレーニン勲章などが有名。
(2)その人にとって誇りとなっていること。

くんしょう

くんしょう【勲章】
<wear> a decoration;→英和
<confer> an order <upon a person> .→英和

くんしょうねんきん

くんしょうねんきん [5] 【勲章年金】
勲章に付加されている終身年金。

くんしょうも

くんしょうも [3] 【勲章藻】
緑藻類クロレラ目の淡水藻。体はごく小さく,冷清な湖沼などに生息する。数個の突起を有する細胞が規則正しく集合して群体を形成する。平面図が勲章のような形をなす。種類が多い。

くんしらん

くんしらん [3] 【君子蘭】
ヒガンバナ科の多年草,ウケザキクンシランの通称。南アフリカ原産。観賞用に温室で栽培。葉は濃緑色で幅広い剣形。春,花茎の頂に広漏斗状の大形の花を十数個散形花序につける。花色は朱赤・赤紅・黄など。クリビア。[季]春。《―蟻頭をふりて頂に/楸邨》

くんしん

くんしん [0][1] 【君臣】
主君と臣下。「―の道」

くんしん

くんしん【君臣】
sovereign and subject;lord and vassal.

くんしん

くんしん [0] 【葷辛】
臭気のあるニラ・ニンニクのような野菜と,辛みのあるショウガのような野菜。

くんしん=水魚(スイギヨ)

――水魚(スイギヨ)
君主と臣下との間が親密なことを水と魚との関係にたとえていう語。
→水魚の交わり

くんじ

くんじ [0] 【訓示】 (名)スル
上級の者が下級の者に,物事をするに当たっての心得・注意などを教え示すこと。また,その言葉。

くんじ

くんじ【訓示】
<give> an address of instructions.

くんじ

くんじ [0] 【訓辞】
教えさとす言葉。教訓の言葉。

くんじいたし

くんじいた・し 【屈じ甚し】 (形ク)
〔「くっしいたし」の促音を撥音「ん」で表した語〕
「くしいたし」に同じ。「ものなども見入れられず,―・くて/源氏(乙女)」

くんじきてい

くんじきてい [4] 【訓示規定】
各種の手続きを定める規定のうち,もっぱら裁判所または行政庁の職務行為に対する命令の性質をもち,それに違反しても,その行為や手続きの効力には影響のないもの。

くんじゅ

くんじゅ [1] 【群集・群衆】 (名)スル
〔「くん」は漢音。「くんじゅう」「ぐんじゅ」とも〕
人が群れをなして集まること。また,その人々。「人多く―したり/平家 2」

くんじゅ

くんじゅ [1] 【薫修】
〔仏〕(「薫」は,香をたいて,香りを衣に染みこませること)修行を積むこと。

くんじゅう

くんじゅう [0] 【薫習・薫修】
〔「くんじゅ」とも〕
〔仏〕 物に香りが染みつくように,人々の精神・身体のすべての行為が人間の心の最深部に影響を与えること。

くんじょう

くんじょう【燻蒸】
fumigation.〜する fumigate;→英和
smoke.→英和

くんじょう

くんじょう [0] 【訓状】
教えさとす手紙。教訓状。

くんじょう

くんじょう [0] 【君上】
主君。きみ。

くんじょう

くんじょう [0] 【勲状】
勲功をほめて与えられる賞状。

くんじょう

くんじょう [0] 【燻蒸】 (名)スル
(1)いぶすこと。いぶって煙が立ちのぼること。「居酒屋から―する烟と/罪と罰(魯庵)」
(2)有毒ガスを発生させて,殺虫・殺菌を行うこと。

くんじょうざい

くんじょうざい [3][0] 【燻蒸剤】
燻蒸{(2)}に用いる揮発性の薬剤。クロロピクリン・臭化メチル・エチレンオキシドなど。

くんす

くんす [1] 【裙子】
〔「す」は「子」の唐音。主として禅宗での用語〕
僧衣の一。腰から下を覆う,ひだの多い裳のようなもの。裙(クン)。腰衣。内衣(ナイエ)。くんし。
→偏衫(ヘンサン)

くんず

くん・ず 【屈ず】 (動サ変)
〔「くっす」の促音を撥音「ん」で表した語〕
くよくよ思い悩む。「空しうかへらむ後手もをこなるべしと,―・じいたりてゆかず/源氏(須磨)」

くんずほぐれつ

くんずほぐれつ クンヅ― 【組んず解れつ】 (連語)
〔「くみつほぐれつ」の転〕
組み合ったり離れたりして激しく動くさま。「―の大げんか」

くんずる

くん・ずる [0][3] 【燻ずる】 (動サ変)[文]サ変 くん・ず
いぶる。くすぶる。「庭中に―・ずる葉巻莨(シガー)の煙白く立つて/はやり唄(天外)」

くんずる

くん・ずる [0][3] 【薫ずる】 (動サ変)[文]サ変 くん・ず
(1)いい香りがする。かおる。また,いい香りをかおらせる。におわせる。「香を―・ずる」「白薔薇(ホワイトローズ)香(ニオイ)―・じて/風流仏(露伴)」
(2)風が若葉の香りをただよわせる。「南風―・ずる時節」

くんずる

くん・ずる [0][3] 【訓ずる】 (動サ変)[文]サ変 くん・ず
漢字を固有の日本語にあてて読む。漢字を訓で読む。訓読する。

くんせい

くんせい【燻製の】
smoked <salmon> .

くんせい

くんせい [0] 【薫製・燻製】
魚肉・獣肉などを塩漬けにし,脂(ヤニ)の少ないナラ・カシなどの木屑を焚いた煙でいぶしながら乾燥した保存性のある食品。独特の香味がある。

くんせき

くんせき [0] 【勲績】
てがら。功績。勲功。

くんせん

くんせん [0] 【葷羶】
ネギ・ニラなど臭気のある野菜と,生ぐさい肉。

くんせん

くんせん [0] 【薫染】 (名)スル
(1)香気が移り,しみこむこと。
(2)よい感化を受けること。また,与えること。「五年を独逸(ドイツ)に―せし学者風を喜び/金色夜叉(紅葉)」

くんせんし

くんせんし [3] 【君仙子】
薬種としての,ウツギの実の称。

くんぜん

くんぜん [0] 【醺然】 (ト|タル)[文]形動タリ
酒に酔って気持ちのよいさま。「―として酔ひ/三酔人経綸問答(兆民)」

くんぜん

くんぜん [0] 【君前】
主君の前。

くんそく

くんそく [0] 【君側】
主君のそば。「―の奸(カン)を除く」

くんたい

くんたい 【裙帯】
(1)裳の腰につけて左右に長く垂らした紐。官女が正装の時,装飾として用いた。くたい。「ひれ,―は浮線綾(フセンリヨウ)を櫨緂(ハジダン)に染めたり/紫式部日記」
(2)すそと帯。
裙帯(1)[図]

くんだいかんそうちょうき

くんだいかんそうちょうき クンダイクワンサウチヤウキ 【君台観左右帳記】
室町中期の座敷飾りに関する秘伝書。一巻。中国画家についての説明,座敷飾りの方式・道具類について記す。能阿弥によって整備され,相阿弥によって完成されたと考えられる。

くんだり

くんだり 【下】 (接尾)
〔「くだり(下)」の転〕
地名に付いて,中央から遠く離れていることをやや強調して言い表すのに用いる。「山奥―」

くんちゅう

くんちゅう [0] 【訓注】
漢字の字訓や発音・語義などを示すため,文中に施した注記。訓釈。

くんちょう

くんちょう [0] 【君寵】
主君から受ける寵愛。主君に特別に目をかけられること。「―をほしいままにする」

くんちょう

くんちょう [0] 【君長】
君主。また,かしら。

くんづけ

くんづけ [0] 【君付け】 (名)スル
人の名前の下に「君(クン)」を付けて呼ぶこと。普通,対等以下の者に使う。ただし,国会では,公式の用語として議員を君付けで呼ぶ。

くんづほぐれつ

くんづほぐれつ 【組んづ解れつ】 (連語)
⇒くんずほぐれつ(組んず解れつ)

くんてん

くんてん [0] 【訓点】
漢文を訓読する際に,漢字の上や周囲に書き加えられた符号(返り点・ヲコト点)や仮名(振り仮名・送り仮名)などの総称。点。

くんてんご

くんてんご [0] 【訓点語】
古く漢文を訓読するのに用いられた国語。平安時代以後,語彙・語法・音韻・文体などの面で仮名文学に用いられたものとはいろいろ異なるものがあった。後世の和漢混交文をはじめ,文語文に大きな影響を与えた。

くんてんしりょう

くんてんしりょう [5] 【訓点資料】
訓点語研究の資料としての訓点本の称。平安時代以後のものが大部分で,年代の明確なものが多いことなどから,重要な国語資料とされる。

くんてんぼん

くんてんぼん [0] 【訓点本】
漢文に,ヲコト点・仮名などの訓点の付せられている漢籍・国書・仏典などの書物。点本。

くんでん

くんでん【訓電】
<send> telegraphic instructions.

くんでん

くんでん [0] 【訓電】 (名)スル
電報によって訓令を与えること。また,その電報。

くんとう

くんとう [0] 【薫陶】 (名)スル
〔香をたいてかおりをしみこませ,土をこねて形を整え陶器を作る意から〕
人徳・品位などで人を感化し,よい方に導くこと。「よき―を受ける」「儒教の中に―せられて/福翁百話(諭吉)」

くんとう

くんとう [0] 【勲等】
国家・社会に勲功のあった人を賞するための栄典。最高を大勲位とし,勲一等から勲八等まであり,各等に応じた勲章がある。勲章の等級。

くんとう

くんとう【薫陶】
discipline;→英和
training;→英和
education;→英和
instruction.→英和
…の〜を受ける study under…;be trained by….

くんとう

くんとう【勲等】
an order of merit.

くんとく

くんとく [0] 【君徳】
君主としての立派な人柄。君主の徳。

くんどう

くんどう [0] 【訓導】 (名)スル
(1)〔古くは「きんどう」とも〕
教えみちびくこと。教導。「子弟を―するの任に当り/妾の半生涯(英子)」
(2)旧制小学校の正規の教員の称。現在の,教諭に当たる。

くんどく

くんどく [0] 【訓読】 (名)スル
(1)漢字を,その字の意味に基づいて訳した日本語で読むこと。「春」を「はる」,「北風」を「きたかぜ」と読む類。くんよみ。
⇔音読
(2)漢文を日本語の文法に従って,語の順序を変えたりしながら直訳的に読むこと。「謹啓」を「つつしんでもうす」,「不可侵」を「おかすべからず」と読む類。漢文訓読。
(3)難しい言葉をわかりやすく説明すること。「友達のよしみに―して聞かせよう/滑稽本・和合人」

くんどく

くんどく【訓読する】
read Chinese characters in Japanese pronunciation.

くんなか

くんなか 【国中】
〔「くになか」の転〕
(1)奈良盆地一帯の称。
(2)甲府盆地一帯の称。
→郡内

くんにく

くんにく [0] 【燻肉】
薫製の肉。ベーコンなど。

くんのう

くんのう [3][0] 【君王】
〔「くんおう」の連声〕
君主。帝王。

くんぷ

くんぷ [1] 【君父】
主君と父。

くんぷ=の讐(アダ)は倶(トモ)に天を戴(イタダ)かず

――の讐(アダ)は倶(トモ)に天を戴(イタダ)かず
〔礼記(曲礼上)〕
君父のかたきとともにこの世に生きていたくない。生命をかけても報復しないではいられないことにいう。不倶戴天。

くんぷう

くんぷう [0] 【薫風】
初夏,若葉の香をただよわせて吹いてくるさわやかな南風。[季]夏。
→風薫る

くんぷう

くんぷう【薫風】
a balmy wind.

くんぺん

くんぺん [0] 【君辺】
主君のそば。君側。「―に仕える」

くんみん

くんみん [0][1] 【君民】
君主と人民。

くんみんせいおん

くんみんせいおん [5] 【訓民正音】
朝鮮の文字ハングルが一五世紀に制定された時の名称,およびそれを公布した条例の名称。
→ハングル

くんみんどうち

くんみんどうち [5] 【君民同治】
人民の代表者で構成された議会と,君主とが国の政治を分掌すること。君民共治。

くんめい

くんめい [0][1] 【君命】
主君の命令。

くんめい=を辱(ハズカシ)めず

――を辱(ハズカシ)めず
〔論語(子路)〕
君主から命じられた任務を十分に遂行する。

くんもう

くんもう [0] 【訓蒙】 (名)スル
〔古くは「きんもう」とも〕
子供・初心者を教えさとすこと。また,そのために書き記した書物。

くんゆ

くんゆ [1][0] 【訓諭】 (名)スル
教えさとすこと。教え。「艦長は…軍命の決する所なる旨を―し/此一戦(広徳)」

くんゆう

くんゆう [0] 【薫蕕】
よい香りのある草と悪臭のある草。善人と悪人,また君子と小人にたとえる。

くんゆう=器(ウツワ)を同じゅうせず

――器(ウツワ)を同じゅうせず
〔世説新語(方正)〕
善人と悪人,また君子と小人とは同じ場所にいることができないというたとえ。

くんよみ

くんよみ [0] 【訓読み】 (名)スル
「訓読(クンドク){(1)}」に同じ。

くんりく

くんりく [0] 【薫陸】
⇒くんろく(薫陸)

くんりん

くんりん【君臨する】
reign[rule]over <a country> .

くんりん

くんりん [0] 【君臨】 (名)スル
(1)君主として国家を統治すること。君主の座にあること。「聖王の―する国」
(2)ある分野で,他の者をおさえて絶対的な力を振るうこと。「財界に―する」

くんりん=すれども統治(トウチ)せず

――すれども統治(トウチ)せず
国王は君主として君臨しているが,統治権は議会を通じて国民が行使する。イギリスの政体をいう。

くんれい

くんれい [0] 【訓令】 (名)スル
上級官庁が所管の下級官庁に対して事務の方針や権限の行使などの基本に関する命令を発すること。また,その命令。
→通達

くんれい

くんれい【訓令】
<give> instructions.

くんれいしきローマじつづり

くんれいしきローマじつづり [11] 【訓令式―字綴り】
日本語を書き表すためのローマ字のつづり方の一。ヘボン式と日本式を折衷したもの。1930年(昭和5)に,文部省に設けた臨時ローマ字調査会の答申に基づいて,37年(昭和12)内閣訓令として公布された。54年(昭和29),政府はこの訓令を廃し,やや改訂を加えたものを「ローマ字のつづり方」として告示した。

くんれん

くんれん【訓練】
training;→英和
(a) drill;→英和
discipline.→英和
〜する train;→英和
drill;discipline.→英和
〜を受ける undergo training.

くんれん

くんれん [1] 【訓練】 (名)スル
(1)あることについて教え,それがうまくできるように技術的・身体的練習を継続的に行わせること。「職業―所」
(2)〔教〕 児童・生徒に直接働きかけ,目標に到達するまで継続的に行わせること。
(3)ある事を習熟させるため,実際にそれをやらせること。「実地―」「―生」

くんろ

くんろ [1] 【薫炉】
香をたく器。香炉。薫籠(クンロウ)。「―の煙」

くんろう

くんろう [0] 【薫籠】
(1)「薫炉(クンロ)」に同じ。
(2)「伏籠(フセゴ)」に同じ。

くんろう

くんろう [0] 【勲労】
功労。手柄。いさお。

くんろく

くんろく [0] 【薫陸】
〔「ろく」は呉音〕
(1)インド・ペルシャなどに産する一種の樹脂。香を製する。薫陸香。
(2)樹脂の化石。琥珀(コハク)に似ているがコハク酸を含まない。粉末にして香料にする。岩手県・福島県に産する。和の薫陸。

くんろく

くんろく [0] 【九六】
大相撲で,九勝六敗の成績を上げること。
〔大関や横綱の成績としてはもの足りないという意でいう〕

くんわ

くんわ【訓話】
a moral story.

くんわ

くんわ [0] 【訓話】
教え導くための話。教えさとす話。「校長の―がある」

くノ一

くのいち [2] 【くノ一】
〔「女」の字を分解すると「く」「ノ」「一」になることから〕
女忍者。また,女のこと。

く文字

くもじ 【く文字】
〔女房詞〕
(1)〔「くき(茎)」の文字詞〕
菜などの漬物。
(2)〔「くわんぎよ(還御)」の文字詞〕
還御(カンギヨ)。
(3)〔「くこん(九献)」の文字詞〕
酒。また,酒盛り。「まきにて御―あり/御湯殿上(慶長三)」

く語法

くごほう [2] 【く語法・ク語法】
活用語の語尾に「く」が付いて,全体が名詞化される語法。「思はく」「願はく」「見らく」「散らまく」「言ひしく」などの類。
→く(接尾)

ぐ [1][0] 【愚】
■一■ (名・形動)[文]ナリ
おろかなこと。くだらないこと。また,そのさま。「己の―を恥じる」「―なること殆んど児戯に似たれど/三日月(浪六)」
■二■ (代)
一人称。自分を謙遜していう語。「東武にひろめて―の手柄にしたく候/芭蕉書簡」

ぐ【愚】
(a) folly;→英和
stupidity.〜な foolish;→英和
stupid.→英和
〜にもつかぬことを言う talk non sense.

ぐ【具】
a tool;→英和
a means (手段).→英和

ぐ 【五】
博打(バクチ)で,さいころの五の目。「いま��しくなつて来て,―一・―六・―三と/洒落本・卯地臭意」

ぐ 【具】
■一■ (名)
□一□
(1) [1]
道具。器具。「物の―」
(2) [1]
物事に利用する材料となるもの。手段。手だて。「政争の―にする」
(3) [0]
料理で,主材料にまぜる副材料となるもの。汁に入れる野菜や五目ずしのたねなど。「雑煮の―」
(4) [1]
顔料に胡粉(ゴフン)・白土などを加えて明度を上げ,かつ不透明にしたもの。絵の具などとする。
□二□
(1)つれそう人。妻。「この宮の御―にては,いとよきあはひなり/源氏(浮舟)」
(2)お相手役。遊び相手。「姫宮の御―にて,いとこよなからぬ御程の人なれば/源氏(蜻蛉)」
■二■ (接尾)
助数詞。一そろいになっている衣服や器具などを数えるのに用いる。そろい。組。「各五十隻を一―と為す/延喜式(兵庫寮)」


「く」の濁音の仮名。軟口蓋破裂音の有声子音と後舌の狭母音とから成る音節。現代共通語では,この音は主として語頭に用いられ,語中・語尾では,その頭子音が軟口蓋鼻音となるのが一般である。これを鼻濁音の「ぐ」といい,必要に応じ「く(ク)」に半濁点「°」を付けて示すことがある。

ぐ=にも付か∘ぬ

――にも付か∘ぬ
全くばかげている。「―∘ぬ話」

ぐ=に返る

――に返・る
年をとっておろかになる。「分別過れば―・る/浄瑠璃・日本振袖始」

ぐ=の骨頂(コツチヨウ)

――の骨頂(コツチヨウ)
この上なくばかげていること。

ぐあい

ぐあい [0] 【具合・工合】
〔「ぐわい」とも〕
(1)物事の機能の状態。かげん。あんばい。「エンジンの―がおかしい」「体の―が悪い」
(2)都合。「今日は忙しくて,―が悪い」「―よく,タクシーが来た」
(3)ていさい。かっこう。「仮病がばれてどうも―が悪い」
(4)物事のやりかた。方法。あんばい。「こんな―にやればうまくいく」

ぐあい

ぐあい【具合】
[状態]a condition;→英和
a state;→英和
fitness (適否);a manner (方法).→英和
〜が良い(悪い) be[feel](un)well (健康が);→英和
be in (good) order (out of order) (機械などの調子が);be (in)convenient (都合が).〜良く luckily; <go> well.

ぐあん

ぐあん [0] 【愚闇・愚暗】
おろかで道理にくらいこと。暗愚。「重盛が無才―の身をもて/平家 2」

ぐあん

ぐあん [0] 【愚案】
(1)くだらない考え。愚考。
(2)自分の考えを謙遜していう語。愚見。「手近いところで―いたしますれば/安愚楽鍋(魯文)」

ぐあん

ぐあん [0] 【具案】
(1)原案を立てること。また,その案。
(2)一定の手段・方法がそなわった案。

ぐあん=に落つ

――に落・つ
納得する。ふにおちる。「何とも―・ち申さず/浄瑠璃・吉野忠信」

ぐい

ぐい [1] 【愚意】
自分の意見・考えを謙遜していう語。愚見。愚案。

ぐい

ぐい (接頭)
動詞の連用形に付いて,すぐに,そのまま一息に,勢いよく,などの意を添える。「―飲み」「今夜は新造買の明日まで―寝にせう/黄表紙・長生見度記」

ぐい

ぐい
〜と <pull> with a jerk[jerks];→英和
<swallow> at a gulp.→英和

ぐいぐい

ぐいぐい [1] (副)
(1)力をこめて引いたり押したりするさま。「荷車を―(と)引く」
(2)勢いよく物事をするさま。「―(と)速度を上げる」
(3)勢いよくつづけざまに飲むさま。「―(と)酒をあおる」

ぐいぐい

ぐいぐい
ぐいぐい押す(飲む) press hard (gulp down).ぐいぐい引き離す quickly outdistance <the other runners> .

ぐいち

ぐいち 【五一】
(1)博打(バクチ)で,さいころの五の目と一の目。
(2)〔さいころの目は五と一が向かい合っていないことから〕
食い違っていること。ちぐはぐなこと。「―に生えたが歯違ふの歯の見所/浄瑠璃・菅原」

ぐいちさぶろく

ぐいちさぶろく 【五一三六】
〔五・一と三・六は博打(バクチ)ではいずれも値打ちのない数であるところから〕
似たりよったりで取るに足りないこと。

ぐいっと

ぐいっと [2] (副)
「ぐいと」よりさらに力をこめて,また勢いよく物事をするさま。「―首をねじる」「―飲みほす」

ぐいと

ぐいと [1][0] (副)
(1)力をこめて,急に物事をするさま。「―引き寄せる」「戸を―押す」
(2)(酒などを)勢いよく飲むさま。「―飲みほす」

ぐいのみ

ぐいのみ [0] 【ぐい飲み】
(1)一息に飲むこと。「酒を茶わんで―にする」
(2)やや大ぶりで,底の深い杯。

ぐいまつ

ぐいまつ [1][0] 【ぐい松】
マツ科の落葉高木。カラマツの近縁種。サハリン・南千島・中国東北部・東シベリアに広く分布する。材は建材などに用いる。色丹(シコタン)松。樺太(カラフト)松。

ぐい松

ぐいまつ [1][0] 【ぐい松】
マツ科の落葉高木。カラマツの近縁種。サハリン・南千島・中国東北部・東シベリアに広く分布する。材は建材などに用いる。色丹(シコタン)松。樺太(カラフト)松。

ぐい飲み

ぐいのみ [0] 【ぐい飲み】
(1)一息に飲むこと。「酒を茶わんで―にする」
(2)やや大ぶりで,底の深い杯。

ぐう

ぐう [1]
息や喉が詰まったときに出る音。また,苦しい状況においこまれたときに出す声。

ぐう

ぐう [1]
じゃんけんで,握りこぶしのこと。石。

ぐう

ぐう [1] 【寓】
かりずまい。寓居。「麻布の―に帰れば/良人の自白(尚江)」

ぐう=の音(ネ)も出∘ない

――の音(ネ)も出∘ない
徹底的にやりこめられて,一言も弁解・反論ができない。「証拠をつきつけられて―∘ない」

ぐうい

ぐうい【寓意】
the moral[hidden meaning] <of a story> .→英和
寓意物語 a fable;→英和
a parable.→英和

ぐうい

ぐうい [1][0] 【寓意】
何かにかこつけて,それとなくある意をほのめかすこと。

ぐういしょうせつ

ぐういしょうせつ [4] 【寓意小説】
教訓・批判などを出来事にかこつけて暗示した小説。

ぐういん

ぐういん [0] 【偶因】
物事の根本の原因ではなくて,その発生の機会となる原因。機会原因。

ぐういんろん

ぐういんろん [3] 【偶因論】
⇒機会原因論(キカイゲンインロン)

ぐうえい

ぐうえい [0] 【偶詠】
ふと心に浮かんだままを詩歌に詠むこと。また,そうしてできた詩歌。偶吟。「早春―」

ぐうかく

ぐうかく [0] 【隅角】
すみ。かど。

ぐうかん

ぐうかん [0] 【偶感】
ふと心に浮かんだ感想。

ぐうかんすう

ぐうかんすう [3] 【偶関数】
〔数〕 �(−�)=�(�)となるような関数。偶関数 �=�(�)のグラフは � 軸に関して対称である。例えば �=�� など。
⇔奇関数

ぐうきせい

ぐうきせい [0] 【偶奇性】
⇒パリティー(2)

ぐうきょ

ぐうきょ【寓居】
a temporary abode.

ぐうきょ

ぐうきょ [1] 【寓居】 (名)スル
(1)仮の住まい。わび住まい。喬居(キヨウキヨ)。「彼れが許に―せしめたるに過ぎざるのみ/世路日記(香水)」
(2)自分の住居を謙遜していう語。

ぐうぎん

ぐうぎん [0] 【偶吟】
「偶詠(グウエイ)」に同じ。

ぐうぐう

ぐうぐう [1] (副)
(1)いびきをかいて寝ているさま。また,いびきの音を表す語。「―(と)高いびきをかいて寝ている」
(2)空腹のときに,腹が鳴るさま。「腹が―(と)鳴る」

ぐうぐう

ぐうぐう
〜寝る(いびきをかく) be fast asleep (snore loudly).

ぐうけ

ぐうけ 【郡家】
⇒ぐんけ(郡家)

ぐうげ

ぐうげ [1] 【藕花】
〔「藕」は蓮(ハス)〕
蓮の花。蓮花(レンゲ)。ぐうか。

ぐうげん

ぐうげん [0] 【寓言】
(1)他の物事や架空の物事に仮託して,教訓・思想などを述べた言葉。たとえばなし。「人生を看破(ミヤブ)つた―らしい/社会百面相(魯庵)」
(2)室町時代の源氏物語観を受け継いだ,江戸時代の俳諧・小説・戯作本質論。特に談林俳諧の岡西惟中により主唱された理念だが,滑稽奇抜さを重視した偏ったものだった。

ぐうげんほう

ぐうげんほう [0] 【寓言法】
修辞法の一。言いたいことを,たとえ話の裏に隠して文章に表す法。

ぐうご

ぐうご [1] 【偶語】 (名)スル
向かい合って話すこと。対話。

ぐうごう

ぐうごう [0] 【偶合】 (名)スル
偶然に一致すること。「此話に似たる物語西洋にもあり,―にや/遠野物語(国男)」

ぐうごう

ぐうごう [3] 【宮号】
神社の称号の一。大神宮・神宮など。

ぐうさく

ぐうさく [0] 【偶作】
詩歌などの作品がたまたまでき上がること。また,その作品。偶成。

ぐうし

ぐうし [1] 【藕糸】
〔「藕」は蓮(ハス)の意〕
蓮の茎。蓮の糸。

ぐうし=の孔(アナ)

――の孔(アナ)
極めて小さいもののたとえ。藕糸の孔中(コウチユウ)。

ぐうしゃ

ぐうしゃ [1] 【寓舎】
(1)かりずまい。寓居。
(2)やどや。宿舎。

ぐうしゃ

ぐうしゃ [1] 【宮社】
宮号を称する神社。明治神宮・鹿島神宮・香取神宮など。

ぐうしゅう

ぐうしゅう [0] 【寓宗】
〔仏〕 一つの宗派として独立しておらず,他の宗派に付属して存在する宗派。法相(ホツソウ)宗についた倶舎(クシヤ)宗,三論宗についた成実(ジヨウジツ)宗など。

ぐうしょ

ぐうしょ [1] 【寓所】
身を寄せている所。

ぐうじ

ぐうじ【宮司】
the chief priest of a shrine.→英和

ぐうじ

ぐうじ [1] 【偶爾】
■一■ (形動ナリ)
思いがけないさま。「富士山を誇揚し…『名山』の宗と仰視するもの―にあらず/日本風景論(重昂)」
■二■ (形動タリ)
{■一■}に同じ。「徒然として集り,―として群する/真善美日本人(雪嶺)」

ぐうじ

ぐうじ [1] 【窮子】
困窮している子供。

ぐうじ

ぐうじ [1] 【宮司】
(1)神社の長である神官。古くは神社の造営・収税などのことをつかさどる者,のちには祭祀(サイシ)・祈祷(キトウ)に従う神職者を広くいった。明治以降の神社制度では官幣社・国幣社の主管者をいい,戦後,社格制度が廃止されてからは一般神社の主管者をもいう。
(2)伊勢神宮で,祭主に次ぐ役。大宮司と少宮司がある。
(3)春宮坊(トウグウボウ)・中宮職などの職員。

ぐうじ

ぐうじ [1] 【宮寺】
神社に付属した寺院。神宮寺(ジングウジ)。みやでら。

ぐうじゆ

ぐうじゆ 【窮子喩】
〔仏〕 法華七喩の一。「法華経(信解品)」にみえる話。家出をして長い間放浪し困窮した男を,父親である長者が見つけ,彼を賤業(センギヨウ)に使い,次第に後継者としてふさわしい者にしたてたのち,父であることを明かして財宝を譲る。仏が機の熟するのを待って衆生(シユジヨウ)に教えを説いて救うことにたとえたもの。

ぐうじん

ぐうじん [0] 【偶人】
人形。でく。「妾に菓実及び―を与ふるの故を以てなり/花柳春話(純一郎)」

ぐうす

ぐう・す 【寓す】 (動サ変)
⇒ぐうする(寓)

ぐうす

ぐう・す 【遇す】 (動サ変)
⇒ぐうする(遇)

ぐうすう

ぐうすう [3] 【偶数】
二で割り切れる整数。0 も含む。
⇔奇数

ぐうすう

ぐうすう【偶数】
an even number.〜の日(に) (on) even-numbered days.

ぐうする

ぐう・する [3] 【遇する】 (動サ変)[文]サ変 ぐう・す
人をもてなす。待遇する。扱う。「客を丁重に―・する」

ぐうする

ぐうする【遇する】
treat;→英和
receive <one's guest> .→英和

ぐうする

ぐう・する [3] 【寓する】 (動サ変)[文]サ変 ぐう・す
(1)かりずまいをする。仮寓する。寄寓する。「二年あまり―・せる邸内/自然と人生(蘆花)」
(2)それとなく他のものにかこつけて言う。たとえて言う。「女は肯定の辞に,否定の調子を―・する霊腕を有してゐる/虞美人草(漱石)」

ぐうせい

ぐうせい [0] 【寓生】
他人にたよって暮らすこと。また,その人。

ぐうせい

ぐうせい [0] 【偶成】
詩歌などがたまたまでき上がること。また,その作品。偶作。

ぐうぜん

ぐうぜん【偶然】
<by> chance;→英和
<by> accident.→英和
〜の(に) accidental(ly);→英和
unexpected(ly);→英和
(by) chance.〜のできごと(一致) an accident (a coincidence).

ぐうぜん

ぐうぜん [0] 【偶然】
■一■ (名・形動)[文]ナリ
(1)何の因果関係もなく,予測していないことが起こること。思いがけないこと。また,そのさま。「―に街で出会う」「―の一致」
(2)〔哲〕
〔contingency〕
事象の因果系列に対して,それに含みえない事象または因果的に予測できない事象が生起すること。
⇔必然
■二■ (副)
思いがけないことの起こるさま。たまたま。「道で―出会った」

ぐうぜんしんり

ぐうぜんしんり [5] 【偶然真理】
真であるが,偽であることも可能な事柄。

ぐうぜんはっせい

ぐうぜんはっせい [5] 【偶然発生】
⇒自然発生(シゼンハツセイ)

ぐうぜんへんい

ぐうぜんへんい [5] 【偶然変異】
⇒突然変異(トツゼンヘンイ)

ぐうぜんめいだい

ぐうぜんめいだい [5] 【偶然命題】
偶然真理を記述する命題。

ぐうぜんろん

ぐうぜんろん [3] 【偶然論】
〔哲〕
〔casualism〕
世界の発生や生成は究極的には偶然によるとする考え。エピクロス・ルクレティウスの哲学など。
⇔決定論

ぐうぞう

ぐうぞう【偶像】
an idol[image].→英和
〜化する idolize.→英和
‖偶像崇拝(者) idol worship (an idol worshipper).偶像破壊(者) iconoclasm (an iconoclast).

ぐうぞう

ぐうぞう [0] 【偶像】
(1)木・石・土などで作った像。特に,神や仏をかたどった像。
(2)あこがれや尊敬・妄信などの対象となっている人や物事。「少年野球ファンの―」「今や過去の―にすぎない」

ぐうぞうか

ぐうぞうか [0] 【偶像化】 (名)スル
信仰・崇拝・妄信の対象となること。また,すること。「彼は英雄視され,その死後―された」

ぐうぞうし

ぐうぞうし [3] 【偶像視】 (名)スル
尊敬・崇拝の対象として見ること。「支配者を―する」

ぐうぞうすうはい

ぐうぞうすうはい [0][5] 【偶像崇拝】
〔idolatry〕
(1)神以外の人や物を信仰の対象として崇拝すること。神を被造物と混交するものとしてキリスト教・イスラム教などでは厳しく否定され,他の宗教を非難する語として用いられた。
→呪物(ジユブツ)崇拝
(2)尊重すべき実体のないものを無批判に崇拝すること。

ぐうぞうはかい

ぐうぞうはかい [0][5] 【偶像破壊】
〔iconoclasm〕
(1)偶像崇拝を否定するために,宗教的偶像や聖人像を破壊すること。八,九世紀の東ローマ帝国では,頻繁に行われた。
→聖像禁止令
(2)偶像的な存在や権威の象徴を否定し,排撃すること。

ぐうたら

ぐうたら [0] (名・形動)
ぐずぐずしていて働く気力のないさま。また,その人。なまけ者。「―者」

ぐうたら

ぐうたら
a lazybones.→英和
〜の idle;→英和
lazy;→英和
good-for-nothing.

ぐうたらべえ

ぐうたらべえ [4][0] 【ぐうたら兵衛】
ぐうたらな人を人名めかしていう語。

ぐうたら兵衛

ぐうたらべえ [4][0] 【ぐうたら兵衛】
ぐうたらな人を人名めかしていう語。

ぐうちゅう

ぐうちゅう [0] 【偶中】
偶然に的中すること。まぐれあたり。「予がこの論もし―ならば/鶉衣」

ぐうているい

ぐうているい [3] 【偶蹄類】
偶蹄目に属する哺乳類の総称。四肢の指の数が二本または四本で,蹄(ヒヅメ)をもつ。肩高30センチメートルのネズミジカから3.6メートルのキリンまで種類が多く,角をもつものもある。多くは草食性。イノシシ科・ペッカリー科・カバ科・ラクダ科・マメジカ科・シカ科・キリン科・プロングホーン科・ウシ科の九科に分けられる。
⇔奇蹄類
偶蹄類[図]

ぐうのね

ぐうのね【ぐうの音も出ない(出させない)】
be beaten hollow (beat <a person> hollow).

ぐうの音も出ない

ぐうのね【ぐうの音も出ない(出させない)】
be beaten hollow (beat <a person> hollow).

ぐうはつ

ぐうはつ【偶発する】
happen (by chance).→英和
偶発的(に) accidental(ly).→英和
偶発事件 an accident[incident].→英和
偶発戦争 (an) accidental war.

ぐうはつ

ぐうはつ [0] 【偶発】 (名)スル
偶然に発生すること。思いがけずに起こること。「紛争が―する」

ぐうはつさいむ

ぐうはつさいむ [5] 【偶発債務】
現在は債務となっていないが,手形割引・裏書による償還義務,債務保証など,将来一定の条件下で債務になる可能性がある不確定な債務。貸借対照表にその内容・金額が注記される。

ぐうはつせんそう

ぐうはつせんそう [5] 【偶発戦争】
当事者間の意志からではなく,レーダーや電子機器類の故障,情報伝達の誤り,核爆発事故など,偶然のことが契機となって起こる戦争。

ぐうはつはん

ぐうはつはん [4][3] 【偶発犯】
⇒機会犯(キカイハン)

ぐうもく

ぐうもく [0] 【寓目】 (名)スル
目をつけること。目にとまること。「未だ―しない/北条霞亭(鴎外)」

ぐうゆ

ぐうゆ [0] 【寓喩】
⇒アレゴリー

ぐうゆう

ぐうゆう [0] 【偶有】 (名)スル
ある性質などを偶然に備えていること。

ぐうゆうせい

ぐうゆうせい [0] 【偶有性】
〔哲〕
〔(ギリシヤ) symbebēkos;(ラテン) accidens〕
事物の本質的でない性質。その性質の有無が,事物の何であるかに影響しないような性質。例えば,人間にとっての「色白である」という性質。付帯性。

ぐうりょく

ぐうりょく [1] 【偶力】
異なる作用線上にあって,大きさが等しく平行で逆向きの二つの力。物体を回転させるはたらきをもつ。

ぐうれつ

ぐうれつ [1][0] 【偶列】
多くの列があるとき,偶数番目の列。
⇔奇列

ぐうわ

ぐうわ【寓話】
an allegory;→英和
a fable.→英和

ぐうわ

ぐうわ [0] 【寓話】
教訓や処世訓・風刺などを,動物や他の事柄に託して語る物語。「イソップ物語」など。

ぐうわしゅう

ぐうわしゅう 【寓話集】
〔原題 Les Fables〕
ラ=フォンテーヌの寓話詩。1668年から94年にかけて逐次刊行。擬人化された動物たちの行動や心理を模範的な美しい詩句で簡明に表現。一七世紀フランスの世相風俗の縮図ともいわれ,古典主義の代表作に数えられる。

ぐえい

ぐえい [0] 【愚詠】
自作の詩歌をへりくだっていう語。

ぐかく

ぐかく [1] 【具格】
〔instrumental〕
格にかかわる文法範疇の一。手段・道具(…デ)などの意を表す。

ぐかんしょう

ぐかんしょう グクワンセウ 【愚管抄】
歴史書。七巻。慈円著。1220年成立か。神武天皇から順徳天皇に至る歴史と,その歴史を動かす「道理」とを仮名文でつづる。

ぐがい

ぐがい [0] 【愚騃】 (名・形動)[文]ナリ
知恵がなくおろかな・こと(さま)。愚鈍。愚魯。「如何に―なる主人と雖(イエドモ)/吾輩は猫である(漱石)」

ぐがん

ぐがん 【弘願】
〔仏〕 広大な誓願。浄土宗で阿弥陀の四十八願,またその中で特に重要とされる第十八・十九・二十・三十五の四願のこと。浄土宗西山派・真宗では第十八願をいう。

ぐがん

ぐがん [0] 【具眼】
物事の善悪や是非を判断する見識や能力をそなえていること。「―の士」

ぐき

ぐき 【虞姫】
「虞美人(グビジン)」に同じ。

ぐきょ

ぐきょ [1] 【愚挙】
ばかげた企て。おろかな振る舞い。

ぐきょう

ぐきょう 【弘経】
〔仏〕 経文を世の中に教えひろめること。

ぐきょうだいし

ぐきょうだいし 【弘経大士】
〔仏〕 仏教の経典を世にひろめた竜樹・世親などの諸菩薩。

ぐけい

ぐけい [0] 【愚兄】
(1)愚かな兄。「―賢弟」
(2)自分の兄をへりくだっていう語。

ぐけい

ぐけい [0] 【愚計】
(1)愚かな計画。
(2)自分の計画をへりくだっていう語。

ぐけつげてんしょう

ぐけつげてんしょう 【弘決外典抄】
唐の湛然(タンネン)著「止観輔行伝弘決」中に引かれた外典の漢文を抄録し,注を加えたもの。四巻。具平(トモヒラ)親王著。991年成立。

ぐけん

ぐけん [0] 【愚見】
自分の意見や考えをへりくだっていう語。愚考。

ぐげん

ぐげん [0] 【具現】 (名)スル
実際の形やものとして現すこと。具体的に現すこと。「理想を―する」

ぐげん

ぐげん【具現】
an embodiment.〜する embody <an idea> ;→英和
realize (実現).→英和

ぐこう

ぐこう 【愚公】
「列子(湯問)」に登場する中国古代の伝説上の人物。家の前に二つの大山があり,出入りに不便であったため,家族とともに山を移し始めた。智叟(チソウ)(利口者)がその愚かさを嘲笑したが,意に介さず,天帝はその志に感じて山を移動させたという。

ぐこう

ぐこう [0] 【供香】
神仏や故人に供える香。そなえこう。

ぐこう

ぐこう [0] 【愚考】 (名)スル
自分の考えをへりくだっていう語。愚見。「以上のように―する次第であります」

ぐこう

ぐこう [0] 【愚行】
おろかなおこない。「―を重ねる」

ぐこう

ぐこう [0] 【愚稿】
自分の文章・詩歌などの原稿をへりくだっていう語。

ぐこう=山(ヤマ)を移す

――山(ヤマ)を移す
愚かな者でも怠らず努力すれば,大事をなしとげることができるというたとえ。

ぐさい

ぐさい 【救済】
⇒きゅうせい(救済)

ぐさい

ぐさい [0] 【愚妻】
自分の妻をへりくだっていう語。

ぐさい

ぐさい 【供祭】
神仏へ供え物をしてまつること。また,その供物。そなえ物。「―を色々にすゑて/著聞 11」

ぐさい

ぐさい [0] 【愚才】
自分の才知をへりくだっていう語。

ぐさく

ぐさく [0] 【愚策】
(1)おろかな方策。
(2)自分の方策をへりくだっていう語。

ぐさく

ぐさく [0] 【愚作】
(1)つまらない作品。
(2)自分の作品をへりくだっていう語。

ぐさつ

ぐさつ [0] 【愚察】 (名)スル
自分の考察・推察をへりくだっていう語。「本件の原因を―するに」

ぐさつ

ぐさつ [0] 【愚札】
自分の手紙をへりくだっていう語。

ぐさと

ぐさと (副)
勢いよく突き刺すさま。ぐさっと。ぐさり。「篦深(ノブカ)に―射込む/太平記 3」

ぐさり

ぐさり [2][3] (副)
(多く「と」を伴って)勢いよく突き刺すさま。ぐさ。「刀を―と突き刺す」

ぐし

ぐし [1] 【愚姉】
自分の姉をへりくだっていう語。

ぐし

ぐし 【虞氏】
⇒虞美人(グビジン)

ぐし

ぐし 【五四】
二つの賽(サイ)を振って五と四の目が出ること。

ぐしかわ

ぐしかわ グシカハ 【具志川】
沖縄県,沖縄島中部東岸にある市。サトウキビ栽培・養豚,闘牛が盛ん。

ぐしぐし

ぐしぐし (副)
(1)紙などが,しわくちゃになるさま。くしゃくしゃ。「手柄しさうに見えけれども,―となりけるは/浄瑠璃・出世景清」
(2)ぶつぶつ不平がましくいうさま。「わけもないこと―いつて残らずかへす/黄表紙・金生木」

ぐしぬい

ぐしぬい [0][2] 【ぐし縫い】
〔「くしぬい」とも〕
表裏とも同じ針目で細かく縫う縫い方。並(ナミ)縫い。運針縫い。

ぐしゃ

ぐしゃ [1] 【愚者】
おろかな人。ばか者。
⇔賢者

ぐしゃ=も千慮(センリヨ)に一得(イツトク)あり

――も千慮(センリヨ)に一得(イツトク)あり
〔史記(淮陰侯伝)〕
愚かな人でもたまにはいい考えを考えつくことがある。愚者にも一得。

ぐしゃぐしゃ

ぐしゃぐしゃ
■一■ [1] (副)スル
(1)物をつぶすさま。また,物がつぶれたさま。「―(と)踏みつぶす」
(2)水気を多く含んでいるさま。「雪解けの―(と)した道」
(3)きちんとしていないさま。乱れたさま。「―(と)かきまぜる」
■二■ [0] (形動)
(1){■一■(1)}に同じ。「―につぶれたトマト」
(2){■一■(2)}に同じ。「霜がとけて―になった庭」
(3){■一■(3)}に同じ。「机の中が―だ」

ぐしゃっと

ぐしゃっと [2] (副)
物がつぶれるさま。「卵を―踏みつぶす」

ぐしゃり

ぐしゃり [2][3] (副)
(多く「と」を伴って)物がつぶれるさま。「卵が―とつぶれた」

ぐしゅん

ぐしゅん 【虞舜】
中国古代の伝説上の天子,舜の別名。有虞氏を名乗ったところからいう。

ぐしょ

ぐしょ [1] 【具書】
中世,訴訟の際に,訴状または陳状に添えて提出した証拠書類。多くは案文。

ぐしょ

ぐしょ [1] 【愚書】
(1)くだらない内容の本。
(2)自分の書いた手紙や書物などをへりくだっていう語。

ぐしょう

ぐしょう [0] 【具象】 (名)スル
(1)目に見える形のあること。姿や形をもっていること。具体。
⇔抽象
「―画」
(2)形でわかりやすく表すこと。

ぐしょう

ぐしょう【具象】
⇒具体.

ぐしょう

ぐしょう [0] 【愚将】
おろかな将。無能な将軍。

ぐしょうてき

ぐしょうてき [0] 【具象的】 (形動)
形体をそなえているさま。(美術などで)個体をそのまま写しているさま。
⇔抽象的

ぐしょぐしょ

ぐしょぐしょ [0] (形動)
ひどくぬれているさま。びしょびしょ。「夕立にあって―にぬれる」

ぐしょぬれ

ぐしょぬれ [0] 【ぐしょ濡れ】 (名・形動)
ひどく濡れている・こと(さま)。びしょぬれ。ずぶぬれ。「雨で―になる」

ぐしょ濡れ

ぐしょぬれ [0] 【ぐしょ濡れ】 (名・形動)
ひどく濡れている・こと(さま)。びしょぬれ。ずぶぬれ。「雨で―になる」

ぐしん

ぐしん【具申する】
report <to> .→英和
具申書 a (written) report.

ぐしん

ぐしん [0] 【愚身】 (代)
自分をへりくだっていう語。「―の信心におきてはかくのごとし/歎異抄」

ぐしん

ぐしん [0] 【愚臣】
■一■ (名)
おろかな臣下。
■二■ (代)
一人称。主君に対して自分のことをへりくだっていう語。

ぐしん

ぐしん [0] 【愚心】
(1)おろかな心。
(2)自分の心・考えをへりくだっていう語。

ぐしん

ぐしん [0] 【具臣】
(数を満たしているだけで)役に立たない家来。

ぐしん

ぐしん [0] 【具申】 (名)スル
上役や上級機関に計画・意見などをくわしく申し述べること。「意見を―する」

ぐしん

ぐしん [0] 【供進】
神に供物をそなえること。

ぐしんらいさん

ぐしんらいさん 【愚神礼讃】
⇒痴愚神礼讃(チグシンライサン)

ぐし縫い

ぐしぬい [0][2] 【ぐし縫い】
〔「くしぬい」とも〕
表裏とも同じ針目で細かく縫う縫い方。並(ナミ)縫い。運針縫い。

ぐじ

ぐじ [1]
(主に京都で)甘鯛のこと。

ぐじぐじ

ぐじぐじ グヂグヂ [1] (副)スル
(多く「と」を伴って)
(1)言葉がはっきりしないさま。ぶつぶつ。「―言うな」
(2)のろまなさま。ぐずぐず。「こんなに―としてゐて/歌舞伎・名歌徳」

ぐじな

ぐじな
〔「くじな」とも〕
タンポポの異名。

ぐじゃぐじゃ

ぐじゃぐじゃ
■一■ [1] (副)スル
(1)水気をひどく多量に含んでいるさま。また,水気のひどく多いものがつぶれたさま。「おかゆのような―(と)した御飯」「解け始めた雪を―(と)踏んで歩く」
(2)くどくどと文句や不平を言うさま。「―(と)文句を言う」
■二■ [0] (形動)
{■一■(1)}に同じ。「水が多すぎて―の御飯になる」「熟した柿が落ちて―につぶれる」

ぐじょ

ぐじょ [1] 【愚女】
(1)おろかな女。
(2)自分の娘をへりくだっていう語。

ぐじょう

ぐじょう [0] 【愚状】
自分の手紙をへりくだっていう語。

ぐじょう

ぐじょう [0] 【具状】 (名)スル
具体的に書き述べること。また,その文章。「火山力爆裂の多炎残酷なる得て―すべからず/日本風景論(重昂)」

ぐじょうおどり

ぐじょうおどり グジヤウヲドリ 【郡上おどり】
岐阜県郡上郡八幡町の盆踊り。毎年7月中旬から九月上旬まで続き,特に八月一三日から一六日までは徹夜で踊る。

ぐじょうはちまん

ぐじょうはちまん グジヤウハチマン 【郡上八幡】
岐阜県郡上郡八幡町の通称。長良川上流の山間に位置し,奥美濃の経済・行政の中心地。近世,郡上藩の城下町。郡上踊りが有名。東部に大滝鍾乳洞がある。

ぐじん

ぐじん [0] 【愚人】
おろかな人。愚者。ぐにん。

ぐす

ぐ・す 【具す】 (動サ変)
⇒ぐする(具)

ぐすい

ぐすい [0] 【愚推】
おろかな推量。自分の推測をへりくだっていう語。

ぐすく

ぐすく
沖縄の古語で,「聖なる所」「城」などをさす語。山城(ヤマグスク)・花城(ハナグスク)・玉城(タマグスク)など姓や地名の中に残る。

ぐすぐす

ぐすぐす [1] (副)
(「と」を伴っても用いる)
(1)鼻を鳴らす音を表す語。「鼻を―(と)いわせる」
(2)静かに物のすれ合う音を表す語。ごそごそ。「はだかで―とはいりさまに/浮世草子・一代男 3」

ぐすと

ぐすと (副)
円滑なさま。するりと。すっぽりと。「菖蒲革染を―ぬぎかへ/咄本・鹿の子餅」

ぐする

ぐ・する [2] 【具する】 (動サ変)[文]サ変 ぐ・す
(1)そなえる。そろえる。「差別の中に平等を―・する/善の研究(幾多郎)」
(2)そなわっている。そろっている。「いづれも仏性―・せる身を/平家 1」
(3)連れて行く。従える。「木曾殿は信濃よりともゑ・山吹とて二人の便女(ビンジヨ)を―・せられたり/平家 9」
(4)ついて行く。従って行く。「保昌に―・して丹後へ下りたるに/古本説話 6」
(5)夫婦としてつれそう。「かのおとどに―・し給ひければ/大鏡(師輔)」
(6)携える。持つ。「わりご―・しておはしたりけるに/多武峰少将」

ぐず

ぐず グヅ [1] 【愚図】 (名・形動)
〔「愚図」は当て字〕
はきはきせず,動作・決断を素早くしないこと。また,その人やそのさま。「―な奴」

ぐず

ぐず【愚図】
a laggard;→英和
an irresolute person.

ぐずう

ぐずう [0] 【弘通】 (名)スル
仏教や経典が広まること。ぐつう。「仏法―して効験絶ゆることなし/著聞 2」

ぐずぐず

ぐずぐず グヅグヅ 【愚図愚図】
〔「愚図愚図」は当て字〕
■一■ [1] (副)スル
(1)てきぱき行動せず,のろのろしているさま。「―していて時間に遅れる」
(2)ぶつぶつ不平を言うさま。「―言うな」
(3)はっきりと定まらないさま。「―した天気」
■二■ [0] (形動)
物のしまりのないさま。また,しまりなく崩れるさま。「着物が―になる」「豆腐が―になる」

ぐずぐず

ぐずぐず
〜(と) slowly;lazily.〜する be slow[tardy];hesitate;→英和
linger.→英和
〜言う complain <of,that…> .→英和
〜せずに without delay;quickly.→英和

ぐずつく

ぐずつ・く グヅ― [0] 【愚図つく】 (動カ五[四])
〔「愚図」は当て字〕
(1)態度・動作がはっきりしない。ぐずぐずしている。「単にそれ等ばかりで大阪に―・いて居るのではなかつた/行人(漱石)」
(2)赤ん坊などが,機嫌が悪くて泣いたりだだをこねたりする。ぐずる。
(3)雨が降ったりやんだりしていて,天気がはっきりしない。「―・いた天気が続く」

ぐずつく

ぐずつく
[天気が]remain unsettled.

ぐずらぐずら

ぐずらぐずら グヅラグヅラ [1] 【愚図ら愚図ら】 (副)
〔「愚図」は当て字〕
(「と」を伴っても用いる)動作がひどく鈍いさま。ぐずぐずしているさま。また,ぶつぶつ不平不満などを言うさま。「昼近くまで―と寝床に入っている」「くだらないことをいつまでも―と言う」

ぐずり

ぐずり グヅリ [3] 【愚図り】
〔動詞「ぐずる」の連用形から。「愚図」は当て字〕
(1)子供がぐずること。だだをこねること。「―泣き」
(2)いいがかりをつけること。また,いいがかりをつける人。「今日の御芽出度(オメデタ)を見かけて,―にうせたのぢや/歌舞伎・桑名屋徳蔵」

ぐずる

ぐずる
be peevish;fret <about> .→英和

ぐずる

ぐず・る グヅル [2] 【愚図る】 (動ラ五[四])
〔「愚図」は当て字〕
(1)機嫌が悪くいうことをきかず困らせる。だだをこねる。「子供が―・る」
(2)言いがかりをつける。「おいらが往つて―・りかけて,爰へおこすは/浄瑠璃・奥州安達原」

ぐせい

ぐせい [1] 【愚生】 (代)
一人称。男性が書簡文などで自分をへりくだっていう語。小生。

ぐせいなん

ぐせいなん 【虞世南】
(558-638) 中国,唐初の名臣・書家。字(アザナ)は伯施(ハクシ)。太宗に仕え,その学識・人格を愛され,秘書監に至る。楷書にすぐれ,欧陽詢(オウヨウジユン)・褚遂良(チヨスイリヨウ)とともに唐の三大家といわれる。著「北堂書鈔(ホクドウシヨシヨウ)」

ぐせつ

ぐせつ [0] 【愚説】
(1)ばかげた意見。ばからしい考え。
(2)自分の意見をへりくだっていう語。

ぐせつ

ぐせつ [0] 【愚拙】
■一■ [0] (名)
おろかでつたないこと。
■二■ [1] (代)
一人称。男性が自分をへりくだっていう語。愚生。

ぐせぼさつ

ぐせぼさつ 【救世菩薩】
観世音菩薩のこと。

ぐせん

ぐせん [0] 【具瞻】
多くの人がともに尊んで仰ぎ見ること。「博陸―の徳/太平記 39」

ぐせん

ぐせん [0] 【供饌】
神饌をそなえること。

ぐぜい

ぐぜい 【弘誓】
〔仏〕 菩薩が自ら悟りをひらき,あらゆる衆生を救って彼岸に渡そうとする広大な誓願。四弘誓願など。浄土宗・真宗では阿弥陀の四十八願,特に第十八願をさすことが多い。

ぐぜい

ぐぜい 【貢税】
みつぎもの。特に,中世,寺社への寄進をいう。

ぐぜい

ぐぜい 【虞芮】
虞と芮。ともに中国周代の国名。

ぐぜいのあみ

ぐぜいのあみ 【弘誓の網】
一切衆生を救おうとする仏・菩薩の広大な慈悲の誓願を,大きな網にたとえた語。誓いの網。

ぐぜいのうみ

ぐぜいのうみ 【弘誓の海】
一切衆生を救おうという仏・菩薩の誓いの広大さを,広い海にたとえた語。誓いの海。

ぐぜいのふね

ぐぜいのふね 【弘誓の船】
仏・菩薩が人々を苦から救って彼岸に送るのを,船が人を渡すのにたとえた語。誓いの船。「―に棹(サオ)さして,生死の苦海を渡り/盛衰記 18」

ぐぜいのよろい

ぐぜいのよろい 【弘誓の鎧】
菩薩の誓願の堅固なことを鎧にたとえた語。

ぐぜいりょうしょ

ぐぜいりょうしょ 【貢税料所】
中世,神社・仏閣の諸費用にあてるため寄進された知行所。

ぐぜり

ぐぜり [0] 【口舌(り)】
鳥の完全なさえずりではなく,弱く小声で鳴くもの。しばしば,他の種の鳥の声に似て,さえずりの時期以外に聞かれる。

ぐそ

ぐそ [1] 【具疏】
箇条書きにした奏文。「総督の印を以て―して駕を迎ひ/佳人之奇遇(散士)」

ぐそう

ぐそう [0] 【具相】
仏がそなえている顔かたち。すぐれた相好(ソウゴウ)。「微妙浄法身,―三十二/謡曲・海士」

ぐそう

ぐそう 【供僧】
(1)「供奉僧(グブソウ)」の略。「梵釈寺の―に成されて/今昔 24」
(2)「宮僧(キユウソウ)」に同じ。

ぐそう

ぐそう [0] 【愚草】
自分の草稿をへりくだっていう語。

ぐそう

ぐそう 【愚僧】
■一■ [0] (名)
おろかな僧。
■二■ [0][1] (代)
一人称。僧侶が自分をへりくだっていう語。

ぐそく

ぐそく [0] 【愚息】
自分の息子をへりくだっていう語。豚児。

ぐそく

ぐそく [0] 【具足】 (名)スル
(1)物事が十分にそなわっていること。過不足なくそろっていること。「―円満」「基督(キリスト)は最高度に芸術家の態度を―したるものなりとは/草枕(漱石)」
(2)皆具の鎧(ヨロイ)。また,単に甲冑(カツチユウ)。
(3)「当世(トウセイ)具足」の略。
(4)家具。調度品。「手なれし―なども心もなくて/徒然 29」
(5)連れて行くこと。同行すること。「女性―をしたる体に見せて/太平記 2」
(6)そえること。また,そえる物。特に,強飯(コワメシ)にそえる盛り物。「高坏に八種の―し/御伽草子・文正」
(7)身に備えていること。所有すること。「至つて心つたなき物はわが身に―したることをだにもわきまへず/仮名草子・伊曾保物語」

ぐそくおや

ぐそくおや [3][0] 【具足親】
武家時代,元服して甲冑の着初めをする時に世話をする人。

ぐそくかい

ぐそくかい [3] 【具足戒】
僧の守るべき戒律。完全な戒,すべての戒の意とされ,一般に男僧に二五〇戒,尼僧に三四八戒があるとされる。具戒。大戒。

ぐそくかたびら

ぐそくかたびら [4] 【具足帷子】
当世具足の下に着る半袖の単衣(ヒトエ)。こかたびら。

ぐそくがね

ぐそくがね 【具足金】
武士がいざという時の備えに具足櫃に入れておく金。「此時―,十両有りしに/浮世草子・武家義理物語 1」

ぐそくざいく

ぐそくざいく [4] 【具足細工】
甲冑(カツチユウ)を細工すること。また,その職人。

ぐそくし

ぐそくし [3] 【具足師】
甲冑(カツチユウ)を作る職人。

ぐそくじた

ぐそくじた [0] 【具足下】
当世具足の下に着る装束。

ぐそくだい

ぐそくだい [3] 【具足鯛】
エビスダイの別名。

ぐそくだな

ぐそくだな [0][3] 【具足棚】
床の間・書院などの脇に設けられる棚の一種。

ぐそくに

ぐそくに [0] 【具足煮】
〔殻を鎧(ヨロイ)に見たてていう〕
イセエビ・クルマエビを殻のついたまま筒切りにして煮た料理。

ぐそくばおり

ぐそくばおり [4] 【具足羽織】
⇒陣羽織(ジンバオリ)

ぐそくびつ

ぐそくびつ [3] 【具足櫃】
甲冑(カツチユウ)を入れる箱。
具足櫃[図]

ぐそくびらき

ぐそくびらき 【具足開き】
武家の年中行事の一。正月に男子が甲冑(カツチユウ)にそなえた具足餅を,日を決めて食べた。江戸時代,幕府は正月二〇日,1652年からは一一日に行なった。女子の鏡開きに相応する。具足の祝い。具足の鏡開き。

ぐそくぶぎょう

ぐそくぶぎょう [4] 【具足奉行】
江戸幕府の職名。御留守居支配に属し,甲冑(カツチユウ)の保管をつかさどった。

ぐそくむしゃ

ぐそくむしゃ [4] 【具足武者】
甲冑(カツチユウ)を着用した武士。

ぐそくもち

ぐそくもち [3] 【具足餅】
「鎧餅(ヨロイモチ)」に同じ。

ぐそくや

ぐそくや [0] 【具足屋】
甲冑(カツチユウ)を作り,また商う店。

ぐぞん

ぐぞん [0] 【愚存】
自分の考えをへりくだっていう語。愚考。愚案。

ぐたい

ぐたい【具体】
concreteness.〜的(に) concrete(ly);→英和
specific(ally).→英和
〜化する put <a plan> into concrete[definite]shape;materialize <a plan> .→英和
‖具体案 a definite plan.具体策(例) a concrete measure (instance).

ぐたい

ぐたい [0] 【具体】
人間の感覚でとらえられるものであること。形や内容を備えていること。
⇔抽象

ぐたいあん

ぐたいあん [2] 【具体案】
具体的な考え。

ぐたいおんがく

ぐたいおんがく [4] 【具体音楽】
⇒ミュージック-コンクレート

ぐたいか

ぐたいか [0] 【具体化】 (名)スル
はっきりした形や内容を備えてくること。実体を備えてくること。
⇔抽象化
「計画が―する」

ぐたいがいねん

ぐたいがいねん [4] 【具体概念】
〔論〕
(1)個々の事物を指示する概念。例えば,「人間」「大きいもの」「正直者」など。具象概念。
⇔抽象概念
(2)「単独概念」に同じ。

ぐたいさく

ぐたいさく [2] 【具体策】
具体的な対策。

ぐたいせい

ぐたいせい [0] 【具体性】
形や内容などがはっきりしていること。具体的であること。
⇔抽象性
「―に欠ける」

ぐたいてき

ぐたいてき [0] 【具体的】 (形動)
〔concrete〕
(1)実際に形や内容を備え,はっきり知ることができるさま。「―な形を示す」「―な案を作る」
(2)一般的なものや観念的なものではなく,個々の事実によっているさま。「―に例をあげる」
⇔抽象的

ぐたいてきふへん

ぐたいてきふへん [0] 【具体的普遍】
ヘーゲルの用語。真に普遍的なものが自己を特殊化する弁証法的運動の中で自己自身であり続けること。悟性が現実を捨象して取り出してくる形式的・抽象的普遍に対する。

ぐたいびじゅつきょうかい

ぐたいびじゅつきょうかい 【具体美術協会】
1954年(昭和29)に吉原治良が中心となって結成した前衛美術家の集団。72年吉原が没するまで独自の活動理念の宣言,さまざまな発表形式の試みなど,世界的にも先駆的な活動を展開し,戦後美術界に影響を与えた。

ぐたぐた

ぐたぐた
〜に煮(に)る boil to pulp.

ぐたぐた

ぐたぐた [1] (副)
「くたくた{■一■(1)}」に同じ。「―煮る」

ぐたっと

ぐたっと [2] (副)スル
「ぐったり」に同じ。「連日の猛暑に,朝から―している」

ぐたつく

ぐたつ・く (動カ四)
態度がきちっとせず,よろよろしている。「親も子も―・いて来た古障子/雑俳・五色墨」

ぐたり

ぐたり [2][3] (副)
(多く「と」を伴って)疲れたり弱ったりして力の抜けたさま。ぐったり。「市ノ正気力次第に衰へ―となる/沓手鳥孤城落月(逍遥)」

ぐち

ぐち [1]
〔古くは「くち」とも〕
魚,イシモチの別名。

ぐち

ぐち (接尾)
〔近世上方語〕
名詞に付いて,それとともにの意を表す。…ごと。「家―毀(コボ)つても/浄瑠璃・伊賀越道中双六」

ぐち

ぐち [0] 【愚痴】
(1)言ってもしかたがないことを言って嘆くこと。「―を言う」「―をこぼす」
(2)〔仏〕 三毒の一。物事を正しく認識したり判断したりできないこと。愚かであること。痴。癡。

ぐち

ぐち [1] 【愚知・愚智】
愚かなことと知恵のあること。また,愚者と知者。

ぐち

ぐち【愚痴】
an idle complaint.〜をこぼす grumble <at> ;→英和
complain <of,about> .→英和
〜っぽい grumbling <old man> .

ぐち=の闇(ヤミ)

――の闇(ヤミ)
愚かで物事の道理に暗いことを,闇にたとえていう語。「―深うして,憍慢の幢(ハタ)高し/盛衰記 8」

ぐちっぽい

ぐちっぽ・い [4] 【愚痴っぽい】 (形)
愚痴をこぼしがちである。「年を取って―・くなった」

ぐちばなし

ぐちばなし [3] 【愚痴話】
言ってもしかたのないことをくどくどと言って嘆く話。

ぐちむち

ぐちむち [3] 【愚痴無知】
知恵の浅いこと。また,その人。「お政如き―の婦人に/浮雲(四迷)」

ぐちゃぐちゃ

ぐちゃぐちゃ
■一■ [1] (副)
(多く「と」を伴って)
(1)水分をたっぷり含んだものがつぶされたりするときに出す音を表す語。また,水分が多く軟らかなさま。「―(と)音を立てる」「―(と)した御飯」
(2)ひどく乱れているさま。「―(と)メモをとる」
(3)ぐちっぽくものを言うさま。「あれこれ―(と)言う」
■二■ [0] (形動)
(1)水分をたっぷり含んで軟らかなさま。「雪解けで道が―だ」「紙がぬれて―になった」
(2)ひどく乱れているさま。めちゃくちゃ。「順番を―にする」

ぐちゃり

ぐちゃり [2][3] (副)
(多く「と」を伴って)水分をたっぷり含んだものがつぶれる音を表す語。「トマトを―とつぶす」

ぐちゅう

ぐちゅう [0] 【愚忠】
(1)おろかしい忠義だて。
(2)自分の忠義についてへりくだっていう語。微忠。

ぐちゅう

ぐちゅう [0] 【愚衷】
自分の心情をへりくだっていう語。「―をお察しあれ」

ぐちゅうれき

ぐちゅうれき 【具注暦】
奈良時代以後,陰陽寮(オンヨウリヨウ)で作成された漢字書きの暦本。巻子本で,干支・七曜・月齢・歳位・吉凶などを漢文で注記したもの。筆写により少数を頒布。行間の空白や裏面を利用して,公家らがしばしば日記を記した。明治初年まで発行。真名(マナ)暦。

ぐちょく

ぐちょく【愚直な】
simple and honest.

ぐちょく

ぐちょく [0] 【愚直】 (名・形動)[文]ナリ
正直すぎて気のきかない・こと(さま)。馬鹿正直。「―な男」
[派生] ――さ(名)

ぐちょぐちょ

ぐちょぐちょ [0] (形動)
水にひどくぬれているさま。ぐしょぐしょ。「川に落ちて―にぬれる」

ぐちる

ぐち・る [2] 【愚痴る】 (動ラ五[四])
〔名詞「ぐち」の動詞化〕
ぐちをこぼす。不平を言う。「さんざん―・って帰った」

ぐちん

ぐちん [0] 【具陳】 (名)スル
くわしく述べること。事細かに申し述べること。「難渋の模様を―して,警官の同情に訴へて/飇風(潤一郎)」

ぐっしょり

ぐっしょり
⇒びっしょり,びしょ濡(ぬ)れ.

ぐっしょり

ぐっしょり [3] (副)
ひどくぬれているさま。びっしょり。「汗をかいてシャツが―(と)ぬれる」

ぐっすり

ぐっすり
〜寝る(寝入る) sleep fast (fall fast asleep).

ぐっすり

ぐっすり [3] (副)
(1)よく眠っているさま。「―(と)眠る」
(2)残らずするさま。すっかり。「人も知る金持となりしを,―息子に譲り/黄表紙・即席耳学問」
(3)物を突きさす音を表す語。ぐっさり。

ぐったり

ぐったり
〜疲れる be dead tired;〜座る sit limp <in a chair> .

ぐったり

ぐったり [3] (副)スル
疲れ・病気などで力の抜けたさま。疲れ切ったさま。ぐたっと。「高熱で―(と)する」

ぐっと

ぐっと
(1)[ひっぱる] <pull> with a jerk.→英和
(2)[飲む] <drink> at a gulp[draught].→英和
(3)[引き立つ] <look> much better.

ぐっと

ぐっと [0][1] (副)
(1)力をこめるさま。ぐいと。「綱を―引く」
(2)一息にやり通すさま。ぐいと。「酒を―飲み干す」
(3)今までの状態とかなり変わるさま。一段と。ぐんと。「成績が―あがった」「和服の方が―引き立つ」「煽動(オダ)てたから,先生―乗気になつて/社会百面相(魯庵)」
(4)心に強い衝撃を受けるさま。「―声をつまらせる」「さんざんに言われて―くる」
(5)すっかり。十分に。「夕飯すぎから眠たうて,ここで―やつたもの/浄瑠璃・丹波与作(中)」
(6)少し声や物音などを出すさま。ぐうと。「―でも言つて見ろ/歌舞伎・暫」
(7)すぐに。即座に。「そんなら,―供を帰したらよかろう/洒落本・遊子方言」

ぐつ

ぐつ [0]
〔主に西日本で用いる〕
ぐあい。都合。「―が悪い」

ぐつう

ぐつう [0] 【弘通】 (名)スル
⇒ぐずう(弘通)

ぐつぐつ

ぐつぐつ
〜煮る simmer.→英和

ぐつぐつ

ぐつぐつ [1] (副)
(1)物がよく煮えたつ音を表す語。「豆が―(と)煮える」
(2)鼻がつまって鳴るさま。ぐすぐす。「鼻を―(と)いわせる」
(3)のどの鳴る音を表す語。「さあ其から盥嗽(ウガイ)をするの―と/姉と弟(お室)」
(4)むずかったり,不平を言ったりするさま。「心細くでもなつたのか―泣いて困りました/歌舞伎・梅雨小袖」

ぐてい

ぐてい [0] 【愚弟】
(1)愚かな弟。「―賢兄」
(2)自分の弟をへりくだっていう語。

ぐでぐで

ぐでぐで [0] (形動)
「ぐでんぐでん」に同じ。「―に酔う」

ぐでんぐでん

ぐでんぐでん
〜に酔う be dead drunk.

ぐでんぐでん

ぐでんぐでん [0] (形動)
酒に酔って正体をなくしたさま。ぐでぐで。へべれけ。「―に酔っぱらう」

ぐとう

ぐとう [0] 【愚答】
愚かな答え。また,自分の答えをへりくだっていう語。「賢問―」

ぐとく

ぐとく [1] 【愚禿】 (代)
〔愚かなはげ頭の人間の意〕
(1)一人称。僧侶が自分のことをへりくだっていう語。
(2)特に,親鸞(シンラン)の自称。「―悲嘆述懐/正像末浄土和讃」

ぐとく

ぐとく [0][1] 【具徳】
徳がそなわっていること。「―の士」

ぐとくしょう

ぐとくしょう 【愚禿鈔】
親鸞(シンラン)の著。二巻。1255年成立。仏教の教説を分類・批判し,浄土真宗の教判的立場を明らかにしたもの。

ぐどう

ぐどう [0] 【求道】
(1)〔仏〕 仏の教えを求めて修行すること。悟りを求めること。きゅうどう。
(2)真理を追求すること。きゅうどう。

ぐどぐど

ぐどぐど [1] (副)
「くどくど」に同じ。「婢(オンナ)が何か―云つて/思出の記(蘆花)」

ぐどん

ぐどん [0] 【愚鈍】 (名・形動)[文]ナリ
無知で間が抜けていること。知力が足りないこと。また,そのさま。のろま。「尚だ人間が―な時代には/社会百面相(魯庵)」

ぐどん

ぐどん【愚鈍な】
stupid;→英和
silly.→英和

ぐなぐな

ぐなぐな [1] (副)
力が抜けていて,柔らかく,形が定まらないさま。ぐにゃぐにゃ。「身体(カラダ)は―,眼ばかり据ゑて/二人女房(紅葉)」

ぐに

ぐに 【五二】
双六(スゴロク)や博打(バクチ)などで,さいころに五と二の目が出ること。また,さいころのこと。[日葡]

ぐにゃぐにゃ

ぐにゃぐにゃ
〜になる become[get]flabby[limp].

ぐにゃぐにゃ

ぐにゃぐにゃ
■一■ [1] (副)スル
(1)柔らかで,形が変わりやすいさま。また,よじれ曲がっているさま。「プラスチックが熱で―(と)曲がる」
(2)張りがなく,頼りないさま。くにゃくにゃ。「からだを―させる」
■二■ [0] (形動)
{■一■(1)}に同じ。「高温で―に曲がった飴(アメ)」

ぐにゃっと

ぐにゃっと [2] (副)スル
「ぐにゃり」に同じ。「気が抜けて―なる」「暑さでレールが―曲がった」

ぐにゃり

ぐにゃり [2][3] (副)
(多く「と」を伴って)
(1)力が抜けたさま。「―とくびが曲がる」「甘い言葉で―とさせる」
(2)柔らかで,形が変わりやすいさま。くにゃっと。「―としたものをつかむ」

ぐにん

ぐにん [0] 【愚人】
愚かな人。愚者。ぐじん。

ぐにん=は夏(ナツ)の虫

――は夏(ナツ)の虫
愚人は自分で自分を危険におとしいれることのたとえ。

ぐはい

ぐはい [0] 【愚輩】 (代)
一人称。自分のことをへりくだっていう語。

ぐはつ

ぐはつ [0] 【倶発】 (名)スル
同時に起こること。また,二つ以上の犯罪が同時に発覚すること。

ぐはんしょうねん

ぐはんしょうねん [4] 【虞犯少年】
その性格・行動・環境などに照らして,将来犯罪を犯すおそれのある二〇歳未満の男女。

ぐひつ

ぐひつ [0] 【愚筆】
自分の手跡をへりくだっていう語。

ぐひん

ぐひん 【狗賓】
(1)天狗(テング)の異名。「これは―の業(ワザ)ぢや/狂言記・茸山伏」
(2)うぬぼれの強い人。

ぐび

ぐび [1] 【具備】 (名)スル
必要なものが十分にそろっていること。完全に備えていること。「必要条件を―する」

ぐびぐび

ぐびぐび [1] (副)
酒などをいかにもうまそうに,のどを鳴らして飲むさま。ぐびりぐびり。「―(と)大杯をほす」

ぐびじん

ぐびじん 【虞美人】
楚(ソ)の項羽(コウウ)の寵姫(チヨウキ)。項羽が垓下(ガイカ)に囲まれたとき,最後の宴で,「力山を抜き気は世を蓋(オオ)う。時利あらず…,虞や虞や汝をいかんせん」と歌い,嘆じたという。虞姫(グキ)。虞氏。

ぐびじんそう

ぐびじんそう【虞美人草】
a field poppy.

ぐびじんそう

ぐびじんそう 【虞美人草】
小説。夏目漱石作。1907年(明治40)発表。驕慢(キヨウマン)な女藤尾を中心に,我執と道義の相剋(ソウコク)を描く。

ぐびじんそう

ぐびじんそう [0] 【虞美人草】
ヒナゲシの別名。[季]夏。

ぐびりぐびり

ぐびりぐびり [2] (副)
のどを鳴らしながら酒などを多量に飲むさま。ぐびぐび。「―(と)大杯をほす」

ぐふ

ぐふ [1] 【愚婦】
(1)愚かな女。
(2)自分の妻をへりくだっていう語。愚妻。

ぐふ

ぐふ [1] 【愚父】
自分の父をへりくだっていう語。

ぐふ

ぐふ [1] 【愚夫】
(1)愚かな男。
(2)自分の夫をへりくだっていう語。

ぐふう

ぐふう [0] 【颶風】
(1)強く激しく吹く風。
(2)もと気象用語で,風速32.7メートル以上の強風をさした。

ぐふくじ

ぐふくじ 【弘福寺】
⇒川原寺(カワラデラ)

ぐふたいてん

ぐふたいてん 【倶不戴天】
「不倶戴天(フグタイテン)」に同じ。「―の敵を討ち/浄瑠璃・会稽山」

ぐふとくく

ぐふとくく 【求不得苦】
〔仏〕 八苦の一。求めているものが得られない苦しみ。

ぐぶ

ぐぶ [1] 【供奉】 (名)スル
(1)行幸などの行列に供をすること。また,その人。「騎馬にて―せられしかば/近世紀聞(延房)」
(2)「内供奉(ナイグブ)」の略。

ぐぶ

ぐぶ [1] 【弘布】 (名)スル
〔仏〕 仏法を広めること。弘法。

ぐぶそう

ぐぶそう [2] 【供奉僧】
(1)本尊に仕える僧。仏に仕える僧。供僧。
(2)神宮寺の社僧。

ぐぶつ

ぐぶつ [0] 【愚物】
ばかな人。愚か者。愚人。

ぐほう

ぐほう [0][1] 【弘法】 (名)スル
〔仏〕 仏法を広めること。

ぐほう

ぐほう [1][0] 【求法】 (名)スル
〔仏〕 仏法を求めること。

ぐぼ

ぐぼ [1] 【愚母】
自分の母をへりくだっていう語。

ぐまい

ぐまい [0] 【愚妹】
自分の妹をへりくだっていう語。

ぐまい

ぐまい [0] 【愚昧】 (名・形動)[文]ナリ
愚かで道理にくらい・こと(さま)。「―な人」「―卑屈の町人輩(バラ)/自由太刀余波鋭鋒(逍遥)」
[派生] ――さ(名)

ぐまい

ぐまい【愚昧(な)】
stupidity (stupid);ignorance (ignorant).→英和

ぐまいき

ぐまいき 【愚昧記】
平安末期から鎌倉初期の公家三条実房の日記。1167年から95年の記事が部分的に残る。当時の政局の推移に詳しい。愚昧御記。実房記。

ぐましい

ぐまし・い (接尾)
〔形容詞型活用 ([文]シク ぐま・し)〕
名詞に付いて,それが現れてくるような状態であることを表す。「涙―・い」
〔動詞的接尾語「ぐむ」の形容詞型活用になったもの。上代からあるが,ほとんど「涙ぐましい」に限って用いられる〕

ぐみ

ぐみ [1] 【茱萸・胡頽子】
〔古くは「くみ」とも〕
グミ科グミ属の植物の総称。落葉または常緑の低木または小高木。全体に星状毛があり,葉は全縁。花は白色または淡黄色で小さく,葉腋(ヨウエキ)に少数束生して下垂する。果実は赤く熟し,渋みのあるものが多いが食用になる。ナワシログミ・アキグミ・ツルグミ・トウグミなど。[季]秋。

ぐみ

ぐみ【胡頽子】
《植》a silverberry.

ぐみ

−ぐみ【−組】
[仲間]a group[gang] <of five robbers> .→英和
藤田組 Fujita & Company.

ぐみざけ

ぐみざけ [2] 【茱萸酒・胡頽子酒】
熟したグミの果実を干し,液汁を搾りとり,発酵させてつくった果実酒。

ぐみぶくろ

ぐみぶくろ 【茱萸袋・胡頽子袋】
重陽(チヨウヨウ)の節句に,邪気払いに身につけたり,身近に掛けたりするグミを入れた袋。

ぐみん

ぐみん【愚民(化)政策】
an ochlocratic policy.

ぐみん

ぐみん [0] 【愚民】
愚かな人民。

ぐみんせいさく

ぐみんせいさく [4] 【愚民政策】
為政者が民衆を無知・無教養の状態におしとどめ,その批判力を奪い,支配体制の維持を図ろうとする政策。

ぐむ

ぐ・む (接尾)〔動詞五[四]段型活用〕
名詞に付いて,そのもののきざしが現れてくる,それが現れ始めるなどの意を表す。「涙―・む」「芽―・む」

ぐめい

ぐめい [0] 【愚迷】 (名・形動)[文]ナリ
愚かで迷いの多い・こと(さま)。

ぐめい

ぐめい [0] 【愚命】
自分の命をへりくだっていう語。

ぐもう

ぐもう [0] 【愚蒙】 (名・形動)[文]ナリ
おろかな・こと(さま)。愚昧(グマイ)。「狡黠なる外国人の為に―なる邦人の損失を受けんことを/明六雑誌 24」

ぐもん

ぐもん【愚問】
a silly[stupid]question.

ぐもん

ぐもん [0] 【愚問】
くだらない質問。また,自分の質問をへりくだっていう語。

ぐもんぐとう

ぐもんぐとう [0] 【愚問愚答】
くだらない質問とくだらない答え。つまらない問答。

ぐもんけんちゅう

ぐもんけんちゅう 【愚問賢註】
歌論書。一巻。二条良基・頓阿共著。1363年成立。良基の問いに対して頓阿が答える形で,歌体・本歌取り・制詞・歌の病(ヤマイ)などを二条派の立場から論じたもの。

ぐもんじほう

ぐもんじほう グモンヂホフ [0] 【求聞持法】
〔仏〕 密教で,記憶力の増進などを得るための修法。一般には虚空蔵菩薩求聞持法をさす。

ぐゆう

ぐゆう [0] 【具有】 (名)スル
(性質・能力・条件などを)そなえもっていること。「千手千足千眼を―せる異形の人なるかと/月世界旅行(勤)」

ぐらい

ぐらい グラヰ (副助)
⇒くらい(副助)

ぐらぐら

ぐらぐら
〜する shake;→英和
totter;→英和
swim (頭が);→英和
waver (心が).→英和
〜煮える boil up.

ぐらぐら

ぐらぐら
■一■ [1] (副)スル
(1)揺れ動いて安定しないさま。「地震で家が―揺れる」「悪い歯が―する」「意見が終始―と動いて/一隅より(晶子)」
(2)湯が盛んに煮えたぎるさま。「鍋が―煮え立つ」
■二■ [0] (形動)
{■一■(1)}に同じ。「歯が―になる」

ぐらす

ぐら・す [2] (動サ四)
はぐらかす。ごまかす。「カネヲ―・サレテ,カンジョウガアワヌ/ヘボン(三版)」

ぐらっと

ぐらっと [2] (副)
「ぐらり」に同じ。「大岩が―動いた」

ぐらつく

ぐらつく
shake;→英和
totter;→英和
waver (決心などが).→英和
ぐらつかせる shake[waver] <one's resolution> .

ぐらつく

ぐらつ・く [0] (動カ五[四])
(1)しっかりしているはずのものがぐらぐらする。「机が―・く」「歯が―・く」
(2)決心・結論に確信がもてず動揺する。「親の反対で決心が―・く」

ぐらり

ぐらり [2][3] (副)
(多く「と」を伴って)物が急に大きく揺れ動くさま。「突然ビルが―と揺れた」

ぐり

ぐり [2] 【屈輪】
蕨(ワラビ)形の渦巻文を連続させた文様。堆朱(ツイシユ)・堆黒(ツイコク),寺院建築の意匠として用いる。ぐりん。ぐりぐり。
屈輪[図]

ぐりぐり

ぐりぐり
a hard lump <under the skin> ;scrofula (るいれき).→英和
目を〜させる goggle one's eyes.

ぐりぐり

ぐりぐり [0] 【屈輪屈輪】
⇒ぐり(屈輪)

ぐりぐり

ぐりぐり
■一■ [0][4] (名)
リンパ腺が炎症を起こして腫(ハ)れたもの。また,こりかたまった筋肉や脂肪の固まりなど,しこりとして外部から感じ取られるもの。
■二■ [1] (副)スル
(1)(ひじなどで)押し回して,もむさま。「ひじで―する」
(2)くりくり。くるくる。「目を―(と)回す」

ぐりはま

ぐりはま [0]
〔「はまぐり」の「はま」と「ぐり」を逆にした俗語。室町時代頃からあった〕
物事がくいちがうこと。あてがはずれること。「何をやっても―になる」

ぐりょ

ぐりょ [1] 【愚慮】
愚かな考え。また,自分の考えをへりくだっていう語。

ぐりんだま

ぐりんだま [0] 【屈輪玉】
香合などで,屈輪(グリ)が小さな円形に表れているもの。ぐりの香合。

ぐる

ぐる
〜になる conspire[plot together] <with> .→英和
〜になって in league[conspiracy, <俗> cahoots]with.

ぐる

ぐる [1]
〔もと,「ぐるぐる」と輪になっているの意〕
悪いことをする仲間。悪だくみの相棒。一味。「三人で―になってだまそうとした」

ぐるぐる

ぐるぐる
<go,turn> round and round.〜巻く wind <a rope> round <a thing> .

ぐるぐる

ぐるぐる [1] (副)
(1)物が連続的に回転するさま。「水車が―(と)まわる」
(2)幾重にも巻きつけるさま。「縄で―(と)しばる」
(3)次々と移動させるさま。「書類を―まわす」

ぐるぐるまげ

ぐるぐるまげ [4] 【ぐるぐる髷】
婦人の髪形の一。髪を結んで根のまわりに無造作にまきつけて留めた髷。ぐる髷。ぐるり髷。ぐるぐる。ぐるぐるわげ。

ぐるぐる髷

ぐるぐるまげ [4] 【ぐるぐる髷】
婦人の髪形の一。髪を結んで根のまわりに無造作にまきつけて留めた髷。ぐる髷。ぐるり髷。ぐるぐる。ぐるぐるわげ。

ぐるっと

ぐるっと [2] (副)
「ぐるり{■一■}」に同じ。「首を―回す」

ぐるまげ

ぐるまげ [0] 【ぐる髷】
⇒ぐるぐるまげ

ぐるみ

ぐるみ (接尾)
〔動詞「包(クル)む」の連用形から〕
名詞に付いて,その物を含めて全部の意を表す。ぐるめ。「家を土地―処分する」「町―の闘争」「身―はがれる」

ぐるめ

ぐるめ 【包】 (接尾)
〔動詞「包(クル)める」の連用形から〕
「ぐるみ」に同じ。「侍―に小春殿もらふた/浄瑠璃・天の網島(上)」

ぐるり

ぐるり [2][3]
■一■ (副)
(1)重い物が回転するさま。「巨体が―と回った」
(2)物のまわりをめぐったり,見まわしたり,取り巻いたりするさま。「会場を―(と)ひとまわりする」「一座を―と見まわす」「―ととり囲む」
■二■ (名)
まわり。周囲。あたり。「小屋の―を取りまく」

ぐるり

ぐるり
the circumference;→英和
the surroundings.〜と振り向く turn (a)round.〜と取り巻く surround.→英和

ぐるりおとし

ぐるりおとし 【ぐるり落とし】
江戸後期の婦人の髪形の一。鬢(ビン)差しを使わず,鬢と髱(タボ)とを一つにして結ったもの。

ぐるりぐるり

ぐるりぐるり [1][2] (副)
重い物が何回も,ややゆっくりと回転するさま。

ぐるりだか

ぐるりだか 【ぐるり高】 (形動)
〔周囲の部分が高い意で〕
鼻が低い顔のさま。不器量。中低(ナカビク)。「―な顔をほむれば/浮世草子・禁短気」

ぐるり落とし

ぐるりおとし 【ぐるり落とし】
江戸後期の婦人の髪形の一。鬢(ビン)差しを使わず,鬢と髱(タボ)とを一つにして結ったもの。

ぐるり高

ぐるりだか 【ぐるり高】 (形動)
〔周囲の部分が高い意で〕
鼻が低い顔のさま。不器量。中低(ナカビク)。「―な顔をほむれば/浮世草子・禁短気」

ぐる髷

ぐるまげ [0] 【ぐる髷】
⇒ぐるぐるまげ

ぐれ

ぐれ [0]
メジナの異名。

ぐれ

ぐれ
〔「ぐれはま」の略〕
(1)物事のくいちがうこと。合わないこと。「―の来ぬ内さあござんせと/浄瑠璃・新版歌祭文」
(2)まともな道からはずれること。また,その者。

ぐれつ

ぐれつ【愚劣な】
silly;→英和
stupid.→英和

ぐれつ

ぐれつ [0] 【愚劣】 (名・形動)[文]ナリ
ばからしく何の価値もない・こと(さま)。「―極まる考え」「―な奴」
[派生] ――さ(名)

ぐれはま

ぐれはま [0]
「ぐりはま」の転。

ぐれやど

ぐれやど 【ぐれ宿】
乞食・浮浪者などを泊める下等な宿。「地獄婆あと名の高い,何でも引込む―さ/歌舞伎・小袖曾我」

ぐれりぐれり

ぐれりぐれり (副)
揺れ動いて安定しないさま。「蜑(アマ)小舟,―とかはり行く,男心は頼みなや/浄瑠璃・松風村雨」

ぐれる

ぐれる
stray from the right path;go astray[wrong].ぐれた生徒 a delinquent schoolboy.

ぐれる

ぐ・れる [2] (動ラ下一)
〔「ぐれ」の動詞化〕
(1)少年や青年が,生活態度が乱れ,反社会的・反抗的な行動をするようになる。不良になる。「高校に入ってから急に―・れ出した」
(2)見込みがはずれる。「但しは目算が―・れたのか/浄瑠璃・契情小倉の色紙」

ぐれん

ぐれん [0][1] 【紅蓮】
(1)盛んに燃え上がる炎の色にいう語。「紅蓮地獄」を紅の炎の燃え立つ所と誤認したところからいう。まっか。「―の炎」
(2)〔仏〕 紅色の蓮(ハス)の花。紅蓮華(グレンゲ)。

ぐれんじごく

ぐれんじごく [4] 【紅蓮地獄】
〔「鉢特摩(ハドマ)地獄」の意訳〕
〔仏〕 八寒地獄の第七。ここに落ちた者は,寒さのために皮膚が裂けて血が流れ,紅色の蓮(ハス)の花のようになるという。

ぐれんたい

ぐれんたい [0] 【愚連隊】
〔「ぐれる」から出た語。「愚連」は当て字〕
定職がなく,繁華街などをうろつき,暴行やゆすりなどをする不良少年や不良少女の集まり。

ぐれ宿

ぐれやど 【ぐれ宿】
乞食・浮浪者などを泊める下等な宿。「地獄婆あと名の高い,何でも引込む―さ/歌舞伎・小袖曾我」

ぐろう

ぐろう [0][1] 【愚老】 (代)
一人称。老人が自分をへりくだっていう語。

ぐろう

ぐろう【愚弄する】
mock <at> ;→英和
make fun[a fool]of.

ぐろう

ぐろう [0] 【愚陋】 (名・形動)[文]ナリ
おろかでいやしい・こと(さま)。愚劣。

ぐろう

ぐろう [0] 【愚弄】 (名)スル
人を馬鹿にして,からかうこと。「人を―する」

ぐろん

ぐろん【愚論】
a foolish argument;nonsense.→英和

ぐろん

ぐろん [0] 【愚論】
(1)おろかな論。つまらない意見,また議論。
(2)自分の意見をへりくだっていう語。

ぐわい

ぐわい [0] 【具合(い)・工合(い)】
「ぐあい(具合)」に同じ。
〔歴史的仮名遣い未詳〕

ぐん

ぐん [1] 【郡】
(1)都道府県の下位区分の一つで,町・村を包括する区画。1878年(明治11)府・県の下の行政区画とされ,1890年の郡制によって地方自治体としての権能が明確になったが,1923年(大正12)廃止。以後,地理的区画となった。
(2)律令制下,国の下に置かれた地方行政単位。この下に里(郷)があった。中世・近世にも存続した。
(3)中国で,秦以降隋まで県の上に置かれた行政区画。
→郡県制度

ぐん

ぐん [1] 【軍】
(1)軍隊。軍勢。
(2)陸軍・海軍・空軍の総称。軍部。
(3)数個以上の軍団または師団をもって編制する大きな兵力の単位。「方面―」「派遣―」
(4)中国周代で,兵二五〇〇人を一師とし,その五師の称。

ぐん

ぐん【群】
a crowd;→英和
<in> a group;→英和
<in> shoals.〜をなす flock (together);→英和
throng;→英和
swarm.→英和
〜を抜く be well above the common level.

ぐん

ぐん【郡】
a county;→英和
a district.→英和

ぐん

ぐん [1] 【群】
(1)多くの同類のものが集まっていること。むれ。むらがり。集まり。
(2)〔数〕
〔group〕
一つの集合において,その,元(要素)の間に算法,例えば乗法が定められ,(1)二つの元 �, � の積 �・� もその集合の元である(2)結合法則(�・�)・�=�・(�・�)が成り立つ(3)すべての元 � に対して �・�=�・�=� となる �(単位元)が存在する(4)各元 � に対して �・�=�・�=� となる元 �=��¹(逆元)が存在する,という四つの条件が満たされている時,この集合はその算法に関して群であるという。特に交換法則 �・�=�・� が成り立つ群をアーベル群または可換群という。群の考えはフランスのガロアなどにより導入され,現代数学の大きな基礎となっている。

ぐん

ぐん【軍】
an army;→英和
forces;troops.

ぐん=を抜く

――を抜・く
多くの中で特にすぐれている。ぬきんでている。抜群。「―・く成績」

ぐんい

ぐんい【軍医】
an army[a naval]surgeon[doctor].

ぐんい

ぐんい [1] 【軍衣】
軍人の着る服。軍服。

ぐんい

ぐんい [1] 【軍医】
軍隊で,医務に従事した武官。軍医官。

ぐんいかん

ぐんいかん [3] 【軍医監】
旧陸軍で,衛生・治療・診察などをつかさどった少将相当官。

ぐんえい

ぐんえい [0] 【群泳】 (名)スル
魚などが,群れをなして泳ぐこと。また,その群れ。「鰯(イワシ)の―」「―する鰹(カツオ)」

ぐんえい

ぐんえい [0] 【軍営】
軍隊の陣営。兵営。

ぐんえき

ぐんえき 【軍役】
(1)軍隊に所属し,軍人として勤務すること。ぐんやく。
(2)戦争。いくさ。ぐんやく。
(3)「ぐんやく(軍役){(1)}」に同じ。

ぐんおう

ぐんおう [3] 【郡王】
中国で,晋(シン)以降,唐・明・清の封爵の名。清朝では,親王に次ぐ称号。

ぐんか

ぐんか [1] 【軍靴】
軍隊用の靴。「―の響き」

ぐんか

ぐんか【軍歌】
<sing> a war song.

ぐんか

ぐんか [1] 【軍歌】
軍隊の士気を盛んにし,また愛国心をふるいたたせるために作られた歌。

ぐんかく

ぐんかく [0] 【軍拡】
「軍備拡張」の略。
⇔軍縮

ぐんかん

ぐんかん [0] 【軍艦】
(1)もっぱら軍事上の目的に用いられる戦闘用の船。
(2)旧海軍における艦艇の類別の一。戦艦・航空母艦・巡洋艦・潜水母艦・敷設艦・砲艦などをさし,駆逐艦・潜水艦・水雷艇・掃海艇などとは区別する。

ぐんかん

ぐんかん【軍艦】
a warship.→英和
軍艦旗 a naval ensign.

ぐんかん

ぐんかん [0] 【軍監】
(1)軍事の監督をする職。「軍師―軍配者/浄瑠璃・用明天皇」
(2)「ぐんげん(軍監)」に同じ。

ぐんかんき

ぐんかんき [3] 【軍艦旗】
軍艦であることを標示し,また国籍を示すため,軍艦に掲げる旗。旧日本海軍では一六条の旭日旗を用いた。

ぐんかんく

ぐんかんく [3] 【軍管区】
もと,軍事上の必要から全国を数個に分けた区域。軍区。「東部―」

ぐんかんじま

ぐんかんじま 【軍艦島】
長崎港沖にある炭鉱で栄えた島。面積0.06平方キロメートル。高層アパートが林立し,遠望が軍艦に似ていたためこの名がある。1974年(昭和49)閉山,無人島となる。端島(ハシマ)の別称。

ぐんかんそうれんじょ

ぐんかんそうれんじょ 【軍艦操練所】
1857年江戸築地の講武所内に設けられた,幕府の軍艦操縦訓練機関。1866年海軍所と改称。

ぐんかんどり

ぐんかんどり [3] 【軍艦鳥】
ペリカン目の海鳥の総称。全長1メートル内外の黒い鳥で,長い二またの尾をもつ。くちばしは細長く,先が鋭く曲がる。雄はのどに赤い咽袋(インタイ)をもち,繁殖期にはこれを風船のようにふくらます。南太平洋などに分布。日本には二種が迷鳥として渡来。
軍艦鳥[図]

ぐんかんぶぎょう

ぐんかんぶぎょう [5] 【軍艦奉行】
1859年,海軍軍備強化のため設置された幕府の職名。初め若年寄の支配下にあって,軍艦の購入・建造・操練技術などをつかさどった。のち老中支配。

ぐんかんまき

ぐんかんまき [0] 【軍艦巻(き)】
すし飯の側面に海苔(ノリ)を巻き,すし飯の上にウニ・イクラなどをのせたすし。横から見ると軍艦に似ていることからの名。

ぐんかんマーチ

ぐんかんマーチ 【軍艦―】
軍歌。鳥山啓作詞,瀬戸口藤吉作曲の「軍艦」を,1900年(明治33)瀬戸口が行進曲に編曲したもの。

ぐんかんラシャ

ぐんかんラシャ [5] 【軍艦―】
羅紗(ラシヤ)の一種。厚地で保温力に富む。外套(ガイトウ)・制服などに用いられた。

ぐんが

ぐんが 【郡衙】
律令制下,郡を治める役所。
→国衙(コクガ)

ぐんがく

ぐんがく [0][1] 【軍学】
用兵・戦術など,兵法に関する学問。兵学。

ぐんがく

ぐんがく [0] 【軍楽】
軍隊の士気をふるいたたせるために演奏する音楽。

ぐんがくしゃ

ぐんがくしゃ [3][4] 【軍学者】
軍学を修め,それに詳しい人。兵学者。兵法学者。

ぐんがくたい

ぐんがくたい [0] 【軍楽隊】
軍楽を演奏するための部隊。金管楽器と打楽器が主体。

ぐんがくたい

ぐんがくたい【軍楽隊】
a military[naval]band.

ぐんき

ぐんき [1] 【軍機】
軍の機密。軍事上の秘密。「―漏洩(ロウエイ)」

ぐんき

ぐんき [1] 【軍旗】
(1)戦場で用いる旗。いくさばた。
(2)旧陸軍で,歩兵・騎兵連隊の創立の際,天皇から下賜された旗。連隊旗。

ぐんき

ぐんき [1] 【軍記】
(1)戦争や合戦の模様を記した書物。戦記。軍書。
(2)「軍記物語」「軍記物」の略。

ぐんき

ぐんき 【軍毅】
律令制の軍団の長官(大毅)とその補佐(少毅)の総称。在地の豪族層から任用された。

ぐんき

ぐんき [1] 【軍紀・軍規】
軍隊において守らなければならない風紀や規律。「―を乱す」

ぐんき

ぐんき【軍旗】
the (regimental) colors;a standard;→英和
an ensign.→英和

ぐんき

ぐんき【軍紀】
<maintain,break> military discipline.

ぐんき

ぐんき [1] 【群起】 (名)スル
(1)多くの人々が立ち上がり,ことを起こすこと。蜂起。「武人地方に―し封建の元素を形成するに及んで/日本開化小史(卯吉)」
(2)いくつもの物事が一時に起こること。

ぐんき

ぐんき【軍機(をもらす)】
(disclose) a military secret.

ぐんきさい

ぐんきさい [3] 【軍旗祭】
もと陸軍の連隊で,その隊に軍旗を下賜された記念日に行なった祝典。

ぐんきしょ

ぐんきしょ 【軍機処】
中国,清朝の軍事行政上の最高機関。1729年創設。数名の軍機大臣が置かれ,皇帝の最高諮問機関として1911年まで存続した。

ぐんきほごほう

ぐんきほごほう [5] 【軍機保護法】
軍事上の機密を保護するために1899年(明治32)制定された法律。1937年(昭和12)改正,45年廃止。

ぐんきもの

ぐんきもの [0] 【軍記物】
(1)江戸時代の小説の一種。合戦・戦乱を主な題材とし,興味本位に虚実とりまぜて書いたもの。「絵本太閤記」「通俗三国志」の類。
(2)「軍記物語」に同じ。

ぐんきものがたり

ぐんきものがたり [6] 【軍記物語】
戦乱を主な題材として,ある時代の歴史を取り扱った物語類。主に,平安末から鎌倉・室町時代にかけて書かれた。「保元物語」「平治物語」「平家物語」「太平記」など。和文に漢語・仏教語・武士言葉などが融合した和漢混交文が特徴。また,変体漢文で書かれたものもある。戦記物語。戦記物。軍記物。

ぐんきょ

ぐんきょ【群居する】
live gregariously[in flocks].群居動物 a gregarious animal.

ぐんきょ

ぐんきょ [1] 【群居】 (名)スル
群れをなして生活すること。「貧困無産の人は都府に―し/民約論(徳)」

ぐんきょう

ぐんきょう [0] 【軍橋】
軍事上の必要性からかけた橋。

ぐんきよみ

ぐんきよみ [0][5] 【軍記読み】
軍記物を講釈すること。また,その人。太平記読みなど。軍書読み。

ぐんぎ

ぐんぎ [1] 【軍議】
軍事に関する評議。

ぐんぎ

ぐんぎ [1] 【群議】
多くの人の議論。衆議。

ぐんぐん

ぐんぐん [1] (副)
物事の進み方のはやいさま。また,力強いさま。どんどん。ぐいぐい。「たこが―空に昇って行く」「成績が―(と)上がる」「―引っぱる」

ぐんぐん

ぐんぐん
steadily.〜押す push hard.〜進歩する make steady progress.

ぐんけ

ぐんけ [1] 【郡家】
律令制で,郡司が政務を執る役所。郡院。ぐうけ。こおりのみやけ。

ぐんけい

ぐんけい [0] 【軍鶏】
シャモの異名。

ぐんけい

ぐんけい [0] 【群系】
植物群落の分類用語。優占種の生活形により樹林群系・草原群系・荒原群系・浮遊植物群系に分ける。

ぐんけいほう

ぐんけいほう [3] 【軍刑法】
軍の刑法。もと陸軍刑法と海軍刑法の併称。

ぐんけん

ぐんけん [0] 【軍犬】
軍用犬。

ぐんけんせいど

ぐんけんせいど [5] 【郡県制度】
中国の中央集権的な地方行政制度。全国を郡・県などの行政区画に分け,中央政府より官吏を派遣して治めさせたもの。紀元前221年,秦の始皇帝が全国を三六の郡に分け,その下にいくつかの県を置いたのに始まり,名称は時代によって異なるがその統治形態は清末まで続いた。
⇔封建制

ぐんげん

ぐんげん 【軍監】
古代,臨時の征討軍や陸奥鎮守府で,将軍・副将軍に次ぐ地位。ぐんかん。

ぐんこ

ぐんこ [1] 【軍戸】
中国,元・明代に兵役を負担した戸。一般民戸と区別されて,軍籍に入れられ,代々世襲された。

ぐんこ

ぐんこ [1] 【軍鼓】
いくさの時に打つ太鼓。陣太鼓など。

ぐんこ

ぐんこ [1] 【軍袴】
旧日本陸軍で,軍服のズボンのこと。

ぐんこう

ぐんこう [0] 【軍功】
戦争で立てた功績。いくさの手柄。

ぐんこう

ぐんこう [0] 【群行】
(1)大勢でむらがって行くこと。
(2)斎宮(イツキノミヤ)が野宮(ノノミヤ)で三年の潔斎を終え,その年の九月に伊勢へ下向すること。また,その時に行なった儀式。

ぐんこう

ぐんこう【軍功】
meritorious services in war.

ぐんこう

ぐんこう【軍港】
a naval port.

ぐんこう

ぐんこう [0] 【軍港】
軍用の港。海軍が根拠地として使用する,特別の施設のある港。旧日本海軍では,横須賀・呉・佐世保・舞鶴の四か所で,鎮守府が置かれた。
→要港

ぐんこく

ぐんこく [0] 【軍国】
(1)軍隊と国家。軍事と国政。
(2)戦争を行なっている国。
(3)軍事を常に政策の中心とする国家。

ぐんこくしゅぎ

ぐんこくしゅぎ [5] 【軍国主義】
軍事力によって国威を示し,対外的に発展することを,国家の最も重要な目的と考え,一国の政治・経済・法律・教育などの構造や国民の生活・思考様式を,軍事力強化に従属させ,これに奉仕させようとする主義。ミリタリズム。

ぐんこくしゅぎ

ぐんこくしゅぎ【軍国主義(的)】
militarism (militaristic).→英和
軍国主義者 a militarist.

ぐんこくせいど

ぐんこくせいど [5] 【郡国制度】
漢の高祖が始めた,封建制度と郡県制度とを併用した地方行政制度。直轄地には郡県制度をしき,遠隔地には同姓の一族・功臣を封じ王侯国とした。

ぐんこん

ぐんこん [0] 【群婚】
複数の男子が,複数の女子と互いに対等の資格で婚姻する形態。モルガンは著「古代社会」でこれを人類初期の婚姻形態としたが,制度として成立していた証拠はない。集団婚。

ぐんさんふくごうたい

ぐんさんふくごうたい [0] 【軍産複合体】
〔military-in-dustrial complex〕
軍部と軍需産業とが密接に結びつき国内の産業経済に大きな影響力をもっている体制をいう。産軍複合体。

ぐんざん

ぐんざん [1] 【群山】
多くの山々。重なり,連なる山々。

ぐんし

ぐんし [1] 【軍師】
(1)大将につき従い,軍事に関する計画を立て,作戦を考える人。参謀。
(2)巧みにはかりごとをめぐらす人。また,人に策を与える人。

ぐんし

ぐんし [1] 【軍資】
「軍資金」の略。

ぐんし

ぐんし [1] 【郡市】
都道府県における郡と市。

ぐんし

ぐんし [1] 【軍使】
戦闘中に交渉のため敵軍に派遣される使者。現在の戦時国際法規では目印に白旗をかかげる。

ぐんしきん

ぐんしきん [0][3] 【軍資金】
(1)軍事上の目的に使う資金。軍資。
(2)比喩的に,物事を行うのに必要な資金。「海外旅行の―を稼ぐ」

ぐんしきん

ぐんしきん【軍資金】
war funds;campaign funds (選挙などの).

ぐんしけん

ぐんしけん [3] 【軍師拳】
室内遊戯の一。同人数の二組に分かれ,それぞれ軍師を定め,軍師は出すべき手を相手に見えないように競技者に伝えて勝負をする。負けると一人ずつ相手に取られる。普通,狐拳(キツネケン)で行う。

ぐんしゃ

ぐんしゃ 【軍者】
(1)軍学に精通した人。兵法家。軍学者。「孔明孫呉に劣らぬ―/浄瑠璃・信州川中島」
(2)軍将。

ぐんしゅう

ぐんしゅう [0] 【群衆】
〔「ぐんしゅ」「ぐんじゅ」とも〕
むらがり集まった多くの人々。また,むらがり集まること。

ぐんしゅう

ぐんしゅう [0] ―シフ 【群集】 ・ ―シユウ 【群聚】 (名)スル
〔古くは「くんじゅ」〕
(1)一つの所に多くの人がむらがり集まること。また,その人々。「日本女人を見んとて多人数―したるに/新聞雑誌 30」
(2)社会学・心理学では,共通の関心と目的のもとに(不特定多数の人間が)一時的・非組織的に集合した集団で,日常の行動規範からはずれた行動をとりやすいものをいう。
(3)自然界においていろいろな種類の生物が何らかの意味でまじり合って生活している集まり。
(4)植物の群落を種組成に基づいて分類する時の一単位。クロマツ群集など。群叢。

ぐんしゅう

ぐんしゅう【群衆[集]】
a crowd (of people).→英和
群集心理 mob[mass]psychology.

ぐんしゅうげき

ぐんしゅうげき [3] 【群集劇】
主役に当たる人物は特になく,大勢の出演者によって展開される劇。

ぐんしゅうしんり

ぐんしゅうしんり [5] 【群集心理】
群集が示す特殊な心理状態。一般に判断力が低下し,興奮性が強くなり,衝動的・無責任的な言動をとる傾向になる。

ぐんしゅうせいたいがく

ぐんしゅうせいたいがく [7] 【群集生態学】
生物群集と環境との関係を対象とする生態学の一分野。群集の発達様式,構成種の生態的機能や相互関係などを研究する。特定の種を対象とする個生態学に対していう。群生態学。生物群集学。

ぐんしゅうふん

ぐんしゅうふん [3] 【群集墳】
一定地域に多数の小規模な古墳が密集するもの。多くは古墳後期のもので,古墳を築造する階層が増加したことを示すものといわれる。「千塚」「百塚」の名で呼ぶ地域もある。

ぐんしゅく

ぐんしゅく [0] 【軍縮】
「軍備縮小」の略。
⇔軍拡

ぐんしゅく

ぐんしゅく【軍縮】
armaments reduction.軍縮会議 a disarmament conference.⇒軍備.

ぐんしゅくかいぎ

ぐんしゅくかいぎ [5] 【軍縮会議】
軍備縮小のための国際会議。第一次大戦後,ワシントン・ジュネーブ・ロンドンで海軍軍備制限のための会議が開かれ,1932年には国際連盟の主催で開かれた。第二次大戦後は,主に国際連合の主催で努力が続けられている。

ぐんしょ

ぐんしょ [1][0] 【群書】
多くの書籍。群籍。「―を究める」

ぐんしょ

ぐんしょ [1][0] 【軍書】
(1)軍事・戦術に関する書物。軍学書。
(2)合戦のことを記した書物。軍記。

ぐんしょいちらん

ぐんしょいちらん 【群書一覧】
図書目録。尾崎雅嘉(マサヨシ)編。六巻。1802年刊。刊本一〇七七部,写本六五二部の図書を三四類に分類し解題を付す。

ぐんしょう

ぐんしょう [0] 【軍将】
一軍の指揮官。大将。

ぐんしょう

ぐんしょう [0] 【群小】
多くの小さなもの。たくさんはあるが小さくて問題にならないもの。「―作家」「豪傑が出て来て他の―を圧倒して仕舞ふ/吾輩は猫である(漱石)」

ぐんしょく

ぐんしょく [0] 【軍職】
軍隊の官職。軍人としての官職,また職務。

ぐんしょさくいん

ぐんしょさくいん 【群書索引】
和漢の書物の記事を件名によって五十音順に配列し,検索できるようにした索引。物集高見(モズメタカミ)編。三巻。1916年(大正5)刊。

ぐんしょちよう

ぐんしょちよう 【群書治要】
中国,唐の魏徴(ギチヨウ)らが太宗の勅命によって編纂した政治参考書。五〇巻。631年成立。古代から晋代までの六七種の文献から,政治に有用な文章を抜粋し,書物別に配列した類書。

ぐんしょよみ

ぐんしょよみ 【軍書読み】
⇒軍記読(グンキヨ)み

ぐんしょるいじゅう

ぐんしょるいじゅう 【群書類従】
古文献の叢書。正編五三〇巻六六五冊および目録一冊,続編一一五〇巻一一八五冊。塙保己一(ハナワホキノイチ)編。正続合わせて三三七三種に及ぶ日本の古書を神祇・帝王以下二五の部に分類して編纂。正編は1819年刊行完了。続編は1911年(明治44)刊行完了。

ぐんしれいかん

ぐんしれいかん [4] 【軍司令官】
師団以上の部隊組織である軍の長。

ぐんしれいぶ

ぐんしれいぶ [4] 【軍司令部】
(1)軍司令官が軍務をとる所。
(2)旧陸軍が軍管区ごとにおき,師団の統括や軍事上の命令伝達を行なった機関。

ぐんしん

ぐんしん【軍神】
[神]the god of war;Mars;→英和
a war hero (人).

ぐんしん

ぐんしん [0] 【群臣】
多くの臣下。多くの家来。

ぐんしん

ぐんしん [0] 【軍神】
〔「ぐんじん」とも〕
(1)武運を守る神。八幡大菩薩など。いくさがみ。
(2)輝かしい武功を残して戦死した軍人に対する尊称。「―広瀬中佐」

ぐんしん=を棄(ス)つ

――を棄(ス)・つ
〔史記(楽毅伝)〕
君主が死去することをいう。

ぐんじ

ぐんじ 【郡司】
姓氏の一。

ぐんじ

ぐんじ [1] 【軍事】
軍隊・軍備・戦争に関する事柄。「―機密」「―援助」「―行動」

ぐんじ

ぐんじ [1] 【郡司】
(1)律令制で,国司の下にあって郡を統治した地方官。大領(長官)・少領(次官)・主政・主帳の総称。こおりのつかさ。
(2)特に,大領・少領の称。

ぐんじ

ぐんじ グンヂ [1] 【軍持】
〔梵 kuṇḍikā〕
(1)〔仏〕 観音・僧尼などの持つ水瓶(スイビヨウ)。
(2)花瓶(カビン)。瓶(カメ)。「尋常の寒梅樹折て―に上れば/太平記 37」

ぐんじ

ぐんじ【軍事】
military affairs.〜上の目的で for military[strategic]purposes.‖軍事費 arms expenditure.軍事力 military strength.軍事衛星(基地,政権) a military satellite (base,regime).

ぐんじえいせい

ぐんじえいせい [4] 【軍事衛星】
軍事的目的をもつ人工衛星。写真偵察衛星,早期警戒衛星,電子警戒衛星などがある。

ぐんじきち

ぐんじきち [4] 【軍事基地】
軍事上の必要によって作られた基地。自国内に設ける場合と,同盟そのほか安全保障の目的で協定により他国に設ける場合とがある。

ぐんじきゅうごほう

ぐんじきゅうごほう 【軍事救護法】
1917年(大正6)に制定された,傷病兵および戦死者の遺家族にたいする救護法。

ぐんじきょうれん

ぐんじきょうれん [4] 【軍事教練】
1925年(大正14)以降,現役将校を配属して,中学校以上の生徒・学生に,正科として行われた軍事に関する教練。45年(昭和20)廃止。学校教練。

ぐんじけいざい

ぐんじけいざい [4] 【軍事経済】
軍事を中心に運営される国民経済。一般に民間企業にも軍需生産を行わしめる戦時動員体制をとる。

ぐんじこうさい

ぐんじこうさい [4] 【軍事公債】
軍備費や戦費をまかなうために発行される公債。

ぐんじさいばん

ぐんじさいばん [4] 【軍事裁判】
(1)戦争犯罪を裁くための裁判。
(2)軍法会議による裁判。

ぐんじさんぎいん

ぐんじさんぎいん [6] 【軍事参議院】
軍事事項につき天皇の諮詢(シジユン)に答えるための機関。元帥・陸海軍大臣・参謀総長・軍令部長および特に親補された陸海軍将官などによって構成された。1903年(明治36)設置。45年(昭和20)廃止。

ぐんじしげただ

ぐんじしげただ 【郡司成忠】
(1860-1924) 北方探検家。幸田露伴の兄。東京生まれ。1893年(明治26),白瀬矗(ノブ)らと報効義会を結成し,北方の防備・開拓のため千島の占守(シユムシユ)島へ上陸。日露戦争後,義勇艦隊を組織。

ぐんじせいけん

ぐんじせいけん [4] 【軍事政権】
軍隊あるいは軍人が政治的権力を掌握して支配を行う政治形態。

ぐんじそうさい

ぐんじそうさい [4] 【軍事総裁】
1868年(慶応4)の鳥羽・伏見の戦いの際,臨時に置かれた薩長側の征討官。

ぐんじそうさいしょく

ぐんじそうさいしょく [6] 【軍事総裁職】
1864年の第一次長州征伐の際に置かれた幕府の軍事司令官。

ぐんじたんてい

ぐんじたんてい [4] 【軍事探偵】
外国の軍事上の秘密を探ること。また,その人。

ぐんじどうめい

ぐんじどうめい [4] 【軍事同盟】
二国またはそれ以上の国の間で結ばれる,軍事に関する同盟。

ぐんじひ

ぐんじひ [3] 【軍事費】
軍備維持・戦争遂行などのために支出される国家経費。軍費。国防費。

ぐんじふうさ

ぐんじふうさ [4] 【軍事封鎖】
戦時,敵国や敵国占領地の沿岸・港湾・河口などの交通・輸送を武力で断ち切ること。

ぐんじめし

ぐんじめし 【郡司召】
平安時代,郡司(大領・少領のみ)補任の儀式。

ぐんじゅ

ぐんじゅ [1] 【軍需】
軍事上の需要。軍隊が必要とする品物。
⇔民需

ぐんじゅ

ぐんじゅ【軍需品】
munitions;war supplies.軍需景気 a munitional boom.軍需産業(工場) the munitions[war]industry (a munitions factory).

ぐんじゅかいしゃほう

ぐんじゅかいしゃほう 【軍需会社法】
1943年(昭和18)軍需省設置に伴って制定された法律。政府が軍需生産に携わる企業を直接統制管理できるようにしたもの。

ぐんじゅけいき

ぐんじゅけいき [4] 【軍需景気】
軍需産業を中心に社会が好況を示す状態。

ぐんじゅこうぎょうどういんほう

ぐんじゅこうぎょうどういんほう 【軍需工業動員法】
軍需物資の製造・輸送のために民間工場を戦時に強制利用できることを定めた法律。1918年(大正7)制定。

ぐんじゅさんぎょう

ぐんじゅさんぎょう [4] 【軍需産業】
軍需品を生産する産業。

ぐんじゅしょう

ぐんじゅしょう [3] 【軍需省】
戦局の悪化を打開する目的で,1943年(昭和18)11月航空機を中心とする軍需品増産のために新設された官庁。敗戦により廃止。

ぐんじゅつ

ぐんじゅつ [0][1] 【軍術】
戦いのやり方。軍法。戦術。兵術。

ぐんじゅひん

ぐんじゅひん [0] 【軍需品】
兵器・艦艇・弾薬など軍事に必要な物資。

ぐんじゆうびん

ぐんじゆうびん [4] 【軍事郵便】
出征中の軍隊・艦艇・軍人・軍属などと本国の人との間に取り交わされる郵便物。戦時郵便。

ぐんじょう

ぐんじょう [0] 【群青】
青色の無機顔料の一。本来はラピスラズリの粉末であるが,ケイ砂・カオリン・硫黄・炭酸ナトリウムなどを焼成して合成される。絵の具・塗料・印刷インクなどに用いる。ウルトラ-マリン。

ぐんじょう

ぐんじょう [0] 【群生】
〔仏〕 あらゆる生きもの。一切衆生。ぐんせい。

ぐんじょういろ

ぐんじょういろ [0] 【群青色】
鮮やかな藍青色(ランセイシヨク)。

ぐんじりょく

ぐんじりょく [3] 【軍事力】
軍隊・兵器・軍事施設など戦争に必要なものの能力。

ぐんじん

ぐんじん【軍人】
a soldier;→英和
a serviceman.→英和
〜らしい(らしく) soldierly (like a soldier).→英和
‖陸海軍人 soldiers and sailors.

ぐんじん

ぐんじん [0] 【軍陣】
(1)軍隊の陣営。軍営。
(2)軍隊の陣立て。いくさの陣取り。「―を立て直す」
(3)戦争。合戦。

ぐんじん

ぐんじん [0] 【軍人】
(1)軍籍にある人の総称。
(2)いくさびと。武人。つわもの。

ぐんじんおんきゅう

ぐんじんおんきゅう [5] 【軍人恩給】
旧軍人・旧準軍人・旧軍属とそれらの遺族に,恩給法により支給される恩給。

ぐんじんこうてい

ぐんじんこうてい [5] 【軍人皇帝】
ローマ帝政期の内乱時代,軍隊によって擁立された皇帝。235年から50年間,二六名が帝位につき,そのほとんどは治世半ばで命を失った。

ぐんじんしょうぎ

ぐんじんしょうぎ [5] 【軍人将棋】
⇒行軍将棋(コウグンシヨウギ)

ぐんじんちょくゆ

ぐんじんちょくゆ 【軍人勅諭】
1882年(明治15),天皇が軍人に与えた訓戒の勅語。「陸海軍軍人に賜はりたる勅諭」という。忠節・礼儀・武勇・信義・質素を説き,軍人の天皇への忠誠を求めた。軍人の精神教育の基礎とされ,軍人にはこれを暗記させた。

ぐんすい

ぐんすい [0] 【軍帥】
一軍の総大将。

ぐんせい

ぐんせい【群生[棲]する】
live[grow]gregariously[in flocks].

ぐんせい

ぐんせい [0] 【軍制】
軍隊の諸制度の総称。軍隊の編制・運用の制度など。

ぐんせい

ぐんせい [0] 【軍政】
(1)軍事上の政務。
(2)軍隊が占領地・戒厳地に対して行う統治。
⇔民政
(3)旧憲法下で,軍に関する行政事務。統帥事項を軍令というのに対する。

ぐんせい

ぐんせい【軍政】
<establish,be under> military administration.‖軍政府 a military government.

ぐんせい

ぐんせい【軍制】
a military system.

ぐんせい

ぐんせい [0] 【群生・群棲】 (名)スル
(1)同一種の動物が生殖・捕食などのため,多数集まって生活すること。《群棲》
(2)同一種の植物が同じ場所に群がって生えていること。《群生》「アカマツの―している丘」
(3)「ぐんじょう(群生)」に同じ。

ぐんせい

ぐんせい [0] 【群星】
多くの星。群がっている多数の星。

ぐんせき

ぐんせき【軍籍】
<be on> the military[army,navy]list.〜に入る enlist in the army.→英和

ぐんせき

ぐんせき [0] 【軍籍】
(1)軍人としての地位・身分。
(2)「兵籍(ヘイセキ)」に同じ。

ぐんせん

ぐんせん [0] 【軍船】
昔,水上のいくさに用いた船。いくさぶね。兵船。

ぐんせん

ぐんせん [0] 【軍扇】
武将が,戦場で軍勢を指揮するのに使った扇。骨を黒塗りにし,金や朱などで日の丸を描いたものが多い。
軍扇[図]

ぐんぜい

ぐんぜい【軍勢】
troops;forces.

ぐんぜい

ぐんぜい [0] 【群勢】
たくさんの人の群れ。「彼方(アツチ)の―が加勢したら大事である/坑夫(漱石)」

ぐんぜい

ぐんぜい [0][1] 【軍勢】
〔古くは「ぐんせい」とも〕
軍の勢力としての人数。また,軍隊。「新手(アラテ)の―が現れる」

ぐんそう

ぐんそう [0] 【群叢】
⇒群集(グンシユウ)(4)

ぐんそう

ぐんそう [0] 【軍装】 (名)スル
(1)戦闘のための服装や装備。武装。
(2)軍人の服装。また,軍服を身につけること。「列のかしらは―したる国王/文づかひ(鴎外)」

ぐんそう

ぐんそう【軍曹】
a sergeant.→英和

ぐんそう

ぐんそう [1] 【軍曹】
(1)旧陸軍の下士官の一。曹長の下,伍長の上の階級。
(2)古代,征討軍や陸奥鎮守府の軍監(グンゲン)の次の地位。

ぐんそく

ぐんそく [0] 【軍足】
軍用の靴下。太い白の木綿糸で織った。
→軍手

ぐんそくど

ぐんそくど [3] 【群速度】
波の速度の一。振動数の異なる波が重なり合ってできた波のかたまりが,時間とともに(形を変えながら)全体として伝わっていく速さ。

ぐんそつ

ぐんそつ [0] 【軍卒】
兵卒。兵。

ぐんぞう

ぐんぞう [0] 【群像】
(1)絵画・彫刻などで,多くの人間の集団的行動を主題として描いたもの。
(2)多くの人々がそれぞれに生き生きと活躍している姿。「青春の―」

ぐんぞう

ぐんぞう【群像】
《彫刻》a group.→英和

ぐんぞう

ぐんぞう グンザウ 【群像】
文芸雑誌。1946年(昭和21)創刊。創作欄の充実を編集方針に,純文学の担い手としての声価を得る。

ぐんぞく

ぐんぞく【軍属】
a civilian employee (in the army).

ぐんぞく

ぐんぞく [1][0] 【軍属】
軍隊における非軍人。旧陸海軍では,軍に所属する文官と文官待遇者のほか,技師・給仕などをいった。

ぐんたい

ぐんたい [0] 【群体】
分裂や出芽によって生じた個体がそのまま分離せず形成する個体群。普通は,個体(個虫)間に原形質の連絡が見られる場合をいう。植物ではボルボックス・ケイソウなど,動物では海綿動物・腔腸動物などに見られる。合体(ゴウタイ)。コロニー。
→個体

ぐんたい

ぐんたい [1] 【軍隊】
一定の規律のもとに組織・編制された軍人の集団。

ぐんたい

ぐんたい [0] 【軍体】
老体・女体とともに,猿楽の基礎となる三体の一。武人の体で幽玄美に乏しい風姿。

ぐんたい

ぐんたい【軍隊】
an army;→英和
troops.〜に入る enlist in[join]the army.

ぐんたいてちょう

ぐんたいてちょう [5] 【軍隊手牒】
旧軍隊で,下士官・兵に与えられた手帳。姓名・所属部隊名・賞罰などを記入した。

ぐんだい

ぐんだい [1] 【軍代】
室町時代以後,主君にかわって戦場に出て軍務をとる者。陣代(ジンダイ)。

ぐんだい

ぐんだい [1] 【郡代】
(1)中世,郡をあずかる代官,特に守護代の称。
(2)江戸幕府の職名。関東諸代官を支配した関東郡代と,勘定奉行に属して天領支配にあたった美濃郡代・飛騨郡代・西国郡代とがあった。

ぐんだり

ぐんだり 【軍荼利】
〔梵 Kuṇḍalī〕
「軍荼利明王」の略。

ぐんだりほう

ぐんだりほう [0] 【軍荼利法】
〔仏〕 真言宗で軍荼利明王を本尊として行う修法(ズホウ)。調伏・息災などを祈る。他の修法の一部として行われることが多い。軍荼利夜叉の法。

ぐんだりみょうおう

ぐんだりみょうおう 【軍荼利明王】
五大明王の一。南方に配され,自己愛にかかわる煩悩を断つ。像は,普通,一面三目八臂で激しい怒りの相をなし,多くの蛇が巻きついている。軍荼利。軍荼利夜叉。軍荼利夜叉明王。大咲明王。
軍荼利明王[図]

ぐんだん

ぐんだん [0] 【軍団】
(1)軍と師団の中間の規模の編制単位。
(2)律令制下,諸国に置かれた軍事・警察組織。一般農民から徴発した兵士に武芸を訓練させ,平時は警察その他の雑事にあたり,また戦時に備えたもの。規模は大小あるが,原則として兵士一〇〇〇人を一軍団とし,豪族層から任用される軍毅(グンキ)が統率した。

ぐんだん

ぐんだん【軍団】
an army corps.

ぐんだん

ぐんだん [0] 【軍談】
(1)戦争の話。いくさばなし。
(2)軍記物に節をつけて読み聞かせるもの。
(3)江戸時代,中国・日本の軍記類を翻訳・改作し,出版・流布された通俗読物の称。「太閤記」「通俗武王軍談」の類。

ぐんだんし

ぐんだんし 【軍談師】
江戸時代,軍談{(3)}に節をつけて面白く語って聞かせた講釈師。

ぐんちつ

ぐんちつ [0] 【軍秩】
軍紀。軍律。特にもと海軍で言った。

ぐんちゅう

ぐんちゅう [1][0] 【軍中】
(1)軍隊または軍営の中。陣中。
(2)戦争・戦闘の間。

ぐんちゅう

ぐんちゅう 【軍忠】
軍事における忠節。軍功。武勲。「さしもの―有し赤松入道円心に/太平記 12」

ぐんちゅうじょう

ぐんちゅうじょう [0] 【軍忠状】
鎌倉・室町時代,後日の論功行賞のために武士が自分の軍功を書き上げて,忠勤を励んだ証拠とした文書。余白に大将や軍奉行の「一見了」とか「承了」という証判を受けたので「一見状」ともいう。

ぐんちゅうそうだい

ぐんちゅうそうだい [5] 【郡中惣代】
江戸時代の天領における村役人の代表。代官所の行財政の補完的役割を担うものとして江戸時代後半から置かれた。郡中惣代庄屋。郡中惣代名主。

ぐんちょう

ぐんちょう [1] 【郡長】
地方自治団体としての郡行政をつかさどった郡の長官。
→郡(1)

ぐんて

ぐんて【軍手】
(a pair of) cotton work gloves.

ぐんて

ぐんて [0] 【軍手】
もと軍用の手袋。太い白の木綿糸で織る。作業用に使う。

ぐんと

ぐんと [1] 【軍都】
軍の施設の多い都市。

ぐんと

ぐんと [0][1] (副)
(1)強く力を入れるさま。ぐっと。「―引っぱる」
(2)今まで例のないくらい,大いに。非常に。「―成績が上がる」

ぐんとう

ぐんとう 【群盗】
集団をなしている盗賊。

ぐんとう

ぐんとう 【郡稲】
律令制下,官稲の一。郡ごとに蓄え,出挙(スイコ)してその利を郡の経費にあてた。

ぐんとう

ぐんとう【軍刀】
a saber.→英和

ぐんとう

ぐんとう [0] 【軍刀】
軍人がもつ,戦闘に使う刀。

ぐんとう

ぐんとう [0] 【群党】
(1)多くの党派。
(2)徒党をなすこと。また,その集団。

ぐんとう

ぐんとう [0] 【群島】
比較的狭い海域内にまとまりをもってむらがっている島々。マーシャル群島など。

ぐんとう

ぐんとう【群島】
a group of islands;an archipelago.→英和
ハワイ群島 the Hawaiian Islands.

ぐんとうりろん

ぐんとうりろん [5] 【群島理論】
群島国家の主張する領海に関する理論。フィジーやフィリピンのように近接するいくつかの島によって構成される国家の場合,群島の外端を結ぶ線を群島基線とし,この基線から外に向けて領海や経済水域を設定し,内側の水域を群島国家の主権のもとにおくとするもの。

ぐんない

ぐんない 【郡内】
(1)山梨県東部,桂川流域一帯の南都留(ツル)・北都留郡の称。国中(クンナカ)とともに甲斐を二分する古称の一。甲斐絹(カイキ)の産地。
(2)「郡内織」「郡内縞(ジマ)」の略。

ぐんないおり

ぐんないおり [0] 【郡内織】
山梨県郡内地方で産する絹織物。甲斐絹(カイキ)の一種。太い格子縞のものが多く,夜具地。郡内縞。

ぐんないじま

ぐんないじま [0] 【郡内縞】
「郡内織(グンナイオリ)」に同じ。

ぐんなり

ぐんなり [3] (副)
力や気力が抜けたさま。ぐなり。ぐんにゃり。「―背後(ウシロ)へ凭りかかつて了つた/今年竹(弴)」

ぐんにゃり

ぐんにゃり [3] (副)
力・勢い・張りの抜けたさま。本来の形がくずれ,曲がったりゆがんだりしたさま。「レールが―(と)曲がる」

ぐんば

ぐんば【軍馬】
a war[military]horse.

ぐんば

ぐんば [1] 【軍馬】
軍用の馬。乗用や物資の運搬に使う。

ぐんばい

ぐんばい【軍配を上げる】
judge <a person> the winner[victor].→英和

ぐんばい

ぐんばい [0] 【軍配】 (名)スル
〔「ぐんぱい」とも〕
(1)「軍配団扇(ウチワ){(1)}」の略。
(2)「軍配団扇{(2)}」の略。
(3)兵の指図をすること。また,その人。「短兵急に攻給はば,備なき賊の軍兵一戦に滅ぶべし。とくとく―し給へ/読本・弓張月(残)」
(4)商売上の駆け引き。「それも商ひの掛引,こりや―といふもんぢや/滑稽本・浮世風呂 4」

ぐんばい=が上がる

――が上が・る
相撲で,勝ち力士を示す行司の軍配うちわが上がる。転じて,勝敗・善悪などの判定で勝利が示される。「住民側に―・る」

ぐんばい=を上げる

――を上・げる
相撲で,行司が勝ち力士を軍配で示す。勝ち判定を下す。

ぐんばい=を返す

――を返・す
相撲で,制限時間がいっぱいになったとき,行司が軍配うちわを返して取組を始めさせる。

ぐんばいうちわ

ぐんばいうちわ [6][5] 【軍配団扇】
(1)昔,大将が軍の配置・進退の指揮をするのに使った武具。鉄・皮・木などで,団扇形につくり,黒か朱の漆を塗って日月・九曜星・七曜星などを描き,鉄や木の柄をすげ,柄に緒を通した。軍配。
(2)相撲で行司が使う道具。形が{(1)}に似る。立ち合いの呼吸をはかったり,勝敗の判定を下すのに用いる。「天下泰平国家安全」「一味清風」などの文句が書かれている。軍配。
(3)家紋の一。{(1)}を図案化したもの。唐団扇。
軍配団扇(1)[図]

ぐんばいほおずき

ぐんばいほおずき [5] 【軍配酸漿】
海ほおずきの一種。海産巻貝のテングニシ・ナガニシの卵嚢(ランノウ)で,形が軍配団扇に似る。ほおずきのように口で鳴らして遊ぶ。

ぐんばいむし

ぐんばいむし [3] 【軍配虫】
半翅目グンバイムシ科の昆虫の総称。体長2〜5ミリメートルほど。全身扁平で軍配の形に似る。植物に寄生し,葉裏から汁を吸う。

ぐんばつ

ぐんばつ【軍閥】
the military clique.軍閥政治 militaristic government.

ぐんばつ

ぐんばつ [0] 【軍閥】
(1)軍上層部の特権的政治勢力。薩長藩閥を中心とし,旧憲法の統帥大権を盾に,独立した勢力として政治を左右した。第二次大戦敗戦とともに崩壊。
(2)辛亥革命後の中国に,私的軍事力をもって地方に割拠した封建的支配勢力。

ぐんばつせいじ

ぐんばつせいじ [5] 【軍閥政治】
軍の上層部が軍の権力を背景として行う政治。

ぐんぱつ

ぐんぱつ [0] 【群発】
ある期間,同じ区域に集中して起こること。

ぐんぱつ

ぐんぱつ【群発地震】
an earthquake swarm.

ぐんぱつじしん

ぐんぱつじしん [5] 【群発地震】
限られた区域に,比較的小さい地震が頻発する現象。震源は浅いことが多い。何年も続くことがある。松代群発地震など。

ぐんび

ぐんび【軍備】
<reduce,increase> armaments.‖軍備拡張(縮少) expansion (reduction) of armaments.軍備撤廃 disarmaments.

ぐんび

ぐんび [1] 【軍備】
国家を防衛するための軍事力によるそなえ。兵員・兵器・軍事施設などの軍事的準備。「―の制限をする」

ぐんびかくちょう

ぐんびかくちょう [1] 【軍備拡張】
軍備の規模を充実・増強すること。軍拡。
⇔軍備縮小

ぐんびかんり

ぐんびかんり [4] 【軍備管理】
〔arms control〕
偶発戦争や紛争を抑止するために,軍備の開発・配備・運用などに規制を加えること。

ぐんびしゅくしょう

ぐんびしゅくしょう [1] 【軍備縮小】
戦争を避け,国力の消耗を防ぐため,保有する軍備を縮減すること。軍縮。
⇔軍備拡張

ぐんぴ

ぐんぴ [1] 【群飛】 (名)スル
昆虫や鳥が多数,群れをなして飛ぶこと。昆虫の場合,多くは一種の配偶行動で,シロアリの交尾群飛や蚊柱はその例。

ぐんぴ

ぐんぴ [1] 【軍費】
戦争および軍事上の費用。戦費。

ぐんぴ

ぐんぴ【軍費】
war expenditure.

ぐんぴばいしょうきん

ぐんぴばいしょうきん [1] 【軍費賠償金】
戦争終結後,敗戦国が戦勝国の消費した軍費を賠償するために支払う金銭。

ぐんぴょう

ぐんぴょう [0] 【軍兵】
〔古くは「ぐんびょう」とも〕
兵士。

ぐんぴょう

ぐんぴょう [0] 【軍票】
〔「軍用手票(シユヒヨウ)」の略〕
戦地・占領地で軍が正貨に代えて発行する紙票。軍用手形。

ぐんぴょう

ぐんぴょう [0] 【群氷】
群をなしている海氷。多くの海氷。

ぐんぴょう

ぐんぴょう【軍票】
a war note.

ぐんぶ

ぐんぶ【軍部】
the military authorities;the militarists;the military (総称).→英和

ぐんぶ

ぐんぶ [1] 【軍部】
(1)(政府・民間に対して)軍に属する諸機関の総称。
(2)武力を背景に形成された,軍人たちによる政治勢力。

ぐんぶ

ぐんぶ【郡部】
suburban[rural]districts.

ぐんぶ

ぐんぶ [1] 【群舞】 (名)スル
(1)大勢がむらがって踊ること。
(2)大勢の踊り手たちによる舞踏。コール-ド-バレエ。
(3)多くの鳥がむらがって舞うこと。「ツルの―」

ぐんぶ

ぐんぶ [1] 【郡部】
郡に属している地域。
→市部

ぐんぶかい

ぐんぶかい [3] 【郡部会】
旧府県制下で,市部経済と郡部経済を分別する府県において,郡部に関する予算を審議するため,郡部選出の府県会議員で組織した議決機関。

ぐんぶだいじんげんえきぶかんせい

ぐんぶだいじんげんえきぶかんせい [4][0] 【軍部大臣現役武官制】
旧憲法下において,陸海軍大臣は陸海軍現役の大将・中将に限るとする制度。1900年(明治33)に成文化。これにより軍が内閣の成立を左右しうることとなり,軍部横暴の因となった。

ぐんぷ

ぐんぷ [1] 【軍夫】
軍隊に所属して雑役に従う人夫。

ぐんぷく

ぐんぷく [0] 【軍服】
軍人の制服。

ぐんぷく

ぐんぷく【軍服】
a service[military,naval]uniform.

ぐんぼう

ぐんぼう [0] 【軍帽】
軍人が着用する制帽。

ぐんぽう

ぐんぽう [0] 【軍法】
(1)軍隊内の法律。軍の規則や刑罰。軍律。
(2)戦術。兵法。

ぐんぽう

ぐんぽう [0] 【群峰】
むらがりそびえる峰々。群山。

ぐんぽうかいぎ

ぐんぽうかいぎ [5] 【軍法会議】
軍人・軍属の犯罪を裁く特別刑事裁判機関。日本では1882年(明治15)創設,1921年(大正10)に陸海軍軍法会議法として制定。戦後,廃止。軍事裁判所。

ぐんぽうかいぎ

ぐんぽうかいぎ【軍法会議】
a court-martial.〜にかける court-martial <a soldier> .

ぐんぽうしゃ

ぐんぽうしゃ [3] 【軍法者】
(1)軍学・兵法に通じた人。兵法家。軍師。
(2)策士。知恵者。

ぐんま

ぐんま 【群馬】
(1)関東地方北西部の内陸県。かつての上野(コウズケ)国の全域を占める。東・北・西は足尾山地・三国山脈・関東山地などに囲まれる。中央を利根川が南流し,南東部が関東平野に開ける。県庁所在地,前橋市。
(2)群馬県中央部,群馬郡の町。前橋市・高崎市に接する。上野国国分寺跡がある。

ぐんまけんりつじょしだいがく

ぐんまけんりつじょしだいがく 【群馬県立女子大学】
公立大学の一。1980年(昭和55)設立。本部は群馬県玉村町。

ぐんまじけん

ぐんまじけん 【群馬事件】
1884年(明治17),群馬の自由党員らが高崎駅開通式に参列する政府高官らを襲い,政府打倒を企てた事件。式が延期されたため,警察署や高利貸しらを襲撃したが鎮圧され,主謀者は逮捕された。

ぐんまだいがく

ぐんまだいがく 【群馬大学】
国立大学の一。桐生工専・前橋医専・群馬師範などが合併して,1949年(昭和24)新制大学となる。本部は前橋市。

ぐんみん

ぐんみん [0][1] 【軍民】
軍部と民間。軍隊と人民。

ぐんみん

ぐんみん [0] 【群民】
多くの人民。民衆。

ぐんむ

ぐんむ【軍務】
military affairs.〜に服する serve in the army.→英和

ぐんむ

ぐんむ [1] 【軍務】
軍事に関する事務。また,軍隊での勤務。「―に服する」

ぐんむかん

ぐんむかん [3] 【軍務官】
明治初年の軍政機関。1868年(明治1)設置され,翌年兵部省へ改編。

ぐんむきょく

ぐんむきょく [3] 【軍務局】
旧陸・海軍省の部局の一。特に陸軍省軍務局は省を代表する部局で陸軍の作戦・人事を除く重要事項のすべてを管掌。

ぐんもう

ぐんもう [0] 【群盲】
(1)多くの盲人。衆盲。
(2)多くの凡人。

ぐんもう=象(ゾウ)を=撫(ナ)ず

――象(ゾウ)を=撫(ナ)・ず(=評・す)
〔大勢の盲人が象の体をなでて,それぞれが自分の触れた部分の印象だけから象について述べたというたとえによる〕
凡人には大人物や大事業などの全体を見渡すことはできないものだ。元来は,涅槃経・六度経などで,人々が仏の真理を正しく知り得ないことをいったもの。衆盲象を摸(モ)す。

ぐんもん

ぐんもん【軍門に降る】
surrender;→英和
capitulate.→英和

ぐんもん

ぐんもん [0] 【軍門】
陣営の出入り口。陣門。

ぐんもん=に降(クダ)る

――に降(クダ)・る
戦いに敗れて,降参する。「敵の―・る」

ぐんやく

ぐんやく [0] 【軍役】
(1)武士が主君から給与された所領や俸禄の高に応じて負う,軍事上の負担。武器や部下の保持などが義務づけられた。ぐんえき。
(2)「ぐんえき(軍役){(1)(2)}」に同じ。

ぐんゆう

ぐんゆう 【群游・群遊】 (名)スル
(1)むらがりあそぶこと。
(2)むらがり泳ぐこと。「黒潮にのって―する鰹(カツオ)」

ぐんゆう

ぐんゆう [0] 【群雄】
多くの英雄たち。

ぐんゆうかっきょ

ぐんゆうかっきょ【群雄割拠】
rivalry of powerful leaders.

ぐんゆうかっきょ

ぐんゆうかっきょ [5] 【群雄割拠】 (名)スル
多くの英雄たちが各地に勢力を張り,対立して覇(ハ)を競うこと。

ぐんよう

ぐんよう [0] 【群羊】
(1)多くの羊(ヒツジ)。
(2)多くの弱い者。

ぐんよう

ぐんよう【軍用の】
(for) military (use).→英和
軍用犬(道路) a military dog (road).軍用機 a warplane.→英和

ぐんよう

ぐんよう [0] 【軍容】
(1)軍隊の威容や装備。
(2)軍隊の規律。

ぐんよう

ぐんよう [0] 【軍用】
(1)軍事に使用すること。軍隊用。軍事用。「―列車」「―道路」
(2)軍の費用。

ぐんよう=を駆(カ)って猛虎(モウコ)を攻む

――を駆(カ)って猛虎(モウコ)を攻む
〔戦国策(楚策)〕
弱い者を大勢集めて強い者を攻める。多くの弱小国を集めて連合し,強国に対抗するたとえ。

ぐんようき

ぐんようき [3] 【軍用機】
民間機に対し,軍用に使う航空機の総称。軍用航空機。

ぐんようきん

ぐんようきん [0] 【軍用金】
(1)軍事上の目的に使う金。軍資金。
(2)比喩的に,事を行うのに必要な資金。

ぐんようけん

ぐんようけん [0] 【軍用犬】
伝令・警戒・捜索など,軍事上必要な訓練を施した犬。軍犬。

ぐんようばと

ぐんようばと [5] 【軍用鳩】
軍事上の通信に使う伝書鳩。

ぐんらい

ぐんらい [0] 【群来】 (名)スル
むれをなして来ること。「村人―す/伊沢蘭軒(鴎外)」

ぐんらく

ぐんらく【群落】
《生》a colony.→英和

ぐんらく

ぐんらく [0][1] 【群落】
(1)多くの村落。
(2)植生の単位。同一環境に生育している種々の植物が全体として一つの共同体としての特徴を示しているもの。植物群落。植物社会。

ぐんりつ

ぐんりつ [0] 【群立】 (名)スル
多くのものが群れをなして立つこと。「高層ビルが―する街」

ぐんりつ

ぐんりつ [0] 【軍律】
(1)軍隊の中で守らなければならない規律。
(2)軍人に適用される法律。軍法。

ぐんりつ

ぐんりつ【軍律】
military law (法律);military discipline (紀律).

ぐんりゃく

ぐんりゃく【軍略】
strategy;→英和
tactics (戦術).→英和

ぐんりゃく

ぐんりゃく [0][1] 【軍略】
軍事上の計略。作戦。戦略。「―家」

ぐんりょ

ぐんりょ 【軍旅】
(1)軍隊。軍勢。「数万の―は堂上堂下に次(ナミ)居たれども/平家 6」
(2)戦争。いくさ。「丁壮そぞろに―につかれなば/太平記 8」

ぐんりょ

ぐんりょ [1] 【軍虜】
(1)捕虜。
(2)野蛮な兵隊。敵兵をののしっていう語。「―地を動かして,弓剣威を振ふ/海道記」

ぐんりょう

ぐんりょう [0] 【軍糧】
軍隊の食糧。兵糧(ヒヨウロウ)。

ぐんりょう

ぐんりょう [0] 【郡領】
郡司の中の大領・少領の総称。

ぐんるい

ぐんるい 【群類】
多くの生類(シヨウルイ)。もろもろの生き物。「無縁の―をすくはんがために/平家 2」

ぐんれい

ぐんれい [0] 【軍令】
(1)軍隊内における命令。
(2)天皇が統帥権に基づき勅裁した,軍の統帥に関する軍事法規。
(3)旧憲法下,作戦用兵に関する統帥事務。軍政に対して用いた。

ぐんれい

ぐんれい【軍令】
a military command[order].

ぐんれいぶ

ぐんれいぶ [3] 【軍令部】
旧海軍の最高軍令機関。1933年(昭和8)海軍軍令部にかわって設置。陸軍の参謀本部に相当し,作戦計画,参謀将校の監督,海軍訓練の監視などを行なった。45年廃止。

ぐんれいぶそうちょう

ぐんれいぶそうちょう [6] 【軍令部総長】
軍令部の長官。海軍軍令部総長。

ぐんれき

ぐんれき [0] 【軍歴】
軍隊での経歴。軍人としての経歴。

ぐんろう

ぐんろう [0] 【群狼】
むれをなす狼(オオカミ)。

ぐんろく

ぐんろく [0] 【群緑】
〔「ろく」は呉音〕
日本画の絵の具の一。群青(グンジヨウ)と緑青(ロクシヨウ)とをまぜ合わせたもの。また,その色。群緑青。

ぐんろん

ぐんろん【群論】
《数》the theory of groups.

ぐんろん

ぐんろん [1] 【群論】
群の性質を研究する数学の一部門。
→群(2)

け 【消】 (動)
〔下二段動詞「く(消)」の未然形・連用形〕
⇒く(消)

け (接頭)
〔近世語〕
名詞や動詞・形容詞などに付いて,あなどりののしる気持ちを添える。「―才六」「―あなずる」

け 【怪】
異常なできごと。怪異。「かやうの―ども,未然に凶を示しけれども/太平記 20」


(1)五十音図カ行第四段の仮名。軟口蓋破裂音の無声子音と前舌の半狭母音とから成る音節。
(2)平仮名「け」は「計」の草体。片仮名「ケ」は「介」の終画を省いたもの。
〔(1)奈良時代までは上代特殊仮名遣いで甲乙二類の別があり,発音上区別があったとされる。(2)片仮名の「ケ」を「箇」に代用することがある。「一ケ年(=1箇年)」「一ケ月(=一箇月)」など。また,連体修飾語を表す格助詞「が」に代用することもある。「霞ヶ関」「八ヶ岳」など。これらの「ケ」は「箇」の略体「个」から出たものである〕

け 【日】
〔「か(日)」と同源。上代語〕
「ひ(日)」の複数。二日以上の日をいう。日日(ヒビ)。「君が行き―長くなりぬ/万葉 85」
→朝(アサ)に日(ケ)に

け 【故】
原因・理由を示す語。ため。ゆえ。せい。「九条殿の御遺言を違へさせおはしましつる―とぞ/大鏡(伊尹)」

け 【食】
〔「笥(ケ)」と同源〕
食べ物。「―訖(オワ)りて散むとするに/日本書紀(舒明訓)」

け 【笥】
容器。特に,食物を盛る器。「家にあれば―に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る/万葉 142」

け [1] 【化】
〔仏〕
(1)仏教に教え導くこと。教化。
(2)仏や菩薩(ボサツ)が教化のために,仮にさまざまの姿をとって現れること。
(3)死ぬこと。遷化。死。

け [1] 【仮】
〔仏〕 実体がないこと。また,そういうもの。
→虚仮(コケ)
→仮諦(ケタイ)

け 【気】
■一■ [1][0] (名)
(1)何かが存在する気配。何かが現れる兆候。「酒乱の―がある」「噴火の前日まではその―もなかった」
(2)ある本体から発散されて,その本体の存在を感じさせるもの。気体状のものや,熱気・光・においなどをいう。「東面の朝日の―いと苦しければ/蜻蛉(下)」「大きなる釜(カナエ)有り,湯の―有り/今昔 14」
(3)どことなく感じられる趣。雰囲気。風情。「物々しき―さへ添ひ給ひて/源氏(葵)」「恐ろしき―も覚えず,いとらうたげなるさまして/源氏(夕顔)」
(4)身体の異常。病気。「足の―起こりて,装束する事の苦しければなむ/落窪 3」
(5)血の気。血行。「―や上がりぬらむ,心地いと悪しうおぼえて/蜻蛉(中)」
(6)出産のきざし。産気。「日もあるに,今朝から―がつきて/浮世草子・胸算用 2」
(7)大気。空気。「雨のどかに降りて―しめりたりけるに/栄花(本の雫)」
■二■ (接頭)
形容詞・形容動詞また動詞に付いて,「何となく」「どことなく」の意を添えたり「…のようすである」の意を表したりする。「―だるい」「―だかい」「―ざやか」「―おされる」
■三■ (接尾)
名詞,動詞の連用形,形容詞・形容動詞の語幹に付いて,そのような様子・気配・感じがある意を表す。「塩―」「色―」「商売っ―」「吐き―」「まじり―」「寒―」「いや―」
→げ(気)

け [1] 【卦】
易で,算木を数えて得たしるし。乾・坤・震などの八種。また,これを組み合わせた六四種。「よい―が出る」
→八卦(ハツケ)

け (終助)
〔助動詞「けり」からできたもの。文章語には用いられない〕
形容動詞の終止形,助動詞「だ・た」の終止形で終わる文末に促音を伴って接続する。
(1)話し手の回想を表す。「よく学校でいたずらをしたっ―」「そんな話もあったっ―ねえ」「よく歌を歌ったものだっ―」
(2)質問文に付いて,相手に念を押す気持ちを添える。「あなたはどなたでしたっ―」「なんという名前だったっ―」
〔江戸語・東京語では「だっけ」「たっけ」の形しか用いられないが,関東方言では「見えっけ」「言っけ」などと用いることがある。方言の中で,「かい」「かえ」から転じた「け」という形があるが,これとは異なる〕

け 【来】 (動)
カ変動詞「来(ク)」の連用形「き」の上代東国方言。「父母にもの言はず―にて今ぞ悔しき/万葉 4337」

け 【異】 (形動ナリ)
(1)普通と違っているさま。異様なさま。「鳥が音―に鳴く秋過ぎぬらし/万葉 2166」
(2)基準となるものに比べて,程度がはなはだしいさま。「ゆふされば蛍より―に燃ゆれども光見ねばや人のつれなき/古今(恋二)」
(3)特にすぐれている・こと(さま)。「家俊には似ず,きやつは―のやつかな/平治(中)」
(4)(多く「けな人」「けな者」の形で用いて)
 (ア)けなげであること。殊勝であるさま。「まあ��そちは―な者ぢや/浄瑠璃・丹波与作(上)」
 (イ)温和なさま。柔弱。[日葡]

け [1] 【褻】
改まった場合ではない,日常的なこと。普段。平生。
⇔晴れ

け 【家】 (接尾)
〔呉音〕
氏・姓・官職・称号などに付いて,それに所属するものの意を表す。また尊敬の意を添える。「平―」「豊臣―」「将軍―」「伯爵―」「仏―」

け【毛】
hair (毛髪);→英和
a hair (一本);feather (羽毛);→英和
down (綿毛);→英和
fur (獣毛);→英和
wool (羊毛).→英和
〜が薄くなる lose one's hair.〜が生える(抜ける) Hair grows (falls out).〜の多い(ない) hairy (hairless).→英和

け【気】
a sign;→英和
(an) indication;a touch;→英和
a taste;→英和
a trace.→英和

け [0] 【毛】
(1)
 (ア)哺乳動物の皮膚の表皮の角質化によって生じる,糸状の構造物。表皮が陥入してできた毛嚢の底から外へ向かって生じる。
 (イ)頭髪。かみのけ。
 (ウ)鳥などの羽毛。はね。「鶏の―をむしる」
(2)植物の葉・茎などにある表皮細胞の変化した突起物の総称。毛茸(モウジヨウ)。
(3)獣毛,特に羊毛から紡いだ繊維。ウール。「―一〇〇パーセント」「―のシャツ」
(4)物の表面から出ている細い糸状のもの。「ブラシの―」「筆の―」
(5)ごくわずかなものごとのたとえ。
→毛ほど
(6)鎧(ヨロイ)の縅(オドシ)に用いる糸や革。おどし毛。「星明りに鎧の―もさだかならず/平家 9」
(7)作物の実り。収穫。「秋の―の上を給ひて/沙石 3」

−け【前田家】
the Maeda family;the Maedas.


〔過去の助動詞「き」の古い活用形の未然形〕
⇒き(助動)

け=にも晴れにも

――にも晴れにも
(1)普段にも晴れの時にも。いつでも。「―蓑一つなれば/中華若木詩抄」
(2)ただ一つだけであるさま。あとにも先にも。いいも悪いも。「―一人の男だけに/滑稽本・浮世風呂 2」

け=の生えたよう

――の生えたよう
多少上まわっているが,大しては変わらないたとえ。「ボートに―な船」

け=ほど

――ほど
(打ち消しの語を伴う)ほんのわずか。「―の乱れもない」「慈悲の心など―もない人」

け=も無い

――も無・い
(1)それらしい様子もない。気配もない。
(2)思いもよらない。とんでもない。「『主人塩冶の怨を報ずる所存はないか』『―・い事,―・い事』/浄瑠璃・忠臣蔵」

け=を吹いて疵(キズ)を求む

――を吹いて疵(キズ)を求む
〔韓非子(大体)「不�吹�毛而求�小疵�」より〕
他人の欠点をことさら見つけ出そうとする。また,他人の欠点をあばいて,かえって自分の欠点をさらけ出す。

け=を見て馬を相す

――を見て馬を相す
〔「塩鉄論(利議)」〕
(毛並みだけを見て馬のよしあしを判断する意から)言葉だけで人を評価してはいけないことのたとえ。

けあい

けあい [0] 【気合】
ようす。けはい。「潤沢の―から,皴皺(シユンシユ)の模様を逐一吟味して/草枕(漱石)」

けあい

けあい [0] 【蹴合(い)】
(1)互いに相手を蹴ること。けりあい。
(2)闘鶏。鶏(トリ)合わせ。

けあがり

けあがり [0][2] 【蹴上(が)り】
鉄棒で,振り上げた両足で空(クウ)をけり,その反動で棒の上にあがること。

けあがる

けあが・る [3][0] 【気上がる】 (動ラ五[四])
のぼせる。上気する。かっとなる。「妾は益々―・りて/妾の半生涯(英子)」

けあげ

けあげ 【蹴上】
京都市東山区北端の地名。旧東海道が山科から京都市中に入る地にあり,古来から交通の要地。

けあげ

けあげ [0] 【蹴上げ】
(1)けって上にあげること。また,けってあげる泥やほこり。
(2)階段一段の高さ。

けあげる

けあげる【蹴上げる】
kick up <a ball> .

けあげる

けあ・げる [3][0] 【蹴上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 けあ・ぐ
けりあげる。「小石を―・げる」「―・ぐる塩のかすみと共にしぐらふだる中より/平家 11」

けあし

けあし [0] 【毛脚・毛足】
(1)毛織物などで,表面に立った毛。「―の長い絨緞(ジユウタン)」
(2)毛がたくさん生えた足。けずね。

けあな

けあな [0] 【毛穴・毛孔】
皮膚の表面にある,毛の生える小さな穴。「―が開く」「―にまでしみ込んだ汚れ」

けあな

けあな【毛穴】
pores <of the skin> .

けい

けい [1] 【罫】
(1)紙に縦または横に一定の間隔で引いた線。罫線。「―の入った便箋」
(2)碁・将棋盤などの面に引いた縦横の線。
(3)活字組版で,版面の輪郭・仕切りなどに用いる薄い金属板。細い線の表罫,その裏を使った太い線の裏罫などがある。

けい

けい【兄】
[敬称]Mr.…;My dear….

けい

けい [1] 【磬】
中国起源の打楽器。「へ」の字形の石の板を架に吊り,桴(バチ)で打ち鳴らす。一個だけの特磬と,大小十数個を並べ吊るした編磬がある。中国・朝鮮では雅楽用。日本では銅・鉄製で主に声明(シヨウミヨウ)の合図用。
磬[図]

けい

けい 【卿】
■一■ [1] (名)
(1)「きょう(卿)」に同じ。
(2)
 (ア)中国周代,天子・諸侯の臣下の身分で,その最上位。
→卿大夫士(ケイタイフシ)

 (イ)政治の要職にある大臣。長官。公卿(コウケイ)・六卿(リクケイ)など。
■二■ (代)
二人称。改まった文章などで軽い敬意をこめて用いる語。
(1)君主が臣下に対して用いる。
(2)男性が同輩以下に対して用いる。

けい

けい [1] 【径】
さしわたし。直径。

けい

けい 【褻居】
主人が普段いるところ。居間。小座敷。「なつかしく思はれけるにや,額突きしたる―に呼び入れて/沙石 1」

けい

けい [1] 【奎】
二十八宿の一。西方の星宿。奎宿。とかきぼし。

けい

けい [1] 【軽】
□一□「軽自動車」の略。
□二□(他の語の上に付いて)
(1)重さが軽いことを表す。「―飛行機」
(2)程度が軽いことを表す。「―過失」
⇔重

けい

けい【系】
(1) a system (系統).→英和
(2) a family line;lineage (血統).→英和
(3) a faction;→英和
a clique (党派).→英和
(4)《数》a corollary.→英和
‖日系米人 a Japanese-American.

けい

けい [1] 【景】
(1)けしき。ながめ。情景。「眼下の―を賞する」
(2)演劇で,一幕の中を場面によって分けた単位。シーン。

けい

けい [1] 【啓】
(1)手紙の最初に用いる語。「拝啓」より敬意が低い。
(2)皇太子・三后に申し上げること。また,その文書。
(3)奈良時代の私文書の様式の一。個人間の往復文書に用いられたもの。

けい

けい【計】
(1) the total sum;in total (合計して).
(2) tactics;→英和
a plan.→英和

けい

けい【刑】
<inflict> a punishment <on> ;a penalty;→英和
a sentence (宣告).→英和
〜に服する serve a sentence.〜に処する condemn <a person> to a penalty.

けい

けい 【頃】
中国で用いられた土地面積の単位。普通一〇〇畝(ホ)。実面積は時代によって異なるが,およそ6ヘクタール前後。
〔日本の「しろ(頃)」とは別〕
→畝(ホ)

けい

けい 【兄】
■一■ [1] (名)
兄弟のうちの,年長の男性。あに。
⇔弟(テイ)
■二■ [1] (代)
二人称。男子が手紙などで親しい先輩・同輩を敬っていう語。きみ。「―のご意見をお聞かせ下さい」
■三■ (接尾)
男子が手紙などで,先輩・同輩の氏名につけて,敬意を表すのに用いる。「佐藤―」

けい

けい【罫】
a (ruled) line.→英和
〜のある(ない) ruled (unruled).〜を引く draw a line.

けい

けい [1] 【京】
数の単位。兆の一万倍。すなわち一〇の一六乗。古くは兆の一〇倍をいう。きょう。

けい

けい [1] 【桂】
(1) [0][1]
将棋の駒の一。桂馬。
(2)クスノキ科の常緑高木。中国の華南・ベトナムなどに産する。ニッケイに近縁で,全体に芳香がある。樹皮(桂皮)を薬用とし,また芳香油をとる。東京(トンキン)肉桂。カシア。
(3)ニッケイの慣用漢名。
(4)モクセイ・ニッケイ・クス・ゲッケイジュなど常緑の香木の総称。

けい

けい [1] 【圭】
古代中国の儀礼用の玉器の一。天子が諸侯や使者のしるしとして与え,また,祭祀(サイシ)などに用いた。下が四角柱で,上部がとがっている。

けい

けい [1] 【系】
(1)ある関係のもとにつながった統一体。体系。「一つの―をなす」
(2)〔数・論〕
〔corollary〕
一つの定理から派生的に導かれる命題。多くは利用価値の高い場合に導かれる。
(3)〔地〕 地質時代区分の「紀」の期間に形成された地層・岩体。「カンブリア―」
(4)〔system〕
物理・化学・生物などの分野で,一定の相互作用や相互連関のもとにある,もしくはあると想定されるものから成る全体。力学系・生態系・神経系・開放系など。

けい

けい [1] 【計】
(1)計画。「一年の―は元旦にあり」「百年の―」
(2)合計。「―三万円が集まった」

けい

けい [1] 【契】
朝鮮,李朝時代以来の相互扶助組織。農村や都市で,公私のあらゆる目的に応じて結ばれ,種々の形態がある。

けい

けい 【怪異】 (名・形動ナリ)
ふしぎなさま。あやしいもの。かいい。「今勅命を蒙つて―を鎮めんとす/盛衰記 16」

けい

けい [1] 【経】
(1)織物の経(タテ)糸。また,縦。
(2)正しい筋道。正しい道理。
(3)経書(ケイシヨ)。経典(ケイテン)。

けい

けい [1] 【刑】
法律や規則によって科せられる罰。刑罰。「五年の―に処す」「―を科す」

けい=たり難(ガタ)く弟(テイ)たり難し

――たり難(ガタ)く弟(テイ)たり難し
〔世説新語(徳行)〕
優劣をきめがたい。同じ位の力量である。

けい=の時効(ジコウ)

――の時効(ジコウ)
刑の言い渡しを受けてそれが確定したのち,刑の執行を受けずに一定の期間が経過した場合,刑の執行が免除される制度。公訴の時効とは異なる。

けい=の疑わしきは軽くせよ

――の疑わしきは軽くせよ
〔書経(大禹謨)「罪疑惟軽,功疑惟重」から〕
犯した罪のはっきりしない者を罰するときは軽い刑にするほうがよい。

けいあい

けいあい【敬愛する】
〔動〕love and respect;〔形〕dear.→英和

けいあい

けいあい [0] 【敬愛】 (名)スル
尊敬と親しみの気持ちをもつこと。「―する人物」

けいあいだいがく

けいあいだいがく 【敬愛大学】
私立大学の一。1966年(昭和41)千葉敬愛経済大学として開設,88年現名に改称。本部は千葉市稲毛区。

けいあん

けいあん 【慶安】
年号(1648.2.15-1652.9.18)。正保の後,承応の前。後光明天皇の代。

けいあん

けいあん [1] 【桂庵・慶庵】
〔寛文(1661-1673)の頃の江戸の医者大和桂庵が,奉公や縁談の世話をしたことによるという〕
(1)縁談や奉公の仲介を業とする人。口入れ屋。けいわん。
(2)お世辞。追従(ツイシヨウ)。また,世辞・追従をいう人。「―とりどり御機嫌伺ふ折節/浄瑠璃・傾城酒呑童子」

けいあんおふれがき

けいあんおふれがき 【慶安御触書】
江戸幕府の触書。一巻。1649年(慶安2),諸国郷村を対象に公布。全三二条からなる農民の心得書で,幕府の農民統治の姿勢を表している。江戸時代中期の作とする説もある。

けいあんぐち

けいあんぐち [3] 【桂庵口】
双方によいように取り繕った言い方。仲人口。桂庵言葉。「お花三文嘘八百,―の口入所は,縁談の世話印判の墨/滑稽本・浮世床(初)」

けいあんげんじゅ

けいあんげんじゅ 【桂庵玄樹】
(1427-1508) 室町時代の臨済宗の僧。周防の人。号,島陰。明に渡って朱子学を学ぶ。島津忠昌(タダマサ)に招かれ薩摩の桂樹庵で宋学を講じ,朱子の「大学章句」を刊行。薩南学派の祖となる。

けいあんじけん

けいあんじけん 【慶安事件】
1651年(慶安4)に発覚した由井正雪・丸橋忠弥らによる反乱計画。時勢に不満をもつ浪人を糾合して,江戸・大坂・京都などでの蜂起を企てたが未然に発覚,正雪は自刃し,一味は処断された。慶安の乱。

けいあんたいへいき

けいあんたいへいき 【慶安太平記】
由井正雪らの慶安事件を題材にした,実録本・講談・歌舞伎などの題名や通称。

けいい

けいい [1] 【経緯】 (名)スル
(1)織物の経(タテ)糸と緯(ヨコ)糸。たてとよこ。
(2)南北の方向と東西の方向。また,地球の経度と緯度。
(3)物事の入り組んだ事情。いきさつ。「事件の―を聞く」
(4)秩序を立てて治めること。治め整える根本となる道理。経営。「之を―するに官撰の議員を以てすべし/明六雑誌 29」

けいい

けいい [1] 【敬畏】 (名)スル
うやまいおそれること。深く敬うこと。「天道を―するの心/西国立志編(正直)」

けいい

けいい【経緯】
(1) warp and woof (縦糸と横糸).
(2)[いきさつ]details;circumstances.

けいい

けいい [1] 【軽易】 (名・形動)スル [文]ナリ
(1)簡単で容易なさま。「―な問題」
(2)相手をみくびって軽く扱うこと。「我人を軽しめば,還つて我身人に―せられん/佐渡御書」

けいい

けいい【敬意】
respect.→英和
〜を表する pay one's respects[regards] <to> .

けいい

けいい [1] 【敬意】
相手に対する尊敬の気持ち。「―を払う」

けいいぎ

けいいぎ [3] 【経緯儀】
望遠鏡を垂直および水平の二つの回転軸で支えた形式の角度測定装置。水準器を備え,かつ各回転軸に目盛りを刻んだもので,天体の位置測定や地上の測量に使用される。セオドライト。

けいいだい

けいいだい [3] 【経緯台】
望遠鏡を水平方向と上下方向に回転させる二軸を備えた,望遠鏡を載せる架台。
→赤道儀

けいいん

けいいん [0] 【契印】
(1)二枚以上の書類が連続していることを証明するため二つの用紙にまたがって押された印。また,正式の文書であることを証明するため,書類と発行原簿とにまたがって押された印。
(2)〔仏〕 密教で諸仏の悟りを象徴的に示す刀・杖などの持ち物。相印。
→手印

けいいんさつ

けいいんさつ [3] 【軽印刷】
事務用の簡便な印刷方式。

けいう

けいう [1] 【恵雨】
(1)日照りの時に降って,農作物をうるおす雨。慈雨。
(2)君主や神仏のめぐみ。

けいう

けいう [1] 【軽雨】
ほんの少しの雨。小雨。微雨。

けいうん

けいうん 【慶運】
南北朝中期の僧。浄弁の子。二条派の歌人で浄弁・頓阿・吉田兼好とともに和歌四天王の一人。「風雅和歌集」以下の勅撰集に一八首入集。「慶運法師集」「慶運百首」がある。きょううん。生没年未詳。

けいうん

けいうん 【慶雲】
年号(704.5.10-708.1.11)。大宝の後,和銅の前。文武(モンム)・元明(ゲンメイ)天皇の代。きょううん。

けいうん

けいうん [0] 【慶雲・景雲・卿雲】
めでたいことの前兆となる雲。瑞雲。

けいえい

けいえい [0] 【形影】
物の形とその影。

けいえい

けいえい [0] 【勁鋭】
強くするどいこと。また,そのような兵士。

けいえい

けいえい [0] 【警衛】 (名)スル
警戒し守ること。また,その人。警護。「左右前後を―せる大勢力/慨世士伝(逍遥)」

けいえい

けいえい [0] 【経営】 (名)スル
(1)方針を定め,組織を整えて,目的を達成するよう持続的に事を行うこと。特に,会社事業を営むこと。「会社を―する」「―不振」「植民地の―」「学級―」
(2)土地を測り,土台を据えて建築すること。「多日の―をむなしうして,片時の灰燼となりはてぬ/平家 7」
(3)行事の準備・人の接待などのために奔走すること。事をなしとげるために考え,実行すること。「傅(メノト)達―して養ひ君もてなすとて/とはずがたり 2」
(4)あわてること。急ぐこと。けいめい。「弓場殿の方に人々走り,―して案内を問ふ/御堂関白記」

けいえい

けいえい [0] 【継泳】
水泳のリレー競技。

けいえい

けいえい【経営】
management;→英和
administration;→英和
operation (運営).→英和
〜する manage <a bank> ;→英和
run <a hotel> ;→英和
keep <a store> ;→英和
operate <a railroad> .→英和
‖経営学(部) (the faculty[department]of) business administration.経営合理化 streamlining of management.経営コンサルタント a management consultant.経営工学 management engineering.経営者 a manager.経営者(側)と労働者(側) (the) management and (the) labor.経営難に陥る fall into financial difficulties.

けいえい=相伴(アイトモナ)う

――相伴(アイトモナ)う
(夫婦などが)いつも離れることなく,いっしょにいるさま。仲むつまじいさまをいう。

けいえい=相弔(アイトムラ)う

――相弔(アイトムラ)う
〔李密(陳情表)〕〔自分と自分の影とが互いに様子をたずねあう意〕
孤独で寂しく暮らすさまをいう。

けいえいかんり

けいえいかんり [5] 【経営管理】
企業における生産・販売・労務・財務などの管理を,総括的に効率よく調整するなどの全般的な管理。企業だけでなく組織集団全般についてもいう。

けいえいがく

けいえいがく [3] 【経営学】
企業活動の原理や構造,またその合理的な管理方法などを研究する学問。財務管理・生産管理・販売管理・労務管理などが含まれる。

けいえいきょうぎかい

けいえいきょうぎかい [7] 【経営協議会】
使用者と労働者の代表が,経営全般について協議するための機関。普通,労働協約に基づいて設置される。

けいえいけん

けいえいけん [3] 【経営権】
企業の経営者が企業組織を管理し運営する権利。実定法上の概念ではない。

けいえいこうがく

けいえいこうがく [5] 【経営工学】
⇒インダストリアル-エンジニアリング

けいえいさいこうせきにんしゃ

けいえいさいこうせきにんしゃ [11] 【経営最高責任者】
〔chief executive officer〕
アメリカの企業組織において,通常の職位呼称とは別に,実質的な最高実力者を示す肩書き。CEO 。

けいえいさんか

けいえいさんか [5][0] 【経営参加】
労働者または労働組合が何らかの形で経営に参加すること。

けいえいしゃ

けいえいしゃ [3] 【経営者】
企業の最高管理職能の担当者。出資者である企業家・所有経営者と雇われた専門経営者とに大別される。

けいえいしゃかくめい

けいえいしゃかくめい [6] 【経営者革命】
1941年にアメリカのバーナム(James Burnham (1905- ))が発表した近代的資本主義国家論。資本主義社会の次には,経営者が支配階級として君臨する経営者社会が到来すると主張した。

けいえいしゃしはい

けいえいしゃしはい [6] 【経営者支配】
企業の所有と経営とが完全に分離した結果,専門経営者が支配権を掌握した状況。

けいえいじょうほう

けいえいじょうほう [5] 【経営情報】
企業経営に必要な情報。政治経済・金融・技術・他社など企業を取り巻く情報や,その企業の生産・在庫・労務の状況など,企業が意思決定や管理を行うのに必要な情報群。

けいえいぶんせき

けいえいぶんせき [5] 【経営分析】
貸借対照表・損益計算書などの財務諸表や企業内外の諸情報を資料として,企業の経営効率・経営成績・財政状態などを分析・判断すること。

けいえん

けいえん [0] 【閨怨】
夫と離れている女性がひとり寝のさびしさをうらむこと。また,その気持ち。「―の詩」

けいえん

けいえん [0] 【瓊筵】
〔玉で飾った敷物の意〕
天子の宴席。また,宴席の美称。「然れば花鳥遊楽の―/謡曲・松虫」

けいえん

けいえん ケイヱン 【桂園】
香川景樹(カガワカゲキ)の号。

けいえん

けいえん【敬遠する】
keep <a person> at a respectful distance;give (a batter) an intentional walk (野球).

けいえん

けいえん [0] 【敬遠】 (名)スル
(1)うわべは敬いながら,実際はいやがって近寄らないこと。「小言ばかり言っていると―される」
→敬(ケイ)して遠ざける(「敬する」の句項目)
(2)(面倒なことや嫌なことに)近づかないようにすること。逃げること。「頑固な親父を―する」
(3)野球で,投手が打者との勝負を避け,意図的に四球を与えること。

けいえん

けいえん [0] 【稽淹】 (名)スル
とどめること。とどまること。「事に阻げられて―したらしい/北条霞亭(鴎外)」

けいえんいっし

けいえんいっし ケイヱン― 【桂園一枝】
歌集。三巻。香川景樹作。自撰。1828年成立,30年刊。桂園派の代表的歌集。

けいえんげき

けいえんげき【軽演劇】
light comedy.

けいえんげき

けいえんげき [3] 【軽演劇】
(本格的な芸術としての演劇に対して)軽い娯楽と風刺に富んだ大衆劇。昭和初年からの用語。

けいえんじだい

けいえんじだい ケイヱン― 【桂園時代】
日露戦争以後大正政変に至るまでの間,桂太郎と西園寺公望とが交互に政権を担当した時代をいう。

けいえんは

けいえんは ケイヱン― 【桂園派】
香川景樹を中心とする江戸後期の和歌の一派。和歌を古学への楷梯として考え万葉集を範とする賀茂真淵一門に対し,和歌の文学性を主張し,古今集を宗とした。
→伊勢派
→江戸派

けいおう

けいおう 【慶応】
年号(1865.4.7-1868.9.8)。元治の後,明治の前。孝明・明治天皇の代。

けいおうぎじゅくだいがく

けいおうぎじゅくだいがく 【慶応義塾大学】
私立大学の一。1858年,福沢諭吉が蘭学塾として創設,68年,慶応義塾と命名。1920年(大正9)大学令により大学となり,49年(昭和24)新制大学となる。本部は東京都港区三田。慶大。

けいおうせん

けいおうせん ケイワウ― 【京王線】
京王帝都電鉄の鉄道線。東京都新宿・京王八王子間,37.9キロメートル。甲州街道沿いに走る。

けいおうていとでんてつ

けいおうていとでんてつ ケイワウ― 【京王帝都電鉄】
大手民営鉄道の一。新宿・渋谷をターミナル駅とし,東京西部に鉄道網をもつ。鉄道営業キロ84.8キロメートル。京王線・相模原線・高尾線・井の頭線などよりなる。京王帝都。

けいおんがく

けいおんがく【軽音楽】
light music.

けいおんがく

けいおんがく [3] 【軽音楽】
ポピュラー音楽の総称。ジャズ・シャンソン・タンゴ・流行歌など。

けいか

けいか ケイクワ 【恵果】
(746-805) 中国唐代の密教の高僧。不空三蔵に学ぶ。代宗・徳宗・順宗に信任され,三朝の国師といわれる。空海の師として灌頂(カンジヨウ)を授けた。

けいか

けいか [1] 【蛍火】
ホタルの光。ほたるび。

けいか

けいか【経過】
(1) progress <of a case> ;→英和
development <of an event> .→英和
(2) lapse <of time> ;→英和
expiration (期限の).→英和
〜する pass;→英和
go by;expire (期限が).→英和

けいか

けいか [0] 【経過】 (名)スル
(1)時間が過ぎて行くこと。「歳月が―する」
(2)ある段階・過程を通って次の段階・過程に移ること。また,その変化するありさま。「手術後の―は良好」「十和田湖に遊びて,四通りの路を―したり/十和田湖(桂月)」

けいか

けいか 【荊軻】
(?-前227) 中国,戦国時代の刺客。衛の人。燕(エン)の太子丹の命で,秦の亡命将軍樊於期(ハンオキ)の首と燕の地図を携えて秦の都咸陽に赴き,秦王政(セイ)(始皇帝)の暗殺をはかったが失敗して殺された。
→易水(エキスイ)の歌

けいか

けいか [1] 【京華】
都の美称。花の都。京洛。

けいか

けいか [1] 【珪化】 (名)スル
(1)ケイ素と,ケイ素よりも陽性の元素とが化合すること。
(2)堆積物や岩石中に水に溶けたケイ酸が浸透または付加してのち,二酸化ケイ素となって沈着すること。

けいか

けいか [1] 【軽科】
軽い罪。また,軽い刑罰。軽罰。

けいか

けいか [1] 【軽舸】
舟足の速い舟。軽舟。

けいかい

けいかい [0] 【警戒】 (名)スル
好ましくないことや危険なことが起こりそうな際に,未然に防ぐように用心すること。「反対派の切り崩し工作を―する」「歳末特別―」「―水位」

けいかい

けいかい 【経回】 (名)スル
(1)めぐり歩くこと。「京・大坂等の所を―して帰り参りしのち/折たく柴の記」
(2)生きて月日を経ること。「頼朝世に―せば,御方に奉公仕りて/盛衰記 41」

けいかい

けいかい 【計会】
(1)考え合わせること。また,うまく合うようにとりはからうこと。「内外を―す/続紀(養老五)」
(2)物事が一時に重なること。「病愁とともに―に迫り/東鑑(正治二)」
(3)困ること。「俄事にて―言ふはかりなかりしかども/正徹物語」
(4)おちぶれること。貧乏すること。「所領に離れ給ひて,今は―によつて細々の音信もなかりけり/御伽草子・秋道」

けいかい

けいかい [0] 【境界・経界】
さかい。しきり。きょうかい。

けいかい

けいかい【警戒】
caution;→英和
precaution;→英和
lookout (見張り);→英和
guard (警備).→英和
〜する (be on one's) guard <against> ;look[watch]out <for> .‖警戒警報 a preliminary alert.警戒色《動》warning coloration.警戒線[網]を張る(破る) throw (slip through) a police cordon.

けいかい

けいかい【軽快な】
light <clothes,steps> ;→英和
nimble;→英和
lighthearted.→英和
〜に lightly;→英和
nimbly;→英和
with a light heart.

けいかい

けいかい [0] 【啓開】 (名)スル
ひらくこと。特に,水中の障害物を除いて,船が航行できるようにすること。

けいかい

けいかい 【景戒】
⇒きょうかい(景戒)

けいかい

けいかい [0] 【軽快】 (名・形動)スル [文]ナリ
(1)動作が軽やかですばやいさま。「―に歩く」
(2)気分がはればれとして心地よいさま。「―な気分」「―な曲」
(3)病気がよくなること。「予の病も幸に―し/肉弾(忠温)」
[派生] ――さ(名)

けいかい

けいかい [0] 【睽乖】
にらみあうこと。「杵勝同窓会はこれより後―の根を絶つて/渋江抽斎(鴎外)」

けいかいけいほう

けいかいけいほう [5] 【警戒警報】
警戒を呼びかける警報。特に,戦争中,空襲の危険がある際出される警報。「―発令」

けいかいしょく

けいかいしょく [3] 【警戒色】
その動物のもつ有毒な針や牙,不快な臭いや味と結びついて,他の生物に警戒心を起こさせるような目立った色彩や模様の体色。毒ヘビやハチ・チョウ・ガの幼虫などに見られる。警告色。
→保護色
→威嚇色

けいかいしん

けいかいしん [3] 【警戒心】
用心深い気持ち。

けいかいせき

けいかいせき ケイクワイ― [3] 【珪灰石】
カルシウムを含むケイ酸塩鉱物。三斜晶系。白色でガラス光沢がある。繊維状ないし細柱状の結晶の集合体として,変成作用を受けた石灰岩中に産する。陶磁器・耐火材などの原料。

けいかいせん

けいかいせん [0][3] 【警戒線】
「非常線」に同じ。

けいかいせんげん

けいかいせんげん [5] 【警戒宣言】
大規模地震対策特別措置法に基づき,地震防災対策強化地域にかかわる地震が発生するおそれがあると警告する宣言。内閣総理大臣が気象庁長官から地震予知情報の報告を受けたのち,直ちに閣議に諮り宣言する。

けいかいちょう

けいかいちょう 【計会帳】
律令制下,地方官が一年間の公文書の目録を記して太政官に提出した帳簿。

けいかおり

けいかおり [0] 【京華織(り)】
緯(ヨコ)糸に地緯(ジヨコ)のほかに強撚(ヨ)りの裏緯(ヨコ)糸を打ち込み,織り上げてから蒸気で裏緯(ヨコ)糸を収縮させて畝(ウネ)をだしたもの。主として帯地。京都で織り出された。

けいかおん

けいかおん [3] 【経過音】
〔音〕 非和声音の一。二つの和声音の間にあって両者を順次進行で継ぐ役目をもつ。

けいかき

けいかき [3] 【軽火器】
小銃・軽機関銃など,比較的重量の軽い火器。
⇔重火器

けいかきっすい

けいかきっすい [4] 【軽荷喫水】
船舶が,乗員・荷物・燃料などを積まない状態で水に浮いたときの喫水。

けいかきてい

けいかきてい [4] 【経過規定】
法令の制定改廃によってそれまでの法律状態から新しい法律状態に変化するとき,その過程を円滑に進めるために必要な措置を定めた規定。例えば,新法の適用開始時や旧法の効力の存続期間に関する規定など。経過法。

けいかく

けいかく【計画】
<make,form> a plan;→英和
a project;→英和
a scheme;→英和
a program;→英和
an intention (意図).→英和
〜する plan;project;intend.→英和
〜中の intended <journey> .→英和
〜的(に) intentional(ly);→英和
deliberate(ly);→英和
on purpose.‖計画経済 planned economy.5年計画 <on> a five-year plan.都市計画 city planning.

けいかく

けいかく [0] 【計較】 (名)スル
〔「けいこう(計較)」の慣用読み〕
くらべて考えること。比較。「得喪を―せず/鬼啾々(夢柳)」

けいかく

けいかく [0] 【経画】 (名)スル
(1)たてに線を引くこと。また,その線。
(2)組み立てておしはかること。
(3)「計画(ケイカク)」に同じ。「新聞を出さうとの―もあつた/思出の記(蘆花)」

けいかく

けいかく [0] 【圭角】
〔「圭」は玉の意〕
玉にあるかど。転じて,性質や言動にかどがあって,円満でないさま。

けいかく

けいかく [0] 【計画】 (名)スル
事を行うにあたり,その方法や手順などをあらかじめ考えること。また,その案。もくろみ。プラン。「旅行を―する」「―を立てる」「―を練る」

けいかく

けいかく [0] 【睽隔】 (名)スル
離れへだてること。「浮説流言を以てし我と韓とを―し/佳人之奇遇(散士)」

けいかく=がとれる

――がと・れる
かどがとれ,人柄・言動が円満になる。

けいかくけいざい

けいかくけいざい [5] 【計画経済】
財の生産および分配をはじめとする諸経済活動が中央政府の計画機関によって決定される経済体制。一般には,国家の統一意志のもとに行われる社会主義経済をさす。
→統制経済
→市場経済
→自由経済

けいかくてき

けいかくてき [0] 【計画的】 (形動)
あらかじめ計画を立てて物事を行うさま。「―に行う」「―な犯行」

けいかくてきちんぷか

けいかくてきちんぷか [0] 【計画的陳腐化】
意識的に既存の製品を時代後れにして新製品を投入し,市場の拡大を図る製品戦略。

けいかくりゅうつうまい

けいかくりゅうつうまい [0] 【計画流通米】
新食糧法のもとで,消費者に対し計画的・安定的な供給をはかる米。自主流通米と政府米からなる。

けいかげき

けいかげき [3] 【軽歌劇】
通俗的な題材で軽妙な音楽による軽い内容のオペラ。オペレッタ。ライト-オペラ。

けいかしつ

けいかしつ [3] 【軽過失】
〔法〕 善良な管理者の注意義務を多少なりとも欠くこと。普通,過失といえば軽過失のことである。
→重過失

けいかつ

けいかつ [0] 【契闊】
(1)久しく会わないこと。ぶさた。けっかつ。「―を陳(ノ)ぶ/日乗(荷風)」
(2)固い交わりを結ぶこと。けっかつ。

けいかぶつ

けいかぶつ [3] 【珪化物】
ケイ素と他の元素との化合物。ケイ素化合物。

けいかほう

けいかほう [0] 【経過法】
⇒経過規定(ケイカキテイ)

けいかぼく

けいかぼく [3] 【珪化木】
ケイ化した木。地中に埋もれ,二酸化ケイ素を含む地下水などにより材がタンパク石または瑪瑙(メノウ)化したもの。

けいかりし

けいかりし [4] 【経過利子】
利付き債券の売買で,前回利子支払い日以後,売買受け渡し日までの経過日数に応じて日割り計算して,買い手が売り手に支払う利子。

けいかん

けいかん [0] 【桂冠】
「月桂冠」の略。

けいかん

けいかん [0] 【渓間】
たにま。たにあい。

けいかん

けいかん [0] 【警官】
「警察官」の通称。「―隊」

けいかん

けいかん【桂冠】
a laurel.→英和
桂冠詩人 a poet laureate.

けいかん

けいかん [0] 【経巻】
経書。経典。きょうかん。

けいかん

けいかん【警官】
a policeman[policewoman (女)];→英和
the police (総称).→英和
警官隊 a police force.

けいかん

けいかん [0] 【勁悍】
つよくあらあらしいこと。「其国―の習は益々之を進めて文明に向ふの資とす/明六雑誌 41」

けいかん

けいかん [0] 【景観】
(1)けしき。ながめ。特に,すぐれたけしき。「アルプスの大―に触れる」
(2)〔(ドイツ) Landschaft〕
人間の視覚によってとらえられる地表面の認識像。山川・植物などの自然景観と,耕地・交通路・市街地などの文化景観に分けられる。「都市―」

けいかん

けいかん [0] 【圭冠】
「はしはこうぶり(圭冠)」に同じ。

けいかん

けいかん [0] 【鶏姦】
男の同性愛。男色。

けいかん

けいかん [0] 【軽寒】
少し寒いこと。肌寒さ。「―身にしむ/日乗(荷風)」

けいかん

けいかん [0] 【荊冠】
いばらの冠。イエスが十字架にかけられた時かぶせられたことから,受難をたとえる。

けいかん

けいかん [0] 【挂冠】 (名)スル
〔「後漢書(逸民伝)」より。漢の逢萌(ホウボウ)が王莽(オウモウ)に仕えることを潔しとせず,冠をとって東都の城門に挂(カ)け,遼東へ去ったという故事から〕
官を辞すること。掛冠。かいかん。致仕(チシ)。

けいかん

けいかん [0] 【渓澗】
たにがわ。たに。渓谷。

けいかん

けいかん [0] 【鶏冠】
ニワトリのとさか。

けいかん

けいかん [0] 【径間】
(1)二点間の直線距離。さしわたし。
(2)アーチまたは持ち放しの両端における支点間の距離。電柱など隣り合う二つの支持物間の距離。スパン。

けいかん

けいかん [0] 【京官】
「きょうかん(京官)」に同じ。

けいかんか

けいかんか [3] 【鶏冠花】
植物ケイトウの異名。

けいかんこうがく

けいかんこうがく [5] 【景観工学】
景観に対して工学的分析を行い,生活環境の向上のために客観的な方法論・計画論等を研究する学問。

けいかんしじん

けいかんしじん [5] 【桂冠詩人】
〔poet laureate〕
(古代ギリシャですぐれた詩人に月桂冠を与えたことから)イギリスで国王から任命され,王室の慶弔に公的な詩をつくることを義務とした詩人。現在は慶弔の詩は任意となり,終身年俸を与えられる名誉職。欽定(キンテイ)詩宗。

けいかんしょうめい

けいかんしょうめい [5] 【景観照明】
イルミネーションやライト-アップなど,屋外空間を光によって演出すること。

けいかんじょうれい

けいかんじょうれい [5] 【景観条例】
自然的・歴史的・人文的等の景観を保全・形成し,その景観と調和した環境を確保・整備すること等を目的として,各地方自治体の定めた条例をいう。京都市風致地区条例(1970年制定),ふるさと滋賀の風景を守り育てる条例(1984年制定)など。

けいかんせき

けいかんせき [3] 【鶏冠石】
ヒ素の硫化鉱物。単斜晶系。鮮赤色で樹脂状光沢があり,柱状結晶の集合体として鉱脈中に産出することが多い。

けいが

けいが [1] 【慶賀】 (名)スル
(1)喜び祝うこと。祝賀。「長寿を―する」
(2)任官・叙位の礼を天皇に申し上げること。

けいが

けいが【慶賀】
congratulation.〜する congratulate <a person on his success> .→英和

けいが

けいが [1] 【繋駕】 (名)スル
(1)車に馬をつなぐこと。
(2)車を馬にひかせて競走すること。特に,軽い一人乗りの二輪車を馬にひかせて行う競走。「―レース」

けいがい

けいがい [0] 【傾蓋】
〔「孔子家語(致思)」による。孔子が道で程子と出会って,車のきぬがさをかたむけて立ち話をした故事から〕
たまたま出会って,立ち話をすること。また,初めて会って,旧友のように親しくなること。

けいがい

けいがい [1] 【境外】
境界の外。特に,寺社の敷地外。きょうがい。

けいがい

けいがい [0] 【競買】
競売にかけられた物件を買い受けること。買い受け。法律実務で「競売」と区別して言う。

けいがい

けいがい【形骸】
a ruin;→英和
a wreck;→英和
a skeleton (骨組).→英和

けいがい

けいがい [0] 【荊芥】
シソ科の一年草。中国北部の原産。高さ約60センチメートル。葉は披針形で羽状に深裂する。夏,枝頂に細長い花穂を立てて,淡紅色の小花をつける。発汗・解熱・止血などの薬とする。アリタソウ。

けいがい

けいがい [0] 【形骸】
(1)人や動物の体。特に,人間としての機能を失って,物体としてのみ存在する体。
(2)建物などの骨組み。「―を残すのみの古城」
(3)内容・意義を失って形だけが残ったもの。

けいがい

けいがい [0] 【謦咳】 (名)スル
〔「謦」も「咳」もせきの意〕
せきばらい。しわぶき。「―して語りいでぬ/文づかひ(鴎外)」

けいがい=に接する

――に接・する
尊敬する人の話を直接聞く。直接,お会いする。謦咳に触れる。

けいがい=を土木(ドボク)にす

――を土木(ドボク)にす
〔晋書(嵆康伝)〕
身なりを全く飾らない。

けいがい=故(コ)の如(ゴト)し

――故(コ)の如(ゴト)し
〔史記(鄒陽伝)〕
ちょっと会っただけで,すぐに旧友のように親しくなる。傾蓋旧(キユウ)の如し。

けいがいか

けいがいか [0] 【形骸化】 (名)スル
誕生・成立当時の意義や内容が失われたり忘れられたりして,形ばかりのものになってしまうこと。「民主主義の―」

けいがく

けいがく [0] 【渓壑・谿壑】
深い谷。渓谷。

けいがく

けいがく [0][1] 【経学】
四書・五経など経書を研究する学問。

けいがく

けいがく [0] 【掲額】 (名)スル
優勝や功績などを記念し,その写真や表彰状などを額にして掲げること。

けいがく

けいがく [0] 【京学】
⇒きょうがく(京学)(1)

けいがし

けいがし [3] 【慶賀使】
江戸時代,徳川将軍の代替わりごとに琉球国王が江戸に送った使節。

けいがしら

けいがしら [3] 【彐頭・彑頭】
漢字の頭(カシラ)の一。「�」「彙」の「彐」「彑」の部分。

けいがまえ

けいがまえ [3] 【冏構え・冂構え】
漢字の構えの一。「冏(ケイ)」「再」などの「冂」の部分。まきがまえ。どうがまえ。

けいがん

けいがん [0] 【係岸・繋岸】 (名)スル
船を岸壁につなぐこと。

けいがん

けいがん [0] 【珪岩】
主に石英の粒状結晶からなる変成岩。石英質の砂岩やチャートが変成再結晶したもの。

けいがん

けいがん [0] 【啓龕】
「開帳(カイチヨウ){(1)}」に同じ。

けいがん

けいがん [0] 【鶏眼】
うおのめ。

けいがん

けいがん [0] 【慧眼】
物事の本質を見抜く鋭い眼力。鋭い洞察力。また,それをもつこと。「―の士」
→えげん(慧眼)

けいがん

けいがん【慧眼】
insight;→英和
a quick[keen]eye.〜な quick-sighted.

けいがん

けいがん [0] 【炯眼】
(1)鋭く光る目。眼光。「―人を射る」
(2)真偽・本質を見抜く鋭い眼力。また,眼力が備わっていること。慧眼(ケイガン)。「―をもって鳴るベテラン刑事」

けいき

けいき【計器】
a meter;→英和
a gauge (ガス・水道などの).→英和
‖計器飛行(盤) an instrument flight (panel).

けいき

けいき【景気】
(1) business (condition);→英和
market (市況);→英和
prosperity (好景気);→英和
a boom (にわか景気).→英和
(2) liveliness.〜が良い(悪い) Business is brisk (dull).〜のいい人 a lively person.〜をつける enliven.→英和
‖景気後退(変動) business recession (fluctuations).景気循環 a business cycle.景気調整 business adjustment.

けいき

けいき【刑期】
a prison term.〜をつとめる do one's time.

けいき

けいき [0] 【景気】
(1)社会全体にわたる経済活動の活発さの程度。好況と不況の間を変動する経済状態。「―の変動がはなはだしい」
(2)「好景気」に同じ。「あの店は最近すごい―だ」
(3)威勢のいいこと。元気なこと。「―のいい話」「お神輿(ミコシ)で祭りに―をつける」
(4)けはい。ようす。ながめ。「此島の―を見給ふに/平家 7」
(5)特に和歌・連歌・俳諧で,自然の風物を対象とする心象。景曲。「―の句」

けいき

けいき [1] 【継起】 (名)スル
物事が続いて起きること。「重大事件が―する」

けいき

けいき 【慶喜】
⇒徳川慶喜(トクガワヨシノブ)

けいき

けいき [1] 【刑期】
懲役・禁錮・拘留の自由刑が科せられる期間。

けいき

けいき [1] 【京畿】
(1)皇居周辺の地。
(2)京都周辺の国々。畿内。「―八道」

けいき

けいき [1] 【契機】
(1)物事が始まったり,変化が生じたりする直接の要素や原因。きっかけ。動機。「就職を―に親元を離れた」
(2)〔哲〕
〔(ドイツ) Moment〕
ある物を動かし,規定する根拠・要因。弁証法では,発展に組み込まれて,より大きな関係を構成する不可欠なものとなった要素。

けいき

けいき [1] 【計器】
物の大きさや量・状態などを測定する器具。計量器械。メーター。

けいき

けいき [1] 【軽気】
空気よりも軽い気体。「―を球中に充たすも僅に三分間を要す/浮城物語(竜渓)」

けいき

けいき [1] 【掲記】 (名)スル
正式記録として記すこと。「所定の事項を―する」

けいき

けいき [1][0] 【経紀】 (名)スル
(1)国などを治める大本の法則。綱紀。
(2)経営。運営。

けいき

けいき [1] 【軽機】
「軽機関銃」の略。

けいき

けいき [1] 【軽騎】
「軽騎兵」の略。

けいき

けいき【契機】
《哲》a moment;→英和
an opportunity.→英和
これを〜として taking this opportunity.

けいきいつ

けいきいつ 【慶紀逸】
(1695-1762?) 江戸中期の俳人・雑俳点者。本名,椎名土佐件人。其角系統の江戸座宗匠で,高点付句集「武玉川」の編者。

けいきかんじゅう

けいきかんじゅう [4] 【軽機関銃】
一人で持ち運び操作できる機関銃。軽機。
→重機関銃

けいききゅう

けいききゅう [3] 【軽気球】
水素・ヘリウムなど空気より軽いガスを入れ,空中高く昇るようにした球形の袋。

けいききゅう

けいききゅう【軽気球】
a balloon.→英和

けいきしひょう

けいきしひょう [4] 【景気指標】
経済統計のうち,失業率や生産指数など景気の動向と密接な関係をもつもの,あるいはこれらの指標を合成して作られる景気動向指数などをいう。景気の動きに対して先行・一致・遅行する指標の三つに大別できる。
→景気動向指数

けいきじゅんかん

けいきじゅんかん [4] 【景気循環】
⇒景気変動(ケイキヘンドウ)

けいきちゃくりくほうしき

けいきちゃくりくほうしき [8] 【計器着陸方式】
⇒アイ-エル-エス( ILS )

けいきづく

けいきづ・く [4] 【景気付く】 (動カ五[四])
(1)商業活動がさかんになる。「歳末に入り商店街は―・いてきた」
(2)活気づく。勢いづく。「お酒が回ると宴会は―・いた」

けいきづけ

けいきづけ [0] 【景気付け】
(1)威勢がよくなるようにすること。「開店の―に花輪を贈る」
(2)連歌・俳諧で,心情による付合を心付けというのに対し,前句に対して,理屈や主観を離れ,さらりとした自然の風景を詠みこんだ付句をつけること。

けいきどう

けいきどう 【京畿道】
韓国の北西端部,黄海に臨む道。北は軍事境界線に接する。中央に首都ソウル(政府直轄市)がある。道庁所在地は水原(スイゲン)。キョンギ-ド。

けいきどうこうしすう

けいきどうこうしすう [9][8] 【景気動向指数】
〔diffusion index〕
経済企画庁が毎月発表する,景気の動向をとらえるための指数。鉱工業生産指数・製品在庫率指数・完全失業率などの指標を組み合わせて作成。DI 。

けいきのうた

けいきのうた 【景気の歌】
和歌で,景色をそのままに詠んだ歌。景曲体。

けいきひこう

けいきひこう [4][5] 【計器飛行】
人間の目視によらず,計器だけを頼りに飛行すること。
⇔有視界飛行

けいきへい

けいきへい [3] 【軽騎兵】
軽装で機敏な騎兵。軽騎。

けいきへんどう

けいきへんどう [4] 【景気変動】
資本主義経済に固有の経済活動水準の変動。普通,一定の周期で,景気上昇・好況・景気後退・不況・景気上昇の各局面を繰り返す。変動周期の長さにより,コンドラチェフ循環(約50年),ジュグラー循環(約10年),キチン循環(約四〇か月)などがあるとされる。景気循環。

けいきゅう

けいきゅう [0] 【警急】
警戒を要する緊急の事件。また,危急の事件に備える用意。

けいきゅう

けいきゅう [0] 【勁弓】
張りの強い弓。

けいきゅう

けいきゅう ケイキフ 【京急】
⇒京浜急行電鉄(ケイヒンキユウコウデンテツ)

けいきゅう

けいきゅう [0] 【軽裘】
軽くて暖かいかわごろも。上等なかわごろも。

けいきゅういん

けいきゅういん 【桂宮院】
京都市右京区太秦(ウズマサ)にある広隆寺の奥の院。単層で檜皮葺(ヒワダブ)きの八角円堂。鎌倉時代の再建。国宝。けいぐういん。

けいきゅうしんごう

けいきゅうしんごう [5] 【警急信号】
(1)航行中の船舶が遭難した際,SOS を発する前に送信することを定められた信号。これにより,各船が備える警急自動受信機が作動する。
(2)緊急の場合の信号。サイレン・汽笛・号鐘・らっぱ・号砲などが使われる。

けいきゅうひば

けいきゅうひば [5] 【軽裘肥馬】
〔論語(雍也)「乗�肥馬�,衣�軽裘�」〕
軽くて美しいかわごろもと肥えた馬。富貴な人の外出の時のいでたち。転じて富貴な人。軽肥。「軽軒香車地を争ひ―繋ぐに所なし/太平記 27」

けいきょ

けいきょ【軽挙】
<commit> a rash[reckless]act.

けいきょ

けいきょ [1] 【軽挙】 (名)スル
(1)深く考えないで行動すること。「―して事をあやまつ」
(2)軽く飛び上がること。登仙すること。「独り―の霊を稟(ウ)け/本朝文粋」

けいきょう

けいきょう 【景教】
ネストリウス派キリスト教の中国での呼称。アラボン(阿羅本)らによって唐代中国に伝えられ,唐の王室および元の王朝の庇護(ヒゴ)を受けて一時盛行した。781年建立の「大秦景教流行中国碑」が残る。

けいきょう

けいきょう [0] 【景況】
変わりゆくありさま。ようす。「哲学進歩の―を尋ね/希臘思潮を論ず(敏)」

けいきょく

けいきょく [0] 【荊棘】
(1)イバラなどとげのある低木。また,イバラなどの生い茂る荒れた土地。
(2)障害・妨げとなるもの。困難。「―の道」

けいきょくたい

けいきょくたい [0] 【景曲体】
和歌・連歌・俳諧の一体。景色をそのままに写し,その底に興趣を盛るもの。

けいきょもうどう

けいきょもうどう [1] 【軽挙妄動】 (名)スル
深く考えず軽はずみな行動をすること。「―をいましめる」

けいきん

けいきん [0][1] 【頸筋】
頸部にある諸筋の総称。広頸筋・胸鎖乳突筋・前頸筋・後頸筋・背筋からなる。

けいきん

けいきん [0] 【携琴】
明清楽用の擦奏弦楽器。胴は太い竹筒に蛇皮を張り,唐木の棹(サオ)を貫通させ,四弦を張る。

けいきん

けいきん [0] 【脛巾】
⇒はばき(脛巾)

けいきん

けいきん [0] 【奚琴】
中国起源の擦奏弦楽器。もと奚族の楽器で,古くは弾奏。朝鮮では円筒形の胴で二弦を張り,雅楽・俗楽に広く用いられる。

けいきんぞく

けいきんぞく [3] 【軽金属】
比重約四以下の,比較的軽い金属。アルミニウム・マグネシウム・カルシウムなど。これらの合金は重要な工業用材料となる。
⇔重金属
「―工業」

けいきんぞく

けいきんぞく【軽金属】
light metals.

けいぎ

けいぎ [1] 【計議】
はからい討議すること。相談すること。

けいぎょう

けいぎょう [0] 【敬仰】 (名)スル
謹んであおぐこと。うやまい尊ぶこと。けいこう。

けいぎょう

けいぎょう [0] 【景仰】 (名)スル
「けいこう(景仰)」に同じ。「高い美しい理想を―して居た欽哉/青春(風葉)」

けいぎん

けいぎん [0] 【軽銀】
アルミニウムのこと。

けいく

けいく [0][1] 【警句】
奇抜な表現で,たくみに鋭く真理を述べた短い言葉。アフォリズム。「―を吐く」

けいく

けいく【警句】
an epigram;→英和
an aphorism;→英和
<make> a witty remark.

けいくじゃくせき

けいくじゃくせき [5] 【珪孔雀石】
ケイ酸銅の水和物を成分とする鉱物。非晶質で,青緑色のもろい塊状をなし,ガラス光沢を呈する。銅鉱床の酸化帯中に産する。

けいくつ

けいくつ [0] 【敬屈・磬屈】
立ったまま腰をかがめて礼をすること。また,つつしみかしこまること。

けいぐ

けいぐ [1] 【刑具】
罪人の処刑・拷問(ゴウモン)などに使う道具。むち・かせなど。

けいぐ

けいぐ【敬具】
Yours sincerely[truly,respectfully](手紙の結語).

けいぐ

けいぐ [1] 【敬具】
〔つつしんで申しあげます,の意〕
手紙の最後に添える言葉。「拝啓」と照応して用いる。敬白。

けいぐ

けいぐ [1][0] 【軽愚】
精神遅滞の軽度のものをいった語。

けいぐういん

けいぐういん 【桂宮院】
⇒けいきゅういん(桂宮院)

けいぐん

けいぐん [0] 【鶏群】
(1)ニワトリの群れ。
(2)がやがや騒ぐ凡人の群れ。

けいぐん=の一鶴(イツカク)

――の一鶴(イツカク)
〔晋書(嵆紹伝)「昂昂然如�野鶴之在�鶏群�」から〕
多くの凡人の中に一人すぐれた人物がまじっていることのたとえ。

けいけい

けいけい (副)
犬・シカ・キジなどの鳴き声を表す語。「犬いられて―となきてはしるを/著聞 9」

けいけい

けいけい [0] 【煢煢】 (ト|タル)[文]形動タリ
孤独なさま。頼るところのないさま。「孤影―たる自国艦隊/此一戦(広徳)」

けいけい

けいけい [0][3] 【炯炯・烱烱】 (ト|タル)[文]形動タリ
(目が)鋭く光るさま。「眼光―として人を射る」「―たるまなこ」

けいけい

けいけい [0][3] 【軽軽】 (副)
言動が慎重でないさま。かるがるしいさま。現代では多く「軽軽に」の形で用いる。「―に判断してはいけない」「―一片の言を放ち/不如帰(蘆花)」

けいけい

けいけい 【荊渓】
〔その居住した地名から〕
湛然(タンネン)のこと。荊渓尊者。

けいけい

けいけい [0] 【熒熒】 (ト|タル)[文]形動タリ
(灯火・蛍などの小さな火が)光り輝くさま。「―たる孤灯の前/天うつ浪(露伴)」

けいけいほろろ

けいけいほろろ (副)
キジの鳴き声を表す語。「―のきじの声/幸若・八島」

けいけつ

けいけつ [0] 【経穴】
そこに鍼(ハリ)や灸(キユウ)をすると効果がある身体の部分。つぼ。特に経絡に属するつぼをいう。

けいけつせき

けいけつせき [4] 【鶏血石】
中国産の印材で,赤く美しい斑紋のあるもの。

けいけん

けいけん [0] 【勁健】 (形動)[文]ナリ
強くすこやかなさま。「御筆力の―なる所が紙背に透て/もしや草紙(桜痴)」

けいけん

けいけん [0] 【経験】 (名)スル
(1)直接触れたり,見たり,実際にやってみたりすること。また,そのようにして得た知識や技術。「はじめての―」「この痛さは―しなければわからない」「―を積む」「―が浅い」
(2)実験。「蒸気の力を―する器具を製せしが/西国立志編(正直)」
(3)〔哲〕
〔experience〕
理念・思考や想像・記憶によってではなく,感覚や知覚によって直接に与えられ体験されるものごと。

けいけん

けいけん [0] 【鶏犬】
ニワトリと犬。身近な動物。

けいけん

けいけん [0] 【敬虔】 (形動)[文]ナリ
神仏などを深くうやまいつつしむさま。「―な祈り」
[派生] ――さ(名)

けいけん

けいけん【経験】
(an) experience.→英和
〜する experience;go through.〜のある(ない) (in)experienced.→英和
…の〜がある have experience in <teaching English> .〜を積む gain <work> experience.‖経験科学 an empirical science.経験者 a man of experience;a veteran (老練家).経験談 a story of one's personal experience.経験論 empiricism.

けいけん

けいけん【敬虔な】
pious;→英和
devout.→英和

けいけん=相(アイ)聞こゆ

――相(アイ)聞こゆ
〔「老子」および陶潜「桃花源記」より。ニワトリや犬の鳴き声が所々に聞こえるという意から〕
村里が近くにあること。

けいけんかがく

けいけんかがく [5] 【経験科学】
純粋に理論を探究する科学に対し,経験的事実を対象として実証的に諸法則を探究する科学。実証科学。

けいけんがくしゅう

けいけんがくしゅう [5] 【経験学習】
生活経験そのものを素材として展開される学習。経験上の問題解決を通して学習を進める。
→系統学習

けいけんしゃ

けいけんしゃ [3] 【経験者】
あるものごとを深く経験した人。「―は語る」

けいけんしゅぎ

けいけんしゅぎ [5] 【敬虔主義】
一七世紀末,ドイツのルター派教会内におこったキリスト教思潮,またその運動。教会の形式主義・知識偏重主義に抵抗し,聖書を中心とし内的な敬虔と実践を重んじた。A = H =フランケらを指導者とする。

けいけんしゅぎ

けいけんしゅぎ [5] 【経験主義】
(1)「経験論」に同じ。
(2)理論的認識によらずもっぱら自己の具体的な経験のみを重んずる態度。
⇔合理主義

けいけんそく

けいけんそく [3] 【経験則】
法則としての因果的必然性がまだ明らかになっておらず,経験上そう言えるというだけの規則。

けいけんてき

けいけんてき [0] 【経験的】 (形動)
経験によって得られるさま。また,経験によって得た知識や感覚を重視するさま。「昔の船乗りは嵐の前兆を―に知っていた」

けいけんてきがいねん

けいけんてきがいねん [7] 【経験的概念】
経験に由来して形成される概念。例えば,人・犬・動物など。

けいけんひはんろん

けいけんひはんろん [6] 【経験批判論】
アベナリウスらによって,一九世紀後半に唱えられた実証主義的哲学。経験内容から形而上学的仮定や個人的要素を除去して主客未分の純粋経験をもとめ,それに基づいて世界像を構成しようとする立場。唯物論と観念論の対立を超えると主張するが,レーニンはこれを一種の主観的観念論であるとして批判する。

けいけんめいだい

けいけんめいだい [5] 【経験命題】
経験によって真偽を確かめることのできる命題。

けいけんろん

けいけんろん [3] 【経験論】
〔empiricism〕
知識の源泉は理性ではなく,もっぱら感覚的経験にあるとする哲学上の立場。生得観念を否定した一七,八世紀イギリス経験論( F =ベーコン・ロック・バークリー・ヒューム)が代表的。経験主義。経験哲学。

けいけんわんしょうこうぐん

けいけんわんしょうこうぐん [9] 【頸肩腕症候群】
首筋から肩・腕にかけて痛みやしびれを起こす症状。頸腕症候群。

けいげいしい

けいげいし・い (形)
〔近世語〕
おおげさだ。ぎょうぎょうしい。「―・い,何が是が汚なうて/浮世草子・禁短気」

けいげき

けいげき [0] 【京劇】
⇒きょうげき(京劇)

けいげつ

けいげつ 【桂月】
⇒大町(オオマチ)桂月

けいげつ

けいげつ [1] 【桂月】
(1)〔月の中に桂樹があるという伝説から〕
月の異名。
(2)陰暦八月の異名。かつらづき。

けいげん

けいげん【軽減】
reduction;→英和
mitigation.〜する reduce[lighten] <the tax> .→英和

けいげん

けいげん [0] 【軽減】 (名)スル
減らして軽くすること。「課税を―する」「負担の―をはかる」

けいこ

けいこ [1] 【稽古】 (名)スル
〔「稽」は考えるの意で,(2)が原義〕
(1)武芸・芸事などを習うこと。また,練習。「ピアノの―」「寒―」「熱心に―する」「―を付ける(=指導スル)」
(2)書物を読んで昔の事を考え,物の道理を学ぶこと。学問。学習。「学窓に蛍を集めて―に隙なき人なれば/太平記 12」
(3)高い学識のある人。上達した人。「信濃前司行長,―のほまれありけるが/徒然 226」

けいこ

けいこ【稽古】
practice;→英和
exercise;→英和
training;→英和
a rehearsal (芝居の);→英和
study (学習).→英和
〜する practice <wrestling> ;take lessons <in French> .〜をつける give <a person> lessons <in,on> .‖稽古着 a practice suit.稽古ごと accomplishments.稽古場 a drill hall.稽古日 a lesson day.稽古本 a textbook.

けいこ

けいこ [1] 【袿袴】
1884年(明治17)に制定された婦人の和装礼服。袿(ウチキ)・単(ヒトエ)・袴(切袴)・小袖・履(クツ)からなり,手に檜扇(ヒオウギ)を持つ。宮中に参内するときに着用する。

けいこう

けいこう【傾向】
<have> a tendency <to> ;→英和
<have> an inclination <to> (性向).→英和

けいこう

けいこう [0] 【鶏口】
ニワトリの口。また,小さな団体の長のたとえ。

けいこう

けいこう [0] 【携行】 (名)スル
持って行くこと。身につけて行くこと。「食糧を―する」「―に便利」

けいこう

けいこう【携行する】
carry[take] <a thing> with one.

けいこう

けいこう [0] 【挂甲】
⇒かけよろい(挂甲)

けいこう

けいこう [0] 【馨香】
かぐわしいよいかおり。また,遠くまで及ぶ徳のたとえ。

けいこう

けいこう [0] 【閨閤】
(1)ねや。寝所。
(2)女子の居間。また,女子。

けいこう

けいこう [0] 【蛍光】
(1)ほたるの光。ほたる火。
(2)〔fluorescence〕
ある物質に光や電磁波・粒子線などを照射した時に発光する現象。照射をやめてもしばらく発光するものはリン光という。

けいこう

けいこう【螢光】
fluorescence.螢光灯(板) a fluorescent lamp[tube](plate).螢光塗料 a luminous[fluorescent]paint.

けいこう

けいこう 【荊浩】
中国,唐末後梁の画家。山西省生まれ。字(アザナ)は洪然。号は洪谷子。水墨山水画に新生面を開拓,北画中興の祖と呼ばれる。今日「筆法記」として伝わる画論「山水訣」を著す。生没年未詳。

けいこう

けいこう [0] 【傾向】 (名)スル
(1)物事の状態・性質などが全体としてある方向に向かうこと。かたより。「物価は上昇の―にある」「底は西より東に―し/日本風景論(重昂)」「列国の大勢斯国に―し/経国美談(竜渓)」
(2)特定の思想にかたよること。特に,左翼的な思想を抱くこと。「―小説」
(3)〔倫〕
〔(ドイツ) Neigung〕
好みや性向など,感覚的欲求で特定の習性をもつもの。カントの倫理学では,これによる行為はそれ自身悪ではないが,たとえ道徳法則と外的に一致しても,道徳性はもたないとして理性に対立される。傾向性。
(4)〔心〕 生活体がある一定の刺激に対して,一定の類型的反応で応じる素質。

けいこう

けいこう [0] 【径行】 (名)スル
考えないで,すぐ行動すること。思ったとおりに行うこと。「直情―」

けいこう

けいこう 【嵆康】
(223-262) 中国,三国時代の魏の文人。字(アザナ)は叔夜。老荘思想を好み,仕官を嫌う。阮籍(ゲンセキ)とともに竹林の七賢の中心的人物とされる。詩「幽憤詩」,文「山巨源に与えて絶交する書」「養生論」など。

けいこう

けいこう [0] 【景仰】 (名)スル
偉大なものを敬い慕うこと。けいぎょう。けいごう。

けいこう

けいこう [0] 【経口】
口から身体に入ること。

けいこう

けいこう [0] 【啓行】 (名)スル
(1)先導すること。先払い。
(2)旅立つこと。

けいこう

けいこう [0] 【計較】 (名)スル
比べ合わせて考えること。

けいこう

けいこう【経口感染】
oral infection.経口避妊薬 an oral contraceptive;the pill.→英和

けいこう=となるも牛後(ギユウゴ)となる勿(ナカ)れ

――となるも牛後(ギユウゴ)となる勿(ナカ)れ
〔戦国策(韓策)・史記(蘇秦伝)〕
大きな集団のしりについているよりは,小さな集団でもよいから,そのかしらとなれ。

けいこうえいが

けいこうえいが [5] 【傾向映画】
〔ドイツ語 Tendenzfilmの訳〕
1920年代後半の世界大不況期を中心に,商業映画の中で社会の矛盾を訴える内容のプロレタリア映画。日本での代表作は鈴木重吉「何が彼女をさうさせたか」など。

けいこうかんせん

けいこうかんせん [5] 【経口感染】
病原体が口を通って消化管から侵入するような感染のしかた。

けいこうがんりょう

けいこうがんりょう [5] 【蛍光顔料】
可視範囲の蛍光を発する顔料。光による刺激のある時だけ発光する有機質のものと,光による刺激が止まってからもしばらく発光を続ける無機質のものとがある。夜光塗料・カラーブラウン管・蛍光灯などに用いる。

けいこうぎょう

けいこうぎょう【軽工業】
light industries.

けいこうぎょう

けいこうぎょう [3] 【軽工業】
軽い物,特に消費財を生産する工業。繊維工業・食品工業・印刷工業など。
⇔重工業

けいこうけんびきょう

けいこうけんびきょう [0] 【蛍光顕微鏡】
紫外線を光源として試料を照射し,試料が発する蛍光によってその試料を観察する顕微鏡。

けいこうせい

けいこうせい ケイクワウ― [0] 【傾光性】
光の強さの変化が刺激になって起こる植物の傾性。生長運動の場合(タンポポの花など)と膨圧運動の場合(オジギソウなど)がある。
→傾性

けいこうせんりょう

けいこうせんりょう [5] 【蛍光染料】
(1)蛍光を発する染料の総称。
(2)蛍光増白剤のこと。

けいこうぞうはくざい

けいこうぞうはくざい [8] 【蛍光増白剤】
それ自体は無色あるいは淡黄色であるが,紫外線により青紫色の蛍光を発する染料。紙や繊維をより白く見せるために用いられる。また,洗剤に混合して,布地の黄ばみを消す。蛍光剤。蛍光漂白剤。

けいこうたい

けいこうたい [0] 【蛍光体】
蛍光を発する物質の総称。石油・フルオレセイン・エオシン・エスクリンなど。

けいこうてき

けいこうてき [0] 【傾向的】 (形動)
特定の傾向をもっているさま。特に,左翼的な傾向にいう。「―な文学」

けいこうてんのう

けいこうてんのう ケイカウテンワウ 【景行天皇】
記紀の所伝で,第一二代天皇,大足彦尊(オオタラシヒコノミコト)・大足彦忍代別尊(オオタラシヒコオシロワケノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。垂仁天皇の第三皇子。都は大和(ヤマト)の纏向日代宮(マキムクノヒシロノミヤ)。熊襲(クマソ)を征討し,皇子の日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を派遣して蝦夷(エゾ)を平定したという。記紀の歴史構想で,四道将軍派遣にみられる崇神期の王化の拡大をうけて,それを辺境にまで及ぼす意義を負う。

けいこうとう

けいこうとう [0] 【蛍光灯】
(1)低圧水銀灯のガラス管の内側に蛍光塗料を塗った照明器具。水銀アーク放電によって発生する紫外線を蛍光物質にあてて発光させる。効率がよく,発熱も少ない。
(2)〔スイッチを入れてからつくのに時間がかかることから〕
反応の遅い人のたとえ。

けいこうとりょう

けいこうとりょう [5] 【蛍光塗料】
可視範囲の蛍光を発する蛍光顔料を配合した塗料。

けいこうのしん

けいこうのしん 【閨閤の臣】
主君の近くにつかえる臣。

けいこうはんすうちしりょう

けいこうはんすうちしりょう [10] 【経口半数致死量】
化学物質・薬などの毒性の指標の一。口腔を通じて投与したとき,投与された実験動物の半数が死亡する薬剤の量。
→LD��

けいこうばん

けいこうばん [0] 【蛍光板】
蛍光物質を塗布した板。X 線・紫外線・電子線・α線などがあたると,可視光線を発する。

けいこうひにんやく

けいこうひにんやく [6] 【経口避妊薬】
婦人用の内服避妊薬。ホルモン剤で,主として排卵を抑制して避妊の目的を達する。ピル。

けいこうぶっしつ

けいこうぶっしつ [5] 【蛍光物質】
「蛍光体」に同じ。

けいこうぶんがく

けいこうぶんがく [5] 【傾向文学】
特定の主義・主張を宣伝する手段として書かれた文学。主に,社会主義文学をいう。

けいこうぶんせき

けいこうぶんせき [5] 【蛍光分析】
物質に紫外線または X 線を当てて発する蛍光を測定して行う化学分析法の一。

けいこうめんえき

けいこうめんえき [5] 【経口免疫】
抗原が経口的に体内に入って抗体がつくられ,免疫が得られること。ポリオの生ワクチンなどで利用される。

けいこうやく

けいこうやく [3] 【経口薬】
口から飲む薬。内服薬。内用薬。飲み薬。

けいこうペン

けいこうペン [3][5] 【蛍光―】
蛍光顔料を使用した筆記具。マーカーなどに使う。

けいこぎ

けいこぎ [3] 【稽古着】
柔道・剣道などの稽古のときに着る衣服。

けいこく

けいこく【渓谷】
a glen;→英和
a ravine.→英和

けいこく

けいこく 【熒惑】
〔「こく」は漢音〕
(1)まどわすこと。
(2)「熒惑星(ケイコクセイ)」の略。「―月に入る/日本書紀(天武下訓)」

けいこく

けいこく [0] 【啓告】 (名)スル
もうしあげること。上申。

けいこく

けいこく [0] 【経国】
国家を経営すること。国を治めること。「―の事業」

けいこく

けいこく [0] 【頃刻】
しばらくの時間。わずかの間。きょうこく。「―にして霽(ハ)れなん/不二の高根(麗水)」

けいこく

けいこく [0] 【渓谷・谿谷】
深くて急峻な側壁をもった谷。小谷。たにま。

けいこく

けいこく [0] 【警告】 (名)スル
(1)不都合な事態にならないように前もって注意を与えておくこと。また,その注意。「―を発する」「立て札で―する」
(2)柔道で,選手が禁止事項を犯したとき,審判員から受ける宣告の一。禁止事項を犯した度合が,さらに犯せば反則負けとなるとき,または二回目の「注意」を受けたとき宣告される。相手に技有りを取られたのと同じになる。

けいこく

けいこく【警告】
(a) warning;→英和
(a) caution.→英和
〜する warn <a person of,against> .→英和
無〜で without warning.

けいこく

けいこく [0] 【傾国】
〔漢書(外戚伝)「一顧傾�人城�,再顧傾�人国�」〕
(1)王がその色香に迷い国を滅ぼすほどの美女。「傾城―の乱今に有りぬと覚えて/太平記 1」
(2)遊女。また,遊里。「語れども尽きぬは―の噂/浮世草子・好色万金丹」

けいこくさいみん

けいこくさいみん [0] 【経国済民】
国を治め民の生活を安定させること。経世済民。

けいこくしゅう

けいこくしゅう 【経国集】
勅撰漢詩文集。二〇巻。現存六巻。淳和天皇の命を受け,良岑(ヨシミネ)安世が滋野貞主・菅原清公らと撰。827年成立。嵯峨天皇・石上宅嗣(イソノカミノヤカツグ)・淡海三船(オウミノミフネ)・空海らの詩文を収める。六朝(リクチヨウ)詩・唐詩の影響を受け,平安時代詩文の隆盛を示す。

けいこくしょく

けいこくしょく [4] 【警告色】
⇒警戒色(ケイカイシヨク)

けいこくせい

けいこくせい 【熒惑星】
火星の異名。「五星は,彗星・―・鎮星・太白星・辰星なり/盛衰記 8」

けいこくたいてん

けいこくたいてん 【経国大典】
李氏朝鮮の基本法令集。世祖の命によって編纂事業が始められ,1485年完成。全六巻。吏・戸・礼・兵・刑・工の六典からなる。

けいこくはんのう

けいこくはんのう [5] 【警告反応】
生体にストレスが加わった際にストレスに対処して生じる反応。

けいこくびだん

けいこくびだん 【経国美談】
小説。矢野竜渓作。1883(明治16)〜84年刊。古代ギリシャ勃興期のテーベを描き,日本の民権と国権の伸長を図った政治小説。

けいこごと

けいこごと [0][3] 【稽古事】
茶道・華道・踊り・三味線など,師匠について習う事。

けいこじょ

けいこじょ [0][4] 【稽古所】
遊芸を習う所。特に,江戸時代の音曲・舞踊などを教える家。稽古屋。

けいこじょうるり

けいこじょうるり [4] 【稽古浄瑠璃】
素人が稽古のために語る浄瑠璃。「―太平記,琴のつれ歌引かへて/浄瑠璃・生玉心中(下)」

けいこだい

けいこだい [0] 【稽古台】
(1)踊りなどを習うために室内に設けた板敷きの場所。
(2)練習の相手となる人。

けいこつ

けいこつ [0] 【軽忽】 (名・形動)[文]ナリ
「きょうこつ(軽忽){(1)}」に同じ。「余りといへば―なりきと/緑簑談(南翠)」

けいこつ

けいこつ【頚骨】
the neck bone.

けいこつ

けいこつ [1] 【頸骨】
首の骨。

けいこつ

けいこつ [1] 【脛骨】
二本の下腿骨のうち内側にあって,下腿の実質上の主幹と向こうずねを成す太い骨。
→腓骨(ヒコツ)

けいこつ

けいこつ【脛骨】
the shin bone.

けいこつうじ

けいこつうじ [4] 【稽古通詞】
江戸時代,長崎におかれた唐通事・和蘭通詞の階級の一。見習いの通訳官。

けいこのう

けいこのう [3] 【稽古能】
稽古のための演能。特に江戸時代,上覧能・勧進能以外の演能。

けいこはじめ

けいこはじめ [4] 【稽古始め】
新年になって初めて武道・芸ごとなどの稽古をすること。初稽古。[季]新年。

けいこぼん

けいこぼん [0] 【稽古本】
長唄・浄瑠璃・謡曲などの稽古に用いる本。

けいこや

けいこや [0] 【稽古屋】
「稽古所(ケイコジヨ)」に同じ。

けいご

けいご [0][1] 【警語】
(1)人をはっとさせるような奇抜な言葉。
(2)警句。

けいご

けいご [0] 【敬語】
聞き手や話題にのぼっている人物・事物に対する話し手の敬意を表す言語的表現。日本語の敬語には,聞き手・話題に対して話し手の敬意を表現する「尊敬語」「謙譲語」と,聞き手に対して話し手の敬意を直接に表現する「丁寧語」とがある。
→尊敬語
→謙譲語
→丁寧語

けいご

けいご【警護(する)】
guard;→英和
escort.→英和

けいご

けいご [1] 【警固】 (名)スル
非常事態の発生を警戒して守り固めること。また,その人や設備。警護。「―の武士」

けいご

けいご [1] 【警護】 (名)スル
〔「警固」の後世の表記〕
「警固」に同じ。「身辺を―する」「―をつける」

けいご

けいご [1] 【警悟】
悟りが早いこと。

けいご

けいご【敬語】
an honorific;→英和
a term of respect.

けいごう

けいごう [0] 【契合】 (名)スル
(割り符を合わせたように)二つのものがぴったり合うこと。

けいごうきん

けいごうきん [3] 【軽合金】
比重の小さい合金。アルミニウム合金・マグネシウム合金・チタン合金など。

けいごしょ

けいごしょ [0][4] 【警固所】
平安時代,大宰府に置かれた,外敵に対する警固の役所。

けいごでん

けいごでん 【警固田】
平安時代,大宰府の警備の士の糧米にあてるため筑前国に置かれた田地。

けいごと

けいごと [0] 【景事】
(1)人形浄瑠璃で,道行きなど,叙景的な詞章や物尽くしなどを,曲節主体に語る部分。舞踊的な要素が多い。現在では,「景事(ケイジ)」と呼んで人形浄瑠璃の舞踊劇をいう。
(2)上方の歌舞伎で,舞踊および舞踊劇をいった語。江戸では所作事という。現在では,人形浄瑠璃から移入した,丸本物の歌舞伎の舞踊をいう。

けいごどうし

けいごどうし [4] 【敬語動詞】
別の語を伴わずにそれだけで話し手の敬意を表現できる動詞。口語の「おっしゃる」「いらっしゃる」「まいる」,文語の「のたまふ」「召す」の類。

けいごほう

けいごほう [0] 【敬語法】
(1)敬語表現にみられる通則的事実。
(2)敬語表現の通則的事実を体系的にまとめた理論。

けいさ

けいさ [1] 【稽査】 (名)スル
考えしらべること。「仔細に其の特質を―して/真善美日本人(雪嶺)」

けいさい

けいさい [0] 【継妻】
のちぞいの妻。後妻。

けいさい

けいさい [0] 【掲載】 (名)スル
新聞・雑誌などに文章や写真をのせること。「新聞に観戦記を―する」

けいさい

けいさい [0] 【頃歳】
この年ごろ。近年。頃年(ケイネン)。

けいさい

けいさい【掲載する】
publish[print] <in a newspaper> ;→英和
insert <an advertisement in a newspaper> .→英和
掲載される appear.→英和
掲載禁止 a press ban.

けいさい

けいさい [0] 【荊妻】
〔皇甫謐(コウホヒツ)「列女伝」より。後漢,梁鴻(リヨウコウ)の妻,孟光(モウコウ)がいばらのかんざしをさした故事から〕
自分の妻をへりくだっていう語。愚妻。「僕―と共に貴国に航して/花柳春話(純一郎)」

けいさいえいせん

けいさいえいせん 【渓斎英泉】
(1790-1848) 江戸後期の浮世絵師。江戸の人。姓は池田,名は義信。別号,無名翁など。妖艶・退廃的な美人画を得意とし,多数の浮世絵,草双紙の挿絵を描いた。池田英泉。

けいさいし

けいさいし [3] 【掲載誌】
その記事や広告がのっている雑誌。

けいさいし

けいさいし [3] 【掲載紙】
その記事や広告がのっている新聞。

けいさいるい

けいさいるい [3] 【茎菜類】
茎を食用とする野菜。アスパラガス・ウド・フキなど。

けいさく

けいさく [0] 【警策】
〔「策」はむちの意〕
(1)馬を走らせるためのむち。
(2)注意・自覚を促すこと。
(3)文章全体を生き生きさせる重要な句。きょうざく。
(4)〔仏〕 禅宗で,座禅中の僧の眠気や気のゆるみを戒めるためなどに用いる棒。長さ四尺二寸(1.3メートル)ほどで先が板状。きょうさく。

けいさく

けいさく [0] 【繋索】
(1)物をつなぎ留める綱。
(2)つなぎ留めること。

けいさく

けいさく [0] 【計策】
計略。はかりごと。

けいさつ

けいさつ【警察】
the police;→英和
a police station (署).〜へ届ける(訴える) report (complain) to the police.‖警察官 a police officer;a policeman;the police (総称).警察犬 a police dog.警察署長 a chief of police; <英> a chief constable.警察手帳 a policeman's pocketbook.

けいさつ

けいさつ [0] 【警察】
(1)〔police〕
国家の統治権に基づき,社会・公共の秩序を維持しその障害を除去するために,国民に命令・強制する作用。警察法上は,国民の生命・身体・財産の保護,犯罪の予防・捜査,被疑者の逮捕,交通の取り締まりなどの活動をさす。
(2)警察活動のための行政機関。国家公安委員会の管理下にある警察庁と,都道府県公安委員会の管理に服する都道府県警察とがある。また,特別の警察作用を行うものに海上保安庁,公安調査庁などがある。
(3)「警察署」「警察官」の略。
〔元来は,警戒してしらべる意〕

けいさつ

けいさつ [0] 【刑殺】 (名)スル
法に従って罪人を殺すこと。死刑にすること。

けいさつい

けいさつい [4] 【警察医】
(1)警察に所属している医師。
(2)旧制度上の警察職員の一。現在の衛生技師・衛生技手にあたる。

けいさつかん

けいさつかん [4][3] 【警察官】
警察{(2)}の職員。警視総監(警視庁の長)・警視監・警視長・警視正・警視・警部・警部補・巡査部長・巡査の階級に分かれる。

けいさつかんしょくむしっこうほう

けいさつかんしょくむしっこうほう 【警察官職務執行法】
警察官が職務を忠実に遂行するために必要な質問・保護・立ち入り・武器使用などの手段とその制限を定める法律。1948年(昭和23)制定。58年,警察官の職務権限強化の改正案が国会に提出されたが,世論の激しい反対により成立しなかった。警職法。

けいさつがっこう

けいさつがっこう [5] 【警察学校】
警察官の教育・訓練を行う学校。警察大学校・管区警察学校・警視庁警察学校・府県警察学校などがある。

けいさつきどうたい

けいさつきどうたい [0] 【警察機動隊】
治安警備・災害警備などにあたる警官隊。警察法施行令に基づく。機動隊。

けいさつけん

けいさつけん [0] 【警察犬】
警察が犯人の捜査・証拠品の発見などに使う犬。シェパード・ドーベルマンなどを訓練して使用。

けいさつけん

けいさつけん [4][3] 【警察権】
警察機関が公共の秩序を維持するため,国民に命令・強制をなし,その自由を制限する公権力。その行使は法令に基づき,条理上の限界を守らなければならない。

けいさつこっか

けいさつこっか [5] 【警察国家】
(1)警察の力で国民を圧迫して,社会の秩序を維持する国家。
(2)〔(ドイツ) Polizeistaat〕
国民の人権や自由を制限する強権政治によって国民経済や国民国家の確立をはかろうとする国家のあり方。特に,ドイツにあらわれた啓蒙専制主義に基づく国家観。

けいさつしょ

けいさつしょ [5][0] 【警察署】
都道府県警察の下部機構で,おのおのその管轄区域内の警察事務を扱う官署。警察。

けいさつしょくいん

けいさつしょくいん [6] 【警察職員】
警察に関する事務に従事する国家公務員または地方公務員の総称。警察官の他に,事務官・技官・事務吏員・技術吏員・皇宮護衛官を含む。職務の性質から職員の団体結成が禁止される。

けいさつだいがっこう

けいさつだいがっこう 【警察大学校】
警察職員に対し,幹部として必要な教育訓練を行う警察庁の付属機関。所在地は東京都中野区。

けいさつちょう

けいさつちょう [4][3] 【警察庁】
警察諸制度の企画・調査,警察行政の調整・監察など,警察に関する事務を全般的に扱う,国家公安委員会に置かれる機関。

けいさつてちょう

けいさつてちょう [5] 【警察手帳】
警察官が職務中に携帯する身分を示す手帳。

けいさつひれいのげんそく

けいさつひれいのげんそく 【警察比例の原則】
警察権の限界に関する考え方の一。警察権発動の条件および程度は,対象とされる社会公共に対する障害の大きさに比例しなければならず,またその障害を除去するために必要最小限にとどまらなければならない,とする原則。

けいさつほう

けいさつほう 【警察法】
警察の任務および組織を規定する法律。1954年(昭和29)制定。

けいさつほんぶ

けいさつほんぶ [5] 【警察本部】
道府県警察の本部として,道府県公安委員会の管理の下で警察事務をつかさどる機関。都警察の本部は警視庁と呼ぶ。

けいさつよびたい

けいさつよびたい [0] 【警察予備隊】
警察力を補うという名目で,朝鮮戦争勃発直後の1950年(昭和25)ポツダム政令により設けられた機関。事実上の軍隊を目指したもので,52年保安隊に改編,さらに54年自衛隊となった。

けいさん

けいさん【珪酸】
《化》silicic acid.

けいさん

けいさん【計算】
calculation;reckoning.→英和
〜する calculate;→英和
reckon;→英和
count;→英和
add[sum]up (合計する).〜が速い(おそい) be quick (slow) at figures.〜に入れる(入れない) take (leave) <a thing> into (out of) account.‖計算係 an accountant.計算機 a calculator;a computer.計算尺 a slide rule.計算書 a statement (of accounts).

けいさん

けいさん 【景三】
⇒横川景三(オウセンケイサン)

けいさん

けいさん 【卦算・圭算】
〔易の算木に似ることから〕
(1)文鎮。おもし。けさん。「―に薪を乗せとくけちなやね/柳多留 39」
(2)「卦算冠(ケイサンカンムリ)」に同じ。

けいさん

けいさん [0] 【計算】 (名)スル
(1)数量を数えること。
(2)結果や展開を予測すること。また,その予測のもとに計画を立てること。「雨の降ることまでは―してなかった」「相手の反対を―に入れる」
(3)〔数〕 数や式を演算の法則に従って,結果を出したり式の変形を実行すること。

けいさん

けいさん [0] 【珪酸】
(1)オルトケイ酸 H�SiO�・メタケイ酸 H�SiO�・メタ二ケイ酸 H�Si�O� など,一般式 �SiO�・�H�O で表される組成の一定しない化合物。水にわずかに溶ける。アルカリ金属のケイ酸塩に塩酸を加えるとゾルあるいはゲルとなり,これを脱水すると白色粉末が得られる。
(2)二酸化ケイ素の通称。
〔自然科学ではケイ酸と書く〕

けいさんえん

けいさんえん [3] 【珪酸塩】
二酸化ケイ素と金属酸化物から成る塩。一般式 �M�O・�SiO� 造岩鉱物の主成分として地殻の大部分を形成する。金属はアルカリ金属,アルカリ土類金属,アルミニウム,鉄などのものが多い。アルカリ金属塩以外は水に溶けにくく,フッ化水素以外の普通の酸,その他の多くの試薬に侵されにくい。融解物を冷却するとガラスをつくりやすい。

けいさんえんこうぶつ

けいさんえんこうぶつ [7] 【珪酸塩鉱物】
二酸化ケイ素と金属酸化物より成る鉱物。地殻を形成する鉱物の大部分を占める。橄欖石(カンランセキ)・輝石・角閃石(カクセンセキ)・雲母・長石・石英など。

けいさんかんむり

けいさんかんむり [5] 【卦算冠】
〔「亠」の形が卦算(1)に似ることから〕
漢字の冠(カンムリ)の一。「交」「京」などの「亠」の部分。けいさん。なべぶた。

けいさんき

けいさんき [3] 【計算機・計算器】
(1)計算を正確かつ早く行うための機械。
(2)電卓のこと。
(3)〔「電子計算機」の略〕
コンピューター。

けいさんきかがく

けいさんきかがく [6] 【計算機科学】
(1)コンピューターのソフトウエアやハードウエアに関する学問。
(2)
⇒情報科学(ジヨウホウカガク)

けいさんしょ

けいさんしょ [5][0] 【計算書】
(1)計算の結果をしるした書類。
(2)勘定書き。

けいさんじゃく

けいさんじゃく [0][3] 【計算尺】
〔slide rule〕
乗・除・冪(ベキ)・根などの計算をするための物差し状の器具。二本の目盛り尺(固定尺)に挟まれた一本の目盛り尺(滑り尺)を滑らせ,カーソルを移動して目盛りをあわせ,値を求める。

けいさんずく

けいさんずく [0] 【計算尽く】
利害や将来の見通しなどあらゆることを考えた上で,自分の損にならないように行動すること。「―の行動」

けいさんずひょう

けいさんずひょう [5] 【計算図表】
関数関係にある複数の因子の数値目盛りを組み合わせて作図し,この目盛り相互間の関係から必要な因子の数値を求めるようにした図表。数値計算を簡便に行う際に用いる。ノモグラム。

けいさんだかい

けいさんだか・い [6] 【計算高い】 (形)
損得に敏感である。けちである。また,打算的だ。勘定高い。「なかなか―・い男」

けいさんちがい

けいさんちがい [5] 【計算違い】
(1)計算を間違えること。
(2)初めの心積もりとは別の結果が出ること。もくろみがはずれること。「初回のエースの乱調は―だった」

けいさんぷ

けいさんぷ [3] 【経産婦】
すでに出産したことのある婦人。

けいさんりょう

けいさんりょう [3] 【計算量】
計算によって問題が解けるまでの手間。電子計算機が計算に要する時間や使用する記憶領域の大きさをいう。

けいさんりょうのりろん

けいさんりょうのりろん [3][1] 【計算量の理論】
計算量を数学的に研究する分野。

けいさんナトリウム

けいさんナトリウム [7] 【珪酸―】
ケイ酸塩の一。多くの種類があり,普通はメタケイ酸ナトリウム Na�SiO� をさす。無水物は石英粉末を炭酸ナトリウムとよくまぜて摂氏約一〇〇〇度に加熱し溶融させ,冷却固化させてつくる。水に溶けて強アルカリ性を示す。濃水溶液は粘度の高い水あめのような液体で,多くの組成のケイ酸ナトリウムを含み,水ガラスと呼ばれる。ケイ酸ソーダ。

けいざい

けいざい [1] 【経済】 (名)スル
〔「経世済民」から〕
(1)〔economy〕
物資の生産・流通・交換・分配とその消費・蓄積の全過程,およびその中で営まれる社会的諸関係の総体。
(2)世を治め,民の生活を安定させること。「男児の事業を為して天下を―するは/花柳春話(純一郎)」
(3)金銭の出入りに関すること。やりくり。「我が家の―は火の車だ」
(4)費用や手間が少なくてすむこと。節約。「電話ですむなら時間が―だ」

けいざい

けいざい [0] 【軽罪】
(1)軽い罪。
(2)旧刑法で,重罪・違警罪とともに犯罪を三分類したうちの一。禁錮または罰金を科される罪。

けいざい

けいざい【経済】
economy;→英和
finance (財政).→英和
〜の economic.→英和
〜的な(に) economical(ly).→英和
‖経済援助 financial support.経済界 the economic world;financial circles.経済開発 economic development.経済学(部) (the faculty[department]of) economics.経済観念 a sense of economy.経済企画庁 the Economic Planning Agency.経済記事(欄) financial news (columns).経済状態 economic conditions;the state of one's finances (個人の).経済成長率 the rate of economic growth.経済大国 a great economic power.経済封鎖 an economic blockade.経済問題(危機,白書) an economic problem (crisis,white paper).

けいざい

けいざい [1] 【刑罪】
つみ。刑罰。

けいざいあんぜんほしょう

けいざいあんぜんほしょう [9] 【経済安全保障】
他国で政治的・経済的な混乱が生じても国内の経済活動が不安定にならないよう,事前に制度的側面においても物的側面においても対応できるように準備しておくこと。後者は食料や石油の備蓄などをいう。

けいざいあんていきゅうげんそく

けいざいあんていきゅうげんそく 【経済安定九原則】
1948年(昭和23)12月,占領軍が日本の経済安定・インフレ収束のために指令した経済政策。経費節減,均衡予算,賃金・物価の統制,為替の管理強化など九項目からなる。

けいざいあんていほんぶ

けいざいあんていほんぶ 【経済安定本部】
1946年(昭和21)戦後経済復興のため設置された,経済施策の企画立案・事務調整を行う行政機関。52年経済審議庁,55年経済企画庁に改組。安本(アンポン)。

けいざいか

けいざいか [0] 【経済家】
(1)経済の事に明るい人。
(2)お金を上手に使って,少しの費用ですませる人。節約家。また,けちな人。

けいざいかい

けいざいかい [3] 【経済界】
(1)社会の中で経済的活動の行われる範囲。
(2)実業家や金融業者の社会。財界。「―の実力者」

けいざいかいはつ

けいざいかいはつ [5] 【経済開発】
国や地域で,工業を中心とした各種産業の発展と所得増大を図ること。

けいざいかいはつく

けいざいかいはつく [8] 【経済開発区】
経済特別区についで,1984年中国で設立された対外経済開放区。大連・秦皇島・天津・煙台・青島・連雲港・南通・上海・寧波(ニンポー)・温州・福州・広州・湛江・北海など一四の沿岸都市と海南島が指定され,外資の国内への開放を認めている。

けいざいかんねん

けいざいかんねん [5] 【経済観念】
経済に関する考え。特に,金銭のやりくりや損得・倹約に関する考え。

けいざいがいてききょうせい

けいざいがいてききょうせい [9] 【経済外的強制】
農民に対する封建領主の収奪が経済法則や経済システムを通じてなされるのではなく,強制力によってなされること。社会的・身分的拘束,農民の土地への緊縛などの形態を通じて行われた。

けいざいがく

けいざいがく [3] 【経済学】
〔economics; political economy〕
人間社会の経済現象,特に,財貨・サービスの生産・交換・消費の法則を研究する学問。法則を抽出する理論経済学,理論の応用である政策学,経済現象を史的に捉える経済史学に大別される。

けいざいきかくちょう

けいざいきかくちょう [7][6] 【経済企画庁】
総理府の外局の一。国務大臣を長官とし,長期経済計画の策定,経済に関する基本的な政策の総合調整,経済動向の調査・分析などを任務とする。

けいざいきょうこう

けいざいきょうこう [5] 【経済恐慌】
⇒恐慌(キヨウコウ)(1)

けいざいきょうりょく

けいざいきょうりょく [5] 【経済協力】
発展途上国の経済開発に対して先進諸国が経済援助などで協力すること。

けいざいきょうりょくかいはつきこう

けいざいきょうりょくかいはつきこう [13] 【経済協力開発機構】
⇒オー-イー-シー-ディー( OECD )

けいざいけいさつ

けいざいけいさつ [5] 【経済警察】
第二次大戦中,経済統制違反を取り締まるため設けられた警察組織。

けいざいけん

けいざいけん [3] 【経済圏】
経済活動が一定の独立性をもって営まれる地理的範囲。

けいざいげんそく

けいざいげんそく [5] 【経済原則】
最小の費用(犠牲)で最大の効果をあげるという原則。

けいざいこうい

けいざいこうい [5] 【経済行為】
生産や交換により財貨を獲得・利用する行為。

けいざいざい

けいざいざい [3] 【経済財】
欲求に対して財に量的制限があり,これを使用・所有するためには何らかの代価を支払わなければならない財。
⇔自由財
→財

けいざいし

けいざいし [3] 【経済史】
経済の発展の歴史。また,経済現象の歴史性を考察する学問分野。

けいざいしもんいいんかい

けいざいしもんいいんかい 【経済諮問委員会】
⇒大統領(ダイトウリヨウ)経済諮問委員会

けいざいしゃかいりじかい

けいざいしゃかいりじかい 【経済社会理事会】
〔Economic and Social Council〕
国際連合の主要機関の一。経済的・社会的・文化的・人道的諸問題について研究・報告を行い,総会・加盟国・専門機関に勧告する。ECOSOC 。

けいざいしゅぎ

けいざいしゅぎ [5] 【経済主義】
労働運動で,経済的改善やそのための経済闘争を重視し,政治闘争を否定ないし第二義的なものと考える立場。

けいざいしんぎかい

けいざいしんぎかい [7] 【経済審議会】
内閣総理大臣の諮問に応じ,長期経済計画の策定など経済に関する重要な政策・計画につき調査・審議する,経済企画庁に置かれる機関。1952年(昭和27)創設。

けいざいしんぎちょう

けいざいしんぎちょう [7] 【経済審議庁】
経済企画庁の前身。
→経済安定本部

けいざいじん

けいざいじん [3] 【経済人】
⇒ホモ-エコノミクス

けいざいじんるいがく

けいざいじんるいがく [7] 【経済人類学】
贈与・交換・再分配などの経済現象を研究する文化人類学の一分野。

けいざいすいいき

けいざいすいいき [5] 【経済水域】
⇒排他的(ハイタテキ)経済水域

けいざいせい

けいざいせい [0] 【経済性】
希少な資源を有効に使うこと。費用に比して得られる収益が大きいこと。

けいざいせいがく

けいざいせいがく [5] 【経済静学】
経済諸量が時間の要素を含まない経済分析のこと。
→経済動学

けいざいせいさい

けいざいせいさい [5] 【経済制裁】
国際法規の違反国に対して課せられる経済的手段による制裁。特に国連などの国際組織によって行われる場合についていう。具体的には,経済関係条約・輸出入・最恵国待遇・ ODA 援助等の停止,資産凍結などによる。

けいざいせいさく

けいざいせいさく [5] 【経済政策】
経済の発展・向上を図るために主として国が行う政策の総称。

けいざいせいちょう

けいざいせいちょう [5] 【経済成長】
時の経過とともに経済の規模が拡大すること。

けいざいせいちょうりつ

けいざいせいちょうりつ [7] 【経済成長率】
経済規模が拡大する割合。普通,一年間の国民総生産または国民所得の増加率で表される。

けいざいそうごえんじょかいぎ

けいざいそうごえんじょかいぎ 【経済相互援助会議】
⇒コメコン

けいざいそくりょく

けいざいそくりょく [6][5] 【経済速力】
自動車・船舶・航空機などにおいて,その用途・目的により,最も経済的である速力。速力と燃料消費量の比が最小になる速力をいう場合と,諸費用・運賃収入などの要素を加えていう場合とがある。

けいざいたいこく

けいざいたいこく [5] 【経済大国】
経済的な諸能力の大きな国。軍事大国との対比で使用される。戦後日本の非軍事化と経済成長をさす語であるが,国際協調を考慮しないという批判的意味を含んだ語としても使われる。

けいざいたんい

けいざいたんい [5] 【経済単位】
経済活動の主体である家計・企業・政府のこと。経済主体。

けいざいだんたいれんごうかい

けいざいだんたいれんごうかい 【経済団体連合会】
1946年(昭和21)設立された,各種経済団体の連絡機関。重要な政治・経済問題などについて財界の意見をまとめて,政府・国会に建議することを目的とする。経団連。

けいざいちりがく

けいざいちりがく [6] 【経済地理学】
地理学の一分科。経済現象を地理的な観点からとらえる学問。種々の自然条件のもとに経済がいかに展開してきたかを研究し,これを貫く法則を追究する学問と考えられてきたが,自然条件を強調する傾向から,経済の空間的組織を強調する傾向に移った。

けいざいてき

けいざいてき [0] 【経済的】 (形動)
(1)経済にかかわるさま。「―な発展」
(2)金銭に関係しているさま。金銭的。「―な理由で退学する」
(3)費用・手間などが少なくてすむさま。「人数によってはバスよりタクシーの方が―だ」

けいざいてきこうせい

けいざいてきこうせい [0] 【経済的厚生】
人々の受け取る経済的な満足・福利。具体的に量的単位ではかったり,個人間の比較をすることは難しい。

けいざいてきしゃかいこうせいたい

けいざいてきしゃかいこうせいたい [0][0] 【経済的社会構成体】
⇒社会経済構成体(シヤカイケイザイコウセイタイ)

けいざいとうけい

けいざいとうけい [5] 【経済統計】
経済現象を統計調査によって数字で表したもの。国民所得統計・物価統計・工業統計など。

けいざいとうせい

けいざいとうせい [5] 【経済統制】
国家目的あるいは公共の利益のために,国家が民間の自由な経済活動に制限を加え,私的利益の追求を抑制すること。価格の公定,配給制の実施など。

けいざいとうそう

けいざいとうそう [5] 【経済闘争】
労働者が賃上げや労働時間短縮など,もっぱら労働条件の改善・維持のために行う闘争。

けいざいとくべつく

けいざいとくべつく [8] 【経済特別区】
中国が1979年以来外資導入のために設置した特別区域。深圳(シンセン)・珠海・汕頭・廈門(アモイ)・海南島が指定されており,進出する外国企業に対し輸出入関税の免除,所得税の三年間の据え置きなどの優遇措置が取られる。経済特区。

けいざいどうがく

けいざいどうがく [5] 【経済動学】
経済諸量が時間の要素を含む経済分析のこと。経済成長などの連続的な変化のプロセスを分析する。
→経済静学

けいざいどうゆうかい

けいざいどうゆうかい 【経済同友会】
1946年(昭和21)に創設された経営者の団体。個人の資格で会員となるのを特色とし,経済政策や社会制度について提言を行う。

けいざいなんみん

けいざいなんみん [5] 【経済難民】
国際的経済力の格差のなかで,貧困などを理由に所得水準の低い国・地域から高い国・地域へと移動する人。

けいざいはくしょ

けいざいはくしょ [5] 【経済白書】
国民経済の現状を分析し,今後の展望と政策の方向について示唆するため,経済企画庁が毎年発行する文書。正式名称は「年次経済報告」。

けいざいひょう

けいざいひょう 【経済表】
〔原題 (フランス) Tableau économique〕
重農学派の始祖ケネーが描いた,経済体系の循環・再生産を表す図表。1758年刊。マルクスの再生産表式やレオンチェフの産業連関表の発想の源となった。

けいざいふうさ

けいざいふうさ [5] 【経済封鎖】
敵国または敵対的な国との経済上・交通上の関係を制限または断絶する措置。また,国際連合憲章に定める不法侵略を行なった国に対する制裁をもいう。

けいざいほう

けいざいほう [0] 【経済法】
経済秩序を規律する一切の法の総称。資本主義経済の発展に対応した諸々の経済統制立法を説明するために,第一次大戦後ドイツで案出された概念。日本の独占禁止法などの類。

けいざいめん

けいざいめん [3] 【経済面】
(1)経済に関する方面。金銭に関すること。
(2)新聞などで,経済・金融などの記事を掲載する紙面。

けいざいようろく

けいざいようろく 【経済要録】
江戸時代の経世書。一五巻。佐藤信淵(ノブヒロ)著。1827年成立,59年刊。産業を興し交易を盛んにすることによる経世済民を説く。江戸期の国内諸産業の状況をも詳述。

けいざいろく

けいざいろく 【経済録】
江戸時代の経世書。一〇巻。太宰春台著。1729年成る。経済総論からはじまって礼楽・官職・天文・地理・律暦などを論じ,農業重視を説く。

けいざいブロック

けいざいブロック [6] 【経済―】
複数の国が共通の目的を達成するためにつくる排他的な政治的経済的連合。

けいざんじょうきん

けいざんじょうきん 【瑩山紹瑾】
(1268-1325) 鎌倉時代の僧。越前の人。日本曹洞宗の中興の祖で,太祖と呼ばれる。諡号(シゴウ)は常済大師・仏慈禅師。懐奘(エジヨウ)に学び,その死後,徹通義介(テツツウギカイ)の法を継ぎ,北陸の教化に活躍。総持寺の開山。道元の宗風を改め,民衆布教に力を注ぎ,教団発展の基礎を築いた。著「伝光録」「坐禅用心記」など。

けいし

けいし 【恵施】
中国,戦国時代の宋の思想家。荘子の論敵かつ友人であり,名家を代表する論理学者。生没年・伝記とも未詳。

けいし

けいし [1] 【継嗣】
あととり。あとつぎ。よつぎ。

けいし

けいし [1] 【家司】
〔「家司(ケシ)」の転〕
(1)平安中期以降,親王家・内親王家・摂関家・大臣家・三位以上の家で,家政の事務をつかさどった職。いえつかさ。
(2)鎌倉・室町幕府の政所・問注所・侍所の職員。

けいし

けいし [1] 【桂芝】
⇒万年茸(マンネンタケ)

けいし

けいし [1] 【桂枝】
(1)肉桂(ニツケイ)の樹皮。漢方で薬用にする。
(2)月に生えているという桂(カツラ)の木の枝。

けいし

けいし [1] 【経史】
経書と史書。

けいし

けいし [1] 【京師】
みやこ。帝都。京都。「―の長吏是が為に目を側(ソバ)むとみえたり/平家 1」

けいし

けいし [0] 【経死】 (名)スル
首をくくって死ぬこと。縊死(イシ)。[ヘボン(三版)]

けいし

けいし [1] 【刑屍】
死刑に処せられた者の死体。

けいし

けいし [1] 【瓊枝】
玉の実がなるという珍しい木。

けいし

けいし [1] 【経伺】
うかがいをたてること。

けいし

けいし 【屐子】
〔「けきし」の転〕
履物の一。足駄(アシダ)・高下駄の類。げきし。「―・履(クツ)などに,緒すげさせ/枕草子 5」

けいし

けいし [1] 【経始】 (名)スル
工事などを始めること。物事を始めること。「天御中主神天地を―し/新聞雑誌 40」

けいし

けいし [1] 【恵賜】 (名)スル
目下の者に金品を与えること。また,目上の人からいただくこと。また,そのもの。

けいし

けいし【軽視する】
make light of;slight;→英和
neglect (無視).→英和

けいし

けいし [1] 【兄姉】
あにとあね。また,男性の先輩と女性の先輩。「諸―の健康を祈ります」

けいし

けいし [1][0] 【軽視】 (名)スル
重要ではないと考えること。かろんずること。
⇔重視
「細部も―してはいけない」

けいし

けいし [1][0] 【罫紙】
罫を引いた用紙。けがみ。けびきがみ。

けいし

けいし [1] 【継子】
親子の関係にはあるが,血のつながっていない子。ままこ。

けいし

けいし [1] 【瓊姿】
玉のように美しい姿。

けいし

けいし【罫紙】
ruled[lined]paper.

けいし

けいし【警視】
a police superintendent.‖警視総監 the Chief of the Metropolitan Police.警視庁 the (Tokyo) Metropolitan Police Department.

けいし

けいし [1] 【警視】
警察官の階級の一。警視正の下,警部の上。

けいし

けいし [0] 【刑死】 (名)スル
刑に処せられて死ぬこと。

けいしかん

けいしかん [3] 【警視監】
警察官の階級の一。警視総監の下,警視長の上。

けいしき

けいしき [0] 【形式】
(1)事物が存在しているときの,外に現れているかたち。「書簡の―をとった小説」
(2)物事を行うときの,一定の手続きや方法・様式。また,その一群の物を特徴づける,共通して備えているかたち。「届出用紙の―を変える」「この―の車は製造を中止した」
(3)実質・内容を失ってからなお続いている方法・様式など。また,体裁を整えただけのもの。「―だけの質疑応答に終わる」
(4)〔哲〕 種々の要素を統一的な連関・構造にもたらすもの。事象が成立する本質的な枠組み。
⇔内容

けいしき

けいしき [0] 【型式】
⇒かたしき(型式)

けいしき

けいしき【形式】
(a) form;→英和
formality.→英和
〜的(に) formal(ly);→英和
perfunctory(-ily).→英和
‖形式主義(者) formalism (a formalist);red-tapism (a red-tapist) (お役所式の).形式論理 formal logic.

けいしきげんご

けいしきげんご [5] 【形式言語】
生成文法が対象とする,数学的な文法規則により生成される抽象的言語。

けいしきこん

けいしきこん [4] 【形式婚】
婚姻の成立に宗教上または法律上一定の形式を必要とする婚姻形態。
→事実婚

けいしきしゃかいがく

けいしきしゃかいがく [6] 【形式社会学】
支配と服従,競争と闘争といった人々の心的相互作用の中にみられる基本的な形を取り出して研究の対象とする社会学。ドイツのジンメルによって提唱された。

けいしきしゅぎ

けいしきしゅぎ [5] 【形式主義】
〔formalism〕
(1)
 (ア)認識論で,理性のアプリオリな形式を認識の普遍妥当性の根拠と考えるカントや新カント主義の立場。
 (イ)倫理学で,純粋に形式的な道徳法則(定言命法)を道徳の普遍妥当性の根拠と考えるカントの立場をはじめ,実質的・具体的な規範の定立を避ける思想態度。
 (ウ)美学で,感覚的な内容美ではなく表現の仕方に美の原理を求めるヘルバルトらの立場。
 (エ)数学基礎論で,数学を有限の記号列から成る推論の連鎖と見なし,公理論的に形式化された体系の無矛盾性を証明することによって,数学を基礎づけようとするヒルベルトらの主張。
 (オ)
⇒フォルマリズム
(2)一般に,物事の内容的側面を軽視して,形式的側面を重視する立場。多く否定的な意味合いでいう。「―に堕す」

けいしきてき

けいしきてき [0] 【形式的】 (形動)
(1)形式に関するさま。「―な誤り」「―にはまちがっていない」
(2)形ばかりで内容のないさま。
⇔実質的
「―な挨拶」

けいしきとうや

けいしきとうや [5] 【形式陶冶】
知識の習得よりも,記憶力・推理力・想像力などの精神的能力の練磨を重視する教育の立場。
⇔実質陶冶

けいしきはん

けいしきはん [4] 【形式犯】
一定の行為の存在があれば足り,法益に対する侵害または危険の発生を必要としない犯罪。駐車違反など行政取締法違反にその例が多い。
⇔実質犯

けいしきばる

けいしきば・る [5] 【形式張る】 (動ラ五[四])
形式を整えることを重視する。「―・った挨拶(アイサツ)」

けいしきび

けいしきび [4] 【形式美】
芸術などにおいて,表現された思想内容に対して,統一・均斉・調和など形式的側面における美。
⇔内容美

けいしきほう

けいしきほう [0] 【形式法】
実体法の適用・実現の方法・形式に関する法規。すなわち訴訟法のこと。「手続法」とほぼ同義に用いられる。

けいしきめいし

けいしきめいし [5] 【形式名詞】
名詞の下位分類の一。それ自身では実質的意味を表さず,連体修飾語を受けて名詞としての機能を果たす語。「日記を書くことにする」の「こと」,「これから出かけるところだ」の「ところ」など。形式体言。

けいしきろん

けいしきろん [4] 【形式論】
内容に即して論を展開するのではなく,形式にとらわれた議論。

けいしきろんり

けいしきろんり [5] 【形式論理】
命題や推論について,その内容にかかわらず,ただその形式面から真偽を問う論理。

けいしきろんりがく

けいしきろんりがく [7] 【形式論理学】
〔formal logic〕
推論や議論の妥当性を,その形式的側面に関して考究する学問。弁証法的論理学など経験の内容にかかわる論理学に対する。伝統的形態はアリストテレスによって整備され,推論,特に三段論法を中心に,概念・命題・誤謬などを取り扱う。現代の記号論理学はこれを記号の数学的演算の体系として発展させたもの。

けいしぎょくよう

けいしぎょくよう [1] 【瓊枝玉葉】
皇族の子孫。

けいしししゅう

けいしししゅう 【経史子集】
漢籍の分類法。経書・史書・諸子・詩文集の四部に分けるもの。「隋書(経籍志)」に始まる。四部分類。
→四庫

けいしせい

けいしせい [3] 【警視正】
警察官の階級の一。警視長の下,警視の上。

けいしそうかん

けいしそうかん [4] 【警視総監】
警視庁の長官。

けいしちょう

けいしちょう [3] 【警視長】
警察官の階級の一。警視監の下,警視正の上。

けいしちょう

けいしちょう [3] 【警視庁】
東京を管轄区域とする警察機関。1874年(明治7)に設置,1954年(昭和29)現行の体制となる。長は警視総監。

けいしつ

けいしつ [0] 【勁疾】
強くてすばやいこと。

けいしつ

けいしつ [0][1] 【珪質】
ケイ素に富む物質。また,成分中のケイ素分。

けいしつ

けいしつ [0] 【閨室】
(1)寝室。ねや。閨房。
(2)妻。内室。

けいしつ

けいしつ [0] 【継室】
後妻。のちぞい。継妻。

けいしつ

けいしつ [0] 【形質】
(1)物の形と実質。
(2)生物分類の基準となるあらゆる形態的特徴。特に,表現型として現れる各種の遺伝的性質。

けいしつ

けいしつ [0] 【憩室】
内腔性臓器(食道・胃・腸・気管・心臓・尿道・卵管など)における壁の限局性突出。一般に無症状。

けいしつかいめん

けいしつかいめん [5] 【珪質海綿】
海綿動物のうち,石灰海綿を除いたものの総称。ケイ酸質の骨片をもつ。六放海綿類など。

けいしつがん

けいしつがん [4] 【珪質岩】
二酸化ケイ素に富む岩石。珪華・チャート・珪岩など。

けいしつさいぼう

けいしつさいぼう [5] 【形質細胞】
B 細胞が抗原の刺激と T 細胞の補助を受けて増殖分化した最終形のもので,免疫グロブリンを生産する細胞。慢性炎症巣に多数出現する。プラズマ細胞。

けいしつじんるいがく

けいしつじんるいがく [7] 【形質人類学】
⇒自然人類学(シゼンジンルイガク)

けいしつてんかん

けいしつてんかん [5] 【形質転換】
(1)一系統の細菌から抽出したデオキシリボ核酸を,他の系統の細菌に取り込ませると,供与菌の形質が受容菌において発現する現象。
(2)培養細胞がその性質をかえて,腫瘍細胞に類似の性質を備えること。

けいしつどうにゅう

けいしつどうにゅう [5] 【形質導入】
ある系統の細菌の遺伝的形質の一部が,バクテリオファージを介して他の系統の細菌へ移行する現象。染色体上の遺伝子の位置づけに利用される。

けいしつなんでい

けいしつなんでい [5] 【珪質軟泥】
ケイ酸に富むケイ藻・放散虫・ケイ質海綿などの遺体を含む,未固結できわめて細粒の深海堆積物。ケイ藻軟泥・放散虫軟泥など。

けいしつはつげん

けいしつはつげん [5] 【形質発現】
遺伝子によって決定される形質が表現型として現れてくること。DNA 上のヌクレオチド配列順序に従ってつくられたタンパク質が,生体反応を触媒したり構造体を形成して,特定の表現型を現す。表現型発現。遺伝情報発現。

けいしつゆ

けいしつゆ [4] 【軽質油】
〔light crude〕
粘度が低く,低分子量の炭化水素を多く含む原油。

けいしとう

けいしとう [0] 【桂枝湯】
桂枝{(1)}を用いた漢方の処方。漢方処方の基本をなす。

けいしゃ

けいしゃ【傾斜】
(an) inclination <of 20 degrees> ;→英和
a slope (坂など);→英和
acclivity (上り);→英和
declivity (下り).→英和
〜する incline;→英和
slant;→英和
slope.〜した inclined;slant.‖傾斜度 a gradient.

けいしゃ

けいしゃ [1] 【鶏舎】
ニワトリを飼う小屋。とりごや。

けいしゃ

けいしゃ [0] 【傾斜】 (名)スル
(1)ななめになること。かたむいていること。また,その度合。「南に―した土地」「屋根の―が急だ」
(2)考えや状況が一つの方向に向かってゆくこと。「軍国主義への―を深める」
(3)緊密度や優先順位などにより,重点を定めて物事を行うこと。「―配置」
(4)均等ではなく,順次増加あるいは減少するように設定すること。「―家賃制度」

けいしゃ

けいしゃ [1] 【珪砂】
石英粒からなる砂。花崗(カコウ)岩などが風化してできる。ガラスの原料や鋳物砂などに用いる。石英砂。けいさ。

けいしゃ

けいしゃ [0] 【傾瀉】 (名)スル
(1)傾けて注ぐこと。傾注。
(2)化学で,沈殿物を容器の底の方に沈ませたあと,容器を静かに傾けて上澄み液だけを流し出す操作。デカンテーション。

けいしゃ

けいしゃ [1] 【頃者】
このごろ。近ごろ。

けいしゃぎ

けいしゃぎ [3] 【傾斜儀】
⇒クリノメータ

けいしゃくっせい

けいしゃくっせい [4] 【傾斜屈性】
植物器官の屈曲運動の一。光・重力などの刺激源の方向に対してある角度で曲がる性質。側根の伸長方向など。
→屈性

けいしゃけい

けいしゃけい [0] 【傾斜計】
〔clinometer〕
(1)地表面の傾きを測定する計器。
(2)航空機の計器。加速度の方向に対する傾斜度や地面に対する機体の傾斜度を測定する。

けいしゃせいさん

けいしゃせいさん [4] 【傾斜生産】
(1)特定の重要産業へ資金・資材を重点的に投入して生産を行うこと。
(2)1946年(昭和21)末,日本経済を緊急に回復させるため吉田内閣が決定し片山・芦田両内閣が引き継いで実行した政策。石炭と鉄鋼の生産に対して傾斜的に投資が行われ,第二次大戦後の経済の復興が図られた。

けいしゃやちん

けいしゃやちん [4] 【傾斜家賃】
公団賃貸住宅について1970年(昭和45)度から実施されている家賃方式で,入居当初の家賃を軽減し,以後,毎年一定率で増額していく。
→応能家賃

けいしゃりょう

けいしゃりょう [3] 【軽車両】
道路交通法で,エンジンを有さない自転車・荷車など。

けいしゅ

けいしゅ [1] 【稽首】 (名)スル
(1)からだを曲げ,頭を地につけて行う礼。ぬかずくこと。高い敬意を表す。「宮殿に伺候して北面―した/麒麟(潤一郎)」
(2)手紙の終わりに書いて敬意を表す語。頓首(トンシユ)。

けいしゅ

けいしゅ [1] 【景趣】
けしき。おもむき。ありさま。

けいしゅ

けいしゅ [1] 【警守】 (名)スル
警戒して守ること。また,その職務の人。「護送する―」「入国警備官の―」

けいしゅ

けいしゅ [1] 【警手】
(1)鉄道の踏切警手。踏切の番人。
(2)旧制の皇宮警手の略称。

けいしゅう

けいしゅう [0] 【繋囚】
捕らえられて獄に入れられた人。

けいしゅう

けいしゅう [0] 【閨秀】
学問・芸術などにすぐれた女性。女流の意でも用いる。「―作家」「―画家」

けいしゅう

けいしゅう [0] 【軽舟】
速く軽やかに走る小舟。

けいしゅう

けいしゅう 【荊州】
(1)中国,春秋時代の楚(現在の湖北・湖南)の別名。
(2)中国,後漢末には湖北省襄陽県に,東晋・隋・唐代には湖北省江陵県に置かれた州。明代には同じく江陵県に荊州府が置かれた。

けいしゅう

けいしゅう 【慶州】
韓国南東部にある観光都市。四世紀から一〇世紀にかけて新羅の首都として繁栄。天馬塚を初め古墳群・瞻星台・仏国寺など遺跡が多い。キョンジュ。
慶州(国立慶州博物館)[カラー図版]
慶州(天馬塚古墳公園)[カラー図版]
慶州(古墳群)[カラー図版]

けいしゅう

けいしゅう [0] 【桂秋】
桂の花の咲く秋。また,陰暦八月の異名。

けいしゅうよう

けいしゅうよう ケイシウエウ [3] 【邢州窯】
中国唐代の古窯。河北省臨城県祁村・双井村で,当時最高と賞賛された純白色の白磁を焼いた。邢窯。

けいしゅく

けいしゅく [0] 【慶祝】 (名)スル
よろこび祝うこと。

けいしゅつ

けいしゅつ [0] 【掲出】 (名)スル
掲示すること。「合格者の氏名を―する」

けいしゅん

けいしゅん [0] 【慶春】
新春をよろこぶこと。年賀状などの挨拶(アイサツ)にも使われる。

けいしょ

けいしょ [1] 【鶏黍】
〔論語(微子)〕
ニワトリを殺して羹(アツモノ)を作り,きびを炊いて食べさせること。転じて,心をこめて客をもてなすこと。饗応(キヨウオウ)。

けいしょ

けいしょ [1] 【経書】
〔「経」はたて糸。古今を貫く真理を載せた書物の意から〕
儒教の経典。四書・五経・九経・十三経の類。中国古代の聖賢の教えを記した書物。経籍。

けいしょう

けいしょう [0] 【軽鬆】 (名・形動)[文]ナリ
「けいそう(軽鬆)」に同じ。「―な土を空に捲いた/土(節)」

けいしょう

けいしょう [0] 【桂漿】
彫漆(チヨウシツ)の一種。表面は黒漆,地は黄漆で彫り目に赤い筋が一,二本あるもの。

けいしょう

けいしょう [0] 【形象】
(1)かたち。外に表れているすがた。
(2)〔哲〕 観照を介して我々の心に成り立つ事物の像。イメージ。

けいしょう

けいしょう [0] 【景勝】
景色のすぐれていること。また,その土地。「天下の―地」

けいしょう

けいしょう 【卿相】
天子をたすけて政治をとる人々。公卿(クギヨウ)。「臣下―,おほく罪科に行ひ/曾我 2」

けいしょう

けいしょう【軽症】
a slight illness;a mild case.軽症患者 a mild case <of pneumonia> .

けいしょう

けいしょう [0] 【敬称】
(1)人名や官職名の下に付けて,その人への敬意を表す語。「様」「さん」「くん」「殿」などの類。
(2)相手または相手方の事物について敬意を表す言い方。「貴社」「高著」の類。

けいしょう

けいしょう [0] 【景象】
(1)景色。
(2)ありさま。様子。「その―比するにものなし/西洋道中膝栗毛(七杉子)」

けいしょう

けいしょう [0] 【珪璋・圭璋】
礼式に用いる玉。

けいしょう

けいしょう [0] 【軽少】 (名・形動)[文]ナリ
(1)数量・程度・価値などがわずかである・こと(さま)。「―ですがお礼のしるしです」「―な被害」
(2)簡単な・こと(さま)。「あの坊さんの御経があまり―だつた様で/吾輩は猫である(漱石)」
(3)重要でないこと。「―を後にして/文明論之概略(諭吉)」
[派生] ――さ(名)

けいしょう

けいしょう [0] 【形勝】
(1)風景のすぐれていること。また,その土地。景勝。「―の地」
(2)陣をしいたり敵を防いだりするのに適している地勢。要害。「砲隊が―の地を占めて陣地を布いて居る/吾輩は猫である(漱石)」

けいしょう

けいしょう [0] 【軽捷】 (名・形動)[文]ナリ
身軽ですばやい・こと(さま)。「―な身のこなし」
[派生] ――さ(名)

けいしょう

けいしょう【敬称】
a term of respect;a title of honor.

けいしょう

けいしょう【警鐘】
<ring> an alarm[a fire]bell;a warning (警告).→英和

けいしょう

けいしょう [0] 【勁松】
寒さに強い松。貞臣のたとえ。

けいしょう

けいしょう【継承】
succession <to the throne> .→英和
〜する succeed <to> ;→英和
inherit <a fortune from> .→英和
‖継承者 a successor;an inheritor.

けいしょう

けいしょう [0] 【勁捷】 (名・形動)[文]ナリ
強くすばやい・こと(さま)。「剽疾(ヒヨウシツ)―なるは洵(マコト)に驚くべし/日乗(荷風)」

けいしょう

けいしょう【軽傷】
<have> a slight wound.軽傷者 a slightly wounded[injured]person.

けいしょう

けいしょう 【嵆紹】
(?-304) 中国,西晋(セイシン)の政治家。侍中となる。304年恵帝に従って戦い,帝の身を守って戦死。その血が帝の衣についたが,帝は紹の記念であるとして洗わせなかったという。

けいしょう

けいしょう [0] 【痙笑】
破傷風の際みられる顔の表情。口が開かず,表情筋が痙攣(ケイレン)するため,苦笑いをしているように見える。ひきつり笑い。

けいしょう

けいしょう [0] 【敬承】 (名)スル
つつしんでうけたまわること。拝承。「天下一般太政を―せしめ/新聞雑誌 21」

けいしょう

けいしょう [0] 【軽傷】
けがの程度が軽いこと。
⇔重傷

けいしょう

けいしょう【形[景]勝の地】
a scenic spot.

けいしょう

けいしょう [0] 【継承】 (名)スル
先の人の身分・権利・義務・財産などを受け継ぐこと。「王位を―する」

けいしょう

けいしょう [0] 【警鐘】
(1)戦い・災害などの,危険の迫っていることを知らせるために鳴らす鐘。
(2)よくない事態に向かっていることを告げ知らせるもの。また,その知らせ。「物質文明に対する―であろうか」

けいしょう

けいしょう [0] 【軽症】
病気の程度が軽いこと。
⇔重症

けいしょういん

けいしょういん ケイシヤウヰン 【桂昌院】
(1627-1705) 徳川五代将軍綱吉の生母。徳川家光の側室。二条院家の臣本庄宗利の養女。綱吉の将軍時代,大奥で力をふるい政治にも介入。仏教をあつく信仰し,護国寺・護持院を建立。

けいしょううんかく

けいしょううんかく 【卿相雲客】
公卿と殿上人。「一門の―の家々/平家 7」

けいしょうか

けいしょうか [0] 【形象化】 (名)スル
思想や感情など観念として存在するものを,何らかの手段で形にして表し出すこと。

けいしょうしゃ

けいしょうしゃ [3] 【継承者】
あとを受け継ぐ人。後継者。「伝統工芸の―」

けいしょうしんごう

けいしょうしんごう [5] 【形象信号】
船舶信号の一。円錐形・球形・鼓形(ツヅミガタ)の三種の形象をマストに掲げて行う。昼間使用する,視力による遠距離信号。

けいしょうど

けいしょうど [3] 【軽鬆土】
⇒けいそうど(軽鬆土)

けいしょうなんどう

けいしょうなんどう ケイシヤウナンダウ 【慶尚南道】
韓国南東端の道。東は日本海,南は朝鮮海峡に臨む。道庁所在地は晋州。南東部に釜山(政府直轄市)がある。キョンサン-ナム-ド。

けいしょうはにわ

けいしょうはにわ [5] 【形象埴輪】
人や物をかたどった埴輪。人物埴輪・器財埴輪・動物埴輪などに細分される。
→円筒埴輪

けいしょうほくどう

けいしょうほくどう ケイシヤウホクダウ 【慶尚北道】
韓国南東部の道。東は日本海に臨み,西に小白山脈が連なる。道庁所在地は大邱(タイキユウ)。キョンサン-ブク-ト。

けいしょうもじ

けいしょうもじ [5] 【形象文字】
象形文字。

けいしょく

けいしょく [0] 【頸飾】
くびかざり。
→大勲位

けいしょく

けいしょく [0] 【慶色】
よろこびの表れている顔色・様子。めでたい様子。

けいしょく

けいしょく [0][1] 【景色】
風景。けしき。「この―を船窓よりこわごわ望みて/西洋道中膝栗毛(魯文)」

けいしょく

けいしょく【軽食】
a light meal;a snack.→英和
軽食堂 a snack bar.

けいしょく

けいしょく [0] 【軽食】
軽い食事。簡単な料理。スナック。

けいしょくせい

けいしょくせい [0] 【傾触性】
接触の刺激で起こる植物の傾性。モウセンゴケの捕虫葉の周辺部の触毛などにみられる。接触傾性。

けいしょくほう

けいしょくほう 【警職法】
⇒警察官職務執行法(ケイサツカンシヨクムシツコウホウ)

けいしん

けいしん 【京津】
(1)京都と摂津国。
(2)京都と大津。

けいしん

けいしん [0] 【茎針】
茎の一部が針状あるいは刺(トゲ)状に変形したもの。カラタチ・ボケなどにみられる。茎刺。枝針。

けいしん

けいしん【軽震】
a tremor.→英和

けいしん

けいしん [0] 【敬信】 (名)スル
うやまい信じること。尊敬し信頼すること。「神を―する」「畏懼(イク)―」

けいしん

けいしん [0] 【敬神】
神をうやまうこと。「―崇祖」

けいしん

けいしん [0] 【軽信】 (名)スル
軽々しく信じこむこと。

けいしん

けいしん [0] 【軽震】
震度 2 にあたる地震。人体に感じ,戸や障子が少し揺れる程度のもの。

けいしん

けいしん [0] 【傾心】
⇒メタセンター

けいしん

けいしん 【桂心】
(1)肉桂の皮からとる薬。「―と云ふ薬はこの国にも候ければ/今昔 24」
(2)肉桂の粉をまぶした餅菓子。[和名抄]
(3)ヤブニッケイの異名。[日葡]

けいしんし

けいしんし [3] 【継親子】
先妻の子と後妻との関係のように,夫婦の一方にとって子が実子でないときの親子関係。旧民法では家制度のもとに法定親子関係を認めたが,今は姻族一親等にとどまる。

けいしんせい

けいしんせい [0] 【傾震性】
震動の刺激で起こる植物の傾性。オジギソウの小葉・葉柄に見られる運動がよく知られている。振動傾性。

けいしんのうえききょう

けいしんのうえききょう ケイシンワウエキキヤウ 【慶親王奕劻】
(1836-1916) 中国,清の皇族。義和団事件では清国全権として講和条約を締結。のち総理大臣に就任,辛亥(シンガイ)革命で辞職。

けいじ

けいじ [1] 【刑事】
(1)犯罪の捜査や犯人の逮捕を任務とする警察官の通称。私服で勤務することが多い。法律上の職名ではなく,警察職員としての身分は巡査または巡査部長。「ベテラン―」
(2)刑法その他の刑罰法規の適用を受けるべき事柄。
⇔民事
「―犯」「―事件」

けいじ

けいじ【計時する】
time <a race,a runner> ;→英和
check time.‖計時係 a timekeeper.途中計時 lap time.

けいじ

けいじ【係[繋]辞】
《論・文》a copula.→英和

けいじ

けいじ【慶事】
a happy event.

けいじ

けいじ【掲示】
a notice;→英和
a bulletin.→英和
〜する put up a notice <on the wall> ;notify.→英和
‖掲示場[板]a notice[bulletin]board.

けいじ

けいじ【啓示】
(a) revelation.→英和
〜する reveal.→英和

けいじ

けいじ [0] 【掲示】 (名)スル
人目につきやすい所に掲げ示すこと。また,示された文書。「日程を―する」「―を読む」

けいじ

けいじ [1] 【慶事】
(結婚・出産などの)めでたいこと。祝いごと。
⇔弔事

けいじ

けいじ [1] 【携持】 (名)スル
身につけて持つこと。たずさえること。「時計を―する者/新聞雑誌 24」

けいじ

けいじ [0] 【啓示】 (名)スル
(1)明らかに表し示すこと。「その大衆に無限の権力を―する時/西国立志編(正直)」
(2)人の力では知り得ないことを神が教え示すこと。

けいじ

けいじ [0] 【形似】 (名)スル
(1)形の似ていること。「玉山は宛如(アタカモ)富士山に―するを以て/日本風景論(重昂)」
(2)中国の画論用語。対象の形態を忠実に再現・写実することをいい,六法{(2)}では「応物象形」に相当する。

けいじ

けいじ [1] 【兄事】 (名)スル
兄に対するように敬い,親しく接すること。「昔―していた作家」

けいじ

けいじ [0][1] 【計時】 (名)スル
競技で,所要時間を計ること。

けいじ

けいじ [0] 【繋辞】
(1)周易の卦(ケ)を詳しく説明した言葉。
(2)〔論〕
〔copula〕
命題の主語と述語とを結びつける語。「人間は動物である」という命題における「である」の類。連語。連辞。コプラ。

けいじ

けいじ【刑事】
a (police) detective.〜上の criminal.→英和
‖刑事事件 a criminal case.刑事責任 criminal liability.刑事訴訟 a criminal action[suit].

けいじか

けいじか [3][0] 【形而下】
〔易経(繋辞上)〕
〔哲〕 時間・空間の中に,感性的対象として形をとって現れるもの。
⇔形而上

けいじか

けいじか【形而下の】
physical;→英和
concrete.→英和
形而下学 concrete science.

けいじがく

けいじがく [3] 【刑事学】
犯罪および刑罰を対象とする学問。

けいじけいさつ

けいじけいさつ [4] 【刑事警察】
刑法上の事項に関する警察活動。警察活動の大半を占め,犯罪の予防と事後の捜査とを行う。

けいじさいばん

けいじさいばん [4] 【刑事裁判】
犯罪事実の有無を調べ,有罪・無罪などを判断する裁判。

けいじしせつ

けいじしせつ [4] 【刑事施設】
刑罰や勾留などに用いられる,刑事に関する収容施設の総称。刑務所・拘置所など。刑事収容施設。

けいじしゅうきょう

けいじしゅうきょう [4] 【啓示宗教】
恩寵(オンチヨウ)や奇跡など,通常の人間理性を超越する神の働きによって成り立つ宗教。
→自然宗教(1)

けいじしょぶん

けいじしょぶん [4] 【刑事処分】
犯罪者に刑罰を科する処分。

けいじじけん

けいじじけん [4] 【刑事事件】
刑事裁判の対象となる事件。
→民事事件
→行政事件

けいじじゅんさ

けいじじゅんさ [4] 【刑事巡査】
刑事係の巡査。刑事。「―の話を新聞で読んだ/それから(漱石)」

けいじじょう

けいじじょう [0] 【形而上】
〔易経(繋辞上)〕
精神や本体など,形がなく通常の事物や現象のような感覚的経験を超えたもの。
⇔形而下

けいじじょう

けいじじょう【形而上の】
metaphysical.→英和
形而上学(者) metaphysics (a metaphysician).

けいじじょうかいが

けいじじょうかいが [6] 【形而上絵画】
第一次大戦の頃,イタリアでキリコを中心として描かれた神秘的・幻想的な絵画。シュールレアリスムの先駆となった。

けいじじょうがく

けいじじょうがく ケイジジヤウ― 【形而上学】
〔原題 (ギリシヤ) ta meta ta physika「自然学の後の」書の意。後世,ローマのアンドロニコスの編集した配列に由来する〕
アリストテレスの中心著作。全一四巻。彼自身は「第一の哲学」と呼び,ありとしあるものについての普遍学としての存在論と,究極第一に有る実在をめぐる神学に区分される。

けいじじょうがく

けいじじょうがく [4] 【形而上学】
〔metaphysics〕
(1)存在者を存在者たらしめている超越的な原理,さらには神・世界・霊魂などを研究対象とする学問。第一哲学。
(2)客観的実在やその認識の可能を端的に認める哲学的立場。不可知論や実証主義の立場から独断論や実在論を称した語。
(3)事実を離れて抽象的なものにだけとどまる議論を揶揄(ヤユ)していう語。
(4)書名(別項参照)。

けいじじょうはし

けいじじょうはし [6] 【形而上派詩】
〔metaphysical poetry〕
一七世紀イギリスで流行した,奇抜なイメージと精緻な言葉遊びを特徴とする詩。代表的詩人はジョン=ダン。

けいじせいさく

けいじせいさく [4] 【刑事政策】
犯罪の実態と原因および刑罰制度の機能などの研究に基づき,犯罪の予防や犯罪者の矯正のためにとられる諸政策。

けいじせきにん

けいじせきにん [4] 【刑事責任】
犯罪者が刑罰として負わなければならない責任。

けいじせきにんねんれい

けいじせきにんねんれい [8] 【刑事責任年齢】
刑事責任を問うことが可能かつ妥当とされる年齢。刑法の規定は満一四歳だが,少年法により実質的には一六歳に引き上げられている。

けいじそしょう

けいじそしょう [4] 【刑事訴訟】
犯罪の認定と刑罰を科するための裁判手続き。

けいじそしょうほう

けいじそしょうほう 【刑事訴訟法】
刑事事件につき,事案の真相を明らかにし,刑罰法令を適正かつ迅速に適用・実現するため,必要な手続きを定めた法律。1948年(昭和23)従来のものを全面改正して制定。

けいじつ

けいじつ [0] 【頃日】
このごろ。ちかごろ。また,先日。「―伝ふる者有り,曰く…/佳人之奇遇(散士)」

けいじてき

けいじてき [0] 【継時的】 (形動)
時間的順序にしたがって物事のなされるさま。

けいじてつづき

けいじてつづき [5] 【刑事手続】
犯罪の捜査・起訴・審判および行刑に関する手続き。

けいじでん

けいじでん 【繋辞伝】
「易経」に付された解説書「十翼」の編名。上下二編。成立は秦・漢の頃か。周易を儒家の立場から体系的・統一的に把握。孔子の作ともいうが疑わしい。

けいじとくべつほう

けいじとくべつほう 【刑事特別法】
日米安全保障条約に基づいて,米軍基地への立ち入りや機密探知などを処罰し,基地内での逮捕・捜索などの手続きを定める。1952年(昭和27)制定。

けいじどうしゃ

けいじどうしゃ【軽自動車】
a light vehicle[car];a minicar.

けいじどうしゃ

けいじどうしゃ [4] 【軽自動車】
全長3.3メートル未満,全幅1.4メートル未満,全高2メートル未満,エンジン総排気量六六〇 cc 未満の自動車。法制上種々の点で義務が軽い。

けいじどうしゃぜい

けいじどうしゃぜい [6] 【軽自動車税】
原動機付自転車・軽自動車・小型特殊自動車・二輪の小型自動車に対し所有者に課される市町村税。

けいじはん

けいじはん [3] 【刑事犯】
刑法に規定してある犯罪のように,その行為自体が反社会的・反道徳的である犯罪。
→自然犯

けいじばつ

けいじばつ [3] 【刑事罰】
犯罪を行なった者に対して国家が科す制裁。刑罰。

けいじばん

けいじばん [0] 【掲示板】
文書を掲示するための板。

けいじひこくにん

けいじひこくにん [0] 【刑事被告人】
刑事訴訟において,犯罪者として公訴され,訴訟当事者となっている者。被告人。

けいじぶんがく

けいじぶんがく [4] 【啓示文学】
「黙示(モクシ)文学」に同じ。

けいじほう

けいじほう [0] 【刑事法】
刑罰権の行使を規律する法の総称。刑法・刑事訴訟法・監獄法など。
→民事法

けいじほしょう

けいじほしょう [4] 【刑事補償】
抑留・拘禁・刑の執行・拘置を受けた者が無罪の裁判(再審も含む)を受けた際に,その被った被害について,請求により国が損害賠償すること。1950年(昭和25)制定の刑事補償法がその要件・手続きを規定する。

けいじめんせき

けいじめんせき [4] 【刑事免責】
(1)労働組合の争議行為など正当なものであれば,行為そのものは違法の形をとっても違法性がないものとされ,刑法上,犯罪として処罰されないということ。
(2)〔immunity〕
アメリカ合衆国の刑事訴訟上の制度の一。検察官が証言を得るために,その証言を証拠として将来証人を訴追しないという,証人に与える特権。訴追免除。免責特権。

けいじゃくじ

けいじゃくじ 【鶏雀寺】
古代インドのマガダ国のパータリプトラ付近にあった寺。アショーカ王の創立。ナーランダー以前の仏教道場の中心地。鶏園寺。鶏頭末寺。鶏寺。

けいじゅ

けいじゅ [1] 【継受】
うけつぐこと。継承。

けいじゅ

けいじゅ [1] 【桂樹】
(1)「桂(ケイ){(2)}」に同じ。「―の緑葉を以て其頭上に冠せしは/経国美談(竜渓)」
(2)「桂(カツラ){(2)}」に同じ。

けいじゅう

けいじゅう【軽重】
relative importance (事の)[weight (物の)].

けいじゅう

けいじゅう [0] 【軽重】 (名)スル
「けいちょう(軽重)」に同じ。「利勇等が罪の―を正し給はば/読本・弓張月(拾遺)」
→きょうじゅう(軽重)

けいじゅしゅとく

けいじゅしゅとく [4] 【継受取得】
⇒承継取得(シヨウケイシユトク)

けいじゅつ

けいじゅつ [0] 【継述】 (名)スル
先人のあとを継いで述べること。「西哲諸家の説を―するの望み/明六雑誌 38」

けいじゅつ

けいじゅつ [0] 【経術】
経書を研究する学問。経学(ケイガク)。

けいじゅほう

けいじゅほう [0] 【継受法】
他国の法制度を採り入れて制定された法。
⇔固有法

けいじゅんようかん

けいじゅんようかん [0] 【軽巡洋艦】
小型の巡洋艦。1930年のロンドン軍縮条約で,備砲の口径15.5センチメートル以下と定められたもの。軽巡。
→重巡洋艦

けいじょう

けいじょう [0] 【計上】 (名)スル
一つ一つ挙げて全体の数値に組み入れること。「特別費として予算に―する」

けいじょう

けいじょう ケイジヤウ 【京城】
日韓併合以降,日本統治時代に用いたソウルの呼称。
→ソウル

けいじょう

けいじょう【刑場】
an execution ground.

けいじょう

けいじょう【形状】
(a) shape;→英和
(a) form.→英和
形状記憶合金 shape-memory alloy.

けいじょう

けいじょう [0] 【経常】
一定の状態で続くこと。平常。

けいじょう

けいじょう [0] 【京城】
(1)天子がいる所。皇居。
(2)みやこ。

けいじょう

けいじょう [0] 【警乗】 (名)スル
警察官が列車・船などに乗り込み警戒すること。「列車に―する」

けいじょう

けいじょう【経常費】
working[running]expenses.経常予算 the working[ordinary]budget.経常利益 ordinary profit.

けいじょう

けいじょう【計上する】
sum[add]up (合計する);appropriate <a billion in the budget> (予算などに).→英和

けいじょう

けいじょう [0] 【啓上】 (名)スル
「言うこと」のへりくだった言い方。申し上げること。多く書簡で用いる。「一筆―」

けいじょう

けいじょう [0] 【刑場】
処刑をする所。処刑場。しおきば。「―に引かれる」「―の露と消える」

けいじょう

けいじょう [0] 【敬譲】
(1)人をうやまい自分がへりくだること。
(2)〔文〕 話し手が相手あるいは第三者に対して,尊敬・謙譲の意を表す言い方。「―表現」

けいじょう

けいじょう [0] 【景情・景状】
(社会や自然などの)ありさま。様子。

けいじょう

けいじょう [0] 【形状】
形やありさま。ようす。「葉の―」

けいじょういてん

けいじょういてん [5] 【経常移転】
移転のうち,投資の資金としては用いられない移転所得と,資産から得られるのではない経常的収入からの移転支出。

けいじょうきおくごうきん

けいじょうきおくごうきん [8] 【形状記憶合金】
ある温度(=変態点)以下で変形を加えても,温度が変態点以上になると,変形前の形に戻る性質をもつ合金。種々の金属合金でこの性質がみられるが,チタン-ニッケル合金のものが一般的。温度センサーなどに用いる。

けいじょうげん

けいじょうげん [3] 【形状言】
(1)国語の「形容詞」の旧称。ありかたことば。
(2)特定の品詞性をもたない詞的形態素。語基。

けいじょうご

けいじょうご [0] 【敬譲語】
尊敬語と謙譲語。敬語と同じ意味で使われることがある。

けいじょうしゅうし

けいじょうしゅうし [5] 【経常収支】
国際収支のうち,貿易収支と貿易外収支,移転収支を合計したもの。あるいは,国際収支のうち資本収支を除いたもの。

けいじょうじへん

けいじょうじへん ケイジヤウ― 【京城事変】
壬午(ジンゴ)の変と甲申(コウシン)の変の総称。

けいじょうじょうやく

けいじょうじょうやく ケイジヤウデウ― 【京城条約】
甲申事変の事後処理のため,1885年(明治18)日本と朝鮮両政府間で結ばれた条約。日本への謝罪,日本被害民への賠償支払いなどを内容とする。漢城条約。

けいじょうそんえき

けいじょうそんえき [5] 【経常損益】
企業の一事業年度における通常の継続的企業活動によって生ずる損益。営業損益に営業外損益を加えたもの。

けいじょうていこくだいがく

けいじょうていこくだいがく ケイジヤウ― 【京城帝国大学】
日本統治時代の朝鮮に設置された旧帝国大学。1926年(大正15)開設(大学予科は24年開設)。45年日本の敗戦により閉鎖。

けいじょうとりひき

けいじょうとりひき [5][6] 【経常取引】
国際間の各種取引のうち,資本取引をのぞく取引の総称。その収支を経常収支という。

けいじょうひ

けいじょうひ [3] 【経常費】
毎年必ず支出する定まった経費。
⇔臨時費

けいじょうみゃく

けいじょうみゃく【頚静脈】
the jugular vein.

けいじょうみゃく

けいじょうみゃく [3] 【頸静脈】
頭部・頸部の血液を集めて心臓に送る頸部の太い静脈。左右の内頸静脈が主なもので,頭蓋底から下行して鎖骨下静脈と合流する。

けいじょうりえき

けいじょうりえき [5] 【経常利益】
営業利益に営業外利益を加えたもの。

けいじょうりえき

けいじょうりえき [5] 【計上利益】
損益計算書に記載された当期利益のこと。公表利益。

けいじょし

けいじょし [3] 【係助詞】
⇒かかりじょし(係助詞)

けいじん

けいじん 【啓陣】
平安時代,皇后・皇太子の行啓の際に六衛府の官人が護衛に立つこと。

けいじん

けいじん [0] 【鶏人・雞人】
〔中国周代の時を知らせる役目の官名による〕
平安時代,宮中で時刻を知らせた役人。

けいじん

けいじん [0] 【軽塵】
細かいちり。軽いちり。

けいじん

けいじん [0] 【刑人】
刑罰を受ける人。前科のある人。

けいじん

けいじん [0] 【京人】
みやこの人。みやこびと。

けいじんてつどう

けいじんてつどう 【京仁鉄道】
明治時代,日本によって敷設された朝鮮最初の鉄道。京城・仁川間を結び,1900年(明治33)開通。

けいす

けい・す 【啓す】 (動サ変)
⇒けいする(啓)

けいす

けい・す 【敬す】 (動サ変)
⇒けいする(敬)

けいす

けい・す 【刑す】 (動サ変)
⇒けいする(刑)

けいす

けい・す 【詣す】 (動サ変)
参詣する。もうでる。「かの妙音菩薩は霊山浄土に―・して/平家 5」

けいす

けい・す 【慶す】 (動サ変)
⇒けいする(慶)

けいすい

けいすい [0] 【軽水】
水素の質量数一の同位体(軽水素)と,酸素の質量数一六の同位体とだけからできている水。天然の水の99.74パーセントを占める。一般には,重水と区別して,通常の水をさしていう。
→重水

けいすい

けいすい [0] 【経水】
月経。月のもの。

けいすい

けいすい [0] 【渓水・谿水】
谷川の水。谷川。

けいすいそ

けいすいそ [3] 【軽水素】
水素の同位体のうち,質量数一のもの。天然の水素の99.985パーセントを占める。
→重水素

けいすいろ

けいすいろ [3] 【軽水炉】
〔「軽水減速軽水冷却型原子炉」の略〕
中性子の減速および炉心の冷却のために軽水を用いた原子炉。もっぱら発電用に利用される。天然ウラン燃料は使用できず濃縮ウラン燃料が必要。加圧水型と沸騰水型がある。

けいすう

けいすう【計数】
calculation.〜に明るい be good at figures.

けいすう

けいすう [3] 【係数】
(1)〔数〕 単項式・多項式または方程式の各項において,ある変数に着目した際,その変数から成る単項式にかけられている数または文字。
(2)〔化〕 化学反応式において分子式の前にある数字。
(3)〔物〕 比例関係にある二つの物理量において,その関係式の比例定数をいう。「膨張―」

けいすう

けいすう【係数】
《数》a coefficient.→英和

けいすう

けいすう [3] 【計数】
(1)数をかぞえること,また数えて得た数値。
(2)経理・経済などに関すること。「―に明るい人」
(3)〔数〕「濃度{(2)}」に同じ。

けいすう

けいすう [3] 【径数】
⇒媒介変数(バイカイヘンスウ)

けいすうかへい

けいすうかへい [5] 【計数貨幣】
一定の形状をもち,一定の品位と重量を刻印によって保証された貨幣。個数を数えるだけで授受される。個数貨幣。
⇔秤量(シヨウリヨウ)貨幣

けいすうかん

けいすうかん [0] 【計数管】
〔counter〕
高速荷電粒子の数,またはエネルギーを検出するための装置。

けいすうかんり

けいすうかんり [5] 【計数管理】
原価計算・投入産出分析など,数理統計の手法を用いて大企業の経営活動をとらえ,合理的な経営管理を行うこと。

けいすうがたけいさんき

けいすうがたけいさんき [9] 【計数型計算機】
⇒デジタル-コンピューター

けいすうき

けいすうき [3] 【計数器】
(1)人数・品物の数などを数えるときに使う器具。数取り器。
(2)児童に数の基本観念を与えるために用いる教具。小さな球などを十数個貫いたもの。

けいする

けい・する [3] 【啓する】 (動サ変)[文]サ変 けい・す
(1)皇太子や皇后・皇太后・太皇太后に申し上げる。
→奏する
(2)身分の高い人に申し上げる。「案内を―・する所也/平家 7」

けいする

けい・する [3] 【刑する】 (動サ変)[文]サ変 けい・す
刑罰を加える。刑に処する。特に,死刑にする。

けいする

けい・する [3] 【敬する】 (動サ変)[文]サ変 けい・す
うやまう。尊敬する。「―・すべき人」

けいする

けい・する [3] 【慶する】 (動サ変)[文]サ変 けい・す
よろこび祝う。「大いに―・すべき事」

けいず

けいず【系図】
(a) genealogy;→英和
(a) pedigree;→英和
a family tree (図).

けいず

けいず [0] 【系図】
(1)先祖以来の一族の人々の血縁関係を示した図。
(2)来歴。由来。由緒。「砂糖饅頭は近来の出来物,なにの―もなし/咄本・醒睡笑」

けいずかい

けいずかい [3] 【窩主買い】
〔「窩」は穴ぐら,「窩主」は盗賊をかくまい,盗品をかくしておく所〕
盗品であることを知りつつ売買すること。また,その人。故買。系図買い。

けいずかい

けいずかい [3] 【系図買い】
(1)貴族の系図を買って家の格を高く見せたこと。また,その人。
(2)縁組などの際,系図を重くみること。また,その人。
(3)「窩主(ケイズ)買い」に同じ。

けいせい

けいせい [0] 【刑政】
(1)刑罰と政治。
(2)罪人を刑する法。

けいせい

けいせい [0] 【形勢】
情勢。なりゆき。様子。また,勢力の優劣の状態。「どうも―は不利だ」「―が逆転する」

けいせい

けいせい [0] 【経世】
世を治めること。

けいせい

けいせい【形成】
formation;→英和
shaping.形成期 the formative period.形成外科 plastic surgery.

けいせい

けいせい [0] 【鶏声】
ニワトリの鳴き声。鶏鳴。

けいせい

けいせい [0] 【形成】 (名)スル
整ったものにつくり上げること。形づくること。「一家を―する」「人格の―」「―力」

けいせい

けいせい [0] 【傾城・契情】
(1)〔漢書(外戚伝)「一顧傾�人城�,再顧傾�人国�」から。君主がその色香に迷って城や国を滅ぼす,の意〕
美人。美女。「矢おもてにすすんで―を御らんぜば/平家 11」
(2)遊女。近世には太夫・天神などの高級な遊女をさす。

けいせい

けいせい [0] 【形声】
漢字の六書(リクシヨ)の一。音を表す字と意味を表す字を合わせて一字を作る法。「河」「鳩」「問」「婆」の類。諧声(カイセイ)。象声。

けいせい

けいせい [0] 【渓声・谿声】
谷川のせせらぎ。渓流の水音。

けいせい

けいせい [0] 【警醒】 (名)スル
(1)注意を喚起し,迷いをさますこと。
(2)眠りをさますこと。

けいせい

けいせい [0] 【警世】 (名)スル
世間の人に警告すること。「―家」「―の一文をものする」

けいせい

けいせい [0] 【景星】
めでたいことのきざしとしてあらわれる星。瑞星(ズイセイ)。

けいせい

けいせい [0] 【傾性】
植物の屈曲運動の一。外からの刺激を受けた器官が,刺激の方向には関係なく,一定の方向に曲がる性質。傾触性・傾光性など。
→屈性

けいせい

けいせい【形勢】
the situation;→英和
the state of things[affairs]; <watch> the development (of affairs).→英和
〜が良い(悪い) Things look hopeful (bad).

けいせい

けいせい【警世】
a warning to the times.

けいせい=に誠(マコト)なし

――に誠(マコト)なし
遊女が誠意をもって客に接することはない。「―と世の人の申せども/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」

けいせいあわのなると

けいせいあわのなると 【傾城阿波の鳴門】
人形浄瑠璃。時代物の一。近松半二・竹本三郎兵衛らの合作。1768年初演。「夕霧阿波の鳴渡」の改作で,夕霧伊左衛門の話に,伊達騒動を持ち込み,阿波徳島の玉木家のお家騒動とする。巡礼姿の娘お鶴に母お弓が親子の名乗りができないで別れる八段目「巡礼唄の段」が有名。

けいせいいろじゃみせん

けいせいいろじゃみせん 【傾城色三味線】
浮世草子。江島其磧作。1701年,八文字屋刊。京・江戸・大坂・鄙(ヒナ)・湊(ミナト)の五巻から成り,各巻巻頭に島原・吉原・新町などの遊女の名寄せを掲げ,遊興の種々相を描く。

けいせいうたじゃみせん

けいせいうたじゃみせん 【傾城歌三味線】
浮世草子。五巻。江島其磧作。1732年,八文字屋刊。越前新保の銀持玉屋新右門の伜(セガレ)新兵衛と遊女小女郎の恋物語。歌舞伎・浄瑠璃の影響がみえる。

けいせいか

けいせいか [0] 【経世家】
(1)世の中を治める人。政治家。
(2)江戸時代,経世済民の論を唱えた知識人。

けいせいかいしじゅうはって

けいせいかいしじゅうはって ケイセイカヒシジフハツテ 【傾城買四十八手】
洒落本。一冊。山東京伝作・画。1790年刊。遊客と遊女の座敷・閨房(ケイボウ)を舞台にして,傾城買いのさまざまな手管を示したもの。心理描写にすぐれる。

けいせいかいとらのまき

けいせいかいとらのまき ケイセイカヒ― 【契情買虎之巻】
洒落本。一冊。田螺金魚(タニシキンギヨ)作。1778年刊。鳥山検校が松葉屋瀬川を身請けした事件に取材した悲恋物。人情本の祖といわれる。

けいせいかいふたすじみち

けいせいかいふたすじみち ケイセイカヒフタスヂミチ 【傾城買二筋道】
洒落本。一冊。梅暮里谷峨(ウメボリコクガ)作。1798年刊。浮気な色男が愛想尽かしをされる「夏の床」と,中年の醜男が女の心をとらえる「冬の床」を対照的に描く。

けいせいきんたんき

けいせいきんたんき 【傾城禁短気】
浮世草子。六巻。江島其磧作。1711年,八文字屋刊。仏教の談義の形式を借りて,男色・女色の優劣,公娼対私娼の争いなど,色道を論じたもの。

けいせいけん

けいせいけん [3] 【形成権】
権利者の一方的意思表示によって,一定の法律関係を変動することができる私権。取消権・追認権・解除権・認知権など。変動権。可能権。
→支配権
→請求権

けいせいげか

けいせいげか [5] 【形成外科】
欠損部の補綴(ホテイ),醜形の美化を,皮膚移植をはじめとする手術的方法によって行う医学の分野。広義には,美容外科も含む。

けいせいこ

けいせいこ [3] 【形勢戸】
〔「形勢」とは権勢あるものの意〕
中国,宋代の富農・有力官人階層,またはその税役上の呼称。

けいせいさいみん

けいせいさいみん [0] 【経世済民】
世を治め,民の苦しみを救うこと。

けいせいそう

けいせいそう [3] 【形成層】
双子葉植物・裸子植物および一部の単子葉植物とシダ植物の茎や根の木部と師部の間にある分裂組織。盛んに細胞分裂を行い,内側に木部,外側に師部をつくる。
→茎

けいせいそしょう

けいせいそしょう [5] 【形成訴訟】
一定の法律状態の変更の要件があることを主張し,その法律関係を変更する判決を求める訴訟。婚姻の無効・取り消し,離婚の訴え,会社設立無効の訴え,行政処分の取り消し・変更を求める訴え,再審の訴えなどがある。形成の訴え。創設の訴え。権利変更の訴え。

けいせいたい

けいせいたい [0] 【形成体】
脊椎動物の胚(ハイ)の一部で,その周囲の胚域に働きかけ,その部分の分化を誘導する作用をもつ部位。編成原。オルガナイザー。

けいせいたいてん

けいせいたいてん 【経世大典】
中国,元代の典故・制度に関する勅撰の公文書集。八九四巻。虞集らの撰。1331年完成。ほとんど散逸し,一部分が「永楽大典」に残る。

けいせいちよう

けいせいちよう [0][5] 【経世致用】
世の中を治めることに実際に役立つこと。学問・思想に治世上の有用性を求める儒学のスローガン。特に,明末清初の儒学の主張をさす。経世致用の学。

けいせいづか

けいせいづか 【傾城柄】
(「傾城柄を握る」の形で)遊女買いの権威となること。通人としてはばをきかすこと。「―を握つたなれのはてぢや/歌舞伎・仏の原」

けいせいでんてつ

けいせいでんてつ 【京成電鉄】
大手民営鉄道の一。上野をターミナル駅とし,東京東部,千葉北西部に鉄道網をもつ。鉄道営業キロ89.5キロメートル。京成上野と成田空港を結ぶ本線(69.4キロメートル)のほか,押上線・千葉線・金町線などよりなる。京成。

けいせいはんけつ

けいせいはんけつ [5] 【形成判決】
通常,形成訴訟での原告の請求を認容する判決のこと。広義では,仮執行の宣言,上級審での原判決の取り消し判決など,法律状態の変更を認める判決をいう。

けいせいはんごんこう

けいせいはんごんこう 【傾城反魂香】
人形浄瑠璃。時代物の一。近松門左衛門作。1708年初演。狩野元信が土佐光信の婿となり,絵所預となった史実に,吃(ドモ)の又平伝,反魂香の説話,不破名古屋の廓の達引(タテヒキ)などを織り込む。上の巻の「将監閑居」(通称「吃又」)が有名。

けいせいひさく

けいせいひさく 【経世秘策】
富国策を論じた経世書。二巻。本多利明著。寛政年間(1789-1801)成立。

けいせいまち

けいせいまち 【傾城町】
遊女屋の集まった町。遊里。色里。

けいせいみょうが

けいせいみょうが 【傾城冥加】
(1)傾城として神仏から受ける加護。
(2)遊女の誓いの語。神仏の名にかけて,の意。「―聞く気でごんす/浄瑠璃・寿の門松」

けいせいもじ

けいせいもじ [5] 【形声文字】
形声によってできた文字。

けいせいや

けいせいや 【傾城屋】
女郎屋。遊女屋。「―に身を売る事は/浮世草子・二十不孝 1」

けいせいろん

けいせいろん [3] 【経世論】
〔経世済民の論の意〕
江戸時代に行われた,現実社会の諸問題への対策を説いた政治経済論。

けいせき

けいせき [1] 【磬石】
楽器「磬(ケイ)」に用いる石。

けいせき

けいせき [0] 【経籍】
「経書(ケイシヨ)」に同じ。

けいせき

けいせき [1] 【蛍石】
⇒ほたるいし(蛍石)

けいせき

けいせき [1][0] 【景石】
日本庭園で,風致を添えるためにところどころに置かれている石。捨て石。

けいせき

けいせき 【景迹】
「きょうじゃく(景迹)」に同じ。

けいせき

けいせき【形跡】
traces (痕跡);marks;signs (証跡).

けいせき

けいせき [1] 【珪石】
陶磁器・ガラス・耐火材などの原料となるケイ質岩の総称。石英・ペグマタイト・チャートなど。

けいせき

けいせき【珪石】
《鉱》silica;→英和
silex.→英和

けいせき

けいせき [0] 【形跡・形迹】
物事の行われた跡。物事のあったあと。あとかた。痕跡(コンセキ)。「家に立ち寄った―がある」

けいせきせんこ

けいせきせんこ 【経籍籑詁】
中国,清代の字書。一〇六巻。阮元ら撰。1798年成立。古典やその注釈書から字解を集めて韻別に分類し,その出所を示す。

けいせつ

けいせつ [0] 【勁節】
(1)竹などの節が強いこと。
(2)節を守って,容易に屈しないこと。

けいせつ

けいせつ 【磬折】
〔「けいせち」とも。磬の形(「へ」の字形)に折り曲げる意〕
立ったまま上体を深く倒してする礼。磬屈。「皆―して立ちて/延喜式(式部省上)」

けいせつ

けいせつ [0] 【蛍雪】
〔「晋書(車胤伝)」による。晋の車胤(シヤイン)が蛍の光で,孫康が窓辺の雪明かりで書物を読んだ故事から〕
苦労して勉学に励むこと。蛍窓。蛍の光窓の雪。

けいせつ

けいせつ【螢雪の功を積む】
study diligently;burn the midnight oil.螢雪時代 one's school[student]days.

けいせつ

けいせつ [0] 【経説】
(1)経書に説かれている言葉。
(2)経書の意義などを解説した本。

けいせつのこう

けいせつのこう [6] 【蛍雪の功】
辛苦して勉強した成果。

けいせん

けいせん [1] 【頸腺】
頸部にあるリンパ腺。「―結核」

けいせん

けいせん [0] 【罫線】
(1)「罫{(1)}」に同じ。
(2)「罫線表」に同じ。

けいせん

けいせん [0] 【係船・繋船】 (名)スル
(1)船舶を港などにつなぎとめること。また,その船。「岸壁に―する」
(2)不況などのために,所有船を使用しないで港につなぎとめておくこと。また,その船。

けいせん

けいせん【経線】
《地》circles of longitude.

けいせん

けいせん [0] 【軽賤】 (名・形動)[文]ナリ
人を軽んじいやしめること。また身分などが軽くいやしいさま。きょうせん。「―の身」「人ヲ―ニ扱ウ/日葡」

けいせん

けいせん [0] 【継戦】
戦闘を継続すること。「―能力」

けいせん

けいせん [0] 【経線】
地球上の位置をきめるために,両極を結んで地球の表面にひいた,経度を示す仮想の線。子午線。
⇔緯線

けいせん

けいせん [0] 【渓泉】
谷にわく泉。谷間の清水。

けいせん

けいせん【係船】
mooring;→英和
a laid-up[an idle]ship (船).〜する moor <to> .→英和

けいせん

けいせん【罫線】
a ruled line.

けいせんか

けいせんか [3] 【桂仙花】
オキナグサの異名。

けいせんがん

けいせんがん [3] 【係船岸】
船舶を係留する岸壁。係船岸壁。

けいせんさ

けいせんさ [3] 【傾船差】
船が傾斜した際に生じる磁気コンパスの指示方位の誤差。船体がもつ磁力が原因。

けいせんさく

けいせんさく [3] 【係船索】
船舶を係留するために使う綱。もやいづな。船綱。繋索。

けいせんじょがくえんだいがく

けいせんじょがくえんだいがく 【恵泉女学園大学】
私立大学の一。1929年(昭和4)創立のキリスト教系の恵泉女学園普通部を源とし,87年設立。本部は多摩市。

けいせんせき

けいせんせき [3] 【珪線石】
アルミニウムのケイ酸塩鉱物の一。斜方晶系。灰白色のガラス光沢があり,繊維状結晶の集合体として変成岩中に産する。耐火材の窯業原料。

けいせんちゅう

けいせんちゅう [3] 【係船柱】
船舶を係留するため,岸壁・埠頭(フトウ)・桟橋などに設ける柱。

けいせんひょう

けいせんひょう [0] 【罫線表】
株価を予想するため,過去の相場・株価の動きをグラフ化したもの。足取り表。罫線。

けいせんふひょう

けいせんふひょう [5] 【係船浮標】
船舶を係留するために,海底に固定してある浮標。

けいせんドック

けいせんドック [5] 【係船―】
潮の干満の差の大きな港湾で,出入り口にとびらを設け,満潮の際に船を入れて入り口を閉ざし,干潮時にも岸壁に対して同じ高さを保って船舶を係留するドック。係船渠(キヨ)。湿ドック。閘(コウ)船渠。湿船渠。

けいぜつ

けいぜつ [0] 【鶏舌】
「鶏舌香(ケイゼツコウ)」の略。けいぜち。

けいぜつこう

けいぜつこう [3][0] 【鶏舌香】
〔形がニワトリの舌に似ていることから〕
薫香(クンコウ)の名。丁子(チヨウジ)香。

けいぜん

けいぜん [0] 【炯然】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)明白なさま。「―たる鑑戒有りて/三酔人経綸問答(兆民)」
(2)明るく光り輝くさま。「―たる一星の火/舞姫(鴎外)」
(3)眼光の鋭いさま。

けいぜん

けいぜん [0] 【煢然・惸然】 (ト|タル)[文]形動タリ
孤独で頼るところのないさま。ひとりでさびしいさま。「―として吾独り在り/金色夜叉(紅葉)」

けいそ

けいそ【珪素】
《化》silicon.→英和

けいそ

けいそ [1] 【珪素・硅素】
〔silicon〕
炭素族元素の一。元素記号 Si 原子番号一四。原子量二八・〇九。酸化物やケイ酸塩として岩石中に多量に存在し,地殻中の存在量は酸素に次ぐ。単体のケイ素は灰黒色の結晶または褐色の無定形固体。高純度のものは典型的な半導体で,トランジスタ・集積回路その他の半導体素子として用いる。また,ケイ素樹脂・シリコーン油などの有機ケイ素化合物としても重要。
〔自然科学ではケイ素と書く〕

けいそ

けいそ [1] 【鼷鼠】
はつかねずみ。

けいそ

けいそ [1] 【刑訴】
「刑事訴訟法」の略。

けいそう

けいそう [0] 【軽躁】 (名・形動)[文]ナリ
軽はずみに騒ぐこと。考えが足りないこと。また,そのさま。「何ぞ議論をなすの容易にして且つ―なるや/天賦人権論(辰猪)」「些(チ)と―なる性質(モチマエ)にて/当世書生気質(逍遥)」

けいそう

けいそう [0] 【敬相】
動詞の表す動作に敬譲の意を加えて表現する形式。「おっしゃる」「いらっしゃる」「なさる」などを敬相の動詞,「れる・られる(る・らる)」「せる・させる(す・さす)」などを敬相の助動詞という。

けいそう

けいそう [0] 【軽装】 (名)スル
(1)身軽な服装。活動しやすい身なり。
(2)軍隊で,装備を軽くすること。軽装備。

けいそう

けいそう【係争】
(a) dispute;→英和
contention.→英和
〜中である be pending;be in dispute.‖係争点(問題) a point (question) at issue.

けいそう

けいそう [0] 【軽鬆】 (名・形動)[文]ナリ
〔「けいしょう」とも〕
軽くて質のあらい・こと(さま)。

けいそう

けいそう【継走】
a relay (race).→英和
継走者 a relay runner.

けいそう

けいそう [0] 【形相】
(1)物のかたち。すがた。
(2)〔(ギリシヤ)eidos〕
ある事象を他のものと区別させ,それを存在させるのに不可欠な事象の本質的な存在構造。エイドス。
⇔質料

けいそう

けいそう [0] 【継走】
リレー競走。

けいそう

けいそう [0] 【恵送】
人から物を送られることを敬っていう語。「御―の品」

けいそう

けいそう [0] 【蛍窓】
〔「晋書(車胤伝)」の,晋の車胤(シヤイン)がホタルの光で読書したという故事から〕
(1)書斎。
(2)「蛍雪」に同じ。

けいそう

けいそう [0] 【啓奏】
天皇や皇后に申し上げること。

けいそう

けいそう [0] 【珪藻・ケイ藻】
「珪藻類」に同じ。

けいそう

けいそう [0] 【計装】
〔instrumentation〕
(1)生産工場において,工程を計測・制御する装置を設置・運用すること。
(2)計測器システムの諸機器の設置などの工事。

けいそう

けいそう [0] 【係争・繋争】 (名)スル
当事者間で争うこと。特に,訴訟を起こして法廷で争うこと。「―中の事件」

けいそう

けいそう【軽装する】
be lightly dressed.

けいそう

けいそう [0] 【勁草】
〔後漢書(王覇伝)〕
風などに負けない強い草。また,節操・思想の堅固な人のたとえ。

けいそういん

けいそういん [3] 【形相因】
アリストテレスの説いた,事物が生成するための四原因の一。例えば,家に対しては,設計図にあたる,「家」の定義にかなった機能・構造・形姿。
→原因(2)

けいそうおび

けいそうおび [5] 【軽装帯】
⇒付(ツ)け帯(オビ)

けいそうど

けいそうど【珪藻土】
diatomaceous earth.

けいそうど

けいそうど [3] 【軽鬆土】
(1)粒の細かい火山灰の土。
(2)腐植質の多い土。

けいそうど

けいそうど [3] 【珪藻土】
ケイ藻の遺体に粘土などがまじった海底や湖底などの堆積物。多孔質のチョーク状で白または灰黄色。保温剤・濾過(ロカ)剤・吸着剤などに使われる。石川県能登半島などに産する。

けいそうぶつ

けいそうぶつ [3] 【係争物】
訴訟で争いの目的となる特定物。

けいそうるい

けいそうるい [3] 【珪藻類・ケイ藻類】
細胞膜に特殊な構造のケイ酸質の殻を生じ,褐色の色素を有する単細胞の微小な藻類。淡水・鹹水(カンスイ)・土壌中に広く分布し,種類が多い。殻の形が筆箱状のものと円盤ないし円筒形のものとに大別される。単独または群体で浮遊するもの(プランクトン)と,集合して着生生活をするものとがあり,前者は魚の餌(エサ)などとして重要。ケイ藻。

けいそく

けいそく [0] 【憩息】 (名)スル
しばらく休むこと。休息。「上帝―するを以つて七日を分ち/西洋聞見録(文夫)」

けいそく

けいそく [0] 【計測】 (名)スル
器械を使って,ものの量や値をはかること。「―器」

けいそく

けいそく [0] 【繋束】 (名)スル
(1)つなぎしばること。
(2)束縛すること。

けいそくせん

けいそくせん 【鶏足山】
〔梵 Kukkuṭapāda〕
古代インドのマガダ国にあり,釈尊の弟子迦葉(カシヨウ)が入定(ニユウジヨウ)したと伝える山。狼跡山。尊足山。けいそくざん。

けいそこう

けいそこう [3][0] 【珪素鋼】
ケイ素を0.4〜5パーセント含む特殊鋼。炭素などの不純物がきわめて少なく,透磁率・電気抵抗が高く,磁気ヒステリシス損失が少ないので,変圧器の鉄心や回転機などに用いる。

けいそさいじき

けいそさいじき 【荊楚歳時記】
六朝時代の荊楚(現在の湖北・湖南)地方の行事・風俗を記録したもの。一巻。梁の宗懍(ソウリン)撰。六世紀半ば成立。

けいそじゅし

けいそじゅし [4] 【珪素樹脂】
シリコーンの一。ゴム状・ワニス状・グリース状・油状のものがあり,低温から高温(摂氏マイナス八〇〜二六〇度)まで安定。電気絶縁物・耐熱性塗料・接着剤・防水剤などに用いる。

けいそつ

けいそつ【軽率】
rashness;→英和
carelessness.→英和
〜な(に) rash(ly);→英和
careless(ly);→英和
hasty (hastily).→英和

けいそつ

けいそつ [0] 【軽率】 (形動)[文]ナリ
よく考えずに物事を行うさま。かるはずみなさま。「―な行動」
[派生] ――さ(名)

けいそつ

けいそつ [0] 【軽卒】
身分の低い兵士。

けいそん

けいそん [1] 【鮭鱒】
サケとマス。

けいぞう

けいぞう [0] 【恵贈】 (名)スル
人から物を贈られることを敬っていう語。恵与。恵投。「御―にあずかる」「御―の品」

けいぞう

けいぞう [0] 【形像】
かたどって作った像。ぎょうぞう。

けいぞく

けいぞく [0] 【継続】 (名)スル
(1)前からの状態が続くこと。また,続けること。「観測を―する」
(2)受けつぐこと。継承。「オヤノシヨウギヨウヲ―スル/ヘボン(三版)」

けいぞく

けいぞく [0] 【係属・繋属】 (名)スル
(1)つながりがつくこと。つなぎつけること。「後事相ひ―する長久の鏈/西国立志編(正直)」
(2)〔法〕
〔「訴訟係属」の略〕
訴訟が起こされ,判決のための手続きが現になされていること。

けいぞく

けいぞく【継続】
continuation;→英和
renewal (更新).→英和
〜的(に) continuous(ly);→英和
continual(ly).→英和
〜する continue;→英和
go on.‖継続審議 a continued debate.継続審議する carry <a bill> over to the next session.

けいぞくおん

けいぞくおん [4] 【継続音】
音声学で,子音のうち,一定の調音を継続し,音色を変えずに発音されるもの。[m][r][s]の類。

けいぞくかい

けいぞくかい [4][3] 【継続会】
株主総会や有限会社の社員総会が議事をいったん中止し,後日または,後刻これを続行することを決議した場合,その中断後に開かれる総会。

けいぞくきぎょう

けいぞくきぎょう [5] 【継続企業】
⇒ゴーイング-コンサーン

けいぞくこよう

けいぞくこよう [5] 【継続雇用】
人口の高齢化や労働力確保の必要性などのため,企業内で六五歳程度まで雇用を継続する雇用形態。エージレス雇用。

けいぞくしんさ

けいぞくしんさ [5] 【継続審査】
国会の議案審議方法の一。原則として会期中に議決されなかった議案は次の会期では審査されないが,例外として,議決によって委員会に付託した案件は閉会中でも委員会で審議し,次の会期に持ち越すこと。

けいぞくちえきけん

けいぞくちえきけん [7][6] 【継続地役権】
間断なく行使される地役権。水道による引水地役権,道路による通行地役権など。

けいぞくはん

けいぞくはん [4][3] 【継続犯】
犯罪がすでに完成してしまったあとでも,行為の違法な状態が継続すると認められる犯罪。監禁罪など。
→状態犯
→即時犯

けいぞくひ

けいぞくひ [4][3] 【継続費】
国または地方公共団体の予算内容の一。その経費の総額・年割額について,あらかじめ一括して国会の議決を得て数年度にわたって支出されるもの。

けいぞん

けいぞん [0] 【恵存】
〔「けいそん」とも〕
自分の著述などを贈るとき,相手の名前の脇に書き添える語。「お手元にお置き下されば幸いです」の意。

けいた

けいた [0] 【蹴板】
扉の下部の損傷や汚れを防ぐため,下の框(カマチ)に取りつけた板。けりいた。

けいたい

けいたい【形態】
(a) form;→英和
(a) shape.→英和
形態学[論]morphology.→英和

けいたい

けいたい [0] 【傾頽】 (名)スル
衰えくずれること。「事物の力これを―せんと欲する/民約論(徳)」

けいたい

けいたい【携帯する】
carry;→英和
bring[take,have] <a thing> with one.〜用の portable;→英和
handy.→英和
‖携帯燃料 pocket fuel; <米> canned[ <英> tinned]fuel.携帯品 <米> hand baggage[ <英> luggage].携帯品預所 <米> a checkroom; <英> a cloakroom.携帯ラジオ a portable radio.

けいたい

けいたい [0] 【形体】
物のかたち。また,身体。

けいたい

けいたい [0] 【形態】
(1)物のかたち。また,組織的に組み立てられたものの,外に表れているかたち。ありさま。「国家の―は一様ではない」
(2)〔心・哲〕「ゲシュタルト」に同じ。

けいたい

けいたい [0] 【敬体】
口語の文体の一。文末に「です」「ます」「でございます」などの丁寧語を用いて統一した文章様式。また,その文体。
⇔常体

けいたい

けいたい [0] 【敬待】 (名)スル
つつしんで丁重にもてなすこと。「衆人多くは之を―するを以て/花柳春話(純一郎)」

けいたい

けいたい [0] 【継体】
〔古く「けいてい」とも〕
皇位を継ぐこと。継嗣。「―の天子,今上皇帝/太平記 39」

けいたい

けいたい [0] 【携帯】 (名)スル
身につけたり,手に持ったりして持ち運ぶこと。「―品」「雨具を―する」

けいたいおんいんろん

けいたいおんいんろん [7] 【形態音韻論】
主として構造言語学において,音素論と形態論の橋渡しをする分野の研究。同一形態素に属する異形態間の音素的な特徴を扱う。例えば「袋」に対する{hukuro〜bukuro〜pukuro}などの関係が対象となる。形態音素論。

けいたいがく

けいたいがく [3] 【形態学】
〔morphology〕
(1)生物の形と構造を記述・比較してその法則性を追究し,また形成過程を研究する学問。生物学の基本的一分野で,分類学・系統学・生理学などの基盤になっている。
(2)鉱物・動植物や人間の精神などの構造・体制,その形成や分化などを研究する学問。主にいわゆる博物学の領域で行われ,古典的なものではゲーテの研究が有名。ディルタイ・シュペングラーの文化・精神科学なども形態学に属する。

けいたいけいせい

けいたいけいせい [5] 【形態形成】
生物の個体発生で,各部の形態が新たに生じてくる過程。普通は,細胞以上の段階での形態分化をいう。形態生成。

けいたいこうりょう

けいたいこうりょう [5] 【携帯口糧】
旧陸軍で,前線・行軍の兵隊が携帯した食糧。

けいたいじ

けいたいじ [3] 【経帯時】
地球の表面を経度一五度ずつの地域(時刻帯)に分け,それぞれの中央子午線に対する平均太陽時。世界時と整数時だけ時間差があるように設定されている。艦船や航空機が用いる。

けいたいそ

けいたいそ [3] 【形態素】
(1)〔morpheme〕
意味を有する最小の言語単位。意味の最小のまとまりに相当する語形。
→意義素(2)
(2)〔(フランス) morphème〕
それ自身では実質的な意味を表さず,もっぱら形式的・文法的な機能を果たす語,または語形の一部分。形態部。
⇔意義素(3)

けいたいてにもつ

けいたいてにもつ [6] 【携帯手荷物】
旅客運送契約において,旅客が運送人に引き渡さずに自ら機内・車内などに持ち込む手荷物。

けいたいてんのう

けいたいてんのう 【継体天皇】
(450?-531?) 記紀で第二六代天皇,男大迹尊(オオドノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。在位25年。応神天皇五世の孫を称する。都は河内国樟葉宮(クスハノミヤ)。

けいたいでんわ

けいたいでんわ [5] 【携帯電話】
無線を用いた,小型で持ち運びができる電話。
→移動体通信

けいたいふ

けいたいふ [3] 【卿大夫】
卿と大夫。また,高位の朝臣。
→士大夫

けいたいふし

けいたいふし 【卿大夫士】
中国,周代の天子直轄地における臣下の三身分。上位より卿・大夫・士。また諸侯の臣下には大夫・士があり,特に上大夫は卿と称された。

けいたいもしゃ

けいたいもしゃ [5] 【形態模写】
動物や特定の人の動作などを身ぶりでまねて見せる芸。

けいたいろん

けいたいろん [3] 【形態論】
〔morphology〕
文法論の一部門。単語などの形態変化を対象とする研究部門。語形論。

けいたく

けいたく [0] 【恵沢】
〔「けいだく」とも〕
めぐみ。恩恵。恩沢。「自由のもたらす―」

けいたく

けいたく [0] 【警柝】
注意をうながす拍子木。

けいたつ

けいたつ [0] 【啓達】 (名)スル
文書で申し入れること。また,手紙を出すこと。

けいたん

けいたん [0] 【敬憚】 (名)スル
尊敬しておそれること。

けいたん

けいたん [0] 【鶏旦】
(1)夜明け。鶏晨(ケイシン)。
(2)元旦。

けいだい

けいだい【境内(に,の)】
(in) grounds[precincts].

けいだい

けいだい [1] 【境内】
〔漢音〕
境界より内側。特に,神社や寺院の仕切りの内側。

けいだい

けいだい [0] 【瓊台】
玉のうてな。立派な宮殿。

けいだいしゃ

けいだいしゃ [3] 【境内社】
ある神社の境内に鎮座し,その管理下にある他の神社。

けいだいばいよう

けいだいばいよう [5] 【継代培養】
細胞培養において,細胞の一部を新しい培地に移し,再び培養すること。

けいだくかしん

けいだくかしん [0] 【軽諾寡信】
〔「老子」より。「軽諾」は安請け合いの意〕
物事を軽々しく請け合うような人は,信用できないということ。軽諾は必ず信(シン)寡(スク)なし。

けいだん

けいだん [0] 【軽断】 (名)スル
かるがるしく判断すること。

けいだんれん

けいだんれん [3] 【経団連】
「経済団体連合会」の略。

けいだんれん

けいだんれん【経団連】
the Federation of Economic Organizations.

けいち

けいち [1] 【景致】
山水などの自然の味わい。景趣。

けいちつ

けいちつ [0] 【啓蟄】
二十四節気の一。太陽の黄経が三四五度になったときをいい,現行の太陽暦で三月六日頃。二月節気。また,このころ冬ごもりをしていた虫が穴から出てくることをいう。[季]春。《―の土くれ躍り掃かれけり/吉岡禅寺洞》

けいちゅう

けいちゅう 【契沖】
(1640-1701) 江戸前期の国学者・歌人。俗姓,下川。字(アザナ)は空心。契沖は法号。摂津の人。大坂高津(コウヅ)の円珠庵に隠棲。和漢の学,悉曇(シツタン)に精通,復古の信念に基づくすぐれた古典の注釈研究,古代の歴史的仮名遣いを明らかにするなど,その文献学的方法は近世国学の基盤をつくった。著「万葉代匠記」「古今余材抄」「勢語臆断」「和字正濫鈔」,「円珠庵雑記」など。

けいちゅう

けいちゅう [1][0] 【閨中】
ねやのうち。寝室の中。

けいちゅう

けいちゅう [0] 【傾注】 (名)スル
一つの事に心や力を集中すること。「この仕事に全力を―する」

けいちゅう

けいちゅう【傾注する】
devote oneself <to> .

けいちょう

けいちょう [0] 【軽佻】 (名・形動)[文]ナリ
よく考えず,軽はずみに物事を行なったり言ったりする・こと(さま)。軽率。「滑稽な―な調子から,それはロンドンの…流行唄(ハヤリウタ)らしい/ふらんす物語(荷風)」

けいちょう

けいちょう [0] 【敬重】 (名)スル
うやまい大事にすること。「同僚に嘆羨―せられたり/西国立志編(正直)」

けいちょう

けいちょう [0] 【敬聴】 (名)スル
謹んできくこと。

けいちょう

けいちょう【軽佻浮薄の】
fickle and frivolous.

けいちょう

けいちょう ケイチヤウ 【慶長】
年号(1596.10.27-1615.7.13)。文禄の後,元和の前。後陽成・後水尾天皇の代。きょうちょう。

けいちょう

けいちょう [0] 【敬弔】
死者を謹んでとむらうこと。

けいちょう

けいちょう [0] 【憩潮】
干潮と満潮で潮流の方向が変わる場所で,干満の境で潮流の方向が入れ変わるとき,一時潮流がほとんど止まる状態。憩流。

けいちょう

けいちょう [0] 【慶兆】
よい事の前兆。吉兆。

けいちょう

けいちょう [0] 【慶弔】
祝い事ととむらい。結婚・出産などのよろこび事と葬式。「―電報」「―用の礼服」

けいちょう

けいちょう [0] 【傾聴】 (名)スル
真剣に聞くこと。「―に値する」「静かに―する」

けいちょう

けいちょう [0] 【計帳】
律令制下,調・庸賦課のため毎年作成された,戸籍と並ぶ基本帳簿。戸口の口数・年齢・性別・容貌や課不課の別などを戸主に書き出させ集計・総合したもの。国司から太政官に送られた。大計帳。大帳。

けいちょう

けいちょう【軽重】
⇒軽重(けいじゅう).

けいちょう

けいちょう [0] 【軽重】 (名)スル
〔「けいじゅう」とも〕
(1)軽いことと重いこと。重大なこととそうでないこと。「事の―をわきまえない発言」
(2)重さ・軽さをはかってみること。軽んずることと重んずること。「慾徳の上に掛けても―し難き場合なり/鉄仮面(涙香)」
→きょうじゅう(軽重)

けいちょう

けいちょう【傾聴する】
listen (intently) <to> .→英和

けいちょう

けいちょう【敬弔の意を表わす】
condole <with a person on his son's death> .→英和

けいちょう

けいちょう 【京兆】
(1)「左京職・右京職」の唐名。
(2)「京兆尹(ケイチヨウイン)」に同じ。
(3)中国,漢代,陝西省長安から華県一帯の地名。

けいちょう

けいちょう【慶弔】
congratulations and condolences.

けいちょういちぶばんきん

けいちょういちぶばんきん ケイチヤウ― [0] 【慶長一分判金】
慶長金の一。量目一・一八匁(モンメ),千分中金約八五六。慶長一分金。

けいちょういん

けいちょういん 【京兆尹】
(1)左京大夫・右京大夫の唐名。
(2)京兆地方を治めた長官。
(3)京都所司代の別称。

けいちょうえいようほう

けいちょうえいようほう ケイチヤウエイヤウハフ [0] 【経腸栄養法】
口からの食物摂取ができないとき,直接胃や小腸に,流動食や液状の栄養食を注入する方法。

けいちょうおおばん

けいちょうおおばん ケイチヤウオホ― [5] 【慶長大判】
慶長金の一。量目四三・九一匁。千分中金約六七一。拾両と墨書。儀礼用として多く用いられた。

けいちょうかつじ

けいちょうかつじ ケイチヤウクワツ― [5] 【慶長活字】
慶長年間に製造された大型の木製活字。文禄の役によって,朝鮮の活版法が伝えられたもの。慶長勅版本などを印刷した。

けいちょうきん

けいちょうきん ケイチヤウ― [3][0] 【慶長金】
江戸幕府が1601年(慶長6)から発行した金貨の総称。95年まで鋳造された。大判金・小判金・一分判金がある。

けいちょうぎん

けいちょうぎん ケイチヤウ― [3][0] 【慶長銀】
江戸幕府が1601年(慶長6)から発行した銀貨の総称。慶長丁銀・慶長豆板銀がある。

けいちょうけんおうしせつ

けいちょうけんおうしせつ ケイチヤウ― [9][10] 【慶長遣欧使節】
1613年(慶長18)伊達政宗が,メキシコとの通商関係の樹立と仙台領に司教座を設置することを求めて,イスパニア国王・ローマ教皇のもとに派遣した使節。使節に選ばれた家臣支倉常長は,宣教師ルイス=ソテロとともに西洋型帆船に乗り組み,メキシコを経てイスパニアに渡り,国王に謁し,さらにローマに入って教皇に拝謁したが,幕府の禁教令発布により,目的を達せず,1620年帰仙した。

けいちょうこばん

けいちょうこばん ケイチヤウ― [5] 【慶長小判】
慶長金の一。量目四・七三匁(モンメ),千分中金約八六三。

けいちょうじょうやく

けいちょうじょうやく ケイチヤウデウ― 【慶長条約】
⇒己酉約条(キユウヤクジヨウ)

けいちょうちょくはんぼん

けいちょうちょくはんぼん ケイチヤウ― [0] 【慶長勅版本】
慶長年間に勅命によって印刷された日本最初の木活字本。「古文孝経」「日本書紀神代巻」「職原鈔」や四書その他がある。

けいちょうのいん

けいちょうのいん 【京兆の尹】
「京兆尹(ケイチヨウイン)」に同じ。

けいちょうのえき

けいちょうのえき ケイチヤウ― 【慶長の役】
⇒文禄慶長(ブンロクケイチヨウ)の役(エキ)

けいちょうばん

けいちょうばん ケイチヤウ― [0] 【慶長版】
慶長年間に出版した書籍の総称。多くは木活字本。

けいちょうふか

けいちょうふか [5] 【軽佻浮華】 (名・形動)[文]ナリ
考えが浅く,うわべだけで実質がない・こと(さま)。

けいちょうふはく

けいちょうふはく [0] 【軽佻浮薄】 (名・形動)[文]ナリ
軽はずみでうわついている・こと(さま)。「―な行動」

けいちん

けいちん [0] 【警枕】
熟睡を防ぐためのまくら。軍中などで用いる。

けいつい

けいつい【頚椎】
the cervical vertebrae.

けいつい

けいつい [1] 【頸椎】
脊椎動物の脊柱の最上部。頸部(ケイブ)の脊椎。七個の椎骨からなる。

けいついほう

けいついほう [3] 【軽追放】
江戸時代の重中軽三等の追放刑のうち最も軽いもの。
→追放

けいつね

けいつね [0] 【経常】
「経常利益」の俗称。

けいてい

けいてい [0] 【兄弟】
兄と弟。きょうだい。「―の契り」

けいてい

けいてい [0] 【径庭・逕庭】
〔「径」「逕」はこみち,「庭」は広場の意〕
隔たりの甚だしいこと。かけはなれていること。「此説は世の伝ふる所と太(ハナハ)だ―がある/伊沢蘭軒(鴎外)」

けいてい=は左右の手なり

――は左右の手なり
〔魏書(王脩伝)〕
兄弟は左右の手のように互いに助け合うべき関係にある。

けいてい=は手足(シユソク)なり

――は手足(シユソク)なり
〔宋史(張存伝)〕
兄弟は人間の手足のように大切なものであり,互いに助け合うべきである。

けいてい=牆(カキ)に鬩(セメ)ぐ

――牆(カキ)に鬩(セメ)ぐ
兄弟で内輪喧嘩をする。仲間どうしが喧嘩をする。

けいてい=牆(カキ)に鬩(セメ)げども、外(ソト)その務(アナドリ)を禦(フセ)ぐ

――牆(カキ)に鬩(セメ)げども、外(ソト)その務(アナドリ)を禦(フセ)ぐ
〔詩経(小雅,棠棣)〕
家の中で兄弟が内輪喧嘩をしていても,外から侮辱を受ければ,共にそれを防ぐ。

けいてき

けいてき【警笛】
an alarm[a police]whistle (警官の); <sound> a horn (自動車などの).→英和
‖警笛無用[禁止] <掲示> No Horn.警笛禁止区域 a nohorn zone.

けいてき

けいてき [0] 【啓廸】 (名)スル
ひらき導くこと。啓発。

けいてき

けいてき [0] 【警笛】
注意をうながすために鳴らす笛などの音。特に,電車・自動車などについているもの。

けいてきしゅう

けいてきしゅう ケイテキシフ 【啓廸集】
医学書。曲直瀬道三(マナセドウサン)撰述。八巻。1571年(元亀2)成る。中国の医書をもとに簡潔にまとめたもので,後世,医家の規範となった。

けいてん

けいてん [0] 【刑典】
刑罰に関する法典。刑法を記した書物。

けいてん

けいてん [0] 【恵展】
手紙の脇付(ワキヅケ)に用いる語。「どうぞおひらきください」の意。

けいてん

けいてん [0] 【啓典】
神の啓示を記した書。コーラン・福音書など。

けいてん

けいてん [0] 【経典】
聖人・賢人の教えや,宗教上の基本的な教えを書いた書物。「儒教の―を学ぶ」
〔仏典についていうときは「きょうてん」〕

けいてん

けいてん【経典】
sacred books.

けいてん

けいてん [0] 【慶典】
めでたい儀式。慶事の儀式。祝典。

けいてんあいじん

けいてんあいじん [0] 【敬天愛人】
天をうやまい人を愛すること。

けいてんしゃくもん

けいてんしゃくもん 【経典釈文】
中国の主要古典に関する音義書。三〇巻。唐の陸徳明著。周易・周礼・礼記・春秋左氏・公羊・論語・老子・爾雅など一四種の経典について,本文を校定し,用語の発音と意味を解説したもの。

けいでん

けいでん [0] 【経伝】
経典(ケイテン)とその注釈。

けいでんき

けいでんき [3] 【軽電機】
電気機械・器具のうち,主に家庭用電機製品など,重量の軽いもの。軽電。
⇔重電機

けいでんき

けいでんき [3] 【継電器】
電気的信号によって,電気回路を開閉する装置。リレー。

けいと

けいと [1] 【競渡】
ペーロンに同じ。[季]夏。《烏帽子着てさしづ顔なる―かな/河東碧梧桐》

けいと

けいと [1] 【計図】 (名)スル
計画すること。もくろみ。くわだて。「人類の静寧太平を―して/経国美談(竜渓)」

けいと

けいと [1] 【刑徒】
刑に処せられたもの。罪人。

けいと

けいと【毛糸】
woolen yarn;knitting wool.〜の worsted <cloth> ;→英和
woolen <socks> .→英和
〜で編む knit wool into <socks> .

けいと

けいと [0] 【毛糸】
羊毛その他の獣毛を紡いだ糸。普通,編み物用の糸をいう。「―のマフラー」

けいと=編む

――編む
毛糸で編み物をする。[季]冬。

けいとう

けいとう [0] 【挂灯】
灯火を掲げること。

けいとう

けいとう [0] 【檠灯】
ともしび。灯火。

けいとう

けいとう [0] 【傾倒】 (名)スル
(1)人・主義・思想などに感服して心を寄せること。事柄に興味をもち,夢中になること。「実存主義に―する」
(2)傾き倒れること。[日葡]

けいとう

けいとう [0] 【継統】 (名)スル
皇位を受け継ぐこと。

けいとう

けいとう [0] 【継投】 (名)スル
野球で,試合の途中で投手が交代し,別の投手が引き継いで投げること。「―策」

けいとう

けいとう [0] 【恵投】 (名)スル
人から物を贈られることを敬っていう語。恵贈。恵与。

けいとう

けいとう [0] 【系統】
(1)一定の順序・法則に従って統一されていること。また,そのつながり。「―を立てて話す」
(2)祖先を同じくする人のつながり。血統。
(3)思想・主義などが同一の流れに属すること。「観念論の―に属する主張」
(4)共通の祖先から由来し,ある形質について遺伝子型の等しい個体群。
(5)生物の世代のつながり,生物各種族間の進化の経路,および種族間の類縁関係。

けいとう

けいとう【傾倒する】
devote oneself <to literature> ;be devoted <to> ;admire.→英和

けいとう

けいとう [0] 【鶏頭】
ヒユ科の一年草。熱帯アジア原産と推定され,古く日本に渡来した。茎は高さ20〜100センチメートル,広披針形の葉を互生。夏から秋にかけ,しばしば帯化した茎の上方に鶏冠状または円錐状の赤・黄・桃色などの花穂を立てる。園芸品種が多い。韓藍(カラアイ)。[季]秋。《―の十四五本もありぬべし/正岡子規》

けいとう

けいとう【鶏頭】
《植》a cockscomb.→英和

けいとう

けいとう【系統】
a system;→英和
lineage (血統);→英和
a faction (党派).→英和
〜的(に) systematic(ally).‖神経(消化器)系統 the nervous (digestive) system.電車運転系統 electric car routes.

けいとうかいぼう

けいとうかいぼう [5] 【系統解剖】
人体の構造を知るために,医学生の実習の一つとして行われる解剖。血管・神経・筋肉・臓器など,全身各所を系統的に観察する。正常解剖。
→病理解剖

けいとうがくしゅう

けいとうがくしゅう [5] 【系統学習】
知識や技術などを系統的体系に則して習得することを目指した学習形態。
→経験学習

けいとうきんゆう

けいとうきんゆう [5] 【系統金融】
資金的・組織的に密接な関係にある下部と上部の金融機関の間の金融関係のこと。

けいとうじゅ

けいとうじゅ [3] 【系統樹】
生物相互の類縁関係を樹木状に模式化したもの。すべての生物群は共通の祖先から由来したという考えに基づく。

けいとうだてる

けいとうだ・てる [6] 【系統立てる】 (動タ下一)
事柄や現象を,一定の原理・原則に従って分類・整理する。「―・てて説明する」

けいとうてき

けいとうてき [0] 【系統的】 (形動)
順序立って統一がとれているさま。「―に調べる」「―な研究」

けいとうのたち

けいとうのたち 【圭頭の大刀】
主に古墳時代後期に用いられた大刀の一種。柄(ツカ)の先が圭に似て山形である。

けいとうはっせい

けいとうはっせい [5] 【系統発生】
ある生物群が成立から絶滅まで経てきた進化の変化過程。ドイツのヘッケルが提唱。
→個体発生

けいとうはんしょく

けいとうはんしょく [5] 【系統繁殖】
同一系統内の交配による繁殖法。純系化したもの,もしくは標識遺伝子をもっているものを維持するために行う。家畜改良法の一。

けいとうふひょう

けいとうふひょう [5] 【挂灯浮標】
航路標識の一。ガス・石油・電池などによる点灯装置をもつ浮標。灯浮標。

けいとうぶんるいがく

けいとうぶんるいがく [7] 【系統分類学】
生物を生物間の類縁関係に従って系統的に分類する学問。

けいとうりゅうひょう

けいとうりゅうひょう [5] 【挂灯立標】
航路標識の一。主として岩礁・堆・浅州上に築造し,灯火をともして標識とするもの。灯標。

けいとうろん

けいとうろん [3] 【系統論】
言語学の一分野で,言語相互の親族関係を明らかにしようとする研究。

けいとくちん

けいとくちん 【景徳鎮】
中国,江西省北東部の都市。中国第一の陶磁器生産地として世界的に有名。チントーチェン。

けいとくちんよう

けいとくちんよう 【景徳鎮窯】
景徳鎮にある陶窯。唐代に始まるとされる。唐代には昌南鎮窯と称され,北宋代に景徳鎮と改称された。青磁・白磁を焼いていたが,宋代に青みを帯びた白磁のすぐれたものを産出した。宮廷用御器を製した元代を経て,明代以後は染め付け磁器や,赤絵磁器を多く産するに至った。

けいとくでんとうろく

けいとくでんとうろく 【景徳伝灯録】
禅宗の系譜,インド・中国の諸師の伝記を記した中国の仏書。1004年,宋の道原編。三〇巻。伝灯録。

けいとせい

けいとせい [3] 【計都星】
九曜の一。昴(ボウ)宿にある星。両手に日月をささげ,忿怒(フンヌ)の相で青竜に乗ったさまに描く。

けいど

けいど【軽度の】
slight.→英和

けいど

けいど【珪土】
silica.→英和

けいど

けいど【経度】
longitude.→英和

けいど

けいど [1] 【傾度】
傾いている度合。傾斜の角度。

けいど

けいど [1] 【軽度】 (名・形動)[文]ナリ
程度の軽い・こと(さま)。軽い度合。
⇔重度
⇔強度
「―の近視」

けいど

けいど [1] 【経度】
緯度とともに地球上の位置を示す座標。ある地点を通る子午線(経線)を含む面が,ロンドンの旧グリニッジ天文台をよぎる本初子午線を含む面となす角度で表す。グリニッジより東方に測る東経をプラスにとり,西側に測る西経をマイナスにとって,それぞれ一八〇度に至る。
⇔緯度

けいど

けいど [1] 【珪土】
土状の二酸化ケイ素のこと。ケイ砂。

けいどう

けいどう
(「警動」「怪動」などと書く)江戸時代,私娼窟に対する手入れ。捕らえた私娼は吉原へ送った。けいど。

けいどう

けいどう [0] 【傾動】 (名)スル
(1)他のはたらきかけでなびき動くこと。くつがえし動かすこと。「天下を―する程の勢力を得/蜃中楼(柳浪)」
(2)地塊の表面が傾く運動。

けいどうちかい

けいどうちかい [5] 【傾動地塊】
地殻の一部が断層運動で片方に傾いてできた地塊。傾斜の急な断層崖と,反対側のゆるやかな斜面とから成る。

けいどうみゃく

けいどうみゃく [3] 【頸動脈】
大動脈の分岐で,頭頸部に血液を送る左右の太い動脈。甲状軟骨の高さで,眼球や頭蓋内の深い部分を灌流する内頸動脈と,顔面・前頸部・硬膜などの浅い部分に分布する外頸動脈がある。総頸動脈。

けいどうみゃく

けいどうみゃく【頚動脈】
the carotid artery;the carotid(s).→英和

けいどく

けいどく [0] 【煢独・惸独】
〔「惸」は兄弟のないこと,「独」は子のない老人の意〕
身寄りのないひとりもの。孤独の身。

けいどくでん

けいどくでん [4] 【惸独田】
平安時代,身寄りのない者や貧窮者を救うために設けた不輸租田。

けいなん

けいなん 【荊南】
中国,五代十国の一。朱全忠の部曲の高季興が湖北省の三州を領有して建てた国(907-963)。都は江陵。宋によって滅ぼされた。南平。北楚。

けいにく

けいにく【鶏肉】
chicken.→英和

けいにく

けいにく [0] 【鶏肉】
ニワトリの肉。かしわ。

けいねん

けいねん [0] 【経年】
年月を経ること。

けいねん

けいねん [0] 【頃年】
この数年。近年。きょうねん。

けいねんへんか

けいねんへんか [5] 【経年変化】
ある年数を経過して,計測器などの数値が変化すること。

けいは

けいは 【慶派】
仏師の系統の一。平安末期に始まる。運慶・快慶など慶の字を用い,鎌倉時代には院派(インパ)・円派を圧して勢い盛んであった。七条仏所を形成し,江戸時代に至る。
→院派

けいはい

けいはい [0] 【詣拝】 (名)スル
神社や寺に行って拝むこと。「観音寺に―するもの雑喧/伊沢蘭軒(鴎外)」

けいはい

けいはい [0] 【傾敗・傾廃】 (名)スル
国などが衰え亡びること。「国の―遠きに非ず/太平記 4」

けいはい

けいはい [0] 【軽輩】
地位や身分の低い者。未熟な者。「―者(モノ)」

けいはい

けいはい [0] 【敬拝】 (名)スル
心から敬うこと。崇拝。きょうはい。「和君(ワギミ)を―したればとて/慨世士伝(逍遥)」

けいはい

けいはい [0] 【珪肺】
塵肺(ジンパイ)の一。肺にケイ酸が沈着する疾患。ケイ酸を含む粉塵が吸入され肺胞に至り上皮細胞に沈着し,繊維増殖が起こって肺機能が障害される。採石・採鉱・セメント製造などで起こる職業病。よろけ。

けいはいしょう

けいはいしょう【珪肺症】
《医》silicosis.→英和

けいはく

けいはく [0] 【係泊・繋泊】 (名)スル
船舶をつなぎとめること。「錨地(ビヨウチ)に―する」

けいはく

けいはく [0][1] 【敬白】
謹んで申し上げること。書状・願文などの末尾に挨拶(アイサツ)語としても用いる。けいびゃく。「店主―」「恐惶(キヨウコウ)―」

けいはく

けいはく [0] 【軽薄】 (名・形動)[文]ナリ
(1)言動に慎重さを欠いて,誠意や真実みの感じられないさま。考えが浅くて信頼できないさま。「―な笑い」「―者」
(2)相手の機嫌をとるような言葉や行動。おべっか。ついしょう。「亭主のもてなし,おかたの―/浮世草子・一代男 3」
(3)軽くて薄いこと。きょうはく。「羽毛は―なるが故に/暦象新書」
[派生] ――さ(名)

けいはく

けいはく【軽薄な】
frivolous;→英和
fickle.→英和

けいはく

けいはく [1][0] 【啓白】
⇒けいびゃく(啓白)

けいはくぐち

けいはくぐち [4] 【軽薄口】
おせじ。おべっか。追従(ツイシヨウ)。「―をきく」

けいはくじ

けいはくじ [4] 【軽薄児】
考えの浅い人。軽薄子。「百姓は市民を目して―と称し/文明論之概略(諭吉)」

けいはくらしい

けいはくらし・い 【軽薄らしい】 (形)[文]シク けいはくら・し
〔近世語〕
(1)いかにも手軽なさま。「―・しき事ここの惣並なれば/浮世草子・胸算用 4」
(2)いかにもこびへつらった感じであるさま。「継父の我ら―・しう止められず/浄瑠璃・油地獄(下)」

けいはつ

けいはつ [0] 【啓発】 (名)スル
人々の気がつかないような物事について教えわからせること。「大いに―された」

けいはつ

けいはつ【啓発】
enlightenment;→英和
development.→英和
〜する enlighten.→英和

けいはん

けいはん [1][0] 【京阪】
京都と大阪。「―地方」

けいはん

けいはん【京阪(地方)】
the Keihan district(s);the Kyoto-Osaka area.

けいはん

けいはん [0] 【畦畔】
田畑を区切るあぜ。くろ。

けいはんざい

けいはんざい【軽犯罪】
a minor offense.軽犯罪法 the Minor Offense Law.

けいはんざい

けいはんざい [3] 【軽犯罪】
軽度の犯罪。軽犯罪法で定められている。

けいはんざいほう

けいはんざいほう 【軽犯罪法】
拘留または科料だけに処せられる比較的軽微な犯罪を規定した法律。1948年(昭和23)制定。

けいはんしん

けいはんしん [3] 【京阪神】
京都と大阪と神戸。

けいはんでんきてつどう

けいはんでんきてつどう 【京阪電気鉄道】
大手民営鉄道の一。京都・大阪の都市間路線を中心として滋賀・京都・大阪に鉄道網をもつ。鉄道営業キロ91.9キロメートル。京阪本線・京津線・石山坂本線・宇治線などよりなる。京阪電鉄。

けいば

けいば [0] 【競馬】
(1)競走馬に一定の距離を走らせ順位を競う競技。また,その勝馬や着順などを当てる賭け。競馬法による競馬では,前もって馬券(勝馬投票券)を発売し,的中した者には配当金が支払われる。「―場」
(2)「競馬香」に同じ。「千本の蘭鉢・―の香箱/評判記・難波の顔」
(3)「競(クラ)べ馬(ウマ)」に同じ。[季]夏。

けいば

けいば【競馬】
horse racing;a horse race.‖競馬馬(場) a race horse (track).競馬騎手 a jockey.

けいばい

けいばい [0] 【啓培】 (名)スル
〔「啓発培養」の略〕
知識を得させ,教え導くこと。教養ある人間に育てること。

けいばい

けいばい [0] 【競売】
法曹界などで,「競売(キヨウバイ)」を読みならわしていう。
→きょうばい(競売)

けいばいばい

けいばいばい [3] 【競売買】
⇒きょうばいばい(競売買)

けいばいほう

けいばいほう 【競売法】
民法・商法の規定によって,動産や不動産の競売(任意競売)に関して,執行官・地方裁判所が従うべき競売の手続きを規定した法規。1898年(明治31)制定。1979年(昭和54),民事執行法に吸収され廃止。

けいばく

けいばく [0] 【繋縛】 (名)スル
しばって自由を奪うこと。
→けばく(繋縛)

けいばぐみ

けいばぐみ 【競馬組】
平安時代,賀茂の祭などの競馬に出場した組の人。

けいばこう

けいばこう [0] 【競馬香】
組香の一。賀茂の競(クラ)べ馬を題材にした盤物。二方に分かれ,四種の香木一〇炷(チユウ)を炷(タ)き,聞き当てた人の数に従って盤上の人形を進ませる。人形が早く決勝点を通過した方を勝ちとする。一炷開きで聞く。
競馬香[図]

けいばつ

けいばつ [1] 【刑罰】
(1)犯罪を行なった者に国家権力が科する制裁。刑。「―を科す」
(2)法によって罰すること。特に,死刑にすること。「其の罪を―せられずは,天下の静謐(セイヒツ)何れの時をか期(ゴ)し候べき/太平記 26」

けいばつ

けいばつ [0] 【警抜】 (名・形動)[文]ナリ
着想が人の意表をついてすぐれている・こと(さま)。「―な比喩」

けいばつ

けいばつ【刑罰】
<inflict> a punishment[penalty] <on> .

けいばつ

けいばつ [0] 【軽罰】
軽い刑罰。軽科。

けいばつ

けいばつ [0] 【閨閥】
妻の姻戚関係で結ばれた勢力・集団。

けいばつけん

けいばつけん [4] 【刑罰権】
犯罪者に対して刑罰を科する国家の権能。

けいばつふそきゅうのげんそく

けいばつふそきゅうのげんそく 【刑罰不遡及の原則】
罪刑法定主義から派生する原則で,実行の時に犯罪とされていない行為は,その後,法律により犯罪にあたるとされても,さかのぼって処罰されることはないという原則。刑法不遡及の原則。

けいばほう

けいばほう 【競馬法】
国営の中央競馬および地方公共団体の行う地方競馬(公営競馬)について,その運営や投票方法などについて規定する法律。1948年(昭和23)制定。

けいばん

けいばん [0] 【荊蛮】
中国,春秋時代から,長江の中流域の原住民への蔑称。南の野蛮人。

けいばん

けいばん [0] 【景盤】
盤の中に土を盛り,小さな草木・家・石などを配し,自然の風景を模したもの。盤景。

けいひ

けいひ [1] 【経費】
(1)ある事を行うのに必要な費用。「―節減」
(2)政府・地方公共団体の活動に必要な財政支出。

けいひ

けいひ [1] 【軽費】
少ない費用。

けいひ

けいひ【経費】
<cut down> expenses;expenditure (支出).→英和
〜のかかる expensive.→英和

けいひ

けいひ [1] 【桂皮】
クスノキ科カシア(東京(トンキン)肉桂)の樹・枝の皮をはいで干したもの。日本では肉桂の樹皮・根皮をはいで干したものをいう。古来生薬として,健胃・発汗・解熱・鎮痛などに用いる。

けいひかんせん

けいひかんせん [4] 【経皮感染】
病原体が皮膚から侵入するような感染のしかた。

けいひさん

けいひさん [0] 【桂皮酸】
不飽和の芳香族カルボン酸の一。肉桂などクスノキ科の植物芳香油やペルーバルサムなどに遊離の酸またはエステルとして存在する。エステルとして香料に用いる。化学式 C�H�O� 肉桂酸。

けいひつ

けいひつ 【警蹕】
天皇の出御・陪膳・行幸などの際に,先を払うために声をかけること。また,その声。貴人の通行などの際にも行われた。けいひち。「社頭にて―いかが侍るべからん/徒然 196」

けいひゆ

けいひゆ [3] 【桂皮油】
クスノキ科の高木,セイロン肉桂の葉や樹皮を水蒸気蒸留して得られる精油。黄色の液で,特異な芳香・味をもち,芳香剤または矯臭剤として用いられる。シナモン油。肉桂油。

けいひょう

けいひょう [0] 【警標】
岩礁・砂洲などの所に設けて,船に警戒を要する旨を記した標識。

けいひょう

けいひょう [0] 【軽剽】 (名・形動)[文]ナリ
うわついている・こと(さま)。「浮躁―なるを見て/西国立志編(正直)」

けいひろうじんホーム

けいひろうじんホーム [8] 【軽費老人―】
老人福祉法に基づき,無料または低額な料金で高齢者を入所させ,給食・入浴などのサービスを提供する施設。利用の方法は,入所者と経営者との契約による。設置主体は地方公共団体および社会福祉法人。

けいひん

けいひん [0][1] 【京浜】
東京と横浜。

けいひん

けいひん [0] 【景品】
(1)売る品物に添えて客に渡す品物。おまけ。
(2)福引きなどに当たった者やパチンコなどの遊技の得点者に与える品物。
(3)行事・会合などで,参加者に贈る品物。

けいひん

けいひん 【罽賓】
漢から唐までの史書にみえるインド北部の地名。カシミール地方に当たるとされる。

けいひん

けいひん【景品】
a premium;→英和
a gift.→英和
‖景品券 a premium ticket;a coupon.景品付売出し a sale with gifts[premiums].

けいひん

けいひん【京浜(地方)】
the Keihin district(s);the Tokyo-Yokohama area.

けいひんきゅうこうでんてつ

けいひんきゅうこうでんてつ 【京浜急行電鉄】
大手民営鉄道の一。品川・横浜などをターミナル駅とし,東京西南部・神奈川東南部に鉄道網をもつ。鉄道営業キロ83.8キロメートル。泉岳寺と浦賀を結ぶ本線(56.7キロメートル)のほか,空港線・大師線・逗子線・久里浜線がある。京浜急行。京急。

けいひんこうぎょうちたい

けいひんこうぎょうちたい 【京浜工業地帯】
東京・川崎・横浜を中心として東京湾西岸から内陸部に連なる日本最大の工業地帯。重化学・機械工業を中心とする。

けいひんとうほくせん

けいひんとうほくせん 【京浜東北線】
大宮から東京を経て大船に至る JR 東日本の電車の通称。81.2キロメートル。東北本線・東海道本線・根岸線を走る。

けいび

けいび [1] 【警備】 (名)スル
不時の事態にそなえ,注意してまもること。「沿岸を―する」「―に当たる」「―員」

けいび

けいび【軽微な】
slight;→英和
little.→英和

けいび

けいび【警備】
defense;→英和
guard.→英和
〜する defend;→英和
(keep) guard.→英和
‖警備会社 a security company.警備員(隊) a guard (garrison).

けいび

けいび [1] 【軽微】 (名・形動)[文]ナリ
ごくわずかであること。大したことのないこと。また,そのさま。「―な被害」

けいびき

けいびき【罫引】
ruling;→英和
a ruler (道具).→英和
〜の ruled.

けいびき

けいびき [0][4] 【罫引】
「けびき(罫引)」に同じ。

けいびぎょう

けいびぎょう [3] 【警備業】
事故・災害などを警戒・防止する事業。警備業法で定める。

けいびほしょう

けいびほしょう [4] 【警備保障】
火災・盗難などの警備を請け負い,事故が発生した場合には損害を賠償する仕組み。警備業法に基づき営業できる。

けいびゃく

けいびゃく [0][1] 【敬白】
「けいはく(敬白)」に同じ。

けいびゃく

けいびゃく [1][0] 【啓白】 (名)スル
〔「けいひゃく」「けいはく」とも〕
(1)神仏などに言上すること。特に法会などで,その趣旨や願意を申し述べること。また,その文。「御立願あり。全玄法印是を―す/平家 3」
(2)経文の最初の部分だけを読むこと。

けいびゃくのかね

けいびゃくのかね 【啓白の鐘】
啓白{(1)}の際に打ち鳴らす鐘。「導師高座の上にて―打鳴しける時より/太平記 23」

けいびん

けいびん [0] 【慧敏】 (名・形動)[文]ナリ
賢いこと。知恵があって気が利くこと。また,そのさま。「アリスの―なるや一聞忽ち其趣を解し/花柳春話(純一郎)」

けいびん

けいびん 【軽便】
⇒けいべん(軽便)

けいふ

けいふ [1] 【継夫】
のちぞいの夫。

けいふ

けいふ [1] 【軽浮】 (名・形動)[文]ナリ
(1)浮わついて落ち着きのない・こと(さま)。軽はずみ。「挙動に―なあとがあつた/俳諧師(虚子)」
(2)軽く浮くこと。[日葡]

けいふ

けいふ [1] 【継父】
母の夫であるが,実父や養父でない人。ままちち。

けいふ

けいふ【継父】
a stepfather.→英和

けいふ

けいふ [1] 【荊婦】
自分の妻をへりくだっていう語。荊妻。

けいふ

けいふ [0] 【系譜】
(1)血縁関係を順次記した図・記録。系図。譜系。「―をたどる」
(2)芸術・学問などで,師弟関係などのつながり。「自然主義文学の―に連なる作家」

けいふ

けいふ【系譜】
(a) genealogy;→英和
(a) pedigree.→英和

けいふう

けいふう [0][3] 【恵風】
(1)めぐみの風。春風。
(2)二月の異名。

けいふう

けいふう [0] 【勁風】
強く吹く風。強風。

けいふう

けいふう [0][3] 【軽風】
(1)そよそよと吹く風。微風。
(2)ビューフォート風力階級 2 の風。
→風力階級

けいふく

けいふく [0] 【軽服】
手軽な服装。
→きょうぶく(軽服)

けいふく

けいふく【敬服する】
respect;→英和
admire.→英和

けいふく

けいふく [0] 【敬復】
つつしんで返事をさしあげること。返信の冒頭や末尾に記す語。拝復。

けいふく

けいふく [0] 【圭復】
〔論語(公冶長)「南容三復�白圭�」〕
文章,特に受け取った手紙を繰り返し読むこと。

けいふく

けいふく [0] 【敬服】 (名)スル
尊敬の念を抱いて従うこと。感心すること。「彼の考え方には―した」

けいふく

けいふく [0] 【傾覆】 (名)スル
くつがえること。また,ひっくり返すこと。国や家が滅びることや滅ぼすことをいう。「クニヲ―スル/ヘボン(三版)」

けいふく

けいふく [0] 【景福】
大きな幸い。

けいふく

けいふく [0] 【慶福】
めでたいこと。幸せ。喜び。

けいふくきゅう

けいふくきゅう 【景福宮】
韓国のソウルにある宮殿。1395年李王朝の王宮として建設。文禄慶長の役で焼失。1870年再建。

けいふてつどう

けいふてつどう 【京釜鉄道】
京城(ソウル)・釜山間を結ぶ朝鮮の幹線鉄道。1898年(明治31)京釜鉄道合同条約締結により,渋沢栄一らの京釜鉄道株式会社によって建設された。1906年日本国有となり,日本の大陸侵略の幹線となった。現在は韓国の国有鉄道。

けいふぼ

けいふぼ [3] 【継父母】
ままちちとままはは。

けいふん

けいふん [0] 【軽粉】
「水銀粉(ハラヤ)」に同じ。

けいふん

けいふん [0] 【鶏糞】
ニワトリの糞。窒素・リン酸を多く含み,乾燥して肥料に用いる。

けいぶ

けいぶ【頚部】
the neck.→英和

けいぶ

けいぶ【警部】
<米> a captain;→英和
<英> a chief inspector.→英和
警部補 <米> a lieutenant;→英和
<英> an inspector.

けいぶ

けいぶ [1] 【軽侮】 (名)スル
相手を軽くみてあなどること。「一種の―を以て黙つて聞いてゐた葉子は/或る女(武郎)」

けいぶ

けいぶ [1] 【警部】
警察官の階級の一。警視の下,警部補の上。

けいぶ

けいぶ [1] 【恵撫】 (名)スル
情をかけていつくしむこと。

けいぶ

けいぶ [1] 【頸部】
頭部と胸部との中間にある身体の部分。首の部分。

けいぶ

けいぶ 【刑部】
⇒ぎょうぶ(刑部)

けいぶせきついしょう

けいぶせきついしょう [1][0][1][3] 【頸部脊椎症】
頸椎の変形のため脊髄や神経根が圧迫され,くび・肩・腕の痛みやしびれ,運動時の痛みなどの症状があらわれる状態。脊髄の圧迫による上・下肢の麻痺や,膀胱(ボウコウ)・直腸などに障害があらわれる場合もある。

けいぶつ

けいぶつ [0][1] 【景物】
(1)四季折々の風情をそえる風物。連歌・俳諧では,雪・月・花・郭公など,特定のものをさすことがある。
(2)商品などにそえる物。景品。
(3)つけたりで行うもの。つけたし。「尚(モ)一つ―にほめていへば/当世書生気質(逍遥)」
(4)興をそえる珍しい物。食物・衣装など。「時の―尋ねて酒勧め奉らんと支度しけり/盛衰記 39」

けいぶつ

けいぶつ【景物】
(1) a premium (景品);→英和
an extra (添え物).→英和
(2) scenery (風物).→英和

けいぶつし

けいぶつし [4][3] 【景物詩】
四季折々の風物を詠み込んだ詩。

けいぶほ

けいぶほ [3] 【警部補】
警察官の階級の一。警部の下,巡査部長の上。

けいぶんいぶ

けいぶんいぶ [5] 【経文緯武】
〔文を経(タテイト)とし,武を緯(ヨコイト)とする意〕
文武両道を兼ね備えていること。

けいぶリンパせつけっかく

けいぶリンパせつけっかく [1][6] 【頸部―節結核】
⇒瘰癧(ルイレキ)

けいへい

けいへい [0] 【啓閉】
(1)開くことと閉じること。
(2)立春・立夏(=啓)と立秋・立冬(=閉)。

けいへい

けいへい [0] 【経閉】
⇒閉経(ヘイケイ)

けいへき

けいへき [1][0] 【刑辟】
〔「辟」は刑,法の意〕
つみ。刑罰。また,刑法。

けいべつ

けいべつ [0] 【軽蔑】 (名)スル
相手の人格・能力などを劣ったものと考えて,まともに相手にしないこと。「子供にまで―される」

けいべつ

けいべつ【軽蔑】
contempt;→英和
scorn.→英和
〜する despise;→英和
scorn;look down upon.〜すべき contemptible;→英和
mean.→英和

けいべつご

けいべつご [0] 【軽蔑語】
話し手が聞き手または第三者に対して軽蔑の気持ちをこめていう語。「こいつ」「…め」「…やがる」の類。軽卑語。卑罵(ヒバ)語。

けいべん

けいべん [0] 【軽便】 (名・形動)[文]ナリ
大きさや重さ,仕組みなどが簡単で便利な・こと(さま)。「―な写真機」
[派生] ――さ(名)

けいべんてつどう

けいべんてつどう [5] 【軽便鉄道】
施設や建設規格の簡単な一地方の交通に供する鉄道。また,軽便鉄道法(1910年施行,19年廃止)により敷設された鉄道。

けいほ

けいほ [1] 【警保】 (名)スル
〔「けいほう」とも〕
危害を予防し秩序を保つこと。

けいほう

けいほう【警報】
<give> a warning;→英和
<raise> an alarm.→英和
‖警報解除 All clear.警報器[装置]an alarm.空襲警報 an air-raid alarm.暴風雨警報 <issue> a storm warning.

けいほう

けいほう [1] 【刑法】
犯罪とそれに対する刑罰を規定した法律。1907年(明治40)公布。広義には,犯罪および刑罰について規定する法律の総称。

けいほう

けいほう [0] 【警報】
暴風・大雨・洪水・火事・空襲などの災害や危険の迫ったことを告げ,警戒を呼びかける知らせ。「火災―」

けいほう

けいほう【刑法】
the criminal law[code (法典)].〜上の penal <offense> .→英和

けいほうかん

けいほうかん [3] 【刑法官】
明治政府成立時の最高司法機関。1868年(明治1)の政体書により設置。翌年刑部省に改組。

けいほうき

けいほうき [3] 【警報器】
火災・事故などの異常の発生や,危険を知らせるための機械または器具。

けいほうもん

けいほうもん ケイハフ― 【敬法門】
平安京大内裏(ダイダイリ)の朝堂院二十五門の一。西面し,章善門の南にある。
→大内裏

けいほき

けいほき [3] 【計歩器】
身体につけて歩数を自動的に数える器具。歩度計。ペド-メーター。

けいほきょく

けいほきょく [3] 【警保局】
戦前の内務省の部局の一。全国の警察を統轄し,特に反政府的活動の弾圧および思想取り締まりの中心となった。

けいぼ

けいぼ【継母】
a stepmother.→英和

けいぼ

けいぼ [1] 【敬慕】 (名)スル
心から尊敬し,したうこと。「―する師」「―の念」

けいぼ

けいぼ [1] 【傾慕】 (名)スル
いちずにしたうこと。思慕の情を寄せること。「敵も味方も共に―する所/滝口入道(樗牛)」

けいぼ

けいぼ [1] 【景慕】 (名)スル
敬いしたうこと。「まだ見ぬ異邦の美を―する人のあるも/うづまき(敏)」

けいぼ

けいぼ [1] 【継母】
父の妻であるが,実母や養母でない人。ままはは。

けいぼ

けいぼ【敬慕する】
love and respect.

けいぼう

けいぼう [0] 【閨房】
(1)寝室。ねま。特に,夫婦の寝室。
(2)婦人の居間。

けいぼう

けいぼう 【競望】
一つのものを望んで他人と競うこと。「他人の―あるべからず/盛衰記 22」

けいぼう

けいぼう【警棒】
a policeman's club.

けいぼう

けいぼう [0] 【形貌】
かたち。すがた。容姿。容貌。

けいぼう

けいぼう [0] 【警棒】
警察官が護身・攻撃などのため,腰に携帯している硬く短い棒。

けいぼう

けいぼう [0] 【計謀】
はかりごと。謀計。「―をめぐらす」

けいぼう

けいぼう [0] 【警防】
事故の起こるのを警戒し防止すること。

けいぼうだん

けいぼうだん [3] 【警防団】
戦時体制下,民間の消防や防災・防空のために組織された団体。1939年(昭和14)結成,47年廃止。

けいぼく

けいぼく [0] 【繋牧】
家畜を綱でつないで行動範囲を制限する放牧。

けいま

けいま【桂馬】
《将棋》a knight.→英和

けいま

けいま [0] 【桂馬】
(1)将棋の駒の一。前方に一目飛び越して斜め右または左に進む。他の駒を跳び越すことができる。成ると金将と同じ働きになる。桂。
(2)囲碁で,一路または二路隔てて斜めに打つこと。また,その石。一路のときを小桂馬,二路のときを大桂馬という。

けいま=の高あがり

――の高あがり
桂馬が前に進み過ぎると弱い歩に取られるように,考えなしに飛び出して窮すること。また,不相応な高い地位に上がること。桂馬の高跳び。

けいまい

けいまい [0] 【兄妹】
あにといもうと。

けいまふり

けいまふり [3]
〔アイヌ語のケマフレ(足が赤い)から〕
チドリ目の海鳥。全長約37センチメートル。真っ赤な足が目立つ。夏羽は全体が黒色で目の周りが白い。冬羽は下面が白色。サハリン(樺太)・千島列島・日本北部などオホーツク海沿岸に分布。

けいみょう

けいみょう [0] 【軽妙】 (名・形動)[文]ナリ
すっきりしていてうまみのある・こと(さま)。「―なタッチの短編」
[派生] ――さ(名)

けいみょう

けいみょう【軽妙な】
light;→英和
witty;→英和
smart.→英和

けいみょうしゃだつ

けいみょうしゃだつ [0] 【軽妙洒脱】 (名・形動)[文]ナリ
軽やかでしゃれている・こと(さま)。「―な文章」

けいみん

けいみん [0] 【傾眠】
意識障害の程度の一。周囲からの刺激があれば覚醒するがすぐ意識が混濁する状態。

けいむ

けいむ [1] 【警務】
(1)警察の職務一般。
(2)警察機構の一。主に警察官の人事・給与・厚生などを扱う。「―局」「―部」

けいむかん

けいむかん [3] 【刑務官】
行刑施設において保安を担当する矯正職員。

けいむしょ

けいむしょ [3][0] 【刑務所】
自由刑に処せられた者を拘禁する施設およびその管理機関。

けいむしょ

けいむしょ【刑務所】
a prison;→英和
a jail;→英和
<英> a gaol.→英和
〜に入れられる be imprisoned.‖刑務所長 a warden; <英> a prison governor.

けいめい

けいめい [0] 【掲名】 (名)スル
名前をかかげること。

けいめい

けいめい [0] 【形名】
臣下の実績と言葉。刑名。

けいめい

けいめい [0] 【鶏鳴】
(1)ニワトリが鳴くこと。また,その鳴き声。「―暁(アカツキ)を告ぐ」
(2)(一番鶏(ドリ)が鳴く頃の意)丑(ウシ)の時,今の午前二時頃。
(3)夜明け。明け方。

けいめい

けいめい [0] 【啓明】
明けの明星。金星。

けいめい

けいめい [0] 【刑名】
(1)刑罰の名称。死刑・懲役・禁錮など。
(2)「形名(ケイメイ)」に同じ。

けいめい

けいめい 【経営】
〔「けいえい」の転〕
(1)「けいえい(経営){(3)}」に同じ。「いまこの―すぐして参らむよ,とて帰る/蜻蛉(下)」
(2)接待。もてなし。「けふは院の御―にて…檜破子やうの物,色々にいときよらに調じて/増鏡(草枕)」

けいめいかい

けいめいかい 【啓明会】
1919年(大正8)下中弥三郎を中心に埼玉県下の教員によって結成された,日本最初の教員労働組合。翌年日本教員組合啓明会へと発展,26年には教化運動啓明会と改名した。

けいめいがく

けいめいがく [3] 【刑名学】
名と実との一致を本旨とする中国戦国時代の政治学・法律学。申不害・商鞅(シヨウオウ)・韓非子など法家が唱えた。

けいめいくとう

けいめいくとう [0] 【鶏鳴狗盗】
〔中国,斉(セイ)の孟嘗君(モウシヨウクン)が秦の昭王に幽閉された時,こそどろやニワトリの鳴き真似のうまい食客の働きでのがれたという「史記(孟嘗君伝)」の故事から〕
ニワトリの鳴き真似をして人をあざむいたり,犬のようにして物を盗んだりする卑しい者。小策を弄(ロウ)する人。

けいめいさんどう

けいめいさんどう [5] 【形名参同】
法家が唱えた,君主のための臣下操縦法。臣下の言葉と実績をつきあわせて,一致しているかどうかによって賞罰を下す方法。

けいもう

けいもう【啓蒙】
enlightenment.→英和
〜する enlighten;→英和
edify.→英和
〜的 enlightening.→英和
‖啓蒙運動 an enlightenment movement.啓蒙思想 the philosophy of the Enlightenment.

けいもう

けいもう [0] 【啓蒙】 (名)スル
人々に新しい知識を与え,教え導くこと。「庶民を―する」

けいもうしそう

けいもうしそう [5] 【啓蒙思想】
一八世紀フランスを中心としてヨーロッパ全域に広がった革新的思想。キリスト教会などの伝統的権威から解放された理性の使用を公衆に促し,人類の普遍的進歩を図った。フランスではデカルト的体系への批判を伴った。フランスのボルテール・百科全書派,イギリスのロック・ヒュームが代表。啓蒙主義。

けいもうせんせいくんしゅ

けいもうせんせいくんしゅ [9] 【啓蒙専制君主】
一八世紀ヨーロッパにおいて,啓蒙思想の影響下に後進的な自国の近代化を推進した専制君主。プロイセンのフリードリヒ二世,ロシアのエカテリーナ二世が代表的。

けいもうてき

けいもうてき [0] 【啓蒙的】 (形動)
(1)人々に新しい知識を与え,教え導こうとするさま。
(2)初学者向きにわかりやすく教えるさま。「―な本」

けいもうのべんしょうほう

けいもうのべんしょうほう 【啓蒙の弁証法】
〔原題 (ドイツ) Dialektik der Aufklärung〕
社会理論書。ホルクハイマーとアドルノの共著。1947年刊。啓蒙的理性がその道具的・抑圧的性格のため,神話・野蛮を克服するどころか必然的にそれへと逆転することを示し,鋭い文明批判を行なった。

けいもん

けいもん [0] 【閨門】
(1)寝室の出入り口。また,寝室。
(2)家庭。また,家庭内のこと。「あの位―のをさまつてゐた家は少からう/ヰタ・セクスアリス(鴎外)」

けいやく

けいやく [0] 【契約】 (名)スル
(1)〔法〕 私法上,相対する二人以上の合意によって成立する法律行為。債権の発生を目的とするもののほか,身分上の合意や物権的な合意も含まれる。典型契約・非典型契約・混合契約,有償契約・無償契約,諾成契約・要物契約等に区分される。また,より広く合同行為も含めた,複数の意思表示によって成立する法律行為を意味することもある。
(2)約束をかわすこと。また,その約束。「日来(ヒゴロ)の―をたがへず,まゐりたるこそ神妙なれ/平家 2」
(3)ユダヤ教・キリスト教における神の特別な意志。また,それによって結ばれた神と人との関係。イスラエル民族に対しモーセを介して立てられた契約(旧約)においては,神はイスラエルの民を自分の民として選び,律法の厳守を命じた。イエスを通じて立てられた契約(新約)においては,神への信仰によって罪のゆるしが約束され,イエスの十字架上の死がそのしるしとされる。

けいやく

けいやく【契約】
<make> a contract;→英和
<enter into> an agreement <with> ; <close> a bargain <with> (売買の).→英和
‖契約違反 (a) breach of (a) contract.契約金 a contract deposit.契約者 a contractor;a contracting party.契約書 a (written) contract.

けいやくおや

けいやくおや [0] 【契約親】
虚弱な赤子が丈夫に育つようにというまじないのために立てる仮親。取り親。養い親。替え親。

けいやくかんけい

けいやくかんけい [5] 【契約関係】
契約によって当事者間に生じる権利義務の関係。

けいやくしょ

けいやくしょ [5][0] 【契約書】
契約の条項を記し,契約の成立を証明する文書。

けいやくせつ

けいやくせつ [4] 【契約説】
⇒社会契約説(シヤカイケイヤクセツ)

けいゆ

けいゆ【経由で[の]】
<go> by way of;via.→英和

けいゆ

けいゆ【軽油】
light oil;gasoline.→英和

けいゆ

けいゆ [0] 【軽油】
(1)〔gas oil〕
原油を常圧蒸留したときに,灯油の次に留出してくる沸点が摂氏約二二〇〜三五〇度の留分。また,これから硫黄化合物などの不純物を除いたもの。ディーゼル機関の燃料などに用いられる。ガス油。
(2)〔light oil〕
コールタールを蒸留して得られる沸点が摂氏約八〇〜一七〇度の留分。ベンゼン・トルエンなどの原料。タール軽油。

けいゆ

けいゆ [0][1] 【経由】 (名)スル
〔「けいゆう」とも〕
(1)ある地点を通って目的地へ行くこと。「水戸を―して仙台へ行く」
(2)ある事を行う際に,別の機関を通すこと。「稟議(リンギ)書は担当部長を―して提出される」

けいゆう

けいゆう [0] 【経由】
⇒けいゆ(経由)

けいゆひきとりぜい

けいゆひきとりぜい [7] 【軽油引取税】
揮発油(ガソリン)ではなく軽油について,元売り業者から引き取りを行う業者に課される税。道府県の道路目的税。

けいよ

けいよ [1] 【刑余】
前に刑罰を受けたことのあること。また,その人。前科者。「―の身」

けいよ

けいよ [1] 【恵与】 (名)スル
(1)人から与えられることを敬っていう語。恵贈。「御―の品」
(2)めぐみ与えること。「之を助け之に銭を―するは/福翁百話(諭吉)」

けいよう

けいよう【形容】
a metaphor (比喩);→英和
description (叙述);→英和
qualification (修飾).→英和
〜する describe figuratively.‖形容語 an epithet.形容詞 an adjective.

けいよう

けいよう [0] 【形容】 (名)スル
(1)物事の姿・状態・性質などを言い表すこと。「この美しさはとても言葉では―しきれない」
(2)物のかたち・ありさま。人の姿かたち。「巌や山や幽邃なる森林や,其色彩―/小春(独歩)」

けいよう

けいよう [0] 【京葉】
東京と千葉。

けいよう

けいよう【掲揚する】
raise <a flag> .→英和

けいよう

けいよう [0] 【茎葉】
茎と葉。また,茎や葉。

けいよう

けいよう [0] 【掲揚】 (名)スル
高くかかげること。「国旗を―する」
→降納

けいようく

けいようく [3] 【形容句】
いくつかの語が集まり,体言を修飾するなど形容詞と同等の働きをする句。文法上,形容詞的修飾語ともいう。「花の咲く春」における「花の咲く」の類。

けいようこうぎょうちたい

けいようこうぎょうちたい 【京葉工業地帯】
東京湾の東岸,千葉県浦安から千葉・市原を経て富津(フツツ)に至る沿岸の海面を埋め立てて形成された臨海工業地帯。鉄鋼・石油コンビナート・火力発電を中核とする重化学工業が発達。

けいようし

けいようし [3] 【形容詞】
(1)品詞の一。用言に属し,活用があり,終止形語尾が,口語では「い」,文語では「し」であるもの。事物の性質・状態または心情・感情などを表す。「早い」「楽しい」「あまねし」「うるわし」の類。活用は,口語では一種類であるが,文語にはク活用・シク活用の二種類がある。
(2)そのものの性質・状態・属性などを表す言葉。形容辞。

けいようしょくぶつ

けいようしょくぶつ [6] 【茎葉植物】
導束または維管束が発達し,茎と葉が分化した植物体をもつ植物群の総称。蘚(セン)類と維管束植物がこれに属する。
⇔葉状植物

けいようせん

けいようせん 【京葉線】
JR 東日本の鉄道線。東京と千葉市蘇我(43キロメートル),西船橋と市川塩浜(5.9キロメートル),西船橋と南船橋(5.4キロメートル)間。東京湾岸を通じ,東京外環状の一部をなす。

けいようたい

けいようたい [0] 【茎葉体】
茎・葉の区別がはっきりしており,維管束を有する植物体。蘚(セン)類・シダ植物・種子植物。
→葉状体

けいようどうし

けいようどうし [5] 【形容動詞】
品詞の一。用言に属し,活用があり,終止形語尾が,口語では「だ」,文語では「なり」「たり」であるもの。事物の性質・状態などを表す点では形容詞と同じであるが,形容詞とは活用を異にする。「静かだ」「にぎやかだ」「はるかなり」「堂々たり」の類。活用は,口語では一種類であるが,文語にはナリ活用・タリ活用の二種類がある。

けいようのかね

けいようのかね ケイヤウ― 【景陽の鐘】
〔「南斉書(后妃伝)」より。中国,斉の武帝が景陽楼に鐘を置かせ,暁に鳴らして時を知らせたことから〕
暁に鳴らされる鐘。

けいようむじゅん

けいようむじゅん [5] 【形容矛盾】
〔論〕 互いに矛盾した二つの概念を結びつけること。「丸い三角」「熱い冷水」など。

けいよく

けいよく [0] 【啓沃】 (名)スル
臣下が君主に,正しいと信ずることを申し上げること。「允成が―の功も少くなかつたらしい/渋江抽斎(鴎外)」

けいら

けいら [1] 【警邏】 (名)スル
警戒のために見まわること。また,その人。「―中の巡査」

けいら

けいら【警邏】
a patrol.→英和
〜中の on patrol.

けいら

けいら [1] 【軽羅】
軽くて薄い絹布。紗・羅などのうすもの。

けいらい

けいらい [1][0] 【頃来】
このごろ。ちかごろ。

けいらい

けいらい [0] 【軽雷】
かすかな雷鳴。「驟雨―あり/日乗(荷風)」

けいらく

けいらく [0] 【競落】 (名)スル
〔「きょうらく」の法律用語〕
競売によって動産または不動産の所有権を取得すること。

けいらく

けいらく [0] 【経絡】
(1)筋道。脈絡。
(2)〔「経」は動脈,「絡」は静脈〕
漢方で,つぼ(経穴)とつぼを結び連ねる気・血の循環・反応系統をいう。

けいらく

けいらく [1] 【京洛】
(1)みやこ。
(2)京都のこと。

けいらん

けいらん [0] 【鶏卵】
ニワトリのたまご。

けいらん

けいらん【鶏卵】
an egg;→英和
a hen's egg.

けいらんしゅうようしゅう

けいらんしゅうようしゅう 【渓嵐拾葉集】
仏書。光宗著。三〇〇巻のうち現存一一六巻。1311年から47年までの間の筆録。天台宗の伝承のほか,政治・経済・文化など,多方面の知識を記録。

けいらんそうめん

けいらんそうめん [5] 【鶏卵素麺】
煮溶かした氷砂糖の中に,卵黄を素麺状に流して固めた菓子。福岡市の名物。

けいり

けいり [1] 【警吏】
〔警察官吏の略〕
警官の旧称。

けいり

けいり [1] 【睽離】 (名)スル
わかれわかれになること。「種々の障害に出逢ふて分裂―し/花間鶯(鉄腸)」

けいり

けいり【経理】
management;→英和
(business) administration;→英和
accounting (会計).→英和
経理課 the accounting section.

けいり

けいり [1] 【経理】 (名)スル
(1)財産の管理や会計・給与などに関する事務。「―部」
(2)筋道を通して治めること。「之を以て天下国家を―するに足りて/百一新論(周)」

けいり

けいり [1] 【刑吏】
刑,特に死刑の執行にあたる官吏。

けいり

けいり [1] 【計理】
「経理{(1)}」に同じ。

けいりがく

けいりがく【計理学】
accounting.→英和

けいりく

けいりく [0] 【刑戮】 (名)スル
刑罰に処すこと。死刑。

けいりし

けいりし [3] 【計理士】
1927年(昭和2)の計理士法に基づき,会計に関する検査・鑑定などを業とした者。48年の公認会計士法施行により廃止。

けいりし

けいりし【計理士】
an accountant.→英和

けいりつ

けいりつ [1][0] 【刑律】
刑罰に関する法律。刑法。

けいりゃく

けいりゃく【計略】
a stratagem;→英和
a plan;→英和
a scheme;→英和
a trick;→英和
a plot (陰謀).→英和

けいりゃく

けいりゃく [0] 【計略】
前もって考えた方法・手順。特に,人をだまそうとするはかりごと。策略。「―をめぐらす」「―にひっかかる」

けいりゃく

けいりゃく [0][1] 【経略】 (名)スル
四方の敵地を平定し,天下を治めること。また,国を治めること。

けいりゃくし

けいりゃくし [4] 【経略使】
中国,唐・宋代の官名。辺境に置かれた武官。唐では節度使が兼ね,宋初は常置されなかった。のち軍政のみならず民政もつかさどった。

けいりゅう

けいりゅう [0] 【渓流・谿流】
山地を刻む小谷の流れ。渓谷の流れ。谷川。急流で滝や早瀬が多い。

けいりゅう

けいりゅう【係留する】
moor <at,to> .→英和
‖係留気球 a captive balloon.係留場 moorings.係留浮標 a mooring buoy.

けいりゅう

けいりゅう [0] 【掛留】
非和声音の一。ある和音における特定の音を,次の和音の冒頭部まで残し,強拍上に不協和な緊張状態を作る手法。

けいりゅう

けいりゅう [0] 【憩流】
「憩潮(ケイチヨウ)」に同じ。

けいりゅう

けいりゅう [0] 【稽留】 (名)スル
とどまること。とどこおること。

けいりゅう

けいりゅう【渓流】
a mountain stream.

けいりゅう

けいりゅう [0] 【係留・繋留】 (名)スル
綱などでつなぎとめること。「船を岸壁に―する」「―索(サク)」

けいりゅうききゅう

けいりゅうききゅう [5] 【係留気球】
綱でつなぎとめ,任意の高さにあげる気球。偵察・観測・信号・防空・広告などに用いる。

けいりゅうざんよう

けいりゅうざんよう 【鶏竜山窯】
韓国,忠清南道の鶏竜山の近くにある古窯。高麗末期より李朝にかけて多くの陶磁器を産した。けいりょうざんよう。

けいりゅうし

けいりゅうし [3] 【軽粒子】
⇒レプトン

けいりゅうねつ

けいりゅうねつ [3] 【稽留熱】
一日の体温の変動が一度以内でしかも長期にわたり高熱状態を維持する熱型。腸チフス・ワイル病・髄膜炎・粟粒結核などにみられる。

けいりょ

けいりょ [1] 【計慮】
よく考えること。思慮。

けいりょう

けいりょう [0][3] 【計量】 (名)スル
重量・分量などをはかること。「試合前に体重を―する」

けいりょう

けいりょう【計量する】
measure;→英和
weigh.→英和
‖計量カップ a measuring cup.計量器 a meter;a gauge (ガス・水道などの);a scale.計量経済学 econometrics.

けいりょう

けいりょう【軽量】
lightweight.→英和
軽量級のボクサー a lightweight (boxer).

けいりょう

けいりょう [0] 【軽量】 (名・形動)[文]ナリ
目方の軽い・こと(さま)。「此分銅なるもの,極て―にして/文明論之概略(諭吉)」「―な力士」

けいりょうか

けいりょうか [0] 【計量化】 (名)スル
ある物または現象の特徴や傾向を数量を用いて表すこと。

けいりょうき

けいりょうき [3] 【計量器】
計量に用いる器具・装置。

けいりょうきねんび

けいりょうきねんび [6] 【計量記念日】
計量法の制定を記念して制定された日。六月七日。1951年(昭和26)のこの日,計量法が公布された。

けいりょうけいざいがく

けいりょうけいざいがく [7] 【計量経済学】
経済数量の間に理論的に想定される関係式を,実際の統計データによって統計学的に検証する学問。また,その計算結果を用いて将来の予測や経済政策の効果の分析を行うこと。エコノメトリックス。

けいりょうけいざいし

けいりょうけいざいし [7] 【計量経済史】
経済理論の明示的な援用と計量経済学の手法によって再構成された経済史。アメリカで1950年代から擡頭(タイトウ)。クリオメトリクス。新しい経済史。

けいりょうけいざいモデル

けいりょうけいざいモデル [9] 【計量経済―】
経済の動きを理論的に説明する方程式体系に実際の経済データを当てはめて,その係数値を統計学的に推定したもの。計量経済学で用いる。経済の実態の数量的把握,経済予測や経済計画に有用。エコノメトリック-モデル。
→マクロモデル

けいりょうし

けいりょうし [3] 【軽量紙】
新聞巻取用紙で,1平方メートルあたり46グラムのもの。従来使われていた,50グラム以上のものに対していう。

けいりょうし

けいりょうし [3] 【計量士】
計量法に基づき,計量器の検査,その他の計量管理を行う資格を有する者。一般計量士・環境計量士に区分される。

けいりょうてっこつ

けいりょうてっこつ [5] 【軽量鉄骨】
薄い鋼板を成形した軽量形鋼を用いた鉄骨。住宅など小規模な建築物に用いられる。

けいりょうほう

けいりょうほう 【計量法】
1992年(平成4)に計量の基準を定めるために制定された法律。単位,計量器の製造業者の登録,計量器検定などについて規定する。

けいりょうカップ

けいりょうカップ [5] 【計量―】
調理のときに用いる目盛りつきのカップ。メジャー-カップ。

けいりょうコンクリート

けいりょうコンクリート [8] 【軽量―】
普通コンクリートより比重の小さいコンクリート。一般には,軽量骨材を用いた比重二・〇以下のものをいう。他に,気泡を含ませた気泡コンクリートがある。

けいりん

けいりん [0] 【経綸】 (名)スル
国家を治めととのえること。また,その方策。「国家を―するの道を得/明六雑誌 10」

けいりん

けいりん【競輪(場)】
a bicycle[cycle, <米> bike]race (track).競輪選手 a cycle racer.

けいりん

けいりん 【鶏林】
新羅(シラギ)の別名。転じて,朝鮮の別名。

けいりん

けいりん [0] 【競輪】
職業選手によって行われる自転車競技。また,その勝者や着順などをあてる賭け。自転車競技法による競輪では,前もって車券(勝者投票券)を発売し,的中者には配当金が支払われる。

けいりん

けいりん [0] 【形臨】
書道で,主として手本の字形を学び写すこと。

けいりん

けいりん [0] 【桂林】
(1)カツラの林。また,美しい林のたとえ。
(2)文人の仲間。

けいりん

けいりん 【桂林】
中国,広西チワン族自治区の北東部にある観光都市。紙・茶などの集散が盛ん。石灰岩地帯独特の奇峰に富む南画的な景勝の地として有名。コイリン。
桂林(漓江下り)[カラー図版]

けいりん=の一枝(イツシ)、崑山(コンザン)の片玉

――の一枝(イツシ)、崑山(コンザン)の片玉
〔「晋書(郤詵伝)」の,晋の郤詵(ゲキシン)が賢良の試験で第一等となり,雍州の官吏に任ぜられた時,武帝の問いに,桂林の一枝,崑崙山の玉の一片を得たにすぎないと言った故事から〕
わずかばかりの出世。また,科挙に合格することのたとえ。

けいるい

けいるい [0] 【係累】 (名)スル
(1)心身の自由を束縛する,わずらわしい事柄。特に,妻子など面倒をみなければならない一族の者。「喜助には身に―がないのに/高瀬舟(鴎外)」
(2)つなぎしばること。「醜陋の名利に―せられ/民約論(徳)」

けいるい

けいるい【係累】
(family) ties;dependents.〜が多い be encumbered with a large family.〜のない unencumbered.→英和

けいれい

けいれい [0] 【敬礼】 (名)スル
(1)敬意を表して礼をすること。また,その礼。特に,軍隊式の挙手の礼。
(2)うやまうこと。尊敬。「―を尽くす」
→きょうらい(敬礼)

けいれい

けいれい【敬礼】
(a) salutation;→英和
a salute;→英和
<make> a bow.→英和
〜する salute;bow <to> .

けいれき

けいれき [0] 【経歴】 (名)スル
(1)その時までにしてきた事柄。特に,学業・職業・地位などに関する事柄。履歴。「―を偽る」
(2)実際に見聞すること。体験すること。「己が―せし阿善(アテネ)国難の有様と回復の顛末とを物語りなどして/経国美談(竜渓)」
(3)歳月が過ぎて行くこと。「自己(オノレ)が終身に―したる日数を/月世界旅行(勤)」
(4)めぐり歩くこと。「世界の文明国を―すべし/新聞雑誌 30」

けいれき

けいれき【経歴】
a career;→英和
one's (personal) history.〜が良い(悪い) have a good (bad) career.

けいれつ

けいれつ [0] 【系列】
(1)一定の順序に従って並べられた物事のまとまり。系統立てて並べられている一連の物事。「ロマン主義の―に属する」
(2)企業間の結合関係の一。大企業とその下請けの中小企業との結合関係。また,コンツェルンなど大企業相互の結合関係もさす。「―会社」

けいれつ

けいれつ [0] 【勁烈】 (形動)[文]ナリ
強くはげしいさま。「―な筆跡」

けいれつ

けいれつ【系列】
a series.→英和
‖系列会社 an affiliated company.

けいれつきぎょう

けいれつきぎょう [5] 【系列企業】
旧財閥系グループあるいは金融機関を中核とする企業群に属している企業。

けいれつとりひき

けいれつとりひき [5][6] 【系列取引】
株式の持ち合いや役員の派遣などにより密接な関係にある系列企業間の,排他的とされる長期的な取引関係。

けいれつゆうし

けいれつゆうし [5] 【系列融資】
結び付きの強い企業グループ内の企業に,同じグループの金融機関が重点的・集中的に資金を貸し出すこと。

けいれん

けいれん [0] 【痙攣】 (名)スル
筋肉が不随意に急激な収縮を起こす現象。収縮と弛緩を繰り返す間代性の場合と持続的に収縮する強直性の場合がある。てんかん・ヒステリー・脳腫瘍・中毒・高熱などを原因とする。「足が―する」

けいれん

けいれん【痙攣】
convulsions;a spasm;→英和
(a) cramp (筋肉の).→英和
〜する be cramped <in the leg> .〜を起こす have a convulsive fit[a cramp].

けいれん

けいれん [0] 【頸聯】
漢詩で,律詩の第五・六句のこと。後聯。
→起聯
→頷聯(ガンレン)
→尾聯

けいろ

けいろ [0] 【毛色】
(1)獣類の毛の色。羽毛の色。また,頭髪の色。
(2)物事の種類。性質。「―の一風変わった人間」

けいろ

けいろ【経路】
a course;→英和
a route;→英和
a channel.→英和
伝染経路 the trace of an epidemic.→英和
入手経路 means of acquisition.

けいろ

けいろ [1] 【経路・径路】
(1)人や物の通って行くみちすじ。「入手―」
(2)事件や事物の経てきた段階。「変遷の―」

けいろ

けいろ【毛色】
the color of hair[fur (動物の)].〜の変わった strange;→英和
eccentric.→英和

けいろう

けいろう【敬老会】
a respect-for-the-aged meeting.敬老の日 Respect-for-the-Aged Day.

けいろう

けいろう [0] 【敬老】
老人をうやまうこと。「―の精神」

けいろうかい

けいろうかい [3] 【敬老会】
老人に感謝し,楽しんでもらう催し。

けいろうこ

けいろうこ [3] 【鶏婁鼓】
中国・日本の太鼓の一種。小形で胴は球形に近い。古代中国の胡楽(西域起源)で鼗(トウ)(振り鼓)とともに使用。日本でも伝来初期には唐楽で使用した。現在では舞楽「一曲(イツキヨク)」で舞人が使用するのみ。

けいろうどう

けいろうどう [3] 【軽労働】
軽い労働。

けいろうのひ

けいろうのひ [6] 【敬老の日】
国民の祝日の一。九月一五日。多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し,長寿を祝う。1966年(昭和41)制定。[季]秋。

けいろく

けいろく [0] 【鶏肋】
(1)〔「後漢書(楊修伝)」より。ニワトリのあばらの意。食うほどの肉はないが,捨てるには惜しいところから〕
大して役には立たないが,捨てるには惜しいもののたとえ。
(2)〔「晋書(劉伶伝)」より〕
身体のかよわいこと。

けいわがくえんだいがく

けいわがくえんだいがく 【敬和学園大学】
私立大学の一。1990年(平成2)設立。本部は新発田市。

けいわく

けいわく [0] 【熒惑】
⇒けいこく(熒惑)

けいわんしょうこうぐん

けいわんしょうこうぐん [7] 【頸腕症候群】
「頸肩腕症候群(ケイケンワンシヨウコウグン)」に同じ。

けいニッケルこう

けいニッケルこう [0] 【珪―鉱】
蛇紋石の一。土状をなすことが多く,鮮緑色を呈する。ニッケルの原料鉱石の一。ニューカレドニア島などに産する。

けう

けう [1] 【希有・稀有】 (名・形動)[文]ナリ
(1)めったにないこと。非常に珍しいこと。また,そのさま。「―な事例」
(2)不思議なこと。「又種々の―の事を啓す/今昔 1」
(3)意外なこと。とんでもないこと。「こは―の狼藉かな/徒然 106」

けう

けう [1] 【仮有】
〔仏〕 この世のものはすべて因縁によって生じており,それ自体が本質的な実体性をもっていない仮の存在であること。
⇔実有(ジツウ)

けう=にして

――にして
かろうじて。やっとのことで。「―助かりたるさまにて/徒然 89」

けうけうし

けうけう・し 【希有希有し】 (形シク)
きわめて稀(マレ)なさま。「今宵又雨,神―・しう鳴る/御湯殿上(文明一四)」

けうとい

けうと・い [3] 【気疎い】 (形)[文]ク けうと・し
〔近世以降「きょうとい」とも発音されるようになった〕
(1)いとわしい。気にそまない。うとましい。「あの人に会うのは―・い」「このさるまじき御中のたがひにたれば,ここをも―・く思すにやあらむ/蜻蛉(中)」
(2)人けがなくてさびしい。「からは―・き山の中にをさめて/徒然 30」
(3)恐ろしい。気味が悪い。「顔をかしげながら,寝入る度にすこし―・く見ゆ/宇治拾遺 6」
(4)不思議だ。納得がいかない。「是は―・い恨みぞかし。それ程の事を知らぬ身でもなし/浮世草子・御前義経記」
(5)すばらしい。立派だ。「是は又―・い事ぢやわ。さうお行儀な所を見ては,又々千松などは叶はぬ/浄瑠璃・先代萩」
(6)(連用形の形で)はなはだしく。非常に。「―・ううまいがな/滑稽本・膝栗毛 7」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

けうとなげ

けうとなげ 【気疎なげ】 (形動)
〔近世語〕
不快なさま。興ざめなさま。「ええ,―な,身も顔も泥だらけ/浄瑠璃・油地獄(上)」

けうとまし

けうとま・し 【気疎まし】 (形シク)
うとましい。けうとい。「いと―・しきことのみあれば/栄花(花山)」

けうら

けうら [0] 【毛裏】
衣服の裏に毛皮がついていること。また,その衣服。

けうら

けうら 【清ら】 (形動ナリ)
〔「きよら」の転という〕
輝くように美しいさま。「髪いと―にて長かりけるが/源氏(真木柱)」

けえん

けえん [0] 【化縁】
〔「げえん」とも〕
〔仏〕
(1)仏・菩薩が衆生(シユジヨウ)を教化する因縁。
(2)衆生のもつ教化されるべき縁。

けおされる

けおさ・れる [4][0] 【気圧される】 (動ラ下一)[文]ラ下二 けおさ・る
相手の勢いに負ける。気分的に圧倒される。「堂々たる門構えに―・れる」

けおそろし

けおそろ・し 【気恐ろし】 (形シク)
なんとなく恐ろしい。うすきみ悪い。「身づからも,おとどを見奉るに,―・しく,まばゆく/源氏(若菜下)」

けおとす

けおと・す [3][0] 【蹴落(と)す】 (動サ五[四])
(1)蹴って落とす。「小石を―・す」
(2)地位などを得るために,競争相手を強引に押しのける。「先輩を―・して出世する」
[可能] けおとせる

けおとす

けおとす【蹴落とす】
kick <a person> down <a cliff> .

けおとる

けおと・る 【気劣る】 (動ラ四)
なんとなく劣る。「同じ事なれど人聞きも―・りたる心地して/源氏(東屋)」

けおり

けおり [0] 【毛織(り)】
羊毛など獣毛の糸で織ること。また,織った布。

けおりもの

けおりもの【毛織物】
woolen goods.毛織物商 <米> a woolen dry goods dealer; <英> a woollen draper.

けおりもの

けおりもの [3][0] 【毛織物】
毛織りの布。毛織り。

けか

けか 【悔過】
(1)〔仏〕 仏・菩薩・僧に対し自分の罪を懺悔(ザンゲ)すること。また,その儀式。
(2)謝罪。「―はしたりとも,したりとも,目を見せむ/梁塵秘抄」

けかえし

けかえし [0] 【蹴返し】
(1)相撲の決まり手の一。相手の足のくるぶしのあたりを内から外に蹴り,同時に前にはたいて倒すわざ。
(2)歩くときに着物の裾(スソ)が返ること。また,返って見える裏。

けかえす

けかえ・す [0][2] 【蹴返す】 (動サ五[四])
(1)蹴ってもとの所へもどす。蹴り返す。「ボールを―・す」
(2)蹴られた仕返しに蹴る。蹴り返す。
(3)蹴ってひっくり返す。「塗り盆を,飛上る足で―・して/婦系図(鏡花)」
(4)歩く際に,着物の裾を開く,また裏に返す。「長襦袢を―・して蓮歩を運ばす風情/社会百面相(魯庵)」
[可能] けかえせる

けかき

けかき [3][0] 【毛掻き】 (名)スル
〔「けがき」とも〕
(1)「起毛」に同じ。
(2)製革工程の一。表面を鈍刀で摩擦して細毛をとり除くこと。

けかつ

けかつ 【飢渇】
飢えとかわき。また,飢饉(キキン)。けかち。

けかび

けかび [0] 【毛黴】
接合菌類ケカビ目の黴(カビ)。夏季,食品や草食動物の糞の上などに生える。菌糸は毛髪状。頂端に球形の胞子嚢(ホウシノウ)をつける。

けが

けが [2] 【怪我】 (名)スル
(1)不注意・不測の事態などのため,身体を傷つけること。また,その傷。「足を―する」
(2)過失。欠点。「一座のさばき終に―を見付ず/浮世草子・一代男 6」
(3)思いがけない事態。偶然。「―のはづみ/浄瑠璃・新版歌祭文」
〔「怪我」は当て字〕
→怪我な
→怪我に

けが

けが【怪我】
<inflict> a wound <on> ;→英和
an injury.→英和
〜をする get hurt <in the leg> .→英和
〜をさせる wound;injure;→英和
hurt.‖怪我人 a wounded person;the wounded (複数扱い);the casualties.怪我の功名 a chance success;a lucky hit.

けが=の功名(コウミヨウ)

――の功名(コウミヨウ)
間違ってしたことや何気なくしたことから,偶然に好結果が生まれること。

けがい

けがい [1][0] 【化外】
王化の及ばない所。国家の統治の及ばない所。
⇔化内

けがき

けがき [2] 【毛牡蠣】
海産の二枚貝。殻長5センチメートルほどの小形のカキ。殻表は灰紫色で,縁に棘(トゲ)が密生する。内面は灰緑色。食用。北海道南部以南の日本海岸と,房総半島以南の太平洋岸に分布。

けがき

けがき [0] 【毛描き・毛書き】 (名)スル
(1)日本画で,人物や鳥獣の毛を細かく描くこと。また,描いたもの。
(2)(「毛書」と書く)仮面の毛髪を筆で描くこと。また,その部分。
(3)細い筆で細かい字を書くこと。また,書いたもの。

けがき

けがき [1] 【罫書き・罫描き】 (名)スル
工作物の加工に必要な線や点を,罫引や罫書き針などを用いて材にしるすこと。

けがきふで

けがきふで [3] 【毛描き筆】
毛描き{(1)}の際に使う先の細い筆。

けがし

けが・し 【穢し】 (形シク)
けがらわしい。「年ふれば―・しきみぞにおちぶれて/散木奇歌集」

けがす

けが・す [2][0] 【汚す・穢す】 (動サ五[四])
(1)清らかなものや美しいものをきたなくする。「聖域を―・す」「滝壺(タキツボ)を―・さじとや/平家 5」
(2)名誉や名声に傷をつける。そこなう。「家名を―・す」
(3)分に過ぎた地位につく。自分のことについてへりくだっていうことが多い。「会長の席を―・す」「神崎遊女宮木は後拾遺集を―・す/十訓 7」
(4)女性を犯す。
〔「けがれる」に対する他動詞〕
[可能] けがせる

けがす

けがす【汚す】
stain;→英和
soil;→英和
disgrace (名誉などを);→英和
profane (神聖を);→英和
violate (女を).→英和

けがな

けがな 【怪我な】 (連語)
「けがに」に同じ。「―身に付けた例がない/浄瑠璃・新版歌祭文」

けがに

けがに 【怪我に】 (連語)
(下に打ち消しや禁止の言い方を伴って)たとえ間違っても。決して。「軽薄な犬畜生にも劣つた奴に,―も迷ふ筈はない/浮雲(四迷)」「隣の雪隠へは行く人―一人もなく/咄本・鹿の子餅」

けがに

けがに [0] 【毛蟹】
海産のカニ。甲は丸みのある四角形で,甲長10センチメートル内外。体色は淡黄褐色で,体表は黄茶色の剛毛におおわれる。肉は美味。日本海では福井県以北,太平洋では宮城県以北に分布。オオクリガニ。[季]冬。

けがにん

けがにん [0] 【怪我人】
けがをした人。負傷者。

けがみ

けがみ [0] 【罫紙】
⇒けいし(罫紙)

けがらう

けがら・う ケガラフ 【穢らふ】 (動ハ四)
〔動詞「けがる」に接尾語「ふ」の付いた語〕
(1)けがれに触れる。「かく―・ひたればとまるべきにもあらず/蜻蛉(中)」
(2)喪に服する。「故宮の御方につけつつ,さるべき殿ばら―・ひ給へり/栄花(嶺の月)」
(3)「死ぬ」の婉曲表現。「ある大徳のけさひきかけたりしままに,やがて―・ひにしかば/蜻蛉(上)」

けがらわしい

けがらわしい【汚らわしい】
filthy;→英和
dirty;→英和
disgusting;→英和
obscene.→英和

けがらわしい

けがらわし・い ケガラハシイ [5] 【汚らわしい・穢らわしい】 (形)[文]シクけがらは・し
そのものがけがれていて,こちらまでけがれてしまいそうな感じをいう。
(1)きたならしくて不快だ。醜悪でいとわしい。「そんな話は聞くのも―・い」
(2)(死・疫病・出産・月経などによって)不浄だ。清浄でない。「吾が身の―・しきものを滌(アラ)ひ去(ス)てむとのたまひて/日本書紀(神代上訓)」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

けがる

けが・る 【汚る・穢る】 (動ラ下二)
⇒けがれる

けがれ

けがれ【汚れ】
impurity;a stain[blot] <upon one's family> .→英和
〜のない stainless;→英和
pure.→英和

けがれ

けがれ [3][0] 【汚れ・穢れ】
(1)けがれること。特に精神的にみにくいこと。よくないこと。「この世の―に染まる」「―を知らない純真な少年」
(2)名誉をけがすこと。「家名の―」
(3)死・疫病・出産・月経などによって生じると信じられている不浄。罪・災いとともに,共同体に異常をもたらす危険な状態とみなされ,避け忌まれる。

けがれる

けが・れる [3][0] 【汚れる・穢れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 けが・る
きたない状態になる。多く,観念的・内面的なきたなさをいう。
(1)正しさ・清潔さ・清らかさを失う。神聖さがそこなわれる。「身も心も―・れてしまった」「―・れた金を受け取る」
(2)女性が貞操を失う。
(3)服喪・月経・出産などのために,不浄になる。「よべより―・れさせ給ひて/源氏(浮舟)」
〔「けがす」に対する自動詞〕

けがれる

けがれる【汚れる】
be stained[defiled].汚れた unclean;→英和
filthy.→英和

けがわ

けがわ【毛皮】
a fur;→英和
a pelt (牛・羊などの).→英和
〜のコート (えり巻) a fur coat (a boa).‖毛皮商 a furrier.

けがわ

けがわ [0] 【毛皮・毛革】
(1)毛のついたままの動物の皮。コート・襟巻き・敷き物などに用いる。[季]冬。
(2)漢字の部首の一。偏または旁(ツクリ)にある「皮」の部分。皮膚の状態などに関する文字を作る。ひのかわ。

けがわり

けがわり【毛替りする】
molt <the feathers> (鳥);→英和
shed <the hair> (獣).→英和

けきぜん

けきぜん [0] 【砉然】 (ト|タル)[文]形動タリ
骨と皮が離れるときのように,ばりばりと音を立てるさま。「―と故なきに響を起して/薤露行(漱石)」

けきょう

けきょう [0] 【化教】
律宗で,衆生(シユジヨウ)をその精神的素質に応じて教化する教え。制教の説く戒律に対し,定(ジヨウ)と慧(エ)をいう。
⇔制教

けぎ

けぎ [1] 【化儀】
〔仏〕 仏が衆生(シユジヨウ)を教導・感化する仕方。
⇔化法(ケホウ)

けぎ

けぎ 【褻着】
日常着る衣服。普段着。[ヘボン]

けぎたなし

けぎたな・し 【気穢し】 (形ク)
きたならしい。けがらわしい。「親疎に申されん事いと―・く覚候/平家(一末・延慶本)」

けぎょう

けぎょう [0] 【加行】
〔仏〕 中心的な修行の準備段階として行われる修行。多くは密教で灌頂(カンジヨウ)などの前段階の修行を言う。
→四度加行

けぎよし

けぎよ・し 【気清し】 (形ク)
さっぱりしている。「夜昼,心にかかりておぼゆるもあるが,―・う申し出でられぬはいかなるぞ/枕草子 23」

けぎらい

けぎらい [2] 【毛嫌い】 (名)スル
(1)はっきりした理由もなく嫌うこと。「数学を―する」
(2)鳥獣が相手の毛並みによって嫌うこと。
〔(2)が原義〕

けぎらい

けぎらい【毛嫌い】
antipathy.→英和
〜する be prejudiced <against> .

けぎれ

けぎれ [0] 【毛切れ】
(1)毛がすり切れること。「―がする」
(2)鎧(ヨロイ)の縅(オドシ)の糸がすり切れること。「―のしたる鎧着せ/幸若・八島」
(3)毛でこすられてすり切れた傷。

けぎわ

けぎわ [0] 【毛際】
毛の生えぎわ。

けく

けく
形容詞のク語法の語尾。…であること。シク活用の場合は「しけく」となる。「いた―」「やす―」「こひし―」
→ク語法

けく

けく
〔助動詞「き」のク語法。「しく」が一般的。「け」は古い未然形か〕
…たこと。「蓴(ヌナワ)繰り,延(ハ)へ―知らに/古事記(中)」

けく

けく 【希求】
〔呉音〕
「ききゅう(希求)」に同じ。「仰ぎて見れば法性の空晴れねど―の霞さす/栄花(鳥の舞)」

けく

けく 【結句】 (副)
〔「けっく」の転〕
(1)とどのつまり。あげくのはて。「振られて―は外聞/浮世草子・武道桜」
(2)かえって。「若き男は―物怯して/読本・雨月(菊花の約)」

けくで

けくで 【結句で】 (副)
むしろ。かえって。「―浮世が面白いと笑うて見せて力を付/浄瑠璃・淀鯉(上)」

けぐつ

けぐつ 【毛沓】
鹿・猪などの皮で作った半靴のくつ。検非違使・武士などが馬にのる際に用いた。
毛沓[図]

けぐるま

けぐるま 【毛車】
「糸毛(イトゲ)の車」に同じ。「旧上達部―に駕して/著聞 4」

けけし

けけ・し (形シク)
(1)よそよそしい。とりすましている。「殿も用意ことに,少し―・しきさまにもてない給ひて/源氏(真木柱)」
(2)寛容でない。柔軟性がない。「その比は少し似たる事も―・しく嫌ひのぞきて/去来抄」

けげん

けげん [0] 【怪訝】 (名・形動)[文]ナリ
訳がわからなくて,変だと思うさま。不思議そうにするさま。「―そうに尋ねる」「―な顔をする」

けげん

けげん【怪訝な(そうに)】
dubious(ly).→英和
〜な顔をする look dubious.

けげん

けげん [0] 【化現】 (名)スル
神仏などが姿を変えてこの世に現れること。化作(ケサ)。「利生菩薩の―して/海道記」

けこ

けこ 【笥籠】
〔「けご」とも〕
食物を盛る器。「手づから飯匙(イイガイ)とりて,―のうつは物に盛りけるを見て/伊勢 23」

けこ

けこ [1] 【花籠・華筥】
法要の際,散華(サンゲ)に用いる花を入れる仏具。もとは竹の籠(カゴ)であったが,のちには金属で皿形に作り下に飾りひもや房をたらす。はなざら。はなかご。
花籠[図]

けこう

けこう [0] 【華香・花香】
仏前に供える香と花。香華(コウゲ)。

けこみ

けこみ [0] 【蹴込み】
(1)階段の踏み板と踏み板の間の垂直な部分。
(2)家の上がり口の,地面と垂直な部分。
(3)人力車の腰掛けの前の部分で,乗客が足をのせる部分。
(4)劇場の舞台の縁の下の部分。
(5)歌舞伎の大道具で,家の床・土手など,舞台より高くつくった装置の垂直の部分。

けこみいし

けこみいし [3] 【蹴込み石】
家の土台を支える猫石と猫石のすき間にさしこむ石。打ち込み石。

けこみどこ

けこみどこ [3] 【蹴込み床】
床の間の形式の一。床框(トコガマチ)を用いず,床板(トコイタ)と畳寄せの間に蹴込み板を張ったもの。

けこむ

けこ・む [2][0] 【蹴込む】 (動マ五[四])
(1)中へけり入れる。「石を―・む」「決勝の一点を―・む」
(2)商売で損をする。くいこむ。「最う一割も―・んでゐやせうぜ/滑稽本・大千世界楽屋探」
[可能] けこめる

けころ

けころ 【蹴転】
「けころばし」に同じ。「かさの,とやしげ,しお花,―めいたる拵にて/歌舞伎・時桔梗」

けころばし

けころばし 【蹴転ばし】
江戸時代中期,江戸の下谷・浅草あたりにいた素人風の私娼。けころ。蹴倒し。「―ごみも無いのにはいて居る/柳多留 7」

けころばす

けころば・す [4] 【蹴転ばす】 (動サ四)
けって倒す。けってひっくりかえす。「踏んぞろばいても―・いても/松の葉」

けご

けご [1] 【毛蚕】
卵からかえったばかりのカイコ。体は黒く長い毛におおわれている。蟻蚕(ギサン)。

けご

けご [1] 【毛仔・毛子】
孵化(フカ)したばかりの稚魚。主に養殖魚にいう。

けごみ

けごみ 【警固見】
ひそかに敵情を探る者。間諜。「盗の―こそきたつたれ/幸若・信太」

けごみる

けご・みる 【警固見る】 (動マ上一)
敵情や城の構えなどを探る。「経を読みて物を乞ひけるを―・みる者にこそあんめれとて/平家(三本・延慶本)」

けごろも

けごろも [2] 【毛衣・裘】
(1)毛皮で作った衣服。かわごろも。また,獣の毛皮。[季]冬。
(2)鳥の羽毛。また,鳥の羽毛で作った衣服。羽衣。

けごろも

けごろも 【褻衣】
平常着る服。ふだん着。「あすよりは,朱(アケ)の衣を―にせむ/神楽歌」

けごろもを

けごろもを 【褻衣を】 (枕詞)
ふだん着を洗うため解くことから,同音の「時」にかかる。「―時かたまけて出でましし/万葉 191」

けごん

けごん [0] 【華厳】
(1)「華厳経」の略。
(2)「華厳宗」の略。

けごんいん

けごんいん 【華厳院】
仁和寺の別院の寺。

けごんえ

けごんえ [2] 【華厳会】
華厳経を読誦(ドクジユ)する法会(ホウエ)。特に,旧暦三月一四日に奈良の東大寺で行われるものをいう。

けごんぎょう

けごんぎょう 【華厳経】
大乗経典の一つで,華厳宗所依(シヨエ)の経典。漢訳に,東晋(トウシン)の仏駄跋陀羅(ブツダバツダラ)訳(旧訳華厳経,六〇巻),唐の実叉難陀(ジツシヤナンダ)訳(新訳華厳経,八〇巻),唐の般若(ハンニヤ)訳(貞元経,四〇巻)の三つがある。世界を毘盧遮那仏(ビルシヤナブツ)の顕現として,一塵(イチジン)の中に全世界が宿り,一瞬の中に永遠があるという。一即一切,一切即一の世界観を説く。また,入法界品の善財童子が五三人の善知識を訪ねる物語は,東海道五十三次など各分野に影響を与えた。

けごんしゅう

けごんしゅう [2] 【華厳宗】
華厳経の教説に基づき,中国唐代の僧法蔵が開いた大乗の宗派。華厳教学は天台教学と並ぶ仏教の代表的な思想。日本には736年に唐僧道璿(ドウセン)が伝え,新羅(シラギ)僧審祥(シンジヨウ)が東大寺で初めて華厳経を講じ,日本華厳宗の第一祖となった。第二祖良弁(ロウベン)によって確立したが,のちに衰え,鎌倉時代に凝然・高弁により復興された。東大寺を大本山とする。

けごんじ

けごんじ 【華厳寺】
(1)中国山西省大同府にある寺。上寺は1062年,下寺は1038年の創建。中国最古の木造建築の一。
(2)韓国南部,智異山の麓,全羅南道東北部にある寺。544年新羅(シラギ)の真興王創建。華厳道場の中心地であったが,1593年焼失。1630年に碧巌(ヘキガン)が再興して以来禅宗の道場となった。
(3)岐阜県揖斐(イビ)郡谷汲村にある天台宗の寺。山号は谷汲山。798年豊然(ブネン)の開基。西国三十三所最後の札所。

けごんじ

けごんじ [2] 【華厳時】
天台宗の判教五時の一。釈迦が成道後の最初の三七(サンシチ)日間,菩提樹の下で華厳経を説いた時期。

けごんのたき

けごんのたき 【華厳滝】
栃木県日光市にある滝。男体山の溶岩流末端の100メートルの絶壁にかかる。中禅寺湖東部の流出口に近く,落下して大谷(ダイヤ)川となる。

けさ

けさ【今朝(早く,おそく)】
(early,late) this morning.

けさ

けさ【袈裟】
a surplice.→英和

けさ

けさ [2][0] 【袈裟】
〔梵 kāṣāya 不正色・壊色(エシキ)の意〕
(1)インドで仏教者の着る法衣(ホウエ)のこと。中国・日本では衣(コロモ)の上に左肩から右腋下へかける長方形の布をいう。インドの法衣が形式化したもので,小さい四角の布を縫い合わせて作り,中国・日本では次第に色や布は華美なものが用いられるようになった。宗派によって各種の形式のものがある。功徳衣。無垢衣。福田衣。忍辱鎧(ニンニクガイ)。卓衣。
(2)「袈裟懸け」の略。「―に斬る」

けさ

けさ 【化作】 (名)スル
「化現(ケゲン)」に同じ。「阿弥陀仏の鸚鵡鳥と―して/今昔 4」

けさ

けさ [1] 【今朝】
今日の朝。こんちょう。「―早く着いた」

けさいろく

けさいろく 【毛才六】
人をののしっていう語。青二才。才六。青才六。「や,ちよこざいな―/浄瑠璃・油地獄(上)」

けさがけ

けさがけ [0] 【袈裟懸(け)】
(1)袈裟をかけるように,一方の肩から他方の腋(ワキ)へ斜めに物をかけること。
(2)一方の肩から他方の腋へかけて,刀で斬り下げること。けさぎり。「―に斬る」

けさがた

けさがた [0][2] 【今朝方】
今日の朝ほど。今朝ほど。「―小雨が降った」

けさがた

けさがた [0] 【袈裟形】
「袈裟襷(ケサダスキ){(1)}」に同じ。

けさがため

けさがため [3] 【袈裟固め】
柔道の抑え込み技の一。あお向けに倒した相手の肩と腋(ワキ)の下とを袈裟懸けの形に抑え込むもの。

けさぎり

けさぎり [0] 【袈裟斬り】
「袈裟懸(ケサガ)け{(2)}」に同じ。

けさごぜん

けさごぜん 【袈裟御前】
平安末期の伝説上の女性。北面の武士源渡(ワタル)の妻。夫の同僚遠藤盛遠(のちの文覚(モンガク))に横恋慕され,夫の身代わりに殺される。

けさずきん

けさずきん 【袈裟頭巾】
法師武者が戦場で兜(カブト)の上にかぶった頭巾。

けさだすき

けさだすき [3] 【袈裟襷】
(1)梵鐘(ボンシヨウ)の外面にある縦横の帯。袈裟形。
(2)斜め格子文の帯で縦横に区切った文様。弥生時代の銅鐸に多くみられる。

けさのあき

けさのあき 【今朝の秋】
俳句で,立秋の日の朝。秋の気配を発見した感慨をいう語。[季]秋。

けさのはる

けさのはる 【今朝の春】
俳句で,元日の朝。新春を祝う語。[季]新年。
〔立春の朝の意で用いることもある〕

けさのふゆ

けさのふゆ 【今朝の冬】
俳句で,立冬の日の朝。引き締まった寒さの感慨をいう語。[季]冬。

けさぶくろ

けさぶくろ [3] 【袈裟袋】
禅僧が行脚(アンギヤ)のときに,袈裟やその他の用具を入れて首にかけ胸に垂らす袋。

けさほど

けさほど [0] 【今朝程】
けさがた。けさ。

けさん

けさん 【卦算】
「けいさん(卦算){(1)}」に同じ。

けざ

けざ [1] 【華座】
〔仏〕 仏・菩薩の座する蓮華(レンゲ)の台座。蓮華座。蓮台。

けざけざ

けざけざ (副)
〔「けさけさ」とも〕
際立ってはっきりしているさま。「―ともの清げなるさましてゐ給へり/源氏(野分)」

けざし

けざし [0] 【毛刺(し)】
日本刺繍(シシユウ)の技法の一。同方向に刺し並べた糸の上を細い糸で重ねて刺し,柔らかな感じを表現するもの。鳥の羽などに用いる。

けざや

けざや [0] 【毛鞘】
「尻鞘(シリザヤ)」の別名。

けざやか

けざやか [2] (形動)[文]ナリ
はっきりしているさま。際立っているさま。「黄金(キン)の腕環の―に燿ける手/金色夜叉(紅葉)」

けざやぐ

けざや・ぐ (動ガ四)
きわだつ。目立つ。「うけばりて取り放ち,―・ぎ給ふべきことにもあらねば/源氏(藤袴)」

けし

けし 【衣】
〔動詞「着(ケ)す」の連用形から〕
(「御衣(ミケシ)」の形で)ころも。「ぬばたまの黒き御―を/古事記(上)」

けし

け・し 【異し・怪し】 (形シク)
(1)普通と違っている。いつもの状態ではない。「あらたまの年の緒長く逢はざれど―・しき心を我(ア)が思(モ)はなくに/万葉 3775」
(2)不審だ。奇怪だ。「この女かく書きおきたるを―・しう,…何によりてかからむと,いといたう泣きて/伊勢 21」
(3)(程度が)はなはだしい。ひどい。「宿世は知らねども,さるまじらひせむにも,―・しうは人に劣らじ/宇津保(嵯峨院)」

けし

け・し (接尾)
〔形容詞型活用〕
体言などに付いて,そういう性質・状態にある意を表す。「見奉る人さへ露―・き秋なり/源氏(桐壺)」「のど―・し」

けし

けし [0] 【芥子・罌粟】
(1)ケシ科の大形二年草。東ヨーロッパ原産。高さ約1メートル。葉は緑白色で基部は茎を抱く。初夏,茎頂に紅・紅紫・白などの大きな四弁花を単生し,球形の果実を結ぶ。種子は小さく黒または白で多数あり,芥子油をとるほか,パンや和菓子の飾りに用いる。未熟の果実から阿片がとれるので,一般の栽培は禁止されている。
〔「芥子の花」は [季]夏。《己れ毒と知らで咲きけり―の花/虚子》〕
(2)ケシ科ケシ属の草花の総称。ヒナゲシ・オニゲシなど。
(3)カラシナの古名。特に,その種子。食用・薬用とするほか,仏寺で護摩をたくのに用いる。
(4)「芥子玉(ケシダマ)」に同じ。
(5)鎧(ヨロイ)の飾り。こまかい鋲(ビヨウ)を飾りに打ちつけたもの。
(6)「芥子坊主(ケシボウズ){(2)}」に同じ。
(7)(名詞の上に付いて)きわめて小さいの意を添える。「―粒」「―本」
芥子(1)[図]

けし

けし [0] 【消し】
(1)消すこと。「―ゴム」「火―」
(2)文字などを消した跡。「見舞の状を書きかけ,―の出来たのを引裂いて/油地獄(緑雨)」
(3)囲碁で,相手の模様を狭めるためにその周辺に石を打つこと。また,その着手。

けし

けし【芥子】
a poppy.→英和
〜粒 a poppy seed.

けしあざみ

けしあざみ [3] 【芥子薊】
ノゲシの別名。

けしあぶら

けしあぶら [3] 【芥子油】
芥子の種子から製した油。上等品は食用とし,絵の具・石鹸などの材料にも用いる。けしゆ。

けしあられ

けしあられ [3] 【芥子霰】
「芥子玉(ケシダマ)」に同じ。

けしいん

けしいん [0] 【消印】
(1)郵便切手・葉書,印紙・証紙などが使用済みであることを示すために押す印。
(2)記載事項などを消した印として押す印。訂正印。

けしいん

けしいん【消印】
a postmark;→英和
a date stamp (日付印).〜のある postmarked <from London on May 5> .

けしうはあら∘ず

けしうはあら∘ず
〔「けしうはあらじ」「けしくはあらず」「けしくはあらじ」とも〕
(1)それほど悪くない。まあまあよい。「なべてはこのわたりにも,またかばかりの容貌はあらじ。これも―∘ざりけり/宇津保(楼上・下)」
(2)それほど重大なことではない。たいしたことではない。「異奴(コトヤツコ)の射るにこそ有けれ。―∘じ/今昔 29」

けしか

けしか [0] 【芥子科・罌粟科】
双子葉植物離弁花類の一科。北半球の温帯に多く,世界に四七属約七〇〇種ある。草本で,しばしば乳汁をもつ。葉は互生。花は両性。果実は蒴果(サクカ)。コマクサ属・キケマン属は花に距(キヨ)または苞(ホウ)があり角果を結ぶので別科とすることがある。ケシ・ヒナゲシ・タケニグサ・クサノオウ・コマクサ・キケマンなど。

けしかける

けしか・ける [4][0] 【嗾ける】 (動カ下一)[文]カ下二 けしか・く
(1)犬などに声をかけ勢いづけて,相手に向かわせる。「犬を―・ける」[日葡]
(2)そそのかす。あおる。「弟を―・けて親にねだらせる」

けしかける

けしかける
(1) set <a dog> at[on] <a person> .
(2) instigate;→英和
urge <a person to do> .→英和

けしから∘ず

けしから∘ず 【怪しからず】 (連語)
〔形容詞「けし」の補助活用「けしかり」の未然形「けしから」に打ち消しの助動詞「ず」の付いたもの〕
(1)普通ではない。「かく―∘ぬ心ばへは使ふものか/源氏(帚木)」
(2)不都合だ。「―∘ぬ所に通ひいきて,悲しきことを見ること/宇津保(忠こそ)」
(3)はなはだしい。「―∘ず物騒に候は,何事にて候ぞ/謡曲・隅田川」
(4)たいしたこともない。「世の中のかくはかなければこそ―∘ぬ童部の行先思ひやられて/宇津保(春日詣)」
(5)格別である。「一夜―∘ず摂して候ひしよ/謡曲・鵜飼」

けしからぬ

けしからぬ【怪しからぬ[ん]】
rude;→英和
shameful;→英和
scandalous;→英和
unpardonable;indecent;→英和
improper <behavior> .→英和

けしからぬ

けしからぬ 【怪しからぬ】 (連語)
道理や礼儀にはずれていてよくない。無礼だ。不都合だ。けしからん。「―振る舞い」
〔本来は「怪(ケ)しかる」の意。強い否定の意を表すために,誤って打ち消しの助動詞「ぬ」を加えたもの〕

けしからん

けしからん 【怪しからん】 (連語)
(1)「けしからぬ」に同じ。「―ことを言うやつだ」
(2)憤慨した感情を表出する語。「こんなに待たせるとは全く―」

けしかる

けしかる 【怪しかる】
〔形容詞「けし」の補助活用「けしかり」の連体形〕
(1)ふしぎだ。異様だ。えたいがしれない。「―紙をたづねて得させたり。かやうの紙で物かくやうなし,とて投げ返す/平家 5」
(2)いっぷう変わっている。おもしろい。「これも―わざかな,とて御衣ぬぎてかづけさせ給ふ/増鏡(おどろの下)」

けしがね

けしがね 【芥子金】
江戸時代,二朱・一朱の金貨・銀貨。小粒。

けしがら

けしがら [0] 【芥子殻】
(1)芥子の果実から種子を取ったあとのから。鎮痛薬・鎮咳薬として用いる。罌粟殻(オウゾクコク)。
(2)武具の指物で,竿先に芥子の実と葉を模したつくりものを取りつけたもの。

けしき

けしき [1] 【景色】
〔「気色」から。近世以降の用字〕
(1)ながめ。風景。特に,自然のながめ。「―のいい所」
(2)茶人のいう陶器の見所の一。陶器表面にかけた釉(ウワグスリ)の流れ具合や溶け具合,また焼成時の火加減により生じた窯変(ヨウヘン)など,不測の変化をいう。

けしき

けしき【気色】
a look;→英和
<show> signs <of spring> .

けしき

けしき [1] 【気色】
(1)おもてにあらわれでた心の動き。顔色や態度など。また,機嫌。「臆する―もなく進み出た」「―を柔げて詞を掛けた/青年(鴎外)」
(2)何かが起ころうとする気配。きざし。「雨は止む―もない」
(3)物事のありさま。自然のたたずまい。光景。「今日,風雲の―はなはだ悪し/土左」「物詣での―とは見えさぶらはず/平家 12」
(4)意向をほのめかすこと。また,内諾。「世にかく漏り聞えたるに院の御―のいといみじきなり/栄花(玉のむら菊)」
(5)内情をほのかに示す,わずかなしるし。「―な見せそ,とて笑はせ給ふ/枕草子 49」
(6)目上の人から受けている信頼・寵愛など。「日ごろの御―も違ひ,昇進もし給はざりけり/徒然 128」

けしき

けしき【景色】
scenery;→英和
a landscape;→英和
a view.→英和
〜のよい場所 a scenic spot.

けしき=あり

――あ・り
(1)人の気持ち,事の気配などをそれとなく表している。「―・る消息聞こえ給へど/宇津保(忠こそ)」
(2)一風変わっている。また,変わっていておもしろい。「いと―・るみ山木に宿りたる蔦の色ぞまだ残りたる/源氏(宿木)」
(3)普通ではない。あやしい。「かばかり雨もよに,夜中に唯二人いくは―・り。捕へよ/落窪 1」

けしき=悪(ア)し

――悪(ア)・し
機嫌が悪い。「おほやけの御―・しかりけり/伊勢 114」

けしき=覚(オボ)ゆ

――覚(オボ)・ゆ
(1)情趣が感じられる。おもしろいと思う。「ことばの外に,あはれに―・ゆるはなし/徒然 14」
(2)怪しい気配がする。無気味に思う。「かく人がちなるにだに―・ゆ/大鏡(道長)」

けしきだつ

けしきだ・つ 【気色立つ】 (動タ四)
(1)それらしい様子が現れる。きざす。「いつしかと―・つ霞に木の芽もうちけぶり/源氏(初音)」
(2)心のうちを顔色や態度に表す。「かく親しき人々も―・ちいふべかめる事どももあるに/源氏(賢木)」
(3)気どった様子をする。「扇をさしかくして―・ち笑ふほどもさすがにをかし/大鏡(序)」

けしきづく

けしきづ・く 【気色付く】 (動カ四)
(1)どこか普通とは違っている。「いとおほどかに女しきものから―・きてぞおはするや/源氏(野分)」
(2)その様子がうかがわれる。きざす。「風などは吹けど―・きてこそあれ/源氏(須磨)」

けしきどる

けしきど・る 【気色取る】 (動ラ四)
(1)様子を見て察する。「おとど,佐(スケ)君も―・りて問ひ給ふ/宇津保(俊蔭)」
(2)意向をたしかめる。「さるべき人して―・らせ給ひけれど/源氏(早蕨)」
(3)機嫌をとる。「追従し,―・りつつ従ふ程は/源氏(乙女)」

けしきのもり

けしきのもり 【気色の森】
現在の鹿児島県国分(コクブ)市にあったとされる森。和歌で,「気色」を掛けて詠まれることが多い。((歌枕))「わがためにつらき心は太隅の―のさもしるきかな/古今六帖 2」

けしきばかり

けしきばかり 【気色許り】
ほんの形だけ。ごくわずか。しるしばかり。「朝餉(アサガレイ)の―ふれさせ給ひて/源氏(桐壺)」

けしきばむ

けしきば・む [4] 【気色ばむ】 (動マ五[四])
(1)怒りを表情や態度に表す。「人をくった発言に思わず―・む」
(2)兆しが見える。様子が外に現れる。「梅は―・みほほゑみ渡れる/源氏(末摘花)」
(3)気持ちが顔色などに表れる。「うらめしげに―・み聞え給ふ/源氏(朝顔)」
(4)様子をつくる。意味ありげな様子をする。「艶だち―・まむ人は,消えも入りぬべきすまひのさまなめりかし/源氏(夕顔)」

けしきばむ

けしきばむ【気色ばむ】
get angry[excited].

けしぐくり

けしぐくり [3] 【芥子括り】
(1)着物の袖口を細くくけたもの。江戸時代,侠客や伊達者が用いた。けし。
(2)袋物や巾着(キンチヤク)などの,口の周りのひらひらした縁。また,歌舞伎衣装の袖・襟・裾などに縫いそえた五色のひらひらした縁。

けしぐち

けしぐち [0][2] 【消し口】
〔「けしくち」とも〕
火事で,最初に消火にとりかかる場所。

けしぐち=を取る

――を取・る
ある火消し組が他の組に先んじて,消し口をつくる。そこに組の纏(マトイ)あるいは組の名を記した札を立てた。

けしこみ

けしこみ [0] 【消し込み】
釣りで,魚が餌(エサ)をくわえて引き,水面の浮きが水中に引き込まれて見えなくなること。

けしさる

けしさ・る [3] 【消し去る】 (動ラ五[四])
消してなくす。すっかり消してしまう。
[可能] けしされる

けしず

けしず [0] 【芥子酢】
煎(イ)った芥子の実をすって加えた加減酢。川魚の膾(ナマス)やウドなどに用いる。

けしずみ

けしずみ [0] 【消し炭】
おこった炭火や燃えた薪(マキ)の火を消して作った炭。火つきがよい。[季]冬。《―のすぐおこりたつ淋しさよ/虚子》

けしずみいろ

けしずみいろ [0] 【消し炭色】
非常に濃い鼠色。

けしずみぐろ

けしずみぐろ [0] 【消し炭黒】
「消し炭色」に同じ。

けしだま

けしだま [0] 【芥子玉】
染め模様の一。ごく細かい玉を一面に散らしたもの。手拭(ヌグ)い・浴衣などに染める。けし絞り。けしあられ。けし。

けしつぶ

けしつぶ [3][0] 【芥子粒】
芥子の種子。非常に小さいもののたとえ。「飛行機はもう―のように小さくなった」

けしつぼ

けしつぼ [0][3] 【消し壺】
炭や薪(マキ)の火を消すのに使う壺。火消し壺。

けして

けして [0] 【決して】 (副)
「けっして(決){(1)}」に同じ。

けしとぶ

けしと・ぶ [3] 【けし飛ぶ】 (動バ五[四])
(1)(「消し飛ぶ」とも書く)勢いよく飛んでゆく。ふっとぶ。「円高で利益が―・んだ」「蹴られて叫ぶ将衡は…三間許(バカリ)―・ばされて/読本・八犬伝 9」
(2)つまずいてよろめく。「逆木(サカモギ)に―・んで倒れければ/平治(中)」

けしとめる

けしと・める [4][0] 【消し止める】 (動マ下一)[文]マ下二 けしと・む
(1)燃え広がろうとする火を防ぎとめる。「羽目板を焼いただけで―・めた」
(2)うわさなどが広がるのをくいとめる。「業界内部で―・める」

けしとめる

けしとめる【消し止める】
put out[extinguish] <a fire> ;get <a fire> under control.

けしにんぎょう

けしにんぎょう [3] 【芥子人形】
衣装を着せた小さな木彫りの人形。江戸時代中期に流行。

けしぬい

けしぬい [0] 【芥子繍】
日本刺繍(シシユウ)で,織り糸を一本ずつすくって小さな点を現す刺し方。

けしびな

けしびな [3] 【芥子雛】
ごく小さい雛人形。まめびな。

けしふん

けしふん [0] 【消し粉】
金銀の箔(ハク)を膠(ニカワ)あるいは水飴と混ぜて乾かし,もんで粉末にしたもの。日用品の蒔絵(マキエ)に用いる。

けしふんまきえ

けしふんまきえ [5][6] 【消し粉蒔絵】
蒔絵の一種。漆(ウルシ)で模様を描いた上に消し粉をつけて乾燥させた簡単な蒔絵。安価で簡単な技法なので日用雑貨用品に多く用いる。消し蒔絵。消し粉蒔立(マキタテ)。

けしぼうず

けしぼうず [3] 【芥子坊主】
(1)ケシの果実。径4〜5センチメートルの球形で表面は平滑。上部に菊座状のふくらみがある。熟すると上部の穴から多数の細かい種子を出す。芥子の実。[季]夏。
(2)頭髪をまん中だけ残して周囲を剃(ソ)り落とした乳幼児の髪形。けしぼん。芥子坊。おけし。けし。
芥子坊主(2)[図]

けしぼん

けしぼん [0] 【芥子本】
「豆本」に同じ。特に,江戸時代の小形の版本。

けしまく

けしまく [0] 【消し幕】
歌舞伎で,舞台上で死んだ役の俳優を,途中で退場させるときに用いる幕。後見が黒または赤幕を広げて持ち,俳優をかくしながら,共に移動して退場させる。

けしむらさき

けしむらさき [4] 【滅紫】
染め色の一。くすんだ紫色。めっし。

けしゃく

けしゃく [0] 【挂錫・掛錫】
〔錫杖(シヤクジヨウ)を挂(カ)ける意〕
僧侶が行脚(アンギヤ)中,ある寺に滞在すること。かしゃく。

けしゅ

けしゅ [1] 【化主】
〔仏〕
(1)〔衆生(シユジヨウ)を教化する主の意〕
仏。
(2)高徳の僧。
(3)真言宗新義派で,管長または寺の住職の敬称。
(4)仏道を説き,また寺院の費用にあてるため,寺院を出て人々に施物を請う禅僧。街坊(ガイボウ)。

けしゆ

けしゆ [2] 【芥子油】
⇒けしあぶら(芥子油)

けしょう

けしょう [0] 【化生】 (名)スル
(1)〔仏〕 四生(シシヨウ)の一。母胎・卵・湿気などによらず,自分の力によって忽然(コツゼン)と生まれること。天人や地獄・中有の者の生まれ方。
(2)〔仏〕 浄土教で,阿弥陀の浄土に成仏すること。
(3)生まれかわり。化身。
(4)化け物。

けしょう

けしょう【化粧】
(a) makeup;→英和
toilet.→英和
〜する make one's toilet;make up <one's face> ;powder one's face;dress oneself (着付け).‖化粧台(室,着) a dressing table (room,gown).化粧道具 a toilet set.化粧箱 a dressing[toilet]case;a vanity case (携帯用).化粧品 toilet articles;cosmetics.化粧品店 a cosmetics store.厚[薄]化粧 heavy[light]makeup.

けしょう

けしょう 【顕証】
〔「けんしょう」の撥音「ん」の無表記〕
あらわではっきりしていること。けそう。けんそう。「所のさまも,あまりに河づら近く―にもあれば/源氏(宿木)」

けしょう

けしょう [2] 【化粧・仮粧】 (名)スル
(1)紅・白粉(オシロイ)などをつけて顔を美しく見せること。けそう。「うっすらと―する」
(2)表面だけをつくろい飾ること。また,その飾り。「差いた刀は―か伊達か/浄瑠璃・碁盤太平記」
(3)建物・器物などの外から見える部分。また,その部分に施す仕上げ・彩色など。
⇔野(ノ)

けしょういくさ

けしょういくさ 【化粧軍】
本気ではないいくさ。形だけのいくさ。「―にてある間,駆くるは安けれどもひくが大事にありと聞くぞ/幸若・八島」

けしょういた

けしょういた [4] 【化粧板】
(1)木造建築物で,外から見える部分に用いる,きれいに仕上げた板。
(2)鉋(カンナ)削りをして仕上げた板。

けしょううらいた

けしょううらいた [4] 【化粧裏板】
軒下で化粧垂木の後ろにある化粧板。

けしょうかなぐ

けしょうかなぐ [4] 【化粧金具】
建物や器具を装飾し,かつ丈夫にするための金具。

けしょうがけ

けしょうがけ [0] 【化粧掛(け)】
陶器の素地(キジ)が黒くて絵付けなどに適さない場合,また,釉(ウワグスリ)の発色を美しくするために,素地の表面に白色陶土をかけること。

けしょうがね

けしょうがね [2] 【化粧金】
「化粧金具」に同じ。

けしょうがみ

けしょうがみ [2][0] 【化粧紙】
(1)「力紙(チカラガミ){(1)}」に同じ。
(2)化粧直しに用いる柔らかい紙。

けしょうくずれ

けしょうくずれ [4] 【化粧崩れ】
汗や涙のために顔の化粧がはげ落ちること。

けしょうこまい

けしょうこまい [4] 【化粧木舞】
化粧屋根裏に用いる美しく仕上げた木舞。

けしょうごうはん

けしょうごうはん [4] 【化粧合板】
表面に仕上げ用の処理を施した合板の総称。プリント合板・塗装合板・塩ビ合板など。

けしょうごえ

けしょうごえ [4] 【化粧声】
歌舞伎で,荒事の主人公の演技を引き立てるために端役がかけるかけ声。

けしょうした

けしょうした [0] 【化粧下】
「白粉下(オシロイシタ)」に同じ。

けしょうしつ

けしょうしつ [2] 【化粧室】
(1)化粧や身繕いをするための部屋。化粧部屋。
(2)洗面所・便所などのある小部屋。

けしょうじお

けしょうじお [2] 【化粧塩】
焼き上がりを美しくするために,塩焼きにする魚に焼く直前に振りかけたり,ひれにまぶしたりする塩。

けしょうすい

けしょうすい [2] 【化粧水】
洗顔後肌につけて,水分や油分が失われないように保護する液状の化粧品。スキン-ローション。

けしょうせっけん

けしょうせっけん [4] 【化粧石鹸】
洗顔用の良質の石鹸。

けしょうだい

けしょうだい [0] 【化粧台】
(1)化粧道具を載せる台。
(2)部屋の装飾として置く台。

けしょうだち

けしょうだち [0][5] 【化粧立ち】
(相撲で)
(1)仕切りの際,立つ気がないのに相手力士の動揺をねらって立つような態度をとること。
(2)仕切り直しの際,口すすぎや塩をとるために立ち上がること。

けしょうだち

けしょうだち [0] 【化粧裁ち】
表具・製本で,紙のふちや本の小口をきれいに切ること。

けしょうだな

けしょうだな [2] 【化粧棚】
(1)洗面所で,洗面道具・化粧道具などを置く棚。
(2)飾り棚の形式の一。書院・床脇などの装飾棚。

けしょうだるき

けしょうだるき [4] 【化粧垂木】
軒や化粧屋根裏など見える所に用いる,美しく仕上げられた垂木。
⇔野垂木(ノダルキ)

けしょうだんす

けしょうだんす [4] 【化粧箪笥】
低いたんすの上に鏡を取りつけた,鏡台とたんすを兼ねる家具。

けしょうづみ

けしょうづみ [0] 【化粧積み】
煉瓦(レンガ)・ブロックなどの積み方で,表面を外側にあらわし,そのまま仕上げとするもの。

けしょうでん

けしょうでん 【化粧田】
中世から江戸初期,上級の武士の娘が嫁入りする際に持参する田地。所有権は夫に移らないことが多い。けわいでん。

けしょうなおし

けしょうなおし [4] 【化粧直し】
(1)くずれた化粧を整えること。
(2)いたんだ建物・部屋などに手を入れること。

けしょうなわ

けしょうなわ [2] 【化粧縄】
酒樽などの装飾のためにかけた縄。

けしょうのいた

けしょうのいた [5] 【化粧の板】
胸板や,袖の冠板など,甲冑(カツチユウ)の金具廻(カナグマワ)りに接する箇所の小札(コザネ)に取りつける染め革で包んだ飾り板。
→大鎧(オオヨロイ)

けしょうのもの

けしょうのもの 【化生の者】
化け物。変化(ヘンゲ)。

けしょうばこ

けしょうばこ [2] 【化粧箱】
(1)化粧道具を入れておく箱。
(2)進物などに使う美しい箱。

けしょうひん

けしょうひん [0] 【化粧品】
化粧に用いる品。クリーム・白粉(オシロイ)・口紅など。

けしょうまく

けしょうまく [2] 【化粧幕】
(1)歌舞伎などで使う小紋を染めた幕。雑幕(ゾウマク)。
(2)歌舞伎で,俳優が次の扮装(フンソウ)に時間がかかるときなどに,つなぎに挿入する一場面。

けしょうまわし

けしょうまわし [4] 【化粧回し】
相撲で,関取が土俵入りなどの際につけるまわし。金糸・銀糸で豪華な刺繍(シシユウ)をしたものが多い。

けしょうみず

けしょうみず [2] 【化粧水】
(1)化粧に用いる真水。
(2)「力水(チカラミズ)」に同じ。
(3)中世,婚姻関係が生じた領主間で,川や用水の上流部の領主から下流部の領主に融通される用水。

けしょうめぬき

けしょうめぬき [4] 【化粧目貫】
太刀の柄(ツカ)に連ねて打つ飾りのついた鋲(ビヨウ)。俵目貫が代表的。

けしょうもとゆい

けしょうもとゆい [4] 【化粧元結】
「入れ元結」に同じ。

けしょうやけ

けしょうやけ [0] 【化粧焼け】 (名)スル
「白粉(オシロイ)焼け」に同じ。

けしょうやなぎ

けしょうやなぎ [4] 【化粧柳】
ヤナギ科の落葉高木。本州中部と北海道の河原などに自生。枝や葉に毛がなく,白粉を帯びる。雌雄異株。

けしょうやねうら

けしょうやねうら [4] 【化粧屋根裏】
天井を張らず,梁(ハリ)・垂木・木舞(コマイ)などがあらわれている屋根裏をそのまま仕上げて天井としたもの。茶室などに用いる。
化粧屋根裏[図]

けしょうりょう

けしょうりょう [2] 【化粧料】
(1)化粧にかかる費用。また,婦人のこづかい費。
(2)江戸時代,女子が嫁入りする際の持参金。けわいりょう。
(3)「化粧田(ケシヨウデン)」に同じ。
(4)中世,女子に生存の間だけ許された相続財産。装束料。

けしょうギセル

けしょうギセル [4] 【化粧―】
美しい絵模様のあるキセル。多く陶製。

けしん

けしん 【灰身】
〔「け」は呉音〕
「灰身滅智(ケシンメツチ)」の略。

けしん

けしん [0] 【化身】 (名)スル
(1)神仏が姿をかえて,この世に生まれて来ること。生まれかわり。「神の―」
(2)〔仏〕「応身(オウジン)」に同じ。
(3)芝居に登場する妖怪変化。

けしん

けしん【化身】
(an) incarnation <of avarice> .→英和
悪魔の〜 a devil incarnate.

けしんごと

けしんごと [0][5] 【化身事】
歌舞伎で,神仏の化身が現れて神通力や奇瑞を見せる演技。化身物。

けしんめっち

けしんめっち [4] 【灰身滅智】
〔仏〕
〔身を灰にし智を滅する,の意〕
煩悩(ボンノウ)を断ち切り心身を全くの無に帰すこと。小乗仏教の理想とする涅槃(ネハン)の境地。灰滅。無余灰断(ケダン)。

けしガラス

けしガラス [3] 【消し―】
「すりガラス」に同じ。

けしゴム

けしゴム [0] 【消し―】
鉛筆などで書いたあとをこすって消すもの。ゴム・プラスチックなどで作る。ゴム消し。

けしゴム

けしゴム【消しゴム】
<米> an eraser; <英> a rubber.→英和

けし飛ぶ

けしと・ぶ [3] 【けし飛ぶ】 (動バ五[四])
(1)(「消し飛ぶ」とも書く)勢いよく飛んでゆく。ふっとぶ。「円高で利益が―・んだ」「蹴られて叫ぶ将衡は…三間許(バカリ)―・ばされて/読本・八犬伝 9」
(2)つまずいてよろめく。「逆木(サカモギ)に―・んで倒れければ/平治(中)」

けじ

けじ 【仮時】
〔仏〕 ある日ある時というような,不定の時。三摩耶(サンマヤ)。

けじめ

けじめ ケヂメ [0][3]
(1)あるものと他のものとの相違。区別。差別。「善悪の―」
(2)道徳や社会的規範に従って言動に表す区別。言動における節度。「公私の―」「師弟の―」
(3)次第に移り変わってゆく物事の,前とあとのちがい。「うちつぎて,世の中のまつりごとなど,殊にかはる―もなかりけり/源氏(若菜下)」
(4)隔て。しきり。「こなたかなた御几帳ばかりを―にて/源氏(若菜下)」

けじめ

けじめ
difference;→英和
distinction.→英和
〜をつける distinguish <between> .→英和

けじめ=を付ける

――を付・ける
(1)区別をはっきりさせる。
(2)過失や非難に対して,明白なかたちで責任をとる。

けじめ=を食う

――を食・う
人から差別される。ばかにされる。「汝等に―・ふ様な,そんな二才ぢやあねえぞ/歌舞伎・三人吉三」

けじゅす

けじゅす [2] 【毛繻子】
経(タテ)糸に綿糸,緯(ヨコ)糸に毛糸を用いた綾織物。滑らかで光沢がある。衣服の裏地にする。

けじょ

けじょ 【化女】
⇒けにょ(化女)

けじょう

けじょう [0] 【化城】
〔仏〕 仏が神通力で造った城のこと。

けじょう

けじょう [0] 【毛上】
山林・田畑における樹木・作物などのように,地面上の天産物を地面と区別していう語。

けじょうゆ

けじょうゆ [2] 【化城喩】
〔仏〕 法華七喩の一。「法華経(化城喩品)」による。旅行者が最終の目的地があまりに遠いので途中で旅を放棄しないように,中間に神通力による城を造り,そこでいったん休んだうえで旅を続けさせるという話。小乗仏教の悟りが,大乗の真の悟りに至るための方便にすぎないことをたとえる。

けじらみ

けじらみ [2] 【毛虱】
ケジラミ科のシラミ。体長約1.5ミリメートル。全体が褐色で,足には強大な爪があり,全体の形はカニに似る。人の陰毛や腋毛(ワキゲ)について吸血する。ひどくかゆい。カニジラミ。

けじん

けじん [0] 【毛芯】
馬巣(バス)織りの芯地。ジャケットなどの前身頃や襟に使用する。

けす

け・す 【化す】 (動サ変)
(1)形を変える。変化する。ばける。「―・して僧と成り給ひぬ/今昔 6」
(2)教え導く。教化する。化(カ)する。「寺に有りて諸(モロモロ)の人を―・し/今昔 7」

けす

け・す 【着す】 (動サ四)
〔上一段動詞「着(キ)る」に尊敬の助動詞「す」が付いたものから〕
お召しになる。「汝が―・せるおすひの裾に月立ちにけり/古事記(中)」

けす

けす【消す】
(1) put out[extinguish] <a fire> ;turn out[switch off] <the light> ;turn off <the gas> ;blow out (吹いて).
(2) erase;→英和
wipe out;strike[cross]out (抹消).counteract (毒を);→英和
remove (悪臭などを);→英和
murder (人を).→英和

けす

け・す [0] 【消す】 (動サ五[四])
(1)目に見えているものをなくする。
 (ア)火・光などを消滅させる。「たき火を―・す」「あかりを―・す」
 (イ)文字・図形・文様・色などを,見えなくする。「黒板の字を―・す」「雪が足跡を―・してしまった」「衣類の黄ばみを―・す」
 (ウ)スイッチを操作して,器械・器具のはたらきを止める。「テレビを―・す」「ガスを―・し忘れないように」
(2)心や耳・舌・鼻などに感じていたものをなくする。また,感じないようにする。
 (ア)音や声を聞こえなくする。磁気テープなどに記録された音やデータをなくすることにもいう。「音を―・してテレビを見る」「飛行機の爆音で声が―・される」「録音を―・す」「データを―・す」
 (イ)記憶・感情や,匂いなどをなくする。感じなくする。「記憶から―・す」「匂いを―・す」
(3)(「姿を消す」の形で)いなくなる。その場所から見えなくなる。「ちょっと目を離したすきに,姿を―・してしまった」
(4)人を殺す。「仲間に―・されたらしい」
(5)害毒を除き去る。「毒を―・す」「其の殃(ワザワイ)を―・すには真言秘密の効験にしくはなし/太平記 12」
(6)時間を過ごす。「日月を―・す」
(7)(「肝(キモ)を消す」などの形で)心の平静を失う。「今日もや舟にのり給ふらんと肝を―・し/平家 10」
(8)否定する。打ち消す。「今云うた事は眠(ネム)た慰み,たは事なり,と―・して廻れば/浮世草子・新色五巻書」
(9)けなす。「京に来て良い事を見た目で大かた(=世間並)の事は,と―・されて/浮世草子・一代男 4」
〔中古には漢文訓読文に用いられた。→消つ。「消える」に対する他動詞〕
[可能] けせる

けすいのう

けすいのう [2] 【毛水嚢】
馬の尾の毛で底部を編んだ,目の細かい篩(フルイ)。けすいの。

けすさまじ

けすさま・じ 【気凄じ】 (形シク)
〔「け」は接頭語〕
興ざめだ。面白くない。「こと人のやうに,歌うたひ興じなどもせず,―・じ/枕草子 49」

けすじ

けすじ [0] 【毛筋】
(1)一本一本の髪の毛。毛。
(2)結い上げた髪の毛の流れ。
(3)ごくわずかなもののたとえ。「―ほどの乱れもない」

けすじたて

けすじたて [3] 【毛筋立て】
先のとがった細く長い柄のついたくし。分け目をつけたり,日本髪の仕上げに用いる。毛筋。毛筋棒。すじたて。すいたて。
毛筋立て[図]

けすらう

けすら・う ケスラフ 【擬ふ】 (動ハ四)
みなりを整えたり,化粧をしたりして,うわべを取り繕う。「今夜の御神楽には殊に―・ひて/体源抄」

けずきん

けずきん [2] 【毛頭巾】
毛皮の頭巾。老人のかぶりもの。

けずね

けずね [0] 【毛脛】
毛のたくさん生えたすね。

けずり

けずり ケヅリ [0] 【削り】
(1)けずること。多く複合語として用いられる。「鉛筆―」
(2)髪をとかすこと。くしけずること。「御―。御元結なかはし/御湯殿上(永禄六)」

けずりかけ

けずりかけ ケヅリ― [3] 【削り掛(け)】
ヤナギ・ヌルデ・ニワトコなどの枝を細く削り,茅花(ツバナ)の形に垂らした祭具。正月一五日前後に作り,門戸につるす。邪気を払い福を招来するとした。削り花。[季]新年。
削り掛け[図]

けずりかけのしんじ

けずりかけのしんじ ケヅリ― 【削り掛けの神事】
京都の八坂神社で行われた神事。一二月二八日に神官がきりだして社内の金灯籠に移した火を,元旦の丑(ウシ)の刻に一二本の削り掛けの木に移し,おけらを加えて焼く。その煙の流れる方向により,丹波国(西)と近江国(東)の豊凶を占う。参詣人は悪口を言い合い,勝つと吉兆を得るともいい,また,この火を火縄に移して家に帰り,元日の雑煮を煮た。
→おけら祭り

けずりぎ

けずりぎ ケヅリ― 【削り木】
皮を削り取って,芯(シン)を現した小枝。大嘗会(ダイジヨウエ)などに用いた。「紙屋紙にかかせてたてぶみにて―につけたり/蜻蛉(中)」

けずりぎわ

けずりぎわ ケヅリギハ 【削り際】
犬追物(イヌオウモノ)をする馬場の囲い。

けずりこんぶ

けずりこんぶ ケヅリ― [4] 【削り昆布】
コンブを薄い食酢に浸し,柔らかくして削ったもの。削り方によって朧(オボロ)昆布,とろろ昆布などがある。

けずりともだち

けずりともだち ケヅリ― 【削り友達】
〔「けずり」は近世の大工の隠語で酒のこと〕
酒飲み仲間。「是はあまりなるくらしと,近所の―が打ち寄つて/滑稽本・膝栗毛(発端)」

けずりとる

けずりと・る ケヅリ― [4] 【削り取る】 (動ラ五[四])
削って,除き去る。「余分なところを―・る」
[可能] けずりとれる

けずりばな

けずりばな ケヅリ― [3] 【削り花】
(1)丸木を薄く長く削り掛けにして,花びらが開いたような形にこしらえたもの。多く,御仏名(オブツミヨウ)に用いる。
(2)「削り掛け」に同じ。

けずりひ

けずりひ ケヅリ― 【削り氷】
氷を削ったもの。かき氷。「―にあまづら入れて,新しき金鋺(カナマリ)に入れたる/枕草子 42」

けずりぶし

けずりぶし ケヅリ― [0] 【削り節】
鰹節(カツオブシ)を削って薄片状にしたもの。鯖節(サバブシ)・鰯節(イワシブシ)も使う。

けずりぶし

けずりぶし【削り節】
flaked dried bonito.

けずりぼうふう

けずりぼうふう ケヅリバウ― [4] 【削り防風】
茎の先端を細かく裂いて削り掛けのようにしたハマボウフウ。さしみのつまなどにする。

けずりまわし

けずりまわし ケヅリマハシ 【削り回し】
頭を剃(ソ)った人をののしっていう語。「臆病第一の―,踏み殺しておれも死にたい/浄瑠璃・津国女夫池」

けずる

けず・る ケヅル [0] 【梳る】 (動ラ五[四])
〔「削る」と同源〕
くしけずる。「―・ることをうるさがり給へど/源氏(若紫)」

けずる

けずる【削る】
shave;→英和
plane (鉋(かんな)で);→英和
sharpen <a pencil> ;→英和
strike[cross]out (削除);curtail <the budget> (削減);→英和
cut down <expenses> ;reduce <the salary> .→英和

けずる

けず・る ケヅル [0] 【削る】
■一■ (動ラ五[四])
(1)(刃物・やすりなどで)物の表面をそぎ取る。「ナイフでえんぴつを―・る」「出っぱった部分をやすりで―・る」
(2)全体の中から一部分をなくす。減らす。「予算を―・る」
(3)取り去る。「項目を―・る」「リストから名前を―・る」
(4)(官吏の名を記した木簡の表面を削って名前を抹消したことから)官職を罷免する。「遂に御簡―・られ/源氏(須磨)」
[可能] けずれる
■二■ (動ラ下二)
⇒けずれる
[慣用] 鎬(シノギ)を―

けずれる

けず・れる ケヅレル [0] 【削れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 けづ・る
削られたようになる。「大雨のたびに堤防が少しずつ―・れる」

けせきだ

けせきだ [2] 【毛雪駄】
表に熊などの毛皮をつけた雪駄。近世に用いられた。けせった。

けせった

けせった 【毛雪駄】
(1)「けせきだ(毛雪駄)」に同じ。
(2)女陰の異名。

けせんぬま

けせんぬま 【気仙沼】
宮城県北東部,三陸海岸に臨む市。遠洋漁業の基地。気仙沼湾内ではノリ・カキの養殖が盛ん。海岸美に富む。

けせんぬません

けせんぬません 【気仙沼線】
JR 東日本の鉄道線。宮城県前谷地(マエヤチ)・気仙沼間,72.8キロメートル。大船渡線・三陸鉄道などと結んで三陸縦断鉄道の一部を形成。

けそう

けそう [2] 【仮相】
〔「け」は呉音〕
かりのすがた。

けそう

けそう 【化粧・仮粧】
「けしょう(化粧)」に同じ。「いみじう―し給へれば,常よりも美しう見え給ふ/大鏡(兼家)」

けそう

けそう [2][0] 【懸想】 (名)スル
〔「けんそう」の撥音「ん」の無表記から〕
異性に思いをかけること。恋い慕うこと。「窃かにお鈴に―して/薄命のすず子(お室)」

けそう

けそう 【顕証】
「顕証(ケシヨウ)」に同じ。「髪の筋なども,なかなか昼よりも―に見えて/枕草子 184」

けそうず

けそう・ず ケサウ― 【懸想ず】 (動サ変)
思いをかける。恋慕する。「―・じける女のもとに/伊勢 3」

けそうず

けそう・ず ケサウ― 【化粧ず】 (動サ変)
化粧をする。けしょうず。「いとよう―・じてうちながめて/伊勢 23」

けそうだつ

けそうだ・つ ケサウ― 【懸想立つ】 (動タ四)
恋慕の気持ちが外に表れる。「わざと―・ちてももてなさじ/源氏(椎本)」

けそうびと

けそうびと 【懸想人】
人を恋している人。また,その相手。「不覚なりける―かな/落窪 2」

けそうぶ

けそう・ぶ ケサウ― 【懸想ぶ】 (動バ上二)
恋している様子をする。「見給へよ,―・びたる文のさまか/源氏(夕霧)」

けそうぶみ

けそうぶみ [2] 【懸想文】
(1)恋慕の情を書きつづった手紙。恋文。艶書(エンシヨ)。
(2)近世,正月に京都の町などで売られたお札。艶書に似せて,縁起を祝う文句が書いてある。[季]新年。

けそうぶみうり

けそうぶみうり 【懸想文売り】
近世,「懸想文{(2)}」を売り歩いた者。覆面をして赤い衣装をつけ,古くは烏帽子(エボシ)を,のちに編み笠をかぶった。
懸想文売り[図]

けそく

けそく [0] 【華足】
(1)机・台・盤などの脚で,先端を外側に反らせて花形・雲形の飾りを彫ったもの。また,その脚のついた器物。
(2)仏前に供える物を盛る器。また,その供え物。
華足(1)[図]

けそり

けそり [3] (副)
(多く「と」を伴って)
(1)ひっそりと静かなさま。「宅(ウチ)は水の退いた様に―として来た/新世帯(秋声)」
(2)すっかりなくなったり消えてしまったりするさま。「病気も―と忘れる/土(節)」

けぞうかい

けぞうかい ケザウ― [2] 【華蔵界】
〔仏〕
〔「蓮華蔵世界」の略〕
蓮華の中に含蔵されている世界。毘盧遮那(ビルシヤナ)如来の浄土。華蔵世界。

けぞく

けぞく [0] 【化俗】
〔仏〕 世俗の人々を教化すること。

けぞくけちえん

けぞくけちえん [4] 【化俗結縁】
〔仏〕 世俗の人を教化して仏縁を結ばせること。

けぞめ

けぞめ [0] 【毛染(め)】
頭髪を染めること。また,その薬。

けぞめぐすり

けぞめぐすり【毛染薬】
a hair dye.

けぞりくえもん

けぞりくえもん 【毛剃九右衛門】
人形浄瑠璃「博多小女郎波枕(ハカタコジヨロウナミマクラ)」に登場する海賊の名。

けた

けた [1] 【化他】
(1)〔仏〕 他人を教化し,仏法の恵みを与えること。利他。
⇔自行
(2)浄瑠璃・長唄などの門付(カドヅケ)。「夜もろく��に―には一はなだち/浮世草子・芝居気質」

けた

けた [0] 【桁】
(1)建物・橋などで柱・橋脚などの上に横に渡して上部の構造体をささえる横架材。「橋―」「井―」
(2)〔数〕 数値をある進法に従い,アラビア記数法に準じて表記したときの,各数字の並びの位置。また,並びの個数を数える単位。「有効数字四―」「三―の数」
(3)そろばんの珠(タマ)を貫く棒。

けた

けた 【方】 (形動ナリ)
〔「けだ」とも〕
(1)かどがあるさま。四角いさま。「面は―におはしまして/折たく柴の記」
(2)まじめなさま。かたいさま。「独り正しき者は危く至而(イタツテ)―なる時は礙(サワル)とかや/洒落本・戯言浮世瓢箪」

けた

けた【桁】
(1) a beam;→英和
a girder (橋の);→英和
a reed (そろばんの).→英和
(2) a figure (数字の);→英和
a place (位どり);→英和
5〜の (数,額) (a number,a sum) of five figures;5-place[-figure](number,sum).〜を違える misplace a figure.〜違いの widely different (相違); ⇒けたはずれ.

けた=がはずれる

――がはず・れる
一般の尺度ではかることができない。標準をはるかに超えている。段違いである。

けた=が違う

――が違・う
格段の差がある。比べものにならない。

けたあみ

けたあみ [0] 【桁網】
袋状の網口を金属や木の枠で固定した引き網。枠の下辺に歯をつけたものもあり,海底をかき起こして,貝類・エビ・ナマコ・シャコなどの漁に用いる。
桁網[図]

けたい

けたい [0] 【懈怠】 (名)スル
(1)〔古くは「けだい」〕
なまけること。おこたること。怠慢。
(2)〔法〕
⇒かいたい(懈怠)

けたい

けたい [0] 【化体】 (名)スル
姿・形を変えること。他のものになること。

けたい

けたい [0] 【卦体】
■一■ (名)
易に現れたかたち。占いの結果。「此前髪の真鍮星が毎晩夜ばひ星になつて邪魔するといふ―/浄瑠璃・新版歌祭文」
■二■ (形動)
〔「希代(キタイ)」の転ともいう〕
(1)奇妙なさま。不思議。けったい。「―なことの続くのは,何か変事のある知らせと/桐一葉(逍遥)」
(2)しゃくにさわるさま。けったい。「あた―な,いま��しい/滑稽本・根南志具佐」

けたい

けたい [0] 【仮諦】
〔仏〕 三諦(サンタイ)の一。すべての存在は実体がなく空であるが,縁によって仮に生じ現前するということ。

けたい=が悪い

――が悪・い
縁起が悪い。いまいましい。「証拠もないに盗人呼はり,―・いぞ/浄瑠璃・新版歌祭文」

けたいくそ

けたいくそ [0] 【卦体糞】
「卦体{■二■}」を強めていう語。いまいましいこと。けたくそ。けったくそ。「―が悪い」

けたうけ

けたうけ [0][3] 【桁受(け)】
桁を支えるために置かれる材。橋では,橋脚・橋台の頭部に置かれ橋桁を支える材。

けたえん

けたえん [0] 【桁縁】
縁側のふち。えんがまち。縁桁。

けたおす

けたおす【蹴倒す】
kick down[over].

けたおす

けたお・す [3][0] 【蹴倒す】 (動サ五[四])
(1)足でけって倒す。「いきなり沓で―・しやあがつたので/西洋道中膝栗毛(魯文)」
(2)借金などを返さないですます。ふみたおす。「高利貸(アイス)の方を―・して/社会百面相(魯庵)」
[可能] けたおせる

けたかくし

けたかくし [3] 【桁隠し】
屋根の妻側に出た桁の鼻をかくすために取り付けた化粧板。懸魚(ゲギヨ)の形をしたものは桁隠し懸魚・降(クダ)り懸魚という。

けたぐり

けたぐり [0] 【蹴手繰り】
相撲の決まり手の一。立ち合いの瞬間などに,相手の足の内くるぶしのあたりを強く蹴ると同時に体を開いて,相手の手を手繰り寄せるか肩をはたいて倒す技。

けたけた

けたけた [1] (副)
あたりをはばからずに軽薄に笑うさま。「―(と)笑う」

けたじんじゃ

けたじんじゃ 【気多神社】
石川県羽咋(ハクイ)市にある神社。大己貴命(オオナムチノミコト)を祀(マツ)る。能登国一の宮。

けたたし

けたた・し (形シク)
「けたたましい」に同じ。「こは―・しき入りざまかな/読本・八犬伝 4」

けたたましい

けたたまし・い [5] (形)[文]シク けたたま・し
〔「けただましい」とも〕
(1)人を驚かすようなあわただしいようすだ。また,突然大きな音の起きるさま。やかましい。騒々しい。「―・くサイレンを鳴らして消防車が走る」「―・い笑い声」「余りといへば―・し,今宵一夜は苦しかるまい/浄瑠璃・寿の門松」
(2)ぎょうぎょうしい。「―・しい提灯金棒,ちんからりが面白か/浄瑠璃・関八州繋馬」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

けたたましい

けたたましい
noisy;→英和
loud;→英和
shrill;→英和
piercing.けたたましく noisily;loudly.→英和

けたちがい

けたちがい [3] 【桁違い】 (名・形動)
(1)数字の位をとりちがえること。
(2)二つのものの差が大きすぎて比較にならない・こと(さま)。けたはずれ。段違い。「―に大きい」「―の強さ」
→桁(ケタ)が違う

けたてる

けた・てる [3][0] 【蹴立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 けた・つ
(1)勢いよく進んで後ろに,ほこり・波などをまいあがらせる。「波を―・てて進む」
(2)その場を荒々しく立ち去る。「やおら畳を―・てて帰り去りぬ/妾の半生涯(英子)」
(3)さかんに蹴る。「四方へばつとむら��雀,鷲の―・つる如くにて/浄瑠璃・栬狩」

けたてる

けたてる【蹴立てる】
kick up.

けたはずれ

けたはずれ [3] 【桁外れ】 (名・形動)
標準や基準からかけ離れている・こと(さま)。けたちがい。「―な数字」「値段が―に高い」

けたはずれ

けたはずれ【桁外れの(に)】
unusual(ly);→英和
exceptional(ly).→英和

けたばし

けたばし [0] 【桁橋】
主構造の形式による橋の分類の一。木・鋼・コンクリートなどの桁を水平にかけ渡した橋。

けたゆき

けたゆき [0] 【桁行】
建物の棟に平行な方向。または建物の桁行方向の長さ。
⇔梁行(ハリユキ)

けたれ

けたれ 【毛垂れ】
〔女房詞〕
かみそり。特に,女性が眉毛を剃(ソ)る小型のかみそり。

けだい

けだい [0] 【懈怠】 (名)スル
(1)「けたい(懈怠)」に同じ。
(2)〔仏〕 善を修めることを努力しない心の状態。
⇔精進(シヨウジン)
「一時の―,即ち一生の―となる/徒然 188」

けだかい

けだかい【気高い】
noble;→英和
dignified;lofty.→英和

けだかい

けだか・い [3] 【気高い】 (形)[文]ク けだか・し
〔古くは「けたかし」〕
(1)どことなく,おかしがたい気品を備えている。品格が高い。崇高だ。「雪を頂いた富士の―・い姿」
(2)(身分や地位が高くて)どことなく近づきにくい。何となく近寄りがたい。「近く召し使ふこともなく,いと―・くおはする殿なり/源氏(蜻蛉)」
[派生] ――さ(名)

けだし

けだし [0] 【蹴出し】
和服用の下着の一。腰巻{(1)}の上から着ける足首までの長さのもの。縮緬(チリメン)などで作る。長襦袢の略式ともする。すそよけ。

けだし

けだし [1] 【蓋し】 (副)
(1)〔多く漢文訓読に用いられた語〕
かなりの確信をもって推量する意を表す。思うに。確かに。おそらく。たぶん。「―名言というべきだろう」
(2)疑いの気持ちをもって推量したり仮定したりする意を表す。ひょっとして。もしかして。もしや。「馬の音のとどともすれば松陰に出でてそ見つる―君かと/万葉 2653」「わが背子し―罷らば/万葉 3725」

けだし

けだし【蓋し】
probably;→英和
perhaps (多分);→英和
after all (結局).

けだしく

けだしく 【蓋しく】 (副)
(多く助詞「も」を伴って用いる)「けだし」に同じ。「花のみに咲きて―実にならじかも/万葉 1463」「―も我(ア)が恋ひ死なば誰が名ならむも/万葉 3105」

けだす

けだ・す [0][2] 【蹴出す】 (動サ五[四])
(1)けって出す。「長襦袢の赤いのを月の光に―・して走る/続風流懺法(虚子)」
(2)何とか工面して金などをひねり出す。「やりくりして五万円ほど―・す」

けだに

けだに [0] 【毛蜱】
ダニ目ナミケダニ科の節足動物の総称。体長1〜4ミリメートル。体色は鮮やかな赤色・朱色で,体や足に短毛が密生している。肉食性。幼虫はバッタなどの昆虫に寄生するが,人間や鳥獣には無害。広くタカラダニ科やツツガムシ科を含めていうこともある。

けだま

けだま [0] 【毛玉】
編み物や織物の表面の,長いけばがすれてできた小さな玉。

けだもの

けだもの【獣】
a beast;→英和
a brute.→英和

けだもの

けだもの [0] 【獣】
〔毛の物の意〕
(1)全身毛におおわれ,四肢で歩く哺乳動物。特に,野生のもの。けもの。
(2)人間らしい心のない人をののしっていう語。人でなし。「あいつは人間の皮をかぶった―だ」

けだるい

けだるい
<feel> listless[lazy].→英和

けだるい

けだる・い [3][0] 【気怠い】 (形)[文]ク けだる・し
なんとなくだるい。おっくうだ。「―・い夏の昼下がり」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

けち

けち
■一■ [1] (名・形動)[文]ナリ
□一□
(1)金銭や品物を惜しがって出さないこと。また,そのようなさまや人。吝嗇(リンシヨク)。「―な人」
(2)貧弱で取るに足りないこと。くだらないこと。また,そのさま。「―な商売を営む」
(3)こせこせして卑しいこと。気持ちのせまいこと。また,そのさま。「―な考え」「文句をつけるような―な男ではない」
□二□
(1)不吉なことの前兆,またそのように思われるさま。縁起の悪いこと。「短冊をお寺でもらふ―な事/柳多留 21」
(2)景気のよくない・こと(さま)。「あんまり―な此時節/浄瑠璃・神霊矢口渡」
[派生] ――さ(名)
■二■ (接頭)
〔近世語〕
形容詞に付いて,卑しめののしる意を添える。「―ふとい二才野郎ぢやな/歌舞伎・幼稚子敵討」

けち

けち 【結】
(1)賭弓(ノリユミ)で勝負を決めること。また,その勝負。ゆみのけち。「右の大殿の弓の―に,上達部みこたち多く集へ給ひて/源氏(花宴)」
(2)囲碁で,駄目(ダメ)のこと。闕(ケチ)。「『手ゆるしてけり』『―さしつ』などいひ/枕草子 161」
→けつ(結)

けち

けち
〜をつける find fault with <a person> ;throw cold water <on> .

けち=が付く

――が付・く
物事がうまくいかないことを思わせるような,縁起の悪いことが起こる。

けち=を付ける

――を付・ける
(1)他人に対して,前途に不安を抱かせるようなことをする。人のいやがる不吉な言動をする。「めでたい式に―・ける」
(2)欠点をあげてけなす。難癖をつける。「人のやることに一々―・ける」

けちえん

けちえん 【血縁】
「けつえん(血縁)」に同じ。「―に思はむぞ,あやしき心なるや/堤中納言(虫めづる)」

けちえん

けちえん 【掲焉】 (形動ナリ)
〔「けち」は呉音〕
くっきりと際立つさま。目立つさま。明らかなさま。けつえん。「仏法の効験の―なる事/沙石 2」

けちえん

けちえん [0] 【結縁】
〔仏〕
(1)今すぐ仏道に入って悟りを開くことができなくても,いつか仏道に入るために,仏教と縁を結ぶこと。仏・菩薩が衆生(シユジヨウ)を救うために行う場合と,人間の方から縁を結ぶ場合とがある。けつえん。
(2)関係をもつこと。縁者となること。けつえん。
(3)「結縁灌頂」の略。

けちえんかんじょう

けちえんかんじょう [5] 【結縁灌頂】
三種灌頂の一。花を諸仏に投げ,その当たった仏像を宿縁あるものとして仏縁を結ばせる。広く在家の人々にも仏縁を結ばせるために行う。

けちえんぎょう

けちえんぎょう [0][3] 【結縁経】
結縁のため,経文(主に法華経)を書写して供養すること。

けちえんはっこう

けちえんはっこう [5] 【結縁八講】
〔仏〕 結縁のため,世俗の人が僧を招いて行う法華八講。

けちがん

けちがん [0] 【結願】
(1)〔仏〕 日数を定めて仏に願をかけたり,修法(ズホウ)をしたりするときの,最終の日。また,その日の作法。
⇔開白(カイビヤク)
(2)行事が終わること。興行などが終わること。千秋楽。けつがん。「明十八日堀江の勧進相撲の―/浮世草子・好色敗毒散」

けちくさい

けちくさ・い [4] (形)
(1)金や物に対して,いかにもけちだ。「金持ちのくせに―・い男だ」
(2)あまりにもこせこせしている。心が狭い。「目先の利害にとらわれた―・い考え」
(3)どうみてもみすぼらしい。大した価値はない。「―・い借家住まい」
[派生] ――さ(名)

けちくさい

けちくさい
stingy;→英和
mean.→英和

けちけち

けちけち [1] (副)スル
(1)お金や物をいかにも惜しそうにするさま。「―しなさんな」
(2)細かいことにうるさく文句を言うさま。「男は外を歩くのが商売だ。そんなに―いふなえ/歌舞伎・与話情」

けちけち

けちけち
〜する be stingy.〜せずに without stint;generously.→英和

けちず

けちず [2] 【血途】
三途(サンズ)の一。畜生道(チクシヨウドウ)のこと。

けちな

けちな
(1)[物惜しみする]stingy <person> ;→英和
miserly.→英和
(2)[卑しい]mean;→英和
poor;→英和
shabby;→英和
petty.→英和
〜人 a miser.→英和

けちぶとい

けちぶと・い 【けち太い】 (形)
〔近世語〕
あきれるくらいふてぶてしい。「ええ―・い女め/浄瑠璃・夏祭」

けちみゃく

けちみゃく [0] 【血脈】
〔「けつみゃく」とも〕
(1)祖先から受け継いだ血のつながり。血統。ちすじ。
(2)〔仏〕 教理が師から弟子へと代々伝えられていく系譜。法統。また,その系譜を記した系図書。
(3)在家の受戒者に授ける法門相承の系譜。死後,棺におさめる。「―一つに数珠一連/浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(下)」
(4)芸道で,師から弟子へと伝えること。

けちみゃくそうじょう

けちみゃくそうじょう [0] 【血脈相承】
(1)法脈を師僧から弟子へと次々に相続してゆくこと。
(2)浄土真宗で,法主が親鸞の子孫によって継承されていること。

けちみゃくぶくろ

けちみゃくぶくろ [5] 【血脈袋】
「けちみゃく{(3)}」を入れた袋。

けちゃく

けちゃく 【家嫡】
家の嫡子。かちゃく。[日葡]

けちょう

けちょう 【怪鳥・化鳥】
怪しい鳥。鳥の姿をした化け物。「鵼(ヌエ)といふ―禁中に鳴いて/平家 4」

けちょうふう

けちょうふう [0] 【化鳥風】
宝永(1704-1711)頃,江戸俳壇で沾徳(セントク)らの洒落風の一派が,調和や不角一派ら貞門末流の前句付派の垢ぬけしない俳風を揶揄(ヤユ)していった称。

けちょんけちょん

けちょんけちょん [0] (副)
完全にやっつけるさま。徹底的にいためつけるさま。こてんこてん。「―にけなす」

けちらかす

けちらか・す [4][0] 【蹴散らかす】 (動サ五[四])
「けちらす」に同じ。「むらがる敵を―・す」

けちらす

けちら・す [0][3] 【蹴散らす】 (動サ五[四])
(1)かたまっているものを,足でけって散乱させる。「ごみを野良犬が―・す」
(2)敵などを追い散らす。「雑兵を―・して進む」「さらば―・して通らん/平家 11」
[可能] けちらせる

けちらす

けちらす【蹴散らす】
kick about;put <the enemy> to rout.

けちりん

けちりん
(下に打ち消しの語を伴って)ほんの少し。わずか。「助言するものは―もねえぞ/滑稽本・古今百馬鹿」

けちる

けち・る [2] (動ラ五)
〔名詞「けち」の動詞化〕
けちけちする。「―・ったばかりに損をした」

けちんぼう

けちんぼう
a stingy fellow;a miser.→英和

けちんぼう

けちんぼう [2][1] 【けちん坊】
〔「けちんぼ」とも〕
けちな人。しわんぼう。

けちん坊

けちんぼう [2][1] 【けちん坊】
〔「けちんぼ」とも〕
けちな人。しわんぼう。

けち太い

けちぶと・い 【けち太い】 (形)
〔近世語〕
あきれるくらいふてぶてしい。「ええ―・い女め/浄瑠璃・夏祭」

けぢかし

けぢか・し 【気近し】 (形ク)
(1)近い。身近に感ぜられる。「唐土(モロコシ)の五台山,新羅の峰にまれ,それもなほ―・し/堤中納言(よしなしごと)」
(2)親しみやすい。うちとけている。
⇔気遠し
「御前にまゐりて,―・き御遊びになりぬ/源氏(若菜下)」

けっか

けっか [1] 【闕下】
宮城の門の下。また,天子の前。

けっか

けっか [1] 【結跏】
「結跏趺坐(フザ)」の略。

けっか

けっか [1] 【決河】
川の水が堤防を破って流れ出ること。

けっか

けっか【結果】
(a) result;→英和
(a) consequence;→英和
an outcome;→英和
an effect;→英和
<good,bad> fruit;→英和
the end.→英和
…の〜 as a[the]result of…;in consequence of….…の〜となる result[end]in….‖結果論 second-guessing.

けっか

けっか 【結果】 (名)スル
(1) [0]
ある行為・原因などから最終の状態を導き出すこと。また,その状態。連体修飾語を受けて副詞的にも用いる。
⇔原因
「投票の―,否決された」「試験の―を発表する」「往々にして激烈な腹膜炎を―する危険が/或る女(武郎)」
(2) [1]
実がなること。結実。

けっか

けっか [0] 【欠課】 (名)スル
学校で,その時間の授業だけ欠席すること。

けっか=の勢い

――の勢い
勢いの激しいことのたとえ。「海水は―を以て艦内に奔入し/此一戦(広徳)」

けっかい

けっかい 【結改】
(1)結番を改めること。「とざまの番―あり/御湯殿上(大永七)」
(2)陰暦の五月・九月の二五日に行われた楊弓の競技で,二〇本射るごとにくじを引き,組み合わせをかえること。

けっかい

けっかい【決壊する】
break;→英和
give way;collapse.→英和

けっかい

けっかい【血塊】
a clot of blood.

けっかい

けっかい [0] 【決壊・決潰】 (名)スル
堤防などが破れてくずれること。「堤防が―する」

けっかい

けっかい [1] 【結界】
(1)仏道修行に障害のないように,一定地域を聖域として定めること。寺院などの領域を定めること。
(2)密教で,一定の修法の場所を限って印を結び,真言を唱えて護り浄めること。
(3)
 (ア)寺院の内陣と外陣との境の柵。
 (イ)外陣中に僧俗の席を分かつために設けた柵。
(4)帳場格子。
(5)茶道具の一。風炉先屏風の代用品。道具畳の向こうに客畳のある広間などで,その仕切りに置くもの。

けっかい

けっかい [0] 【血塊】
血液の凝固したもの。血液のかたまり。また,体内に血のかたまりができる病気。

けっかいせき

けっかいせき [5] 【結界石】
〔仏〕 寺域や修行場など,宗教上特別の意味をもつ地域を示すために建てられた石。禅宗寺院の戒壇石をさすこともある。

けっかく

けっかく [0] 【欠格】
必要な資格を持たないこと。
⇔適格

けっかく

けっかく【結核】
<a cure for> tuberculosis;→英和
consumption.→英和
〜性の tubercular.‖結核患者 a tuberculous patient.結核菌 tuberculosis germs;tubercle bacilli.結核療養所 a sanatorium for tuberculosis[T.B.]patients.

けっかく

けっかく [0] 【結核】
(1)〔(ドイツ) Tuberkulose〕
結核菌に感染して起こる慢性疾患。初感染では肺内に原発巣と肺門リンパ節腫脹ができ(一次結核症),通常はこの状態から自然治癒するが,さらに進行すると全身の各臓器に広がって長い経過をとる(二次結核症)。結核症。
(2)堆積岩の一部が固められ塊状になったもの。

けっかく

けっかく [0] 【欠画・闕画】
漢字の画を省くこと。特に,天子や貴人の名と同じ漢字を書くとき,はばかってその最後の一画を省くこと。「玄」を「�」,「統」を「�」と書く類。欠け字。

けっかくきん

けっかくきん [0][4] 【結核菌】
結核の病原菌。1882年コッホにより発見された。棒状で長さ1〜4マイクロメートル,人には痰や唾液の飛沫にのって気道から感染することが最も多い。

けっかくよぼうほう

けっかくよぼうほう 【結核予防法】
結核の予防および結核患者の適正な医療の普及を目的とする法律。健康診断・予防接種・患者の届け出・伝染防止などに関する定めをおく。1951年(昭和26)制定。

けっかくりょうようじょ

けっかくりょうようじょ [0][9] 【結核療養所】
結核患者を専門に治療する施設。

けっかし

けっかし [3] 【結果枝】
果樹で,花芽がつき,開花・結実する枝。

けっかせきにん

けっかせきにん [4] 【結果責任】
故意・過失の有無にかかわらず結果に対して責任を負うこと。

けっかせつ

けっかせつ [3] 【結果説】
〔倫〕 行為の内面的動機よりもその結果や他者に及ぼす影響を重視する説。結果倫理。
⇔動機説

けっかちょうせつ

けっかちょうせつ [4] 【結果調節】
果樹などで行われる果実生産の調節。摘蕾(テキライ)・摘花・摘果などや薬品の使用により,果実の大きさや隔年(表年と裏年)の収穫量の平均化をはかる。

けっかつ

けっかつ [0] 【契闊】
(1)努力し苦しむこと。
(2)
⇒けいかつ(契闊)

けっかてき

けっかてき [0] 【結果的】 (形動)
結果について云々している状態であるさま。「―には成功だった」

けっかてきかじゅうはん

けっかてきかじゅうはん [7] 【結果的加重犯】
軽い犯罪を行い,重い犯罪結果を発生させた場合,刑が加重される犯罪。

けっかのびょうどう

けっかのびょうどう [0] 【結果の平等】
社会的平等の理念の達成のため配慮されている教育・雇用等における機会均等の原則(機会の平等)に対し,こうした入り口の保障だけでは社会的平等は達成されないとして唱えられている平等原則。

けっかはん

けっかはん [3] 【結果犯】
⇒実質犯(ジツシツハン)

けっかふざ

けっかふざ [4] 【結跏趺坐】
〔跏(足の裏)と趺(足の甲)を結ぶ坐法の意〕
仏教における坐法の一。あぐらをかき,左右のももの上に,反対の足を置き,足の裏をあおむけにして組むもの。右足が下になる降魔坐と左足が下になる吉祥坐の二種がある。禅宗で用いるのは降魔坐。蓮華坐(レンゲザ)。
→半跏趺坐
結跏趺坐[図]

けっかろん

けっかろん [3] 【結果論】
事が起きたあとで,そのわかっている結果を前提としてあれこれ論ずる無意味な議論。

けっかん

けっかん 【血汗】
血の汗。非常に苦労することにいう。「―ヲナガス/ヘボン(三版)」

けっかん

けっかん [0] 【血管】
血液を体内の各部へ送る管。広く全身に分布する。中胚葉から分化したもので,脊椎動物では動脈・静脈・毛細血管に分けられる。
→血管系

けっかん

けっかん [0] 【欠陥】
必要なものが欠けていること。不備・不足のあるもの。欠点。「―車」「方法論の―を衝く」

けっかん

けっかん [0] 【結巻】
経典・書物の最終の巻。

けっかん

けっかん【血管】
a blood vessel.血管移植 a vascular transplantation.

けっかん

けっかん【欠陥】
a defect;→英和
a fault;→英和
a shortcoming;→英和
(a) deficiency;→英和
a shortage.→英和
〜のある defective.→英和
‖欠陥車 a defective car.欠陥商品 defective merchandise.

けっかん

けっかん [0] 【闕官・欠官】
(1)その職に任ずべき人が欠けていること。また,空位の官。欠員。
(2)官職を解くこと。解官(ゲカン)。免官。

けっかん

けっかん [0] 【欠巻】
「欠本」に同じ。

けっかんかくちょうやく

けっかんかくちょうやく [7] 【血管拡張薬】
細動脈を拡張する作用のある薬剤。血糖降下,局所の循環改善などに使用される。

けっかんけい

けっかんけい [0] 【血管系】
血液循環を行う器官の集まり。脊椎(セキツイ)動物では,心臓・動脈・毛細血管・静脈からなり,血液はこの順に循環するが,大部分の無脊椎動物では毛細血管を欠き,動脈血は組織の間隙を流れて静脈に帰る。

けっかんしゅ

けっかんしゅ [3] 【血管腫】
血管系の組織が局所的に増殖した腫瘍(シユヨウ)。単純性血管腫・いちご状血管腫・海綿状血管腫・老人性血管腫などがある。俗に赤あざという。

けっかんせいふしゅ

けっかんせいふしゅ [7] 【血管性浮腫】
⇒クインケ浮腫(フシユ)

けっかんぞうえいほう

けっかんぞうえいほう [0] 【血管造影法】
医療検査の一。ヨード化合物などの造影剤を血管内に注入し X 線で撮影する方法。血管病変や悪性腫瘍(シユヨウ)などの診断のために用いる。アンジオグラフィー。

けっき

けっき [0][1] 【血気】
(1)血液と気息。生命を維持する力。生命力。活力。
(2)旺盛な活動意欲。恐れずに立ち向かおうとする気概。「―盛んな若者」「―にかられる」

けっき

けっき [1] 【決起・蹶起】 (名)スル
(1)勢いよく立ち上がること。「彼女は俄に―して/即興詩人(鴎外)」
(2)覚悟を決めて行動を起こすこと。「真相究明に市民が―する」

けっき

けっき【決起する】
rouse oneself[rise]to action.‖決起大会[集会]a rally.

けっき

けっき【血気の】
hot-blooded.〜にはやる be driven by youthful ardor.

けっき=に逸(ハヤ)る

――に逸(ハヤ)る
一時の情熱にまかせて無分別な行動をする。向こう見ずに進む。

けっき=の勇(ユウ)

――の勇(ユウ)
一時の激しい気持ちに動かされた勇気。

けっき=盛(ケツキザカ)りに神祟(タタ)らず

――盛(ケツキザカ)りに神祟(タタ)らず
人の血気の盛んなときは勢いにまかせて無理をおし通しても支障がおこらない。

けっきざかり

けっきざかり [4] 【血気盛り】
若くて活力が盛んであること。また,その年頃。

けっきゅう

けっきゅう【血球】
a <red,white> blood corpuscle.

けっきゅう

けっきゅう [0] 【結球】 (名)スル
植物の葉が重なり合って球状になること。また,そうなったもの。キャベツ・ハクサイなどにみられる。

けっきゅう

けっきゅう [0] 【血球】
血液中の有形成分で血漿中に浮遊するもの。赤血球・白血球・血小板からなる。

けっきゅうぎょうしゅうはんのう

けっきゅうぎょうしゅうはんのう [9] 【血球凝集反応】
赤血球が,抗体やウイルスなどによって凝集を起こす反応。赤血球凝集反応。
→凝集

けっきょ

けっきょ [1] 【拮据】
⇒きっきょ(拮据)

けっきょ

けっきょ【穴居】
cave dwelling.‖穴居時代 the cave period[age].穴居人 a caveman.

けっきょ

けっきょ [1] 【穴居】 (名)スル
自然のほら穴や掘った穴を住居として生活すること。「竜動(ロンドン)橋の下に到れば―する貧民ありて/緑簑談(南翠)」

けっきょう

けっきょう 【結経】
〔仏〕 本経(ホンギヨウ)の結びとして説かれた経典。法華経に対する観普賢経の類。
⇔開経(1)

けっきょく

けっきょく 【結局】
■一■ [4][0] (名)
(1)囲碁で,一局を打ち終えること。終局。
(2)さまざまな曲折をへて,最後におちついたところ。結末。「まるで赤本の―のやうだ/当世書生気質(逍遥)」
■二■ [0] (副)
つまるところ。結句。「―リコールは成立しなかった」

けっきょく

けっきょく【結局】
after all;in the long run (最終的には).

けっきん

けっきん [0] 【欠勤】 (名)スル
つとめを休むこと。
⇔出勤
「長期―」「病気で―する」

けっきん

けっきん【欠勤】
absence <from one's duties> .→英和
〜する be absent <from office,school> .‖欠勤者 an absent person;an absentee.欠勤届 <tender> a report of absence.

けっく

けっく [0] 【絜矩】
尺度にあてておしはかること。

けっく

けっく 【結句】
■一■ [0] (名)
(1)詩歌の最後の句。特に,五・七言絶句の第四句。
(2)物事の終わり。結末。「ひしと―をばしろしめしつつ御さたあることなれば/愚管 4」
■二■ [1] (副)
(1)あげくのはて。結局。「目色顔色を呑みこんで仕舞へば大したこともなく,―おだてに乗る質なれば/大つごもり(一葉)」
(2)かえって。むしろ。「周旋して呉るのが―めいわく千万/安愚楽鍋(魯文)」

けっくのみち

けっくのみち [0] 【絜矩の道】
自分の心を尺度として,人の心を知る道徳上の道。思いやり。「顧れば,動(ヤヤ)もすれば―に於て闕くる所があつた/渋江抽斎(鴎外)」

けっけい

けっけい [0] 【楔形】
〔「せっけい」とも〕
くさびがた。

けっけいもじ

けっけいもじ [5] 【楔形文字】
⇒くさびがたもじ(楔形文字)

けっこう

けっこう【結構】
[じゅうぶん]quite;→英和
very well;fairy well.〜な excellent;→英和
splendid;→英和
nice <present> ;→英和
delicious (美味).→英和
もう〜 No,thank you.

けっこう

けっこう 【桔槹】
〔「きっこう」とも〕
はねつるべ。「臂をまげて―の水より外をしらず/浮世草子・一代男 8」

けっこう

けっこう【決行する】
carry out[through];take a resolute step.‖スト決行中 <掲示> On Strike.

けっこう

けっこう【血行】
<quicken> the circulation of the blood.→英和

けっこう

けっこう [0] 【血行】
血液の循環。血の巡り。

けっこう

けっこう【欠航する】
<The sailing of the ship will> be canceled.

けっこう

けっこう [0] 【決行】 (名)スル
思い切って行うこと。「夜襲を―する」「雨天―」

けっこう

けっこう [0] 【結講】
〔仏〕 講会(コウエ)が終わること。

けっこう

けっこう 【結構】
■一■ [0][3] (名)スル
(1)物を組み立てて,一つのまとまった組織・構造物・文章などを作り上げること。組み立て。構え。構成。「文章の―を考える」「凡百学術の相組織―する所以を論述せむと/明六雑誌 22」
(2)特に,善美を尽くして物を作ること。また,そのもの。「―を尽くした邸宅」
(3)計画。企て。もくろみ。「ひとへに基房滅ぼすべき―にて候也/平家 3」
(4)準備。用意。したく。「さして―するとはおぼえず候ひしかども/御伽草子・三人法師」
■二■ [1] (形動)[文]ナリ
〔結構■一■(1)が見事であるという意から〕
(1)すばらしくて難点がないさま。「―な話」「―な出来栄え」「―なものをありがとう」
(2)満足できる状態であるさま。その状態で十分であるさま。「お元気そうで―ですね」「その服装で―だ」
(3)それ以上を必要としないさま。十分。「もう―です」
(4)気立てのよいさま。お人好し。「扨も扨も―な伯父ご様ぢや/狂言・止動方角(虎寛本)」
■三■ [1] (副)
十分とはいえないが,ある程度要求にこたえているさま。「―役に立つ」「―おいしい」

けっこう

けっこう [0] 【欠講】 (名)スル
予定の講義を行わないこと。休講。

けっこう

けっこう [0] 【頡頏】 (名)スル
(1)鳥が舞い上がり舞い下りること。
(2)互いに優劣がないこと。拮抗(キツコウ)。「其速力の如きはモンゴリヤ号と―す/八十日間世界一周(忠之助)」

けっこう

けっこう [0] 【欠航】 (名)スル
定期運航の船舶・飛行機が予定の運航をとりやめること。「嵐で―する」

けっこう=は阿房(アホウ)の唐名(カラナ)

――は阿房(アホウ)の唐名(カラナ)
好人物すぎるのは愚か者と同様である。

けっこう=毛だらけ猫灰だらけ

――毛だらけ猫灰だらけ
大変結構だという意の地口。

けっこうかんせん

けっこうかんせん [5] 【血行感染】
病原菌が病巣部から血管に入り,血流によって他の部所に運ばれそこに新たな病巣をつくること。

けっこうしゃ

けっこうしゃ 【結構者】
「結構人(ケツコウジン)」に同じ。「今は是まで―も事による/浄瑠璃・国性爺合戦」

けっこうしょく

けっこうしょく [3] 【血紅色】
血のような赤い色。

けっこうじん

けっこうじん 【結構人】
(1)気立てのよい人。「隠居―と見えて格別はらも立てず/滑稽本・膝栗毛 6」
(2)お人好し。また,愚かな人。「お部屋中で評判のお―でございました/滑稽本・浮世風呂 2」

けっこうずくめ

けっこうずくめ [5] 【結構尽くめ】
結構なことばかりで,不満なことは何もないこと。「―な話」

けっこうそ

けっこうそ [3] 【血紅素】
ヘモグロビン。

けっこく

けっこく 【闕国】
国司が欠員になっている国。「勧賞には―を給ふべき由おほせ下されける/平家 1」

けっこく

けっこく [0] 【欠刻】
きれこみ。特に,植物の葉の縁にあるきれこみ。

けっこん

けっこん [0] 【結婚】 (名)スル
男女が夫婦となること。「おさななじみと―する」
→婚姻

けっこん

けっこん【結婚】
marriage;→英和
matrimony;→英和
<celebrate> a wedding (式).→英和
〜する marry <him> ;→英和
be[get]married <to> .〜を申し込む propose <to> .→英和
〜を承諾する accept a proposal.‖結婚記念日 <one's fifth> wedding anniversary.結婚相談所(詐欺) a matrimonial agency (fraud[swindler (人)]).結婚適齢期 the marriageable age.結婚披露宴 a wedding dinner[reception].結婚指輪 a wedding ring.

けっこん

けっこん [0] 【血痕】
血のついたあと。血のあと。

けっこん

けっこん【血痕】
a bloodstain.〜のついた bloodstained.

けっこんきねんしき

けっこんきねんしき [6] 【結婚記念式】
結婚生活を記念する式。
→結婚記念式[表]

けっこんこうしんきょく

けっこんこうしんきょく [7] 【結婚行進曲】
⇒ウエディング-マーチ

けっこんさぎ

けっこんさぎ [5] 【結婚詐欺】
結婚の約束をして相手を信用させ,金品などを詐取すること。

けっこんしき

けっこんしき [3] 【結婚式】
神仏あるいはしかるべき人々の前で結婚の誓約をする儀式。

けっこんそうだんじょ

けっこんそうだんじょ [0][9] 【結婚相談所】
結婚の仲立ちや,結婚に関する各種の相談に応ずる機関。

けっこんねんれい

けっこんねんれい [5] 【結婚年齢】
婚姻できるようになる年齢。民法は男子一八歳以上,女子一六歳以上と定める。

けっこんゆびわ

けっこんゆびわ [5] 【結婚指輪】
結婚の誓約として取り交わす指輪。元来はキリスト教徒の風習。マリッジ-リング。

けっさ

けっさ [1] 【譎詐】
あざむきいつわること。譎詭(ケツキ)。

けっさい

けっさい【決裁】
sanction;→英和
decision;→英和
<submit a matter for a person's> approval.→英和

けっさい

けっさい [1] 【決済】 (名)スル
代金,または証券の受け渡しによって売買取引を済ませること。「―日」

けっさい

けっさい【決済】
(a) settlement.→英和
⇒決算.

けっさい

けっさい [1] 【潔斎】 (名)スル
神仏に仕えるため,酒肉を避けけがれた物に触れず,心身を清らかにしておくこと。ものいみ。「精進―」

けっさい

けっさい [0] 【血債】
〔血の債務,血ぬられた負債の意〕
肉親を殺害された仇(アダ)。戦争や搾取によって奪われた損失。

けっさい

けっさい [1] 【決裁】 (名)スル
権限をもった者が事柄の可否を決めること。「―を仰ぐ」「案件を―する」

けっさいけん

けっさいけん [3] 【決裁権】
(1)最終的な意思を決定する権限。
(2)国会で採決結果が可否同数になった場合,議長がもつ決定の権限。

けっさいつうか

けっさいつうか [5] 【決済通貨】
貿易など国際間の取引決済のために使用される通貨。普通,国際的信用度の高い通貨が使われる。

けっさく

けっさく [0] 【結索】 (名)スル
ロープやワイヤを結ぶこと。

けっさく

けっさく [0] 【傑作】 (名・形動)
(1)出来ばえのきわめてすぐれていること。また,その作品。「次々に―が生まれた」
(2)仕組んだわけではないのに,ひどく滑稽で面白みがある・こと(さま)。「―な出来事」

けっさく

けっさく【傑作】
a masterpiece;→英和
one's best[greatest]work.

けっさつ

けっさつ [0] 【結紮】 (名)スル
〔医〕 管をしばって内容物が通らないようにすること。止血や避妊の目的で,血管や精管・卵管などに対して行う。

けっさん

けっさん【決算】
settlement of accounts.〜する settle an account.→英和
‖決算報告 a statement of accounts;a balance sheet.

けっさん

けっさん [1] 【決算】
(1)企業などで,一定の時期を画して収益と費用を算定し,その財産状況を明らかにすること。
(2)国および地方公共団体の一会計年度における歳入・歳出を,当初の予算と対比して作成される確定的計数。
(3)一般に,収支や損得などの具合。また,総まとめ・しめくくりの意にも使う。「人生の総―」

けっさんき

けっさんき [3] 【決算期】
会社などの,営業年度末や期末の決算を行う時期。

けっさんび

けっさんび [3] 【決算日】
一定の期間内の収入・支出の総決算を行う日。

けっさんほうこく

けっさんほうこく [5] 【決算報告】
決算報告書あるいは財務諸表を作成して,決算の結果を株主・債権者などに報告すること。また,その報告書。

けっし

けっし [1] 【傑士】
すぐれた人物。傑人。

けっし

けっし【決死の】
desperate;→英和
death-defying.決死隊 a forlorn hope;a death band;a suicide corps.

けっし

けっし [0] 【決死】
死ぬ覚悟で事に当たること。「―の覚悟」「―の勇」

けっし

けっし [1][0] 【楔子】
(1)くさび。
(2)物事の最も重要なところ。
(3)コッター。

けっしきそ

けっしきそ [4] 【血色素】
動物の血液中にあって,酸素の運搬を媒介する色素。金属を含んだタンパク質の一種。脊椎動物では赤血球中のヘモグロビンがこれにあたる。血液色素。

けっしきそにょう

けっしきそにょう [5] 【血色素尿】
血色素(ヘモグロビン)が混じった暗赤色ないし赤褐色の尿。血液毒その他の原因で,大量の赤血球が破壊された時に起こる。
→血尿

けっしたい

けっしたい [0] 【決死隊】
決死の覚悟で危険な任務に当たる部隊。

けっしつ

けっしつ [0] 【欠失】 (名)スル
欠けうせること。

けっしつ

けっしつ 【闕失・欠失】
欠いてはならない物事を欠くこと。過失。

けっして

けっして【決して…ない】
never;→英和
by no means;not at all;on no account.

けっして

けっして [0] 【決して】 (副)
(1)(下に打ち消しの語を伴って)どんなことがあっても。絶対に。けして。「ここなら―見つからないだろう」「―人に話してはいけない」「―ご迷惑はおかけしません」
(2)推量や判断が間違いないと思われるさま。必ず。きっと。「―聟や娘に追ひ回されて,口惜しい日を送るであらう/鳩翁道話」

けっしゃ

けっしゃ [1] 【結社】
共通の目的のために組織される継続的な団体。

けっしゃ

けっしゃ【結社】
<form> an association.→英和
秘密結社 a secret society.

けっしゃのじゆう

けっしゃのじゆう [1][2] 【結社の自由】
憲法が保障する基本的人権の一。多数人が共同の目的で継続的な団体を結成する自由。
→集会の自由

けっしゅ

けっしゅ [0] 【擷取】 (名)スル
つかみとること。つまみとること。「考ふべきものを―しようとおもふ/北条霞亭(鴎外)」

けっしゅ

けっしゅ 【結衆】
〔仏〕
〔「けっしゅう」とも〕
ある目的で集まった人々。「―の中にさきだつ人あれば/発心 7」

けっしゅ

けっしゅ [0] 【血腫】
内出血により,体内の一か所に血液がたまってこぶのように腫れあがったもの。

けっしゅう

けっしゅう [0] 【結集】 (名)スル
ばらばらになっているものがまとまって一つになること。また,集めて一つにすること。「総力を―する」

けっしゅう

けっしゅう【結集する】
concentrate <one's energies on> .→英和

けっしゅつ

けっしゅつ [0] 【傑出】 (名)スル
多くのものの中で飛びぬけてすぐれていること。「―した力量を示す」

けっしゅつ

けっしゅつ【傑出する】
excel <a person in a thing> ;→英和
be prominent.〜した eminent;distinguished.→英和

けっしゅつ

けっしゅつ [0] 【抉出】 (名)スル
えぐって中にあるものを出すこと。

けっしょ

けっしょ [0] 【闕所・欠所】
(1)(「闕所」と書く)鎌倉・室町時代,敗戦・謀反・犯罪などによって没収された所領。また,幕府や領主による没収行為のこと。
(2)江戸時代の庶民に対する刑罰の一。磔(ハリツケ)・火罪・獄門・死罪・追放などの付加刑として,地所・財産を没収すること。「口論の事なれば家財―には及ぶまい/浄瑠璃・夏祭」
→改易
(3)人のものを取り上げること。「友達が来ちや―するひとりもの/柳多留 17」
(4)欠けているところ。穴のあいているところ。「墻壁の―に吶喊(トツカン)して来た/吾輩は猫である(漱石)」

けっしょ

けっしょ [1][0] 【血書】 (名)スル
堅い誓いや誠意を示すため,自分の血で文書を書くこと。また,その文書。

けっしょ

けっしょ【血書(する)】
a writing (write) in blood.

けっしょう

けっしょう【血漿】
(blood) plasma.→英和

けっしょう

けっしょう [0] 【決勝】
最後の勝負を決定すること。試合・競技などの第一位のものを決めること。また,その戦い。「―に進出する」「―戦」

けっしょう

けっしょう【決勝】
the decision <of a contest> .→英和
‖決勝戦 the final (game,match).決勝点 <reach> the goal (line).決勝線 <cross> the finish line.

けっしょう

けっしょう【結晶】
crystallization (作用);a crystal (体).→英和
〜する crystallize <into> .→英和
努力の〜 the fruit of one's efforts.‖結晶学 crystallography.

けっしょう

けっしょう [0] 【血漿】
血液の液状成分。血清とフィブリノーゲンから成る。脊椎動物では水分のほか,タンパク質・糖質・脂質・無機塩類・代謝物質を含み,物質の輸送・ガス交換・血液凝固・免疫に関与するほか,浸透圧や水素イオン濃度の調節などによって内部環境を整えるのに重要な役割を果たす。プラズマ。

けっしょう

けっしょう [0] 【結晶】 (名)スル
(1)原子あるいは原子団・イオンが空間的に規則正しく配列した固体。
(2)積み重ねられた努力などが一つの形をとってあらわれること。また,そのもの。「愛の―」「長年の努力が見事に―する」

けっしょうかがく

けっしょうかがく [5] 【結晶化学】
結晶の化学的性質を扱う化学の一部門。X 線を用いた結晶構造の解析,結晶の物性と構造との関係,結晶の関与する化学反応などについて研究する。

けっしょうがく

けっしょうがく [3] 【結晶学】
結晶の形態・構造に関する学問。X 線による結晶解析なども含まれる。

けっしょうけい

けっしょうけい [0] 【結晶系】
結晶を,結晶軸の数・長さ,各軸相互間の角度によって分類したもの。立方(等軸)・正方・斜方・単斜・三斜・三方・六方の七晶系がある。晶系。

けっしょうこうかんりょうほう

けっしょうこうかんりょうほう [9] 【血漿交換療法】
遠心分離機・半透膜などで血液から血漿を分離し,血漿中の有害物質を取り除いてから体内に戻す治療法。薬物中毒・劇症肝炎・膠原病などで用いられる。
→プラズマフェレーシス

けっしょうこうがく

けっしょうこうがく [5] 【結晶光学】
結晶内の光の伝播について研究する学問。複屈折・偏光・旋光性などが対象となる。

けっしょうこうし

けっしょうこうし [5] 【結晶格子】
結晶内部で,原子・原子団・分子・イオンがつくる周期的に規則正しい格子状の配列。一四種に分類される。
→空間格子

けっしょうこうぞう

けっしょうこうぞう [5] 【結晶構造】
結晶を構成している原子・分子・イオンなどの種類および空間的配列状態。結晶の対称性,X 線の回折像などから結晶構造を決める。

けっしょうしつ

けっしょうしつ [3] 【結晶質】
結晶状態にあること。その物質を構成する原子・原子団・イオンが規則正しく配列していて,融点などが明確な値を示すこと。また,そのような物質。
⇔非晶質

けっしょうじく

けっしょうじく [3] 【結晶軸】
結晶面や回転に対する対称性などを系統的に示すために結晶内に想定する座標軸。結晶内の一点を通り,同一平面上にない三〜四本の直線群。

けっしょうすい

けっしょうすい [3] 【結晶水】
結晶中に一定の割合で含まれている水。化学結合により結晶中で特定の位置を占め,結晶構造を安定に保つ。加熱により段階的にその一部が失われ,結晶構造が変化することが多い。

けっしょうせん

けっしょうせん [3] 【決勝線】
陸上競技で,競走路の終点を示すために地上に引いた白線。ゴール-ライン。

けっしょうてん

けっしょうてん [3] 【決勝点】
(1)競走・競馬などで,勝敗を定める競走路の終点。ゴール。
(2)勝負を決定する得点。

けっしょうばん

けっしょうばん [0] 【血小板】
血液の有形成分の一。無核でさまざまな形をした2〜4マイクロメートルの小体。骨髄巨核球からつくられる。血液凝固に重要な働きをする。

けっしょうぶんかくせいざい

けっしょうぶんかくせいざい [9] 【血漿分画製剤】
ヒト血液を原料として,その血漿から各種タンパクを抽出した製剤。アルブミン・グロブリン・血液凝固因子製剤の三種がある。

けっしょうぶんかさよう

けっしょうぶんかさよう [8] 【結晶分化作用】
マグマの冷却に伴い,鉱物の晶出・分離によって残ったマグマの化学組成が変化し,種々の火成岩ができる過程。また,その作用。晶出分化作用。

けっしょうへんがん

けっしょうへんがん [5] 【結晶片岩】
広域変成作用でできた変成岩の一。再結晶し,片理がある。平行に薄く割れやすい。緑泥片岩や石墨片岩など。片岩。

けっしょうめん

けっしょうめん [3] 【結晶面】
結晶の外形をつくる面。結晶格子の規則性により,一定の幾何学的法則をもっている。

けっしょく

けっしょく [0] 【血色】
(1)顔の色つや。顔色。「―が悪い」
(2)血のような赤い色。血紅色。

けっしょく

けっしょく [0] 【血食】
先祖の霊に血のしたたるいけにえを供えて祀(マツ)ること。また,子孫が続いて先祖の祭祀を絶やさないこと。

けっしょく

けっしょく【欠食する】
go without a meal.→英和
欠食児童 an undernourished child.

けっしょく

けっしょく【血色】
a complexion.→英和
〜が良い(悪い) look well (pale).

けっしょく

けっしょく [0] 【欠食】 (名)スル
食事をとらないこと。また,貧困などのために食事がとれないこと。「―児童」

けっしょものぶぎょう

けっしょものぶぎょう [6] 【闕所物奉行】
江戸幕府の職名。大目付の下に属し,闕所者の財産の売却をつかさどった役。

けっしん

けっしん [1] 【決心】 (名)スル
ある物事をしようと心をきめること。決意。「実行することに―した」「―がゆらぐ」

けっしん

けっしん [0][1] 【結審】 (名)スル
裁判の審理が終わること。

けっしん

けっしん [0] 【欠唇】
みつくち。兎唇(トシン)。

けっしん

けっしん【決心】
determination;resolution.→英和
〜する make up one's mind <to do> ;decide <to do,upon> ;→英和
be resolved.〜がつかない be in two minds;be undecided <whether,about> .

けっしん

けっしん【結審】
the conclusion of a trial.→英和

けっす

けっ・す 【決す】 (動サ変)
⇒けっする(決)

けっすい

けっすい [0] 【決水】
堤防やせきが切れて水があふれ出ること。堤防やせきを切って水を流し落とすこと。

けっする

けっ・する [3] 【挈する】 (動サ変)[文]サ変 けつ・す
(1)ひっかけて持つ。
(2)たずさえる。
(3)引き連れる。「弟碧山一人を―・して嵯峨に棲み/北条霞亭(鴎外)」

けっする

けっ・する [3][0] 【決する】 (動サ変)[文]サ変 けつ・す
(1)結果が出て,不確定であった物事が落ち着く。決まる。「運命が―・する」
(2)結論を出す。決める。「進退を―・しかねている」「意を―・して敵陣にのりこむ」
(3)堤防などが切れる。堤防を破って水が流れ出る。「百川の一時に―・した如くで/浮雲(四迷)」
[慣用] 雌雄を―・まなじりを―

けっする

けっする【決する】
decide <to do,on> (決める);→英和
determine;→英和
settle;→英和
be decided[settled](決まる).勝負を〜 fight it out;decide a contest.→英和

けっする

けっ・する [0][3] 【結する】 (動サ変)[文]サ変 けつ・す
(1)便秘する。「『瀉するか―・するか』と問はるるを/咄本・露が咄」
(2)むすぶ。結論する。「上人―・していはく/盛衰記 39」

けっせい

けっせい [0] 【闕政】
欠点のある政治。

けっせい

けっせい 【結政】
⇒かたなし(結政)

けっせい

けっせい【血清】
a serum.→英和
‖血清肝炎 serum hepatitis.血清療法(注射) a serum treatment (injection).

けっせい

けっせい【結成する】
form;→英和
organize.→英和

けっせい

けっせい [0] 【結制】
〔仏〕「結夏(ケツゲ)」に同じ。[季]夏。

けっせい

けっせい [0] 【結成】 (名)スル
組織や団体をつくること。「新党を―する」

けっせい

けっせい [0] 【血清】
血液を容器にとって放置した時,細胞成分と凝固成分が除かれてできる上澄み。淡黄色透明の液体で,免疫抗体や各種の栄養素・老廃物を含む。
→血漿

けっせいかんえん

けっせいかんえん [5] 【血清肝炎】
ウイルスによって起こる肝炎の一。病原ウイルスが血清中に存在し,特に原因ウイルスが不明であった時代には輸血や血液製剤によって伝染した。輸血後肝炎。

けっせいがいねん

けっせいがいねん [5] 【欠性概念】
⇒欠如(ケツジヨ)概念

けっせいけんさ

けっせいけんさ [5] 【血清検査】
ある疾病に対する感染の有無を,血清中のその疾病に特異的な抗原,あるいは抗原によって生じた抗体の存在で検出する検査。

けっせいそ

けっせいそ [3] 【血青素】
⇒ヘモシアニン

けっせいちゅうしゃ

けっせいちゅうしゃ [5] 【血清注射】
免疫血清を注射すること。

けっせいびょう

けっせいびょう [0] 【血清病】
異種の動物血清を注射したあとにみられる副作用の一。アナフィラキシーなどショック症状を起こすものと,発熱・頭痛・全身倦怠感・発疹などの一連の症状を起こすものとに大別できる。

けっせいりょうほう

けっせいりょうほう [5] 【血清療法】
免疫血清を患者に与えて疾病を治療する方法。ジフテリア・破傷風,ハブやサソリの咬傷の治療などに用いる。

けっせいアルブミン

けっせいアルブミン [0] 【血清―】
血漿中に含まれるアルブミン。血漿タンパク質の中では最も量が多く,水に最も溶けやすい。脂肪酸・胆汁色素・薬剤・イオンなど種々の物質の運搬や血液コロイド浸透圧の維持などの役割をもつ。

けっせき

けっせき [0] 【欠席】 (名)スル
出るべき会合・式・授業などに出ないこと。
⇔出席
「用事で会議を―する」「―者」

けっせき

けっせき [0] 【血石】
緑石英または緑玉髄の中に赤色または赤褐色の酸化鉄が点々と入っているもの。飾り石として用いられる。血玉髄。

けっせき

けっせき【欠席】
absence;→英和
nonattendance.〜する be absent <from> ;absent oneself <from school> .‖欠席裁判 judgment by default.欠席者 an absentee.欠席届 a report of absence.病気欠席 absence on account of illness.

けっせき

けっせき【結石】
a stone <in the bladder> ;→英和
《医》calculus.→英和

けっせき

けっせき [0] 【結石】
体内の種々の臓器内にできる石のような固まり。主として胆嚢・腎臓・尿管・膀胱などの管腔性臓器内に形成される。胆石・腎臓結石・膵(スイ)石など。

けっせきさいばん

けっせきさいばん [5] 【欠席裁判】
(1)「欠席判決」に同じ。
(2)その場にいない人の批判をしたり,その人の不利となる事柄を決めたりすること。

けっせきはんけつ

けっせきはんけつ [5] 【欠席判決】
当事者の一方が口頭弁論期日に欠席した場合,出席した当事者側の主張にのみ基づいてなされる欠席者にとって不利な判決。現行法では原則として認められていない。欠席裁判。
⇔対席判決

けっせつ

けっせつ [0] 【結節】 (名)スル
(1)結び合わせること。
(2)結ばれて節ができること。また,その節。
(3)〔医〕 皮膚や内臓組織にエンドウ・クルミ程度の大きさでできる隆起物ないし腫瘤。「―性紅斑」

けっせつしゅ

けっせつしゅ [4][3] 【結節腫】
⇒ガングリオン

けっせつてん

けっせつてん [4] 【結節点】
つなぎめ。むすびめ。

けっせん

けっせん [0] 【結線】 (名)スル
(1)電気装置の部分品間を電線で接続し,配線すること。「室内―」「―図」
(2)密教で六字法を修するとき,紐を結ぶこと。怨敵(オンテキ)・悪病を結縛するための呪術。

けっせん

けっせん [0] 【決戦】 (名)スル
勝敗を決める重大な戦い。「天下分け目の―」

けっせん

けっせん【血栓】
thrombus.血栓症 thrombosis.→英和

けっせん

けっせん【決選(投票)】
a final election (vote).

けっせん

けっせん【決戦】
(1) <fight> a decisive battle (戦).
(2) a deciding match[race];a final (競技).→英和

けっせん

けっせん [0] 【血栓】
血管内で凝固してできる血液の固まり。「脳―」

けっせん

けっせん [0] 【血戦】 (名)スル
血みどろになって激しく戦うこと。また,その戦い。

けっせんしょう

けっせんしょう [0] 【血栓症】
(1)血管内で血液が凝固する病的現象。
(2)血栓によって引き起こされる種々の病的状態。

けっせんとうひょう

けっせんとうひょう [5] 【決選投票】
一回の選挙で候補者のだれもが当選に必要な得票数を得なかった場合,上位二者について行われる投票。

けっそう

けっそう【血相を変える】
change color;look desperate.〜を変えて with a desperate look.

けっそう

けっそう [0] 【傑僧】
特にすぐれた僧。傑出した僧。

けっそう

けっそう [0] 【纈草】
カノコソウの異名。

けっそう

けっそう [3] 【血相】
顔の表情。顔色。「―を変える」

けっそう

けっそう [0] 【結草】
(1)草庵をつくること。
(2)死者に恩返しをすること。
→草(クサ)を結ぶ(「草」の句項目)

けっそうこん

けっそうこん [3] 【纈草根】
⇒吉草根(キツソウコン)

けっそく

けっそく [0] 【結束】 (名)スル
(1)紐などで結びたばねること。「薪を―する」
(2)事に当たるために,志を同じくする者が一つにまとまること。「―を固める」「全員―して事に当たる」
(3)旅立ち・出陣などの身支度をととのえること。「空打曇りたれど―して立つ/ふところ日記(眉山)」

けっそく

けっそく【結束】
union;→英和
unity;→英和
combination.→英和
〜する combine;→英和
unite;→英和
be united.〜して in a body.→英和

けっそん

けっそん【欠損】
<suffer> a loss[deficit] <of ¥1,000> .→英和
欠損額 the amount of loss;a deficit.→英和

けっそん

けっそん [0][1] 【欠損】 (名)スル
(1)一部分が欠けてなくなること。「尾翼の一部が―する」
(2)決算の結果生ずる損失。「莫大な―を出す」

けっそんきん

けっそんきん [0] 【欠損金】
(1)会社経理で売り上げよりも費用の方が多くなったとき計上される損失。
(2)会社の期末未処分損失金。

けったい

けったい [1] (形動)
〔「けたい(卦体)」の促音添加〕
不思議なさま。奇妙なさま。きたい。「―な人」「―な話」
〔もと関西方言〕
[派生] ――さ(名)

けったい

けったい [0] 【結滞】 (名)スル
脈搏(ミヤクハク)の一つあるいはそれ以上が脱落すること。不整脈の一。

けったく

けったく【結託】
<in> conspiracy <with> .→英和
〜する conspire <with> .→英和

けったく

けったく [0] 【結託】 (名)スル
互いに心を通じて力を合わせること。多く,不正を行うためにぐるになることにいう。「業者と―して不正をはたらく」

けったく

けったく 【決択】 (名)スル
えらびきめること。けっちゃく。「学海に玉を拾へる論談を―して/太平記 36」

けったくそ

けったくそ [0] 【卦体糞】
「けたいくそ(卦体糞)」に同じ。「―(が)悪い」

けったるい

けったる・い [4] (形)
「かったるい」の転。「足も常よりは―・い/耽溺(泡鳴)」

けったん

けったん [0] 【血痰】
血がまじった痰。気管支拡張症・肺癌・肺結核・肺炎などの際にみられる。

けったん

けったん【血痰】
<spit> blood(y) phlegm.

けっちゃく

けっちゃく【決着】
(a) conclusion;→英和
(an) end.→英和
〜をつける(がつく) settle (be settled).→英和

けっちゃく

けっちゃく [0] 【決着】 (名)スル
結論・結果が出ること。物事のきまりがつくこと。「―をつける」「―がつく」「交渉はやっと―した」
〔「結着」とも書く〕

けっちゃくざい

けっちゃくざい [4][0] 【結着剤】
食品添加物の一。ソーセージなどの肉・魚肉製品の加工の際,保水力や弾力を高めるために加えられる。

けっちゅう

けっちゅう 【桀紂】
中国,夏の桀王と殷(イン)の紂王。暴虐驕慢(キヨウマン)の君主のたとえにいう。

けっちゅうアルコールのうど

けっちゅうアルコールのうど [10] 【血中―濃度】
飲酒による血液中のエチルアルコール濃度。血液100ミリリットル中,50ミリグラムでほろ酔い,200ミリグラムで泥酔,400ミリグラム以上で昏睡(コンスイ)する。
→急性アルコール中毒

けっちょう

けっちょう【結腸】
the colon.→英和

けっちょう

けっちょう [1][0] 【結腸】
小腸と直腸との間にある,大腸の主要部分。上行・横行・下行・ S 状結腸からなり,水分を吸収して糞塊を形成する。

けっちょうがん

けっちょうがん [3] 【結腸癌】
結腸に発生する悪性腫瘍(シユヨウ)。便通異常・腹痛・血便が見られる。

けっちん

けっちん【血沈】
precipitation of blood.血沈検査 a blood sedimentation test.

けっちん

けっちん [0] 【血沈】
〔「赤血球沈降速度」の略〕
凝固を阻止した血液をガラス管内に垂直に立てた状態で,赤血球が一定時間に沈降する速度。赤血球の数・血漿タンパクの性状などに影響され,炎症性疾患・悪性腫瘍(シユヨウ)・貧血・妊娠などで亢進,赤血球増多症・ DIC などで遅延する。赤沈。ESR 。

けってい

けってい [0] 【結締】
結びしめること。締結。

けってい

けってい [0] 【駃騠】
雌ロバと雄ウマとの一代雑種。繁殖力はなく,使役に耐えない。
→騾馬(ラバ)

けってい

けってい【決定】
(a) decision;→英和
(a) determination;(a) conclusion;→英和
(a) settlement.→英和
〜する[人が主語]decide <to do,for,against> ;→英和
determine;→英和
settle;→英和
fix <upon> ;→英和
be decided <upon> ;[事柄が主語]be determined[settled,fixed].〜的(に) definite(ly);→英和
final(ly).→英和
‖決定権 decisive power.決定戦 a play-off.決定打《野》a game-winning hit.決定的瞬間 the crucial moment.決定版 a definitive[final]edition.決定論 determinism.

けってい

けってい [0] 【決定】 (名)スル
(1)はっきりときめること。また,きまること。「活動方針を―する」
(2)判決および命令以外の裁判所のなす裁判。判決よりも比較的軽い事項について行われ,原則として口頭弁論を必要としない。

けっていじっけん

けっていじっけん [5] 【決定実験】
〔crucial experiment〕
〔哲〕 科学研究において,競合する理論や学説のいずれが正しいかを決める実験。フロギストン説を否定したラボアジェの燃焼実験,自然発生説を否定したパスツールの実験などが知られる。

けっていそしき

けっていそしき [5] 【結締組織】
⇒結合組織(ケツゴウソシキ)

けっていだ

けっていだ [3] 【決定打】
(1)野球などで,勝敗の決め手となる打球。
(2)物事の決着をつける行動。

けっていてき

けっていてき [0] 【決定的】 (形動)
ほぼ決定したとみなしうるさま。「再選は―だ」「―な瞬間」

けっていてきしゅんかん

けっていてきしゅんかん [0] 【決定的瞬間】
フランスの写真家アンリ=カルティエ=ブレッソンの写真集タイトルから広まった写真用語。一般的にはシャッター-チャンスをよくとらえた写真に対して使われる。

けっていばん

けっていばん [0] 【決定版】
(1)増補・修正を要しない出版物。「―漱石全集」
(2)他の追随を許さないすぐれた作品。「ミュージカル映画の―」

けっていろん

けっていろん [3] 【決定論】
〔determinism〕
自然や歴史の諸現象の生起は,外的な原因(神・自然・因果性・社会関係など)によって究極的に規定されているとする考え。人間の意志・責任や行為の意義については否定的になる傾向がみられる。必然論。
⇔非決定論
⇔自由意志論
⇔偶然論

けってき

けってき [0] 【闕腋】
〔「けつえき」の連声〕
(1)衣服の両脇を縫わずに,あけておくこと。また,その服。わきあけ。
⇔縫腋(ホウエキ)
(2)「闕腋の袍(ホウ)」に同じ。

けってき

けってき [0] 【抉剔】 (名)スル
えぐり出すこと。

けってきのほう

けってきのほう 【闕腋の袍】
両脇をあけた無襴の袍。位階によって色が定められていた。四位以下の武官が節会(セチエ)や行幸の儀仗(ギジヨウ)の際に,また,未成年者が束帯の時に着用した。わきあけのころも。位襖。闕腋。襖(アオ)。
闕腋の袍[図]

けってん

けってん [0] 【欠典・闕典】
規定や文書が不完全であること。また,その規則。

けってん

けってん【欠点】
a fault;→英和
a weak point;a shortcoming;→英和
a drawback;→英和
a defect (欠陥);→英和
a failure mark (落第点).〜のない faultless;→英和
flawless.→英和
〜のある defective;→英和
faulty.→英和

けってん

けってん [3] 【欠点】
不十分で,補ったり改めたりしなければならないところ。非難されるべきところ。短所。「最大の―」「―をつかれる」「―を補う」
〔明治期につくられた語〕

けっとう

けっとう [0] 【血統】
先祖から代々受け継がれてきた血のつながり。血すじ。「―が絶える」「―登録」

けっとう

けっとう [0] 【血糖】
血液に含まれるブドウ糖。脳や赤血球のエネルギー源となり,核酸・乳糖などの重要物質の供給源となる。

けっとう

けっとう [0] 【決答】 (名)スル
はっきりと答えること。確答。「相談して後に―すべし/欺かざるの記(独歩)」

けっとう

けっとう【結党】
formation of a party.→英和
結党式 the inaugural ceremony <of a new political party> .

けっとう

けっとう [0] 【結党】 (名)スル
政党・党派などを組織すること。
⇔解党

けっとう

けっとう [0] 【決闘】 (名)スル
恨み・争いなどに決着をつけるため,あらかじめ定めた方法で,生命を賭けてたたかうこと。果たし合い。

けっとう

けっとう【血統】
blood;→英和
lineage;→英和
stock.→英和
〜が良い come of a good stock.→英和
‖血統書 a certificate of pedigree (犬などの).

けっとう

けっとう【血糖】
blood sugar.

けっとう

けっとう【決闘】
<fight> a duel <with> .→英和
〜を申し込む challenge <a person> to a duel.‖決闘状 a (written) challenge.

けっとうこうかざい

けっとうこうかざい [7] 【血糖降下剤】
糖尿病における高血糖状態を改善する薬剤。通常インシュリン以外の経口剤をさす。

けっとうざい

けっとうざい [3] 【決闘罪】
決闘を行い,または決闘に立ち会うかもしくは決闘の場所を提供することにより成立する罪。1889年(明治22)の「決闘罪に関する件」により処罰される。

けっとうしゅぎ

けっとうしゅぎ [5] 【血統主義】
国籍の取得に関して,子は出生地に関係なく,父または母の国籍が与えられるとする考え。日本の国籍法はこれを採用。
→出生地(シユツシヨウチ)主義

けっとうしょ

けっとうしょ [5][0] 【血統書】
(1)家畜や愛玩用の動物で,その個体の血縁関係が登録されていることを証明する書類。血統証明書。
(2)サラブレッドの血統を記した本。スタッドブック。

けっとうじょう

けっとうじょう [0] 【決闘状】
決闘の申し込みをする書状。果たし状。

けっとうち

けっとうち [3] 【血糖値】
血液中のブドウ糖の濃度。空腹時の健康成人では血液100ミリリットル中70〜110ミリグラム。常に一定範囲に保たれていることが重要。

けっとばす

けっとば・す [4][0] 【蹴っ飛ばす】 (動サ五[四])
けとばす。「空き缶を―・す」
[可能] けっとばせる

けっぱい

けっぱい [0] 【欠配】 (名)スル
配給や給与の支給がないこと。「給与を―する」

けっぱく

けっぱく [0] 【潔白】 (名・形動)[文]ナリ
(1)心やおこないが正しいこと。うしろぐらいところがないこと。また,そのさま。「清廉(セイレン)―な人」「身の―を明らかにする」
(2)清くて白いさま。「―ナウツワモノ/ヘボン」
[派生] ――さ(名)

けっぱく

けっぱく【潔白】
<prove one's> innocence.→英和
〜な innocent;→英和
pure.→英和

けっぱつ

けっぱつ [0] 【結髪】 (名)スル
(1)髪をゆうこと。また,ゆった髪。「―スル/ヘボン(三版)」
(2)元服。

けっぱん

けっぱん【血判する】
seal with one's blood.

けっぱん

けっぱん [0] 【血斑】
皮下または粘膜下の出血によって生じる紫黒色の斑点状のあざ。

けっぱん

けっぱん [0][1] 【血判】 (名)スル
誓約の堅さを強調するため,指を切ってしたたらせた血で押判すること。また,その判。ちばん。

けっぱんじょう

けっぱんじょう [0][3] 【血判状】
血判を押した書状。起請文・願文・契状など。

けっぴ

けっぴ [1] 【血肥】
獣類の血を肥料とするもの。
→血粉

けっぴょう

けっぴょう【結氷する】
freeze;→英和
be frozen over.結氷期 the freezing season.

けっぴょう

けっぴょう [0] 【結氷】 (名)スル
氷がはること。「湖が―する」

けっぷん

けっぷん [0] 【血粉】
家畜の血液を乾燥したもの。飼料や肥料とする。乾血。

けっぺい

けっぺい [0] 【血餅】
血液が凝固してできる暗赤色・餅(モチ)状の凝塊。フィブリンの細かい網に赤血球・白血球・血小板がからまってできる。

けっぺき

けっぺき [0] 【潔癖】 (名・形動)[文]ナリ
(1)わずかな不潔でも許さない性質。また,そのさま。きれいずき。「ひどく―な性格」「―症」
(2)不正なことを激しく嫌う性質。また,そのさま。「金銭に―な人」
[派生] ――さ(名)

けっぺき

けっぺき【潔癖な】
cleanly;→英和
fastidious.→英和

けっぽん

けっぽん【欠本】
a missing volume.

けっぽん

けっぽん [0] 【欠本・闕本】
全部そろっていない全集や雑誌。また,かけている部分の本や雑誌。欠巻。
⇔完本

けつ

けつ [1] 【闕】
(1)欠けること。完全に備わっているべきものが,足りないこと。
(2)宮門。宮城。
(3)中国で,宮門の両わきに築いた台。その上を物見とした。

けつ

けつ 【桀】
中国古代,夏王朝最後の王。殷の湯王に討たれた。殷の紂(チユウ)王とともに暴虐非道な帝王の代表とされる。夏桀。桀王。

けつ

けつ 【羯】
中国,五胡の一。匈奴系の一種族。山西省楡社県の羯に居住していたことによる名という。後趙(コウチヨウ)(319-351)を建てた石勒(セキロク)はその出身。

けつ

けつ [0] 【尻・穴】
(1)〔「あな」の意から〕
俗に「しり」「うしろ」をいう。
(2)俗に「最後」のこと。びり。「―から三番目」
(3)男色。「―をするまねには孟母こまる也/柳多留 43」

けつ

けつ [1] 【碣】
円柱形の石碑。

けつ

けつ [1] 【欠】
(1)欠けること。欠けたところ。不足。「―を補う」
(2)欠席。

けつ

けつ【決】
<reverse> a decision;→英和
<take> a vote <on> .→英和

けつ

けつ [1] 【決】
(1)決断。決定。「社長の―に従う」「―をくだす」
(2)可否をきめること。採決。

けつ

けつ 【頁】 (接尾)
助数詞。文献などの紙面を数えるのに用いる。ページ。「序跋を併せて二十七―/伊沢蘭軒(鴎外)」

けつ

け・つ 【消つ】 (動タ四)
(1)消滅させる。消す。「燃ゆる火を雪もて―・ち/万葉 319」「人知らば―・ちもしつべき思ひさへ/狭衣 2」
(2)心の平静さを失う。「同類の悲しみ魂を―・つ/平家 7」
(3)ないがしろにする。軽んずる。「さすがに心うつくしう人をも―・たず身をもやむごとなく心にくくもてなし/源氏(若菜上)」
(4)凌駕する。圧倒する。「かたちよき人は人を―・つこそにくけれ/源氏(東屋)」
〔平安時代には和歌・和文に用いられ,鎌倉以降「消す」が一般的になり,すたれた〕

けつ

けつ [1] 【結】
(1)おわりの句。末の句。結局。「起承転―」
(2)〔仏〕
〔身心を束縛することから〕
煩悩(ボンノウ)の異名。
(3)中世の銭を数える単位。一結は銭一貫文にあたる。

けつ

けつ [1] 【血】
漢方で,血液・体液全般をさす語。気とともに生命力の根源とされる。狭義には,血液をさす。
→気

けつ

けつ [1] 【玦】
古代の装飾品。一部分を欠いた環形の玉。男子が腰にさげる。
玦[図]

けつ

けつ [1] 【穴】
⇒つぼ(壺)□二□(1)

けつ=の毛を抜く

――の毛を抜・く
⇒しり(尻)の毛を抜く(「しり」の句項目)

けつ=の穴(アナ)が=小さい

――の穴(アナ)が=小さ・い(=狭(セマ)・い)
度量がせまい。小心である。「―・いことを言うな」

けつ=を割る

――を割・る
⇒しり(尻)を割る(「しり」の句項目)

けつ=を捲(マク)る

――を捲(マク)・る
〔着物の裾をまくって座り込む,の意〕
威嚇するような態度に出る。また,居直る。しりをまくる。

けつ=を採(ト)る

――を採(ト)・る
出席者の賛否の数をかぞえ,議案の可否を決める。採決する。

けつあつ

けつあつ【血圧】
<measure one's> blood pressure.〜が高い(低い) have high (low) blood pressure.‖血圧計 a sphygmomanometer.血圧降下剤 a hypotensive drug.

けつあつ

けつあつ [0] 【血圧】
心臓から血液が押し出されるとき,血管内に生ずる圧。心臓に近い動脈の圧ほど高く,毛細血管・静脈の順に低くなる。通常,上腕部の動脈で測定した値を用いる。心臓の収縮期におけるものを最高血圧,拡張期におけるものを最低血圧,両者の差を脈圧という。

けつあつけい

けつあつけい [0] 【血圧計】
血圧を測定する機器。水銀の液圧で計測する水銀血圧計や電子式の自動血圧計などがある。

けつあつこうかやく

けつあつこうかやく [7] 【血圧降下薬】
高血圧症に対し,血圧を下げるために用いる薬。直接・間接的に交感神経を抑制し,末梢血管の抵抗を低下させる。

けつい

けつい【決意】
⇒決心.

けつい

けつい [1] 【決意】 (名)スル
重大なことについて,とるべき行動や態度をはっきりきめること。また,そのきめた気持ち。「―がゆらぐ」「固く―する」

けつい

けつい [0][2] 【欠遺・闕遺】 (名)スル
かけおちていること。不十分なこと。「聖賢の聞へある人々にも―なきにはあらず/日本開化小史(卯吉)」

けつい

けつい [1] 【欠位・闕位】
その地位につくべき人を欠くこと。また,欠員となっている地位。空位。

けついん

けついん [0] 【欠員】
定員の不足していること。また,その人数。「―が生じる」「―補充」

けついん

けついん [0] 【血胤】
同じ血筋をひく子孫。血裔(ケツエイ)。血族。

けついん

けついん [0] 【結印】
〔仏〕 手に印(イン)を結ぶこと。印契(インゲイ)。

けついん

けついん【欠員】
<fill> a vacancy;→英和
a vacant post.

けつえい

けつえい [0] 【血裔】
「血胤(ケツイン)」に同じ。

けつえき

けつえき【血液】
blood.→英和
AB型の〜 blood of the AB type.‖血液型 a blood type.血液検査(銀行) a blood test (bank).

けつえき

けつえき [2] 【血液】
動物体内を循環する液体の一。哺乳(ホニユウ)類では有形成分である血球(赤血球・白血球・血小板)と液体成分である血漿(ケツシヨウ)から成る。酸素・二酸化炭素・栄養分・ホルモン・ビタミンなどの運搬,免疫作用,白血球による食菌作用その他重要な生理的機能をもつ。血(チ)。
→血液[表]

けつえき

けつえき [0] 【闕腋】
⇒けってき(闕腋)

けつえきがた

けつえきがた [0] 【血液型】
赤血球表面の抗原(凝集原)の違いによる血液分類。代表的な分類である ABO 式のほかに,MNSs 式・ P 式・ Rh 式などがある。
→血液型[表]

けつえきがたふてきごう

けつえきがたふてきごう [8] 【血液型不適合】
(1)輸血で,受血者と供血者との血液型の組み合わせが不適当なこと。溶血・ショックなど副作用の原因となる。
(2)妊娠時に母子の血液型の組み合わせが不適当なこと。流産や胎児・新生児溶血性疾患(胎児赤芽球症)・核黄疸などの原因になる。

けつえききせいちゅう

けつえききせいちゅう [6] 【血液寄生虫】
血液内に寄生する寄生虫の総称。マラリア原虫・日本住血吸虫・フィラリアなど。

けつえきぎょうこ

けつえきぎょうこ [5] 【血液凝固】
血液がかたまること。正常では,血液は血管外に出ると流動性を失って凝固し,止血効果をあらわす。

けつえきぎょうこいんしせいざい

けつえきぎょうこいんしせいざい [11] 【血液凝固因子製剤】
血液製剤の血漿(ケツシヨウ)分画製剤のうち,血液凝固因子を多量に含むもの。血友病の治療に用いられる。

けつえきぎょうこそくしんやく

けつえきぎょうこそくしんやく [10] 【血液凝固促進薬】
積極的に血液を凝固し出血を停止させる薬。ビタミン K ・カルシウム剤など。止血薬。

けつえきぎょうこそしやく

けつえきぎょうこそしやく [9] 【血液凝固阻止薬】
血液の凝固を抑制または阻止するための薬。ヘパリン・クマリン誘導体など。抗凝血薬。

けつえきぎんこう

けつえきぎんこう [5] 【血液銀行】
〔blood bank〕
患者・医療機関と献血者の間に立って輸血用血液を保存・管理し,必要に応じて供給することを目的とした施設。1936年シカゴに最初の組織ができた。日本では51年(昭26)以降,血液を買い取る民間の組織ができたが,64年の献血制度の導入によりなくなった。
→血液センター

けつえきけんさ

けつえきけんさ [5] 【血液検査】
採血した血液を用いて,血液像や成分の異常の有無,血清の生化学的検査および免疫反応などを調べること。

けつえきしきそ

けつえきしきそ [6] 【血液色素】
⇒血色素(ケツシキソ)

けつえきじゅんかん

けつえきじゅんかん [5] 【血液循環】
血液が血管系を常に一定の方向に循環する現象。閉鎖循環系と開放循環系がある。爬虫(ハチユウ)類・哺乳(ホニユウ)類は前者で,左心室から全身をめぐって右心房に戻る大循環(体循環)と右心室から肺をめぐって左心房に戻る小循環(肺循環)とがある。

けつえきせいざい

けつえきせいざい [5] 【血液製剤】
ヒトの血液から分離調整された製剤。全血製剤,血液成分製剤,血漿(ケツシヨウ)分画製剤などに分けられる。

けつえきせいぶんせいざい

けつえきせいぶんせいざい [9][2][5] 【血液成分製剤】
血液を分離・調整し,血小板や血漿(ケツシヨウ)中のグロブリン・アルブミンなどを別々に投与できるようにした製剤。分画製剤。

けつえきぞう

けつえきぞう [4] 【血液像】
赤血球や白血球の数・形・大きさ・染色性・種類別割合・異常細胞の出現などに示される血液の形態学的特徴。多くの疾患が特有の像をもち,診断や経過の追跡に役立つ。

けつえきとうせき

けつえきとうせき [5] 【血液透析】
腎不全や薬物中毒の治療法の一。血液を一度体外に出して,血液中の老廃物や毒物を透析液中に除き,電解質や酸アルカリのバランスを正して再び体内に戻す方法。

けつえきどく

けつえきどく [4] 【血液毒】
血液中の赤血球を破壊する作用のある毒物。ヘビ毒・ハチ毒・キノコ毒やベンゾール系薬品・ピリン剤・サルファ剤など。出血毒。

けつえきのうかんもん

けつえきのうかんもん [7] 【血液脳関門】
脳の血管から神経細胞へと有害な物質が移行しないように働く,選択的な障壁。

けつえきセンター

けつえきセンター [5] 【血液―】
日本赤十字社が行う輸血用血液の保存管理事業。1952年(昭和27)血液銀行として創設。64年現名に改称。

けつえきドーピング

けつえきドーピング [5] 【血液―】
自分の血液を抜き取って冷凍保存しておき,競技の直前に自分のからだに戻し,一時的に体内の酸素量を増加させるドーピング法。

けつえん

けつえん 【掲焉】 (形動ナリ)
⇒けちえん(掲焉)

けつえん

けつえん [0] 【結縁】
⇒けちえん(結縁)

けつえん

けつえん [0] 【血縁】
親子・兄弟姉妹など血のつながっている関係。また,その関係にある家族や親族。血族。けちえん。
→地縁

けつえん

けつえん【血縁】
⇒血族.

けつえんかんけい

けつえんかんけい [5] 【血縁関係】
親子・兄弟姉妹を基本とし,その連鎖によってつながれる関係。養子などの擬制的関係をも含む場合がある。

けつえんしゅうだん

けつえんしゅうだん [5] 【血縁集団】
血縁関係によって結合している社会集団。血族だけでなく婚姻による姻族も含むこともある。
→地縁集団

けつえんとうた

けつえんとうた [5] 【血縁淘汰】
近縁個体間に共通の,ある遺伝形質が,直系の子孫以外の近縁者の生存・繁殖に対して有利または不利に働く進化の過程。生殖能力はもたず幼虫の世話に専念する働きバチや働きアリの利他行動の発現は,この過程によって進化したもの。

けつおう

けつおう 【桀王】
⇒桀(ケツ)

けつかっちん

けつかっちん [3] 【尻カッチン】
映画界で,カット撮影終了時にも例外的にカチンコを打つこと。転じて,納期など,動かせない最終期限のこと。

けつかる

けつか・る [1] (動ラ五[四])
〔近世上方語以降の語〕
(1)「ある」「いる」などの意で卑しめていう。「やあここに―・るか,よう舟へ石打つた/浄瑠璃・今宮心中(上)」
(2)(補助動詞)
動詞の連用形,または,それに助詞「て」を伴った形に付いて,その動詞の示す動作を卑しめていう。「なにを言って―・る」「よろつきながらにらみ付,どうずりめ覚えて―・れ/浄瑠璃・丹波与作(中)」

けつがん

けつがん 【結願】
「けちがん(結願)」に同じ。「―ジャウジュスル/日葡」

けつがん

けつがん [2] 【頁岩】
泥土が水底に積み重なって固まったもので,板状にうすくはがれやすい泥岩。泥板岩。シェール。

けつがんゆ

けつがんゆ [3] 【頁岩油】
オイル-シェールを乾留して得る,重油に似た油。水素化・精製して合成原油とする。

けつぎ

けつぎ【決議】
<pass> a resolution (案);→英和
a decision.→英和
〜する resolve;→英和
pass a vote <for,against> .→英和
‖決議機関 a voting organ.

けつぎ

けつぎ [1] 【決疑】
疑問を解決すること。

けつぎ

けつぎ [1] 【決議】 (名)スル
会議・大会などで,ある事柄や意見を決めること。また,その決めた事柄の内容や意見。「工場の新設を―する」「核兵器禁止の―をする」「大会―」

けつぎあん

けつぎあん [3] 【決議案】
決議にかける議案。

けつぎぶん

けつぎぶん [3][0] 【決議文】
決議した事柄をしるした文。

けつぎろん

けつぎろん [3] 【決疑論】
〔casuistry〕
宗教上・倫理上の一般原則に従った義務・行為の間に衝突が起こるとき,律法にてらして善悪を判定しようとする方法。また,その学問。特に中世以降,カトリック教会で重視された。

けつけつ

けつけつ [0] 【孑孑】
■一■ (形動タリ)
(1)孤立するさま。
(2)ぬきんでるさま。
(3)小さいさま。
■二■ (名)
ぼうふら。

けつけつ

けつけつ [0] 【決決】 (形動タリ)
水が音を立てて流れるさま。「澗流―として鳥の声低く/山陽遺稿」

けつげ

けつげ [1] 【結夏】
〔仏〕 陰暦四月一六日,夏安居(ゲアンゴ)にはいること。夏安居の初日。結制。入安居。[季]夏。

けつげ

けつげ 【結解】
(1)〔仏〕 煩悩(ボンノウ)にとらわれていることと,煩悩からときはなたれていること。
(2)〔「けっけ」「けちげ」とも〕
勘定のしめくくり。結計。決算。

けつげき

けつげき [0] 【穴隙】
あな。すき間。

けつげき=を鑽(キ)る

――を鑽(キ)・る
〔「孟子(滕文公下)」より。戸や垣に穴をあけてうかがう意〕
男女がひそかに通じることにいう。「―・りて密会する男女/小説神髄(逍遥)」

けつげちょう

けつげちょう 【結解帳】
年貢などの出納を記したもの。

けつげん

けつげん [0] 【欠減・闕減】 (名)スル
欠乏して減少すること。

けつご

けつご [1] 【歇後】
漢文の修辞法の一。ある成句の後半を略し,前半だけでその成句全体の意味を表すこと。例えば杜甫の「山鳥山花吾友于」は論語の「友�于兄弟�」に基づいて「友于」で兄弟の意としたもの。

けつご

けつご [0] 【結語】
文章や話の結びの言葉。しめくくりとしての言葉。

けつごう

けつごう [0] 【欠号】
ひとそろいになる雑誌などで,ある号が欠けていること。また,その号。

けつごう

けつごう [0] 【結合】 (名)スル
いくつかの物が結びついて一つになること。また,その結びつき。「分子が―する」

けつごう

けつごう【結合】
combination;→英和
union;→英和
docking (in space).→英和
〜する unite[combine] <with> .→英和

けつごうおん

けつごうおん [3] 【結合音】
うなりを発しない程度に振動数の隔たった二つの音を同時に強く出す時に聞こえる,それらの音および倍音の振動数の和または差に相当する音。和の振動数をもつ音を加音,差の振動数をもつ音を差音という。合音。

けつごうすい

けつごうすい [3] 【結合水】
結晶中・生体内・土壌・木材中などに含まれている水のうち,それらの構成分子と水素結合などにより結びついている水。
→自由水

けつごうせいさんぶつ

けつごうせいさんぶつ [7] 【結合生産物】
一つの生産過程から生産される複数の異なる生産物。連産品。

けつごうそしき

けつごうそしき [5] 【結合組織】
体内の器官や組織の間の結合や充填(ジユウテン)にあずかる繊維に富んだ組織。広義には軟骨組織・骨組織・血液などを含む。結締組織。結組織。結合織。

けつごうたい

けつごうたい [0] 【結合体】
いくつかのものが結合して一体となったもの。

けつごうはん

けつごうはん [3] 【結合犯】
各々独立して罪となる数個の行為が結合して一つの犯罪を構成するもの。暴行または脅迫と盗取とが結合して強盗罪となる類。

けつごうはんけい

けつごうはんけい [5] 【結合半径】
化学結合している原子(イオン)間の距離を各原子に特有な半径の和と考えて,各原子に割り当てた値。

けつごうほう

けつごうほう [0] 【結合法】
〔(ラテン) ars combinatoria〕
〔哲〕 ライプニッツが提唱した普遍的記号法。複合概念を少数の単純概念の結合から計算により導き出そうとする試み。現代の記号論理学の先駆とされる。

けつごうほうそく

けつごうほうそく [5] 【結合法則】
〔数〕 加法では(�+�)+�=�+(�+�),乗法では(�×�)×�=�×(�×�)が成り立つこと。一般に算法∘が(�∘�)∘�=�∘(�∘�)を満たすとき,算法∘では結合法則が成り立つという。

けつごうエネルギー

けつごうエネルギー [6][7] 【結合―】
二個以上の粒子が結合している束縛状態を破って粒子をばらばらにするために必要なエネルギー。分子内の原子の結合エネルギーは一原子あたり数 eV程度,原子核内の核子では一核子あたり平均 8 MeVである。

けつじ

けつじ【欠字】
an omitted word;an omission.→英和

けつじ

けつじ [0] 【欠字・闕字】
(1)文章中で,あるべき文字が脱落していること。また,その文字。欠け字。
(2)律令で定められた公文書の書式の規定の一。天皇・貴人に関係した称号や言葉の上に,敬意を表すため一字または二字分の余白をあけること。欠如。擡頭(タイトウ)。平出(ヘイシユツ)。

けつじ

けつじ [0] 【訣辞】
別れの言葉。

けつじつ

けつじつ [0] 【結実】 (名)スル
(1)植物に実がなること。実をむすぶこと。「―期」
(2)努力が良い結果となって現れること。「努力が―する」

けつじつ

けつじつ【結実】
fruition;→英和
realization (実現).〜する bear fruit;be realized.

けつじゅう

けつじゅう [0] 【結集】
〔仏〕 釈迦の死後,その教義を正しく伝えるため,主な弟子たちが集まって,正統的な教法を整理し経典を編纂したこと。釈迦入滅の直後より,数次にわたって行われた。けちじゅう。

けつじょ

けつじょ【欠如】
⇒欠く.

けつじょ

けつじょ [1] 【欠除】 (名)スル
取り除くこと。

けつじょ

けつじょ [1] 【欠如】 (名)スル
(1)あるべきものが欠けていること。「責任感が―している」「能力の―」
(2)「欠字{(2)}」に同じ。

けつじょう

けつじょう [0] 【楔状】
(1)くさびの形。くさびがた。
(2)「蝶形骨(チヨウケイコツ)」の旧称。

けつじょう

けつじょう [0] 【結縄】
文字をもたない社会で,縄(ナワ)の結び方によって数量などを表示・記録したり,意思を通じたりすること。古代ペルーのキープや沖縄の藁算(ワラサン)など種々ある。

けつじょう

けつじょう [0] 【決定】
■一■ (名)スル
あることが決まって動かないこと。また,信じて疑わないこと。「未来を―し得たり/三四郎(漱石)」
→けってい(決定)
■二■ (副)
確信するさま。必ず。きっと。一定(イチジヨウ)。「御方―打負け候ひぬと覚え候/太平記 16」

けつじょう

けつじょう [0] 【欠場】 (名)スル
出るべき場に出ないこと。特に,出る予定の運動競技などに参加しないこと。
⇔出場
「けがのため―する」

けつじょう

けつじょう【欠場】
absence.→英和

けつじょう

けつじょう [0] 【潔浄】 (名・形動)[文]ナリ
きよらかでけがれのない・こと(さま)。「罪を懺悔し,心身を―にして/西国立志編(正直)」「―水」

けつじょうおうじょう

けつじょうおうじょう [5] 【決定往生】
必ず極楽に往生すること。

けつじょうこつ

けつじょうこつ [3] 【楔状骨】
⇒蝶形骨(チヨウケイコツ)

けつじょうごう

けつじょうごう 【決定業】
「定業(ジヨウゴウ){(1)}」に同じ。

けつじょうしん

けつじょうしん [3] 【決定信】
〔仏〕 揺らぐことのない信心。

けつじょうみみかざり

けつじょうみみかざり ケツジヤウ― [7] 【玦状耳飾り】
〔形が古代中国の玉器の「玦」に似ているのでいう〕
縄文時代の石製または土製・骨製の耳飾り。円形または長方形で,中央に穴をあけ,外縁からこの穴に切れ目を入れたもの。

けつじょうもじ

けつじょうもじ [5] 【楔状文字】
⇒楔形文字(クサビガタモジ)

けつじょうもじ

けつじょうもじ [5] 【結縄文字】
⇒縄文字(ナワモジ)

けつじょがいねん

けつじょがいねん [4] 【欠如概念】
ある事象が欠けているということ,ないしそれを欠いている事物を指す概念。禿頭など。欠性概念。

けつじん

けつじん [0] 【竭尽】 (名)スル
尽きること。すべてを使いきること。「内部の勢力を―し/真善美日本人(雪嶺)」

けつじん

けつじん [0] 【傑人】
すぐれた人。傑物。傑士。

けつず

けつず [1] 【血途】
⇒けちず(血途)

けつずい

けつずい [2][0] 【血髄】
血液と骨髄。身体の最も大切なところ。「―を屠(ホフ)り身体をなげうつても/盛衰記 11」

けつずん

けつずん [0] 【闕巡】
宮中の会などで,遅参者に対して,それまでにまわった盃の数だけ一度に飲ませること。けちずん。「―の数に随ふべし/西宮記」

けつぜい

けつぜい【血税】
an unbearably heavy tax.

けつぜい

けつぜい [0] 【血税】
(1)血のにじむような努力をして納めた税。また,過酷な税。
(2)〔1872年(明治5)太政官告諭の「西人之を称して血税とす。その生血を以て国に報ずるの謂なり」による〕
徴兵。

けつぜいいっき

けつぜいいっき 【血税一揆】
1873年(明治6)から74年にかけて起こった一揆。徴兵令公布に端を発し,徴兵反対・年貢減免などの要求を掲げ,西日本を中心に農民や士族が蜂起した。徴兵反対一揆。

けつぜつ

けつぜつ [0] 【訣絶】 (名)スル
絶交すること。「我に―の書を贈れる人/即興詩人(鴎外)」

けつぜん

けつぜん [0] 【傑然】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)他から傑出しているさま。
(2)毅然としているさま。

けつぜん

けつぜん [0] 【決然】 (ト|タル)[文]形動タリ
固く心をきめたさま。きっぱりと思い切ったさま。「―たる態度」

けつぜん

けつぜん【決然たる(と)】
resolute(ly);→英和
decisive(ly).→英和

けつぜん

けつぜん [0] 【孑然】 (ト|タル)[文]形動タリ
孤立しているさま。孑孑。「蕭条無人の域に―たる如く/くれの廿八日(魯庵)」

けつぜん

けつぜん [0] 【蹶然】 (ト|タル)[文]形動タリ
勢いよく立ち上がるさま。はねおきるさま。「奮然として机を拍(ウ)ち,―として起上(タチアガ)りつ/慨世士伝(逍遥)」

けつぞく

けつぞく [2][0] 【血族】
血縁によってつながる人々。法律上は,養親子関係にある者(法定血族)を含む。
→姻族

けつぞく

けつぞく【血族】
one's blood relation;one's kith and kin;kinship.→英和
血族結婚 consanguineous marriage;intermarriage.→英和

けつぞくけっこん

けつぞくけっこん [5] 【血族結婚】
血族間の婚姻。ごく近い関係にある血族間の婚姻では,夫婦の各々から劣性遺伝子がそろって伝えられて,子供に遺伝性疾患の出現する確率が高い。血族婚。親族結婚。
→近親婚

けつだん

けつだん [0] 【決断】 (名)スル
(1)きっぱりと心を決めること。「―を迫られる」「思い切って―する」
(2)是非善悪を見定めて裁くこと。「理非を―せられしかば/太平記 1」

けつだん

けつだん [0] 【結団】 (名)スル
団体を結成すること。
⇔解団
「―式」

けつだん

けつだん【決断】
<make,give> a decision;→英和
determination;resolution.→英和
〜力がある(ない) resolute (irresolute).→英和

けつだんしょ

けつだんしょ [5] 【決断所】
⇒雑訴決断所(ザツソケツダンシヨ)

けつだんりょく

けつだんりょく [3] 【決断力】
はっきりきめる能力。「優柔不断で―に欠ける」

けつにく

けつにく [0] 【血肉】
(1)血と肉。また,肉体。
(2)血のつながった関係にある人。血縁。骨肉。「―ノ兄弟/ヘボン」

けつにょう

けつにょう [0] 【血尿】
赤血球が混じった尿。必ずしも赤色を呈さず潜血反応や顕微鏡検査でのみ診断可能なものもある。腎尿路疾患や内科疾患など種々の成因により生じる。
→血色素尿

けつね

けつね [0] 【狐】
キツネ。主に関西でいう。「―うどん」

けつばん

けつばん 【結番】
〔「けちばん」とも〕
組や順番を定めて,出仕・宿直などの任に当たること。「月夜に―して禁中を守りたまふ/保元(上)」

けつばん

けつばん [0] 【欠番】
連続した番号のうち,ある番号,またはある番号のものが欠けていること。また,その番号。「四号室は―にする」「永久―」

けつばん

けつばん【欠番】
a missing number.

けつび

けつび [1] 【結尾】
(1)終わり。結末。最後。
(2)コーダ。

けつびん

けつびん [0] 【欠便】
船や航空機の定期便が欠航すること。

けつぶつ

けつぶつ [0] 【傑物】
ずばぬけてすぐれた人物。

けつぶん

けつぶん [0] 【結文】
文章の結び。また,その文句。末文。

けつぶん

けつぶん [0] 【欠文・闕文】
字句が脱落している文章。

けつべつ

けつべつ [0] 【決別・訣別】 (名)スル
きっぱり別れること。再び会うことのない別れ。「青春に―する」

けつべつ

けつべつ【決[訣]別する】
part <from> ;→英和
break with.

けつべん

けつべん [0] 【血便】
血液が混ざった大便。通常は下部消化管からの出血による赤色の便をさす。腸の炎症では下痢状の赤色便,直腸癌(ガン)など大腸下部での出血では鮮明な血液を混じた便となる。

けつべん

けつべん【血便】
bloody excrement.

けつぼう

けつぼう [0] 【欠乏】 (名)スル
物が十分にないこと。不足していること。「食料が―する」

けつぼう

けつぼう【欠乏】
want;→英和
lack;→英和
shortage;→英和
scarcity;→英和
deficiency;→英和
privation(s) (困苦).→英和
〜する lack;→英和
want;→英和
run short <of gas> ;be wanting[lacking,deficient] <in> .

けつぼう

けつぼう [0] 【欠望・觖望】 (名)スル
希望が満たされずうらみに思うこと。

けつぼく

けつぼく 【欠乏】
「けつぼう(欠乏)」に同じ。「兵糧ガ―シタ/日葡」

けつまく

けつまく [0][2] 【結膜】
まぶたの裏面と眼球の白目の部分を角膜辺縁までおおっている薄い膜。色素が少なく,角化しないため,内部の血管が透けて見える。

けつまく

けつまく【結膜炎】
《医》conjunctivitis.→英和

けつまくえん

けつまくえん [0][4] 【結膜炎】
結膜の炎症。結膜が充血・腫脹し,眼脂(メヤニ)や涙が出,まぶしさ・眼の痛みを感じる。細菌・ウイルスの感染・アレルギー・物理化学的刺激などが原因。

けつまくろほうしょう

けつまくろほうしょう [6][0] 【結膜濾胞症】
結膜に濾胞が多発し,炎症を伴わないもの。小児によく見られ,自然に消えることが多い。

けつまずく

けつまずく【蹴躓く】
stumble[trip] <over,against> ;→英和
fail (失敗する).→英和

けつまずく

けつまず・く [4][0] 【蹴躓く】 (動カ五[四])
(1)足先が物に当たって前にのめる。つまずく。「木の根っこに―・く」「大門にて―・きて/宇治拾遺 7」
(2)障害にぶつかって,しくじる。失敗する。

けつまつ

けつまつ [0] 【結末】
進行してきた物事が,最終的に落ち着くところ。しめくくり。終わり。「―をつける」「意外な―」

けつまつ

けつまつ【結末】
<come to> an end;→英和
a conclusion;→英和
settlement;→英和
the result;→英和
the final issue;the catastrophe (悲劇の).→英和
〜をつける(がつく) settle (be settled).→英和

けつみゃく

けつみゃく [0] 【血脈】
(1)血管。
(2)「けちみゃく(血脈){(1)}」に同じ。「我其―をつぐべき人相/浄瑠璃・烏帽子折」

けつめい

けつめい [0] 【血盟】 (名)スル
互いの血をすすり合ったり血判を押したりしてかたくちかうこと。「―して同志となる」

けつめい

けつめい [0] 【決明】
エビスグサの別名。

けつめい

けつめい [0] 【結盟】 (名)スル
かたい約束を交わすこと。同盟を結ぶこと。

けつめいし

けつめいし [3] 【決明子】
エビスグサの種子。緩下・整腸薬として煎用する。また,はぶ茶の代用とする。

けつめいだん

けつめいだん 【血盟団】
井上日召らを主導者とする右翼グループ。国家革新を標榜し,一人一殺を唱えて1932年(昭和7)井上準之助・団琢磨(タクマ)を暗殺(血盟団事件),その後の右翼テロの口火となった。

けつやく

けつやく [0] 【結約】 (名)スル
約束を結ぶこと。約束。「―が有つたつていふから/野の花(花袋)」

けつゆうびょう

けつゆうびょう ケツイウビヤウ [0] 【血友病】
血液凝固因子の欠損のため出血傾向をきたす遺伝性疾患。伴性劣性遺伝のため,男性に現れる。

けつらう

けつら・う ケツラフ 【擬ふ】 (動ハ四)
「けすらう」に同じ。「東の床に一人いたが是がちとも―・はぬぞ/蒙求抄 3」「まづは顔しろしろと―・ひて/浮世草子・好色旅日記」

けつらく

けつらく【欠落する】
be lacking;lack <a thing> .→英和

けつらく

けつらく [0] 【欠落】 (名)スル
必要なものが欠けていること。「方法論が―している」「道徳心の―」

けつりゃく

けつりゃく [0] 【欠略・闕略】 (名)スル
欠けていてないこと。

けつりゅう

けつりゅう [0] 【血流】
血管内での血液の流れ。「―計」

けつりょう

けつりょう [0] 【結了】 (名)スル
すっかり終わること。終結。終了。「取調の事は…直(タダ)ちに―する/斑鳩物語(虚子)」

けつるい

けつるい [0] 【血涙】
血のなみだ。激しく悲しみ怒って流す涙。「―をしぼる」

けつるい

けつるい【血涙(を流す)】
(shed) bitter tears.

けつれい

けつれい【欠礼する】
neglect[fail]to pay one's compliments.

けつれい

けつれい [0] 【欠礼】 (名)スル
すべき挨拶(アイサツ)をしないこと。礼を欠くこと。「喪中につき年賀―いたします」

けつれつ

けつれつ [0] 【決裂】 (名)スル
意見が一致せず,会談・交渉などが成立しないこと。ものわかれ。「和平交渉が―する」

けつれつ

けつれつ【決裂】
<come to> a rupture.→英和
〜する be broken off.

けつれん

けつれん [0][2] 【結聯】
律詩の第七・第八の二句。尾聯。

けつろ

けつろ [1] 【結露】 (名)スル
自然界や建物の中で,露が生じること。また,その現象。「窓ガラスに―する」
→露(1)

けつろ

けつろ [1] 【血路】
(1)敵の囲みを破って逃げる道。
(2)苦しみや困難をきりぬける方法。活路。

けつろ

けつろ【血路を開く】
cut one's way <through the enemy> .〜を求める seek a way out.

けつろ=を開く

――を開・く
(1)敵の包囲を破って逃げる。
(2)困難な事態の解決法を見つける。困難をやっとの思いで切り抜ける。

けつろう

けつろう [0] 【欠漏・闕漏】
抜け落ちてもれること。また,もれたもの。もれ。おち。「―を補う」

けつろん

けつろん【結論】
<reach,come to> a conclusion.→英和
〜する conclude.→英和
〜として in conclusion.

けつろん

けつろん [0] 【結論】 (名)スル
(1)議論や考察の結果まとまった考え。「―を出す」「比較することの出来ないのに如何して―することが出来よう/神の子(独歩)」
(2)〔論〕
〔conclusion〕
推論において,一つないし複数の前提から導き出された命題。帰結。
⇔前提

けづくろい

けづくろい [2] 【毛繕い】
動物が同種の他の個体の毛・皮膚・羽などについた寄生虫・ごみなどを取り除く行動。つがいや群れの仲間としての確認や,優劣・親和など集団における社会的関係の確認など重要な役割を果たす。サルのいわゆる「ノミとり」もこの一例。グルーミング。

けづけ

けづけ 【毛付け】
(1)馬の毛色。
(2)馬の毛色を書き留めること。また,その文書。
(3)軍陣で,敵の鎧(ヨロイ)の縅毛(オドシゲ)などに注目して,討ち取ることを競うこと。
(4)田畑に稲・麦などを植えつけること。
(5)〔「けつけ」とも〕
その年の作物の出来具合を認定すること。

けづな

けづな [0] 【毛綱】
毛髪をよってつくった綱。

けづめ

けづめ【蹴爪】
a spur;→英和
a dewclaw (犬などの).

けづめ

けづめ [0] 【距・蹴爪】
(1)キジ・ニワトリなどキジ科の成熟した雄の,足の後ろ側にある角質の突起物。攻撃に使われる。
(2)ウシ・ウマなどの脚の後方の小さな趾(アシユビ)。

けてん

けてん [0] 【化天】
⇒化楽天(ケラクテン)

けでん

けでん 【怪顛】
非常にびっくりすること。驚くこと。「此の男―して逃げんとするを/咄本・昨日は今日」

けとう

けとう [2] 【毛唐】
「毛唐人」の略。

けとうじん

けとうじん [2] 【毛唐人】
〔「毛深い唐人」の意という〕
外国人,特に欧米人を卑しめていう語。毛唐。「やい―,うぬらが耳はどこに付いて何と聞く/浄瑠璃・国性爺合戦」

けとつち

けとつち [0] 【化土土】
園芸用土。石付きの盆栽などを仕立てるとき,植物の根と石とのつなぎにかぶせる粘土様の土。水辺の植物の根が腐って堆積したもの。

けとば

けとば 【言葉】
〔上代東国方言〕
ことば。「父母が頭掻き撫で幸(サ)くあれて言ひし―ぜ忘れかねつる/万葉 4346」

けとばし

けとばし [0] 【蹴飛ばし】
馬肉の俗称。

けとばす

けとばす【蹴飛ばす】
kick away[off];reject[refuse] <a proposal> .→英和

けとばす

けとば・す [0][3] 【蹴飛ばす】 (動サ五[四])
(1)けって向こうへ飛ばす。また,強くける。「石ころを―・す」「向こうずねを―・す」
(2)要求・申し出などをはねつける。一蹴する。「示談の申し入れを―・す」
[可能] けとばせる

けど

けど [1] (接続)
⇒けれども(接続)

けど

けど [1] 【化度】 (名)スル
〔「教化済度」の略〕
衆生(シユジヨウ)を教え導き悟りへ到達させること。「大悲の願力を以て広く一切衆生を―し給ふ/今昔 17」

けど

けど (接助・終助)
⇒けれども(接助・終助)

けどう

けどう [0] 【化導】
〔仏〕 衆生(シユジヨウ)を教化し導くこと。

けどういん

けどういん ケダフヰン 【祁答院】
鹿児島県北西部,薩摩郡の町。藺牟田(イムタ)池の泥炭形成植物群落は天然記念物。

けどうりしょう

けどうりしょう [4] 【化導利生】
〔仏〕 衆生(シユジヨウ)を教え導き利益(リヤク)を与えること。

けどおし

けどお・し 【気遠し】 (形ク)
(1)人気がなく物寂しい。「うとましう―・き木立に梟の声を朝夕に耳馴らしつつ/源氏(蓬生)」
(2)遠く離れている。「もの若き人々は―・くて所々に休み臥したり/栄花(初花)」
(3)間柄が疎遠である。よそよそしい。
⇔気近し
「例は―・き人々さへ,御几帳のかみより,ともすれば,のぞきつつ/紫式部日記」
(4)世間離れしている。「いみじう―・きものの姫君も/源氏(蛍)」

けどそう

けどそう [2] 【化土層】
泥炭地などで,植物が長年地中に埋もれてできた弾力性のある地層。

けども

けども (接助・終助)
⇒けれども(接助・終助)

けども

けども [1] (接続)
⇒けれども(接続)

けどる

けど・る [0][2] 【気取る】 (動ラ五[四])
(1)気配から事情・本心などを察知する。気づく。「こちらの思惑を―・られないよう注意しろ」「―・つて早くも隠せしな/浄瑠璃・娥哥がるた」
(2)人の心を引きつける。妖怪などが魂をうばう。「いといたく若びたる人にて,物に―・られぬるなめり/源氏(夕顔)」

けどんす

けどんす [2] 【毛緞子】
梳毛を用いて織った緞子。

けな

けな 【異な】
〔形容動詞「けなり(異)」の未然形〕
⇒け(異)

けない

けない [1][0] 【化内】
王化に服したところ。
⇔化外

けながいたち

けながいたち [4] 【毛長鼬】
イタチ科の哺乳類ヨーロッパケナガイタチをさす。頭胴長約40センチメートルで,体毛は黄褐色から黒色。草原・森林にすみ,夜行性で小動物を捕食する。ヨーロッパに分布。家畜化したものをフェレットという。

けながし

けなが・し 【日長し】 (形ク)
日数を多く経過している。幾日もたって久しい。「君が行き―・くなりぬ/万葉 85」

けながねずみ

けながねずみ [4] 【毛長鼠】
ネズミ科の哺乳類。頭胴長約25センチメートル,尾長約33センチメートルで,日本産最大のネズミ。背面は赤褐色で長い剛毛があり,腹面は黄白色で,尾の先が白い。森林にすみ,おもに樹上で生活する。性質は温和。奄美大島・徳之島・沖縄本島の特産種。天然記念物。

けなげ

けなげ【健気な(にも)】
brave(ly);→英和
heroic(-ally);→英和
noble(-bly);→英和
admirable(-bly).→英和

けなげ

けなげ [1][0] 【健気】 (形動)[文]ナリ
〔「けなりげ」の転〕
(1)心がけや態度がしっかりしているさま。現代では特に,幼く力の弱い者が,困難な状況で立派に振る舞うさまにいう。「病弱な両親を助けて働く―な子供たち」
(2)武勇にすぐれているさま。勇ましいさま。「弁慶さしも―なる人の太刀をだにも奪ひ取る/義経記 3」
(3)心がしっかりしているさま。毅然(キゼン)。「我ハ少シモ志ヲ撓(タオ)メズ,不断―ニシテイル/天草本伊曾保」
(4)健康なさま。壮健。「ああ―な老者かな/蒙求抄 1」
[派生] ――さ(名)

けなす

けなす【貶す】
speak ill of;abuse.→英和

けなす

けな・す [0] 【貶す】 (動サ五[四])
ことさら欠点を取り上げて悪く言う。くさす。「作品をくそみそに―・す」「吹風の迹(アト)なし事と―・すものもあり/おらが春」
[可能] けなせる

けなつかし

けなつか・し 【気懐かし】 (形シク)
何となく心がひかれる。「―・しう,心ばへをかしう,うち解けぬさまにて/源氏(柏木)」

けなみ

けなみ【毛並みの良い】
with a fine (coat of) fur (動物);with a fine plumage (鳥);of a good stock;wellborn[thoroughbred](人).→英和

けなみ

けなみ [0] 【毛並(み)】
(1)動物の毛の生え具合や色つやの様子。
(2)血統・家柄・学歴などの質。「―がいい」
(3)毛織物・ビロードなどの表面の,毛の流れる方向。

けならぶ

けなら・ぶ 【日並ぶ】 (動バ下二)
日数を重ねる。多くの日をかける。「馬ないたく打ちてな行きそ―・べて見ても我が行く志賀にあらなくに/万葉 263」

けなり

けなり 【異なり】 (形動ナリ)
⇒け(異)

けなりい

けなり・い (形)
〔形容動詞「異(ケ)なり」の形容詞化。中世・近世語〕
うらやましい。けなるい。「此の蚊屋でしげらしやんしたらば,いかな藪蚊も―・かろ/浄瑠璃・五十年忌(中)」

けなりげ

けなりげ 【殊なり気】 (形動ナリ)
〔形容詞「けなりい」の語幹に接尾語「げ」の付いたもの〕
(1)態度がしっかりしているさま。頼もしいさま。「やせて候へども此の犬は―に見え候へば/沙石 7」
(2)丈夫なさま。「たけたに宮の御方御―にわたらせまして/御湯殿上(文明一六)」

けなるい

けなる・い (形)
「けなりい」に同じ。「此の浅ましいすがれ時,見なんだお方が―・いわいなう/桐一葉(逍遥)」

けに

けに (接助)
〔近世語〕
言い切りの形に付いて,理由・原因を表す。ゆえに。から。「明日夜の内から伊勢参り,へへそれぢや―,船切手書いてもらおと存じて/浄瑠璃・鶊山姫捨松」
〔現在でも中国・四国地方で用いるところがある〕

けに

けに 【化尼】
仏・菩薩が尼の姿となってこの世に現れたもの。権化の比丘尼。

けに

けに 【異に】
〔形容動詞「けなり(異)」の連用形〕
⇒け(異)

けにくし

けにく・し 【気憎し】 (形ク)
(1)何となく気に入らない。「―・く,心づきなき山伏どもなども,いと多くまゐる/源氏(柏木)」
(2)気づまりだ。けむたい。「せうとの家なども,―・きはさぞあらむ/枕草子 179」

けにごし

けにごし 【牽牛子】
「けんごし」に同じ。「うちつ―とや花の色を見む/古今(物名)」

けにょ

けにょ 【化女】
仏・菩薩が仮に女人の姿となって現れたもの。権化の女人。けじょ。

けにょう

けにょう 【仮寧】
〔「仮」は休暇の意,「寧」は里帰りの意〕
平安時代,官吏に与えられた休暇。六日ごとに一日の休暇があった。

けにん

けにん [0] 【化人】
(1)仏・菩薩が衆生(シユジヨウ)を救うために仮に人の姿となって現れたもの。化生の人。化身。
(2)鬼神・畜生などが人の姿となって現れたもの。ばけもの。

けにん

けにん [0][1] 【家人】
(1)律令制下,諸氏に隷属した賤民の一。私奴婢よりはやや身分が高く,家族をもつことが許され,またその売買は禁止された。いえびと。
(2)「御家人(ゴケニン)」に同じ。
(3)家に仕えるもの。家来。家の子。また,奉公人。

けぬ

けぬ 【毛野】
「けの(毛野)」に同じ。

けぬき

けぬき 【毛抜】
歌舞伎十八番の一。安田蛙文・中田万助らの合作。1742年初演。「雷神不動北山桜(ナルカミフドウキタヤマザクラ)」の三幕目が独立したもの。粂寺弾正が小野家の姫の髪が逆立つ奇病を,毛抜きが自然に立つことから磁石の仕掛と見破り,悪家老の陰謀をあばく。

けぬき

けぬき [0][3] 【毛抜き・鑷】
毛・ひげ・とげなどをはさんで抜く道具。金属製で,先端のはさむ部分がぴったり食い合う。

けぬき

けぬき【毛抜き】
(a pair of) hair tweezers[nippers].

けぬきあわせ

けぬきあわせ [4] 【毛抜き合(わ)せ】
(1)二つの物が重ならずすき間もなくぴったり合わさっていること。「琉球表を―に敷き詰め/滑稽本・膝栗毛 8」
(2)裁縫で,二枚の布を突き合わせにして,控え分なしに合わせること。
(3)印刷で,異なった色で刷る図柄や文字を,重ねずすき間もあけずにぴったりとつけて並べる技術。

けぬきおや

けぬきおや 【毛抜き親】
平安時代,童女の成人の式のとき,眉毛を抜いてやる人。男子の場合の烏帽子親にあたる。

けぬきがたのたち

けぬきがたのたち [7] 【毛抜き形の太刀】
刀身と柄をひとつづきの鉄で作り,柄に毛抜き形の透かしを入れた太刀。衛府の太刀。野太刀(ノダチ)。革緒(カワオ)で腰につけたので革緒の太刀ともいう。
毛抜き形の太刀[図]

けぬきずし

けぬきずし [3] 【毛抜き鮨】
握り鮨を笹の葉でくるみ,押しを掛けたもの。笹鮨。

けねん

けねん [0][1] 【懸念】 (名)スル
(1)気になって心から離れないこと。気がかり。心配。「事の成り行きを―する」「姉は真(ホン)に病気です。私も―でなりませぬ/谷間の姫百合(謙澄)」
(2)〔仏〕 ある対象に思念を集中させること。
(3)心がとらわれること。執着。執念。「かやうの者までも皇居に―をなしけるにや/盛衰記 1」

けねん

けねん【懸念(する)】
fear;→英和
worry.→英和
⇒心配.

けの

けの 【毛野】
〔江戸時代以後誤って「けぬ」とも〕
上野(コウズケ)・下野(シモツケ)両国の古名。「上つ―安蘇のま麻群(ソムラ)/万葉 3404」
〔初め,毛野の国を上毛野(カミツケノ)と下毛野(シモツケノ)の二国に分けたが,715年に二字で国名を記すことが定められてからは「上野」「下野」と書くようになった〕

けのころも

けのころも 【褻の衣】
普段の衣服。けごろも。普段着。

けのごしょ

けのごしょ 【褻の御所】
上皇が日常起居する御所。

けのび

けのび [0] 【蹴伸び】
学校体育の水泳で,プールの側面を両脚で蹴って両腕を前方に伸ばし,伏し浮きをしながら前進する運動。

けはい

けはい [1][2] 【気配】
〔「気配」は「けわい」の歴史的仮名遣い「けはひ」に基づく当て字。「けはい」はそれにひかれた読み〕
(1)周囲の状況から何となく感じられるようす。けしき。ありさま。「だれかがいる―がする」「今にも降り出しそうな―」「春の―」
→けわい
(2)取引で,市場全体の人気・商況。また,売り方あるいは買い方の希望値段を反映した人気相場。

けはい

けはい【気配】
a sign;→英和
an indication.

けはいこうかん

けはいこうかん [4] 【気配交換】
取引所取引が行われないため,市場価格が形成されない公社債の店頭取引や店頭登録株の売買のため,相対取引で成立した気配を交換すること。

けはえぐすり

けはえぐすり【毛生薬】
a hair restorer[grower].

けはえぐすり

けはえぐすり [4] 【毛生え薬】
毛を生えさせる薬。養毛剤。

けはなし

けはなし [0] 【蹴放し】
門・戸の閾(シキミ)の一。溝のない,取りはずしができるものをいう。
→閾(シキミ)
→楣(マグサ)

けはなす

けはな・す [0][3] 【蹴放す】 (動サ五[四])
(1)蹴って放れさせる。「夜着も掻巻も裾の方(カタ)に―・し/金色夜叉(紅葉)」
(2)蹴って戸などを開く。「戸を―・す」

けはらい

けはらい [2] 【毛払い】
木の柄に獣毛を植えつけたはけ。ブラシ。

けはれ

けはれ 【褻晴れ】
褻の時と晴れの時。平常の時と儀式ばった時。また,それぞれの時に用いる衣服・道具など。「ことにうち解けぬべき折節ぞ―なくひきつくろはまほしき/徒然 191」

けば

けば【毛羽】
<raise> nap <on cloth> ;→英和
fluff (毛布の);→英和
pile (ラシャなどの).→英和
〜だった nappy;→英和
fluffy.

けば

けば [0] 【毛羽・毳】
(1)紙・布などの表面がこすれたりしてできる細かい毛状のもの。また,よった糸の表面に出ている短い繊維。けばけば。「―が立つ」
(2)蚕が繭をつくるときに最初に張って足がかりにする糸。
(3)地図で,土地の起伏や高低を表現する短い線の集まり。

けばえ

けばえ [1] 【毛蠅】
双翅目ケバエ科の昆虫の総称。ハエに似るが原始的なカに近い一群。一般に小形で黒く,後肢が長い。体と脚に剛毛が密生する。形態・色彩は雌雄で著しく異なる。幼虫は腐敗物の中で育ち,成虫は群飛する。日本各地とユーラシア大陸に分布。

けばく

けばく [0] 【繋縛】
(1)〔仏〕 煩悩(ボンノウ)などが心の自由を奪っていること。また,煩悩のこと。
(2)しばって自由を奪うこと。けいばく。「トガニ―セラルル/日葡」

けばけば

けばけば [0] 【毳毳】
「けば(毛羽){(1)}」に同じ。

けばけば

けばけば [1] (副)スル
不快なほど飾り立てるさま。派手でどぎついさま。「―した飾り付け」

けばけばしい

けばけばし・い [5] (形)[文]シク けばけば・し
〔形容動詞「けばや」と同源〕
(1)派手で品がない。どぎついほどきらびやかだ。「―・く飾りたてる」
(2)人目にたつ。きわだっている。「ここらで心底見せ顔に―・い仕方ども/浄瑠璃・重井筒(上)」
[派生] ――さ(名)

けばけばしい

けばけばしい
gaudy;→英和
showy.→英和
〜服装をしている be gaudily dressed.

けばだつ

けばだ・つ [3] 【毛羽立つ・毳立つ】 (動タ五[四])
紙・布などの表面がこすれたりして,地の繊維が細いやわらかい毛のように立つ。そそける。「表紙がすれて―・つ」

けばや

けばや (形動ナリ)
けばけばしく目立つさま。「義貞が装束―に見ゆ/盛衰記 20」

けばやき

けばやき [0] 【毳焼(き)】
糸や織物の表面を焼いて毳をとること。表面をなめらかにして,光沢を出す工程。毛焼き。

けばり

けばり【毛針】
a fly.→英和

けばり

けばり [0] 【毛鉤】
擬餌鉤(ギジバリ)の一。鉤の軸に小さな羽毛を糸で巻き,漆を塗り金箔を付けて虫に似せる。アユ・イワナ・ヤマメなどを釣るとき用いる。蚊頭(カガシラ)。蚊鉤。

けひじんぐう

けひじんぐう 【気比神宮】
福井県敦賀市曙町にある神社。越前国一の宮。北陸一の霊社とされ,朝廷や国司の崇拝があつかった。祭神は主神伊奢沙別命(イザサワケノミコト)(気比大明神)のほか日本武尊(ヤマトタケルノミコト)など七神。

けひのまつばら

けひのまつばら 【気比の松原】
福井県敦賀市,敦賀湾に臨む東西約1.2キロメートルにわたる松原。白砂青松の景勝地。ハギの名所。

けびいし

けびいし ケビヰ― [2] 【検非違使】
〔「けんびいし」の撥音「ん」が脱落した語〕
(1)平安初期に置かれた,令外の官の一。京中の非違・非法を検察する役であったが,訴訟・裁判も扱うようになりその権威は強大になった。のちに,諸国や伊勢神宮・鹿島神宮などにも置かれた。
(2)「けんびし(検非違使)」に同じ。

けびいしちょう

けびいしちょう ケビヰ―チヤウ [4] 【検非違使庁】
検非違使の役所。初め左右二庁があったが,のちに左庁だけになり,左衛門府内に置かれた。使の庁。靫負(ユゲイ)の庁。

けびいしどころ

けびいしどころ ケビヰ― [5] 【検非違使所】
京都にならって諸国や伊勢神宮・鹿島神宮などに置かれた検非違使の役所。けびいどころ。けびいし。検非所(ケンビシヨ)。

けびいしのべっとう

けびいしのべっとう ケビヰ―ベツタウ 【検非違使別当】
検非違使庁の長官。参議以上の者でその任に適した兵衛督・衛門督などが兼任した。

けびき

けびき [0] 【罫引】
木材の側面に刃先で平行な線をつけたり,ある幅で割ったりするための道具。筋罫引,割り罫引などがあり,建具職・指物職などが使う。けいびき。
罫引[図]

けびき

けびき [0][3] 【毛引き】
〔「けひき」とも〕
(1)証書などに印を押すとき,のちに本物でないと主張するために,印と紙との間に毛を一本挟んで印影を不鮮明にすること。
(2)物をつまんで引き抜く道具。毛抜きのようなもの。
(3)「毛引縅(ケビキオドシ)」の略。

けびきおどし

けびきおどし 【毛引縅】
甲冑(カツチユウ)の縅し方の一。小札(コザネ)の板や鉄板を,一段ごとに一本の糸で,横にすき間なく縅してゆくもの。

けびきがみ

けびきがみ [3] 【罫引紙】
⇒けいし(罫紙)

けびょう

けびょう【仮病】
feigned[pretended]illness.〜をつかう pretend to be ill[sick].

けびょう

けびょう [1] 【花瓶・華瓶】
〔仏〕 仏前に花を供えるのに用いる壺。かびん。
花瓶[図]

けびょう

けびょう [0] 【仮病】
病気ではないのに病気のふりをすること。つくりやまい。「―をつかって会社を休む」

けびらい

けびらい [2] 【気振い】
そぶり。ようす。けぶり。けぶらい。「文(フミ)の面を見れば其様(ソンナ)―は露程もなく/浮雲(四迷)」

けふきぐさ

けふきぐさ 【毛吹草】
俳書。七巻五冊。松江重頼編。1645年刊。貞門俳諧の作法書。発句・付句の作例などのほか,季語・俚諺(リゲン)・付合語彙・諸国名物などを記す。指導書として重版盛行した。

けぶ

けぶ (形動ナリ)
〔「けう(希有)」の転〕
めずらしいさま。まれ。「いか様,―な事もあるものだなあ/歌舞伎・名歌徳」

けぶ

けぶ [0] 【煙・烟】
〔「けぶり」の転〕
「けむり(煙)」に同じ。「―に巻く」

けぶい

けぶ・い [0][2] 【煙い】 (形)[文]ク けぶ・し
「けむい」に同じ。「隣の人のタバコが―・い」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――さ(名)

けぶかい

けぶかい【毛深い】
hairy;→英和
shaggy.→英和

けぶかい

けぶか・い [3][0] 【毛深い】 (形)[文]ク けぶか・し
体毛がたくさん生えている。毛が濃い。「―・い男」
[派生] ――さ(名)

けぶさい

けぶさ・い (形)
〔「きぶさい(気塞)」の転。近世語〕
疑わしい。怪しい。「―・い戸棚も封印で大事ない��/浄瑠璃・双蝶蝶」
→きぶさい

けぶたい

けぶた・い [3] 【煙たい】 (形)[文]ク けぶた・し
「けむたい(煙)」に同じ。「落ち葉がいぶって―・い」
〔「けむたい」のやや古風な言い方〕
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

けぶだし

けぶだし [0] 【煙出し】
「けむだし(煙出)」に同じ。

けぶつ

けぶつ [0] 【化仏】
〔仏〕 衆生(シユジヨウ)を救うために,さまざまな姿となって現れた仏。化身。

けぶとん

けぶとん [2] 【毛布団】
(1)羽毛を入れた布団。羽根布団。
(2)毛皮の敷物。「唐獅子の―三十枚/浄瑠璃・大職冠」

けぶらい

けぶらい 【気振ひ】
ようす。気配。そぶり。けぶり。「―でも知らされぬ大事の所/浄瑠璃・伊賀越道中双六」

けぶり

けぶり 【煙・烟】
〔「けむり」の古形〕
「けむり(煙)」に同じ。「鳥部山の―立ちさらでのみ住みはつる習ひならば/徒然 7」

けぶり

けぶり [1][0] 【気振り】
けはい。そぶり。「真相を知っているなどとは―にも見せない」

けぶり=となす

――とな・す
火葬にする。「明くる二日に―・し,今日七日の弔ひを兄弟一所に拝まん/浄瑠璃・万年草(下)」

けぶり=となる

――とな・る
〔「けぶりになる」とも〕
(1)焼けてなくなる。焼失する。「見し人も宿も―・りにしを/源氏(橋姫)」
(2)火葬にされる。死ぬ。「限りなき御身なれど,同じ―・らせ給ふもいみじう悲し/栄花(ゆふしで)」

けぶりくらべ

けぶりくらべ 【煙競べ】
〔「思ひ」の「火」から上る煙を比べる〕
(1)互いに思いの深さを比べること。けむりくらべ。「立ちそひて消えやしなまし憂きことを思ひ乱るる―に/源氏(柏木)」
(2)香をたいてくらべあうこと。

けぶる

けぶ・る [0] 【煙る・烟る】 (動ラ五[四])
〔「けむる」の古形〕
(1)「けむる(煙)」に同じ。「広い部屋が一面に―・つて居る/続風流懺法(虚子)」
(2)輪郭がかすんで,ほのかにみえる。かすんで美しくみえる。「眉のわたりうち―・り/源氏(若紫)」
(3)火葬にされて,煙となって上る。「―・りにし人を桶火(オケビ)の灰によそへて/和泉式部集」

けほう

けほう [0] 【化法】
〔仏〕 仏が衆生(シユジヨウ)を教え導くために説いた教法の内容。
⇔化儀(ケギ)

けほう

けほう [0] 【仮法】
〔仏〕 因縁によって生じた実体のない存在。仏教ではこの世のすべての事物を仮法と考える。
⇔実法

けほう

けほう 【家抱】
「門百姓(カドビヤクシヨウ)」に同じ。

けほがい

けほがい 【毛祝】
「毛祭り」に同じ。

けぼうき

けぼうき [2] 【毛箒】
(1)鳥の羽などをたばねて作った箒。羽根箒。
(2)ヘア-ブラシ。[ヘボン(三版)]

けぼうず

けぼうず [2] 【毛坊主】
有髪で,普段は農作などにたずさわり,葬式・講などの法事の際に僧の役を務めた半僧半俗の者。一向宗(浄土真宗)に属した。

けぼさつ

けぼさつ [2] 【化菩薩】
衆生(シユジヨウ)を救うため,仮にこの世に姿を現した菩薩。

けぼり

けぼり [0] 【毛彫(り)】
金属・象牙などに細い線で模様や文字を彫ること。また,その彫り物。彫金技法のうちで最も古く,すでに弥生時代の銅鐸にも見られる。東大寺大仏の蓮弁が有名。

けぼりたがね

けぼりたがね [4] 【毛彫り鏨】
毛彫りに用いる先端の細く鋭い鏨。

けまい

けまい [0][1] 【化米】
禅宗で,信者から米をもらうこと。また,その米。けべい。

けまき

けまき 【毛巻】
江戸後期,主に江戸で未亡人などが結った髪形。丸髷(マルマゲ)の変形で,元結の上に髪を巻きつけて元結を隠したもの。

けまく

けまく
〔過去推量の助動詞「けむ」のク語法〕
…したであろうこと。「行きけむ人の思ひつつ通ひ―は/万葉 423」

けまつり

けまつり 【毛祭(り)】
猟師が獲物のあったとき,また狩猟の終わりに行う祭り。獲物の毛の一部を切りとって,山の神に供える。けほがい。

けまり

けまり [0][1] 【蹴鞠】
鹿革のまりを地上に落とさぬように足でけって次々に渡す遊び。四隅に桜・柳・松・楓などを植えた懸(カカ)り,または鞠壺(キクツボ)と呼ばれる専用の庭で行われた。中国から伝来し,平安貴族の間に盛んに行われ,平安末期には飛鳥井・難波の二つの師範家もできた。まりけ。まり。しゅうきく。
蹴鞠[図]

けまん

けまん [0] 【華鬘】
仏堂内陣の欄間などにかける荘厳具。金・銅・革などを材料に,花鳥・天女などを透かし彫りにする。古く,インドでは生花の輪を装飾品とする風習があって,それを仏前にも供えるようになり,中国や日本に入って仏具となった。
華鬘[図]

けまん

けまん [0] 【懈慢】
おこたりなまけて,仕事や義務をいいかげんにすること。怠慢。

けまんがい

けまんがい [2] 【懈慢界】
〔仏〕 菩薩処胎経(ボサツシヨタイキヨウ)に説く,この世と阿弥陀仏の浄土の中間にあり,信仰の不完全なものの生まれる世界。快楽の多い世界であるため,それに執着して真の浄土に行きにくいとされる。浄土真宗では,他力の信心に徹底できない者が一度ここに生まれ,次に真の浄土に往生するとされる。

けまんすじ

けまんすじ [2] 【毛万筋】
経(タテ)糸二本,縞(シマ)糸二本が一単位になっている細かい縞。

けまんそう

けまんそう [0] 【華鬘草】
ケシ科の多年草。朝鮮・中国の原産。古くから観賞用に栽培される。高さ約60センチメートル。葉は大きく,羽状に分裂。春,淡紅色・心臓形の花が,長い総状花序に下垂してつく。タイツリソウ。ケマンボタン。[季]春。
華鬘草[図]

けまんぼたん

けまんぼたん [4] 【華鬘牡丹】
⇒華鬘草(ケマンソウ)

けまんむすび

けまんむすび [4] 【華鬘結び】
紐の結び方の一。上と左右に大きく輪奈(ワナ)を作り,ゆるく結んだ装飾的なもの。同心むすび。
華鬘結び[図]

けみ

けみ [1][0] 【検見・毛見】
(1)検査。検分。「大嘗会の―やとしさわぎ/蜻蛉(上)」
(2)室町時代以後,米の収穫前に幕府・領主が役人を派遣して収穫量を検査させ,その年の年貢額を定めたこと。けんみ。けみどり。
⇔定免(ジヨウメン)
[季]秋。
(3)「検見衆(ケミシユウ)」の略。
〔「けんみ」の撥音無表記形か。「検」の字音からともいう〕

けみしゅう

けみしゅう [2] 【検見衆】
年貢高を決めるため,作物の出来・不出来を調べに来た役人。

けみす

けみ・す 【閲す】 (動サ変)
⇒けみする(閲)

けみする

けみ・する [3][1] 【閲する】 (動サ変)[文]サ変 けみ・す
〔「けみ」は「検」の字音から〕
(1)よく調べる。検査する。「此編を綴るに至りて或一書を―・せしに/近世紀聞(延房)」「大きに菟道(ウジ)に―・す/日本書紀(天智訓)」
(2)年月を経過する。「諸邦を遊歴して多年を―・し/花柳春話(純一郎)」

けみとり

けみとり 【検見取・毛見取】
検見によって租税高を決定する方法。

けみょう

けみょう [0] 【仮名】
(1)仮の名。かめい。
⇔実名(ジツミヨウ)
「―をさへ用ゐぬれば/即興詩人(鴎外)」
(2)元服の際に烏帽子(エボシ)親に付けてもらった名。よび名。俗称。通称。「その―・実名分明ならず/平家 11」
(3)〔仏〕 すべてのものには本来実体がないのに,この世では仮に存在するものとされていること。また,そのような事物に与えられた名称。

けみょうしゅう

けみょうしゅう [2] 【仮名宗】
〔仏〕 諸法は名のみで実体がないと説く宗派。成実(ジヨウジツ)宗など。

けむ

けむ [0] 【煙・烟】
〔「けむり」の略〕
「けむり(煙)」に同じ。

けむ

けむ (助動)(○・○・けむ・けむ・けめ・○)
〔終止形・連体形は平安中期以降ケンと発音されるようになり,「けん」とも書かれた〕
活用語の連用形に付く。過去の事実を推量するのに用いる。
(1)明確でない過去の事実を推測する意を表す。…ただろう。…だっただろう。「昔こそ難波ゐなかと言はれ〈けめ〉今都引き都びにけり/万葉 312」「空よりや降り〈けん〉,土よりや湧き〈けん〉/徒然 243」
(2)過去の事実を表す語に付いて,その原因・理由などを推量する意を表す。…たのだろう。…だったのだろう。「うき世にはかかれとてこそ生まれ〈けめ〉ことはり知らぬわが涙かな/増鏡(新島守)」
(3)過去のことを伝聞したということを表す。…たとかいう。…だそうだが。「布留の滝は法皇の御覧じにおはしまし〈けむ〉こそめでたけれ/枕草子 61」
(4)婉曲に表現するために用いる。「なほも翁の年こそ聞かまほしけれ。生まれ〈けむ〉年は知りたりや/大鏡(序)」
〔「けむ」の語源については,過去の助動詞「き」の未然形の古形「け」に推量の助動詞「む」の付いたもの,その他の説があり,確定しない〕

けむ=に巻く

――に巻・く
信じがたいことや相手がよく知らないようなことを言って,相手の判断力を狂わせる。

けむい

けむい【煙い】
⇒煙たい.

けむい

けむ・い [0][2] 【煙い】 (形)[文]ク けむ・し
煙のために,目をあけていたり息をしたりしにくい。けむたい。けぶい。「薪(タキギ)がいぶって―・い」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――さ(名)

けむくじゃら

けむくじゃら【毛むくじゃらの】
hairy;→英和
shaggy.→英和

けむくじゃら

けむくじゃら [0] 【毛むくじゃら】 (名・形動)
濃い毛が密に生えていること。毛深いこと。また,そのさま。「―な手」
〔「じゃら」の歴史的仮名遣いは明確ではない〕

けむし

けむし [0][3] 【毛虫】
(1)チョウ・ガなど鱗翅(リンシ)目の昆虫の幼虫で,体が長毛におおわれているものの俗称。[季]夏。《朝風に毛を吹れ居る―かな/蕪村》
(2)人に嫌われる人。

けむし

けむし【毛虫】
(1) a (hairy) caterpillar.(2)[いやな人]an odious fellow;a skunk.→英和

けむしまゆ

けむしまゆ [4] 【毛虫眉】
太く濃い眉。げじげじまゆ。

けむしろ

けむしろ [2] 【毛蓆】
毛織の敷物。氈(カモ)。毛氈(モウセン)。

けむたい

けむたい【煙たい】
(1) be smoky.(2) feel[be]shy <of> (気兼ね).

けむたい

けむた・い [3][0] 【煙たい】 (形)[文]ク けむた・し
(1)煙のために目を開けていたり息をしたりしにくい。けぶたい。けむい。「―・くて目を開けていられない」
(2)こちらに弱みがあったり,相手が堅苦しかったりして気やすく近づきにくい。けむったい。「父親は子供にとって―・い存在だ」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

けむたがる

けむたが・る [4] 【煙たがる】 (動ラ五[四])
(1)煙のために,けむたく思う。けむがる。
(2)その人がいるために,窮屈に思う。けむったがる。「会長の存在を―・る」

けむたがる

けむたがる【煙たがる】
feel[be]shy <of one's teacher> ;keep <a person> at a respectful distance (敬遠する).

けむだし

けむだし [0] 【煙出し・烟出し】
⇒けむりだし(煙出)

けむったい

けむった・い [0] 【煙ったい】 (形)
「けむたい」の転。「タバコの煙が―・い」「―・い存在」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

けむつかし

けむつか・し 【気難し】 (形シク)
うす気味が悪い。なんとなく恐ろしい。「人の骨などを入れて埋みたりけるにかと―・しく思えけれども/今昔 26」

けむやま

けむやま 【煙山】
姓氏の一。

けむやませんたろう

けむやませんたろう 【煙山専太郎】
(1877-1954) 歴史学者。岩手県生まれ。東大卒。早大教授。文化女子短大(現,大学)初代学長。ロシア史・ユダヤ人史の研究の先駆者。著「近世無政府主義」「西洋最近世史」

けむり

けむり [0] 【煙・烟】
(1)物が燃える時にもやもやと立ちのぼるもの。微小な固体粒子が空気中に浮遊しているもの。けぶり。けむ。けぶ。「―が目にしみる」「タバコの―」
(2)空中にたちのぼったり,たなびいたりして{(1)}のように見えるもの。霞・靄(モヤ)・埃(ホコリ)など。「土―」「血―」「暮るれば芦岸の―に舟をつなぎ/太平記 4」
(3)〔かまどから立ちのぼるもの,の意から〕
暮らし。生計。「細いながら―絶えせず安らかに日は送れど/風流仏(露伴)」

けむり

けむり【煙】
smoke.→英和
〜の立っている smoking;→英和
smoky.→英和
〜に巻かれる be suffocated by smoke;be mystified (比喩的).

けむり=になる

――にな・る
燃えてなくなる。あとかたもなく消え失せる。
→けぶりとなる

けむり=も眉目(ミメ)よい方へならでは靡(ナビ)かぬ

――も眉目(ミメ)よい方へならでは靡(ナビ)かぬ
煙さえ美人の方へなびいて行く。だれも美人のそばへ寄りたがる。

けむり=を立てる

――を立・てる
〔炊事のためかまどの煙を立てる意から〕
暮らしを立てて行く。

けむりかんちき

けむりかんちき [6] 【煙感知器】
火災により発生する燃焼生成物を検出する器具。イオン化式と光電式とがある。

けむりがえし

けむりがえし [4] 【煙返し】
(1)土蔵の戸口の内側下方にある石。
(2)香炉の口辺が内側に張り出し口をせばめて煙がよどむような形につくったもの。
煙返し(1)[図]

けむりずいしょう

けむりずいしょう [4] 【煙水晶】
薄い茶色の水晶。

けむりだし

けむりだし [0] 【煙出し】
(1)室内の煙・臭気などを外へ出すため,家の屋根や壁に設けた排出口や窓。けむ抜き。けぶり出し。けむ出し。
(2)煙突。けぶり出し。
煙出し(1)[図]

けむる

けむ・る [0] 【煙る・烟る】 (動ラ五[四])
〔古くは「けぶる」〕
(1)火がよく燃えずに煙ばかりが盛んに出る。くすぶる。「薪(マキ)が―・る」「山ぎはに結ぼほれたるけぶり―・らば/和泉式部集」
(2)煙が立ちこめたようにかすんで見える。「春雨に―・る京都東山」

けむる

けむる【煙る】
smoke;→英和
smoulder (いぶる);→英和
be smoky;look[appear]dim <in the rain> (かすむ).

けもの

けもの【獣】
a beast;→英和
an animal.→英和

けもの

けもの [0] 【獣】
〔毛物の意〕
けだもの。

けものへん

けものへん [0] 【獣偏】
漢字の偏の一。「狼」「猟」「犯」などの「犭」の部分。犬の字形が変わったもので,漢和辞典では一般に「犬」(四画)部に配列される。

けものみち

けものみち [3] 【獣道】
けものの往来によって,いつの間にかできた山中の細い道。「―に迷い込む」

けもん

けもん 【暇文・仮文】
⇒いとまぶみ(暇文)

けもん

けもん [0] 【仮門】
〔仏〕 人々を救うための仮の教え。特に真宗で,念仏以外の修行を説く教えをいう。
⇔真門

けもんりょう

けもんりょう [2] 【花文綾】
花の模様を織り出した綾(アヤ)。はなふりょう。

けや

けや (形動ナリ)
きわだって,あざやかなさま。「寒水の心も―に思ほゆる/万葉 3875」

けやか

けやか (形動ナリ)
他と異なってきわだっているさま。とりわけ立派なさま。「根使主の着(ケ)る玉縵はなはだ―にしていとうるはし/日本書紀(雄略訓)」

けやき

けやき【欅】
a zelkova tree.

けやき

けやき [0] 【欅】
ニレ科の落葉大高木。山地に生え,また防風林や庭木として栽植する。葉は鋸歯があり狭卵形で先がとがる。四,五月,葉腋に淡黄緑色の小花をつけ,ゆがんだ球形の小果を結ぶ。材は堅く木目が美しいので,建材・家具材などに用いる。ツキ。

けやき

けやき [0][3] 【毛焼(き)】
(1)鳥獣の毛をむしったあとの肌に残ったこまかい毛を火で焼くこと。
(2)「毳焼(ケバヤ)き」に同じ。

けやく

けやく [0] 【化益】
〔仏〕 人々を仏道に導くことと,利益を与えること。

けやけし

けやけ・し (形ク)
(1)普通と違っている。尋常でない。異様だ。「末代には,―・き寿もちて侍る翁なりかし/大鏡(昔物語)」
(2)目に立つ。きわだっている。「下文字―・く置きてしかるべく侍らん/去来抄」
(3)ひときわすぐれている。すばらしい。[日葡]
(4)はっきりしている。「人の言ふほどの事―・く否びがたくて/徒然 141」

けやすし

けやす・し 【消易し】 (形ク)
〔「け」は下二段動詞「く(消)」の連用形〕
消えやすい。「朝露の―・き我(ア)が身/万葉 885」

けやぶる

けやぶ・る [3][0] 【蹴破る】 (動ラ五[四])
足で蹴って,物をやぶる。また,足で強く蹴って戸などを開ける。「ドアを―・って部屋にとびこむ」
[可能] けやぶれる

けやむらろくすけ

けやむらろくすけ 【毛谷村六助】
安土桃山時代の剣客。豊前毛谷村の人。吉岡一味斎の娘を助けて父の仇を討たせた。これを脚色したものに浄瑠璃「彦山権現誓助剣(ヒコサンゴンゲンチカイノスケダチ)」がある。生没年未詳。

けやり

けやり [0] 【毛槍】
さやに鳥の羽毛をつけて飾りとした儀仗用の槍。大名行列の先頭などで振り歩く。

けやりむし

けやりむし [3] 【毛槍虫】
多毛綱の環形動物。体は細長く,多数の環節からなり,25センチメートルに及ぶ。粘液で泥を固めた管の中にすむ。冠状に広がった大きな鰓(エラ)は黄褐色に紫色の斑点があり,美しい。本州中部以南の暖海の干潮線付近の岩礁地帯に多く見られる。

けら

けら [0] 【啄木鳥】
キツツキの別名。

けら

けら [0] 【鉧】
日本古来のたたら炉を用いた製鋼法(鉧押し)によって得られる,ケイ酸・石灰分を多量に含む粗鋼。

けら

けら [0][2] 【螻蛄】
直翅目ケラ科の昆虫。体長約3センチメートル。体は円柱状で褐色。前足は幅広く,土を掘るのに適する。前ばねは短く発音器があり,土中でジーと鳴く声は俗にミミズが鳴くといわれる。昼は地中に潜み,夜は出て飛び,よく灯火に来る。日本全土とアジア・アフリカ・オーストラリアに分布。オケラ。[季]夏。《灯りたる障子に―の礫かな/岡田耿陽》
〔「螻蛄鳴く」は [季]秋〕
螻蛄[図]

けら=の水渡り

――の水渡り
まねをしてもなしとげることができないことのたとえ。

けら=腹立つれば鶫(ツグミ)喜ぶ

――腹立つれば鶫(ツグミ)喜ぶ
〔鶫をとるのに,螻蛄をえさにするところから〕
両者の利害が相異なるたとえ。

けらい

けらい【家来】
a retainer;one's man.

けらい

けらい [1] 【家来・家礼・家頼】
〔「家礼」が本来の表記。「け」「らい」は「家」「礼」の呉音〕
(1)主君に忠誠を誓って仕える人。家臣。
(2)家に召し使う者。従者。家人。
(3)子が父を敬い礼をつくすように他人に礼をつくすこと。「文籍にも―といふことあるべくや/源氏(藤裏葉)」
(4)摂家や公家に出入りして礼儀や故事を習う人。

けらいぶん

けらいぶん [2] 【家来分】
家来としての身分。家来並みの身分。

けらく

けらく
〔助動詞「けり」のク語法〕
…であったことには。…であったことよ。「神代より言ひ継ぎ―/万葉 4106」

けらく

けらく [0][1] 【快楽】
〔「け」は呉音〕
(1)〔仏〕 宗教上の喜び,たのしみ。
(2)こころよく楽しいこと。かいらく。「一時消失せた―の夢を思起したのです/あめりか物語(荷風)」

けらくてん

けらくてん [2] 【化楽天】
〔仏〕 六欲天のうち,下から五番目の天。ここに生まれたものは,自ら楽しみの境地をつくって楽しみ,八百歳を一日として八千年の長寿を得るという。化天。化自楽天。化自在天。楽変化天。

けらくび

けらくび [0] 【螻蛄首】
(1)槍の穂の末端で,柄に接するくびれた部分。しおくび。
(2)建築の継ぎ手で,突出部の根元のくびれた部分。

けらけら

けらけら [1] (副)
かん高い声で笑うさま。「―(と)笑う」

けらげい

けらげい [0] 【螻蛄芸】
「螻蛄才(ケラザイ)」に同じ。

けらざい

けらざい [0] 【螻蛄才】
〔螻蛄には,飛ぶ,登る,泳ぐ,穴をほる,走る,の能力があるが,どれも巧みではないことから〕
多芸ではあっても,どれも未熟なこと。螻蛄芸。

けらし

けらし (連語)
〔助動詞「けり」と助動詞「らし」との連語「けるらし」の転。一説に「けり」の形容詞的に活用したものとも。和歌に多く用いられるが,和歌以外でも感動的・情緒的文には用いられることがある〕
(1)過去を回想しながら,ある状態を客観的立場から推量判断する。助詞「も」を伴って詠嘆的にも用いる。「古の神の時より逢ひ〈けらし〉今の心も常忘らえず/万葉 3290」「しのびて心かはせる人ぞあり〈けらし〉/源氏(帚木)」「恋せじとみたらし河にせしみそぎ神はうけずぞなりに〈けらし〉も/古今(恋一)」
(2)(近世文語で)「けり」に同じで,それをやや婉曲的に表現するのに用いる。「漸(ヨウヤク)雲門に入るこそ心もとなき導師の力なり〈けらし〉/笈の小文」

けらつつき

けらつつき [3] 【啄木鳥】
キツツキの異名。

けらば

けらば [0] 【螻蛄羽】
切妻屋根の端の部分。桁端(ケタバシ)。傍軒(ソバノキ)。

けらばがわら

けらばがわら [4] 【螻蛄羽瓦】
切妻屋根の端に用いる瓦。

けらまじか

けらまじか [3] 【慶良間鹿】
ニホンジカの一亜種。慶良間列島の特産種。小形で角が短い。古く薩摩から移入されたニホンジカの子孫が代を重ね,一亜種を形成したものといわれる。天然記念物。

けらまれっとう

けらまれっとう 【慶良間列島】
沖縄県沖縄島の西方にある二十余の島々。渡嘉敷島・座間味島・阿嘉島など。

けり

けり (助動)(けら・○・けり・ける・けれ・○)
〔カ変動詞「く(来)」の連用形「き」または過去の助動詞「き」にラ変動詞「あり」が付いて一語化したもの〕
活用する語の連用形に付く。
(1)話し手が人から伝聞したことを回想して述べる。「今は昔,竹取の翁といふものあり〈けり〉/竹取」「坊のかたはらに大きなる榎の木のあり〈けれ〉ば,人,榎の木の僧正とぞいひ〈ける〉/徒然 45」
(2)過去にあった事実に気付いて,それを回想して述べる。「和歌(ヤマトウタ),主もまらうども他人(コトヒト)も言ひあへり〈けり〉/土左」
(3)ある事柄に初めて気が付いたことを詠嘆的に述べる。「あさましう,犬などもかかる心あるものなり〈けり〉と笑はせ給ふ/枕草子 9」「ふるさととなりにし奈良の都にも色はかはらず花は咲き〈けり〉/古今(春下)」
(4)その事が終わり,その結果が存在していることを述べる。中世以降の用法。「夜すでに明け〈けれ〉ばなぎさに赤旗少々ひらめいたり/平家 11」
(5)未然形「けら」は,「けらず」「けらく」の形で上代にのみ用いられる。「梅の花咲きたる園の青柳は縵(カズラ)にすべくなりに〈けら〉ずや/万葉 817」
〔過去の助動詞「き」が話し手の直接体験した過去の事実を回想するのに用いられるのに対し,「けり」は伝承している過去の事実を回想するのに用いられる〕

けり

け・り 【着り・服り】 (動ラ変)
〔動詞「きる(着)」の連用形「き」に「あり」が付いた「きあり」の転〕
着ている。「我が背子が―・る衣(キヌ)薄し佐保風は/万葉 979」

けり

け・り 【来り】 (動ラ変)
〔カ変動詞「く(来)」の連用形「き」に「あり」の付いた「きあり」の転〕
来ている。「玉梓(タマズサ)の使ひの―・れば嬉しみと/万葉 3957」

けり

けり [2]
〔和歌や俳句に助動詞「けり」で終わるものが多いところから〕
結末。決着。「長い間の論争に―が付く」

けり

けり【鳧をつける(がつく)】
settle (be settled).→英和

けり

けり [2] 【計里・鳧】
チドリ目チドリ科の鳥。全長約35センチメートル。背面は灰褐色,腹は白色で,飛ぶと翼と尾に鮮やかな黒白の模様がでる。擬傷が巧み。アジア東北部に分布し,日本では近畿以北の限られた地域で繁殖。やまげり。

けり=を付ける

――を付・ける
容易に決着のつかなかった物事を,なんらかの結論を出して終わりにする。「紛争に―・ける」

けりあげる

けりあ・げる [4] 【蹴り上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 けりあ・ぐ
(1)けって下から上にあげる。「ボールを―・げる」
(2)上にあるものを下からける。「下腹を―・げる」

けりいた

けりいた [3] 【蹴り板】
⇒けいた(蹴板)

けりこむ

けりこ・む [3][0] 【蹴り込む】 (動マ五[四])
ボールなどを蹴って中に入れる。「ゴール右隅に―・む」

けりだす

けりだ・す [3][0] 【蹴り出す】 (動サ五[四])
中からその外側へ蹴って出す。

けりぼり

けりぼり [0] 【蹴り彫(り)】
毛彫りのように細い線ではなく,楔形の点線によって文様を彫りつける彫金の技法。

けりゃ

けりゃ (連語)
形容詞の仮定形活用語尾「けれ」に助詞「ば」の付いた「ければ」の転。話し言葉でのくだけた言い方。けりゃあ。「安―いいってもんじゃない」
→ば(接助)

けりょう

けりょう [0] 【家領】
堂上諸家に伝わる家の領地。

けりょう

けりょう 【仮令】
〔漢語「仮令」を呉音で音読した語〕
■一■ (副)
(1)考えてみたところ。大体。おおよそ。「参加者,―五万騎に及ぶべし/東鑑(治承四)」
(2)たとえば。「―,木樵・草刈り・炭焼き・汐汲みなどの風情にも/風姿花伝」
(3)さいわいに。偶然。「―わしがここにゐたればこそ/歌舞伎・韓人漢文」
■二■ (名・形動)[文]ナリ
かりそめのこと。いいかげんなこと。また,そのさま。「今では地頭の名はあれどそれは―/浄瑠璃・聖徳太子」

ける

ける【蹴る】
kick;→英和
give (a person) a kick;→英和
reject <a proposal> (はねつける).→英和

ける

け・る [1] 【蹴る】 (動ラ五[四])
〔下一段動詞「ける(蹴)」の四段化。近世江戸語以降の語〕
(1)足の先で強く突いて,物を遠くへやる。また,はねとばす。「馬に―・られる」「ボールを―・る」
(2)(地面を)強く踏む。「大地を―・って進む」
(3)(「席をける」の形で)荒々しくその場を去る。「憤然として席を―・って立つ」
(4)相手の要求・申し入れ・提案などを強く拒絶する。はねつける。「先方の要求を―・る」「そのおのれが根性をなぜ―・らぬ/浄瑠璃・紙屋治兵衛」
〔もと下一段活用であったので,「けたおす(蹴倒す)」「けちらす(蹴散らす)」など複合語には「け…」という形もあり,命令形には「けれ」と並んで「けろ」も使われることがある〕
[可能] けれる
[慣用] 踏んだり蹴ったり

ける

ける 【蹴る】 (動カ下一)
〔中古以降の語〕
「ける(蹴)」(動ラ五[四])に同じ。「只今の太政大臣の尻は〈ける〉とも,此の殿の牛飼にも触れてむや/落窪 2」「雲林院にて鞠を〈け〉られけるに/著聞 6」「まりこ川〈けれ〉ばぞ浪はあがりけり/去来抄」
〔「蹴る」の意の語には,古く「くう(ワ行下二段)」「くゑる(ワ行下一段)」「くゆ(ヤ行下二段)」「こゆ(ヤ行下二段)」などが見られる〕

けるほどに

けるほどに (連語)
〔「ける」は助動詞「けり」の連体形。「…ほどにけるほどに」の形で用いる〕
意味を強めながら語調をととのえる表現。…しているうちに。「夫(ソレ)から通ふ程に―/歌舞伎・幼稚子敵討」

けれ

けれ (接助)
(1)〔四国松山地方で用いる〕
理由・原因を表す。ゆえに。から。「いなごは温(ヌク)い所が好きぢや―,大方一人で御這入りたのぢやあろ/坊っちゃん(漱石)」
(2)〔近世上方語〕
「こそ」を含む句の結びの言葉をうけ,逆接の関係で後文に続ける。が。けれども。「器量こそちがはう―,わしがかみはちぢみがみ,…奥様にもまけませねど/浄瑠璃・傾城二河白道」
〔(2)は,「数こそ多けれ,すぐれたるは少し」の「多けれ」のような用法の文語形容詞語尾「けれ」から出たものといわれる〕

けれど

けれど (接助・終助)
⇒けれども(接助・終助)

けれど

けれど [1] (接続)
⇒けれども(接続)

けれども

けれども
〔形容詞活用の已然形語尾「けれ」に接続助詞「ども」が付いたものから〕
■一■ (接助)
活用語の終止形に接続する。
(1)ある事柄に,それと逆の,または関係のうすい事柄を結びつける。「登りは苦しい―,山頂はすばらしい」「ちょっと淋しそうな顔だ―,美しい人だ」
(2)前置きを本題に結びつける。「つまらない物です―,お受け取りください」「勝手な言い分です―,帰らせてください」
(3)二つの事柄を単に結びつける。「本が届いている―,支払いはすんだの」「日本の象徴という―,富士山はほんとにすばらしい」
■二■ (終助)
活用語の終止形に接続する。
(1)事実とは反対の事柄を願う気持ちを表す。「もうすこし背が高いといいのだ―」
(2)実現しそうにない,はかない願いを表す。「ちょっとでも晴れてくれるとありがたい―」
(3)軽蔑し,軽んじる気持ちを添える。「どうせろくなことはあるまい―」
(4)はっきり言わず,遠回しに述べる気持ちを表す。「そろそろお時間です―」
〔くだけた言い方では,「けれど」「けども」「けど」などの形で使われることが多い〕

けれども

けれども [1] (接続)
〔接続助詞の「けれども」から〕
(1)上に述べたことやそれから予想されることと反対,不釣り合い,不調和なことを以下に述べることを示す。しかし。だが。だけど。「たしかにとても安い。―品質はどうだろうか」
(2)一つの事柄を一応そうだと認め,しかしさらに同類の事柄を対比的にあげるのに用いる。「京都もいい。―,奈良もまたいい所だ」
(3)聞き手の意見に以下,異議を述べることを示す。「―ね,こういう例もあるから必ずしも君のいうとおりにはならない」
〔くだけた言い方では,「けれど」「けど」「けども」などの形が使われる〕

けれん

けれん
〜味のない unpretentious.

けれん

けれん [0] 【外連】
(1)演劇で,軽業的な手法を用いた演出。大道具・小道具の仕掛け物や,宙乗り・早替りなど。
(2)他人の気を引いたり,自分を正当化したりするための,おおげさで不自然な言動。ごまかし。はったり。

けれんみ

けれんみ [0] 【外連味】
はったりやごまかし。「―のない芸」

けろくろ

けろくろ [2] 【蹴轆轤】
駆動用の円盤の縁(フチ)を蹴って回す轆轤。けりろくろ。

けろけつ

けろけつ [2] 【繋驢橛】
〔仏〕 驢馬(ロバ)をつないでおく杙(クイ)のこと。禅宗で,精神の自在を奪って,向上を妨げるもの,無意味なもの,無価値なもののたとえとして使われる。

けろけろ

けろけろ [1] (副)
(多く「と」を伴う)
(1)「けろり{(1)}」に同じ。
(2)「けろり{(2)}」に同じ。
(3)「きょろきょろ」に同じ。「―とあたりを見廻した時には/吾輩は猫である(漱石)」

けろっと

けろっと [2] (副)スル
「けろり」に同じ。「風邪が一晩で―治る」「叱られても―している」

けろり

けろり
〜と (1) coolly;→英和
calmly (平気で).(2) <recover> quickly;→英和
<forget> entirely.→英和
〜としている remain cool.

けろり

けろり [2][3] (副)
(1)すっかり消え去って,跡形もないさま。なにごともなかったように平然としているさま。「頼まれた用件を―(と)忘れる」「頭痛が―(と)治る」
(2)起こった出来事に対して,当然予想される反応を,全く示さないさま。「負けても―としている」

けろん

けろん [0] 【戯論】
〔仏〕 無意味で,役に立たない議論。

けわい

けわい [2][0]
〔現代では,「気配」の字を当てて「けはい」という〕
視覚的な「けしき」に対して,聴覚的・雰囲気的な感じをいう語。
(1)音・におい・感触などによって感じられる様子。「げに雨降る―しつるぞかし/枕草子 278」「―しるく,さと匂ひたるに/源氏(賢木)」「手さぐりの細く小さき程,髪のいと長からざりし―の,さま通ひたるも/源氏(空蝉)」
(2)どこということなく漠然と受ける感じ。雰囲気。風情。「秋の―立つままに/紫式部日記」
(3)人間の言葉や動作から感じられる品格。ものごしから受ける感じ。「大方の気色,人の―も,けざやかに気高く/源氏(帚木)」
(4)実体がなくなったあとに残された影響や面影。名残。「過ぎにし親の御―とまれる故郷ながら/源氏(帚木)」
〔「けわい(けはひ)」の「け」は「け(気)」か。「わい(はひ)」は四段動詞「這(ハ)う」の名詞形で,一面に広がることの意かという〕
→けはい(気配)

けわい

けわい [2][0] 【化粧・仮粧】 (名)スル
けしょう。みづくろい。「かみけづり―する/田植草紙」
〔もと「気配」と同語〕

けわいがね

けわいがね 【化粧金】
飾り金具。けしょうがね。

けわいざか

けわいざか ケハヒ― 【化粧坂】
鎌倉市扇谷(オオギガヤツ)から西に出る坂。鎌倉七口の一。仮粧坂。

けわいでん

けわいでん 【化粧田】
⇒けしょうでん(化粧田)

けわいりょう

けわいりょう 【化粧料】
「化粧(ケシヨウ)料{(2)}」に同じ。

けわう

けわ・う ケハフ 【化粧ふ】 (動ハ四)
〔「けはひ(化粧)」の動詞化〕
化粧する。「顔ヲ―・ウ/日葡」

けわしい

けわしい【険しい】
(1) steep.→英和
(2) severe;→英和
grim (顔付).→英和
(3) sharp;→英和
angry (声など).→英和

けわしい

けわし・い ケハシイ [3] 【険しい】 (形)[文]シク けは・し
(1)山や坂などの傾斜が急で往来が困難である。「―・い山道」「遠きをわけ―・しきをしのぎつつ/平家 7」
(2)これから先に困難が予想される。「前途は―・い」
(3)怒りなどのために,とげとげしい。かどだっている。「―・い表情」「―・い声」
(4)荒々しく人を寄せつけない。はげしい。「夜の,気色いとど―・しき風の音に/源氏(総角)」
(5)あわただしい。せわしい。「女―・しく走り来て/浮世草子・胸算用 5」
[派生] ――さ(名)

けわたがも

けわたがも [4] 【毛綿鴨】
カモ目カモ科ケワタガモ属の鳥の総称。極北地に四種がすむ。羽毛は非常に良質で,寝袋・羽布団などに珍重される。

けん

けん [1] 【拳】
二人以上で,指でいろいろな形をつくって勝敗を決める遊戯。中国から伝来したもので,本拳・虫拳・狐(キツネ)拳など種々ある。じゃんけんもその一種。「―を打つ」

けん

けん【剣】
a sword;→英和
a saber (軍力);→英和
a dagger (短剣);→英和
a sting (蜂の).→英和

けん

けん【権】
⇒権利.

けん

けん [1] 【賢】 (名・形動)[文]ナリ
学徳がすぐれかしこい・こと(さま)。「彼れ美にして且つ―なり/花柳春話(純一郎)」

けん

けん [1] 【乾】
易の八卦の一。算木で☰の形で示す。天・陽などを象徴し,北西(いぬい)の方角に配する。
⇔坤(コン)

けん

けん 【件】
■一■ [1] (名)
事柄。ある事に関する事項。「おたずねの―」
■二■ (接尾)
助数詞。事柄の数を数えるのに用いる。「今月の交通事故は一〇〇―を超えた」

けん

けん [1]
刺身の下に敷く野菜のこと。一般には大根などの千切りを用いる。

けん

けん [1] 【見】
(1)ものの見方。考え。見識。「皮相の―」「何事につけても,人に殊なる―を立て/即興詩人(鴎外)」
(2)遊里をひやかすこと。素見(スケン)。「茶屋の戸をたたきて,遊女の―して帰る/浮世草子・娘容気」
(3)見所(ミドコロ)。「餞別となしてなほ―あり/去来抄」

けん

けん【険】
a difficult pass (険路).〜のある sharp <eyes,look> .→英和

けん

けん [1] 【険・嶮】 (名・形動)[文]ナリ
(1)山などがけわしいこと。また,その土地。「箱根の山は天下の―」「―を恃(タノ)む」
(2)むずかしいこと。困難なこと。
(3)(「権」「慳」とも書く)顔の表情や物の言い方に表れる,冷たくきつい感じ。《険》「―のある言い方」

けん

けん [1] 【券】
(1)金額・条件・資格などを書き記してある紙片。債券・証券・入場券・乗車券・食券など。切符。
(2)荘園や田地を所有しているしるしに発行された手形。割符(ワリフ)。

けん

けん [1] 【軒】 (接尾)
(1)助数詞。家屋などの戸数を数えるのに用いる。「右から三―目」「一―の家もない」
(2)雅号や家号などの末尾に添えて用いる。「桃中―」「志道―」

けん

けん [1] 【圏】
かこったところ。輪。「其―と―との間は決して一様ではなく/思出の記(蘆花)」

けん

けん [1] 【妍】
女性の容貌が整って美しいこと。「―を競う」

けん

けん [1] 【顕】 (名・形動)[文]ナリ
あらわすこと。あらわれること。また,あきらかであること。「―にして晦(カイ),肯定にして否定とは/侏儒の言葉(竜之介)」

けん

けん [1] 【鍵】
(1)ピアノ・オルガン・タイプライターなどで,機械的または電気的な作動を起こさせるために,指でたたく,または押す一つ一つの部分。キー。
(2)管楽器の音孔を操作する装置。

けん

けん [1] 【権】
■一■ (名)
(1)他人を従わせる力。権力。「政治の―をにぎる」
(2)権利。権能。
(3)はかりごと。「これを行ふに経あり,―あり/折たく柴の記」
■二■ (名・形動)[文]ナリ
(1)高慢なこと。権高なこと。また,そのさま。「たださへも―な娘に金をつけ/柳多留 10」
(2)「険(ケン){(3)}」に同じ。「―のある眼付が怪しい光を放つた/社会百面相(魯庵)」

けん

けん [1] 【壎・塤】
古代中国の土製の吹奏楽器。外形は壺状で,内部は空洞。オカリナに似た土笛。
→壎[音声]

けん

けん [1] 【剣】
(1)元来は両刃の刀をいうが,一般には片刃の刀をも含めて大刀をいう。つるぎ。
(2){(1)}を使ってする武術。剣術。剣道。
(3)小銃の先端につける短い刀。銃剣。
(4)ハチなどのしりについたはり。
(5)昆虫の雌のしりにある細長い産卵器。
(6)家紋の一。剣をかたどったもの。三つ剣・六つ剣・三叉(ミツマタ)剣などがある。

けん

−けん【兼】
居間兼寝室 a bed-sitting-room.首相〜外相 Prime Minister and (concurrently) Foreign Minister.

けん

けん (助動)
⇒けむ(助動)

けん

けん【圏】
a sphere;→英和
a range.→英和
…〜内(外)に within (outside) the sphere[range]of….

けん

けん【件】
a matter;→英和
an affair,a case (訴訟などの);a subject (問題).→英和

けん

けん【券】
a ticket;→英和
a coupon (切取り式);→英和
a bond (債券).→英和

けん

けん [1] 【腱】
筋肉を骨に結合する繊維性組織の束。きわめて強靭で白色を帯び,硬タンパク質に富む。

けん

けん【腱】
a tendon.→英和
アキレス腱 Achilles' tendon.

けん

けん 【間】
■一■ [1] (名)
(1)長さの単位。近世以降一般化した単位。1891年(明治24),度量衡法に基づいて,一間を六尺(約1.818メートル)とする尺貫法の単位として定めた。1958年(昭和33)以降法定単位としては廃止。
→ま(間)■二■(2)
(2)古く,建物の正面の柱と柱の間のこと。
■二■ (接尾)
助数詞。
(1)建築で,柱と柱との間を数えるのに用いる。「三十三―堂」
→ま(間)■二■(2)
(2)碁・将棋で,目数を数えるのに用いる。「三―とび」

けん

けん (接助)
〔「けに」の転。近世語〕
言い切りの形に付いて,理由・原因を表す。ゆえに。から。「上方衆(シユ)は気がよか―,こがいなことは有まいと/浄瑠璃・博多小女郎(上)」
〔現在でも中国・四国・九州地方で用いるところがある〕

けん

けん【県】
a prefecture.→英和
〜の prefectural.‖県庁(知事) a prefectural office (governor).

けん

けん [1] 【県】
(1)地方行政区画の一。地方公共団体のうち最も範囲の広い区画で,市町村を包括する。
→都道府県
→府県制
(2)廃藩置県時に,それまでの藩に代えて用いた行政名。
→廃藩置県
(3)中国の行政区画の一。時代により州・府・道などの下に置かれたが,現在では省に所属している。

けん

けん [1] 【兼】
(1)二つの事をかねること。接続詞的に用いる。「食堂―居間」
(2)主たる官職のほかに他の官職をかねること。

けん=に借(カ)る

――に借(カ)・る
権力をかさにきる。「大勢の子持を―・つて,内の事は一葉(ヒトツパ)も構はねえ/滑稽本・浮世風呂 2」

けん=は一人(イチニン)の敵(テキ)学ぶに足らず

――は一人(イチニン)の敵(テキ)学ぶに足らず
〔史記(項羽本紀)〕
剣術は一対一の勝負に用いるものだから学ぶほどの価値はない。世に出ようとする者は一人が万人に当たる兵法を学ぶべきである。

けん=を売り牛を買う

――を売り牛を買う
兵事をやめて農業に精を出す。

けん=を旋(メグ)らし坤(コン)を転ず

――を旋(メグ)らし坤(コン)を転ず
〔韓愈「潮州謝上表」に出る語。乾坤(=天地)を回転するの意から〕
国政を一新する。

けん=を落として舟を刻(キザ)む

――を落として舟を刻(キザ)む
〔「呂氏春秋(察今)」より。楚人が舟で江を渡った時,剣を水中に落とし,舟の舷(フナベリ)に印をつけてその下の川底を探したが,舟が動いているので見つからなかったという故事から〕
物事にこだわって事態の変化に気づかず適応できないことのたとえ。舟に刻みて剣を求む。

けんあい

けんあい [0] 【険隘】
けわしく狭い・こと(さま)。「―なる渓谷の間に進入するは/経国美談(竜渓)」

けんあい

けんあい [0] 【眷愛】 (名)スル
目をかけること。かわいがること。「師が今日の妾をして永く今日の如く―せらるる無らんことを/世路日記(香水)」

けんあい

けんあい [0] 【兼愛】
古代中国の思想家,墨子の倫理説。自他・親疎の区別なく,人々を全く同じように愛すること。孟子からは君父を無視する説として批判された。

けんあく

けんあく [0] 【険悪】 (名・形動)[文]ナリ
(1)情勢・雰囲気などが危険をはらんでいること。天候が荒れそうなこと。また,そのさま。「会議は―な様相を呈し始めた」「―な雲行き」
(2)表情などのけわしく恐ろしい・こと(さま)。「―な顔色」

けんあく

けんあく【険悪な】
dangerous;→英和
threatening (天候);→英和
serious (事態・容態).→英和

けんあつ

けんあつ [0] 【検圧】 (名)スル
圧力をしらべること。

けんあつき

けんあつき【検圧器】
a pressure gauge.

けんあつき

けんあつき [4][3] 【検圧器】
電圧・気圧・水圧などをしらべる計器。

けんあん

けんあん 【建安】
中国,後漢献帝時代の年号(196-220)。

けんあん

けんあん [0] 【懸案】
かねてから問題になっていて,まだ解決のつかない事柄。「長年の―がやっと解決した」

けんあん

けんあん【懸案】
a pending[an outstanding]question[problem].

けんあん

けんあん [0] 【健安】 (名・形動)[文]ナリ
すこやかで平穏な・こと(さま)。「―の心思,これが為に衰耗するなり/西国立志編(正直)」

けんあん

けんあん [0] 【検案】 (名)スル
(1)形跡・状況などを調べ考えること。
(2)〔法〕 医師が,死後初めてその死体に接し,死亡事実を医学的に確認すること。生前診療していた患者の死亡確認を「死亡診断」というのに対していう。

けんあんしちし

けんあんしちし 【建安七子】
建安年間,曹操(ソウソウ)父子を中心とする文学集団に属した七人の文人。孔融・陳琳・王粲(オウサン)・徐幹・阮瑀(ゲンウ)・応瑒(オウトウ)・劉楨(リユウテイ)をいう。鄴下(ギヨウカ)の七子。

けんあんしょ

けんあんしょ [0][5] 【検案書】
医師の診療を受けずに死んだ者の死体を検査し,死亡を確認する医師の証明書。

けんあんたい

けんあんたい [0] 【建安体】
中国三国時代,魏の曹操(ソウソウ)・曹丕(ソウヒ)・曹植(ソウシヨク)父子および建安七子の詩風。教訓を盛り込む当時の詩風に反対し,慷慨(コウガイ)と気骨を重んじた。五言詩の発展,および文学の抒情化に大きな役割を果たした。

けんあんふ

けんあんふ 【建安府】
もと皇居吹上御苑内にあった一府。日露戦争戦没将兵の名簿・写真・武器および戦利品などを収めていた。第二次大戦後廃止。

けんい

けんい [1] 【権威】
(1)他を支配し服従させる力。「親の―を示す」「―が失墜する」
(2)ある方面でぬきんでてすぐれていると一般に認められていること。また,そのような人。オーソリティー。「その道の―」「―ある学説」

けんい

けんい【権威】
authority;→英和
prestige;→英和
an authority <on> .〜ある authoritative.→英和
‖権威主義 authoritarianism.権威筋 authoritative sources.

けんい

けんい [1] 【顕位】
高い地位。高位。

けんい

けんい [0] 【健胃】
胃を丈夫にすること,また胃が丈夫であること。

けんいき

けんいき [0] 【圏域】
生活圏・通勤圏など圏としてくくられた内部の地域。

けんいざい

けんいざい【健胃剤】
a digestive medicine.

けんいし

けんいし [1] 【剣石】
「要石(カナメイシ){(2)}」に同じ。

けんいしゅぎ

けんいしゅぎ [4] 【権威主義】
権威をふりかざして他に臨み,また権威に対して盲目的に服従する行動様式。

けんいしゅぎてきせいかく

けんいしゅぎてきせいかく [0] 【権威主義的性格】
硬直化した思考によって権威を無批判に受け入れ,少数派を憎む性格のこと。反ユダヤ主義の原因を研究するため,1930年代に批判的社会学によって導入された社会心理学的概念。

けんいすじ

けんいすじ [3] 【権威筋】
その事柄について最も関係の深い人,また,よく知っている人。
〔新聞などで,取材源を発表できない時,そのニュースの信頼度が高いことを示すのに用いる〕

けんいやく

けんいやく [3] 【健胃薬】
胃の運動を高め,胃液の分泌を促進し消化を助ける薬剤。当薬・竜胆(リユウタン)・桂皮などの苦み,芳香のある生薬類が用いられる。健胃剤。

けんいん

けんいん【検印】
a seal[stamp](of approval).→英和
〜を押す seal;stamp.→英和

けんいん

けんいん [0] 【検印】
(1)検査したことを示す印。
(2)書物の奥付に著者が発行部数を確認するために押す印。

けんいん

けんいん 【玁狁・獫允】
古代中国,北辺にいた異民族。しばしば周に侵攻。周の東遷の原因をつくった犬戎(ケンジユウ)と同一視される。

けんいん

けんいん【牽引】
traction.→英和
〜する pull;→英和
draw;→英和
drag.→英和
‖牽引車 a tractor.牽引力 pulling[traction]capacity[power].

けんいん

けんいん [0] 【見印】
「見留(ミトメ)印」の「留」の字を省いて音読みした語。みとめいん。

けんいん

けんいん [0] 【牽引】 (名)スル
(1)ひっぱること。「機関車が客車を―する」
(2)大勢の先頭に立って引っぱっていくこと。

けんいんし

けんいんし [3] 【牽引糸】
紡錘糸のうち,各染色体の動原体と極とを結ぶタンパク分子の重合した糸状構造。動原体糸。

けんいんしゃ

けんいんしゃ [3] 【牽引車】
(1)付属車両をひっぱるための機関車あるいは自動車。
(2)大勢の先頭に立って物事をおしすすめる人。リーダー。

けんいんじどうしゃ

けんいんじどうしゃ [6] 【牽引自動車】
他の車両を牽引するための構造および装置を有する自動車。

けんいんりょうほう

けんいんりょうほう [5] 【牽引療法】
直接もしくは間接的に牽引力を作用させて,局所の安静・整復・固定や疼痛の軽減を図る治療法。骨折・関節疾患・椎間板障害などに用いる。

けんうん

けんうん【巻雲】
a cirrus.→英和

けんうん

けんうん [0] 【巻雲・絹雲】
対流圏の上部に現れる氷晶よりなる雲。俗にすじ雲と呼ばれ,繊細な繊維状の雲。気温が摂氏約マイナス二〇度以下のところに現れる。

けんえい

けんえい [0] 【県営】
県の経営。「―グラウンド」「―住宅」

けんえい

けんえい [0] 【巻纓】
冠の纓を内巻きにして,夾木(ハサミギ)でとめておくこと。四位・五位の武官が用いる。かんえい。まきえい。
→纓

けんえい

けんえい [0] 【兼営】 (名)スル
本業のほかに他の営業も行うこと。「花屋と喫茶店を―する」

けんえい

けんえい【県営住宅(球場)】
a prefectural dwelling house (baseball stadium).

けんえい

けんえい [0] 【献詠】 (名)スル
宮中・神社などに詩歌をよんで献上すること。また,その詩歌。

けんえい

けんえい 【建永】
年号(1206.4.27-1207.10.25)。元久の後,承元の前。土御門(ツチミカド)天皇の代。

けんえき

けんえき [0] 【検疫】 (名)スル
伝染病などの予防のため,人・貨物・家畜などの検査・診察を行い,必要な場合には隔離・消毒・廃棄などの措置をとること。通例,外来伝染病予防のため,海港・空港・国境などで行う。

けんえき

けんえき【権益】
rights and interests.

けんえき

けんえき【検疫】
quarantine;→英和
(a) medical inspection.検疫官(所) a quarantine officer (station).

けんえき

けんえき [0] 【権益】
権利とそれに伴う利益。多く,ある国が他国内に得たものをいう。「在外―の確保」

けんえきでんせんびょう

けんえきでんせんびょう [0] 【検疫伝染病】
検疫法によって規定された検疫対象となる伝染病。コレラ・ペスト・痘瘡(トウソウ)・黄熱。

けんえきほう

けんえきほう [0] 【検疫法】
海外から来る船舶・航空機を対象とする検疫に関して定めた法律。1951年(昭和26)制定。

けんえつ

けんえつ【検閲】
(an) inspection;censorship;→英和
review (軍隊の).→英和
〜する inspect;→英和
examine;→英和
censor.→英和
‖検閲官 an inspector;an examiner;a censor.検閲済 censored.

けんえつ

けんえつ [0] 【検閲】 (名)スル
(1)基準や規程にあっているかどうかを調べあらためること。
(2)書籍・新聞・映画・放送あるいは信書などにより表現される内容を,公権力が事前に強制的に調べること。憲法により禁止されている。

けんえん

けんえん [0] 【慊焉】 (ト|タル)[文]形動タリ
〔「慊」は満足と不満の両意をもつ。「焉」は助字〕
(1)満足に思うさま。
(2)不満に思うさま。「現政府に―たる国内の不平党/此一戦(広徳)」

けんえん

けんえん [0] 【犬猿】
犬と猿。仲の悪い者のたとえ。

けんえん

けんえん [0] 【倦厭】 (名)スル
あきていやになること。「或は恐る両君をして―せしめんことを/花柳春話(純一郎)」

けんえん

けんえん [0] 【嫌煙】
他人の吸うタバコで様々な害を受けることを嫌うこと。

けんえん

けんえん [0] 【嫌厭】 (名)スル
きらい,いやがること。「妾が如き者に忽(タチマ)ちに―せられて/世路日記(香水)」

けんえん

けんえん【犬猿の仲である】
be on bad terms <with> ;lead a cat-and-dog life (特に夫婦の).

けんえん

けんえん【嫌煙運動】
an antismoking movement.嫌煙権 non-smoker's rights.

けんえん=の仲(ナカ)

――の仲(ナカ)
何かにつけていがみ合うような仲の悪さ。

けんえん=も啻(タダ)なら∘ず

――も啻(タダ)なら∘ず
仲の悪いといわれる犬と猿より,さらに仲の悪いこと。「―∘ぬ仲」

けんえんがくは

けんえんがくは ケンヱン― 【蘐園学派】
〔「蘐園」は荻生徂徠の家塾〕
荻生徂徠の率いた儒学の一派。古文辞学派とも。古代の言語・制度の理解を重視する。太宰春台・服部南郭らが出て江戸中期以降の思想界に大きな影響を与えた。

けんえんけん

けんえんけん [3] 【嫌煙権】
喫煙しない者が公共の場所などでタバコの害を受けない権利。

けんお

けんお [1] 【嫌悪】 (名)スル
きらいにくむこと。ひどくきらうこと。「―感」「蛇蝎(ダカツ)のごとく―する」

けんお

けんお【嫌悪】
hatred;→英和
dislike;→英和
<have a strong> aversion <to> .→英和
〜する hate;→英和
dislike;→英和
detest.→英和
〜すべき hateful;abominable.→英和

けんおう

けんおう [0] 【遣欧】
欧州に派遣すること。

けんおう

けんおう [0][3] 【賢王】
賢明な君主。才知と徳を兼ね備えた立派な君主。

けんおうしせつ

けんおうしせつ [5][6] 【遣欧使節】
⇒天正遣欧使節(テンシヨウケンオウシセツ)

けんおん

けんおん [0] 【検温】 (名)スル
体温をはかること。

けんおんき

けんおんき【検温器】
a clinical thermometer.

けんおんき

けんおんき [3] 【検温器】
体温計。

けんか

けんか [1] 【蒹葭】
オギとアシ。共に水辺に生える草。「―の間に葭雀(ヨシキリ)の鳴くを聞かず/日乗(荷風)」

けんか

けんか [0] 【喧嘩・諠譁】 (名)スル
(1)言いあらそったり腕力を用いてあらそったりすること。言いあらそいやなぐり合い。いさかい。「―口論」
(2)やかましく言い立てること。騒がしいこと。「弥(イヨイヨ)―を増さむと欲す/東鑑(建長二)」

けんか

けんか [1] 【権家】
権勢のある家。権門。

けんか

けんか [1] 【県花】
各都道府県を代表するものとして,県ごとに定められた花。
果実(1)[図]
→県花[表]

けんか

けんか [1] 【県下】
その県の管轄している範囲。県内。

けんか

けんか【喧嘩】
a quarrel;→英和
a dispute (口論);→英和
a fight (なぐり合い).→英和
〜好きな quarrelsome.→英和
〜する (have a) quarrel <with a person about trifles> ;dispute <with> ;fall out with (仲たがい);come to blows (なぐり合い).〜腰で defiantly.→英和

けんか

けんか [1] 【堅果】
かたく乾燥し,熟しても裂開しない果実。果皮は木質で種子から離れやすい。クリ・カシの実の類。多く殻斗(カクト)を伴うので殻斗果ともいう。

けんか

けんか [1] 【懸架】 (名)スル
つりさげ,ささえること。「独立―」「前輪―」

けんか

けんか [1] 【懸果】
⇒双懸果(ソウケンカ)

けんか

けんか [0] 【鹸化】 (名)スル
エステル類が加水分解されて,成分のアルコールと酸(主に脂肪酸)とに分かれること。特に,アルカリによるエステル類の加水分解。水酸化アルカリを用いたこの加水分解反応が石鹸の製造に用いられるので,この名がある。

けんか

けんか [1][0] 【献花】 (名)スル
霊前などに花を供えること。「―する人の行列」

けんか=に被(カブ)る笠(カサ)はなし

――に被(カブ)る笠(カサ)はなし
喧嘩はいつ身にふりかかってくるかわからず,それを防ぐ手段はない。

けんか=のそば杖(ヅエ)

――のそば杖(ヅエ)
〔喧嘩を見ていて,ふり回す杖で打たれることから〕
他人の喧嘩のとばっちりをうけること。

けんか=は降(フ)り物

――は降(フ)り物
いつどこで喧嘩になるかわからない。

けんか=を売る

――を売・る
喧嘩をしかける。喧嘩をふっかける。

けんか=を買う

――を買・う
(1)しかけられた喧嘩の相手となる。
(2)他人の喧嘩に口を出して,自分が相手になる。

けんか=過ぎての棒(ボウ)千切(チギ)り

――過ぎての棒(ボウ)千切(チギ)り
時機におくれて役に立たないことのたとえ。争い果てての千切り木。

けんかい

けんかい [0] 【見解】
物事に対する見方・考え方。解釈や評価の仕方。「―の相違」「―を異(コト)にする」

けんかい

けんかい [0] 【硯海】
硯(スズリ)の,墨汁をためるところ。うみ。

けんかい

けんかい【県会(議員,議長)】
(a member of,the chairman of) a prefectural assembly.

けんかい

けんかい [0] 【県会】
(1)「県議会」の略。「―議員」
(2)「県議会」の旧名。1947年(昭和22)県議会と改められた。

けんかい

けんかい【見解】
an opinion;→英和
<give> one's view <on a subject> .〜を同じく(異に)する agree (differ) in opinion;have the same (a different) opinion.

けんかい

けんかい [0] 【狷介】 (名・形動)[文]ナリ
心が狭く,自分の考えに固執し,人の考えを素直に聞こうとしない・こと(さま)。「―な人物」「―孤高」
[派生] ――さ(名)

けんかいめん

けんかいめん [3] 【圏界面】
対流圏とその外側の成層圏との境界面。その高さは極地方では約8キロメートル,赤道地方では約18キロメートル。対流圏界面。対流止面。トロポポーズ。

けんかいろん

けんかいろん 【顕戒論】
最澄著。三巻。820年,南都諸宗からの論難に対して大乗戒壇の正当性と,大乗戒(円頓戒)の本旨を説く。天台宗成立の理論的根拠となる。

けんかか

けんかか [3] 【鹸化価】
油脂1グラムの鹸化に要する水酸化カリウムの量を,ミリグラムの単位で表した価。油脂をつくる脂肪酸の分子量が大きいほど鹸化価は小さい。バター・ヤシ油では大きく,ひまし油では小さい。

けんかかい

けんかかい 【喧嘩買ひ】
好んで喧嘩の相手になること。特に,他人の喧嘩に関係してそれを引き受けること。また,その人。「花に鐘そこのき給へ―/五元集」

けんかく

けんかく [0] 【懸隔】
〔古くは「けんがく」とも〕
■一■ (名・形動)スル [文]ナリ
(1)二つの物事の間に大きなへだたりがあること。かけはなれていること。「事実と―する」
(2)普通とはかけはなれているさま。「してもあのやうに―な事をいはします/狂言・鈍太郎」
■二■ (副)
程度のはなはだしいさま。「今日は―寂しかりけり(野坡)/炭俵」

けんかく

けんかく [0] 【検覈】 (名)スル
〔「覈」は,しらべる意〕
きびしく調べること。

けんかく

けんかく [0] 【剣客】
剣道を修業する者。剣術にすぐれた人。剣士。けんきゃく。

けんかごし

けんかごし [0] 【喧嘩腰】
喧嘩を始めそうな強い態度。くってかかるような態度。「―で答える」

けんかし

けんかし 【喧嘩師】
好んで喧嘩をする者。乱暴者。無頼漢。「―ひけとる分かくし/浮世草子・五人女 3」

けんかしょくぶつ

けんかしょくぶつ ケンクワ― [5] 【顕花植物】
種子植物の旧称。
⇔隠花植物

けんかしょくぶつ

けんかしょくぶつ【顕花植物】
a flowering plant;《植》a phanerogam.→英和

けんかじかけ

けんかじかけ [4] 【喧嘩仕掛(け)】
わざと喧嘩をしかけること。

けんかそうち

けんかそうち [4] 【懸架装置】
⇒サスペンション

けんかたばみ

けんかたばみ [3] 【剣酢漿草】
家紋の一。三枚のカタバミの葉の間に剣を配した形のもの。
→酢漿草

けんかばやい

けんかばや・い ケンクワ― [5] 【喧嘩早い】 (形)
ちょっとしたことで,すぐに喧嘩を始める。けんかっぱやい。

けんかまつり

けんかまつり [4] 【喧嘩祭(り)】
⇒押合祭(オシアイマツリ)

けんかよつ

けんかよつ [0][3] 【喧嘩四つ】
相撲で,両力士の得意の差し手が異なっていること。
⇔相四つ

けんかりょうせいばい

けんかりょうせいばい [6] 【喧嘩両成敗】
理非を問わず,喧嘩をした者を両方とも同じように罰すること。

けんかわかれ

けんかわかれ [4] 【喧嘩別れ】
喧嘩した状態で別れること。

けんかん

けんかん [0] 【顕官】
(1)地位の高い官職。高官。
⇔卑官
(2)律令制下,下級の官職のうちで特に重要とされた官。有能な者が任ぜられた。外記・史・式部丞・民部丞・左右衛門尉など。

けんかん

けんかん [0] 【兼官】 (名)スル
二つ以上の官を兼任すること。また,兼任した官。権官。かけづかさ。

けんかん

けんかん [0] 【県官】
県庁の役人。県官吏。

けんかん

けんかん [0] 【建艦】 (名)スル
軍艦を建造すること。「―競争」

けんかん

けんかん [0] 【権官】
(1)権勢のある官職。また,その官職にある人。
(2)「兼官」に同じ。

けんかんのじもく

けんかんのじもく 【兼官の除目】
臨時の除目の一。任大臣の節会で,大臣・大中納言・参議以外の官を任ずること。

けんが

けんが [1] 【懸河】
傾斜が急で流れが速い川。「―の勢い」

けんが=の弁

――の弁
奔流のようによどみなく話すこと。雄弁。「―をふるう」

けんがい

けんがい [1] 【圏外】
一定の条件を満たす範囲の外。
⇔圏内
「当選―」

けんがい

けんがい [0] 【険害】 (名・形動)[文]ナリ
心が険悪で人を害する・こと(さま)。「詐妄―なる教法を主張し/明六雑誌 6」

けんがい

けんがい [0] 【嶮崖】
切り立ったけわしいがけ。

けんがい

けんがい [0] 【懸崖】
(1)切り立ったがけ。きりぎし。
(2)盆栽で,茎や枝が根より下に垂れ下がるように仕立てること。菊の鉢植えでもつくる。

けんがい

けんがい [1][0] 【権外】
権限の及ぶ範囲の外。
⇔権内

けんがい

けんがい【圏外に[の]】
outside the sphere <of> .→英和

けんがい

けんがい [0] 【遣外】
外国へ派遣すること。「―使節」

けんがく

けんがく [0] 【研学】 (名)スル
学問をますます深めること。

けんがく

けんがく [0] 【建学】 (名)スル
(1)学問の一派をおこすこと。
(2)学校を創立すること。「―の精神」

けんがく

けんがく [0] 【兼学】 (名)スル
二つ以上の学問や宗派を合わせ学ぶこと。「八宗―」

けんがく

けんがく【見学】
(an) inspection;(a) study.→英和
〜する inspect;→英和
visit <a place> for study.‖見学者 a visitor <to> .見学旅行 <make,go on> a field[observation]trip.

けんがく

けんがく [0] 【顕学】
有名な学問。また,高名な学者。

けんがく

けんがく [0] 【見学】 (名)スル
実際に見て知識を身につけること。「工場を―する」

けんがしら

けんがしら 【間頭】
江戸時代の検地用具で,田畑の測量に四隅に立てた竿。

けんがそうせい

けんがそうせい [1] 【犬牙相制】
〔史記(孝文本紀)〕
二国の境界を犬のきばがかみ合うように入りくませて,互いに牽制(ケンセイ)させること。

けんがっき

けんがっき [3] 【鍵楽器】
「鍵盤楽器」に同じ。

けんがみね

けんがみね [3] 【剣ヶ峰】
(1)噴火口の周縁。特に,富士山のものをいう。
(2)相撲で,土俵の俵の一番高い部分。
(3)追いつめられて,もう余裕のない状態。絶体絶命。「首相は防衛問題で―に立たされた」

けんがん

けんがん [0] 【検眼】 (名)スル
視力を検査すること。

けんがん

けんがん [0] 【献眼】 (名)スル
アイ-バンクに眼球を提供すること。

けんがん

けんがん【検眼】
an eye examination;[視力検査]an eyesight test.〜を受ける have one's eyes examined.‖検眼鏡 an ophthalmoscope.

けんがんきょう

けんがんきょう [0] 【検眼鏡】
瞳孔に光を入れ,その反射光線で眼底の観察や屈折度の測定を行う器具。

けんき

けんき [1] 【軒騎】
〔「軒」は大夫以上の乗り物〕
車と馬。また,車に乗ることと馬に乗ること。「―群集して/平家 1」

けんき

けんき [1] 【権貴】
権力があり身分が高いこと。また,その人。「―栄達の士は/吾輩は猫である(漱石)」

けんき

けんき [1] 【顕貴】 (名・形動)[文]ナリ
高い位にあること。また,その人やさま。貴顕。「修徳の教道は,最も―なる人に適用すべく/西国立志編(正直)」

けんき

けんき [1] 【嫌忌】 (名)スル
ひどくきらうこと。いやがること。「妾を―するの甚だしきや/世路日記(香水)」

けんきせいさいきん

けんきせいさいきん [6] 【嫌気性細菌】
無酸素の状態で生育する細菌。酸素の存在下では生存の困難なものと酸素の存在下でも生育できるものとがある。無気呼吸を行う。前者はメタン細菌・硫酸塩還元細菌・破傷風菌など,後者には乳酸菌・大腸菌など。
⇔好気性細菌

けんきゃく

けんきゃく [0] 【剣客】
⇒けんかく(剣客)

けんきゃく

けんきゃく [0] 【健脚】
足が丈夫で,長い距離を歩けること。また,その足。「―を競う」

けんきゃく

けんきゃく【健脚である】
be a good walker.

けんきゅう

けんきゅう ケンキウ 【建久】
年号(1190.4.11-1199.4.27)。文治の後,正治の前。後鳥羽・土御門(ツチミカド)天皇の代。

けんきゅう

けんきゅう【研究】
(a) study;→英和
research(-es);→英和
(an) investigation (調査).〜する study;make a study of;make researches <in> ;inquire into;investigate.→英和
‖研究家[者]a student[scholar] <of> .研究室 a laboratory;a seminar (大学の);an office (個人研究室).研究所 a laboratory;a research institute.研究論文 a monograph;a <scientific> paper;a dissertation;a treatise.

けんきゅう

けんきゅう [0] 【研究】 (名)スル
物事について深く考えたり調べたりして真理を明らかにすること。「日本の歴史を―する」「―者」「―所」「―室」

けんきゅうかい

けんきゅうかい [3] 【研究会】
(1)研究を目的として催す会合。また,研究を目的として組織された団体。
(2)1891年(明治24)貴族院内に結成された有力会派。子爵議員堀田正養・岡部長職らを中心として侯・伯・男爵議員,および勅選議員清浦奎吾らが加わって結成,明治・大正期の政界の一大勢力を形成した。1947年(昭和22)貴族院廃止とともに解散。

けんきゅうかいはつ

けんきゅうかいはつ [5] 【研究開発】
〔research and development〕
基礎的研究とその応用化研究の成果をもとに,製品化まで進める開発業務。R&D 。

けんきゅうじゅぎょう

けんきゅうじゅぎょう [5] 【研究授業】
教師たちの相互研修のために公開実施される授業。教授法の質を高め,その改善と効率化を図るために行われる。

けんきゅうせい

けんきゅうせい [3] 【研究生】
一定の資格のもとに研究を行う学生。

けんきょ

けんきょ【検挙する】
arrest;→英和
round up (いっせいに).被検挙者 an arrested person.

けんきょ

けんきょ [1] 【謙虚】 (形動)[文]ナリ
ひかえめでつつましやかなさま。自分の能力・地位などにおごることなく,素直な態度で人に接するさま。「―な態度」「人の教えを―に聞く」
[派生] ――さ(名)

けんきょ

けんきょ【謙虚】
modesty.→英和
〜な(に) modest(-ly).→英和

けんきょ

けんきょ [1] 【検挙】 (名)スル
捜査機関が当該刑事事件の行為者を明らかにし,証拠を集めるなどして,刑事事件として処分できるよう捜査をとげること。犯人と同定し,警察署に引致することにもいう。「容疑者を―する」

けんきょう

けんきょう [0] 【堅強】 (名・形動)[文]ナリ
しっかりして丈夫な・こと(さま)。「其智力―ならず/明六雑誌 6」

けんきょう

けんきょう [1] 【祆教】
ゾロアスター教の,中国での呼称。南北朝末期に渡来し,唐代に一時流行したが,その後,禁止された。拝火教。

けんきょう

けんきょう [0] 【県境】
県ざかい。

けんきょう

けんきょう [0] 【検鏡】 (名)スル
顕微鏡で検査すること。特に,細胞成分や細菌などを顕微鏡で調べること。

けんきょう

けんきょう [0] 【謙恭】 (名・形動)[文]ナリ
へりくだってうやうやしい・こと(さま)。

けんきょう

けんきょう [0] 【牽強】 (名)スル
道理に合わないことを無理にこじつけること。こじつけ。「歴史上より論ずれば少しく―なりと雖も/希臘思潮を論ず(敏)」「彼の源語をさへ―して勧懲主意なるものなりなど/小説神髄(逍遥)」

けんきょうふかい

けんきょうふかい【牽強付会の】
farfetched <interpretation> .→英和

けんきょうふかい

けんきょうふかい [0] 【牽強付会】 (名)スル
自分の都合のいいように強引に理屈をこじつけること。「―の説をなす」

けんきん

けんきん [0] 【献金】 (名)スル
(援助などのために)金銭を差し上げること。「政党に―する」「政治―」

けんきん

けんきん【献金】
donation; <make> a contribution <of ¥1,000> ;→英和
an offering (神社などでの);→英和
a collection (教会での).→英和
〜する contribute;→英和
donate.→英和
‖献金者 a contributor.献金箱 a collection box.

けんきん

けんきん [0] 【献芹】
(1)〔「列子(楊朱)」による。野生のセリを献上する意から〕
人に物を贈ることをへりくだっていう語。「―の賂(マイナイ)は志を奪はんが為なれば/太平記 5」
(2)君主に忠義を尽くすことをへりくだっていう語。「唯―の愚悃を憫んで/新聞雑誌 45」

けんきん

けんきん [0] 【乾金】
「乾字金(ケンジキン)」に同じ。

けんきん

けんきん [0] 【兼勤】 (名)スル
「兼務」に同じ。「先生の口が,喫飯(メシ)と返事を―する/虞美人草(漱石)」

けんぎ

けんぎ [1] 【権義】
権利と義務。「自主自由の―を恢復する/学問ノススメ(諭吉)」

けんぎ

けんぎ【嫌疑】
(a) suspicion;→英和
a charge.→英和
…の〜で on suspicion[a charge]of….〜をかける(受ける) suspect <a person of> (be suspected of).→英和
⇒容疑者.

けんぎ

けんぎ【建議】
a proposal;a suggestion;→英和
a motion (案).→英和
〜する propose;→英和
move.→英和
‖建議者 a proposer.

けんぎ

けんぎ [1] 【嫌疑】
(1)悪事を犯したのではないかという疑い。「―をかけられる」
(2)〔法〕 ある者が犯罪を行なったのではないかという証拠に裏付けられた疑い。

けんぎ

けんぎ [1] 【建議】 (名)スル
(1)役所に意見を申し立てること。「政府に―する」
(2)明治憲法下で,議院が意思を政府に示すこと。

けんぎ

けんぎ [1] 【県議】
「県議会議員」の略。

けんぎかい

けんぎかい [3] 【県議会】
県民の選挙した県議会議員によって構成される議会。
→都道府県議会

けんぎかい

けんぎかい【県議会】
a prefectural assembly.

けんぎかいぎいん

けんぎかいぎいん [6] 【県議会議員】
県議会の構成員。県民によって選出される。県会議員。県議。

けんぎゅう

けんぎゅう [0] 【牽牛】
わし座のアルファ星アルタイルの漢名。天の河をへだてて織女と対する。牽牛星。彦星(ヒコボシ)。男星(オボシ)。[季]秋。

けんぎゅうか

けんぎゅうか [3] 【牽牛花】
アサガオの漢名。[季]秋。

けんぎゅうせい

けんぎゅうせい【牽牛星】
《天》Altair.

けんぎゅうせい

けんぎゅうせい [3] 【牽牛星】
⇒牽牛(ケンギユウ)

けんぎょう

けんぎょう [0] 【兼業】 (名)スル
本業のかたわら他の仕事や営業を行うこと。「医者と小説家を―する」

けんぎょう

けんぎょう [1] 【顕教】
〔仏〕 密教に対し,言語によって明らかに説き示された仏教の教え。密教で,自宗以外の宗派をいう。顕宗。
⇔密教

けんぎょう

けんぎょう [0] 【建業】
(1)事業のもとをたてること。
(2)琵琶(ビワ)の異名。
(3)「検校(ケンギヨウ){(2)}」に同じ。

けんぎょう

けんぎょう【兼業】
a side job[business,line].〜する pursue <a job> as a side business.‖兼業農家 a farmer with a side-line business.

けんぎょう

けんぎょう ケンゲフ 【建業】
南京(ナンキン)の古名。呉の都。

けんぎょう

けんぎょう [1][3] 【検校・撿挍】
(1)寺社の事務を監督する職。東大寺・高野山・石清水(イワシミズ)・春日など重要な寺社に置かれた。
(2)盲官の一。当道所属の盲人の最高の位階。紫衣を着し,両撞木(モロシユモク)の杖をもつことが許された。建業。
(3)1871年(明治4)の当道廃止以後,一部の地歌・箏曲演奏者団体が発行した職格免許。{(2)}の制度を模倣継承したもの。
(4)平安・鎌倉時代に置かれた,荘園の役人の一。
→けんこう(検校)

けんぎょうのうか

けんぎょうのうか [5] 【兼業農家】
世帯員が自家の農業以外の仕事から収入を得ている農家。農業所得を主とする第一種兼業農家と,農外(兼業)所得を主とする第二種兼業農家に分けられる。
⇔専業農家

けんく

けんく [0] 【険句】
難解な文句。

けんくん

けんくん [0] 【賢君】
賢明な君主。

けんくんじんじゃ

けんくんじんじゃ 【建勲神社】
京都市北区紫野にある神社。織田信長・信忠父子をまつる。たけいさおじんじゃ。

けんぐ

けんぐ [1] 【賢愚】
賢いことと愚かなこと。賢者と愚者。

けんぐう

けんぐう [0] 【噞喁】 (名)スル
魚が水面に口を出して呼吸すること。「沢瀉(オモダカ)白き間に―し/日本風景論(重昂)」

けんぐん

けんぐん [0] 【懸軍】
〔「懸」は隔たる意〕
後方との連絡がないまま,敵地の奥深くに入りこむこと。また,その軍隊。「―万里」

けんけい

けんけい [0] 【券契】
地券・手形・割符などの総称。特に,土地などの財産に関する権利証書。

けんけい

けんけい 【建渓】
(1)中国,福建省建甌県にある地名。茶の名産地。チエンシー。
(2)茶の異名。

けんけい

けんけい [0] 【賢兄】
■一■ (名)
かしこい兄。また,他人の兄を敬っていう語。「―愚弟」
■二■ (代)
二人称。男子が手紙などで同輩を敬っていう語。大兄。貴兄。

けんけい

けんけい [0] 【県警】
県の警察,また県の警察本部のこと。

けんけつ

けんけつ [0] 【献血】 (名)スル
輸血用の血液を無償で提供すること。「―車」

けんけつ

けんけつ [0] 【欠缺】
〔法〕 ある要件の欠けていること。「意思の―」

けんけつ

けんけつ【献血】
blood donation.〜する donate blood.‖献血者 a blood donor.献血車 a mobile blood bank.

けんけん

けんけん [0] 【蹇蹇】 (形動タリ)
(1)なやみ苦しむさま。
(2)主君に忠義を尽くすさま。

けんけん

けんけん [1][3]
片足でぴょんぴょん跳ぶこと。また,片足で跳ぶ子供の遊戯。ちんちん。

けんけん

けんけん [1] (副)
キジ・キツネなどの鳴き声を表す語。

けんけん

けんけん [0] 【妍妍】 (ト|タル)[文]形動タリ
美しくなまめかしいさま。「―たる蓮歩に綵繍の軽履を践(フ)み/佳人之奇遇(散士)」

けんけん

けんけん [1] (副)スル
ものの言い方がとげとげしく素っ気ないさま。とげとげしいさま。つんけん。「いやに―したものの言い方をする人だ」

けんけん

けんけん [1] 【件件】
あのことこのこと。条々。

けんけん

けんけん [0] 【拳拳】
両手でうやうやしくささげ持つこと。

けんけん

けんけん [0] 【眷眷・睠睠】 (ト|タル)[文]形動タリ
心をひかれて振り返るさま。「―として去る能はざるなり/金色夜叉(紅葉)」

けんけん

けんけん [0] 【涓涓】 (ト|タル)[文]形動タリ
小川などの水の細く流れるさま。ちょろちょろ。「流水―として処々に駛り/日本風景論(重昂)」

けんけん

けんけん [0] 【喧喧】 (ト|タル)[文]形動タリ
がやがやとやかましいさま。「池蛙―として/花柳春話(純一郎)」

けんけん=壅(フサ)がざれば終(ツイ)に江河となる

――壅(フサ)がざれば終(ツイ)に江河となる
〔孔子家語(観周)〕
ちょろちょろと流れる小川もせきとめないでおくと,ついには大河となる。物事は初めの処置が大切であること。

けんけんごうごう

けんけんごうごう【喧々囂々たる】
noisy;→英和
clamorous.→英和

けんけんごうごう

けんけんごうごう [0] 【喧喧囂囂】 (ト|タル)[文]形動タリ
多くの人が銘々勝手に発言してやかましいさま。「不注意な発言が―たる論議をよびおこす」
〔「喧喧諤諤(ガクガク)」は「喧喧囂囂」と「侃侃(カンカン)諤諤」とが混交し誤用されたもの〕

けんけんひきゅう

けんけんひきゅう [0] 【蹇蹇匪躬】
〔易経(蹇卦)「王臣蹇蹇,匪�躬之故�」〕
臣下が我が身をかえりみず主君に仕えること。忠義を尽くすこと。

けんけんふくよう

けんけんふくよう [0] 【拳拳服膺】 (名)スル
〔中庸〕〔「服膺」は胸に着ける意〕
常に心中に銘記し,忘れないこと。「―すべき信条である/此一戦(広徳)」

けんけんろく

けんけんろく 【蹇蹇録】
日清戦争に外相として参画した陸奥宗光の外交秘録。戦争の発端から講和会議,三国干渉に至るまでの外交の推移を記述したもの。1895年(明治28)成立。1929年(昭和4)刊。

けんげ

けんげ [1] 【見解】
〔仏〕 考え。理解。また,特に仏教に即した正しい考え。

けんげき

けんげき [0] 【剣戟】
(1)つるぎとほこ。武器。兵器。
(2)刀剣を使って戦うこと。「おりから起こる―の響き」

けんげき

けんげき【剣劇】
a sword play.

けんげき

けんげき [0] 【剣劇】
刀で斬り合う場面を興味の中心とする演劇や映画。ちゃんばら劇。「女―」

けんげん

けんげん [3] 【権原】
〔法〕 ある行為をなすことを正当とする法律上の原因。

けんげん

けんげん [3] 【権限】
ある範囲のことを正当に行うことができるものとして与えられている能力。また,その能力が及ぶ範囲。「強大な―をもつ」「―外の事項」

けんげん

けんげん【権限】
<exceed one's> competence; <within one's> authority;→英和
power.→英和
〜を与える empower;→英和
authorize.→英和
…する〜がある have the right to do.

けんげん

けんげん [0][3] 【献言】 (名)スル
主君・上司などに意見を申し上げること。また,その意見。「総理に―する」

けんげん

けんげん [0][3] 【建言】 (名)スル
考えを上の人に申し述べること。また,その考え。「此儀を教部省に―せんと/新聞雑誌 60」

けんげん

けんげん 【乾元】
年号(1302.11.21-1303.8.5)。正安の後,嘉元の前。後二条天皇の代。

けんげん

けんげん [0] 【顕現】 (名)スル
(1)(神などが)はっきりした形をとって現れること。
(2)現れ出ること。「三十万の人戸一時に―し/日本風景論(重昂)」

けんげんしょ

けんげんしょ [0][5] 【建言書】
政府・上役などに申し立てる意見を記した文書。

けんこ

けんこ [1] 【眷顧】 (名)スル
目をかけ,かわいがること。愛顧。「これを愛し,これを―し/文明論之概略(諭吉)」

けんこう

けんこう [0] 【鉗口・箝口】
⇒かんこう(箝口)

けんこう

けんこう [0] 【検校】 (名)スル
調べ考えること。調査し考え合わせること。「両軍の勢力をば比較―する/此一戦(広徳)」
→けんぎょう(検校)

けんこう

けんこう [0] 【剣光】
刀剣の光。つるぎの輝き。

けんこう

けんこう [0] 【権衡】
(1)はかりのおもりとさお。はかり。
(2)物事の軽重をはかる尺度。
(3)つりあい。均衡。「家内の事は奥さんと言はんと―が取れん/平凡(四迷)」

けんこう

けんこう [0] 【献香】
香を炷(タ)いて神仏に供えること。

けんこう

けんこう ケンカウ 【兼好】
⇒吉田(ヨシダ)兼好

けんこう

けんこう ケンカウ 【建康】
南京(ナンキン)の古名。東晋および南朝の都。

けんこう

けんこう [0] 【堅硬】 (名・形動)[文]ナリ
かたくて丈夫な・こと(さま)。「花崗岩は―なるもの/日本風景論(重昂)」

けんこう

けんこう [0] 【健康】 (名・形動)[文]ナリ
(1)体や心がすこやかで,悪いところのない・こと(さま)。医学では単に病気や虚弱でないというだけでなく,肉体的・精神的・社会的に調和のとれた良い状態にあることをいう。「―な子供」
(2)異常があるかないかという点からみた,体の状態。「―を害する」「―に気をつける」
〔明治期に health の訳語としてつくられた語〕
[派生] ――さ(名)

けんこう

けんこう【意気軒昂としている】
be in high spirits.

けんこう

けんこう [0] 【兼行】 (名)スル
(1)通常の倍の行程を行くこと。「昼夜―する」
(2)二つ以上の仕事を兼ね行うこと。「女人入眼の,孝養報恩の方も―してよからめと/愚管 3」

けんこう

けんこう [0] 【軒昂】 (ト|タル)[文]形動タリ
意気込みが盛んなさま。「意気―として/社会百面相(魯庵)」

けんこう

けんこう [0] 【乾綱】
(1)天の法則。
(2)君主の大権。国家の要綱。

けんこう

けんこう【健康】
health.→英和
〜な healthy;→英和
sound;→英和
well.→英和
〜に良い(悪い) (un)healthful;→英和
good (bad) for the[one's]health.→英和
〜に注意する take (good) care of oneself.〜を祝して乾杯する drink to a person's health.→英和
‖健康食(品) a health food.健康診断 <undergo> a medical examination.健康体 a healthy body.健康保険 health insurance.健康保険証(組合) a health insurance card (society).

けんこう

けんこう [0] 【堅甲】
(1)堅固につくった鎧(ヨロイ)。
(2)かたい甲殻や甲羅。

けんこうこつ

けんこうこつ ケンカフ― [3] 【肩甲骨・肩胛骨】
上背部に左右一対ある逆三角形の扁平な板状の骨。上肢と体幹を連結する要(カナメ)で,上肢の運動を補強する。かいがら骨。肩骨。

けんこうこつ

けんこうこつ【肩胛骨】
the shoulder blade.

けんこうしょくひん

けんこうしょくひん [5] 【健康食品】
健康増進に効果があるとして販売されている食品。
→特定保健用食品

けんこうしんさ

けんこうしんさ [5] 【健康診査】
保健所や自治体が,住民の健康状態や乳幼児の発育状況などを調べ,疾病や障害の早期発見と保健指導に役立てる事業。健診。

けんこうしんだん

けんこうしんだん [5] 【健康診断】
心身の異常にかかわらず,疾患の予防・早期発見のために医師が診断すること。健診。

けんこうしんりがく

けんこうしんりがく [7] 【健康心理学】
心身の健康の維持増進を目指して研究や相談活動を行う心理学の応用分野。

けんこうてき

けんこうてき [0] 【健康的】 (形動)
健康そうに見えるさま。心身の健康に役立つさま。「血色もよく,見るからに―だ」「―な生活」

けんこうび

けんこうび [3] 【健康美】
健康な体のもつ美しさ。

けんこうほうし

けんこうほうし ケンカウホフシ 【兼好法師】
⇒吉田(ヨシダ)兼好

けんこうほけん

けんこうほけん [5] 【健康保険】
被用者とその被扶養者を対象とする医療保険。

けんこうほけんくみあい

けんこうほけんくみあい [8] 【健康保険組合】
健康保険法に基づき,健康保険を営む目的で事業主と被用者とによって組織される法人。

けんこうほけんほう

けんこうほけんほう 【健康保険法】
健康保険に関して定める法律。1922年(大正11)制定。

けんこうぼうえい

けんこうぼうえい [0] 【剣光帽影】
軍隊が武装して整列したようす。

けんこうりへい

けんこうりへい [0] 【堅甲利兵】
堅固な鎧(ヨロイ)と鋭い兵器。また,それを帯びた強い兵士。

けんこく

けんこく【建国記念の日】
National Founding Day.

けんこく

けんこく [0] 【懸谷】
滝または急傾斜となって本流に合流する支流の谷。

けんこく

けんこく [0] 【圏谷】
⇒カール(Kar)

けんこく

けんこく [0] 【建国】 (名)スル
新しく国家をつくりあげること。

けんこくきねんのひ

けんこくきねんのひ [5] 【建国記念の日】
国民の祝日の一。二月一一日。建国をしのび,国を愛する心を養うという趣旨で,1967年(昭和42)より実施。旧制の紀元節に当たる。[季]春。

けんこくしんわ

けんこくしんわ [5] 【建国神話】
国家の起源についての神話。天上や異郷の地から訪れた,あるいは通常の人間とは異なる出生譚をもつ英雄が国をつくり人々を治めるという筋が一般的。

けんこつ

けんこつ [1] 【顴骨】
⇒頬骨(キヨウコツ)

けんこつ

けんこつ [1] 【肩骨】
⇒肩甲骨(ケンコウコツ)

けんこん

けんこん [0][1] 【乾坤】
(1)易の卦の乾と坤。
(2)天と地。「暗(ヤミ)に慣れたる一同の眼には―一時に明るむかと疑るる/鉄仮面(涙香)」
(3)陰と陽。
(4)乾(イヌイ)と坤(ヒツジサル)の方角。

けんこん

けんこん 【堅昆】
⇒キルギス(1)

けんこんいってき

けんこんいってき [0] 【乾坤一擲】
〔さいころを投げて,天がでるか地がでるかをかける意〕
運命をかけて大きな勝負をすること。「―の大事業」

けんこんべんせつ

けんこんべんせつ 【乾坤弁説】
江戸前期の自然科学書。1659年成立。全四巻。漂着したポルトガル人の天文書を転びバテレンの沢野忠庵がローマ字訳し,向井玄升が批評(弁説)を付したもの。

けんご

けんご [1] 【謙語】
謙遜(ケンソン)の意を表す言葉。謙譲語。

けんご

けんご【堅固な(に)】
strong(ly);→英和
solid(ly);→英和
firm(ly).→英和

けんご

けんご [1] 【堅固】
■一■ (名・形動)[文]ナリ
(1)意志が強く,簡単に相手に従ったり動かされたりしない・こと(さま)。「志操―な人」「道心―」
(2)防備がしっかりしていて,容易には破られない・こと(さま)。「―な要塞」
(3)じょうぶであること。健康なさま。「第一,人間―なるが,身を過ぐる元なり/浮世草子・永代蔵 2」
(4)〔仏〕 釈迦入滅後の2500年を500年ずつに分けたそれぞれの500年。「解脱堅固」以下,禅定・多聞・造寺・闘諍(トウジヨウ)の各堅固をいう。
[派生] ――さ(名)
■二■ (副)
(1)まったく。まるで。「―の田舎人にて,子細を知らず/宇治拾遺 11」「いまだ―かたほなるより,上手の中に交じりて/徒然 150」
(2)(打ち消しの表現を伴って)決して。絶対。「君に―使はれ参らせ候まじき物をや/義経記 6」

けんごう

けんごう [0] 【賢劫】
〔「げんごう」とも〕
〔仏〕 多くの仏などの賢人が出たことから,現在の一大劫のこと。今の世。
→四劫(シコウ)

けんごう

けんごう【剣豪】
a master[great]swordsman.

けんごう

けんごう [0] 【喧囂】 (名)スル
やかましく騒ぐこと。喧喧囂囂。「数百の人々が鯨波(トキ)を作りて―せり/緑簑談(南翠)」

けんごう

けんごう [0] 【剣豪】
剣術の達人。「―小説」

けんごう

けんごう [0] 【健剛】 (名・形動)[文]ナリ
力が強く,精神力もすぐれている・こと(さま)。剛健。

けんごう

けんごう [3] 【軒号】
住居・茶室などの,「軒」のつく雅号。また,それを用いた僧侶・文人などの雅号。

けんごういん

けんごういん ケンガウヰン 【遣仰院】
京都市北区にある浄土真宗遣仰院派の本山。1201年,藤原道家の創建。のち,勅願寺となる。快慶作の釈迦・阿弥陀立像を蔵する。

けんごか

けんごか [3] 【牽牛花】
アサガオの別名。

けんごく

けんごく 【兼国】
(1)本官のほかに国司や大宰帥(ダザイノソツ)を兼任すること。
(2)国を合わせ持つこと。他国を併合すること。

けんごし

けんごし [3] 【牽牛子】
アサガオ。また,アサガオの種子。生薬として下剤に用いる。けにごし。

けんごしづかこふん

けんごしづかこふん 【牽牛子塚古墳】
奈良県高市郡明日香村にある七世紀末期の古墳。八角形の墳丘を二段に築いたもの。横穴式石室は左右の二室に分かれ,それぞれ造り付けの棺床をもつ。けんごうしづか。

けんさ

けんさ [1] 【検査】 (名)スル
ある基準に照らして適・不適,異常や不正の有無などをしらべること。「水質―」「機械を―する」

けんさ

けんさ [1] 【権詐】
権謀と詐術。人を欺くはかりごと。

けんさ

けんさ【検査】
(an) inspection; <undergo> an examination;→英和
a test;→英和
(an) audit (会計の).→英和
〜する inspect;→英和
examine;→英和
test;audit.‖検査官 an inspector[examiner];an auditor (会計の).検査役(相撲) ⇒審判.

けんさい

けんさい [0] 【賢才】
すぐれた才能。賢明な人。

けんさい

けんさい [0] 【県際】
複数の県にまたがること。「―河川」

けんさい

けんさい [0] 【賢妻】
かしこい妻。「―ぶりを発揮する」

けんさい

けんさい 【兼載】
⇒猪苗代(イナワシロ)兼載

けんさい

けんさい [0] 【県債】
(1)地方債の一。県の発行する債券。
(2)県の負っている債務。

けんさかん

けんさかん [3] 【検査官】
ある事柄について検査をすることを任務とする政府の職員。会計検査院の検査官など。

けんさき

けんさき [0][3] 【剣先】
(1)剣の先。切っ先。
(2)とがったものの先。
(3)和服で,衽(オクミ)の,前身頃と襟とに接するとがったところ。衽先(オクミサキ)。
(4)北斗七星を剣に見立てて,その剣先に当たる星。破軍星。剣先星。
(5)「剣先船」の略。

けんさきいか

けんさきいか [4] 【剣先烏賊】
イカの一種。胴の長さ35センチメートル内外で,他のイカに比べて細長い。肉が厚く,美味。するめとして最高級品。本州以南の近海に分布。アカイカ。ゴトウイカ。

けんさきえぼし

けんさきえぼし [5] 【剣先烏帽子】
頂を剣の先のようにとがらせた烏帽子。能楽では,普通黒の漆塗り,歌舞伎などでは朱の丸を書いたものなどを使う。
剣先烏帽子[図]

けんさきするめ

けんさきするめ [5] 【剣先鯣】
ケンサキイカでつくったするめ。一番するめ。

けんさきたがね

けんさきたがね [5] 【剣先鏨】
切っ先が左右から剣先のようにとがっているたがね。彫金で毛彫りに用いる。

けんさきぶね

けんさきぶね [5] 【剣先船】
〔船の先が剣のようにとがっているところから〕
近世初頭以後使われた川船の一。摂津・大和・河内など大坂周辺の川を往来して貨物輸送にあたった。

けんさく

けんさく [0] 【羂索】
〔仏〕
〔本来は猟具として使う罠(ワナ)〕
青・黄・赤・白・黒の五色の糸をなって作る縄状の仏具。端に半形の金剛杵(コンゴウシヨ)や鐶(カン)をつける。不動明王・不空羂索観音などが持ち,衆生済度の象徴とする。

けんさく

けんさく【検索】
reference <to a dictionary> ;→英和
《電算》retrieval.→英和
〜する look up <a word in a dictionary> .

けんさく

けんさく [0] 【献策】 (名)スル
計画をたてて上位の人や公の機関に申し上げること。建策。「社長に―する」

けんさく

けんさく [0] 【建策】 (名)スル
(1)方策をたてること。
(2)「献策」に同じ。「支店長に―した/それから(漱石)」

けんさく

けんさく【建[献]策する】
suggest a plan.→英和

けんさく

けんさく [0] 【検索】 (名)スル
書物・カードなどから,必要な事柄を探し出すこと。「索引があるので―するのに便利だ」

けんさく

けんさく [0] 【研削】 (名)スル
ものを砥石(トイシ)などでけずってなめらかにすること。研磨。「仕上げのために―する」

けんさくのこうべんけん

けんさくのこうべんけん 【検索の抗弁権】
債務履行の請求を受けた保証人が,主たる債務者に弁済の資力があり,しかもその執行が容易なことを証明し,まず主たる債務者の財産に執行せよと主張しうる権利。

けんさくばん

けんさくばん [0] 【研削盤】
砥石(トイシ)を高速回転させ,工作物にも回転または往復運動を与えて,円筒や平面または特殊な形状の研削をするための工作機械。研磨機。
→グラインダー

けんさつ

けんさつ [0] 【検札】 (名)スル
車内で車掌が乗客の乗車券を調べること。車内改札。

けんさつ

けんさつ [0] 【賢察】 (名)スル
他人が推察することを敬っていう語。高察。お察し。「御―の通りです」

けんさつ

けんさつ【検札】
examination of tickets.〜に来る have the ticket checked.‖検札係 a ticket inspector.

けんさつ

けんさつ [0] 【検察】 (名)スル
(1)誤り・不正の有無などを調べること。細かく調べること。「吉野以下をして,急に之を―せしむ/愛弟通信(独歩)」
(2)検察官のする職務内容。

けんさつ

けんさつ [0] 【県札】
県で発行された紙幣。明治初年から一一の県で発行。廃藩置県以降,新紙幣と交換。

けんさつ

けんさつ【検察官】
a public prosecutor[procurator].検察庁 the Public Prosecutors Office.検察当局 the procuratorial authorities.

けんさつかん

けんさつかん [4][3] 【検察官】
(1)犯罪を捜査し,公訴を提起して,裁判の執行を監督し,また公益の代表者として法律によって与えられた権限を行使する国家機関。検事総長・次長検事・検事長・検事・副検事に分かれる。
(2)戯曲名(別項参照)。

けんさつかん

けんさつかん ケンサツクワン 【検察官】
〔原題 (ロシア) Revizor〕
ゴーゴリの喜劇。1836年初演。地方都市の役人たちが,町にやってきた文無しの無責任な青年フレスタコーフをお忍びの検察官と勘違いして,どたばたを繰り広げる。

けんさつかんてきかくしんさかい

けんさつかんてきかくしんさかい 【検察官適格審査会】
検察官の職務適格性を審査する機関。一一名の選任委員により構成。随時の審査と三年ごとの定時の審査とがある。

けんさつしんさかい

けんさつしんさかい [7] 【検察審査会】
公訴権の実行に関し民意を反映させて適正を図るための機関。検察官の公訴を提起しない処分の適否を審査する。地方裁判所またはその支部の所在地に置かれ,審査員はその区域の有権者の中から抽籤(チユウセン)で選出される。

けんさつじむかん

けんさつじむかん [6] 【検察事務官】
検察庁にあって,事務を担当し,検察官を補佐し,またはその指揮を受けて捜査を行う職員。刑事訴訟法上,被疑者の逮捕・取り調べ等の権限がある。

けんさつちょう

けんさつちょう [4][3] 【検察庁】
検察官の行う事務を統括する官署。最高検察庁・高等検察庁・地方検察庁・区検察庁が,それぞれ最高裁判所・高等裁判所・地方裁判所および家庭裁判所・簡易裁判所に対応して設置される。法務省の所管。

けんさやく

けんさやく [3] 【検査役】
(1)検査をする役。また,その役の人。
(2)〔法〕 株式会社や有限会社で設立手続き,または業務・財産の調査を行う臨時の監査機関。裁判所または株主総会・社員総会などによって選任される。
(3)相撲で,審判委員の旧称。

けんさん

けんさん【研鑽】
hard study.

けんさん

けんさん [0] 【建盞】
中国,福建省にあった建窯で焼かれた茶碗。南宋時代に最も盛んだった。また,天目茶碗の総称。

けんさん

けんさん [0] 【研鑽】 (名)スル
学問などを深く研究すること。「―を積む」「未だ亜細亜大陸の地質を甚だ―せざるに当り/日本風景論(重昂)」

けんざい

けんざい [0] 【健在】 (名・形動)[文]ナリ
(1)丈夫に暮らしている・こと(さま)。「父は―です」
(2)衰えることなく,もとのままの状態であるさま。「横綱は相変わらず―だ」

けんざい

けんざい【健在である】
be well[in good health].

けんざい

けんざい [0] 【顕在】 (名)スル
はっきり目に見える形をとってあらわれていること。
⇔潜在
「矛盾が―化する」

けんざい

けんざい [0] 【建材】
建築用の材料。「新―」

けんざい

けんざい [0] 【硯材】
硯(スズリ)にする材料。

けんざお

けんざお [0][1] 【間竿・間棹】
(1)間数を測るための竹竿。検地などに用いられた。検地竿。
〔豊臣氏は六尺三寸,徳川氏は六尺一分のものを用いた〕
(2)「尺杖(シヤクヅエ)」に同じ。

けんざかい

けんざかい [3] 【県境】
県と県との境界。けんきょう。

けんざき

けんざき 【剣崎】
⇒つるぎざき(剣崎)

けんざけ

けんざけ 【拳酒】
拳をして,負けたものが罰として飲む酒。「枕相撲も―も,さわぎは次へ遠ざかれば/鶉衣」

けんざん

けんざん 【見参】 (名)スル
⇒げんざん(見参)

けんざん

けんざん 【乾山】
⇒尾形(オガタ)乾山

けんざん

けんざん [1] 【険山】
けわしい山。

けんざん

けんざん【検算する】
check accounts.

けんざん

けんざん [0] 【検算・験算】 (名)スル
計算の結果が正しいかどうかを確かめるためにする計算。「必ず―しなさい」

けんざん

けんざん [1] 【剣山】
生け花用の花留めの一。金属の台に針を上向きに植えたもの。

けんざん

けんざん 【献残】
大名・武家などが受けた献上品で,余ったり残ったりしたもの。

けんざんや

けんざんや 【献残屋】
江戸時代,献残を買い集めて売る商売。「妙な物ばかり餌食(エジキ)にするのう,―の鼠のやうだ/滑稽本・和合人」

けんざんやき

けんざんやき [0] 【乾山焼】
尾形乾山が京都の鳴滝村で焼き始めた楽焼きに似た陶器。琳派風の清新・洒脱な絵付けを特徴とする。

けんし

けんし [0] 【検死・検屍】 (名)スル
(1)死体を調べること。
(2)「検視{(2)}」に同じ。

けんし

けんし [1] 【妍姿】
美しい姿。あでやかな姿。

けんし

けんし [0] 【眷視】 (名)スル
目をかけること。「一人の―せらるる者なし/花柳春話(純一郎)」

けんし

けんし【犬歯】
a canine[dog]tooth.

けんし

けんし [0] 【検使】
(1)中世,事実を検視するために出される使い。実権使(ジツケンシ)。
(2)江戸時代に,殺人・傷害事件などを調べること。また,その役人。
(3)江戸時代に,切腹の場に立ち会いそれを見届けること。また,その役人。

けんし

けんし【検視[死]】
<hold> an inquest[autopsy] <over> .→英和
〜する examine a corpse.→英和
‖検視[死]官 a coroner.

けんし

けんし [1] 【剣士】
剣術に巧みな人。剣客。

けんし

けんし【絹糸】
silk thread.

けんし

けんし [1] 【県史】
県の歴史。また,それをまとめたもの。

けんし

けんし [1] 【繭糸】
(1)繭と糸。
(2)繭からとった糸。

けんし

けんし [1] 【賢士】
かしこい人。賢人。

けんし

けんし [1] 【絹糸】
⇒きぬいと(絹糸)

けんし

けんし [1] 【献詞】
著者または発行者が,書物を人に贈るときに記す言葉。献辞。献題。

けんし

けんし [1] 【犬歯】
上下左右の門歯と臼歯の間にある四本の楔(クサビ)状の歯。食肉動物では発達して牙となる。糸切り歯。

けんし

けんし [0] 【検視】 (名)スル
(1)くわしく調べて事実を明らかにすること。事実の取り調べをすること。また,その人。「方書を―するに/西国立志編(正直)」
(2)検察官や警察官が,変死または変死の疑いのある死体を調べること。検死。

けんしき

けんしき [0] 【見識】
(1)物事の本質を見通すすぐれた判断力。また,それに基づくしっかりした考え。識見。「―のある人」「高い―をもつ」「―家」
(2)気位。「女ながらもいよいよ―を張つてゐた/黒潮(蘆花)」

けんしき

けんしき【見識】
an opinion (意見);→英和
discernment (眼識);→英和
pride (気位);→英和
dignity.→英和
〜のある人 a man of insight.〜ばる assume an air of importance.

けんしきばる

けんしきば・る [5] 【見識張る】 (動ラ五[四])
見識があるように見せかける。見識ぶる。「―・った男」

けんしきぶる

けんしきぶ・る [5] 【見識ぶる】 (動ラ五[四])
「見識張る」に同じ。「―・ったことを言う」

けんしこ

けんしこ [3] 【剣歯虎】
ネコ科の哺乳(ホニユウ)類。八千年くらい前に絶滅し,化石で発見される。現生のライオンほどの大きさで,上顎の犬歯が牙状に長く発達している。サーベル-タイガー。スミロドン。

けんしせん

けんしせん [0] 【絹糸腺】
昆虫の鱗翅(リンシ)目・毛翅目などの幼虫にみられる一対の外分泌腺。分泌物は空気に触れて絹糸となり繭や巣をつくる。カイコガでよく発達している。

けんしぼうせき

けんしぼうせき [4] 【絹糸紡績】
屑繭や製糸の際に出る絹糸屑などをほぐして糸にする紡績。絹紡。

けんしゃ

けんしゃ [1] 【見者】
〔「けんじゃ」とも〕
見る人。見物人。特に,能の見物人。

けんしゃ

けんしゃ [1] 【懸車】
〔漢の薛広徳が退官した時,天子から賜った車を高所にかけつるし,記念として子孫に残したという「漢書(薛広徳伝)」の故事による〕
(1)官を辞すること。致仕(チシ)。
(2)致仕の年である七〇歳の異名。

けんしゃ

けんしゃ [0] 【検車】 (名)スル
車両に故障があるかどうかしらべること。「―係」

けんしゃ

けんしゃ [1] 【県社】
旧社格の一。県から幣帛(ヘイハク)を奉った神社。府社と同格。
→社格

けんしゃ

けんしゃ [1] 【犬舎】
犬小屋。

けんしゃく

けんしゃく [0] 【献酌】 (名)スル
杯をさして酒をつぐこと。

けんしゃく

けんしゃく [0] 【顕爵】
高い爵位。栄爵。

けんしゅ

けんしゅ [1] 【賢主】
賢明な君主。

けんしゅ

けんしゅ [1] 【黔首】
〔「黔」は黒色。昔,中国で庶民はかぶりものをせず黒髪を出していたことから〕
人民。たみくさ。きんす。「御恵を,黎元・―までに及ぼし給ふ事/十訓 1」

けんしゅ

けんしゅ [1] 【犬種】
品種で分けた,犬の種類。

けんしゅ

けんしゅ [1] 【堅守】 (名)スル
かたく守ること。「余は余の真理と信ずる所を―する/基督信徒の慰(鑑三)」

けんしゅ

けんしゅ [1] 【賢酒】
濁(ニゴ)り酒の異名。
→賢人

けんしゅう

けんしゅう [0] 【検収】 (名)スル
送り届けられた品を,数量・種類などを点検して受け取ること。

けんしゅう

けんしゅう [0] 【兼修】 (名)スル
同時に二つ以上の事を学ぶこと。

けんしゅう

けんしゅう【研修する】
study;→英和
research.→英和
‖研修医 an intern(e).研修所 a training institute.研修生 a trainee.研修旅行 a study tour.

けんしゅう

けんしゅう [0] 【研修】 (名)スル
学問・技能などをみがき修得すること。特に,職務に対する理解を深め,習熟するために学習すること。「―期間」

けんしゅう

けんしゅう [0][1] 【顕宗】
〔「けんじゅう」とも〕
「顕教(ケンギヨウ)」に同じ。
⇔密宗

けんしゅう

けんしゅう [0] 【妍醜】
美しいこととみにくいこと。美醜。「―瞭然だ/吾輩は猫である(漱石)」

けんしゅう

けんしゅう [0] 【献酬】 (名)スル
酒杯をやりとりすること。

けんしゅうい

けんしゅうい [3] 【研修医】
大学病院または臨床研修指定病院で,医療を実地で研修している医師。

けんしゅく

けんしゅく [0] 【捲縮・巻縮】
繊維がちぢれていること。また,そのちぢれ。

けんしゅくりょうこしゅう

けんしゅくりょうこしゅう ケンシユクリヤウコシフ 【蜆縮凉鼓集】
仮名遣い書。1695年刊。二巻。著者は「鴨東蔌父(コウトウノソクフ)」とあるが不詳。「じ」と「ぢ」,「ず」と「づ」の正しい使い分けを示したもの。書名の蜆(シジミ)・縮(チヂミ)・凉(スズミ)・鼓(ツヅミ)はそれにちなむ。

けんしゅつ

けんしゅつ [0] 【検出】 (名)スル
(微量の物質・成分などを)検査して見つけ出すこと。「コレラ菌を―する」

けんしゅつ

けんしゅつ [0] 【顕出】 (名)スル
あらわれ出ること。「僅かに紫門竹籬を認むるの一茅屋を―す/情海波瀾(欽堂)」

けんしゅつ

けんしゅつ【検出する】
detect <poison> .→英和

けんしゅやく

けんしゅやく [3] 【嫌酒薬】
慢性アルコール中毒の治療薬の一。アルコールを解毒する酵素の働きを抑制し,酒に対する嫌悪感を生じさせるもの。抗酒薬。禁酒薬。

けんしゅん

けんしゅん [0] 【険峻・嶮峻】 (名・形動)[文]ナリ
山が高くてけわしい・こと(さま)。そのような場所をもいう。「登り三里道路―なり/日本風景論(重昂)」

けんしゅんもん

けんしゅんもん [3] 【建春門】
平安宮内裏外郭七門の一つで,東面の門。左衛門の陣。
→内裏

けんしゅんもんいん

けんしゅんもんいん 【建春門院】
(1142-1176) 後白河天皇の女御。平時信の女(ムスメ)。名は滋子。高倉天皇の母。1169年院号宣下。

けんしゅんもんいんちゅうなごんにっき

けんしゅんもんいんちゅうなごんにっき 【建春門院中納言日記】
⇒たまきわる

けんしょ

けんしょ [1] 【険所・嶮所】
けわしい場所。

けんしょ

けんしょ [1] 【賢所】
⇒かしこどころ(賢所)

けんしょう

けんしょう【検証】
verification;an inspection <of the scene of a crime> .

けんしょう

けんしょう【懸賞】
<offer> a prize <for> ;→英和
a prize contest[competition].〜に当たる win a prize.‖懸賞金 prize money.懸賞論文(小説) a prize essay (novel).

けんしょう

けんしょう【ご健勝をお祈りいたします】
I wish you good health.

けんしょう

けんしょう【憲章】
a charter;→英和
a constitution.→英和
国連(児童)憲章 the United Nations (the Children's) Charter.

けんしょう

けんしょう【肩章】
a shoulder strap;an epaulet.

けんしょう

けんしょう 【顕証】 (名・形動ナリ)
はっきり物事があらわれること。際立っているさま。けしょう。けんぞ。「山科にて明けはなるるにぞ,いと―なる心地すれば/蜻蛉(中)」

けんしょう

けんしょう [0] 【顕彰】 (名)スル
隠れた功績・善行などをたたえて広く世間に知らせること。「―碑」「長年の功労を―する」

けんしょう

けんしょう [0] 【謙称】
自分および自分側の人をへりくだって呼ぶ呼び方。小生・てまえ・愚妻・豚児などの類。
⇔敬称

けんしょう

けんしょう [0] 【顕賞】
功績を明らかにして賞すること。

けんしょう

けんしょう [0] 【賢将】
かしこくすぐれた将軍。

けんしょう

けんしょう [0] 【賢相】
賢明な宰相。賢宰。

けんしょう

けんしょう [0] 【顕正】
〔仏〕 正しい道理をあらわし示すこと。
→破邪(ハジヤ)顕正

けんしょう

けんしょう [0] 【肩章】
制服や礼服の肩につけて,官職・階級などを示す飾章。かたじるし。

けんしょう

けんしょう [0] 【検証】 (名)スル
(1)真偽を確かめること。事実を確認・証明すること。「誤りがないかどうか―する」
(2)裁判官などが推理・推測などによらず,直接にものの形状,現場の状況などを調べて証拠資料を得ること。「―調書」
→書証
(3)〔論〕
〔verification〕
判断・命題の真偽を実地に確かめること。特に科学では,ある仮説から論理的に導出される結論を,実験や観察の結果と照合し,当の仮説の真偽を確かめること。論理実証主義においては,ある命題が観察命題の集合から論理的に演繹可能であることをいう。

けんしょう

けんしょう [0] 【兼掌】 (名)スル
二つ以上の職務を担当すること。兼務。「政教の二務を―すべき者/明六雑誌 6」

けんしょう

けんしょう [0] 【懸賞】
正解を出した人,優秀な作品を出した人,物を探し出した人などに与えるという条件で出す,賞金や賞品。「―金」「―付き」「―小説に応募する」

けんしょう

けんしょう [0] 【見性】
〔仏〕 修行によって表面的な心のあり方を克服し,自分に本来備わっている仏の真理を見きわめること。「―悟道」

けんしょう

けんしょう [0] 【憲章】
(1)重大な事柄に関するおきて。根本的な原則に関するきまり。「児童―」
(2)憲法の典章。

けんしょう

けんしょう [0] 【健勝】 (形動)[文]ナリ
体が丈夫で元気なさま。すこやか。多く書簡などで用いる。「御―にてなによりと存じます」

けんしょう

けんしょう ケンセウ 【顕昭】
(1130頃-1210頃) 平安末期・鎌倉初期の歌僧・歌学者。藤原顕輔の養子。歌風は知的。六条家の歌学を代表し,俊成らの御子左(ミコヒダリ)家と対立。「千載和歌集」以降の勅撰集に四三首入集。著「六百番陳状(顕昭陳状)」「古今集註」「袖中抄」など。

けんしょう

けんしょう [0] 【腱鞘】
腱を包んでいる,滑液を含んだ袋。

けんしょう

けんしょう [0] 【見証】
〔「けしょう」「けんじょ」「けんぞ」とも〕
(1)碁・双六(スゴロク)・蹴鞠(ケマリ)などに立ち会って勝負を判定すること。「双六を打合けり。…傍に―する者ども/今昔 16」
(2)脇にいて事の成り行きを見守ること。「―の人なむいかなることにかと心得がたく侍るを/源氏(夢浮橋)」
(3)〔仏〕 自己の悟り,真理を見きわめること。「証中―なるがゆゑに夢中説夢なり/正法眼蔵」

けんしょうえん

けんしょうえん [3] 【腱鞘炎】
腱鞘の炎症。局所の腫脹(シユチヨウ)・疼痛(トウツウ)・運動制限を呈する。

けんしょうおんみつ

けんしょうおんみつ [0] 【顕彰隠密】
〔仏〕 浄土真宗の教説の一。浄土三部経で観無量寿経や阿弥陀経など他力念仏以外の修行による往生を説く部分は方便だが,そこにも奥には他力念仏の教えが説かれていること。

けんしょうこうこく

けんしょうこうこく [5] 【懸賞広告】
特定の行為をした人に一定の報酬を与えることを表示する広告。

けんしょうしつ

けんしょうしつ ケンシヤウ― [3] 【顕晶質】
結晶質岩石の粒度を示す語。構成鉱物が肉眼または拡大鏡で識別できる大きさを有する岩石の組織。深成岩がその例。

けんしょうじょうぶつ

けんしょうじょうぶつ [5] 【見性成仏】
禅宗で,見性して,悟りを開くこと。見性悟道。
→直指人心(ジキシニンシン)見性成仏

けんしょうぶつ

けんしょうぶつ [3] 【検証物】
検証{(2)}の対象となる物など。

けんしょうりろん

けんしょうりろん [5] 【検証理論】
〔verification theory〕
〔哲〕 論理実証主義者によって提唱された,意味の検証理論のこと。命題の意味とはその検証方法,すなわち実験や観察によって真偽を確かめる手続きであるとする説。従って,検証方法をもたない形而上学的命題は無意味とみなされる。
→論理実証主義

けんしょく

けんしょく [0] 【顕職】
高い官職。要職。「高位―」

けんしょく

けんしょく [0] 【顕色】
木綿などを染色するのに,あらかじめ繊維にしみこませたナフトール類などに,芳香族第一アミンから得られるジアゾニウム塩を反応(カップリング)させて染料を生じさせること。この染色法によって生じる染料を,ナフトール染料・氷染染料・顕色染料などと呼ぶ。

けんしょく

けんしょく [0] 【兼職】 (名)スル
本来の職務以外の職務を兼ねつとめること。また,兼任している職業。

けんしょく

けんしょく [0] 【建植】 (名)スル
標柱などを建てること。「―板」

けんしょくざい

けんしょくざい [4][0] 【顕色剤】
(1)氷染染料による染色法でアゾ化合物をつくって発色させるのに用いられる芳香族第一アミン,およびそれから得られるジアゾニウム塩。
(2)感圧紙や感熱紙で発色剤と接触すると反応して色を出す無機化合物。フェノール性樹脂・酸性白土など。

けんしらぎし

けんしらぎし [5] 【遣新羅使】
古代,日本の朝廷から朝鮮半島の新羅に派遣された外交使節。六世紀末頃から八世紀末頃までつづけられ,それにより中国大陸や朝鮮半島の文物制度がもたらされた。

けんしん

けんしん [0] 【検針】 (名)スル
電気・ガス・水道の度量器の針の示す目盛りを調べること。

けんしん

けんしん【検針】
inspection of a meter.→英和
ガスの検針係 a gas meterman.

けんしん

けんしん【献身する】
devote oneself to <a task> .献身的(に) devoted(ly).

けんしん

けんしん [0] 【見神】
神の示現を心で感得すること。

けんしん

けんしん【検診】
a medical examination;health screening.定期(集団)検診 a routine (group) medical checkup.

けんしん

けんしん [0] 【健診】
「健康診断」「健康診査」の略。「定期―」

けんしん

けんしん [0] 【堅信・堅振】
カトリック教会や聖公会で,洗礼を受けたのち,聖霊の賜物によって強められ,信仰を告白すること。聖餐に与(アズ)かる資格を得る。

けんしん

けんしん [0] 【検診】 (名)スル
病気にかかっているかどうかを知るために診察すること。「定期的に―する」

けんしん

けんしん [0] 【献身】 (名)スル
(1)自分の身をささげて尽くすこと。ある物事や人のために,自分を犠牲にして力を尽くすこと。「独立運動に―する」
(2)キリスト教で,聖職者となること。

けんしん

けんしん 【謙信】
⇒上杉(ウエスギ)謙信

けんしん

けんしん [0] 【賢臣】
かしこい臣下。「―二君に仕えず」

けんしん

けんしん [0] 【検真】 (名)スル
文書の真否を筆跡または印影の対照などの方法によって確かめること。

けんしん

けんしん [0] 【懸針】
書道で,筆法の一。縦の画の下端を針のようにとがらせるもの。
→垂露(スイロ)

けんしん

けんしん [0] 【献進】 (名)スル
さしあげること。献上。

けんしん

けんしん [0] 【権臣】
大きな権力をもつ臣下。

けんしんだいし

けんしんだいし 【見真大師】
親鸞(シンラン)の諡(オクリナ)。

けんしんてき

けんしんてき [0] 【献身的】 (形動)
自分を犠牲にして尽くすさま。「―な看護」

けんしんりゅう

けんしんりゅう 【謙信流】
⇒越後流(エチゴリユウ)

けんしんれい

けんしんれい [3] 【堅信礼】
キリスト教で,幼児洗礼などすでに洗礼を受けた者がキリスト教徒として強められ信仰告白を行う儀式。カトリックでは秘跡の一つとされ,按手(アンシユ)と聖香油をもってなされる。堅信式。信徒按手式。信仰告白式。

けんじ

けんじ【検事】
a public prosecutor;the prosecution (総称).検事正(総長) a chief public prosecutor (the Attorney General).

けんじ

けんじ 【見事】 (名・形動ナリ)
見ること。また,見るべきところがあるさま。「さだめて―なる所あるべし/仮名草子・難波物語」

けんじ

けんじ [1] 【剣璽】
草薙(クサナギ)の剣(ツルギ)と八尺瓊(ヤサカニ)の勾玉(マガタマ)。また,三種の神器。

けんじ

けんじ [1] 【健児】
(1)元気な若者。「全国の―が集まる国体競技」
(2)「健児(コンデイ)」に同じ。

けんじ

けんじ ケンヂ 【建治】
年号(1275.4.25-1278.2.29)。文永の後,弘安の前。後宇多天皇の代。けんち。

けんじ

けんじ [1] 【堅持】 (名)スル
態度・思想などを,他と妥協しないでかたく守ること。「今までの方針を―する」

けんじ

けんじ【健児】
a healthy young man.

けんじ

けんじ【堅持する】
stick[hold fast] <to> .→英和

けんじ

けんじ [0] 【献辞】
「献詞」に同じ。

けんじ

けんじ [1] 【検事】
検察官の職階の一。検事長の下,副検事の上。検察官の通称として用いられることもある。

けんじ

けんじ [0] 【検字】
漢字の字典で,漢字を総画で引けるように画数順に並べた索引。

けんじ

けんじ [1] 【謙辞】
謙遜していう言葉。

けんじ

けんじ [0] 【顕示】 (名)スル
はっきりとわかるように示すこと。「独立と尊貴とを…―し給うた釈尊/一隅より(晶子)」

けんじ

けんじ [1] 【見思】
〔「けんし」とも〕
〔仏〕 見惑(ケンワク)と思惑(シワク)。

けんじきょく

けんじきょく [3] 【検事局】
戦前の裁判所構成法によって検事が配置されていた官署。現在の検察庁と異なり,各裁判所に付置されていた。

けんじきん

けんじきん [0] 【乾字金】
乾字一分判金・乾字小判金の総称。江戸幕府が1710年(宝永7)より鋳造した「乾」字の極印がある良質の金貨。乾金。

けんじこうそ

けんじこうそ [4] 【検事控訴】
検察官の行う控訴。

けんじこうりゅう

けんじこうりゅう [4] 【検事勾留】
起訴前の被疑者の勾留の俗称。検察官の請求により裁判官が勾留状を発してなされる処分。

けんじせい

けんじせい [3] 【検事正】
検察官の職名。地方検察庁の庁務を掌理し,またその庁および管内の区検察庁の職員を指揮・監督する。

けんじそうちょう

けんじそうちょう [4] 【検事総長】
最高検察庁の長である検察官。庁務を掌管し,かつすべての検察庁の職員を指揮・監督する。

けんじちょう

けんじちょう [3] 【検事長】
高等検察庁の長である検察官。庁務を掌管し,かつ管内の地方検察庁および区検察庁の職員を指揮・監督する。

けんじつ

けんじつ 【権実】
⇒ごんじつ(権実)

けんじつ

けんじつ [0] 【兼日】
(1)〔「兼ねての日」の音読み〕
期日より前の日。あらかじめ。日頃。「―ヨリ申スコトデゴザル/日葡」
(2)〔「兼日題」の略〕
あらかじめ題が示されている歌会。また,その題で歌を詠み,準備しておくこと。兼題。
⇔当座
「―の会には,みな歌を懐中にして/無名抄」

けんじつ

けんじつ [0] 【堅実】 (名・形動)[文]ナリ
(1)手がたくあぶなげのないこと。しっかりしていて,確かなこと。また,そのさま。「―な商売」「―な研究方法」
(2)果実が堅いこと。また,その果実。
[派生] ――さ(名)――み(名)

けんじつ

けんじつ【堅実な(に)】
steady(-ily);→英和
reliable(-bly).→英和

けんじとぎょ

けんじとぎょ [4] 【剣璽渡御】
譲位の時,剣璽を先帝から新帝に渡す儀式。

けんじのあん

けんじのあん 【剣璽の案】
草薙(クサナギ)の剣(ツルギ)と八尺瓊(ヤサカニ)の勾玉(マガタマ)を置いた棚。清涼殿の夜御殿(ヨルノオトド)にあった。

けんじのしゃ

けんじのしゃ 【健児の社】
江戸時代,薩摩藩が郷中教育の伝統を受け継いで組織した,青年藩士のための社会教育機関。

けんじのとう

けんじのとう 【健児の塔】
沖縄県糸満市の沖縄戦跡国定公園に建立された慰霊塔。沖縄戦で多くの死者を出した沖縄師範学校生(鉄血勤皇隊)を祀(マツ)る。

けんじゃ

けんじゃ【賢者】
⇒賢人.

けんじゃ

けんじゃ [1] 【賢者】
才知や徳のある,すぐれた人。賢い人。賢人。
⇔愚者

けんじゃ=ひだるし伊達(ダテ)寒し

――ひだるし伊達(ダテ)寒し
賢者は世俗に妥協しないために飢え,伊達者は薄着をするので寒い。俗人とちがった生き方をするものはつらい目にあうというたとえ。

けんじゃく

けんじゃく [0] 【検尺・撿尺】
伐採した材木の長さ・直径・本数などを測り記録すること。検知。

けんじゃく

けんじゃく [0][1] 【間尺】
一間ごとにしるしをつけた縄。間縄(ケンナワ)。

けんじゃく

けんじゃく [1] 【剣尺】
物差しの一種。曲尺(カネジヤク)の一尺二寸(約36センチメートル)を八等分した目盛りがつけてある。刀剣・仏像などを測り,吉凶を占ったりもした。玉尺(ギヨクシヤク)。

けんじゃのいし

けんじゃのいし 【賢者の石】
中世ヨーロッパの錬金術師たちが,あらゆる物を金に変え,またあらゆる病気を治す力があると信じて探し求めた物質。哲学者の石。

けんじゅ

けんじゅ [1] 【剣樹】
地獄にあるという,枝・葉・花などがすべて剣でできているという木。

けんじゅ

けんじゅ 【兼寿】
蓮如(レンニヨ)の諱(イミナ)。

けんじゅう

けんじゅう 【犬戎】
古代中国の異民族西戎(セイジユウ)の一。西北辺境で勢力をふるい,周を東遷させたが,戦国時代に秦に圧迫されて衰えた。

けんじゅう

けんじゅう [0] 【傔従】
そばに仕える者。従者。

けんじゅう

けんじゅう【拳銃】
a pistol;→英和
a revolver (連発式); <米> a gun.→英和

けんじゅう

けんじゅう [0] 【拳銃】
片手で扱うことのできる小型の銃。ピストル。短銃。

けんじゅがくは

けんじゅがくは 【犬儒学派】
⇒キニク学派(ガクハ)

けんじゅじごく

けんじゅじごく [4] 【剣樹地獄】
「剣林(ケンリン)地獄」に同じ。

けんじゅつ

けんじゅつ【剣術】
fencing;swordsmanship.→英和

けんじゅつ

けんじゅつ [0] 【剣術】
刀剣をもってたたかう武術。剣法。

けんじゅつつかい

けんじゅつつかい [5] 【剣術使い】
剣術に巧みな人。剣術者。

けんじょ

けんじょ [1] 【見所】
〔「けんしょ」とも〕
(1)能楽堂などの見物席。また,そこで見る人。「―の御意見を待つべきをや/風姿花伝」
(2)見物人。観客。
(3)芸の見るべきところ。みどころ。「目ききの見出す―にあるべし/花鏡」

けんじょ

けんじょ [1] 【巻舒】 (名)スル
(1)巻いたりのばしたりすること。広げることとしまうこと。「大雲の―するを望みつつ/落梅集(藤村)」
(2)出処進退。「―一己に非ず/性霊集」

けんじょ

けんじょ [1] 【建除】
古代中国で,北斗七星のさす方角を月ごとに配置した一二の語。のちに暦法にとりいれられ十二支に付して日々の吉凶を示すようになった。除・危・定・執・成・開を吉とし,建・破・平・収・満・閉を凶とする。建除十二神。建除十二辰。十二直。十二客。

けんじょ

けんじょ [1] 【賢女】
かしこい女。

けんじょう

けんじょう [0] 【券状】
手形。証文。券書。

けんじょう

けんじょう 【勧賞】
功労を賞して官位を進めたり土地・品物などを与えること。また,賜ること。かんじょう。「―には闕国を給ふべき由仰下されける/平家 1」

けんじょう

けんじょう [0] 【献上】 (名)スル
(1)身分の高い人に物をさしあげること。たてまつること。「宮様に―する」
(2)「献上博多(ケンジヨウハカタ)」の略。

けんじょう

けんじょう [0] 【賢聖】
(1)〔仏〕
〔「げんじょう」とも〕

 (ア)悪を去ったが凡夫にとどまっている者(=賢)と,真理をさとった者(=聖)。けんせい。
→見道(ケンドウ)

 (イ)仏道修行を積んだ高徳の僧。
(2)「賢聖(ケンセイ){(1)}」に同じ。

けんじょう

けんじょう [0] 【謙譲】 (名・形動)[文]ナリ
(1)万事に控えめで,他人に譲る・こと(さま)。けんそん。「―の美徳」「人となり,温和―にして/西国立志編(正直)」
(2)文法で,話し手が,自身および自身の側に立つと思われるものまたは動作などを低めて表現することにより,聞き手または話題中の人に対して敬意を表す言い方。
→謙譲語

けんじょう

けんじょう【謙譲】
modesty.→英和
〜な(に) modest(ly).→英和

けんじょう

けんじょう【献上する】
present <a thing to a person> ;→英和
make <a person> a present <of a thing> ;offer.→英和
献上物[品]an offering.→英和

けんじょう

けんじょう [0] 【堅城】
守りのかたい城。「―を抜く」

けんじょう

けんじょう 【傔仗】
奈良・平安時代,節度使・鎮守府将軍・大宰帥・大宰大弐・按察使(アゼチ)・陸奥出羽国守などに,護衛のためにつけられた武官。

けんじょう

けんじょう [0] 【喧擾】
さわぎ乱れること。騒擾。「心外には些(サ)の―なし/無窮(独歩)」

けんじょうがし

けんじょうがし [5] 【献上菓子】
〔白砂糖は貴人用であったことから〕
白砂糖を用いた菓子。上菓子。

けんじょうご

けんじょうご [0] 【謙譲語】
敬語の一。話し手が聞き手や話中の人に対して敬意を表すために,自分または自分の側に立つと思われるものや動作などをへりくだって言い表すもの。「申し上げる」「いただく」「愚息」「拝見」「小宅」など。謙遜(ケンソン)語。

けんじょうしゃ

けんじょうしゃ ケンジヤウ― [3] 【健常者】
心身に障害のない健康な人。健全者。

けんじょうのそうじ

けんじょうのそうじ 【賢聖の障子】
紫宸殿(シシンデン)の母屋と北廂(キタビサシ)を隔てる障子。九枚あり,中央には獅子・狛犬と文書を負った亀を,左右各四枚には中国唐代までの聖賢・名臣を一枚に四人ずつ三二人の肖像を描く。

けんじょうはかた

けんじょうはかた [5] 【献上博多】
〔藩主黒田侯が幕府に献上したことから〕
独鈷(トツコ)縞のはいった図柄の博多織帯地。献上。

けんじょうもの

けんじょうもの [0] 【献上物】
献上する物品。献上品。特に江戸時代,将軍から朝廷へ,また諸侯から将軍に献じた物品。

けんじょか

けんじょか [0] 【建除家】
建除を占って日取りの吉凶を判定する人。

けんじょだて

けんじょだて 【賢女立て】
賢女らしく振る舞うこと。「おのれが縁を切らずんば,―して我心に従ふまじと思うて/浄瑠璃・井筒業平」

けんじる

けん・じる [0][3] 【献じる】 (動ザ上一)
〔サ変動詞「献ずる」の上一段化〕
「献ずる」に同じ。「著書を恩師に―・じる」

けんじる

けんじる【献じる】
present <a thing to a person,a person with a thing> ;→英和
dedicate.→英和

けんじん

けんじん [0][3] 【県人】
その県に住んでいる人。また,その県の出身者。

けんじん

けんじん [0] 【堅陣】
守りのかたい陣地。「―を抜く」

けんじん

けんじん【賢人】
a wise man;a sage.→英和

けんじん

けんじん [0] 【堅靭】 (形動)[文]ナリ
強くかたく,かつしなやかなさま。「―なる紙が抗抵したので/青年(鴎外)」

けんじん

けんじん [0] 【賢人】
(1)知識が豊かで徳のある人。聖人に次いで徳のある人。「竹林の七―」
(2)(清酒を聖人というのに対して)濁り酒。賢酒。

けんじんかい

けんじんかい [3] 【県人会】
同じ県の出身者がつくる親睦会。

けんじんだて

けんじんだて 【賢人立て】
賢人らしく見せかけること。「ただ一人まじりたまはざりつれば,―かと思ひて侍つるに/著聞 12」

けんす

けん・す 【鈐す】 (動サ変)
(1)錠を下ろす。
(2)印を捺(オ)す。「毎区に人面印を―・せり/匏菴遺稿(鋤雲)」

けんす

けん・す 【兼す】 (動サ変)
〔「けんず」とも〕
兼任する。「右衛門督を―・して検非違使別当になり給ふ/平家 2」

けんすい

けんすい [0] 【懸垂】 (名)スル
(1)まっすぐにたれさがること。「一大絶壁の斜に―するあるのみ/不二の高根(麗水)」
(2)器械体操の一。鉄棒や平行棒に両手でぶら下がること。また,腕の力で体を持ち上げる運動。「―運動」

けんすい

けんすい [0] 【建水】
茶道具の一。点茶の際,茶碗をすすいだ湯水を捨てる器。みずこぼし。こぼし。

けんすい

けんすい [0] 【硯水】
硯(スズリ)の水。

けんすい

けんすい【懸垂(運動)】
chinning (exercises).〜をする chin oneself (up).

けんすいかこう

けんすいかこう [5] 【懸垂下降】
⇒アプザイレン

けんすいがいし

けんすいがいし [5] 【懸垂碍子】
電線を鉄塔などから懸垂して支える碍子。超高圧の送電線に用い,使用電圧に応じて適当な個数を連結する。

けんすいせん

けんすいせん [0] 【懸垂線】
太さと重さの一様な綱の両端を固定し,中間を自由にした時,その綱のつくる曲線。カテナリー。

けんすいまく

けんすいまく [3] 【懸垂幕】
標語や広告文などを大書して建物の上から垂らす帯状の布。垂れ幕。

けんすう

けんすう [3] 【間数】
間を単位としてはかった長さ。

けんすう

けんすう [3] 【軒数】
家の数。戸数。

けんすう

けんすう [3] 【件数】
事件・事柄の数。「火事の―」「犯罪―」

けんする

けん・する [3] 【検する】 (動サ変)[文]サ変 けん・す
しらべる。あらためる。「鶏肉は滋養物とのみ心得良否を―・せず求めて/新聞雑誌 49」

けんする

けん・する [3] 【験する】 (動サ変)[文]サ変 けん・す
ためす。こころみる。「死す後之を―・するに/新聞雑誌 37」

けんず

けん・ず 【見ず】 (動サ変)
見る。わかる。「あれ��あの森を―・じ給へ/滑稽本・人間万事虚誕計」

けんず

けん・ず 【献ず】 (動サ変)
⇒けんずる(献)

けんずい

けんずい 【間水・硯水・建水】
(1)軽い食事。二食の時代の朝食と夜食の間の軽い食事。現在の昼食に当たる。「奈良茶はやぢうと名づけ,昼食を―といふ/南都賦」
(2)三食のほかに飲食すること。また,その飯・餅・酒など。特に,昼食と夕食の間にする飲食。
(3)酒の異名。

けんずいし

けんずいし [3] 【遣隋使】
聖徳太子が隋に派遣した大和朝廷の使節。前後三回(隋書に記録される600年を含めて四回・五回・六回説がある)行われた。607年の小野妹子の派遣が有名。隋滅亡後,遣唐使として継承された。

けんずく

けんずく 【権尽く】
権勢にまかせて無理を通すこと。権柄ずく。「―の縁組存じも寄らず候ふ/浄瑠璃・一心五戒魂」

けんずもう

けんずもう [3] 【拳相撲・拳角力】
相撲をまねて,小さな土俵を設け,行司を置き,東西二組に分かれて拳をたたかわせる遊戯。享保(1716-1736)の頃流行した。初め本拳で行われたが,のち藤八拳でも行われた。

けんずる

けん・ずる [0][3] 【献ずる】 (動サ変)[文]サ変 けん・ず
(1)神仏や身分の高い人に差し上げる。たてまつる。「霊前に花を―・ずる」
(2)杯をさす。献杯する。「サカヅキヲ―・ズル/日葡」

けんせい

けんせい [1] 【県政】
県の政治。県の行政。

けんせい

けんせい【牽制する】
check;→英和
restrain;→英和
contain (軍事).→英和
走者を〜する《野》check a runner;→英和
peg a runner on the base.→英和
‖牽制球 a pick-off throw.

けんせい

けんせい [0] 【県勢】
県の政治・経済・文化の情勢。

けんせい

けんせい【権勢】
<wield> power.→英和
権勢欲 a lust for power.

けんせい

けんせい [1][0] 【権勢】
権力と勢力。「―をふるう」「―をほしいままにする」

けんせい

けんせい [0] 【賢聖】
(1)賢人と聖人。また,知恵と徳を兼ねそなえた人。聖賢。けんじょう。
(2)〔仏〕「賢聖(ケンジヨウ){(1)}」に同じ。
(3)にごり酒(=賢)と清酒(=聖)。

けんせい

けんせい [0] 【憲政】
憲法の定めるところに基づいて行う政治。立憲政治。

けんせい

けんせい [0] 【剣聖】
剣の道にすぐれその奥義を極めた人。剣における聖人。

けんせい

けんせい [0] 【牽制】 (名)スル
(1)相手を威圧したり監視したりして自由な行動を妨げること。「互いに―し合う」
(2)作戦上,自分の都合のよい所へ敵を引きとめること。また,敵の動きを封じること。

けんせい

けんせい [0] 【顕性】
「優性(ユウセイ)」に同じ。
⇔潜性

けんせいかい

けんせいかい 【憲政会】
1916年(大正5),立憲同志会・中正会・公友倶楽部が合同して結成した政党。総裁加藤高明。24年,政友会・革新倶楽部とともに加藤を首班とする護憲三派連立内閣を組織し,普通選挙法を実現。三派分裂後単独で内閣を組織。27年,政友本党と合同,立憲民政党となった。立憲憲政会。

けんせいきゅう

けんせいきゅう [0] 【牽制球】
野球で,走者の盗塁を防いだりアウトにする目的で,走者のいる塁の内野手に投手や捕手が投げる球。

けんせいとう

けんせいとう 【憲政党】
(1)1898年(明治31)6月,板垣退助の自由党と大隈重信の進歩党が合同して結成した政党。日本最初の政党内閣を組織したが,同年10月両派の対立により内閣は瓦解し,旧自由党系の新憲政党と旧進歩党系の憲政本党に分裂した。
(2)1898年(明治31)憲政党分裂後,旧自由党系が組織した政党。1900年解党して立憲政友会に合流。

けんせいのじょうどう

けんせいのじょうどう 【憲政の常道】
衆議院の多数党が政権の座につき内閣を組織する,議院内閣制を称した語。大正デモクラシー運動の高まりの中から言われるようになった。

けんせいほんとう

けんせいほんとう 【憲政本党】
1898年(明治31)憲政党の分裂によって,旧進歩党系が組織した党。1910年小会派を合同して立憲国民党となる。

けんせいようごうんどう

けんせいようごうんどう [8] 【憲政擁護運動】
閥族・官僚政治に反対し,議会政治の樹立を目的とした運動。1913年(大正2)言論機関・民衆が桂内閣を倒した運動(第一次)と24年護憲三派が提携して清浦内閣を倒した運動(第二次)とがある。護憲運動。

けんせき

けんせき [0] 【譴責】 (名)スル
(1)不正・過失・失敗などをとがめしかること。「怠業のかどで―する」
(2)きびしく責めること。責めうながすこと。督促。
(3)「戒告{(3)}」の旧称。

けんせき

けんせき【譴責】
(a) reprimand;→英和
(a) reproof.→英和
〜処分を受ける be reprimanded.

けんせきうん

けんせきうん【巻積雲】
a cirrocumulus.

けんせきうん

けんせきうん [3][4] 【巻積雲・絹積雲】
上層雲の一種。白雲の小さな塊が群集してまだら状または波状をなすもの。氷晶が集まったもので,通常6〜10キロメートルの高さに現れる。まだら雲。さば雲。うろこ雲。いわし雲。記号 Cc

けんせきはくば

けんせきはくば [5] 【堅石白馬】
〔中国戦国時代の公孫竜の堅白論と白馬非馬論を合わせたもの〕
詭弁をたとえる語。「―の論」
→堅白同異
→白馬は馬に非ず

けんせつ

けんせつ [0] 【兼摂】 (名)スル
兼任すること。兼ねること。「警視総監の職務をも自づから―し/鬼啾々(夢柳)」

けんせつ

けんせつ [0] 【建設】 (名)スル
(1)つくりもうけること。「理想国家の―」
(2)建築物・土木施設などを造ること。「超高層ビルを―する」
⇔破壊

けんせつ

けんせつ【建設】
construction;→英和
erection;→英和
building.〜する construct;→英和
erect;→英和
establish;→英和
found.→英和
〜的 constructive.→英和
‖建設会社 a construction firm.建設工事 construction work.建設省(大臣) the Ministry (Minister) of Construction.建設用地 a building lot[site].

けんせつ

けんせつ [0] 【倹節】 (名・形動)[文]ナリ
「節倹」に同じ。「衣食住等,万事―を守る人に非れは/西国立志編(正直)」

けんせつかりかんじょう

けんせつかりかんじょう [7] 【建設仮勘定】
事業用の建物建設が未完の場合,最終的な費用が未定であるため一時的に行う勘定。建物の完成後は固定資産勘定になる。

けんせつぎょう

けんせつぎょう [4] 【建設業】
土木・建築に関する工事を請け負う営業。建設業法(1945年制定)の規制を受ける。

けんせつこうさい

けんせつこうさい [5] 【建設公債】
社会資本の整備などの財源にあてるために発行される公債。

けんせつこくさい

けんせつこくさい [5] 【建設国債】
国家が財政法四条但し書きに基づき,鉄道・道路・ダム建設などの投資的支出をまかなう目的で発行する国債。四条国債。赤字国債。

けんせつしゃどうめい

けんせつしゃどうめい 【建設者同盟】
大正期,早大の学生を中心とする社会運動団体。1919年(大正8)和田巌・稲村隆一・浅沼稲次郎らによって結成され,26年まで存続。

けんせつしょう

けんせつしょう [4][3] 【建設省】
国の行政機関の一。国土計画・都市計画・下水道・河川運河・砂防水防・道路・住宅などに関する行政を担当する。付属機関に国土地理院などがある。1948年(昭和23)建設院から昇格。

けんせつだいがっこう

けんせつだいがっこう 【建設大学校】
建設省の職員に対する所管行政に必要な訓練や,所管行政に関わる調査研究を行う建設省の付属機関。所在地は東京都小平市。

けんせつだいじん

けんせつだいじん [5] 【建設大臣】
建設省の長である国務大臣。

けんせつてき

けんせつてき [0] 【建設的】 (形動)
その事の良さを積極的に認めた上で,さらに良くしていこうとするさま。物事の成立や進行をおし進めようとするさま。
⇔破壊的
「―な意見」

けんせつりそく

けんせつりそく [5] 【建設利息】
会社成立後,二年以上営業全部の開始ができない事業で,利益のあがらぬ期間に株主に配当される利息。資金の調達を容易にするのが目的で,実体は出資金の一部払い戻し。商法上認められる。

けんせん

けんせん [0] 【捲線】
コイル。

けんせん

けんせん [0] 【献饌】
神前に物を供えること。
⇔撤饌(テツセン)

けんせん

けんせん [0] 【健羨】
ひどくうらやむこと。「世の人の尊重の的,―の府となる昔所謂お役人様/浮雲(四迷)」

けんせんじ

けんせんじ 【兼宣旨】
平安時代以降,大臣・大将に任ずべき人に,前もって任じられる日時を伝える宣旨。かねせんじ。「十一月九日,―をかうぶり,十四日太政大臣にあがらせ給ふ/平家 1」

けんぜい

けんぜい [0] 【県税】
地方税の一。県内に居住する者や事業所などに対して県が課する税。

けんぜいし

けんぜいし [3] 【検税使】
律令制下の官の一。朝廷より派遣されて諸国の正税帳を検閲し,正税の現物と照合することを任務とした。

けんぜつ

けんぜつ [0] 【懸絶】 (名)スル
はなはだしい違いのあること。かけはなれていること。「―した実力」「両者の間隔が甚しく―するときは/草枕(漱石)」

けんぜつおん

けんぜつおん [4] 【捲舌音】
⇒反(ソ)り舌音(ジタオン)

けんぜん

けんぜん [0] 【喧然】 (ト|タル)[文]形動タリ
やかましいさま。さわがしいさま。「浮評百出して―たる其騒擾/慨世士伝(逍遥)」

けんぜん

けんぜん【健全な】
healthy <reading> ;→英和
wholesome <idea> ;→英和
sound <body,finance> .→英和

けんぜん

けんぜん [0] 【顕然】
■一■ (形動ナリ)
明らかなさま。はっきりとしているさま。「奸計なるや―なりとこそ評しけり矣/八十日間世界一周(忠之助)」
■二■ (形動タリ)
{■一■}に同じ。
⇔隠然
「さしあたる道理は―たりといへども/曾我 1」

けんぜん

けんぜん [0] 【健全】 (形動)[文]ナリ
(1)体や精神に悪いところがなく,元気なさま。「―な肉体」
(2)状態や考え方が片寄らず普通であるさま。堅実で安心できるさま。「―財政」「―な読み物」
[派生] ――さ(名)

けんぜん=なる精神は健全なる身体(シンタイ)に宿る

――なる精神は健全なる身体(シンタイ)に宿る
〔ローマの詩人ユベナリスの詩句に基づく〕
精神と身体は互いに関係があり,身体が健全ならば,精神も健全である。
〔原詩の中での意味は「人は神に,健全な身体に宿った健全な精神を与えられるように祈るべきだ」である〕

けんぜんいっち

けんぜんいっち [1] 【剣禅一致】
〔沢庵(タクアン)和尚の「不動智神妙録」にある語〕
剣道の究極の境地は,禅の無念無想の境地と同じであるということ。

けんそ

けんそ [1] 【縑素】
白地の目の細かい絹。書画をかくのに用いる。

けんそ

けんそ [1] 【倹素】 (名・形動)[文]ナリ
質素で飾り気がない・こと(さま)。「清廉にして,自奉ずること―なり/西国立志編(正直)」

けんそ

けんそ [1] 【険阻・嶮岨】 (名・形動)[文]ナリ
(1)地勢がけわしいさま。また,その所。「其の両岸は―にして岩石削り立てたる如く/経国美談(竜渓)」
(2)表情や性格がとげとげしい・こと(さま)。「―な顔つき」

けんそう

けんそう [0] 【剣槍・剣鎗】
剣と槍。転じて,武力。

けんそう

けんそう [0] 【喧噪・喧騒・諠譟】
さわがしいこと。やかましく騒ぐ声や音。「都会の―を避ける」「―の巷(チマタ)」「―せる農夫の群あり/即興詩人(鴎外)」

けんそう

けんそう【喧騒】
<make> a <great> noise;→英和
(a) clamor.→英和

けんそう

けんそう [0][3] 【剣相】
刀剣の地肌・焼刃などの様子。

けんそう

けんそう [1][0][3] 【険相】 (名・形動)[文]ナリ
けわしく恐ろしい顔つき。また,そのようなさま。「急に―な顔になつて/耽溺(泡鳴)」

けんそう

けんそう 【顕証】 (名・形動ナリ)
「けしょう(顕証)」に同じ。「げに,かの夕暮の―なりけむに/源氏(竹河)」

けんそう

けんそう [0] 【献奏】 (名)スル
神に演奏をささげること。

けんそう

けんそう [0] 【検僧】
江戸時代,葬式で死者の髪を剃る時,その死体の検視をした僧。死体に異常が認められたときは葬儀を中止し,取り調べが行われた。

けんそう

けんそう [0] 【鍵層】
⇒かぎそう(鍵層)

けんそううん

けんそううん [3] 【巻層雲・絹層雲】
上層雲の一種。通常5〜13キロメートルの高さに現れる。薄い白いベール状で,空一面にひろがることが多い。氷晶からなる。記号 Cs

けんそううん

けんそううん【巻層雲】
a cirrostratus;a sheet cloud.

けんそく

けんそく [0] 【検束】 (名)スル
(1)旧行政執行法で,警察官などが一時的に個人の身体の自由を拘束し,留置の処置をとること。「泥酔者を―する」
→保護
(2)取り締まって自由な行動をさせないこと。「自己の情欲を―せぬのが天真である/善の研究(幾多郎)」

けんそく

けんそく [0] 【験測・検測】
地震波の記録紙上から,P 波や S 波など各種の波の到着時刻をはじめ,初動の方向や大きさ,各種の波の振幅や周期など,調査や研究に必要な事項を計測する作業。

けんそく

けんそく [0] 【賢息】
他人を敬ってその子息をいう語。また,かしこい子息。

けんそん

けんそん【謙遜】
<talk with> modesty;→英和
humility.→英和
〜な modest;→英和
humble.→英和
〜する be modest.

けんそん

けんそん [0] 【謙遜】 (名)スル
自分の能力・価値などを低く評価すること。控え目に振る舞うこと。「―した言い方」

けんそんご

けんそんご [0] 【謙遜語】
⇒謙譲語(ケンジヨウゴ)

けんぞう

けんぞう [0] 【萱草】
⇒かんぞう(萱草)

けんぞう

けんぞう【建造】
building; <under> construction.→英和
〜する build;→英和
construct.→英和
‖建造物 a building;a structure.

けんぞう

けんぞう [0] 【建造】 (名)スル
建物・船舶など大規模な構造物をつくること。「新船を―する」

けんぞうてんのう

けんぞうてんのう 【顕宗天皇】
記紀で第二三代天皇弘計王(オケノオオキミ)の漢風諡号(シゴウ)。在位三年。履中天皇の孫。父が雄略天皇に殺され,兄の億計王(のちの仁賢天皇)とともに播磨(ハリマ)に逃れたが,嗣子のない清寧天皇の皇嗣に迎えられ,兄に先立って即位したという。

けんぞうぶつ

けんぞうぶつ [3] 【建造物】
家屋・塔など,建造したもの。「―侵入罪」

けんぞうぶつそんかいざい

けんぞうぶつそんかいざい [3][3] 【建造物損壊罪】
他人の建造物等を破壊するなど,事実上その使用を不可能とする犯罪。

けんぞく

けんぞく [0] 【県属】
旧制で,県の事務を取り扱う吏員。

けんぞく

けんぞく [1][0] 【眷属・眷族】
(1)血のつながりのあるもの。一族。親族。
(2)従者。家来。「高祖が第一の―として張良といふ者あり/今昔 10」
(3)仏や菩薩に従うもので,薬師仏の十二神将,不動明王の八大童子の類。

けんぞくしん

けんぞくしん [4] 【眷属神】
大きな神格に付属する小神格。摂社。末社。

けんたい

けんたい [0] 【兼帯】 (名)スル
(1)二つ以上の役目をかねること。兼用。「朝食(アサメシ)―の午の膳に/明暗(漱石)」
(2)二つ以上の官職や職務をかねること。兼任。「手代が商売しながら自から取締の事をも―する/福翁百話(諭吉)」

けんたい

けんたい [0] 【剣帯】
剣をつるすために腰につける帯。

けんたい

けんたい [0] 【肩帯】
脊椎動物の前肢の肢帯。上肢帯。

けんたい

けんたい [0] 【倦怠】 (名)スル
(1)あきていやになること。「彼と相対するときは,―せしめざる程の事我掌中に在り/即興詩人(鴎外)」
(2)心身がつかれてだるいこと。「―感」

けんたい

けんたい【献体】
(body) organ donation.

けんたい

けんたい [0] 【献体】 (名)スル
死後,自分の身体を大学などの解剖実習用に提供すること。

けんたい

けんたい [0] 【謙退】 (名・形動)[文]ナリ
控え目に振る舞う・こと(さま)。謙遜。「天性―なりしが/西国立志編(正直)」

けんたい

けんたい【倦怠】
fatigue;→英和
weariness;ennui.→英和
〜を感じる feel languid;be bored.‖倦怠期 the stage of weariness.

けんたい

けんたい [0] 【献替】 (名)スル
善をすすめ悪をいさめて主君をたすけること。けんてい。「華聖頓(ワシントン)の維幄に参じ,―する所多し/佳人之奇遇(散士)」

けんたい

けんたい [0] 【検体】
〔医〕 検査に必要な材料。血液・髄液・膿・穿刺液・尿・大便など。検査材料。

けんたいき

けんたいき [3] 【倦怠期】
(主に夫婦の間で)互いにあきていやになる時期。

けんたいぶる

けんたいぶ・る [5] (動ラ五[四])
高慢にふるまう。もったいぶる。「元は御家老の御姫様とか云ふので―・つて居ますけれど/良人の自白(尚江)」

けんたつ

けんたつ [0] 【顕達】 (名)スル
出世すること。栄達。「卑賤の人,時に―す/西国立志編(正直)」

けんたん

けんたん [0] 【検痰】 (名)スル
痰の中に病菌があるかどうか検査すること。

けんたん

けんたん [0] 【検反】
織物の織りむら・きず・汚れなどを検査する工程。

けんたん

けんたん [0] 【巻丹】
オニユリの漢名。

けんたん

けんたん【健啖】
gluttony;→英和
a hearty appetite.健啖家 a glutton;→英和
a hearty[heavy]eater.

けんたん

けんたん [0] 【健啖】 (名・形動)[文]ナリ
さかんに食べる・こと(さま)。「―なる大兄の胃嚢(イブクロ)を充たす為には/吾輩は猫である(漱石)」

けんたんか

けんたんか [0] 【健啖家】
大食する人。おおぐい。

けんだ

けんだ [1] 【倦惰】
あきてなまけること。

けんだ

けんだ [1] 【拳打】 (名)スル
げんこつでなぐること。

けんだい

けんだい [0] 【献題】
著者や発行者が書物を献呈する旨をしるした言葉。献詞。献辞。

けんだい

けんだい【見台】
a bookrest.→英和

けんだい

けんだい [1][0] 【賢台】 (代)
二人称。男子が手紙などで,同輩または先輩を敬っていう語。貴兄。貴台。

けんだい

けんだい [0] 【兼題】
歌会・句会などで,前もって出された題で作るもの。また,その題。兼日(ケンジツ)。
⇔席題

けんだい

けんだい [0][1] 【見台】
〔「書見台」の略〕
書物をのせて読む台。特に,謡曲・浄瑠璃・長唄などで,見ながらうたうために,詞章・節付けを記した本を開いてのせる台。
見台[図]

けんだか

けんだか [1] 【権高・見高】 (形動)[文]ナリ
気位が高いさま。傲慢(ゴウマン)。「謹んで聞け,と云つた,頗(スコブ)る―なものさ/歌行灯(鏡花)」

けんだかい

けんだか・い [4] 【権高い】 (形)
〔「権高」の形容詞化〕
権高なようすである。

けんだくえき

けんだくえき [4] 【懸濁液】
固体の微粒子が液体中に分散している混合物。粒子の大きさはコロイド粒子程度かそれよりも大きい。泥水や墨汁など。

けんだじゅ

けんだじゅ [3] 【乾陀樹】
〔梵 gandha〕
南インド産の香料植物の一。樹皮の煮汁は赤茶色で,僧衣を染めるのに用いた。乾陀羅樹。

けんだつば

けんだつば 【乾闥婆】
〔仏〕
〔梵 Gandharva「香神」「香音神」と訳す〕
八部衆の一。帝釈天(タイシヤクテン)に侍し,香を食して音楽を奏する神。

けんだつばじょう

けんだつばじょう 【乾闥婆城】
〔仏〕 乾闥婆が空中に幻のように出現させる城。この世の存在がすべて実体をもたないことのたとえとする。蜃気楼(シンキロウ)。

けんだま

けんだま [0] 【剣玉・拳玉】
玩具の一。一端をとがらせ,一端を皿状に刳(ク)った柄に,両端が皿状の台を横向きにつけ,柄の中ほどに糸を結んでその先に穴をあけた球をつけたもの。球を振りあげて柄のとがった先端にはめたり,くぼみに乗せたりして遊ぶ。
剣玉[図]

けんだらじゅ

けんだらじゅ [4] 【乾陀羅樹】
ケンダジュの別名。

けんだん

けんだん [0] 【検断】
(1)刑事犯を検察し,断罪すること。
(2)「検断職(ケンダンシキ)」のこと。
(3)江戸時代,大庄屋のこと。

けんだんさた

けんだんさた [0] 【検断沙汰】
中世,刑事事件の裁判。
→所務沙汰
→雑務沙汰

けんだんしき

けんだんしき [3] 【検断職】
中世,刑事裁判をつかさどる職。鎌倉・室町両幕府では侍所に所属。六波羅探題にも置かれ,また荘園領主や守護・地頭などもそれぞれの領内に私的な検断職を置いていた。けんだんしょく。

けんち

けんち [1] 【軒輊】 (名)スル
〔「軒」は車の前が高く,「輊」は車の前が低い意〕
上がることと下がること。高低。また,優劣。「他の親族の人々と我との間に何の―するところもなき/即興詩人(鴎外)」「芸術的価値を―する/復活(魯庵)」

けんち

けんち [1] 【検知】 (名)スル
機器などで検査して知ること。「ガス漏れを―する」「―器」「―装置」

けんち

けんち [1] 【硯池】
硯(スズリ)の,水をためておくくぼんだところ。硯海。墨池。うみ。いけ。

けんち

けんち【見地】
a standpoint;→英和
a point of view;a viewpoint;→英和
an angle.→英和

けんち

けんち [0][1] 【検地】
年貢高・諸役などを算定するために農民の田畑などを測量・調査すること。部分的なものは戦国時代にも行われたが,豊臣秀吉によって全国的に実施され,江戸幕府・諸大名に受け継がれた。竿入れ。縄打ち。縄入れ。地検。

けんち

けんち [1] 【堅緻】 (名・形動)[文]ナリ
堅固で緻密な・こと(さま)。「―なる花崗岩/日本風景論(重昂)」

けんち

けんち [0] 【見知・検知】 (名)スル
(1)目で見て知ること。「質判して之を―すべし/新聞雑誌 24」
(2)実際に目で見て確かめること。「家景自身罷り向ひ,実否を―し,下知を加ふべきなり/東鑑(建久一)」
(3)敵の首を実検すること。
(4)「検尺(ケンジヤク)」に同じ。

けんち

けんち [1] 【見地】
観察・判断・思想・意見などが基づく立場。考え方。観点。「道徳的―からは好ましくない」

けんち

けんち [1] 【賢智】
賢く知恵のあること。また,その人。

けんちいし

けんちいし [3] 【間知石】
大小二つの方形の面(ツラ)をもつ四角錐台状の石垣用石材。大きな方形の方を表にして積む。

けんちく

けんちく【建築】
building (建造);construction;→英和
a building (建築物);architecture (術).→英和
〜する build;→英和
construct;→英和
erect.→英和
〜中 be under construction.‖建築家(業者) an architect (a builder;a building contractor).建築現場 a building site.建築工事 construction work.建築費(材料) building expenses (materials).建築様式 a style of architecture.

けんちく

けんちく [0] 【建築】 (名)スル
家・橋などをたてること。また,建造物。狭義には,建築物を造ることをいう。普請(フシン)。作事。「ビルを―する」「会堂ヲ―スル/ヘボン(三版)」
〔明治期につくられた語〕
→土木

けんちくか

けんちくか [0] 【建築家】
建築の設計・監理を職業とする人。

けんちくかくにん

けんちくかくにん [5] 【建築確認】
建築基準法に定められた建築手続きの一。建築物の着工に先立って関連法規に適合するかどうかについて,建築主が建築主事に審査・確認を受けること。

けんちくがく

けんちくがく [4] 【建築学】
建築に関する学問の総称。構造・材料・環境・計画・意匠などの専門分野がある。

けんちくきじゅんほう

けんちくきじゅんほう 【建築基準法】
国民の生命・健康・財産の保護のため,建築物の敷地・設備・構造・用途についてその最低基準を定める法律。1950年(昭和25)制定。

けんちくきょうてい

けんちくきょうてい [5] 【建築協定】
市町村の建築協定条例に基づき,一定の区域内の関係権利者全員の合意のもとに,建築物の構造・用途・形態・意匠などに関する基準を定める協定。

けんちくきょか

けんちくきょか [5] 【建築許可】
法律で一般には禁止されている建築行為を,特定行政庁が特定条項に基づいて許可すること。

けんちくし

けんちくし [4] 【建築士】
建築士法に基づき,建築物の設計,工事監理などの業務を行う者。建設大臣の免許を受ける一級建築士と,都道府県知事の免許を受ける二級建築士及び木造建築士とがある。

けんちくしゅじ

けんちくしゅじ [5] 【建築主事】
建築基準法に基づいて建築計画の確認などを行うため,知事・市町村長が任命した者。

けんちくせこうかんりぎし

けんちくせこうかんりぎし [11] 【建築施工管理技士】
建築業法に基づき,建築工事の施工計画作成や工程管理などを行う者。

けんちくせつびし

けんちくせつびし [7] 【建築設備士】
建築士法に基づき,建築設備に関して,建築士に適切な助言を行う者。受験には所定の実務経験が必要。

けんちくぶつ

けんちくぶつ [4] 【建築物】
(1)家屋など,建築されたもの。たてもの。
(2)〔法〕 土地に定着する工作物のうち,屋根及び柱もしくは壁を有するもの。

けんちくめんせき

けんちくめんせき [5] 【建築面積】
建築物の外壁や柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積(建築基準法施行令第二条)。建て面積。
→建て坪

けんちざお

けんちざお [3] 【検地竿】
⇒間竿(ケンザオ)(1)

けんちじ

けんちじ [3] 【県知事】
県の首長である知事。

けんちちょう

けんちちょう [0] 【検地帳】
江戸時代,検地の結果を一村ごとにまとめた土地台帳。土地一筆ごとに,所在・地目・等級・面積・石高・名請人などを記す。御図帳(ミズチヨウ)。縄帳。

けんちゃ

けんちゃ [0] 【献茶】 (名)スル
神仏に茶を献ずること。また,その茶。

けんちゃん

けんちゃん [3] 【巻繊】
⇒けんちん(巻繊)

けんちゅう

けんちゅう [0] 【検注】
中世,国司・荘園領主が検注使を派遣して行なった荘園の土地調査。年貢徴収の基準を定めるため,土地一筆ごとの面積・等級・所有者・年貢高などを調査して検注帳に記載する。実検。

けんちゅう

けんちゅう [1] 【絹紬・繭紬】
柞蚕糸(サクサンシ)を経緯(タテヨコ)に用いた薄地の平織物。

けんちゅうちょう

けんちゅうちょう [0] 【検注帳】
検注の結果を記録して領主に提出する帳簿。検注目録。検田帳。丸帳。名寄帳。馬上帳。取帳。

けんちょ

けんちょ [1] 【顕著】 (形動)[文]ナリ
きわだっていて目につくさま。いちじるしいさま。「―な特色」「効果が―だ」

けんちょ

けんちょ【顕著な】
(1) notable;→英和
remarkable;→英和
distinguished <services> .→英和
(2)[明白]clear;→英和
evident.→英和

けんちょう

けんちょう [0] 【懸吊】
かけつるすこと。「―装置」

けんちょう

けんちょう [0] 【堅調】
(1)堅実な調子。
(2)取引で,相場が上がり気味の状態。硬調。
⇔軟調

けんちょう

けんちょう【県庁】
a prefectural office[government].

けんちょう

けんちょう [1][0] 【県庁】
県の行政事務を執り行う役所。

けんちょう

けんちょう ケンチヤウ 【建長】
年号(1249.3.18-1256.10.5)。宝治の後,康元の前。後深草天皇の代。

けんちょう

けんちょう 【見丁】
〔仏〕 御修法(ミシホ)に用いる花香・乳木(ニユウモク)を採取する僧の役名。

けんちょう

けんちょう 【褰帳】
即位式・朝賀の時,高御座(タカミクラ)の御帳をかかげること。また,その役にあたる女官。褰帳の命婦(ミヨウブ)。とばりあげ。

けんちょう

けんちょう [0] 【県鳥】
各都道府県を代表するものとして,県ごとに定められた鳥。
→県鳥[表]

けんちょうき

けんちょうき ケンテウ― [3] 【検潮器】
潮汐の干満による海面の高さの変化を自動的に観測・記録する装置。検潮儀。

けんちょうしゃ

けんちょうしゃ ケンチヤウ― [3] 【健聴者】
聴機能が正常な者。

けんちょうじ

けんちょうじ ケンチヤウ― 【建長寺】
鎌倉市山ノ内にある臨済宗建長寺派の本山。山号は巨福山(コフクザン)。1253年北条時頼の創建。開山は蘭渓道隆(ランケイドウリユウ)。鎌倉五山の第一に列し,円覚寺とともに関東禅寺の中心。

けんちょうじぶね

けんちょうじぶね ケンチヤウ― [6] 【建長寺船】
建長寺再建の費用を調達するため,1325年鎌倉幕府の公認と保護をうけて元に派遣された貿易船。

けんちん

けんちん [3] 【巻繊】
〔「ちん」は唐音〕
中国から伝わり,日本化した料理。おおむね豆腐に野菜を取り合わせて油で揚げたり蒸したりしたもの。けんちゃん。

けんちんじる

けんちんじる [5] 【巻繊汁】
くずした豆腐と千切りにした野菜を油でいためて実としたすまし汁。[季]冬。

けんちんむし

けんちんむし [0] 【巻繊蒸(し)】
豆腐・ごぼう・にんじん・きくらげ・麻の実などを胡麻油でいため,背開きにした小鯛などにつめて,蒸したもの。

けんつい

けんつい [0] 【鉗鎚】
〔「鉗」は金属を挟むやっとこ,「鎚」はかなづち〕
禅宗で,師僧が弟子を厳格に鍛練し,教導することをいう。

けんつきでっぽう

けんつきでっぽう [5] 【剣付(き)鉄砲】
先端に剣をつけた小銃。銃槍(ジユウソウ)。銃剣。

けんつく

けんつく [1]
〔「剣突」とも書く〕
荒々しくしかりつけること。とげとげしい言い方をすること。また,その言葉。けんのみ。「―を食わす」

けんつく

けんつく【剣突くを食う(食わせる)】
get scolded (scold);meet (give) a rebuff.→英和

けんてい

けんてい [0] 【懸蹄】
偶蹄類の後足の地に触れない蹄(ヒズメ)。

けんてい

けんてい [0] 【検定】 (名)スル
(1)基準を設け,それに合っているかどうかを検査して,合格・不合格・等級・価値などを定めること。
(2)「検定試験」の略。「―に合格する」
(3)〔数〕 ある資料の標本を調査した結果から,全体の様子についてある仮説を立てた時,この仮説がどの程度信頼できるかを調べること。

けんてい

けんてい【検定】
<give> official approval[sanction] <to> .〜する approve;→英和
authorize.→英和
‖検定教科書 an authorized textbook.検定試験 a license examination.文部省検定済 Approved by the Ministry of Education.

けんてい

けんてい [0] 【建定】 (名)スル
制度などを定めること。制定。「元号の―」

けんてい

けんてい [0] 【献呈】 (名)スル
さしあげること。進呈。「著書を―する」

けんてい

けんてい [0] 【賢弟】
■一■ (名)
かしこい弟。また,他人の弟に対する敬称。「愚兄―」
■二■ (代)
二人称。男子が手紙などで,年下の男子を敬っていう語。

けんていきょうかしょ

けんていきょうかしょ [7] 【検定教科書】
文部省の教科書検定に合格した教科書。

けんていしけん

けんていしけん [6][5] 【検定試験】
特定の資格を取得するのに必要な知識・経験・技術などを検定する試験。

けんてき

けんてき [0] 【涓滴】
(1)水のしずく。したたり。
(2)わずかなことのたとえ。

けんてき

けんてき [0] 【硯滴】
硯(スズリ)に水を注ぐ水さし。

けんてき=岩を穿(ウガ)つ

――岩を穿(ウガ)つ
わずかな水のしたたりも,絶えず続いていれば岩に穴をあける。たゆまぬ努力を続ければいつかは大成することのたとえ。

けんてつ

けんてつ [0] 【賢哲】 (名・形動)[文]ナリ
(1)賢人と哲人。
(2)賢明で道理に通じていること。また,そうした人やさま。「―なる者其信ずる所を明かにして/明六雑誌 8」

けんてん

けんてん [0][3] 【圏点】
注意をひいたり強調したりするため文字のわきに付ける点。傍点。「,」「・」「∘」など。

けんでん

けんでん [0] 【喧伝】 (名)スル
盛んに言いふらすこと。世間でやかましく言いたてること。「広く―された逸話」

けんでん

けんでん [0] 【検田】 (名)スル
田地の面積・等級などを調べること。また,それをする人。検注。「国に下りて田に立ちて―する間に/今昔 17」

けんでん

けんでん [0] 【硯田・研田】
文筆家業の人の硯(スズリ)を,農民の耕作する田にたとえていう。「―を耕す」

けんでんき

けんでんき [3] 【検電器】
(1)屋内配線などの通電の有無を調べる簡単な計器。直列に高抵抗を通したネオン管の点灯の有無などでみる。
(2)静電気の検出に用いる測定器。箔(ハク)検電器など。

けんでんき

けんでんき【検電器】
an electroscope.→英和

けんでんし

けんでんし [3] 【検田使】
律令制で,徴税の正確を期するため,中央から諸国に,また国衙(コクガ)から郡に検田に派遣した使。

けんと

けんと [1] 【建都】
首都を建設すること。

けんとう

けんとう [0] 【軒灯】
家の軒先につけるあかり。

けんとう

けんとう [0] 【拳闘】
ボクシング。

けんとう

けんとう [0] 【検討】 (名)スル
物事を詳しく調べ考えること。よいかどうかを調べ考えること。「善後策を―する」

けんとう

けんとう [0] 【献灯】 (名)スル
神仏にささげるため社寺に奉納する灯明。また,それを納めること。

けんとう

けんとう【見当】
(1)[めあて]an aim;→英和
a direction (方向).→英和
(2)[推測]a guess;→英和
an estimate.→英和
(3)[およそ]approximately.→英和
〜違いをする(である) make a wrong guess (be wide of the mark).〜をつける (take) aim <at> ;[推測]estimate;guess.(一人)百円〜 about 100 yen (a head,per capita).

けんとう

けんとう【検討】
(an) examination;→英和
(an) investigation.〜する examine;→英和
investigate.→英和

けんとう

けんとう [0] 【喧鬧・諠鬧】 (名・形動)[文]ナリ
さわがしい・こと(さま)。喧騒。「或は呼び或叫び…其―なる景況は/月世界旅行(勤)」

けんとう

けんとう [0] 【賢答】
(1)賢明な答え。立派な答え。「愚問―」
(2)相手を敬ってその答えをいう語。

けんとう

けんとう【健闘する】
fight bravely;put up a good fight;exert oneself hard.

けんとう

けんとう【拳闘】
boxing.→英和
〜する box <with> .→英和
‖拳闘試合 a boxing match.拳闘場 a ring.拳闘選手 a boxer;a prize fighter (プロボクサー).

けんとう

けんとう [3] 【見当】
(1)未知の事柄について立てた見込み。予想。「おおよその―を付ける」「全く―が付かない」「―が外れる」
(2)大体の方向・方角。「真北はこの―だろう」
(3)弓矢の的(マト)。
(4)版画や印刷で,刷る位置を示す目印。また,多色刷りで,刷り重ねる時の目印。とんぼ。
(5)(数詞の下に付けて接尾語的に用いて)その数量程度であることを表す。「一万円―の謝礼」

けんとう

けんとう [0] 【健闘】 (名)スル
不利な条件に屈せず,立派にたたかうこと。「強敵を相手によく―する」

けんとうけい

けんとうけい ケンタウ― [0] 【検糖計】
溶液中の糖の濃度を測定する一種の偏光計。糖の旋光性を利用したもの。サッカリメーター。

けんとうし

けんとうし ケンタウ― [3] 【遣唐使】
遣隋使のあとをうけ,日本から唐へ派遣された公式使節。国書・物品などを奉献し,唐の文化を摂取する目的で,630年から894年に中止されるまで一六回にわたって派遣された。入唐使(ニツトウシ)。もろこしの使い。

けんとうしき

けんとうしき [3] 【見当識】
〔心〕 時間,場所,周囲の人・状況などについて正しく認識する機能。見当感。

けんとうせん

けんとうせん ケンタウ― [0] 【遣唐船】
遣唐使が渡航に用いた帆船。当初は二隻,七〜八世紀は四隻編成が基本となる。一隻に約一二〇〜一六〇人程度が乗船した。

けんとうちがい

けんとうちがい [5] 【見当違い】 (名・形動)[文]ナリ
(1)推測や判断を誤る・こと(さま)。「―な返事」
(2)方向を誤る・こと(さま)。「―な方角に向かう」

けんとく

けんとく [0] 【賢徳】
狂言面の一。鬼畜面で,「犬山伏」の犬,「止動方角」の馬,また蟹(カニ)・蛸(タコ)などに用いる。
賢徳[図]

けんとく

けんとく [0] 【見得】
(1)〔仏〕 主として禅宗で,真理を悟ること。
(2)理解し会得すること。「返々,有主・無主の変り目を―すべし/至花道」

けんとく

けんとく [0] 【乾徳】
(1)天子の徳。君主たるものの徳。聖徳。
⇔坤徳(コントク)
(2)常に前進しようとする立派な精神。

けんとく

けんとく 【建徳】
南朝の年号(1370.7.24-1372.4.?)。正平の後,文中の前。長慶天皇の代。

けんとく

けんとく [0] 【謙徳】
へりくだって高ぶらない徳。

けんとく

けんとく 【見徳】
(1)富くじの当たりはずれを予測させる前触れ。また,富くじのこと。「第六天の―にええの/黄表紙・見徳一炊夢」
(2)前兆。予感。縁起。「これは何でもいい―だ/咄本・鯛の味噌津」
(3)江戸時代,天明(1781-1789)頃に流行した,もぐりの富くじの一種。

けんとくこう

けんとくこう 【謙徳公】
藤原伊尹(コレタダ)の諡号(シゴウ)。

けんとくや

けんとくや 【見徳屋】
近世の,富くじ売り。

けんとづか

けんとづか [3] 【間斗束】
斗栱(トキヨウ)と斗栱の間に設けた,上に斗(マス)をのせた束。
→斗束(トヅカ)
間斗束[図]

けんど

けんど (接助・終助)
〔「けれど」の転。関西方言的な言い方〕
「けれども(接助・終助)」に同じ。

けんど

けんど (接続)
〔「けれど」の転。関西方言的な言い方〕
「けれども(接続)」に同じ。

けんどう

けんどう [1] 【剣道】
防具を着用し,互いに竹刀(シナイ)で定められた部位を打突して勝負を争う格技。「―具」「―場」
剣道[図]

けんどう

けんどう [0][1] 【権道】
正しいとはいえないが目的達成のために便宜的にとる手段。方便。「民心を維持するには止むを得ざるの―にして/文明論之概略(諭吉)」

けんどう

けんどう【県道】
a prefectural highway.

けんどう

けんどう [0] 【県道】
県で管理する道路。

けんどう

けんどう【剣道】
<practice> kendo;(Japanese) fencing.〜の先生(道場) a fencing master (school).

けんどう

けんどう [1] 【萱堂】
〔昔,中国で主婦の居室である北向きの室の庭に萱草(カンゾウ)を植えたところから〕
母の敬称。ははうえ。

けんどう

けんどう [0][1] 【見道】
〔仏〕 真理を知るための,煩悩(ボンノウ)に汚されることのない智慧(チエ)を起こして,仏教の基本的真理である四諦(シタイ)を,知性的な理解ではなく,直観的に明瞭に見る位。この位に入ると,凡夫から聖者に変わる。

けんどう

けんどう [0] 【乾道】
(1)天の道。また,君主の道。
(2)男性の道。
⇔坤道(コンドウ)

けんどじゅうらい

けんどじゅうらい [1] 【捲土重来】
〔「けんどちょうらい」とも。杜牧「題烏江亭」「捲�土重来未�可�知」より〕
一度敗れたものが,再び勢力をもりかえして攻めてくること。一度失敗したものが非常な意気ごみでやり直すこと。「―を期す」

けんどん

けんどん 【慳貪・倹飩】 (名・形動)[文]ナリ
〔「慳」は物惜しみする,「貪」はむさぼる意〕
(1) [1]
思いやりのないこと。愛想のないこと。あらっぽいこと。また,そのさま。つっけんどん。「いらいらした調子で―に言ひ放つた/悪魔(潤一郎)」
(2) [1]
物惜しみすること。けちで欲が深いこと。また,そのさま。「人に物与ふることをせず,―に罪ふかくみえければ/宇治拾遺 12」
(3) [0]
(多く「倹飩」と書く)近世,うどん・そば・酒・飯などを,一杯の盛り切りで,代わりを出さないもの。「兎や角といふ内に酒五升と―十人前と/滑稽本・根南志具佐」
(4) [0]
「倹飩箱」「倹飩女郎」の略。

けんどん

けんどん [0] 【絹緞】
柞蚕糸(サクサンシ)を密に平織りにした絹織物。服地・こうもりがさなどに用いられる。

けんどんざけ

けんどんざけ 【倹飩酒】
一杯盛り切りで売る酒。けんどん。

けんどんじょろう

けんどんじょろう 【倹飩女郎】
江戸時代の下級の遊女。けんどん。

けんどんそば

けんどんそば [5] 【倹飩蕎麦】
一杯ずつ盛り切りにして売ったそばきり。けんどん。

けんどんばこ

けんどんばこ [3] 【倹飩箱】
倹飩うどんや倹飩そばを入れて運びとどける箱。けんどん。
倹飩箱[図]

けんどんや

けんどんや 【倹飩屋】
江戸時代,倹飩そばや一膳飯(メシ)などを食べさせた店。また,その人。

けんない

けんない [1] 【権内】
権利や権力の及ぶ範囲内。
⇔権外

けんない

けんない [1] 【圏内】
範囲の内側。範囲内。
⇔圏外
「当選―」

けんない

けんない [1] 【県内】
その県の範囲の中。県下。

けんない

けんない【圏内に】
within the sphere <of> .→英和
合格[当選]〜にある have a fair chance of success.

けんないき

けんないき 【建内記】
日記。万里小路(マデノコウジ)時房(1394-1457)筆。当時の公家社会や社会事象に関する記述が多いが,自家領荘園の経営についても詳しい。現存は17年分。「建聖院内府記」と後人が呼び,その略称。

けんなわ

けんなわ [0][1] 【間縄】
(1)田地測量用の縄。一間ごとに間札がついている。検縄。
(2)播種(ハシユ)・苗の移植などの際に間隔を一定にするために用いる目盛りのついた縄。

けんなん

けんなん [0] 【県南】
その県の,南の部分。

けんなん

けんなん [0] 【険難・嶮難】 (名・形動)[文]ナリ
(1)地勢がけわしく,歩行が困難なこと。また,その所。
(2)つらく苦しい・こと(さま)。「―な人生を歩む」

けんなん

けんなん [0] 【剣難】
刃物で殺傷される災難。「―の相」

けんにょ

けんにょ
〔「けんね(懸念)」の転。「けんにょう」とも〕
気がかり。心配。
→権輿(ケンヨ)

けんにょ

けんにょ 【顕如】
(1543-1592) 安土・桃山時代の浄土真宗の僧。本願寺一一世。諱(イミナ)は光佐。石山本願寺に生まれ,一二歳で住持となる。1570年より織田信長と10年にわたって戦ったが,勅命によって和議し,紀伊に移った。やがて大坂に戻り,豊臣秀吉から寄進された京都堀川の地に移り,本願寺,のちの西本願寺を造営した。

けんにょ=も無(ナ)い

――も無(ナ)・い
(1)思いがけない。思いもよらない。「やも負ける事は―・い事/浄瑠璃・太功記」
(2)知らないふりをする。平然とよそおう。「はつたとにらむ顔つきは―・げにしらじらし/浄瑠璃・曾根崎心中」

けんにょう

けんにょう【検尿】
a urine test.〜を受ける have one's urine examined.

けんにょう

けんにょう [0] 【検尿】 (名)スル
尿の量・回数やタンパク質・糖・潜血の有無などを検査すること。
→尿検査

けんにん

けんにん [0] 【堅忍】 (名)スル
がまんづよいこと。じっとたえること。「―持久」「―にして撓(タワマ)ず/西国立志編(正直)」

けんにん

けんにん 【建仁】
年号(1201.2.13-1204.2.20)。正治の後,元久の前。土御門(ツチミカド)天皇の代。

けんにん

けんにん【兼任】
<hold> an additional post.文相を〜する hold concurrently the Minister of Education.‖兼任教師 a part-time teacher.

けんにん

けんにん [0] 【検認】
(1)検査して認めること。
(2)〔法〕 家庭裁判所が,偽造・変造を防ぐため遺言書の存在および内容について調査する手続き。

けんにん

けんにん [0] 【兼任】 (名)スル
二つ以上の仕事を同時にかねること。
⇔専任
「選手とコーチを―する」

けんにんじ

けんにんじ 【建仁寺】
京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の本山。山号は東山。1202年(建仁2)源頼家の寄進をうけ,栄西を開山として創建。天台・真言兼修の道場であったが,蘭渓道隆の時代に純粋の禅宗寺院となった。けんねんじ。

けんにんじがき

けんにんじがき [5] 【建仁寺垣】
竹垣の一。四つ割り竹を皮を外にしてすき間なく並べ,竹の押縁で押さえて棕梠(シユロ)縄で結んだもの。建仁寺の竹垣がはじまりとされる。
建仁寺垣[図]

けんにんじは

けんにんじは 【建仁寺派】
臨済宗の一派。京都の建仁寺を本山とし,栄西を祖とする。千光派。

けんにんじりゅう

けんにんじりゅう 【建仁寺流】
近世,主として禅宗様の建築技術を継承してきたと伝える大工の流派。

けんにんふばつ

けんにんふばつ [0] 【堅忍不抜】
〔蘇軾「鼂錯論」〕
どんな困難や誘惑にも心を動かさず,がまんすること。「―の精神」

けんねじ

けんねじ [0] 【拳念じ】
江戸時代の,博打(バクチ)の一。掌中に握った銭の数を当てるもの。

けんねつ

けんねつ [1] 【顕熱】
物質の状態を変えずに,温度を変化させるために費やされる熱量。
⇔潜熱

けんねん

けんねん 【懸念】 (名)スル
気がかり。心配。けねん。

けんねんじ

けんねんじ 【建仁寺】
「けんにんじ」の転。

けんのう

けんのう [0] 【権能】
ある事柄について能力を行使する権利。特に,法律上認められた公的機関のものをいう。

けんのう

けんのう【献納する】
offer;→英和
present.→英和
献納品 an offering;→英和
a present.→英和

けんのう

けんのう [0] 【献納】 (名)スル
神仏・国家・貴人に金品などをたてまつること。「神社に灯籠(トウロウ)を―する」

けんのう

けんのう [0] 【賢能】
賢くて才能のあること。また,その人。

けんのみ

けんのみ [0]
〔「剣呑」とも書く〕
「けんつく」に同じ。「―を食わす」「鼻声になつている女房(カミサン)に―を食つて,慌てて遁込む/婦系図(鏡花)」

けんのん

けんのん [0][3] 【剣呑・険難・険呑】 (形動)[文]ナリ
〔「剣難」の転かという〕
あぶないさま。不安なさま。「直ぐ欄(テスリ)の倒れるやうな―なものは出来上らんと思ふがね/酒中日記(独歩)」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――さ(名)

けんのん

けんのん【険呑な】
dangerous;→英和
risky;→英和
unsafe.→英和

けんはんしゃ

けんはんしゃ [3] 【腱反射】
筋肉の腱を叩くときに筋肉が反射的に収縮する現象。反射の強さは中枢神経障害のある時に亢進し,末梢神経障害のある時に減退・消失するので,神経疾患の診断に用いられる。膝蓋腱反射・アキレス腱反射など。

けんば

けんば [1] 【犬馬】
(1)犬と馬。
(2)人につかえる者や,身分の卑しい者のたとえ。自分に関する謙称としても用いる。

けんば=の労

――の労
主君や他人のために全力を尽くして働くこと。「―をいとわない」「―をとる」

けんば=の心(ココロ)

――の心(ココロ)
主君のために忠義を尽くし,恩に報いる心。

けんば=の養い

――の養い
〔論語(為政)〕
父母を養うのにただ衣食を与えるだけで,敬意を払わないことのたとえ。

けんば=の=年

――の=年(=齢(ヨワイ))
⇒馬齢(バレイ)

けんばい

けんばい [0] 【検梅・検黴】
梅毒の検査。

けんばい

けんばい [0] 【剣舞】
東北各地および新潟県などに見られる芸能。大念仏・念仏剣舞・鬼剣舞・雛子剣舞などがあり,念仏踊りから出たと思われる。赤熊(シヤグマ)のかぶり物に鬼の面をつけ,抜刀して踊る鬼剣舞は特に有名。

けんばい

けんばい 【犬吠】
犬がほえること。また,その声。

けんばいき

けんばいき【券売機[切符自動販売機]】
a ticket slot-machine.

けんばいき

けんばいき [3] 【券売機】
乗車券・入場券などの販売機。

けんばん

けんばん [0] 【鍵盤】
ピアノ・オルガン・タイプライターなどの多数の鍵が一面に並べられた部分。キーボード。

けんばん

けんばん【鍵盤】
a keyboard.→英和

けんばん

けんばん [0] 【検番・見番】
(1)三業組合の事務所。また,近世,遊里で,芸者の取り次ぎや送迎,玉代(ギヨクダイ)の精算などをした所。
(2)「検番芸者」の略。

けんばんがっき

けんばんがっき [5] 【鍵盤楽器】
ピアノ・オルガン・ハープシコードなど,鍵盤をもった楽器の総称。鍵楽器。

けんばんげいしゃ

けんばんげいしゃ [5] 【検番芸者】
検番に所属している芸者。主に技芸の達者な者が選ばれる。

けんぱ

けんぱ [1] 【検波】 (名)スル
(1)電波の存在の有無を検出すること。
(2)「復調{(2)}」に同じ。

けんぱい

けんぱい 【勧盃】 (名)スル
〔「けん」は漢音〕
杯をさして,酒をすすめること。「六位蔵人―す/建武年中行事」

けんぱい

けんぱい [0] 【献杯・献盃】 (名)スル
相手に敬意を表してさかずきをさすこと。こんぱい。

けんぱい

けんぱい [0] 【倦憊】 (名)スル
あきてつかれること。「西山塾の空気は決して僕等を…―させず/思出の記(蘆花)」

けんぱき

けんぱき【検波器】
a (wave) detector.

けんぱき

けんぱき [3] 【検波器】
受信機などで,振幅変調波から信号波を取り出す装置。

けんぱく

けんぱく [0] 【絹帛】
絹織物。絹布。

けんぱく

けんぱく [0] 【建白】 (名)スル
(1)政府・上役などに自分の意見を公的に申し立てること。「政府に―する」
(2)「建白書」の略。

けんぱく

けんぱく【建白(書)】
<address> a memorial <to> ;→英和
a petition.→英和
〜する memorialize.→英和

けんぱく

けんぱく [0] 【巻柏】
イワヒバの漢名。

けんぱくしょ

けんぱくしょ [0][5] 【建白書】
建白の内容を記した書面。

けんぱくどうい

けんぱくどうい [1][0] 【堅白同異】
(1)中国,戦国時代に公孫竜の説いた一種の詭弁。堅く白い石があるとき,目で見るとその白いことはわかるが堅いことがわからず,手で触れると堅いことはわかるが白いことはわからない。だから堅石と白石とは異なる物で,同一の物でないと説く。堅石白馬。
(2)転じて,詭弁をもてあそぶ議論。

けんぱつ

けんぱつ [0] 【圏発】
漢字の四声を示すために,漢字の四隅に記す圏点。左下を平声(ヒヨウシヨウ),左上を上声,右上を去声,右下を入声(ニツシヨウ)とする。点発。

けんび

けんび【兼備する】
combine[unite] <one thing with another> .→英和
才色〜の (both) beautiful and intelligent.

けんび

けんび [1] 【兼備】 (名)スル
二つ以上のものを兼ね備えていること。「智勇を―する」「才色―」

けんび

けんび [1] 【顕微】
微細なものをあきらかにすること。

けんびいし

けんびいし ケンビヰ― 【検非違使】
⇒けびいし(検非違使)

けんびおんき

けんびおんき [4] 【顕微音器】
マイクロホン。明治期の訳語。

けんびかいぼう

けんびかいぼう [4] 【顕微解剖】
顕微鏡を用いて,微細な生体組織や細胞を解剖すること。

けんびき

けんびき 【痃癖】
「けんぺき(痃癖)」の転。「わるい道馬子は―までよごれ/柳多留 15」

けんびきょう

けんびきょう【顕微鏡】
a microscope <of 500 magnifications> .→英和
‖顕微鏡検査 a microscopic examination.顕微鏡写真 a photomicrograph.

けんびきょう

けんびきょう [0] 【顕微鏡】
微小な物体を拡大して見る装置。普通は対物レンズ,接眼レンズ,照明装置などからなる光学顕微鏡をいう。
→電子顕微鏡

けんびきょうざ

けんびきょうざ [0] 【顕微鏡座】
〔(ラテン) Microscopium〕
南天の星座で,九月下旬の宵に南中する。日本からは南の地平線上にその一部分が見られるが明るい星はない。

けんびし

けんびし [1] 【剣菱】
(1)家紋の一。菱形の四隅を剣先のようにとがらせたもの。
(2)摂津国伊丹(イタミ)で産する銘酒。江戸時代,最も賞味され,将軍の御膳酒ともなった。

けんびし

けんびし 【検非違使】
〔近松の浄瑠璃「用明天皇職人鑑」に検非違使(ケビイシ)の役に使われて以来の称〕
文楽人形の首(カシラ)の一。眉目秀麗で知的な武士に用いるほか,実役にも流用される。けびいし。
〔「剣菱」とも当てる〕

けんびしゅじゅつ

けんびしゅじゅつ [4] 【顕微手術】
手術用顕微鏡下で行う手術。脳神経外科をはじめ,眼科・形成外科などに広く応用され,血管の吻合(フンゴウ),神経の縫合,脳腫瘍(ノウシユヨウ)の除去などが行われる。マイクロサージェリー。

けんびしょ

けんびしょ 【検非所】
「検非違使所(ケビイシドコロ)」に同じ。「大和国の―に補(フ)せられる/平家 5」

けんびそうさ

けんびそうさ [4] 【顕微操作】
顕微鏡の下で,微細なガラス毛細管やメスを用いて行う解剖・手術・注入などの操作。毛細血管の縫合や人工授精,細胞融合などに応用される。

けんびょう

けんびょう [0] 【硯屏】
硯(スズリ)のそばに立てて,ほこりなどを防ぐ小さな衝立(ツイタテ)。

けんぴ

けんぴ 【権扉】
本地である仏が仮に姿を現す扉。ごんぴ。「四所明神の―をおしひらき給き/保元(上)」

けんぴ

けんぴ [1] 【拳匪】
〔拳法を神拳として尊び,これを修得することを旨としたところから〕
義和団の異名。

けんぴ

けんぴ [0][1] 【建碑】 (名)スル
碑をたてること。「―式」

けんぴ

けんぴ [1] 【巻餅】
干菓子の一種。小麦粉に砂糖・ゴマなどを加えて練り,薄く伸ばして焼いたものを固く細く巻いて小口切りにしたもの。けんぴん。

けんぴ

けんぴ [1] 【犬皮】
犬の皮。安い三味線の胴に張る。「皮の性が悪いから―の三味線になつてな/滑稽本・浮世床 2」

けんぴつ

けんぴつ [0] 【健筆】
文章や文字をたくみに書くこと。詩や文章を次々に生み出すこと。「―家」「―をふるう」

けんぴょう

けんぴょう [0] 【堅氷】
堅く張ったこおり。あつごおり。

けんぴょう

けんぴょう [0] 【懸氷】
つらら。氷柱。

けんぴん

けんぴん 【巻餅】
⇒けんぴ(巻餅)

けんぴん

けんぴん [0] 【検品】 (名)スル
製品の質や個数を検査すること。「―して個数をたしかめる」

けんぶ

けんぶ【剣舞】
<perform> a sword dance.

けんぶ

けんぶ [1] 【剣舞】
詩吟にあわせ,剣をふるって舞う舞。つるぎのまい。

けんぶつ

けんぶつ【見物】
<go> sight-seeing <in Kyoto> .〜する see;→英和
visit;→英和
do the sights <of Nara> ;look on (傍観).‖見物席 a seat;the gallery (劇場);the stand (野球);見物人 a sight-seer;a visitor;a spectator (観客);an onlooker (傍観者).

けんぶつ

けんぶつ [0] 【見仏】
〔仏〕 仏の姿を目のあたりに見ること。
→観仏

けんぶつ

けんぶつ [0] 【見物】 (名)スル
〔「みもの」の漢字表記「見物」を音読みした語〕
(1)催し物・名所などを見て楽しむこと。また,その人。「祭りを―する」「―客」「―人」「―席」
(2)見るべき価値のあるもの。みもの。「前代未聞の―なり/太平記 8」

けんぶつざえもん

けんぶつざえもん 【見物左衛門】
見物人を人名めかしていう語。多くは江戸見物にきた田舎者をさしていう。「―かごかきに邪魔がられ/柳多留 25」

けんぶつもんぽう

けんぶつもんぽう [5] 【見仏聞法】
〔仏〕 目に仏を拝し,耳に仏法を聞くこと。

けんぶん

けんぶん【見聞】
information;→英和
experience.→英和
〜する observe.→英和
〜が広い(狭い) be well-informed (poorly informed).

けんぶん

けんぶん [0] 【見聞】 (名)スル
実際にみたりきいたりすること。また,それで得た経験・知識。けんもん。「私が―したところと大分ちがう」「―を広める」

けんぶん

けんぶん【検分する】
inspect;→英和
examine.→英和
下検分 a preliminary examination.

けんぶん

けんぶん [0] 【検分・見分】 (名)スル
(1)実際に見て,調べること。みとどけること。「実情を―する」
(2)みかけ。外見。「―よりない物は金銀なり/浮世草子・二十不孝 2」

けんぶんてい

けんぶんてい 【建文帝】
(1377-1402) 中国,明の第二代皇帝(在位 1398-1402)。諡(オクリナ)は恵帝。洪武帝の孫。側近の進言により,一族諸王の削藩を強行,このため靖難の変を引き起こした。

けんぶんろく

けんぶんろく [3] 【見聞録】
自分の見聞を記録したもの。見聞記。「東方―」

けんぷ

けんぷ [1] 【蠲符】
〔「蠲」は除く意〕
律令制下,有位者・官人・僧侶など,初めてその身分を取得した者が課役を免除される旨を記した官符。

けんぷ

けんぷ【絹布】
silk;→英和
silk cloth[stuff].

けんぷ

けんぷ [1] 【絹布】
絹糸で織った布。絹織物。

けんぷ

けんぷ [1] 【賢婦】
かしこくしっかりした婦人。賢婦人。

けんぷ

けんぷ 【乾符】
天子であることを示すしるし。神器。「忝く皇王の位を踏み,―を握る/盛衰記 23」

けんぷう

けんぷう [0] 【検封】 (名)スル
(1)検査して封印すること。また,封印を検査すること。
(2)中世,犯罪人などの家屋・財産を差し押さえ,または封鎖すること。

けんぷじん

けんぷじん [3] 【賢夫人】
かしこくてしっかりした夫人。

けんべい

けんべい [0] 【遣米】
アメリカに派遣すること。「―使節」

けんべつ

けんべつ [0] 【甄別】 (名)スル
はっきり見分けること。「同異を剖析し,是非を―し/真善美日本人(雪嶺)」

けんべん

けんべん【検便】
an examination of feces.

けんべん

けんべん [0] 【検便】 (名)スル
寄生虫卵・病原菌・潜血の有無などを調べるために大便を顕微鏡や化学的な方法で検査すること。

けんぺい

けんぺい【憲兵】
《陸軍》the military police <MP> ;《海軍》the shore patrol <SP> .憲兵司令官 a provost marshal.

けんぺい

けんぺい [1] 【憲兵】
軍隊内の秩序維持を主任務とする兵隊。日本では1881年(明治14)憲兵条例により設置され犯罪捜査・軍紀維持・思想取り締まりにあたったが,次第に権限を拡大し,公安対策・思想弾圧・防諜などにも強い権力をふるった。

けんぺい

けんぺい [0] 【権柄】
■一■ (名)
(1)人を支配する権力。政治の実権。「源家の貴族として,天下の―を捨て給へる事年久しければ/太平記 9」
(2)権力をもって人を威圧すること。「先君の御恩を忘れし北条一家の―わがまま/浄瑠璃・近江源氏」
■二■ (形動)[文]ナリ
尊大なさま。傲慢なさま。横柄。「工夫等に―にこき使はれた/土(節)」

けんぺい

けんぺい [0] 【兼併】 (名)スル
あわせて一つにすること。他人の土地・財産を奪い自分のものとすること。「他国の土地を―する/文明論之概略(諭吉)」

けんぺい=晴れて

――晴れて
天下晴れて。公然と。「―念比(ネンゴロ)さするその中立は/浄瑠璃・宵庚申(上)」

けんぺいずく

けんぺいずく [0] 【権柄尽く】 (名・形動)[文]ナリ
権力にものを言わせた言動をとるさま。けんずく。「いやに―なお茶屋の女中/腕くらべ(荷風)」

けんぺいりつ

けんぺいりつ【建蔽率】
building coverage;the building-to-land ratio.

けんぺいりつ

けんぺいりつ [3] 【建蔽率・建坪率】
建築面積(建坪)の敷地面積に対する割合。建築面積率。

けんぺき

けんぺき 【痃癖・肩癖】
〔「けんべき」「けんびき」とも〕
(1)肩凝りのこと。また,頸から肩にかけてのあたり。「眼の病は―の凝りよりも起こるといへば/読本・八犬伝 8」
(2)肩が凝るほどの心配ごと。「よし町の―に成るいろは茶屋/柳多留 6」
(3)〔肩凝りを治すところから〕
あんま。「艾(モグサ)も―も大掴みにやつてくれ/浄瑠璃・新版歌祭文」

けんぺん

けんぺん [0] 【権変】
臨機応変の処置をすること。

けんほく

けんほく [0] 【県北】
その県の,北の部分。

けんぼ

けんぼ [1] 【賢母】
賢明な母。かしこい母。「良妻―」

けんぼう

けんぼう ケンバフ 【憲法】
⇒吉岡(ヨシオカ)憲法

けんぼう

けんぼう【権謀】
a trick;→英和
wiles.権謀術数(家) Machiavellism (a Machiavellian).

けんぼう

けんぼう [0] 【権謀】
その場に応じたはかりごと。時に応じた策略。

けんぼう

けんぼう [0] 【絹紡】
「絹糸紡績」の略。

けんぼう

けんぼう [0] 【健忘】
(1)よく物事を忘れること。忘れっぽいこと。
(2)〔医〕 記憶障害の一種。一定期間の記憶を再生できない症候。記憶喪失。

けんぼうし

けんぼうし [3] 【絹紡糸】
屑繭,絹糸屑を紡いでつくった糸。あまり上等でない絹織物・縫糸に使う。紡績絹糸。

けんぼうしょう

けんぼうしょう【健忘症】
《医》amnesia.→英和
〜である be forgetful.

けんぼうじゅっすう

けんぼうじゅっすう [0][7] 【権謀術数】
たくみに人をあざむく策略。数々の計略。「―をめぐらす」

けんぼうぞめ

けんぼうぞめ ケンバフ― [0] 【憲法染】
黒茶色の小紋染。また一説に,型紙を用い,防染糊(ノリ)で防染したのち引き染めにする小紋染の方式。いずれも吉岡憲法が考案したという。吉岡染。「油屋絹の諸織を―の紋付/浮世草子・永代蔵 5」

けんぼうりゅう

けんぼうりゅう ケンバフリウ 【憲法流】
⇒吉岡流(ヨシオカリユウ)

けんぼく

けんぼく [0] 【県木】
各都道府県を代表するものとして,県ごとに定められた木。
→県木[表]

けんぼっかいし

けんぼっかいし [5] 【遣渤海使】
728年から811年まで,一三回にわたって,日本の朝廷から渤海に派遣された外交使節。渤海から文物制度をもたらすとともに,日本と唐との中継に大きな役割を果たした。

けんぽ

けんぽ [1] 【畎畝】
(1)田のみぞとうね。
(2)田園。田舎。「―の中に長(ヒト)となりしかば/太平記 37」

けんぽ

けんぽ [1] 【兼補】 (名)スル
本来の職務のほかに,他の職務をあわせて任命されること。兼任。

けんぽ

けんぽ [1] 【健保】
「健康保険」の略。「―組合」

けんぽう

けんぽう [0] 【剣鋒】
つるぎのきっさき。剣鋩(ケンボウ)。

けんぽう

けんぽう【憲法】
a constitution.→英和
〜上の constitutional.→英和
〜違反の unconstitutional <act> .→英和
‖憲法記念日 Constitution Day.憲法発布(改正) the prom ulgation of (the amendment to) the constitution.

けんぽう

けんぽう 【建保】
年号(1213.12.6-1219.4.12)。建暦の後,承久の前。順徳天皇の代。けんぽ。けんほ。けんほう。

けんぽう

けんぽう [1] 【拳法】
こぶしや足で,突き,打ち,蹴ることを主とした中国の格闘技。日本には江戸時代,明の帰化僧陳元贇(チンゲンビン)が伝えた。

けんぽう

けんぽう【剣法】
swordsmanship.→英和

けんぽう

けんぽう [1] 【憲法】
〔古くは「けんぼう」〕
■一■ (名)
(1)国家の基本的事項を定め,他の法律や命令で変更することのできない,国家最高の法規範。
→大日本帝国憲法
→日本国憲法
(2)物事の大原則となる約束事。きまり。おきて。「わが家の―」「女にもかたさらずして遂にためしを立て給へる国司の―/十訓 10」
■二■ (名・形動ナリ)
公正であること。公平であること。また,そのさま。「賞罰ヲ―ニスル時ワ大将ノ威勢ガヨウアラワルル/天草本金句集」

けんぽう

けんぽう [1] 【剣法】
「剣術(ケンジユツ)」に同じ。

けんぽういはん

けんぽういはん [5][1] 【憲法違反】
法律・命令・規則・処分などが,憲法の規定に違反すること。憲法違反であるか否かは,最高裁判所によって確定される。違憲。
→違憲立法審査権

けんぽうかいせい

けんぽうかいせい [1][1][0] 【憲法改正】
成文憲法に修正・追加・削除などの変更を加えること。日本国憲法の改正は,国会各議院の総議員の三分の二以上の賛成で国会が発議し,国民投票に付され,その過半数の承認を必要とする。

けんぽうきねんび

けんぽうきねんび [6] 【憲法記念日】
国民の祝日の一。日本国憲法の施行を記念する日。五月三日。[季]春。

けんぽうぎげ

けんぽうぎげ 【憲法義解】
明治憲法・皇室典範の逐条解説書。1889年(明治22)刊。

けんぽうさいばん

けんぽうさいばん [5] 【憲法裁判】
憲法解釈,特に法令の合憲・違憲についての疑義を解決するための裁判。

けんぽうじゅうしちじょう

けんぽうじゅうしちじょう 【憲法十七条】
⇒十七条憲法(ジユウシチジヨウケンポウ)

けんぽうちょうさかい

けんぽうちょうさかい 【憲法調査会】
日本国憲法改正の必要性の有無について調査検討するため,1956年(昭和31)に設けられた内閣の諮問機関。会長高柳賢三。64年に最終報告書を提出。

けんぽうのへんせん

けんぽうのへんせん 【憲法の変遷】
慣行・先例・解釈などにより,憲法の本来の意味内容が徐々に変化させられること。

けんぽうもんだいちょうさいいんかい

けんぽうもんだいちょうさいいんかい 【憲法問題調査委員会】
1945年(昭和20)憲法改正の要否について調査・検討するため内閣に置かれた委員会。委員長松本烝治。憲法改正要綱がつくられ,GHQ に提出されたがしりぞけられた。

けんぽく

けんぽく [0] 【硯北・研北】
手紙の脇付(ワキヅケ)の一。机を南向きに置くと,人の位置が硯(スズリ)の北側になるところからいう。机下。案下。

けんぽなし

けんぽなし [3] 【玄圃梨】
クロウメモドキ科の落葉高木。山野に生える。葉は広卵形。夏,小枝の先に多数の淡緑色の小花を散房花序につけ,球形の核果を結ぶ。果軸は肥厚して多肉となり食べられる。テンポナシ。

けんぽん

けんぽん【献本】
a presentation[complimentary]copy.→英和
〜する present a copy.

けんぽん

けんぽん [0] 【絹本】
書画をかくための絹布。また,それにかいた書画。紙本(シホン)に対していう。

けんぽん

けんぽん [0] 【献本】 (名)スル
本を進呈すること。また,その本。「図書館に著書を―する」

けんぽんほっけしゅう

けんぽんほっけしゅう 【顕本法華宗】
日蓮宗勝劣派の一派。日什(ニチジユウ)を派祖,京都の妙満寺を総本山とする。什門派。

けんま

けんま【研摩】
grinding;polishing.‖研摩機 a grinder;a polisher (レンズなどの).研摩材 abrasive.研摩紙 sandpaper;emery paper.

けんま

けんま [1] 【肩摩】 (名)スル
道が混雑して肩と肩が触れ合うこと。「四方は人―し,錐を立べき余地だになし/慨世士伝(逍遥)」

けんま

けんま [1] 【研磨・研摩】 (名)スル
(1)刃物・宝石などをとぎみがくこと。「レンズを―する」
(2)学問・技術などが,さらに深く,高度なものになるように励むこと。「才力知識を―する/新聞雑誌 11」

けんまき

けんまき [3] 【研磨機】
⇒研削盤(ケンサクバン)

けんまく

けんまく [1] 【剣幕・見幕・権幕】
〔「険悪(ケンアク)」の連声とも。「剣幕・見幕・権幕」は当て字〕
勢い込んで,相手と争おうとするような態度や言葉。見脈。「ものすごい―でつめよる」

けんまく

けんまく【剣幕】
<with> a threatening attitude[look].

けんまこくげき

けんまこくげき [1] 【肩摩轂撃】
〔「轂撃」は車の轂(コシキ)と轂が打ち合う意〕
人や車で往来が混雑するさま。

けんみ

けんみ [1][0] 【検見】
(1)検査すること。また,その役。
 (ア)鎌倉・室町時代,ある事件を監察するため,臨時に設けた職。実検使よりはやや軽いもの。
 (イ)犬追物で,射手の射方,馬の扱い方,矢のあたりはずれをただす役。
 (ウ)「けみ(検見)」に同じ。
(2)物見。斥候。

けんみじんこ

けんみじんこ [3] 【剣微塵子】
橈脚(ジヨウキヤク)亜綱キクロプス属の甲殻類の総称。体長は数ミリメートルで雌雄異体。海水にも淡水にも生息し,魚類の天然の餌(エサ)となる。サナダムシの第一中間宿主。

けんみつ

けんみつ [1][0] 【顕密】
顕教と密教。「本寺・本山を離れぬる―の僧/徒然 165」

けんみゃく

けんみゃく 【見脈】
(1)脈をみること。脈をみて病状を知ること。「―にして病を指す/滑稽本・浮世風呂(前)」
(2)外見から推察すること。「旅を歩くが商売といつたら大体―でも知れさうなことだ/滑稽本・続膝栗毛」
(3)「剣幕(ケンマク)」に同じ。「ぱち��としたる眼を,またつりあげし―にて/人情本・辰巳園(初)」

けんみゃく

けんみゃく [0] 【検脈】 (名)スル
脈拍を調べること。「検温―」

けんみん

けんみん【県民】
the people of a prefecture.→英和

けんみん

けんみん [0] 【県民】
県の住民。「埼玉―」「―性」

けんみんし

けんみんし [3] 【遣明使】
室町幕府から明国に派遣された使節。正使の派遣は1401年から1547年まで続けられた。また,使節を乗せた船を遣明船といい,勘合貿易に従事したので,勘合船ともいう。

けんむ

けんむ [1] 【兼務】 (名)スル
二つ以上の任務を兼ねること。兼任。兼勤。「経理と営業の部長職を―する」

けんむ

けんむ 【建武】
年号(1334.1.29-1336.2.29)。元弘の後。建武三年,後醍醐(ゴダイゴ)天皇は南朝を樹立して延元とし,北朝は建武を継承し,建武五年8月28日,暦応と改元。後醍醐天皇および北朝の光明(コウミヨウ)天皇の代。けんぶ。

けんむ

けんむ【兼務する】
serve concurrently <as> .

けんむいらいついか

けんむいらいついか 【建武以来追加】
建武年間(1334-1336)から永正年間(1504-1521)に至るまで室町幕府が必要に応じて発布した法令集。鎌倉幕府の「御成敗式目」を本条とし,それに追加する意でこの称がある。

けんむしきもく

けんむしきもく 【建武式目】
足利尊氏が,1336年(建武3)政治方針を御家人たちに示すために発した一七条の法令。

けんむねんかんき

けんむねんかんき 【建武年間記】
建武政権が発布した法令その他を収載した記録。一巻。著者・成立年代ともに不明。混乱した世相を風刺した「二條河原落書」を収める。建武記。建武令。

けんむねんじゅうぎょうじ

けんむねんじゅうぎょうじ 【建武年中行事】
有職書。後醍醐天皇撰。三巻。建武年間(1334-1336)成立。恒例の年中行事について和文で解説したもの。秘記・御抄・和字年中行事とも。

けんむのしんせい

けんむのしんせい [1] 【建武の新政】
後醍醐天皇が1333年(元弘3)6月,鎌倉幕府を討滅して天皇親政による復古的政権を樹立したこと。記録所や雑訴決断所を設けて一般政務や訴訟問題の処理にあたったが,武士階級の不満を解消できず,二年余りで足利尊氏が叛することとなり,南北朝の内乱となる。建武の中興。
→建武の新政[表]

けんむのちゅうこう

けんむのちゅうこう 【建武の中興】
⇒建武の新政(シンセイ)

けんめい

けんめい [0] 【件名】
(1)一定の基準で分類されたそれぞれの項目名。
(2)図書館で,資料の内容を主題や概念に基づいて分類するための項目名。「―目録」「―索引」

けんめい

けんめい【賢明】
wisdom;→英和
sagacity;→英和
advisability.〜な wise;→英和
prudent;→英和
advisable.→英和

けんめい

けんめい [0] 【賢明】 (名・形動)[文]ナリ
賢くて,適切な判断を下せる・こと(さま)。「―な判断」
[派生] ――さ(名)

けんめい

けんめい [0] 【懸命】 (形動)[文]ナリ
力を尽くして頑張るさま。命がけ。精一杯。「一所―」「―な努力」
[派生] ――さ(名)

けんめい

けんめい [0] 【顕明】 (名・形動)[文]ナリ
はっきりしている・こと(さま)。「人の前に表白し能はざるの罪も神の前には―なり/求安録(鑑三)」

けんめい

けんめい【懸命の(に)】
eager(ly);→英和
earnest(-ly);→英和
strenuous(ly).→英和

けんめいしゅぎ

けんめいしゅぎ [5] 【顕名主義】
代理人が代理行為をする場合に,自らが本人の代理人であることを相手方に示さない限り代理行為の効果が本人に帰属しない,という原則。

けんめいのち

けんめいのち 【懸命の地】
主家から与えられ,一家の生計をささえるべき大切な領地。一所懸命の地。「すなはち勅免有て,―をぞ安堵せられける/太平記 11」

けんめん

けんめん [0] 【蠲免】
奈良・平安時代に,租・庸・調・雑徭(ゾウヨウ)の一部または全部を免除すること。官位・職務などによる常例と災害・凶事などによる臨時のものとがあった。蠲除。

けんめん

けんめん [0][3] 【券面】
金額を記した証券の表面。「―額」

けんめん

けんめん [0][3] 【硯面】
硯(スズリ)の墨をする面。

けんめんちょうしょ

けんめんちょうしょ [5] 【検面調書】
検察官面前調書の略。検察官に対してなされた被疑者・参考人の供述を記録して作成した書面。

けんもち

けんもち 【剣持】
姓氏の一。

けんもちいさむ

けんもちいさむ 【剣持勇】
(1912-1971) インテリア-デザイナー。東京生まれ。東京高等工芸卒。剣持勇デザイン研究所を設立。「籐丸椅子」はニューヨーク近代美術館永久保存作品。

けんもつ

けんもつ [1] 【監物】
律令制で,中務省に属し,大蔵・内蔵など諸庫の出納を監察する職。おろしもののつかさ。

けんもつ

けんもつ [0] 【献物】
献上物。献上品。

けんもつちょう

けんもつちょう [0] 【献物帳】
奈良時代,寺社に奉納する物品に付けた品目や趣旨を記した文書。

けんもほろろ

けんもほろろ
〜の curt[blunt,brusque] <reply> ;→英和
<give a> flat <refusal> ;→英和
cold <manners> .→英和

けんもほろろ

けんもほろろ [1] (形動)
〔「けん」「ほろろ」は雉(キジ)の鳴き声。「けんつく」「けんどん(慳貪)」などの「けん」にかけたものという〕
頼みや相談などを,冷淡に断るさま。とりつくしまもないさま。「―な応対」「―に断る」

けんもん

けんもん [0] 【権門】
(1)位が高く権勢のある家柄。「―勢家」
(2)権力者に対する饗応や贈賄。「是を御用ひなさるれば―と云ふ薬よりきき目が能い/洒落本・根柄異軒之伝」

けんもん

けんもん [0] 【検問】 (名)スル
(1)犯罪捜査や治安維持・交通違反取り締まりなどのため通行人・通行車両の点検を行うこと。「車を止めて―する」「犯人が―に掛かる」
(2)怪しい点がないか調べて問いただすこと。「生徒の学力を―す/西洋聞見録(文夫)」

けんもん

けんもん 【県門】
「県居(アガタイ)」を号した賀茂真淵の国学の流。

けんもん

けんもん [0] 【見聞】
〔「もん」は呉音〕
「けんぶん(見聞)」に同じ。

けんもん

けんもん【検問する】
check up.検問所 a check point.

けんもんかくち

けんもんかくち [5] 【見聞覚知】
〔仏〕 六識の作用。すなわち,見ること(見識)・聞くこと(聞識)・覚(サト)ること(鼻識・舌識・身識)・知ること(意識)。

けんもんかご

けんもんかご [3] 【権門駕籠】
江戸時代,大名の家来が主人の命で他家に行く時に,主人より貸し下された駕籠。
権門駕籠[図]

けんもんしゃ

けんもんしゃ [3] 【顕紋紗】
〔「けんもんさ」「けもんさ」「けんもんじゃ」とも〕
紗の地に,平織で文様を織り出した紋紗。

けんもんじょ

けんもんじょ [0][5] 【検問所】
検問のため,交通の要所や構内への入り口などに設ける施設。

けんもんのさんさいじょ

けんもんのさんさいじょ 【県門の三才女】
賀茂真淵の門人中の三人のすぐれた女性。進藤茂子・油谷倭文子(シズコ)・鵜殿余野子(ウドノヨノコ)をいう。

けんもんのしてんのう

けんもんのしてんのう 【県門の四天王】
賀茂真淵門下のすぐれた四人の国学者・歌人。村田春海(ハルミ)・加藤千蔭(チカゲ)・楫取魚彦(カトリナヒコ)・加藤宇万伎(ウマキ)をいう。

けんや

けんや 【乾也】
⇒三浦(ミウラ)乾也

けんやく

けんやく 【兼約】 (名)スル
前もって約束すること。また,その約束。「明後卯の刻合戦の節―相違有るべからず/浄瑠璃・義経新高館」

けんやく

けんやく [0] 【倹約】 (名・形動)スル [文]ナリ
金や物を無駄遣いしないように努める・こと(さま)。「―家」「―して本を買う」「―なことは,封筒や巻紙を見ても知れた/家(藤村)」

けんやく

けんやく【倹約】
thrift;→英和
<practice> economy.→英和
〜する economize;→英和
be thrifty;save <money> .→英和
‖倹約家 a thrifty[frugal]person.

けんやくれい

けんやくれい [4] 【倹約令】
浪費・奢侈(シヤシ)を戒める法令。特に江戸時代,幕府・諸大名が発した倹約を強要する布告。

けんややき

けんややき [0] 【乾也焼】
三浦乾也が乾山焼をもとに破笠(ハリツ)風をとりいれて創始した陶器。1875年(明治8)東京向島の長命寺内で作ったものに名づけられた。

けんゆう

けんゆう [0] 【顕幽】
あらわれたり,見えなくなったりすること。

けんゆう

けんゆう [0] 【県有】
県が所有すること。「―地」「―林」

けんゆう

けんゆう [0] 【兼有】 (名)スル
あわせもつこと。「天資才美の二つを―す/世路日記(香水)」

けんゆうしゃ

けんゆうしゃ ケンイウ― 【硯友社】
1885年(明治18)尾崎紅葉が山田美妙・石橋思案らと結成した文学結社。同年5月機関紙「我楽多文庫」を発行。同人に巌谷小波(イワヤサザナミ)・広津柳浪・川上眉山らが参加,紅葉門下に泉鏡花・小栗風葉・柳川春葉・徳田秋声らが加わり,明治20〜30年代の文壇中心勢力となり,いわゆる硯友社時代を現出した。

けんよ

けんよ [1] 【肩輿】
肩にかつぐ乗り物。手輿(タコシ)のようなものにも駕籠(カゴ)にもいう。

けんよ

けんよ [1] 【権輿】
(1)物事のはじめ。はじまり。起こり。濫觴(ランシヨウ)。
(2)〔「けんね(懸念)」の転じた「けんにょ」を「けんよ」の連声と誤解してできたもの〕
気がかり。心配。

けんよ=も無い

――も無・い
意に介さない。あずかり知らない。「押せさよいさとうたへど―・い顔して居る/浮世草子・一代男 4」

けんよう

けんよう【兼用する】
use <a thing> both as …and….〜になる serve both as…and….

けんよう

けんよう [0] 【建窯】
中国福建省建陽県にあった陶窯。南宋時代,すぐれた天目茶碗(建盞(ケンサン))を産した。

けんよう

けんよう [0] 【兼用】 (名)スル
(1)一つの物を二つ以上の用途にあてること。また,一つの物を二人以上の人が使うこと。「冷暖房―の空調機」「弟と―している部屋」
(2)一つの目的のために二つ以上の物を併せ用いること。「ペンと筆を―して書く」
⇔専用

けんよう

けんよう [0] 【険要】 (名・形動)[文]ナリ
地勢がけわしくて,敵を防ぐのに都合のよいこと。また,そのさまやそういう地勢。要害。「―の地」

けんよう

けんよう [0] 【見様】
歌体の一。物を見たままに淡々と表現すること。また,その歌。

けんよう

けんよう [0] 【犬羊】
犬と羊。また,つまらぬ者のたとえ。

けんよう

けんよう 【眷養】 (名)スル
いつくしみ養うこと。「御辺は未だ私の―にて,公方の御恩をも蒙らねば/太平記 10」

けんよう

けんよう [0] 【顕揚】 (名)スル
功績などをたたえて世間に広く知らせること。顕彰。

けんよう

けんよう [0] 【顕要】 (名・形動)[文]ナリ
地位などが高く重要であること。また,その人やさま。「―な役職」

けんようしゅ

けんようしゅ [3] 【兼用種】
家畜で,二つ以上の用途を兼ねもった品種。牛では乳・肉兼用のブラウンスイス,鶏では卵・肉兼用のプリマスロックなど。

けんようすい

けんようすい【懸壅垂】
《解》the uvula.→英和

けんようすい

けんようすい [3] 【懸壅垂】
⇒口蓋垂(コウガイスイ)

けんようどうぶつ

けんようどうぶつ [5] 【牽用動物】
農具・車などを牽引させるのに使う動物。牛・馬などの類。

けんよく

けんよく [0] 【謙抑】 (名)スル
へりくだって控え目にすること。

けんらん

けんらん [0] 【賢覧】
相手が見ることを敬っていう語。高覧。「―を願う」

けんらん

けんらん【絢爛たる】
gorgeous;→英和
dazzling;flowery (文体などの).→英和

けんらん

けんらん [0] 【絢爛】 (ト|タル)[文]形動タリ
きらびやかで美しいさま。華やかで美しいさま。「―たる衣装」「―豪華」
[派生] ――さ(名)

けんらん

けんらん [0] 【検卵】 (名)スル
人工孵化中の卵の胚の発育状態を調べ,無精卵や発育を中止した卵を取り除くこと。

けんり

けんり【権利】
a right;→英和
a claim (請求権);→英和
a title (主張する資格);→英和
a privilege (特権).→英和
〜がある have a right[be entitled] <to do> .‖権利金 a premium;key money.権利書 a certificate of title.

けんり

けんり [1] 【権利】
(1)〔法〕
〔right〕

 (ア)ある利益を主張し,これを享受することのできる資格。社会的・道徳的正当性に裏づけられ,法律によって一定の主体,特に人に賦与される資格。「生きる―」「―をおかす」
 (イ)何らかの原理や存在によって一定の主体に賦与される,ある行為をなし,またはなさぬことができる能力・資格。
⇔義務
(2)権力とそれに伴う利益。

けんりおち

けんりおち [0][5] 【権利落ち】
ある期日(割り当て日)以後,旧株に割り当てられていた新株または子会社株の取得権利がなくなること。

けんりかぶ

けんりかぶ [3] 【権利株】
会社の成立前または新株発行の効力発生前における株式引受人がもつ権利。株式引受人たる地位。

けんりきん

けんりきん [0] 【権利金】
借地契約または借家契約締結の際広くみられる慣行で,賃借料以外に賃借人が地主・家主に支払う金銭。敷金と異なり,契約終了後返還されない。

けんりしち

けんりしち [3] 【権利質】
債権・株式・地上権など物以外の権利の上に成立する質権。

けんりしょう

けんりしょう [0] 【権利証】
⇒登記済証(トウキズミシヨウ)

けんりしょうてん

けんりしょうてん [4] 【権利章典】
〔Bill of Rights〕
1689年イギリス議会が発布した法。権利宣言を王が承認し,議会が法制化。国民と議会の権利を明確化し,イギリス立憲政治の原点となる。

けんりせいがん

けんりせいがん [4] 【権利請願】
〔Petition of Right〕
1628年にイギリス議会が専制的なチャールズ一世に提出した請願。議会の同意のない課税や不法逮捕に反対し,従来からの国民の権利と自由を確保しようとした。

けんりせんげん

けんりせんげん [4] 【権利宣言】
〔Declaration of Rights〕
名誉革命中の1689年ウィリアム三世とメアリ二世の即位に際して,イギリス議会が発した宣言。
→権利章典

けんりつ

けんりつ【県立の】
prefectural.

けんりつ

けんりつ [0] 【県立】
県が設立管理していること。「―高校」

けんりつ

けんりつ [0] 【建立】 (名)スル
たてること。こんりゅう。「功績を―するにはあらず/春(藤村)」

けんりのうりょく

けんりのうりょく [4] 【権利能力】
私法上,権利および義務の主体たりうる資格。自然人と法人に認められる。
→行為能力

けんりもんだい

けんりもんだい [4] 【権利問題】
〔(ラテン) quid juris〕
事実を事実としてその内容を解明するのではなく,その権利や価値を確定すること。カントがその著「純粋理性批判」において法律語より借用し,認識論は我々の認識が客観的妥当性をもつための権利あるいは根拠を論ずべきものであると述べた語。
⇔事実問題

けんりゃく

けんりゃく 【建暦】
年号(1211.3.9-1213.12.6)。承元の後,建保の前。順徳天皇の代。

けんりゃく

けんりゃく [0] 【権略】
臨機応変のはかりごと。権謀。機略。

けんりゅう

けんりゅう [1] 【剣竜】
中生代ジュラ紀に栄えた恐竜の一種。背中に直立した骨板をもち,四肢は太く短い。草食性。ステゴサウルスがよく知られる。

けんりゅうけい

けんりゅうけい ケンリウ― [0] 【検流計】
微小電流検出用の可動コイル型電流計。ガルバノメーター。

けんりゅうてい

けんりゅうてい 【乾隆帝】
(1711-1799) 中国,清(シン)の第六代皇帝(在位1735-1795)。諱(イミナ)は弘暦。廟号(ビヨウゴウ)は高宗。学術を奨励し「四庫全書」などを編纂させる一方で禁書・文字の獄を強化した。ジュンガル・台湾・インドシナなどに遠征。

けんりゅうよう

けんりゅうよう [3] 【乾隆窯】
中国乾隆帝の代の景徳鎮の官窯。および,そこで焼成された磁器。

けんりょ

けんりょ [1] 【賢慮】
(1)賢い考え。賢明な思慮。
(2)相手の考え・判断などを敬っていう語。

けんりょう

けんりょう [0] 【検量】
船積み貨物の積み込み・陸揚げに際して,貨物の容積や重量の計算または証明。検量に従事する者を検量人という。

けんりょう

けんりょう [1][3] 【見料】
(1)物を見る時に支払う料金。見物料。
(2)手相・人相などを見てもらう時に支払う料金。

けんりょう

けんりょう [0] 【検了】 (名)スル
検査を終了すること。

けんりょう

けんりょう [0] 【賢良】 (名・形動)[文]ナリ
(1)賢くて善良なこと。また,その人やさま。「君主宰臣の―なりしを/日本開化小史(卯吉)」
(2)中国漢代,官吏登用試験の科目の名。また,それに推挙された才学のある者。

けんりょく

けんりょく【権力】
<struggle for> power;→英和
authority;→英和
influence (勢力).→英和
〜のある(ない) powerful (powerless).→英和
‖権力者 a man of power[influence].権力政治 power politics.権力闘争 a struggle for power.

けんりょく

けんりょく [1] 【権力】
他人を支配し従わせる力。特に国家や政府が国民に対して持っている強制力。「―を失う」「―の座にすわる」「―者」

けんりょくいし

けんりょくいし [5] 【権力意志】
〔(ドイツ) Wille zur Macht〕
ニーチェの思想の中心概念。抵抗を克服してより強大になろうとする,存在一般の根底にある意志。キリスト教的世界観を弱化への下降の例と見なし,強化への生命力の上昇に新たな価値の原理をおいた。力への意志。

けんりょくかんけい

けんりょくかんけい [5] 【権力関係】
権力が行使される時の,支配と服従との関係。特に行政上,国または公共団体が私人に対して持つ優越的法律関係。

けんりょくせいじ

けんりょくせいじ [5] 【権力政治】
⇒パワー-ポリティックス

けんりょくとうそう

けんりょくとうそう [5] 【権力闘争】
(1)権力を奪うための闘争。
(2)権力保持者の間で,権力の再分配のために行われる闘争。

けんりょくぶんりつ

けんりょくぶんりつ [1] 【権力分立】
国家権力を数個の機関に分散し,それら相互の抑制・均衡作用によって専制政治を防ごうとする考え方。三権分立がその代表例。ロック・モンテスキューにより近代民主政治の原理として理論化された。

けんりらんよう

けんりらんよう [4][1] 【権利濫用】
形式的には権利行使の外形を有するが,実質的には権利の行使と認めることができず,違法とされる行為。権利の濫用。

けんりん

けんりん [0] 【倹吝・慳吝】 (名・形動)[文]ナリ
物惜しみをし,欲深い・こと(さま)。

けんりん

けんりん [0] 【乾臨】
天子の処置・裁決。

けんりんかく

けんりんかく 【乾臨閣】
平安京大内裏神泉苑の正殿。また,豊楽(ブラク)殿の旧名。

けんりんじごく

けんりんじごく [5] 【剣林地獄】
〔仏〕 叫喚地獄にある一六小地獄の一。剣樹の林の中で,罪人が全身を傷つける苦しみを受ける地獄。剣樹地獄。剣林処。

けんるい

けんるい [0] 【堅塁】
守りのかたいとりで。「―を抜く」

けんれい

けんれい [0] 【倹嶺・嶮嶺】
高くけわしい嶺。

けんれい

けんれい [0] 【県令】
(1)旧制で,県知事が出した指令。
(2)1871年(明治4)廃藩置県に伴い,県に置かれた長官。86年知事と改称。

けんれい

けんれい [0] 【娟麗・妍麗】 (名・形動)[文]ナリ
あでやかで美しい・こと(さま)。「花葉の文の―なる/西国立志編(正直)」

けんれいもん

けんれいもん 【建礼門】
平安宮内裏外郭門の一つで,南面の正門。白馬(アオウマ)の陣。
→内裏

けんれいもんいん

けんれいもんいん 【建礼門院】
(1155-1213) 高倉天皇の中宮。安徳天皇の母。平清盛の次女。名は徳子。1185年平氏が壇ノ浦に敗れた時,安徳帝と入水したが助けられ,京都大原寂光院に出家,御子と平家一門の菩提をとむらった。

けんれいもんいんうきょうのだいぶ

けんれいもんいんうきょうのだいぶ 【建礼門院右京大夫】
(1157頃-?) 平安末期・鎌倉初期の歌人。世尊寺伊行(コレユキ)の女(ムスメ)。中宮平徳子(建礼門院)に仕えた。平家滅亡後,後鳥羽院に出仕。

けんれいもんいんうきょうのだいぶしゅう

けんれいもんいんうきょうのだいぶしゅう 【建礼門院右京大夫集】
家集。二巻。建礼門院右京大夫の自撰。1232年頃成立。平資盛(スケモリ)に愛された作者が,平家滅亡後,悲哀をこめてその追憶を日記的に書きつづったもの。

けんれん

けんれん [0] 【眷恋】
■一■ (名)スル
愛着の思いにひかれること。恋いこがれること。「アリスに―する/花柳春話(純一郎)」
■二■ (ト|タル)[文]形動タリ
恋いこがれるさま。「―として棄つるに忍びざる処/二人女房(紅葉)」

けんれん

けんれん [0] 【牽連】 (名)スル
つながり続くこと。つながること。「今般―せる東洋電信線/新聞雑誌 7」

けんれんはん

けんれんはん [3] 【牽連犯】
犯罪の手段または結果としての行為が,他の罪名に触れる場合をいう。住居に侵入し,窃盗をなすなどがその例。科刑上一つの罪と考え,牽連する犯罪のうち最も重い刑をもって処罰する。

けんろ

けんろ [1] 【険路・嶮路】
けわしい道。

けんろ

けんろ [1] 【顕露】 (名)スル
「露顕」に同じ。「その―すると,隠蔵するとを論ぜず/西国立志編(正直)」

けんろ

けんろ [1] 【賢路】
賢者の昇進するみち。

けんろ=を塞(フサ)ぐ

――を塞(フサ)ぐ
〔潘岳(「河陽県作」)〕
不徳不才の者が官職にとどまって,賢者の昇進の邪魔になること。

けんろう

けんろう [0] 【堅牢】 (名・形動)[文]ナリ
かたくてじょうぶな・こと(さま)。「―無比」「―な作り」
[派生] ――さ(名)

けんろう

けんろう [0] 【倦労】 (名)スル
あきて,つかれること。「説き尽してのち―したるの状をなし/月世界旅行(勤)」

けんろう

けんろう【堅牢な】
strong;→英和
solid;→英和
durable.→英和

けんろうじしん

けんろうじしん [5] 【堅牢地神】
「地天(ジテン)」に同じ。

けんろくえん

けんろくえん 【兼六園】
〔「宏大・幽邃(ユウスイ)・人力・蒼古・水泉・眺望」の六を兼ねる意〕
金沢市にある池泉回遊式庭園。前田家第二代藩主利長の時代に作庭が始まり,文政年間(1818-1830)修復され現在の形となる。日本三名園の一。

けんわく

けんわく [0] 【見惑】
〔仏〕 仏教の真理に迷うこと。思想・観念上の誤り。けんなく。

けんわんちょくひつ

けんわんちょくひつ [0] 【懸腕直筆】
書道で,腕をあげて肘(ヒジ)を脇から離し筆をまっすぐ立てて書くこと。大字を書くのに適する。懸腕法。
→枕腕(チンワン)
→提腕(テイワン)

けん,−げん

−けん,−げん【軒】
2,3 軒先に a few doors off[from a person's house].一〜おいて隣に next door but one <to a person,a person's house> .

けピン

けピン [0] 【毛―】
頭髪をおさえるためのピン。ヘアピン。

げ [0][1] 【偈】
〔梵 gāthā の音訳「偈陀(ゲダ)」の略〕
(1)経文で,仏徳をたたえ,または教理を説く詩。多く四句からなる。「諸行無常,是生滅法,生滅滅已,寂滅為楽」の類。偈頌(ゲジユ)。伽陀。頌文。
(2)禅宗で,悟りの境地などの宗教的内容を表現する漢詩。偈頌。詩偈。頌。

げ [1] 【夏】
〔仏〕
(1)夏安居(ゲアンゴ)をする期間。陰暦四月一六日から九〇日間。
(2)「夏安居」の略。
→安居

げ [1][0] 【下】
(1)価値・順位・等級・程度などが低いこと。特に,二つまたは三つの等級に分けたときの最低の等級。
⇔上(ジヨウ)
「中流の―の生活」
(2)二巻または三巻から成る本などの最後の巻。下巻。

げ [1] 【解】
(1)悟ること。わかること。また,説明すること。「無礙の見をおこし,偏空の―をなして/沙石 3」
(2)律令制で,下級官司が上級官司または太政官に差し出す上申文書。またはその様式。のちには個人の上申書にもいった。解状。解文。
→符
(3)中世,訴状の別名。

げ [1] 【外】
〔仏〕 仏教の側から,仏教外の立場をとる教えや書物などをさす語。

げ 【気】 (接尾)
〔「け(気)」の濁音化〕
体言・形容詞(また,形容詞型活用の助動詞)の語幹・動詞(また,動詞型活用の助動詞)の連用形などに付いて,形容動詞の語幹または名詞をつくる。様子・気配・感じなどの意を表す。「悲し―」「満足―」「おとな―」「あり―」など。名詞をつくる場合,下に打ち消しの語を伴うことが多い。「かわい―がない」


「け」の濁音の仮名。軟口蓋破裂音の有声子音と前舌の半狭母音とから成る音節。現代共通語では,この音は主として語頭に用いられ,語中・語尾では,その頭子音が軟口蓋鼻音となるのが一般である。これを鼻濁音の「げ」といい,必要に応じ「け(ケ)」に半濁点「°」を付けて示すことがある。
〔奈良時代までは上代特殊仮名遣いで甲乙二類の別があり,発音上区別があったとされる〕

げ【下】
the low class[grade](下等);the last[second]volume (下巻).下の下 the worst of the kind.→英和

−げ【悲し(嬉し)げに】
sadly (joyfully).→英和
惜し〜もなく freely.

げ=の下(ゲ)

――の下(ゲ)
それより劣るものはないと思われるほどであること。また,そのもの。最低。「その策は―だ」

げあき

げあき [0] 【夏明き】
〔仏〕 夏安居(ゲアンゴ)が終わること。また,その最後の日。解夏(ゲゲ)。[季]秋。

げあんご

げあんご [2] 【夏安居】
〔仏〕 夏の三か月の間,僧が一か所にこもって修行すること。夏行(ゲギヨウ)。夏籠(ゲゴモリ)。[季]夏。
→あんご(安居)(1)

げい

げい [1] 【黥】
(1)いれずみ。
(2)いれずみの刑。墨刑。

げい

げい【芸】
an art (技芸);→英和
accomplishments (芸事のたしなみ);a trick (芸当).→英和
〜のある(ない)人 an (un)accomplished person.〜をする(犬) do a trick (a performing dog).

げい

げい [1] 【芸】
(1)習って身につけるわざ。特に,伝統的な演劇・音楽などの,一定の型に基づく表現の仕方。芸能。技芸。「―の道」
(2)人前で演じる特殊な技術。曲芸。「動物に―を仕込む」

げい

げい [1] 【外位】
律令制で,地方出身者や地方官に与えられた位階。普通の位階である内位に対するもので,のち出自や族姓の低い者に与えられた。外階(ゲカイ)。

げい

げい 【羿】
中国の古伝説上の弓の名人。尭(ギヨウ)の時代,太陽が一〇個も昇り,暑くて人々が苦しんだとき,命を受けて九つの太陽を射落としたとされる。

げい=が無い

――が無・い
工夫・趣向がなくつまらない。「いつも同じ趣向ばかりというのも―・い」

げい=が細(コマ)かい

――が細(コマ)か・い
細かいところまで注意が行き届いている。細部まで準備や工夫がなされている。

げい=が身(ミ)を助けるほどの不仕合(フシア)わせ

――が身(ミ)を助けるほどの不仕合(フシア)わせ
裕福な頃に道楽でおぼえた芸のおかげで生計をたてているみじめな境遇である。
→芸は身を助ける

げい=は身(ミ)の仇(アダ)

――は身(ミ)の仇(アダ)
身に覚えた芸が,かえって身をあやまるもとになる。

げい=は身(ミ)を助ける

――は身(ミ)を助ける
道楽でおぼえた芸が,おちぶれたときなどに生計をたてるのに役立つ。

げい=は道(ミチ)によって賢(カシコ)し

――は道(ミチ)によって賢(カシコ)し
物事はその道にある人が一番よくわかっている。商売は道によって賢し。

げいあみ

げいあみ 【芸阿弥】
(1431-1485) 室町後期の画家。法名は真芸(シンゲイ)。能阿弥の子,相阿弥の父。足利義政に仕え,水墨画をよくし,連歌にも長じた。代表作「観瀑僧図」

げいいき

げいいき [0] 【芸域】
芸の高さ・深さ,また広さの範囲。「至高の―に達する」「―を深める」「―を広げる」

げいいん

げいいん [0] 【鯨飲】 (名)スル
水や酒を一度にたくさん飲むこと。牛飲。

げいいんばしょく

げいいんばしょく [0] 【鯨飲馬食】
一度にたくさん飲み食いすること。牛飲馬食。

げいうら

げいうら [0][4] 【芸裏】
〔花道での演技を背後から見るところから〕
劇場で,舞台に向かって,花道の左側の観客席。
⇔芸表

げいうんりん

げいうんりん 【倪雲林】
⇒倪瓚(ゲイサン)

げいえん

げいえん [0] 【芸苑】
学芸の世界。芸術家の社会。芸林。

げいおもて

げいおもて [3][0] 【芸表】
劇場で,舞台に向かって花道の右側の観客席。
⇔芸裏

げいおん

げいおん [0] 【鯨音】
梵鐘の音。

げいか

げいか [1] 【猊下】
〔「猊座下」の意。「猊」は獅子の意で,仏をたとえた語〕
(1)高僧のそば。
(2)高僧に対する敬称。
(3)高僧に送る書簡の脇付(ワキヅケ)に用いる語。

げいかい

げいかい [0] 【芸界】
芸能人の仲間・社会。芸能界。

げいかん

げいかん [0] 【迎寒】
(1)寒冷の季節を迎えること。「―の候」
(2)陰暦八月の異称。[節用集(易林本)]

げいがく

げいがく [1][0] 【芸学】
芸術と学問。学芸。

げいぎ

げいぎ [1] 【芸妓】
歌・踊り・三味線などで宴席に興を添えることを業とする女性。芸者。芸子。

げいぎおきや

げいぎおきや [4] 【芸妓置屋】
芸妓を抱えて,料亭・茶屋などへ芸妓の斡旋をする店。芸妓屋。芸者屋。置屋。

げいげい

げいげい [0] 【鯨鯢】
〔古くは「けいげい」。「鯨」は雄のクジラ,「鯢」は雌のクジラ〕
(1)クジラの雄と雌。クジラ。また,小魚を食いつくす大魚のたとえ。
(2)大悪人。悪党の首領。「海に―を剪り/太平記 17」

げいげい=の顎(アギト)にかく

――の顎(アギト)にかく
クジラに食われるような事態になる。海で危険な目にあう。

げいげき

げいげき [0] 【迎撃】 (名)スル
攻めて来る敵をむかえうつこと。邀撃(ヨウゲキ)。「敵を―する」「―ミサイル」

げいこ

げいこ [0] 【芸子】
(1)芸妓。主に関西地方でいう。
(2)歌舞伎の若衆。「四条の役者に近付きありて是をたのみにして―に出して/浮世草子・胸算用 4」

げいこあがり

げいこあがり [4] 【芸子上(が)り】
(1)歌舞伎若衆から一人前の役者になること。
(2)もと芸妓であったが,いまは素人(シロウト)になっている人。

げいこつ

げいこつ [0] 【鯨骨】
細工物などに使う,クジラの骨。

げいご

げいご [1] 【囈語】
うわごと。ねごと。たわごと。

げいごう

げいごう【迎合する】
flatter;→英和
ingratiate oneself <with a person> .迎合主義(の人) opportunism (an opportunist).

げいごう

げいごう [0] 【迎合】 (名)スル
相手の気に入るように努めること。相手に合わせて自分の意見や態度を変えること。「権力に―する」

げいごうしゅぎ

げいごうしゅぎ [5] 【迎合主義】
相手の意向に従おうとする生活態度。

げいごと

げいごと【芸事】
accomplishments.

げいごと

げいごと [0][3] 【芸事】
琴・三味線・踊りなどの遊芸,またそれに関係する事柄。「―に身を入れる」

げいさい

げいさい [0] 【迎歳】
新年をむかえること。迎春。迎年。

げいさい

げいさい [0] 【芸才】
芸術や芸事の才能。「―に富む」

げいさん

げいさん 【倪瓚】
(1301-1374) 中国元代末期の文人画家。江蘇省生まれ。字(アザナ)は元鎮。号は雲林など。董源の画法を学び,簡略な構図で枯淡な趣の山水画を描く。元末の四大家の一人。また,詩にも長じ「清閟閣集」一二巻を遺す。

げいざ

げいざ [0] 【猊座】
⇒獅子座(シシザ)(1)

げいし

げいし 【鯨志】
図説。一巻。1760年刊。梶取屋治右衛門(山瀬春政)著。各種のクジラの図を掲げ名称・用途などを論ずる。

げいしこう

げいしこう ゲイシカウ 【鯨史稿】
クジラに関する書。六巻。大槻平泉(清準)著。文化・文政年間(1804-1830)の成立とされる。名称・種類・図解から捕鯨の実際,鯨肉の販売をも論ずる。

げいしゃ

げいしゃ【芸者】
<call in,hire> a geisha.芸者屋 a geisha house.

げいしゃ

げいしゃ [0] 【芸者】
(1)歌・舞踊・三味線などで宴席に興を添えることを職業とする女性。芸妓。芸子。
(2)遊芸に巧みな人。芸達者。「貴人,高人,よろづの―は各別/浮世草子・永代蔵 6」
(3)芸能を職業とする人。役者・能楽師など。「つひに末座にある―に膳をすゑず/咄本・醒睡笑」
(4)たいこもち。幇間(ホウカン)。「たいこもちは―と云ふ/洒落本・辰巳之園」

げいしゃ

げいしゃ [0][1] 【迎車】
タクシー・ハイヤーのうち,客を迎えに向かう車。

げいしゃあがり

げいしゃあがり [4] 【芸者上(が)り】
以前に芸者をしていた女性。

げいしゃかい

げいしゃかい [3] 【芸者買い】
芸者を揚げて遊興すること。

げいしゃや

げいしゃや [0] 【芸者屋】
芸者を抱えている家。置き屋。

げいしゅ

げいしゅ [0] 【黥首】
刑罰として額にいれずみをすること。

げいしゅう

げいしゅう 【芸州】
安芸(アキ)国の別名。

げいしゅん

げいしゅん [0] 【迎春】
新年を迎えること。年賀状の挨拶(アイサツ)にも用いる。[季]新年。

げいしゅんか

げいしゅんか [3] 【迎春花】
黄梅(オウバイ)の漢名。[季]春。

げいしょう

げいしょう [0] 【鯨鐘】
つりがね。梵鐘。

げいしょう

げいしょう [0] 【霓裳】
(1)虹のように美しい裳(モ)。
(2)「霓裳羽衣(ウイ){(2)}」に同じ。「―一曲の声の中に/太平記 10」

げいしょううい

げいしょううい [5] 【霓裳羽衣】
(1)〔「羽衣」は,はごろも〕
天人などの美しい衣。
(2)唐の玄宗皇帝が月宮殿で聞いた曲を写したという舞曲。「楊貴妃に―の舞をまはせて/太平記 37」

げいしょうぎ

げいしょうぎ [3] 【芸娼妓】
芸妓と娼妓。芸者や遊女。

げいじゅつ

げいじゅつ [0] 【芸術】
(1)特殊な素材・手段・形式により,技巧を駆使して美を創造・表現しようとする人間活動,およびその作品。建築・彫刻などの空間芸術,音楽・文学などの時間芸術,演劇・舞踊・映画などの総合芸術に分けられる。
(2)芸・技芸。わざ。「凡(オヨソ)―は,…切差琢磨の功を積まざれば,その極に至りがたし/読本・弓張月(前)」

げいじゅつ

げいじゅつ【芸術】
(an) art.→英和
〜的(に) artistic(ally).‖芸術院 the Japan Art Academy.芸術家 an artist.芸術祭 an art festival.芸術至上主義 art for art's sake.芸術品 an object[a work]of art.

げいじゅつ=のための芸術

――のための芸術
〔(フランス) l'art pour l'art〕
⇒芸術至上主義(ゲイジユツシジヨウシユギ)

げいじゅつ=は長く人生は短し

――は長く人生は短し
〔(ラテン) Ars longa, vita brevis. ヒポクラテスが医術について言った言葉。医術を修めるには長い年月を要するが,人生は短いから勉学に励むべきである,がもとの意〕
芸術家の生命は短いが,芸術作品は作者の死後も永遠に残る,の意で使われる。

げいじゅついん

げいじゅついん [4] 【芸術院】
「日本芸術院」の略。

げいじゅついんしょう

げいじゅついんしょう [5] 【芸術院賞】
毎年日本芸術院からすぐれた業績を残した芸術家に対して贈られる賞。1950年(昭和25)制定。

げいじゅつうんどう

げいじゅつうんどう [5] 【芸術運動】
主義・主張・立場などを同じくする芸術家たちが行う芸術上の活動。

げいじゅつか

げいじゅつか [0] 【芸術家】
画家・音楽家・作家など芸術活動を行う人。

げいじゅつがく

げいじゅつがく [4] 【芸術学】
芸術一般の基礎理論。特に,芸術が実現している美的価値と,その実現において機能すべき技術的活動とを研究課題とする。

げいじゅつさい

げいじゅつさい [4] 【芸術祭】
毎年秋,文化庁主催で行われる諸芸術の祭典。1946年(昭和21)に始まる。演劇・映画・放送・音楽・舞踊・大衆芸能など広範囲にわたり,すぐれた個人・団体に芸術祭賞,芸術祭奨励賞が贈られる。

げいじゅつざ

げいじゅつざ 【芸術座】
(1)1913年(大正2)文芸協会を脱退した島村抱月を中心に結成された劇団。女優松井須磨子を育てて人気を博した。24年水谷竹紫・水谷八重子を中心に再結成されたが,竹紫の死により自然解消。
(2)モスクワ芸術座のこと。

げいじゅつしじょうしゅぎ

げいじゅつしじょうしゅぎ [8] 【芸術至上主義】
美を芸術創造の唯一の目的とし,政治・経済・宗教・科学などとのかかわりを排除し,芸術の無償性・自律性を主張する立場。「芸術のための芸術」を原理とする立場。

げいじゅつしんりがく

げいじゅつしんりがく [7] 【芸術心理学】
応用心理学の一分野。美術・文学・音楽などの創作活動と作品の鑑賞活動を心理学的に分析する学問。

げいじゅつせんしょう

げいじゅつせんしょう [5] 【芸術選奨】
演劇・映画・音楽・美術・古典芸能などの芸術部門で,前年度すぐれた活動を行なった者に,文部大臣が贈る賞。1951年(昭和26)芸能選奨として発足。56年現名に改称。

げいじゅつてき

げいじゅつてき [0] 【芸術的】 (形動)
芸術としての特性を備えているさま。「―な写真」

げいじゅつてきりょうしん

げいじゅつてきりょうしん [7] 【芸術的良心】
芸術を制作する際,自己の芸術観または良心に従い,最良のものをつくろうとする意識。

げいじゅつは

げいじゅつは [0] 【芸術派】
芸術至上主義を唱える一派。芸術を人生や道徳教化の手段としたり,それらの尺度で評価したりすることに反対して,芸術独自の目的と価値とを最高のものとする立場。唯美派・耽美派もこの立場。
→人生派
→生活派

げいじゅつひひょう

げいじゅつひひょう [5] 【芸術批評】
個々の芸術作品の評価・評定。

げいじゅつひん

げいじゅつひん [0] 【芸術品】
芸術美の認められる作品。「―の域に達している」

げいじゅつび

げいじゅつび [4] 【芸術美】
芸術活動や芸術作品によって表現される美。
⇔自然美

げいす

げいす [0] 【鯨鬚】
⇒くじらひげ(鯨鬚)

げいす

げい・す 【黥す】 (動サ変)
いれずみをする。また,いれずみの刑に処する。

げいせつ

げいせつ [0] 【迎接】 (名)スル
客を出迎えること。「此処にて先生に―せり/浮城物語(竜渓)」

げいだい

げいだい [0] 【芸大】
「芸術大学」の略。「東京―」

げいだん

げいだん [0] 【芸談】
芸道に関する話。主として芸の秘訣や苦心談をいう。

げいとう

げいとう [1] 【芸当】
(1)演芸。曲芸。また,特別な技術を必要とする技。
(2)大胆な行為。また,人を驚かせるような行為。「彼にしかできない―だ」

げいとう

げいとう【芸当】
<do,perform> a feat[stunt];→英和
<do> a trick.→英和

げいどう

げいどう [0] 【芸道】
芸術や芸能の道。「―一筋」

げいどころ

げいどころ [3] 【芸所】
芸事(ゲイゴト)が盛んな土地。

げいなし

げいなし [0] 【芸無し】
何の芸も身につけていないこと。また,その人。

げいなしざる

げいなしざる [5] 【芸無し猿】
芸のない人をあざけっていう語。「吾輩は―じやから/黒潮(蘆花)」

げいにく

げいにく [0] 【鯨肉】
クジラの肉。

げいにく

げいにく【鯨肉】
whale meat.

げいにん

げいにん [0] 【芸人】
(1)遊芸・芸能を職業とする人。
(2)素人で芸道に巧みな人。また,多芸の人。

げいにん

げいにん【芸人】
an artiste;→英和
a public performer[entertainer].

げいねん

げいねん [0] 【迎年】
新年をむかえること。迎春。

げいのう

げいのう [0] 【芸能】
(1)映画・演劇・舞踊・軽音楽など,娯楽的・大衆的性格の濃い演芸の総称。「―番組」「―界」
(2)教養として身につけていなければならない学問や技芸。また,その技術・腕前。「昔は雌雄を決して―あらはるるにつきて昇進をもつかうまつりしかば/十訓 3」

げいのう

げいのう【芸能】
public entertainments;accomplishments (たしなみ).‖芸能界 the entertainment world.芸能人 an artiste;a public entertainer;showfolk (集合的).

げいのうじん

げいのうじん [3] 【芸能人】
映画・演劇・舞踊・音楽・話芸・奇術など,大衆的な演芸を職業としている人の総称。

げいは

げいは [1] 【鯨波・鯢波】
(1)大波。鯨浪。
(2)戦場であげる,ときの声。「敵の軍勢が戦を挑む―の第一声であつたのだ/思出の記(蘆花)」

げいひん

げいひん [0] 【迎賓】
大切な客を迎えること。

げいひんかん

げいひんかん [3] 【迎賓館】
(1)外国の賓客を接待・歓迎するための建物。
(2)明治期洋風建築の代表作の一。旧赤坂離宮。片山東熊の設計になるネオ-バロック様式の宮殿建築で,1909年(明治42)竣工。1974年(昭和49)の改修を経て,国賓・公賓のための宿泊にあてられる。

げいひんかん

げいひんかん【迎賓館】
the State Guest House.

げいびせん

げいびせん 【芸備線】
JR 西日本の鉄道線。岡山県備中神代・広島県備後落合・三次・広島間,159.1キロメートル。中国山地の縦貫ルートの一部を形成。

げいふ

げいふ 【黥布】
中国の武将,英布(エイフ)の通称。

げいふう

げいふう [0] 【芸風】
芸の演じ方。芸から受ける感じ。また,独特のもち味。「先代の―を受け継ぐ」

げいふう

げいふう【芸風】
one's personal technique.

げいぶん

げいぶん [0] 【芸文】
学問と文芸。また,単に文芸。

げいめい

げいめい【芸名】
a stage[screen]name.

げいめい

げいめい [0] 【芸名】
芸能人がその仕事の上で用いる名前。

げいもんるいじゅう

げいもんるいじゅう 【芸文類聚】
中国の類書。一〇〇巻。唐の欧陽詢らの撰。624年成立。天部から災異部まで四六部門に分けて抄録した故事に関連する詩文を記したもの。日本にも古く伝わった。

げいゆ

げいゆ [0] 【鯨油】
ヒゲクジラ類の脂肪組織や骨などから得られる油。パルミチン酸・オレイン酸などのグリセリドが主成分。石鹸・マーガリンなどの原料にした。

げいゆ

げいゆ【鯨油】
whale oil.

げいよしょとう

げいよしょとう 【芸予諸島】
瀬戸内海の,燧灘(ヒウチナダ)・備後灘・安芸灘の間に散在する島々。
〔安芸国(現在の広島県)と伊予国(現在の愛媛県)にまたがることからの名〕

げいりん

げいりん [0] 【芸林】
芸術家の仲間。芸苑。

げいれき

げいれき [0] 【芸歴】
これまでに経てきた芸の経歴。

げいろう

げいろう [0] 【鯨蝋】
マッコウクジラなどから得た鯨油を冷却圧搾し,油分を除いて得られる固体蝋(ロウ)。化粧品などの製造に用いられた。

げいん

げいん [0] 【外院】
(1)中心からはずれた,外側の区画・建物。
(2)伊勢神宮の斎宮寮の一。
→内院
→中院

げいん

げいん [0] 【外印】
太政官の印。大きさは方二寸半で,六位以下の位記および在京諸司に下す文書に使用された。
→内印
外印[図]

げえ

げえ 【外衛】
平安時代の六衛府のうち,近衛府を内衛というのに対し,左右衛門府・左右兵衛府をいう。
⇔内衛

げえげえ

げえげえ [1] (副)
胃の中のものをもどす時の声を表す語。「―(と)吐く」

げえす

げえす (助動)(げえせ・○・げえす・○・○・○)
「げす(助動)」に同じ。「妙では〈げえせ〉んか/滑稽本・七偏人」「八百屋では〈げえせ〉ん/滑稽本・七偏人」

げえふ

げえふ 【外衛府】
⇒がいえふ(外衛府)

げえん

げえん [0] 【外縁】
〔仏〕 外から力を与えて物の生起を助ける要因。がいえん。縁。

げか

げか【外科】
surgery.→英和
‖外科医(院) a surgeon (surgery).外科手術 <undergo,perform> a surgical operation.

げか

げか [0] 【外科】
外傷や体内の諸疾患を手術や処置によって治療する医学の一分科。「―室」

げかい

げかい [0] 【外海】
〔仏〕 須弥山(シユミセン)を囲む七金山(シチコンセン)の外にあって外辺を鉄囲山(テツチセン)で囲まれた海。中に四洲がある。鹹海(カンカイ)。
→須弥山

げかい

げかい ゲクワ― [2] 【外科医】
外科を専門とする医者。

げかい

げかい 【外階】
「外位(ゲイ)」に同じ。

げかい

げかい【下界】
the earth (地上);→英和
this[the lower]world (現世).

げかい

げかい [0] 【下界】
(1)〔仏〕 諸天など人間以上の存在の住む世界に対し,人間の住んでいるこの世界。また特に,三界のうちの欲界。
(2)高い所から見下ろした,下の方。「山頂から―を見下ろす」

げかん

げかん [0] 【外官】
律令制における地方官の総称。国司・郡司・大宰府・鎮守府などの職をいう。
⇔内官

げかん

げかん [0] 【下疳】
性器にできる伝染性潰瘍。梅毒や軟性下疳などの性病でみられる。

げかん

げかん [0] 【下浣・下澣】
月末の一〇日間。下旬。かかん。
→上浣
→中浣

げかん

げかん [0] 【下巻】
書物を二つまたは三つに分けた場合の,最後の一まとまり。

げかん

げかん 【解官】
官職を解任すること。免官。「―したる人々の官どもゆるしたてまつる/平家 8」

げかん

げかん [0] 【下官】
■一■ (名)
下級の官職・官吏。
■二■ (代)
一人称。官職についている人が,自分のことを謙遜していう語。「―対へて曰く/万葉(八五三詞)」

げかんしゅう

げかんしゅう ゲクワンシフ 【下官集】
歌学書。語学書。一巻。藤原定家著とされる。鎌倉初期成立。仮名で歌などを書く法式を述べたもので,仮名遣いに関する記述がある。

げかんのじもく

げかんのじもく 【外官の除目】
「県召(アガタメシ)の除目」に同じ。

げかんぱん

げかんぱん [2] 【下甲板】
〔「げこうはん」とも〕
複数の甲板をもつ船舶で,一番下にあって,通常,船首から船尾まで全通する甲板。

げがき

げがき [1] 【夏書き】 (名)スル
〔仏〕 夏安居(ゲアンゴ)中に経文を写すこと。また,その書き写した経文。夏経(ゲギヨウ)。[季]夏。「一夏に一部,―せし/浄瑠璃・天の網島(下)」

げがきおさめ

げがきおさめ [4] 【夏書き納め】
〔仏〕 夏明きの日に,夏書きした経文を堂塔・伽藍(ガラン)に納めて供養すること。[季]秋。

げがく

げがく [1] 【外学】
〔仏〕 仏教以外の学問や教え。
⇔内学

げき

げき 【激】 (接頭)
(形容詞の語幹の上に付いて)程度や勢いのはげしさ・強さが普通ではない意を示す。「―辛(カラ)」「―安」

げき

げき [1] 【戟】
古代中国の武器の一。両方に枝が出た三つ叉(マタ)のほこ。漢代のものは普通,鉄製。

げき

げき 【屐】
木製のはきもの。下駄。

げき

げき [1] 【檄】
自分の主張を述べて同意を求め,行動を促す文書。檄文。

げき

げき【劇】
<give,stage> a play;→英和
a drama.→英和
〜的(に) dramatic(ally).→英和
‖劇映画 a feature film.劇作家 a dramatist;a playwright.

げき

げき [1] 【隙】
(1)すき間。「軍国多事の―に乗じて/火の柱(尚江)」
(2)不和。仲たがい。

げき

げき【檄(文)】
<issue> a manifesto;→英和
an appeal;→英和
a declaration.→英和

げき

げき [1] 【下機】
〔仏〕「下根(ゲコン)」に同じ。

げき

げき [1] 【鷁】
(1)中国の想像上の水鳥。鷺(サギ)に似て大きく,空をも飛ぶという。
(2)船首に{(1)}の形を刻んだ船。鷁首。

げき

げき [1] 【外記】
(1)律令制における官職の一。太政官の少納言の下にあって詔勅・上奏文の起草や朝儀の記録などをつかさどり,除目・叙位などの儀式を執行した職名。大・少外記がある。しるすつかさ。
⇔内記
(2)「外記庁(ゲキノチヨウ)」の略。
(3)禅寺の書記役。
(4)「外記節(ゲキブシ)」に同じ。

げき

げき [1] 【劇】
芸術形式の一。台本や筋書きに基づいて,ある行為が観衆の眼前で実際に演じられるもの。演劇。芝居。ドラマ。「放送―」

げき

げき [1] 【闃】 (ト|タル)[文]形動タリ
ひっそりと静かなさま。ひとけがないさま。「四市―として眠れる如し/慨世士伝(逍遥)」

げき=を飛ばす

――を飛ば・す
檄を方々に急いで出す。

げきい

げきい [1] 【隙意】
心がふれあわず,お互いの気持ちにすき間のあること。不和の心。

げきえいが

げきえいが [3] 【劇映画】
物語としての筋をもち,俳優によって演じられる映画。
→記録映画

げきえつ

げきえつ [0] 【激越】 (名・形動)[文]ナリ
感情が高ぶって,言葉や行動が非常に激しい・こと(さま)。「―な口調でなじる」
[派生] ――さ(名)

げきおん

げきおん [0] 【激音】
朝鮮語における有気音に対する名称。
→濃音
→平音

げきか

げきか [0] 【劇化】 (名)スル
小説などの文芸作品や事件などを脚色して劇にすること。「『坊っちゃん』を―する」

げきか

げきか [1][0] 【激化】 (名)スル
はげしくなること。ひどくなること。げっか。「対立が―する」

げきか

げきか【劇化する】
dramatize <a novel> .

げきか

げきか【激化する】
grow more intense[violent].

げきかい

げきかい [0] 【劇界】
演劇関係者の社会。演劇界。劇壇。

げきかい

げきかい【劇界】
⇒劇壇.

げきが

げきが [0] 【劇画】
(1)漫画の一種。筋を重視し,画風・ストーリーともに現実味を志向した比較的長編のもの。
(2)紙芝居。

げきが

げきが【劇画】
a story comic.

げききょく

げききょく [2] 【外記局】
「外記庁(ゲキノチヨウ)」に同じ。

げきけい

げきけい [0] 【戟形】
葉の形で,ヒルガオの葉などのように戟の形をしているもの。

げきけい

げきけい [0] 【撃茎】
鉄砲の撃発装置の一部品。引き金のばねの力で発火装置の雷管に衝撃を与えるもの。小銃の場合先端に撃針をつける。

げきけん

げきけん [0] 【撃剣】
刀剣・木刀・竹刀で,相手を攻め,身を守る術。剣術。げっけん。「―術」「―家」

げきげん

げきげん [0] 【激減】 (名)スル
急に減ること。
⇔激増
「野生動物が―する」

げきげん

げきげん【激減(する)】
(show) a marked decrease.〜する decrease sharply.

げきこう

げきこう [0] 【激昂・激高】 (名)スル
感情が高ぶること。興奮して激しく怒ること。げっこう。「―して退場した」

げきご

げきご [1][2] 【激語】 (名)スル
興奮して激しい口調で言うこと。また,その言葉。「感情が高まって,つい―する」

げきさい

げきさい [0] 【撃砕・撃摧】 (名)スル
物を打って砕くこと。敵を徹底的に負かすこと。「敵陣を―する」

げきさく

げきさく [0] 【劇作】 (名)スル
劇の脚本をつくること。

げきさく

げきさく【劇作】
playwriting.〜する write a play[drama].→英和
‖劇作家(術) a dramatist[playwright](dramaturgy).

げきさくか

げきさくか [0] 【劇作家】
劇の脚本や戯曲を書く人。げきさっか。

げきさつ

げきさつ [0] 【撃殺】 (名)スル
撃って殺すこと。また,切り殺すこと。「攻め寄る者毎に一々―された為/肉弾(忠温)」

げきさん

げきさん [0] 【激賛】 (名)スル
非常にほめること。激賞。「師に―された処女作」

げきざる

げきざる 【外記猿】
歌舞伎舞踊の一。長唄。本名題「外記節猿」。四世杵屋(キネヤ)三郎助作曲。1824年初演。猿回しを題材とし,外記節の曲風を利用したもの。

げきし

げきし [1] 【屐子】
⇒けいし(屐子)

げきし

げきし [1] 【隙駟】
〔四頭立ての馬車が戸のすき間をまたたく間に走り過ぎるということから〕
月日の過ぎ去ることの早いこと。隙駒(ゲキク)。駒隙。

げきし

げきし【劇詩】
dramatic poetry;a dramatic poem.

げきし

げきし [0] 【劇詩】
戯曲の形をとって書かれた詩。抒情詩・叙事詩とともに詩の三大部門の一とされる。古代ギリシャ悲劇,シェークスピアの戯曲,日本の謡曲などの類。

げきし

げきし [1] 【屐歯】
下駄(ゲタ)の歯。

げきしゅ

げきしゅ [1] 【鷁首】
⇒げきす(鷁首)

げきしゅう

げきしゅう [0] 【激臭・劇臭】
刺激の強いにおい。

げきしょ

げきしょ [1] 【激暑・劇暑】
はげしい暑さ。酷暑。「―の候」

げきしょう

げきしょう【激賞】
<win> high praise.〜する praise highly;speak highly of.

げきしょう

げきしょう [0] 【激賞】 (名)スル
さかんにほめること。「―を浴びる」「各紙とも―した」

げきしょう

げきしょう [0] 【激奨】 (名)スル
はげましすすめること。

げきしょう

げきしょう [0] 【鬩牆】
〔「詩経(小雅,常棣)」より。兄弟が牆(カキ)の内で鬩(セメ)ぎ合う意〕
兄弟げんか。うちわもめ。「―の争い」
→兄弟(ケイテイ)牆(カキ)に鬩(セメ)げども、外(ソト)その務(アナドリ)を禦(フセ)ぐ

げきしょう

げきしょう [0] 【劇症・激症】
病気の症状がひどいこと。

げきしょうかんえん

げきしょうかんえん [5] 【劇症肝炎】
急性肝炎のうち肝細胞の壊死(エシ)などが急激かつ広範におこったもの。死亡率が高い。

げきしょく

げきしょく【激職】
<hold> a busy post.

げきしょく

げきしょく [0] 【激職・劇職】
非常に忙しい職務。

げきしん

げきしん [0] 【撃針】
小銃の撃発装置の一部品。
→撃茎

げきしん

げきしん [0] 【激震】
震度 7 にあたる,最も激しい地震。木造家屋の三分の一以上がこわれ,山くずれや地割れのほか断層が生じる。

げきしん

げきしん【激震】
a severe (shock of) earthquake.

げきじょう

げきじょう【劇場】
a theater[-tre];→英和
a playhouse.→英和
映画劇場 a movie house[theater].

げきじょう

げきじょう [0] 【劇場】
演劇・映画などを上演・観覧するための建物。「昨日は舞場,今日は―/花柳春話(純一郎)」
〔幕末期の訳語〕

げきじょう

げきじょう [0] 【撃攘】 (名)スル
敵をうちはらうこと。

げきじょう

げきじょう【激情】
a violent emotion; <in a fit of> passion.→英和

げきじょう

げきじょう [0] 【撃壌】
〔撃壌歌の故事から〕
(1)地面をたたいて拍子をとること。平和な世の中を楽しむありさまをいう。
→鼓腹(コフク)撃壌
(2)中国の遊び。木靴に似た木を地面に立て,同じ形の別の木でねらいうつ。下駄打ち。

げきじょう

げきじょう [0] 【激情】
激しく高ぶった感情。「―にかられる」

げきじょうか

げきじょうか 【撃壌歌】
中国古代の歌謡。伝説上の聖帝尭(ギヨウ)の世に,ある老人が太平を謳歌(オウカ)して歌った歌。帝王世紀に「日出而作,日入而息,鑿�井而飲,耕�田而食,帝力于�我何有哉」とある。

げきじん

げきじん [0] 【激甚・劇甚】 (名・形動)[文]ナリ
はなはだしいこと。非常に激しいこと。また,そのさま。「―な損害を敵に与える」

げきじんさいがい

げきじんさいがい [5] 【激甚災害】
国民経済に著しい影響を及ぼす災害で,被災地域への財政援助や被災者への助成が特に必要となる大きな災害をいう。法律に基づいて激甚災害指定が行われる。

げきす

げきす [1] 【鷁首】
(1)鷁(ゲギ)の首。
(2)船首に鷁の首の彫り物をつけた船。げきしゅ。
→竜頭鷁首(リヨウトウゲキス)

げきす

げき・す 【激す】 (動サ変)
⇒げきする(激)

げきすい

げきすい [0] 【逆推】 (名)スル
事柄の流れをさかのぼって推量すること。「此より―すれば/北条霞亭(鴎外)」

げきする

げき・する [3] 【激する】 (動サ変)[文]サ変 げき・す
(1)興奮する。言動が荒々しくなる。「相手の無礼に思わず―・する」
(2)荒々しい状態になる。はげしくなる。「戦いが―・する」「甲冑に映ぜる朝日は,電光の―・するに異ならず/太平記 8」
(3)水・風などがはげしく物に突き当たる。「谷川の岩に―・する/仰臥漫録(子規)」
(4)はげます。激励する。

げきする

げきする【激する】
be[get]excited;be enraged[infuriated];fly into a passion.→英和
激しやすい excitable.→英和

げきする

げき・する [3] 【檄する】 (動サ変)[文]サ変 げき・す
檄文(ゲキブン)を出す。檄をとばす。「全軍に―・する」

げきせい

げきせい [0] 【激成】 (名)スル
抑えたためにかえって激しくなること。「此(カク)の如き手段の却つて其反抗心を―するに至らむことを/渋江抽斎(鴎外)」

げきせい

げきせい [0] 【激声】
はげしい声。また,興奮して出す声。

げきせい

げきせい [0] 【屐声】
下駄の音。履物の音。

げきせき

げきせき [0] 【闃寂】 (ト|タル)[文]形動タリ
もの寂しく静かなさま。げきじゃく。「街衢已に―として/花柳春話(純一郎)」

げきせつ

げきせつ [0] 【激切】 (名・形動)[文]ナリ
口調などが非常に激しくきびしい・こと(さま)。「その日の琴は―な調(チヨウ)を帯びて聞えた/春(藤村)」

げきせん

げきせん [0] 【激戦・劇戦】 (名)スル
双方に大きな被害の出るような激しい戦い。「―地」

げきせん

げきせん【激戦】
heavy fighting;a fierce battle;a hot contest (選挙などの).激戦地 a hard-fought field;a closely contested constituency (選挙).

げきぜつ

げきぜつ [0] 【鴃舌】
〔「孟子(滕文公上)」による。「鴃」はモズ〕
モズのさえずるような,わけのわからない言葉。「南蛮―の徒」

げきぜん

げきぜん [0] 【闃然】 (ト|タル)[文]形動タリ
ひっそりとして静かなさま。人気がなくさびしいさま。「―として空家の様に見えるのは/琴のそら音(漱石)」

げきぞう

げきぞう [0] 【激増】 (名)スル
急にふえること。
⇔激減
「交通事故が―する」

げきぞう

げきぞう【激増】
<show> a marked[sudden]increase.〜する increase markedly[suddenly].

げきたい

げきたい [0] 【撃退】 (名)スル
敵などを攻撃して退けること。「押し売りを―する」

げきたい

げきたい 【鷁退・逆退】
〔風に強い鷁が,大風で吹き戻される意〕
六位の蔵人の極臈(ゴクロウ)の者が五位に欠員がないため昇任できないとき,蔵人として勤続を望む場合は,極臈を退き,末席の新蔵人となること。

げきたい

げきたい【撃退する】
repulse;→英和
drive back.

げきたく

げきたく [0] 【撃柝】
(1)拍子木をうつこと。また,拍子木をたたいて夜まわりをすること。
(2)取引市場で,立ち会いの開始・終了,あるいは売買値段の定まったとき,合図の拍子木を打つこと。木打ち。木入れ。「―売買」

げきたん

げきたん [0] 【激湍】
流れの激しい瀬。奔湍(ホンタン)。

げきだん

げきだん【劇壇】
the theatrical world; <go on,leave> the stage.→英和

げきだん

げきだん [0] 【劇談】
演劇に関する話。

げきだん

げきだん [0] 【劇壇】
演劇に関係のある人たちの社会。演劇界。「―の消息」

げきだん

げきだん [0] 【劇団】
演劇の上演を目的とする団体。

げきだん

げきだん【劇団】
a theatrical[dramatic]company;a troupe.→英和
‖移動劇団 a traveling troupe.劇団員 a member of a theatrical company.

げきちゅうげき

げきちゅうげき [3] 【劇中劇】
劇の一場面として演じられる別の劇。

げきちん

げきちん [0] 【撃沈】 (名)スル
敵の艦船を爆撃・砲撃・雷撃などによって沈めること。「敵の戦艦を―する」

げきちん

げきちん【撃沈する】
sink;→英和
send <a ship> to the bottom.→英和

げきつい

げきつい [0] 【撃墜】 (名)スル
敵の飛行機を撃ち落とすこと。「敵機を全機―する」「―王」

げきつい

げきつい【撃墜する】
shoot down;bring down (地上砲火で).

げきつう

げきつう【激痛】
an acute[a sharp]pain.

げきつう

げきつう [0] 【激痛・劇痛】
非常にはげしい痛み。「―が走る」「―に苦しむ」「―が襲う」

げきつう

げきつう [0] 【劇通】
演劇や演劇界のことにくわしいこと。また,その人。芝居通。

げきてき

げきてき [0] 【劇的】 (形動)
劇を見ているような強い緊張や感動を覚えたり,変化に富んだりしているさま。ドラマチック。「―な瞬間」「―な生涯」

げきてつ

げきてつ [0] 【撃鉄】
鉄砲の撃発装置の一。弾丸を発射させるために雷管を強打する部分。うちがね。

げきと

げきと [1] 【激徒】
はげしい行動を起こす者。

げきとう

げきとう【激闘】
a fierce fight.

げきとう

げきとう [0] 【激闘】 (名)スル
激しくたたかうこと。激戦。

げきとう

げきとう [0] 【激盪】
激しくゆすること。また,激しくゆれ動くこと。

げきとつ

げきとつ [0] 【激突】 (名)スル
激しい勢いで突き当たること。「塀に―する」

げきとつ

げきとつ【激突】
a violent collision;a crash.→英和
〜する crash <into a train> .

げきど

げきど [1] 【激怒】 (名)スル
激しく怒ること。「無礼な態度に―する」「―のあまり我を忘れる」

げきど

げきど【激怒】
rage;→英和
fury.→英和
〜する rage;→英和
be enraged <with a person> .〜させる enrage;→英和
infuriate.→英和

げきどう

げきどう [0] 【激動】 (名)スル
激しくゆれ動くこと。特に,社会情勢などが,急激に変化すること。「―する国際関係」「―の三年間」「渠(カレ)の心は―して/義血侠血(鏡花)」

げきどう

げきどう【激動】
a violent shock;excitement (人心の);→英和
agitation (動揺).

げきどく

げきどく [0] 【劇毒】
非常に強い毒。猛毒。

げきのちょう

げきのちょう 【外記庁】
外記が政務を行う役所。外記局。外記。

げきのまつりごとはじめ

げきのまつりごとはじめ 【外記の政始】
正月九日または年始・改元・廃朝後などに,公卿たちが外記庁に集まって政治を行う儀式。

げきは

げきは [1] 【撃破】 (名)スル
敵を攻撃して負かすこと。また,大きな損害を与えること。「敵の主力部隊を―する」

げきは

げきは【撃破する】
defeat;→英和
destroy.→英和

げきはつ

げきはつ [0] 【撃発】
銃の引き金を引いて,発射薬を爆発させること。「―装置」

げきはつ

げきはつ【激発】
an outburst <of emotion> .→英和

げきはつ

げきはつ [0] 【激発】 (名)スル
(1)火薬などが爆発すること。「―物」
(2)事件・感情などが,とどめ難い勢いで起こること。「反乱が―する」「その風潮に―せられて,政治家たらんと目的を定むる/春(藤村)」

げきはつぶつはれつざい

げきはつぶつはれつざい 【激発物破裂罪】
火薬・ボイラーその他急激に破裂する性質のあるものを破裂させ,建物等を損壊する犯罪。

げきひょう

げきひょう [0] 【劇評】
演劇の批評。

げきひょう

げきひょう【劇評(家)】
dramatic criticism (a dramatic critic).

げきふん

げきふん [0] 【激憤】 (名)スル
激しくいきどおること。憤激。

げきぶし

げきぶし [0] 【外記節】
江戸古浄瑠璃の一。薩摩外記(藤原直政)が慶安(1648-1652)・明暦(1655-1658)頃に語り始めた。荒事風の豪快な語り口で正徳年間(1711-1716)まで流行したが以後は衰退。河東(カトウ)節や長唄の中にその面影が伝わる。外記。

げきぶつ

げきぶつ [0][2] 【劇物】
毒劇物取締法により規定される,人体に対して毒性をもつ物質。塩化水素・硝酸・硫酸など。

げきぶん

げきぶん [0] 【檄文】
檄を書いた文章。檄。

げきぶんがく

げきぶんがく [3] 【劇文学】
戯曲の形式によって書かれた文学。また,戯曲を文学として着目した場合の称。

げきへん

げきへん【激変(する)】
(undergo) a sudden change.〜する change suddenly.

げきへん

げきへん [0] 【激変・劇変】 (名)スル
急激に変化すること。普通,悪くなる場合に用いる。「天候が―する」

げきむ

げきむ【激務】
<be engaged in> hard work; <hold> a busy post.〜にたおれる break down under the strain of overwork.

げきむ

げきむ [1] 【激務・劇務】
非常に忙しいつとめ。激しい仕事。「―に倒れる」「―に耐える」

げきめつ

げきめつ【撃滅する】
annihilate;→英和
destroy;→英和
exterminate.→英和

げきめつ

げきめつ [0] 【撃滅】 (名)スル
攻撃して滅ぼすこと。「唯一戦に之を―せんものと/此一戦(広徳)」

げきやく

げきやく【劇薬】
a powerful drug;a (deadly) poison (毒薬).

げきやく

げきやく [0] 【劇薬】
激しい薬理作用をもち,使用量をあやまると生命にかかわる薬物。厚生大臣により指定される。
→毒薬

げきょう

げきょう [0][1] 【外教】
仏教で,仏教以外の教え。
⇔内教

げきらい

げきらい [0] 【激雷】
激しくとどろく雷鳴。

げきりゅう

げきりゅう [0] 【激流】
激しい勢いの流れ。

げきりゅう

げきりゅう【激流】
a swift current;a rapid stream;a torrent.→英和

げきりょ

げきりょ [1] 【逆旅】
(1)〔旅人を逆(ムカ)える所の意〕
旅館。やどや。
(2)旅。また,旅をすること。「長途の―叶ふまじとて/太平記 9」

げきりょく

げきりょく [2][0] 【撃力】
打撃や衝突の際など,非常に短い時間に作用する大きな力。そのはたらきは,力積で表す。

げきりん

げきりん [0] 【逆鱗】
〔「げき」は漢音。「韓非子(説難)」による。竜のあごの下にある一枚の逆さに生えたうろこに人が触れると竜が大いに怒るという伝説から〕
天子の怒り。目上の人の激しい怒り。

げきりん=に触(フ)れる

――に触(フ)・れる
天子の怒りをかう。目上の人を激しくおこらせる。

げきるい

げきるい 【逆類】
反逆した者たち。謀反人。ぎゃくるい。「―勝つに乗るに似たり/平家 7」

げきれい

げきれい【激励】
<words of> encouragement.→英和
〜する encourage;→英和
urge <a person to do> ;→英和
cheer <a person> up.〜の言葉 words of encouragement.

げきれい

げきれい [0] 【激励】 (名)スル
励まし,元気づけること。「友人を―する」「―会」

げきれつ

げきれつ【激烈な】
violent <language> ;→英和
severe[keen] <competition> .→英和

げきれつ

げきれつ [0] 【激烈・劇烈】 (名・形動)[文]ナリ
非常に激しい・こと(さま)。「―な競争」
[派生] ――さ(名)

げきろう

げきろう 【逆浪】
さかまく波。さか波。また,乱れた世のたとえにもいう。ぎゃくろう。「四海の―をしづむる事は無双の忠なれども/平家 2」

げきろう

げきろう [0] 【激浪】
高く激しい波。「―に洗われる」

げきろん

げきろん【激論】
<have> a heated argument[discussion] <with> .〜する argue hotly.

げきろん

げきろん [0] 【激論】 (名)スル
激しく論争すること。激しい議論。「経済政策について―する」「―をたたかわせる」

げぎょ

げぎょ 【下御】
天皇や三后が乗り物から降りることを敬っていう語。「常のごとく―なりて/建武年中行事」

げぎょ

げぎょ [1] 【懸魚】
屋根の破風に取りつけて,棟木(ムナギ)や桁(ケタ)の木口を隠す装飾。破風の拝み(=合掌の合わせ目)の部分にあるものを本(オモ)懸魚,左右の下部のものを降(クダリ)懸魚または桁隠し懸魚という。また,その形によって猪目(イノメ)懸魚・蕪(カブラ)懸魚・梅鉢懸魚などがある。
懸魚[図]

げぎょう

げぎょう [1] 【解行】
教理の理解と実践的修行。

げぎょう

げぎょう [0] 【夏経】
(1)夏安居(ゲアンゴ)のときの読経。
(2)夏安居のときに書写した経典。[季]夏。

げぎょう

げぎょう [0] 【夏行】
「夏安居(ゲアンゴ)」に同じ。[季]夏。《一貫目うつし身減りし―かな/青木月斗》

げくう

げくう [2] 【外宮】
伊勢神宮の,豊受大神宮(トヨウケダイジングウ)のこと。
⇔内宮(ナイクウ)

げくう

げくう【外宮】
the Outer Shrine (of Ise).

げくうしんとう

げくうしんとう 【外宮神道】
⇒伊勢神道(イセシントウ)

げぐう

げぐう [2] 【下宮】
一つの神社にいくつかの社のあるとき,最も低いところにある神社。下社(シモシヤ)。
→上宮
→中宮

げぐくり

げぐくり 【下括り】
指貫などの裾を足首のところでくくること。
⇔上括(シヨウクク)り

げけしゅじょう

げけしゅじょう 【下化衆生】
〔仏〕 菩薩が,衆生を教化済度すること。下化冥闇(ミヨウアン)。
⇔上求(ジヨウグ)菩提

げけつ

げけつ [0] 【下血】 (名)スル
潰瘍や癌などにより,上部消化管内に起こった出血が大便に混じって肛門から出ること。通常黒っぽい便となる。
→血便

げけみょうあん

げけみょうあん 【下化冥闇】
〔冥闇は衆生の迷いの深いことのたとえ〕
「下化衆生(ゲケシユジヨウ)」に同じ。

げげ

げげ [1] 【解夏】
〔呉音〕
〔仏〕 陰暦七月一五日に夏安居(ゲアンゴ)を解くこと。夏明(ゲア)き。[季]秋。

げげ

げげ 【下下】
(1)きわめて程度が低いこと。最下等。下の下。「―も― ―の下国の涼しさよ/七番日記」
(2)身分の低い者。しもじも。「―のたやすく参る所ではないぞ/咄本・昨日は今日」
(3)(下々の者の履いたことから)藁(ワラ)草履。「馬にものらず―をはき/平家 9」
下下(3)[図]

げこ

げこ【下戸】
a poor drinker;[禁酒家]a nondrinker;a teetotaler.→英和

げこ

げこ [1] 【下戸】
(1)酒が飲めない人。
⇔上戸(ジヨウゴ)
(2)律令制で,四等戸(大戸・上戸・中戸・下戸)の最下級。一戸に正丁(セイテイ)が二人または三人いる戸。

げこ=と化け物は無い

――と化け物は無・い
世の中には化け物などいないのと同じように,まったく酒の飲めない人もいない。

げこ=の建てたる倉も無し

――の建てたる倉も無し
上戸(ジヨウゴ)は酒に金を使いこんで何も残らないが,といって下戸が酒を飲まないで財産を残したという話もない。

げこ=の肴(サカナ)荒し

――の肴(サカナ)荒し
酒席で,下戸は料理だけを食いあらす。

げこう

げこう [0][1] 【下向】 (名)スル
(1)高い所から低い所へ下りて行くこと。
(2)都から地方へ行くこと。「以策といふものを,京都から―させる/阿部一族(鴎外)」
(3)「還向(ゲコウ)」に同じ。

げこう

げこう [0] 【下校】 (名)スル
授業などが終わって,児童・生徒が学校を出て帰ること。
⇔登校
「早く―しなさい」

げこう

げこう 【外考】
律令制で,各官庁の長官が外位(ゲイ)に対して昇降の判定を行うこと。
⇔内考

げこう

げこう 【還向】 (名)スル
神社・仏閣に参拝して帰ること。下向。「まだ未(ヒツジ)に―しぬべし/枕草子 158」

げこう

げこう【下校する】
come home from school.

げこく

げこく [0] 【下国】 (名)スル
(1)律令制で,国を面積や人口などで四等に分けたうちの最下等の国。延喜式では,和泉・伊賀・志摩・伊豆・飛騨・隠岐・淡路・壱岐・対馬。
→大国
→上国
→中国
(2)都から国もとへ行くこと。

げこく

げこく [0] 【下刻】
江戸時代,一刻(二時間)を三分した,最後の部分。
→上刻
→中刻

げこくじょう

げこくじょう【下剋上である】
The tail wags the dog.→英和

げこくじょう

げこくじょう [3] 【下克上・下剋上】
〔「下,上に剋(カ)つ」の意〕
下の者が上の者をしのぎ倒すこと。特に,室町中期から戦国時代にかけてあらわれた,伝統的権威・価値体系を否定し,力によって権力を奪い取るという社会風潮。国一揆や戦国大名の多くはこうした風潮の中から生まれた。

げこん

げこん [0] 【下根】
〔仏〕 仏道修行の素質・能力の劣ったもの。下機根。下機。
→上根
→中根

げご

げご [1] 【解悟】
〔仏〕
(1)真理を悟ること。悟りを開くこと。
(2)知によって悟りを開いて,のちに座禅などの修行にはげむこと。
→証悟

げごく

げごく [0] 【下獄】 (名)スル
牢獄・刑務所に入って刑に服すること。普通,国事犯・思想犯などにいう。

げごもり

げごもり [2] 【夏籠り】
「夏安居(ゲアンゴ)」に同じ。[季]夏。《―と人には見せて寝坊かな/一茶》

げさ

げさ
〔接尾語「げ」に接尾語「さ」の付いたもの〕
形容詞・形容動詞などに付いて「いかにも…らしいさま」などの意を表す。「さる歌のきたな―よ/伊勢 103」

げさい

げさい 【解斎】
斎戒を解いて,平常に戻ること。物忌みを終えること。なおらい。「一日ばかりの精進―とやいふらむ/枕草子 25」

げさいでん

げさいでん 【解斎殿】
⇒直会殿(ナオライデン)

げさく

げさく [0] 【下作】
■一■ (名)
中世,名主・作人の下に属して小作すること。
■二■ (名・形動ナリ)
(1)下等な作品。できの悪い作品。
⇔上作
(2)品が悪い・こと(さま)。下品。「随分―なる形(ナリ)にて/歌舞伎・韓人漢文」

げさく

げさく [0] 【下策】
きわめて拙劣な策略。下手な策。
⇔上策

げさく

げさく 【外戚】
⇒げしゃく(外戚)

げさく

げさく [0] 【戯作】
〔「ぎさく」とも〕
(1)戯れにつくること。また,その作品。
(2)黄表紙・洒落本・談義本など,近世後期に江戸でおこった小説類の総称。一八世紀半ば,小説界の中心が京坂から江戸に移り,知識人が新しい様式の小説を書き出し,{(1)}の意で著書に「戯作」と付したのが起源。けさく。

げさくざんまい

げさくざんまい 【戯作三昧】
小説。芥川竜之介作。1917年(大正6)「大阪毎日新聞」に連載。滝沢馬琴晩年の到達点を,人生の雑事に煩わされない,芸術創造に徹した姿として描く。

げさくしゃ

げさくしゃ [3] 【戯作者】
戯作を業とする人。主として江戸後期の通俗作家をいう。

げさくにん

げさくにん 【下作人】
下作{■一■}に従事する荘園農民の最下級の階層。

げさん

げさん 【解散】 (名)スル
ばらばらにほぐれてなくなること。「披閲のところ数日の鬱念一時に―す/平家 7」

げさん

げさん 【下散】
鎧(ヨロイ)の草摺(クサズリ)。普通,当世具足の草摺にいう。「―が日数もたたないにひつちぎれたが/雑兵物語」

げざ

げざ【下座】
[舞台]the right-hand side of the stage.→英和

げざ

げざ [1] 【下座】 (名)スル
(1)しも座。末座。
⇔上座
(2)座を下りてひれ伏すこと。貴人に対する敬礼。「婢等は『お入来(イデ)でなさいまし』と襷を外しながらばたばた―をする/二人女房(紅葉)」
→土下座
(3)歌舞伎で,囃子方(ハヤシカタ)が観客に姿を見せずに演奏する場所。舞台の下手(シモテ)にあり,舞台との境の窓に黒御簾(クロミス)を下げて客席からの視線をさえぎる。囃子方や下座音楽をさしてもいう。黒御簾。陰(カゲ)。外座。
(4)禅宗で,師が説法を終えて,その座からおりること。
(5)下臈(ゲロウ)のこと。

げざい

げざい 【下財・外在】
(1)鉱山に働く人夫。「金山の―なら何とする/歌舞伎・韓人漢文」
(2)下賤な仕事。また,その仕事をする人。「かかる―を仕り/幸若・烏帽子折」

げざい

げざい [0] 【下剤】
排便を促すために用いる薬剤。ひまし油など。下し薬。「―を掛ける」
→緩下剤
→峻下剤(シユンゲザイ)

げざい

げざい【下剤(をかける)】
(give a person,use) a purgative[laxative (緩下剤)].→英和

げざうた

げざうた [2] 【下座唄】
下座音楽のうち唄のあるものの総称。多くは舞台上の場面の雰囲気を出すもの。陰唄(カゲウタ)。

げざおんがく

げざおんがく [3] 【下座音楽】
歌舞伎で,芝居の効果音楽または出囃子(デバヤシ)の助奏として,下座で演奏する音楽。唄と三味線と鳴り物が用いられる。陰囃子(カゲバヤシ)。

げざかな

げざかな [2] 【下魚・下肴】
下等なさかな。安いさかな。

げざだい

げざだい 【下座台】
江戸時代,城門・番所などにあった下座見の座席。

げざぶれ

げざぶれ 【下座触れ】
江戸時代,貴人の通行に先立って,前駆(サキガケ)の者が下座するように触れて歩くこと。

げざみ

げざみ 【下座見】
江戸時代,城門番所の下座台にいて,諸大名および老中・若年寄・目付などの登城・下城を知らせ下座の注意を与える職。

げざん

げざん [1] 【見参】
〔「げんざん」の撥音「ん」の無表記〕
「げんざん(見参)」に同じ。

げざん

げざん [0] 【下山】 (名)スル
〔「げさん」とも〕
(1)山を下りること。
⇔登山
「無事―する」
(2)寺にこもって修行していた者が俗世間へ出ていくこと。

げざんのいた

げざんのいた 【見参の板】
「げんざん(見参)のいた(板)」に同じ。

げし

げし [0][2] 【夏至】
〔古くは「げじ」とも〕
二十四節気の一。太陽が黄経九〇度に達した時をいい,現行の太陽暦で六月二二日頃。北半球では太陽の南中高度が最も高く,昼間が最も長くなる。五月中気。[季]夏。《白衣著て禰宜にもなるや―の杣/飯田蛇笏》
⇔冬至

げし

げし 【下至】
〔下は…に至るまで,の意〕
…のものまで含まれること。「まことなるかな称我名号―十声の功徳/浄瑠璃・賀古教信」

げし

げし [1] 【牙歯】
動物のきば。

げし

げし【夏至】
the summer solstice.

げし

げし 【下司】
〔「げす」とも〕
(1)下級の官人。したづかさ。「六波羅のはや使,―の次郎友方,鞭鐙を合せかけ来り/浄瑠璃・平家女護島」
(2)鎌倉・室町時代,荘園の現地にあって実務をつかさどる荘官の一。預所(アズカリドコロ)以上の在地しない荘官などを上司・中司といったのに対する。

げしせん

げしせん [0] 【夏至線】
北回帰線の別名。

げしてん

げしてん [2] 【夏至点】
天球の黄道上で黄経九〇度の点。

げしにん

げしにん [0] 【解死人・下死人・下手人】
(1)中世,殺害事件に関して,直接の加害者の属する集団から,被害者側に身代わりとしてさしだされた者。
(2)「げしゅにん(下手人)」に同じ。

げしゃ

げしゃ [1] 【下車】 (名)スル
汽車・電車などから下りること。また,下りて駅の改札口から外へ出ること。
⇔乗車
「途中の駅で―する」「途中―」

げしゃ

げしゃ【下車する】
get off[leave] <the train,the car> ;alight from <the train> .途中〜する stop over <at> ;break one's journey <at> .

げしゃく

げしゃく 【外戚】
〔呉音〕
母方の親族。がいせき。げさく。
⇔内戚(ナイシヤク)
「内戚にも―にも女といふ物なむともしく侍る/宇津保(初秋)」

げしゃく

げしゃく [0] 【牙笏】
象牙でできている笏。五位以上の者が儀式の際に用いた。

げしゃく

げしゃく [0] 【解釈】
〔「げ」は呉音〕
経文の解釈・説明。

げしゃくばら

げしゃくばら 【外戚腹・外借腹】
本妻以外の女から生まれること。めかけばら。妾腹(シヨウフク)。「―の姫君,銀杏の前/浄瑠璃・反魂香」

げしゃり

げしゃり [2] 【牙舎利】
〔「舎利」は仏の遺骨〕
仏の歯。

げしゅ

げしゅ [1] 【下種】
〔仏〕 仏・菩薩が衆生(シユジヨウ)に仏となる可能性を与えること。
→げす(下種)

げしゅう

げしゅう [0] 【夏衆】
〔仏〕
〔「げしゅ」とも〕
夏安居(ゲアンゴ)に集まる僧衆。

げしゅく

げしゅく【下宿】
<change,take up one's> lodgings; <take> rooms;[下宿屋]a lodging[boarding]house; <米> a rooming house.〜する lodge[board, <米> room] <at a place,with a person> .→英和
‖下宿人 <take in> a lodger[boarder,roomer].下宿料 (the charge for) board and lodging.

げしゅく

げしゅく [0] 【下宿】 (名)スル
(1)ある期間部屋代や食費などを払って他人の家の部屋を借りて生活すること。また,その家。「東京で―する」「―人」
(2)下等な旅館。したやど。

げしゅくや

げしゅくや [0] 【下宿屋】
人を下宿させることを業とする家。

げしゅにん

げしゅにん【下手人】
a murderer.→英和

げしゅにん

げしゅにん [0][2] 【下手人】
〔中世・近世には「げしにん」。「下手」は物事に手を下す意〕
(1)人を殺した人。殺人犯。「同心が―を捕らえる」
(2)悪事の張本人。「仲正が所行しかるべからずとて,―など召し出されんずるにて/著聞 16」
(3)江戸時代,庶民に科された斬首の刑。殺人犯およびそれに準ずる罪に適用された。庶民に対する死刑のうち最も軽いもの。

げしょ

げしょ [1] 【外書】
〔仏〕 仏教以外の書籍。外典(ゲテン)。

げしょ

げしょ 【下書】
したがき。

げしょう

げしょう 【下姓】
生まれつきの身分が低いこと。素性が卑しいこと,またその者。かせい。
⇔上姓
「此の僧ども曳く優婆塞を見るに,―の人にこそ有るめれ/今昔 4」

げしょう

げしょう [0] 【下生】
(1)〔仏〕 極楽往生の等級の名。上品(ジヨウボン)・中品・下品に分け,さらにそれぞれを上中下の三生に分けたものの最下位。また,上品下生・中品下生・下品下生の総称。
→九品(クホン)
(2)神仏が世に出ること。「閻浮提に―しなんと思しける時に/今昔 1」

げじ

げじ [1] 【下地】
(1)〔仏〕 菩薩の修行の十地のうち,低い方の地位。
(2)〔仏〕 三界のうち,劣っている境界。欲界。下界。
(3)下等の地位。「―の者なりけれども,心ざま事に触れて尋常なりけり/沙石 7」
(4)(天上に対して)地上。「―の人,何をか行なひて供養することを得ん/今昔 3」

げじ

げじ [1] 【蚰蜒】
ゲジ目の節足動物の総称。体は短棒状で2〜7センチメートル。青藍(ラン)色ないし黒褐色で,一五対の細長い足がある。屋根裏などにすみ,小昆虫などを食べる。北海道南部以南に分布。ゲジゲジ。
〔歴史的仮名遣い「げじ」か「げぢ」か不明〕

げじ

げじ [1] 【下知】 (名)スル
〔「げち」とも〕
(1)下の者に指図をすること。命令。「みな平家の―とのみ心得て/平家 6」
(2)鎌倉・室町時代の裁判の判決。また,その判決文。下知状。

げじき

げじき 【下直】 (名・形動)[文]ナリ
〔呉音〕
(1)値段の安いこと。安価。「其比唐船かず��入て,糸・綿―になりて/浮世草子・永代蔵 6」
(2)価値のないこと。「おめえほど亭主を―にする者はあるめえ/滑稽本・四十八癖」
⇔高直(コウジキ)

げじきにち

げじきにち [3] 【下食日】
暦注の一。天狗星(テングセイ)が人間の食を求めて下界に降るという日。悪日とする。歳下食(サイゲジキ)。下食。

げじぎれ

げじぎれ ゲヂ― [0] 【下知切れ】
俳句で,切れ字が命令形であること。「塚も動けわが泣く声は秋の風」の「動け」,「憂き我を淋しがらせよかんこどり」の「淋しがらせよ」の類。

げじく

げじく [0] 【牙軸】
象牙製の,巻物・掛け物などの軸。

げじく

げじ・く (動カ四)
浪費する。「遣ひ捨てたの―・いたのとねすらるる/浄瑠璃・曾根崎心中」

げじげじ

げじげじ
a millipede.〜のようにきらわれる be hated[loathed]like a viper.→英和

げじげじ

げじげじ [0][3] 【蚰蜒】
(1)ゲジの俗称。[季]夏。
(2)人から嫌われる者。憎まれ者。特に近世では,梶原景時のあだ名。「あの―野郎め」
〔歴史的仮名遣い「げじ」か「げぢ」か不明〕

げじげじしだ

げじげじしだ [5] 【蚰蜒羊歯】
オシダ科の多年生シダ植物。林縁や山の斜面に群生する。葉は長さ約40センチメートル,披針形で羽状に深裂し,縁に汚黄色の鱗片(リンペン)がつく。

げじげじまゆ

げじげじまゆ [5] 【蚰蜒眉】
濃くて太い眉。

げじじょう

げじじょう ゲヂジヤウ [0] 【下知状】
〔「げちじょう」とも〕
鎌倉・室町時代,執権や管領が将軍の意をうけて命令を伝えた武家文書。裁許状。

げじゅ

げじゅ [1] 【下寿】
⇒かじゅ(下寿)

げじゅ

げじゅ [1] 【偈頌】
「偈(ゲ)」に同じ。

げじゅん

げじゅん【下旬】
the latter part[the last ten days]of a month.→英和
5月〜に toward the end of May;late in May.

げじゅん

げじゅん [0] 【下旬】
月末の一〇日間。二一日から末日まで。
→上旬
→中旬

げじょ

げじょ [1] 【解除】
(1)天皇が,服喪期間が過ぎて喪服をぬぐ儀式。
(2)穢(ケガ)れをはらい除くこと。はらい。

げじょ

げじょ [1] 【下女】
(1)掃除・炊事など家庭内の雑用をするために雇われている女性。女中。
⇔下男
(2)身分の低い女。「内より怪しげなる―一人出会ひ/太平記 5」

げじょう

げじょう [0] 【下城】 (名)スル
(1)城から退出すること。退城。
⇔登城
(2)城を敵に明け渡すこと。開城。[日葡]

げじょう

げじょう [0] 【下乗】 (名)スル
(1)乗り物からおりること。社寺の境内や城内に入るとき,また貴人の前では車馬からおりるのが礼儀であった。
(2)車馬に乗ったまま入ることを禁ずること。また,その旨を記して門前などに立てる制札。下馬札。

げじょう

げじょう 【解状】
(1)「解(ゲ){(2)}」に同じ。
(2)犯人召し捕りの公文書。解文(ゲブミ)。「ここの代官所へ―が着いて,在々を尋る/浄瑠璃・大経師(下)」
(3)鎌倉・室町時代,原告が裁判所にさし出した訴状。

げじん

げじん 【解陣】
朝儀・行幸・変事などで臨時にとった警固の態勢を,事が終わって解くこと。「やがて今夜―なり/中務内侍日記」

げじん

げじん [0] 【外塵】
〔仏〕 心を汚す六種の感覚・知覚。すなわち色(シキ)・声(シヨウ)・香・味・触(ソク)・法の六境。六塵。

げじん

げじん [0] 【外陣】
神社の本殿や寺院の本堂で,内陣の外側にある参拝のための場所。がいじん。
⇔内陣

げじんみっきょう

げじんみっきょう [4] 【解深密経】
〔仏〕 唯識の思想を説く大乗経典の一。

げす

げす【下衆】
a mean[vulgar]fellow.〜な vulgar;→英和
indecent.→英和
〜のかんぐり a petty-minded suspicion.⇒下品.

げす

げ・す 【解す】
■一■ (動サ五[四])
〔サ変動詞「解(ゲ)す」の四段化〕
理解する。納得する。悟る。「それは―・しかねる」「そのやうに事を―・さねえぢやあ,唐人とはなしをするやうだ/滑稽本・浮世床(初)」
→げせる
→げせない
■二■ (動サ変)
(1)理解する。納得する。悟る。「媼が詞の顛末を―・すること能はざりき/即興詩人(鴎外)」
(2)結び目などをといてばらばらにする。ときほぐして,効力などをとり除く。「足に刀山(トウセン)踏む時は剣樹(ケンジユ)共に―・すとかや/謡曲・歌占」
(3)責任・束縛などからとき放す。また,解任する。「勅勘を蒙り神職を―・せられて/太平記 15」
(4)解状(ゲジヨウ)を上級の役所に差し出す。上申する。「注給はらんと欲するのみ。謹て―・す/貴嶺問答」

げす

げす [0][2] 【下種・下衆・下司】 (名・形動)
(1)品性が下劣なこと。また,そのような人やさま。「―な考え」
(2)身分の低い者。素性のいやしい者。下賤な者。
⇔上種(ジヨウズ)
「―下郎」「女も男もいと―にはあらざりけれど/大和 148」
(3)召し使い。「食(メシ)たかせける女のむめといふ―なり/浮世草子・五人女 4」
(4)(「下司」と書く)「げし(下司)」に同じ。

げす

げす (助動)(げせ・げし・げす・げす・○・○)
〔「ございます」の転か〕
動詞の連用形+「て」,形容詞連用形,指定の助動詞「で」などに付く。「ある」の意で用いられる。「てげす」の形では助動詞「た」に,「でげす」の形では助動詞「です」の意に相当する。げえす。げんす。「空蝉の殻風呂敷に成つてで〈げす〉から/滑稽本・七偏人」「もし旦那,…うるさう〈げす〉ね/人情本・春色江戸紫」
〔近世末期から明治初期にかけて,江戸および東京で,主として芸人・職人などの間で用いられた〕

げす=と鷹(タカ)とに餌(エ)を飼(カ)え

――と鷹(タカ)とに餌(エ)を飼(カ)え
鷹に食物を与えて手なずけるように,卑しい者を使うには金品を与えるのがよい。

げす=の一寸のろまの三寸

――の一寸のろまの三寸
戸障子を閉じるにも下種は一寸ばかり残し,のろまは三寸ばかり残す。ともに何事にも注意の足りないこと。

げす=の勘繰(カング)り

――の勘繰(カング)り
品性の卑しい者はひがみっぽくて,物事を悪く考えがちである。また,その邪推。

げす=の後知恵(アトヂエ)

――の後知恵(アトヂエ)
愚かな者は事に臨んでは何の知恵もでないで,過ぎたあとでようやく名案が浮かぶ。下種の後(アト)思案。下種の知恵は後から。

げす=の猿知恵(サルヂエ)

――の猿知恵(サルヂエ)
下賤の者はいくら考えても,浅はかな知恵しかでない。

げす=の知恵(チエ)は後(アト)から

――の知恵(チエ)は後(アト)から
「下種の後知恵」に同じ。

げす=の逆恨(サカウラ)み

――の逆恨(サカウラ)み
下種は好意で忠告してくれた人にも感謝しようとはしないで,かえって恨む。

げす=は槌(ツチ)で使え

――は槌(ツチ)で使え
下種には道理を説いてもわからないから,叩いたりして使うのがよい。

げす=も三食(サンジキ)上臈(ジヨウロウ)も三食

――も三食(サンジキ)上臈(ジヨウロウ)も三食
事柄によっては上下貴賤(キセン)の区別のないこと。

げすい

げすい【下水】
sewage (汚水);→英和
drainage (設備);→英和
a drain[sewer](みぞ).→英和
‖下水工事 sewage work.下水処理場 a sewage works[disposal plant].下水管 a drainpipe[sewer].

げすい

げすい [0] 【下水】
(1)家庭や工場から捨てられる汚水や廃水および雨水。
⇔上水
(2)下水を流し去る設備。下水道。

げすいかん

げすいかん [0] 【下水管】
下水を排出するための導管。

げすいしょり

げすいしょり [4] 【下水処理】
物理的・化学的操作により,汚れた下水を浄化すること。

げすいどう

げすいどう [2][0] 【下水道】
下水を流すための排水設備。法律では,下水処理施設を含めていう。
⇔上水道

げすげすし

げすげす・し 【下種下種し】 (形シク)
見るからに卑しい。いかにも下品だ。「―・しくあへなくてせられぬる事かな/源氏(蜻蛉)」

げすし

げす・し 【下種し】 (形シク)
下品である。身分がいやしい。「信昭法師は―・しく仕立て強く作るを詮とせし也/十問最秘抄」

げすばる

げすば・る [3] 【下種張る・下衆張る】 (動ラ五[四])
いかにも下品である。卑しい言動をする。「―・ったことを言う」

げせ∘ない

げせ∘ない 【解せない】 (連語)
理解できない。納得できない。「何とも―∘ない話だ」
→げせる(解)

げせつ

げせつ 【下拙】
■一■ (名・形動ナリ)
卑しいこと。品のないこと。また,そのさま。[日葡]
■二■ (代)
一人称。男子が自分をへりくだっていう語。わたくし。拙者。「―ことは狩野の四郎二郎元信と申すわづかの絵かき/浄瑠璃・反魂香」

げせつ

げせつ 【下説】
世間で,よく言われること。下世話。「食を願はば器といふ―のたとへあり/盛衰記 22」

げせる

げ・せる [2] 【解せる】 (動サ下一)
〔五段活用動詞「解(ゲ)す」の可能動詞〕
理解することができる。わかる。現代では多く打ち消しの形で用いる。「どうも―・せない話だ」「ハハア,―・せた/滑稽本・膝栗毛(四・上)」

げせわ

げせわ [0] 【下世話】 (名・形動)
世間でよくいう言葉や話。また,俗な・こと(さま)。「…と―にも言う」「―な話」

げせん

げせん [0] 【下賤】 (名・形動)[文]ナリ
身分の低いこと。生まれや育ちが卑しいこと。また,そのさま。卑賤。「―の者」

げせん

げせん【下賎の】
<be of> humble[low] <birth> .→英和

げせん

げせん【下船する】
leave a ship.→英和

げせん

げせん [0] 【下船】 (名)スル
船からおりること。
⇔乗船
⇔上船
「―して陸路を行く」

げせん

げせん [0] 【牙籤】
書物の標題を書く象牙製の小さな札。帙(チツ)の外に下げて目印とする。がせん。

げせんぐう

げせんぐう [2] 【下遷宮・外遷宮・仮遷宮】
神社の本殿の造営・修復の際に,仮殿に神体を移すこと。かりせんぐう。

げそ

げそ [1]
〔「下足」の略〕
(1)「下足{(1)}」に同じ。「ついでに―も下へやつてくれ/歌舞伎・日月星享和政談」
(2)(鮨屋などで)イカの足のこと。

げそう

げそう 【外相】
〔仏〕 言語・動作など,外に表れた状態。外見。うわべ。「事・理もとより二つならず,―もし背かざれば,内証必ず熟す/徒然 157」

げそく

げそく [0] 【下足】
(1)劇場・寄席・飲食店などで,客の脱いだはきもの。げそ。
(2)「下足番」の略。
(3)足を下におろすこと。「挙足―の舞の手を尽し/謡曲・巻絹」

げそくばん

げそくばん [0][3] 【下足番】
旅館・興行場などで,下足の管理をする人。

げそり

げそり [2] (副)
急にやせ衰えるさま。げっそり。「肩から下は―と瘠(ヤ)せて居る/続風流懺法(虚子)」

げた

げた [0] 【下駄】
(1)木製のはきもの。下面に歯をくりぬいた台に三つの穴をあけて鼻緒をすげ,足指をかけてはく。歯は多くは二枚で,差し込む方式のものもある。
(2)〔活字の足が,下駄の歯の跡に似ることから〕
印刷で,ふせ字。
〔校正刷りなどで,所要の活字がないときに活字をさかさにして代わりに入れる「〓」の形〕

げた

げた【下駄】
<in> (wooden) clogs.〜を預ける leave everything <to a person> .‖下駄屋(箱) a clog shop (boot cupboard).下駄ばき住宅 apartments above the shops below.

げた=と焼き味噌(ミソ)

――と焼き味噌(ミソ)
〔みそを板につけて焼いた形が下駄に似るところから〕
外形は似ていても実質が非常に異なる物事のたとえ。

げた=も仏も同じ木のきれ

――も仏も同じ木のきれ
尊卑の別があるようにみえても,もとをたどれば同一であることのたとえ。

げた=を履(ハ)か∘せる

――を履(ハ)か∘せる
本来の数量にある数量を加えて,全体の数量を実際より多く見せる。「点数に―∘せる」

げた=を履(ハ)くまでわからない

――を履(ハ)くまでわからない
(勝負事は)終わってみるまでは,結果がどうなるかわからない。

げた=を預(アズ)ける

――を預(アズ)・ける
〔自由に動くことができなくなるところから〕
その事柄に関する一切を相手に任せる。

げたいん

げたいん [0] 【下駄印】
(1)印材の中間をくぼませて,二字の間を離した印。下駄判。
(2)陶器の底に見られる下駄の歯のような二条の跡。

げたうち

げたうち 【下駄打ち】
⇒撃壌(ゲキジヨウ)(2)

げたがけ

げたがけ [0] 【下駄掛(け)】
下駄をはいていること。下駄ばき。「素足に―の出で立ちは/草枕(漱石)」

げたぐみ

げたぐみ 【下駄組】
近世後期,遊里や盛り場をのし歩いた勇み肌の一団。「地廻り―・空色合羽はここをせんどと入組/洒落本・当世気とり草」

げたげた

げたげた [1] (副)
〔「けたけた」を強めた表現〕
下品なほどに高笑いをするさま。ばか笑いするさま。「―(と)笑う」

げたなおし

げたなおし [3] 【下駄直し】
下駄の鼻緒をすげかえたり,歯入れなどをすること。また,それを職業とする人。

げたばき

げたばき [0] 【下駄履き】
(1)下駄をはいていること。げたがけ。
(2)〔印〕 校正刷りで,下駄{(2)}が入っていること。
(3)旧日本海軍で,フロート(浮き舟)をつけた水上飛行機の俗称。

げたばきじゅうたく

げたばきじゅうたく [5] 【下駄履き住宅】
下層階を商店や事務所とし,上層階を住宅とした建物。

げたばこ

げたばこ [0] 【下駄箱】
はきものを収納するための家具。

げたばん

げたばん [0] 【下駄判】
「下駄印(ゲタイン){(1)}」に同じ。

げため

げため [0] 【下駄目】
〔下駄には緒の穴が三つあるところから〕
「三」の隠語。

げだい

げだい [0] 【外題】
(1)巻子・冊子の表紙に書く書名・巻名。のちには墨書き,あるいは印刷した簽(セン)を貼る。
→内題
(2)歌舞伎や浄瑠璃の正式の題名。芸題。
〔主に京坂で用い,江戸では名題(ナダイ)といった〕
(3)申文(モウシブミ)・解状(ゲジヨウ)などの袖・奥・裏などに,承認した旨をしるすこと。また,その文言。

げだい

げだい【外題】
the title <of a play> .→英和

げだいあんど

げだいあんど 【外題安堵】
鎌倉時代,所領の安堵に関する申請の書状を受けとった上位者が,承認・判決などの文言・署名を書状の袖に書きつけること。また,その文書。

げだいかざり

げだいかざり [4] 【外題飾り】
「軸飾り」に同じ。

げだいかんばん

げだいかんばん [4] 【外題看板】
京坂の歌舞伎芝居で,狂言の総表題と主な役者の名を書いて劇場の表櫓(ヤグラ)下に掲げる看板。一枚看板。
〔江戸では名題看板といった〕

げだいがくもん

げだいがくもん 【外題学問】
書物の書名だけを知って,内容には触れない,うわべだけの学問をあざけっていう語。「義理を知らぬは―これ笑草/浄瑠璃・島原蛙合戦」

げだいこくせん

げだいこくせん 【外題国宣】
鎌倉・室町時代,奉書形式の国宣に国司や知行国主が袖判を加えたもの。

げだち

げだち [0] 【夏断ち】
仏家の夏安居(ゲアンゴ)の間,俗家でも飲酒・肉食を断って精進すること。夏精進(ゲシヨウジン)。[季]夏。《―して仏の痩を忍びけり/河東碧梧桐》

げだつ

げだつ 【解脱】
歌舞伎十八番の一。1760年江戸市村座初演の「曾我万年柱」の二番目に,本名題「鐘入解脱衣(カネイリゲダツノキヌ)」として上演されたものが嚆矢とされるが異説もある。原曲は伝わらず,現行のものは大正以降の復活。

げだつ

げだつ【解脱する】
emancipate oneself[be delivered] <from worldly desires> .

げだつ

げだつ [0] 【解脱】 (名)スル
〔梵 vimokṣa; vimukti〕
煩悩の束縛から解放されて,安らかで自由な悟りの境地に達すること。悟ること。涅槃(ネハン)。「煩悩(ボンノウ)を―する」

げだつしょうにん

げだつしょうにん 【解脱上人】
⇒貞慶(ジヨウケイ)

げだつどうそう

げだつどうそう [4] 【解脱幢相】
〔解脱を求めるしるしであることから〕
袈裟(ケサ)。「それ三世の諸仏,―の法衣をぬぎ捨てて/平家 2」

げだつのころも

げだつのころも 【解脱の衣】
袈裟(ケサ)。

げだん

げだん [0] 【下段】
(1)いくつかの段に分かれているものの,下の方の段。
⇔上段
「本棚の―」
(2)剣道や槍術のかまえの一。刀や槍の先を水平より低くする。
⇔上段
「―にかまえる」

げだんのま

げだんのま [0] 【下段の間】
書院造りで,上段の間に続く一段低くなっている部屋。臣下の控える間。

げち

げち [1] 【下知】 (名)スル
「げじ(下知)」に同じ。「―を下す」

げちじょう

げちじょう [0] 【下知状】
⇒げじじょう(下知状)

げちゃく

げちゃく 【下着】
都を出て地方のある地点に到着すること。「ただ今―と打ち通れば/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」

げちゅう

げちゅう [1] 【夏中】
〔仏〕 夏安居(ゲアンゴ)の期間。

げちょう

げちょう [0] 【牙彫】
動物の牙,特に象牙を材料とする彫刻。江戸末期に根付け細工として行われていたが,明治以降彫刻的なものが盛んになった。げぼり。

げっか

げっか [1] 【月下】
月の光のあたるところ。「―弾琴」

げっか

げっか【月下】
in the moonlight.→英和
〜の moonlight[-lit].‖月下氷人 a matchmaker.

げっか

げっか ゲキクワ [1][0] 【激化】 (名)スル
⇒げきか(激化)

げっか

げっか [1] 【月華】
(1)月と花。
(2)月の光。月光。「―星彩蒼芒たり/太平記 26」

げっかおう

げっかおう [4][3] 【月下翁】
「月下氷人(ヒヨウジン)」に同じ。

げっかくさ

げっかくさ [3] 【月角差】
月の黄経運動の不等(遅速)の一種。振幅〇・〇三度。周期は一朔望月(サクボウゲツ)(二九・五三〇六日)。地球と月とがその共同重心の周りを互いに他を振り回しつつ運動することにより生ずる。

げっかこう

げっかこう [3] 【月下香】
ヒガンバナ科の多年草。メキシコ原産。茎は球根から直立し,高さ約80センチメートル。夏から秋にかけて,茎頂に長さ約15センチメートルの花穂を作り,漏斗状の六弁花または重弁花を十数個開く。花は白色で,夜間芳香を放つ。チューベローズ。オランダ水仙。

げっかてん

げっかてん [3] 【月下点】
地球表面で,月が天頂に見える地点。

げっかのいちぐん

げっかのいちぐん 【月下の一群】
訳詩集。堀口大学訳。1925年(大正14)刊。フランス近代詩人六六人の三四〇編を訳出,昭和期の前衛詩に影響を与える。

げっかひょうじん

げっかひょうじん [1][4] 【月下氷人】
〔「月下老人」と「氷人」からつくられた語〕
結婚の仲立ちをする人。なこうど。媒酌人。月下翁。
→氷人

げっかびじん

げっかびじん [4] 【月下美人】
サボテン科の着生植物。中南米原産。下部の茎は木質,上部の茎は葉状で良く分枝し,高さ3メートルにまで達する。夏の夜,長さ30センチメートルほどの白色漏斗状の花が咲く。花は芳香を放ち,数時間でしぼむ。クジャクサボテン類の母種の一。[季]夏。
月下美人[図]

げっかもん

げっかもん ゲツクワ― 【月華門】
平安京内裏(ダイリ)の内郭,紫宸殿(シシンデン)前の大庭の西側の門。日華門と向き合う。
→内裏

げっかろうじん

げっかろうじん [1][4] 【月下老人】
〔「続幽怪録」による。唐の韋固(イゴ)が旅先で月夜に会った老人から未来の妻を予言されたという故事から〕
縁結びの神。なこうど。月下氷人。

げっかん

げっかん [0] 【月間】
一か月間。特に,行事などの行われる一か月間。「交通安全―」

げっかん

げっかん [0] 【月刊】
毎月一回刊行すること。また,その出版物。「―雑誌」

げっかん

げっかん【月刊】
monthly publication.月刊雑誌 a monthly (magazine).→英和

げっきつ

げっきつ [4] 【月橘】
ミカン科の常緑小高木。南西諸島から東南アジアに分布。生け垣などにされる。葉は羽状複葉。夏,香りのよい白色五弁花をつける。漢名,九里香。

げっきゅう

げっきゅう 【月宮】
〔「がっくう」とも〕
「月宮殿{(1)}」に同じ。「都卒の天に住み給へば―の影に天くだり/謡曲・須磨源氏」

げっきゅう

げっきゅう [0] 【月給】
一か月単位で支払われる賃金。月俸。サラリー。

げっきゅう

げっきゅう【月給】
a (monthly) salary.→英和
〜を取る draw[get]a salary.〜が上がる(下がる) get a rise (cut) in one's salary.‖月給取り a salaried man;the salaried classes (階級).月給日 <on> the payday.月給袋 a pay envelope.

げっきゅう

げっきゅう [0] 【月球】
月。

げっきゅうぎ

げっきゅうぎ [3] 【月球儀】
月の模型。

げっきゅうでん

げっきゅうでん [3] 【月宮殿】
〔「がっくうでん」「がっくでん」とも〕
(1)古代インドの須弥山(シユミセン)説で,月の中にあるという月天子の宮殿。清浄で美しく月天子が夫人とともに住み,月世界を治めているという。月宮。月の都。月の宮。
(2)皇居の宮殿。
(3)江戸時代,吉原の遊里のこと。特に,八月十五夜,九月十三夜の紋日の吉原をいう。「かけ声で―へのつつける/柳多留 9」

げっきゅうとり

げっきゅうとり [3] 【月給取り】
月給によって生活する人。サラリーマン。

げっきゅうび

げっきゅうび [3] 【月給日】
毎月,月給が渡される日。給料日。

げっきん

げっきん [0] 【月琴】
中国の撥弦(ハツゲン)楽器。胴は円形で平たく,棹(サオ)は短い。四弦を二弦ずつ同音に調弦する。日本では明清楽に用いられる。
月琴[図]

げっけい

げっけい [0] 【月経】
成熟した女性の子宮から,周期的に出血する生理現象。通常数日間続く。妊娠不成立の場合,黄体からのホルモン分泌が減少するために子宮内膜がはがれることによって起こる。つきのもの。つきやく。つきごと。月水。経水。生理。メンス。

げっけい

げっけい【月経】
menstruation;→英和
a period;→英和
<be in one's> menses.→英和
〜がある(ない) have the (no) menses.‖月経帯 a sanitary napkin[belt].月経痛 menstrual pain.月経不順 menstrual irregularity.月経閉止(期) the menopause;the change of life (婉曲).

げっけい

げっけい [0] 【月計】
毎月の会計。月々の収支。

げっけい

げっけい [0] 【月桂】
(1)中国の伝説で,月の中にあるというカツラの木。
(2)月。月光。
(3)「月桂樹」の略。

げっけい

げっけい [0] 【月卿】
〔天子を日に,臣下を月にたとえた語〕
公卿(クギヨウ)の異名。月客。

げっけいうんかく

げっけいうんかく [0] 【月卿雲客】
公卿(クギヨウ)と殿上人。「供奉の―は瑞籬(ミズガキ)のみぎりにひざまづき/保元(上)」

げっけいかん

げっけいかん [3] 【月桂冠】
(1)月桂樹の枝葉で作った冠。古代ギリシャで競技の勝者に与えた桂冠。
(2)名誉。栄光。また,勝利のしるし。

げっけいかん

げっけいかん【月桂冠】
a laurel crown.〜を得る win laurels;carry away the palm.→英和

げっけいこんなんしょう

げっけいこんなんしょう [7] 【月経困難症】
月経に際して起こる腹痛や頭痛,動悸・精神的不安定などの症状。月経開始直前あるいは同時に症状があらわれ,月経終了前に消失する。

げっけいじゅ

げっけいじゅ [3] 【月桂樹】
(1)クスノキ科の常緑小高木。地中海地方原産。葉は互生し,長楕円形。雌雄異株。春,淡黄の小花を開き広楕円で黒熟する核果を結ぶ。葉・枝に芳香があって香料とする。
(2){(1)}の葉を乾燥させた香辛料。煮込み料理に用いる。ローリエ。ローレル。ベイ-リーフ。
月桂樹(1)[図]

げっけいじゅ

げっけいじゅ【月桂樹】
a laurel (tree).→英和

げっけいぜんきんちょうしょう

げっけいぜんきんちょうしょう [9] 【月経前緊張症】
月経の一週間ほど前から現れる頭痛・不眠・精神的不安定・むくみ・乳房痛などの症状をきたすこと。月経発来とともに消失するのが特徴。

げっけいつう

げっけいつう [3] 【月経痛】
月経に伴って起こる,下腹痛・腰痛・頭痛などの症状。生理痛。

げっけいふじゅん

げっけいふじゅん [0][5] 【月経不順】
月経の周期が一定しないこと。あるいは周期が正常の月経周期日数をはずれること。

げっけん

げっけん ゲキ― [0] 【撃剣】
⇒げきけん(撃剣)

げっこう

げっこう ゲキカウ [0] 【激昂】
⇒げきこう(激昂)

げっこう

げっこう ゲツカウ 【月江】
鎌倉時代の早歌(宴曲)の作詞・作曲者。「異説秘抄口伝巻」の撰者。明空(ミヨウクウ)と同一人物とする説もある。生没年未詳。

げっこう

げっこう【月光】
moonlight.→英和
〜を浴びた moonlit <sea> .→英和
‖月光の曲 The Moonlight Sonata.

げっこう

げっこう【激昂】
<in> excitement;→英和
rage[fury](憤激).→英和
〜する get[be]excited;be enraged.

げっこう

げっこう [0] 【月光】
月のひかり。つきかげ。

げっこう

げっこう [0] 【月虹】
月光によって生じる白色のにじ。

げっこう

げっこう ゲツクワウ 【月光】
ベートーベン作曲の,ピアノ-ソナタ作品二七の二の通称。1801年作曲。月光の曲。ムーンライト-ソナタ。
→「月光」(ベートーベン)[音声]

げっこうかん

げっこうかん [3] 【月光冠・月光環】
月のまわりに現れる光冠。
→光冠

げっさく

げっさく [0] 【月朔】
月のはじめの日。毎月のついたち。

げっさん

げっさん [0] 【月産】
一か月間の生産量。

げっさん

げっさん【月産】
a monthly production[output].

げっし

げっし 【月氏】
秦・漢代に中央アジアで活躍した民族。トルコ系・イラン系・チベット系などの諸説がある。初めモンゴル高原西半を支配していたが,紀元前二世紀頃匈奴に圧迫され,その主力(大月氏)はイリ地方からさらにアフガニスタン北部に移動,バクトリアをも支配した。甘粛地方に残存したものを小月氏という。

げっしゃ

げっしゃ【月謝】
<pay> a monthly fee.月謝無料 No tuition is charged.

げっしゃ

げっしゃ [0] 【月謝】
教授を受ける謝礼として毎月支払う金。また,授業料。

げっしゅう

げっしゅう【月収】
<have> a monthly income <of 500,000 yen> .

げっしゅう

げっしゅう [0] 【月収】
月ごとの収入。一か月の収入。

げっしょ

げっしょ [1] 【月初】
月のはじめ。月初め。
⇔月末

げっしょう

げっしょう ゲツセウ 【月照】
(1813-1858) 幕末の尊皇家。京都清水寺成就院の住職。国事に奔走。安政の大獄の難を西郷隆盛とともに薩摩に逃れたが,藩にいれられず,隆盛と錦江湾に入水して絶命。隆盛は救助された。

げっしょう

げっしょう [0] 【月商】
一か月間の総売上高。

げっしょう

げっしょう ゲツシヤウ 【月性】
(1817-1858) 幕末の僧。周防の妙円寺(真宗本願寺派)の住職。吉田松陰らと交わり,勤王派として活躍。攘夷海防を説く。「男児志を立てて郷関を出づ…」の詩がある。

げっしょく

げっしょく [0] 【月食・月蝕】
太陽光による地球の影が月面に投じて,月面が欠けて見える現象。月面の一部が欠ける部分月食,全部が欠けて見える皆既月食とがある。

げっしょく

げっしょく【月食[蝕]】
an eclipse of the moon;→英和
a lunar eclipse.

げっしょく

げっしょく [0] 【月色】
月の光。月光の色。

げっしるい

げっしるい [3] 【齧歯類】
齧歯目に属する哺乳類の総称。門歯は上下とも一対で,終生伸び続け,のみ状に鋭くとがり,物をかじるのに適する。森林・草原・砂漠・川・沼などにすみ,植物質を食べる。哺乳類中最も種類が多く,リス亜目・ヤマアラシ亜目・ネズミ亜目の三つに大別される。南極とニュージーランドを除く全世界に分布。

げっしるい

げっしるい【齧歯類】
rodents.

げっしん

げっしん [0] 【月震】
月でおこる地震。

げっすい

げっすい [0] 【月水】
月経。

げっせかい

げっせかい [3] 【月世界】
月の世界。月界。

げっせき

げっせき [0] 【月夕】
月の明るい夜。特に,陰暦八月一五日の夜。

げっせん

げっせん 【月僊】
(1721-1809) 江戸中期の画僧。名は玄瑞。字(アザナ)は玉成など。尾張の人。円山応挙などに師事。晩年,伊勢山田の寂照寺を再興し住職となる。また,道路や橋を普請して済民に尽くした。作「群盲渡河図巻」,著「列仙図賛」など。

げっそう

げっそう [0] 【月奏】
〔「がっそう」とも〕
平安時代,官人の出勤日数を調べ,翌月の一日に天皇に報告したこと。

げっそう

げっそう [3] 【月相】
月齢により月面の輝く部分が変化するありさま。月の位相。月の満ち欠け。

げっそり

げっそり [3] (副)スル
(1)急にやせるさま。「頬の肉が―(と)落ちた」
(2)急に気力がなくなるさま。意気消沈するさま。「落選の報に―してしまった」

げっそり

げっそり
〜する[やせる]become very thin;lose much flesh;[がっかりする]be much disappointed.

げったん

げったん [0] 【月旦】
(1)月のはじめの日。ついたち。
(2)「月旦評」に同じ。「人物―」「之を評隲(ヒヨウシツ)―する権利/社会百面相(魯庵)」

げったんひょう

げったんひょう [0][3] 【月旦評】
〔後漢の許劭(キヨシヨウ)が毎月の一日に郷里の人々の人物論をして楽しんだという,「後漢書(許劭伝)」の故事から〕
人物の批評。月旦。

げっちゅう

げっちゅう [0] 【月中】
(1)月のなか。
(2)月光の下。月下。
(3)その月のうち。月内。

げっちょうせき

げっちょうせき [3] 【月長石】
長石の一種。ある面でカットすると,美しい青色の金属的な内光があらわれる。六月の誕生石。ムーンストーン。

げっとう

げっとう [0] 【月桃】
ショウガ科の多年草。インド原産。観賞用。葉は長大な披針形。夏,葉心から2メートル内外の花茎が出て,白色紅紋のある美しい花が穂状につき,垂れ下がる。全体に芳香がある。アルピニア。

げっとく

げっとく [0] 【月徳】
暦注の一。万事に支障のない吉日。月徳日。「板元の蔵入りいはふ天恩―/人情本・梅児誉美(初)」

げっぴょう

げっぴょう【月評】
a monthly review.

げっぴょう

げっぴょう [0] 【月表】
毎月,その月の記録として作る表。

げっぴょう

げっぴょう [0] 【月評】
その月の出来事や発表された作品などについて毎月行われる批評。「文芸―」

げっぷ

げっぷ [0] 【月賦】
(1)「月賦払い」「月賦販売」の略。「―で買う」
(2)月々のわりあて。月わり。[日葡]

げっぷ

げっぷ【月賦】
<buy on> monthly installments.6か月の〜で by six months' installments.‖月賦販売 the installment plan; <英> the hire-purchase system.

げっぷ

げっぷ [0][3]
〔胃の中のガスが口から出るときの音を表す擬声語から〕
胃の中のガスが口から出る現象。おくび。「―が出る」「―が出るほど食べる」

げっぷ

げっぷ
〜が出る belch.→英和
⇒噯気(おくび).

げっぷはんばい

げっぷはんばい [4] 【月賦販売】
代金を月々に分割して支払わせる契約で商品を販売すること。

げっぷばらい

げっぷばらい [4] 【月賦払い】
代金を一度に払わないで,月々に分割して支払うこと。

げっぺい

げっぺい [0] 【月餅】
中国風の焼き菓子。干し柿・クルミなどを入れた餡(アン)を小麦粉の生地で包んだ円形のもの。中国で,中秋の名月に供えたり,人に贈ったりしたという。

げっぽう

げっぽう [0] 【月俸】
一か月ごとに支払われる給料。一か月分の俸給。月給。

げっぽう

げっぽう [0] 【月報】
(1)月に一度定期的に発行する通知や報告。「文壇―」
(2)全集に挟み込まれる付録の小冊子。

げっぽう

げっぽう【月報】
a monthly report[bulletin].

げつ

げつ [1] 【月】
七曜の一。「月曜」の略。

げつうん

げつうん [0] 【月暈】
月の周りにできる光の輪。月のかさ。

げつえい

げつえい [0] 【月影】
月の光。また,月。つきかげ。

げつおう

げつおう [0] 【月央】
(取引などで)月のなかば。中旬。

げつがく

げつがく【月額】
the monthly sum[amount].

げつがく

げつがく [0] 【月額】
ひと月あたりの金額。

げつじ

げつじ [0] 【月次】
毎月。月ごと。つきなみ。「―報告」

げつぜん

げつぜん [0] 【月前】
月の光が照らしているところ。また,月の光。

げつぜんのほし

げつぜんのほし 【月前の星】
他の勢いに圧倒されて,目立たなくなるたとえ。

げつぞうどう

げつぞうどう ゲツザウ― [3] 【月像幢】
天皇の即位式など重大な儀式の時,庭前に立てられる仗旗の一種。9メートルほどの黒塗りの柱に,金色の丸い輪九つを貫き,その上の銀色の円板に銀兎・蟾蜍(ヒキガエル)・月桂樹・瑠璃(ルリ)色の瓶を描く。つきがたのはた。
→日像幢(ニチゾウドウ)

げつない

げつない [2] 【月内】
その月のうち。「―決着をめざす」

げつべつ

げつべつ [0] 【月鼈】
〔「鼈」はすっぽんの意〕
月とすっぽん。両者の違いが激しいことのたとえ。雲泥。「―の差」

げつまつ

げつまつ【月末に(までに)】
at (by) the end of the month.→英和

げつまつ

げつまつ [0] 【月末】
月の終わり。つきずえ。
⇔月初

げつめい

げつめい [0] 【月明】
月の明るいこと。また,明るい月の光。月あかり。[季]秋。《―の水吃々とさざめきぬ/石田波郷》

げつめん

げつめん【月面】
the lunar surface.〜歩行(着陸) a moonwalk (moon landing).

げつめん

げつめん [0] 【月面】
月の表面。

げつめんず

げつめんず [3] 【月面図】
地球の地図と同様に月の表面の地形を記した地図。

げつめんちゅうがえり

げつめんちゅうがえり [7] 【月面宙返り】
体操の鉄棒演技の一。体を左右にひねりながら回転させる下り技。ムーン-サルト。

げつや

げつや [1] 【月夜】
つきよ。

げつよ

げつよ [1] 【月余】
一か月より少し長い期間。一か月あまり。「―にわたる病床生活」「―を経る」

げつよう

げつよう [3][0] 【月曜】
月曜日。

げつようび

げつようび [3] 【月曜日】
週の第二日。日曜日の次の日。月曜。

げつようび

げつようび【月曜日】
Monday <Mon.> .→英和

げつらい

げつらい [2] 【月来】
この数か月間。つきごろ。

げつり

げつり [1] 【月利】
一か月を単位として定めた利息。
→年利
→日歩

げつりがく

げつりがく [3] 【月理学】
天文学の一分野。月の表面の形状を観察し,これを図に表して研究する学問。

げつりん

げつりん [0] 【月輪】
〔丸く輪のように見えることから〕
月。がちりん。「―嶺に廻りて/海道記」

げつれい

げつれい [0] 【月例】
毎月定期的に行われること。「―コンサート」「―報告」

げつれい

げつれい [0] 【月令】
一年間に行われる定例の政治・儀式などを,月の順に記録したもの。がつりょう。

げつれい

げつれい [0] 【月齢】
新月の時を〇・〇として,次の新月までの経過時間を一日単位で表したもの。月の満ち欠けの度合を表す。満月はほぼ月齢一四・八。

げつれい

げつれい【月例の】
monthly.→英和

げつれい

げつれい【月齢】
the moon's age.

げてもの

げてもの【下手物】
a product of folkcraft;an odd thing;a grotesquerie.下手物趣味 <have> very strange likings <for> .

げてもの

げてもの [0] 【下手物】
(1)大衆向けの値段のやすいもの。並の品。
⇔上手(ジヨウテ)物
(2)一般の人からは価値を認められない風変わりなもの。珍奇なもの。「―趣味」

げてん

げてん [0] 【下天】
(1)天上界のうちすべてに劣っている天のこと。
(2)人間界のこと。「人間五十年―の内をくらぶれば夢まぼろしのごとくなり/幸若・敦盛」

げてん

げてん [0] 【外典】
〔古くは「げでん」〕
仏教で,仏教以外の書物。もと,インドの外道の書物をさしたが,日本では主として儒学の書をさす。とつふみ。
⇔内典

げでん

げでん [0] 【下田】
田租を定めるため,田を等級分けしたうち,地味のやせた最下等の田地。
→上田
→中田

げとう

げとう [0] 【現当】
〔仏〕「げんとう(現当)」に同じ。

げとうおんせん

げとうおんせん 【夏油温泉】
岩手県北上市にある温泉。特別天然記念物の石灰華大ドームがある。

げどう

げどう [2] 【外道】
(1)〔仏〕 仏教以外の思想・宗教。また,その信者。特に,釈迦の同時代に存在した教説をさす。六師外道や九十五種外道など。
⇔一道(4)
⇔内道
(2)真理に反した説。また,それを説く人。邪道。
(3)人に災厄をもたらすもの。悪魔。また,邪悪の相を表した仮面など。「金毘羅童子と作て,―諸魔を調伏し/読本・弓張月(拾遺)」
(4)人をののしる言葉。「悪魔―め,人の陰徳のさまたげをして/滑稽本・七偏人」
(5)釣りで,目的とする種類の魚以外に釣れた魚。

げどう

げどう【外道】
heresy (異端);→英和
a heretic (人).→英和

げどく

げどく [0] 【解毒】 (名)スル
体内にある有毒物質を,より毒性の低い物質に変えること。「―作用」

げどくがん

げどくがん 【解毒丸】
毒消しの丸薬。

げどくざい

げどくざい【解毒剤】
an antidote.→英和

げどくざい

げどくざい [3][0] 【解毒剤】
体内に入った毒物の毒性を除き,または軽減する薬。毒消し。解毒薬。

げな

げな (助動)(○・げに・げな・げな・(げなれ)・○)
〔接尾語「げ」に助動詞「なり」の付いた形からの転〕
活用語の連体形・終止形,形容詞の語幹などに付く。
(1)人から伝え聞いたことを表す。…ということだ。…だそうだ。「昔殿様がおった〈げな〉」
(2)そのような様子だと推測する意を表す。…ようだ。…らしい。「イケノダイナゴンノヨウニコノヒトモフタゴコロアル〈ゲナ〉トアッテ/天草本平家 4」「おてまへも近年は流行してだいぶ工面がよい〈げな〉/咄本・無事志有意」
(3)そういう状態にあるということをやわらかに断定する。…であるようだ。「タカイ山デアリ〈ゲナ〉ゾ/漢書抄 4」
〔中世後期以降の語。現在も中部以西の地方では(1)の意で用いられる〕

げなん

げなん [1] 【下男】
(1)召し使いのおとこ。下僕。
⇔下女
(2)江戸幕府の職名。大奥女中方で雑役をした者。

げなん

げなん【下男】
a manservant.→英和

げに

げに [1] 【実に】 (副)
〔「現に」の転という〕
(1)事柄に対する共感や賛同の気持ちを表す語。じつに。全く。「―恐ろしきは人の怨念」「秋の日は佳(ヨ)く晴れて,―小春(コハル)の天気/小春(独歩)」
(2)確かに予想や評判のとおりであるとうなずく気持ちを表す語。なるほど。本当に。「―おかしき所かなと思ひつつ/更級」
→げには
→げにも
→げにや

げに=は

――は
本当は。実は。「―彼は汝が母なり/沙石 2」

げに=も

――も
いかにも。やはり。「さてふみをあけて見給へば―女房のふみとおぼしくて/平家 11」

げに=や

――や
本当にまあ。「―天下の鬼心の人も,え憎み奉らじ/落窪 3」

げにげにし

げにげに・し 【実に実にし】 (形シク)
(1)道理にかなっている。まことにそれらしい。「和歌の会の有様の―・しく優に覚えし事は/無名抄」
(2)実直である。誠実だ。「等閑がてらに云出たりつるを,かく―・しく,はからひ宣(ノタマ)はするに/十訓 6」
(3)まことしやかだ。もっともらしい。「―・しく所々うちおぼめき,よく知らぬよしして/徒然 73」

げにん

げにん [0] 【下人】
(1)身分の低い者。卑賤の者。
(2)平安時代末以降,武士や有力農民のもとで,農業生産や雑用に使役された隷属民。
(3)近世,年季奉公人。下僕。しもべ。

げにん

げにん [0] 【外任】
外官(ゲカン)に任ずること。国司の任。

げにんのそう

げにんのそう 【外任の奏】
平安時代,元日の節会などに在京中の地方官を宴に列席させるため,その名を書き連ねて外記(ゲキ)から奏上すること。また,その文書。

げねつ

げねつ [0] 【解熱・下熱】 (名)スル
病的に上昇した体温を下げること。
⇔発熱

げねつ

げねつ【解熱する】
alleviate fever.解熱剤 an antipyretic.→英和

げねつざい

げねつざい [3] 【解熱剤】
⇒解熱薬(ゲネツヤク)

げねつやく

げねつやく [3] 【解熱薬】
体温中枢に作用して病的に上昇した体温を正常値まで下げる薬剤。キニーネ・アミノピリン・アスピリン・フェナセチンなど。解熱剤。

げねんぶつ

げねんぶつ [2] 【夏念仏】
夏籠(ゲゴモ)りして念仏すること。

げはい

げはい [0] 【下輩】
(1)身分が低く卑しい者。下賤。
(2)目下の者。めした。
(3)〔仏〕 三輩の一。仏教者としての能力に恵まれず,善を積むことができないが,菩提心を起こし,無量寿仏を念ずる者。
→上輩
→中輩

げはく

げはく [0] 【下白】
品質が下等な白米。下白米。下米。
→上白
→中白

げはん

げはん [0] 【下版】 (名)スル
印刷で,校了になった組版を印刷または紙型どりの工程に移すこと。降版。

げはん

げはん [0] 【下阪】 (名)スル
東京から大阪に行くこと。

げば

げば [1] 【下馬】 (名)スル
(1)馬から下りること。社寺の境内・貴人の門前などで敬意を表して馬から下りること。下乗。
(2)「下馬先」の略。
→下馬評
(3)下等な馬。

げばおとし

げばおとし 【下馬落とし】
主人の供をする槍侍(ヤリザムライ)が,出発のとき,穂先を主人の前に出して検閲を受けてから槍を押し立てること。

げばこ

げばこ 【餉箱】
托鉢僧(タクハツソウ)が首にかけて施米(セマイ)を入れる箱。「勧化(カンゲ)の幡と―を首へ掛けて出てくる/歌舞伎・名歌徳」

げばさき

げばさき [0][4] 【下馬先】
(1)社寺・城などの門前の下馬札を立ててある所。下馬。
(2){(1)}で槍持ちなどの供奴が主人に対してとる作法。頭を少しかがめ,手先をあげて手を振り,腰をひねりながら足取りをそろえて歩く。「御前が近いせり合はず―をして振りませい/浄瑠璃・薩摩歌」

げばしょうぐん

げばしょうぐん 【下馬将軍】
江戸幕府の大老酒井忠清の異名。邸が江戸城の下馬先の近くにあり,将軍に劣らぬ実権を握っていたからいう。

げばすずめ

げばすずめ [3] 【下馬雀】
下馬評をする人。

げばな

げばな [1] 【夏花】
夏安居(ゲアンゴ)のとき,仏前に供える花。[季]夏。

げばひょう

げばひょう【下馬評】
common[town]talk;a rumor.→英和

げばひょう

げばひょう [0] 【下馬評】
〔下馬先で主人を待ちながら,供の者が交わす評判の意〕
直接関係のない人たちがするうわさ・評判など。取りざた。「総裁選の―に上る」

げばふだ

げばふだ [2] 【下馬札】
「下馬」「下乗」と書いて社寺や城の門前などに立てる立札。下馬牌(ゲバハイ)。二字札。
下馬札[図]

げひん

げひん [2] 【下品】 (名・形動)[文]ナリ
(1)言動などに卑しさが感じられる・こと(さま)。品(ヒン)が悪いさま。「―な笑い」「―な話」
(2)下等な・こと(もの)。
⇔上品
[派生] ――さ(名)

げひん

げひん【下品な】
vulgar;→英和
coarse;→英和
indecent;→英和
in bad taste.

げび

げび 【下卑】
下品で卑しいこと。意地きたないこと。「よく―を言ふやつだ/洒落本・通言総籬」

げびた

げびた【下卑た】
vulgar;→英和
coarse.→英和
⇒下品.

げびる

げ・びる [2] 【下卑る】 (動バ上一)[文]バ上一
〔「下(ゲ)」の動詞化〕
品(ヒン)がなく,いやしく見える。下品である。「顔つきが―・びてきた」「―・びた笑い」

げぶつ

げぶつ [0] 【下物】
〔「かぶつ」とも〕
酒の肴。「豆腐を―にして月下に小酌し/伊沢蘭軒(鴎外)」

げぶみ

げぶみ 【外文】
⇒げぶん(外文)

げぶみ

げぶみ 【解文】
「解(ゲ){(2)}」に同じ。

げぶん

げぶん 【外文】
外印(ゲイン)を押した文書。げぶみ。
⇔内文

げべん

げべん [0] 【外弁】
即位や節会などの儀式の際,承明門外に参列する公卿。後世,内弁を補佐し承明門外で諸事を差配する,外弁上首のみをさすようになる。
⇔内弁

げほう

げほう [0] 【外法】
(1)仏教で,他の教法をいう語。外道。
⇔内法
「―は益無しとて/今昔 4」
(2)〔(1)に基づく行法であることから〕
天狗を祖とした妖術,または髑髏(ドクロ)を用いた呪術。鎌倉時代に流行。外術。「さてかの―おこなひける聖を追出せんとしければ/平家 1」
(3)〔外法頭(ゲホウアタマ)であることから〕
福禄寿の別名。「鬼の念仏に餓鬼―殿の頭へ/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」
(4)「外法頭」「外法下駄」の略。

げほうあたま

げほうあたま 【外法頭】
(1)外法{(2)}を行うときに用いる頭蓋骨。
(2)上が大きくて下が小さい形の頭。げほうがしら。

げほうげた

げほうげた 【外法下駄】
江戸時代,宝永・正徳年間(1704-1716)の頃江戸で流行したかどの丸い塗り下駄。
〔製造者が外法頭であったからとも,下り坂でもはきよいからともいう〕

げほうばこ

げほうばこ 【外法箱】
市子(イチコ)・口寄(クチヨセ)などが持ち歩き,中に外法{(2)}に使う偶像などを入れていた箱。

げほうぼとけ

げほうぼとけ 【外法仏】
外法箱の中に所持する偶像。藁(ワラ)人形・土偶や動物の頭蓋骨などをいう。

げほくめん

げほくめん 【下北面】
北面の武士のうち,六位のもの。かほくめん。
⇔上北面

げぼく

げぼく [0] 【下僕】
召し使いの男。下男。

げぼり

げぼり [0] 【牙彫(り)】
「げちょう(牙彫)」に同じ。「―の人形」

げぼん

げぼん [0] 【下品】
(1)〔仏〕 極楽往生を九段階に分けた九品(クボン)の下位の三段階。下品上生・下品中生・下品下生の三。
(2)品質・価値などが最低であること。下等。「―の人には娶じ,上品の人に娶がむ/今昔 3」

げぼんげしょう

げぼんげしょう [0] 【下品下生】
〔仏〕 九品(クホン)の最下位の段階。下下生。

げみょうぶ

げみょうぶ [2] 【外命婦】
律令制で,五位以上の官人の妻の称。女官として朝廷の儀式の役をつとめることがあった。
→内命婦(ナイミヨウブ)

げみん

げみん [0][1] 【下民】
世の中の人。下層の人。かみん。

げめん

げめん [1][0] 【外面】
(1)物の表面。外側。
⇔内面
(2)外に表れたようす。うわべ。外見。

げめん==似菩薩(ジボサツ)

――=似菩薩(ジボサツ)(=如菩薩(ニヨボサツ))内心如夜叉(ニヨヤシヤ)
外面は菩薩のように優しく美しいが,内心は夜叉のように邪悪であるということ。仏教で,男性の煩悩の種となる女性をたとえていう。
〔経論にはなく,日本でつくられた言葉〕

げもん

げもん 【解文】
「解(ゲ){(2)}」に同じ。「そへたる立文(タテブミ)には―のやうにて/枕草子 133」

げや

げや [1][0] 【下屋】
母屋(オモヤ)から差し出して作られた屋根。また,その下の空間。さしかけ。さしかけ屋根。

げや

げや [1] 【下野】 (名)スル
官職を辞して民間に下ること。「総選挙に敗れて―する」

げや

げや【下野する】
resign one's public post (退官);go out of power (野党になる).

げゆ

げゆ 【解由】
(1)奈良・平安時代,官人が任期満了で交代の事務引き継ぎをすること。
(2)「解由状」に同じ。

げゆじょう

げゆじょう 【解由状】
奈良・平安時代,内官・外官が任期満了で交代するとき,後任者が前任者に渡す文書。前任者の公務が滞っていないことを証明する事務引き継ぎ文書で,国司交代の際の解由状が重要視された。解由。

げよう

げよう 【下用】
〔「けよう」とも〕
(1)一般の人々の食用とする,十分についてない米。[日葡]
(2)日常の使用。「こちとが臼は―に使ふ味噌豆臼となまめき笑ふ女郎花(オミナエシ)/浄瑠璃・関八州繋馬」

げようびつ

げようびつ 【下用櫃】
こめびつ。「氏子どもが―にしやりをきらして/浄瑠璃・妹背山」

げら

げら 【下等】 (代)
一人称。自分を卑下していう語。わたし。おれ。「其名をあん太郎と申,則―が事なり/狂言・吃」

げらく

げらく【下落】
a fall <in the price of rice> .→英和
〜する fall[drop,come down]in price <by 20 percent> .

げらく

げらく [0] 【下落】 (名)スル
値段・価値・相場などがさがること。「株価が―する」

げらく

げらく 【下洛】 (名)スル
(1)比叡山などから下りて京に行くこと。「山門の大衆,夥しう―すときこえしかば/平家 1」
(2)都から地方へ行くこと。
⇔上洛
[日葡]

げらげら

げらげら [1] (副)
しまりなく大声で笑うさま。「こっけいなしぐさに―(と)笑う」

げらげら

げらげら
〜笑う have a horselaugh;→英和
roar with laughter.

げり

げり (助動)
「けり」(助動)に同じ。「艶書をてづから持ちて行きてん〈げり〉/著聞 5」「うんとばかり其のまま息は絶えて〈げり〉/浄瑠璃・嫗山姥」
〔助動詞「けり」が完了の助動詞「つ」の連用形に付いた「てけり」が平安末期から「てんげり」ともいうようになり,撥音「ん」の無表記で「てげり」とも使われた〕

げり

げり [0] 【下痢】 (名)スル
大便が液状あるいは液状に近い状態になって排泄(ハイセツ)されること。腹下し。

げり

げり [1] 【外吏】
外任(ゲニン)の官吏。国司・受領(ズリヨウ)などの地方官。

げり

げり【下痢】
<have,suffer from> diarrhea.下痢止め薬 a binding medicine.

げりどめ

げりどめ [0] 【下痢止め】
下痢をとめること。また,その薬。
→止瀉剤(シシヤザイ)

げりべん

げりべん [0] 【下痢便】
下痢の大便。液状の大便。

げりゃく

げりゃく [0] 【下略】 (名)スル
そのあとに続く語や文を省略すること。かりゃく。
→上略
→中略

げれつ

げれつ [0] 【下劣】 (名・形動)[文]ナリ
人柄や態度が下品で,他人に対して守るべき節度を欠いていること。品性が卑しいこと。また,そのさま。「―な趣味」「―きわまる根性」
[派生] ――さ(名)

げれつ

げれつ【下劣な】
mean[base] <fellow> ;→英和
vulgar <taste> .→英和

げろ

げろ 【下呂】
岐阜県東部,益田(マシタ)郡の町。飛騨街道の旧宿場町。益田川沿いの温泉町として知られる。
→下呂温泉

げろ

げろ [1] (名)スル
(1)吐いた物。へど。嘔吐(オウト)物。「―を吐く」
(2)「自白」をいう隠語。「ついに―した」

げろう

げろう [2] 【下郎】
〔「げろう(下臈)」から転じた語〕
(1)人に使われている男。身分の低い男。「―呼ばわりされる」
(2)男の人をののしっていう語。「下司―の分際」

げろう

げろう [0] 【夏臘】
〔仏〕
〔夏安居(ゲアンゴ)を一回終えると法歳を一つ加えることから〕
僧の出家後の年数。法臘。

げろう

げろう [0][2] 【下臈】
(1)修行の年数が少なく,地位の低い僧。
⇔上臈
(2)官位・身分の低いこと。また,その人。
⇔上臈
「―の射る矢,立つか立たぬか御覧ぜよ/保元(中・古活字本)」
(3)品性の卑しい者。下郎。「よからぬあやしき―どもの/狭衣 3」

げろうことば

げろうことば [4] 【下郎言葉】
下郎の使う卑しい言葉。

げろうとくにん

げろうとくにん 【下臈徳人】
身分は低いが金持ちの人。下種(ゲス)徳人。「右中将家継と云ふ人,…―の婿に成りて/盛衰記 1」

げろうにょうぼう

げろうにょうぼう 【下臈女房】
身分の低い女官。

げろうのくろうど

げろうのくろうど 【下臈の蔵人】
(1)六位の蔵人。
(2)衣服のことの雑用を務める下級の女官。

げろおんせん

げろおんせん 【下呂温泉】
岐阜県下呂町にある温泉。有馬・草津とともに古来名湯とされる。硫化水素泉。

げろげろ

げろげろ [1] (副)
へどを吐くさま。

げん

げん [1] 【原】
漢語の上に付いて連体詞的に用いる。本来の。元来の。「―著作者」

げん

げん [1] 【言】
(1)口に出してものを言うこと。言った言葉。
(2)〔ソシュールの言語理論を翻訳する際に小林英夫が「パロール((フランス) parole)」の訳として用いた語〕
⇒パロール

げん

げん [1] 【絃】
(1)琴・三味線などの楽器の糸。弦。「ギターの―」
(2)弦楽器のこと。

げん

げん【弦】
[弓の]a bowstring;→英和
《数》a chord (弓形).→英和

げん

げん [1] 【舷】
船ばた。船べり。「―を接する」

げん

げん 【監】
(1)奈良時代,大和国と和泉国に置かれた太政官直轄の特別行政区。芳野監・和泉監があり離宮がおかれた。
(2)大宰府の三等官。大監と少監とがある。「大夫の―とて,肥後の国に,ぞう広く/源氏(玉鬘)」

げん

げん [0] 【験】
(1)ある行為を積み重ねたことによる効果。また,薬のききめ。効験。「―が現れる」「がつくり首を掉(フ)つて,―が見えぬぢやて/婦系図(鏡花)」
(2)前途の吉兆を暗示する出来事。縁起。前兆。「―がいい」「―なおし」
(3)仏道・修験道などの修行を積んだ効果。修行や祈りの結果あらわれるふしぎなしるし。

げん

げん [1] 【弦】
(1)弓のつる。
(2)「絃(ゲン)」に同じ。
(3)〔数〕
 (ア)円周上,または一般に曲線上の二点を結ぶ線分。
 (イ)古代中国および和算で,直角三角形の斜辺。

げん

げん [1] 【現】
(1)今,実際に存在すること。「―にここにある」
(2)現在その地位にあること。「無所属―」
(3)漢語の上に付いて連体詞的に用いる。今の。現在の。「―政府」「―執行部」
(4)現世。「普(アマネ)く―には千幸万福に楽しみて/盛衰記 39」
(5)実際にある物。本物。「―の山伏ならば,よも関手をばなさじ/義経記 7」

げん

げん [1] 【減】
(1)減ること。減らすこと。
⇔増
「前年度に比べて五割の―だ」
(2)ひき算。「加―乗除」

げん

げん【厳として】
⇒厳然.

げん

げん [1] 【厳・儼】
■一■ (ト|タル)[文]形動タリ
(1)態度や処置がきびしい。厳格。「―たる態度」「―として譲らない」
(2)動かしがたい。「―として存在する」
■二■ (形動ナリ)
{■一■}に同じ。「修例の―なる規則の密なる/もしや草紙(桜痴)」

げん

げん 【元】
中国の王朝(1271-1368)。フビライ(世祖)が建国。都は大都(北京)。1279年,南宋を滅ぼし,中国本土を中心にモンゴル・チベットを領有,高麗を服属させ,モンゴル至上主義の原則に立つ専制官僚支配を行う。紅巾(コウキン)の乱を契機に,漢族の朱元璋(シユゲンシヨウ)(明の太祖)により滅亡。

げん

げん [1] 【元】
(1)〔数〕
 (ア)方程式の未知数の個数。
 (イ)
〔element〕
集合の要素。
(2)中国の貨幣単位の一。一元は一〇角。

げん

−げん【3割減】
a decrease of 30 percent.

げん

げん【言】
words;a remark;→英和
a statement.→英和
〜を左右にする(して) equivocate (on one pretext or another).→英和
〜をまたない It goes without saying[It is needless to say]that….

げん

げん [1] 【玄】
(1)黒い色。黒。
(2)天。「黄に満ち―に満てり/三教指帰」
(3)老荘思想の根本概念。万物の根源としての道。
(4)奥深くて微妙なこと。深遠な道理。「―を談じ理を折(ヒラ)く/太平記 1」
(5)陰暦九月の異名。
(6)〔多く,名に「玄」のつくことからという〕
遊里で,医者のこと。また,多くの僧は遊里へ行く時に医者の姿をしていたことから,僧のこと。玄様。「浅草あたりの―いろ里にうかれゆきけるに/浮世草子・新吉原常々草」

げん

げん【絃】
a string;→英和
a chord.→英和

げん

げん【舷】
a (ship's) side;the gunwale.→英和

げん

げん [1] 【甗】
中国古代の蒸し器。三本足の鬲(レキ)状の下部に,甑(コシキ)がのったもの。殷周時代の青銅製の祭器がよく知られる。
甗[図]

げん=をかまえる

――をかま・える
偽りを言う。こしらえごとを言う。

げん=を俟(マ)たない

――を俟(マ)たない
あらためて言うまでもない。

げん=を左右に∘する

――を左右に∘する
はっきりしたことを言わない。あいまいな返答をする。言を左右に託する。

げん=を食(ハ)む

――を食(ハ)・む
〔書経(湯誓)「朕不�食�言」より出た語。一度口にした言をまた口に入れる意〕
前言をひるがえす。約束を破る。うそをつく。食言する。ことをはむ。

げん=近くして指(ムネ)遠し

――近くして指(ムネ)遠し
〔孟子(尽心下)〕
言葉は身近でわかりやすいが,その意味は深い。言近くして意遠し。

げん−

げん−【現−】
the present <Cabinet> ;→英和
the reigning <Emperor> .

げんあつ

げんあつ [0] 【減圧】 (名)スル
圧力を下げること。圧力が下がること。
⇔加圧

げんあつしょう

げんあつしょう [0] 【減圧症】
⇒潜函病(センカンビヨウ)

げんあつじょうりゅう

げんあつじょうりゅう [5] 【減圧蒸留】
常圧では高い沸点をもつ物質を,減圧により沸点を下げて蒸留する操作。有機化合物の分離などにしばしば利用される。

げんあつべん

げんあつべん [4] 【減圧弁】
調整弁の一種。高圧の気体または液体を減圧し一定圧力に保持して用いるための調節弁。

げんあつタービン

げんあつタービン [5] 【減圧―】
蒸気タービンの一種。内部をいくつかの室に区切り,蒸気が順次にこれらの室を通るたびに蒸気を膨張させて圧力を下げ,それにより動力を得る。

げんあん

げんあん [0] 【原案】
討議・検討を加えるための最初の案。修正案などに対していう。「―を修正する」

げんあん

げんあん【原案】
<amend> the original bill (議案)[plan (計画)].〜どおり可決(通過)する approve (pass) <a bill> in its original form.

げんい

げんい [1] 【原意】
もとの意味。本来の意味。

げんい

げんい [1] 【厳威】 (名・形動)[文]ナリ
おごそかでいかめしい・こと(さま)。

げんいざん

げんいざん 【元遺山】
⇒元好問(ゲンコウモン)

げんいん

げんいん [0] 【原因】 (名)スル
(1)ある物事や状態を引き起こしたもとになった事・出来事。
⇔結果
「墜落事故の―を調査する」「此処へ引越したのも,半(ナカバ)は僕の事に―して居る様に誤解して居たんだ/魔風恋風(天外)」
(2)〔哲〕 ある事物を成立させるもととなった物事・理由。アリストテレスでは形相因・質料因・作用因・目的因の四つに区別するが,狭義には,二つの事象が必然的な関係のもとに生起する時,時間的に先なるものをいい,後なるものを結果という。

げんいん

げんいん [0] 【減員】 (名)スル
人員を減らすこと。
⇔増員
「管理部門を―する」

げんいん

げんいん【原因】
a cause;→英和
the origin (発端).→英和
…に〜する be caused <by> ;originate[arise] <from> ;→英和
be due <to> .〜をきわめる trace <a thing> to its origin.‖原因結果 cause and effect.原因不明の <a fire> of unknown origin.

げんいん

げんいん [0] 【現員】
現在の人員。現在員。

げんいんばらいほうしき

げんいんばらいほうしき [8] 【現員払方式】
社会福祉における措置費支払い方式の一。措置の費用を利用者の現在員に応じて支払う。
→定員払方式

げんいんりょうほう

げんいんりょうほう [5] 【原因療法】
疾病原因の除去を目指した治療法。化学療法や血清療法,手術による摘出など。
⇔対症療法

げんう

げんう [1] 【幻有】
〔仏〕 すべての事物は因縁によって生じたもので,実体として存在していないこと。また,そのような事物。

げんうん

げんうん [0] 【眩暈】
実際には静止しているのに,自分の周囲や自分自身が回転しているように感じたり身体が浮き上がるように感じること。めまい。

げんえ

げんえ ゲンヱ 【玄慧・玄恵】
(?-1350)
〔「げんね」とも〕
鎌倉後期の天台宗の僧。京都の人。一説に虎関師錬(コカンシレン)の弟という。禅宗に心を寄せ,宋学にも詳しく,後醍醐天皇の侍読をつとめ,のち幕府に重んぜられて建武式目の制定に尽力。「庭訓往来」「喫茶往来」の作者,「太平記」の補作者とする説があるが,いずれも確証はない。

げんえい

げんえい [0] 【幻影】
実際には存在しないのに,存在するかのように見えるもの。まぼろし。「敵の―におびえる」

げんえい

げんえい 【元永】
年号(1118.4.3-1120.4.10)。永久の後,保安の前。鳥羽天皇の代。

げんえい

げんえい【幻影】
a vision;→英和
an illusion.→英和

げんえいし

げんえいし [3] 【幻影肢】
手足など身体の一部を喪失したあとでも,その部分がまだ存在するかのように痛みやかゆみなどを感じる現象。幻肢。

げんえいぼんこきんしゅう

げんえいぼんこきんしゅう 【元永本古今集】
古今集の完本としては最古の遺品。国宝。綴葉装(テツヨウソウ)の上下二冊(各四〇〇ページ)。上冊の末尾に本文と同筆で「元永三年7月廾四日」の奥書がある。筆者を源俊頼と伝承するが,藤原定実(サダザネ)説が有力。

げんえき

げんえき【現役】
<be in> active service.〜の on the playing[active]list.(野球など).〜を退く retire from (active) service.

げんえき

げんえき [0] 【現役】
(1)旧軍隊の常備兵役の一。現在ある部隊に配属されて軍務についていること。また,その軍人。
(2)肩書だけではなく,実際に仕事をもち活動していること。また,その人。
(3)(浪人に対して)高校三年で大学を受験する者。また,その試験に合格した者。

げんえき

げんえき【原液】
an undiluted solution.

げんえき

げんえき [0][1] 【原液】
薄めたり加工したりしていない,もとの液。

げんえき

げんえき [0] 【減益】
利益が減ること。
⇔増益
「減収―」

げんえん

げんえん [0] 【減塩】
成人病の予防や循環器疾患の治療などのために,食塩の摂取量を減らすこと。

げんえん

げんえん ゲンヱン 【諺苑】
江戸時代の国語辞書。太田全斎著。七巻。1797年成立。俗語・俗諺を集めてイロハ順に配列し,出典・意味などを記す。「俚言(リゲン)集覧」はこれを増補改編したもの。

げんえんしょうゆ

げんえんしょうゆ [5] 【減塩醤油】
食塩濃度が9パーセント以下の醤油。特別用途食品。
→低塩醤油

げんえんしょく

げんえんしょく [3] 【減塩食】
食塩の摂取量を制限した食餌療法。水分の貯留を防止するため,腎疾患や高血圧症に用いられる。

げんえんるい

げんえんるい ゲンヱン― [3] 【原猿類】
霊長目原猿亜目の哺乳類の総称。原始的なサル類で,平爪(ヒラヅメ)のほか,鋭い鉤爪(カギヅメ)をもつ。多くは夜行性。キツネザル科・コビトキツネザル科・インドリ科・アイアイ科・ロリス科・メガネザル科に分けられる。擬猴(ギコウ)類。原猴類。
→真猿類

げんおう

げんおう 【元応】
年号(1319.4.28-1321.2.23)。文保の後,元亨の前。後醍醐(ゴダイゴ)天皇の代。げんのう。

げんおう

げんおう [0] 【玄奥】
奥深く,はかり知れないこと。奥深い道理。

げんおじ

げんおじ ゲンヲヂ 【源おぢ】
小説。国木田独歩作。1897年(明治30)「文芸倶楽部」に発表。原題「源叔父」。侠気(キヨウキ)ある源叔父の,ままならぬ人生を哀感を込めて描く。

げんおん

げんおん [0][1] 【原音】
(1)文字・語などのもとの言語による音。
(2)(再生音に対して)レコード・テープなどに録音される素材となった音。
(3)結合音や,うなりを起こさせるもとになる音。

げんおんき

げんおんき [3] 【弦音器】
昆虫類の聴覚器官。脚・触角・ひげ・羽のつけ根などに分布。弦響器。

げんおんてい

げんおんてい [3] 【減音程】
完全音程や短音程を半音減じた音程。例えば,完全五度を半音狭めれば減五度,短三度を半音狭めれば減三度になる。
→増音程

げんか

げんか [1] 【現果】
〔仏〕 過去のおこないが原因となって受ける現世での報い。

げんか

げんか [1] 【弦歌・絃歌】
琵琶・箏(コト)・三味線などの弦楽器を弾きながらうたう歌。特に,三味線声曲をさすことが多い。「―の巷(チマタ)」

げんか

げんか【減価】
(a) discount;→英和
(a) reduction in[of]price;a reduced price (値段);depreciation (価値減少).→英和
減価償却《経》depreciation.

げんか

げんか【現下の】
present <state of things> ;→英和
existing;→英和
of the day[hour].→英和

げんか

げんか【原価】
the cost price.〜で(以下で)売る sell at (below) cost.‖原価計算 cost accounting.

げんか

げんか [1] 【言下】
相手が言い終わったすぐあと。言い終わるか終わらないうち。「―に断られた」

げんか

げんか [1] 【厳科】
きびしい罰。「―に処す」

げんか

げんか [1][0] 【減価】
価額をへらすこと。

げんか

げんか [1] 【現下】
現在。目下(モツカ)。今。「―の社会情勢」

げんか

げんか [1] 【原価・元価】
(1)もとの値段。
(2)製品の生産・販売に要した費用を単位当たりに計算した価。コスト。
(3)仕入れ値段のこと。もとね。

げんか

げんか [1] 【現価】
(1)現在のねだん。時価。
(2)将来の一定の時期に支払われる一定の金額の,現在における価額。その時点から支払時期までの利息を差し引いたもの。

げんか

げんか 【元嘉】
中国,南北朝の宋の文帝朝の年号(424-453)。

げんか

げんか [1] 【原歌】
もとの歌。もとうた。

げんかい

げんかい [0] 【限界】
物事の及ぶ一番端。その状態をもちこたえることのできるぎりぎりのところ。かぎり。「体力の―」「我慢もこれが―だ」

げんかい

げんかい 【言海】
国語辞書。大槻文彦著。1889(明治22)〜91年刊。上代より近代までの語彙約三万九千語を五十音順に配列。見出しを仮名書きにし,漢字表記・品詞・語釈などを完備した最初の近代的国語辞典。ことばのうみ。
→大言海

げんかい

げんかい [1][0] 【顕界】
この世。現世。
⇔幽界

げんかい

げんかい [0] 【幻怪】 (名・形動)[文]ナリ
あやしく不思議な・こと(さま)。

げんかい

げんかい [0] 【諺解】
わかりやすい言葉を使った解釈。

げんかい

げんかい【限界】
a limit;→英和
bounds.〜を定める set limits <to> ; ‖限界効用(説) (the theory of) marginal utility.

げんかい

げんかい [0] 【厳戒】 (名)スル
厳重に警戒すること。「―態勢をしく」

げんかいおうりょく

げんかいおうりょく [5] 【限界応力】
物体が破壊せずに耐えうる最大の応力。

げんかいかくめい

げんかいかくめい [5] 【限界革命】
1870年代に起こった古典派経済学からの経済理論の変革。限界効用理論に基づく価値理論が,ジェボンズ・メンガー・ワルラスによりそれぞれ独自に,しかもほぼ同時期に展開され,近代経済学の基礎が築かれたことをいう。

げんかいこうよう

げんかいこうよう [5] 【限界効用】
ある財が消費者に与える満足度(=効用)に関し,その財の消費量を一単位増加したとき,これに伴う満足度の増加分をいう。最終効用。

げんかいこうようていげんのほうそく

げんかいこうようていげんのほうそく [5][0] 【限界効用逓減の法則】
限界効用は,消費する財の数量の増加につれて減少するという法則。効用逓減の法則。

げんかいこくていこうえん

げんかいこくていこうえん 【玄海国定公園】
福岡県と佐賀県にまたがり,玄界灘に臨む海岸を中心とする国定公園。白砂青松の弧状海岸やリアス式海岸,海食洞などの景観美をもつ。

げんかいしょうひせいこう

げんかいしょうひせいこう [8] 【限界消費性向】
所得の増加分に対する消費の増加分の割合。一般に,低所得層ほど高い。

げんかいじょうきょう

げんかいじょうきょう [5] 【限界状況】
〔(ドイツ)Grenzsituation〕
ヤスパースの実存哲学の用語。平素は無自覚であるが,生きている限り不可避的にそれに直面するしかない状況。死・苦悩・闘争・罪責など。この根源的な場面を通して,人は自己の実存に覚醒するとされる。極限状況。

げんかいせいさんひ

げんかいせいさんひ [7] 【限界生産費】
産出量を一単位増加させるのに要する総費用の増加分。

げんかいぜいりつ

げんかいぜいりつ [5] 【限界税率】
所得の課税対象額(課税標準)がある水準から増大したとき,その増大分に適用される税率。また,課税標準をいくつかの金額区分に分け,その区分ごとに異なる率で課される税率。累進課税ではこれが段階的に高くなり,比例税では不変,逆進課税では低くなる。
→累進税

げんかいそぜいふたんりつ

げんかいそぜいふたんりつ [9] 【限界租税負担率】
所得がある水準から増大したとき,それに対応して税負担がどれくらい増すかを表す比率。

げんかいちょちくせいこう

げんかいちょちくせいこう [8] 【限界貯蓄性向】
所得の増加分に対する貯蓄の増加分の割合。一般に,高所得層ほど高い。

げんかいなだ

げんかいなだ 【玄界灘】
九州北方,対馬海峡から響灘に至る海域。冬は季節風で荒れる。

げんかいひよう

げんかいひよう [5] 【限界費用】
財・サービスを生産するとき,ある生産量からさらに一単位多く生産するのに伴う追加的な費用。

げんかいゆにゅうせいこう

げんかいゆにゅうせいこう [8] 【限界輸入性向】
国民所得がある水準から増大したとき,それに対応して輸入がどのくらい増すかを表す比率。経済の拡大が国際収支をどう変化させるかをみる上で重要である。限界輸入依存度。

げんかいゲージ

げんかいゲージ [5] 【限界―】
機械部品の寸法や角度が所定の値になっているかどうかを検査する器具。普通,許される誤差を加えた寸法のゲージと,誤差を引いた寸法のゲージを組み合わせて用いる。狭範(キヨウハン)。リミット-ゲージ。
限界ゲージ[図]

げんかかんり

げんかかんり [4] 【原価管理】
企業の発展に必要な原価引き下げの目標を設定し,その実施を計画的に図る管理活動。コスト-マネジメント。

げんかく

げんかく [0] 【幻覚】
現実にない対象が,あたかも存在するように知覚されること。幻聴・幻視・幻味・幻臭・幻触など。

げんかく

げんかく [0] 【厳格】 (形動)[文]ナリ
不正・怠慢・ごまかし・失策などを全く許さないきびしい・態度(さま)。きびしくて,少しも手加減をしないさま。「―な家庭」「―に審査する」
[派生] ――さ(名)

げんかく

げんかく【幻覚】
a hallucination;→英和
an illusion.→英和
‖幻覚剤 hallucinogen;LSD.

げんかく

げんかく【厳格な(に)】
strict(ly);→英和
severe(-ly);→英和
stern(ly);→英和
rigorous(ly).→英和

げんかくしゅぎ

げんかくしゅぎ [5] 【厳格主義】
〔哲〕
〔rigorism〕
きわめて厳格に道徳的規律を守る立場。ストア学派の倫理説,キリスト教の敬虔主義,カント哲学の倫理説など。厳粛主義。リゴリズム。

げんかくせいぶつ

げんかくせいぶつ [5] 【原核生物】
生物の二大群の一。その細胞では,DNA 分子が核様体として存在し,核膜を持たず,有糸分裂を行わない。また,細胞小器官もない。生物進化の初期に出現した原始的な群であり,すべての細菌類と藍藻(ランソウ)類が含まれる。
→真核生物

げんかくはん

げんかくはん [4] 【幻覚犯】
法律上罪とならない行為を罪になると信じてなされた行為。犯罪ではない。

げんかけいさん

げんかけいさん [4] 【原価計算】
生産に要した費用の会計上の集計方法。生産のため用いた財の実際の価格を集計する実際原価計算,標準となる原価を前もって算定し,それに実際の生産量を掛ける標準原価計算,固定費を含めず変動費だけを集計する直接原価計算がある。

げんかけいさんきじゅん

げんかけいさんきじゅん [8] 【原価計算基準】
原価計算に関する成文化された指針で,企業会計審議会により1962年(昭和37)に設定・公表された。

げんかしゅぎ

げんかしゅぎ [4] 【原価主義】
資産および費用の評価について取得原価を採用するという考え方。時価が低下すると過大評価になる場合もあるが,企業会計原則,商法や税法も原則として採用している。

げんかしょうきゃく

げんかしょうきゃく [4] 【減価償却】
使用または時間の経過による固定資産(土地は除く)の価値の減少を,決算期ごとに一定の方法により費用として算入すること。償却。
→定額法
→定率法

げんかたい

げんかたい [0] 【元嘉体】
中国で,元嘉年間に行われた詩風。謝霊運・顔延之などに代表される。

げんかぶ

げんかぶ [0] 【現株】
株式の現物。実物の株券。実株。
⇔空株(カラカブ)

げんかれき

げんかれき [3] 【元嘉暦】
443年(元嘉20)何承天が撰した暦。日本に伝えられた最初の暦法とされ,持統天皇の代に採用されたという。

げんかん

げんかん【玄関】
the (front) door (入口);→英和
the entrance;→英和
[入口の室・土間]the hall;→英和
the vestibule.→英和
〜払いをくわせる turn <a visitor> away at the door.

げんかん

げんかん【厳寒】
intense[severe]cold.

げんかん

げんかん [0] 【減感】
写真の現像処理前に,フィルムの感度を特殊な薬品によって低下させること。
⇔増感

げんかん

げんかん [1] 【玄関】
〔近世には「げんか」とも〕
(1)一般に,建物の正面の出入り口。
(2)〔仏〕
 (ア)禅にはいる入り口。禅学の入門。
 (イ)禅寺の方丈に突出して設けられた,出入りのためのところ。門。
 (ウ)禅修行の過程で重要ないし困難な部分。
(3)近世の住宅で,式台の前の駕籠(カゴ)をおろすための低い板敷きの部分。また,式台を含めた出入り口の全体。
(4)〔玄関を構えることを許されていたことから〕
江戸の町名主をいう。
〔(2)が原義〕

げんかん

げんかん [0] 【厳寒】
きびしい寒さ。極寒。
⇔厳暑
「―の候」[季]冬。《―や事と戦ふ身の力/池内たけし》

げんかん

げんかん 【阮咸】
(1)西晋の思想家。竹林の七賢の一人。阮籍はその叔父。諸官を歴任した。琵琶(ビワ)の達人。生没年未詳。
(2)〔阮咸が愛用したところからという〕
中国の撥弦(ハツゲン)楽器。胴は円形・長円形・方形・八角形など,長い棹(サオ)をもち,一二柱から一五柱。正倉院の蔵品は円形胴で直径40センチメートル,棹長60センチメートル,四弦一四柱。明清代には短棹のものを月琴と称した。秦琵琶。秦漢子。
阮咸(2)[図]

げんかん

げんかん [0] 【現官】
現在ついている官職。

げんかん=を張る

――を張・る
玄関だけを立派にする。外観を飾る。

げんかんさき

げんかんさき [0][3] 【玄関先】
玄関のあたり。

げんかんさりょうほう

げんかんさりょうほう [6] 【減感作療法】
アレルギー性疾患の治療法の一。原因となる抗原を増量しながら定期的に注射し,過敏性を低下させる。脱感作療法。免疫療法。

げんかんばらい

げんかんばらい [5] 【玄関払い】
訪問者を主人が面会しないで帰すこと。「―を食う」

げんかんばん

げんかんばん [3][0] 【玄関番】
玄関にいて客の取次などをする人。玄関子。「―の書生/花間鶯(鉄腸)」

げんが

げんが【原画】
the original picture.

げんが

げんが [0] 【原画】
(1)(複製画に対して)もとの絵。
(2)印刷のもととなる絵画原稿。

げんがい

げんがい【言外の】
unexpressed;implied.→英和
〜の意味を読む read between the lines.〜にほのめかす hint <at,that…> .→英和

げんがい

げんがい [0][1] 【限外】
限度を超えていること。一定の条件を満たす範囲外であること。

げんがい

げんがい [0][1] 【言外】
直接言葉としては表現されていない部分。「―にほのめかす」「―の意味をくみとる」

げんがいけんびきょう

げんがいけんびきょう [0] 【限外顕微鏡】
分解能より小さな物を見る顕微鏡。特殊な照明装置により微粒子の散乱光を観察する。明確な像は見えないが存在や動きがわかる。暗視野(アンシヤ)顕微鏡。

げんがいはっこう

げんがいはっこう [5] 【限外発行】
⇒制限外発行(セイゲンガイハツコウ)

げんがいろか

げんがいろか [5] 【限外濾過】
コロジオン膜や合成高分子の膜を用いて,加圧または吸引によって分子レベルの粒子を分離すること。脱塩やタンパク質の分別などに用いる。

げんがく

げんがく【減額】
a cut;→英和
a reduction.→英和
〜する cut (down);reduce.→英和

げんがく

げんがく [0] 【衒学】
学識を誇り,ことさらにひけらかすこと。ペダントリー。

げんがく

げんがく [0] 【玄学】
〔深遠な学問の意から〕
老荘の学。「老子」「荘子」に「易経」を加えて三玄の学ともいう。老荘思想を以て儒教経典を解釈する学問で,魏晋南北朝時代に仏教とともに隆盛をみた。魏の王弼(オウヒツ)や何晏(カアン),晋の郭象らの学問。

げんがく

げんがく [0] 【弦楽・絃楽】
弦楽器による音楽。

げんがく

げんがく [0] 【減額】 (名)スル
金額や数量を減らすこと。
⇔増額
「割当を―する」

げんがく

げんがく【衒学】
pedantry.〜的(な人) pedantic (a pedant).

げんがく

げんがく【弦楽】
string music.‖弦楽器 a stringed instrument.弦楽四重奏 a string quartet.

げんがくごじゅうそう

げんがくごじゅうそう [6] 【弦楽五重奏】
バイオリン二,ビオラ二,チェロ一,またはバイオリン二,ビオラ一,チェロ二による室内楽重奏形式。

げんがくしじゅうそう

げんがくしじゅうそう [6] 【弦楽四重奏】
バイオリン二,ビオラ,チェロ各一の編成の室内楽重奏形式。一八世紀後半,ハイドンが完成して以後,最も洗練された室内楽形式とされる。

げんがくてき

げんがくてき [0] 【衒学的】 (形動)
学者ぶるさま。学識をひけらかすさま。ペダンチック。「―な態度」

げんがっき

げんがっき [3] 【弦楽器・絃楽器】
強く張った弦を振動源とし,その振動を共鳴胴で増幅して音を出す楽器。楽器学では弦鳴(ゲンメイ)楽器といい,弦と共鳴胴の位置関係によってリラ属・ハープ属・リュート属・チター属の四種に分ける。一般的には,撥弦(ハツゲン)楽器・擦弦楽器・打弦楽器という奏法による分類も多用される。

げんがん

げんがん 【厳顔】
おごそかな顔つき。君主などの顔の形容。「―に親(チカ)づき奉らんこと何(イズ)れの日ぞや/保元(下)」

げんき

げんき [1] 【衒気】
自分の学問や才能をひけらかしたがる気持ち。てらい。「―のある人」

げんき

げんき [1] 【玄機】
奥深い道理。

げんき

げんき【元気】
<recover one's> spirits;energy;→英和
<米俗> pep.→英和
〜な spirited;→英和
lively;→英和
healthy (健康な).→英和
〜よく in high[good]spirits;cheerfully.→英和
〜のない low-spirited;downhearted.→英和
〜づく cheer[pick]up;take heart.〜づける cheer up;encourage;→英和
invigorate;→英和
refresh.→英和
〜を失う lose heart.

げんき

げんき 【源琦】
⇒駒井琦(コマイキ)

げんき

げんき [1] 【原基】
個体発生の途中で,将来ある器官になることに予定されてはいるが,まだ形態的・機能的には未分化の状態にある部分。

げんき

げんき 【元亀】
年号(1570.4.23-1573.7.28)。永禄の後,天正の前。正親町(オオギマチ)天皇の代。

げんき

げんき 【減気・験気】
病気が快方に向かうこと。治療などの効果が現れて,気分がよくなること。「その後種々に療治すれば,少しき―ありしかども/正法眼蔵随聞記」

げんき

げんき [1] 【衒奇】
奇をてらうこと。奇矯なわざとらしいふるまいをすること。

げんき

げんき [1] 【原器】
(1)測定の基準として用いる標準器で,基本単位の大きさを具体的に表すもの。国際単位系( SI )ではキログラム原器のみがある。
(2)同種類の物の標準として作られた基本的な器。

げんき

げんき [1] 【元気】 (名・形動)[文]ナリ
□一□
(1)活動のもとになる気力。また,いきいきとして活力の盛んなさま。「―がある」「―を出す」「―に歌う」「―な子」
(2)体に悪い所がないさま。健康。「―で暮らす」「お―ですか」
□二□中国の宇宙生成論で,万物生成の根本となる精気。
〔□一□は「げんき(減気)」から出た語〕
[派生] ――さ(名)

げんきづく

げんきづ・く [4] 【元気付く】 (動カ五[四])
元気になる。「親の顔を見たら―・いた」

げんきづける

げんきづ・ける [5] 【元気付ける】 (動カ下一)
励ましの言葉などをかけて元気を回復させる。「患者を―・ける」

げんきもん

げんきもん 【玄輝門】
平安京内裏内郭十二門の一。北側中央にあり外郭の朔平門と向かい合う。古くは女官の通用門。
→内裏

げんきゃく

げんきゃく [0] 【減却】 (名)スル
へること。へらすこと。「英雄の勢力は次第に―して/福翁百話(諭吉)」

げんきゅう

げんきゅう [0] 【言及】 (名)スル
話がある事にまで及ぶこと。「進退問題に―する」

げんきゅう

げんきゅう【言及する】
refer[make reference] <to> ;→英和
allude <to> ;→英和
mention.→英和

げんきゅう

げんきゅう【原級】
the original class;《文》the positive degree.〜にとどめる do not promote <a student> to a higher class.

げんきゅう

げんきゅう [0] 【原級】
(1)進級する前のもとの級。「出席日数不足のため―にとめおく」
(2)ヨーロッパ諸語で,形容詞・副詞の比較の意を表す比較級・最上級の形に対するもとになる形。
→比較級
→最上級

げんきゅう

げんきゅう [0] 【減給】 (名)スル
制裁として賃金の支給額を減らすこと。公務員では懲戒処分の一。減俸。
⇔加給

げんきゅう

げんきゅう ゲンキウ 【元久】
年号(1204.2.20-1206.4.27)。建仁の後,建永の前。土御門(ツチミカド)天皇の代。

げんきょ

げんきょ [1] 【原拠】
言説や推論などのよりどころ。

げんきょう

げんきょう [0] 【現況】
現在の状況。現在のありさま。「―報告」「―を分析する」

げんきょう

げんきょう [0] 【元凶・元兇】
悪事をたくらんだ中心人物。また,悪いことを引き起こした,一番大きな原因。

げんきょう

げんきょう【元凶】
a ringleader (首謀者);→英和
the main culprit.

げんきょう

げんきょう【現況】
the present condition[state].⇒現状.

げんきょく

げんきょく [0] 【限局】 (名)スル
範囲をせまく限ること。「―性白皮症」

げんきょく

げんきょく [0] 【原曲】
編曲した曲などに対して,もとの曲。

げんきょく

げんきょく [0] 【元曲】
中国の古典劇。普通,四幕からなり,時に楔子(セツシ)と称する序幕または間幕を添える。元代に盛行し,明代の南曲に対し北曲とも呼ばれる。代表作家に関漢卿・鄭光祖・白朴・馬致遠(元曲四大家)がいる。

げんきょくざい

げんきょくざい [4] 【減極剤】
電池を放電する際,電極に発生する水素によって生じる起電力低下の現象(分極)を抑制するための酸化剤。

げんきん

げんきん【現金】
cash;→英和
ready money.〜で払う(買う) pay in (buy for) cash.〜にする cash <a check> .〜な人 a calculating person.‖現金書留 a registered letter for sending money.現金自動支払機 a cash dispenser.現金出納係 a cashier.現金正価 a cash price.現金払い(取引) cash payment (transaction).現金引替渡し cash on delivery <C.O.D.> .現金輸送車 a bank transport truck.

げんきん

げんきん [0] 【厳禁】 (名)スル
厳重に禁止すること。「立ち入りを―する」

げんきん

げんきん [3] 【現金】
■一■ (名)
(1)小切手・手形・為替などでなく,現在通用している貨幣。キャッシュ。現銀。「小切手を―に換える」「―払い」
(2)簿記上で,通用の貨幣およびすぐ貨幣に換えられる小切手・手形・郵便為替証書など。
■二■ (形動)[文]ナリ
利害によって簡単に主張や態度を変えるさま。打算的。「―なやつ」
[派生] ――さ(名)

げんきん

げんきん【厳禁する】
forbid[prohibit]strictly.火気厳禁 ⇒火気(厳禁).

げんきん=掛け値(ネ)なし

――掛け値(ネ)なし
(1)掛け売りをやめて現金取引とする一方,掛け値をやめて公正な価格とする販売方法。元禄(1688-1704)頃,江戸の呉服店三井越後屋が始めたという。
(2)転じて,うそいつわりのないこと。正真正銘であること。

げんきんあきない

げんきんあきない [6][5] 【現金商い】
現金で売買すること。
⇔掛け商い

げんきんうり

げんきんうり [0] 【現金売り】
現金と引き換えで商品を渡すこと。
⇔掛け売り
⇔現金買い

げんきんかきとめ

げんきんかきとめ [5] 【現金書留】
現金を郵送する書留郵便。郵政省発行の現金封筒・現金封緘(フウカン)紙を使用し,印章で封印する。

げんきんかんじょう

げんきんかんじょう [5] 【現金勘定】
簿記で,現金または小切手など現金に換えられるものの収支を処理する勘定科目。金銀勘定。

げんきんがい

げんきんがい [0] 【現金買い】
現金と引き換えに商品を受け取ること。
⇔掛け買い
⇔現金売り

げんきんきゅうよそうがく

げんきんきゅうよそうがく [8] 【現金給与総額】
毎月勤労統計調査で,定期給与と特別給与を合わせた合計の給与額。

げんきんしゅぎ

げんきんしゅぎ [5] 【現金主義】
現金の収支を根拠として,費用および収益を認識し,計上すること。現在は発生主義や実現主義に移行している。

げんきんじどうしはらいき

げんきんじどうしはらいき [10][3][6] 【現金自動支払機】
⇒シー-ディー( CD )(2)

げんきんじゅんび

げんきんじゅんび [5] 【現金準備】
⇒銀行準備金(ギンコウジユンビキン)

げんきんすいとうちょう

げんきんすいとうちょう [0] 【現金出納帳】
現金の出入りを記帳し残高や資金の動きを管理する帳簿。単なる補助記入帳として用いられる場合と,特殊仕訳帳として用いられる場合がある。

げんきんつうか

げんきんつうか [5] 【現金通貨】
中央銀行券・政府紙幣・補助貨幣など,法律上最終支払い手段としての資格を与えられている通貨。
→預金通貨

げんきんとりひき

げんきんとりひき [5][6] 【現金取引】
商品の受け渡しと現金の授受が同時に行われる取引。
⇔掛け取引

げんきんどんや

げんきんどんや [5] 【現金問屋】
仕入れ客が商品を現金で購入し,持ち帰るのを建前としている卸売業者。

げんきんわりびき

げんきんわりびき [5] 【現金割引】
掛け払いなどの商品の代金を買い手が期日以前に全額支払う場合に,売り手が価格を割り引くこと。

げんぎ

げんぎ [1] 【玄義】
(1)〔仏〕 奥深い教義。奥深い意味。
(2)キリスト教で,神によって啓示され,人の知識だけでは理解しがたい信仰の奥義をいう。

げんぎ

げんぎ 【元魏】
魏(ギ){(3)}の別名。

げんぎ

げんぎ [1][3] 【原義】
言葉の本来もっている意味。もとの意味。原意。

げんぎ

げんぎ [1] 【言議】
議論すること。論議。「浅薄な―も多かつたらうが/青春(風葉)」

げんぎ

げんぎ【原義】
the original meaning.

げんぎ

げんぎ [1] 【絃妓】
芸者。うたいめ。

げんぎゅう

げんぎゅう [0] 【原牛】
⇒オーロックス

げんぎょ

げんぎょ 【言語】
〔「げん」「ぎょ」ともに漢音〕
「言語(ゲンゴ)」に同じ。「容貌悠美にして―分明也/平家 8」

げんぎょ

げんぎょ 【懸魚】
⇒げぎょ(懸魚)

げんぎょう

げんぎょう [0] 【噞喁】
⇒けんぐう(噞喁)

げんぎょう

げんぎょう [0] 【現業】
管理・経営に対して,工場・作業場など現場で行う業務。「―部門」

げんぎょういん

げんぎょういん [3] 【現業員】
福祉事務所において,家庭訪問・面接・生活指導などの現業を行う所員。面接員・ケースワーカーなど。

げんぎょうかんちょう

げんぎょうかんちょう [5] 【現業官庁】
行政的業務ではなく,現業的事業をつかさどる官庁。郵政省・印刷局・造幣局・林野庁の四つ。

げんぎょししゅろん

げんぎょししゅろん 【言語四種論】
語学書。一巻。鈴木朖(アキラ)著。1824年刊。言語を「体ノ詞」「形状(アリカタ)ノ詞」「作用(シワザ)ノ詞」「テニヲハ」の四つに分けるべきことを述べる。

げんぎん

げんぎん 【現銀】
「現金」に同じ。近世,主に銀が通用貨幣であった京坂地方で用いた語。

げんく

げんく [0][1] 【原句】
もとの句。

げんく

げんく [1] 【言句】
言葉。文句。ちょっとした言葉。

げんくう

げんくう 【源空】
法然(ホウネン)の僧としての正式の名前。

げんくらべ

げんくらべ 【験比べ】
修験者たちが互いの修行によって得た力の優劣を比べあうこと。「年久しく修行しありきて熊野にて―しけるを/金葉(雑上詞)」

げんくろうぎつね

げんくろうぎつね ゲンクラウ― [6] 【源九郎狐】
(1)大和にいたという,いたずら狐。
(2)浄瑠璃「義経千本桜」に登場する狐。

げんくん

げんくん [0] 【元勲】
(1)国家に尽くして大きな手柄を立てた人。特に,明治維新の際大きな勲功のあった西郷隆盛・木戸孝允・大久保利通ら。
(2)国家に対する偉大な功績。

げんくん

げんくん [1][0] 【厳君】
他人の父を敬っていう語。父君。

げんけ

げんけ 【幻化】
まぼろしと神通力による変化(ヘンゲ)。一切の事象には実体がないということ。「物皆―なり/徒然 91」

げんけ

げんけ 【源家】
「源氏{(1)}」に同じ。

げんけい

げんけい [0] 【現計】
(1)現在の計算高。
(2)現時点における金銭・物品の収支計算。

げんけい

げんけい [0] 【元型】
〔(ドイツ) Archetypus〕
ユングの用語。本能とともに遺伝的に備わり,集合的無意識を構成する心像の型。民族や文化を超えて物語・神話・文芸・儀礼などの主題・モチーフの中に繰り返し現れる。太古型。祖型。

げんけい

げんけい [0] 【現形】
現在の形・ありさま。

げんけい

げんけい [0] 【厳刑】
きびしい刑罰。厳罰。
⇔寛刑

げんけい

げんけい【減刑】
commutation;→英和
mitigation[reduction]of a sentence.→英和
〜する commute[mitigate] <a sentence> .→英和

げんけい

げんけい [0] 【減軽】 (名)スル
(1)(重量・負担などを)減らして軽くすること。軽減。
(2)〔法〕 自首・情状・心身の状態などにより刑を軽くすること。刑の減軽。

げんけい

げんけい【原形】
the original form.〜をとどめないまでに <be destroyed> beyond recognition.

げんけい

げんけい 【元慶】
⇒がんぎょう(元慶)

げんけい

げんけい [0] 【原型】
(1)鋳物(イモノ)など同じ物をいくつも作る時,型をとるために製作されたもの。
(2)洋裁で,洋服の製図の基礎となる型。
(3)自然哲学的生物学で,動植物の諸種の類群から現実の生物の根源となるものとして抽象されたモデル。ゲーテの形態学などにおいて論じられた。

げんけい

げんけい [0] 【原形・元形】
もとの形。「―をとどめない」「―を保つ」

げんけい

げんけい【原型】
a prototype;→英和
a model.→英和

げんけい

げんけい [0] 【減刑】 (名)スル
(1)恩赦の一種。刑の言い渡しを受けた者に対して,刑を軽くすること。
(2)刑の減軽のこと。
→減軽(2)

げんけいしつ

げんけいしつ【原形質】
《生》protoplasm.→英和

げんけいしつ

げんけいしつ [3] 【原形質】
自己増殖・物質代謝・運動など,細胞内で生命活動の基礎となっている物質系の総称。核と細胞質とに分けられる。

げんけいしつうんどう

げんけいしつうんどう [7] 【原形質運動】
生きている細胞の原形質が示す動き。原形質流動をはじめ,アメーバ運動・鞭毛(ベンモウ)運動・繊毛運動など。

げんけいしつぶんり

げんけいしつぶんり [7] 【原形質分離】
生きている植物細胞を浸透圧の高い液に浸した時,原形質が収縮して細胞壁から離れる現象。細胞膜の半透性による。

げんけいしつまく

げんけいしつまく [6] 【原形質膜】
⇒細胞膜(サイボウマク)

げんけいしつりゅうどう

げんけいしつりゅうどう [7] 【原形質流動】
細胞の外形が変わらずに細胞質が流れるように運動する現象。シャジクモの節間細胞,ムラサキツユクサのおしべの毛などの植物細胞でよく観察される。

げんけいしつれんらく

げんけいしつれんらく [7] 【原形質連絡】
多細胞植物の隣り合う細胞の原形質間を連絡している細い細胞間橋。

げんけいはくぞく

げんけいはくぞく [0] 【元軽白俗】
〔蘇軾「祭�柳子玉�文」〕
唐の元稹(ゲンシン)の詩は軽々しくて重厚さがなく,白居易の詩は卑俗で品がないという意。唐代の詩風を酷評した言葉。
→郊寒島痩(コウカントウソウ)

げんけつ

げんけつ 【元結】
(719-772) 中国,中唐の詩人・文学者。字(アザナ)は次山。人格高潔で民衆の痛苦に深い関心を示し,白居易など後世の社会詩に影響を与えた。著「元次山集」など。

げんけん

げんけん [0] 【原権】
権利が侵害された場合に,侵害される以前のもとの権利。

げんけん

げんけん 【原憲】
孔子の門人。字(アザナ)は子思。清貧に甘んじ,学友の華美な身なりをたしなめたという故事が「荘子(譲王)」などに見える。

げんけん=の貧(ヒン)

――の貧(ヒン)
清貧に甘んじること。

げんげ

げんげ [0] 【紫雲英】
マメ科の越年草。中国原産。茎は地に伏して広がり,倒卵形の小葉三〜五対から成る羽状複葉を互生する。春,腋生(エキセイ)の長い花茎の上端に,紅紫色の蝶(チヨウ)形花を輪状につける。緑肥・牧草にする。レンゲソウ。げんげん。[季]春。《―咲く小田辺に門は立てりけり/水原秋桜子》
紫雲英[図]

げんげ

げんげ [1] 【現化】
神仏がこの世に姿を現すこと。げんか。

げんげ

げんげ【紫雲英】
《植》a (Chinese) milk vetch.

げんげつ

げんげつ [1] 【幻月】
月の左右にできる二つの光点。氷晶による光の屈折でおこる暈(カサ)の一種で,一見すると別の月のように見える。
→幻日

げんげつ

げんげつ [1] 【限月】
先物取引における受け渡し期限。

げんげつ

げんげつ [1] 【弦月】
上弦または下弦の月。ゆみはりづき。

げんげん

げんげん 【阮元】
(1764-1849) 中国,清代中期の政治家・学者。江蘇省の人。字(アザナ)は伯元。号は�台(ウンダイ)。要職を歴任し,学術の振興に尽くした。乾隆・嘉慶期の考証学の集大成者。編著「経籍籑詁(ケイセキセンコ)」「皇清経解」など。

げんげん

げんげん [0] 【元元】
(1)おおもと。根本。
(2)たみ。衆生。人民。「数千年来―茲に殖す,乃ち名けて日本の人といふ歟/真善美日本人(雪嶺)」

げんげん

げんげん [0] 【玄玄】 (名・形動タリ)
きわめて奥深いこと。深くはかり知れないさま。「妙の一字は不可得不可思議の間に出て―のうちに有なり/ひとりね」

げんげん

げんげん [0] 【玄言】
「玄語(ゲンゴ)」に同じ。

げんげん

げんげん [0] 【言言】
言葉の一つ一つ。ひとことひとこと。

げんげん

げんげん [0] 【舷舷】
ふなべりとふなべり。

げんげん

げんげん [0] 【諺言】
ことわざ。諺語。

げんげん=火を吐(ハ)く

――火を吐(ハ)・く
言葉の一つ一つに熱と力がこもっている。「―・く演説」

げんげん=相(アイ)摩(マ)す

――相(アイ)摩(マ)す
ふなべりとふなべりが触れ合う。激しい船軍(フナイクサ)のようす。

げんげん=肺腑(ハイフ)を衝(ツ)く

――肺腑(ハイフ)を衝(ツ)・く
誠意のこもった一言一言が聞く者の心を打つ。

げんげんくく

げんげんくく [5] 【言言句句】
一語一句。一つ一つの言葉。

げんげんこうてい

げんげんこうてい 【玄元皇帝】
中国,唐の天宝年間に老子につけられた尊号。

げんげんし

げんげんし [3] 【玄言詩】
老荘思想を主題とし,老荘の用語を用いた詩。

げんげんしゅう

げんげんしゅう 【元元集】
神道書。八巻。北畠親房著。1337年頃成立。記紀などから資料を抜粋して分類し,親房自身の意見を加え,神道・伊勢神宮の根本を明らかにしようとしたもの。

げんげんしゅう

げんげんしゅう 【玄々集】
歌集。一巻。能因撰。1045〜46年頃成立。歌の師である藤原長能をはじめ道綱母ら能因と関連の深い九二人の秀歌を集めた私撰集。能因玄々集。

げんこ

げんこ【拳固】
a fist.→英和
〜をくらわす strike <a person> with one's fist;give a punch <on the head> .→英和

げんこ

げんこ [1] 【儼乎】 (ト|タル)[文]形動タリ
おごそかなさま。いかめしいさま。「―たる師としての態度/蒲団(花袋)」

げんこ

げんこ [0] 【拳固】
(1)固く握った手。にぎりこぶし。拳骨(ゲンコツ)。「―でなぐる」
(2)〔近世,馬子・駕籠(カゴ)かきなどが用いた隠語〕
五・五〇・五〇〇などの金額。片手。

げんこう

げんこう [3] 【元后】
(1)天子。帝王。
(2)天子の正妻。皇后。

げんこう

げんこう [0] 【元寇】
1274年(文永11)と81年(弘安4)の二度にわたる元軍の来襲。高麗を支配下におさめたフビライは日本に入貢を求めて拒否され,遠征軍を送って壱岐・対馬を侵略し博多に迫ったが,二度とも西国御家人の奮戦と,折しも襲った暴風雨によって艦船の大半を失い敗退した。文永弘安の役。蒙古来。

げんこう

げんこう【言行】
one's sayings and doings.〜を一致させる suit the action to the word(s).→英和
‖言行録 memoirs.

げんこう

げんこう [0] 【厳行】 (名)スル
決まりを厳しく守って実行すること。

げんこう

げんこう【現行の】
existing <law> ;→英和
<the law> in force; <the textbooks> now in use.‖現行制度 the present system.現行犯(人) a flagrant offense (offender).現行犯で押えられる be caught red-handed.

げんこう

げんこう [0] 【玄黄】
(1)天の黒い色と大地の黄色と。天と地と。
(2)〔黒い馬が病気をすると黄変するということから〕
馬の病気の名。

げんこう

げんこう [0] 【原口】
動物の胚発生の胞胚期終了後,嚢胚形成時に生ずる細胞の陥入口。原腸が外部へ開く部分。先口動物では原口が成体の口になり,後口動物では原口またはその付近が肛門になる。

げんこう

げんこう ゲンカウ 【元亨】
年号(1321.2.23-1324.12.9)。元応の後,正中の前。後醍醐(ゴダイゴ)天皇の代。

げんこう

げんこう [0] 【言行】
口で言うことと実際のおこない。言葉とおこない。

げんこう

げんこう [0] 【現行】
現在行われていること。「―のままの料金」

げんこう

げんこう 【元弘】
年号(1331.8.9-1334.1.29)。元徳の後,建武の前。後醍醐(ゴダイゴ)天皇の代。

げんこう

げんこう [0] 【原鉱】
採掘したままの鉱石。粗鉱。

げんこう

げんこう [0] 【減耗】 (名)スル
減ること。減らすこと。げんもう。「人的資本の―が激しい」

げんこう

げんこう【原稿】
a manuscript <MS.,〔複〕MSS.> ;→英和
a copy;→英和
a draft.→英和
‖原稿生活をする make a living by writing.原稿用紙 manuscript paper.原稿料 copy money.

げんこう

げんこう [0] 【原稿】
(1)発表する文章の下書き。草稿。「講演の―」
(2)印刷のもととなる文章や絵画・写真など。「フロッピー―」

げんこう

げんこう [0] 【減光】 (名)スル
照明などの光の強さを減らすこと。照明を暗くすること。

げんこういっち

げんこういっち [0] 【言行一致】
言っていることとすることが一致していること。日ごろ主張しているとおり自分が行動すること。

げんこうけい

げんこうけい [3] 【原光景】
フロイトの用語。子供の記憶・空想の中の両親の性行為の光景。多くは父親への攻撃行為と解される。

げんこうしゃくしょ

げんこうしゃくしょ ゲンカウ― 【元亨釈書】
日本最初の仏教通史。三〇巻。虎関師錬(コカンシレン)著。1322年(元亨2)成立。仏教伝来から鎌倉時代末までの約七百年間にわたる高僧の伝記や史実を漢文体で記す。

げんこうのへん

げんこうのへん 【元弘の変】
1331年(元弘1),後醍醐天皇によって起こされた政変。鎌倉幕府の討幕を企てて露顕し,天皇は捕らえられ隠岐に流されたが,天皇の隠岐脱出に呼応して諸将が蜂起,幕府は倒れ建武の中興をみるに至った。元弘の乱。

げんこうはん

げんこうはん [3] 【現行犯】
現に行い,または現に行い終わった犯罪。また,その犯人(現行犯人)。現行犯人は逮捕状なくして逮捕できる。「すりの―」

げんこうほう

げんこうほう [0][3] 【現行法】
現在施行されており,かつ効力を有する法。

げんこうもん

げんこうもん 【元好問】
(1190-1257) 中国,金末・元初の詩人・学者。字(アザナ)は裕之(ユウシ),号は遺山。金史の撰述を志し,金代の詩の総集「中州集」などを編纂。詩文集「元遺山先生全集」がある。

げんこうようし

げんこうようし [5] 【原稿用紙】
原稿を書くための用紙。一字分ずつ書けるよう縦横に罫を引いた用紙。二百字詰め・四百字詰めが普通。

げんこうりてい

げんこうりてい 【元亨利貞】
〔易経(乾卦)〕
易で,乾(ケン)の卦のもつ四つの徳。春夏秋冬,仁礼義智に配する。

げんこうりょう

げんこうりょう [3] 【原稿料】
著述した原稿に対する報酬。稿料。

げんこうるい

げんこうるい [3] 【原猴類】
「原猿類」に同じ。

げんこうろく

げんこうろく [3] 【言行録】
ある人の言行の記録。折にふれての言葉やおこないの記録。

げんこく

げんこく [0] 【厳酷・厳刻】 (名・形動)[文]ナリ
きびしくむごいこと。非常にきびしいこと。また,そのさま。「風土は寒暑共に―なり/新聞雑誌 42」

げんこく

げんこく [0] 【減石】 (名)スル
酒の醸造量を減らすこと。
⇔増石

げんこく

げんこく【原告】
a plaintiff.→英和

げんこく

げんこく [0] 【原告】
民事訴訟・行政訴訟において訴えを起こし裁判を請求する側の当事者。
⇔被告

げんこく

げんこく 【現石】
江戸時代,草高(クサダカ)のうち,領主が現実に年貢として徴収できる石高。

げんこくてきかく

げんこくてきかく [5] 【原告適格】
原告として訴訟を進行し判決を受けるための資格。
→当事者適格
→訴えの利益

げんこつ

げんこつ【拳骨】
<clench> one's fist.⇒拳固.

げんこつ

げんこつ [0] 【拳骨】
五本の指をきつくにぎりしめたもの。にぎりこぶし。げんこ。「―をふりあげる」

げんこん

げんこん [1] 【現今】
現在。今。「―の情勢」

げんこん

げんこん [0][1] 【眼根】
〔仏〕 五根,また六根の一。目とその視覚能力。

げんこん

げんこん【現今(では)】
now;→英和
at present.〜の present-day; <young people> of today.

げんご

げんご 【玄語】
(1)〔奥深い意味をもつ言葉の意から〕
老荘の説く道理。玄言。
(2)江戸時代,三浦梅園の著した哲学書。二八編。1753〜75年成立。

げんご

げんご【原語】
the original word[language].〜で読む read in the original.→英和

げんご

げんご [1] 【言語】
(1)思想・感情・意志などを互いに伝達し合うための社会的に一定した組織をもつ,音声による記号とその体系。また,それによって伝達し合う行為。文字の使用を含めていうこともある。ことば。
〔「げん」は漢音,「ご」は呉音で,明治以後の語。それ以前は「げんぎょ」「ごんご」〕
(2)〔ソシュールの言語理論を翻訳する際に小林英夫の用いた語〕
「ラング((フランス) langue)」の訳語。

げんご

げんご【言語】
language;→英和
speech.→英和
〜に絶する be beyond description[words].‖言語学(者) philology (a philologist);linguistics (a linguist).言語障害 a speech impediment;《医》aphasia.

げんご

げんご [0] 【原語】
(訳したりしない前の)もとの語。訳す前の外国語。

げんご

げんご [1][0] 【源語】
源氏物語の略称。

げんご

げんご [1] 【諺語】
(1)ことわざ。
(2)世俗の言葉。俗語。

げんご=に絶する

――に絶・する
言葉では表現できない。

げんごう

げんごう【元号】
an (Imperial) era name.

げんごう

げんごう [3][0] 【元号】
年に付ける呼び名。中国では漢の武帝の時に「建元」と号したのを最古とし,日本では645年の「大化」がはじめとされる。古くは天災・事変・祥瑞・即位などによって年号を改めたが,明治以後一世一元とされた。現在は1979年(昭和54)制定の元号法により皇位の継承があった場合に限り元号を改めると規定されている。年号。

げんごう

げんごう [3] 【減号】
引き算の記号。「−」の記号。

げんごうほう

げんごうほう 【元号法】
1979年(昭和54)に制定された元号に関する法律。旧皇室典範にあった元号に関する規定が現行の皇室典範になく,慣習として用いられている元号に,法的根拠を与えるために制定。元号について,政令で定めること,皇位継承のあった場合に限り改めることを規定する。

げんごうんよう

げんごうんよう [4] 【言語運用】
〔(linguistic)performance〕
ある言語の話し手が母語の知識(言語能力)を時間軸に沿って用いること。実際の言語行動。チョムスキーの用語。

げんごかつどう

げんごかつどう [4] 【言語活動】
(1)言語を話したり書いたり,あるいは聞いて,または読んで了解したりする,人間の行動一般。
(2)〔ソシュールの言語理論を翻訳する際に小林英夫の用いた語〕
「ランガージュ((フランス) langage)」の訳語。

げんごかていせつ

げんごかていせつ [5] 【言語過程説】
時枝誠記の唱えた言語観。言語を,言語主体の表現および理解の過程そのものとして考えようとするもの。

げんごがく

げんごがく [3] 【言語学】
〔linguistics〕
言語を対象とする経験科学。言語の本質・構造・歴史的変化などを,音声・文法・意味その他各種の分野にわたって明らかにしようとする学問。明治時代には博言学といった。

げんごきげんろん

げんごきげんろん [5] 【言語起源論】
〔(ラテン) glottogenesis〕
言語の起源に関する言説の総称。ヘルダーやルソーに代表される一八世紀の言語起源論が有名。今日では,脳・類人猿・人工知能・言語習得などの研究で重要な論題。

げんごげいじゅつ

げんごげいじゅつ [4] 【言語芸術】
詩歌・小説・戯曲など,言語を表現手段とする芸術の総称。

げんごこうい

げんごこうい [4] 【言語行為】
〔speech act〕
〔哲〕 言語の働きを,事実の描写や記述といった側面からではなく,命令や約束など行為の遂行といった側面から捉えた概念。イギリスの哲学者オースティンによって提唱され,人文・社会科学の方法論に影響を与えた。

げんごこうどう

げんごこうどう [4] 【言語行動】
言語記号により思想・意図・感情などを表出したり了解したりする社会慣習的な人間の伝達行動。話す・聞く・書く・読むの四つに大別される。

げんごしゃかいがく

げんごしゃかいがく [5] 【言語社会学】
言語を,特にその用いられる社会集団との関連において研究する学問。社会と言語との関連性,言語伝達の効果性,共通語の普及と方言の問題などを取り扱う。
→社会言語学

げんごしょうがい

げんごしょうがい [4] 【言語障害】
言葉が話せない,正しく発音できない,思い出せないなど,言語に関する障害の総称。音声障害・構音障害・吃音・言語発達遅滞・失語症など。

げんごしんりがく

げんごしんりがく [6] 【言語心理学】
⇒心理言語学(シンリゲンゴガク)

げんごせいかつ

げんごせいかつ [4] 【言語生活】
人間生活の中で,読む・書く・話す・聞くという四つの言語行動が関係している部分。また,人間生活の一形態として見た場合の言語。

げんごせいさく

げんごせいさく [4] 【言語政策】
政府などの公的機関が行う,公用語・正書法の制定や言語の整理・改革・普及などをはかる施策。

げんごそうたいせつ

げんごそうたいせつ [6] 【言語相対説】
〔theory of linguistic relativity〕
人間の思考・世界観などは話者の母語に依存しているという考え方。フンボルト・サピア・ウォーフなどの理論として有名。「サピア・ウォーフの仮説」とも言う。

げんごちず

げんごちず [4] 【言語地図】
言語の地理的分布状態を示した地図。
→方言地図

げんごちゅうすう

げんごちゅうすう [4] 【言語中枢】
言語活動をつかさどる脳の中枢。普通,左大脳半球にあり,言語を理解する感覚性言語中枢と言語を話す運動性言語中枢,および補足言語中枢の三つが重要。

げんごちりがく

げんごちりがく [5] 【言語地理学】
言葉の地理的分布を言語地図によって研究する言語学の一分野。狭義には,その分布状態の比較・分析から言語の歴史的変化の跡を推定しようとする学問をさす。

げんごちりょうし

げんごちりょうし [5] 【言語治療士】
〔speech therapist〕
言語障害児・言語障害者の診断・治療を行う専門職。言語療法士。ST 。

げんごてつがく

げんごてつがく [5][4] 【言語哲学】
言語の本質や起源,言語と思考との関係,言語学の基礎理論などを考察する学問。

げんごとう

げんごとう 【言語島】
ある言語や方言が広い地域にわたって使われていて,その内部のごく狭い範囲に限って他の言語を用いる地域が,海中の島のような状態で存在するもの。言語の島。

げんごのうりょく

げんごのうりょく [4] 【言語能力】
〔(linguistic)competence〕
ある言語の話し手が母語についてもっている言語構成能力や知識。「言語運用」と対比される。チョムスキーの用語。

げんごびがく

げんごびがく [4] 【言語美学】
〔(ドイツ) Sprachästhetik〕
文体論の一種。芸術的な意図をもった文章の文体的な特徴を作者の全人格との関連において解明しようとする学問。

げんごぶんせき

げんごぶんせき [4] 【言語分析】
〔哲〕 現代哲学の方法の一。科学言語や日常言語の構造を分析して概念の明瞭化を図ることにより,哲学的問題の解決を目指す。記号論理学を用いて言語表現の論理形式を解明する論理分析の立場と,日常言語の微妙な用法の差異を解明する日常言語分析の立場とに分かれる。分析哲学とも呼ばれ,英米哲学の主流を形づくる。

げんごもんだい

げんごもんだい [4] 【言語問題】
言語に関する種々の問題のうち,言語政策と関係するもの。どの言語を公用語あるいは標準語とするかなど,国語問題を含めてさらに広い範囲のものまでをさす。

げんごゆうぎ

げんごゆうぎ [4] 【言語遊戯】
言語が本来もっている,意味を伝達するという機能は二の次にして,言語の発音や意味を利用した遊び。尻取り・なぞなぞ・しゃれ・地口・語呂合わせ・早口言葉など。回文や和歌での掛け詞などもこれに入る。ことば遊び。

げんごりょうほうし

げんごりょうほうし [6] 【言語療法士】
⇒言語治療士(ゲンゴチリヨウシ)

げんごろう

げんごろう ゲンゴラウ [0] 【源五郎】
ゲンゴロウ科の昆虫。体長35〜40ミリメートル。体は長卵形で平たく,黒色で緑銅光沢があり,外縁部や肢は暗黄褐色。池や沼にすみ,昆虫・小魚などを捕食する。地方によっては食用にする。日本全土と台湾・朝鮮・シベリアなどに分布。[季]夏。
源五郎[図]

げんごろうぶな

げんごろうぶな ゲンゴラウ― [6] 【源五郎鮒】
コイ目の淡水魚。全長40センチメートルに達する。フナの一種で,体は側扁し,体高が高い。琵琶湖特産であったが,移殖により各地の河川湖沼で繁殖している。食用。釣りの対象魚。ヘラブナ。ヘラ。カワチブナ。オウミブナ。
→フナ

げんごろんてきてんかい

げんごろんてきてんかい [8] 【言語論的転回】
〔linguistic turn〕
〔哲〕 デカルト以降の近代哲学が「意識」を考察の出発点としたのに対し,二〇世紀の現代哲学が「言語」を基盤にして展開されたことをさす。特に,フレーゲ以後の分析哲学の興隆をさすことが多い。
→分析哲学

げんごゲーム

げんごゲーム [4] 【言語―】
〔language-game〕
〔哲〕 ウィトゲンシュタインの後期哲学を支える基本概念。言語活動を一定の規則に従った話し手と聞き手の間の相互行為と見る。二〇世紀の言語哲学および人文科学の方法論に大きな影響を与えた。

げんさい

げんさい [0] 【減債】 (名)スル
債務を少なくしていくこと。負債を償却していくこと。

げんさい

げんさい [0] 【減殺】 (名)スル
〔誤って「げんさつ」とも〕
減らすこと。少なくすること。げんさつ。「興味が―される」

げんさい

げんさい [0] 【眩彩】 (名)スル
敵に発見されないように,周囲の色に合わせて艦船を彩色すること。迷彩。偽装。

げんさい

げんさい 【幻妻・衒妻】
(1)〔香具師(ヤシ)の隠語〕
妻。女。「おれががんばつて置いた,めんかのまぶい―の事よ/浄瑠璃・神霊矢口渡」
(2)女を卑しめていう語。「やくたいなる―めと,握りこぶしでつづけぶち/滑稽本・当世阿多福仮面」

げんさいききん

げんさいききん [6][5] 【減債基金】
公債・社債の計画的償還のため,定期的に一定額を国庫に繰り入れたり,企業内部に留保する積立金。減債積立金。償還基金。

げんさいばん

げんさいばん [3] 【原裁判】
前の裁判。控訴審においては第一審,上告審においては控訴審の裁判。原審。

げんさいばんしょ

げんさいばんしょ [0][7] 【原裁判所】
原裁判を行なった裁判所。

げんさきしじょう

げんさきしじょう [5] 【現先市場】
現先取引の市場。

げんさきとりひき

げんさきとりひき [5][6] 【現先取引】
一定期間後の買い戻し,売り戻しを約束して行われる債券の売買取引。企業や証券会社は短期資金を調達できる。条件付き売買。

げんさく

げんさく [0] 【減削】 (名)スル
へらしけずること。削減。

げんさく

げんさく【原作】
the original (work).→英和
原作者 the author;→英和
the writer.

げんさく

げんさく [0] 【原作】
翻訳・脚色・改作などをする前の,もとになった作品。「志賀直哉の―を映画化する」「―者」

げんさく

げんさく [0] 【減作】
収穫高が減ること。
⇔増作

げんさくどうぶつ

げんさくどうぶつ [5] 【原索動物】
動物分類上の門の一。終生または一時期に脊索(セキサク)を有する動物。脊椎の発達はみられない。すべて海産で,ホヤ・サルパなどの尾索類(被嚢類)とナメクジウオなどの頭索類(無頭類)とからなる。脊椎動物と併せて脊索動物と呼び,無脊椎動物から脊椎動物への進化を考えるうえで重要。

げんさつ

げんさつ [0] 【減殺】
⇒げんさい(減殺)

げんさま

げんさま 【玄様】
〔医者に変装し,医者風に「玄」のつく名に変えて遊郭に通ったことから〕
江戸時代,吉原で僧侶の客をいう。玄。

げんさん

げんさん【減産】
a decrease in production;a <20 percent> production cut.〜する cut production <by 20 percent> .

げんさん

げんさん [0] 【原蚕】
原蚕種をつくるためのカイコ。

げんさん

げんさん [0] 【原産】
ある物が最初に産出したこと。また,そのもの。普通,動植物についていう。「熱帯―の植物」

げんさん

げんさん [0] 【減産】 (名)スル
生産量が減ること。また,減らすこと。
⇔増産
「―して価格の安定をはかる」

げんさんしゅ

げんさんしゅ [3] 【原蚕種】
系統を正した蚕種。特別に保護される。

げんさんち

げんさんち【原産地】
the country[place]of origin;the (original) home <of tobacco> .

げんさんち

げんさんち [3] 【原産地】
動植物の元来の産地。また,製品の生産地。

げんざ

げんざ [1] 【験者】
〔「げんじゃ」とも〕
(1)加持祈祷(キトウ)を行い,すぐれた功徳を引き出せる僧。また,加持祈祷を行う僧。
(2)修験道の行者。山伏。修験者。

げんざい

げんざい【現在】
the present (time);→英和
《文》the present (tense);[目下]at present;now.→英和
〜の present;existing (現存の).→英和
〜まで up to now[the present]; <the total> to date.‖現在完了《文》the present perfect (tense).現在高 the amount on[in]hand.現在分詞《文》a present participle.

げんざい

げんざい [0] 【原罪】
キリスト教で,人類の祖が犯した最初の罪のこと。蛇にそそのかされたイブとともにアダムが神にそむいて禁断の木の実を食べたことが旧約聖書創世記に記されている。アダムの子孫である人間は生まれながらに罪を負うとされる。
→自罪

げんざい

げんざい [1] 【現在】 (名)スル
(1)時間を三つに区分した一つ。過去と未来の間。刻々と過去へと移り過ぎてゆく,今のこの時。また,その瞬間を含んで近い過去から近い未来にわたる時間。「―の状況」「―住んでいる町」
(2)〔時を表す語の下に用いられて〕
物事の変化する状態をその時点で区切ってとらえたことを示す。「一〇時―の気温」
(3)目の前にあること。確かに存在すること。「石炭時代に―せし一火山/日本風景論(重昂)」
(4)
 (ア)(「現在の」の形で)まぎれもない。正真正銘の。「相伝の主(シユウ)と―の聟を討ち/平治(下)」
 (イ)(副詞的に用いられて)まぎれもなく。たしかに。「―血を配(ワ)けた兄/魔風恋風(天外)」
(5)〔仏〕 三世の一。今,現に生を受けているこの世。現世。
(6)文法で,時制の一。発言する時点での動作・作用・状態などを表す表現形式。

げんざい

げんざい【原罪】
《宗》the original sin.

げんざいいん

げんざいいん [3] 【現在員】
現在その場にいる人数。現在在籍している人数。

げんざいかち

げんざいかち [5] 【現在価値】
将来に発生する価値を,利子率を用いて割り引き,現在の価値に直したもの。将来価値を A とし,利子率を r ,期間を n とすると,現在価値は A/(1+r)�。割引価値。割引現在価値。

げんざいかんりょう

げんざいかんりょう [5] 【現在完了】
〔present perfect〕
英文法などでの相の一。過去に始まった動作・状態が現在まで続いていること,またはその動作・状態がすでに終わっていることを,現在とのかかわりにおいて表現するもの。

げんざいしょう

げんざいしょう [3] 【現在生】
⇒現世(ゲンセ)

げんざいせ

げんざいせ [3] 【現在世】
⇒現世(ゲンセ)

げんざいだか

げんざいだか [3] 【現在高】
現在ある数量または金額。

げんざいち

げんざいち [3] 【現在地】
人または物が現在存在している地点。

げんざいのう

げんざいのう [3] 【現在能】
能で,霊的存在ではなく現実に生きている人物を主人公(シテ)とし,現実的な時間経過の中で劇的状況が展開するもの。「現在物」より広義に用いる。「自然居士」など。
→夢幻能

げんざいぶんし

げんざいぶんし [5] 【現在分詞】
〔present participle〕
ヨーロッパ諸語での動詞の活用変化形の一。助動詞とともに用いられて動作の進行などを表す。形容詞と同じ働きもする。
⇔過去分詞

げんざいもの

げんざいもの [0] 【現在物】
能の曲種の名称。四番目物の一類。現在能のうち,主に男性の直面(ヒタメン)物をさす。「安宅」「俊寛」など。

げんざいりょう

げんざいりょう [3] 【原材料】
原料と材料。

げんざいりょう

げんざいりょう【原材料】
⇒原料.

げんざん

げんざん [0] 【減算】 (名)スル
引き算。減法。
⇔加算

げんざん

げんざん 【元山】
朝鮮民主主義人民共和国の南東部の日本海に面する港湾都市。化学・車両・石油精製・造船などの工業が発達。ウォンサン。

げんざん

げんざん [0][1] 【見参】 (名)スル
〔「げざん」「げんぞう」「けんざん」とも〕
(1)高貴な人や目上の人にお目にかかること。拝謁。「婿が岳父(シウト)に―する/雁(鴎外)」
(2)目下の者に会うこと。引見。対面。「―してかへさん/平家 1」
(3)節会(セチエ)・宴などに伺候した人の名を記して,主君に差し出すこと。「内の大殿の頭中将,弁の少将など,―ばかりにてまかづるを/源氏(梅枝)」

げんざん=に入(イ)る

――に入(イ)・る
□一□〔「入る」は四段〕
身分の高い人に会う。「法皇の―・らばやとおぼしめすはいかに/平家 4」
□二□〔「入る」は下二段〕
身分の高い人に会わせる。お目にかける。「あはれ我を害して,父御前の―・れよかし/平治(中)」

げんざんのいた

げんざんのいた 【見参の板】
清涼殿孫廂(マゴビサシ)の南端の小階。釘付けせず,踏むと鳴る仕掛けになっている鳴板(ナリイタ)。見参する者がこの階段を上ったからいう。なるいた。げざんの板。
→清涼殿

げんざんみよりまさ

げんざんみよりまさ ゲンザンヰ― 【源三位頼政】
⇒源頼政(ミナモトノヨリマサ)

げんざんゼネスト

げんざんゼネスト 【元山―】
1929年に元山で起きた大規模なストライキ。イギリス系製油所における日本人監督の朝鮮人労働者殴打事件に端を発し,元山労働組合連合会の指導下に三か月間ゼネストが打たれたが,弾圧され敗北。

げんし

げんし [0] 【幻視】
実際にはないものが,あたかもあるように見えること。「一時―幻聴を起すに至る/百物語(鴎外)」

げんし

げんし [1] 【元詩】
中国,元の時代の詩。

げんし

げんし【減資】
capital reduction.〜する reduce the capital.→英和

げんし

げんし [1] 【原始】
(1)おおもと。はじめ。元始。「基督教の―に遡りて/海潮音(敏)」
(2)自然のままで,未発達・未開発の状態。「―のままの生活」

げんし

げんし [1] 【原姿】
もとの姿。

げんし

げんし [1] 【言詞】
ことば。言辞。

げんし

げんし [1] 【元子】
皇太子。太子。

げんし

げんし 【原紙】
(1) [0]
謄写版印刷の原版に用いる蝋(ロウ)を塗った紙。「―を切る」
(2) [1][0]
加工紙・変性紙の製造原料となる紙。

げんし

げんし [0] 【原詩】
翻訳・改作などをする前の,もとの詩。

げんし

げんし [0] 【減資】 (名)スル
企業が資本金を減ずること。
⇔増資

げんし

げんし [1] 【元巳】
「上巳(ジヨウシ)」に同じ。

げんし

げんし [1] 【原資】
(1)もとで。
(2)財政投融資に向けられる資金源。

げんし

げんし【原子】
an atom.→英和
‖原子価 an atomic value.原子核 an atomic nucleus.原子核工学 nuclear engineering;nucleonics.原子核分裂(融合) nuclear fission (fusion).原子雲 an atomic[a mushroom]cloud.原子灰 radioactive ashes;fallout.原子爆弾 an atomic bomb.原子病 a radiation[an atomic]disease.原子病患者 a sufferer from a radiation[an atomic]disease.原子物理学 nuclear physics.原子炉 a (nuclear) reactor.原子力 nuclear power;atomic energy.原子力時代(戦争) the atomic age (warfare).原子力委員会 the Atomic Energy Commission.原子力航空母艦(潜水艦) an atomic[a nuclear-powered]carrier (submarine).原子力発電 nuclear power generation.原子力発電所 an atomic power plant.原子力平和利用peaceful uses of atomic energy.

げんし

げんし 【元史】
中国,二十四史の一。元代の紀伝体歴史書。二一〇巻。明の宋濂(ソウレン)・王褘(オウイ)らの撰。1370年成立。本紀四七巻・志五八巻・表八巻・列伝九七巻。誤謬・疎漏が多く,清代以降,何人かの人が補修を試みた。

げんし

げんし [1] 【元始】
物事のはじめ。おこり。また,年のはじめ。「其の―を思ふに,已に彼の社に在り/盛衰記 45」

げんし

げんし [1] 【玄旨】
奥深い内容。奥深い道理。

げんし

げんし【原紙】
stencil paper.〜を切る cut a stencil.→英和

げんし

げんし【原始(の)】
primitive <ages> .→英和
‖原始時代 the primitive age.原始社会 primitive society.原始人 a primitive man.原始的生活 a primitive life.原始林 a primeval forest.

げんし

げんし [1] 【原子】
〔atom〕
(1)物質を構成する基本的な粒子。一個の原子核とそれをとりまく何個かの電子とから構成される。大きさは半径 10��〜10�� センチメートル。原子の化学的性質は主としてそれのもつ電子の個数で定まる。
(2)(通俗的に)原子核。
(3)〔哲〕 ギリシャ哲学で,これ以上不可分と考えられた,事物を構成する微小存在。アトム。
〔明治期には「元子」とも書かれた〕

げんしいっしんかん

げんしいっしんかん [1][3] 【原始一神観】
宗教の原初形態が,一神の崇拝であったとする学説。採集狩猟民・遊牧民らの信仰の研究に基づき,進化主義に反対してカトリックの民族学者シュミットなどが唱えた。

げんしか

げんしか [3] 【原子価】
ある原子が他の原子何個と結合しうるかを表す尺度。通常,水素原子の原子価を一価として,水素原子何個と結合するかによってその原子の原子価を定める。水素と結合しない元素については H�O や HCl などから,酸素を二価,塩素を一価などとして,これから間接的に決める。

げんしかく

げんしかく [3] 【原子核】
いくつかの核子(陽子と中性子)が核力によって結合してできた複合粒子。正電荷をもつ。大きいものでも半径は10�¹² センチメートル以下。原子の中心部にあり,その質量の大部分を占める。核。

げんしかくかんぱん

げんしかくかんぱん [6] 【原子核乾板】
荷電粒子の飛跡を記録するための特殊な乾板。乳剤には非常に小さい臭化銀微粒子が多く含まれ,厚く塗布されている。荷電粒子が入射すると銀粒子が感光し,現像すると飛跡が黒い銀粒子の列として現れる。宇宙線や素粒子の研究に用いられる。

げんしかくはんのう

げんしかくはんのう [6] 【原子核反応】
⇒核反応(カクハンノウ)

げんしかくぶつりがく

げんしかくぶつりがく [8] 【原子核物理学】
原子核の性質と構造,および核反応を研究する物理学の部門。原子核の構成粒子と核力の性質が明らかになると核反応と新しい核種の発見があいついで行われ,ついで粒子加速器などを利用して個々の核種の励起状態と核の内部構造の研究が行われてきた。核物理学。

げんしかくぶんれつ

げんしかくぶんれつ [6] 【原子核分裂】
⇒核分裂(カクブンレツ)

げんしかくほうかい

げんしかくほうかい [6] 【原子核崩壊】
⇒崩壊(ホウカイ)(2)

げんしかくゆうごう

げんしかくゆうごう [6] 【原子核融合】
⇒核融合(カクユウゴウ)

げんしかでんし

げんしかでんし [5] 【原子価電子】
⇒価電子(カデンシ)

げんしかんすう

げんしかんすう [4] 【原始関数】
�(�)を導関数にもつ関数を �(�)の原始関数または不定積分という。

げんしきごう

げんしきごう [4] 【原子記号】
⇒元素記号(ゲンソキゴウ)

げんしきみょうだん

げんしきみょうだん [5] 【玄旨帰命壇】
〔仏〕 中世の天台宗の一部で行われた秘法。摩多羅神(マタラジン)を本尊として,奥義を口伝した。中世天台の現実肯定的傾向が強く,のちには真言宗の異端立川流などの影響を受けて欲望を積極的に評価し,江戸中期には邪教として禁圧された。

げんしきょうさんせい

げんしきょうさんせい [0] 【原始共産制】
社会発展の初期,きわめて低い生産力段階で,血縁関係を基礎に生産活動や分配・消費を共同で行うとされる社会体制。エンゲルスらにより唱えられた。原始共同制。

げんしぐも

げんしぐも [4] 【原子雲】
核爆発の直後にできる巨大なキノコ状の雲。大量の放射性物質を含む。キノコ雲。

げんしさい

げんしさい [3] 【元始祭】
一月三日宮中三殿で行われる儀式。旧大祭の一つで,天皇の位の元始を寿(コトホ)ぐもの。

げんししつりょうたんい

げんししつりょうたんい [8] 【原子質量単位】
〔atomic mass unit; amu〕
原子などの質量を表すために用いる単位の一。記号 u ¹² C の原子一個の質量の一二分の一を基準とし,1u は約 1.66×10�²�kg に相当する。

げんししゃかい

げんししゃかい [4] 【原始社会】
(1)原始時代の社会。文明化されていない社会。
(2)文字をもたず,採集狩猟や遊牧に依存する社会。未開社会。

げんししゅうきょう

げんししゅうきょう [4] 【原始宗教】
原始社会や未開社会の宗教。経典をもたず,現象形態によりアニミズムやトーテミズムなどの類型に分類されることもある。

げんししゅとく

げんししゅとく [4] 【原始取得】
ある権利を他人の権利に基づかずに取得すること。無主物先占・遺失物拾得・時効取得・公用徴収などの類。
→承継取得

げんししろく

げんししろく 【言志四録】
佐藤一斎の著,「言志録」「言志後録」「言志晩録」「言志耋(テツ)録」四書の総称。

げんししんせい

げんししんせい [4] 【原始心性】
フランスの民族学者レビ=ブリュールの用語で,未開人の事物の把握の仕方。文明人の論理的因果律による思考法と異なって,呪術的・前論理的であるとされる。しかしこの学説は今日経験的には支持されていない。

げんしじ

げんしじ [3] 【原子時】
天文時に対して,原子時計に基づく時系。1958年(昭和33)1月1日から始動した原子時計の示す時刻。
→秒
→世界時

げんしじだい

げんしじだい [4] 【原始時代】
人類が原始的な生活を行なっていた時代。有史以前の時代を漠然とさす。

げんしじだい

げんしじだい [4] 【原史時代】
考古学上の時代区分の一。先史時代と歴史時代との中間の時代。断片的に文献が残存。日本では一説に弥生時代を含め,主に古墳時代をいう。

げんしじん

げんしじん [3] 【原始人】
(1)原始時代に生きていた人類。
(2)未開社会の野蛮な人間。未開人。

げんしすいそようせつ

げんしすいそようせつ [7] 【原子水素溶接】
二個のタングステン電極間にアークを発生させて水素を吹きつけ,その反応熱によって行う溶接方法。

げんしせい

げんしせい [3] 【原始星】
宇宙に存在する星間物質(ガス雲)が重力によって収縮してできた,生まれたばかりの星。高い光度をもち,活発な活動を行う。

げんしせいしょくさいぼう

げんしせいしょくさいぼう [8] 【原始生殖細胞】
⇒始原生殖細胞(シゲンセイシヨクサイボウ)

げんしせつ

げんしせつ [3] 【原子説】
物質は原子(アトム)からなるという説。ギリシャ時代(デモクリトスら)よりあるが,近代化学の理論としては,元素は固有の質量をもつ原子からできており,化合物は原子の結合からなるというドルトンの原子仮説を端緒とする。化学的原子論。
→原子論

げんしたい

げんしたい [0] 【原糸体】
コケ植物・シダ植物の胞子が発芽後に形成する糸状の配偶体。発達して造卵器・造精器をつくる。糸状(シジヨウ)体。

げんしたいせき

げんしたいせき 【原子体積】
⇒原子容(ゲンシヨウ)

げんしたいよう

げんしたいよう [4] 【原始太陽】
星間雲が収縮して太陽系が生成された時,まだ核融合反応が行われていない段階の太陽。
→原始星

げんしたいようけい

げんしたいようけい [0] 【原始太陽系】
太陽系が生成された当初の太陽系。星雲成因説によれば,星間雲が収縮するにつれて回転が速くなり中央部の膨らみは原始太陽に,周辺の円盤状の部分は分裂によってまず多くの微惑星となり,これらがいくつかに合体して各々が原始惑星になったという。
→微惑星

げんしたんいけい

げんしたんいけい [0] 【原子単位系】
原子の規模で諸量を理論的に扱う時に用いられる単位系。この単位系では,例えば長さの単位としてボーア半径をとる。

げんしだん

げんしだん [3] 【原子団】
化合物の分子内に含まれる特定の原子の一団。基(キ)と同じように使われるが,さらに広い意味にも用いる。

げんしつ

げんしつ [0] 【玄室】
古墳の中の棺をおさめる室。玄宮。

げんしつ

げんしつ 【言質】
⇒げんち(言質)

げんしつ

げんしつ [0] 【原質】
本来の性質。もとの性質。本質。

げんしつう

げんしつう [0] 【幻肢痛】
手や足を切断した人が,消失した手や足の部分をまだあるかのように感じ,そこに痛みを感じること。

げんしてき

げんしてき [0] 【原始的】 (形動)
自然のままで進歩していないこと。素朴で幼稚なこと。「―な方法」

げんしてきちくせき

げんしてきちくせき [6] 【原始的蓄積】
資本主義的生産様式の発生期に,資本と賃労働がつくりだされる歴史的過程。大土地所有や商人による資本蓄積と,土地から切り離された農民などの無産者階級の形成が行われること。本源的蓄積。

げんしてきふのう

げんしてきふのう [0] 【原始的不能】
債権が成立する前から,その債務の履行が不可能なこと。例えば売買した建物が契約前夜に消失していた場合。
⇔後発的不能

げんしてんそん

げんしてんそん 【元始天尊】
道教の最高神。自然の気より生じたとされる。玉皇大帝。

げんしどけい

げんしどけい [4] 【原子時計】
原子または分子の特定のエネルギー準位間の遷移による放射の振動数が安定していることを利用した時計。アンモニア分子・ルビジウム原子などが用いられたが,現在はセシウム原子や水素原子を利用している。原子周波数標準器。
→秒

げんしねつ

げんしねつ [3] 【原子熱】
単体の原子1モルの温度を一度( K )上げるのに必要な熱量。比熱に原子量を乗じて求める。

げんしねんりょうサイクル

げんしねんりょうサイクル [8] 【原子燃料―】
⇒核燃料(カクネンリヨウ)サイクル

げんしばくだん

げんしばくだん [4] 【原子爆弾】
核分裂の連鎖反応によって瞬間的に大量のエネルギーを放出させる爆弾。ウラン二三五,プルトニウム二三九を原料とする。1キログラムのウラン二三五が爆発して放出するエネルギーは TNT 火薬2万トンが爆発するときのエネルギーにほぼ等しい。核分裂の際に発生するγ線・β線・中性子線などによる放射線障害,熱放射による火災と火傷,衝撃波による破壊などを起こす。1945年(昭和20)8月,ウランを用いたものが六日広島に,プルトニウムを用いたものが九日長崎にアメリカ軍によって投下され,大惨害をもたらした。原爆。

げんしばんごう

げんしばんごう [4] 【原子番号】
元素・原子・原子核の分類番号の一つで,原子核を構成する陽子の個数。原子番号はまた,その原子のもつ電子の個数に等しく,原子の化学的性質を決める。

げんしびょう

げんしびょう [0] 【原子病】
各種放射線の被曝によって起こる疾患。放射線機器・放射性同位体の取り扱い者,ウラン原鉱の採掘・精錬の従事者などにみられる。放射能症。

げんしぶっきょう

げんしぶっきょう [4] 【原始仏教】
初期のインド仏教。釈迦の開教から部派の分裂が始まる前までの仏教。ほぼ釈迦の教えがそのまま遵奉されていたとみなされる。根本仏教。

げんしぶつりがく

げんしぶつりがく [6] 【原子物理学】
原子の性質や構造を研究する物理学の部門。一九世紀の末から量子論と密接に関連しながら発展した。広義には原子核物理学を含む。

げんしめいだい

げんしめいだい [4] 【原子命題】
世界の最も単純な事実(原子事実)に対応する,固有名と述語より成る命題。他の複合命題はすべてこれらの原子命題から論理的に構成され,世界の事実が記述されるとする。ラッセルや前期ウィトゲンシュタインらの論理的原子論の中で唱えられた。要素命題。

げんしもけい

げんしもけい [4] 【原子模型】
(1)原子の構造を理解しやすくするために構成粒子の立体配置を示した模型。量子力学が確立される際に作られたトムソン・長岡半太郎・ラザフォード・ボーアらのものが著名。
(2)化合物の構造をわかりやすく示すために,原子を立体的に組み立てた模型。分子模型。

げんしゃ

げんしゃ [0] 【減車】 (名)スル
(タクシーなどの)車両の運行台数を減らすこと。
⇔増車

げんしゃく

げんしゃく [0] 【現尺】
実物どおりの寸法で図に表すこと。また,そのもの。
⇔縮尺

げんしゅ

げんしゅ [0] 【原酒】
(1)もろみを圧搾したもので,加水などしてない清酒。
(2)ウイスキーの原液。麦芽と水をまぜて糖化・発酵させたものを蒸留し,熟成のために樽に詰めて貯蔵する。

げんしゅ

げんしゅ [1] 【厳守】 (名)スル
約束・規則などをかたく守ること。「時間―」「秘密は―して下さい」

げんしゅ

げんしゅ【元首】
a sovereign.→英和

げんしゅ

げんしゅ [0] 【原種】
(1)交配・選抜などにより改良された栽培品種のもとになった野生種。
(2)一般栽培用の種子を採るために育成した植物の種子。

げんしゅ

げんしゅ【厳守する】
observe <a rule> strictly;keep <one's promise> strictly.時間を〜する be punctual.

げんしゅ

げんしゅ [1] 【元首】
(1)一国の首長。
(2)国際法上,外部に向かって国家を代表する資格をもつ国家機関。君主国では君主,共和国では大統領。日本では旧憲法下の天皇,現行憲法には規定がない。

げんしゅ

げんしゅ [1] 【玄趣】
奥深いおもむき。

げんしゅ

げんしゅ【原酒】
raw[unrefined]sake;malt whisky.

げんしゅう

げんしゅう [0] 【現収】
現在の収入。

げんしゅう

げんしゅう [0] 【減収】 (名)スル
収入・収穫が減ること。
⇔増収

げんしゅう

げんしゅう【減収】
<suffer> a decrease in income[harvest,production].

げんしゅう

げんしゅう [0] 【幻臭】
対象となるものがないのに,異臭を感ずる異常知覚。幻嗅(ゲンキユウ)。

げんしゅく

げんしゅく【厳粛な(に)】
grave(ly);→英和
solemn(-ly);→英和
serious(ly).→英和

げんしゅく

げんしゅく [0] 【厳粛】 (形動)[文]ナリ
(1)おごそかで,心が引き締まるさま。「会場は―な雰囲気につつまれた」「式は―にとりおこなわれた」
(2)きびしくゆるがせにできないさま。「―な事実」
[派生] ――さ(名)

げんしゅく

げんしゅく [0] 【減縮】 (名)スル
へらしちぢめること。へりちぢむこと。減少。「剥奪し或は之を―する/明六雑誌 6」

げんしゅくしゅぎ

げんしゅくしゅぎ [5] 【厳粛主義】
〔哲〕
⇒厳格主義(ゲンカクシユギ)

げんしゅせい

げんしゅせい [0] 【元首政】
古代ローマでオクタビアヌスによって始められた政体。共和制の伝統を重んじた帝政で,皇帝はプリンケプス(第一の市民,元首)として統治に当たった。三世紀頃までに専制へ移行。プリンキパトス。

げんしゅつ

げんしゅつ [0] 【現出】 (名)スル
実際にあらわれ出ること。あらわし出すこと。「パラダイスを―する」

げんしゅつ

げんしゅつ【現出】
⇒出現.

げんしゅつ

げんしゅつ [0] 【幻出】 (名)スル
まぼろしのように立ちあらわれること。「好くも外の子供を糾合してあんな complot (コンプロオ)の影を―することだと思つた/青年(鴎外)」

げんしゅん

げんしゅん [0] 【厳峻】 (名・形動)[文]ナリ
おごそかで厳しい・こと(さま)。「条例の施行頗ぶる―なる時/雪中梅(鉄腸)」

げんしょ

げんしょ [0] 【原書】
(1)外国で出版された外国語の本。特に,欧文の書籍。「論文を―で読む」「―講読」
(2)書写本・翻訳書・改作本などに対して,もとの本。

げんしょ

げんしょ [1] 【厳暑】
きびしい暑さ。酷暑。
⇔厳寒
「―の候」

げんしょ

げんしょ【原書】
the original (work).→英和
〜で読む read <Hamlet> in the original.

げんしょ

げんしょ [1] 【原初】
物事のいちばんはじめ。最初。

げんしょう

げんしょう [0] 【減少】 (名)スル
へってすくなくなること。へらしてすくなくすること。
⇔増加
「違反者が―する」

げんしょう

げんしょう [0] 【言笑】
話したり笑ったりすること。なごやかに語り合うこと。

げんしょう

げんしょう [0] 【減省】 (名)スル
へらしはぶくこと。げんせい。「太平因循の雑費を―し/近世紀聞(延房)」

げんしょう

げんしょう [0] 【現症】
患者が受診した時点で示す自覚的症状および他覚的所見の総称。現在の患者の状態。

げんしょう

げんしょう【現象】
a <natural,social> phenomenon;→英和
a syndrome (社会状態の象徴としての).→英和
‖現象論 phenomenalism.

げんしょう

げんしょう【減少】
(a) decrease <in population> ;→英和
(a) reduction <in working hours> .→英和
〜する decrease;diminish;→英和
lessen;→英和
dwindle (しだいに).→英和
〜しつつある be on the decrease.

げんしょう

げんしょう [0] 【舷墻】
上甲板に波の上がるのを防ぐために外舷に沿って設けた鋼板の囲い。ブルワーク。

げんしょう

げんしょう [0] 【弦誦・絃誦】
〔琴をひき詩を吟ずることから〕
教養をつむこと。「―洋々の地/大塩平八郎(鴎外)」

げんしょう

げんしょう [0] 【現象】
(1)人が感覚によってとらえることのできる一切の物事。自然界・人間界の出来事。現像。「自然―」「―にとらわれる」
(2)〔哲〕 感覚や意識にあらわれるもの。
 (ア)
〔phenomenon〕
(理性がとらえる「本体・本質」に対し)感覚のとらえる外面的・個別的なあらわれ。また,本体・本質が意識にあらわれた姿。
 (イ)
〔(ドイツ) Erscheinung〕
(その背後にある「物自体」に対し)カント哲学で,多様な感覚内容が認識の主観的形式によって規定されたもの。
 (ウ)
〔(ドイツ) Phänomen〕
(背後にある「本体・物自体」を想定せずに)フッサールの現象学で,純粋意識に端的にたちあらわれる限りでの事象。

げんしょうかい

げんしょうかい [3] 【現象界】
〔哲〕 カント哲学において,人間の主観的形式によって構成された対象から成る世界のこと。人間が認識可能であるのは,この現象界に限られる。物自体の世界である英知界に対する。

げんしょうかんすう

げんしょうかんすう [5] 【減少関数】
ある関数の定義域内で,変数が増加するに伴って関数の値が減少するような関数。
⇔増加関数

げんしょうがく

げんしょうがく [3] 【現象学】
〔(ドイツ) Phänomenologie〕
(1)現象界や現象する知についての哲学的理説。ランベルト・カント・ヘーゲルらに見られる。
(2)意識に直接的に与えられる現象を記述・分析するフッサールの哲学。現象そのものの本質に至るために,自然的態度では無反省に確信されている内界・外界の実在性を括弧に入れ(エポケー),そこに残る純粋意識を志向性においてとらえた。実存哲学などにも影響を与え,サルトルによるイマージュの現象学,メルロ=ポンティによる知覚の現象学などが生まれた。

げんしょうがくてきしゃかいがく

げんしょうがくてきしゃかいがく [10] 【現象学的社会学】
フッサール現象学の方法を社会研究に応用しようと試みる社会学。シュッツ・ P =バーガーらが開拓。

げんしょうこうい

げんしょうこうい ゲンシヤウカウイ 【玄裳縞衣】
〔蘇軾「後赤壁賦」より〕
黒色の裳(モ)と白色の上衣。転じて,鶴をいう語。

げんしょうしゅぎ

げんしょうしゅぎ [5] 【現象主義】
〔phenomenalism〕
感覚にあらわれる現象以外の超越的実在を否認したり,不可知であるとする考え方。ヒューム・マッハ・アベナリウス・ルヌビエなど。現象論。
→還元主義
→操作主義

げんしょうせき

げんしょうせき ゲンシヤウ― [3] 【玄昌石】
雄勝石(オカツイシ)の別名。

げんしょうせつ

げんしょうせつ ゲンセウ― [3] 【元宵節】
中国で,元宵(陰暦一月一五日の夜)に行われる祭り。灯籠(トウロウ)を飾って祝う。上元節。

げんしょうてんのう

げんしょうてんのう ゲンシヤウテンワウ 【元正天皇】
(680-748) 第四四代天皇(在位 715-724)。名は氷高(ヒダカ)。草壁皇子の皇女。母は元明天皇。在位中に「養老律令」の撰修や,三世一身法の発布などが行われた。

げんしょく

げんしょく [0] 【現職】
現在ついている職業。また,現在その職についていること。「―の市長」

げんしょく

げんしょく [0] 【減食】 (名)スル
(1)食事の量をへらすこと。「体重をへらすために―する」
(2)監獄において,懲罰の一つとして食事の分量を七日以内の期間減らすこと。

げんしょく

げんしょく【原色】
a primary color.原色版 (a) full-color reproduction.原色写真 a color picture.

げんしょく

げんしょく【現職】
<remain in> one's present office[post].〜の <a policeman> in active service[on the active list].‖現職教育 in-service education.現職者 an incumbent.

げんしょく

げんしょく [0] 【原職】
一時的に離れていた,もとの職務。「―に復帰する」

げんしょく

げんしょく【減食する】
go on a diet.→英和

げんしょく

げんしょく [0] 【原色】
(1)混合することによって最も広い範囲の色をつくり出せるように選んだ基本的な色。絵の具では赤紫(マゼンダ)・青緑(シアン)・黄,光では赤・緑・青。
→三原色
(2)色合いのはっきりした強い色。まじり気のない色。刺激的な,派手な色。
(3)絵画や写真の複製で,もとの色。

げんしょくきょういく

げんしょくきょういく [5] 【現職教育】
現に職についている者が在職のままで教育を受けること。企業内教育・教員の研修など。

げんしょくばん

げんしょくばん [0] 【原色版】
黄・マゼンタ(赤紫)・シアン(青緑)の三原色インクのほか,黒インクを加え,原画と同じ色彩を出す網目凸版印刷法。また,その印刷物。原画を色分解したネガから,各色の網版を製版し,それぞれの色を刷り重ねる。
→プロセス平板

げんしょくほう

げんしょくほう [0] 【減色法】
色フィルターや吸収物質を用いて自然光を選択吸収させ,残った光で特定の色を出す方法。シアン(赤を吸収する)・マゼンタ(緑を吸収する)・黄(青紫を吸収する)の三種の割合を変えて,さまざまの色をつくる。減法混色。減色混合。
→加色法

げんしよう

げんしよう [3] 【原子容】
単体の原子1モルが占める体積。原子体積。

げんしりょう

げんしりょう [3] 【原子量】
原子の相対的な質量。炭素の安定同位体 ¹² C の質量を一二とし,これを基準にして,他の原子の質量を表す。天然に同位体の存在する元素については,各同位体の原子量にその存在比を掛けて平均したものを,その元素の原子量とする。

げんしりょく

げんしりょく [3] 【原子力】
「原子エネルギー」に同じ。特に,これを利用する際にいう。

げんしりょくあんぜんいいんかい

げんしりょくあんぜんいいんかい 【原子力安全委員会】
原子力利用に関する政策のうち,安全確保についての企画・審議・決定を行う総理府の付属機関。1978年(昭和53)設置。

げんしりょくいいんかい

げんしりょくいいんかい 【原子力委員会】
1956年(昭和31)設置された総理府の付属機関。原子力の研究・開発・利用についての企画・審議・監督を行う。

げんしりょくきほんほう

げんしりょくきほんほう 【原子力基本法】
原子力の研究・開発・利用を推進し,将来におけるエネルギー資源を確保し,学術の進歩と産業の振興を図るための法律。平和利用,自主・民主的運営,公開を原則とし,総理府内に原子力委員会を設置することを定める。1955年(昭和30)制定。

げんしりょくけんきゅうじょ

げんしりょくけんきゅうじょ 【原子力研究所】
⇒日本原子力研究所(ニホンゲンシリヨクケンキユウジヨ)

げんしりょくさんげんそく

げんしりょくさんげんそく [8] 【原子力三原則】
原子力基本法に定める,原子力の研究・開発・利用についての基本方針である民主・自主・公開の原則。

げんしりょくせん

げんしりょくせん [0] 【原子力船】
原子炉を動力源とする船舶。

げんしりょくせんすいかん

げんしりょくせんすいかん [0][8] 【原子力潜水艦】
原子炉を動力源とする潜水艦。高速で航続距離が長く,長時間の潜水行動が可能。原潜。

げんしりょくそんがいばいしょうほう

げんしりょくそんがいばいしょうほう 【原子力損害賠償法】
原子炉の異常により被害が生じた場合,被害者保護の立場から,原子力事業者に無過失責任を負わせる法律。また,賠償の窓口を原子力事業者のみに一本化した。1961年(昭和36)制定。

げんしりょくでんち

げんしりょくでんち [6] 【原子力電池】
放射性同位体から放出される放射線のエネルギーを電気エネルギーに変換する装置。長寿命なので,人工衛星の電源などに使われる。アイソトープ電池。

げんしりょくはつでん

げんしりょくはつでん [6] 【原子力発電】
核分裂による熱で水蒸気を発生させ,蒸気タービン・発電機を回して発電すること。

げんしりょくはつでんしょ

げんしりょくはつでんしょ [0][10] 【原子力発電所】
原子力発電を行う施設。原発。

げんしりん

げんしりん [3] 【原始林】
人の手の加わっていない自然のままの森林。原生林。

げんしろ

げんしろ [3] 【原子炉】
核分裂の連鎖反応を制御しながら継続させる装置。連鎖反応を起こす中性子の速度,燃料の種類と形態,冷却・減速の方法など様々な観点から分類される。原子核研究・材料試験・発電・推進機関・アイソトープ生産・医療などに利用される。リアクター。
原子炉=1[図]
原子炉=2[図]

げんしろう

げんしろう ゲンシラウ 【源四郎】
〔人形浄瑠璃の隠語から〕
金銭や数をごまかすこと。ぴんはね。また,そうする人。「おまへさんがたの―してぢや/滑稽本・膝栗毛 8」

げんしろく

げんしろく 【言志録】
漢学・倫理書。一冊。佐藤一斎著。1824年刊。学問的な立場から死生観や倫理観などを述べ,修身・求道などを説いたもの。「言志後録」「言志晩録」「言志耋(テツ)録」とともに「言志四録」と称される。

げんしろん

げんしろん [3] 【原子論】
世界の現象は分割不可能な最小粒子(アトム)の離合集散によって説明されるとする説。世界をとらえる基本的考え方の一つとして,古代のギリシャ(デモクリトス)・インドの哲学(ジャイナ教など)以来,近・現代の物理科学(ドルトンの原子説・アボガドロの分子説・原子物理学・素粒子論など)に至るまで諸説がある。エネルギー一元論・生気論などの現象論的な見方や「場」の理論・全体論に対立する。原子説。

げんしわくせい

げんしわくせい [4] 【原始惑星】
太陽系の誕生期において,微惑星どうしが衝突・合体して,星間ガスを引き寄せられる程度(ほぼ月の質量)に成長した天体。
→原始太陽

げんしん

げんしん 【元稹】
〔「げんじん」とも〕
(779-831) 中国,中唐の詩人。字(アザナ)は微之(ビシ)。親友の白居易とともに元・白と並称され,元和体(ゲンナタイ)と呼ばれる平易な恋愛詩を書き,広く民間で愛された。詩文集「元氏長慶集」,小説「鶯鶯伝(オウオウデン)(会真記)」など。

げんしん

げんしん [1][0] 【厳親】
父親。厳父。厳君。

げんしん

げんしん [0] 【現身】
〔仏〕
(1)現世に生をうけている姿。うつしみ。
(2)「応身(オウジン)」に同じ。

げんしん

げんしん [0] 【原審】
⇒原裁判(ゲンサイバン)

げんしん

げんしん 【源信】
(942-1017) 平安中期の天台宗の僧。恵心僧都・横川(ヨカワ)僧都。大和の人。比叡山で良源に師事し,横川恵心院に住す。「往生要集」を著して浄土教の興隆に大きく貢献し,また文学・芸術にも多くの影響を与えた。一方,天台宗恵心流の祖とされ,中古・中世の天台本覚思想の先駆をなした。著「一乗要訣」「観心略要集」「阿弥陀経略記」など。

げんしエネルギー

げんしエネルギー [5] 【原子―】
核分裂や核融合などの核変換によって放出されるエネルギー。変換によって質量が減少すれば,その減少量に相当する質量エネルギーが放出される。原子核エネルギー。原子力。
→質量エネルギー

げんしキリストきょう

げんしキリストきょう [1] 【原始―教】
最初期のキリスト教。イエスの死後エルサレムに教会が成立して以降,一世紀末か遅くとも二世紀頃までをいう。まだ様々の要素が未整理のまま混在し多様性に富む。

げんしスペクトル

げんしスペクトル [5] 【原子―】
原子が放出または吸収する光のスペクトル。通常は線スペクトルで,その光の振動数は原子内の電子がそのエネルギー状態を変えることにより決まる。

げんじ

げんじ [1] 【言辞】
ことば。ことばづかい。「―を弄(ロウ)する」

げんじ

げんじ ゲンヂ 【元治】
年号(1864.2.20-1865.4.7)。文久の後,慶応の前。孝明天皇の代。

げんじ

げんじ [0] 【源氏】
(1)源(ミナモト)姓の氏族の称。814年嵯峨天皇が皇子に賜って臣下としたのに始まる。特に,清和源氏・村上源氏・宇多源氏・花山源氏が著名。源家。
(2)「源氏物語」の略。また,その主人公。
→源氏物語
(3)〔源氏・平氏の旗色から〕
紅白の意を表す。

げんじ

げんじ [1] 【現示】 (名)スル
「啓示(ケイジ)」に同じ。

げんじ

げんじ [1] 【現時】
現在。今の時点。「―の情勢」

げんじいと

げんじいと [4] 【源氏糸】
紅白の糸をより合わせた糸。源平糸。

げんじうち

げんじうち [0] 【源氏打ち】
打ち紐(ヒモ)の名。白地に色糸を矢筈に打ち組みとしたもの。甲冑(カツチユウ)の緒所などに用いた。

げんじえ

げんじえ [3] 【源氏絵】
(1)源氏物語を題材にした絵。古来,絵巻・扇絵・屏風(ビヨウブ)絵・蒔絵(マキエ)など多数制作された。源氏物語絵。
(2)平安時代の風俗を源氏雲などを用いて描いた絵。

げんじきん

げんじきん [0] 【元字金】
⇒元禄金銀(ゲンロクキンギン)

げんじくよう

げんじくよう 【源氏供養】
能の一。三番目物。石山寺に参詣した安居院(アグイ)法印は,紫式部の霊に頼まれて,光源氏の供養を行う。

げんじぐも

げんじぐも [4] 【源氏雲】
洲浜(スハマ)形に金箔(キンパク)を押したり,金泥(コンデイ)・銀泥で雲がたなびいている模様を描き,画面の区切りや装飾としたもの。また,その雲。源氏絵に多く見られるところからいう。絵雲。

げんじぐるま

げんじぐるま [4] 【源氏車】
(1)貴人の乗る牛車(ギツシヤ)。御所車。
(2)模様・家紋の一。御所車の車輪を図案化したもの。全形と半形がある。
源氏車(2)[図]

げんじけいた

げんじけいた 【源氏鶏太】
(1912-1985) 小説家。富山県生まれ。本名,田中富雄。サラリーマン体験に取材した,ユーモアのある作品で知られる。代表作「英語屋さん」「三等重役」

げんじこう

げんじこう [0][3] 【源氏香】
組香の一。五種の香木五包ずつ,計二五包から任意の五包を取り出して炷(タ)き,香の異同を図によって答えるもの。図は五十二種あり,源氏物語の巻名(桐壺と夢浮橋は除く)をあてている。
→源氏香の図

げんじこうのず

げんじこうのず [0] 【源氏香の図】
源氏香の答えを表した図。また,図に各巻の絵や歌が描かれている折り本。
源氏香の図[図]

げんじこくめいれんが

げんじこくめいれんが [8] 【源氏国名連歌】
物名連歌の一。長句に源氏物語の巻名,短句に六十余州の国名を詠み込むもの。源家長「源氏国名百韻」など。

げんじざけ

げんじざけ 【源氏酒】
酒宴の遊びの一。詳細は不明。源氏物語の巻名・人名などを応酬するものか。「―とたはぶれしも/浮世草子・一代男 1」

げんじしゃく

げんじしゃく 【源氏釈】
源氏物語の最初の注釈書。一巻。世尊寺(藤原)伊行(コレユキ)著。平安末期成立。引き歌・出典・故事の考証が中心。藤原定家の「奥入」の基礎となった。源氏物語釈。伊行釈。

げんじつ

げんじつ【現実】
reality;→英和
actuality;→英和
the realities of life.〜の(に) real(ly);→英和
actual(ly).→英和
〜的 realistic.→英和
〜化する realize.→英和
‖現実主義(者) realism (a realist).

げんじつ

げんじつ [0] 【幻日】
太陽の左右にできる二つの光点。氷晶による光の屈折で起こる暈(カサ)の一種で,一見すると別の太陽のように見える。
→幻月

げんじつ

げんじつ [0] 【現実】
(1)今,現に事実として存在している事柄・状態。
⇔理想
「きびしい―を直視する」「理想と―との違い」「―に起こった事件」
(2)〔哲〕 現に事実として与えられていること。また,そのもの。
 (ア)理想に対してその素材や障害となる日常的・物質的なもの。現状。
⇔理想

 (イ)現に存在し活動するもの。想像・虚構や可能性ではなく,現に成り立っている状態。実際の存在。実在。
(3)実現すること。「光明より流れ出づる趣味を―せん事を要す/野分(漱石)」
〔actuality; real などの訳語〕

げんじつか

げんじつか [0] 【現実化】 (名)スル
実際に存在したり生起したりするようになること。「恐れていたことが―した」

げんじつかい

げんじつかい [4] 【現実界】
現実の世界。我々が経験する世界。

げんじつがい

げんじつがい [0] 【現実買い】
⇒採算(サイサン)買い

げんじつげんそく

げんじつげんそく [5] 【現実原則】
フロイトの用語。現実の要請に応じ,欲求の満足を延期したり断念したりする傾向。自我はこの原則に従い現実生活への適応をはかる。
⇔快楽原則

げんじつしゅぎ

げんじつしゅぎ [5] 【現実主義】
(1)現実を重視する態度。リアリズム。
(2)理想やたてまえにこだわらず,現実に即応して事を処理しようとする態度。リアリズム。

げんじつせい

げんじつせい [0] 【現実性】
実際に存在し得るもののもつ性質・特徴。現実として存在しているものの在り方。「―に欠ける議論」「―の薄い意見」

げんじつぞうよ

げんじつぞうよ [5] 【現実贈与】
直接贈り物を届けたり,募金箱にお金を入れるなど,贈与者が目的物を直ちに受贈者に渡してしまう贈与。

げんじつてき

げんじつてき [0] 【現実的】 (形動)
(1)考え方などが現実に即しているさま。「―な方法」
(2)理想や夢がなく,実際の利害にのみさといさま。「―で夢のない人」

げんじつばいばい

げんじつばいばい [5] 【現実売買】
店頭で商品を購入し代金を現金で支払うような,目的物と代金を直ちに交換し合う売買。

げんじつばなれ

げんじつばなれ [5] 【現実離れ】 (名)スル
現実に即していないこと。実際にはありそうにないこと。「―した議論」

げんじつみ

げんじつみ [0][4] 【現実み】
現実性のあるさま。また,その程度。「―のない話」

げんじつろん

げんじつろん [4] 【現実論】
たてまえより,むしろ現実に即して考えてゆこうとする立場。
⇔理想論

げんじてきしょうひ

げんじてきしょうひ [6] 【衒示的消費】
〔conspicuous consumption〕
自分が財産家であることを誇示する,高価で豪華な消費。T = B =ベブレンが唱えた。誇示的消費。

げんじてん

げんじてん【現時点では】
at the present time.

げんじてん

げんじてん [1] 【現時点】
現在の時点。今,この時。「―では適不適の判断は難しい」

げんじな

げんじな [3] 【源氏名】
(1)芸妓などがつける呼び名。
(2)源氏物語五四帖の巻名にちなんでつけられた女官の名。夕霧典侍,薄雲命婦など。のち,武家の奥女中などにも用いられた。

げんじのうじがみ

げんじのうじがみ 【源氏の氏神】
清和源氏が氏神として崇拝した八幡大神。

げんじのきみ

げんじのきみ 【源氏の君】
光(ヒカル)源氏。

げんじのだいしょう

げんじのだいしょう 【源氏の大将】
光(ヒカル)源氏。

げんじのま

げんじのま 【源氏の間】
紫式部が源氏物語を執筆したという,石山寺の一室の名。

げんじはちりょうのよろい

げんじはちりょうのよろい 【源氏八領の鎧】
源氏相伝の八種の鎧。月数(ツキカズ)・日数(ヒカズ)・源太産衣(ゲンタノウブギヌ)・八竜(ハチリヨウ)・沢瀉(オモダカ)・薄金・楯無(タテナシ)・膝丸(ヒザマル)をいう。

げんじばこ

げんじばこ [3] 【源氏箱】
源氏物語を入れて黒棚(クロダナ)に飾る箱。

げんじぶし

げんじぶし [0] 【源氏節】
平家琵琶に対抗して,明治時代に名古屋から起こって流行した音曲(オンギヨク)の一。岡本美根太夫が新内節に説経節を採り入れて語り出し,これを地にした芝居も起こった。

げんじべい

げんじべい [3] 【源氏塀】
板塀の一。腰長押(コシナゲシ)から下は羽目板を太鼓張りにし,腰長押の上は笠木との間に襷(タスキ)を入れたもの。数寄屋などに用いる。
源氏塀[図]

げんじほう

げんじほう [0] 【限時法】
有効期間を明示した法令。時限立法。
⇔恒久法
→臨時法

げんじぼし

げんじぼし [3] 【源氏星】
オリオン座 β 星のリゲルの和名。同じオリオン座の赤色の輝星ベテルギウスに対して,青白色のため源氏の白旗にたとえて名づけられた。〇・一等星。
→平家星

げんじぼたる

げんじぼたる [4] 【源氏蛍】
ホタルの一種。体長15ミリメートル前後。全体が黒く,前胸背面は淡赤色で中央に細い黒条がある。雌雄とも腹端に発光器があり,一分間に七〇〜八〇回光る。幼虫もさなぎも光る。幼虫は清流にすみ,カワニナを食べる。本州・四国・九州に分布。[季]夏。

げんじまき

げんじまき [0] 【源氏巻(き)】
棹物(サオモノ)菓子の一種。小口切りにした切り口が紅白の渦巻きになっているもの。

げんじまど

げんじまど [4] 【源氏窓】
⇒火灯窓(カトウマド)

げんじまめ

げんじまめ [3] 【源氏豆】
いった大豆に砂糖をかけて紅白にした菓子。蓬莱(ホウライ)豆。源平豆。

げんじものがたり

げんじものがたり 【源氏物語】
物語。五四帖。紫式部作。一〇〇一〜五年の間に起筆,成立年未詳。巻名と巻序は次のとおり。桐壺(「壺前栽」「かがやく日の宮」とも)・帚木(ハハキギ)・空蝉(ウツセミ)・夕顔・若紫・末摘花(スエツムハナ)・紅葉賀(モミジノガ)・花宴(ハナノエン)・葵・賢木(サカキ)・花散里・須磨・明石(「浦伝(ウラツタイ)」とも)・澪標(ミオツクシ)・蓬生(ヨモギウ)・関屋・絵合・松風・薄雲・朝顔(アサガオ)・乙女(オトメ)(「日影」とも)・玉鬘(タマカズラ)・初音・胡蝶・蛍・常夏(トコナツ)・篝火(カガリビ)・野分(ノワキ)・行幸(ミユキ)・藤袴・真木柱・梅枝・藤裏葉・若菜上(「箱鳥」とも)・若菜下(「諸鬘(モロカズラ)」とも)・柏木・横笛・鈴虫・夕霧・御法(ミノリ)・幻・匂宮(ニオウノミヤ)(「匂兵部卿」「薫中将」とも)・紅梅・竹河・橋姫(「優婆塞(ウバソク)」とも)・椎本(シイガモト)・総角(アゲマキ)・早蕨(サワラビ)・宿木(「貌鳥(カオドリ)」とも)・東屋(「狭蓆(サムシロ)」とも)・浮舟・蜻蛉(カゲロウ)・手習・夢浮橋(「法の師」とも)。「幻」の次に「雲隠」の巻があったとも言われているが,巻名だけで本文は伝わっていない。「幻」までは,多くの女性との交渉を中心に光源氏の栄華と苦悩の生涯を描く。「匂宮」から「竹河」の三帖をつなぎとして,「橋姫」以下の一〇帖(特に「宇治十帖」と呼ぶ)は,舞台を洛外に移して,薫・匂宮と宇治の姫君たちとの恋愛,そしてその悲劇を綴る。構成・心理描写・自然描写に優れ,物語文学の最高峰とされる。後世の文学に及ぼした影響はきわめて大きい。古くは「源氏の物語」「光源氏物語」「紫の物語」などと呼ばれた。

げんじものがたりえまき

げんじものがたりえまき [9] 【源氏物語絵巻】
源氏物語を主題にした絵巻物。平安時代以降数多く作られ,現存するものでは伝藤原隆能(タカヨシ)筆とする極彩色のもの(徳川黎明会・五島美術館蔵)が有名。1120〜40年の作といわれ,「引目鉤鼻(カギバナ)」の技法を用いている。

げんじものがたりおくいり

げんじものがたりおくいり 【源氏物語奥入】
⇒奥入(オクイリ)

げんじものがたりたまのおぐし

げんじものがたりたまのおぐし 【源氏物語玉の小櫛】
注釈書。九巻。本居宣長著。1796年成立。源氏物語の本質を「もののあはれ」と見る立場から論じ,旧注を批判的に取捨して注釈を施す。

げんじものがたりひょうしゃく

げんじものがたりひょうしゃく 【源氏物語評釈】
注釈書。一四巻。萩原広道著。1854〜61年刊。「花宴」までを新旧の注約三〇種を折衷して,注釈したもの。

げんじゃ

げんじゃ 【験者】
⇒げんざ(験者)

げんじゅ

げんじゅ 【玄樹】
⇒桂庵(ケイアン)玄樹

げんじゅう

げんじゅう [0] 【現住】 (名)スル
(1)現在そこに住んでいること。「―地」
(2)〔仏〕
 (ア)現在の住職。
 (イ)現世にあること。

げんじゅう

げんじゅう【厳重な(に)】
strict(ly);→英和
severe(-ly);→英和
stern(ly);→英和
rigorous(ly).→英和

げんじゅう

げんじゅう [0] 【厳重】 (形動)[文]ナリ
(1)きびしく事に当たるさま。「―な検査」「―に警戒する」
(2)おごそかなさま。いかめしいさま。「其の荘厳微妙にして―なる事限りなし/今昔 1」
〔古く「げんじょう」とも〕
[派生] ――さ(名)

げんじゅうあんのき

げんじゅうあんのき ゲンヂユウアン― 【幻住庵記】
俳文。松尾芭蕉作。1690年4月から七月まで滞在した,近江石山の奥にある幻住庵についての記。「猿蓑」(1691年刊)に所収。

げんじゅうしょ

げんじゅうしょ【現住所】
one's present address.

げんじゅうしょ

げんじゅうしょ [3] 【現住所】
現在居住している場所。

げんじゅうみん

げんじゅうみん ゲンヂユウ― [3] 【原住民】
(移住者に対して)その土地にもとから住んでいる人々。

げんじゅうみん

げんじゅうみん【原住民】
a native;→英和
an aborigine.

げんじゅうるい

げんじゅうるい ゲンジウ― [3] 【原獣類】
哺乳(ホニユウ)類の一亜綱。骨格に爬虫(ハチユウ)類的特色を残す原始的な一群。現生のカモノハシとハリモグラ類は,卵生で乳腺の発達が悪く,総排出腔(ソウハイシユツコウ)をもつなど,哺乳類の中では異質の特徴を示す。化石資料が乏しく,進化史的位置付けは不明な点が多い。

げんじゅつ

げんじゅつ [0] 【験術】
不思議な効験をあらわす術。

げんじゅつ

げんじゅつ [0] 【言述】 (名)スル
考えなどを述べること。

げんじゅつ

げんじゅつ [0][1] 【幻術】
(1)人の目をくらます術。魔術。妖術。
(2)手品。

げんじょう

げんじょう ゲンジヤウ 【玄象・玄上】
琵琶(ビワ)の名器の名。唐より伝来したといい,これにまつわる不思議な伝説が多い。「―・師子丸・青山三面の琵琶を相伝して/平家 7」

げんじょう

げんじょう [0] 【現成・見成】
〔禅宗で「現前成就」の意〕
眼前に出現していること。自然にできあがっていること。

げんじょう

げんじょう ゲンジヤウ 【玄奘】
(602-664) 中国,唐代初期の僧。経典漢訳者の代表的人物で,後世,法相・倶舎両宗の開祖とされる。629年長安を出発し,西域を経てインドに入り,戒賢について唯識の思想などを学ぶ。645年に仏舎利・仏像および経論を携えて帰国し,太宗の庇護のもとに「大般若経」「瑜珈師地論」などの仏典を漢訳。インド旅行記である「大唐西域記」は地誌的資料としても重要。のちにその旅を素材にして「西遊記」が作られた。玄奘三蔵。三蔵法師。

げんじょう

げんじょう【現状】
the present[actual]condition; <maintain> the existing state of things;the status quo.〜では as things are[stand].〜のままにしておく leave <a matter> as it is.‖現状維持 preservation of the status quo.

げんじょう

げんじょう 【厳重】 (名・形動ナリ)
〔「げんちょう」とも〕
「げんじゅう(厳重)」に同じ。「臨幸の―なる事も侍らむに/増鏡(新島守)」

げんじょう

げんじょう [0] 【現状】
現在のありさま。今の目の前の状態。「―を打破する」

げんじょう

げんじょう [0] 【現場】
「げんば(現場)」に同じ。

げんじょう

げんじょう ゲンジヤウ 【絃上・玄象】
〔「けんじょう」「げんしょう」とも〕
能の一。五番目物。作者未詳。藤原師長(モロナガ)が琵琶(ビワ)の奥義を究めようと入唐を思い立ち,思い出に須磨(スマ)の月を見に行くと,村上天皇が老人となって現れ,師長の入唐を断念させる。

げんじょう

げんじょう [0] 【原状】
もとのままの状態。変化する前の形。

げんじょう

げんじょう 【還昇】
⇒かんじょう(還昇)

げんじょういじ

げんじょういじ [5] 【現状維持】
現在の状態をそのまま保つこと。

げんじょういじせいさく

げんじょういじせいさく [7] 【現状維持政策】
既存の国際状況・領土的配分等の現状を維持しようとする政策。第一次大戦後の英米の政策。
→現状打破政策

げんじょうかいふく

げんじょうかいふく [0] 【原状回復】
ある事情の結果(現在)生じている事態を,その事情以前の状態に戻すこと。

げんじょうこうあん

げんじょうこうあん 【現成公案】
〔仏〕 現実に完成している公案。真理は常にすべての存在の上に,ありのままにはっきりとあらわれているということ。

げんじょうだはせいさく

げんじょうだはせいさく [7] 【現状打破政策】
現状の国際状況に不満を持ち,これを自国に有利な方向に修正・変更させようとする国家の対外政策。第一次大戦後の日本・ドイツの政策。
→現状維持政策

げんじょうふざいしょうめい

げんじょうふざいしょうめい [8] 【現場不在証明】
⇒アリバイ

げんじょうらく

げんじょうらく ゲンジヤウラク 【還城楽】
舞楽の一。左方。太食(タイシキ)調。古楽。一人舞。走舞。胡人の扮装に面をつけ,桴(バチ)を持ち,作り物の蛇を捕らえて舞う。童舞(ワラワマイ)としても舞われる。かんじょうらく。見蛇(ケンダ)楽。
還城楽[図]

げんじる

げん・じる [0][3] 【減じる】 (動ザ上一)
〔サ変動詞「減ずる」の上一段化〕
「減ずる」に同じ。「人口が年々―・じる」

げんじる

げんじる【減じる】
(1)[差し引く]take off;deduct;→英和
subtract.→英和
(2)[減らす]cut down;reduce;→英和
lessen;→英和
[減る]decrease;→英和
fall off;diminish.→英和
(3)[罪を]commute[mitigate] <a sentence> .→英和

げんじる

げん・じる [0][3] 【現じる】 (動ザ上一)
〔サ変動詞「現ずる」の上一段化〕
「現ずる」に同じ。「奇跡が―・じる」

げんじん

げんじん【原人】
a primitive man.

げんじん

げんじん [0] 【減尽】 (名)スル
(1)へらしなくすこと。また,へってすっかりなくなること。
(2)(刑罰の)免除。

げんじん

げんじん [0] 【原人】
約一五〇万年前から三〇万年前に生息した化石人類。握斧(アクフ)などの石器を使用し,火を用いていた。猿人に次ぐ人類進化の第二段階で,旧人の前段階。ピテカントロプス(ジャワ原人)・シナントロプス(北京原人)など。

げんじん

げんじん [0] 【幻人・眩人】
幻術を使う人。

げんじんかん

げんじんかん [3] 【原腎管】
扁形動物・紐形動物・輪形動物の排出器官。環形動物・軟体動物の幼生にも見られる。後生動物の中では最も原始的な排出器官で,浸透圧調節器官も兼ねる。

げんじガルタ

げんじガルタ [4] 【源氏―】
源氏物語中の和歌を題材にしたカルタ。

げんす

げんす (助動)
「げす(助動)」に同じ。「たいがいな煎茶よりはかへつて香煎のはうがよう〈げんす〉/滑稽本・七偏人」

げんすい

げんすい 【玄水】
「間水(ケンズイ){(3)}」に同じ。「打銚子に―をたぶたぶと入て来れり/雑談 3」

げんすい

げんすい [1] 【元帥】
(1)諸将を統率する最高官。
(2)元帥府を構成する陸海軍大将の称号。

げんすい

げんすい [0] 【原水】
水道水の原材料になる水。地表水あるいは地下水から取水する。水道原水。

げんすい

げんすい [0] 【減水】 (名)スル
水量が減ること。
⇔増水

げんすい

げんすい [0] 【減衰】 (名)スル
少しずつ減少していくこと。「―曲線」

げんすい

げんすい【元帥】
[陸軍] <米> a general of the army;→英和
<英> a field marshal;[海軍] <米> a fleet admiral; <英> an admiral of the fleet;→英和
[空軍] <米> a general of the air force; <英> a marshal of the Royal Air Force.

げんすい

げんすい【減水する】
fall;→英和
recede;→英和
subside;→英和
go down.

げんすい

げんすい 【源水】
⇒松井(マツイ)源水

げんすいき

げんすいき [3] 【減衰器】
電気信号の質を変えずに信号の強さを減少する装置。減衰量を任意に加減できるものと,一定の減衰量を与えるものとがあり,構成する素子により抵抗減衰器とリアクタンス減衰器とがある。アッテネーター。

げんすいきょう

げんすいきょう 【原水協】
原水爆禁止日本協議会の略称。1955年(昭和30)広島で行われた第一回原水爆禁止世界大会を機に結成された運動団体。65年,運動方針をめぐって分裂したあとは共産党系が中心。

げんすいきん

げんすいきん 【原水禁】
原水爆禁止日本国民会議の略称。1965年(昭和40)社会党・総評系が中心となって原水協から脱退・結成した運動組織。

げんすいごま

げんすいごま [5] 【源水独楽】
〔松井源水が曲独楽に用いたところから〕
心棒の長い博多独楽。

げんすいしんどう

げんすいしんどう [5] 【減衰振動】
時間とともに振幅が減少していく振動。弾性振動では摩擦や抵抗など,電気振動ではジュール熱や電波の放射のためにおこる。

げんすいばく

げんすいばく [3] 【原水爆】
原子爆弾と水素爆弾。

げんすいばく

げんすいばく【原水爆禁止世界会議】
a World Conference Against Atomic and Hydrogen Bombs.

げんすいばくきんしうんどう

げんすいばくきんしうんどう [3][4] 【原水爆禁止運動】
第二次大戦後の日本の平和運動。1954年(昭和29)の第五福竜丸事件を契機に原水爆禁止を求める声が広がる中で,東京都杉並区の主婦らによって始められた原水爆禁止署名運動が全国的に発展。55年8月広島で第一回原水爆禁止世界大会が開かれ,以後毎年世界大会が開催されている。

げんすいふ

げんすいふ [3] 【元帥府】
勲功ある陸海軍大将数名からなる天皇の軍事上の最高顧問機関。1898年(明治31)設置された。

げんすう

げんすう [3] 【減数】 (名)スル
(1)数がへること。また,へらすこと。
(2)引き算で,引く方の数。�−� で �。
⇔被減数

げんすう

げんすう [3] 【現数】
現在,実際にある数量。

げんすうぶんれつ

げんすうぶんれつ [5] 【減数分裂】
生殖細胞形成の時に起こる細胞分裂。連続二回の分裂を行う。通常第一分裂で相同染色体が対合・分離することによって染色体数が半減し,第二分裂は体細胞分裂と同様である。還元分裂。成熟分裂。

げんする

げん・する [0][3] 【眩する】 (動サ変)[文]サ変 げん・す
(1)目がくらむ。「眼―・し魂迷ひ/花柳春話(純一郎)」
(2)目をくらませる。「人目を―・するの才なく/獺祭書屋俳話(子規)」

げんすん

げんすん【原寸(大の)】
(of) full size.

げんすん

げんすん [0] 【原寸】
実物と同じ大きさの寸法。もとの寸法。「―大の模型」

げんすんず

げんすんず [3] 【原寸図】
実物と同じ寸法で書いた図面。

げんず

げんず [0] 【原図】
複製や転写のもとになった図。印刷では,写真・絵画・線画などの原稿をも含む。

げんず

げん・ず 【験ず】 (動サ変)
霊験をあらわす。「観音の―・じ給ふ寺へ…詣でけるに/今昔 29」

げんず

げん・ず 【減ず】 (動サ変)
⇒げんずる(減)

げんず

げんず [0] 【現図】
船体の設計図。実物大の原尺現図,縮尺した縮尺現図などがある。

げんず

げん・ず 【現ず】 (動サ変)
⇒げんずる(現)

げんずば

げんずば [0] 【現図場】
原寸大の船の設計図を描いた場所。

げんずまんだら

げんずまんだら ゲンヅ― 【現図曼荼羅】
〔出現したものを図像として描いた曼荼羅の意〕
空海が日本にもたらした東寺・神護寺などの曼荼羅。円仁・円珍・宗叡などのもたらしたものをもいうことがある。

げんずる

げん・ずる [0][3] 【現ずる】 (動サ変)[文]サ変 げん・ず
今まで見えなかったものが姿をあらわす。また,あらわれる。「金鋼力士が…十六丈の姿を―・じ/五重塔(露伴)」
(2)霊験があらわれる。「いみじう―・じ給ふといふに,まうで給ひて/浜松中納言 1」

げんずる

げん・ずる [0][3] 【減ずる】 (動サ変)[文]サ変 げん・ず
(1)数量や程度が少なくなる。へる。「食料が―・ずる」「病漸(ヤヤ)―・じて/読本・雨月(菊花の約)」
(2)数量や程度を少なくする。へらす。「速度を―・ずる」「罪一等を―・ずる」
(3)引き算をする。「五より三を―・ずる」

げんせ

げんせ [1] 【現世】
〔仏〕
〔「げんぜ」とも。「現在世」の略〕
三世の一。この世。現在の世。現在,生きている世界。現生。現在生(シヨウ)。げんせい。
→過去世
→未来世
→前世
→後世(ゴセ)

げんせ

げんせ【現世の[で]】
in this world[life].〜的 worldly;→英和
earthly.→英和

げんせ=安穏(アンノン)後生(ゴシヨウ)善処(ゼンシヨ)

――安穏(アンノン)後生(ゴシヨウ)善処(ゼンシヨ)
〔仏〕「法華経(薬草喩品)」の語。仏の教えによって,この世では安穏に生きることができ,死後も善い世界に生まれることができるということ。

げんせい

げんせい [0] 【原生】
(1)発生した時の状態のままで進化や変化をしないこと。
(2)人工を加えない自然のままであること。原始。

げんせい

げんせい [1][0] 【現世】
(1)「げんせ(現世)」に同じ。
(2)「完新世(カンシンセイ)」に同じ。

げんせい

げんせい [0] 【現制】
現在の制度。

げんせい

げんせい [0] 【限制】 (名)スル
範囲を定めること。制限。「権柄も亦必ず―せらるる所あれば/明六雑誌 6」

げんせい

げんせい [0] 【減勢】 (名)スル
勢いを減ずること。

げんせい

げんせい [0] 【現勢】
現在の情勢。現状。

げんせい

げんせい【厳正な(に)】
strict(ly);→英和
exact(ly);→英和
rigid(ly);→英和
impartial(ly) (公平).→英和
厳正中立 <observe> strict neutrality.

げんせい

げんせい【原生の】
primeval <forest> .→英和

げんせい

げんせい [0] 【厳正】 (名・形動)[文]ナリ
規準に厳格に従って,公正に取り扱う・こと(さま)。「―な裁判」「―中立」「―な判定」
[派生] ――さ(名)

げんせい

げんせい 【元政】
(1623-1668) 江戸初期の日蓮宗の僧・漢詩人・歌人。京の人。諱(イミナ)は日政ほか。もと彦根藩の武士。山城の深草に住して厳しい戒律の生活を送った。詩文に秀で,石川丈山などと交わった。「草山集」「草山和歌集」「本朝法華伝」「扶桑(フソウ)隠逸伝」など。

げんせい

げんせい [0] 【現生】 (名)スル
現代に生存・生息していること。

げんせいあん

げんせいあん 【元政庵】
京都市伏見区深草にある元政の創立した寺。藤原基経が創建した極楽寺の薬師堂跡と伝える。瑞光寺。

げんせいいでん

げんせいいでん [5] 【限性遺伝】
ある形質が雌雄いずれか一方のみに発現する遺伝。グッピーの雄の背びれに生ずる黒斑など。

げんせいかえん

げんせいかえん 【原生花園】
北海道,オホーツク海沿岸の砂丘や濤沸(トウフツ)湖・サロマ湖・能取(ノトロ)湖などの周辺にある自然のままの草原群落。ハマナス・エゾキスゲなどが群生する。

げんせいじんるい

げんせいじんるい [5] 【現生人類】
現在生存している人類。また,これと同じ種に属する化石人類をも含めていう。ホモ-サピエンス。新人。

げんせいだい

げんせいだい [3] 【原生代】
地質時代の先カンブリア時代を二分した場合の後半。

げんせいどうぶつ

げんせいどうぶつ [5] 【原生動物】
動物分類上の一門。単細胞性の最も下等な動物。種類が多く,自由遊泳・付着・寄生などさまざまな生活様式をもち,一般には分裂・出芽などで増殖する。鞭毛虫類(ミドリムシ)・肉質類(アメーバ)・繊毛虫類(ゾウリムシ)・胞子虫類(マラリヤ病原虫)などに大別できる。原虫。

げんせいりん

げんせいりん [3] 【原生林】
伐採や山火事などによって破壊されたことのない,自然のままの森林。原始林。処女林。

げんせき

げんせき [0][1] 【原籍】
(1)戸籍を変更する前のもとの籍。
(2)本籍。

げんせき

げんせき [0] 【言責】
自分が言った言葉に対する責任。「一旦約束した―を果すため/明暗(漱石)」

げんせき

げんせき 【阮籍】
(210-263) 中国,三国時代の魏(ギ)の文人・思想家。字(アザナ)は嗣宗(シソウ)。老荘思想を好み,嵆康(ケイコウ)とともに「竹林の七賢」の中心的人物。奇行で知られ,特に,俗物を白眼で迎えた話は有名。

げんせき

げんせき [0][1] 【原石】
(1)原料となる岩石。
(2)加工していないもとのままの宝石。

げんせき

げんせき [0] 【厳責】 (名)スル
きびしく叱責すること。「無礼を―せんと思ひしが/八十日間世界一周(忠之助)」

げんせき

げんせき【原籍】
<transfer> one's (registered) domicile <to> .⇒本籍.

げんせき

げんせき【原石】
raw ore.

げんせきど

げんせきど [4][3] 【原積土】
⇒残積土(ザンセキド)

げんせしゅぎ

げんせしゅぎ [4] 【現世主義】
現世の生活を第一義とし,来世の存在を無視ないし軽視する生活態度。

げんせっき

げんせっき [3] 【原石器】
人類が最初に使用したと考えられた石器。現在では自然の産物とされ,人工品説は否定されている。エオリス。

げんせつ

げんせつ [0] 【原説】
もとの説。

げんせつ

げんせつ [0] 【言説】 (名)スル
ものを言うこと。また,その言葉。ごんせつ。「難解な―をもてあそぶ」「一箇の特質として―する/真善美日本人(雪嶺)」

げんせりやく

げんせりやく [4] 【現世利益】
祈祷(キトウ)・念仏などによって神仏から授けられる,この世でのしあわせ。現益。

げんせん

げんせん [0] 【元銭】
「元(ゲン)の字銭(セン)」に同じ。

げんせん

げんせん [0] 【言泉】
泉のようにわき出る言葉。

げんせん

げんせん 【言泉】
国語辞典。芳賀矢一改修。六冊。1921〜29年(大正10〜昭和4)刊。落合直文著「ことばの泉」を増補改訂したもの。

げんせん

げんせん [0] 【源泉・原泉】
(1)水・温泉などのわき出るところ。みなもと。
(2)物が生ずるところ。もと。「活力の―」

げんせん

げんせん [0] 【厳選】 (名)スル
厳重に審査して選ぶこと。「応募者から―する」

げんせん

げんせん【厳選する】
select carefully.

げんせん

げんせん【源泉】
a source <of knowledge> .→英和
‖源泉課税(をとる) taxation (tax) at the source.源泉所得税 a withholding income tax.源泉徴収票 a tax receipt from work.

げんせん

げんせん [0] 【原潜】
「原子力潜水艦」の略。

げんせんかぜい

げんせんかぜい [5] 【源泉課税】
一定の所得・収益に対して,それが支払われる度に支払い場所で個別に賦課する課税方法。

げんせんせんたくかぜい

げんせんせんたくかぜい [9] 【源泉選択課税】
⇒源泉分離選択課税制度(ゲンセンブンリセンタクカゼイセイド)

げんせんちょうしゅう

げんせんちょうしゅう [5] 【源泉徴収】
給与所得・利子所得・配当所得などについて,その支払い者が支払いの際に所得税を徴収し,国に納付すること。

げんせんぶんりかぜい

げんせんぶんりかぜい [8] 【源泉分離課税】
他の所得と分離して課税し,その税額を源泉徴収する分離課税の一種。配当所得と利子所得の課税に対して選択的に認められている。
→源泉分離選択課税制度

げんせんぶんりせんたくかぜいせいど

げんせんぶんりせんたくかぜいせいど [5][8] 【源泉分離選択課税制度】
他の所得と合算して課税される総合課税か,分離して課税される源泉分離課税かを納税者が自己に有利なほうに選択できる制度。利子所得と配当所得に対して認められている。源泉選択課税。

げんぜい

げんぜい【減税】
reduction of taxes;a tax reduction.〜する reduce[lower]taxes <by 3 percent> .

げんぜい

げんぜい [0] 【減税】 (名)スル
税金を減らすこと。
⇔増税

げんぜん

げんぜん [0] 【泫然】 (ト|タル)[文]形動タリ
涙がはらはらと流れるさま。「―として泣きに泣きたり/天うつ浪(露伴)」

げんぜん

げんぜん【厳然と】
solemnly;→英和
gravely;sternly (きびしく).→英和
〜たる事実 an undeniable fact.

げんぜん

げんぜん [0] 【現然】 (形動タリ)
はっきりとしているさま。あらわ。「大事に至らんこと―たり/桐一葉(逍遥)」

げんぜん

げんぜん [0] 【現前】 (名)スル
(1)現在,目の前にあること。目の前にあらわれていること。「俄然として新天地が―する/門(漱石)」
(2)〔哲〕
〔(ドイツ) Anwesen〕
現にここにあること。感官・意識に現れていること。西欧形而上学では恒常的実体と結びつけてとらえられたが,ハイデッガーはそれを出来事として考え,デリダも脱構築の対象としている。

げんぜん

げんぜん [0] 【厳然・儼然】 (ト|タル)[文]形動タリ
おごそかで近寄り難いさま。動かし難いさま。「―たる事実」「神の像の如く,―として我前に立てり/即興詩人(鴎外)」

げんそ

げんそ【元素】
an[a chemical]element.→英和
‖元素記号 a symbol of a chemical element.

げんそ

げんそ [1] 【元素】
(1)〔哲〕 万物の根源となる恒常不変の構成要素。ギリシャ哲学における土・空気・火・水,仏教における四大・五大など。
(2)ある特定の原子番号をもつ原子によって構成される物質種。しばしば単体の同義語として用いられるが,単体が実在の物質をさすのに対して,元素は原子の種類を表す概念。現在一〇九種類の元素が確認されている。化学元素。
〔幕末にオランダ語 grondstof に対する語として宇田川榕庵ら蘭学者が用いた語〕
(3)物を生み出すもとになるもの。もとになるもの。原素。「封建の―は歳月を経るに従ひ愈々熟せしと雖も/日本開化小史(卯吉)」

げんそ

げんそ [1] 【原素】
「元素」に同じ。「人の性質の―となるべき種々の性情をば/小説神髄(逍遥)」

げんそ

げんそ [1] 【減租】 (名)スル
租税額をへらすこと。減税。

げんそう

げんそう [0] 【幻想】
現実にないことを思い描くこと。また,その思い。「―をいだく」

げんそう

げんそう【幻想】
an illusion;→英和
a vision (まぼろし);→英和
a fantasy (奇想);→英和
a (day)dream.幻想曲 a fantasia[fantasy].→英和

げんそう

げんそう [0] 【現送】 (名)スル
現金・現物を輸送すること。

げんそう

げんそう [0] 【幻相】
〔仏〕 まぼろしのようにはかなく無常なありさま。

げんそう

げんそう 【玄宗】
(685-762) 唐の第六代皇帝(在位 712-756)。姓名は李隆基。睿宗(エイソウ)の第三子。韋后(イコウ)を殺して父を復位させ,譲られて即位。諸制度の改革を行い「開元の治」と称された。晩年は楊貴妃(ヨウキヒ)に溺れて安史の乱を招き,四川へ脱出。子の粛宗(シユクソウ)に譲位した。

げんそう

げんそう【舷窓】
a porthole.→英和

げんそう

げんそう [0] 【舷窓】
採光や通風のため,船の側面にあけた丸窓。

げんそう

げんそう [0] 【還相】
〔仏〕 浄土へ往生した者が,他者を救済するためにこの世へ戻ってくること。
⇔往相

げんそうえこう

げんそうえこう [5] 【還相回向】
〔仏〕 浄土門の二種回向の一。極楽浄土に往生した人が,再びこの世に帰って来て,生きとし生けるものを教化し救済すること。
⇔往相回向

げんそうきょく

げんそうきょく [3] 【幻想曲】
⇒ファンタジー(2)

げんそうこうきょうきょく

げんそうこうきょうきょく ゲンサウカウキヤウキヨク 【幻想交響曲】
〔原題 (フランス)Symphonie fantastique〕
ベルリオーズの標題交響曲。1830年初演。「ある芸術家の生涯の挿話」という副題がある。失恋し,阿片自殺をはかった青年芸術家が昏酔(コンスイ)状態のなかで見る奇怪な幻想を内容とする。標題交響曲中最も成功したものといわれる。
→「幻想交響曲」第2楽章(ベルリオーズ)[音声]

げんそうてき

げんそうてき [0] 【幻想的】 (形動)
現実から離れた,空想の世界のようであるさま。ファンタジック。「―な音楽」

げんそうぶんがく

げんそうぶんがく [5] 【幻想文学】
現実にはおこらない,架空の世界の出来事を題材にした文学作品の総称。

げんそきごう

げんそきごう [4] 【元素記号】
元素(原子の種類)を表す記号。現在使われているものは,スウェーデンのベルセーリウスが1814年に元素のラテン語名や英語名・ドイツ語名などの頭文字か,頭文字に他の一字をそえてつくったものに若干の改良と付け加えをしたもの。元素記号はその元素の原子一個とその原子量,あるいはその一モルをも表している。原子記号。

げんそく

げんそく [0] 【減速】 (名)スル
速度を落とすこと。
⇔加速

げんそく

げんそく【原則】
a principle;→英和
a general rule.→英和
〜として in principle;as a rule.

げんそく

げんそく [0] 【原則】
(1)多くの場合にあてはまる基本的な規則や法則。しばしば原理と区別せずに用いられるが,原理は主として存在や認識に,原則は主として人間の活動に関係する。「―として五時に下校すること」
(2)〔論〕
〔(ドイツ) Grundsatz〕
他の諸命題がそこから導き出される基本命題。

げんそく

げんそく【舷側】
the (ship's) side.〜に alongside the ship.→英和

げんそく

げんそく [0] 【舷側】
船の側面。ふなばた。ふなべり。

げんそく

げんそく【減速】
deceleration.〜する slow down;decelerate.→英和

げんそくざい

げんそくざい [4][0] 【減速材】
原子炉において核反応により放出される中性子の速度を落とし,燃料に吸収されやすくするために用いるものをいう。水(軽水)・重水・炭素(グラファイト)などが使われる。モデレーター。

げんそくほう

げんそくほう [4][0] 【原則法】
一定の事項について,原則的に適用される法規。
⇔例外法

げんそくろん

げんそくろん [4] 【原則論】
何事も原則通りに行われなければならないという考え方・議論。

げんそこうぶつ

げんそこうぶつ [4] 【元素鉱物】
単一種の元素から成る鉱物。ダイヤモンド(C)・自然金(Au)・自然硫黄(イオウ)(S)など。

げんそしゅうきりつ

げんそしゅうきりつ [6] 【元素周期律】
⇒周期律(シユウキリツ)

げんそぶんせき

げんそぶんせき [4] 【元素分析】
有機化合物の成分元素に関する化学分析。元素の種類を検出する定性分析と,各元素の含有量を求める定量分析とがある。

げんそん

げんそん [0] 【現存】 (名)スル
〔「げんぞん」とも〕
現在,実際にあること。現在,生きていること。「―する人物」

げんそん

げんそん【現存の】
existing;→英和
living;→英和
extant.→英和
〜する be in existence.

げんそん

げんそん [0] 【玄孫】
孫の孫。曾孫の子。やしゃご。

げんそん

げんそん [0] 【厳存】 (名)スル
厳然として存在すること。「自分が―して居ると云ふ観念/虞美人草(漱石)」

げんそん

げんそん [0] 【減損】 (名)スル
へること。へらすこと。

げんそんざい

げんそんざい [3] 【現存在】
〔哲〕
〔(ドイツ) Dasein〕
一般には,あるものが現実に存在すること。ハイデッガーでは,自己の存在に関心をもち,それを了解する唯一の存在者,すなわち人間のこと。事物や道具などの存在者と異なって,実存として世界内存在するとされる。

げんそんざいぶんせき

げんそんざいぶんせき [7] 【現存在分析】
〔(ドイツ) Daseinsanalyse〕
実存哲学に基づき,ビンスワンガー・ボスにより提唱された人間学的な心理治療の立場。治療者と患者の人間としてのかかわりを重視し,現象学的手法をとる。

げんそんウラン

げんそんウラン [5] 【減損―】
ウラン二三五の含有率が使用前より減少した核燃料のウラン。増殖炉で使われる。

げんぞう

げんぞう【現像する】
develop <a film> .→英和
‖現像液 a developer.現像紙 developing-out paper <D.O.P.> .現像所 a processing laboratory.

げんぞう

げんぞう 【見参】
「げんざん(見参)」に同じ。「イカニ鶏,久シュウ―セヌ/天草本伊曾保」

げんぞう

げんぞう [0] 【幻像】
実際には存在しないのに,あるように見える姿や形。幻の姿。幻影。

げんぞう

げんぞう [0] 【原像】
(1)一番もとの根源的な像。「日本文化の―」
(2)〔数〕 A から B の写像 f において,f によって B の部分集合 b になるような A の部分集合 a のこと。

げんぞう

げんぞう [0] 【現像】 (名)スル
(1)写真で,露出されたフィルム・印画紙を薬品で処理して,写された像を目に見えるようにすること。また,その処理。「フィルムを―する」
(2)ある形をとってあらわれること。また,その形。「外に現るゝ外部の行為と内に蔵(カク)れたる内部の思想と二条の―あるべき筈なり/小説神髄(逍遥)」
(3)「現象{(1)}」に同じ。「此有様はもと地球の動くために生じたる―なるゆえ/文明論之概略(諭吉)」

げんぞうえき

げんぞうえき [3] 【現像液】
写真の現像に用いる溶液。現像主薬(メトール・ヒドロキノンなどの還元剤)とその作用を助ける現像助剤などからなる。

げんぞく

げんぞく [0] 【還俗】 (名)スル
いったん出家して僧籍に入った者が,再び俗人に戻ること。復飾。「僧侶が―する」

げんぞく

げんぞく【還俗する】
return to secular life.

げんたい

げんたい【減退】
(a) decline <in energy> ;→英和
decrease;→英和
loss <of appetite> .→英和
〜する decline;lose <one's appetite> .→英和

げんたい

げんたい [0] 【原態】
もとの状態。原状。「―に復す」

げんたい

げんたい [0] 【減退】 (名)スル
へってすくなくなること。おとろえ弱ること。
⇔増進
「精力―」「記憶力が―する」

げんたい

げんたい [1][0] 【原隊】
軍隊などで,以前に所属していた隊。「―に復帰する」

げんたいけん

げんたいけん [3] 【原体験】
記憶の底にいつまでも残り,その人が何らかの形でこだわり続けることになる幼少期の体験。

げんたつ

げんたつ [0] 【厳達】 (名)スル
命令などを守るようにきびしく通達すること。また,その通達。「小作料の残り半分も上納せよと―せられた時/良人の自白(尚江)」

げんたる

げんたる [1] 【厳たる・儼たる】
⇒げん(厳)■一■

げんたん

げんたん [0] 【減反・減段】 (名)スル
作付け面積をへらすこと。
⇔増反
「―政策」

げんたん

げんたん [0] 【減炭】 (名)スル
石炭の産出量をへらすこと。
⇔増炭

げんたん

げんたん【減反政策】
a less rice production policy with government subsidy.

げんたん

げんたん [0] 【厳探】 (名)スル
(犯罪容疑者などを)きびしくさがすこと。

げんたんい

げんたんい [3] 【原単位】
製品の一定量を生産するのに必要な各生産要素(原料・動力・労働力など)の量。

げんだい

げんだい【現代】
the present age[day];our time;today.→英和
〜の present-day;modern;→英和
of our own time.〜式の up-to-date;modern.‖現代英語 present-day English.現代人 a modern.現代生活 (思想) present-day life (contemporary thought).現代版 a modern edition.現代文学(作家) (a) modern literature (writer).

げんだい

げんだい [1] 【現代】
(1)現在の時代。その人が生きている,今の時代。「―日本の諸問題」「―の若者たち」「―人」
(2)歴史の時代区分の一。世界史的には一般に,大衆社会の成立をみた一九世紀末以後,あるいは資本主義社会と社会主義社会の並立した第一次大戦後をさすが,日本史では,第二次大戦後をさすことが多い。

げんだい

げんだい [0] 【原題】
翻訳・改題などを行う前の,もとの題。

げんだいおんがく

げんだいおんがく [5] 【現代音楽】
一般には,第一次大戦以後の芸術音楽をさす語。広義には,ドビュッシー以後の二〇世紀の音楽全体,狭義には第二次大戦後のさまざまな新しい傾向の芸術音楽をさす。

げんだいか

げんだいか [0] 【現代化】 (名)スル
時代遅れになった体制・機構・設備・方法などを今の世にふさわしい新しいものにすること。

げんだいか

げんだいか [3] 【現代華】
(1)1920年代のモダン-アートの流行に刺激され,欧米の芸術論を導入した生け花作品。1945年以降盛んになる。自由花。
(2){(1)}をとりこんだ生け花・立華・盛花など。

げんだいかなづかい

げんだいかなづかい [7] 【現代仮名遣い】
1946年(昭和21)11月16日の内閣告示によって公布された仮名遣い。現代国語の口語文を書き表すために,歴史的仮名遣いを現代語の発音に基づいた仮名遣いに近づけることを目指したもの。86年に改定され,新たに内閣告示として公布されたが,その内容はごく一部の変更があっただけで,全体としては,ほぼ従前のものが受け継がれた。新仮名遣い。
⇔歴史的仮名遣い

げんだいげき

げんだいげき [3] 【現代劇】
現代の風俗・世相感情・思想などを素材とした劇。
⇔時代劇

げんだいご

げんだいご [0] 【現代語】
現代の人がいま実際に使用している言語。一般に,明治以降用いられている言語。特に,東京語を中心とした共通語をいう。

げんだいしゅぎ

げんだいしゅぎ [5] 【現代主義】
⇒モダニズム

げんだいてき

げんだいてき [0] 【現代的】 (形動)
現代の生活に関係あるさま。現代にふさわしいさま。現代風。当世風。モダン。今風。「―な生活様式」

げんだいのえいゆう

げんだいのえいゆう 【現代の英雄】
〔原題 (ロシア) Geroi nashevo vremeni〕
レールモントフの小説。1840年刊。余計者の系譜に連なる貴族青年ペチョーリンを主人公とする五編の短編からなる連作。ロシアで最初の近代的な心理小説として,後世に大きな影響を与えた。

げんだいばん

げんだいばん [0] 【現代版】
古典の主人公や,昔の著名な事件のもつ性格を現代において持っているもの。「―浦島太郎」

げんだいぶん

げんだいぶん [0][3] 【現代文】
(1)現代語で書かれた文。現代の話し言葉に基づき,できるだけそれに近い文体で書かれた文。口語文。
(2)学校における国語科教育で,明治以後に書かれた文章。口語文も文語文も含む。

げんだか

げんだか [0][3] 【現高】
(預貯金などの)現在の額。現在高。

げんだん

げんだん [0] 【厳談】 (名)スル
手きびしく談判すること。「曠(ヌカ)らず―せよと代理を命ぜられて/金色夜叉(紅葉)」

げんだん

げんだん [0] 【言談】
はなしをすること。また,はなし。

げんだん

げんだん [0] 【玄談】
(1)〔仏〕 経論を講ずる前に,題号・著者・大意など,その経にまつわる深義を説明すること。開題。
(2)奥深い真理に関しての話。特に老荘思想についていう。

げんだんかい

げんだんかい [3] 【現段階】
現在の段階。今のところ。「―では判断できない」

げんち

げんち【現地】
<on> the spot.→英和
‖現地時間 local time.現地人 a native.現地調査(報告) a field survey (report).現地放送 an on-the-spot broadcast.

げんち

げんち [1] 【現地】
(1)ある事が実際に行われている場所。現場。「―におもむく」「―調査」
(2)自分が現在住んでいる土地。現住の地。「―に来てから三年たった」

げんち

げんち [1][0] 【言質】
あとで証拠となるような約束の言葉。ことばじち。「―を取る」「―を与える」

げんち

げんち【言質】
a pledge.→英和
〜を与える(取る) give <a person> a pledge (get a person's pledge).

げんちがし

げんちがし [0] 【現地貸し】
⇒外貨金融(ガイカキンユウ)

げんちけい

げんちけい [3] 【原地形】
火山活動によって形成された火山や,海底が隆起してできた海岸平野など,地形輪廻(リンネ)の出発点として想定される地形。原形面。

げんちほうじん

げんちほうじん [4] 【現地法人】
現地(投資相手国)の法律に基づいて設立された法人。

げんちゅう

げんちゅう [0] 【原虫】
⇒原生動物(ゲンセイドウブツ)

げんちゅう

げんちゅう 【元中】
南朝の年号(1384.4.28-1392.閏10.5)。弘和の後。元中九年に南北両朝が合一して,明徳に統一。後亀山天皇の代。

げんちゅう

げんちゅう [0] 【原注】
原本に最初から付けてあった注。

げんちゅうしゅうい

げんちゅうしゅうい ゲンチユウシフヰ 【源注拾遺】
源氏物語の注釈書。八巻。契沖著。1698年初校成立。北村季吟の「湖月抄」をもととし,旧注を訂正したもの。新注の嚆矢(コウシ)として安藤為章の「紫家七論」と並び称される。

げんちょ

げんちょ [1] 【原著】
翻訳や翻案した作品などのもとになっている著作。

げんちょ

げんちょ【原著(者)】
the original work (the author).

げんちょ

げんちょ [1] 【玄猪】
陰暦十月の亥(イ)の日。また,その日に食べる餅。[季]冬。
→亥の子

げんちょう

げんちょう [0] 【原腸】
嚢胚(ノウハイ)形成の際,細胞が陥入して生ずる腔所および腔壁。消化管の原基であり,のちに腸管・肝臓・膵臓(スイゾウ)などを形成する。節足動物と脊椎動物羊膜類では生じない。

げんちょう

げんちょう [0] 【玄鳥】
ツバメの異名。

げんちょう

げんちょう [0] 【幻聴】
実際には音がしていないのに,聞こえるように感じること。また,その音や声。

げんちょう

げんちょう 【阮朝】
ベトナム最後の王朝(1802-1945)。阮福映が国内を統一して建国。順化(ユエ)に都し,国号を越南(ベトナム)とする。一九世紀中期からフランスの侵略を受け,その保護国となったが1945年解体。

げんちょうはい

げんちょうはい [3] 【原腸胚】
⇒嚢胚(ノウハイ)

げんちょうひし

げんちょうひし ゲンテウ― 【元朝秘史】
モンゴルの史書。正続一二巻。著者不明。1240年頃成立。モンゴルの開国神話からチンギス-ハンの生涯およびオゴタイの即位に至るまでの歴史を記している。明初に漢訳された。

げんつき

げんつき [0] 【原付き】
「原動機付き」の略。また,「原動機付き自転車」の略。

げんつき

げんつき【原付き】
a moped;→英和
<米> a motor-bike.

げんてい

げんてい【限定する】
limit;→英和
restrict.→英和
限定版 a limited edition.

げんてい

げんてい [0] 【舷梯】
乗船・下船の時に,舷側にとりつけるはしご。ふなばしご。船側はしご。タラップ。

げんてい

げんてい [0] 【限定】 (名)スル
(1)物事の量・範囲などを定めて,それを超えるものを認めないこと。「応募資格を二〇歳以下に―する」
(2)〔論〕 概念の内包を増加して外延を縮小し,曖昧(アイマイ)さを除くこと。規定。制限。
⇔概括

げんていし

げんていし [3] 【限定詞】
〔attributive〕
名詞の前またはあとに付いて名詞を修飾する形容詞,またはその代わりとなる語句や節。付加詞。限定辞。

げんていしゅっぱん

げんていしゅっぱん [5] 【限定出版】
発行部数を限定して出版すること。

げんていしょうにん

げんていしょうにん [5] 【限定承認】
相続により承継する債務が,相続で得る財産より多い(負債超過)ときには,その財産で弁済しうる分だけを弁済する,という留保を付けた相続の承認。限定相続。
→単純承認

げんていせきにんのうりょく

げんていせきにんのうりょく [9] 【限定責任能力】
刑法上の責任能力が低いこと。心神耗弱者(シンシンコウジヤクシヤ)と瘖唖者(インアシヤ)の一部は刑が減軽される。

げんていせんそう

げんていせんそう [5] 【限定戦争】
戦争目的・攻撃目標・使用兵器・戦闘地域などが一定範囲に限定されている戦争。制限戦争。局地戦争。
→全面戦争

げんていそうぞく

げんていそうぞく [5] 【限定相続】
「限定承認(ゲンテイシヨウニン)」に同じ。

げんていのうりょく

げんていのうりょく [5] 【限定能力】
法律によって制限された人の行為能力。未成年者・禁治産者などの行為能力がこれに当たり,その者のなした行為は取り消し得る。

げんていばん

げんていばん [0] 【限定版】
部数を限って出版する出版物やレコード・ CD など。

げんてん

げんてん [1][0] 【原点】
(1)長さなどを測る時の基準となる点。
(2)そこから物事が出発した,基本となるところ。「平和運動の―に立ち返る」
(3)〔数〕
〔origin〕
座標を定める基準の点。数直線では目盛り 0 の点,平面座標・空間座標では,座標軸の交点。

げんてん

げんてん [0] 【減点】 (名)スル
点数をへらすこと。また,へらした点。
⇔加点
「誤字は―する」

げんてん

げんてん [0][1] 【原典】
引用・翻訳・改作などのもとになった書物。「―にあたる」

げんてん

げんてん【原典】
an original (text,work).→英和

げんてん

げんてん【原点】
the origin;→英和
the starting point.

げんてん

げんてん【減点する】
give <a person> a demerit mark.減点法 the demerit system.

げんてんひはん

げんてんひはん [5] 【原典批判】
〔(ドイツ) Textkritik〕
ある文献の諸伝本を比較考証し,正しい原典を見いだそうとする研究。

げんでんほう

げんでんほう [0] 【限田法】
中国で,豪族の土地所有額の制限に関する法令。董仲舒(トウチユウジヨ)の思想的影響を受け,前漢末哀帝の時小農民を保護するために発布されたが実施されず,西晋の占田課田法に継承された。

げんと

げんと [1] 【玄兎】
月の異名。

げんとう

げんとう【幻灯】
a film slide.‖幻灯画 a slide.幻灯器械 a (magic-lantern) projector.

げんとう

げんとう【厳冬】
a severe[hard]winter.

げんとう

げんとう [1] 【現当】
〔仏〕 この世とあの世。現世と来世。げとう。「―二世の御祈誓あり/保元(上)」

げんとう

げんとう [0] 【舷灯】
夜間,航行中の船舶が左右の舷側につける灯火。右舷に緑灯,左舷に紅灯をつける。

げんとう

げんとう [0] 【玄冬】
〔「けんとう」とも〕
冬の異名。

げんとう

げんとう [0] 【幻灯】
写真フィルム・図版・実物などに強い光を当てて,レンズで幕などに拡大映像を投映して見せるもの。スライド。

げんとう

げんとう [0] 【舷頭】
舟べり。舟ばた。

げんとう

げんとう [0] 【厳冬】
寒さのきびしい冬。[季]冬。「―の候」

げんとうき

げんとうき [3] 【幻灯機】
幻灯を映し出す装置。スライド-プロジェクター。

げんとく

げんとく 【元徳】
年号(1329.8.29-1331.8.9)。嘉暦の後,元弘の前。後醍醐(ゴダイゴ)天皇の代。

げんとく

げんとく 【験得・験徳】
〔「けんとく」とも〕
加持祈祷(カジキトウ)によって霊験を得ること。「実に―新たなる事,仏の如くなりければ/今昔 30」

げんとく

げんとく [0] 【元徳】
〔cardinal virtues〕
各時代・社会において最も基本的な徳。ギリシャではプラトンの知恵・勇気・節制・正義,キリスト教では信仰・希望・愛,儒教思想では五倫五常。主徳。

げんとく

げんとく [0] 【玄徳】
(1)奥深い徳。
(2)天地の奥深い道理。

げんとして

げんとして 【厳として・儼として】 (連語)
⇒げん(厳)■一■

げんととく

げんととく 【源都督】
〔都督は大宰権帥の唐名〕
源経信(ツネノブ)の別名。

げんど

げんど【限度】
<set> a limit <to> .→英和
〜に達する(を越える) reach (exceed) the limit.…を〜として within the limits <of> .‖最大(小)限度 the maximum (minimum);at most (least).

げんど

げんど [1] 【限度】
物事の範囲・程度などが,それを超えることはできないという境。かぎり。「ふざけるにも―がある」「許容の―を超える」

げんどう

げんどう [0] 【言動】
言葉と行動。言行。「不用意な―」

げんどう

げんどう [0] 【玄同】
〔老子「和�其光�,同�其塵�,是謂�玄同�」より〕
彼我の差別を立てることなく俗世間と一体になること。和光同塵。

げんどう

げんどう [0] 【原動】
運動・活動を起こすもと。

げんどう

げんどう【言動】
<be careful in> one's speech and action.

げんどうき

げんどうき [3] 【原動機】
自然界のエネルギーを機械的な仕事のエネルギーに変える機械の総称。風水力原動機・熱機関・電動機・原子力原動機に大別される。機関。

げんどうき

げんどうき【原動機】
a prime mover.

げんどうきつきじてんしゃ

げんどうきつきじてんしゃ [9] 【原動機付き自転車】
総排気量五〇 cc 以下のエンジンを搭載する二輪車。原付き。

げんどうほうげん

げんどうほうげん 【玄同放言】
随筆。三巻六冊。滝沢.馬琴著。渡辺崋山ら画。1818〜20年刊。天・地・植物・人事・器用・動物・雑の各部類,八五編の考証を収める。

げんどうりょく

げんどうりょく [3] 【原動力】
物事の活動を起こすもとになる力。

げんどうりょく

げんどうりょく【原動力】
motive power;driving force (推進力);mainspring <of one's activity> (源泉).→英和

げんな

げんな ゲンワ 【元和】
年号(1615.7.13-1624.2.30)。慶長の後,寛永の前。後水尾天皇の代。げんわ。

げんない

げんない 【源内】
⇒平賀(ヒラガ)源内

げんないぐし

げんないぐし [3] 【源内櫛】
棟を銀で飾った伽羅(キヤラ)の櫛。平賀源内がつくりだしたという。

げんないやき

げんないやき [0] 【源内焼】
香川県志度(シド)で焼かれた色絵陶器。平賀源内が創始したという。舜民焼。

げんなえんぶ

げんなえんぶ ゲンワ― [4] 【元和偃武】
〔「偃武」は戦いをやめる意〕
1615年(元和1)大坂城が落城し,以後国内での大きな戦乱があとを絶ち世が太平になったこと。

げんなおし

げんなおし [3] 【験直し】
悪い前兆が現れた時,よくなるように祝い直すこと。縁起なおし。「―に酒でも飲もう」

げんなま

げんなま【現なま】
cold[hard]cash;ready money.⇒現金.

げんなま

げんなま [0] 【現生】
現金をいう俗語。
〔近世からの用語〕

げんなり

げんなり [3] (副)スル
(1)飽きていやになったさま。「また同じ話かと―している」
(2)疲れたさま。「暑くて―(と)する」
(3)落胆したさま。「驚風とやらでなくなしましたから―いたして/滑稽本・六あみだ詣」

げんなり

げんなり
〜する be quite unnerved;be fed up <with> .

げんに

げんに [1] 【現に】 (副)
現実に。実際に。「―見た人がいる」

げんに

げんに【現に】
[事実]actually;→英和
really;with one's own eyes (まのあたり);for instance[example](たとえば).

げんに

げんに [1] 【厳に】 (副)
きびしく。厳重に。「―つつしむ」

げんにゅう

げんにゅう [0] 【原乳】
乳牛から搾乳したばかりの牛乳。

げんにょう

げんにょう [0] 【原尿】
血液が糸球体で濾過(ロカ)されて血球やタンパク質を取り除かれ,ボーマン嚢(ノウ)へ押し出されたもの。ブドウ糖・アミノ酸は細尿管で再吸収され,残りの成分が尿として排出される。

げんにん

げんにん 【元仁】
年号(1224.11.20-1225.4.20)。貞応の後,嘉禄の前。後堀河天皇の代。

げんにん

げんにん 【還任】
いったん官を解かれた人が,再び元の官職に任ぜられること。かんにん。

げんにん

げんにん [0] 【現認】 (名)スル
実際にあった事実として認めること。「事実として―する」

げんにん

げんにん [0] 【現任】
現在,役職についていること。「―の委員」

げんにんくんれん

げんにんくんれん [5] 【現任訓練】
⇒オン-ザ-ジョブ-トレーニング

げんね

げんね ゲンヱ 【玄慧・玄恵】
⇒げんえ(玄慧)

げんねんど

げんねんど [3] 【現年度】
現在の会計年度,または事業年度。

げんのう

げんのう [3][0] 【玄能】
〔玄翁和尚が殺生石を割るのに用いたという伝説から〕
頭の両端にとがりのない金づち。大工や石工が鑿(ノミ)を叩いたり石を割るときなどに用いる。
→金槌(カナヅチ)

げんのう

げんのう【玄翁】
a hammer.→英和

げんのう

げんのう ゲンオウ 【玄応】
唐代の僧。玄奘(ゲンジヨウ)のもとで経典漢訳に参加。著「一切経音義(玄応音義)」など。生没年未詳。

げんのう

げんのう ゲンヲウ 【玄翁・源翁】
南北朝時代頃の曹洞宗の僧。諱(イミナ)は心昭。越後の人。遊行中,下野(シモツケ)那須野の殺生石を杖で打ち砕いたという。生没年未詳。
→殺生石

げんのうやく

げんのうやく [3] 【減農薬】
農薬汚染をなくすため,極力無駄な農薬の使用をなくすこと。また,そのような運動。

げんのうやくさいばい

げんのうやくさいばい [7] 【減農薬栽培】
通常よりおおむね五割以下に農薬の使用を削減して栽培すること。農林水産省の表示ガイドラインでは,使用した化学合成農薬の名称・回数を表示しなければならない。

げんのしょうこ

げんのしょうこ [4] 【現の証拠】
〔飲むとその証拠にすぐききめが現れる意〕
フウロソウ科の多年草。山野に自生。葉は掌状に三〜五裂し柄が長い。茎は斜上して長さ40センチメートル内外。夏,葉腋から出た花柄上に白紫色または紅紫色の小五弁花を二個開く。干したものを煎じて下痢止め・健胃薬とする。ミコシグサ。[季]夏。
現の証拠[図]

げんのしょうこ

げんのしょうこ
《植》a cranesbill.

げんのじせん

げんのじせん [0] 【元の字銭】
〔裏面に「元」の字があるので〕
1741年より45年まで大坂で鋳造された寛永通宝銭。元銭。

げんはんけつ

げんはんけつ [3] 【原判決】
原裁判の判決。
→原裁判

げんはんけつ

げんはんけつ【原判決(を破棄する)】
(reverse) the original decision.

げんば

げんば【現場】
the (actual) spot;the scene.→英和
〜を押える catch <a person> red-handed.‖現場監督 a field overseer.現場検証 ⇒実地(検証).

げんば

げんば [1] 【玄蕃】
(1)「玄蕃寮」の略。
(2)「玄蕃桶(オケ)」の略。

げんば

げんば [0] 【現場】
(1)事件や事故が現在起こっている,あるいはすでに行われた場所。げんじょう。「火災―」「殺人―」
(2)(建築・土木などの)作業が行われている場所。「工事―」
(3)会社などで管理部門に対して実務部門。「―に出る」

げんばいし

げんばいし [3] 【玄蕃石】
敷石やふた石などに用いる長方形の板石。

げんばうち

げんばうち [0] 【現場打ち】
コンクリートやリベットを工事現場で打ち込むこと。

げんばおけ

げんばおけ [4] 【玄蕃桶】
江戸時代,火災などの際,水を入れて担ぎ運んだ大形の桶。玄蕃。

げんばかんとく

げんばかんとく [4] 【現場監督】
土木・建築の工事現場で監督すること。また,その人。

げんばく

げんばく [0] 【玄麦】
精白していない麦。

げんばく

げんばく [0] 【原麦】
原料となる麦。

げんばく

げんばく【原爆】
an atom(ic) bomb.‖原爆犠牲者 an A-bomb[atomic bomb]victim.原爆記念日 No-More-Hiroshima Day.原爆実験 an A-bomb experiment.原爆症 an atomic disease.

げんばく

げんばく [0] 【原爆】
「原子爆弾」の略。

げんばくしょう

げんばくしょう [0][4] 【原爆症】
原子爆弾・水素爆弾の炸裂などに伴って放出される各種放射線・高熱,および爆風が人体に引き起こす病的影響の総称。

げんばくてちょう

げんばくてちょう [5] 【原爆手帳】
〔正式名称は「被爆者健康手帳」〕
広島市および長崎市に投下された原子爆弾に被爆した者に交付され,医療給付・各種手当の支給の根拠となる手帳。居住地の都道府県知事が交付する。

げんばくドーム

げんばくドーム [5] 【原爆―】
広島市中区の中心部,大手町の相生橋南側にある旧産業奨励館の焼け跡の鉄骨ドーム。爆心にあたり,当時の惨禍を伝える唯一の記念物として保存されている。

げんばけんしょう

げんばけんしょう 【現場検証】
(1)実地検証。
(2)犯行現場での検証。

げんばつ

げんばつ [0] 【厳罰】
きびしく罰すること。きびしい罰。「―に処す」

げんばつ

げんばつ【厳罰】
a heavy[severe]punishment.〜にする punish <a person> severely.

げんばりょう

げんばりょう [3] 【玄蕃寮】
律令制で,治部省に属し,僧尼の監督,外国使節の接待などをつかさどった官司。玄蕃。

げんばん

げんばん【原板】
《写》a negative.→英和

げんばん

げんばん [0] 【原盤】
(1)録音に用いたもとのレコード。また,その音をもととして作った金属製の円盤。
(2)復刻する際,そのもとになったレコード。

げんぱい

げんぱい [0] 【減配】 (名)スル
(1)配給など,くばるものを減らすこと。
(2)株式などの配当や配給量を減らすこと。
⇔増配
「今期から―する」

げんぱい

げんぱい【減配する】
reduce the dividend <to 10%> .→英和

げんぱくたい

げんぱくたい 【元白体】
中国,中唐の詩人,元稹(ゲンシン)と白居易を中心とした詩風。二人には唱和の作が多く,いずれも平易な口語を取り入れている。元和体。

げんぱつ

げんぱつ [0] 【原発】
■一■ (名)
「原子力発電」「原子力発電所」の略。「―事故」
■二■ (名)スル
〔医〕(腫瘍(シユヨウ)・症状などが)病因から直接または最初に現れること。

げんぱつせいめんえきふぜんしょうこうぐん

げんぱつせいめんえきふぜんしょうこうぐん [0][10] 【原発性免疫不全症候群】
リンパ球の機能低下あるいは免疫グロブリンの生成減少など,生まれつきこれらの免疫機構に欠陥をもつために起こる疾患の総称。先天性免疫不全症候群。
→エイズ

げんぱつそう

げんぱつそう [4] 【原発巣】
腫瘍(シユヨウ)の原発部位。
⇔転移巣

げんぱん

げんぱん [1][0] 【原版】
(1)印刷で,鉛版などに対して,そのもとになる活字組版。
(2)彫刻された版木。
(3)複製・翻刻のもととする版。

げんぱん

げんぱん [0] 【原板】
カメラに装填(ソウテン)し,実際に被写体を撮影したフィルム。撮影オリジナルフィルムともいう。

げんぱん

げんぱん [1][0] 【元版】
中国,元代に出版された書物。宋版の復刻が主で,紙質・印刷ともに宋・明版より劣る。「史記」「漢書」「一切経」などが日本に伝来している。

げんぱんずり

げんぱんずり [0] 【原版刷(り)】
印刷部数が少ない場合などに,活字組版のままで印刷すること。また,その印刷物。

げんびき

げんびき [0] 【現引き】
株式の信用取引や商品の先物取引で,買い注文してある現株(現物)を,買い方が転売せずに引き取ること。

げんびるい

げんびるい [3] 【原尾類】
原尾目に属する昆虫の総称。体長1ミリメートル内外。体は半透明の白色ないしあめ色で,羽はない。成長の途上で腹節数を増加させるが変態しない。落ち葉や土の中にすむ。ヨシイムシが代表種。カマアシムシ類。

げんびん

げんびん [0] 【減便】 (名)スル
航空機・自動車・船などの,定期便の回数をへらすこと。
⇔増便

げんぴ

げんぴ [1] 【原肥】
もとごえ。基肥。

げんぴ

げんぴ [1] 【厳秘】
厳重に守るべき秘密。極秘。「―事項」

げんぴ

げんぴ [1] 【原皮】
加工していない皮。なめしてない皮。

げんぴ

げんぴ 【元妃】
君主の正妻。皇后。「忽に准后(ジユゴウ)の宣旨を下されしかば,人皆皇后―の思をなせり/太平記 1」

げんぴつ

げんぴつ [0] 【減筆】
筆をはぶくこと。特に水墨画で,筆数の少ない簡略な画法をいう。減筆体。
→梁楷(リヨウカイ)

げんぴょう

げんぴょう [0] 【原票】
手形・小切手・証書などで,控えとして切り取って保存しておく部分。

げんぴん

げんぴん 【玄賓】
〔「げんびん」とも〕
(1)(?-818) 平安時代初期の法相宗の僧。河内の人。弓削(ユゲ)氏。名利を厭(イト)って隠遁したがその高徳は歴代天皇に慕われた。法相六祖の一人。
(2)「玄賓僧都(ソウズ)」の略。

げんぴん

げんぴん【現品】
the (very) thing[article].現品引替払い cash[payment]on delivery <C.O.D.> .

げんぴん

げんぴん [1][3] 【現品】
実際の品物。現に手元にある品。現物。「―限り」「―取引」

げんぴん

げんぴん [0][1] 【原品】
模造や複製のもとになった物。

げんぴんそうず

げんぴんそうず 【玄賓僧都】
〔その姿が玄賓の隠遁姿に似るからとも,玄賓の創案によるからともいう〕
「案山子(カカシ)」のこと。玄賓。「いい実のり―首ばかり/柳多留 82」

げんぴんやき

げんぴんやき [0] 【元贇焼】
江戸時代,明からの帰化人陳元贇が名古屋で製した陶器。安南風の染付陶器を瀬戸の陶土で焼いた。

げんふうけい

げんふうけい [3] 【原風景】
〔primal scene〕
原体験から生ずる様々なイメージのうち,風景の形をとっているもの。

げんふく

げんふく 【厳復】
(1853-1921) 中国,清末の啓蒙思想家・翻訳者。福建省出身。字は又陵(ユウリヨウ),号は幾道。イギリスに留学後,西洋思想を翻訳・紹介し,清末思想界に影響を与えた。主訳書「天演論」(ハクスリー「進化論と倫理学」),「原富」(スミス「国富論」)。イエン=フー。

げんふくえい

げんふくえい 【阮福映】
(1762-1820) ベトナム,阮朝の初代皇帝(在位 1806-1820)。世祖。嘉隆帝。フランスの援助をうけ,ベトナム全土を統一。国号を越南とし,順化(ユエ)に都した。

げんぶ

げんぶ [1] 【減歩】 (名)スル
区画整理などで,道路・公園などの公共用地を生み出すために,各所有者の宅地面積を整理前より減らすこと。

げんぶ

げんぶ [1] 【玄武】
〔「げんむ」とも〕
(1)四方をつかさどる天の四神(シジン)の一。水の神で,亀,のちには亀に蛇が巻きついた姿で表され,北に配する。
(2)二十八宿のうち,北方七宿の総称。
玄武(1)[図]

げんぶがん

げんぶがん【玄武岩】
basalt.→英和

げんぶがん

げんぶがん [3] 【玄武岩】
〔兵庫県の玄武洞に由来する命名〕
塩基性の火山岩。斜長石・輝石・橄欖(カンラン)石を含み,緻密で,暗灰色ないし黒色。火山岩のうち最も多く,世界各地に産する。

げんぶく

げんぶく [0] 【元服】 (名)スル
〔現在では「げんぷく」が普通〕
(1)男子が成人に達したことを示すための儀式。服を改め,髪を結い,冠をつけたり,幼名を廃し烏帽子(エボシ)名を付けたりした。一二歳前後に行われることが多かった。江戸時代には,貴族以外は簡略になり,前髪を切り落とすだけになった。首服。加冠。ういこうぶり。こうぶり。
(2)江戸時代,女が結婚して眉を剃り,歯を染め,丸髷(マルマゲ)に結ったこと。

げんぶくおとり

げんぶくおとり 【元服劣り】
元服して成人の姿になったために以前より容姿が劣って見えること。「御―の,ことのほかにせさせたまひにしをや/大鏡(兼家)」

げんぶくおや

げんぶくおや 【元服親】
「烏帽子親(エボシオヤ)」に同じ。

げんぶくな

げんぶくな [4] 【元服名】
「烏帽子名(エボシナ)」に同じ。

げんぶくぶぎょう

げんぶくぶぎょう [5] 【元服奉行】
鎌倉・室町時代,将軍元服の諸事をつかさどった役。

げんぶくよし

げんぶくよし 【元服吉】
暦で元服によいとする日。「我が昔の―の日どりもよしや/浄瑠璃・大経師(下)」

げんぶつ

げんぶつ [0] 【原物】
複製・写真などに対して,もとの品物。

げんぶつ

げんぶつ [0] 【現物】
(1)現にある品。実際の品物。現品。
(2)取引で,空売りや空買いの対象となる先物(サキモノ)に対して,実在している株式や商品。直物(ジキモノ)。現品。実物。スポット。

げんぶつ

げんぶつ【現物】
the actual thing;spots (株式).〜で払う pay in kind.‖現物給与 an allowance[wages]in kind.現物取引[売買]spot transaction.

げんぶつ

げんぶつ [0] 【元物】
〔法〕 収益として,法律上の「果実」を生ずるもとになるもの。果樹・乳牛・金坑・土地の類。

げんぶつかぶ

げんぶつかぶ [4] 【現物株】
信用取引で証券金融会社の貸借取引の対象とならない銘柄。現物銘柄。

げんぶつかわせ

げんぶつかわせ [5] 【現物為替】
外国為替の売買契約の成立した即日か数日以内に,外国為替と自国通貨の受け渡しが行われる為替。直物(ジキモノ)為替。
→先物(サキモノ)為替

げんぶつきゅうふ

げんぶつきゅうふ [5] 【現物給付】
社会保険や公的扶助の給付のうち,医療の給付や施設の利用,サービスの提供など,金銭以外の方法で行うもの。

げんぶつきゅうよ

げんぶつきゅうよ [5] 【現物給与】
通貨ではなく,企業の生産物や生活必需物資などの物品で労働者に支払われる給与。労働基準法で原則として禁止されているが,労働協約で条件付きで認められることもある。実物賃金。

げんぶつけいざい

げんぶつけいざい [5] 【現物経済】
⇒自然(シゼン)経済

げんぶつしゃ

げんぶつしゃ 【験仏者】
霊験あらたかな神仏。験仏。「出雲路の夜叉神は―にて有程に/狂言・石神」

げんぶつしゅっし

げんぶつしゅっし [5] 【現物出資】
金銭以外の動産・不動産・特許権などを出資して株主となること。金銭出資に対していう。

げんぶつとりひき

げんぶつとりひき [5][6] 【現物取引】
⇒実物(ジツブツ)取引

げんぶどう

げんぶどう 【玄武洞】
兵庫県豊岡市,円山川下流の東岸にある洞窟。橄欖(カンラン)石玄武岩からなり,断面が亀甲に類似した六〜八角形の柱状節理が見られる。天然記念物。

げんぶん

げんぶん [0] 【諺文】
⇒オンモン

げんぶん

げんぶん【原文】
the (original) text (本文);the original (原書).→英和
〜で読む read <a novel> in the original.〜のまま sic.→英和

げんぶん

げんぶん [0] 【言文】
話し言葉と書き言葉。

げんぶん

げんぶん 【元文】
年号(1736.4.28-1741.2.27)。享保の後,寛保の前。桜町天皇の代。

げんぶん

げんぶん [0] 【原文】
翻訳・改作・加筆などを行なった文章に対して,もとの文章。

げんぶんいっち

げんぶんいっち [0] 【言文一致】
日常用いられる話し言葉によって文章を書くこと。また,特に明治期を中心として行われた文体改革運動をいう。明治初期よりその運動ならびに実践が行われ,二葉亭四迷・山田美妙・尾崎紅葉らが小説に試み,明治40年代以降,小説の文体として確立した。その後次第に普及して,今日の口語文にいたっている。

げんぶんいっち

げんぶんいっち【言文一致】
the unification of written and spoken language.〜体(の) (written in) colloquial style.

げんぶんきんぎん

げんぶんきんぎん [5] 【元文金銀】
江戸幕府が1736年(元文1)から鋳造した金貨と銀貨。「文」の字の極印があるので文字(ブンジ)金銀と呼ばれるが,のちの文政金銀と区別して古文字金銀ともいう。真文字金銀。

げんぷ

げんぷ [0] 【原譜】
編曲などをする前のもとの楽譜。

げんぷ

げんぷ [1] 【厳父】
(1)自分の子供に対してきびしい父。
(2)他人の父を敬っていう語。

げんぷう

げんぷう [0] 【厳封】 (名)スル
厳重に封をすること。密封。「重要書類を―する」

げんぺい

げんぺい [0] 【源平】
(1)源氏と平氏。「―の戦い」
(2)二組に分かれてする勝負。「―ガルタ」
(3)〔源氏が白旗,平氏が紅旗を用いたので〕
白と紅。「―餅」「―なます」

げんぺいくさぎ

げんぺいくさぎ [5] 【源平臭木】
クマツヅラ科の常緑つる性低木。西アフリカ原産。観賞用に温室栽培する。葉は対生し,卵円形。夏,開花。花は鮮紅色の筒状花で,白色鐘状の萼(ガク)の中にある。その紅白の対照からこの名がある。

げんぺいこう

げんぺいこう [3] 【源平香】
江戸時代の組香の一。赤方・白方の二組に分かれ,香をききあてることを競う。盤物で一炷(イツチユウ)聞き。

げんぺいじだい

げんぺいじだい [5] 【源平時代】
平安末期,源氏と平氏の擡頭(タイトウ)から互いに覇を競って栄枯盛衰があった時代。一一世紀末から一二世紀末までの約一世紀。

げんぺいじょうすいき

げんぺいじょうすいき 【源平盛衰記】
軍記物。四八巻。作者未詳。鎌倉後期以降に成立。「平家物語」の異本の一種。一般に流布した「平家物語」に比べて歴史を精密に再現しようとする傾向が強く,そのため文体も,やや流麗さを欠く。ただし謡曲・浄瑠璃など後世の文芸への影響は大きい。げんぺいせいすいき。盛衰記。

げんぺいとうきつ

げんぺいとうきつ [0][0] 【源平藤橘】
一門がそれぞれ繁栄した源氏,平氏,藤原氏,橘(タチバナ)氏の四氏をあわせ呼ぶ称。四姓。

げんぺいぬのびきのたき

げんぺいぬのびきのたき 【源平布引滝】
人形浄瑠璃の一。時代物。並木千柳(宗輔)・三好松洛の合作。1749年初演。通称「布引滝」。木曾義賢の最期,義仲の生い立ち,多田蔵人の後白河院救出などを描く。三段目の「実盛物語」が有名。

げんぺいもも

げんぺいもも [3] 【源平桃】
花桃の一品種。紅白の花がまじって咲くもの。日月桃。咲きわけもも。[季]春。《―地にも紅白散りみだれ/鈴木花蓑》

げんほう

げんほう [0] 【現法】
「現地法人(ゲンチホウジン)」の略。

げんぼ

げんぼ【原簿】
a ledger.→英和

げんぼ

げんぼ [0] 【原簿】
(1)写したものに対して,もとの帳簿。「戸籍―」
(2)「元帳(モトチヨウ)」に同じ。

げんぼう

げんぼう ゲンバウ 【玄昉】
(?-746) 奈良時代の法相宗の僧。大和の阿刀(アト)氏出身。716年入唐,735年帰朝。皇太夫人藤原宮子の病を快癒させ栄進,権勢をふるったことで藤原広嗣(ヒロツグ)の乱の因となった。のち筑紫観世音寺に左遷。

げんぼく

げんぼく [0] 【原木】
原料や材料に使う,切り出したままの木。「パルプの―」

げんぼく

げんぼく【原木】
pulpwood (製紙の).→英和

げんぽ

げんぽ [1] 【玄圃】
〔淮南子(覧冥訓)〕
中国の崑崙(コンロン)山上にあるという仙人の住む場所。

げんぽう

げんぽう [0] 【現俸】
現在の俸給。現在の給料。

げんぽう

げんぽう [0] 【幻法】
魔法。妖術。

げんぽう

げんぽう【減俸する】
reduce a person's salary <from 20,000 yen to 15,000 yen> .

げんぽう

げんぽう 【元宝】
馬蹄(バテイ)銀の別名。元宝銀。

げんぽう

げんぽう [1][0] 【減法】
ある数から他の数を取り去って,その差を計算する方法。引き算。
⇔加法

げんぽう

げんぽう [0] 【減俸】 (名)スル
俸給の支給額を減らすこと。減給。
⇔増俸

げんぽう

げんぽう [0] 【現報】
〔仏〕 三報の一。現世の行為に対して,現世においてその報をうけること。また,その報。

げんぽう

げんぽう【減法】
《数》subtraction.

げんぽう

げんぽう [0] 【厳法】
きびしいおきて。きびしい法律。

げんぽん

げんぽん 【原本】
(1) [1][0]
翻訳・引用・複写・再発行のものなどに対して,もとの書物や書類。
(2) [0][1]
おおもと。根本。

げんぽん

げんぽん【原本】
the original (work[copy]).→英和

げんぽん

げんぽん [1] 【元本】
⇒がんぽん(元本)

げんま

げんま [1] 【減摩】 (名)スル
(1)すりへること。「肉慾已に―せられ/基督信徒の慰(鑑三)」
(2)摩擦をへらすこと。

げんまい

げんまい [0] 【現米・見米】
(1)実際にある米。また,貨幣などで代納される年貢に対し,実際の米。
(2)禄としてあてがう米。扶持(フチ)米。

げんまい

げんまい [1][0] 【玄米】
もみがらを取り去っただけの,精白していない米。

げんまい

げんまい【玄米】
brown rice.玄米パン brown-rice bread.

げんまいちゃ

げんまいちゃ [3] 【玄米茶】
番茶または下級煎茶に,焙(ホウ)じた玄米を混ぜた茶。

げんまいパン

げんまいパン [3] 【玄米―】
小麦粉に玄米粉を混ぜて作った蒸しパン。

げんまごうきん

げんまごうきん [4] 【減摩合金】
⇒軸受合金(ジクウケゴウキン)

げんまざい

げんまざい [3] 【減摩剤】
⇒潤滑剤(ジユンカツザイ)

げんまつ

げんまつ [0] 【原末】
医薬品製造の工程において,原料として用いられる個々の薬物の粉末。

げんまん

げんまん [0] 【拳万】 (名)スル
約束を守るしるしとして,互いに小指をからませること。
〔背いた時は,こぶしで万回打たれてもよい,の意という〕
「ゆびきり―嘘ついたら針千本のます」

げんみ

げんみ [1] 【現未】
〔仏〕 現在と未来。現世と来世。

げんみつ

げんみつ【厳密な(に)】
strict(ly);→英和
close(ly);→英和
exact(ly).→英和
〜な意味で in a strict sense.

げんみつ

げんみつ [0] 【厳密】 (形動)[文]ナリ
細かな点まできびしく行うさま。細かいところまで注意が行き届いているさま。「―な調査」「―に言うと」
[派生] ――さ(名)

げんみょう

げんみょう [0] 【玄妙】 (形動)[文]ナリ
道理や技芸が,奥深く微妙なさま。「禅家に悟道などの事ありて,其理頗(スコブ)る―なる由/学問ノススメ(諭吉)」
[派生] ――さ(名)

げんむ

げんむ [1] 【現務】
現に取り扱っている事務。

げんむ

げんむ [1] 【幻夢】
ゆめまぼろし。また,はかないこと。夢幻。

げんめい

げんめい【言明する】
declare;→英和
state;→英和
make a statement.→英和
〜をさける do not make any comment.

げんめい

げんめい [0] 【厳明】 (形動)[文]ナリ
きびしくて明らかなさま。「―なる法律の制裁に/うらおもて(眉山)」

げんめい

げんめい [0] 【言明】 (名)スル
(1)言葉に出してはっきり言うこと。明言。「―を避ける」「知事は公約実現を―した」
(2)〔論〕 一定の意味内容をもった文を述べる行為。または,述べられた事柄。立言。

げんめい

げんめい [0] 【眩迷】 (名)スル
目をくらまし,まどわせること。「美麗にして能く衆目を―せしむる/花柳春話(純一郎)」

げんめい

げんめい【厳命する】
give a strict order <to do> .

げんめい

げんめい [0] 【原名】
もとの名前。

げんめい

げんめい [0] 【厳命】 (名)スル
きびしく命ずること。また,きびしい命令。「―を下す」「中止を―する」

げんめいがっき

げんめいがっき [5] 【弦鳴楽器】
楽器の分類用語。強く張った弦を衝撃(弾く・擦る・打つ)により振動させて音を発する楽器。いわゆる弦楽器のほか,ピアノなどが含まれる。

げんめいてんのう

げんめいてんのう 【元明天皇】
(661-721) 第四三代天皇(在位 707-715)。名は安閇(アベ)。天智天皇の皇女。母は蘇我倉山田石川麻呂の娘。草壁皇子の妃。文武・元正両天皇の母。在位中に,和銅開珎鋳造,平城遷都や「古事記」「風土記」の編纂が行われた。

げんめつ

げんめつ [0] 【還滅】
〔仏〕 煩悩(ボンノウ)を断ち,生死流転を離れて涅槃(ネハン)に入ること。

げんめつ

げんめつ [0] 【幻滅】 (名)スル
理想視していたものの,現実の姿に気づいて落胆すること。「実態を見て―する」

げんめつ

げんめつ【幻滅】
disillusion(ment).→英和
〜を感じる be disillusioned.

げんめん

げんめん [0] 【原綿】
「繰り綿(ワタ)」に同じ。

げんめん

げんめん [0] 【原免】
〔「原付き免許」の略〕
原動機付き自転車の運転免許。

げんめん

げんめん【原綿】
raw cotton.

げんめん

げんめん【減免】
reduction and exemption (税の);mitigation and remission (刑の).

げんめん

げんめん [0] 【減免】 (名)スル
刑罰・税・料金などの負担を軽減または免除すること。「恩赦により刑を―される」

げんもう

げんもう [0] 【減耗】 (名)スル
「げんこう(減耗)」の慣用読み。

げんもう

げんもう [0] 【原毛】
刈り取ったままのまだ加工していない羊毛などの獣毛。

げんもう

げんもう【原毛】
raw wool.

げんもうしょうきゃく

げんもうしょうきゃく [5] 【減耗償却】
油田・山林・鉱山など減耗性資産について適用される償却方法。

げんもん

げんもん [0] 【舷門】
船舶の舷側や上甲板に設けた出入り口。舷梯(ゲンテイ)をかけて昇降する所。ガングウェー。

げんもん

げんもん [0] 【玄門】
〔玄妙な法門の意〕
仏法。仏の教え。

げんや

げんや [1] 【原野】
人間の手が加えられていない野原。自然のままの荒野。地目の一。

げんや

げんや【原野】
a field;→英和
a plain (野原);→英和
an uncultivated plain (未開墾地); <reclaim> wasteland (荒野).→英和

げんやく

げんやく [0] 【現益】
〔仏〕 現世で受ける利益(リヤク)。現世利益。

げんやだな

げんやだな 【玄冶店】
歌舞伎「与話情浮名横櫛(ヨワナサケウキナノヨコグシ)」四幕目「源氏店(ゲンジダナ)の場」の通称。

げんゆ

げんゆ [0] 【原油】
地中から産出されたままの石油。赤褐色ないし黒褐色の粘度の高い油状物質で,液状炭化水素を主成分とし,少量の硫黄,窒素,酸素化合物などさまざまな物質が溶存している混合物。分留・熱分解などの方法で処理することにより,各種の石油製品や石油化学工業の原料が得られる。

げんゆ

げんゆ [0] 【原由】
事の起こり。みなもと。原因。げんゆう。

げんゆ

げんゆ【原油】
crude oil.‖原油価格 the price of crude oil.原油生産国 a producer of crude oil.

げんゆう

げんゆう [0] 【原由】
⇒げんゆ(原由)

げんゆう

げんゆう [0] 【現有】
現在所有していること。「―勢力」

げんよう

げんよう [0] 【衒耀】 (名)スル
才能を実際以上に見せかけること。「之をして大世界に誇号し,―し/真善美日本人(雪嶺)」

げんよう

げんよう [0] 【炫耀】 (名)スル
ひかり輝くこと。「富貴を粧ひ,他人の目を―するを務めとせり/西国立志編(正直)」

げんよう

げんよう [0] 【幻妖】
(1)正体のわからないばけもの。妖怪。
(2)人をまどわすこと。妖術。

げんよう

げんよう [0] 【眩耀】 (名)スル
まばゆいほどに輝くこと。「金碧燦爛,―眼を奪ふ/日本風景論(重昂)」

げんようしゃ

げんようしゃ ゲンヤウ― 【玄洋社】
頭山満(トウヤマミツル)を中心とする右翼団体。1881年(明治14)自由民権運動の一翼として発足。次第に右傾化し大陸進出を推進した。1946年(昭和21)解散。

げんようたい

げんようたい ゲンエフ― [0][3] 【原葉体】
⇒前葉体(ゼンヨウタイ)

げんらい

げんらい [1][0] 【原来】
もともと。はじめから。元来。「―団内なる一物にして/明六雑誌 39」

げんらん

げんらん [0] 【玄覧】
天子が見ることを敬っていう語。

げんり

げんり【原理】
a principle;→英和
a theory.→英和

げんり

げんり [1] 【原理】
〔principle〕
(1)事象やそれについての認識を成り立たせる,根本となるしくみ。主として人間の活動にあてはまる原則とは多少意味の違いがある。「多数決の―」「相対性―」
(2)〔哲〕 世界や現象の根本原因・根拠であるもの。本源。アルケー。

げんり

げんり [1] 【玄理】
深遠な真理。「―を談じて高尚なる可きに非ず/学問ノススメ(諭吉)」

げんりき

げんりき 【験力】
霊験をあらわしうる能力。「法花の―の新たなる事此くの如し/今昔 4」

げんりしゅぎしゃ

げんりしゅぎしゃ [5] 【原理主義者】
⇒根本主義者(コンポンシユギシヤ)

げんりにほんしゃ

げんりにほんしゃ 【原理日本社】
第二次大戦前の右翼団体。蓑田胸喜が中心となって1925年(大正14)結成。機関誌「原理日本」を発行。

げんりゃく

げんりゃく 【元暦】
年号(1184.4.16-1185.8.14)。寿永の後,文治の前。後鳥羽天皇の代。

げんりゅう

げんりゅう【源流】
⇒源(みなもと).

げんりゅう

げんりゅう [0] 【源流】
(1)川のみなもと。水源。
(2)連綿と続いている物事の始まり。起こり。起源。

げんりょう

げんりょう【原料】
raw material(s);materials <for> (材料).

げんりょう

げんりょう [0] 【減量】 (名)スル
(1)分量や重量を減らすこと。特に体重を減らすこと。
⇔増量
「三キロ―する」
(2)〔経〕 貨物売買に際して,風袋(フウタイ)・目減りなどとして全体から差し引くべき一定の量。

げんりょう

げんりょう [3] 【原料】
物を製造するもとになるもの。普通,製品になった時にその形が残っていないものをいう。

げんりょう

げんりょう [0] 【現量】 (名)スル
〔仏〕 推論などによることのない,直観的な認識。

げんりょう

げんりょう【減量】
a loss in weight[quantity].〜する reduce one's weight.

げんりょうたん

げんりょうたん [3][0] 【原料炭】
製鉄用コークス・都市ガスなど他の物質を製造する原料となる石炭。

げんりょく

げんりょく [0] 【減力】
〔写〕 過度の露出や現像のために黒っぽく仕上がったネガ画像などを薬品を使って,適当な階調をもつように処理すること。
⇔補力

げんりん

げんりん 【元隣】
⇒山岡(ヤマオカ)元隣

げんれい

げんれい [0] 【厳令】 (名)スル
きびしく命令すること。また,その命令。厳命。「陣地の死守を―する」

げんれつ

げんれつ [0] 【厳烈】 (名・形動)[文]ナリ
きびしくはげしい・こと(さま)。「―な処分」

げんろ

げんろ [1] 【言路】
君主や上役に進言する方法・手続き。「―開き人物を登用する/文明論之概略(諭吉)」

げんろう

げんろう【元老】
an elder statesman (政界の);an old-timer in business circles (実業界の).

げんろう

げんろう [0] 【元老】
(1)すぐれた功績があり,第一線を退いてなお影響力をもつ功臣。元勲。
(2)その分野で長年仕事をしてきて,功績の大きい人。「新聞界の―」
(3)第二次大戦前,後継首相候補者の推薦など,重要な政治問題について天皇の諮問に答える国家の最高機関的役割を果たした政治家。詔勅を受けて元勲優遇とされた者で,黒田清隆・伊藤博文・井上馨・西郷従道・大山巌・松方正義・山県有朋・桂太郎・西園寺公望の九人。西園寺の死をもって消滅。

げんろういん

げんろういん [3] 【元老院】
(1)1875年(明治8)左院にかわって設置された立法機関。90年国会開設に伴って廃止された。
(2)古代ローマの最高の立法・諮問機関。貴族・富裕者で高位の官職を経た者が任ぜられ,特に共和制期には政治運営の中心であった。

げんろういんぎかん

げんろういんぎかん [7] 【元老院議官】
元老院{(1)}を組織した議員。華族・官吏・学識者の中から勅任された。

げんろく

げんろく 【元禄】
(1)年号(1688.9.30-1704.3.13)。貞享の後,宝永の前。東山天皇の代。
(2)〔(1)を比喩的に使って〕
文化・経済などが栄える天下太平の世。「昭和―」
(3)「元禄袖」の略。
(4)「元禄模様」の略。

げんろくきんぎん

げんろくきんぎん [5] 【元禄金銀】
江戸幕府が,1695年(元禄8)改鋳した金銀貨で,元禄大判金・元禄小判金・元禄一分判金・元禄二朱判金・元禄丁銀・元禄豆板銀の総称。「元」字の極印がある。元字金・元字銀。

げんろくげた

げんろくげた [4] 【元禄下駄】
楕円形の台にばら緒をすげた男物の下駄。通人が愛用した。

げんろくじしん

げんろくじしん 【元禄地震】
1703年12月31日(元禄16年11月23日)南関東に起こった大地震。推定マグニチュード八・二。震源は房総半島南端,野島崎沖。下田から犬吠埼にかけて津波が押し寄せ,三浦・房総両半島沿岸では最大5.5メートルも隆起した。江戸・小田原の被害が特に大きく,全体で家屋の倒壊二万戸,死者五千人を超した。

げんろくじだい

げんろくじだい [5] 【元禄時代】
江戸前期,元禄年間を中心とする時代。

げんろくそで

げんろくそで [4][3] 【元禄袖】
着物の袖形の一。丈が短く袂(タモト)の丸みの大きな袖。女物の普段着,幼女の着物などに用いる。

げんろくだい

げんろくだい [4] 【元禄鯛】
スズキ目の海魚。全長17センチメートル内外。チョウチョウウオの一種で,体は側扁して体高が著しく高く,円形に近い。体色は青灰色で,体側には幅広い二条の褐色の横帯が走る。背びれには大きい円形の黒斑がある。観賞魚。日本海南部および関東以南の岩礁の近くに分布。

げんろくちゅうしんぐら

げんろくちゅうしんぐら 【元禄忠臣蔵】
戯曲。真山青果作。1934(昭和9)〜41年「キング」「日の出」に発表。赤穂浪士の討ち入りを,綿密な考証と新たな人物解釈で劇化した連作劇。

げんろくはなみおどり

げんろくはなみおどり 【元禄花見踊】
歌舞伎所作事。長唄。本名題「元禄風花見踊」。竹柴瓢助作詞。三世杵屋正次郎作曲。1878年(明治11)新富座開場式で初演。二上りで,華やかな元禄期の上野の山の花見風俗を描く。

げんろくぶんか

げんろくぶんか [5] 【元禄文化】
元禄年間を中心とする江戸前期の文化。新興町人,特に上方の商人を主な担い手とし,人間性・合理性を重んずる町人気質を特徴とする。特に,文芸面での著しい発達がみられた。

げんろくぶんがく

げんろくぶんがく [5] 【元禄文学】
元禄年間を中心として主として京坂地方を中心に行われた町人文学。小説・演劇・俳諧の各方面にそれぞれ新機軸が現れ,文学史上一時期を画した。
→上方文学

げんろくみえ

げんろくみえ 【元禄見得】
歌舞伎で初世市川団十郎が創始した大見得。荒事役の強さを表現するもので,左足を大きく踏み出し,左手で刀を握り,右の拳をうしろへ上げる。「暫(シバラク)」や「矢の根」などに見られる。

げんろくもよう

げんろくもよう [5] 【元禄模様】
日露戦争後に流行した,江戸前期風の華やかな模様。花の丸尽くし,弁慶縞,市松模様など。

げんろん

げんろん【言論】
<freedom of> speech.→英和
‖言論界 the press.言論機関 an organ of public opinion.言論戦 <start> wordy warfare;a press campaign (新聞での).

げんろん

げんろん [0] 【言論】
言葉によって意見や思想を公表すること。話したり書いたりした意見。

げんろん

げんろん [0] 【原論】
その分野で最も根本的な理論。また,それを論じた著作。

げんろん

げんろん【原論】
the principles <of economics> .

げんろんきかん

げんろんきかん [8][7] 【言論機関】
新聞・雑誌・テレビ・ラジオなど,言語で思想を発表したり,意見を交わしたりするために活動する機関。

げんろんとうせい

げんろんとうせい [5] 【言論統制】
支配者が検閲その他の手段によって,新聞・ラジオ・テレビなどの報道や出版活動などを統制すること。

げんろんのじゆう

げんろんのじゆう [7] 【言論の自由】
個人が直接にも間接にも抑圧を受けることなく自己の思想・信条・意見を公に発表できる自由。現行日本国憲法で保障されている。
→表現の自由

げんわ

げんわ [0] 【原話】
ある作品のもとになった説話。

げんわ

げんわ 【元和】
⇒げんな(元和)

げんわく

げんわく [0] 【幻惑】 (名)スル
人の目をくらまし,まどわすこと。「たくみなトリックに―される」

げんわく

げんわく【眩惑する】
dazzle.→英和
〜するような dazzling.

げんわく

げんわく [0] 【眩惑】 (名)スル
目をくらましてまどわせること。また,まどうこと。「あまりの美しさに―される」

こ 【個】
■一■ [1] (名)
ひとりの人。自分自身。「―としての認識」
■二■ (接尾)
助数詞。物の数を数えるのに用いる。「みかん三―」

こ 【蚕】
かいこ。「母が養(カ)ふ―の繭隠(マヨゴモ)り/万葉 2495」

こ [1] 【弧】
円周の一部分。また,放物線などの曲線の一部分。「―を描いて飛ぶ」

こ (接尾)
(1)名詞・動詞の連用形に付いて,「こと」の意を表す。「うそっ―」「慣れっ―」「知りっ―ない」「泣きっ―なしよ」
(2)動詞の連用形に付いて,互いに…する,互いに…して競争するなどの意を表す。「背中の流しっ―」「駆けっ―」「にらめっ―」
(3)擬声語・擬態語に付いて,語調を整えたり,意味を強めたりする。「ぎっちら―」「ぎい―ぎい―」「ぺちゃん―」「ごっつん―」
(4)名詞に付いて,親しみの気持ちを添える。「あん―」「隅っ―」「根っ―」
〔上の語との間に促音が入ることが多い〕

こ 【鉤】
巻き上げた簾(スダレ)を掛けて置くかぎ形の金物。「御簾の帽額(モコウ),総角(アゲマキ)などにあげたる―のきはやかなるも/枕草子 201」

こ [1] 【孤】 (名・形動)[文]ナリ
ひとりぼっちである・こと(さま)。「寒樹の夕空に倚(ヨ)りて―なる風情/金色夜叉(紅葉)」

こ 【小】 (接頭)
名詞・形容詞・形容動詞,まれに動詞に付く。
(1)形や規模が小さい,量が少ない,程度が軽いなどの意を表す。「―山」「―皿」「―銭(ゼニ)」「―降(ブ)り」「―ぜり合い」「―高い」「―突く」
(2)意味を和らげたり,親愛感を加えたりして,主観的な感じ,印象を添える。どことなく…の感じだ。「―粋」「―憎らしい」「―ざっぱり」「―しゃく」
(3)一人前ではない,大したものではないの意を表す。また,卑しめる意を表す。「―坊主」「―ざかしい」「―才(ザイ)」「―面(ヅラ)」「―役人」
(4)体の一部分を表す名詞に付いて,表現が露骨にならないようにする。「―鬢(ビン)」「―首をかしげる」「―膝を打つ」「―腰をかがめる」
(5)数量を表す名詞または数詞に付いて,それよりすこし少ないがほぼそのくらいの意を表す。「―一里」「―一畳」「―半日」「―一倍」
→こっ(接頭)

こ 【来】
カ行変格活用動詞「く」の命令形の古形。こい。「旅にても喪なくはや〈こ〉と我妹子が結びし紐はなれにけるかも/万葉 3717」「こち〈こ〉,と言ひて/大和 103」
〔平安中期以降には,「かしこに物して整へむ,装束(ソウズク)して〈こよ〉/蜻蛉(中)」「こち〈こよ〉,と呼びよせて/宇治拾遺 5」のように間投助詞「よ」を添えた「こよ」の形も用いられるようになり,以後「こよ」が次第に優勢になってゆく〕
→来る

こ 【此・是】 (代)
近称の指示代名詞。その場にある,また話題の場所・物・事柄などを指し示す。ここ。これ。「明日よりは恋ひかも行かむ―ゆ別れなば/万葉 1728」「風吹けば浪の花さへ色見えて―や名にたてる山吹の崎/源氏(胡蝶)」「さば,―は誰がしわざにか/枕草子 138」

こ 【木】
〔「木(キ)」の交替形〕
き(木)。多く他の語と複合して用いられる。「―立ち」「―の葉」「―の根の根ばふ宮/古事記(下)」

こ 【籠】
(1)かご。「―もよ,み―持ち/万葉 1」
(2)「伏(フ)せ籠(ゴ)」に同じ。「なえたる衣(キヌ)どもの厚肥えたる,大いなる―にうちかけて/源氏(帚木)」

こ 【戸】
■一■ [1] (名)
(1)家の出入り口。戸口。また,とびら。と。
(2)家。家屋。また,一家。
(3)律令制で,地方行政における社会組織の最小単位。戸籍記載・賦課の単位でもあり,里や郷を構成する。
→郷戸(ゴウコ)
■二■ (接尾)
助数詞。家や世帯の数を数えるのに用いる。「戸数百―」

こ [1] 【呼】
〔call〕
通信網を流れるひとまとまりの情報。

こ 【海鼠】
ナマコの古名。[和名抄]

こ [1][0] 【格】
(1)障子や格子の桟。子(コ)。
(2)格天井(ゴウテンジヨウ)の竿材。また,それぞれの格子。
(3)梯子(ハシゴ)の横木。「階(ハシ)の―をななめにおりくだりて/著聞 14」

こ 【濃】 (接頭)
名詞に付いて,色の濃いことを表す。こい。「―紫」

こ [1] 【粉】
固体が砕けて細かになったもの。こな。「米の―」「身を―にして働く」

こ【個】
a piece.→英和
石けん5〜 five pieces[cakes]of soap.卵3〜 three eggs.

こ 【子・児】
■一■ [0] (名)
(1)人間や動物から,生まれ出るもの。特に,生まれ出て間もないもの。
⇔親
「―を生む」「腹に―を持った鮭」「犬の―」
〔動物の場合「仔」とも書く〕
(2)まだ一人前になっていない人間。年少の男女。「都会の―は体力が劣る」「小さな女の―」
(3)両親の間に生まれた人。また,縁組により,その間に生まれたものと同じように養われている人。
⇔親
「―を思う親の心」「伯父夫婦の―になる」
(4)(親しみの気持ちで)若い女性をいう語。芸子をさす場合もある。「会社の女の―」「あの店はいい―がそろっている」
(5)キリスト教で,キリストのこと。みこ。
(6)もととなるものから分かれ出たもの。また,従属的なもの。「竹の―」「元も―もない」「―会社」
(7)愛する人。また,親しみを感ずる人。「はしきやし逢はぬ―故にいたづらに宇治川の瀬に裳裾濡らしつ/万葉 2429」「熊白檮(クマカシ)が葉を髻華(ウズ)に挿せその―/古事記(中)」
(8)鳥の卵。「あてなるもの…かりの―/枕草子 42」
■二■ (接尾)
上の語との間に促音が入ることもある。
(1)名詞や動詞の連用形に付いて,その仕事をしている人,そのことに当たる人,そのような状態の人,そのためのものなどの意を表す。「売り―」「売れっ―」「馬―」「振り―」「背負(シヨイ)―」
(2)特に女性のする動作や仕事に付けて,それをする人が若い娘であることを表す。「踊り―」「お針―」
(3)名詞に付いて,そのような状態・性質の子供である意を表す。「ひとりっ―」「いじめっ―」「だだっ―」
(4)小さなものに付けて,愛称とする。「ひよ―」「ひよっ―」「砂―」
(5)その場所や時代に生まれ育った人であることを表す。「江戸っ―」「団地っ―」「大正っ―」
(6)女性の名に付けて,それが女子であることを表す。平安時代以降,明治の頃までは身分の高い女性の名に用いた。「花―」「春―」
(7)人に対する親愛の気持ちを表す。古く人名や人を表す語に付けて,男女ともに用いた。「小野妹―」「我妹(ワギモ)―」「背―」

こ 【処】 (接尾)
名詞・代名詞に付いて,その場所を表す。「こ―」「そ―」「あそ―」

こ【戸】
a house;→英和
a door.→英和
40〜の村 a village of forty houses.

こ [1] 【鈷】
古代インドの武器を形象化した,仏教で煩悩(ボンノウ)を打ちくだく意味で用いる法具。
→金剛杵(コンゴウシヨ)

こ【子[児]】
(1) a child;→英和
an infant;→英和
a boy;→英和
a son;→英和
a girl;→英和
a daughter;→英和
offspring (総称).→英和
(2) <bring forth> the young (動物の);→英和
a litter (一腹の).→英和
〜のない childless;→英和
barren (不妊).→英和

こ 【胡】
中国で,漢以前には北方の匈奴(キヨウド)の称。のちには西域民族の総称。えびす。
→五胡(ゴコ)

こ 【故】 (接頭)
(1)人名や官職名などに付けて,その人がすでに死亡していることを表す。「―右大将殿」
(2)官職名に付けて,それが以前の官職であることを表す。前の。「大夫には―中宮の大夫/栄花(暮待つ星)」

こ【弧】
<draw> an arc.→英和

こ [1] 【壺】
中国,古代のつぼ形の盛酒器。殷周時代の青銅製の祭器がよく知られる。
壺[図]

−こ【芦の湖】
Lake Ashi;the Lake of Ashi.


(1)五十音図カ行第五段の仮名。軟口蓋破裂音の無声子音と後舌の半狭母音とから成る音節。
(2)平仮名「こ」は「己」の草体。片仮名「コ」は「己」の初二画。
〔奈良時代までは上代特殊仮名遣いで甲乙二類の別があり,発音上区別があったとされる〕

こ=で子にならぬほととぎす

――で子にならぬほととぎす
〔ホトトギスは卵を他の鳥の巣に産みつけてその鳥に育てさせるということから〕
養い子は結局は実の子ではないというたとえ。

こ=に∘する

――に∘する
⇒身(ミ)を粉(コ)にする

こ=になる

――にな・る
ひどく疲れる。「浮世の用にせめられて―・りさうだわな/洒落本・傾城買二筋道」

こ=は三界(サンガイ)の首枷(クビカセ)(クビツカセ)

――は三界(サンガイ)の首枷(クビカセ)・(クビツカセ)
〔「三界」はすべての世界の意〕
親は子に対する愛情に引かされて,一生自由を束縛されてしまうということ。

こ=は鎹(カスガイ)

――は鎹(カスガイ)
子に対する愛情によって,夫婦の間が緊密になり,夫婦の縁がつなぎとめられるということ。

こ=を思う鶴(ツル)

――を思う鶴(ツル)
〔鶴は子を思う心が強いといわれることから〕
母親の我が子への強い愛のたとえ。
→焼け野の雉(キギス)夜の鶴

こ=を持って知る親の恩

――を持って知る親の恩
自分が親となり子育ての苦労を経験して,初めて親のありがたさが分かるものだ。

こ=を棄(ス)つる藪(ヤブ)はあれど身を棄つる藪はなし

――を棄(ス)つる藪(ヤブ)はあれど身を棄つる藪はなし
生活に困ると最愛の子供でもすてるけれども,自分の身だけはすてることができない。

こ=を見ること親に如(シ)かず

――を見ること親に如(シ)かず
子の性質や才能は,親が一番よく知っている。子を知る者は親。

こ=故(ユエ)の闇(ヤミ)

――故(ユエ)の闇(ヤミ)
我が子への愛ゆえに,ともすると親は思慮分別を失いがちであるということ。子を思う心の闇。

こ=養(ヤシナ)わんと欲すれども親待たず

――養(ヤシナ)わんと欲すれども親待たず
〔韓詩外伝「樹欲�静而風不�止,子欲�養而親不�待也」による〕
子が親に孝養を尽くしたいと思う頃には,親は死んでいて,その志を果たすことができない。樹静かならんと欲すれども風やまず。風樹(フウジユ)の嘆(タン)。

こ==が

――=が(=を)吹・く
干し柿・いも・かぼちゃなどの表面に,にじみ出た糖分が結晶して粉状となって付着する。また,カビが粉のように一面に生える。

こ−

こ−【故−】
the late <Mr.Ito> .→英和

こあい

こあい [0] 【濃藍】
濃い藍色。

こあおい

こあおい [2] 【小葵】
(1)銭葵(ゼニアオイ)の異名。
(2)模様の名。銭葵の花を模様化したもの。有職文様の一つで,天皇や貴族の下襲(シタガサネ)などに用いた。
小葵(2)[図]

こあかえ

こあかえ [2] 【古赤絵】
中国明代の赤絵のうち,景徳鎮民窯で万暦以前のものの総称。下地に染付を用いない。一六世紀前半が最盛期。

こあがり

こあがり [2] 【小上(が)り】
小料理屋などで,いす席と通路をはさんで設けられた座敷。

こあきない

こあきない [2][3] 【小商い】
小規模な商売。また,取引額の小さい売買。
⇔大商い

こあきんど

こあきんど [3] 【小商人】
わずかな資本で商売をしている人。こあきゅうど。

こあご

こあご [0] 【小顎】
節足動物の口器の一部で,大あごに続く部分。付属肢が変形したもの。甲殻類・多足類では二対,昆虫類では一対ある。小鰓(シヨウサイ)。

こあざ

こあざ [0] 【小字】
町や村の中の一区画の名。単に字(アザ)ともいう。小名(コナ)。
⇔大字

こあし

こあし [0] 【小足】
歩幅を狭くして速く歩くこと。刻み足。

こあじ

こあじ [0] 【小味】 (名・形動)[文]ナリ
(1)微妙でこまやかな・味や趣(さま)。「―のきいた料理」
(2)取引相場で,値動きは小さいが,売買に面白みのある・こと(さま)。
⇔大味

こあじさし

こあじさし [2] 【小鰺刺】
チドリ目カモメ科の水鳥。全長28センチメートル内外。背面は淡灰色,腹面は白色で,頭上は黒く,尾は燕尾状で白い。日本には夏鳥として南方から渡来し,海岸・河原などの砂礫地で営巣する。

こあたり

こあたり [2] 【小当(た)り】 (名)スル
それとなく他人の気持ちを探ってみること。「―に当たってみる」

こあて

こあて [0] 【小宛】
連歌で,前句の持つ意味・情趣の本質・核心のこと。付句のときに必ず押さえておかなければならない急所。二条良基の所論。心の小宛。詞の小宛。

こあほうどり

こあほうどり [3] 【小信天翁】
ミズナギドリ目アホウドリ科の鳥。アホウドリよりやや小形。体と翼下面は白色で,背と翼上面は黒色。冬はハワイ・小笠原などの亜熱帯の島々で集団繁殖し,夏に日本近海でよく見られる。

こあまい

こあま・い [0] 【小甘い】 (形)
取引用語。相場がやや下がり気味である。

こあみがさ

こあみがさ [2] 【小編み笠】
江戸時代,槍持ちなどのかぶった丈(タケ)の高い,饅頭(マンジユウ)のような形の編み笠。

こあめ

こあめ [0] 【小雨】
こさめ。

こあゆ

こあゆ [0] 【小鮎】
(1)アユの幼魚。若鮎。[季]春。
(2)湖に陸封され,成長しても全長10センチメートル前後にしかならないアユ。琵琶湖・池田湖などにすむ。稚魚のうちに他の河川に放流すれば普通のアユと同程度の大きさに育つ。湖産アユ。

こあんこく

こあんこく 【胡安国】
(1074-1138) 中国,宋代の学者。字(アザナ)は康侯,号は武夷。高宗のとき中書舎人となり,侍講を兼ねた。著「春秋伝」など。

こい

こ・い [1] 【濃い】 (形)[文]ク こ・し
(1)物の濃度・密度が大きい。
⇔薄い

 (ア)色が深い。
⇔淡い
「―・い緑」「夕闇が―・い」
 (イ)味・匂い・化粧などが強い。
⇔淡い
「―・い味つけにする」「ジャスミンの―・い香り」「おしろいが―・い」
 (ウ)生えているものの密度が高い。「―・いひげ」「髪の毛が―・い」
 (エ)液状のものについて,溶けている物質の水に対する割合が大きい。「小麦粉を―・くとく」「―・い粥(カユ)」
 (オ)霧やもやなどの濃度が大きい。「―・いもや」「ガスが―・く立ち込める」
(2)物事の程度が強い。
 (ア)何かの様子が強く表れている。「疲労の色が―・い」「敗色が―・い」
 (イ)可能性の度合が大きい。「犯罪の疑いが―・い」
 (ウ)情愛が濃厚である。「情が―・い」
(3)特に,紅色・紫色が深い。「かのしるしの扇は,桜の三重がさねにて,―・き方に,霞める月を書きて/源氏(花宴)」
(4)人間関係が密接である。交わりが深い。「などてかくはひあひがたき紫を心に深く思ひそめけむ,―・くなりはつまじきにや/源氏(真木柱)」
[派生] ――さ(名)
[慣用] 血は水よりも―

こい

こい【恋】
love.→英和
〜する love;fall in love <with> .〜を得る win <her,his> heart.

こい

こい [1] 【古意】
(1)もともとの意義。
(2)昔をなつかしむ心。

こい

こ・い (接尾)
〔形容詞型活用([文]ク こ・し)〕〔形容詞「濃い」から〕
上の語との間に促音が入って「っこい」の形をとることが多い。名詞・形容詞の語幹などに付いて,その成文・要素が強く感じられる。その程度・状態がはなはだしいなどの意を表す。「油っ―・い」「ひやっ―・い」「まだるっ―・い」「しつ―・い」「ねばっ―・い」「ひとなつっ―・い」

こい

こい コヒ [1] 【請い・乞い】
相手にこいねがうこと。頼み。「―を入れる」「二人は自分の―に応じて/あめりか物語(荷風)」

こい

こい コヒ [1] 【恋】
(1)異性に強く惹(ヒ)かれ,会いたい,ひとりじめにしたい,一緒になりたいと思う気持ち。「―に落ちる」
(2)古くは,異性に限らず,植物・土地・古都・季節・過去の時など,目の前にない対象を慕う心にいう。「明日香川川淀去らず立つ霧の思ひ過ぐべき―にあらなくに/万葉 325」

こい

こい コヒ [1] 【鯉】
コイ目コイ科コイ属の淡水魚。普通は全長60センチメートルぐらいになり,二対の口ひげがある。野生種はノゴイともいい,体高が低くてほぼ円筒形で体色は黒褐色。飼育品種はヤマトゴイ・ドイツゴイ・ニシキゴイなどがあり,一般に体高がやや高くて側扁し,色彩や鱗(ウロコ)に変化がある。日本では古くから食用とされ,観賞用の品種も多い。
鯉[図]

こい

こい【濃い】
dark;→英和
deep <blue> ;→英和
thick <soup,hair> ;→英和
strong <tea> .→英和

こい

こい【請い】
a request.→英和
〜をいれる comply with a person's request.…の〜により at a person's request.

こい

こい [1] 【虎威】
虎(トラ)が他の獣を恐れさせる威力。権勢の力。「―を張る」

こい

こい [1] 【故意】
(1)ことさらにたくらむこと。わざとすること。「―に負ける」
(2)〔法〕 自分の行為が一定の結果を生ずることを認識していて,あえてその行為をする意思。刑法上は罪を犯す意思すなわち犯意をいう。
⇔過失
「未必の―」

こい

こい【鯉】
a carp.→英和

こい

こい【故意の(に)】
intentional(ly);→英和
deliberate(ly);→英和
(on purpose).

こい=に上下(ジヨウゲ)の差別なし

――に上下(ジヨウゲ)の差別なし
恋愛の情には,身分や地位などの上下の区別はない。恋に上下の隔てなし。

こい=は思案(シアン)の外(ホカ)

――は思案(シアン)の外(ホカ)
恋は理性では律しきれない。

こい=は曲者(クセモノ)

――は曲者(クセモノ)
恋は心を乱し,理性を失わせる曲者であるの意。「恋といへる曲者,げに―/閑吟集」

こい=は盲目(モウモク)

――は盲目(モウモク)
恋は常識や理性を失わせてしまう,の意。

こい=は闇(ヤミ)

――は闇(ヤミ)
「恋は盲目」に同じ。

こいあまる

こいあま・る コヒ― 【恋ひ余る】 (動ラ四)
恋するあまり,それが表に現れでる。「隠(コモ)り沼(ヌ)の下ゆ―・り白波のいちしろく出でぬ人の知るべく/万葉 3935」

こいうける

こいう・ける コヒ― [4] 【請い受ける・乞い受ける】 (動カ下一)[文]カ下二 こひう・く
頼みこんで,それをもらう。「有能な人物を―・ける」「懸りたる首を敵に―・く/太平記 32」

こいうた

こいうた コヒ― [0][2] 【恋歌】
恋の心をよんだ和歌や詩。相聞歌。こいか。
→恋の歌

こいおしえどり

こいおしえどり コヒヲシヘ― [5] 【恋教へ鳥】
〔伊弉諾(イザナキ)・伊弉冉(イザナミ)二神が,セキレイの動作を見て夫婦の道を知ったという説話から〕
セキレイの異名。こいしりどり。

こいか

こいか コヒ― [1] 【恋歌】
⇒こいうた(恋歌)

こいかぜ

こいかぜ コヒ― 【恋風】
恋の思いにとらえられて自由にならないさまを風に悩まされるさまにたとえた語。「―が来ては袂にかいもとれてなう,袖の重さよ/閑吟集」

こいかわはるまち

こいかわはるまち コヒカハ― 【恋川春町】
(1744-1789) 江戸中期の黄表紙作者・狂歌師。本名,倉橋格。別号,狂号,酒上不埒(サケノウエノフラチ)。駿河小島の松平家の家臣。江戸小石川春日町に住む。黄表紙の鼻祖。作「金々先生栄花夢」「鸚鵡返文武二道」など。

こいがき

こいがき [2][1] 【濃柿】
染め色の名。濃い柿色。

こいがたき

こいがたき コヒ― [3] 【恋敵】
恋愛の競争相手。同じ人を恋している相手。ライバル。

こいがたき

こいがたき【恋敵】
a rival in love.

こいき

こいき [0] 【小意気・小粋】 (名・形動)[文]ナリ
(1)どことなく気がきいて,しゃれている・こと(さま)。「―な店」「―な女将」
(2)(「こいきすぎる」の形で)こ生意気なこと。「―過ぎたる小坊主めと/浄瑠璃・八百屋お七」
[派生] ――さ(名)

こいき

こいき【小意気な】
smart;→英和
stylish;→英和
chic.→英和

こいくち

こいくち [0] 【濃い口】
醤油などの味や色が濃いこと。また,そのもの。
⇔薄口(1)

こいくちしょうゆ

こいくちしょうゆ [5] 【濃い口醤油】
醤油のこと。薄口醤油に対応しての名称。

こいぐち

こいぐち コヒ― [0][2] 【鯉口】
〔形が鯉の口に似ているところからいう〕
(1)刀のさやの口。
(2)口の小さい筒袖。また,その袖をつけて水仕事のときなどに羽織った衣服。

こいぐち=を切る

――を切・る
すぐ刀が抜けるように鯉口をゆるめておく。刀を抜く構えにはいる。

こいげしょう

こいげしょう [3] 【濃い化粧】
厚化粧。

こいこがれる

こいこが・れる コヒ― [5] 【恋(い)焦がれる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 こひこが・る
恋しくて,心が乱れ苦しむ。「一目見ただけの人に―・れる」[日葡]

こいこく

こいこく コヒ― [0] 【鯉濃】
〔鯉の濃漿(コクシヨウ)の意〕
鯉を筒切りにして,濃いめの味噌汁で煮込んだ料理。

こいごころ

こいごころ コヒ― [3] 【恋心】
恋しいと思う心。「―が芽生える」

こいごろも

こいごろも コヒ― 【恋衣】
心から離れない恋の思いを衣にたとえた語。「―着奈良の山に鳴く鳥の/万葉 3088」

こいさん

こいさん
〔「こいとさん」の略〕
関西地方で,主家の末のお嬢さんを呼ぶ語。

こいし

こいし【小石】
a pebble;→英和
gravel (砂利).→英和

こいし

こいし 【小石】
姓氏の一。

こいし

こいし [0] 【小石・礫】
小さい石。いしころ。

こいしい

こいし・い コヒシイ [3] 【恋しい】 (形)[文]シク こひ・し
〔動詞「恋ふ」の形容詞形〕
人・場所・物事に心を強くひきつけられ,なつかしく,したわしく思われる。「故郷が―・い」「別れた人が―・い」「寒くなると火が―・い」「老い衰へたる様を見たてまつらざらむこそ―・しからめ/竹取」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

こいしい

こいしい【恋しい】
dear;→英和
beloved;→英和
darling.→英和
恋しがる long[pine] <for> ;→英和
yearn <after> .→英和
〜人 one's darling.→英和

こいしかわ

こいしかわ コイシカハ 【小石川】
東京都文京区の地名。文教・住宅地区。旧区名。

こいしかわやくえん

こいしかわやくえん コイシカハ―ヱン 【小石川薬園】
江戸幕府の薬草園。1638年,徳川家光が江戸城の南北の二か所に設けたもののうち,南園を84年小石川に移したもの。現在,東京大学付属小石川植物園。

こいしかわようじょうしょ

こいしかわようじょうしょ コイシカハヤウジヤウ― 【小石川養生所】
1722年,徳川吉宗が小石川薬園内に設置した療養施設。

こいしげんしゅん

こいしげんしゅん 【小石元俊】
(1743-1808) 医師。山城国桂村の人。蘭方医学を関西で普及させた。しばしば解屍を行い解剖家として有名。

こいしたう

こいした・う コヒシタフ [4][1] 【恋(い)慕う】 (動ワ五[ハ四])
恋しく思う。なつかしく思う。恋しがる。「ひそかに―・う」

こいしどり

こいしどり コヒシ― 【恋し鳥】
〔「死出の山越えて来つらむほととぎす恋しき人のうへ語らなむ/拾遺(哀傷)」から出た名〕
ホトトギスの異名。

こいしらに

こいしらに コヒシラ― 【恋しらに】 (連語)
〔「ら」は接尾語〕
恋しくて。恋しさに。「妹―見つる月かな/千載(羇旅)」

こいしり

こいしり コヒ― 【恋知り】
恋愛の情を解すること。また,その人。「お俊といへる―が/浄瑠璃・近頃河原達引」

こいしりどり

こいしりどり コヒ― 【恋知り鳥】
「恋教え鳥」に同じ。「神代の昔より,このこと―の教へ/浮世草子・五人女 3」

こいじ

こいじ [1] 【小意地】
「小意地が悪い」の形で,ちょっと意地が悪い意を表す。

こいじ

こいじ コヒヂ [0][1] 【恋路】
恋心を通わす道の意で,恋愛をいう語。恋のみち。「人の―のじゃまをする」「忍ぶ―」

こいじに

こいじに コヒ― [0] 【恋死に】 (名)スル
恋いこがれて死ぬこと。

こいじのやみ

こいじのやみ コヒヂ― 【恋路の闇】
恋のために心が乱れて,分別を失うこと。「お七こそ―の暗がりに/浄瑠璃・八百屋お七」

こいする

こい・する コヒ― [3][1] 【恋する】 (動サ変)[文]サ変 こひ・す
男女の間で,相手に愛情を寄せる。異性を愛する。「―・する乙女」

こいずみ

こいずみ コイヅミ 【小泉】
姓氏の一。

こいずみ

こいずみ コイヅミ 【古泉】
姓氏の一。

こいずみしんぞう

こいずみしんぞう コイヅミシンザウ 【小泉信三】
(1888-1966) 経済学者。東京生まれ。母校慶大の教授・塾長を歴任。保守的リベラリズムの立場からマルクス主義を批判。著「社会思想研究」「マルクス死後五十年」など。

こいずみちかし

こいずみちかし コイヅミ― 【古泉千樫】
(1886-1927) 歌人。千葉県生まれ。本名,幾太郎。伊藤左千夫に師事,「アララギ」同人となる。写生を基調とした端整な抒情みを特徴とする。のち「日光」に参加。歌集「川のほとり」「屋上の土」など。

こいずみまこと

こいずみまこと コイヅミ― 【小泉丹】
(1882-1952) 動物学者。京都府生まれ。東大卒。慶大教授。寄生虫学を専攻し「蛔虫の研究」を著すほか,科学の啓蒙に熱心で進化論を本格的に紹介した。

こいずみやくも

こいずみやくも コイヅミ― 【小泉八雲】
(1850-1904) 作家・英文学者。ギリシャ生まれのイギリス人。本名,ラフカディオ=ハーン(Lafcadio Hearn)。1890年(明治23)来日。松江の人,小泉節子と結婚。のち帰化。松江中・五高・東大などで教鞭をとりつつ,日本研究をまとめ海外に紹介した。評論「東の国から」「心」「神国日本」,小説「怪談」など。

こいせん

こいせん コヒ― [2] 【鯉筌】
鯉を捕るのに用いる筌(ウケ)。割り竹で編み,鯉が中に入ると出られないようになっている。

こいそ

こいそ 【小磯】
姓氏の一。

こいそぎ

こいそぎ [2] 【小急ぎ】
ちょっと急ぐこと。「―に歩く」

こいそくにあき

こいそくにあき 【小磯国昭】
(1880-1950) 陸軍軍人・政治家。宇都宮生まれ。朝鮮総督などを歴任。東条内閣のあとをうけて組閣,戦後 A 級戦犯として終身刑。

こいそめる

こいそ・める コヒ― [0][4] 【恋(い)初める】 (動マ下一)[文]マ下二 こひそ・む
恋の心をもちはじめる。恋しはじめる。「薄紅(ウスクレナイ)の秋の実に人―・めしはじめなり/若菜集(藤村)」

こいそりょうへい

こいそりょうへい 【小磯良平】
(1903-1988) 洋画家。兵庫県生まれ。本名,岸上良平。端正な油彩人物画を得意とした。

こいた

こいた [0] 【小板】
(1)小さな板。
(2)茶室で炉を向こう切りにするとき,炉縁(ロブチ)と壁との間に入れる板。長さは炉縁と同じで幅は6センチメートル程度。
(3)風炉(フロ)の敷板の一。九寸四方ほどで,真塗(シンヌリ)・柿合わせ塗などとする。

こいたじき

こいたじき 【小板敷】
清涼殿の殿上の間の南側にある縁。蔵人・職事などの伺候する所。
→清涼殿

こいただき

こいただき [2] 【小戴】
(1)丸い小さなしんこ餅(モチ)に,少量の小豆餡(アズキアン)をのせたもの。
(2)お七夜の産(ウブ)養いに産土(ウブスナ)神に供える餅。また,小児の食いぞめの際の小形の餅。

こいち

こいち [0]
スズキ目の海魚。全長約50センチメートル。ニベの一種で,体は黄橙色の地に黒褐色の点の斜走帯があり,側線より上方で不規則になる。練り製品の原料となる。南日本から東シナ海にかけ浅海の砂泥底に分布。

こいち

こいち [0] 【小一】
劇場の平土間の最前列。かぶりつき。

こいちじょうどの

こいちじょうどの コイチデウ― 【小一条殿】
清和天皇の誕生所といわれる殿舎。近衛の南,東洞院の西にあった。山吹殿。

こいちゃ

こいちゃ 【濃茶】
(1) [0][2][1]
抹茶(マツチヤ)のうち,厳重に遮光した古木の,柔らかい芽葉から製したもの。濃緑色で甘味がある。
⇔薄茶
(2)「濃茶点前(テマエ)」の略。

こいちゃぢゃわん

こいちゃぢゃわん [4] 【濃茶茶碗】
濃茶を点(タ)てるのに用いる底の深い大形の茶碗。

こいちゃてまえ

こいちゃてまえ [4] 【濃茶点前】
濃茶{(1)}を点(タ)てる作法。湯の量を少なくして茶筅(チヤセン)で練る。普通,人数分を一碗に点てて飲み回す。
⇔薄茶点前

こいつ

こいつ [0] 【此奴】 (代)
〔「こやつ」の転〕
(1)三人称。その場にいる人をののしったり,また親愛の気持ちからぞんざいにいう場合などに用いる。この人。「―が犯人です」「―,思ったより手ごわいな」
(2)近称の指示代名詞。その場にある物や事柄を指し示す。これ。この物。「―は,うまい」「―は,面白い」

こいつ

こいつ【此奴】
this fellow[ <米> guy,chap].此奴め You villain[scoundrel]!

こいつかみ

こいつかみ コヒツカミ 【鯉攫】
歌舞伎の夏芝居で,舞台上の水槽中で鯉の精と役者が格闘する趣向のもの。「短夜仇散書(ミジカヨウキナノチラシガキ)」「新舞台清水群参(アラキブタイキヨミズモウデ)」など。

こいづか

こいづか コヒ― 【恋塚】
恋のために死んだ人を葬った塚。「鳥羽の―,秋の山,月の桂の川瀬舟/謡曲・卒都婆小町」

こいづま

こいづま コヒ― 【恋妻】
恋い慕う相手。恋しい妻。「我(ア)が―を見むよしもがも/万葉 2371」

こいで

こいで 【小出】
新潟県南部,北魚沼郡の町。只見川電源開発事業の基地。大湯・栃尾又温泉,越後駒ヶ岳登山などの奥只見観光の入り口。

こいで

こいで 【小出】
姓氏の一。

こいでならしげ

こいでならしげ 【小出楢重】
(1887-1931) 洋画家。大阪生まれ。裸婦像に秀作が多い。代表作「支那寝台の裸女」ほか。「めでたき風景」などの随筆もある。

こいと

こいと 【小糸】
姓氏の一。

こいとげんたろう

こいとげんたろう 【小糸源太郎】
(1887-1978) 洋画家。東京生まれ。東京美校卒。光風会・日展で活躍。

こいとさしち

こいとさしち 【小糸佐七】
歌舞伎・浄瑠璃の登場人物。また,二人を主人公とする作品の通称。江戸本町二丁目の糸屋の娘小糸と手代佐七の情話で,「落葉集」の俗謡に拠(ヨ)る。四世鶴屋南北作「心謎解色糸(ココロノナゾトケタイロイト)」,三世河竹新七作「江戸育お祭佐七」など。

こいなか

こいなか【恋仲である[になる]】
be[fall]in love <with> .

こいなか

こいなか コヒ― [0] 【恋仲】
互いに恋し合っている間柄。

こいにょうぼう

こいにょうぼう【恋女房】
one's beloved wife.〜をもらう marry a girl for love.

こいにょうぼう

こいにょうぼう コヒニヨウバウ [3] 【恋女房】
恋い慕い合って連れ添った妻。愛している妻。こいづま。

こいにょうぼうそめわけたづな

こいにょうぼうそめわけたづな コヒニヨウバウ― 【恋女房染分手綱】
人形浄瑠璃の一。時代物。吉田冠子・三好松洛作。1751年初演。近松の「丹波与作待夜の小室節」の改作。丹波由留木(ユルギ)家の乳人重(シゲ)の井が,我が子の三吉と対面しながら,主家への義理で母子の名乗りができずに別れる「重の井子別れ」の段が著名。

こいぬ

こいぬ【小犬】
a little dog;a puppy (子).→英和

こいぬ

こいぬ [0] 【小犬・子犬】
小さい犬。また,犬の子。いぬころ。

こいぬざ

こいぬざ [0] 【小犬座】
〔(ラテン) Canis Minor〕
北天の小星座。三月中旬の宵に南中する。アルファ星プロキオンは大犬座のシリウスに先立って夜空に昇る。

こいねがう

こいねが・う コヒネガフ [1][4] 【乞い願う・希う・冀う・庶幾う】 (動ワ五[ハ四])
強くねがい望む。切望する。「安静を切に―・つた/それから(漱石)」

こいねがわくは

こいねがわくは コヒネガハク― [5][4] 【乞い願わくは・希くは・冀くは・庶幾くは】 (副)
〔「こひねがふ」のク語法に助詞「は」が付いた語。漢文訓読に由来する語〕
頼み・願い事をするときなどに使う語。なにとぞ。お願いだから。「―初志を貫徹されんことを」

こいねこ

こいねこ コヒ― [0][1] 【恋猫】
さかりのついた猫。[季]春。《―をあはれみつゝもうとむかな/虚子》

こいのうた

こいのうた コヒ― [1] 【恋の歌】
(1)恋の心をよんだ歌。恋愛を扱った歌。こいか。こいうた。
(2)古今集以後の勅撰集・私家集の部立ての一。恋愛の歌を集めた部分。

こいのおもに

こいのおもに コヒ― 【恋の重荷】
恋心がつのって耐えがたいことを,重荷を背負う苦しさにたとえた語。「名もことわりや―,げに持ちかぬるこの身かな/謡曲・恋重荷」

こいのおもに

こいのおもに コヒ― 【恋重荷】
能の一。四番目物。「綾鼓」の原作「綾の太鼓」を世阿弥(ゼアミ)が改作。女御(ニヨウゴ)を見初めた庭守りの老人が,重荷を背負って庭を巡れば女御の姿を拝ませようとなぶられて,重荷を負おうとするが耐えられず死に,亡霊となって女御を悩ます。

こいのけぶり

こいのけぶり コヒ― 【恋の煙】
恋いこがれるさまを物が火に焦げて煙るのにたとえていう語。「消えはてて屍は灰になりぬとも―はたちもはなれじ/狭衣 4」

こいのたきのぼり

こいのたきのぼり コヒ― [1] 【鯉の滝登り】
〔黄河の中流にある竜門の急流を登った鯉は竜となるという故事から〕
人の立身出世することにいう。
→登竜門(トウリユウモン)

こいのふち

こいのふち コヒ― 【恋の淵】
恋慕の情の深いことを淵にたとえていう語。「三瀬川絶えぬ涙の憂き瀬にも乱るる―はありけり/謡曲・松風」

こいのぼり

こいのぼり【鯉幟】
a carp streamer.

こいのぼり

こいのぼり コヒ― [3] 【鯉幟】
紙や布などで鯉の形に作って彩色した幟(ノボリ)。五月五日の端午(タンゴ)の節句に男の子の成長を祝って立てる。鯉の吹き流し。[季]夏。《風吹けば来るや隣の―/虚子》

こいのやっこ

こいのやっこ コヒ― 【恋の奴】
恋のとりこ。「徒らに―になり果てて/謡曲・恋重荷」

こいのやま

こいのやま コヒ― 【恋の山】
うず高く積もった恋の思いを山にたとえた語。「―入りて苦しき道ぞとは/新千載(恋一)」

こいのやま=には孔子(クジ)の倒れ

――には孔子(クジ)の倒れ
〔「くじ」は孔子(コウシ)の呉音〕
恋のためには聖人すら誤りを犯すことがあるという意。

こいのやまい

こいのやまい コヒ―ヤマヒ [1][1] 【恋の病】
「恋煩(コイワズラ)い」に同じ。

こいのやみ

こいのやみ コヒ― [1][2] 【恋の闇】
恋のために心が迷い,理性を失った状態を闇にたとえていう語。

こいはん

こいはん [2] 【故意犯】
故意になされる犯罪。
→過失犯

こいびと

こいびと コヒ― [0] 【恋人】
恋しく思う人。相思の間柄にある,相手方。

こいびと

こいびと【恋人】
a lover (男);→英和
a love (女);→英和
a sweetheart (特に女).→英和
〜同士 a pair of lovers.

こいぶみ

こいぶみ コヒ― [0][1] 【恋文】
恋い慕っている気持ちを述べた手紙。ラブレター。艶書(エンシヨ)。懸想文(ケソウブミ)。いろぶみ。

こいぶみ

こいぶみ【恋文】
a love letter.

こいほう

こいほう [2] 【古医方】
江戸時代,漢方医学の一派が唱えた医学説。金・元以後の医学説を排し,晋(シン)・唐以前の医方によるべきとし,実際を重んじた。江戸初期,名古屋玄医が唱え,のちに後藤艮山(コンザン)・山脇東洋などが継承。
⇔後世方(ゴセイホウ)
→古方

こいまきなしじ

こいまきなしじ [5] 【濃蒔梨子地】
金銀粉を濃く蒔(マ)いた梨子地。濃梨子地。

こいまり

こいまり [2] 【古伊万里】
伊万里焼の初期のもの。染め付けと赤絵があり,柿右衛門・渋右衛門らを代表的陶工とする。普通,草創期を含めず,赤絵が完成した正保(1644-1648)末期から元禄(1688-1704)前後のものをいう。

こいむこ

こいむこ コヒ― [3] 【恋婿】
恋い慕って迎えた婿。

こいむすび

こいむすび コヒ― 【恋結び】
恋愛の関係が切れないようにと,神に祈って紐などを結ぶ呪術。「白たへの我が紐の緒の絶えぬ間に―せむ逢はむ日までに/万葉 2854」

こいむすめむかしはちじょう

こいむすめむかしはちじょう コヒムスメムカシハチヂヤウ 【恋娘昔八丈】
人形浄瑠璃の一。世話物。松貫四・吉田角丸作。1775年初演。通称「お駒才三」。江戸の材木商白子屋の娘お熊が,手代らと謀って婿を殺害した実説を,城木屋の娘お駒と髪結いの才三郎との情話とし,お家騒動をからませたもの。「城木屋」と「鈴ヶ森」の段が有名。

こいめ

こいめ [3][0] 【濃いめ】
〔「め」は接尾語〕
普通より少し濃い程度。濃め。「―の味付け」「口紅を―につける」

こいも

こいも [0] 【子芋】
(1)里芋の親芋についた小さい芋。芋の子。[季]秋。《三日月の頃より肥ゆる―かな/正岡子規》
(2)里芋の別名。

こいやま

こいやま コヒ― [0] 【鯉山】
鯉の滝登りの飾りをつけた山車(ダシ)。

こいやまい

こいやまい コヒヤマヒ [3] 【恋病】
「恋煩(コイワズラ)い」に同じ。

こいやみ

こいやみ コヒ― [0] 【恋病み】
「恋煩(コイワズラ)い」に同じ。

こいる

こ・いる コヒル [2] 【恋いる】 (動ア上一)[文]ハ上一
〔上二段動詞「恋ふ」の上一段化〕
「恋う」に同じ。「自分がこの祖母を―・ひる事を忘れて出てゐる間に/小鳥の巣(三重吉)」

こいろ

こいろ [0] 【小色】
ちょっとした情事・色事。「私共がこの位の時分にやあ,…―の一つも掙了(カセイ)だもんだけれども/浮雲(四迷)」

こいわいのうじょう

こいわいのうじょう コイハヰ―ジヤウ 【小岩井農場】
岩手県,岩手山南麓にある農場。1891年(明治24),小野義真・岩崎弥太郎・井上勝らによって設立。民間農場としては日本最大。

こいわしくじら

こいわしくじら [5] 【小鰯鯨】
ミンククジラの別名。

こいわすれがい

こいわすれがい コヒワスレガヒ 【恋忘れ貝】
恋の思いを忘れさせるという貝。「我が背子に恋ふれば苦し暇(イトマ)あらば拾(ヒリ)ひて行かむ―/万葉 964」
→わすれがい(2)

こいわすれぐさ

こいわすれぐさ コヒワスレ― 【恋忘れ草】
恋を忘れさせるという草。萱草(カンゾウ)の異名。「―見るにいまだ生ひず/万葉 2475」

こいわずらい

こいわずらい【恋煩い】
lovesickness.〜をする be lovesick.

こいわずらい

こいわずらい コヒワヅラヒ [3] 【恋煩い】 (名)スル
ある人を恋い慕う気持ちがつのったあまりに病気のようになること。こいやまい。こいのやまい。こいやみ。

こいわたる

こいわた・る コヒ― 【恋ひ渡る】 (動ラ四)
恋い慕いながら年月を過ごす。「朝霧のおほに相見し人ゆゑに命死ぬべく―・るかも/万葉 599」

こいん

こいん [0][1] 【古韻】
中国の漢・魏(ギ)の頃までの,漢字の韻。「広韻」以前の韻。

こいん

こいん [0][1] 【雇員】
官庁などで,正規の公務員・職員をたすけるために雇う者。

こいん

こいん [1] 【故院】
すでに崩御した上皇・法皇の称。

こう

こう カウ [1] 【庚】
十干の第七。かのえ。

こう

こう カウ 【高】
姓氏の一。南北朝時代の武家。代々足利家に仕え,師重は足利尊氏を執事として助けた。師重の子師直・師泰も尊氏を支えたが,尊氏の弟直義と対立し,一族は衰亡。

こう

こう カウ [1] 【抗】
名詞の上について,「…に抵抗する」「…をおさえる」などの意で複合語を作る。「―ヒスタミン剤」「―貧血作用」

こう

こう カウ [1] 【更】
一夜を五等分した,時間の単位。初更・二更・三更・四更・五更とする。季節によって長さが異なる。中国・朝鮮の古い制度の伝わったもの。

こう

こう カウ [1] 【孝】
両親を敬い,子としての道を尽くすこと。孝行。「親に―を尽くす」

こう

こう コフ 【劫】
(1) [1]
〔仏〕
〔梵 kalpa の音訳「劫波」の略〕
ほとんど無限ともいえるほどの長い時間の単位。具体的な長さは諸説あって一定しない。
(2) [0][1]
囲碁で,交互に相手方の一石を取ることができる形。これを反復すると勝負がつかないため,一手以上他に打ったあとでなければ取れない。「―を立てる」

こう

こう カウ [1] 【巧】
たくみな技術。「文(アヤ)は人の目を奪ふ。―は人の目を掠める/虞美人草(漱石)」

こう

こう [1] 【候】
時候。季候。「盛夏の―」

こう

こう カウ [1] 【行】
(1)行くこと。特に,旅行などで歩きまわること。「―を共にする」
(2)隋唐時代,都市の特定地区(市)に限って営業を許された同業種から成る商店街。
(3)唐の中期以後,同業者が営業独占と互助の目的で作った商人組合。
(4)〔もと楽府(ガフ)の楽曲のこと〕
古詩の一体。唐代以降は,多く叙事詩。「琵琶―」

こう

こう カウ 【江】
(1)大きな川。
(2)長江の別名。
(3)琵琶湖の古名。「―をわたりて坂本にまゐりしかば/正統記(後醍醐)」

こう

こう カウ [1] 【交】
(1)つきあい。まじわり。「―を結ぶ」
(2)年・月・季節のかわりめ。「夏秋の―」

こう

こう カウ 【校】
■一■ [1] (名)
(1)学びや。学校。「わが―の選手」
(2)校正。「―を重ねる」
■二■ (接尾)
助数詞。校正の回数を数えるのに用いる。「初―」「三―」

こう

こう カフ [1] 【甲】
(1)カメ・カニなどの体をおおう硬い殻。甲羅(コウラ)。「亀の―より年の功」
(2)手足の表面。手首から先の,外側の面。足首から先の,上側の面。「手の―」
(3)十干の第一。きのえ。
(4)等級・成績などをつけるときに用いて,一番上位を表す。「殊勲―」
(5)二人以上の人,または二つ以上の物事があるとき,その一つの名にかえて用いる。「―は乙に賃貸料を支払う」
(6)よろい。かぶと。[和名抄]
(7)箏(ソウ)・琵琶などの胴の表面または背面の湾曲した板の部分。
(8)「かん(甲)」に同じ。

こう

こう カウ [1] 【幸】
さいわい。しあわせ。

こう

こ・う コフ [1] 【恋う】
■一■ (動ワ五[ハ四])
思い慕う。愛する。懐かしく思う。「母を―・う」「故郷を―・う気持ちがつのる」「妻―・ふ鹿の音/松の葉」
■二■ (動ハ上二)
(1)人,特に異性を恋する。ほれる。「出で立たむ力をなみと隠り居て君に―・ふるに心どもなし/万葉 3972」「まだ見ぬ人を―・ふるものとは/伊勢 101」
(2)慕わしく思う。「君をこそ兄君よりはいみじう―・ひ聞え給ふめれ/大鏡(伊尹)」
(3)(ある場所や物を)懐かしく思う。「人皆の見らむ松浦の玉島を見ずてや我は―・ひつつ居らむ/万葉 862」「月のおもしろかりける夜,こぞを―・ひて/古今(恋五詞)」
〔本来は上二段活用の語で,中世末期以降四段にも活用された。現代語では「恋い慕う」「恋いこがれる」のように複合動詞として多く用いられ,単独で用いられることは少ない〕

こう

こ・う コフ [1] 【請う・乞う】 (動ワ五[ハ四])
(1)ある物を与えてくれるよう,またある事をしてくれるよう相手に求める。「この道の専門家に教えを―・う」「近日上映。―・う,御期待」「みどり子の乳(チ)―・ふがごとく/万葉 4122」
(2)願いの叶(カナ)うよう神仏に祈る。「天地(アメツチ)の神を―・ひつつ我(アレ)待たむはや来ませ君待たば苦しも/万葉 3682」

こう

こう カウ [0][1] 【斯う】
■一■ (副)
〔「かく(斯)」の転〕
(1)ある場面の様子をさしていう。話し手の身近の場面についていう。「―なればしめたものだ」「―暑くてはかなわない」
(2)話した内容や心の中で考えた事柄などをさす。「―しろああしろと口うるさい」「山路を登りながら―考えた/草枕(漱石)」
(3)事態のなりゆきが限界に達したことを認める気持ちを表す。もうこれまで。「祇王すでに今は―とて出でけるが/平家 1」
(4)動作を軽く指示する。「さて私はもう―参りまする/狂言・末広がり(虎寛本)」
■二■ (感)
(1)言いよどんだり,ためらいながら言ったりするときに用いる語。あの。ええと。「―,どうだえ,狼は出やしますまいねえ/塩原多助一代記(円朝)」
(2)呼びかけの言葉。ぞんざいな言い方。おい。なあ。「―,おめえん所のおかみさんもお髪(グシ)はお上手だの/滑稽本・浮世風呂 2」

こう

こう カウ 【亢】
二十八宿の一。東方の星宿。亢宿。あみぼし。

こう

こう【効】
efficacy (効力);effect (効果).→英和
〜を奏する take effect.

こう

こう【甲】
(1) a shell (亀などの);→英和
the back (手の);→英和
the instep (足の).→英和
(2) <give,get> A (成績の).→英和
(3) the former <and the latter> (甲乙の).→英和

こう

こう【項】
a clause (条項);→英和
an item (項目);→英和
《数》a term.→英和
第一条第二〜 Article 1,Clause 2.

こう

こう【鋼】
⇒鋼鉄.

こう

こう【功】
merits;services;credit.→英和
〜により for[in recognition of]one's services.年の〜 the wisdom of age.

こう

こう【幸】
good luck.〜か不幸か fortunately or unfortunately.

こう

こう【請[乞]う】
ask[request] <a person to do,for a thing> ;→英和
beg;→英和
entreat.→英和

こう

こう【稿を起こす】
begin writing.

こう

こう クワウ [1] 【恍】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)うっとりするさま。「―として夢み惚として覚め/世路日記(香水)」
(2)はっきり見分けがたいさま。「―たる月日を返すに難きいたづらの身や/ふところ日記(眉山)」

こう

こう カウ [1] 【講】
(1)講ずること。講義すること。講義。
(2)僧による仏典の講読や説法を中心とする仏事。法華八講・最勝講など。講会(コウエ)。
(3)僧や信徒が集まって行う各種の仏教儀式。涅槃(ネハン)講・地蔵講・報恩講など。
(4)中世中頃以後,民衆のあいだで作られた仏事や神事を行うための結社。寺院・神社などを維持したり,集団参詣を行なった。近世になると,行楽を主目的として名山・霊場などへ集団参詣するためのものも生まれた。富士講・伊勢講など。
(5)貯蓄・融資などのための相互扶助団体。頼母子(タノモシ)講など。

こう

こう カウ [1] 【鋼】
2パーセント以下の炭素を含有する鉄。炭素鋼ともいう。製錬の過程で,銑鉄から炭素を減らして得られる。炭素含量によって硬さなどの性質が種々に変化する。鋼鉄。はがね。スチール。

こう

こう カウ [1] 【綱】
生物分類上の一段階。門の下位,目の上位に位置する。脊椎動物門の哺乳綱・鳥綱・爬虫綱など。
→亜綱

こう

こう カウ [1] 【稿】
詩文などの下書き。原稿。「―を草する」

こう

こう カウ [1] 【効】
ききめ。しるし。効能。「薬石―なく不帰の人となった」

こう

こう 【口】 (接尾)
助数詞。
(1)人を数えるのに用いる。たり。「狛(コマ)の虜(トリコ)十―を献ず/日本書紀(欽明)」
(2)刀などを数えるのに用いる。「千―の剣/読本・弓張月(続)」

こう

こう コフ 【国府】
「こくふ(国府)」の転。「武生(タケフ)の―に我はありと,親に申したべ/催馬楽」

こう

こう【香】
<burn> incense.→英和

こう

こう [1] 【貢】
みつぎもの。「―を奉る」

こう

こう [1] 【功】
(1)成しとげた仕事。特に成功をおさめた立派な仕事をいう。手柄。いさお。功績。「―を急ぐ」「立案者として―があった」「―に報いる」
(2)経験の蓄積。年功。「年の―」「舞台では随分―を積んだ古強者(フルツワモノ)である/社会百面相(魯庵)」

こう

こう [1] 【紅】
くれない。べに色。

こう

こう
thus;→英和
so;→英和
(in) this way[manner].〜いったもの something like this.

こう

こう カウ [1] 【香】
(1)焚(タ)いてその匂いを賞するもの。香木と,種々の香木・香料を粉末にして練り合わせた練り香とがある。沈香(ジンコウ)・伽羅(キヤラ)・白檀(ビヤクダン)・麝香(ジヤコウ)など。
(2)仏前で焚く香料。
(3)「香道(コウドウ)」「香合わせ」の略。
(4)〔仏〕
〔梵 gandha〕
六境の一。鼻で感じる対象。
(5)「香色(コウイロ)」の略。「―のうすものの二藍の御直衣/枕草子 35」
(6)味噌の異名。[日葡]
(7)襲(カサネ)の色目の名。表は濃い香色,裏は紅。
(8)織り色の名。経(タテ)は濃い香色,緯(ヨコ)は白。

こう

こう クワウ [1] 【蝗】
イナゴ。また,イナゴによる災害。

こう

こう [1] 【溝】
数の単位。穣(ジヨウ)の一万倍。すなわち一〇の三二乗。[塵劫記]

こう

こう カウ [1] 【爻】
易(エキ)の卦(ケ)を組み立てる横画。「�」を陽,「�」を陰とする。
→八卦(ハツケ)

こう

こう [1] 【薨】
貴人の死。特に律令制では,親王および三位以上の人の死にいう。薨去。

こう

こう カウ [1] 【皎】 (ト|タル)[文]形動タリ
白く光り輝くさま。「―として玉の如く麗はしきも/思出の記(蘆花)」

こう

こう [1] 【侯】
(1)大小名。諸侯。「老―」
(2)五等爵の第二位。侯爵。

こう

こう カウ 【長官】
「かみ(長官)」の転。「―の殿」「―の君」

こう

こう コフ 【鵠】
白鳥の異名。くくひ。こひ。[和名抄]

こう

こう 【工】
名詞の下に付けて接尾語的に用いる。
(1)工員・職工の意を表す。「旋盤―」「熟練―」
(2)工業高校の略。「浜松―」

こう

こう カウ [1] 【項】
(1)事柄を順序だてて分けたときの,一つ一つ。箇条書きにしたものの各条。項目。事項。「次の各―に答えよ」
(2)〔数〕
 (ア)多項式を構成するそれぞれの単項式。
 (イ)数列・級数で,そのおのおのの数や式。
(3)首の後ろの部分。くびすじ。えりくび。「―を掴んでむずと引き寄せ/義経記 3」

こう

こう [1] 【公】
■一■ (名)
(1)おおやけ。おもてむき。官府。個人に対するもの。「―と私(シ)の別をわきまえる」「義勇,―に奉ずる」
(2)五等爵の第一位。公爵。
■二■ (代)
二人称。封建領主・大臣・身分の高い人など,また一般に他人を敬っていう語。また,同輩の者にも用いる。貴公。「―もっていかんとなす」
■三■ (接尾)
(1)身分の高い人の名に付けて,敬意を表す。「家康―」
(2)人や動物の名前に付けて,親しみ,あるいはやや軽んずる気持ちを表す。「忠犬ハチ―」「熊―」

こう

こう コフ [1] 【鸛】
コウノトリの異名。

こう=か不幸か

――か不幸か
そのことが好いことか悪いことか判断がつきかねるが。(多く,結果的には「幸いなことに」という意味合いで用いる)

こう=が舎利(シヤリ)になる

――が舎利(シヤリ)にな・る
〔「甲」は頭蓋骨,「舎利」は火葬後に残る骨〕
堅い甲が砕けて舎利になる意で,めったにないことのたとえ。絶対に,どんなことがあっても,の意で用いる。舎利が甲になる。「―・るとても親の手へはわたすまい/浄瑠璃・薩摩歌」

こう=に∘着る

――に∘着る
他の権勢をたのんでいばる。笠にきる。「威をふるふ,その山三めを―∘きて/浄瑠璃・反魂香」

こう=は百行(ヒヤツコウ)の本(モト)

――は百行(ヒヤツコウ)の本(モト)
〔白虎通(攷黜)〕
孝行はすべての善行の根本となるものである。

こう=をさす

――をさ・す
紅色になる。特に,はじらいなどで顔が赤くなる。紅を潮(チヨウ)す。

こう=を奏する

――を奏・する
〔事の成功を君主に奏上する意〕
事が成就する。成功する。奏功する。

こう=を経(ヘ)る

――を経(ヘ)る
長い年月を経る。年功を積む。

こう=を聞く

――を聞・く
香を焚(タ)いて,そのかおりをかぐ。また,そのかおりから香をかぎ分ける。

こう=を脱する

――を脱・する
原稿を書き上げる。脱稿する。

こう=を起こす

――を起こ・す
原稿を書き始める。起稿する。

こう=を闘わす

――を闘わ・す
各自が持ち寄った香を焚(タ)いて,その優劣を競いあう。

こう=入(イ)る

――入(イ)・る
年功を積む。「いみじう―・りたる声の少し枯れたるして,千手経(センズキヨウ)をぞ読むなる/狭衣 2」

こう=成り名遂(ト)げる

――成り名遂(ト)・げる
一つの事業を成しとげて,名誉もあわせて得る。

こう=闌(タ)く

――闌(タ)・く
夜がふける。「―・け夜静かにして/謡曲・采女」

こうあ

こうあ カウア 【向阿】
⇒証賢(シヨウケン)

こうあ

こうあ [1] 【興亜】
アジア(亜細亜)諸国の勢力を盛んにすること。第二次大戦前に用いられた語。

こうあい

こうあい クワウ― [0] 【黄埃】
黄色の土ぼこり。黄塵。

こうあいん

こうあいん 【興亜院】
日中戦争長期化に伴い,1938年(昭和13)対中国政策一元化のために設置された内閣直属機関。42年大東亜省設置により廃止。

こうあかちゃき

こうあかちゃき カフアカ― [5] 【甲赤茶器】
薄茶器(ウスチヤキ)の一。身は浅く黒漆塗り,蓋は深く朱漆塗りとしたもの。裏千家五代常叟宗室の好み。

こうあつ

こうあつ【高圧】
(1)[電流]high tension[voltage].(2)[気圧]high pressure.(3)[圧制]high-handedness.〜的(に) high-handed(ly).‖高圧線 a high-tension wire[line].高圧電流 high-voltage current.高圧鍋(なべ) a pressure cooker.

こうあつ

こうあつ クワウ― [0] 【光圧】
光が物体にあたって反射・吸収されるとき,物体の表面におよぼす圧力。100ワットの電球から1メートルの所で1平方メートルあたり 10�¹¹ ニュートン程度。放射圧。

こうあつ

こうあつ カウ― [0] 【高圧】
(1)高い圧力。
(2)〔「高電圧」の略〕
高い電圧。
⇔低圧

こうあつかがく

こうあつかがく カウ―クワ― [5] 【高圧化学】
高圧下(10〜10� 気圧程度)の物質の構造・性質,化学反応などを研究する化学の一分野。ダイヤモンドやセラミックスの製造,アンモニア・ポリエチレンの重合などに利用される。

こうあつかんちょう

こうあつかんちょう カウ―クワンチヤウ [5] 【高圧浣腸】
多量の浣腸液を高い圧力を加えて肛門から注入する方法。大腸検査の前処置や腸重積症の治療に用いる。

こうあつがま

こうあつがま カウ― [0][4] 【高圧釜】
⇒圧力釜(アツリヨクガマ)

こうあつけいざい

こうあつけいざい カウ― [5] 【高圧経済】
国内の需要が供給を上回り,それがまた投資を誘発してさらに需要圧力を高める傾向をもつ経済。物価の上昇や輸入の急増による国際収支の悪化をもたらす。
⇔低圧経済

こうあつさんそりょうほう

こうあつさんそりょうほう カウ―レウハフ [8] 【高圧酸素療法】
高圧酸素室に患者を入れて気圧を上げ,血液中の酸素の濃度を増やすことで効果を得る治療法。一酸化炭素中毒・シアン中毒・心筋梗塞などの治療に用いる。

こうあつざい

こうあつざい カウアツ― [4][0] 【降圧剤】
血圧を下げる薬。高血圧症の治療に用いる。

こうあつせん

こうあつせん カウ― [0] 【高圧線】
高電圧の送電線や配電線。

こうあつたい

こうあつたい カウ― [0] 【高圧帯】
帯状にひろがった,周囲より気圧の高い区域。この圏内では一般に晴天が続く。

こうあつてき

こうあつてき カウ― [0] 【高圧的】 (形動)
一方的に相手をおさえつけ,従わせようとするさま。高飛車。「―な態度」

こうあつガス

こうあつガス カウ― [5] 【高圧―】
圧縮または液化されて高圧下にあるガス。

こうあほうこうび

こうあほうこうび [6] 【興亜奉公日】
国民精神総動員運動の一環として実施された生活規制。1939年(昭和14)9月1日から毎月一日をあて,料理飲食店での飲酒を禁止するなどした。

こうあみ

こうあみ カウアミ 【幸阿弥】
(1410-1478) 室町後期の蒔絵(マキエ)師。本名,土岐四郎左衛門道長。足利義政に仕え,入道して幸阿弥と称す。大和絵風の文様に伝統的な技法を駆使した細密な蒔絵を作った。子孫は代々幸阿弥を名乗り,将軍家の御用蒔絵師を務め,一九代まで続いた。

こうあわせ

こうあわせ カウアハセ [3] 【香合(わ)せ】
(1)二種の香木をたいて,その匂いや香銘の優劣を競う合わせ物の一種。
(2)「薫物合(タキモノアワセ)」に同じ。

こうあん

こうあん【公安】
public peace[safety].‖公安委員(会) a public safety commissioner (commission).公安官《鉄道》a public security officer.公安条令 the Public Safety Regulations.

こうあん

こうあん カウアン 【康安】
北朝の年号(1361.3.29-1362.9.23)。延文の後,貞治の前。後光厳(ゴコウゴン)天皇の代。

こうあん

こうあん カウ― [0] 【香案】
香炉をのせる机。香几(コウキ)。

こうあん

こうあん 【弘安】
年号(1278.2.29-1288.4.28)。建治の後,正応の前。後宇多・伏見天皇の代。

こうあん

こうあん [0] 【公安】
公共の安寧(アンネイ)。国家や社会の秩序が保たれていること。

こうあん

こうあん [0] 【公案】
(1)中国の役所の文書。調書。裁判記録。
(2)禅宗で,修行者が悟りを開くため,研究課題として与えられる問題。優れた修行者の言葉や事績から取られており,日常的思考を超えた世界に修行者を導くもの。

こうあん

こうあん カウ― [0] 【考案】 (名)スル
工夫をめぐらし,考え出すこと。「―者」「新製品を―する」

こうあん

こうあん【考案】
a design;→英和
a plan;→英和
a device.→英和
〜する design;plan;devise.→英和
‖考案者 a designer;deviser.

こうあん

こうあん [0] 【苟安】 (名)スル
一時の安楽をむさぼること。偸安(トウアン)。「一時を―せり/日本開化小史(卯吉)」

こうあんいいんかい

こうあんいいんかい [6] 【公安委員会】
(1)警察の民主的・中立的な管理をつかさどることを目的とし,1947年(昭和22)の警察法により設けられた一種の行政委員会。国家公安委員会と都道府県公安委員会とがある。
(2)フランス革命中の1793年4月,国民公会内に設置された行政委員会。ロベスピエールの加入以後,革命独裁機関として恐怖政治を断行。テルミドールの反動後は権限を失った。

こうあんけいさつ

こうあんけいさつ [5] 【公安警察】
国家の秩序維持と安全のために,反体制的運動や組織を取り締まる警察活動。
→政治警察

こうあんこく

こうあんこく 【孔安国】
中国,前漢の儒者。字(アザナ)は子国。孔子一二世の孫。武帝の時,孔子の旧宅から蝌蚪(カト)文字で書かれた「尚書」「論語」「孝経」「礼記」が出たので,「今文尚書」と比較研究,「古文尚書」の注釈を著す。生没年未詳。

こうあんしょく

こうあんしょく [3] 【公安職】
一般職公務員のうち,警察官・皇宮警察官・入国警備官および検察庁・公安調査庁・海上保安庁・刑務所・少年院に勤務する職員のこと。

こうあんじょうれい

こうあんじょうれい [5] 【公安条例】
公共の秩序を維持する名目で,集会・デモなどの規制・取り締まりに関して地方公共団体が制定する条例の通称。事前の届け出または許可などを規制の内容とする。

こうあんちょうさちょう

こうあんちょうさちょう [7] 【公安調査庁】
1952年(昭和27),破壊活動防止法により設けられた法務省の外局。暴力的破壊活動を行う団体の調査や解散指定の請求などを行う。その請求を審査・決定する機関として,公安審査委員会がある。

こうあんてんのう

こうあんてんのう カウアンテンワウ 【孝安天皇】
記紀の所伝で第六代天皇,日本足彦国押人尊(ヤマトタラシヒコクニオシヒトノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。孝昭天皇の皇子。在位102年という。

こうあんのえき

こうあんのえき 【弘安の役】
1281年(弘安4)の二度目の蒙古襲来。
→元寇(ゲンコウ)

こうあんほう

こうあんほう [0] 【構案法】
⇒プロジェクト-メソッド

こうあんれい

こうあんれい 【興安嶺】
中国の東北部にある古期褶曲山脈。大興安嶺と小興安嶺の総称。狭義には南北に走る大興安嶺をさす。シンアン-リン。

こうい

こうい【行為】
an act;→英和
an action;→英和
a deed;→英和
behavior.→英和

こうい

こうい カウヰ [1] 【更位】
「重祚(チヨウソ)」に同じ。

こうい

こうい クワウヰ [1] 【皇位】
天皇の地位。帝位。

こうい

こうい クワウヰ [1] 【皇威】
天皇の威光。みいつ。

こうい

こうい [1] 【紅夷】
〔紅い毛の夷人の意〕
江戸時代,欧米人を卑しんで言った語。

こうい

こうい カウ― [1] 【校医】
「学校医(ガツコウイ)」の略。

こうい

こうい カウヰ [1] 【校尉】
(1)律令制で,軍団の将校。兵士二〇〇人の長。
(2)中国,漢代の官名。宮城防衛,西域鎮撫の任にあたった。

こうい

こうい カウ― [1] 【更衣】
(1)衣服を着がえること。衣がえ。着がえ。「―室」
(2)平安時代,後宮の女官の一。女御(ニヨウゴ)に次ぎ,普通五位,まれに四位。もと天皇の衣がえをつかさどったが,のち天皇の御寝に奉仕した。

こうい

こうい カウ― [1] 【校異】
主に古典などについて,同一作品の写しが二種以上ある場合に,それらの文章の文字や語句の異同を比較して示すこと。

こうい

こうい カウヰ [1] 【高位】
高い地位。また,高い地位の人。
⇔低位
「―高官」

こうい

こうい [1] 【攻囲】 (名)スル
包囲して攻撃すること。せめかこむこと。「敵の城を―する」「―軍」

こうい

こうい クワウヰ [1] 【黄緯】
天球上のある点と黄道との角距離。黄道より北へプラス,南へマイナスに測る。黄経とあわせて天球の黄道座標を形成する。

こうい

こうい【好意】
goodwill;good wishes;good[kind]offices (斡旋).〜ある kind;→英和
friendly;→英和
well-meaning[-meant].〜的に out of kindness[goodwill].…の〜で[により]through the good offices of;by courtesy of.〜を持つ be favorably disposed <toward> .

こうい

こうい カウヰ [1] 【行為】
(1)個人がある目的を持って意識的にするおこない。行動。ふるまい。しわざ。所為。
(2)〔哲〕 自由な意志に基づいて選択され,実行された身体的動作で道徳的評価の対象となるもの。
(3)法律上の効果を発生させる原因となる,人の自発的な意思活動。「不法―」
〔明治期の造語〕

こうい

こうい [1] 【厚意】
思いやりの気持ち。厚情。他人の行為に関していう。「―に感謝する」

こうい

こうい カウヰ [1] 【綱位】
僧綱(ソウゴウ)の位。僧正・僧都・律師のこと。

こうい

こうい【皇位】
the (Imperial) Throne.〜に即く(をつぐ) ascend (succeed to) the Throne.‖皇位継承 succession to the Throne.

こうい

こうい カウヰ [1] 【綱維】
(1)大づな。転じて,物事のおおすじ。
(2)国家のおきて。
(3)「三綱(サンゴウ)」のこと。また,そのうちの「維那(イナ)」のこと。

こうい

こうい [1] 【垢衣】
あかのついた着物。きたない着物。

こうい

こうい カウ― [1] 【好意】
(1)このましいと思う気持ち。また,慕わしい気持ち。好感。好感情。
⇔敵意
「ひそかに―を抱く」「―を寄せる」
(2)親切な気持ち。「人の―に甘える」「―を無にする」

こうい

こうい【校医】
a school doctor[physician].

こうい

こうい【高位】
a high rank.高位高官の人 persons of (high) rank and office.

こうい

こうい【更衣する】
change one's clothes.更衣室[劇場など]a dressing room;[体育館など]a locker room.

こういう

こういう カウイフ [0] (連体)
このような。こんな。「―やり方は認めるわけにはいかない」

こういう

こういう
such;→英和
of this sort[kind].〜ふうに in this way;like this.

こういか

こういか カフ― [1] 【甲烏賊】
イカの一種。胴は楕円形で,長さ約18センチメートルで,両側にひれがある。石灰質の甲をもち,後端は鋭くとがって針状に突き出す。肉は厚く,美味。本州中部以南に多産。ハリイカ。マイカ。スミイカ。

こういかぶ

こういかぶ カウヰ― [3] 【高位株】
⇒値嵩株(ネガサカブ)

こういき

こういき【広域】
a wide area.

こういき

こういき クワウヰキ [0] 【広域】
広い区域。広い範囲。

こういきぎょうせい

こういきぎょうせい クワウヰキギヤウ― [5] 【広域行政】
県や市町村などの従来の行政区域を越えた,広い区域を単位とする地方行政。経済の発展による経済活動や社会活動の範囲の拡大に対応しようとするもの。

こういきけいざい

こういきけいざい クワウヰキ― [5] 【広域経済】
近接した国々あるいは地方団体が,相互に補完・結合してつくり上げる経済。ブロック経済と同じ意味にも使われる。

こういきけん

こういきけん クワウヰキ― [4] 【広域圏】
(1)1929年以後の世界恐慌期において,資本主義列強が設定したブロック経済による経済圏。
(2)首都圏・近畿圏など広域行政の単位として設定される地域。

こういきげすいどう

こういきげすいどう クワウヰキ―ダウ [6] 【広域下水道】
河川などに沿い,行政区域を超えて広く処理される下水道。

こういきせいかつけん

こういきせいかつけん クワウヰキセイクワツ― [8] 【広域生活圏】
交通手段の発達に伴って広域化した生活行動の範囲。公共施設などの配置を適正に行うための計画圏としての性格をもち,自治省による広域市町村圏,建設省による地方生活圏などの制度的圏域設定が行われている。

こういきはん

こういきはん カウヰ― [4] 【行為規範】
社会生活上当然行われるべき,または守られるべきものとされている規範。裁判規範に対する概念。

こういきへんせいさよう

こういきへんせいさよう クワウヰキ― [9] 【広域変成作用】
造山運動に伴い,広い地域にわたって岩石が地下深所にもちこまれ,高温・高圧のもとで再結晶し,千枚岩・結晶片岩・片麻岩などの変成岩となること。

こういきへんせいたい

こういきへんせいたい クワウヰキ― [0] 【広域変成帯】
⇒変成帯

こういきれんごう

こういきれんごう クワウヰキ―ガフ [5] 【広域連合】
複数の都道府県・市町村・特別区にまたがる広域の行政事務を処理するために設立される地方公共団体の組合。1994年,地方自治法の改正により創設。

こういけいしょう

こういけいしょう クワウヰ― [1] 【皇位継承】
皇位を受け継ぐこと。明治以前は,主として天皇直系の子孫,特に嫡子が継承したが,一定していない。明治以降は皇室典範の規定により,皇統に属する男系の男子が継承する。

こういしょう

こういしょう【後遺症】
《医》sequelae;an aftereffect of a disease[an injury].→英和

こういしょう

こういしょう コウヰシヤウ [0][3] 【後遺症】
(1)疾病の初期の急性症状が消失したあとに長く残る非進行性の機能障害。脳卒中後の手足の麻痺など。
(2)転じて,表面的には一段落した事柄の影響が後々まで尾をひくこと。「台風の―」

こういぜい

こういぜい カウヰ― [3] 【行為税】
法律的または経済的行為に課する租税。直接消費税・印紙税など。
→人税
→物税

こういた

こういた カフ― [0][1] 【甲板】
(1)机・カウンターなどの上面の板。天板。トップ。
(2)茅葺(カヤブ)き・檜皮(ヒワダ)葺きなどの屋根の大棟の上端を保護するためにとりつける長い板。神社建築では鰹木(カツオギ)を受ける。甍(イラカ)覆い。

こういちほう

こういちほう カウヰ―ハフ [4] 【行為地法】
法律行為の行われる場所の法律。国際私法上,契約・婚姻などの準拠法として認められている。

こういっつい

こういっつい【好一対】
a good pair[match];a well-matched pair[couple (夫婦)].

こういっつい

こういっつい カウ― [1] 【好一対】
組み合わせとして好ましい一組。よく似合った一組。「―の夫婦」

こういってん

こういってん【紅一点】
the only woman in the company.→英和

こういってん

こういってん [1] 【紅一点】
〔王安石の咏石榴詩「万緑叢中紅一点」の句による。一面の緑の中に咲くただ一つの赤い花の意〕
多くのものの中で異彩を放つもの。特に,大勢の男性の中にまじっている,ただ一人の女性。

こういつ

こういつ カウ― [0] 【高逸】 (名・形動)[文]ナリ
気高く優れている・こと(さま)。「祭に―なる頌歌/希臘思潮を論ず(敏)」

こういつ

こういつ [0] 【後逸】 (名)スル
野球などで,ボールをとらえそこなって後方へそらすこと。「捕手が―する」

こういてがた

こういてがた カウ― [4] 【好意手形】
⇒融通手形

こういてき

こういてき カウ― [0] 【好意的】 (形動)
好意をもっていることが示されるさま。「―な取り扱いを受ける」「―に迎えられる」

こういてきちょっかん

こういてきちょっかん カウヰ―チヨククワン [0] 【行為的直観】
西田哲学の用語。普通,認識と行為とは相反すると考えられるが,これが一如に結びついた認識即行為の働き。東洋的身心一如観を哲学的に表現したもの。

こういど

こういど カウヰド [3] 【高緯度】
緯度数の高いこと。赤道から遠く離れ,南北両極に近い地域の緯度。
→低緯度

こういのうりょく

こういのうりょく カウヰ― [4] 【行為能力】
民法上,有効な法律行為を単独でなしうる能力。
→権利能力

こういばら

こういばら カウ― 【更衣腹】
更衣{(2)}の腹に生まれた皇子・皇女。「母方も,その筋となく,物はかなき―にてものし給ひければ/源氏(若菜上)」

こういほう

こういほう カウヰハフ [3] 【行為法】
法人や自然人の行為を規律する法。企業活動に関する商行為法など。
→組織法

こういりろん

こういりろん カウヰ― [4] 【行為理論】
社会学の基礎理論の一。行為者・目的・手段・状況などを所与とし,出来事を人々の行為またはその結果として分析・理解しようとする。

こういろ

こういろ カウ― [0] 【香色】
赤みを帯びた明るい茶色。香染めの色。

こういん

こういん【行員】
a bank clerk.

こういん

こういん【拘引する】
arrest;→英和
take <a person> into custody.拘引状 a warrant (of arrest).→英和

こういん

こういん [0] 【工員】
工場の現場で働く労働者。職工。

こういん

こういん [0] 【後胤】
子孫。後裔(コウエイ)。「桓武天皇九代の―」

こういん

こういん [0] 【勾引・拘引】 (名)スル
(1)捕らえて,連行すること。「手を取りたり,怒りて―する為にや/鉄仮面(涙香)」
(2)裁判所が被告人・証人などを一定の場所に引致する裁判およびその執行。召喚に応じない場合などに令状(勾引状)を発行して行う。
(3)かどわかすこと。誘拐すること。[日葡]

こういん

こういん [0] 【公印】
官庁公署の印。おおやけの印。

こういん

こういん クワウヰン [0] 【鉱員】
鉱山で鉱石を掘る労働者。

こういん

こういん カウ― [0] 【校印】
学校の公式印判。

こういん

こういん クワウ― [0] 【荒淫】 (名・形動)[文]ナリ
過度に淫欲にふける・こと(さま)。

こういん

こういん クワウ― [0] 【皇胤】
天皇の血統。皇統。皇裔(コウエイ)。

こういん

こういん クワウヰン 【広韻】
中国,北宋の韻書。五巻。勅命により陳彭年(チンホウネン)らが撰。1008年成立。漢字を二〇六の韻に分類し,音を示し字義を注する。「切韻」の増補「唐韻」をさらに改訂したもの。大宋重修広韻。

こういん

こういん カウ― [0] 【香印】
香炉の一。灰の上に香末を仏の種字・篆字など一本の線状に配置し,一端に火を着けて長時間燃えるようにしたもの。香の燃える速度が一定なので時計としても使用された。香盤。

こういん

こういん カウ― [0] 【行印】
銀行の公式印判。

こういん

こういん【光陰矢のごとし】
Time flies.

こういん

こういん クワウ― [0] 【光陰】
〔「光」は日,「陰」は月〕
月日。歳月。時間。「―を惜しむ」「―人を待たず」

こういん

こういん【工員】
an operative;→英和
a (factory) worker.

こういん

こういん カウヰン [0] 【行員】
「銀行員」の略。

こういん=矢の如(ゴト)し

――矢の如(ゴト)し
月日のたつのが早いことのたとえ。

こういんじょう

こういんじょう [3][0] 【勾引状】
被告人などを勾引するために裁判所が発行する令状。

こうう

こうう【降雨】
a rainfall;→英和
rain.→英和
降雨量 <30 millimeters of> rainfall;precipitation.→英和

こうう

こうう [1] 【紅雨】
(1)春,花に降りそそぐ雨。
(2)赤い花の散るさまを雨にたとえていう語。「落花,乱点して―の如く/日本風景論(重昂)」

こうう

こうう カウ― 【項羽】
(1)(前232-前202) 秦末の武将。名は籍。楚の人。叔父項梁(コウリヨウ)と挙兵し,劉邦とともに秦を滅ぼし楚王となったが,垓下(ガイカ)の戦いで劉邦に敗れ,烏江で自殺した。虞美人(グビジン)はその寵姫(チヨウキ)。
(2)能の一。五番目物。虞美人草のいわれと項羽の最期の様子を描いたもの。

こうう

こうう カウ― [1] 【膏雨】
〔「膏」はうるおす意〕
農作物をうるおす雨。よいしめり。滋雨。甘雨。

こうう

こうう カウ― [1] 【降雨】
雨が降ること。また,降る雨。

こううつやく

こううつやく カウ― [4] 【抗鬱薬】
向精神薬の一。また,鬱病の治療に用いられる薬剤の総称。鬱状態の除去,気分の高揚などが主な作用。

こううりょう

こううりょう カウ―リヤウ [3] 【降雨量】
降水量のこと。特に,雨だけの量をいうこともある。雨量。

こううん

こううん クワウ― [0] 【光暈】
ハレーション。

こううん

こううん クワウ― [0] 【皇運】
皇室の運命。天皇の勢威。

こううん

こううん カウ― [0] 【行雲】
空をよぎる雲。ただよう雲。

こううん

こううん カウ― [0] 【幸運・好運】 (名・形動)[文]ナリ
運がよい・こと(さま)。よいめぐりあわせ。
⇔非運
⇔不運
「―な人」「―の女神」

こううん

こううん カウウン 【耕雲】
⇒花山院長親(カザンインナガチカ)

こううん

こううん カウ― 【高運】 (名・形動ナリ)
非常に運に恵まれている・こと(さま)。幸運。「道の冥加なり―なり/徒然 238」

こううん

こううん カウ― [0] 【耕耘】 (名)スル
〔「耘」は草をとる意〕
田畑をたがやすこと。農作すること。「新たに―したる地/月世界旅行(勤)」

こううん

こううん クワウ― [0] 【黄雲】
(1)黄色の雲。金色の雲。
(2)一面に実った稲田のさまを雲に見立てていう語。

こううん

こううん【幸運】
(good) fortune;→英和
(good) luck.→英和
〜な(にも) fortunate(ly);→英和
lucky(-ily).→英和
幸運児 a fortune's favorite.

こううん

こううん カウ― [0] 【香雲】
(1)立ちのぼって雲のように見える香の煙。
(2)満開の桜花を雲に見立てていう語。

こううんき

こううんき カウ― [3] 【耕耘機・耕運機】
土をすき起こし,土くれを砕くのに用いる農業機械。

こううんき

こううんき【耕耘機】
<drive,run> a (power) cultivator.

こううんじ

こううんじ カウ― [3] 【幸運児】
運のよい人。幸運な人。

こううんりゅうすい

こううんりゅうすい カウ―リウ― [0] 【行雲流水】
空行く雲や流れる水のように,一事に執着せず,自然にまかせて行動すること。

こうえ

こうえ カウヱ [1] 【講会】
「講{(2)}」に同じ。

こうえ

こうえ クワウ― [1] 【黄衣】
(1)浅葱(アサギ)の袍(ホウ)。無位の人が着る。
(2)黄色の法衣。
→おうえ(黄衣)

こうえ

こうえ カウ― [1] 【香衣】
香染めの僧衣。勅許による色衣(シキエ)。

こうえ

こうえ カウヱ [1] 【香会】
香道の会。香合わせの会。こうかい。

こうえい

こうえい【後衛】
the rear (guard) (軍);→英和
the back player (テニス);a back (サッカー).→英和

こうえい

こうえい [0] 【公営】
公の機関,特に地方公共団体の経営であること。
⇔私営
「―の市場」「―交通」

こうえい

こうえい [0] 【後裔】
子孫。後胤(コウイン)。

こうえい

こうえい【光栄】
honor;→英和
glory.→英和
〜ある glorious.→英和
…する〜を有する have the honor of <doing> .

こうえい

こうえい【公営の】
public;→英和
municipal.→英和
〜にする bring under public management.‖公営住宅 public housing.

こうえい

こうえい クワウ― [0] 【光栄】 (名・形動)スル [文]ナリ
(1)人に認められたりして,名誉に思うこと。「―の至り」「身に余る―」
(2)栄えること。「子孫無窮に―せり/太平記 27」

こうえい

こうえい [0] 【後衛】
(1)軍隊で,本隊の後方を守る部隊。
(2)テニス・バレーボールなどで,後方に位置し,主に守備にあたる人。
⇔前衛
→バックス

こうえい

こうえい【後裔】
a descendant.→英和
…の〜である be descended from….

こうえい

こうえい カウ― [0] 【高詠】 (名)スル
(1)声高く歌うこと。
(2)格調の高い詩歌。他人を敬ってその詩歌をいう語。

こうえい

こうえい [0] 【構営】
建物の構え。構築物の造営。

こうえい

こうえい カウエイ 【康永】
北朝の年号(1342.4.27-1345.10.21)。暦応の後,貞和の前。光明(コウミヨウ)天皇の代。

こうえいきぎょう

こうえいきぎょう [5] 【公営企業】
地方公共団体の経営する企業。水道・鉄道・バスなどがある。

こうえいけいば

こうえいけいば [5] 【公営競馬】
⇒ちほうけいば(地方競馬)

こうえいじゅうたく

こうえいじゅうたく [5] 【公営住宅】
地方公共団体が建設し,所得制限などの入居資格により住民に賃貸する住宅。1951年(昭和26)公布の公営住宅法に基づく。

こうえいだつ

こうえいだつ 【孔穎達】
⇒くえいだつ(孔穎達)

こうえいでん

こうえいでん [3] 【公営田】
⇒くえいでん(公営田)

こうえいとばく

こうえいとばく [5] 【公営賭博】
地方公共団体が施行する競馬・競輪・競艇・オート-レース・宝くじの通称。それぞれに特別法がある。公営ギャンブル。

こうえいへい

こうえいへい コウヱイ― [3] 【紅衛兵】
1966年以後の中国文化大革命において,党内実権派批判の担い手として,毛沢東の直接の指導によって組織された青少年の組織。

こうえき

こうえき クワウ― [0] 【鉱液】
鉱床を生成するもととなる熱水溶液。岩石やマグマから多量の有用元素を溶解・運搬し,地殻内の特定の場所にそれらを沈殿させる。鉱化流体。

こうえき

こうえき [0] 【鴻益】
多くの人にゆきわたる利益。

こうえき

こうえき クワウ― [0] 【広益】
広い範囲にわたって地域やその住民たちに利益をもたらすこと。

こうえき

こうえき [0] 【公役】
兵役や夫役(ブヤク)など,国家または公共団体から命ぜられた役務。

こうえき

こうえき [0] 【公益】
社会一般の利益。公共の利益。
⇔私益

こうえき

こうえき カウ― [0] 【交易】 (名)スル
(1)互いに物品の交換や売買をすること。「諸外国と―する」
(2)互いに交換すること。「学問を―し,知識を開き/西国立志編(正直)」
(3)入りまじって,同化すること。「何ぞ地気により少しく狐と質を―せしむるに非ざるを知ん/明六雑誌 20」

こうえき

こうえき【交易(する)】
trade;→英和
barter.→英和

こうえき

こうえき [0] 【工役】
土木などの工事。普請(フシン)。

こうえき

こうえき【公益】
the public good[interest,benefit].‖公益事業 public utilities.公益法人 a public service corporation.

こうえきいいん

こうえきいいん [5] 【公益委員】
(1)労働委員会で公益を代表する委員。労働大臣または都道府県知事が提示した候補者の中から,労使を代表する委員の同意を得て一定数が選ばれる。
(2)各種の審議会における公益を代表する委員。

こうえきこくさんこう

こうえきこくさんこう クワウエキ―カウ 【広益国産考】
農学書。八巻。大蔵永常著。1842〜59年刊。江戸後期の商品経済の発展に対応するために農業経営の改良を説き,農業技術を集大成したもの。

こうえきしせつ

こうえきしせつ [5] 【公益施設】
公益事業として運営される施設。電気・ガス・水道・電信・鉄道・医療などの施設。

こうえきしちや

こうえきしちや [6] 【公益質屋】
市町村または社会福祉法人が庶民金融の便宜のために経営する質屋。公益質屋法の規制を受け,国庫の補助がある。公設質屋。

こうえきしんたく

こうえきしんたく [5] 【公益信託】
個人や法人が財産を一定の公益目的に使うため信託すること。信託法に規定。

こうえきじぎょう

こうえきじぎょう [5] 【公益事業】
公衆の日常生活に不可欠な,鉄道・電話・水道・ガス・電気・医療など,公共の利益に関する事業。

こうえきじょうけん

こうえきじょうけん カウ―デウ― [5] 【交易条件】
輸出商品一単位に対してどれだけの量の商品が輸入できるかを示す指標。輸出物価指数を輸入物価指数で除して得られる。貿易条件。

こうえきとし

こうえきとし カウ― [5] 【交易都市】
商業・貿易・交通などを中心として発達した都市。

こうえきほうじん

こうえきほうじん [5] 【公益法人】
祭祀(サイシ)・宗教・学術・技芸その他の公益を目的とする非営利法人。社団法人と財団法人とがある。
⇔営利法人

こうえつ

こうえつ【校閲する】
look over;revise.→英和
校閲者 a reviser.

こうえつ

こうえつ カウ― [0] 【高閲】
他人を敬ってその人が目を通すこと,検討することをいう語。「御―いただきたく」

こうえつ

こうえつ カウ― [0] 【校閲】 (名)スル
印刷物や原稿を読み,内容の誤りを正し,不足な点を補ったりすること。「原稿を―する」「―を受ける」

こうえつ

こうえつ クワウエツ 【光悦】
⇒本阿弥光悦(ホンアミコウエツ)

こうえつかい

こうえつかい クワウエツクワイ 【光悦会】
本阿弥光悦をしのんで発足した茶会。毎年11月に光悦寺で行われる。東京の大師会に並ぶ京都の代表的茶会。

こうえつじ

こうえつじ クワウエツ― 【光悦寺】
京都市北区鷹ヶ峰にある日蓮宗の寺。1615年,徳川家康からこの地を拝領した本阿弥光悦が位牌(イハイ)所を設けたのが起こりで,のち日慈を開山として寺とした。境内に多くの茶室がある。

こうえつじがき

こうえつじがき クワウエツ― [5] 【光悦寺垣】
光悦寺のものを原型とする竹垣の形式の一。親竹を割って丸くたばね,半月形に長く曲げて両端を地面に接し,その中に菱(ヒシ)格子の竹を組み入れる。
光悦寺垣[図]

こうえつぼん

こうえつぼん クワウエツ― [0] 【光悦本】
嵯峨本(サガボン)のうち,版下が光悦自筆あるいは光悦の弟子の手になるものの称。

こうえつまきえ

こうえつまきえ クワウエツ―ヱ [5][6] 【光悦蒔絵】
本阿弥光悦が創意工夫した蒔絵。古典を主題にし,貝・金・銀・鉛などを用いた独自の様式をもつ。

こうえつらくやき

こうえつらくやき クワウエツ― [5] 【光悦楽焼】
本阿弥光悦の作った茶碗などの楽焼き。京都鷹ヶ峰に移って以後の作と思われる。光悦焼。

こうえつりゅう

こうえつりゅう クワウエツリウ 【光悦流】
和様書道流派の一。本阿弥光悦を始祖とする。装飾性に富む書体を特徴とする。

こうえん

こうえん クワウヱン [0] 【広遠・宏遠】 (名・形動)[文]ナリ
大きくて奥深い・こと(さま)。「思慮―/近世紀聞(延房)」

こうえん

こうえん [0] 【後援】 (名)スル
(1)後ろ盾となって,うまく事が運ぶよう手助けすること。「新聞社が―する催し」
(2)後方にひかえている援軍。

こうえん

こうえん【公演】
a public performance.〜する perform;→英和
present <a play> .→英和

こうえん

こうえん【公園】
a park;→英和
a square (小さいもの).→英和
日比谷公園 Hibiya Park.

こうえん

こうえん カウヱン 【康円】
(1207-?)
〔「康縁」「幸縁」とも書く〕
鎌倉時代の仏師。小仏師として湛慶を助け,のち大仏師となる。運慶の流れをくみ,特に怒物(イカリモノ)を得意とし,白毫寺炎魔十王像・神護寺愛染明王像などを制作。

こうえん

こうえん カウ― [0] 【香筵】
香を聞く席。香席。香会。

こうえん

こうえん カウ― [0] 【講筵】
書物の講義をする場所。また,その講義。「漢籍の―に列して/妾の半生涯(英子)」

こうえん

こうえん【後援】
<give> support <to> ;→英和
backing.→英和
〜する support;back (up);→英和
…の〜のもと under the auspices of….‖後援会 a society for the support of …;[芸能人などの]a fan club.後援者 a supporter;a sponsor.

こうえん

こうえん [0] 【公園】
(1)〔「公苑」と書く施設もある〕
主に市街地またはその周辺に設けられ,市民が休息したり散歩したりできる公共の庭園。
(2)観光や自然保護のために指定されている地域。国立公園や県立自然公園など。

こうえん

こうえん [0] 【紅炎・紅焔】
(1)くれないの炎。
(2)太陽表面の縁辺より吹き上がる,赤い炎のように見えるガス体。高さ数千〜数万キロメートルに及ぶ。皆既日食の際は肉眼でも観察される。二,三か月間存在するものから数時間で消滅するものまである。プロミネンス。

こうえん

こうえん カウ― [0][1] 【硬鉛】
鉛に1〜10パーセントのアンチモンを加えた合金。鉛合金中,硬度が最も高く,耐食性にすぐれる。

こうえん

こうえん カウヱン [0] 【高遠】 (名・形動)[文]ナリ
(1)志や思想などがけだかく,他に抜きん出ている・こと(さま)。「―な理想」「―な書物/一隅より(晶子)」
(2)高くてはるかな・こと(さま)。「この―の景に対しては口言ふ能はず/不二の高根(麗水)」
[派生] ――さ(名)

こうえん

こうえん カウ― [0] 【香煙・香烟】
香をたく煙。また,たかれた香の香り。

こうえん

こうえん カウ― [0] 【好演】 (名)スル
うまく演技・演奏すること。また,その演技・演奏。「難役を―する」

こうえん

こうえん カウ― [0] 【講演】 (名)スル
(1)聴衆の前で,ある題目のもとに話をすること。また,その話。「外交問題について―する」「―会」
(2)経典を講じ,仏法を説くこと。

こうえん

こうえん [0] 【公演】 (名)スル
多数の観客の前で,演芸・音楽などを演ずること。

こうえん

こうえん【講演】
a lecture;→英和
an address.→英和
〜する (give a) lecture <on> .‖講演会 a lecture (meeting).講演者 a lecturer.

こうえん

こうえん【好演】
a good performance <of a play> .

こうえん

こうえん クワウ― [0] 【光炎・光焔】
光とほのお。燃え光る炎。

こうえん

こうえん【口演する】
recite;→英和
tell <a story> .→英和

こうえん

こうえん 【後燕】
中国,五胡十六国の一。前燕の一族慕容垂(ボヨウスイ)が建てた鮮卑系の王朝(384-409)。都は中山(河北省)。北魏(ギ)に圧迫され,北燕の馮跋(フウバツ)に滅ぼされた。ごえん。

こうえん

こうえん [0][1] 【口炎】
「口内炎(コウナイエン)」に同じ。

こうえん

こうえん [0] 【口演】 (名)スル
(1)口で言うこと。口述。
(2)(浪曲・講談などを)口で演ずること。また,その芸。

こうえん

こうえん【高遠な】
lofty <ideal> ;→英和
noble.→英和

こうえん

こうえん カフ― [0] 【溘焉】 (ト|タル)[文]形動タリ
にわかであるさま。人の死についていう。「―として逝(ユ)く」

こうえん=万丈(バンジヨウ)長し

――万丈(バンジヨウ)長し
〔韓愈「調張籍詩」〕
詩文などが勢いがあって立派なことのたとえ。

こうえんかい

こうえんかい [3] 【後援会】
(政治家・芸能人・スポーツ選手などを)後援するために組織された団体。

こうえんききゅう

こうえんききゅう カウエンキキウ [5] 【好塩基球】
白血球の一。細胞質中に塩基性色素によく染まる化学伝達物質を含んだ顆粒をもつ。好塩基性白血球。

こうえんきん

こうえんきん カウエン― [0] 【好塩菌】
食塩水中で発育増殖する細菌。腸炎ビブリオなど食中毒の原因となるものもある。

こうお

こうお カウヲ [1] 【好悪】
好むことと憎むこと。すききらい。「―の差が激しい」

こうおう

こうおう クワウアウ [0] 【黄鶯】
コウライウグイスの異名。

こうおう

こうおう カウオウ 【康応】
北朝の年号(1389.2.9-1390.3.26)。嘉慶の後,明徳の前。後小松天皇の代。

こうおく

こうおく クワウヲク [0] 【黄屋】
(1)古く中国で,天子の車に用いた黄色の絹で裏張りした車蓋(シヤガイ)。
(2)天子を敬っていう語。

こうおく

こうおく カウヲク [0] 【高屋】
(1)他人を敬ってその家をいう語。
(2)高い構えの家。[日葡]

こうおつ

こうおつ【甲乙】
gradation (等級);→英和
(a) difference (差異).→英和
〜のない equal.→英和
〜をつける grade;→英和
discriminate <between> .→英和

こうおつ

こうおつ カフ― [1] 【甲乙】
甲と乙。第一と第二。二者間のまさりおとり。優劣。「―を争う」

こうおつ=付(ツ)け難(ガタ)い

――付(ツ)け難(ガタ)・い
両者の間に差がなく,優劣が付け難い。甲乙無し。

こうおつにん

こうおつにん カフ― 【甲乙人】
特定の人間以外の一般人。転じて,貴族・侍以外の庶民。「をり合はせたる―らこれを見て/保元(下)」

こうおや

こうおや カウ― [0] 【講親】
(1)頼母子(タノモシ)講などで最初の融資を受ける者。講頭(コウガシラ)。講元。
(2)伊勢講などの世話役。講頭。

こうおん

こうおん【高音】
a loud sound;《楽》a high key;soprano.→英和
高音部 treble.→英和

こうおん

こうおん [0] 【鴻恩・洪恩】
大きく深い恩恵。大恩。「故大閤の―を蒙り/桐一葉(逍遥)」

こうおん

こうおん【高温】
a high temperature.高温計 a pyrometer.→英和

こうおん

こうおん カウヲン [0] 【高温】
高い温度。高温度。
⇔低温

こうおん

こうおん カウ― [0] 【高音】
(1)高い音。
⇔低音
(2)大きな声。

こうおん

こうおん カウ― [0] 【高恩】
高大な恩義。大恩。「―に報いる」

こうおん

こうおん カウ― [0] 【硬音】
〔fortis〕
強い呼気圧で,調音器官が緊張したまま出される子音。英・独・仏などのヨーロッパの言語では,おおよそ無声音は調音器官が緊張したまま出されるので硬音となり,有声音は調音器官が弛緩しており呼気圧が弱いので軟音となる。デンマーク語では無声音に硬音と軟音の対立がみられる。強音。
→軟音

こうおん

こうおん クワウ― [0] 【皇恩】
天皇の恩。

こうおん

こうおん [1] 【喉音】
(1)「声門音(セイモンオン)」に同じ。
(2)中国古代の音韻学で,子音を五種に分類したものの一。喉頭部分を調音点にして発する音。「暁」「匣」「影」「喩」などの子音をさす。

こうおん

こうおん [0] 【厚恩】
あつい恩恵。深い恩。

こうおん

こうおん [0] 【恒温】
温度が一定であること。定温。

こうおん

こうおん [1] 【構音】
「調音(チヨウオン)」に同じ。

こうおんけい

こうおんけい カウヲン― [0] 【高温計】
普通の温度計では計れない高い温度を測定するのに用いる温度計。抵抗温度計・熱電対温度計・光高温計・色高温計など。パイロメーター。

こうおんしょうがい

こうおんしょうがい [5] 【構音障害】
口唇・舌・口蓋や脳機能などの障害により,話しことばを正確・明瞭に発音できない状態。

こうおんそう

こうおんそう [3] 【恒温槽】
サーモスタットなどを用い,内部の温度を自動的に一定に保つようにした装置。恒温器。

こうおんちょうでんどう

こうおんちょうでんどう カウヲンテウデンダウ [7] 【高温超伝導】
超伝導の現象は通常は二〇K(摂氏マイナス二五三度)以下で起こるのに対して,一〇〇K(摂氏マイナス一七三度)程度あるいはそれ以上で見られる超伝導現象。冷却剤として窒素が利用できるので,強い磁場の形成やジョセフソン素子など実用上の発展が期待されている。
→超伝導

こうおんてん

こうおんてん クワウオン― [3] 【光音天】
〔仏〕
〔梵 Ābhāsvara〕
色界(シキカイ)の第二禅天の第三天。この天においては,物を話そうとするとき,口から浄(キヨ)らかな光が発して言葉となるという。極光浄天。光曜天。

こうおんどうぶつ

こうおんどうぶつ [5] 【恒温動物】
外界の温度変化にかかわりなく常にほぼ一定の体温を保っている動物の総称。哺乳類や鳥類がこれに属する。温血動物。定温動物。
⇔変温動物

こうおんぶきごう

こうおんぶきごう カウ―キガウ [6] 【高音部記号】
「ト音記号」に同じ。

こうおんガスろ

こうおんガスろ カウヲン― [6] 【高温―炉】
冷却材にヘリウムを使う原子炉。水では摂氏三〇〇度ほどにしかならないが,ヘリウムガスでは摂氏一〇〇〇度くらいまで温度を上げられるため,製鉄など産業用に直接利用できる。

こうか

こうか クワウクワ [1] 【光華】
美しく光ること。かがやき。光輝。

こうか

こうか 【鴻化・洪化】
広大な徳化。天子の徳政。「か様の先蹤みな聖代の―なり/太平記 40」

こうか

こうか カウクワ [1][0] 【硬化】 (名)スル
(1)物が硬くなること。
(2)態度・意見などが強硬な状態になること。「態度が―する」
(3)市場の相場が買い人気になって,上がる気配に向かうこと。
⇔軟化
(4)熱硬化性樹脂が,熱の作用によって分子間が架橋され硬くなること。また,加熱されて軟化した熱可塑性樹脂が冷えて硬くなること。
⇔軟化
(5)樹脂やゴムに適当な化合物を添加して熱可塑性を減らし安定な状態にすること。

こうか

こうか【硬貨】
hard money;a coin.→英和

こうか

こうか カフカ 【甲賀】
(1)滋賀県南東部の郡。聖武天皇の信楽宮(シガラキノミヤ)があった。甲賀(コウガ)流忍者・売薬・信楽(シガラキ)焼などで知られる。
(2)滋賀県甲賀(コウカ)郡の町。明治時代から売薬業が盛ん。
→こうが(甲賀)

こうか

こうか クワウ― [1] 【皇家】
皇室。天皇の一族。

こうか

こうか コウクワ 【弘化】
年号(1844.12.2-1848.2.28)。天保の後,嘉永の前。仁孝・孝明天皇の代。

こうか

こうか カウクワ [1] 【硬貨】
(1)紙幣に対して,金属で鋳造した通貨。金貨・銀貨・銅貨など。コイン。
(2)国際金融上,金または金の裏付けのある貨幣と交換可能な通貨。ハード-カレンシー。
→軟貨

こうか

こうか カウクワ [1] 【効果】
(1)ある行為の,目的にかなった結果。ききめ。「猛練習の―が表れる」「―をあげる」「逆―」
(2)演劇・映画などで,その場面にふさわしい雰囲気や真実みなどを人工的につくり出すこと。また,そのために用いる擬音・照明・音楽など。エフェクト。

こうか

こうか カウ― [1] 【校歌】
その学校の教育理念や校風などを内容とし,学校で制定して,生徒たちに歌わせる歌。

こうか

こうか カフ― 【閤下】
〔「閤」はたかどのの意〕
身分の高い人を敬っていう語。閣下(カツカ)。「―の御事こそ,姫宮の御折にいみじかりしかど/栄花(衣の珠)」

こうか

こうか カウ― [1] 【高架】
鉄道・道路・橋・ワイヤーなどが,地上高くかけ渡されていること。

こうか

こうか カウ― [1] 【耕稼】
田畑を耕し農作物を植えること。

こうか

こうか クワウクワ [1] 【皇華】
(1)天皇・皇室を敬っていう語。
(2)勅使。「―宅(イエ)を辞(サ)り遠く期すること有り/文華秀麗(下)」

こうか

こうか【効果】
(an) effect;→英和
efficacy (薬などの);a result.→英和
〜がある be effective.→英和
〜がない have no effect <on> .〜がある(ない) (in)effective;fruitful (fruitless).→英和
‖効果係 a sound effects man.

こうか

こうか [1] 【紅花】
(1)紅色の花。
(2)ベニバナ。また,その花を陰干しにしたもの。生薬や食紅とする。

こうか

こうか カウクワ [1] 【香火】
仏前などでたく焼香の火。また,その香り。

こうか

こうか カウ― [1] 【高価】 (名・形動)[文]ナリ
値段の高いこと。高いねうちがあること。また,そのさま。
⇔安価
⇔廉価
「―な品」「―な代償」
[派生] ――さ(名)

こうか

こうか【校歌】
a school[college]song.

こうか

こうか [1] 【功科】
成績。功績。

こうか

こうか【工科】
the engineering department.工科大学 an institute of technology.

こうか

こうか カウ― [1] 【高歌】 (名)スル
大声で歌うこと。「―放吟」「イン-メモリアルを―したる詩人よ/欺かざるの記(独歩)」

こうか

こうか【高架線】
overhead wires (電線);an elevated railroad[railway](軌道).高架道路 <米> an overpass;→英和
<英> a flyover.→英和

こうか

こうか カウ― [1] 【降嫁】 (名)スル
皇女・王女が臣下にとつぐこと。「臣籍に―する」

こうか

こうか カウ― [1] 【高廈】
高い大きな家。大廈(タイカ)。

こうか

こうか カウ― [1][0] 【降下】 (名)スル
(1)高い所からおりること。「落下傘で―する」
(2)命令などがくだること。「組閣の大命が―した」

こうか

こうか【高価な】
expensive;→英和
costly.

こうか

こうか【黄禍】
yellow peril.

こうか

こうか [1] 【紅霞】
夕日に染まった紅色の雲。

こうか

こうか [1] 【功過】
功績と過失。てがらとあやまち。功罪。

こうか

こうか [1] 【公課】
⇒公租(コウソ)公課

こうか

こうか クワウクワ [1] 【黄禍】
〔yellow peril〕
黄色人種の進出によって白色人種に災禍が加えられるであろうという人種主義的感情論。日清戦争に際して,ドイツ皇帝ウィルヘルム二世が唱えた。「―論」

こうか

こうか カフクワ 【甲科】 (名)スル
(1)唐代,科挙のうち最も難しい科目。明経に甲乙丙丁の四科,進士に甲乙の二科があった。宋代では,進士の試験を甲科,挙人の試験を乙科といった。
(2)科挙に最優秀で及第すること。甲第。

こうか

こうか コフクワ [1] 【劫火】
⇒ごうか(劫火)

こうか

こうか [1] 【功課】
(1)仕事のでき具合。また,勤務の評価。成績。「官爵専らに―の賞にあらず/本朝文粋」
(2)供出の義務を課すること。「兵革の弊(ツイエ)の上に此―を悲しめり/太平記 13」
(3)修得すべき課業。学課。

こうか

こうか [1] 【後架】
〔「架」は棚の意〕
禅寺で,僧堂の後ろに設けた手洗い場。また,そのかたわらに便所もあったところから,便所のこと。ごか。

こうか

こうか [1] 【工科】
工学を研究する学科。また,工学部の通称。

こうか

こうか カウクワ [1] 【膠化】 (名)スル
コロイド溶液がゾル状態からゲル状態へ変化すること。

こうか

こうか [1] 【公家】
おおやけ。朝廷。朝家。こうけ。

こうか

こうか カウクワ [1] 【考課】
(1)官吏・従業員・学生などの仕事ぶりや成績を調査して報告すること。「―表」「人事―」
(2)律令制で,毎年各官司の長官が官吏の勤務成績を評価すること。

こうか

こうか【硬化】
hardening <of arteries> ;stiffening;《医》sclerosis.→英和
〜する stiffen <one's attitude> .→英和

こうか

こうか クワウクワ [1] 【皇化】
天皇の高徳による感化。

こうか

こうか【降下】
a fall;→英和
a descent.→英和
〜する descend;→英和
fall;drop;→英和
land (着陸).→英和

こうか

こうか [1] 【公暇】
官吏・公吏に公に与えられる休暇。

こうかい

こうかい カウクワイ [0] 【講会】
無尽講などの加入者の集会。

こうかい

こうかい カウ― [0] 【港界】
港の境界。法律上,船舶が出港あるいは入港したと認定される境界線。港界線。

こうかい

こうかい カウクワイ [0] 【降灰】
噴火で吹き上げられた火山灰などが地上に落下すること。また,その灰。こうはい。

こうかい

こうかい カウ― [1] 【航海】 (名)スル
船舶で海洋を渡航すること。「太平洋を―する」

こうかい

こうかい【公海】
the high seas;the open sea.

こうかい

こうかい カウクワイ [0] 【香会】
香をたき,その香りを観賞する集まり。組香の会など。こうえ。

こうかい

こうかい [1] 【後悔】 (名)スル
あとになって悔やむこと。「すんだことは―しても始まらない」

こうかい

こうかい [0] 【後会】
後日,また会うこと。「―を約す」

こうかい

こうかい カウ― [0] 【更改】 (名)スル
(1)過去の決定や契約などを新たなものに変えること。「予算を―する」
(2)〔法〕 既存債務を消滅させ,代わりに新債務を成立させる契約。

こうかい

こうかい [0] 【公廨】
役所。官庁。公衙(コウガ)。官衙。

こうかい

こうかい カウクワイ [0] 【交会】 (名)スル
(1)人と人とがつきあうこと。交際。「其―遊宴の体/太平記 1」
(2)性交すること。「―の道ふつ��おもひたえて/評判記・色道大鏡」

こうかい

こうかい [0] 【叩解】
製紙の工程の一。パルプの繊維をたたいてほぐすこと。「―機」

こうかい

こうかい カウクワイ [0] 【鋼塊】
⇒インゴット

こうかい

こうかい [0] 【公海】
特定の国家の主権に属さず,各国が自由に使用・航行できる海洋。
⇔領海
→排他的経済水域

こうかい

こうかい [0] 【公開】 (名)スル
広く一般に開放すること。
⇔非公開
「情報を―する」

こうかい

こうかい【黄海】
the Yellow Sea.

こうかい

こうかい [0] 【公会】
(1)おおやけの会議。
(2)一般に公開する会議。
⇔秘密会

こうかい

こうかい【後悔】
repentance;→英和
remorse;→英和
regret.→英和
〜する repent <of> ;→英和
regret.→英和
‖後悔先に立たず It's no use crying over spilt milk.

こうかい

こうかい【航海】
navigation;a voyage.→英和
〜する navigate;→英和
sail <for…,across the sea to…> ;→英和
make a voyage <to> .〜中 on a voyage (人が);at sea (船が).‖航海術 navigation.航海長 a chief navigator.航海日誌 a logbook;a journal.(一[二・三]等)航海士 a (first[second,third]) mate.

こうかい

こうかい【降灰】
a fall of ash(es).

こうかい

こうかい【公開の】
open (to the public);→英和
public.→英和
〜する open <a thing> to the public;make public.→英和
‖公開演説(録音) a public speech (recording).公開講座 an extension lecture[course].公開試合 an open game[tournament].公開状(討論会) an open letter (forum).公開ヒアリング a public hearing.

こうかい

こうかい カウ― [0] 【江海】
〔「ごうかい」とも〕
大河と海。

こうかい

こうかい [0] 【工会】
⇒工人会(コウジンカイ)

こうかい

こうかい クワウ― 【黄海】
中国大陸東部と朝鮮半島との間の海域。一般に浅く,良好な漁場。黄河の河水で黄濁している。

こうかい

こうかい【紅海】
the Red Sea.

こうかい

こうかい 【紅海】
〔Red Sea〕
アラビア半島とアフリカ大陸との間にある細長い海。南部はバベルマンデブ海峡を経てインド洋に,北部はスエズ運河を経て地中海に通じる公海。藍藻の繁殖で海水が赤く見えることからいう。

こうかい

こうかい カウクワイ [0] 【狡獪】 (名・形動)[文]ナリ
悪賢い・こと(さま)。狡猾(コウカツ)。「狐臭い―な所も少しはあつた/明暗(漱石)」

こうかい=先に立たず

――先に立たず
してしまったことは,あとになって悔やんでも取り返しがつかない。

こうかいえいせい

こうかいえいせい カウ―ヱイ― [5] 【航海衛星】
航行中の船舶や航空機などに,現在位置を正確に把握させるため,電波を発する人工衛星。海事衛星。航行衛星。

こうかいかいつけ

こうかいかいつけ [5] 【公開買(い)付け】
不特定かつ多数の有価証券所有者に対し,有価証券市場外において,市場価格よりも高い値で買い付けることを申し込むこと,または,売り付けの申し込みを勧誘すること。

こうかいかいゆう

こうかいかいゆう カウカイクワイイウ [5] 【降海回遊】
⇒降河回遊(コウカカイユウ)

こうかいかぶ

こうかいかぶ [3] 【公開株】
初めて取引市場に上場あるいは店頭市場で売り出された株。

こうかいがた

こうかいがた カウカイ― [0] 【降海型】
魚類の生態型の一。一生のほとんどを海で生活し,繁殖は河川湖沼で行うもの。陸封型に比べ一般に大形で寿命も長く,繁殖力も大きい。サケ・マス類やチョウザメ類などにみられる。
→陸封型

こうかいぎ

こうかいぎ [3] 【公会議】
ローマ-カトリック教会で,教皇が全教区の枢機卿(スウキキヨウ)・司教・神学者などを集め,教会の教義・規則などの重要事項について行う最高会議。その決議は全教会に対して拘束力を有する。宗教会議。

こうかいくうち

こうかいくうち [5] 【公開空地】
民有地内で,歩行者の通行や利用を可能とした公開性のあるまとまった空地。総合設計制度を適用することにより得られ,その面積に応じて容積率の割り増しがある。
→有効空地
→空地

こうかいさいばん

こうかいさいばん [5] 【公開裁判】
訴訟の対審および判決を一般国民の傍聴できる公開の形態で行う裁判。憲法は公開裁判の原則を規定する。

こうかいし

こうかいし カウ― [3] 【航海士】
船長の命を受けて乗組員の指揮監督,貨物の受け渡し,船橋当直などを行う船舶の職員。海技士(航海)の免許を必要とする。

こうかいしじょう

こうかいしじょう [5] 【公開市場】
不特定多数の者が資金の貸借や有価証券の売買を行い,需要と供給の実勢によって金利が決まり価格が成立する市場。

こうかいしじょうそうさ

こうかいしじょうそうさ [8] 【公開市場操作】
〔open-market operations〕
中央銀行が金融市場において,公債その他証券・手形類の売買を行い市中の通貨量を調整すること。また,これによって市中金利の上げ下げを図ること。

こうかいしゅぎ

こうかいしゅぎ [5] 【公開主義】
(1)何事も秘密にしないで,一般に開放する主義。
(2)訴訟の審理・裁判を公衆が傍聴しうる状態で行う原則。裁判の公正と国民の司法権に対する信頼を確保するための制度で,現行憲法はこれを採用する。公開審理主義。

こうかいじゅつ

こうかいじゅつ カウ― [3] 【航海術】
船舶を目的地まで,安全かつ能率的に航行させる技術。航法・操船・計測・法規その他の知識・技術を含む。

こうかいじょう

こうかいじょう [0] 【公開状】
特定の個人や団体にあてた書状を新聞や雑誌に発表して,一般の人の批判を求めるもの。

こうかいず

こうかいず カウ―ヅ [3] 【航海図】
(1)航海用海図の通称。
(2)沿岸航行に使う海図。灯台・陸標など陸上物標によって船の位置が決定できるように作られている。

こうかいそうさ

こうかいそうさ [5] 【公開捜査】
警察が捜査資料の一部を公表して民間人の協力を求める捜査。

こうかいてんもんがく

こうかいてんもんがく カウ― [7] 【航海天文学】
航海中の船舶が天体の高度などを測定することによって,自己の位置を知ることを目的とする天文学の一分野。

こうかいとう

こうかいとう カウ― [0] 【航海灯】
衝突を避けるため,船舶が夜間に掲げなければならない灯火。マスト灯・舷灯(ゲントウ)・船尾灯がある。

こうかいどう

こうかいどう【公会堂】
a public[town]hall.

こうかいどう

こうかいどう [0] 【公会堂】
公衆が集会するために設けられた建物。

こうかいどおう

こうかいどおう クワウカイドワウ 【広開土王】
(374-412) 高句麗(コウクリ)第一九代の王(在位 391-412)。南は百済・倭(ワ)などと戦い,北は遼東(リヨウトウ)の鮮卑を討ち,領土拡張につとめた。好太王(コウタイオウ)。

こうかいどおうひ

こうかいどおうひ クワウカイドワウ― 【広開土王碑】
広開土王の功業を記念して414年に建てられた碑。中国の吉林省の鴨緑江中流北岸にある。古代の日朝関係を語る重要な史料。好太王碑。

こうかいなんどう

こうかいなんどう クワウ―ナンダウ 【黄海南道】
朝鮮民主主義人民共和国の南西端部にある道(ドウ)。黄海に突出する半島部を占める。道都は海州。ファンヘ-ナム-ド。

こうかいにっし

こうかいにっし カウ― [5] 【航海日誌】
航海中の状況について,定められた様式で記録する船舶用の日誌。機関の操作,針路・航走距離・気象・海象・船位その他を当直航海士が記入する。

こうかいのかいせん

こうかいのかいせん クワウ― 【黄海の海戦】
(1)日清戦争中の1894年(明治27)9月,日本連合艦隊が黄海で清国北洋艦隊を破った戦い。日本の勝利が決定的となった。
(2)日露戦争中の1904年(明治37)8月,日本連合艦隊が,ロシア太平洋艦隊の旅順出港を黄海ではばんだ戦い。日本勝利の一因となった。

こうかいひょう

こうかいひょう カウ―ヘウ [0] 【航海表】
航海術に関する諸計算に必要な数表を一冊にまとめたもの。天体高度改正表・トラバース表・三角関数表・対数表その他から成る。

こうかいほう

こうかいほう カウ―ハフ 【航海法】
〔Navigation Acts〕
イギリス海運業保護の目的で制定された法律の総称。特に,イギリス重商主義の立場から中継貿易中心のオランダ船を締め出した1651年の法をさす。1849年廃止。航海条例。
→英蘭戦争

こうかいほうそう

こうかいほうそう [5] 【公開放送】
視聴者を番組制作の会場へ集めて行う放送。公開番組。

こうかいほくどう

こうかいほくどう クワウ―ホクダウ 【黄海北道】
朝鮮民主主義人民共和国の南西部にある道(ドウ)。道都は沙里院(サリイン)。ファンヘ-ブク-ト。

こうかいほけん

こうかいほけん カウ― [5] 【航海保険】
海上保険の一。一定の航海を保険期間として契約する保険。

こうかいれき

こうかいれき カウ― [3] 【航海暦】
航海用のために編纂した天体暦。天球上における星・月・太陽などの日々の位置を記載した表。天測暦。

こうかいヒアリング

こうかいヒアリング [5] 【公開―】
行政庁がある処分を実施する場合に,地元住民の意見を公開で聴取すること。

こうかかいゆう

こうかかいゆう カウカクワイイウ [4] 【降河回遊】
産卵回遊のうち,ウナギのように川から海に下る回遊。降海回遊。

こうかかく

こうかかく [3] 【功過格】
中国,民間で行われた善行を勧めるための道徳律。人の行為を功(善)と過(悪)に分類・計量化し,それによって天の賞罰がくだるとされた。また,それを載せた書(善書)。宋代以降盛行した。

こうかがく

こうかがく クワウクワガク [3] 【光化学】
光を吸収した物質が引き起こす化学変化や発光などの現象,また化学変化に伴う発光現象などを研究対象とする化学の一部門。

こうかがく

こうかがく【光化学オキシダント(スモッグ)】
photochemical oxidants (smog).

こうかがくオキシダント

こうかがくオキシダント クワウクワガク― [6] 【光化学―】
夏季の日中など,工場や自動車から排出される大気中の窒素酸化物と炭化水素が太陽の紫外線を受けて光化学反応を起こし,生成する二次的汚染物質の総称。オゾン・アルデヒド類など。

こうかがくスモッグ

こうかがくスモッグ クワウクワガク― [7] 【光化学―】
光化学オキシダントが大気中に高濃度に滞留した状態。目や呼吸器に障害をもたらす。

こうかき

こうかき 【紺掻き】
〔「こんかき(紺掻)」の転〕
染物屋。こんや。

こうかき

こうかき カウクワ― [3] 【効果器】
動物体が刺激に応じて外界に向けて能動的に活動するときに働く器官。筋肉・腺・線毛・鞭毛・発電器・発光器など。実行器。作動体。

こうかきょう

こうかきょう カウ―ケウ [0] 【高架橋】
線路や道路をまたいで高い所にかけた橋。

こうかぎょ

こうかぎょ カウカ― [3] 【降河魚】
⇒降流魚(コウリユウギヨ)

こうかく

こうかく カウ― [0] 【高角】
仰角が大きいこと。

こうかく

こうかく クワウ― [1][0] 【光覚】
動物が,光を感じ,明暗あるいは光のくる方向などを受容すること。光感覚(ヒカリカンカク)。
→視覚

こうかく

こうかく クワウ― [1] 【光角】
物体の一点と両眼を結ぶ光線のなす角。その大小により物体までの遠近がわかる。

こうかく

こうかく カウ― [1] 【交角】
二つの直線・曲線・平面などが交わってできる角。二曲線が交わるときはその交点における両曲線の接線のなす角。

こうかく

こうかく カフ― [0] 【甲殻】
甲殻類の体表をおおう外骨格。クチクラに炭酸カルシウムが沈着して硬い構造になっている。甲。甲皮。被甲。頭胸甲。

こうかく

こうかく カウ― [0] 【行客】
道を行く人。旅人。

こうかく

こうかく カウ― [0] 【降格】 (名)スル
階級や地位を下げること。格下げ。
⇔昇格
「―人事」

こうかく

こうかく カウ― [0] 【考覈】 (名)スル
考え調べること。「地形,其の他の状況を―する/此一戦(広徳)」

こうかく

こうかく [0] 【口角】
唇の両脇の部分。

こうかく

こうかく クワウ― [0] 【広角】
広い角度。広い角度の視野。

こうかく

こうかく カフ― [0] 【肴核】
酒のさかなと果物。転じて料理。

こうかく

こうかく カフ― [0] 【狎客】
なじみの客。

こうかく

こうかく カフ― [0] 【岬角】
みさき。

こうかく

こうかく カウ― [0] 【高閣】
(1)高くて立派な建物。高楼。
(2)高い棚。

こうかく

こうかく カウ― [0] 【更革】 (名)スル
制度などを改めること。改革。「我国旧制を―して/新聞雑誌 20」

こうかく

こうかく [0] 【後覚】
(1)「後学(コウガク){(2)}」に同じ。
⇔先覚
(2)「後学(コウガク){(1)}」に同じ。

こうかく

こうかく【広角レンズ】
a wide-angle lens.

こうかく

こうかく【口角泡を飛ばす】
engage in a heated discussion.

こうかく

こうかく【甲殻】
a shell;→英和
a carapace.→英和
甲殻類 Crustacea.

こうかく

こうかく カウ― [0] 【磽确・墝埆】 (名・形動)[文]ナリ
石ころが多く,土地がやせている・こと(さま)。ぎょうかく。「瘠土―にして耕作に便ならざれば/新聞雑誌 51」

こうかく

こうかく【降格】
demotion.〜させる demote.→英和

こうかく=に束(ツカ)ぬ

――に束(ツカ)・ぬ
〔晋書(廋翼伝)〕
書物を束ねて高い棚にのせたままにし,利用しないことにいう。

こうかく=泡(アワ)を飛ばす

――泡(アワ)を飛ば・す
はげしく議論するさまにいう。

こうかくえん

こうかくえん [4][0] 【口角炎】
口角におこる炎症。化膿菌やカンジダ菌の感染,ビタミン B� 欠乏などが原因。口角びらん。

こうかくか

こうかくか カウカク― [0] 【好角家】
角力(スモウ)の好きな人。

こうかくさいぼう

こうかくさいぼう [5] 【厚角細胞】
植物の細胞壁の角(カド)の部分が肥厚した細胞。
→厚角組織

こうかくそしき

こうかくそしき [5] 【厚角組織】
植物体の機械組織の一。厚角細胞が集まってできる。茎や葉の表皮下に環状に分布し,屈折に対する抵抗力を強める。

こうかくてんのう

こうかくてんのう クワウカクテンワウ 【光格天皇】
(1771-1840) 第一一九代天皇(在位 1780-1817)。名は兼仁(トモヒト)。閑院宮典仁(カンインノミヤスケヒト)親王の皇子。父に太上天皇の尊号を奉上しようとして老中松平定信に反対された。
→尊号事件

こうかくほう

こうかくほう カウ―ハウ [0] 【高角砲】
中・小口径の対空用火砲。大射角で射撃できる。旧海軍における呼称。
→高射砲

こうかくほう

こうかくほう【高角砲】
a high-angle gun.

こうかくるい

こうかくるい カフ― [4] 【甲殻類】
節足動物門甲殻綱を形成する動物の一群。エビ・カニ・シャコ・フナムシ・ミジンコ・フジツボなどで,からだは頭・胸・腹部に分かれ,体表は甲殻でおおわれている。ほとんどが水中生活を営み,呼吸は鰓(エラ)または体表全体で行う。

こうかくろう

こうかくろう クワウカク― 【黄鶴楼】
中国,湖北省武漢の西の黄鶴山上に,長江に面して建っていた高殿の名。李白・崔顥(サイコウ)らの詩で有名。ホワンホーロウ。

こうかくレンズ

こうかくレンズ クワウ― [5] 【広角―】
標準レンズより広い視野が写せるレンズ。写角が約六〇度より広いもの。ワイド-レンズ。

こうかさよう

こうかさよう クワウクワ― [4] 【鉱化作用】
鉱床をつくる作用。広義には,ある物質に無機物質が加わって新しい鉱物集合体が形成されること。

こうかざい

こうかざい カウクワ― [3] 【硬化剤】
硬さを増したり,硬化を早めたりするために添加する物質。

こうかしゅんじゅう

こうかしゅんじゅう カウカシユンジウ 【耕稼春秋】
農学書。加賀の人,土屋又三郎著。全七巻。1707年成立。金沢周辺の農業を体験をもとに詳細に記す。

こうかしょう

こうかしょう カウクワシヤウ [0] 【硬化症】
組織が変性して硬くなること。また,それによって起こる病的状態。動脈硬化症・腎硬化症・筋萎縮性側索硬化症など。

こうかじょう

こうかじょう カウクワジヤウ [0] 【考課状】
(1)官吏の考課に関する報告書。
(2)銀行・会社などの事業報告書。

こうかじょしだいがく

こうかじょしだいがく クワウクワヂヨシ― 【光華女子大学】
私立大学の一。1944年(昭和19)創立の光華女子専門学校を母体として,64年設立。本部は京都市右京区。

こうかせき

こうかせき カウクワ― [3] 【抗火石】
伊豆七島の新島に産する石材の名。流紋岩質の多孔質溶岩で,白色または淡紅色。きわめて軽く,加工が容易。建築材・耐火材・保温材に利用。

こうかっしょく

こうかっしょく【黄褐色の】
yellowish-brown.

こうかつ

こうかつ [0] 【口渇】
のどのかわき。

こうかつ

こうかつ カウ― [0] 【交割】 (名)スル
(1)禅寺で,新旧住持交代に際し,公私の品物を区別し,帳面によって確認すること。
(2)新旧の担当者が事務を引き継ぐこと。
(3)「交割物(モノ)」の略。[日葡]

こうかつ

こうかつ【狡猾な】
cunning;→英和
sly;→英和
crafty.→英和

こうかつ

こうかつ カウクワツ [0] 【狡猾】 (名・形動)[文]ナリ
悪賢い・こと(さま)。「―な手段」
[派生] ――さ(名)

こうかつ

こうかつ クワウクワツ [0] 【広闊】 (名・形動)[文]ナリ
広々として,ひらけている・こと(さま)。「かの漠として―なる大国と/真善美日本人(雪嶺)」
[派生] ――さ(名)

こうかつもの

こうかつもの カウ― 【交割物】
寺の宝物。のち転じて,家宝の意。「私の―に致さう/狂言・鍋八撥」

こうかてき

こうかてき カウクワ― [0] 【効果的】 (形動)
効果があるさま。「―な利用法」

こうかてつどう

こうかてつどう カウ―ダウ [4] 【高架鉄道】
他の交通路との平面交差を避けるために,地上高くに支台を設けて敷設した鉄道。

こうかとう

こうかとう カウクワタウ [0] 【江華島】
韓国の北西岸,漢江の河口に位置する島。カンホア-ド。

こうかとうじけん

こうかとうじけん カウクワタウ― 【江華島事件】
1875年(明治8),朝鮮の開国を要求して示威中の日本の軍艦雲揚号が,江華島砲台と交戦し,一時占領した事件。この結果,翌76年,釜山ほか二港の開港などを内容とする江華条約(日朝修好条規)が締結された。

こうかのほうそく

こうかのほうそく カウクワ―ハフソク 【効果の法則】
〔心〕 試行錯誤による学習で,満足すべき結果をもたらす行動はその場面との結合が強められるために起こりやすくなり,他の無駄な行動は起こりにくくなるという法則。アメリカのソーンダイクが唱えた。

こうかばいじん

こうかばいじん カウ―ヂン [4] 【降下煤塵】
大気中の粒子状汚染物質のうち,粒径10マイクロメートル以上で,重力や雨によって降下しやすいもの。
→粒子状汚染物質

こうかびょう

こうかびょう カウクワビヤウ [0] 【硬化病】
昆虫類の病気。死骸が硬化しミイラ状になるのが特徴。糸状菌の寄生による。特に,蚕の白殭(ハツキヨウ)病が知られる。
→軟化病

こうかぶつ

こうかぶつ カウ― [3] 【好下物】
よい酒の肴(サカナ)。佳肴(カコウ)。

こうかもん

こうかもん クワウカ― 【皇嘉門】
平安京大内裏の外郭十二門の一。朱雀門の西隣。南面して二条大路に通ずる。雅楽寮門。
→大内裏

こうかもんいん

こうかもんいん クワウカモンヰン 【皇嘉門院】
(1121-1181) 崇徳天皇の皇后。名は聖子。関白藤原忠通の娘。1150年院号宣下。保元の乱で出家。

こうかもんいんのべっとう

こうかもんいんのべっとう クワウカモンヰン―ベツタウ 【皇嘉門院別当】
平安末期の歌人。源俊隆の女(ムスメ)。崇徳天皇の后聖子(皇嘉門院)の女房。1181年に皇嘉門院が他界したときには生存しており,尼となっていた。右大臣兼実家の歌合などに出詠。「千載和歌集」以下の勅撰集に九首入集。生没年未詳。

こうかゆ

こうかゆ カウクワ― [3] 【硬化油】
魚油や植物油などの液状の油脂に水素を添加し,不飽和脂肪酸を飽和脂肪酸に変えて固化させたもの。悪臭のあるものも無臭となり,また,空気中で酸化されにくくなる。マーガリン・石鹸などの製造原料にする。

こうかりょくよう

こうかりょくよう [1] 【紅花緑葉】
(1)紅色の花と緑の一葉。
(2)彫漆(チヨウシツ)技法の一種。朱漆と緑漆とを交互に塗り重ね,花の部分は朱漆層,葉の部分は緑漆層を彫り出したもの。

こうかん

こうかん [0] 【公館】
大使館・公使館・領事館など外交機関の建物。「在外―」

こうかん

こうかん [0] 【公刊】 (名)スル
出版物として広く世間一般に出すこと。刊行。「学位論文を―する」

こうかん

こうかん クワウ― [0] 【皇漢】
皇国と漢土。日本と中国。

こうかん

こうかん カウクワン [0] 【交歓・交驩】 (名)スル
互いに親しく交わり楽しむこと。「―会」

こうかん

こうかん カウ― [0] 【降鑒】 (名)スル
神が天にあって人間界を見守ること。「皇祖の霊や天より―し/日本開化小史(卯吉)」

こうかん

こうかん【好感】
good feeling;a favorable impression.〜を与える make a good impression <on a person> .〜をいだく feel friendly <toward> .

こうかん

こうかん【交歓】
an exchange of greetings[courtesies].〜する exchange courtesies <with> ;fraternize <with> .→英和
‖交歓試合 a courtesy[friendly]game.交歓会 a get-together.

こうかん

こうかん 【後漢】
(1)中国,五代の一。後唐・後晋の臣,劉知遠が建てた中原の王朝(947-950)。都は大梁。二世四年で部将の郭威に滅ぼされた。
(2)
⇒ごかん(後漢)

こうかん

こうかん【交感神経】
the sympathetic nerve.

こうかん

こうかん【好漢】
a nice fellow.

こうかん

こうかん【巷間で】
in[ <米> on]the street;→英和
in the town.→英和

こうかん

こうかん【高官】
a high(-ranking) official (人);a high office (役).

こうかん

こうかん [0] 【槓桿】
レバー(lever)の訳語。てこ。

こうかん

こうかん カウ― [0][1] 【江漢】
中国の長江と漢水。

こうかん

こうかん【鋼管】
a steel pipe[tube].

こうかん

こうかん【交換】
(an) exchange;→英和
barter (物々);→英和
clearing (手形の).→英和
〜する exchange <views> ;barter <A for B> ;substitute (代用).→英和
…と〜に in exchange for.‖交換教授(学生) an exchange professor (student).交換局 <米> a central (office); <英> an exchange.交換手 a telephone operator.交換条件 a bargaining point.交換台 a switchboard.交換レンズ an interchangeable lens.

こうかん

こうかん カウクワン [0] 【交換】 (名)スル
(1)物と物とをとりかえること。やりとりすること。「物々―」「意見を―する」
(2)個人または集団の送り手と受け手の間で,財やサービスのやりとりが行われること。経済のみならず社会関係の維持・創出と深く関わる。
(3)民法上,当事者が互いに金銭以外の財産の所有権の移転をなすという契約。

こうかん

こうかん カウクワン [0] 【鋼管】
鋼製の管。

こうかん

こうかん カウクワン [0] 【高官】
高い地位の官職。また,高い地位にある官吏。「外務省の―」「高位―」

こうかん

こうかん カウ― [0] 【好漢】
気性のさっぱりした愛すべき男。快男子。「―よく自重せよ」

こうかん

こうかん カウ― [0] 【巷間】
ちまた。世間。「―のうわさ」「―伝えるところによれば…」

こうかん

こうかん クワウクワン [0] 【黄巻】
〔昔中国で,書籍の虫食いを防ぐために黄蘗(オウバク)で染めた黄色の紙を用いたことから〕
書物の異名。

こうかん

こうかん カウ― [0] 【浩瀚】 (名・形動)[文]ナリ
広大なこと。特に,書籍の巻数やページ数の多いこと。また,そのさま。「―なる幕末史を編輯して/一隅より(晶子)」
[派生] ――さ(名)

こうかん

こうかん カウ― [0] 【向寒】
寒(カン)の時期に向かうこと。日増しに寒くなること。手紙文で,時候の挨拶(アイサツ)に用いる。
⇔向暑
「―の候」

こうかん

こうかん クワウクワン [0] 【光冠・光環】
(1)太陽や月の周りにできる視半径二〜三度の小さな光の輪。内側が青色,外側が赤色を帯びる。空気中の水滴によって光が回折して生じる。コロナ。
(2)太陽のコロナのこと。

こうかん

こうかん カウ― [0] 【校勘】 (名)スル
古典の刊本や写本の校異を調査して,誤りを正したり,異同を明らかにすること。

こうかん

こうかん カウ― [0] 【交感】 (名)スル
感応し合うこと。

こうかん

こうかん [0] 【後患】
あとに残る心配事。後日に起こる難儀。「―の根を絶つ」

こうかん

こうかん カウ― [0] 【好感】
好ましいと思う感情。よい感じ。「―のもてる人」「―をいだく」

こうかん

こうかん 【後勘】
(1)後日のとがめだて。「―おそろしく候/保元(下)」
(2)のちのちのことまでよく考えること。「さすがの松永弾正も―やなかりけん/甲陽軍鑑(品六)」

こうかんいがく

こうかんいがく クワウ― [5] 【皇漢医学】
漢方(カンポウ)のこと。

こうかんかち

こうかんかち カウクワン― [5] 【交換価値】
一定量の商品が他の商品のどれだけの量と交換できるかという相対的価値。
→使用価値

こうかんかんけい

こうかんかんけい カウクワンクワン― [5] 【交換関係】
〔物〕 二つの物理量に対応する演算子の積と,それらの順序を交換してとった積との差または和の値を示す関係。量子力学では,物理量の間に交換関係を与えることによって物理量を量子化する。

こうかんがく

こうかんがく カウ― [3] 【校勘学】
数種の異本を対照・比較して,正確な原本の姿を求めようとする学問。考証学の方法の一。中国,清代に盛んになった。

こうかんきゅう

こうかんきゅう クワウカン― [3] 【広寒宮】
月の中にあるという宮殿。月宮殿。広寒府。

こうかんこうぶん

こうかんこうぶん カウクワン― [5] 【交換公文】
国家間で取り交わす合意文書。通常,批准を必要としないが,条約に準ずる効果をもつ。

こうかんしゅ

こうかんしゅ カウクワン― [3] 【交換手】
「電話交換手」の略。

こうかんしんけい

こうかんしんけい カウ― [5] 【交感神経】
副交感神経とともに自律神経系を形成し,分泌腺・血管・内臓などを支配する神経。精神興奮や運動に際して,唾液を分泌し,血圧・血糖を高め,皮膚・内臓の血管を収縮させて血液を筋肉・脳に集めるなど,おおむね全身の活動力を高める働きをする。普通,副交感神経とは拮抗的に作用する。

こうかんしんけいせつ

こうかんしんけいせつ カウ― [7] 【交感神経節】
交感神経細胞の集まり。ここから末梢神経が出る。脊柱の両側に各二十数個存在し,数珠状を呈しているもののほか,腹腔や腸間膜動脈などにも分布。

こうかんじょうけん

こうかんじょうけん カウクワンデウ― [5] 【交換条件】
相手の要求を受け入れる代わりに相手に出す条件。

こうかんじり

こうかんじり カウクワン― [0] 【交換尻】
銀行が手形交換所において手形交換するときの,持ち出し高と持ち帰り高との差額。

こうかんせきじく

こうかんせきじく クワウクワン―ヂク [0] 【黄巻赤軸】
⇒おうがんしゃくじく(黄巻赤軸)

こうかんせん

こうかんせん カウクワン― [0] 【交換船】
交戦国が互いに在留民を交換するために定められた所に派遣する船。

こうかんだい

こうかんだい カウクワン― [0] 【交換台】
電話局あるいは会社などで,電話交換の操作をする所。

こうかんとうそう

こうかんとうそう カウカンタウソウ 【郊寒島痩】
〔蘇軾「祭�柳子玉�文」〕
唐の孟郊(モウコウ)の詩は殺風景で趣がなく,賈島(カトウ)の詩はやせて弱々しい意。唐代の詩風を酷評した言葉。
→元軽白俗(ゲンケイハクゾク)

こうかんど

こうかんど【高感度フィルム】
high-speed film.

こうかんはんのう

こうかんはんのう カウクワン―オウ [5] 【交換反応】
化合物中の特定の原子・原子団・イオンが同種または別種の原子・同位体・原子団・イオンに置き換わる反応。

こうかんぱん

こうかんぱん【後甲板】
the quarterdeck.→英和

こうかんぶんごう

こうかんぶんごう カウクワン―ガフ [5] 【交換分合】
土地利用の増進の目的で,所有権などの権利を交換・分割・合併する行政処分。

こうかんほうそく

こうかんほうそく カウクワンハフ― [5] 【交換法則】
加法では �+�=�+� ,乗法では �×�=�×� が成り立つこと。一般に算法 ∘が �∘�=�∘� を満たすとき,算法 ∘ では交換法則が成り立つという。

こうかんやく

こうかんやく クワウ― [3] 【皇漢薬】
漢方薬の別名。

こうかんゆけつ

こうかんゆけつ カウクワン― [5] 【交換輸血】
血液内の有毒成分を速やかに排除するために,全血液を入れかえる療法。母親と胎児の血液型不適合,劇症肝炎,毒物中毒などのときに行う。

こうかんりゅうがく

こうかんりゅうがく カウクワンリウ― [5] 【交換留学】
国外の友好都市や姉妹校と自校との間で相互に生徒・学生を受け入れ,一定期間就学させること。

こうかんりょく

こうかんりょく カウクワン― [3] 【交換力】
二個の粒子が互いに位置座標・スピン・電荷を交換する形をとって作用しあうような,量子力学に特有な力。

こうかんりろん

こうかんりろん カウクワン― [5] 【交換理論】
経済現象だけでなく広く社会現象をも交換という観点から説明しようとする理論社会学の立場。

こうが

こうが カウ― [1] 【咬牙】
歯ぎしりをすること。「切歯―痛憤せざるはなし/佳人之奇遇(散士)」

こうが

こうが カウグワ [1] 【高臥】 (名)スル
世俗を避けて,山野に隠棲すること。「堅城の中に―する/佳人之奇遇(散士)」

こうが

こうが クワウガ 【広雅】
中国,三国時代の字書。一〇巻。魏(ギ)の張揖(チヨウユウ)撰。「爾雅」の体裁にならい,漢代の学者の注釈や「説文」「三蒼」「方言」などで増補したもの。博雅。

こうが

こうが [1] 【姮娥】
〔「淮南子(覧冥訓)」による。西王母から不死の薬を盗んで,月に逃げたという女の名から〕
月の異名。嫦娥(ジヨウガ)。

こうが

こうが カウ― [1] 【江河】
(1)川。大きな川。
(2)揚子江と黄河。

こうが

こうが [1] 【公衙】
役所。官衙。

こうが

こうが 【紅河】
⇒ソンコイ

こうが

こうが カウ― [1] 【高雅】 (形動)[文]ナリ
けだかくて優雅なさま。「賢明―なる女帝/一隅より(晶子)」
[派生] ――さ(名)

こうが

こうが カフガ 【甲賀】
〔正しくは「こうか」〕
滋賀県南東部にある郡・町。

こうが

こうが クワウ― 【黄河】
〔黄土の砂泥で水が黄濁しているのでいう〕
中国第二の大河。長さ5464キロメートル。青海省の崑崙山脈東部に発源して東流し,大湾曲してオルドスの三方をめぐり,中原地帯を流れて山東省で渤海に注ぐ。中下流域は中国古代文明発祥の地。古来,しばしば氾濫し河道を変えてきた。河。河水。ホアン-ホー。
黄河(沿岸風景)[カラー図版]

こうがい

こうがい クワウ― [0] 【鉱害】
鉱業によって引き起こされる被害。有害な鉱煙や廃液が人畜や農作物に及ぼす害や地表の陥落やぼた山の崩壊による被害など。

こうがい

こうがい クワウ― [0] 【光害】
夜,照明の光による害。特に,天体観測の妨げや野鳥の生態に悪影響を与える光をいう。

こうがい

こうがい [0] 【公害】
事業活動や人の活動に伴って生じる自然および生活環境の破壊が,地域住民や公共一般にもたらす精神的・肉体的・経済的な種々の被害。大気汚染・水質汚濁・土壌汚染・騒音・振動・地盤沈下・悪臭などによる害。

こうがい

こうがい [1] 【構外】
建物などの囲いの外。
⇔構内

こうがい

こうがい カウグワイ [1] 【港外】
みなとのそと。
⇔港内
「―待避」

こうがい

こうがい【口蓋】
the palate.→英和
軟(硬)口蓋 soft (hard) palate.口蓋垂 a uvula.→英和

こうがい

こうがい【公害】
<atmospheric,environmental,air,noise,water> pollution.→英和
‖公害対策 an antipollution measure.公害防止 pollution prevention.公害病 pollution-related diseases.公害問題 the problem of environmental pollution.

こうがい

こうがい【口外する】
disclose;→英和
reveal.→英和
〜しない keep <a matter> to oneself.

こうがい

こうがい [0] 【後害】
後日の害。あとあとの弊害。後患。「―をおそれて泣寝入りする」

こうがい

こうがい [0] 【口外】 (名)スル
口に出して話すこと。他人に話を漏らすこと。「―を禁ずる」「―しては困る」

こうがい

こうがい カウ― [0] 【沆瀣】
北方の夜半の空気。また,露の気。あるいは海辺の空気。仙人の食べ物とされる。「天の濃漿(コンズ)や―の盃,これまで持ちて参りたり/謡曲・邯鄲」

こうがい

こうがい [0] 【口蓋】
口腔の上壁。前方の大部分は内部に上顎骨と口蓋骨があり硬く(硬口蓋),後方の約三分の一は筋肉を含んで軟らかい(軟口蓋)。

こうがい

こうがい【梗概】
<give> an outline <of> ;→英和
a summary;→英和
a résumé.

こうがい

こうがい クワウ― [0] 【蝗害】
バッタ類による農作物の被害。

こうがい

こうがい【郊外】
<in> the suburbs; <on> the outskirts.→英和
郊外生活(電車) a suburban life (railway).

こうがい

こうがい カウ― [0] 【笄】
〔「髪掻(カミカキ)」の転〕
(1)髪を整えるための道具。毛筋を立てたり,髪のかゆいところをかいたりするための,箸に似た細長いもの。男女ともに用いた。象牙・銀などで作る。
(2)江戸時代の女性用髪飾りの一。髷(マゲ)などに挿す。金・銀・鼈甲(ベツコウ)・水晶・瑪瑙(メノウ)などで作る。
(3)刀の鞘(サヤ)に挿しておく,金属性の篦(ヘラ)のようなもの。本来整髪具だが,中世以降は装飾用。
(4)錨銲(ビヨウカン)の別名。
笄(3)[図]

こうがい

こうがい カウグワイ [1] 【校外】
学校の外。学校以外の場所。
⇔校内

こうがい

こうがい カウグワイ [1] 【郊外】
都市の周辺にあって,森林・田畑などが比較的多い住宅地区。

こうがい

こうがい【港外の[に]】
outside the port[harbor].→英和

こうがい

こうがい【校外で[の]】
outside the school.→英和

こうがい

こうがい カウ― [0] 【梗概】
大体の筋。あらすじ。大筋。

こうがい

こうがい カウ― [0] 【慷慨・忼慨】
■一■ (名)スル
世の中の不義・不正や自分の不運を憤りなげくこと。「悲憤―する」「―の士」
■二■ (名・形動)[文]ナリ
意気盛んな・こと(さま)。「壮しと雖ども―にして大節あり/経国美談(竜渓)」

こうがいおん

こうがいおん [3] 【口蓋音】
舌の上面と口蓋との間で調音される音。前舌面と硬口蓋によるものを硬口蓋音,後舌面と軟口蓋によるものを軟口蓋音という。

こうがいか

こうがいか [0] 【口蓋化】
二次的調音として前舌面が硬口蓋に接近することによって固有の音色が,やや鋭く聞こえるようになること。例えば「カ」に対して「キ」と発音したときの子音部など。本来的硬口蓋音だけでは,口蓋化とはいわない。硬口蓋化。

こうがいけんこうひがいほしょうほう

こうがいけんこうひがいほしょうほう 【公害健康被害補償法】
大気汚染や水質汚濁による健康被害の補償を行い,被害者の福祉に必要な事業を行うために1973年(昭和48)に制定された法律。87年に規制緩和が行われた。

こうがいこつ

こうがいこつ [3] 【口蓋骨】
上顎骨の後ろに付着する左右一対の L 字形の骨。

こうがいしどう

こうがいしどう カウグワイ―ダウ [5] 【校外指導】
校外における児童・生徒の生活指導。また,自然観察など,校外での学習指導。

こうがいすい

こうがいすい [3] 【口蓋垂】
軟口蓋後端の中央から垂れ下がっている乳頭状の突起。懸壅垂(ケンヨウスイ)。のどひこ。のどちんこ。

こうがいそしょう

こうがいそしょう [5] 【公害訴訟】
公害に関して損害賠償や差し止めを求めてなされる訴訟。熊本水俣病訴訟・新潟水俣病訴訟・富山イタイイタイ病訴訟・四日市喘息訴訟は四大公害訴訟といわれる。

こうがいたいさくきほんほう

こうがいたいさくきほんほう 【公害対策基本法】
⇒環境基本法

こうがいとうちょうせいいいんかい

こうがいとうちょうせいいいんかい 【公害等調整委員会】
総理府の外局の一。公害に関する紛争の解決,鉱業・採石業などと一般公益との調整を行う。委員長と六人の委員から成る。1972年(昭和47)設置。

こうがいはん

こうがいはん [3] 【口蓋帆】
⇒軟口蓋(ナンコウガイ)

こうがいはんざい

こうがいはんざい [5] 【公害犯罪】
公害を発生もしくは発生の危険を生じさせること,または公害防止のための法令に違反することにより成立する犯罪の総称。公害犯罪処罰法・大気汚染防止法・水質汚濁防止法・騒音規制法などにより罰せられる。

こうがいはんざいしょばつほう

こうがいはんざいしょばつほう 【公害犯罪処罰法】
「人の健康にかかわる公害犯罪の処罰に関する法律」の通称。事業活動に伴って人の健康にかかわる公害を発生させた行為を処罰するもの。有害物質の排出と公衆の生命・身体の危険との間の因果関係を推定する規定を設ける。1970年(昭和45)制定。

こうがいばいしょう

こうがいばいしょう クワウ―シヤウ [5] 【鉱害賠償】
鉱業によって生ずる被害の賠償。鉱業法は企業者の無過失責任を認める。

こうがいびょう

こうがいびょう [0] 【公害病】
公害による疾病。水俣病・イタイイタイ病,大気汚染による呼吸器障害など。

こうがいびる

こうがいびる カウ― [3] 【笄蛭】
コウガイビル科の扁形動物の総称。体は細長く,幅2〜4ミリメートル,長さ5〜80センチメートル。頭部は半月形に横に広がり,笄に似る。口は体の中央部に開く。吸盤はない。湿地にすむ。再生力が強く,実験に用いられる。

こうがいふんそうしょりほう

こうがいふんそうしょりほう 【公害紛争処理法】
公害に関する紛争について,斡旋・調停・仲裁・裁定の制度を設け,その解決を図ることを目的とする法律。1970年(昭和45)制定。

こうがいぼうしかんりしゃ

こうがいぼうしかんりしゃ [10] 【公害防止管理者】
公害防止組織整備法に基づき,特定の工場において大気汚染・水質汚濁・騒音・振動の防止に関して必要な措置を行う者。

こうがいぼうしきょうてい

こうがいぼうしきょうてい [8] 【公害防止協定】
企業と地方公共団体または住民との間で結ばれた,公害を防止するための協定。公害防止のため,使用燃料や煤煙の排出量などを取り決めるなど,企業の義務を定める。

こうがいぼうしじょうれい

こうがいぼうしじょうれい [8] 【公害防止条例】
公害の防止のために地方公共団体の定める条例。

こうがいぼうしそしきせいびほう

こうがいぼうしそしきせいびほう 【公害防止組織整備法】
「特定工場における公害防止組織の整備に関する法律」の通称。公害を発生させる施設に,防止組織の整備を図ることにより,公害を防止することを目的とする法律。1971年(昭和46)制定。

こうがいゆしゅつ

こうがいゆしゅつ [5] 【公害輸出】
有害な製品や製造工程,あるいは廃棄物などを輸出すること。特に先進国から第三世界への輸出が問題となっている。

こうがいれつ

こうがいれつ [3] 【口蓋裂】
何らかの原因で,胎生期に左右の口蓋突起,もしくは上顎突起と顎間部が癒合せず開いたまま残る奇形。癒合不全が口唇部に及べば口唇裂(兎唇)となる。口腔と鼻腔とが直接連結するので,哺乳・発生などに障害を起こす。

こうがいわげ

こうがいわげ カウ― [0] 【笄髷】
江戸時代の婦人の髪形の一。後頭部で一つにたばねた髪の毛を輪にして,笄ではさみとめておくもの。こうがいまげ。
笄髷[図]

こうがう

こうが・う カウガフ 【考ふ・勘ふ】 (動ハ下二)
〔「かんがふ」の「ん」を「う」と表記したもの〕
(1)先例・暦などに照らして考える。勘案する。「ちかう又よき日なしと―・へ申しけるうちに/源氏(行幸)」
(2)責めとがめる。勘当する。「いみじう腹立ち叱りて,―・へて/枕草子 56」

こうがき

こうがき カフ― [0] 【甲書き】
〔「甲」は箱蓋(ハコブタ)の表(オモテ)のこと〕
箱書きを,箱蓋の表にすること。また,その箱書き。

こうがく

こうがく【光学】
optics.→英和
光学器械 an optical instrument.

こうがく

こうがく クワウ― [0] 【皇学】
〔「皇国の学」の意〕
「国学{(1)}」に同じ。

こうがく

こうがく [0] 【後学】
(1)後日,役立つ知識や学問。後覚。「―のために見学しておく」
(2)後進の学者。後覚。
⇔先学
「―の指導にあたる」

こうがく

こうがく カウ― [0] 【好学】
学問を好むこと。「―の士」

こうがく

こうがく【後学のため】
for one's information.

こうがく

こうがく カウ― [0] 【向学】
学問に志すこと。「―の念」

こうがく

こうがく [0][1] 【工学】
〔engineering〕
科学知識を応用して,大規模に物品を生産するための方法を研究する学問。広義には,ある物を作り出したり,ある事を実現させたりするための方法・システムなどを研究する学問の総称。

こうがく

こうがく カウ― [0] 【高額】 (名・形動)
金銭の額が大きい・こと(さま)。
⇔小額
⇔低額
「―所得者」「―な紙幣」

こうがく

こうがく [0] 【鴻学・洪学】
学問に深く通じていること。また,その人。

こうがく

こうがく【高額所得者】
a large-income earner.

こうがく

こうがく【好学の士】
a lover of learning.

こうがく

こうがく【工学】
engineering.→英和
‖工学士(修士,博士) a bachelor (master,doctor) of engineering;Bachelor (Master,Doctor) of Engineering (学位).工学部 the faculty[department]of technology.機械(電気,土木)工学 mechanical (electrical,civil) engineering.

こうがく

こうがく クワウ― [0] 【光学】
〔optics〕
物理学のうち,光に関する現象を研究する分野。幾何光学・物理光学・分光学などがある。

こうがく

こうがく カウ― [0] 【講学】
学問を研究すること。「―上の概念」

こうがくいせい

こうがくいせい クワウ― [5] 【光学異性】
普通の化学的・物理的性質は同じだが旋光性だけが違う異性。立体異性の一種で,乳酸の L 体と D 体のように,互いに鏡像関係にあって重ね合わせることのできない原子構造をもつ場合がその代表例。

こうがくいんだいがく

こうがくいんだいがく コウガクヰン― 【工学院大学】
私立大学の一。工手学校を源とし,1949年(昭和24)設立。本部は東京都新宿区。

こうがくか

こうがくか [0] 【好楽家】
音楽が好きな人。音楽愛好家。

こうがくかっせいたい

こうがくかっせいたい クワウ―クワツセイ― [0] 【光学活性体】
旋光性をもつ物質。一つの原子の周囲に非対称的にいくつかの原子が結合しているために起こる。

こうがくかんだいがく

こうがくかんだいがく クワウガククワン― 【皇学館大学】
私立大学の一。1882年(明治15)創立の皇学館を母体に1940年(昭和15)国立の神宮皇学館大学として開設。46年廃学となったが,62年再興。本部は伊勢市。

こうがくきかい

こうがくきかい クワウ― [6][5] 【光学器械】
光の反射・屈折・干渉・回折などの性質を応用して,光学的像を作ったり,量を測定したりする装置の総称。望遠鏡・顕微鏡・分光器・干渉計など。

こうがくけい

こうがくけい クワウ― [0] 【光学系】
光線を反射・屈折させたり,物体の像を生じさせたりするための,光源・レンズ・プリズム・反射鏡などの組み合わせ。

こうがくけんびきょう

こうがくけんびきょう クワウ―キヤウ [0] 【光学顕微鏡】
可視光線を利用した顕微鏡。

こうがくしきもじよみとりそうち

こうがくしきもじよみとりそうち クワウ―サウチ [0][1][5] 【光学式文字読(み)取り装置】
⇒オー-シー-アール( OCR )

こうがくしん

こうがくしん【向学心】
<burn with the> desire for learning.

こうがくしん

こうがくしん カウ― [4][3] 【向学心】
学問に励もうと思う気持ち。

こうがくじ

こうがくじ カウガク― 【向嶽寺】
山梨県塩山市にある臨済宗向嶽寺派の本山。山号は塩山。1380年武田信成の創建で,開山は抜隊得勝(バツスイトクシヨウ)。南朝と武田氏の帰依を得た。

こうがくせんい

こうがくせんい クワウ―ヰ [5] 【光学繊維】
ガラス繊維の一。光学ガラスを素材に用いて繊維化し,束ねたもの。一端から他端へ画像が伝送でき,自在に曲げられるので,ファイバースコープ・ファクシミリなど広い用途を持つ。

こうがくねん

こうがくねん カウ― [3][4] 【高学年】
小学校で上級の学年。五,六学年。

こうがくねん

こうがくねん【高学年】
the upper years (of the elementary school).

こうがくへいき

こうがくへいき クワウ― [5] 【光学兵器】
軍用の光学器材。距離測定用器材・レーザー光線応用器材など。

こうがくりょうようひ

こうがくりょうようひ カウ―レウヤウ― [7] 【高額療養費】
自己負担が一定額を超えた場合,保険から払い戻して支給される超過分の医療費。

こうがくろくおん

こうがくろくおん クワウ― [5] 【光学録音】
映画フィルムなどに音の信号を濃淡の変化または黒白の面積の変化で記録する録音方式。光(ヒカリ)録音。

こうがくガラス

こうがくガラス クワウ― [5] 【光学―】
光学器械のレンズやプリズムなどの材料に用いる,きわめて均質で透明度の高いガラス。ガラスの組成を種々変えることによって,屈折率や分散能(物質が光を分散する能力を示す量),あるいは波長による透過性などを調節し,必要な光学的特性をもたせる。クラウンガラス・フリントガラスなどがある。

こうがぐみ

こうがぐみ カフガ― [0] 【甲賀組】
甲賀者で編制された鉄砲同心などの組。

こうがけ

こうがけ カフ― [0][4] 【甲掛・甲懸】
(1)労働や旅行のとき,日差しやほこりをさえぎるために手足の甲にかける布。特に,足の甲をおおうものをいう。
→手っ甲
(2)小具足の一。鉄板を鎖でつづり合わせた,足の甲を守るもの。

こうがさぶろう

こうがさぶろう カフガサブラウ 【甲賀三郎】
諏訪明神の縁起を説く語り物に基づく伝説,およびその主人公。

こうがぶんめい

こうがぶんめい クワウ― [4] 【黄河文明】
黄河流域の黄土地帯に生まれた新石器時代の農耕文明。その代表的遺跡である仰韶(ヤンシヤオ)(河南省)・竜山(ロンシヤン)(山東省)の地名にちなんで,仰韶文化・竜山文化と呼ばれる。彩陶・黒陶などの土器を製作し,殷(イン)・周に伝えた。

こうがもの

こうがもの カフガ― [0] 【甲賀者】
甲賀郡土着の郷士。戦国時代,伊賀者とともに忍びの者として活躍し,一部の子孫は江戸初期,幕府に仕えて鉄砲同心などを勤めた。甲賀衆。

こうがりゅう

こうがりゅう カフガリウ 【甲賀流】
忍術の一派。伊賀流と並び称されたが,流祖・伝系については確説がない。

こうがん

こうがん カウグワン [0] 【睾丸】
哺乳類の精巣の別名。球形で,陰嚢(インノウ)の中に左右一対ある。金玉(キンタマ)。

こうがん

こうがん【紅顔の美少年】
a fair[handsome]youth;an Adonis.→英和

こうがん

こうがん【抗癌(の)】
anticancer <drugs> .→英和

こうがん

こうがん【厚顔】
impudence.→英和
〜無恥な impudent and shameless.

こうがん

こうがん【睾丸】
the testicles[ <俗> balls].

こうがん

こうがん [0] 【紅顔】
年若い男の,血色がよくて皮膚につやがある顔。古くは美しい婦人の容貌にもいった。「―の美少年」「―は三従と長(トオ)く逝き/万葉(七九四右詩序)」

こうがん

こうがん [0] 【厚顔】 (名・形動)[文]ナリ
あつかましく,ずうずうしい・こと(さま)。「―な男」
[派生] ――さ(名)

こうがんえん

こうがんえん カウグワン― [3] 【睾丸炎】
睾丸の炎症。化膿菌・結核菌・淋菌などの感染や,流行性耳下腺炎に続発してみられる。精巣炎。

こうがんざい

こうがんざい カウガン― [3][0] 【抗癌剤】
制癌剤。

こうがんしょう

こうがんしょう 【厚顔抄】
注釈書。三巻。契沖著。1691年成立。記紀歌謡一八三首の注釈。殊に古事記歌謡の解釈は独創的。記紀歌謡研究の出発点をなす書。

こうがんむち

こうがんむち [5] 【厚顔無恥】 (名・形動)[文]ナリ
あつかましく恥知らずな・こと(さま)。

こうき

こうき カウ― [1] 【香気】
よいかおり。芳香。「―を放つ」

こうき

こうき カウ― [1] 【降旗】
降参の意思を表す旗。ふつう白旗。

こうき

こうき カウ― [1] 【好期】
ちょうどよい時期。ころあいの時節。

こうき

こうき クワウ― [1] 【皇紀】
日本書紀の紀年に基づき,神武天皇即位の年を元年と定めた紀元。日本紀元。皇紀元年は西暦紀元前660年にあたる。

こうき

こうき カウ― [1] 【綱紀】 (名)スル
〔「綱」は大づな,「紀」は小づな〕
(1)国家を治めるおおもと。また,物事のおおもと。
(2)国家を治めること。物事をしめくくること。「人生百般の事を―せざる莫し/明六雑誌 20」

こうき

こうき [1] 【興起】 (名)スル
(1)おこりたつこと。勢いが盛んになること。「今将に―せんとする斉武(セーベ)をして/経国美談(竜渓)」
(2)ものに感じて,励み立つこと。「感奮―す」「人民をして観感―せしむることは/西国立志編(正直)」

こうき

こうき カウ― [1] 【衡器】
秤(ハカリ)。

こうき

こうき クワウ― [1] 【皇基】
天皇が国を治める事業の基礎。治国の基礎。「大いに―を振起すべし/五箇条の御誓文」

こうき

こうき [1] 【工期】
工事期間。

こうき

こうき【校旗】
a school flag.

こうき

こうき カウ― [1] 【好季】
よい季節。

こうき

こうき【公器】
a public institution.

こうき

こうき [1] 【後記】 (名)スル
(1)文章のあとの方に記すこと。
⇔前記
「詳細は―する」
(2)書籍などで,本文の後ろに記す文章。あとがき。跋(バツ)。「編集―」
(3)後世の記録。「名将の御前にて紛れもなく討死して,―に留めよや/太平記 32」

こうき

こうき [1] 【口気】
(1)口から吐く息。
(2)ものの言い方。くちぶり。口吻(コウフン)。「憤慨に堪へないやうな―で仰やる/ヰタ・セクスアリス(鴎外)」

こうき

こうき カウ― [1] 【校規】
学校の規則。校則。

こうき

こうき【後期】
the latter term.‖後期印象主義 Postimpressionism.後期印象主義派 the Postimpressionists.

こうき

こうき [1] 【後期】
一定の時代や期間を前・後の二つ,あるいは前・中・後の三つに分けた場合,そのあとの方に属する時期。「江戸時代―」「―の授業」

こうき

こうき [1] 【口器】
無脊椎動物,特に節足動物の口部を構成し,摂食や咀嚼(ソシヤク)に関係する器官の総称。昆虫類では上唇・大顎・小顎・下唇・下咽頭から成るが,食性により咬み型・吸い型などが区別される。

こうき

こうき クワウ― [1] 【広軌】
鉄道レールの幅が標準軌間(1435ミリメートル)を超えるもの。
⇔狭軌
〔新幹線は1435ミリメートルであるが,他の鉄道より広いため広軌ということがある〕

こうき

こうき [1] 【公器】
公共の役に立つもの。公共の機関。「新聞は社会の―と言われる」

こうき

こうき【香気】
fragrance; <emit> a sweet smell;an aroma.→英和

こうき

こうき【広軌】
a broad gauge.広軌鉄道 a broad-gauge railroad.

こうき

こうき カウ― [1] 【校旗】
その学校のしるしとする旗。

こうき

こうき【光輝】
brilliance;→英和
glory.→英和
〜ある brilliant;→英和
glorious.→英和

こうき

こうき カウ― [1] 【好機】
ちょうどよい機会。またとないよいおり。チャンス。「―到来」「千載一遇の―」

こうき

こうき カウ― [1] 【耕起】 (名)スル
耕地の土を掘り起こして耕すこと。鋤(ス)き起こし。「―具」

こうき

こうき [1] 【紅木】
インド・ミャンマーに産するマメ科の落葉小高木。カリンと同属で,唐木の一種。材は暗紅色で美しく,三味線の棹・琴の張り板などに用いるほか,紅色の染料を採取。コウキシタンとも呼ぶがシタンとは別属。

こうき

こうき【校紀】
school discipline.

こうき

こうき【綱紀】
official discipline.綱紀粛正(紊(びん)乱) enforcement (a breach) of official discipline.

こうき

こうき【高貴の】
noble;→英和
high(born);→英和
<a person> of noble birth.

こうき

こうき クワウ― [1] 【光輝】
(1)ひかりとかがやき。「―を放つ」
(2)光りかがやくような名誉。栄光。「―に満ちた生涯」

こうき

こうき【好機】
a good[favorable]opportunity; <miss> a chance.→英和

こうき

こうき【後記】
a postscript <P.S.> .→英和
‖編集後記 an editorial postscript.

こうき

こうき カウキ 【康煕】
中国,清の聖祖(康煕帝)の年号(1662-1722)。

こうき

こうき カウ― [1] 【校紀】
学校内での風紀。「―が乱れる」

こうき

こうき 【紅旗】
中国共産党中央委員会の機関誌。1958年創刊。88年廃刊。

こうき

こうき [1] 【鴻基・洪基】
大きな事業の基礎。

こうき

こうき カウ― [1] 【好奇】 (名・形動)[文]ナリ
珍しい物や未知の事柄に関心をよせる・こと(さま)。「―のまなざし」「葉子は―な眼をかがやかし/或る女(武郎)」

こうき

こうき カウ― [1] 【高貴】 (名・形動)[文]ナリ
(1)身分が高く,とうとい・こと(さま)。「―な生まれ」「―の出」
(2)ねうちのあること。値段の高いこと。また,そのさま。高価。「―な壺」「―な薬」
(3)「高貴織り」の略。
[派生] ――さ(名)

こうき=逸(イツ)すべからず

――逸(イツ)すべからず
よい機会をのがしてはならない。

こうきあつ

こうきあつ カウ― [3] 【高気圧】
(1)気圧が高いこと。
(2)天気図上で,閉じた等圧線に囲まれて周囲よりも気圧の高い領域。中心から北半球では時計回りに,南半球では反時計回りに風が吹き出している。一般に高気圧の圏内は好天となる。寒冷高気圧・温暖高気圧がある。
⇔低気圧

こうきあつ

こうきあつ【高気圧】
high atmospheric pressure.

こうきいんしょうしゅぎ

こうきいんしょうしゅぎ [1][5] 【後期印象主義】
〔Post-impressionism〕
印象主義に出発しながら,その後,独自の芸術を築いた,セザンヌ・ゴーガン・ゴッホらの画風をいう。

こうきおり

こうきおり カウ― [0] 【高貴織(り)】
練絹(ネリギヌ)織物の一種。経(タテ)糸に諸撚(モロヨ)り,緯(ヨコ)糸に片撚りの練り染め糸を用いた斜文の変化織り。男子の着物や羽織に用いる。高貴。

こうきぎょう

こうきぎょう [3] 【公企業】
国や地方自治団体などが経営する公共のための企業。鉄道・郵便・水道など。
⇔私企業

こうきごうぎぞうざい

こうきごうぎぞうざい コウキガウギザウザイ [7] 【公記号偽造罪】
公務所の記号を使用する目的で偽造する罪。

こうきしほんしゅぎ

こうきしほんしゅぎ [7][1][4] 【後期資本主義】
〔post capitalism〕
一九世紀以後の絶頂期を過ぎた資本主義のこと。体制安定のための国家による経済活動への干渉の増大などによって特徴づけられる。ゾンバルトによって用いられ,のちにハーバーマスに受け継がれた概念。晩期資本主義。

こうきしゅくせい

こうきしゅくせい カウ― [1] 【綱紀粛正】
政治のあり方や,それにたずさわる政治家・役人の態度を正すこと。

こうきしん

こうきしん カウ― [3] 【好奇心】
珍しい物事・未知の事柄に対して抱く興味や関心。「―にかられる」「―が強い」

こうきしん

こうきしん【好奇心】
<excite one's> curiosity.→英和
〜の強い curious;→英和
inquisitive.→英和
〜から out of curiosity.

こうきじ

こうきじ カウキ― 【高貴寺】
大阪府南河内郡河南町にある高野山真言宗の寺。山号,神下(コウゲ)山,また葛城山。役小角(エンノオヅノ)の創建と伝える。初め香華寺と号したが,空海が現名に改称。江戸後期,慈雲が入住し正法律の総本山とした。

こうきじてん

こうきじてん カウキ― 【康煕字典】
字書。一二集四二巻。康煕帝の勅命により,張玉書・陳廷敬らが編纂。1716年刊。「説文」「玉篇」「正字通」など歴代の字書を集大成し,約四万七千の漢字を二一四の部首に分けて部首画数順に配列する。以後の辞書の漢字配列の規準となった。

こうきせいさいきん

こうきせいさいきん カウキセイ― [6] 【好気性細菌】
酸素が存在する所で正常に生育する細菌類。多くの細菌がこれに含まれる。枯草菌・酢酸菌・結核菌など。
⇔嫌気性細菌

こうきせっこく

こうきせっこく カウ―セキ― [4] 【高貴石斛】
デンドロビウムの代表種。ヒマラヤ・中国南部原産。高さ30〜60センチメートル。観賞用に温室で栽培。一〜四月,上部の各節に径7〜8センチメートルの紫桃色の花を二,三個つける。デンドロビウム-ノビル。

こうきたい

こうきたい [0] 【公企体】
「公共企業体」の略。

こうきちゅうとうきょういく

こうきちゅうとうきょういく [1][5] 【後期中等教育】
中等教育の後半分,高等学校段階の教育。各種学校または企業内における教育も含む。
→前期中等教育

こうきつ

こうきつ カウ― [0] 【香橘】
植物のクネンボ(九年母)のこと。

こうきてい

こうきてい カウキ― 【康煕帝】
(1654-1722) 中国,清の第四代皇帝(在位 1661-1722)。名は玄燁(ゲンヨウ)。廟号(ビヨウゴウ)は聖祖。三藩の乱を平定し,台湾の鄭氏を討ち,ロシアとはネルチンスク条約を結んで国境を画定。学術を奨励して清朝全盛期の基礎を確立した。

こうきでん

こうきでん 【弘徽殿】
⇒こきでん(弘徽殿)

こうきでんりょくこうか

こうきでんりょくこうか クワウキデンリヨクカウクワ [8] 【光起電力効果】
光電効果の一。半導体の pn 接合や,半導体と金属の接触面に光をあてると電圧が生じる現象。光電池はこの応用。光(ヒカリ)起電力効果。

こうきとじ

こうきとじ カウキトヂ [1] 【康煕綴じ】
和本の綴じ方の一。袋綴じの一種。四つ目綴じの上下端の穴と,上下の右角との間にもう一つずつ穴をあけ,糸を通して角のまくれを押さえるようにした綴じ方。

こうきのいわい

こうきのいわい 【後喜の祝(い)】
〔結婚のあとの喜びであることから〕
出産の祝い。「男子なれば,夫婦―をかさね/浮世草子・好色盛衰記 1」

こうきはい

こうきはい カウ― 【高其佩】
(1672-1734) 中国,清初期の画家。遼陽の人。字(アザナ)は韋之。号は且園・南村。指頭画に長じた。

こうきゃく

こうきゃく [0] 【後脚】
うしろあし。あとあし。
⇔前脚

こうきゃくるい

こうきゃくるい [4] 【口脚類】
節足動物甲殻綱に属する一群の総称。シャコが代表的。頭胸部は小さく,五対の胸脚があり,第二対は強大で餌を捕らえるのに使う。腹部は長く,扁平。浅海の砂泥中に穴を掘ってすむ。

こうきゅう

こうきゅう カウキウ [0] 【考究】 (名)スル
深く考え研究すること。「英国にて―する人道学/明六雑誌 16」

こうきゅう

こうきゅう クワウキウ [0] 【曠久】
「曠日弥久(コウジツビキユウ)」の略。

こうきゅう

こうきゅう【好球】
<miss> a nice ball.

こうきゅう

こうきゅう カウキフ [0] 【高級】 (名・形動)[文]ナリ
等級や品質・程度などが高い・こと(さま)。
⇔低級
「―品」「―な本」
[派生] ――さ(名)

こうきゅう

こうきゅう【恒久の】
permanent.→英和
恒久化(性) perpetuation (permanency).

こうきゅう

こうきゅう【高級の】
high-class[-grade] <articles> ;high-ranking <officer> ;senior <clerk> .→英和
‖高級官僚 a high official.高級紙 quality paper (新聞).高級車 a high-class car.

こうきゅう

こうきゅう [0] 【後宮】
(1)后妃や女官たちが住む宮中の奥御殿。平安京内裏では,貞観(ジヨウガン)・常寧・承香(シヨウキヨウ)・麗景・弘徽(コキ)・宣耀(センヨウ)・登華の七殿と昭陽(梨壺)・淑景(シゲイ)(桐壺)・飛香(ヒギヨウ)(藤壺)・凝華(ギヨウカ)(梅壺)・襲芳(シホウ)(雷鳴壺)の五舎。
(2)后妃の称。特に,皇后以外の妃・夫人・女御・更衣など。

こうきゅう

こうきゅう カウキフ [0] 【降級】 (名)スル
等級が下がること。
⇔昇級

こうきゅう

こうきゅう [0] 【購求】 (名)スル
買い求めること。購入。「店あれば―すること最(イト)易し/八十日間世界一周(忠之助)」

こうきゅう

こうきゅう カウキフ [0] 【降給】 (名)スル
給与を下げること。特に,公務員の受ける俸給の位(号俸)を引き下げること。「―処分」
→減給

こうきゅう

こうきゅう カウキウ [0] 【硬球】
硬式のテニス・野球などで使うかたい球。テニスはゴムボールにフェルトをかぶせたもの,野球はコルクの芯(シン)を革で包んだもの。
⇔軟球

こうきゅう

こうきゅう カウキフ [0] 【高給】
高い給料。多額の俸給。
⇔薄給

こうきゅう

こうきゅう 【孔丘】
孔子のこと。丘は名。

こうきゅう

こうきゅう [0] 【攻究】 (名)スル
学芸などを深くきわめること。「思想の歴史を―する/文学史骨(透谷)」

こうきゅう

こうきゅう カウキウ [0] 【講究】 (名)スル
深く調べて明らかにすること。「自然の道理を―し/日本開化小史(卯吉)」

こうきゅう

こうきゅう [0] 【恒久】
長く変わらないこと。永久。「日本国民は,―の平和を念願し/日本国憲法(前文)」

こうきゅう

こうきゅう カウキウ [0] 【好逑】
〔詩経(周南・関雎)〕
よいつれあい。よい配偶者。「君子の―となるべき資格/坊っちゃん(漱石)」

こうきゅう

こうきゅう【硬球】
《テニス》a regulation[hard]ball.

こうきゅう

こうきゅう カウキウ [0] 【好球】
野球で,打者が打つのにいいたま。「―必打」

こうきゅう

こうきゅう クワウキウ [0] 【光球】
太陽の光って見える球殻状の部分。厚さは僅か約400キロメートルで高温のガス体から成る。他の恒星の同様の部分もいう。光球層。

こうきゅう

こうきゅう クワウ― [0] 【皇宮】
⇒こうぐう(皇宮)

こうきゅう

こうきゅう【高給】
<draw> a high salary.〜の high-salaried.

こうきゅう

こうきゅう [0] 【公休】
(1)公務員や会社員などに権利として与えられている,日曜・祝日以外の休日。公休日。
(2)同業者が申し合わせて,定期的に休業すること。また,その日。公休日。

こうきゅう

こうきゅう カウ― 【行宮】
「あんぐう(行宮)」に同じ。「浪の上の―は静かなる時なし/平家 8」

こうきゅうがいねん

こうきゅうがいねん カウキフ― [5] 【高級概念】
⇒上位概念(ジヨウイガイネン)

こうきゅうげんご

こうきゅうげんご カウキフ― [5] 【高級言語】
〔high-level language〕
コンピューターのプログラミング言語のうち,比較的人間が使う言語に近いもの。
→アセンブリー言語
→機械語

こうきゅうし

こうきゅうし [3] 【後臼歯】
⇒大臼歯(ダイキユウシ)

こうきゅうしぼうさん

こうきゅうしぼうさん カウキフシバウ― [6] 【高級脂肪酸】
炭素数の多い(普通一二以上)脂肪酸の総称。油脂はこれらのグリセリド。
→脂肪酸

こうきゅうじゅうにし

こうきゅうじゅうにし [7] 【後宮十二司】
律令制で,後宮の事務を担当した内侍司(ナイシノツカサ)・蔵司(クラノツカサ)・書司(フミノツカサ)・薬司(ヤクシ)・兵司(ツワモノノツカサ)・闈司(ミカドノツカサ)・殿司(デンシ)・掃司(ソウシ)・水司(スイシ)・膳司(ゼンシ)・酒司(ミキノツカサ)・縫司(ヌイノツカサ)の総称。十二司。十二の司。

こうきゅうたなおろしほう

こうきゅうたなおろしほう [0] 【恒久棚卸法】
在庫残高を商品の出し入れ量から算出する方法。同様に,国民経済計算において資本ストックの総量を年々の投資と減価償却から算出する方法。パーペチュアル-インベントリー法。

こうきゅうてき

こうきゅうてき [0] 【恒久的】 (形動)
永久に変わらないさま。「―な平和」

こうきゅうび

こうきゅうび [3] 【公休日】
公休。

こうきゅうび

こうきゅうび【公休日】
a (legal) holiday.

こうきゅうほう

こうきゅうほう [0] 【恒久法】
条文中に有効期間を限定していない法律。
⇔限時法

こうきゅうアルコール

こうきゅうアルコール カウキフ― [5] 【高級―】
炭素数の多いアルコール。特に,炭素数一二以上の脂肪族アルコールを指すことが多い。天然の蝋(ロウ)を鹸化(ケンカ)したり,高級脂肪酸のエステルを触媒を用いて還元して製造される。溶剤・可塑剤に用い,中性洗剤など各種界面活性剤の原料となる。

こうきょ

こうきょ [1] 【薨去】 (名)スル
親王または三位以上の人が死ぬこと。薨逝(コウセイ)。

こうきょ

こうきょ [1] 【公許】
おおやけのゆるし。官公庁の許可。官許。公認。「―を得る」

こうきょ

こうきょ [1] 【貢挙】
(1)律令制による官吏登用の方法。大学・国学の優秀な子弟を中央政府に推薦したこと。政府はこれを試験し,合格者を任用した。くご。
(2)古代中国の官吏登用の法。のち,「科挙」の別称。

こうきょ

こうきょ [1] 【溝渠】
(1)水を流すみぞ。給排水のためのみぞ。
(2)(比喩的に)心のへだたり。

こうきょ

こうきょ カウキヨ 【康居】
中国,漢・魏(ギ)時代の史書にみえるシルダリア下流域のトルコ系遊牧民。

こうきょ

こうきょ カウ― [1] 【考拠】 (名)スル
ある事をよりどころとして考えること。また,そのよりどころ。「事実を―せんも/西洋道中膝栗毛(魯文)」

こうきょ

こうきょ カウ― [1] 【抗拒】 (名)スル
抵抗し拒否すること。「改革に猶―する者多きに/明六雑誌 7」

こうきょ

こうきょ クワウ― [1] 【皇居】
天皇が平常住む所。皇宮。宮城。もとは京都御所,東京遷都後は旧江戸城を居所として宮城と称したが,第二次大戦後はこの名称を用いる。

こうきょ

こうきょ【皇居(前広場)】
the Imperial Palace (Plaza).

こうきょう

こうきょう カウキヤウ [0] 【好況】
社会の経済活動が活気を呈し,生産・雇用・消費が伸びている状態。
⇔不況

こうきょう

こうきょう カウキヤウ [0] 【講経】
経典を講義すること。

こうきょう

こうきょう【口供】
(a) deposition.→英和
〜する depose.→英和
‖口供書《法》an affidavit.

こうきょう

こうきょう [0] 【口供】 (名)スル
(1)裁判所などの尋問に対して,被告・証人などが口頭で述べること。供述。
(2)事実や意見を口頭で述べること。
(3)罪人などが罪状を口頭で述べること。「白洲で,表向の―を聞いたり/高瀬舟(鴎外)」

こうきょう

こうきょう [0] 【口峡】
咽頭腔と口腔との境界をなす腔所。

こうきょう

こうきょう [0] 【公共】 (名)スル
(1)社会全体に関すること。おおやけ。
(2)おおやけのものとして共有すること。「人間の―するや衆人相共に其務む可き所を尽して/明六雑誌 21」

こうきょう

こうきょう クワウケフ [0] 【広狭】
(1)広いことと狭いこと。広さ。
(2)広い意味と狭い意味。広義と狭義。「―の二義がある」

こうきょう

こうきょう カウキヤウ [0] 【交響】 (名)スル
互いにひびきあうこと。

こうきょう

こうきょう [0] 【溝橋】
築堤・運河・道路などの下を横切って設けられた地下水路。

こうきょう

こうきょう クワウケウ [1] 【黄教】
ラマ教の一派。一五世紀にツォンカパ(宗喀巴)が主唱した革新的なラマ教。戒律を重視する。旧派の紅教に対抗して黄帽・黄衣を着けたことからの呼称。黄帽派。道徳派。ゲルク派。
→紅教(コウキヨウ)

こうきょう

こうきょう カウキヤウ [0] 【康強】 (名・形動)[文]ナリ
心身がすこやかである・こと(さま)。「甚はだ―なる少年なりしとなり/西国立志編(正直)」

こうきょう

こうきょう カウケウ [0] 【高教】
立派な教え。相手を敬ってその教えをいう語。「御―を乞う」

こうきょう

こうきょう カウキヤウ [0] 【耕境】
ある農作物の耕作が地理的・経済的に可能な限界にある土地。耕作限界。栽培限界。

こうきょう

こうきょう クワウ― [0] 【荒凶】
飢饉(キキン)。不作。凶荒。

こうきょう

こうきょう 【紅鏡】
〔紅色に輝く鏡の意から〕
太陽。こうけい。「涙にくれて―さらにみえわかず/撰集抄 8」

こうきょう

こうきょう【公共の】
public <interests> ;→英和
common.→英和
‖公共事業 a public enterprise;(public) utilities.公共機関 a public institution.公共企業体 a public[government]corporation.公共職業安定所 a public employment security office.公共心(のある) public spirit (public-spirited).公共団体 a public body[corporatcon].公共料金 public utility charges.

こうきょう

こうきょう カウキヤウ 【孝経】
中国,十三経の一。一巻。編者未詳。戦国時代に成立か。孔子と弟子の曾子の問答の形で孝道について述べ,孝を最高道徳,治国の根本とする。

こうきょう

こうきょう [1] 【紅教】
ラマ教の一派。八世紀中頃インドからチベットに伝えられた,伝統的なラマ教。紅衣・紅帽をつけていることからの呼称。紅帽派。
→黄教(コウキヨウ)

こうきょう

こうきょう【好況】
prosperity;→英和
a boom.→英和
〜の prosperous <condition> ;→英和
brisk <market> .→英和

こうきょう

こうきょう [0] 【虹橋】
にじの橋。にじを橋に見たてた語。また,美しい橋をにじに見たてた語。

こうきょういく

こうきょういく [3] 【公教育】
公的性格をもつ教育。私教育に対して,国家および地方公共団体によって行われる教育をさしたが,現在では私立学校における教育や社会教育もその公共性とおおやけの規制をうけている点から,公教育に含められる。

こうきょうえん

こうきょうえん [3] 【口峡炎】
⇒アンギーナ(2)

こうきょうかい

こうきょうかい カウケウクワイ [3] 【高教会】
〔High Church〕
聖公会(英国教会)の中で,教会の権威や礼拝儀式を重んずる立場をいう語。
→低教会

こうきょうかい

こうきょうかい クワウケウクワイ [3] 【広教会】
〔Broad Church〕
聖公会(英国教会)の中で,信仰箇条や礼拝規定を広く解釈する自由主義の立場をいう語。

こうきょうかい

こうきょうかい [3] 【公教会】
天主公教会の略。

こうきょうがく

こうきょうがく【交響楽(団)】
a symphony (orchestra).→英和

こうきょうがく

こうきょうがく カウキヤウ― [3] 【交響楽】
シンフォニー(symphony)の古い訳語。交響曲。

こうきょうがくだん

こうきょうがくだん カウキヤウ― [5][6] 【交響楽団】
交響曲演奏のための弦楽器・管楽器・打楽器から成る大編成の楽団。交響管弦楽団。

こうきょうきぎょうたい

こうきょうきぎょうたい [0] 【公共企業体】
(1)国や地方公共団体の出資による公共性の高い事業を行う法人格を有する企業。
(2)旧公共企業体等労働関係法で,日本国有鉄道・日本専売公社・日本電信電話公社の三公社のこと。

こうきょうきぎょうたいとうろうどうかんけいほう

こうきょうきぎょうたいとうろうどうかんけいほう 【公共企業体等労働関係法】
⇒国営企業労働関係法

こうきょうきけんざい

こうきょうきけんざい [6] 【公共危険罪】
不特定多数の人の生命・身体・財産の安全を侵害する危険性のある犯罪。放火罪・溢水(イツスイ)罪・往来妨害罪など。

こうきょうきょく

こうきょうきょく【交響曲】
a symphony.→英和

こうきょうきょく

こうきょうきょく カウキヤウ― [3] 【交響曲】
〔symphony〕
一八世紀の中頃に成立した,管弦楽のための大規模な楽曲。形式上は管弦楽のためのソナタとでもいうべき音楽で,概して三ないし四楽章から成る。シンフォニー。
→交響曲/交響曲第9番「合唱」より(ベートーベン)[音声]

こうきょうくうち

こうきょうくうち [5] 【公共空地】
一般市民が利用でき,国や地方公共団体によって管理されている空地。公園・運動場・霊園など。公共緑地。
→公開空地

こうきょうくみあい

こうきょうくみあい [5] 【公共組合】
一定範囲の構成員(組合員)から成り,公共の事務・事業を行う目的の公法上の社団法人。農業共済組合・国民健康保険組合・土地改良区など。

こうきょうけいざいがく

こうきょうけいざいがく [7] 【公共経済学】
政府をはじめとする公共部門の経済活動や行動を分析する経済学。

こうきょうけんちく

こうきょうけんちく [5] 【公共建築】
国や地方公共団体などが設置し,一般市民が利用する建築物。学校・病院・博物館など。

こうきょうざい

こうきょうざい [3] 【公共財】
不特定多数の個人が共同で享受できる財・サービス。通常,公的機関により提供される。公園・道路・警察など。

こうきょうし

こうきょうし カウキヤウ― [3] 【交響詩】
標題音楽の一。一九世紀中頃にリストが創始した,管弦楽によって詩的・絵画的内容を描写・表現する音楽。概して単一楽章から成る。シンフォニック-ポエム。
→交響詩/「わが祖国」よりモルダウ(スメタナ)[音声]

こうきょうしせつ

こうきょうしせつ [5] 【公共施設】
道路・公園・下水道・学校・図書館など,公共事業によって供給される施設。公共財としての性格をもつ。

こうきょうしょくぎょうあんていじょ

こうきょうしょくぎょうあんていじょ [0][13] 【公共職業安定所】
職業紹介・職業指導,雇用保険の事務処理など,職業安定法の目的を達成するための業務を無料で行う機関。労働大臣が管轄。職安。職業安定所。

こうきょうしん

こうきょうしん [3] 【公共心】
公共の利益のために尽くそうとする精神。

こうきょうじぎょう

こうきょうじぎょう [5] 【公共事業】
(1)行政主体,または私人によって行われる公共の利益を目的とする事業。公益事業。
(2)国や地方公共団体が財政資金により行う事業。

こうきょうじむ

こうきょうじむ [5] 【公共事務】
⇒固有(コユウ)事務

こうきょうせい

こうきょうせい [0] 【公共性】
広く社会一般に利害・影響を持つ性質。特定の集団に限られることなく,社会全体に開かれていること。

こうきょうせんたくがくは

こうきょうせんたくがくは [9] 【公共選択学派】
議会制や官僚制のもとでの財政に関する政治的決定プロセスを,企業における意思決定の分析などと同様に経済学の手法を用いて分析する学派。ケインズ政策の限界を主張。

こうきょうだんたい

こうきょうだんたい [5] 【公共団体】
行政上の一定の目的のために国家から行政的権限や特権を与えられた団体。地方公共団体・公共組合のほか公団・事業団等。

こうきょうとうし

こうきょうとうし [5] 【公共投資】
国・地方公共団体・公的企業が社会資本整備のために行う投資。景気対策のために拡大されることがある。

こうきょうのふくし

こうきょうのふくし 【公共の福祉】
社会一般に共通する幸福や利益。個人の利益や権利に対立ないしは矛盾する場合があり,相互の調和が問題とされる。

こうきょうほうじん

こうきょうほうじん [5] 【公共法人】
政府または地方公共団体がなすべき公共的な事業を代行する団体。法人税法上,法人税を課されない法人で,非課税法人とも呼ばれる。

こうきょうほうそう

こうきょうほうそう [5] 【公共放送】
受信料を主な財源として,営利を目的としない公共的な事業体が行う放送。また,それを行う事業体。日本の NHK ,イギリスの BBC など。
⇔民間放送

こうきょうゆうせんさい

こうきょうゆうせんさい [7] 【公共優先債】
⇒優先債(ユウセンサイ)

こうきょうようざいさん

こうきょうようざいさん [7] 【公共用財産】
国が直接公共の用に供し,または供するものと決定した財産。国有財産法上の用語で,公共用物に相当する。

こうきょうようぶつ

こうきょうようぶつ [5] 【公共用物】
公物のうち,道路・河川・公園など,直接一般公衆の共同使用に供される国または地方公共団体の財産。
→公用物

こうきょうりょうきん

こうきょうりょうきん [5] 【公共料金】
運輸・通信・水道・ガス・電気など国民の生活に関係が深く公益性の強いものの料金。その決定・改定には政府または地方公共団体の規制がある。

こうきょうりょくち

こうきょうりょくち [5] 【公共緑地】
⇒公共空地(クウチ)

こうきょうサービス

こうきょうサービス [5] 【公共―】
広く一般の人々の福利のために公的機関が供する業務。教育・医療・交通・司法・消防・警察など。

こうきょく

こうきょく カウ― [0] 【好局】
碁・将棋で,内容のあるよい対局。

こうきん

こうきん カウ― [0][1] 【咬筋】
咀嚼(ソシヤク)筋の一。頬骨と下顎骨に付着し,下顎を引き上げて歯を咬み合わせる働きをする。

こうきん

こうきん 【後金】
清(シン)朝初期の国号。1616年,ヌルハチ(太祖)が女真族を統一して建国。

こうきん

こうきん [0] 【口琴】
竹・金属など弾力のある小薄片の一端を枠に固定し,他端を指で弾くなどして振動させ,口腔に共鳴させる楽器の総称。小形の原始的な楽器で,ほぼ世界中に分布。ジューズ-ハープ。

こうきん

こうきん【拘禁】
detention;→英和
confinement.→英和
〜する detain;→英和
confine;→英和
imprison.→英和

こうきん

こうきん【公金】
<embezzle> public money[funds].

こうきん

こうきん【行金】
bank money.

こうきん

こうきん カウ― [0] 【抗菌】
細菌の増殖を抑えること。

こうきん

こうきん [0] 【拘禁】 (名)スル
(1)捕らえて,とじこめておくこと。監禁。「詩人を―せし牢舎/即興詩人(鴎外)」
(2)〔法〕 逮捕後の身体の拘束で,比較的長期のものの称。
→抑留

こうきん

こうきん カフ― [0] 【甲金】
「甲州金(コウシユウキン)」の略。

こうきん

こうきん [0] 【公金】
(1)個人の所有でなく公の性質をもつ金銭。「―を使い込む」
(2)国または地方公共団体がその目的を達成するために所有する金銭。
→国庫金

こうきんせい

こうきんせい カウ― [0] 【抗菌性】
細菌,特に病原菌の増殖を阻止する性質。

こうきんせいぶっしつ

こうきんせいぶっしつ カウ― [7] 【抗菌性物質】
抗菌性を持つ物質。抗生物質やサルファ剤など。

こうきんのらん

こうきんのらん 【紅巾の乱】
中国,元末,1351年から66年にかけて,弥勒・白蓮(ビヤクレン)教徒が中心となって展開した宗教的農民反乱。紅色の頭巾を目印とした。首領は韓林児。1368年,紅巾軍の出身である朱元璋(シユゲンシヨウ)は元を退けて明国を樹立した。

こうきんのらん

こうきんのらん クワウキン― 【黄巾の乱】
中国,後漢末の農民反乱。太平道という新興宗教で貧窮農民の心をとらえた張角は信徒を組織して,184年に蜂起。衆徒は目印として黄巾を着用。乱は鎮定されたが,これをきっかけに群雄割拠を招来,後漢は滅亡し,三国鼎立の時代となる。
→太平道

こうきんはんのう

こうきんはんのう [5] 【拘禁反応】
拘禁{(1)}された状況に反応して起こる精神障害。神経症,気分の変調,妄想・幻覚など,さまざまな症状が現れる。

こうきんりせいさく

こうきんりせいさく カウキンリ― [6] 【高金利政策】
政府または中央銀行が,公定歩合を高水準に保つことで貸付信用量を縮小し,インフレの抑制や景気の過熱防止を図る政策。

こうきんスペクトル

こうきんスペクトル カウ― [6] 【抗菌―】
抗生物質や化学療法剤が効力を及ぼす病原微生物の範囲とそれらの作用強度を表す語。作用スペクトル。

こうぎ

こうぎ カウ― [1] 【巧技】
すぐれた技術。たくみなわざ。

こうぎ

こうぎ カウ― [1] 【高義】
高い徳行。立派なおこない。「僕をして君の―を慕はしめよ/花柳春話(純一郎)」

こうぎ

こうぎ【講義】
<attend> a lecture <on> .→英和
〜する (give a) lecture <on a subject> .

こうぎ

こうぎ クワウ― [1] 【広義】
一つの言葉のもつ意味の範囲に幅があるとき,広い方の意味。
⇔狭義
「―に解釈する」

こうぎ

こうぎ [1] 【後議】
あとに審議すること。特に二院制議会で,一方が他の議院のあとに法案を審議すること。
→先議

こうぎ

こうぎ カウ― [1] 【巷議】
ちまたの議論。世間のうわさ。巷説。

こうぎ

こうぎ [1] 【公義】
おおやけに果たすべき義務。「私情を捨て―に就く英雄志士の交際なり/経国美談(竜渓)」

こうぎ

こうぎ カウ― [1] 【高誼】
なみなみならぬよしみ。多く手紙文などで相手から受けた好意に感謝するときに用いる。「在任中は一方ならぬ御―に預かり…」

こうぎ

こうぎ [1] 【厚誼】
交際の情があついこと。あついよしみ。「御―を賜り御礼申し上げます」

こうぎ

こうぎ [1] 【公議】 (名)スル
(1)おおやけに討論すること。また,公衆の是認する議論。世論。「一定の婚式を―して/明六雑誌 32」
(2)公平な議論。「此の事―に出づるに似たれど,実にはしかはあらず/折たく柴の記」
(3)朝廷や幕府での評議。「出雲国へ流さるべしと―已に定まりけり/太平記 13」

こうぎ

こうぎ カウ― [1] 【抗議】 (名)スル
相手の行動や処置の仕方などに,反対の意見や苦情を述べること。また,その意見や苦情。「判定に―する」

こうぎ

こうぎ カウ― [1] 【交誼】
親しい交際。友誼。「―を結ぶ」

こうぎ

こうぎ [1] 【公儀】
(1)おもてむき。おおやけごと。「是は心中の憤りにて―に出だすべき咎にもあらず/太平記 39」
(2)朝廷・幕府・役所など,政治を行う機関。また,民を支配している人。お上。「―隠密」
(3)世の中。世間。「せがれより―を広う見覚えて/大句数」

こうぎ

こうぎ カウ― [1] 【高議】
すぐれた議論をすること。また,その議論。相手を敬ってその議論をいうのにも用いる。

こうぎ

こうぎ【広義】
<take a matter in> a wide[broad]sense.

こうぎ

こうぎ 【後魏】
⇒魏(ギ)(3)

こうぎ

こうぎ カウ― [1] 【好誼】
友好の情。心のこもった交際。よしみ。「御身の―に対して…報ふ処あらん/うらおもて(眉山)」

こうぎ

こうぎ【抗議】
a protest;→英和
a complaint (苦情).→英和
〜する (make a) protest <against> .‖抗議集会(デモ) a protest rally (demonstration).抗議文[書]a note of protest;a written protest.

こうぎ

こうぎ カフ― [1] 【狎妓】
ひいきにしている芸妓。「吉原の―の許に足繁く通つて/渋江抽斎(鴎外)」

こうぎ

こうぎ カウ― [3] 【講義】 (名)スル
(1)人々に学説や書物あるいは物事の意味や内容を口頭で説明すること。学問的な話をすること。また,その話。「社会情勢について―する」
(2)大学における授業。

こうぎき

こうぎき カウ― [0] 【香聞き】
香をかぎわけて,その種類をあてる遊び。また,それが上手な人。聞香(ブンコウ)。こうかぎ。

こうぎしゃ

こうぎしゃ 【公儀者】
社交家。「いやおこぼの姉が―ぢや/浄瑠璃・相模入道」

こうぎしょ

こうぎしょ [0][4] 【公議所】
1869年(明治2)3月開設の立法機関。公議人によって構成され,国事を審議したが,同年7月の官制改革により集議院と改称。

こうぎしょ

こうぎしょ カウ― [0][4] 【講義所】
(1)講義をする所。
(2)日本のキリスト教で,教会の組織が整う以前に,人々が礼拝を行うために集まった所。

こうぎせいたいろん

こうぎせいたいろん [6] 【公議政体論】
幕末,諸侯・公卿・諸藩士の参加によって国政を議すべきことを主張した論。

こうぎにん

こうぎにん [0] 【公議人】
公議所の議員。各藩から推薦された。

こうぎむ

こうぎむ [3] 【公義務】
公権に対応する義務。自由権や参政権などに対応する国・地方公共団体の義務と国・地方公共団体の命令に応ずる義務とに分けられる。

こうぎゅう

こうぎゅう クワウギウ [0] 【黄牛】
ミャンマー・タイ・中国・台湾などで飼育されている役用牛。毛色は淡褐色または暗褐色。肩に小さなこぶがあり,四肢は細い。

こうぎゅう

こうぎゅう カウギウ [0] 【耕牛】
田畑を耕すのに使う牛。[季]春。

こうぎょ

こうぎょ カウ― [1] 【香魚】
〔香りがよいことから〕
アユの異名。

こうぎょ

こうぎょ [1] 【薨御】 (名)スル
親王・女院・摂関・大臣の死をいう語。

こうぎょ

こうぎょ [1] 【控御】 (名)スル
馬をじょうずに扱うこと。転じて,人を巧みに操ること。

こうぎょう

こうぎょう [0] 【功業】
(1)功績のすぐれた事業。
(2)いさお。功績。

こうぎょう

こうぎょう【功業】
an achievement;services.

こうぎょう

こうぎょう【興行】
show business (事業);a show;→英和
<give> a performance.→英和
〜する perform;→英和
run a show.‖興行界 the entertainment world.興行師 a showman.興行主 a promoter.昼興行 a matinée.

こうぎょう

こうぎょう クワウゲフ [1] 【鉱業・礦業】
地下資源を探査・採掘し,選鉱した鉱石から含有金属を抽出・製錬する産業。

こうぎょう

こうぎょう [0] 【興業】 (名)スル
事業をおこすこと。特に,経済上の事業をおこし,産業を盛んにすること。「殖産―」

こうぎょう

こうぎょう【工業】
(the manufacturing) industry;→英和
the industries (総称).〜の industrial.→英和
〜化する industrialize <a country> ;→英和
manufacture <an article> on a commercial basis.‖工業界 the industrial world.工業高校(大学,試験所) a technical high school (a technical college,an industrial laboratory).工業国(都市) an industrial nation (city).工業地帯 an industrial area.工業団地 an industrial park.

こうぎょう

こうぎょう [0] 【興行】 (名)スル
(1)入場料を取って公開する芸能・スポーツ・見世物などの催し。また,その催しを行うこと。「地方―」「―場(ジヨウ)」「―主」
(2)法会・芸能・連歌・俳諧などの会を催すこと,またその会。「灌頂―せらるべき由/平家 3」
(3)盛んに行われること。「頃年禅法の―世に喧しく/太平記 24」

こうぎょう

こうぎょう【鉱業】
(the) mining (industry).→英和
‖鉱業会社 a mining company.鉱業地 a mining area[center].

こうぎょう

こうぎょう [1] 【工業】
(1)〔industry〕
原料を加工し,種々の製品を生産する産業。
(2)手を使う職人。大工など。[日葡]

こうぎょう

こうぎょう [0] 【鴻業・洪業】
大きな事業。「維新の―」

こうぎょう

こうぎょう [0] 【恒業】
継続して行う仕事。

こうぎょうあんか

こうぎょうあんか [5] 【工業暗化】
工業化によって煤煙(バイエン)などで環境が暗化するに伴い,近くに生息している昆虫のうち,暗色の変異個体が増加する現象。蛾などの鱗翅目に例が多い。進化理論に影響を与えた。

こうぎょういけん

こうぎょういけん 【興業意見】
殖産興業の方策を説いた意見・資料集。1884年(明治17)前田正名編。

こうぎょうか

こうぎょうか [0] 【工業化】
(1)農林・水産業などの第一次産業に対して,第二次産業,特に工業の占める比重が高まってくること。産業構造の高度化。産業化。
(2)ある製品を,機械制工業によって生産しうるようにすること。

こうぎょうかがく

こうぎょうかがく [5] 【工業化学】
目的物質の経済的な製法,大スケールでの反応条件や反応操作など,化学物質の工業的な製造にかかわる一切の事柄を,化学的な側面から研究する応用化学の一部門。

こうぎょうかこうほう

こうぎょうかこうほう [6] 【工業化工法】
建築部材を工場生産して,工事現場での省力化を図った工法。

こうぎょうかじゅうたく

こうぎょうかじゅうたく [6] 【工業化住宅】
高度に統合された合理的な技術により生産された住宅。仕様・工期が明確であるプレハブ住宅など。

こうぎょうがっこう

こうぎょうがっこう [5] 【工業学校】
旧制の実業学校の一。工業教育を行う。

こうぎょうきかく

こうぎょうきかく [5] 【工業規格】
工業製品の品質や性能,互換性などを保証するため,寸法や特性の基準を定めたもの。国際規格や各国の国家規格,また団体が定める団体規格などがある。
→ジス(日本工業規格)

こうぎょうぎじゅついん

こうぎょうぎじゅついん 【工業技術院】
通商産業省の外局の一。鉱工業に関する科学技術の試験・研究を総合的に推進し,生産技術の向上とその成果の普及を図ることを目的とする行政機関。

こうぎょうぎんこう

こうぎょうぎんこう【興業銀行】
an industrial bank.

こうぎょうくみあい

こうぎょうくみあい [5] 【工業組合】
工場の経営者が,共同の施設を作り,また営業の統制を行うことを目的に,工業組合法によって設立した法人。1943年(昭和18)廃止。

こうぎょうけん

こうぎょうけん [3] 【興行権】
(1)演劇の上演,映画の上映,音楽の演奏などについて,その著作者が有する権利。上演権・上映権・演奏権などがある。
(2)興行{(1)}を行う権利。

こうぎょうけん

こうぎょうけん クワウゲフ― [3] 【鉱業権】
一定の鉱区で一定の鉱物を採掘し,その所有権を取得する権利。鉱業法に基づき,許可によって成立。試掘権と採掘権の二種がある。

こうぎょうこうとうがっこう

こうぎょうこうとうがっこう [9] 【工業高等学校】
新制の高等学校の一。工業科を単科とする。工高。

こうぎょうし

こうぎょうし [3] 【興行師】
興行{(1)}の開催を職業とする人。

こうぎょうしけんじょ

こうぎょうしけんじょ [0] 【工業試験所】
工業技術院の所管に属する機関。工業に関する試験・研究・分析などを行う。

こうぎょうしょゆうけん

こうぎょうしょゆうけん [6] 【工業所有権】
産業上の発明・商標・意匠などを排他的に利用・所有しうる権利。特許権・実用新案権・商標権・意匠権の総称。

こうぎょうしょゆうけんほごどうめいじょうやく

こうぎょうしょゆうけんほごどうめいじょうやく 【工業所有権保護同盟条約】
正称,工業所有権の保護に関する1883年3月20日のパリ条約。数度改正されて今日に至る。発明特許・実用新案・工業的意匠・商標などを対象とする。世界知的所有権機関(WIPO)が事務局。

こうぎょうせんもんがっこう

こうぎょうせんもんがっこう [9] 【工業専門学校】
旧制で,中学校卒業者に,工業に関する専門教育を施した学校。戦後,新制の工業大学や総合大学の工学部に昇格。工専。

こうぎょうだんち

こうぎょうだんち [5] 【工業団地】
計画的に造成した一定地域に,諸工場を集めて収容した工業地区。

こうぎょうちいき

こうぎょうちいき [5] 【工業地域】
用途地域の一つで,工業の用に供するための地域。この地域では,学校・病院・映画館・料理店・ホテルなどの建築は許されない。

こうぎょうちたい

こうぎょうちたい [5][6] 【工業地帯】
多くの工場が集中し,その地域の産業構成の中で工業生産の占める比率が特に高い地域。京浜・京葉・阪神・中京・北九州工業地帯など。

こうぎょうていとう

こうぎょうていとう クワウゲフ―タウ [5] 【鉱業抵当】
鉱物採掘権者が,鉱業財団を設けて抵当権を設定すること。また,その抵当権。

こうぎょうてきのうぎょう

こうぎょうてきのうぎょう [7] 【工業的農業】
大量の農薬や化学肥料および機械などに依存する農業。工業化農業。
→生態系農業

こうぎょうはいすい

こうぎょうはいすい [5] 【工業廃水】
工業活動により生じた廃水。有害汚染物質を含むことが多いため,水質汚濁防止法などにより排水が規制されている。

こうぎょうぶんせき

こうぎょうぶんせき [5] 【工業分析】
工業化学あるいは化学工業で,原料・中間生成物・製品について行う化学分析や測定など。その純度・混合比・収量などを求める。

こうぎょうほう

こうぎょうほう クワウゲフハフ 【鉱業法】
鉱業に関する基本法。1950年(昭和25)旧鉱業法を全面改正して成立。鉱業権の発生・消滅・効力などのほか,租鉱権・鉱害賠償などについて規定する。

こうぎょうぼき

こうぎょうぼき [5] 【工業簿記】
製造工業での会計処理に適用される応用簿記の一。原料の仕入れから加工,製品の販売に至るまでの会計を扱う。

こうぎょうやくひん

こうぎょうやくひん [5] 【工業薬品】
工業化学あるいは化学工業で,種々の有用物質をつくる過程で大量に用いる薬品。

こうぎょうようすい

こうぎょうようすい [5] 【工業用水】
工業製品の製造過程で冷却・製品処理などに使用する水。上水・地下水・河川水のほか下水の浄化水が用いられる。

こうぎょうようテレビ

こうぎょうようテレビ [7] 【工業用―】
放送用テレビジョン以外のテレビジョン装置の総称。溶鉱炉・原子炉など人の近づけない場所の監視や,医療などに使われる。ITV 。

こうぎょうセンサス

こうぎょうセンサス [5] 【工業―】
事業所ごとに雇用,生産高,付加価値額,在庫額,固定資産の増減,用地・用水などについて通産省が毎年行なっている調査。

こうぎょうデザイン

こうぎょうデザイン [6] 【工業―】
⇒インダストリアル-デザイン

こうぎょく

こうぎょく カウ― [0] 【硬玉】
翡翠(ヒスイ)輝石の微細結晶の集合体。色は白ないし緑で,透明または半透明。主産地はミャンマー。翡翠と呼ばれる宝石の典型的なもの。日本では新潟県の糸魚川市や青海(オウミ)町に産した。
⇔軟玉

こうぎょく

こうぎょく [0] 【攻玉】
〔「攻」はみがく意〕
(1)玉をみがくこと。
(2)知徳をみがくこと。

こうぎょく

こうぎょく カウ― [0] 【鋼玉】
酸化アルミニウムから成る鉱物。六方晶系に属し,六角板状または柱状。ガラス状光沢がある。ペグマタイト・接触変成岩などに産出。青色のものをサファイヤ,赤色のものをルビーとして重用。研磨材用に人工的に合成される。コランダム。

こうぎょく

こうぎょく【紅玉】
a ruby.→英和

こうぎょく

こうぎょく【黄玉】
a topaz.→英和

こうぎょく

こうぎょく【硬玉】
a jade.→英和

こうぎょく

こうぎょく [0] 【紅玉】
(1)赤色の鋼玉。ルビー。
(2)リンゴの一品種。果皮は真紅,果肉はやや酸味が強い。
(3)美しい女性の肌のたとえ。「―の膚(ハダエ)消えて/太平記 6」

こうぎょく

こうぎょく【鋼玉】
a corundum.→英和

こうぎょく

こうぎょく クワウ― [0] 【黄玉】
⇒おうぎょく(黄玉)

こうぎょくしゃ

こうぎょくしゃ 【攻玉舎】
1869年(明治2)近藤真琴が東京築地に攻玉塾と称して設立した私塾。蘭学・英学による航海術を教授,のち海軍兵学校への進学予備校として知られた。現在も学校法人として存続。

こうぎょくてんのう

こうぎょくてんのう クワウギヨクテンワウ 【皇極天皇】
(594-661) 日本書紀で第三五代天皇(在位 642-645)の漢風諡号(シゴウ)。名は宝皇女。和風諡号は天豊財重日足姫(アメトヨタカライカシヒタラシヒメ)。茅渟王(チヌノオオキミ)の王女。舒明(ジヨメイ)天皇の皇后。天智・天武両天皇の母。皇居は飛鳥板蓋宮(アスカイタブキノミヤ)。645年孝徳天皇に譲位し,その死後,重祚(チヨウソ)して斉明天皇となった。

こうぎろく

こうぎろく カウ― [3] 【講義録】
教室で行う講義を文字化した体裁に編集した書物。通信教育用などに供される。「―を出版している/青年(鴎外)」

こうぎろく

こうぎろく カウギ― 【考義録】
善行者の表彰事例集。全五〇冊。1801年幕府が刊行。慶長から寛政期に至る全国八千以上の事例を登載。

こうぎわ

こうぎわ カウギハ 【髪際】
〔「かみぎは」の転〕
頭髪のはえぎわ。「―によりて二寸ばかりきずあり/宇治拾遺 1」

こうぎん

こうぎん [0] 【口吟】 (名)スル
詩歌などを口ずさむこと。「独り歩み黙思―し/武蔵野(独歩)」

こうぎん

こうぎん カウ― [0] 【高吟】 (名)スル
高い声で詩や歌などを吟ずること。「漢詩を―する」「放歌―」

こうぎん

こうぎん 【興銀】
「日本興業銀行」の略。

こうく

こうく【鉱区】
a mine lot.

こうく

こうく カウ― [1] 【校区】
主に西日本で,通学区域の称。

こうく

こうく クワウ― [1] 【鉱区】
鉱業権の及ぶ土地の範囲で,鉱物の試掘または採掘を許可された区域。

こうく

こうく クワウ― [1] 【惶懼】
(1)おそれいること。恐懼。
(2)敬意を表すために手紙の末尾に書き添える語。「―再拝」

こうく

こうく [1] 【工区】
工事場所が広い範囲にわたるとき,全体をいくつかの施工単位として分けたそれぞれの区域。

こうく

こうく カウ― [1] 【康衢】
〔「康」は五方,「衢」は四方に通じる道〕
にぎやかな大通り。「遠雷の如き―の車声/日乗(荷風)」

こうくう

こうくう【航空】
aviation;→英和
flying.→英和
‖航空貨物 air cargo.航空学(術) aeronautics.航空機 a flying machine;aircraft (総称).航空券 an airline ticket.航空自衛隊 the Air Self-Defense Force.航空写真 an aerial photograph.航空母艦 an aircraft carrier.航空郵便(輸送) <by> airmail (air transportation).航空路(基地) an air line (base).

こうくう

こうくう [0] 【口腔】
「こうこう(口腔)」の医学での慣用読み。

こうくう

こうくう [0] 【公空】
どの国の管轄権のもとにもおかれていない空間。

こうくう

こうくう カウ― [0] 【航空】
空中を飛行すること。航空機で空を航行すること。

こうくう

こうくう カウ― [0] 【高空】
高い空。空の高い所。
⇔低空

こうくういがく

こうくういがく カウ― [5] 【航空医学】
航空機の飛行が生体に及ぼす医学的影響を研究し,搭乗員の健康や能率の向上をはかる医学の分野。

こうくうかんせいかん

こうくうかんせいかん カウ―クワンセイクワン [7] 【航空管制官】
国家公務員として航空交通管制業務に従事する者。

こうくうかんせいとう

こうくうかんせいとう カウ―クワンセイタフ [0] 【航空管制塔】
⇒管制塔(カンセイトウ)

こうくうがん

こうくうがん [3] 【口腔癌】
口腔内に発生する癌腫。舌癌・口唇癌・歯肉癌・口蓋癌・頬粘膜癌の類。

こうくうき

こうくうき カウ― [3] 【航空機】
人が乗って空中を飛行できる乗り物。飛行機・グライダー・気球・飛行船など。

こうくうきかんし

こうくうきかんし カウ―キクワン― [6] 【航空機関士】
航空機の操縦者の指示に従って,エンジンや電気・油圧・空気圧などの諸機関を調整する乗員。フライト-エンジニア。

こうくうきごうしゅ

こうくうきごうしゅ カウ―ガウシユ [6] 【航空機強取】
〔法〕
⇒ハイジャック

こうくうきしょう

こうくうきしょう カウ―シヤウ [5] 【航空気象】
航空機の運行のために行う気象業務または気象学。特に安全性が重要である。

こうくうきょう

こうくうきょう [0] 【口腔鏡】
口腔内面の検査に使用する小さな円形の鏡に取っ手を付けた歯科用器具。

こうくうけん

こうくうけん カウ― [3] 【航空券】
航空機に乗るための切符。国内・国際旅客運送約款に基づき,航空会社が発行する証券。運賃のほか氏名・年齢・連絡先など記載事項が定められている。

こうくうけんきゅうじょ

こうくうけんきゅうじょ カウ―ケンキウ― 【航空研究所】
1918年(大正7)航空工業の研究と開発のために東京帝国大学に付設された研究施設。航研。

こうくうこうつうかんせい

こうくうこうつうかんせい カウ―カウツウクワンセイ [9] 【航空交通管制】
〔air traffic control〕
航空機が安全かつ円滑に運航できるよう,各機に飛行経路や高度を指示して,空の交通整理をする業務。ATC 。

こうくうし

こうくうし カウ― [3] 【航空士】
航空機の飛行中に位置や進路を測定し,航法決定に必要なデータを作成する業務に従事する者。フライト-ナビゲーター。

こうくうしゃしん

こうくうしゃしん カウ― [5] 【航空写真】
測量・地図の作製などのため,飛行中の航空機から撮影した写真。空中写真。

こうくうしょうがいとう

こうくうしょうがいとう カウ―シヤウガイ― [0] 【航空障害灯】
航空機の航行に支障をきたす恐れのある高い建造物につけられる赤光を発する標識灯。

こうくうしょかん

こうくうしょかん カウ― [5] 【航空書簡】
⇒エアログラム

こうくうじえいたい

こうくうじえいたい カウ―ジヱイ― [0] 【航空自衛隊】
自衛隊の一。主として防空の任にあたる。航空総隊・飛行教育集団・輸送航空団などから成り,航空幕僚長が監督する。

こうくうず

こうくうず カウ―ヅ [3] 【航空図】
航空機の航行に利用する地図。船の海図にあたる。地形のほか,航空路・航空標識の位置・電波信号の周波数などが記入されている。

こうくうぜいかん

こうくうぜいかん カウ―クワン [5] 【航空税関】
空港に置かれる税関。

こうくうだいがっこう

こうくうだいがっこう カウ―ダイガクカウ 【航空大学校】
民間航空の操縦士を養成する運輸省所管の学校。修業年限は二年八か月。1954年(昭和29)設立。本校は宮崎県宮崎市に所在。69年宮城県仙台市に,72年北海道帯広市に分校を開設。

こうくうねんりょう

こうくうねんりょう カウ―レウ [5] 【航空燃料】
航空機に使用する燃料。ピストン-エンジン機には航空ガソリン,ジェット-エンジン機には灯油を主成分とするジェット燃料が使われる。

こうくうびょう

こうくうびょう カウ―ビヤウ [0] 【航空病】
飛行に伴って起こる,めまい・吐き気・耳鳴り・呼吸困難などの病的状態。低圧・低酸素・加速度・超音速・緊張などがその原因となる。

こうくうびん

こうくうびん カウ― [0][3] 【航空便】
(1)航空機による物品の輸送。飛行便。
(2)「航空郵便」の略。

こうくうほあんだいがっこう

こうくうほあんだいがっこう カウ―ダイガクカウ 【航空保安大学校】
航空保安職員を養成する運輸省所管の学校。修業年限は二年。1969年(昭和44)設立。所在地は東京都大田区。

こうくうほう

こうくうほう カウ―ハフ 【航空法】
航空機の航行の安全,航空機による運送事業などの秩序の確立を目的とする法律。1952年(昭和27)制定。国際民間航空条約の規定に準拠して,航空機の登録・安全性・運航・航空従事者の免許,航空路・飛行場・保安施設,航空運送事業・外国航空機などについて規定する。

こうくうほけん

こうくうほけん カウ― [5] 【航空保険】
航空機の所有・運航などに関連して生ずる損害を填補(テンポ)するための損害保険。

こうくうぼかん

こうくうぼかん カウ― [5] 【航空母艦】
軍艦の艦種の一。航空機を積み,これを艦上で発着させるための飛行甲板を備え,また格納・修理設備を持つもの。第二次大戦以降,戦艦にかわって海上兵力の中心となった。空母。航母。

こうくうむせんつうしんし

こうくうむせんつうしんし カウ― [10] 【航空無線通信士】
航空機の無線局,航空地球局など,航空機の運行に必要な無線通信に関して,通信・技術操作を行う免許を有する者。

こうくうゆうびん

こうくうゆうびん カウ―イウ― [5] 【航空郵便】
航空機で運送する郵便。特に,その扱いの外国郵便物。航空便。エア-メール。

こうくうゆそう

こうくうゆそう カウ― [5] 【航空輸送】
航空機による人・郵便物・貨物などの輸送。空中輸送。空輸。

こうくうろ

こうくうろ カウ― [3] 【航空路】
航空機の安全な航行のため,空中に設定された通路。

こうくうエンジン

こうくうエンジン カウ― [5] 【航空―】
航空機用の発動機。小型の低速機用には四サイクル-ピストンエンジンを使用。中・小型で時速600キロメートル程度まではターボ-プロップ,それ以上ではジェット-エンジンが用いられる。超高速のものには,ロケット機関も実用化されている。航空発動機。

こうくつ

こうくつ [0] 【後屈】 (名)スル
後方にまがっていること。また,まげること。
⇔前屈
「子宮―」「上体を―する」

こうくり

こうくり カウクリ 【高句麗・高勾麗】
古代朝鮮の一国。中国東北部にいた扶余(フヨ)族の一支族が建国(?-668)。313年,楽浪郡を滅ぼし朝鮮北部を領有,427年平壌に遷都。広開土王(好太王)以下三代(四世紀末から六世紀)が最盛期。唐・新羅の連合軍に滅ぼされた。高麗(コマ)。

こうくん

こうくん [0] 【功勲】
てがら。いさお。功績。勲功。

こうくん

こうくん [0][1] 【紅裙】
(1)着物の紅色のすそ。
(2)美人。芸者。「―カタワラニジシテサケヲススム/ヘボン(三版)」

こうくん

こうくん カウ― [0] 【校訓】
その学校の教育方針などを短文や標語にしたもの。

こうぐ

こうぐ【工具】
a tool;→英和
an implement.→英和

こうぐ

こうぐ カウ― [1] 【香具】
(1)薫物(タキモノ)や匂い袋などに用いる沈香(ジンコウ)・丁字(チヨウジ)・白檀(ビヤクダン)・麝香(ジヤコウ)などの総称。
(2)「香道具(コウドウグ)」に同じ。
(3)「香具売り」の略。

こうぐ

こうぐ カウ― [1] 【耕具】
農耕に用いる道具。

こうぐ

こうぐ [1] 【工具】
工作に用いる器具。工作道具。「―箱」

こうぐ

こうぐ カウ― [1] 【校具】
学校に備え付けてある授業などに用いる器具。

こうぐう

こうぐう [0] 【厚遇】 (名)スル
手厚くもてなすこと。優遇。
⇔薄遇
「―を受ける」「珍客として―される」

こうぐう

こうぐう [3] 【后宮】
(1)皇后の御殿。
(2)皇后。

こうぐう

こうぐう【皇宮】
the Imperial Palace.皇宮警察 the Imperial Palace Police.

こうぐう

こうぐう クワウ― [3] 【皇宮】
天皇の宮殿。皇居。宮城。こうきゅう。

こうぐう

こうぐう【厚遇】
<give> a warm reception <to> ;good treatment (優遇).〜する treat kindly[well].

こうぐうけいさつ

こうぐうけいさつ クワウ― [5] 【皇宮警察】
皇居・御所・離宮などの警備,および天皇・皇族の護衛などにあたる警察組織。皇宮警察本部は警察庁の付属機関。

こうぐうごえいかん

こうぐうごえいかん クワウ―ゴヱイクワン [6] 【皇宮護衛官】
皇宮警察の業務を行う職員。

こうぐうり

こうぐうり カウ― [3] 【香具売り】
近世,香具を売る者。ひそかに男色を売った者もあった。

こうぐけんさくばん

こうぐけんさくばん [1] 【工具研削盤】
磨耗した切削工具の刃を再研削する工作機械。

こうぐこう

こうぐこう [0][3] 【工具鋼】
工具に使用される硬質の鋼の総称。

こうぐし

こうぐし カウ― [3] 【香具師】
(1)香具を作る人。また,それを売る人。香具屋。
(2)やし(香具師)。てきや。香具屋。「―のいひぐさをよく覚えたぜ/滑稽本・浮世床 2」

こうぐち

こうぐち カウ― [0] 【坑口】
坑道の入り口。

こうぐみょうしゅう

こうぐみょうしゅう クワウグミヤウシフ 【広弘明集】
中国の仏教書。唐の道宣編。三〇巻。「弘明集」にならい六朝(リクチヨウ)から初唐までの仏教者の詩文などを集める。664年成立。中国仏教思想史,特に道教との関係を知るための基本資料。

こうぐん

こうぐん クワウ― [0] 【皇軍】
天皇が統率する軍隊。戦前までの日本帝国陸海軍の呼び名。

こうぐん

こうぐん [0] 【後軍】
あとぞなえの軍。後陣。
⇔前軍

こうぐん

こうぐん カウ― [0] 【行軍】 (名)スル
軍隊が徒歩で長距離を移動すること。「隊伍を組んで―する」

こうぐん

こうぐん [0] 【紅軍】
1927年の南昌蜂起を機に誕生した中国共産党の軍隊。毛沢東・朱徳らに指導され,国民党軍の包囲攻撃をはね返し,長征を達成。37年国民革命軍第八路軍に改編。中国工農紅軍。
→八路軍

こうぐん

こうぐん【行軍】
a march;→英和
marching.〜する march.

こうぐんしょうぎ

こうぐんしょうぎ カウ―シヤウ― [5] 【行軍将棋】
児童用のゲームの一。将兵・兵種・兵器など強弱の定まった駒を伏せて交互に進め,両軍の駒が出合うと,第三者が判定して,弱い方をのぞく。敵の本陣に入れば勝ちとなる。軍人将棋。

こうけ

こうけ (名・形動)
〔「こうけん(後見)」の転か。近世語。「こうげ」とも〕
目上の者が目下の者にふるう権力。また,目上の者が気ままに振る舞うさま。「勝手にするは親の―,今宵の内に嫁(ヨメ)らする/浄瑠璃・忠臣蔵」

こうけ

こうけ カウ― [1] 【高家・豪家】
(1)由緒正しい家。名門。
(2)江戸幕府の職名。老中支配に属し,主として儀式・典礼をつかさどり,伊勢・日光への代拝のほか,特に京都への御使い,勅使の接待など,朝廷との間の諸礼にあたった家柄。世襲で,足利氏以来の名家,吉良・武田・畠山などの諸氏が任ぜられた。
(3)権威として頼りにするもの。「大将殿をぞ―には思ひ聞こゆらむ/源氏(葵)」
(4)言いわけなどのよりどころ。口実。「只老いを―にして答へ居たり/今昔 24」
〔「豪」は漢音で「こう」,呉音で「ごう」。「豪家」と書かれた場合は「ごうけ」とも読まれた〕

こうけ

こうけ [1] 【公家】
⇒こうか(公家)

こうけい

こうけい [0] 【公卿】
(1)「くぎょう(公卿)」に同じ。
(2)古代中国の三公と九卿(キユウケイ)。

こうけい

こうけい 【紅閨】
婦人の寝室。美人の寝室。「翠帳(スイチヨウ)―」

こうけい

こうけい クワウ― [0][1] 【光景】
(1)目に映る景色や物事のありさま。「ほほえましい―」
(2)日のひかり。

こうけい

こうけい [0] 【拘繋】 (名)スル
捕らえてつないでおくこと。

こうけい

こうけい カウケイ 【鎬京】
中国,武王の建国から東遷までの周(西周)の都。今の西安にあたるといわれる。宗周。

こうけい

こうけい カウ― [0] 【狡計】
ずるい計略。わるだくみ。

こうけい

こうけい【光景】
a spectacle;→英和
a sight;→英和
a scene.→英和
〜を呈する present a <fine> sight.

こうけい

こうけい カウ― 【高啓】
(1336-1374) 中国,元末・明初の詩人。字(アザナ)は季迪(キテキ)。号は青邱子(セイキユウシ)。詩風は軽快で平明。友人の罪に連座して刑死。作「高青邱詩集」など。

こうけい

こうけい クワウ― [0] 【皇系】
天皇の系統。皇統。

こうけい

こうけい クワウ― [0] 【黄経】
天球上の一点から黄道に下ろした垂線の足と春分点との角距離。春分点より東へプラスに測る。黄緯とあわせて天球の黄道座標を形成する。

こうけい

こうけい [0] 【後景】
背後の光景。特に,絵画・写真・舞台装置で,背後に配置する光景。背景。
⇔前景

こうけい

こうけい [0] 【後勁】
後詰(ゴヅ)めの精鋭部隊。

こうけい

こうけい [0] 【後継】
地位・財産・業務などを受け継ぐこと。「―者」「―内閣」

こうけい

こうけい 【興京】
中国,遼寧省の撫順の東に位置する都市。1603年,清の太祖ヌルハチがここに築城。清朝の発祥地として知られる。ホトアラ。

こうけい

こうけい【口径】
a caliber.→英和

こうけい

こうけい カウケイ 【康慶】
鎌倉前期の仏師。運慶の父。東大寺・興福寺の造仏に一門を率いて参加,慶派発展の基礎を築いた。興福寺南円堂の不空羂索(フクウケンジヤク)観音・四天王・法相六祖像などを制作。東大寺の伎楽面には康慶の作銘がある。生没年未詳。

こうけい

こうけい [0] 【肯綮】
〔「肯」は骨についている肉,「綮」は筋と肉とのつなぎめ〕
物事の急所。

こうけい

こうけい [0] 【口径】
(1)大砲や管(クダ)など,円筒形のものの内径。
(2)レンズ・鏡の有効直径。

こうけい

こうけい【後継】
succession.→英和
‖後継者 a successor <to> ;an heir.後継内閣 the succeeding[incoming]Cabinet.

こうけい=に中(アタ)る

――に中(アタ)・る
〔元史(王都中伝)〕
要点をおさえる。急所を突く。「実に―・つた剴切な御考へ/坊っちゃん(漱石)」

こうけいき

こうけいき カウ― [3] 【好景気】
社会全体の経済状態が良好で,取引が盛んに行われ,金まわりがよいこと。景気がよいこと。好況。
⇔不景気

こうけいき

こうけいき【好景気】
prosperity;→英和
good times;a boom.→英和
〜の prosperous.→英和

こうけいざい

こうけいざい [3] 【公経済】
国家および公共団体の営む経済。
⇔私経済

こうけいしつ

こうけいしつ [3] 【後形質】
細胞の原形質が代謝活動中に作り出した物質。細胞壁・細胞液や,卵黄・デンプン粒(リユウ)・イヌリンなどの貯蔵物質や種々の結晶体など。後生質。

こうけいしょく

こうけいしょく [3] 【口径食】
光学系に入った光の周辺部が鏡筒などでさえぎられること。

こうけいひ

こうけいひ [3] 【口径比】
レンズなどの有効直径と焦点距離の比。F ナンバーの逆数。像の明るさは口径比の二乗に比例し,光学系の明るさの目安となる。
→F ナンバー

こうけいらいのらん

こうけいらいのらん 【洪景来の乱】
李氏朝鮮後期の反乱。没落官人洪景来(1779-1812)は,不平官僚と結び窮民を扇動して,1811年定州(平安北道)を中心に挙兵。半年後に鎮圧され,洪は戦死した。

こうけきもいり

こうけきもいり カウ― 【高家肝煎】
江戸幕府で高家のうちから選ばれ高家諸氏の差配にあたる者。通常三人で,月番制。

こうけち

こうけち カウ― [0] 【纐纈】
奈良時代に行われた絞り染めの名。布を糸でくくり,模様を染め出すもの。こうけつ。

こうけっか

こうけっか【好結果】
<produce> good results.

こうけっせい

こうけっせい カウ― [3] 【抗血清】
抗原を動物に接種して得られる抗体を含む血清。治療や実験に用いる。免疫血清。

こうけっとう

こうけっとう カウケツタウ [3] 【高血糖】
血糖値が正常値よりも高い値を示す状態。ストレスなどにより一時的に起こる場合もあるが,糖尿病の場合は常時高血糖を示す。
→血糖値

こうけつ

こうけつ カウ― 【皎潔】 (名・形動タリ)
白く清らかな・こと(さま)。「―雪の如し」「彼が―の愛を汚(ケガ)し,神聖なる恋を蹂躙(ジユウリン)せしをば/妾の半生涯(英子)」

こうけつ

こうけつ [0] 【孔穴】
あな。

こうけつ

こうけつ カウ― [0] 【膏血】
(1)人のあぶらと血。
(2)人が苦労をして得たもののたとえ。「国民の―をすすり/誕生(潤一郎)」

こうけつ

こうけつ [0] 【口訣】
口伝えで奥義を伝えること。くけつ。

こうけつ

こうけつ [0] 【紅血】
赤い血。血。「―を滴(シタタ)らす」

こうけつ

こうけつ カウ― [0] 【硬結】 (名)スル
(1)かたくなること。かたくとざすこと。
(2)〔医〕 炎症や鬱血(ウツケツ)により,軟組織が硬くなること。また,その病変部位。硬化。硬変。

こうけつ

こうけつ カウ― [0] 【高潔】 (名・形動)[文]ナリ
心がけだかく,清らかな・こと(さま)。「―な人格」「―の士」
[派生] ――さ(名)

こうけつ

こうけつ クワウ― [0] 【皇闕】
(1)皇居の門。
(2)皇居。皇宮。

こうけつ

こうけつ【高潔な】
noble(-minded);→英和
lofty;→英和
upright.→英和

こうけつ

こうけつ クワウ― [0] 【壙穴】
死体を埋める穴。つかあな。墓穴。

こうけつ=を絞(シボ)る

――を絞(シボ)・る
(1)人の辛苦して得たものをしぼりとる。重税を課することなどにいう。
(2)心血をそそぐ。

こうけつあつ

こうけつあつ【高血圧】
<suffer from> high blood pressure;hypertension.→英和

こうけつあつ

こうけつあつ カウ― [4][3] 【高血圧】
血圧が正常の状態より高い状態。一般に最高血圧が水銀柱160ミリメートル以上か最低血圧が95ミリメートル以上の場合をいう。
⇔低血圧
→境界高血圧

こうけつあつしょう

こうけつあつしょう カウ―シヤウ [0][6] 【高血圧症】
高血圧が続く状態。腎性など原因となる病気があるものと,本態性のものがある。脳出血・心肥大などの原因となる。血圧亢進(コウシン)症。

こうけん

こうけん [0] 【公権】
公法上の権利。公義務に対応する。国・公共団体などが国民に対してもつ刑罰権・財政権・警察権などの国家的公権と,国民が国・公共団体などに対してもつ自由権・参政権などの個人的公権とに分けられる。
⇔私権

こうけん

こうけん クワウ― [0] 【黄繭】
黄色その他の色のある繭の総称。中国種・欧州種に多い。

こうけん

こうけん [0] 【貢献】 (名)スル
(1)物事や社会に力を尽くして,よい結果をもたらすこと。寄与。「優勝に―する」
(2)貢ぎ物を奉ること。また,その貢ぎ物。

こうけん

こうけん カウ― [0] 【高見】
(1)立派な考え。すぐれた識見。
(2)相手を敬ってその意見をいう語。「御―を伺いたい」

こうけん

こうけん [0] 【後見】 (名)スル
(1)うしろだてとなって面倒をみること。特に,幼少の者の代理となって補佐すること。また,その人。うしろみ。「甥(オイ)を―する」
(2)能・舞踊・歌舞伎などの舞台で,演技者の後ろに控えていて手助けをする者。
(3)政務を補佐する役。鎌倉幕府の執権・連署,室町幕府の管領など。
(4)〔法〕 親権者のいない未成年者,および禁治産者を補佐・保護し,その財産を管理すること。また,その制度。
(5)後日会うこと。「我は一時の命なれば―を期し難し/海道記」
(6)後日,他の人が見ること。「まことに短慮未練の至り―の嘲り/吾妻問答」

こうけん

こうけん【公権を剥奪(はくだつ)する】
deprive <a person> of his civil rights.

こうけん

こうけん【貢献】
<make a> contribution <to> .→英和
〜する contribute <to> ;→英和
render <great> services <to> .

こうけん

こうけん [0] 【後件】
〔論〕
〔consequent〕
仮言命題において,承認または仮定される命題(前件)に対して,帰結または結果を示す部分。
⇔前件

こうけん

こうけん【効験】
⇒効能.

こうけん

こうけん カウ― [0] 【効験】
〔古くは「こうげん」とも〕
しるし。ききめ。効果。「―あらたかな薬」

こうけん

こうけん【後見】
guardianship;→英和
a guardian (人);→英和
a prompter (芝居の).→英和
〜する act as a guardian;look after <a child> .

こうけん

こうけん カウ― [0] 【高検】
「高等検察庁」の略。

こうけん

こうけん カウ― [0] 【康健】 (名・形動)[文]ナリ
「健康」に同じ。「身体を運動し,―ならしめ/西国立志編(正直)」

こうけん

こうけん [0] 【公験】
⇒くげん(公験)

こうけんかんとくにん

こうけんかんとくにん [0] 【後見監督人】
後見人を監督する機関。後見人と被後見人の利益が相反するときは,被後見人を代表し得る。

こうけんけいやく

こうけんけいやく クワウケン― [5] 【黄犬契約】
⇒おうけんけいやく(黄犬契約)

こうけんざ

こうけんざ [0] 【後見座】
能舞台で,後見が控えている場所。後座(アトザ)の後方,橋懸り寄りの隅。
→能舞台

こうけんし

こうけんし 【寇謙之】
(365-448) 中国,北魏(ホクギ)の道士。太武帝の尊信を得て道教の国教化に成功。

こうけんてんのう

こうけんてんのう カウケンテンワウ 【孝謙天皇】
(718-770) 第四六代天皇(在位 749-758)。名は阿倍(アベ)・高野姫尊。聖武天皇の皇女。母は光明皇后。在位中に東大寺大仏を開眼。従兄の藤原仲麻呂を重用したが,のち道鏡を寵愛し,仲麻呂らの反乱を招いた。764年,重祚(チヨウソ)して称徳天皇となる。

こうけんにん

こうけんにん [0] 【後見人】
後見を行う者。未成年者の親権者が遺言で指定する場合,夫婦の一方が禁治産者になったとき他の一方がなる場合,家庭裁判所が選任する場合とがある。

こうけんばしら

こうけんばしら [5] 【後見柱】
能舞台で,橋懸りが後座につながる所の二本の柱のうち,正面観客席からみて奥の柱。両脇に後見座と狂言座がある。狂言柱。
→能舞台

こうけんほう

こうけんほう [0] 【公健法】
⇒公害健康被害補償法(コウガイケンコウヒガイホシヨウホウ)

こうけんやく

こうけんやく [0] 【後見役】
後見の役目。また,その役の人。

こうけんりょく

こうけんりょく [3] 【公権力】
国または公共団体が国民に対して命令・強制し,法律関係を形成する力。また,その力を行使する公的機関。

こうげ

こうげ カウ― [1] 【高下】 (名)スル
(1)(地位などの)高いことと低いこと。
(2)(価値などの)まさっていることと劣っていること。また,その評価をすること。「外見で人の価値を―する/一隅より(晶子)」
(3)上がり下がりすること。「相場の乱―」「価格が―する」

こうげ

こうげ カウ― [1][0] 【香華】
仏前に供える香と花。こうばな。

こうげい

こうげい [0] 【虹霓・虹蜺】
〔古くにじを竜の一種と考え,雄を虹,雌を蜺としたことから〕
にじ。

こうげい

こうげい [0] 【工芸】
(1)実用品としての機能性に,美的装飾性を加えて物品を作りだすこと。また,そうして作られた作品の総称。一般に,小規模なものをいい,建築は含めない。「―美術」
(2)工作上の技術。

こうげい

こうげい【工芸】
technology;→英和
industrial arts;crafts.〜の technological;industrial.→英和
‖工芸家 an industrial artist.工芸学校 a technological[polytechnical]school.工芸品 an industrial art object.

こうげいさくもつ

こうげいさくもつ [6] 【工芸作物】
収穫後,加工して初めて利用される農作物。用途によって,繊維用・糖用・油脂用・染料・香辛料・薬用その他がある。

こうげいひん

こうげいひん [0] 【工芸品】
工芸的に作られた製品。陶磁器・漆品・染織品など。クラフト。

こうげいん

こうげいん カウ―ヰン [3] 【香華院】
菩提寺(ボダイジ)のこと。香華寺。

こうげき

こうげき【攻撃】
(1) <make> an attack <on> ;→英和
an assault;→英和
an offensive (攻勢).→英和
(2)[非難]an attack;a charge;→英和
censure.→英和
〜する attack;charge;censure.→英和
‖攻撃側《野》the team at bat.攻撃精神 a fighting spirit.攻撃力 offensive power.個人攻撃 personal remarks.

こうげき

こうげき [0] 【攻撃】 (名)スル
(1)戦争やスポーツの試合などで,相手を攻めること。
⇔守備
「敵軍の背後を―する」
(2)相手を強く非難すること。「失政を―する」

こうげきき

こうげきき [3][4] 【攻撃機】
陸上・海上の目標を攻撃破壊することを任務とする飛行機。

こうげきりつ

こうげきりつ [4] 【孔隙率】
⇒空隙率(クウゲキリツ)

こうげさ

こうげさ カフ― [1] 【甲袈裟】
黒で縁を取った七条の袈裟。地色は紫・青など種々。僧綱や有識の僧がつける。甲の袈裟。

こうげた

こうげた [0] 【構桁】
トラス構造の,けた。こうこう。

こうげつ

こうげつ カウゲツ 【江月】
(1574-1643) 江戸初期の臨済宗の僧・茶人。和泉の人。名は宗玩。津田宗及の子。大徳寺の住持。詩文・書にすぐれた。

こうげつ

こうげつ カウ― [1] 【皓月・皎月】
明るく輝く月。明月。

こうげつ

こうげつ カウ― [1] 【皐月】
陰暦五月の異名。さつき。

こうげつ

こうげつ カウ― [1] 【江月】
河の上にかかる月。江上の月。

こうげん

こうげん【広[高]言】
(a) big talk;a boast.→英和
〜を吐く boast <of,that…> .

こうげん

こうげん [0] 【後言】
(1)ものごとが終わったあとに,とやかく言うこと。
(2)かげぐち。「面従―」

こうげん

こうげん [0][3] 【公言】 (名)スル
人前で堂々と言うこと。「教師が悪いんだと―して居る/坊っちゃん(漱石)」

こうげん

こうげん クワウ― [0] 【荒原】
(1)あれはてた野原。荒野。
(2)植物群系の一。乾燥・低温などの悪条件によって植物が生育しにくく,種類・密度とも非常に少ない。砂漠・ツンドラ・海岸荒原・岩質荒原・硫気植物荒原など。

こうげん

こうげん カウゲン 【康元】
年号(1256.10.5-1257.3.14)。建長の後,正嘉の前。後深草天皇の代。

こうげん

こうげん カウ― [0] 【抗原】
生体内に侵入して抗体をつくらせ,その抗体とだけ結合して反応する物質。細菌毒素・菌体成分や多くの異種タンパク質がこれに該当する。アンチゲン。
→抗体

こうげん

こうげん【高原】
a plateau;→英和
a tableland.→英和
‖高原地帯 highlands.高原療養所 an alpine sanatorium.

こうげん

こうげん【抗原】
an antigen.→英和

こうげん

こうげん カウ― [0][3] 【高言】 (名)スル
えらそうに大きなことを言うこと。また,その言葉。「―すること勿れ/佳人之奇遇(散士)」

こうげん

こうげん【公言する】
declare (openly);→英和
profess.→英和

こうげん

こうげん カウ― [0] 【高原】
海抜高度が高い平原。起伏が小さい高地。

こうげん

こうげん カウ― [0][3] 【巧言】
巧みに飾った言葉。心にもない口先だけの言葉。「―を弄(ロウ)する」

こうげん

こうげん クワウ― [0][3] 【広言】 (名)スル
あたりをはばからず偉そうなことを言うこと。また,その言葉。「―してはばからない」「万事は破竹の如くなるべしなどと―しつ/舞姫(鴎外)」

こうげん

こうげん クワウ― [0][3] 【光源】
光を発するもと。発光するもの。

こうげん

こうげん カウ― [0] 【抗言】 (名)スル
相手にさからって言うこと。また,その言葉。「主筆に―する/社会百面相(魯庵)」

こうげん

こうげん【巧言】
flattery;honeyed words.

こうげん

こうげん【光源】
a source of light.

こうげん

こうげん クワウ― [0] 【広原・曠原】
広々とした野原。

こうげんいっとうりゅう

こうげんいっとうりゅう カフゲンイツタウリウ 【甲源一刀流】
剣術の一派。祖は逸見(ヘンミ)太四郎義年(?-1828)。

こうげんがく

こうげんがく カウゲン― [3] 【考現学】
〔考古学に対する造語〕
現代の社会の風俗を,場所・時間を定めて組織的に研究し,分析・解説しようとする学問。1930年(昭和5),今和次郎らが提唱。モデルノロジー。

こうげんげんぶがん

こうげんげんぶがん カウ― [7] 【高原玄武岩】
⇒台地(ダイチ)玄武岩

こうげんこうたいはんのう

こうげんこうたいはんのう カウ―カウタイハンオウ [9] 【抗原抗体反応】
抗原とそれに対応する抗体との特異的な結合によって起こる反応。生体では免疫・アナフィラキシー・溶血などの現象として現れる。

こうげんさい

こうげんさい [3] 【公現祭】
キリスト教の祝日。異邦人である東方の三博士に幼子イエスが公に現れたことを記念し,救いがユダヤ人の外に広がったことを祝う。一月二日以後の最初の日曜日。主顕日。顕現日。
→三王礼拝

こうげんしつ

こうげんしつ カウゲン― [3] 【膠原質】
⇒コラーゲン

こうげんじ

こうげんじ クワウゲン― 【広厳寺】
「向原寺(コウゲンジ)」に同じ。

こうげんじ

こうげんじ カウゲン― 【向原寺】
奈良県明日香村にある浄土真宗の寺。
→むくはらでら(向原寺)

こうげんせんい

こうげんせんい カウゲンセンヰ [5] 【膠原繊維】
結合組織の細胞間に見られる繊維。コラーゲンから成る。伸長性に欠けるが,引っ張りには強い。

こうげんてんのう

こうげんてんのう カウゲンテンワウ 【孝元天皇】
記紀所伝で第八代天皇,大日本根子彦国牽尊(オオヤマトネコヒコクニクルノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。孝霊天皇の皇子。軽境原宮(カルノサカイバラノミヤ)を都とした。

こうげんどう

こうげんどう カウゲンダウ 【江原道】
(1)朝鮮民主主義人民共和国の南東端部,日本海に臨む道。南は軍事境界線に接する。道都は元山。カンウォン-ド。
(2)韓国の北東端部,日本海に面する道。北は軍事境界線に接する。道庁所在地は春川。カンウォン-ド。

こうげんびょう

こうげんびょう【膠原病】
《医》a collagen disease.

こうげんびょう

こうげんびょう カウゲンビヤウ [0] 【膠原病】
人体の全身の結合組織(膠原組織)に広範な炎症と変性を来す疾患群の総称。全身性エリテマトーデス・慢性関節リューマチ・リューマチ熱・皮膚筋炎・強皮症・多発性動脈炎など多くの疾患が含まれる。原因は不明であるが,何らかの免疫現象が関与していると考えられる。

こうげんやさい

こうげんやさい カウ― [5] 【高原野菜】
夏季も冷涼な高原地帯で,その季候を利用して栽培される野菜。レタス・キャベツ・ハクサイなどが主。高冷地野菜。

こうげんれいしょく

こうげんれいしょく カウ― [0][0][0] 【巧言令色】
〔論語(学而)「巧言令色鮮矣仁(巧言令色スクナシ仁(ジン))」〕
言葉を飾り,表情をとりつくろうこと。

こうこ

こうこ カウ― [1] 【好古】
古い時代の物事を好むこと。「―趣味」

こうこ

こうこ クワウ― [1] 【恍乎】 (ト|タル)[文]形動タリ
うっとりと心を奪われるさま。「精神―として恰(アタカ)も仙境に在るが如く/月世界旅行(勤)」

こうこ

こうこ クワウ― [1] 【曠古】
〔「曠」は空しい,何もない意〕
前例のないこと。前代未聞。空前。「―の大戦」

こうこ

こうこ【金融公庫】
a finance corporation.

こうこ

こうこ【後顧の憂い】
<be free from> anxiety about the future.→英和

こうこ

こうこ カウ― [1] 【好個】 (名・形動)[文]ナリ
ちょうどよいこと。適当なこと。また,そのさま。「―の材料」「開拓紀念に最も―な農科大学/放浪(泡鳴)」

こうこ

こうこ [1] 【公庫】
政府が全額出資して経営する特別の金融機関。中小企業・農業・民生および地方産業開発のための資金の供給を目的として設置されているもの。国民金融公庫・住宅金融公庫・中小企業金融公庫など。

こうこ

こうこ カウ― [1] 【江湖】
〔古くは「ごうこ」とも〕
(1)川と湖。
(2)世の中。世間。「名声倍々(マスマス)―に鳴れる/花柳春話(純一郎)」
→ごうこ(江湖)

こうこ

こうこ [1] 【後顧】
(1)後ろをふりかえってみること。
(2)あとに残る思い。

こうこ

こうこ カウ― [1] 【考古】
遺跡・遺物によって過去の文化を研究すること。「―資料」

こうこ

こうこ カウ― [1] 【高古】 (名・形動)[文]ナリ
気高くて古風な・こと(さま)。「漢魏の―なる/淡窓詩話」

こうこ

こうこ カウ― [1] 【香香】
〔「こうこう」の転〕
香の物。漬物。

こうこう

こうこう [0] 【公行】 (名)スル
(1)広く行われること。特に,好ましくないことが公然と行われること。「世間に多妻法を―せしめ/福翁百話(諭吉)」
(2)公然と行うこと。「盗賊―して/福翁百話(諭吉)」
(3)公刊すること。刊行。
(4)中国,清代,広東の外国貿易を独占していた特許商人(行商),またはその団体。一三あったので広東十三行と通称。アヘン戦争の結果廃止。

こうこう

こうこう [0] 【後考】
後日,考えること。また,後人の考え。

こうこう

こうこう
〜いう人 such and such a person.→英和
〜いうわけで such being the case.→英和

こうこう

こうこう (副)
狐や鶏の鳴き声を表す語。「狐狐と呼びければ,―と鳴きて出できたりにけり/今昔 27」

こうこう

こうこう カフカウ [0] 【甲香】
「貝香(カイコウ)」に同じ。

こうこう

こうこう カウ― [0] 【坑口】
坑道の入り口。こうぐち。

こうこう

こうこう カウカウ [0] 【耿耿】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)明るいさま。ひかり輝くさま。「―たる銀河/日本風景論(重昂)」
(2)心が安らかでないさま。思うことがあってうれえるさま。「一片―たる神州男児の丹心/天うつ浪(露伴)」

こうこう

こうこう [0] 【後行】
(1)あとから行くこと。
(2)あとから行われること。

こうこう

こうこう クワウクワウ [0] 【遑遑】 (ト|タル)[文]形動タリ
心が落ち着かないさま。あわただしいさま。「齷齪たり,又た―たり/欺かざるの記(独歩)」「―として奔走し/思出の記(蘆花)」

こうこう

こうこう [0] 【口腔】
口の中の空所で,鼻腔や咽頭に連なる部分。舌や歯があり,消化管の入り口として食物の摂取・咀嚼(ソシヤク)・消化を行うほか,発声器・補助気道としても重要。
〔医学部門では「こうくう」という〕

こうこう

こうこう【航行】
⇒航海.航行可能(不能)の (un)navigable.→英和

こうこう

こうこう カウ― [0] 【交媾】 (名)スル
男女のまじわり。交合。

こうこう

こうこう カウカウ [0] 【皓皓・皎皎】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)白いさま。清いさま。「―たる白壁/佳人之奇遇(散士)」
(2)むなしく広いさま。「余る所は―冽々たる空霊の気丈になる/吾輩は猫である(漱石)」
(3)光るさま。明らかなさま。「―たる月/緑簑談(南翠)」

こうこう

こうこう カウカウ [0] 【杲杲】 (形動タリ)
日光が明るく照るさま。「朝日―とさし上りて/自然と人生(蘆花)」

こうこう

こうこう [0] 【工高】
「工業高等学校」の略。

こうこう

こうこう クワウクワウ [0] 【曠曠・広広】 (ト|タル)[文]形動タリ
ひろびろとしたさま。ひろくはるかなさま。「―たる参事官室/もしや草紙(桜痴)」

こうこう

こうこう【高校(生)】
a (senior) high school (student).‖高校野球選手権大会 a high-school baseball championship tournament.

こうこう

こうこう [0] 【公侯】
(1)公爵と侯爵。
(2)大名。諸侯。

こうこう

こうこう カウカウ [1] 【孝行】 (名・形動)スル[文]ナリ
(1)子が親を敬い,よく尽くす・こと(さま)。
⇔不孝
「老母に―する」「―な息子」
(2)(親に対するように)大切にするさま。「女房―」

こうこう

こうこう カウカウ [0] 【鏗鏗】 (副)
鐘の鳴り響くさまを表す語。「鏘(ソウ)―と鳴り響く/桐一葉(逍遥)」

こうこう

こうこう カウカウ [0] 【行行】 (形動タリ)
次第に進んでゆくさま。行き行くさま。「―竟に旧都に入る/日本風景論(重昂)」

こうこう

こうこう クワウ― 【黄興】
(1874-1916) 中国の革命家。日本留学後,中国革命同盟会の結成に参画。辛亥(シンガイ)革命後,南京臨時政府の陸軍総長。第二革命に失敗しアメリカに亡命。

こうこう

こうこう カウ― [0] 【降紅】
煎茶点前(センチヤテマエ)で用いる火箸。

こうこう

こうこう クワウ― [0] 【黄口】
(1)黄色のくちばし。鳥の雛(ヒナ)。
(2)年齢が若く経験の足りないもの。黄吻(コウフン)。「いはば―の童なり/読本・弓張月(前)」

こうこう

こうこう カウカウ [0] 【硬鋼】
炭素鋼のうち炭素を0.36〜0.50パーセント含むもの。硬度・抗張力が大きく,伸び率が小さい。レール・外輪・シリンダー・工具などに用いる。

こうこう

こうこう クワウカウ [0] 【鉱坑】
鉱物を採掘するための地下施設。

こうこう

こうこう カウカウ [0] 【航行】 (名)スル
船で水上を行くこと。航空機が航路を進むことにもいう。「島づたいに―する」

こうこう

こうこう カウカウ [0] 【浩浩】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)水の豊かにみなぎり広がるさま。「海は空と,風は潮と,まるで一になつて,―として/自然と人生(蘆花)」
(2)広々としたさま。「天は…闊(ヒロ)く,―として/金色夜叉(紅葉)」

こうこう

こうこう カウカウ [0] 【高校】
「高等学校」の略。「商業―」

こうこう

こうこう [0] 【後項】
(1)あとにあげた箇条。後ろの項目。
(2)〔数〕 比 �:� における �。
⇔前項

こうこう

こうこう カウクワウ [0] 【膏肓】
〔「こうもう」は誤読。「膏」は心臓の下,「肓」は横隔膜の上〕
膏と肓の間に病気がはいり込むと治療しにくく,容易に治らないという所。
→病(ヤマイ)膏肓に入る(「病」の句項目)

こうこう

こうこう カウカウ [0] 【香香】
香のもの。漬物。こうこ。

こうこう

こうこう カウカウ 【高崗】
(1905-1955) 中国の政治家。陝西省出身。1954年国家計画委員会主席となり,中国東北地方を地盤に工業化に尽力するが,55年失脚。カオ=カン。

こうこう

こうこう クワウカウ [0] 【皇考】
(1)天皇が,死去した先代の天皇をいう語。
(2)祖父。「―位は三品/菅家文草」

こうこう

こうこう [0] 【鴻溝】
大きなみぞ。転じて,へだてとなるもの。「自己と他人の間に截然たる利害の―がある/吾輩は猫である(漱石)」

こうこう

こうこう [0] 【構桁】
⇒こうげた(構桁)

こうこう

こうこう カウカウ 【皞皞】 (名・形動タリ)
心が広くのびやかな・こと(さま)。「凞々(キキ)―の治を保つ/三酔人経綸問答(兆民)」

こうこう

こうこう カウカウ [0] 【硬膏】
常温では固形で,体温に接すると粘着性を生ずる膏薬。
⇔軟膏

こうこう

こうこう【口腔】
the mouth;→英和
the oral cavity.口腔衛生(外科) dental hygiene (surgery).

こうこう

こうこう カウカウ [1] 【斯う斯う】 (副)スル
〔「かくかく」の転〕
内容を具体的に表さず省略して言う時に使う語。これこれ。このように。「理由は―しかじか」「―せよと指示した」

こうこう

こうこう【煌々(と)】
bright(ly);→英和
brilliant(-ly).→英和

こうこう

こうこう [0] 【後攻】 (名)スル
攻撃と防御を交互に行うスポーツなどで,あとから攻めること。あとぜめ。
⇔先攻

こうこう

こうこう【孝行】
filial duty[piety].〜な good[dutiful] <son> .→英和
親に〜する be good[kind]to one's parents.

こうこう

こうこう カウ― [0] 【港口】
港の出入り口。

こうこう

こうこう クワウクワウ [0] 【煌煌・晃晃】 (ト|タル)[文]形動タリ
きらきらとひかり輝くさま。「電灯が―と輝く」「―たる星辰の限りなき/佳人之奇遇(散士)」

こうこう=に待つ

――に待・つ
現在の疑問や懸案などについて,今後の熟考,または後人の十分な考察を期待する。

こうこう==の

――=の(=を)したい時分に親は無し
とかく人は,孝行できなかったことを,悔み嘆くことが多いことにいう。風樹(フウジユ)の嘆(タン)。[柳多留]

こうこうえいせい

こうこうえいせい カウカウヱイ― [5] 【航行衛星】
船舶や航空機などの移動体に,電波によって正しい現在位置を示す人工衛星。

こうこうがい

こうこうがい【硬口蓋】
the hard palate.

こうこうがい

こうこうがい カウ― [3] 【硬口蓋】
口蓋の前半の部分。強く厚い粘膜に覆われ,裏側に骨があってかたい。
⇔軟口蓋

こうこうがいおん

こうこうがいおん カウ― [5] 【硬口蓋音】
硬口蓋と前舌面との間で調音される子音または半母音。[c][ɟ][ɲ][j] など。上顎音。顎音。かたこうがいおん。
→口蓋音

こうこうぎょう

こうこうぎょう クワウコウゲフ [3] 【鉱工業】
鉱業と工業。

こうこうぎょうせいさんしすう

こうこうぎょうせいさんしすう クワウコウゲフ― 【鉱工業生産指数】
鉱業および製造業の生産動向を,基準年度を一〇〇として表した生産指数。

こうこうくいき

こうこうくいき カウカウ―ヰキ [5] 【航行区域】
船舶の構造・強度・設備などに応じて,法規上定められた船舶が航行できる水域。平水区域・沿海区域・近海区域・遠洋区域の四種に分ける。

こうこうけつあつやく

こうこうけつあつやく カウカウケツアツ― [8] 【抗高血圧薬】
⇒血圧降下薬(ケツアツコウカヤク)

こうこうさ

こうこうさ クワウカウ― [3] 【光行差】
光が有限速度で伝播するため,運動している観測者にとって光源である天体が真の位置よりも運動方向にわずかにずれて見えること。地球の公転運動に起因するものを年周光行差,自転運動に起因するものを日周光行差といい,最大角度で前者は約二〇秒,後者は約〇・三秒に達する。

こうこうしょうごん

こうこうしょうごん カウクワウシヤウゴン [0] 【香光荘厳】
〔仏〕 香に染まると香気を発するように,念仏に専念すれば仏の徳が身にそなわること。

こうこうじ

こうこうじ クワウ― [3] 【黄口児】
未熟者。青二才。

こうこうぜん

こうこうぜん カウカウ― 【昂昂然】 (ト|タル)[文]形動タリ
意気さかんなさま。昂然。「―と威張返(イバリカエ)つたもんだ/復活(魯庵)」

こうこうそうたい

こうこうそうたい カウカウ― [5] 【高校総体】
〔全国高等学校総合体育大会の略〕
⇒インターハイ

こうこうてん

こうこうてん カウカウテン [3] 【降交点】
交点{(2)}の二つの交点のうち,惑星などが黄道を北から南へ通過する点。
⇔昇交点

こうこうてんのう

こうこうてんのう クワウカウテンワウ 【光孝天皇】
(830-887) 第五八代天皇(在位 884-887)。名は時康。小松の帝とも。仁明天皇の皇子。藤原基経の支持によって即位。

こうこうどうぶつ

こうこうどうぶつ [5] 【後口動物】
原口またはその付近から肛門ができ,反対側の外胚葉が陥入して口ができる動物群。棘皮・毛顎・半索・ひげむし・脊索などの動物門が属する。新口動物。
→先口動物

こうこうはくしだん

こうこうはくしだん [5] 【公侯伯子男】
公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵のこと。五等爵。

こうこうぼう

こうこうぼう クワウコウバウ 【黄公望】
(1269-1354) 中国の文人画家。元末四大家の一人。字(アザナ)は子久,号は一峰・大癡。董源・巨然の画法を学び山水画を得意とした。諸学に通じ,詩・書もよくした。著「写山水訣」など。

こうこうや

こうこうや【好々爺】
a good(-natured) old man.

こうこうや

こうこうや カウカウ― [3] 【好好爺】
善良でやさしい老人。

こうこがく

こうこがく【考古学】
arch(a)eology.〜の arch(a)eologic(al).‖考古学者 an arch(a)eologist.

こうこがく

こうこがく カウ― [3] 【考古学】
〔archaeology〕
遺跡・遺構・遺物を考察することにより過去の人類の文化を研究する学問。
→先史学

こうこがふ

こうこがふ カウコグワフ 【考古画譜】
日本の古画の作品目録。黒川春村の遺稿を黒川真頼らが増補,1910年(明治43)刊の訂正増補本が流布。古画研究の重要資料。

こうこく

こうこく クワウ― [0] 【皇国】
天皇が統治する国。すめらみくに。

こうこく

こうこく 【興国】
南朝の年号(1340.4.28-1346.12.8)。延元の後,正平の前。後村上天皇の代。

こうこく

こうこく [0] 【鴻鵠】
(1)鴻(オオトリ)や鵠(クグイ)など,大きな鳥。
(2)大人物。英雄。

こうこく

こうこく [1] 【侯国】
主に中世ヨーロッパで,侯爵の称号をもつ君主が治めた小国。

こうこく

こうこく カウ― [0] 【抗告】 (名)スル
下級裁判所の決定・命令を不服として,上級裁判所に異議を申し立てること。普通抗告・即時抗告・再抗告などがある。

こうこく

こうこく [0] 【公告】 (名)スル
(1)広く世の中に告げ知らせること。「世間的に之れを―せざるのみ/欺かざるの記(独歩)」
(2)国または公共団体が,広告・掲示などの手段によって広く一般公衆に告知すること。

こうこく

こうこく クワウ― [0] 【広告】 (名)スル
(1)人々に関心を持たせ,購入させるために,有料の媒体を用いて商品の宣伝をすること。また,そのための文書類や記事。「新製品を雑誌に―する」「新聞に―を出す」「新聞―」
(2)広く世の中に知らせること。「新聞紙にして…天下に―する/明六雑誌 20」「その為に一言―します/侏儒の言葉(竜之介)」
〔advertisement の訳語〕

こうこく

こうこく カウ― 【康国】
隋唐時代,中国でサマルカンドを呼んだ称。のちにはソグディアナをも指す。

こうこく

こうこく【公告】
a public[an official]notice.〜する announce;→英和
notify publicly.

こうこく

こうこく [0][1] 【公国】
主に中世ヨーロッパで,公爵の称号をもつ君主が治めた小国。現在では,リヒテンシュタイン公国・モナコ公国などがある。

こうこく

こうこく [0] 【興国】
(1)国の勢いをさかんにすること。
(2)新しく国をおこすこと。建国。

こうこく

こうこく【抗告】
<make> a protest;→英和
a complaint.→英和
抗告人 a complainant.→英和

こうこく

こうこく【広告】
an advertisement;→英和
<俗> an ad;→英和
publicity (宣伝);→英和
a (hand)bill (びら);a poster.→英和
〜する advertise;→英和
publicize.→英和
‖広告業 advertising business.広告取次業(者) advertisement agency (agent).広告文 copy.広告放送 a commercial;a broadcast advertisement.広告欄(塔) an advertisement column (tower).広告料 the advertisement rates[charges].

こうこく=の志(ココロザシ)

――の志(ココロザシ)
〔史記(陳渉世家)〕
大人物の志。遠大な志。
→燕雀(エンジヤク)安(イズク)んぞ鴻鵠の志を知らんや(「燕雀」の句項目)

こうこくさいばんしょ

こうこくさいばんしょ カウ― [0][9] 【抗告裁判所】
抗告の申し立てを受理し,審理する裁判所。

こうこくしかん

こうこくしかん クワウ―クワン [5][6] 【皇国史観】
日本の歴史が万世一系の天皇を中心として展開されてきたと考える歴史観。日中戦争から太平洋戦争期に,国民統合と戦争動員に大きな役割を果たしたが,敗戦により凋落(チヨウラク)。

こうこくしん

こうこくしん カウ― [4][3] 【抗告審】
抗告裁判所が行う抗告の当否についての審理。

こうこくそしょう

こうこくそしょう カウ― [5] 【抗告訴訟】
行政事件訴訟の一種で,行政庁の公権力の行使または不行使によって生じた違法状態の除去を目的としてなされる不服申し立ての訴訟。

こうこくだいりぎょう

こうこくだいりぎょう クワウ―ゲフ [7] 【広告代理業】
新聞・雑誌・放送などに出す広告の仲介をする営業。広告の企画・制作や販売促進のための市場調査,イベントの開催など広範な業務を行う。

こうこくぬし

こうこくぬし クワウ― [4] 【広告主】
広告を依頼した当事者。スポンサー。

こうこくばいたい

こうこくばいたい クワウ― [5] 【広告媒体】
広告を伝達する媒介手段。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・看板・ダイレクト-メールなど。

こうこげん

こうこげん [3] 【勾股弦・鈎股弦】
〔「勾」は直角三角形の短辺,「股」は長辺,「弦」は直角に対する斜辺〕
和算で直角三角形の三辺のこと。

こうこげんのていり

こうこげんのていり 【勾股弦の定理】
和算で「ピタゴラスの定理」のこと。

こうこしんぶん

こうこしんぶん カウコ― 【江湖新聞】
福地桜痴が1868年(慶応4)江戸で創刊した佐幕派の新聞。絵入り・総仮名付き。新政府を否定的に論じたため第二二号で発禁処分。

こうこつ

こうこつ【恍惚とする】
be enraptured[in raptures];be charmed[enchanted].〜として in an ecstasy.→英和
〜の人 a person in his second childhood.

こうこつ

こうこつ カウ― [0] 【硬骨】
■一■ (名)
脊椎動物の硬骨魚類以上にある骨の一種。丈夫な骨膜に覆われ,硬い骨質とその内部にある海綿状の骨質および内部腔所を埋める造血組織の骨髄から成る。支持器官・保護器官・運動器官としてはたらく。
⇔軟骨
■二■ (名・形動)[文]ナリ
意志が固く,みだりに信念を曲げない・こと(さま)。「―の士」

こうこつ

こうこつ クワウ― [0] 【恍惚】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)心を奪われてうっとりするさま。「何事も忘れたやうに―として/或る女(武郎)」
(2)頭がぼけて意識がはっきりしないさま。特に,老年になって,脳軟化症などで起こる状態をいう。
〔(2)は有吉佐和子の小説「恍惚の人」(1972年)で流行した〕

こうこつかん

こうこつかん カウ― [4] 【硬骨漢】
意志が強く金力や権力に屈せず,みだりに自分の主義を曲げない男。硬骨の士。

こうこつかん

こうこつかん【硬骨漢】
a man of firm character.

こうこつぎょるい

こうこつぎょるい カウ― [5] 【硬骨魚類】
脊椎動物の魚類の一綱。内骨格が硬骨で形成され,鱗(ウロコ)に覆われ,鰾(ウキブクロ)や鰓蓋(エラブタ)をもつ。サメ・エイ類などを除く魚類のほとんどがこれに属する。分類学上は硬骨魚綱という。
→軟骨魚類

こうこつぶん

こうこつぶん カフコツ― [4] 【甲骨文】
⇒甲骨文字(コウコツモジ)

こうこつもじ

こうこつもじ カフコツ― [5] 【甲骨文字】
亀甲(キツコウ)や獣骨に刻まれた中国殷(イン)代の象形文字。紀元前一五世紀頃から使われたと考えられる,現存最古の中国の文字。占卜の記録に用いられ,殷墟より多数出土。甲骨文。亀甲獣骨文。殷墟文字。
甲骨文字[図]

こうこのうれい

こうこのうれい [1] 【後顧の憂い】
あとに残る気づかい。後日の心配。

こうこん

こうこん カウ― [0] 【香魂】
花の精。また,美人の魂。

こうこん

こうこん [0] 【後根】
脊髄の後ろ側の神経繊維の束。主に感覚神経繊維から成る。感覚根。
→前根

こうこん

こうこん [0] 【後昆】
〔「後」も「昆」も,のちの意〕
後世。後世の人。子孫。

こうこん

こうこん クワウ― [0] 【黄昏】
(1)たそがれ。夕暮れ。
(2)戌(イヌ)の刻。

こうご

こうご【交互の】
mutual;→英和
reciprocal (相互の);→英和
alternate (交替の).→英和
〜に mutually;→英和
alternately;by turns.

こうご

こうご カウ― [1] 【交互】
(多く「に」を伴って)
(1)二種の異なったものが一つ置きになっていること。たがいちがい。「男子と女子が―に並ぶ」
(2)交替して物事を行うこと。かわるがわる。「二人で―に見張りに立つ」

こうご

こうご カフ― [0] 【甲午】
干支(エト)の一。きのえうま。

こうご

こうご [0] 【口語】
(1)書き言葉に対して,話すときに用いる言葉づかいをいう。音声言語・話し言葉・口(クチ)言葉などともいわれる。
(2)現代の話し言葉,およびそれに基づいた書き言葉。現代語。
⇔文語
〔明治以前の時代に使われた言葉についても,その時代の話し言葉ならびにそれに基づいた書き言葉を口語ということがある〕

こうご

こうご カウ― [1] 【向後】
これからのち。今後。きょうこう。「御免なすつて,―屹(キツ)と気を着けまする/夜行巡査(鏡花)」

こうご

こうご【口語】
(the) spoken[colloquial]language;(a) colloquialism.→英和
〜の spoken;→英和
colloquial.→英和
‖口語体 a colloquial style.

こうご

こうご カウ― [1] 【香壺】
薫物(タキモノ),またはその材料の香を入れておくつぼ。

こうご

こうご カウ― [1][0] 【庚午】
干支(エト)の一。かのえうま。

こうごいし

こうごいし カウゴ― [3] 【神籠石】
〔もと福岡県久留米市高良(コウラ)山の列石の称。高良神社の神域を示すものと考えられたのでこの名がある〕
西日本に分布する古代の山城の遺跡。小高い山の八合目付近を切り石の列石で囲み,その上に土塁を築いたもの。

こうごう

こうごう [0] 【口号】 (名)スル
(1)詩歌などを吟ずること。「小詩を―す/佳人之奇遇(散士)」
(2)漢詩で,心に浮かぶままに口ずさんだ詩。

こうごう

こうごう カウガフ [0] 【交合】 (名)スル
男女が交わること。性交。

こうごう

こうごう クワウ― [3] 【皇后】
天皇・皇帝の配偶者。天皇の正妃。きさき。こうぐう。

こうごう

こうごう カウガフ [0] 【香合・香盒】
香を入れる蓋(フタ)つきの容器。木地・漆器・陶磁器などがある。香箱。

こうごう

こうごう [0] 【媾合】 (名)スル
男女が交わること。性交。

こうごう

こうごう【皇后】
an empress;→英和
a queen.→英和
皇后陛下 Her Majesty[H.M.]the Empress.

こうごう

こうごう カウガフ [0] 【校合】 (名)スル
⇒きょうごう(校合)

こうごう

こうごう [0] 【苟合】 (名)スル
みだりに迎合すること。「卿が言に従ひ―せば/世路日記(香水)」

こうごう

こうごう クワウゴフ [0] 【曠劫・広劫】
〔仏〕 きわめて長い年月。

こうごう

こうごう カウガフ [0] 【咬合】
上下の歯のかみあわせ。「交叉―」

こうごうぐう

こうごうぐう クワウ― [3][5] 【皇后宮】
(1)皇后の住む宮殿。秋の宮。
(2)皇后。

こうごうぐうしき

こうごうぐうしき クワウ― [5] 【皇后宮職】
皇后宮に関する事務をつかさどる職司。律令制では中務(ナカツカサ)省,明治官制では宮内省に属した。1945年(昭和20)に廃止。長官は大夫(ダイブ)。后宮職(キサイノミヤノツカサ)。

こうごうしい

こうごうし・い カウガウ― [5] 【神神しい】 (形)[文]シク かうがう・し
〔「かむがむし」の転〕
おごそかで,気高い感じがする。神秘的で尊い。「―・い神社のたたずまい」
[派生] ――さ(名)

こうごうしい

こうごうしい【神々しい】
divine;→英和
holy;→英和
sublime.→英和

こうごうせい

こうごうせい【光合成】
photosynthesis.→英和

こうごうせい

こうごうせい クワウガフセイ [3] 【光合成】
(1)光化学反応による化学合成。
(2)緑色植物が光エネルギーを用いて行う炭酸同化作用。普通,二酸化炭素と水から炭水化物と酸素がつくられる。明反応と暗反応から成る。ひかりごうせい。

こうごうせいさいきん

こうごうせいさいきん クワウガフセイ― [7] 【光合成細菌】
光合成を行なって生育する細菌。硫化水素などを利用するので,酸素を放出しない。紅色硫黄細菌・緑色硫黄細菌などがその例。

こうごか

こうごか [3] 【口語歌】
口語の短歌。伝統短歌の制約を排し,また言文一致運動の試みとして始められ,石川啄木や土岐哀果(トキアイカ)らの口語発想の歌に至ってひとつの完成を示す。

こうごかいかく

こうごかいかく カフ― 【甲午改革】
1894年(甲午の年)から96年にかけての朝鮮の内政改革。日本の干渉によって成立した金弘集政権の下で,国政事務と宮中事務の分離,科挙の廃止,銀本位制の採用,身分差別の撤廃などの改革が行われた。

こうごけい

こうごけい [0] 【口語形】
口語に使われるときの語形。
⇔文語形

こうごけいさん

こうごけいさん カウ― [4] 【交互計算】
取引において,一定期間内の債務と債権の総額を相殺し,その差額分だけを支払う決済の方法。特に,貿易などで行われる。

こうごさよう

こうごさよう カウ― [4] 【交互作用】
⇒相互作用(ソウゴサヨウ)(1)

こうごさようせつ

こうごさようせつ カウ― [5] 【交互作用説】
⇒相制説(ソウセイセツ)

こうごし

こうごし [3] 【口語詩】
口語による詩。山田美妙の試作に始まり,自然主義文学の影響で明治末から大正にかけて盛行。

こうごじゆうし

こうごじゆうし [5] 【口語自由詩】
詩作上の一切の約束ごとを捨てた非定型の口語詩。川路柳虹の試作に始まり,高村光太郎・山村暮鳥・室生犀星・千家元麿らを経て,萩原朔太郎に至って完成した。

こうごじんもん

こうごじんもん カウ― [4] 【交互尋問】
証人尋問において,取り調べを請求した当事者が尋問(主尋問)し,次に相手方の当事者が尋問(反対尋問)するというように,裁判所ではなく当事者が交互に尋問をする方式。交叉尋問。

こうごたい

こうごたい [0] 【口語体】
話し言葉を基にして,それにできるだけ近い形で書かれた文体。明治中期の言文一致運動によって確立し,現代で最も普通に用いられる。文末の語によって「だ体」「である体」「です・ます体」などと区別される。
⇔文語体

こうごねんじゃく

こうごねんじゃく カウ― 【庚午年籍】
670年,庚午の年に作られた戸籍。全国的規模で作成され,氏姓の根本台帳とされた。現存しない。

こうごのうみんせんそう

こうごのうみんせんそう カフ―センサウ 【甲午農民戦争】
朝鮮で1894年(甲午の年)東学の信徒が主導した農民戦争。地方官の悪政に反対した全羅道の農民が蜂起したのに始まる。李朝政府は鎮圧のため清(シン)に出兵を求め,清に対抗して日本も出兵,日清戦争の契機となった。東学党の乱。
→東学

こうごぶん

こうごぶん [3][0] 【口語文】
口語体で書かれた文。
⇔文語文

こうごぶんぽう

こうごぶんぽう [4] 【口語文法】
現代の口語文の文法。また,音声言語の文法。口語法。
⇔文語文法

こうごほう

こうごほう [0] 【口語法】
「口語文法(コウゴブンポウ)」に同じ。

こうごんじ

こうごんじ クワウゴン― 【広厳寺】
神戸市中央区にある臨済宗の寺。山号は医王山。1332年元僧明極(ミンキ)の開山。1336年,楠木正成一族が自刃した所という。楠寺。

こうごんてんのう

こうごんてんのう クワウゴンテンワウ 【光厳天皇】
(1313-1364) 北朝第一代天皇(在位 1331-1333)。名は量仁(カズヒト)。後伏見天皇の皇子。後醍醐天皇の皇太子となり,元弘の変後,北条高時に擁立されて践祚(センソ)。鎌倉幕府滅亡により退位。建武の新政失敗後,院政を開始。

こうさ

こうさ [1] 【公差】
(1)〔数〕 等差数列で,隣り合う二項の間の差。
(2)機械加工で,合格とされる最大寸法と最小寸法との差。許し代(シロ)。
(3)計量器における,規定の値と実物の値との差で,法令で許容される範囲。

こうさ

こうさ カウ― [1] 【巧詐】
うまくだますこと。たくらみ。

こうさ

こうさ クワウ― [1] 【光差】
天体からの光が地球に達するまでの時間。特に光が一天文単位を進むのに要する時間をいい,これは四九九・〇〇四七八二秒。

こうさ

こうさ カウ― [1][0] 【交差・交叉】 (名)スル
(1)交わること。二本以上の線状のものが,一点で重なること。すじかいになること。
⇔平行
「三本の直線が―する」
(2)生殖細胞の減数分裂のとき,相同染色体の一部が入れかわり,遺伝子の組み替えが生じること。体細胞分裂にもみられる。乗り換え。

こうさ

こうさ【考査】
a test;→英和
an examination.→英和
〜する examine;→英和
test.

こうさ

こうさ カウ― [1] 【考査】 (名)スル
(1)(能力や性格などを)調べて判断すること。「人物を―する」
(2)学校で生徒の学習到達度を調べるために行われる試験。「学期末の―」

こうさ

こうさ【交差する】
cross;→英和
intersect.→英和
交差点 an intersection[a crossing];(a) crossroads (四つ辻);a junction (線路の).→英和

こうさ

こうさ カウ― [1] 【較差】
(1)最高と最低,または最大と最小との差。
(2)「かくさ(較差)」に同じ。

こうさ

こうさ クワウ― [1] 【黄砂・黄沙】
(1)黄色い砂。
(2)砂漠。
(3)黄土。
(4)中国大陸の黄土地帯の細かい砂が強風で吹き上げられ,しだいに降下してくる現象。春先,日本でもしばしば観察される。霾(バイ)。[季]春。

こうさ

こうさ クワウサ 【光佐】
⇒顕如(ケンニヨ)

こうさ

こうさ カウ― [1] 【膠砂】 (名)スル
船舶が砂地や泥地に乗り上げること。座礁。こうしゃ。

こうさ=は拙誠(セツセイ)に如(シ)かず

――は拙誠(セツセイ)に如(シ)かず
〔「韓非子(説林上)」「説苑(説叢)」などにみえる語〕
たくみにいつわるのは,つたなくとも誠実であるのに及ばない。

こうさい

こうさい カウ― [0] 【高才】
〔「こうざい」とも〕
すぐれた才能。また,その持ち主。高材。

こうさい

こうさい [0] 【虹彩】
眼球の角膜と水晶体の間にある輪状の薄い膜。中央の孔が瞳孔(ひとみ)で,虹彩中の平滑筋の伸縮によって瞳孔の開きを調節して,眼球内に入る光の量を調節する。色素に富み,その色合いは人種によって特徴がある。

こうさい

こうさい 【口才】
⇒こうざい(口才)

こうさい

こうさい [0] 【公債】
(1)国および地方公共団体が,債券の発行を通じて行う借金により負う債務。また,その発行された債券。国債および地方債の総称。
(2)財政法上,国が公共事業費・出資金・貸付金の財源として発行する,償還期限一年以上の債券。

こうさい

こうさい【光彩】
<add> luster <to> ;→英和
brilliance.→英和

こうさい

こうさい クワウ― [0] 【光彩】
(1)鮮やかな光。
(2)すぐれていてよく目立つこと。「一きわ―を放つ」
(3)繁栄すること。「驚き見る,―の始めて門戸に生(ナ)ることを/太平記 1」

こうさい

こうさい クワウ― 【宏才・広才】 (名・形動ナリ)
〔「こうざい」とも〕
才知が幅広いこと。また,そのような人やさま。「是れもふしぎの―なる人有て/浮世草子・永代蔵 3」

こうさい

こうさい [0] 【後妻】
「ごさい(後妻)」に同じ。「―を迎へぬ/未来之夢(逍遥)」

こうさい

こうさい カウ― [0] 【香菜】
⇒コエンドロ

こうさい

こうさい【交際】
<keep> company <with> ;→英和
<form a> friendship <with> .→英和
〜する associate <with> ;→英和
keep <good,bad> company.〜好き(ぎらい)の (un)sociable.→英和
‖交際家 a sociable person.交際費 social expenses.

こうさい

こうさい カウ― [0] 【校債】
⇒学債(ガクサイ)

こうさい

こうさい カウ― [0] 【交際】 (名)スル
人と行き来すること。つきあうこと。まじわり。「若い女性と―する」「―が広い」

こうさい

こうさい【公債】
a public loan[debt];→英和
a public loan bond (証書);government securities.〜を発行する float[issue]a loan.〜を償還する(に応募する) redeem (subscribe for) a loan.

こうさい

こうさい クワウ― [0] 【鉱滓】
〔「こうし(鉱滓)」の慣用読み〕
⇒スラグ

こうさい

こうさい カウ― [0] 【高裁】
「高等裁判所」の略。

こうさい

こうさい [0] 【鴻才・洪才】
大きな才能。すぐれた才能。

こうさい

こうさい【虹彩】
the iris.→英和
虹彩炎 iritis.

こうさいいぞんど

こうさいいぞんど [6] 【公債依存度】
一般会計の歳入の中に占める公債発行による収入の割合。
→国債依存度

こうさいえん

こうさいえん [3] 【虹彩炎】
⇒虹彩毛様体炎(コウサイモウヨウタイエン)

こうさいか

こうさいか カウ― [0] 【交際家】
つきあいの広い人。また,社交家。

こうさいしょうしょ

こうさいしょうしょ [5] 【公債証書】
国または地方公共団体などが,債権者に対して発行・交付する記名ないし無記名の証券。

こうさいじ

こうさいじ クワウサイ― 【広済寺】
兵庫県尼崎市にある日蓮宗の寺。959年多田満仲の創建と伝える。1714年,日昌により復興。近松門左衛門の墓がある。近松寺。

こうさいたい

こうさいたい [0] 【紅菜苔】
中国野菜の一。アブラナ科の一,二年草。とう立ちした茎と蕾(ツボミ)を食べる。茎と葉脈は赤紫色。特有の甘味と粘り気があり,柔らかい。炒め物・ひたし・あえ物などにする。

こうさいひ

こうさいひ カウ― [3] 【交際費】
(1)世間とのつきあいのために使う費用。
(2)会社などで,職務上の交際に要する費用。法人税の課税所得の計算上,損金に算入されない。

こうさいもうようたいえん

こうさいもうようたいえん [9] 【虹彩毛様体炎】
虹彩と,近接する毛様体とに生ずる炎症。虹彩炎。

こうさいりくり

こうさいりくり クワウ― [5] 【光彩陸離】 (ト|タル)[文]形動タリ
光が美しく入り乱れ,まばゆいばかりに輝くさま。まぶしいほど輝かしいさま。「―たる矢鱈(ヤタラ)に奇麗なものだ/趣味の遺伝(漱石)」

こうさいるい

こうさいるい [3] 【後鰓類】
腹足綱後鰓亜綱の軟体動物の総称。体は一般にナメクジ状で,肛門と鰓(エラ)が体の後方に位置している。ほとんどが海産。雌雄同体。アメフラシ・ウミウシ・カラマツガイなどが含まれる。

こうさか

こうさか カウ― [3] 【交差価・交叉価】
二つの遺伝子の間に組み換えが生じる割合。染色体上の遺伝子間の距離と深くかかわる。

こうさがいねん

こうさがいねん カウ― [4] 【交差概念・交叉概念】
〔論〕 外延が他の概念の外延と一部共通する概念。例えば「勇士と戦士」の類。

こうさがん

こうさがん カウ― [3] 【硬砂岩】
岩片や泥質の基質を多く含む淘汰度の悪い砂岩。グレー-ワッケ。

こうさく

こうさく【交錯する】
cross[mingle with]each other;be complicated.

こうさく

こうさく カウ― [0] 【鋼索】
鋼線を何本もより合わせて作った綱。ワイヤ-ロープ。

こうさく

こうさく【耕作】
cultivation;farming.→英和
〜する cultivate;→英和
farm.→英和
〜に適する(適しない) (un)arable.→英和
‖耕作機 a <powered,manual> cultivator[tiller].耕作地 arable[cultivated]land.耕作物 farm products.

こうさく

こうさく [0] 【構作】 (名)スル
あるものに作り上げること。

こうさく

こうさく【鋼索】
a wire rope.

こうさく

こうさく カウ― [0] 【視告朔・告朔】
〔「視」は通例読まない〕
古代,毎月朔日(サクジツ),諸司の進奏する百官の勤怠,上番日数を記した文を天皇が閲覧した儀式。のちには正月・四月・七月・一〇月の月初めにだけ行われ,次いで廃れた。ついたちもうし。こくさく。

こうさく

こうさく カウ― [0] 【高作】
相手を敬ってその作品をいう語。

こうさく

こうさく カウ― [0] 【交錯】 (名)スル
いくつかのものが入りまじること。錯綜(サクソウ)。「期待と不安が―する」

こうさく

こうさく カウ― [0] 【耕作】 (名)スル
田畑を耕し,作物を作ること。「農地を―する」

こうさく

こうさく [0] 【工作】 (名)スル
(1)材料に手を加えて器物を作ること。
(2)土木・建築・製造などの作業。
(3)ある目的の達成のため,あらかじめ関係者に働きかけを行うこと。「裏面で―する」

こうさく

こうさく【工作】
(1) work;→英和
construction (製作);→英和
handicraft (手工).→英和
(2) maneuvering (策動).
〜する (1) work;→英和
construct.→英和
(2) maneuver;→英和
engineer <a scheme> .→英和
裏面〜をする maneuver behind the scenes; <話> pull the wires.‖工作機械 a machine tool.工作場 a workshop.

こうさくいん

こうさくいん [4] 【工作員】
情報の収集など秘密の活動をする人。

こうさくがい

こうさくがい [0] 【工作買い】
取引所などで,相場を上げるために買いあおること。会社が増資を有利にするため自社の株価をつりあげようとする時などに行う。

こうさくきかい

こうさくきかい [6][5] 【工作機械】
切削・研削・研磨などの各工程において,材料を所定の寸法・形状に加工する機械。
工作機械[図]

こうさくけん

こうさくけん カウ― [4][3] 【耕作権】
農民が農地を耕作する権利。普通,小作権をさす。

こうさくげんかい

こうさくげんかい カウ― [5] 【耕作限界】
⇒耕境(コウキヨウ)

こうさくじん

こうさくじん [4] 【工作人】
⇒ホモ-ファベル

こうさくず

こうさくず [4] 【工作図】
機械などの製作の際に用いるために作図した図面。

こうさくせん

こうさくせん [0] 【工作船】
海上で船の修理や艤装(ギソウ)工事などを行うため,工作機械類を設備した特殊船。

こうさくてつどう

こうさくてつどう カウ―ダウ [5] 【鋼索鉄道】
ケーブル-カー。

こうさくぶつ

こうさくぶつ [4] 【工作物】
(1)材料を加工して組み立てたもの。製作品。
(2)〔法〕 建物・塀・橋などのように土地に接着して設置されたもの。

こうさくゲージ

こうさくゲージ [5] 【工作―】
工作中の物が許容寸法内にあることを調べる限界ゲージ。

こうさじ

こうさじ カウ― [1][3] 【香匙】
⇒きょうじ(香匙)

こうさつ

こうさつ カウ― [0] 【絞殺】 (名)スル
首をしめて殺すこと。

こうさつ

こうさつ カウ― [0] 【考察】 (名)スル
物事を明らかにするために,十分に考えること。「経済情勢について―する」

こうさつ

こうさつ カウ― [0] 【高札】
(1)相手の手紙を敬っていう語。「御―拝見致しました」
(2)法度(ハツト)・掟書(オキテガキ),罪人の罪状などを記し,人通りの多い所に高くかかげた札。室町時代からあったが,江戸時代に最も盛んに行われた。制札。立札。たかふだ。

こうさつ

こうさつ【絞殺】
strangulation;hanging.〜する strangle;→英和
hang.→英和

こうさつ

こうさつ クワウ― [0] 【黄冊】
⇒賦役黄冊(フエキコウサツ)

こうさつ

こうさつ カウ― [0] 【高察】
すぐれた推察。相手の推察を敬っていう語。賢察。「御―のとおり」

こうさつ

こうさつ【考察】
consideration;→英和
(a) study.→英和
〜する consider;→英和
study.

こうさつば

こうさつば カウ― [0] 【高札場】
高札を掲げておく場所。
高札場[図]

こうさてん

こうさてん カウ― [0][3] 【交差点・交叉点】
二本以上の線,特に街路が交わっている所。

こうさぶんがく

こうさぶんがく カウサ― [4] 【江左文学】
中国の東晋王朝が本拠とした江南(長江下流の東部)の地に出現した文学。陶淵明・謝霊運・沈約(シンヤク)ら。

こうさん

こうさん クワウ― [0] 【鉱産】
鉱業上の生産,またその生産物。

こうさん

こうさん カウ― [0] 【降参】 (名)スル
(1)戦いや争いに負け,相手に従うこと。「とうとう鬼は桃太郎に―しました」
(2)やっかいな事柄にほどこす手段がなく,閉口すること。「あいつの頑固さには―だ」「雑踏に―して辛ふじて汽車に上る/ふところ日記(眉山)」

こうさん

こうさん カウ― [0] 【講讃】
〔仏〕 経文の意味・内容について講釈し,その功徳をたたえること。

こうさん

こうさん クワウ― [0] 【鉱酸】
⇒無機酸(ムキサン)

こうさん

こうさん [0] 【公算】
あることが将来起こる見込み。たしからしさ。可能性。「成功する―は大きい」

こうさん

こうさん【降参】
surrender;→英和
capitulation.〜する surrender <to> ;yield[give in] <to> ;→英和
be beaten;admit one's mistake (誤りを認める).

こうさん

こうさん [0] 【恒産】
一定の財産。一定の安定した職業。

こうさん

こうさん【公算】
<There is a strong> probability <that…> .→英和

こうさん=なきものは恒心なし

――なきものは恒心なし
〔孟子(梁恵王上)〕
一定の財産・生業を持たない人は,定まった正しい心がない。生活が安定しなくては,心の安定はない。

こうさんかざい

こうさんかざい カウサンクワ― [5] 【抗酸化剤】
医薬品などが空気中の酸素に触れて酸化し,変質することを防ぐために添加される物質。

こうさんきゅう

こうさんきゅう カウサンキウ [3] 【好酸球】
白血球の一。細胞質中に酸性色素によく染まる顆粒をもち,アレルギー性疾患や寄生虫病のときに数が増す。好酸性白血球。

こうさんきん

こうさんきん カウサン― [0] 【抗酸菌】
表面に脂質・蝋質(ロウシツ)を含むため,一度染色されると酸などで脱色されにくい一群の細菌。結核菌,非定型抗酸菌など。

こうさんこく

こうさんこく クワウ― 【黄山谷】
⇒黄庭堅(コウテイケン)

こうさんじ

こうさんじ カウサン― 【耕三寺】
広島県瀬戸田町にある浄土真宗本願寺派の寺。山号,潮声山。金本耕三が1936年(昭和11)より建立。有名寺院の建物を模した堂舎から成り,山門が東照宮陽明門を模していることから,俗に「西日光」という。

こうざ

こうざ カウ― [0][1] 【高座】
(1)寄席などで,演芸をする者のために設けた一段高い席。
(2)高い位置の座席。上座(カミザ)。上席。
(3)説法や論議のために,一段高く設けた席。

こうざ

こうざ [0] 【口座】
(1)簿記で,資産・負債・資本の増減,損益の発生などを項目別に記入する所。勘定口座。
(2)「預金口座」「振替口座」の略。「銀行に―を設ける」

こうざ

こうざ [1] 【後座】 (名)スル
銃砲から弾丸が飛び出すとき,反動で砲身が後方に退くこと。

こうざ

こうざ カウ― [0] 【講座】
(1)大学の学部構成上の単位。教授のもとに助教授・講師・助手などが配属されて構成される。
(2)大学での講義。また,一定の期間にわたって専門的知識を授ける講習会。「夏期―」
(3)ある分野についての体系的知識を与えるように編集した出版形式。「―日本文学史」
(4)寺院で,講義を行う者の座席。講師の座。

こうざ

こうざ【口座】
<open> an account <with a bank> .→英和
口座番号 the number of one's bank account.

こうざ

こうざ【高座】
a platform;→英和
<go on> the stage (寄席の).→英和

こうざ

こうざ【講座】
a chair;→英和
a lecture <on music> (講義);→英和
a <correspondence> course (通信・ラジオなどの).→英和
民法の〜を担当する hold the chair of civil law.‖ラジオ英語講座 a radio English course.

こうざい

こうざい 【口才】 (名・形動)
〔「こうさい」とも〕
弁舌の才。また口のうまいこと。「―利発の人あり/仮名草子・可笑記」

こうざい

こうざい【鋼材】
steel (materials).→英和

こうざい

こうざい【功罪】
merits and demerits.

こうざい

こうざい カウ― [0] 【鋼材】
土木・建築・機械などの材料とするため,板・棒・管などに加工した鋼鉄。

こうざい

こうざい カウ― [0] 【絞罪】
しばり首。絞首刑。また,それにあたる罪。

こうざい

こうざい [0] 【公罪】
律令制で,公務上犯した罪。
⇔私罪

こうざい

こうざい コフ― [0] 【劫材】
囲碁で,劫を争うために相手の応手を強要する手。劫種(コウダネ)。
→劫

こうざい

こうざい カウ― [0] 【高材】
「高才(コウサイ)」に同じ。

こうざい

こうざい カウ― [0] 【硬材】
木材工芸で,ケヤキやカツラなどの広葉樹の材をいう。硬木。
⇔軟材

こうざい

こうざい カウ― [0] 【膠剤】
種々の生薬の浸出液にゼラチンを加えて成形した薬剤。

こうざい

こうざい [0] 【功罪】
てがらとあやまち。功績と罪過。

こうざい=相償(アイツグナ)う

――相償(アイツグナ)う
一つの行為や事柄の中に,功績と罪過がともにあって互いに打ち消しあう関係にある。また,功績によって,罪や失敗が大目に見られる。

こうざい=相半(アイナカ)ばする

――相半(アイナカ)ばする
一つの行為や事柄に,功績と罪過が同じ程度にあるため,特によいとも悪いともいえない。

こうざいしっそく

こうざいしっそく カウ― [0] 【高材疾足】
〔史記(淮陰侯伝)〕
知勇兼備の人。

こうざいりょう

こうざいりょう カウザイレウ [3] 【好材料】
(1)ちょうどよい材料。
(2)取引で,相場を上げる原因となる種々の条件・事情。上げ材料。強材料(ツヨザイリヨウ)。好材。
⇔悪材料

こうざく

こうざく カウ― 【警策】 (形動ナリ)
〔「きょうざく(警策)」の直音表記〕
物事がすぐれてよいさま。「いと―にねびまさる人なり/源氏(藤裏葉)」

こうざせい

こうざせい カウ― [0] 【講座制】
大学で,各講座を研究教育の基本単位とする組織形態。

こうざつ

こうざつ カウ― [0] 【交雑】 (名)スル
(1)種々の物が入りまじること。
(2)遺伝子組成の異なる二個体間の交配。異系統・異品種・異種・異属の間の交配。雑種ができるのが原則とされる。雑交。

こうざついくしゅほう

こうざついくしゅほう カウ―ハフ [0] 【交雑育種法】
人為的な交雑によりその中から雑種集団を作り出し,両親のもつ優良形質をそなえた新しい品種を選抜する方法。

こうざは

こうざは カウ― 【講座派】
日本資本主義分析において半封建的性格を強調し,労農派と論争した野呂栄太郎・山田盛太郎などをはじめ,服部之総・羽仁五郎らを中心とする社会科学者のグループ。「日本資本主義発達史講座」の編集・執筆を行なったことからこう呼ばれる。
→日本資本主義論争

こうざほう

こうざほう [3] 【後座砲】
砲弾発射の際,砲身だけが反動によって後座する砲。自動的に発射位置に砲身が戻る。反動砲。

こうざま

こうざま カウ― [0] 【格狭間・香狭間】
壇・台などの側面や唐戸などに施される,上部は火灯形,下部は椀形の曲線から成る装飾的な刳(ク)り形。古くは牙象(ゲジヨウ)・眼象(ゲンシヨウ)((ゲジヨウ))といった。
格狭間[図]

こうざま

こうざま カウ― 【斯様】 (形動ナリ)
〔「かくさま」の転〕
このようなようす。このような状態。「源中納言は―に好ましうは焚き匂はさで/源氏(紅梅)」
→とさまこうさま

こうざん

こうざん カウ― 【衡山】
中国,湖南省中部にある山。五岳の一。七二峰ある。南岳。ホン-シャン。

こうざん

こうざん カウ― [1] 【江山】
河と山。山川。山水。

こうざん

こうざん 【恒山】
中国,山西省北部の山。五岳の一。北岳。古くは河北省定県北西の大茂山をさした。ホン-シャン。

こうざん

こうざん【鉱山】
a mine.→英和
‖鉱山学 mining (engineering).鉱山技師(労働者) a mining engineer (miner).

こうざん

こうざん [0][1] 【後産】
「あとざん(後産)」に同じ。「―期」

こうざん

こうざん カウ― [1] 【高山】
高い山。

こうざん

こうざん【高山】
a high mountain.‖高山植物 an alpine plant[flora (総称)].高山病 mountain sickness.

こうざん

こうざん クワウ― [1] 【鉱山】
地下から有用な鉱石を掘り出したり,選鉱したりする所。鉱業を行う事業所。やま。

こうざんきこう

こうざんきこう カウ― [5] 【高山気候】
温帯で海抜2000メートル以上,熱帯で海抜3000メートル以上の高地にみられる気候。チベット高原・アンデス山脈・アフリカ東部などに分布。気温は同緯度の低地よりも低く,赤道近くの低緯度の高地では,年中冷涼で生活に適し,高地都市が発達。山岳気候。

こうざんこく

こうざんこく カウザン― 【高山国】
近世,日本での台湾の称。

こうざんこじ

こうざんこじ カウザン― 【香山居士】
白居易(ハクキヨイ)の号。

こうざんしょくぶつ

こうざんしょくぶつ カウ― [6] 【高山植物】
高山帯に生育する植物。小形の多年草や小低木が多い。一般に葉が小さく厚く,地下部が発達し,鮮やかな花色をもつ。コマクサ・ミヤマウスユキソウ・イワキキョウ・ハイマツ・ガンコウランなど。

こうざんじ

こうざんじ カウザン― 【高山寺】
京都市右京区にある真言宗の寺。山号,栂尾(トガノオ)山。初め度賀尾寺と称した。1206年明恵(ミヨウエ)が再興して現名に改め,華厳宗復興の道場として栄えた。「鳥獣戯画」「明恵上人像」などの美術品のほか,特に貴重な典籍類が多い。また,紅葉の名所。

こうざんそうげん

こうざんそうげん カウ―サウ― [5] 【高山草原】
⇒お花畑(ハナバタケ)

こうざんぞく

こうざんぞく カウザン― 【高山族】
台湾原住の民族の総称。焼き畑で粟や陸稲を栽培した。ブヌン・アミなど九つの民族に大別される。日本統治時代に高砂族(タカサゴゾク)と呼ばれた。のち,国民政府によって高山族(カオシャン族)と呼ばれたが,今日では台湾原住民族という呼称が用いられる。

こうざんたい

こうざんたい カウ― [0] 【高山帯】
垂直分布による植物帯の一。森林限界以上で氷雪帯下限の雪線までの地帯。日本の中部の山では標高2500メートル以上の地域。高山低木林・高山草原・寒荒原などが発達する。

こうざんちょう

こうざんちょう カウ―テフ [3][0] 【高山蝶】
高山帯にのみ生息するチョウの総称。日本では主として本州中部山岳地帯や北海道中部高地帯に産する。ミヤマモンキチョウ・タカネヒカゲ・ウスバキチョウ・アサヒヒョウモンなどが代表的。

こうざんびょう

こうざんびょう カウ―ビヤウ [0] 【高山病】
高山に登った際,気圧の低下や酸素が少ないために起こる病的状態。頭痛・耳鳴り・動悸・息切れ・吐き気・下痢などが起こる。山岳病。

こうざんほあんほう

こうざんほあんほう クワウ―ハフ 【鉱山保安法】
鉱山労働者を落盤・出水・ガス・炭塵爆発などの災害から保護し,鉱物資源の合理的開発を目的とする法律。1949年(昭和24)制定。

こうざんりゅうすい

こうざんりゅうすい カウ―リウ― [1] 【高山流水】
〔「列子(湯問)」による。琴の名手であった伯牙が,高山や流水を思って琴を奏でると,親友の鍾子期(シヨウシキ)がそれを感じとったという故事から〕
音楽のすぐれて巧みなこと。絶妙の演奏。また,知己。
→知音(チイン)

こうし

こうし【公使】
a minister.→英和
公使館 a legation.→英和

こうし

こうし [1] 【工師】
大工・工匠の長。また,大工や工匠。

こうし

こうし [1] 【口試】
「口頭試問」の略。

こうし

こうし [1] 【公子】
身分の尊い家の子息。貴族の子弟。

こうし

こうし カウ― [1] 【高士】
(1)人格が気高くすぐれている人物。
(2)脱俗している高潔の士。「風懐の―/日本風景論(重昂)」

こうし

こうし [1] 【公私】
おおやけ事とわたくし事。公共や公務に関することと私的なこと。「―を混同する」

こうし

こうし【公私】
<mix up> public and private matters.〜とも officially and privately.

こうし

こうし カウ― [1] 【高志】
高くすぐれたこころざし。また,他人のこころざしを敬っていう語。

こうし

こうし カウ― [1] 【高師】
「高等師範学校」の略。

こうし

こうし クワウ― [1] 【黄紙】
⇒黄麻紙(オウマシ)

こうし

こうし【光子】
《理》a photon.→英和
光子量 light quantum.

こうし

こうし [1] 【公司】
⇒コンス

こうし

こうし【行使する】
exercise;→英和
use;→英和
pass <counterfeit notes> (偽紙幣を).→英和

こうし

こうし【厚志】
kindness.→英和

こうし

こうし【格子】
a lattice (戸の);→英和
a grating (鉄の).→英和
‖格子縞 cross stripes;checks;plaid.格子造り latticework.格子戸(窓) a lattice door (window).

こうし

こうし【講師】
a lecturer;[大学の] <米> an instructor; <英> a lecturer.専任(非常勤)講師 a full-time (part-time) instructor[lecturer].

こうし

こうし【子牛】
a calf.→英和
〜の皮(肉) calfskin (veal).→英和

こうし

こう・し コフシ 【恋し】 (形シク)
〔「こひし」の上代東国方言〕
恋しい。「うべ児なは我(ワヌ)に恋ふなも立(タ)と月(ツク)のぬがなへ行けば―・しかるなも/万葉 3476」

こうし

こうし カフシ 【合志】
熊本県北部,菊池郡の町。畑作が中心だったが,近年工場などが進出。

こうし

こうし [1] 【貢士】
明治維新当初,藩主の推挙により選出され,下の議事所のち議政官下局,ついで貢士対策所に出仕した議事官。

こうし

こうし 【孔子】
(前551-前479)
〔呉音で「くじ」とも〕
中国,春秋時代の魯(ロ)の思想家。儒教の祖。名は丘,字(アザナ)は仲尼(チユウジ),諡(オクリナ)は文宣王。昌平郷陬邑(スウユウ)(山東省曲阜(キヨクフ)県)の生まれ。魯に仕えたがいれられず,諸国を遊説したのち,門人の教育に専念。周公旦(シユウコウタン)の政治と事績を理想とし,仁と礼とを倫理的行為の根本におき,徳治政治を達成せんとした。その思想は,言行を記録した「論語」にみられる。また,「書経」「詩経」「春秋」などを整理・編纂したといわれる。

こうし

こうし [0] 【小牛・子牛・犢】
〔古くは「こうじ」〕
牛の子。

こうし

こうし カウ― [1] 【講師】
(1)講演会や講習会で講演・講義をする人。
(2)大学などで,教授・助教授に準ずる職務にあたる教員の職名。
→こうじ(講師)

こうし

こうし クワウ― [1] 【鉱滓】
⇒スラグ

こうし

こうし カウ― [1] 【港市】
みなとまち。港湾都市。

こうし

こうし [1] 【後肢】
(1)四本の足をもつ動物の後ろの二本の足。
(2)昆虫の後胸部の付属肢。

こうし

こうし [1] 【構思】
構想を練ること。また,その構想。

こうし

こうし カウ― [1] 【香紙】
丁字または沈香の粉末をすき込んだ紙。また,丁字で染めた紙。

こうし

こうし【孔子】
Confucius.→英和

こうし

こうし カウ― [1] 【嚆矢】
(1)〔「嚆」は叫ぶ意〕
かぶら矢。
(2)〔昔,中国で合戦の初めに,かぶら矢を敵陣に向けて射かけたことから〕
物事のはじめ。最初。「その説を唱えたのは彼をもって―とする」

こうし

こうし [1] 【厚志】
情の厚い心。親切な気持ち。相手の好意などに対していう。「御―ありがたくお受けします」

こうし

こうし [1] 【後翅】
昆虫のはねのうち後部の一対。後胸部に付属し,通常前翅より面積が広い。

こうし

こうし [1] 【後嗣】
家系をうけつぐ人。あとつぎ。よつぎ。

こうし

こうし クワウ― [1] 【皇子】
天皇の子。特に,天皇の男の子。おうじ。みこ。親王。
⇔皇女

こうし

こうし カウ― [1] 【皓歯】
まっ白できれいな歯。「明眸(メイボウ)―」

こうし

こうし クワウ― [1] 【皇師】
天皇がひきいる軍隊。みいくさ。皇軍。

こうし

こうし カウ― [1] 【孝志】
親に孝行しようとする心。孝心。

こうし

こうし カウ― [1] 【香資】
霊前に供える金銭。香典。

こうし

こうし カウ― [1] 【孝子】
親孝行な子供。孝行息子。

こうし

こうし カウ― [1] 【行使】 (名)スル
武力・権力・権利などを実際に用いること。「公民権を―する」「武力―」

こうし

こうし カウ― [0] 【格子】
〔「かくし」の転〕
(1)細い角材や竹などをたてよこにすき間をあけて組んだもの。建具・天井・手すりなどに用いる。また,転じて碁盤の目状になっているもの。
(2)「格子縞(ジマ)」の略。
(3)〔物〕
 (ア)「結晶(ケツシヨウ)格子」のこと。
 (イ)「回折(カイセツ)格子」のこと。
(4)〔電〕 グリッドに同じ。
(5)寝殿造りの建具の一。「蔀(シトミ)」に同じ。「―どもも人はなくしてあきぬ/竹取」
(6)〔表通りに面した格子をはめた部屋で,客を待ったところから〕
遊女。また,その位。吉原では太夫(タユウ)の次の位。格子女郎。また,格子女郎のいる所。「いはれざる太夫・―の望みなり/浮世草子・置土産 4」

こうし

こうし カウ― [1] 【考試】
学力・能力などを試験して,合否・及落を判定すること。試験。

こうし

こうし クワウ― [1] 【皇嗣】
皇位を継承するよう定められた者。

こうし

こうし カウ― [1] 【考思】 (名)スル
「思考」に同じ。「先づ双方の所説を聞きて―するを常とす/希臘思潮を論ず(敏)」

こうし

こうし クワウ― [1] 【光子】
光は波動と粒子の二重性をもち,振動数ν(ニュー)の光(電磁波)は �ν( � はプランクの定数)のエネルギーをもつ量子として振る舞う,その量子をいう。光子は,電磁場の量子化によって現れる電磁相互作用を媒介する素粒子(ゲージ粒子)で,スピンは 1 ,質量は 0 ,つねに光速で進行する。記号 γ フォトン。光量子。

こうし

こうし [1] 【紅紫】
(1)くれないとむらさき。
(2)種々の美しい色。「柳営庭前の花,―の色を交へて/太平記 39」

こうし

こうし カウ― [1] 【交子】
中国,宋朝が発行した,世界最古の紙幣。もと売買取引に使われていた手形を,政府が引き継ぎ紙幣として発行したもの。
→交鈔(コウシヨウ)

こうし

こうし カフ― [1] 【甲子】
干支(エト)の一。きのえね。かっし。

こうし

こうし カウ― [1] 【郊祀】
古代中国で,帝王が国都の郊外に壇を築き天地をまつる儀式。漢代以降は帝王の特権となり,その威厳を誇示する祭祀(サイシ)となった。八〜九世紀,日本でも行われた。郊社。郊祭。

こうし

こうし カウ― [1] 【更始】 (名)スル
あらため始めること。「学制も亦―せずんばあらず/新聞雑誌 21」

こうし

こうし [1] 【公試】
国家が行う試験。国家試験。

こうし

こうし [1] 【公使】
〔ambassador〕
外交使節の一階級。席次は大使に次ぐが,職務・特権は同じ。特命全権公使と代理公使がある。

こうし

こうし [1] 【紅脂】
紅(ベニ)と脂粉。

こうし

こうし カウシ 【交趾・交阯】
前漢の武帝がベトナムのトンキン地方に設置した郡名。一〇世紀にベトナムの独立後も中国はこの国を安南または交趾と称した。こうち。コーチ。

こうしあたま

こうしあたま 【孔子頭】
江戸時代,儒者風の髪形をした頭。総髪の類。こうしがしら。

こうしえん

こうしえん カフシヱン 【甲子園】
兵庫県西宮市の地名。甲子(キノエネ)の年にあたる1924年(大正13)に完成した甲子園球場は高校野球全国大会で知られる。

こうしえんだいがく

こうしえんだいがく カフシヱン― 【甲子園大学】
私立大学の一。1941年(昭和16)創立の甲子園高等女学校を源とし,67年設立。

こうしかん

こうしかん [3] 【公使館】
公使が駐在国で事務を取り扱う所。

こうしき

こうしき【公式】
a formula (数学の);→英和
formality (儀式).→英和
〜の(に) (1) formal(ly);→英和
officia(ly).(2) state <carriage> .→英和
‖公式訪問 a formal[state]visit.

こうしき

こうしき [0] 【公式】
(1)おおやけに決められている方式や形式。またそれにのっとって物事を行うこと。
⇔非公式
「―の報告書」「―に認める」「―的な見解」
(2)計算の方法や法則を示すために文字を用いて表した式。

こうしき

こうしき カウ― [0] 【硬式】
ボールなどにかたい材料を使う方式。野球・テニスなどで硬球を使うやり方。
⇔軟式
「―野球」

こうしき

こうしき カウ― [0] 【香敷】
⇒銀葉(ギンヨウ)

こうしき

こうしき【硬式の】
regulation <tennis> .

こうしき

こうしき カウ― [0] 【講式】
声明(シヨウミヨウ)の曲種の一。朗唱的声明の代表的存在。詞章は美文調の漢文訓読体で,仏徳を説明して讃談する内容。法会(ホウエ)を聴聞する人々を教化する機能をもち,法会の眼目となる。原義は「講{(3)}の式文」。平安中期以来,多種多様な講式が作られ,平曲・謡曲などの語り物音楽の源流となった。四座講式・舎利講式・六道講式などが名高い。

こうしきしゅぎ

こうしきしゅぎ [5] 【公式主義】
現実の情勢に即した臨機応変の行動・判断ができずに,万事を規則どおりに行うやり方。

こうしきせん

こうしきせん [0] 【公式戦】
(親善や練習のための試合に対して)公式の試合。特にプロ野球などで,リーグ戦の日程に従って行う試合。

こうしきてき

こうしきてき [0] 【公式的】 (形動)
(1)決められた形式にとらわれて融通のきかないさま。「―な答弁」
(2)おもてむきであるさま。「―な場に出る」

こうしきれい

こうしきれい [4] 【公式令】
旧憲法下で,各種の法令・条約の公布の方式を定めていた勅令。1907年(明治40)制定,47年(昭和22)廃止。

こうしきろん

こうしきろん [4] 【公式論】
形式・原則にとらわれた論理。

こうしぎれ

こうしぎれ カウ― [3] 【香紙切】
香紙に書かれた名跡。

こうしぐわ

こうしぐわ カウ―グハ [3][0] 【格子鍬】
刃に一つから三つの長楕円形の穴のあるくわ。窓鍬(マドグワ)。

こうしけご

こうしけご 【孔子家語】
孔子の言行とその弟子たちとの問答を収録した書。三国時代,魏(ギ)の王粛(オウシユク)編。一〇巻四四編。成立年代未詳。「論語」とは内容が違う。

こうしけっかん

こうしけっかん カウ― [4] 【格子欠陥】
結晶格子における原子の欠除や不純物原子の混入などによる格子配列の乱れ。この乱れは結晶の物理・化学的性質に大きな影響を与える。

こうしけつしょう

こうしけつしょう カウシケツシヤウ [0] 【高脂血症】
血液中の中性脂肪やコレステロールが異常に増加した病的状態。高脂質血症。

こうしこ

こうしこ カウ― [3] 【格子子】
格子を組み立てている,たてよこの細い部材。

こうししんどう

こうししんどう カウ― [4] 【格子振動】
結晶格子を構成する原子が,それぞれの平衡位置の周りに行う振動。固体の熱運動の一種。格子振動を基準振動に分解し,量子化を行うことによって,格子振動は量子力学的にはフォノンの集まりとして扱われる。

こうしじま

こうしじま カウ― [0] 【格子縞】
縦縞と横縞を組み合わせた模様。チェック。格子。
格子縞[図]

こうしじょう

こうしじょう [3] 【小牛尉】
能の尉面(ジヨウメン)の一。上品な老人で,下唇と顎に植毛がある。「高砂」「氷室」「老松」などの前ジテに用いる。小尉(コジヨウ)。
小牛尉[図]

こうしじょろう

こうしじょろう カウ―ヂヨラウ 【格子女郎】
「格子(コウシ){(6)}」に同じ。「―衆の手前もあり/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」

こうしせい

こうしせい【高姿勢】
<take> a highhanded attitude.

こうしせい

こうしせい カウ― [3] 【高姿勢】
相手を威圧するような強い態度。
⇔低姿勢
「終始―で応対する」

こうしそうにく

こうしそうにく カウシ― [1] 【行尸走肉】
〔歩くしかばねと走る肉,の意〕
ただ存在するだけで,学ぼうとしない者をあざけっていう語。

こうしそうにょう

こうしそうにょう カウシソウネウ [1] 【行屎送尿・行屎走尿】
便所で用を足す意。ありふれた日常生活のたとえ。「行住坐臥,―悉く真正の日記であるから/吾輩は猫である(漱石)」

こうした

こうした カウ― [0] 【斯うした】 (連体)
このような。こういう。「―事態になるとは夢にも思わなかった」

こうしたい

こうしたい クワウシ― [0] 【黄氏体】
中国の花鳥画の技法の一。輪郭を明確に描き濃い色彩を施す装飾的な画法。鉤勒(コウロク)填彩(テンサイ)画法。黄筌(コウセン)が創始。

こうしちし

こうしちし 【後七子】
中国,明代の文人で古文辞を唱えた李攀竜(リハンリヨウ)・王世貞・謝榛(シヤシン)・宗臣・梁(リヨウ)有誉・徐中行・呉国倫の七人をいう。
→古文辞派
→前七子

こうしつ

こうしつ カウ― [0] 【膠漆】
(1)にかわとうるし。
(2)転じて,非常に親密で,離れがたいことにいう。「―の交わり」「其情交の密なること―の如くならしむる/小説神髄(逍遥)」

こうしつ

こうしつ カウ― [0] 【高湿】
湿度の高いこと。多湿。

こうしつ

こうしつ カウ― [0] 【硬質】
物の質がかたいこと。かたい性質。
⇔軟質

こうしつ

こうしつ【膠質の】
gluey;→英和
glutinous.→英和

こうしつ

こうしつ [0] 【後室】
(1)家の後ろの方にある部屋。後房。
(2)身分のある人の未亡人。

こうしつ

こうしつ【皇室】
the Imperial Household[Family].皇室費 the Imperial Household expenses[allowance].

こうしつ

こうしつ クワウ― [0] 【皇室】
天皇および皇族の総称。

こうしつ

こうしつ カウ― [0] 【膠質】
⇒コロイド

こうしつ

こうしつ【硬質の】
hard.→英和
硬質ゴム(ガラス) hard rubber (glass).

こうしつかいぎ

こうしつかいぎ クワウ―クワイ― [5] 【皇室会議】
皇位継承・皇族離脱など皇室の重要事項について決定する機関。皇族二人・両院正副議長・内閣総理大臣(議長)・宮内庁長官・最高裁判所長官とその他の裁判官の一〇人で構成される。

こうしつけいざいかいぎ

こうしつけいざいかいぎ クワウ―クワイギ [9] 【皇室経済会議】
皇室経済法に基づき,皇室の財産・経費などに関する事項を審議する機関。衆参両院の正副議長・内閣総理大臣(議長)・大蔵大臣・宮内庁長官・会計検査院長の八人で構成。

こうしつけいざいほう

こうしつけいざいほう クワウ―ハフ 【皇室経済法】
皇室財産の授受,経費に関する原則を定め,皇室経済会議の組織を規定する法律。1947年(昭和22)公布。

こうしつこむぎ

こうしつこむぎ カウ― [5] 【硬質小麦】
強力粉の原料となる小麦。穀粒が硬く,粒の切断面がガラス状であることから,ガラス質小麦ともいう。
→強力粉

こうしつさいし

こうしつさいし クワウ― [5] 【皇室祭祀】
宮中で行われる祭祀。古代以来の伝統をもつが,1908年(明治41)皇室祭祀令の制定で大祭と小祭に分けられ,天皇は神嘗祭(カンナメサイ)・新嘗祭などの大祭を自ら主宰,小祭は掌典長が執行し,天皇が拝礼を行うものと規定。第二次大戦後は,私事として行われている。
→大祭
→小祭

こうしつしっき

こうしつしっき カウ― [5] 【硬質漆器】
紙を溶かして圧搾成形し硫黄を浸透させたものを素地(キジ)とした漆器。1925年(昭和1)黒田忠譲が開発。

こうしつしんとう

こうしつしんとう クワウ―タウ [5] 【皇室神道】
天皇が古代から主宰してきた宮中祭祀を中心とする神道。明治時代以降,恒例祭祀・即位儀礼・喪葬儀礼などの法制化が行われたが,第二次大戦後,一連の祭祀・儀礼は天皇の私事となった。

こうしつじき

こうしつじき カウ― [5] 【硬質磁器】
摂氏九〇〇度ほどで焼いた素地(キジ)に釉(ウワグスリ)をかけ,さらに一四〇〇度ほどで焼き上げた磁器。色が白く緻密。食器・電気器具に用いる。

こうしつせんいばん

こうしつせんいばん カウ―センヰ― [0][7] 【硬質繊維板】
〔hardboard; hard fibre board〕
破砕した木削片を繊維化して圧縮成形した板。壁板・床板・家具・キャビネットなどに使用する。ハード-ボード。

こうしつてんぱん

こうしつてんぱん クワウ― 【皇室典範】
皇位継承,摂政設置,皇室会議,天皇・皇族の身分など皇室に関する事項を規定した法律。旧皇室典範(1889年制定)は憲法と並ぶ最高法であったが,戦後廃止。1947年(昭和22)新憲法発布とともに一般の法律として現行皇室典範が制定された。

こうしつとうき

こうしつとうき カウ―タウ― [5] 【硬質陶器】
陶器の一。摂氏一二〇〇度ほどで素焼きをしたのち,釉(ウワグスリ)をかけて一〇〇〇度ぐらいで焼き上げたもの。磁器と陶器の中間の硬度をもち,地肌は白いが,磁器のような透明性はない。食器・タイルなどに用いる。長石質陶器。

こうしつひ

こうしつひ クワウ― [4] 【皇室費】
国の予算に計上する皇室の費用。内廷費・宮廷費・皇族費に分かれる。

こうしつまい

こうしつまい カウ― [0] 【硬質米】
(1)水分含有量の少ない米。
(2)米の商慣習による区別の一。九州・四国地方で産する米。
→軟質米

こうしつもよう

こうしつもよう [5] 【後室模様】
白地や黒地に地味な草花模様などを散らしたもの。

こうしつようざいさん

こうしつようざいさん クワウ― [7] 【皇室用財産】
国が皇室の用に供すると決定した国有財産。

こうしつガラス

こうしつガラス カウ― [5] 【硬質―】
硬度が大きく,軟化温度の高いガラス。アルカリ分を低くし,ホウ酸を加えたホウケイ酸ガラスなど。

こうしつコルチコイド

こうしつコルチコイド クワウシツ― [8] 【鉱質―】
副腎皮質から分泌されるホルモンのうち,おもに電解質代謝に関与するものの総称。代表的なものはアルドステロン。ミネラル-コルチコイド。

こうしつゴム

こうしつゴム カウ― [5] 【硬質―】
硫黄分を多く加えた弾性の小さいゴム。エボナイトなど。

こうしづくり

こうしづくり カウ― [4] 【格子造り】
表に格子を設けた住居の造り。また,その家。

こうして

こうして カウ― [0] 【斯うして】
■一■ (副)
このように。
■二■ (接続)
先行の事柄をふまえ,後続の事柄に述べ進めていく意を表す。「―,おじいさんは大金持ちになりました」

こうしていすう

こうしていすう カウ― [4] 【格子定数】
(1)結晶の単位格子を形づくる辺の長さと,それらが互いになす角。
(2)回折格子において,一つの溝の中央から隣の溝の中央までの長さ。

こうしてん

こうしてん カウ― [3] 【格子点】
空間格子をつくるそれぞれの点。

こうしど

こうしど カウ― [3] 【格子戸】
格子を組み込んである戸。

こうしびょう

こうしびょう [3] 【孔子廟】
孔子の霊を祀(マツ)った建物。孔子の死の翌年曲阜(キヨクフ)の旧宅に建てられたものを最初とする。日本では,奈良・平安時代に大学・国学に置かれた。江戸時代に建てられた湯島聖堂は有名。孔廟。文廟。聖廟。

こうしぶんこうき

こうしぶんこうき カウ―ブンクワウ― [6] 【格子分光器】
回折格子を使って光のスペクトルを得る装置。

こうしまど

こうしまど カウ― [4] 【格子窓】
格子をはめこんだ窓。

こうしゃ

こうしゃ【公社】
a public corporation.

こうしゃ

こうしゃ カウ― [0][1] 【降車】 (名)スル
自動車や電車などから降りること。下車。
⇔乗車

こうしゃ

こうしゃ カウ― [1] 【巧者】 (名・形動)[文]ナリ
物事にたくみなさま。また,その人。「口―」「試合―」「きやくのあつかひも―ながら/安愚楽鍋(魯文)」

こうしゃ

こうしゃ [1] 【後者】
(1)二つあげたうち,あとの方のもの。
⇔前者
(2)あとから来る者。後世の者。

こうしゃ

こうしゃ【後者】
the latter.→英和

こうしゃ

こうしゃ カウ― [0] 【香車】
香木で作った車。立派な車をいう。
→きょうしゃ(香車)

こうしゃ

こうしゃ [1] 【公社】
(1)政府の全額出資による国家的事業経営のための特殊法人。民営化前の日本国有鉄道・日本専売公社・日本電信電話公社。
(2)地方公共団体が公共事業を行わせる目的で,出資・貸付・債務保証などの方法により設立する法人。地方公社。

こうしゃ

こうしゃ [1] 【後車】
あとに続く車。
⇔前車

こうしゃ

こうしゃ [1] 【公舎】
公務員用の住宅。官舎。

こうしゃ

こうしゃ【公舎】
an official residence.

こうしゃ

こうしゃ カウ― [1] 【校舎】
学校の建物。

こうしゃ

こうしゃ カウ― [1] 【向斜】
地層が褶曲(シユウキヨク)して谷形になっている部分。
⇔背斜

こうしゃ

こうしゃ カウ― [1] 【絞車】
⇒車地(シヤチ)

こうしゃ

こうしゃ カウシヤ 【高車】
四〜五世紀頃,中国の北方にいたトルコ系の遊牧民。丁零(テイレイ)の後身。アルタイ山脈以西に移住し485年頃ジュンガルに建国。546年突厥(トツケツ)に滅ぼされた。

こうしゃ

こうしゃ カウ― [1] 【講社】
社寺に詣でる講の団体。

こうしゃ

こうしゃ【校舎】
a schoolhouse;→英和
a school building.

こうしゃ

こうしゃ [1] 【厚謝】 (名)スル
厚く礼を述べること。深謝。「―する所無ふして可ならんや/世路日記(香水)」

こうしゃ

こうしゃ 【功者】 (名・形動)[文]ナリ
「こうしゃ(巧者)」に同じ。「匕先(サジサキ)より口先が―で/滑稽本・浮世風呂(前)」

こうしゃ

こうしゃ カウ― [1] 【郊社】
「郊祀(コウシ)」に同じ。

こうしゃ=の戒(イマシ)め

――の戒(イマシ)め
⇒前車(ゼンシヤ)の覆(クツガエ)るは後車の戒め(「前車」の句項目)

こうしゃきょう

こうしゃきょう [0] 【後写鏡】
バック-ミラー。

こうしゃく

こうしゃく【公爵】
a prince;→英和
a duke (英国).→英和
公爵夫人 a princess;→英和
a duchess.→英和

こうしゃく

こうしゃく [1] 【公爵】
もと五等爵(公・侯・伯・子・男)の第一位。

こうしゃく

こうしゃく [1] 【侯爵】
もと五等爵(公・侯・伯・子・男)の第二位。

こうしゃく

こうしゃく カウ― [1][4] 【講釈】 (名)スル
(1)書物や文章の意味などを説き明かすこと。
(2)物事の意味・性格などをもったいぶって説明すること。「薬の効能を―する」「―を垂れる」
(3)「講談」の江戸時代の称。

こうしゃく

こうしゃく【講釈】
(1) a lecture (講義).→英和
(2) storytelling (講談).
〜する lecture <on> ;tell a story.→英和
‖講釈師 a (professional) storyteller.

こうしゃく

こうしゃく【侯爵】
a marquis.→英和
侯爵夫人 a marchioness.→英和

こうしゃくし

こうしゃくし カウ― [4][3] 【講釈師】
「講釈{(3)}」を口演する人。講談師。

こうしゃくば

こうしゃくば カウ― 【講釈場】
「講釈{(3)}」を興行する寄席。江戸時代,大坂では寄席の別名でもあった。釈場。

こうしゃぐち

こうしゃぐち【降車口】
the way out;the exit.→英和

こうしゃぐち

こうしゃぐち カウ― [3] 【降車口】
電車やバスなどの,降車する客の専用の出口。
⇔乗車口

こうしゃこく

こうしゃこく カウ― [3] 【向斜谷】
向斜の部分に沿って発達した谷。

こうしゃさい

こうしゃさい [3] 【公社債】
(1)公債と社債など,諸債券の総称。
(2)公社の発行する債券。

こうしゃほう

こうしゃほう カウシヤハウ [0][3] 【高射砲】
航空機を撃墜するための中小口径砲。旧陸軍の呼称。海軍では高角砲と称する。

こうしゃほう

こうしゃほう【高射砲】
an antiaircraft gun.

こうしゅ

こうしゅ カフ― [1] 【甲種】
甲・乙・丙・丁に分類したときの第一位。

こうしゅ

こうしゅ [1] 【拱手】 (名)スル
「きょうしゅ(拱手)」の慣用読み。「―傍観」「一同瞑目せり,―せり/火の柱(尚江)」

こうしゅ

こうしゅ [1] 【叩首】 (名)スル
「叩頭(コウトウ)」に同じ。

こうしゅ

こうしゅ クワウ― [1] 【黄酒】
⇒おうしゅ(黄酒)

こうしゅ

こうしゅ カウ― [1] 【講衆】
(1)講会(コウエ)の席に集まり,説教を聞く人々。
(2)講を構成している人。講中。

こうしゅ

こうしゅ カウ― [1] 【好守】 (名)スル
野球など球技で,うまく相手の攻撃を防ぎ,守ること。また,その守り。好守備。

こうしゅ

こうしゅ カウ― [1] 【好手】
(1)囲碁や将棋で,うまい手。
(2)(スポーツなどで)たくみな技。また,その技の持ち主。

こうしゅ

こうしゅ カウ― [1] 【絞首】 (名)スル
首をしめて殺すこと。

こうしゅ

こうしゅ [1] 【工手】
鉄道・電気などの工事をする人。工夫。

こうしゅ

こうしゅ カウ― [1] 【巧手】
技術,または手腕のすぐれている人。また,たくみな技術や手腕。巧者。「琴の―」

こうしゅ

こうしゅ カウ― [1] 【交手】
「拱手(キヨウシユ)」に同じ。

こうしゅ

こうしゅ【攻守】
offense and defense;《野》batting and fielding.〜所を変える have the tables turned.

こうしゅ

こうしゅ カウ― [1] 【耕種】
田畑を耕し,作物をつくること。「―養畜」

こうしゅ

こうしゅ [1] 【攻守】
せめることと,まもること。攻撃と守備。

こうしゅ

こうしゅ [1] 【後主】
(1)あとつぎの主君。
(2)中国で,王朝の最後の君主の称。三国蜀の二代劉禅,南唐の李煜(リイク),南朝陳の五代陳叔宝など。

こうしゅ

こうしゅ [1] 【公主】
天子の娘。皇女。中国で,秦漢以来,天子がその娘を諸侯に嫁がせる際,三公がその婚儀をつかさどったことによるという。
→和蕃公主(ワバンコウシユ)

こうしゅ=所を変える

――所を変・える
攻め手と守り手が,互いにその立場を変える。形勢が逆転する。

こうしゅう

こうしゅう カウシフ [0] 【講習】 (名)スル
(1)人を集めて,一定期間学問・技芸などを教え指導すること。「―を受ける」「芸道や文字を―し/西洋道中膝栗毛(七杉子)」
(2)「講習会」の略。「―に参加する」

こうしゅう

こうしゅう カウシウ 【杭州】
中国,浙江省の省都。銭塘江(セントウコウ)の河口に位置する。南宋の都臨安の地。大運河の南の起点。マルコ=ポーロがキンザイの名でヨーロッパに紹介。鉄鋼・機械工業が発達。風光明媚な西湖をひかえ,観光地としても名高い。ハンチョウ。
杭州(三潭印月)[カラー図版]

こうしゅう

こうしゅう【公衆】
the (general) public.→英和
〜の public <telephone> .〜の前で in public.‖公衆電話 (1) a public[pay](tele)phone.(2)[ボックス]a public telephone station[booth]; <米> a pay station; <英> a call-box.公衆道徳(衛生) public morality (health).公衆便所 a public lavatory; <英> a (public) convenience; <米> a comfort station[room]; <米> a rest room (ビル・劇場などの).公衆浴場 a public bath.

こうしゅう

こうしゅう クワウシウ 【光州】
韓国南西部の都市。米・綿花などの集散地。1929年,日本の植民地政策に反対する光州学生運動が起こった。クワンジュ。

こうしゅう

こうしゅう カウシウ [0] 【校讐・校讎】
文章や字句を比較照合して,誤りをただすこと。校正。校合(キヨウゴウ)。「―抄写のために忙殺せられた/北条霞亭(鴎外)」

こうしゅう

こうしゅう【講習】
a (training) course.→英和
〜をする(受ける) give (take) a course <in> .‖講習所 a training school.夏(冬)期講習会 a summer (winter) school.

こうしゅう

こうしゅう [0] 【後集】
すでに出された詩歌集・文集などに対し,あとから選び足したもの。
⇔前集
「菅家―」

こうしゅう

こうしゅう クワウシウ 【広州】
中国,広東(カントン)省の省都。珠江デルタに位置する港湾都市。華南地方最大の都市で,機械・食品・織物などの工業が発達。革命運動の発祥地の一つで,その史跡が多い。広東。コワンチョウ。

こうしゅう

こうしゅう [0] 【公衆】
〔public〕
(1)社会一般の人々。
(2)社会学で,一時的に集合した群集に対して,分散的に存在し,メディアを通じて世論を担う人々。

こうしゅう

こうしゅう 【後周】
中国,五代十国の一。後漢(コウカン)の節度使郭威(カクイ)が建てた中原の王朝(951-960)。名君といわれた二代世宗の死後,配下の武将趙匡胤(チヨウキヨウイン)(宋の太祖)に滅ぼされた。ごしゅう。

こうしゅう

こうしゅう【口臭】
foul breath.

こうしゅう

こうしゅう [0] 【口臭】
口からはき出される息の不快なにおい。歯や口腔の疾患に由来するものが多いが,ほかに糖尿病や食道・胃・肝臓などの疾患も原因となる。

こうしゅう

こうしゅう カフシウ 【甲州】
甲斐(カイ)国の別名。

こうしゅううめ

こうしゅううめ カフシウ― [3] 【甲州梅】
小梅{(1)} の一種。

こうしゅうえいせい

こうしゅうえいせい [5] 【公衆衛生】
広く地域社会の人々の疾病を予防し,健康を保持・増進させるため,公私の諸組織によって組織的になされる衛生活動。母子保健・学校保健・成人保健・環境衛生・産業衛生・食品衛生・疫学活動・人口問題などを対象とする。

こうしゅうかい

こうしゅうかい カウシフクワイ [3] 【講習会】
学問・技芸などを期間を限って講習する会。

こうしゅうかいどう

こうしゅうかいどう カフシウ―ダウ 【甲州街道】
五街道の一。江戸日本橋から内藤新宿を経て甲府に至る街道。さらに下諏訪に延びて中山道に合する街道を含めてもいう。甲州道中。

こうしゅうがくせいうんどう

こうしゅうがくせいうんどう クワウシウ― 【光州学生運動】
1929年10月から四か月にわたり,朝鮮全土で展開された反日学生運動。光州で日本人中学生が朝鮮女学生を侮辱したことに端を発し,植民地奴隷教育反対の要求を掲げるデモや同盟休校が行われ,三・一独立運動以降最大の独立運動となった。

こうしゅうきん

こうしゅうきん カフシウ― [0][3] 【甲州金】
甲斐国で,戦国時代から江戸時代に鋳造・使用された金貨。多くの種類があり,元禄年間(1688-1704)以前のものを古甲金,それ以後のものを新甲金という。甲金。

こうしゅうこくみんせいふ

こうしゅうこくみんせいふ クワウシウ― [1][5] 【広州国民政府】
1924年の国民党一全大会の決定によって,翌年7月に結成。正式名,中華民国国民政府。

こうしゅうさんにょうしょう

こうしゅうさんにょうしょう カウシウサンネウシヤウ [1] 【高蓚酸尿症】
尿中にシュウ酸が過剰に排出される遺伝性の疾患。シュウ酸カルシウムの沈着によって腎臓に結石ができる。過シュウ酸尿症。シュウ酸症。

こうしゅうしょ

こうしゅうしょ 【後周書】
⇒周書(シユウシヨ)

こうしゅうじけん

こうしゅうじけん クワウシウ― 【光州事件】
1980年5月,光州市で起こった大規模な反政府デモに対し,軍隊が出動して多数の死傷者を出した事件。デモは,前年の朴大統領暗殺事件以来の政情混乱の中で布告された全斗煥将軍の非常戒厳令に対し,その解除を求めて起きた。

こうしゅうせい

こうしゅうせい クワウシウ― [0] 【光周性】
生物が日照時間の変化に対して反応する性質。長日植物・短日植物の区別は花芽形成に関する光周性の違いに基づく。動物における生殖腺の発達・休眠などにも光周性がある。

こうしゅうぜん

こうしゅうぜん 【洪秀全】
(1814-1864) 太平天国の指導者。キリスト教の影響を受け上帝会を創始し,信徒を集めて挙兵。国号を太平天国とし,天王と自称。南京を都(天京)としたが,内訌(ナイコウ)を生じ,天京陥落直前に病死。

こうしゅうつうしんもう

こうしゅうつうしんもう [7] 【公衆通信網】
第一種電気通信事業者が運営している不特定多数の利用者を目的とした通信回線。一般加入電話のための通信網など。

こうしゅうでんわ

こうしゅうでんわ [5] 【公衆電話】
一般の人々の利用に供するために,街頭・店頭などに設置され,定められた硬貨かテレフォン-カードにより自由に使用できる電話。

こうしゅうどう

こうしゅうどう カウシフダウ 【講習堂】
1637年,松永尺五(セキゴ)が京都の堀川に開いた私塾。木下順庵・宇都宮遯庵(トンアン)らの人材を出した。

こうしゅうどうとく

こうしゅうどうとく [5] 【公衆道徳】
社会生活を営む上で人々が守らねばならない道徳。

こうしゅうは

こうしゅうは カウシウハ [3] 【高周波】
一般に,周波数の高い振動や波動をいう。交流では数百ヘルツ以上,電波では多く無線用の数メガヘルツ以上をいう。
⇔低周波

こうしゅうは

こうしゅうは【高周波】
high frequency.

こうしゅうはかねつ

こうしゅうはかねつ カウシウハ― [6] 【高周波加熱】
商用周波数より高い周波数の電界・磁界を物体に加えて行う加熱。導体を熱するための誘導加熱と絶縁体を加熱するための誘電加熱とがある。

こうしゅうはせいこうほう

こうしゅうはせいこうほう カウシウハセイカウハフ [0] 【高周波製鋼法】
金属を誘導加熱によって溶解する方法。特殊鋼の溶解に用いられる。

こうしゅうはっと

こうしゅうはっと カフシウ― 【甲州法度】
1547年武田信玄が制定した分国法。正しくは「甲州法度之次第」。喧嘩両成敗,宗論の禁止など戦国家法の特色をもつ。二六か条本と五五か条本がある。信玄家法。

こうしゅうはでんきろ

こうしゅうはでんきろ カウシウハ― [8] 【高周波電気炉】
誘導加熱を利用した電気炉。高周波誘導炉。

こうしゅうはミシン

こうしゅうはミシン カウシウハ― [6] 【高周波―】
誘電加熱を利用して,プラスチックなどを溶融接着する機械。

こうしゅうぶどう

こうしゅうぶどう カフシウブダウ [5] 【甲州葡萄】
(1)甲府盆地で産出するブドウ。
(2)ブドウの一品種。古くから山梨県で栽培され,果実は晩生でやや大きく,色は紅紫色。

こうしゅうべんじょ

こうしゅうべんじょ [5] 【公衆便所】
だれもが自由に使えるよう,街頭,公園などに設けた便所。

こうしゅうます

こうしゅうます カフシウ― [3] 【甲州枡】
江戸時代を通じて甲州で用いられた枡。容積は京枡の約三倍。

こうしゅうよくじょう

こうしゅうよくじょう [5] 【公衆浴場】
料金をとって,一般の人々を入浴させる浴場。銭湯。ふろや。湯屋。

こうしゅうりゅう

こうしゅうりゅう カフシウリウ 【甲州流】
軍学の一派。江戸初期,小幡勘兵衛景憲が「甲陽軍鑑」を補正し,武田家の軍学を祖述したもの。武田流。信玄流。甲陽伝。甲州家伝。

こうしゅうわん

こうしゅうわん カウシウ― 【杭州湾】
浙江省,東シナ海に面する湾。銭塘江が流入し,河口付近では海嘯(カイシヨウ)が見られる。湾口に舟山群島がある。銭塘湾。

こうしゅうわん

こうしゅうわん カウシウ― 【膠州湾】
中国,山東半島南岸の黄海に面した湾。1898年ドイツが租借し,東洋艦隊の根拠地とした。第一次大戦で日本が占領,1922年中国に返還された。湾口に青島(チンタオ)がある。チアオチョウ湾。

こうしゅうわん

こうしゅうわん クワウシウ― 【広州湾】
広東省,雷州半島の北東岸にある湾。1899年から1945年までフランスの租借地。

こうしゅく

こうしゅく [0] 【拘縮】
(1)筋肉の持続性収縮。痙縮(ケイシユク)。
(2)関節の動きが制限された状態。皮膚・筋肉などの関節周囲の軟部組織の収縮によって起こる。
→強直(キヨウチヨク)

こうしゅけい

こうしゅけい カウ― [3][0] 【絞首刑】
絞首して殺す刑。日本では,死刑の執行は絞首による。

こうしゅけい

こうしゅけい【絞首刑】
<be sentenced to> death by hanging.

こうしゅごうかく

こうしゅごうかく カフ―ガフ― [1] 【甲種合格】
旧軍隊の徴兵検査で,第一級の合格。

こうしゅだい

こうしゅだい カウ― [0][3] 【絞首台】
絞首刑執行のとき,罪人を立たせる台。

こうしゅだい

こうしゅだい【絞首台に上る】
go to the gallows;→英和
die on the scaffold.→英和

こうしゅつ

こうしゅつ [0] 【後出】 (名)スル
(論文などで)そこよりあとの部分に示してあること。また,示したこと。
⇔前出

こうしゅつよう

こうしゅつよう カウシユツエフ [4] 【高出葉】
異形葉の一。花に近い部分に生ずる鱗片状に変形した葉。苞(ホウ)はこれにあたる。

こうしゅどうめい

こうしゅどうめい [4] 【攻守同盟】
二国以上の国が協力して,第三国に対する攻撃や防御を行うために締結した軍事同盟。

こうしゅほうしき

こうしゅほうしき カウ―ハウ― [4] 【耕種方式】
⇒作付(サクヅ)け方式(ホウシキ)

こうしゅん

こうしゅん カウ― [0] 【高峻】 (名・形動)[文]ナリ
高くけわしい・こと(さま)。「―な地形」

こうしょ

こうしょ カウ― [1] 【講書】 (名)スル
書物の内容を講義すること。

こうしょ

こうしょ [1] 【苟且】 (名・形動)スル [文]ナリ
当座をしのぐこと。間に合わせ。「我輩が素志の―ならざるを暁るべし/新体詩抄(良吉)」「一時を―せしのみ/日本開化小史(卯吉)」

こうしょ

こうしょ カウ― [1] 【好処】
すぐれたところ。長所。「孟子の―は尽心の章にある/渋江抽斎(鴎外)」

こうしょ

こうしょ [1] 【公書】
公の文書。公文書。

こうしょ

こうしょ【高所】
a height.→英和
〜から見る take a broad view <of> .高所恐怖症 acrophobia.→英和

こうしょ

こうしょ カウ― [1] 【高所】
(1)高い場所。
⇔低所
(2)高い見地。高い立場。「大所―から論ずる」

こうしょ

こうしょ [1] 【公署】
地方公共団体の諸機関。役所。

こうしょ

こうしょ カウ― [1] 【向暑】
暑さに向かうこと。日増しに暑くなること。主に,手紙文で時候の挨拶(アイサツ)に用いる。
⇔向寒
「―の候」

こうしょ

こうしょ [1] 【鴻緒】
帝王が国家統治をする大業。

こうしょ

こうしょ カウ― [1] 【校書】
(1)「きょうしょ(校書)」に同じ。
(2)〔中国,唐代,芸妓の薛濤(セツトウ)は文才があったので,元稹(ゲンシン)が校書(キヨウシヨ)に当たらせたという故事から〕
芸者の異名。

こうしょ

こうしょ カウ― [1] 【高書】
他人の手紙や著書を敬っていう語。

こうしょ

こうしょ [1] 【口書】
⇒口書(クチガ)き

こうしょ

こうしょ [1] 【公所】
⇒会館(カイカン)(2)

こうしょ

こうしょ [1] 【購書】
書籍をあがなうこと。また,その書籍。

こうしょう

こうしょう【公傷】
an injury in harness.〜を負う be injured while on duty.

こうしょう

こうしょう 【洪昇】
(1645-1704) 中国,清初の劇作家。字は昉思(ボウシ)。号は稗村(ハイソン)。音曲に精通し,戯曲「長生殿」は,清代演劇の代表作とされる。

こうしょう

こうしょう【考証】
investigation;(historical) research.→英和
〜する investigate.→英和

こうしょう

こうしょう【交渉】
(1) <open> negotiations <with> .
(2) <have no> connection <with> (関係).→英和
〜する negotiate <with a person about a matter> .→英和
‖交渉団体(委員) a negotiating body (committee).団体交渉 collective bargaining.

こうしょう

こうしょう【公娼】
licensed prostitution;a licensed prostitute (人).

こうしょう

こうしょう カウシヤウ [0] 【咬傷】
動物などに,かまれたきず。

こうしょう

こうしょう【鉱床】
(mineral) deposits.

こうしょう

こうしょう カウシヤウ 【康尚】
平安中期の仏師。寄木造り法を創始。東福寺同聚院不動明王座像はその作と推定される。生没年未詳。

こうしょう

こうしょう【哄笑】
loud laughter.〜する laugh loudly.

こうしょう

こうしょう [1][0] 【工商】
(1)職人と商人。
(2)工業と商業。

こうしょう

こうしょう [0] 【哄笑】 (名)スル
大声でどっと笑うこと。大笑い。「一同思わず―した」

こうしょう

こうしょう【高尚な】
noble;→英和
refined (上品な);elegant;→英和
advanced (進んだ);→英和
high-toned <journal> ;highbrow <literature> .→英和

こうしょう

こうしょう カウシヤウ 【康正】
年号(1455.7.25-1457.9.28)。享徳の後,長禄の前。後花園天皇の代。

こうしょう

こうしょう【公証人(役場)】
(the office of) a notary[notary public].

こうしょう

こうしょう【公称】
nominal <horsepower,capital> .→英和

こうしょう

こうしょう カウシヤウ 【高昌】
中国,天山山脈の東側のトルファンに栄えた漢人の植民国家(450-640)。前漢以来移住した漢人が車師国を倒して建国。498年には麹嘉(キクカ)が王となり,唐に滅ぼされるまで麹氏が支配。

こうしょう

こうしょう [0] 【公娼】
おおやけに営業を許された売春婦。日本では1946年(昭和21)に廃止。
⇔私娼

こうしょう

こうしょう [0] 【公証】
特定の事実または法律関係の存否をおおやけに証明する行為。各種の登記や証明書の発行など。

こうしょう

こうしょう カウシヤウ [0] 【巧匠】
たくみな大工・細工師。

こうしょう

こうしょう カウシヤウ [0] 【翺翔】 (名)スル
(1)鳥が空高く飛ぶこと。「日本に―する禽鳥/日本風景論(重昂)」
(2)人中に立ちまじって,得意げに振る舞うこと。

こうしょう

こうしょう カウシヤウ [0] 【好尚】
(1)このみ。嗜好(シコウ)。
(2)はやり。流行。「時代の―」

こうしょう

こうしょう [0] 【口承】 (名)スル
歌いつぎ語りつぎして,口づてに伝えること。「―されてきた伝説」

こうしょう

こうしょう カウシヤウ [0] 【高唱】 (名)スル
声高く歌うこと。また,声高く唱えること。
⇔低唱
「漢詩を―する」

こうしょう

こうしょう [0] 【工廠】
旧陸海軍に直属し,武器・弾薬など軍需品を製造した工場。

こうしょう

こうしょう カウセウ [0] 【交鈔】
(1)中国,金・元代の紙幣。宋代の交子(コウシ)から発達したもので,兌換(ダカン)紙幣として通用したが,明代にすたれた。
(2)(転じて)紙幣のこと。

こうしょう

こうしょう カウ― [0] 【講頌】
歌会のとき,発声(ハツセイ)がふしをつけて初句をうたうのに続いて第二句目から合唱すること。また,その役。

こうしょう

こうしょう カウシヤウ [0] 【高翔】 (名)スル
空高く飛ぶこと。あまがけること。「天空を―する鳥」

こうしょう

こうしょう カウセウ [0] 【巧笑・巧咲】
愛嬌のある笑い。また,作り笑い。「―言多く平気客を呑む/横浜新誌(景一)」

こうしょう

こうしょう カウシヤウ [0] 【高商】
旧制の「高等商業学校」の略。

こうしょう

こうしょう カウシヤウ 【綱掌】
僧職の一。法会(ホウエ)の式事をつかさどる役名。「―といふもの出で来たり/栄花(音楽)」

こうしょう

こうしょう [0] 【公称】 (名)スル
表向きにとなえること。一般に公表されていること。「会員数一〇万と―している」

こうしょう

こうしょう カウシヤウ [0] 【行賞】
(功績に対して)賞を与えること。「論功―」

こうしょう

こうしょう [1][0] 【公相】
三公と宰相。天子を補佐する重臣。

こうしょう

こうしょう カウシヤウ [0] 【行障】
天皇の御幸や遷宮途上の御神体などの幸路でその前後左右を囲う遮蔽用の幕。

こうしょう

こうしょう カウシヤウ [0] 【行章】
銀行の記章。

こうしょう

こうしょう [0] 【口証】
(書証に対して)口頭による証言。また,口頭による証明。

こうしょう

こうしょう クワウシヤウ [0] 【鉱床】
地殻中にあって天然資源として有用な鉱物・流体などが特に濃集した集合体。

こうしょう

こうしょう カウ― [0] 【考証】 (名)スル
古い事物について,文献・遺物などによって,実証的に研究すること。「元禄の風俗を―する」「時代―」

こうしょう

こうしょう カウシヤウ 【行省】
〔「行中書省」の略〕
中国,元代の地方統治機関。財政・民政・軍政を統轄。明以後の省の名称はこれに由来。
→中書省

こうしょう

こうしょう カウシヤウ 【高声】
〔「こうじょう」とも〕
大きい声。高い声。「―に加持したてまつる/宇治拾遺 15」

こうしょう

こうしょう カウシヤウ [0] 【高尚】 (名・形動)[文]ナリ
知性や品性の程度が高いこと。気高くて,立派なこと。また,そのさま。
⇔低俗
「―な趣味」
[派生] ――さ(名)

こうしょう

こうしょう [0] 【工匠】
(1)工作を職とする人。大工・彫り物師・細工師など。たくみ。
(2)工作の意匠。

こうしょう

こうしょう [0] 【厚相】
厚生大臣のこと。

こうしょう

こうしょう クワウ― [0] 【黄鐘】
(1)中国音楽の音名。十二律の一番目の音で,楽律の基準となる。日本の十二律の壱越(イチコツ)に相当。
(2)陰暦一一月の異名。

こうしょう

こうしょう カフシヤフ [0] 【甲匠】
「具足師(グソクシ)」に同じ。

こうしょう

こうしょう [0] 【口誦】 (名)スル
声を出して書物や詩歌などをよむこと。くちずさむこと。

こうしょう

こうしょう カウシヤウ [0] 【交床】
釜敷の古名。唐の陸羽の『茶経』にみえる。

こうしょう

こうしょう カウ― [0] 【高承】
相手の承知・承認を敬っていう語。普通,手紙文で用いる。「御―いただきたく」

こうしょう

こうしょう カウシヤウ [0] 【降将】
投降した大将。

こうしょう

こうしょう カウシヤウ [0] 【校章】
学校の記章。

こうしょう

こうしょう カウセフ [0] 【交渉】 (名)スル
(1)ある事を実現するために,当事者と話し合うこと。かけあうこと。「―が決裂する」「労使が―する」
(2)人と人との結びつき。かかわりあい。関係。「―をもつ」「―を絶つ」

こうしょう

こうしょう [0] 【鴻鐘・洪鐘】
大きなつりがね。巨鐘。

こうしょう

こうしょう [0] 【公傷】
公務中に負ったけが。
⇔私傷

こうしょう

こうしょう カウセウ [0] 【高笑】 (名)スル
大声で笑うこと。高笑い。

こうしょうかん

こうしょうかん カウシヨウクワン [3] 【高勝鐶】
⇒笠標付(カサジルシツ)けの鐶(カン)

こうしょうがい

こうしょうがい カウシヤウガイ [3] 【高障害】
陸上競技の110メートルハードル競走。ハードルが最も高い。ハイ-ハードル。

こうしょうがい

こうしょうがい [3] 【公生涯】
個人の生涯のうち,広く社会に関わった部分。
⇔私生涯

こうしょうがく

こうしょうがく カウ― [3] 【考証学】
中国,明末におこり,清代に盛行した実証的・文献学的な学問。宋・明代の理学・心学に対して,漢代の訓詁を重視する古典の研究方法を継承・発展させたもの。清初の黄宗羲(コウソウギ)・顧炎武(コエンブ),中期の戴震(タイシン)・段玉裁(ダンギヨクサイ)・王念孫(オウネンソン)らが代表的。江戸後期の皆川淇園(キエン)・太田錦城・松崎慊堂(コウドウ)・狩谷掖斎(エキサイ)・渋江抽斎(シブエチユウサイ)などに影響を与えた。

こうしょうき

こうしょうき 【孔祥煕】
(1881-1967) 中国の政治家・財政家。国民政府の財政・金融関係の要職を歴任。妻は宋美齢(ソウビレイ)の姉の宋靄齢(ソウアイレイ)。コン=シアンシー。

こうしょうごうじけん

こうしょうごうじけん カウシヨウガウ― 【高陞号事件】
1894年(明治27)日清戦争の宣戦布告直前,イギリス国旗を掲げて清国兵を輸送中の高陞号に対して,日本の連合艦隊が砲撃を加え,撃沈した事件。国際法上の議論を呼んだ。こうしんごうじけん。

こうしょうざん

こうしょうざん [3] カウシヨウ― 【高勝山】 ・ カウシヤウ― 【高盛山】
当世兜(トウセイカブト)の鉢の形の一。後部が高く盛り上がっているもの。

こうしょうじ

こうしょうじ コウシヤウ― 【興聖寺】
京都府宇治市宇治山田にある曹洞宗最初の禅寺。山号は,仏徳山。1233年道元が山城国深草に開山。道元が永平寺に移るまでの11年間栄えたが,その後衰微し,1649年永井尚政(ナオマサ)が現在の地に移して再興。

こうしょうじ

こうしょうじ コウシヤウ― 【興正寺】
京都市下京区にある寺。山号,円頓山。1482年仏光寺派一四世の経豪(キヨウゴウ)が蓮如に帰依して創建。西本願寺の脇門跡であったが,1876年(明治9)独立して浄土真宗興正派の本山となる。

こうしょうじん

こうしょうじん 【孔尚任】
(1648-1718) 中国,清初の戯曲作家。字(アザナ)は聘之・季重。号は東塘など。曲阜の人,孔子六四代の子孫。戸部員外郎に任ずるが終始志をえず,東魯の狂生と自称した。作「桃花扇」など。
→桃花扇

こうしょうせいど

こうしょうせいど [5] 【公傷制度】
大相撲で,本場所の取組中にけがをして途中休場した場合,次場所の番付を下げないで,休場した場所と同じ番付の位置にとどめる制度。適用は一場所限り。

こうしょうだんたい

こうしょうだんたい カウセフ― [5] 【交渉団体】
国会の両院で,議案発議に必要な人数の議員によって結成される団体。小会派が合同して一つの院内団体を結成することもある。院内交渉団体。

こうしょうてんのう

こうしょうてんのう カウセウテンワウ 【孝昭天皇】
記紀所伝で,第五代天皇,観松彦香殖稲尊(ミマツヒコカエシネノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。懿徳(イトク)天皇の皇子。都は葛城の掖上(ワキガミ)の池心宮。

こうしょうにん

こうしょうにん [0] 【公証人】
私権に関する公正証書を作ったり,私署証書に認証を与えるなどの権限を持つ公務員。一定の試験に合格した者,および裁判官・検察官・弁護士の資格ある者などの中から法務大臣が任命する。法務局または地方法務局に所属し,その管轄区域内に公証人役場を設けて執務する。

こうしょうばりき

こうしょうばりき [5] 【公称馬力】
課税や売買上の目安として示される機関やモーターの馬力数。整数値で示す。

こうしょうふう

こうしょうふう クワウシヤウ― [0] 【広精風】
世阿弥の能楽用語。九位(キユウイ)の中三位の第二。芸の全域を一通り習い覚えた段階で,芸の進展・後退の境界とする。
→九位

こうしょうぶんげい

こうしょうぶんげい [5] 【口承文芸】
文字によらず,歌いつぎ語りつがれてきた文芸。昔話・語り物・民謡・伝説など。口承文学。伝承文学。

こうしょうぼさつ

こうしょうぼさつ コウシヤウ― 【興正菩薩】
叡尊(エイゾン)の諡号(シゴウ)。

こうしょきょうふしょう

こうしょきょうふしょう カウ―シヤウ [1] 【高所恐怖症】
恐怖症の一。高い所に登るとめまいや足がすくむ感じや墜落の恐怖などが起こるため,高い所を異常にこわがる症状。

こうしょく

こうしょく クワウ― [0] 【黄色】
きいろ。おうしょく。

こうしょく

こうしょく カウ― [0] 【降職】 (名)スル
下級の職務に下げること。降任。降格。

こうしょく

こうしょく カウ― [0] 【交織】
絹と木綿,あるいは毛と絹というように,種類の異なる糸を用いて織ること。また,その織物。まぜおり。

こうしょく

こうしょく カウ― [0] 【行色】
旅立とうとすること。また,その気配。

こうしょく

こうしょく カウ― [0] 【高嘱】
他人を敬ってその依頼をいう語。

こうしょく

こうしょく [0] 【紅色】
くれないの色。べにいろ。

こうしょく

こうしょく【公職】
<enter> public office.〜追放にあう be purged from public office.公職選挙法 the Public Office Election Law.

こうしょく

こうしょく [0] 【公職】
公の性格をもつ職務。公職選挙法上は,国会議員・地方公共団体の長および議会の議員の職をいう。

こうしょく

こうしょく クワウ― [0] 【曠職】
〔「曠」は,おろそかにする意〕
職責を十分に果たさないこと。

こうしょく

こうしょく【黄色】
yellow.→英和
黄色人種 the yellow race.

こうしょく

こうしょく カウ― [0] 【好色】 (名・形動)[文]ナリ
(1)異性に対してともすればみだらな気持ちを抱くこと。「―な目つき」「―漢」
(2)美しい容色。また,美女。「女御・更衣,又は遊女・―・美男/風姿花伝」
(3)遊女。「古へ虎といひける―の住みける所となん/廻国雑記」
[派生] ――さ(名)

こうしょく

こうしょく カウ― 【更埴】
長野県北部,長野盆地南端の市。更級(サラシナ)郡の一町一村,埴科(ハニシナ)郡の二町の合併による名。千曲川に臨む。アンズ・花卉(カキ)の栽培が盛ん。

こうしょく

こうしょく【好色の】
lustful;→英和
amorous.→英和
‖好色家 a sensualist.好色文学 erotic[obscene,pornographic]literature;pornography.

こうしょく

こうしょく 【后稷】
〔「后」は君,「稷」は五穀〕
中国,周王朝の始祖とされる伝説上の人物。姓は姫(キ),名は棄(キ)。母が巨人の足跡を踏んでみごもり,生まれてすぐに棄(ス)てられたので棄という。舜(シユン)につかえて人々に農業を教え,功により后稷(農官の長)の位についた。

こうしょく

こうしょく 【後蜀】
(1)中国,五代十国の一。後唐(コウトウ)の荘宗の部下孟知祥(モウチシヨウ)が四川に建てた王朝(934-965)。宋に滅ぼされた。蜀。
(2)中国,五胡十六国の一。成(成漢)の別名。

こうしょく

こうしょく カウ― [0] 【耕織】
農耕と機(ハタ)織り。

こうしょく=を壮(サカン)に∘する

――を壮(サカン)に∘する
旅立ちに際して,宴を催したりして激励する。「特に哲也一人の―∘して呉れた/其面影(四迷)」

こうしょくいちだいおとこ

こうしょくいちだいおとこ カウシヨクイチダイヲトコ 【好色一代男】
浮世草子。八巻。井原西鶴作。1682年刊。主人公世之介の好色遍歴を五四の短編により一代記の形にまとめたもの。好色本の初め。文学史上,浮世草子の第一作とする。

こうしょくいちだいおんな

こうしょくいちだいおんな カウシヨクイチダイヲンナ 【好色一代女】
浮世草子。六巻。井原西鶴作。1686年刊。元禄期の女性の愛欲生活の種々相を,一代記の形をかりて,淪落(リンラク)し後世を願う老女の懺悔(ザンゲ)話の形式で描いたもの。

こうしょくか

こうしょくか カウ― [0] 【好色家】
いろごのみの人。好色な人。

こうしょくごにんおんな

こうしょくごにんおんな カウシヨクゴニンヲンナ 【好色五人女】
浮世草子。五巻。井原西鶴作。1686年刊。お夏清十郎・樽屋おせん・おさん茂右衛門・八百屋お七・おまん源五兵衛の実話に基づく恋愛小説集。色欲ゆえに身を滅ぼした女性の悲劇を描く。

こうしょくせい

こうしょくせい クワウシヨク― [0] 【広食性】
動物の食餌(シヨクジ)の選択範囲が広い性質。

こうしょくせんきょほう

こうしょくせんきょほう 【公職選挙法】
衆議院議員・参議院議員,地方公共団体の長およびその議会の議員の選挙について定める法律。1950年(昭和25)制定。

こうしょくついほう

こうしょくついほう [0] 【公職追放】
占領政策の一環として,1945年(昭和20)11月の教職追放に引き続き,46年1月連合国最高司令官の覚え書きに基づいて行われた,軍国主義者・国家主義者の公職からの追放。52年講和条約発効により廃止。
→教職追放
→レッド-パージ

こうしょくぼん

こうしょくぼん カウ― [0] 【好色本】
遊里などの好色生活を題材とする浮世草子の称。元禄期(1688-1704)を中心に行われ,男女愛欲の相を通して人生の哀歓を描く。西鶴の「好色一代男」,西沢一風の「新色五巻書」,江島其磧の「傾城禁短気」など。好色物。

こうしょくもの

こうしょくもの カウ― [0] 【好色物】
「好色本(コウシヨクボン)」に同じ。

こうしょし

こうしょし クワウ― [3] 【皇庶子】
庶子である皇子。

こうしょじゅんのう

こうしょじゅんのう カウ―オウ [4] 【高所順応】
海抜高度の高いところで,生体が低酸素状態に順応していくこと。初期には,赤血球の増加,呼吸数や心拍数の増加がみられる。

こうしょっき

こうしょっき [3] 【紅蜀葵】
モミジアオイの別名。[季]夏。《―真向き横向ききはやかに/鈴木花蓑》

こうしょてい

こうしょてい クワウシヨ― 【光緒帝】
〔「こうちょてい」とも〕
(1871-1908) 清の第一一代皇帝(在位 1875-1908)。名は載湉(サイテン)。廟号(ビヨウゴウ)は徳宗。実権を西太后が握っていたため,1898年康有為ら変法自強派を登用し革新政治を企てたが,戊戌(ボジユツ)の政変で敗れ,幽閉され病死した。

こうしょはじめ

こうしょはじめ カウ― [4] 【講書始】
宮中新年儀式の一。一月,天皇はじめ皇族が国書・漢書・洋書の三部に分け,学者各一名を宮中に召して,御学問所で進講を受ける儀式。第二次大戦後は人文・社会・自然の各科学から進講者が選ばれている。

こうしん

こうしん [0] 【後進】
(1)後ろ向きに進むこと。後退。
⇔前進
「―微速」
(2)仕事や学問などで,それぞれの道をあとから進んでくる人。後輩。
⇔先進
「―に道を譲る」「―を育成する」

こうしん

こうしん カウ― [0] 【更新】 (名)スル
(1)新しいものにあらためること。また,あらたまること。「記録を―する」
(2)〔法〕 賃貸借などの法律関係が満期によって消滅しようとするとき,当事者の約定によって,または法の定めるところに従って同一の法律関係がさらに継続されること。「契約を―する」
(3)林業で,生長した木を伐採し新たに造林すること。

こうしん

こうしん カウ― [0] 【亢進・昂進】 (名)スル
(感情・脈搏(ミヤクハク)・病状などが)たかぶり進むこと。「心悸―」「―症」「我脉搏の忽ち―するを覚えき/即興詩人(鴎外)」

こうしん

こうしん カウ― [0] 【交信】 (名)スル
通信をかわすこと。一般には,無線通信をいうことが多い。「南極基地と―する」

こうしん

こうしん [0] 【後信】
あとから出す手紙。後便(コウビン)。

こうしん

こうしん カウ― [0] 【幸臣】
かわいがっている家臣。寵臣(チヨウシン)。

こうしん

こうしん [0] 【後身】
(1)改革や発展を経て,制度・組織などが以前の形とは変わってしまっているもの。
(2)〔仏〕 生まれかわった身。ごしん。
(3)身分・境遇などが,以前とは変わってしまったあとの身。
⇔前身

こうしん

こうしん【高[昂・亢]進】
<heart> acceleration.〜する accelerate;→英和
grow worse (病勢が).

こうしん

こうしん [0] 【口唇】
くちびる。

こうしん

こうしん カフ― [0] 【甲申】
干支(エト)の一。きのえさる。

こうしん

こうしん【功臣】
a meritorious retainer.

こうしん

こうしん【後進】
a junior (後輩);→英和
a younger man.‖後進国 an underdeveloped nation;⇒発展(途上国).後進性 backwardness.

こうしん

こうしん 【後秦】
中国,五胡十六国の一。羌(キヨウ)族の族長,姚萇(ヨウチヨウ)が前秦に代わり建てた王朝(384-417)。都は長安。東晋の劉裕の北伐で滅んだ。姚秦。ごしん。

こうしん

こうしん【行進】
a march;→英和
a parade.→英和
〜する march;(march in) parade.‖結婚(葬送)行進曲 a wedding (funeral) march.

こうしん

こうしん カウ― [0][1] 【孝心】
親に孝行しようとする気持ち。

こうしん

こうしん カウ― [0] 【行進】 (名)スル
人や車馬などが隊列を組んで進むこと。「デモ―」「堂々と―する」

こうしん

こうしん [0] 【紅唇・紅脣】
(1)紅(ベニ)をつけたくちびる。
(2)赤いくちびる。美人のくちびるのたとえにいう。

こうしん

こうしん 【後晋】
中国,五代の一。後唐(コウトウ)の重臣,石敬瑭(セキケイトウ)が契丹(キツタン)の援助で後唐を滅ぼして建てた中原の王朝(936-946)。二代で契丹に滅ぼされた。ごしん。石晋。

こうしん

こうしん カウ― [0] 【航進】 (名)スル
艦船が進んで行くこと。航行。「軍艦が,陣形堂々として―せる壮観/此一戦(広徳)」

こうしん

こうしん [0] 【功臣】
功労のあった家臣。「創業の―」

こうしん

こうしん【更新】
renewal.→英和
〜する renew.→英和
世界記録を〜する make a new world record.

こうしん

こうしん カウ― [0] 【港津】
みなと。船着き場。

こうしん

こうしん カウ― [0] 【庚申】
(1)干支(エト)の一。かのえさる。
(2)「庚申待(コウシンマチ)」の略。
(3)青面金剛(シヨウメンコンゴウ)の別名。

こうしん

こうしん カウ― [0] 【降心】
心底から承知すること。納得。得心。「其御返答を承つて,佐渡悉く―いたした/沓手鳥孤城落月(逍遥)」

こうしん

こうしん クワウ― [0] 【皇親】
天皇の親族。皇族。

こうしん

こうしん カウ― [0] 【降神】
祈祷(キトウ)やまじないによって神を招き寄せること。神降ろし。

こうしん

こうしん [0] 【恒心】
〔孟子(梁恵王上)〕
人間として常に持つべき変わらぬ心。節操。「恒産なき者は―なし」
→恒産

こうしん

こうしん [0] 【貢進】 (名)スル
(1)みつぎものをさしあげること。進献。貢献。
(2)推薦すること。「一言以て一議員を―する/花柳春話(純一郎)」

こうしん

こうしん【交信】
communication.→英和
〜する communicate <with> .→英和

こうしんえ

こうしんえ カウ―ヱ [3] 【庚申会】
「庚申待」に同じ。

こうしんき

こうしんき [3] 【口唇期】
フロイトの唱えた,小児の性欲の発達の第一段階。乳首を吸うなど口唇による快感をもっぱらとする時期。生後一八か月ぐらいまでとされる。

こうしんきょく

こうしんきょく カウ― [3] 【行進曲】
隊列の行進に用いられる曲。また,隊列の行進を描写した楽曲。規則正しい二拍子系。軍楽や儀式の音楽が多い。マーチ。
→行進曲/「威風堂々」第1番(エルガー)[音声]

こうしんきんざい

こうしんきんざい カウシンキン― [5] 【抗真菌剤】
水虫,田虫の治療や,薬剤の副作用で抵抗力の弱った場合の内臓における真菌類の感染症の治療に用いられる薬剤。

こうしんくう

こうしんくう カウ― [3] 【高真空】
10�¹〜10�� パスカルの圧力を持つ空間の状態。

こうしんげがき

こうしんげがき カウシンゲガキ 【江岑夏書】
江岑(千宗左)の覚書。寛文三年(1663)成立。父の千宗旦よりの聞書を中心に,利休以来の茶の湯について書き留めたもの。江戸初期の茶道の重要史料。

こうしんこう

こうしんこう カウ―カウ [0] 【庚申講】
庚申待のための仲間。

こうしんこく

こうしんこく [3] 【後進国】
産業・経済・文化などの面で,他より発達が後れている国。
⇔先進国
〔現在では,「発展途上国」という〕

こうしんざん

こうしんざん カウシン― 【庚申山】
栃木県西部,群馬県との境近くにある山。海抜1892メートル。浸食され,奇岩・怪石・絶壁が多い。山頂に庚申神社がある。

こうしんしき

こうしんしき [3] 【恒真式】
⇒トートロジー(2)

こうしんしょうめん

こうしんしょうめん カウ―シヤウ― [5] 【庚申青面】
庚申待に祀(マツ)る青面金剛(シヨウメンコンゴウ)。また,その像。

こうしんじへん

こうしんじへん カフ― 【甲申事変】
1884年(明治17)の甲申の年に,朝鮮ソウルで起こったクーデター。開化派(独立党)の金玉均・朴泳孝らが,朝鮮の独立と政治改革を目指し,日本と結託して王宮を占領,新政府を樹立したが,二日後に清の武力干渉によって失敗。事件後,日・清間で天津条約が結ばれた。甲申政変。

こうしんじゅつ

こうしんじゅつ カウシン― [3] 【降神術】
霊媒に,祈祷(キトウ)や呪術によって神や死霊を招き寄せさせて,その口を通じて述べさせること。交霊術。

こうしんじょ

こうしんじょ【興信所】
an inquiry agency (人事);a commercial inquiry agency (商業関係).

こうしんじょ

こうしんじょ [0][5] 【興信所】
個人や企業の信用・財産などを秘密に調べ,依頼者に報告する民間の機関。

こうしんせい

こうしんせい カウ― [3] 【更新世】
新生代第四紀の前半。約一七〇万年前から約一万年前までの期間。この時代には汎世界的に四回の氷期と三回の間氷期が認められている。人類が出現した時期。氷河時代。最新世。洪積世(コウセキセイ)。

こうしんせいじ

こうしんせいじ クワウ―ヂ [5] 【皇親政治】
天皇および皇子・皇孫など皇族を中心とした政治形態。律令時代初期,天武天皇から聖武天皇の頃まで続いた。

こうしんづか

こうしんづか カウ― [0] 【庚申塚】
路傍などにある,青面金剛(シヨウメンコンゴウ)を祀(マツ)る塚。三猿(サンエン)の形を刻んだ石塔などを添えることが多い。
庚申塚[図]

こうしんどう

こうしんどう カウ―ダウ [0] 【庚申堂】
青面金剛(シヨウメンコンゴウ)を祀(マツ)る堂。

こうしんのげんそく

こうしんのげんそく 【公信の原則】
〔法〕 実際には権利が存在しないにもかかわらず,外形的には存在するように見える場合,外形を信頼して取引をした者を保護するため,権利が事実上存在するものとみなす原則。

こうしんのだいまち

こうしんのだいまち カウ― 【庚申の代待】
庚申待のとき,本人の代理として庚申待をすること。また,その人。

こうしんばら

こうしんばら カウ― [3] 【庚申薔薇】
バラ科の常緑低木。中国原産。渡来は古く,観賞用に栽培。春から秋にかけ,枝先に紅紫色または淡紅色の花を少数個ずつつける。花は一重または八重で,花期が長い。長春花(チヨウシユンカ)。

こうしんぱん

こうしんぱん [3] 【公審判】
⇒最後(サイゴ)の審判(シンパン)

こうしんふう

こうしんふう [0] 【恒信風】
「貿易風」のこと。

こうしんまち

こうしんまち カウ― [0] 【庚申待】
庚申の日に,仏家では帝釈天(タイシヤクテン)・青面金剛(シヨウメンコンゴウ)を,神道では猿田彦を祀(マツ)って徹夜をする行事。この夜眠ると体内にいる三尸(サンシ)の虫が抜け出て天帝に罪過を告げ,早死にさせるという道教の説によるといわれる。日本では平安時代以降,陰陽師によって広まり,経などを読誦し,共食・歓談しながら夜を明かした。庚申。庚申会。おさるまち。さるまち。

こうしんりょう

こうしんりょう【香辛料】
spices.

こうしんりょう

こうしんりょう カウシンレウ [3] 【香辛料】
植物の果実・花・葉・根などを乾燥して得られる調味料。芳香・辛み・色などを利用して飲食物の風味を増し,食欲を刺激する。多く,熱帯から温帯に産する。スパイス。
→香辛料[表]

こうしんりょく

こうしんりょく カウシン― [3] 【向心力】
質点が円運動をするとき,質点に働く力。円の中心に向かう。等速円運動ではその大きさは円の半径が �,質量が �,速さが �なら ��²/� で与えられる。求心力。
⇔遠心力

こうしんりょく

こうしんりょく [3] 【公信力】
権利の存在を推測できるような外形がある場合には,真実の権利が存在しないときにも,その外形を信頼して取引をした者に対し,真実の権利が存在したのと同様の効果を認める効力。

こうしんれつ

こうしんれつ [3] 【口唇裂】
〔医〕 顔面裂奇形の一種。口唇の先天性破裂をいう。多くは上口唇の人中(ジンチユウ)の側方唇裂で,兎唇(トシン)ともいわれる。

こうしんろく

こうしんろく [3] 【興信録】
個人や法人の信用状況を明らかにするため,その財産や営業状況を調査,記録した書物。

こうしんろく

こうしんろく カウシン― 【考信録】
中国,古代の史実・伝説に対して文献批判を試みた書。三六巻。清(シン)の崔述(サイジユツ)の著。没後,1824年「崔東壁(サイトウヘキ)先生遺書」として刊行。

こうじ

こうじ カウ― [1] 【項辞】
〔(ラテン) terminus〕
〔論〕 命題を構成する項(主語,述語など)としての語ないし概念。名辞。

こうじ

こうじ【麹】
malted rice;malt (麦麹);→英和
yeast;→英和
leaven (酵母).→英和

こうじ

こうじ【小路】
an alley;→英和
a lane.→英和

こうじ

こうじ【工事】
work(s);→英和
construction (work).→英和
〜中で under[in course of]construction.工事現場 a construction site.

こうじ

こうじ【公示】
a public announcement[notice].〜する announce publicly.‖ 公示価格 a posted price.

こうじ

こうじ【公事】
public[official]affairs.

こうじ

こうじ【好餌】
a (tempting) bait.

こうじ

こうじ コウヂ 【弘治】
年号(1555.10.23-1558.2.28)。天文の後,永禄の前。後奈良・正親町(オオギマチ)天皇の代。

こうじ

こうじ [1] 【後事】
結末や処理のつかないまま,あとに残っている事柄。将来の事。また,死後の事。「―を託す」

こうじ

こうじ【後事を託する】
ask <a person> to look after one's affairs when one is gone[while one is away].

こうじ

こうじ [1] 【垢膩】
あかや汗,あぶらなどのよごれ。

こうじ

こうじ カウ― [1] 【講師】
□一□宮中の歌会や,昔の歌合(ウタアワセ)・詩の会で,和歌・詩を読み上げる役。
□二□
(1)法会(ホウエ)の際,経文を講ずる僧。特に,三会(サンエ)の講師。三会講師。
(2)平安時代,諸国の国分寺に一人ずつ置かれ,仏典の講義や僧尼の監督に当たった僧職。795年以前は国師と称した。

こうじ

こうじ カウ― [1] 【好餌】
(1)よいえさ。相手を誘い出すのに都合のよい手段。香餌(コウジ)。「―につられる」
(2)(多く「好餌となる」の形で)簡単に人のえじきや犠牲となるもの。絶好のえじき。「ゆすりの―となる」

こうじ

こうじ カウ― [1] 【好辞】
よい言葉。たくみな文句。

こうじ

こうじ カウ― [0][1] 【好字】
人名や地名などに多く使われる,縁起のよい文字。

こうじ

こうじ カウ― [1] 【好事】
(1)喜ばしい事柄。めでたいこと。
(2)よいおこない。
→こうず(好事)

こうじ

こうじ [1] 【公事】
(1)おおやけの仕事や用事。公務。
(2)おおやけに関する事柄。
⇔私事

こうじ

こうじ [0][1] 【公示】 (名)スル
公の機関が広く一般に知らせること。「総選挙の期日を―する」

こうじ

こうじ [1] 【工事】 (名)スル
土木・建築などの作業をすること。また,その作業。「―中」「水道―」

こうじ

こうじ [1] 【口耳】
口と耳。

こうじ

こうじ カウジ [0] 【麹・糀】
米・麦・大豆などを蒸してねかし,これに麹かびを加えて繁殖させたもの。酒・味噌・醤油などの醸造に用いる。

こうじ

こうじ コウヂ [1][0] 【小路】
〔「こみち」の転か〕
小さい道。大通りから入りこんだ幅の狭い道。こみち。
⇔大路(オオジ)
「袋―」

こうじ

こうじ カウヂ 【康治】
年号(1142.4.28-1144.2.23)。永治の後,天養の前。近衛天皇の代。こうち。

こうじ

こうじ カウ― [1] 【向自】
⇒対自(タイジ)

こうじ

こうじ カウ― [1] 【香餌】
においのよいえさ。うまいえさ。人をおびきよせるのに都合のよい手段にいう。好餌。

こうじ

こうじ カウ― [0] 【柑子】
〔「かんじ」の転〕
(1)ミカンの一種。葉は小さい。果実はウンシュウミカンより小さく,果皮は黄色ないしオレンジ色で薄い。果肉は淡黄色で酸味が強い。コウジミカン。[季]秋。
(2)襲(カサネ)の色目の名。表裏ともに濃い朽ち葉色。

こうじ

こうじ カウ― [1] 【高次】
(1)高い次元。高い程度。
⇔低次
「より―の技術」
(2)数学で,次数が高いこと。普通,三次以上をいう。

こうじ

こうじ カウ― [1] 【爻辞】
爻について説明したことば。

こうじ=の下(モト)必ず死魚(シギヨ)あり

――の下(モト)必ず死魚(シギヨ)あり
〔三略(上略)〕
利益にまどわされてついに身を滅ぼすことのたとえ。

こうじ=も無きに如(シ)かず

――も無きに如(シ)かず
〔巌棲幽事〕
人生は無事な方がよいので,たとえよい事でも,あればそれだけわずらわしいから,むしろない方がよい。

こうじ=門を出(イ)でず

――門を出(イ)でず
〔北夢瑣言〕
よいおこないはとかく世間には伝わらない。
⇔悪事千里を走る

こうじ=魔(マ)多し

――魔(マ)多し
〔琵琶記〕
よい事にはとかくじゃまがはいりやすい。

こうじいろ

こうじいろ カウ― [0] 【柑子色】
赤みをおびた黄色。だいだい色。凶事に赤に代えて用いる。

こうじかび

こうじかび カウジ― [3] 【麹黴】
麹をつくるかびとそれに類するかびの一群。菌糸は立ち上がり,頂端は頭状となり,これに多数の分生子(胞子)をつける。分生子の色・形・表面構造によって種類が区別される。ニホンコウジカビは多くの酵素を含み,デンプン・セルロース・タンパク質などを分解する力が強く,酒・味噌・醤油などの醸造に利用。種によっては,アフラトキシンを生産するものや,家畜などに疾患を生じさせるものもある。麹菌(キクキン)。アスペルギルス。

こうじがくれ

こうじがくれ コウヂ― 【小路隠れ】
(1)しばらく他所に雲隠れすること。「風食らうたる悪太郎,―を尋ね出し/四季辞」
(2)かくれんぼ。「幼き時は鼠舞,―をして/仮名草子・浮世物語」

こうじき

こうじき カウヂキ [0] 【高直】 (名・形動)[文]ナリ
(1)値段の高い・こと(さま)。「諸色―な時せつがらゆゑ/安愚楽鍋(魯文)」
(2)値打ちのある・こと(さま)。「王様の御綸旨より―な物にぎつた/浄瑠璃・反魂香」
⇔下直(ゲジキ)

こうじきん

こうじきん カウジ― [0] 【麹菌】
⇒麹黴(コウジカビ)

こうじく

こうじく クワウヂク [0] 【光軸】
(1)光学的異方性の結晶で,分かれた二つの光線の速さが一致する方向。光軸が一つのものを一軸結晶といい,二つのものを二軸結晶という。光学軸。
(2)レンズ・鏡などから成る一つの光学系で,レンズや鏡の中心を連ねる直線。

こうじけっしゃ

こうじけっしゃ [4] 【公事結社】
旧治安警察法において,政治にかかわりのない公共の利益を目的とする結社。

こうじげんご

こうじげんご カウ― [4] 【高次言語】
⇒メタ言語(ゲンゴ)

こうじさいこく

こうじさいこく [4] 【公示催告】
裁判所が不分明の利害関係人に対し,公告の方法で権利を失うむねの警告を付して権利の届け出を促し,届け出がないときは除権判決をなす手続き。関係人の失踪,証書の紛失などにより権利が行使できないとき,当事者の申し立てに基づいてなされる。

こうじしすん

こうじしすん [4][1][1] 【口耳四寸】
〔荀子(勧学)〕
耳と口との間隔が近い意。聞いたことを,自分では理解できないまま,他に受け売りすること。

こうじそうたつ

こうじそうたつ [4] 【公示送達】
名宛人の住居所不明などの理由により書類の送達ができない場合に,一定期間裁判所の掲示板に掲示することにより送達の効果を生じさせる方法。

こうじちか

こうじちか [4] 【公示地価】
地価公示制度によって示される地価。

こうじちゅうじょう

こうじちゅうじょう 【孔侍中帖】
⇒喪乱帖(ソウランジヨウ)

こうじつ

こうじつ [0] 【紅日】
真っ赤な太陽。多く朝日をいう。

こうじつ

こうじつ カウ― [0] 【好日】
よい日。佳日。吉日。「日々これ―」

こうじつ

こうじつ カフヂツ [0] 【狎昵】
なれ親しむこと。なれなれしくすること。

こうじつ

こうじつ【口実】
an excuse;→英和
a pretext.→英和
〜を作る make up[find]an excuse.…を〜として on the pretext of….

こうじつ

こうじつ カウ― [0] 【行実】
⇒ぎょうじつ(行実)

こうじつ

こうじつ クワウ― [0] 【曠日】
〔「曠」はむなしい意〕
なにもせずにむなしく日を過ごすこと。

こうじつ

こうじつ [0] 【口実】
(1)責任のがれや弁解のための理屈。また,いいがかりの材料。「うまい―を作る」「―を設けて欠席する」
(2)いいぐさ。よく口にする言葉。「朝暮の―として誦しける/今昔 15」

こうじつじきゅう

こうじつじきゅう クワウ―ヂキウ [0] 【曠日持久】
「曠日弥久」に同じ。

こうじつせい

こうじつせい カウジツ― [0] 【向日性】
植物が光の刺激に対して正の方向に屈曲する性質。
→屈光性(クツコウセイ)

こうじつせい

こうじつせい【向日性】
《植》heliotropism.→英和
〜の heliotropic.

こうじつびきゅう

こうじつびきゅう クワウ―キウ [0] 【曠日弥久】
なすことなく長い月日を経ること。曠日持久。

こうじづけ

こうじづけ カウジ― [0] 【麹漬(け)】
魚・肉・野菜などを塩と麹でつけた漬物。

こうじな

こうじな コウヂ― [3] 【小路名】
(1)書状のあて名の書き方の一。受け取り人の名を書かないで,一条殿などとその居住地の名を書いて敬意を表すもの。
(2)中古,宮中の女房の呼び名に京の小路の名を用いたもの。春日・京極など。

こうじのがく

こうじのがく [1] 【口耳の学】
受け売りの知識。耳学問。

こうじはてる

こうじは・てる [5] 【困じ果てる】 (動タ下一)[文]タ下二 こうじは・つ
こまりはてる。どうしたらよいのか処置・判断に苦しむ。「今更(イマサラ)其始末(シマツ)に―・て/当世書生気質(逍遥)」

こうじばな

こうじばな カウジ― [3] 【麹花】
植物ハハコグサの異名。

こうじほうていしき

こうじほうていしき カウ―ハウテイ― [6] 【高次方程式】
未知数の次数が高い方程式。普通,三次方程式以上の方程式をいう。

こうじま

こうじま カウ― 【幸島】
宮崎県串間市,日南海岸南部の沖合にある小島。亜熱帯植物が繁茂。日本ザル生息地。猿島。

こうじまち

こうじまち カウジ― 【麹町】
東京都千代田区の地名。旧区名。近世,武家屋敷の地。現在はビジネス街と高級住宅地。

こうじまち=の井戸

――の井戸
麹町は高台で井戸が深いところから,深いもののたとえ。「欲の深い事は―よ/浄瑠璃・神霊矢口渡」

こうじむろ

こうじむろ カウジ― [0] 【麹室】
麹をねかし,麹かびを繁殖させる保温室。

こうじゃく

こうじゃく クワウ― [0] 【黄雀】
スズメの異名。

こうじゃくふう

こうじゃくふう クワウ― [4] 【黄雀風】
陰暦五月に吹く東南の風。この風の吹く頃,海魚が黄雀に変ずるという俗説が中国にある。

こうじゅ

こうじゅ [1] 【鴻儒】
儒学の大家。また,偉大な学者。大儒。

こうじゅ

こうじゅ クワウジユ 【光寿】
⇒教如(キヨウニヨ)

こうじゅ

こうじゅ [1] 【堠樹】
一里塚に植えて,里程を示す樹木。

こうじゅ

こうじゅ 【口入】
⇒くにゅう(口入)

こうじゅ

こうじゅ【口授する】
instruct orally;dictate.→英和

こうじゅ

こうじゅ カウ― [1] 【坑儒】
秦の始皇帝が儒者を穴埋めにしたこと。
→焚書(フンシヨ)坑儒

こうじゅ

こうじゅ [1] 【口受】
直接,口伝えで教えを受けること。くじゅ。

こうじゅ

こうじゅ [1][0] 【口授】 (名)スル
学問・技術などを口頭で教えること。くじゅ。「原語で―する/俳諧師(虚子)」

こうじゅ

こうじゅ カウ― [1] 【講授】 (名)スル
講義をして教え授けること。「社会の方計を―して/三酔人経綸問答(兆民)」

こうじゅ

こうじゅ クワウ― [1] 【皇寿】
(1)天子の寿命。
(2)〔「皇」の字は「白(一を加えると百になるので九十九)」と「王(十と二)」を合わせたものとして〕
一一一歳。また,その祝い。

こうじゅ

こうじゅ カウ― [1] 【高寿】
年齢の高いこと。長生きすること。また,その年齢。高齢。長寿。「―を享(ウ)く」

こうじゅ

こうじゅ [1] 【紅樹】
(1)紅葉した樹。
(2)春,赤い花の咲いている木。
(3)オヒルギの漢名。

こうじゅ

こうじゅ カウ― [1] 【香薷】
ナギナタコウジュに同じ。

こうじゅう

こうじゅう カウヂユウ [1] 【講中】
(1)講をつくって寺社に参詣する人々。
(2)頼母子講(タノモシコウ)の仲間。

こうじゅうごう

こうじゅうごう クワウヂユウガフ [3] 【光重合】
⇒光重合(ヒカリジユウゴウ)

こうじゅうごうたい

こうじゅうごうたい カウヂユウガフタイ [0] 【高重合体】
重合度の大きい,すなわち重合した単量体の数の多い重合体。

こうじゅうじ

こうじゅうじ [3] 【紅十字】
中国で,赤十字社のこと。紅十字会。

こうじゅく

こうじゅく クワウ― [0] 【黄熟】 (名)スル
⇒おうじゅく(黄熟)

こうじゅく

こうじゅく [0] 【紅熟】 (名)スル
木の実などが赤く熟すること。「―した柿」

こうじゅくこう

こうじゅくこう クワウ―カウ [4][3] 【黄熟香】
⇒おうじゅくこう(黄熟香)

こうじゅさん

こうじゅさん カウ― [0] 【香薷散】
ナギナタコウジュの茎・葉や厚朴(コウボク)・陳皮(チンピ)・茯芬(ブクリヨウ)・甘草(カンゾウ)などで作った暑気防ぎの漢方薬。[季]夏。

こうじゅつ

こうじゅつ [0] 【後述】 (名)スル
あとで述べること。また,その事柄。
⇔前述
「詳細は―する」

こうじゅつ

こうじゅつ [0] 【口述】 (名)スル
口で述べること。「返書を―する」

こうじゅつ

こうじゅつ【後述する】
say[mention,write]later.

こうじゅつ

こうじゅつ [0] 【公述】 (名)スル
公聴会など公式の場で意見を述べること。

こうじゅつ

こうじゅつ【口述】
an oral statement.〜する state orally;dictate.→英和
‖口述試験 an oral examination.口述筆記 notes.

こうじゅつ

こうじゅつ カウ― [0] 【講述】 (名)スル
「講義{(1)}」に同じ。

こうじゅつしけん

こうじゅつしけん [6][5] 【口述試験】
口頭で答える形式の試験。口頭試問。

こうじゅつにん

こうじゅつにん [0] 【公述人】
公聴会で利害関係者または学識経験者として意見を述べる人。

こうじゅつひっき

こうじゅつひっき [5] 【口述筆記】 (名)スル
他の人の口述をその場で記録すること。また,その記録。

こうじゅほうしょう

こうじゅほうしょう【紅綬褒章】
a Red Ribbon Medal.

こうじゅほうしょう

こうじゅほうしょう [4] 【紅綬褒章】
褒章の一。自分の危険を顧みずに人命を救助した者に紅色の綬とともに授与される。

こうじゅりん

こうじゅりん [3] 【紅樹林】
⇒マングローブ

こうじゅん

こうじゅん カウ― [0] 【交詢】
親密に交際すること。

こうじゅん

こうじゅん カウ― [0] 【孝順】 (名・形動)[文]ナリ
親に孝行で,その意に従順である・こと(さま)。「―にして善く祖先に事(ツカ)へ/日本開化小史(卯吉)」

こうじゅん

こうじゅん [0] 【公準】
〔postulate〕
(1)〔哲〕「要請(ヨウセイ){(2)}」に同じ。
(2)〔数〕 一般には,証明はされないが,証明の前提として要請される基礎的な命題のこと。ユークリッド幾何学においては,幾何学的作図に関する一群の基礎命題を指す。現在では公理と同義であり,両者は区別されない。

こうじゅん

こうじゅん カウ― [0] 【降順】
データを整理する基礎となるコード番号が,大きいほうから小さいほうへの順に並べられていること。逆順。
⇔昇順

こうじゅんけん

こうじゅんけん クワウ― 【黄遵憲】
(1848-1905) 中国,清末の詩人・外交官。字(アザナ)は公度。変法自強運動に従事する一方,文字改革や新詩運動を推進。1877年(明治10)来日。著「日本雑事詩」「日本国志」,詩集「人境廬詩草」など。ホワン=ツンシエン。

こうじゅんしゃ

こうじゅんしゃ カウジユン― 【交詢社】
1880年(明治13),福沢諭吉によって創立された社交クラブ。慶応義塾関係者を中心とした実業家の団体。「交詢雑誌」を発行。

こうじょ

こうじょ [1] 【控除・扣除】 (名)スル
(計算の対象からある金額・数量などを)差し引くこと。「収入から必要経費を―する」「扶養―」

こうじょ

こうじょ [1] 【工女】
工場で働く女。女工。

こうじょ

こうじょ カウヂヨ [1] 【孝女】
親孝行な娘。孝行娘。

こうじょ

こうじょ [1] 【公序】
人々が守るべき社会の秩序。公の秩序。

こうじょ

こうじょ カウ― [1] 【耕鋤】 (名)スル
田畑を耕し,土を掘りおこすこと。農事をすること。

こうじょ

こうじょ【皇女】
a princess (of the blood).→英和

こうじょ

こうじょ [1] 【後序】
書物の末尾に記す文章。奥書き。跋(バツ)。

こうじょ

こうじょ【控除(額)】
(a) deduction;→英和
subtraction.〜する deduct;→英和
subtract.→英和

こうじょ

こうじょ クワウヂヨ [1] 【皇女】
天皇の娘。内親王。
⇔皇子

こうじょ

こうじょ [1] 【公女】
貴族の家の女の子。
⇔公子
「小―」

こうじょ

こうじょ カウヂヨ [1] 【高女】
旧制の「高等女学校」の略。

こうじょう

こうじょう カウジヤウ [0] 【好情】
人に対する,よい感情。好意。

こうじょう

こうじょう【口上】
a (verbal) message (伝言);a prologue (芝居の).口上書 a verbal note.

こうじょう

こうじょう【膠状の】
colloidal <solution> .→英和

こうじょう

こうじょう カウジヤウ [0] 【交譲】
互いにゆずりあうこと。互譲。

こうじょう

こうじょう カウジヤウ [0] 【綱常】
〔「三綱」と「五常」の意〕
人の守るべき大道。

こうじょう

こうじょう【交情】
friendship;→英和
intimacy.→英和

こうじょう

こうじょう【恒常】
constancy.→英和
恒常的(に) constant(ly).→英和

こうじょう

こうじょう【厚情】
kindness;→英和
favor.→英和

こうじょう

こうじょう カウジヤウ [0] 【交情】
(1)交際から生まれる親しみ。交誼(コウギ)。「こまやかな―」
(2)男女が情を通じること。情交。

こうじょう

こうじょう カフジヤウ [0] 【甲状】
かぶとのような形。

こうじょう

こうじょう カフヂヤウ [0][1] 【甲仗】
甲冑(カツチユウ)と武器。

こうじょう

こうじょう [3] 【工場】
物を製造・加工・修理するため,必要な機械・器具を備えて労働者が作業に従う所。また,その建物。こうば。

こうじょう

こうじょう カウジヤウ [0] 【向上】 (名)スル
(1)能力・性質・程度などがよりよくなること。
⇔低下
「学力が―する」「品質の―をはかる」
(2)最上。最高。「武田の弓矢―也/甲陽軍鑑(品二六)」

こうじょう

こうじょう [0][3] 【口上・口状】
(1)口頭で伝えること。また,その内容。特に,口で言う型にはまった挨拶(アイサツ)の言葉。「前―」「逃げ―」「使者の―」
(2)歌舞伎・浄瑠璃などの興行で,役者または興行主が出演者の紹介や挨拶などを舞台上から述べること。現在は,初舞台・襲名披露・追善興行などの際,よく行われる。
(3)口のきき方。ものの言い方。「久しう逢はぬ内に―が上つた/狂言・八句連歌(虎寛本)」

こうじょう

こうじょう カウジヤウ 【考状】
律令制で,官吏の勤務成績や能力などを記した上申書。

こうじょう

こうじょう【向上】
improvement;→英和
rise.→英和
〜する rise;improve.→英和
〜させる raise;→英和
improve;elevate;→英和
better.→英和
‖向上心 aspiration;ambition.

こうじょう

こうじょう クワウジヤウ [0] 【皇上】
現在の天皇。今上(キンジヨウ)。

こうじょう

こうじょう クワウジヤウ 【黄壌】
(1)黄色い土。黄土。
(2)死後の世界。黄泉。「魂―に去つて一十三年/謡曲・海士」

こうじょう

こうじょう【工場】
a factory;→英和
a plant;→英和
a workshop.→英和
工場長(主) a factory manager (owner).工場閉鎖 a lockout.→英和

こうじょう

こうじょう カウジヤウ [0] 【江上】
(1)大河の上。また,ほとり。
(2)入り江の上。また,ほとり。

こうじょう

こうじょう [0] 【攻城】 (名)スル
敵の城や要塞を攻めること。

こうじょう

こうじょう クワウジヤウ [0] 【皇城】
天子の居住する城。皇居。宮城。

こうじょう

こうじょう [0] 【恒常】
変化がなく,いつも一定であること。「―的な施設」

こうじょう

こうじょう [0] 【鉤状】
かぎのように曲がった形状。

こうじょう

こうじょう カウジヤウ [0] 【膠状】
膠(ニカワ)のように粘り気がある状態。

こうじょう

こうじょう カウジヤウ [0] 【高上】 (名・形動)[文]ナリ
(1)品位や程度が高い・こと(さま)。「詩人哲学者の―なる事業/内部生命論(透谷)」
(2)高い位。高位。「―のでうすの御しよさを/こんてむつすむん地」

こうじょう

こうじょう カウヂヤウ 【定考】
〔「上皇」との同音を避けて転倒して読むのを慣例とする〕
平安時代,朝廷で毎年8月11日に,六位以下の官吏について,その功労・行状などによって,昇進を定めたこと。また,その儀式。

こうじょう

こうじょう クワウジヤウ [0] 【荒城】
荒れはてた城。
→荒城の月

こうじょう

こうじょう [0] 【厚情】
あついなさけ。思いやりのある心。厚志。厚意。こうせい。「御―のほど感謝いたします」

こうじょうあきんど

こうじょうあきんど 【口上商人】
江戸時代,街頭で口上を述べながら商品を売る商人。

こうじょういい

こうじょういい [3] 【口上言い】
口上{(2)}を述べる役。古くは,専門の俳優がおり,独特の調子で述べた。口上人。

こうじょういいんかい

こうじょういいんかい [6] 【工場委員会】
労使関係の問題を処理するために,企業内の全従業員によって作られる組織。労働組合が企業を越えて職業別に組織されている場合にそれを補う性格を持ち,第一次大戦後のヨーロッパで発達した。

こうじょうかてい

こうじょうかてい [5] 【恒常仮定】
〔心〕 刺激と感覚とは必ず一対一で対応しているとする心理学上の仮定。精神現象を個々の感覚のよせ集めではないとするゲシュタルト心理学によって批判された。

こうじょうかん

こうじょうかん コウジヤウクワン 【興譲館】
米沢藩の藩校。1697年創設の藩校を,1776年藩主上杉治憲(鷹山(ヨウザン))が儒学者細井平洲を招いて再興し,興譲館と称した。

こうじょうかんばん

こうじょうかんばん [5] 【口上看板】
歌舞伎などの興行で,興行内容や出演者など,座元の口上を記した看板。

こうじょうがき

こうじょうがき [0] 【口上書き】
(1)江戸時代,訴訟関係者の口述を筆記したもの。寺社関係者および士分に限ってこの語が用いられ,足軽以下百姓町人の口述は「口書(クチガ)き」といった。
(2)口で述べたことを文章に記したもの。

こうじょうげんしょう

こうじょうげんしょう [5] 【恒常現象】
〔心〕 感覚器官が受け取る刺激そのものは変化しても,大きさ・形などの知覚上の性質は変わらない感じがする現象。例えば,ある人から二倍の距離に離れると網膜上での大きさは半分になるが,実際にはほぼ同じ大きさに知覚されるなど。知覚の恒常性。

こうじょうざいだん

こうじょうざいだん [5] 【工場財団】
工場抵当法(1905年制定)に基づき抵当権を設定するため,工場に属する土地・建物・機械・器具,工業所有権などを一括して構成する財産の集合。
→財団(1)

こうじょうしょ

こうじょうしょ [0] 【口上書】
外交文書の一。相手国に対する意向を口で述べるかわりに文書にしたもの。
→通牒(ツウチヨウ)

こうじょうしょとく

こうじょうしょとく [5] 【恒常所得】
不定期的な所得ではなく,月給のように定期的に入ることが予想される所得。
→変動所得

こうじょうしょとくかせつ

こうじょうしょとくかせつ [8] 【恒常所得仮説】
所得中に占める恒常所得の割合が高ければ,それだけ消費性向が高いとする説。M=フリードマンが唱えた。

こうじょうしん

こうじょうしん カウジヤウ― [3] 【向上心】
自分の能力・性質などをより優れたものにしようとする心。「―に欠ける」

こうじょうせい

こうじょうせい [0] 【恒常性】
〔homeostasis〕
生体がさまざまな環境の変化に対応して,内部状態を一定に保って生存を維持する現象。また,その状態。血液の性状の一定性や体温調節などがその例。動物では主に神経やホルモンによって行われる。ホメオスタシス。

こうじょうせいしゅこうぎょう

こうじょうせいしゅこうぎょう [8] 【工場制手工業】
資本主義的生産形態の一。家内制手工業と機械制大工業との中間に位置する。生産手段を有する資本家が,多数の手工業者を仕事場に集め,分業に基づく協業という形態で生産に従事させ,賃金を支払うもの。マニュファクチャー。

こうじょうせん

こうじょうせん カフジヤウ― [0] 【甲状腺】
喉頭隆起(のどぼとけ)の下方,気管の前方に位置する H 形の内分泌器官。甲状腺ホルモンのほか,血中のカルシウムを下げるホルモン(カルシトニン)を分泌する。

こうじょうせん

こうじょうせん【甲状腺】
《解》the thyroid gland.甲状腺ホルモン thyroid hormone.

こうじょうせんがん

こうじょうせんがん カフジヤウ― [5][7] 【甲状腺癌】
甲状腺にできる悪性腫瘍。進行すると,頸部圧迫感,嗄声(サセイ),嚥下(エンゲ)障害が現れる。女性に発生することが多い。

こうじょうせんきのうこうしんしょう

こうじょうせんきのうこうしんしょう カフジヤウ―カウシンシヤウ [7][7][3] 【甲状腺機能亢進症】
甲状腺ホルモンが過剰に分泌され,動悸・ふるえ・多汗・体重減少などを呈する状態。バセドー病が代表的。

こうじょうせんきのうていかしょう

こうじょうせんきのうていかしょう カフジヤウ―シヤウ [7][7][3] 【甲状腺機能低下症】
甲状腺ホルモンの分泌が低下して全身のだるさ,皮膚の乾燥,顔面のむくみ,神経反射の低下,低体温などの症状がある状態。
→クレチン病

こうじょうせんしげきホルモン

こうじょうせんしげきホルモン カフジヤウ― [10] 【甲状腺刺激―】
脳下垂体前葉で産生され,血中へ分泌される糖タンパク質性ホルモン。甲状腺の濾胞(ロホウ)を成長させ,甲状腺ホルモンの分泌を促す。TSH 。

こうじょうせんしゅ

こうじょうせんしゅ カフジヤウ― [5] 【甲状腺腫】
甲状腺が腫(ハ)れて肥大している状態。

こうじょうせんホルモン

こうじょうせんホルモン カフジヤウ― [7] 【甲状腺―】
甲状腺から分泌されるホルモン。新陳代謝を促進するチロキシン・トリヨードチロニンなど。

こうじょうちゃばん

こうじょうちゃばん [5] 【口上茶番】
茶番の一種。いろいろな品物を並べ,それを材料にしてしゃれや滑稽を述べ立てるもの。江戸末期に流行。
→立茶番(タチチヤバン)

こうじょうなんこつ

こうじょうなんこつ カフジヤウ― [5] 【甲状軟骨】
喉頭の前壁と側壁の支柱をなす大きな楯状の軟骨。その正中部の突起(喉頭隆起)は成人の男性では発達して目立ち,「のどぼとけ」と呼ばれる。

こうじょうにん

こうじょうにん [0] 【口上人】
「口上言(コウジヨウイ)い」に同じ。

こうじょうのいちろ

こうじょうのいちろ カウジヤウ― 【向上の一路】
〔仏〕 禅宗の用語。悟りに到達する一筋の道。悟りに向かってひたすら修行すること。

こうじょうのつき

こうじょうのつき クワウジヤウ― 【荒城の月】
歌曲。土井晩翠の詩に滝廉太郎が作曲。1901年(明治34)刊の「中学唱歌」に発表。「春高楼の花の宴…」

こうじょうぶれ

こうじょうぶれ [0] 【口上触れ】
歌舞伎で,口上の始まりを知らせる頭取の触れ。また,所作事を演ずる前に,その役割などを読みあげること。

こうじょうへいさ

こうじょうへいさ [5] 【工場閉鎖】
(1)経営不振などの際に,工場を閉鎖して,操業を停止すること。
(2)ロックアウトに同じ。

こうじょうほう

こうじょうほう 【工場法】
労働者保護を目的とした法律。日本では1911年(明治44)制定,16年(大正5)実施。年少者・女子の雇用,労働時間などについて規制を定めたものであるが,不十分なものであった。戦後,労働基準法の制定により廃止。

こうじょうほう

こうじょうほう [0][3] 【攻城砲】
要塞の攻撃に用いる大砲。

こうじょく

こうじょく コフヂヨク 【劫濁】
〔仏〕 五濁(ゴジヨク)の一つで,時代の汚れの意。人間の寿命が二万歳以下となる時期に現れる戦乱・飢饉(キキン)・流行病などの社会的災悪。また,他の四濁をも総じていう。

こうじょしらぎくのうた

こうじょしらぎくのうた カウヂヨシラギク― 【孝女白菊の歌】
長編物語詩。落合直文作。1888年(明治21)発表。少女が父と兄を探し,苦労の末巡り会うまでの話。井上哲次郎の漢詩を翻案した,今様調の新体詩。

こうじょりょうぞく

こうじょりょうぞく [1] 【公序良俗】
公の秩序と善良の風俗。社会的妥当性が認められる道徳観。民法上,これに反する内容をもつ法律行為,たとえば犯罪を行うことを内容とする契約などは無効とされる。

こうじる

こう・じる [0][3] 【困じる】 (動ザ上一)
〔サ変動詞「困ずる」の上一段化〕
「困ずる」に同じ。「処置に―・じる」

こうじる

こう・じる カウ― [0][3] 【高じる・昂じる】 (動ザ上一)
〔サ変動詞「高ずる」の上一段化〕
「高ずる」に同じ。「病が―・じる」

こうじる

こうじる【講じる】
(1) (give a) lecture <on> .→英和
(2) take <measures,steps> .→英和

こうじる

こうじる【高[嵩]じる】
grow in intensity;grow worse.

こうじる

こう・じる カウ― [0][3] 【講じる】 (動ザ上一)
〔サ変動詞「講ずる」の上一段化〕
「講ずる」に同じ。「源氏物語を―・じる」「対策を―・じる」

こうじるし

こうじるし 【口印】
〔「口吸(クチス)い」の意の隠語〕
接吻(セツプン)。「もう手つけの―までやらかしておいた/滑稽本・膝栗毛(初)」

こうじん

こうじん カウ― [0] 【鮫人】
中国で,人魚に似た想像上の人。南海にすみ,機を織り,その涙は珠玉になるという。

こうじん

こうじん クワウヂン [0] 【黄塵】
(1)黄色の土けむり。
(2)「黄砂(コウサ)」に同じ。[季]春。

こうじん

こうじん【公人】
a public man[figure].

こうじん

こうじん [0] 【後塵】
車馬などが走ったあとにたつ土ぼこり。

こうじん

こうじん 【候人】
(1)中国で,公の客を途上で送迎する役人。
(2)「こうにん(候人)」に同じ。

こうじん

こうじん [0] 【後陣】
後方の陣。あとぞなえ。ごじん。
⇔先陣

こうじん

こうじん [0] 【後腎】
哺乳類・爬虫類・鳥類の発生過程において,前腎・中腎に次いで最後に胚(ハイ)の最も後方に生じる排出器官。成体の腎臓となる。

こうじん

こうじん [0] 【後人】
のちの世の人。後世の人。
⇔先人
⇔前人

こうじん

こうじん カウ― 【降人】
⇒こうにん(降人)

こうじん

こうじん カウ― [0] 【幸甚】 (名・形動)[文]ナリ
非常にありがたいと思う・こと(さま)。何よりのしあわせ。多く手紙に用いる。「御返事をいただければ―に存じます」

こうじん

こうじん [0] 【紅塵】
(1)繁華な市中に巻き起こり,日に映えて赤く見える塵(チリ)。「―の巷(チマタ)」
(2)俗世間のわずらわしい雑事。俗塵。「―の外に遊んで/太平記 4」

こうじん

こうじん【幸甚である】
I shall be very glad[much obliged] <if…> .

こうじん

こうじん クワウ― [1][0] 【荒神】
(1)民俗信仰の神の一。竈神(カマドガミ)として祀(マツ)られる三宝(サンポウ)荒神,屋外に屋敷神・同族神・部落神として祀る地荒神,牛馬の守護神としての荒神に大別される。
(2)荒神{(1)}が家を守るように,陰で守護する者。「そりやもう,おまへに―さんがないとも云ふまいさ/滑稽本・浮世風呂 4」

こうじん

こうじん カウヂン [0] 【巷塵】
俗世間の汚れ。俗塵。

こうじん

こうじん [0] 【工人】
(1)工作を職とする人。職人。「筆を製する―/明六雑誌 35」
(2)中国で,労働者のこと。

こうじん

こうじん [0] 【功人】
功労のあった人。功者。

こうじん

こうじん【後塵を拝する】
play second fiddle <to> .

こうじん

こうじん [0] 【公人】
議員や公務員など,公務についている人。その立場で行動や発言をする場合に,私人に対していう。
⇔私人
「―として発言する」

こうじん

こうじん【行人】
a passer-by;a wayfarer.→英和

こうじん

こうじん カウ― [0] 【行人】
(1)道を歩いて行く人。また,旅人。
(2)使者。
(3)出征兵士。

こうじん

こうじん カウ― [0] 【好人】
よい性質の人。好人物。

こうじん

こうじん カウ― [0] 【耕人】
たがやす人。特に春先,田畑の土をすき返す者をいう。百姓。農夫。[季]春。

こうじん

こうじん カウジン 【行人】
小説。夏目漱石作。1914年(大正3)刊。妻への不信感から人間社会自体へも憎しみを持つに至る一郎の,深刻な孤独感を描き,無心の境地には到達できない近代知識人の苦悩を示す。

こうじん=を拝(ハイ)する

――を拝(ハイ)・する
(1)他人に先んじられる。後れをとる。
(2)身分の高い人や勢力のある人につき従う。

こうじんかい

こうじんかい [3] 【工人会】
中国で,労働組合のこと。工会。

こうじんぐ

こうじんぐ クワウ― [3] 【荒神供】
荒神の供養。

こうじんだな

こうじんだな クワウ― [0][3] 【荒神棚】
台所のかまどの上方に設けて,荒神を祀(マツ)る棚。

こうじんだにいせき

こうじんだにいせき クワウジンダニヰセキ 【荒神谷遺跡】
島根県簸川(ヒカワ)郡斐川町にある弥生時代の青銅器埋納遺跡。銅剣・銅矛・銅鐸が一括して発見され,北九州圏と畿内圏の祭祀儀礼の接点として,青銅祭器の文化圏の見直しがされた。

こうじんばしら

こうじんばしら クワウ― [5] 【荒神柱】
炉やかまどの近くの,荒神を祀(マツ)る柱。力柱(チカラバシラ)。

こうじんばらい

こうじんばらい クワウ―バラヒ [5] 【荒神祓】
⇒竈祓(カマバライ)(1)

こうじんばんじょう

こうじんばんじょう クワウヂン―ヂヤウ [0] 【黄塵万丈】
強い風に吹かれて,土けむりが空高く立ちのぼるさま。

こうじんぶつ

こうじんぶつ【好人物】
a good-natured man.

こうじんぶつ

こうじんぶつ カウ― [3] 【好人物】
気立てのよい人。善人。

こうじんまつ

こうじんまつ クワウ― [3] 【荒神松】
荒神に供える松の枝。ところどころに胡粉(ゴフン)などを塗ったものもある。

こうじんめぬけ

こうじんめぬけ クワウ― [5] 【荒神目抜】
オオサガの別名。

こうす

こう・す カウ― 【幸す】 (動サ変)
(1)天皇が外出する。行幸する。「宮禁を出でて諸州に―・し/平家 10」
(2)寵愛する。「先帝に―・せられて/続紀(天平宝字二)」

こうす

こう・す 【寇す】 (動サ変)
⇒こうする(寇)

こうす

こう・す カウ― 【降す】 (動サ変)
〔「こうず」とも〕
降伏する。降参する。「宗任等九人―・して出で来る/今昔 25」

こうす

こう・す カウ― 【抗す】 (動サ変)
⇒こうする(抗)

こうす

こう・す 【貢す】 (動サ変)
(1)みつぎものをたてまつる。
(2)人材を推薦する。貢挙する。

こうすい

こうすい【降水(量)】
precipitation.→英和
〜確率 a rainfall probability.

こうすい

こうすい カウ― [0] 【香水】
(1)よい香りのする水。
(2)化粧品の一。香料をアルコールに溶かしたもの。身体・衣服などにふりかけて,香りを楽しむ。[季]夏。《―や時折キツとなる婦人/京極杞陽》
→香水(コウズイ)

こうすい

こうすい [0] 【公水】
(1)公共的利用のために,公法によって規制されている河川・運河などの水。
⇔私水
(2)律令制で,国が管理した灌漑用水。

こうすい

こうすい [0] 【興衰】
興ることと衰えること。興亡。盛衰。

こうすい

こうすい カウ― [0] 【幸水】
ナシの一品種。扁平形で大形。芯は小さく,果肉は多汁で甘味が強く歯ざわりがよい。

こうすい

こうすい【硬水】
hard water.

こうすい

こうすい カウ― [0] 【降水】
地上に降下する,大気中の水分。雨・雪・霰(アラレ)など。

こうすい

こうすい カウ― [0] 【交綏】 (名)スル
〔「綏」は退く意〕
両軍ともに退くこと。「遂に両邦―し/佳人之奇遇(散士)」

こうすい

こうすい【香水】
(a) perfume;→英和
scent.→英和
〜をつける perfume <a handkerchief> .‖香水びん a perfume[scent]bottle.香水吹き an atomizer.

こうすい

こうすい クワウ― [0] 【鉱水】
(1)鉱物質を特に多く含む湧泉(ユウセン)からの水。鉱泉水。
(2)鉱山の坑内や製錬所から排出される鉱毒をもつ水。鉱毒水。

こうすい

こうすい カウ― [0] 【江水】
大河の水。特に揚子江の水。

こうすい

こうすい カウ― [0] 【硬水】
カルシウム-イオンやマグネシウム-イオンが比較的多量に溶けている水。石鹸が溶けないので洗濯に利用できず,飲料にも適さない。染色・工業用水としても不適。
⇔軟水

こうすいかくりつよほう

こうすいかくりつよほう カウ― [9] 【降水確率予報】
天気予報のうち,ある期間内に1ミリメートル以上の雨または雪の降る可能性を〇から100パーセントまでの10パーセントきざみの確率で予報すること。いつ,どのくらい降るかは問わない。確率予報。

こうすいび

こうすいび カウ― [3] 【降水日】
降水のあった日。降水量として記録されなくても,降水現象が確認されれば,降水日と数える。

こうすいりょう

こうすいりょう カウ―リヤウ [3] 【降水量】
降水がすべて地表にたまったと仮定したときの水深。雪や霰(アラレ)はとけて水になったものとして測る。単位はミリメートル。雨量。

こうすう

こうすう [3] 【口数】
(1)人口数。
(2)項目や品物の数。

こうすう

こうすう [3] 【恒数】
⇒定数(テイスウ)(3)

こうすう

こうすう [3] 【工数】
ある作業を行うのに必要とされる延べ作業時間・仕事量。人数と時間の積で表される。

こうすうこく

こうすうこく カウ― 【高嵩谷】
(1730-1804) 江戸後期の町絵師。江戸の人。本姓,高久氏。英一蝶(ハナブサイツチヨウ)の門人佐脇嵩之に学び,狩野派の手法もとり入れた画風で活躍。代表作「源三位頼政鵺(ヌエ)退治図」

こうすくい

こうすくい カウスクヒ [3] 【香匙】
⇒きょうじ(香匙)

こうする

こう・する カウ― [3] 【航する】 (動サ変)[文]サ変 かう・す
船で水上を行く。「波平らかな内海を―・する/忘れえぬ人々(独歩)」

こうする

こう・する [3] 【寇する】 (動サ変)[文]サ変 こう・す
侵略する。攻め寄せる。「武力を以て鄰国に―・する/日乗(荷風)」

こうする

こう・する カウ― [3] 【抗する】 (動サ変)[文]サ変 かう・す
抵抗する。さからう。あらがう。「時流に―・する」

こうする

こう・する カウ― [3] 【稿する】 (動サ変)[文]サ変 かう・す
原稿を書く。下書きをする。「建白書の草案を―・し/思出の記(蘆花)」

こうする

こう・する カウ― [3] 【校する】 (動サ変)[文]サ変 かう・す
(1)校合(キヨウゴウ)する。「三種の異本をもって―・する」
(2)校正する。

こうず

こう・ず 【薨ず】 (動サ変)
⇒こうずる(薨)

こうず

こうず カウ― [1] 【好事】 (名・形動)[文]ナリ
(1)風変わりなものを好むこと。物好き。
(2)風流を好むこと。風流であるさま。「なかなか―な拵へだ/歌舞伎・天衣紛」
→好事(コウジ)

こうず

こう・ず カウ― 【勘ず・拷ず】 (動サ変)
罪人をきびしく問いただす。「これ,たてこめて―・ぜん/宇治拾遺 2」

こうず

こうず【構図】
composition <of a painting> .→英和

こうず

こうず カウヅ [1] 【港図】
⇒港泊図(コウハクズ)

こうず

こうず [0][1] 【公図】
土地登記簿につけられている,境界・地目・面積・所有者などを示した地図。地籍(チセキ)図。

こうず

こう・ず 【候ず】 (動サ変)
〔「こうす」とも〕
高貴な人のそば近く仕える。「上北面に―・ずべき由/保元(上・古活字本)」

こうず

こう・ず 【興ず】 (動サ変)
おこす。興隆させる。「聖徳太子,仏法を―・ぜんとし給ひしに/盛衰記 24」

こうず

こうず [0] 【構図】
(1)絵や写真などの画面の,全体の構成。「安定した―」
(2)平面的な造形美術で,全体の効果を高めるための諸要素・諸部分の配置。コンポジション。
(3)(比喩(ヒユ)的に)物事全体のすがた,かたち。「大がかりな犯罪の―を明らかにする」

こうずい

こうずい【洪水】
<suffer from> a flood;→英和
an inundation.車の〜 a flood of cars.

こうずい

こうずい [0][1] 【洪水】
(1)大雨や雪どけなどにより,河川の水位や流量が急激に増大すること。また,河道から氾濫すること。大水。
(2)物が,一時にどっと出まわること。「車の―」

こうずい

こうずい カウ― [0][1] 【香水】
〔仏〕 諸種の香を入れて作った,仏前に供える水。身体に注ぎかけたり,仏具・道場をきよめたりするのに用いる。閼伽(アカ)。

こうずいしんわ

こうずいしんわ [5] 【洪水神話】
大昔に大洪水が起きて,それまでの人類が滅び,その後に新しい世界が確立されて今の住民が現れたとする神話。古代シュメールをはじめ,世界各地にみられる。ノアの箱舟物語などもその例。

こうずか

こうずか カウ― [0] 【好事家】
変わった物事に興味を抱く人。物好きな人。また,風流を好む人。「―向きの品」「―の手になる研究」

こうずか

こうずか【好事家】
a dilettante.→英和

こうずけ

こうずけ カウヅケ 【上野】
〔「かみつけの(上毛野)」の略「かみつけ」の転〕
旧国名の一。群馬県全域にあたる。上州。

こうずけさんぴ

こうずけさんぴ カウヅケ― [5] 【上野三碑】
群馬県にある奈良時代の三石碑。山ノ上碑・多胡碑・金井沢碑をさす。国の特別史跡。

こうずる

こう・ずる カウ― [0][3] 【講ずる】 (動サ変)[文]サ変 かう・ず
(1)書物・学問などについて,意味内容などを説明する。講義する。「孔孟の書を―・ぜしめ/日本開化小史(卯吉)」
(2)問題を解決するための手段・方法を考えて実施する。「対策を―・ずる」「葉子の心を翻へす手段を―・ずる/或る女(武郎)」
(3)(「媾ずる」とも書く)和解する。「和を―・ずる」
→こうじる(講)
(4)詩歌の会で,作品をよみあげる。披講する。「詩歌―・じ侍りけるに/千載(賀詞)」

こうずる

こう・ずる [0][3] 【困ずる】 (動サ変)[文]サ変 こう・ず
(1)どうしてよいかわからず悩む。「道無きかと―・ずる体(テイ)なりしが/鉄仮面(涙香)」
(2)疲れる。「―・じてうちねぶれば/枕草子 7」

こうずる

こう・ずる カウ― [0][3] 【高ずる・昂ずる】 (動サ変)[文]サ変 かう・ず
(1)程度がはなはだしくなる。「彼女への思いが―・ずる」「趣味が―・じて本業となる」
(2)病勢がつのる。病気がひどくなる。「病が―・ずる」
→こうじる(高)

こうずる

こう・ずる [0][5] 【薨ずる】 (動サ変)[文]サ変 こう・ず
身分の高い人が死ぬ。特に,皇族や三位(サンミ)以上の人が死ぬ。薨去する。

こうせい

こうせい [0] 【控制】 (名)スル
とらえて自由にさせないこと。

こうせい

こうせい【厚生】
public[social]welfare.‖厚生課 the welfare section.厚生事業(施設) welfare work (facilities).厚生省(大臣) the Ministry (Minister) of Health and Welfare.厚生年金 a welfare pension[annuity].厚生保険 welfare insurance.

こうせい

こうせい [0] 【拘制】 (名)スル
行動などの自由を制限すること。「人の自由を―する煩雑なる法令が/蜃中楼(柳浪)」

こうせい

こうせい [1] 【公正】 (名・形動)[文]ナリ
かたよりなく平等であること。公平で正しいこと。また,そのさま。「―な裁決」「―な取引」「―を期する」
[派生] ――さ(名)

こうせい

こうせい カウ― [0] 【鋼製】
鋼鉄でできていること。「―の車両」

こうせい

こうせい【公正】
justice;→英和
impartiality;fairness.→英和
〜な just;→英和
fair.→英和
‖公正証書 a notarial deed.公正取引委員会 the Fair Trade Commission.

こうせい

こうせい カウ― 【江青】
(1914-1991) 中国の政治家。初め上海新劇界で活躍,のち共産党に入党。1939年毛沢東と結婚。文化大革命で活躍。69年政治局委員。76年失脚。チアン=チン。

こうせい

こうせい【構成】
construction;→英和
organization.→英和
〜する organize;→英和
compose.→英和
‖構成員 a member;members.構成要素 a component;a constituent.

こうせい

こうせい【後世】
after ages (時代);future generations (人); <hand down to> posterity.→英和

こうせい

こうせい カウ― [0] 【校正】 (名)スル
(1)くらべ合わせて,文字の誤りを正すこと。きょうせい。
(2)校正刷りと原稿とを照合するなどして文字や内容の誤りを正し,体裁を整えること。版下や原画との照合についてもいう。

こうせい

こうせい 【孔聖】
孔子の尊称。

こうせい

こうせい【攻勢】
<take> the offensive.→英和
労働攻勢 a labor offensive.

こうせい

こうせい【更正決定】
reassessment <of an income tax> .→英和

こうせい

こうせい [0] 【攻勢】
積極的にせめかかろうとするいきおい。また,せめかかること。
⇔守勢
「―に転ずる」

こうせい

こうせい【校正】
proofreading.〜する read[correct]the proofs.‖校正係 a proofreader.校正刷 a proof sheet.

こうせい

こうせい【更生】
rebirth (再生);→英和
revival (復活);→英和
rehabilitation (復興);reorganization (改組).〜する revive;→英和
start one's life afresh;turn over a new leaf.

こうせい

こうせい [0] 【恒星】
天球上の互いの位置をほとんど変えず,それ自体の重力により一塊となり,光や熱などを放射している星。星座をつくっている星や太陽はこれに当たる。
→惑星

こうせい

こうせい カウセイ 【江西】
(1)中国,長江中流の南にある省。北部に鄱陽湖(ハヨウコ)がある。タングステン・モリブデン・石炭など地下資源が豊富。省都,南昌。別名,贛(カン)。チアンシー。
(2)大河,特に長江の西の地。

こうせい

こうせい カフセイ 【甲西】
滋賀県南東部,甲賀郡の町。野洲川中流域を占め,湖南工業団地がある。

こうせい

こうせい クワウ― [0] 【曠世】
世にもまれなこと。希代。「絶代の大作,―の傑品/日本風景論(重昂)」

こうせい

こうせい カウ― [0] 【坑井】
石油・ガスなどの試掘や,鉱山で鉱物の運搬・通風などのための小さい竪坑(タテコウ)。

こうせい

こうせい カウ― [0] 【更生】 (名)スル
(1)立ち直ること。好ましくない精神状態や生活態度から,かつてのよい状態に戻ること。「―して社会復帰する」
(2)生きかえること。よみがえること。蘇生(ソセイ)。
(3)役に立たなくなった物を再び役立つようにすること。

こうせい

こうせい [1] 【後世】
のちの時代。のちの世。「―に名を残す」

こうせい

こうせい [0] 【構成】 (名)スル
(1)いくつかの要素を組み立てて一つのまとまりあるものにすること。また,その組み立て。「社会を―する一員」
(2)〔哲〕
〔construction〕
経験によらずに概念・形式・イメージなどを操作することで対象を組み立てること。

こうせい

こうせい [1][0] 【後生】
(1)あとから生まれてくる人。あとから学ぶ人。後輩。後進。
⇔先生
(2)あとから生じること。
→ごしょう(後生)

こうせい

こうせい [0] 【興盛】 (名)スル
盛んになること。

こうせい

こうせい 【厚情】
〔「せい」は漢音。「こうぜい」とも〕
「こうじょう(厚情)」に同じ。[日葡]

こうせい

こうせい カウ― [0] 【向性】
(1)〔心〕
〔version〕
その人の興味や関心がどこに向けられているかということ。主として他人や外界に向けられている場合(外向性)と,自分自身に向けられている場合(内向性)とに分けられる。
→外向性
→内向性
(2)固着生活をする動物のある部分が,外界からの刺激に対して,一定の方向に動くこと。刺激の方向に向かう場合を正,逆を負とする。植物の場合は屈性といい,特に,正の屈性をさす。
→屈性

こうせい

こうせい 【薨逝】 (名)スル
「薨去(コウキヨ)」に同じ。「左遷の恨に沈んで―し給ひぬ/太平記 12」

こうせい

こうせい カウ― [0] 【更正】 (名)スル
正しいものに改めること。

こうせい

こうせい【恒星】
a fixed star.

こうせい

こうせい カウ― [0] 【向勢】
相対する二本の縦画が互いに外側へふくらむように向き合った書風。「孔子廟堂碑」はその代表的なもの。
⇔背勢

こうせい

こうせい カウ― [0] 【好晴】
気持ちよく晴れわたること。快晴。

こうせい

こうせい カウ― [0] 【行星】
惑星の中国名。

こうせい

こうせい カウ― [0] 【高声】
高く大きな声。大声。こうしょう。「―に語るもの,笑ふもの/門(漱石)」

こうせい

こうせい [0] 【厚生】
生活を健康で豊かなものにすること。「―施設」
〔古くは為政者が人民の生活を豊かにする意〕

こうせい

こうせい カウ― [0] 【硬性】
かたい性質。
⇔軟性

こうせい=畏(オソ)る可(ベ)し

――畏(オソ)る可(ベ)し
〔論語(子罕)〕
後進の者は,今後どのように向上・発展するかわからないのでおそれるに値する。

こうせいいりょう

こうせいいりょう カウ―イレウ [5] 【更生医療】
身体障害者福祉法による措置の一。障害者の社会活動への参加を援助するために行われる医療。

こうせいかんざいにん

こうせいかんざいにん カウ―クワンザイ― [0] 【更生管財人】
会社更生法上,更生手続き開始の決定と同時に裁判所によって選任され,会社の経営,財産の管理,更生計画の立案などを行い,計画認可後には,その遂行の責めを負う者。

こうせいがいしゃ

こうせいがいしゃ カウ―グワイ― [5] 【更生会社】
会社の事業維持・再建のため,会社更生手続きに入った株式会社。
→会社更生法

こうせいがくは

こうせいがくは カウセイ― 【江西学派】
(1)陽明学の一派。鄒守益(スウシユエキ)など,長江中流南岸地方出身の正統派。
(2)〔中江藤樹の出生地が琵琶湖の西にあたるところから〕
藤樹(トウジユ)学派のこと。

こうせいきゅう

こうせいきゅう カウセイキウ 【高青邱】
⇒高啓(コウケイ)

こうせいきょく

こうせいきょく カウセイ― [3] 【交声曲】
⇒カンタータ

こうせいけいかく

こうせいけいかく カウ―クワク [5] 【更生計画】
会社更生手続き開始決定後に作成される会社更生のための基本計画。裁判所の認可を得て効力をもつ。更生管財人はこの計画に従って更生会社の運営,財産の管理・処分を行う。

こうせいけいざいがく

こうせいけいざいがく [7] 【厚生経済学】
ピグー著「厚生経済学」に由来し,その後一般均衡理論と結合した経済学の一分野。経済的厚生もしくは経済的福祉の最大化を基準にして,経済機構や経済政策の成果の良否を判断したり,その改善の方法を見いだすことを課題とする規範的経済学。

こうせいけってい

こうせいけってい カウ― [5] 【更正決定】
(1)民事訴訟法上,判決に違算・書き損じなど明白な誤りがある場合に,その訂正を決定で行うこと。
→決定(2)
(2)納税義務者の申告の誤りを税務署長が調査により訂正すること(更正),および申告がなされなかった場合に税務署長が調査により税額などを定めること(決定)。

こうせいけんさ

こうせいけんさ カウ― [5] 【向性検査】
〔心〕 外向性・内向性の程度を判定するための,質問形式による性格検査。

こうせいけんぽう

こうせいけんぽう カウ―パフ [5] 【硬性憲法】
通常の法律よりも厳格な手続きによらなければ改正されえない憲法。
⇔軟性憲法

こうせいげかん

こうせいげかん カウ― [5] 【硬性下疳】
第一期梅毒にできる感染局所(主として外陰部)の浅い潰瘍。軟骨様に硬く,無痛性。
⇔軟性下疳

こうせいげつ

こうせいげつ [3] 【恒星月】
恒星に対して,月が天球上を一周する時間の平均値。西暦2000年における値は二七・三二一六六二日。

こうせいこうそ

こうせいこうそ [5] 【構成酵素】
環境にかかわりなく,生体内で常に一定量合成される酵素。細胞を構成する成分として合成される。
→誘導酵素

こうせいさいけん

こうせいさいけん カウ― [5] 【更生債権】
更生会社に対し,更生手続き開始前の原因により生じた財産上の請求権。

こうせいさいどテレビジョン

こうせいさいどテレビジョン カウセイサイド― [10] 【高精細度―】
一画面の走査線数が現行テレビの倍以上あり,解像度の高い鮮明な映像が得られる新しいテレビ方式。ハイビジョンなどがある。HDTV 。高品位テレビ。

こうせいしせつ

こうせいしせつ カウ― [5] 【更生施設】
生活保護法による保護施設の一。身体上・精神上の理由により養護・補導を必要とする要保護者を収容し,生活扶助を行う。

こうせいしつ

こうせいしつ [3] 【後生質】
⇒後形質(コウケイシツ)

こうせいしは

こうせいしは カウセイ― 【江西詩派】
中国,宋の蘇軾の門下で,江西出身の黄庭堅を祖とする詩の一派。杜甫を尊び,陶淵明・韓愈など諸家の長所に学び斬新な詩風をうちたてた。陳師道・晁沖之(チヨウチユウシ)らがいる。江西宗派。

こうせいしゅぎ

こうせいしゅぎ [5] 【構成主義】
〔constructivism〕
(1)1910年代から20年代にかけてロシアに起こり,西欧に広まった抽象芸術運動。幾何学的形態の組み合わせによる純粋な造形表現を目指し,特に工業材料(金属・ガラスなど)を用いて彫刻・建築などの構成美を追求した。絵画・デザイン・演劇などにも影響。
(2)〔心〕 真理とされているものが,人間が頭の中でつくりあげたものであるとする認識論。家族療法の基本的認識論。
(3)〔哲〕
 (ア)経験的認識の対象はア-プリオリな主観的形式によって構成されると考えるカントの認識論的立場。
 (イ)数学の哲学において,数学的対象はわれわれの思考活動から独立に存在するものではなく,一定の証明手続きによって構成されたものであると考える立場。
 (ウ)エルランゲン学派の構成的科学論の立場。

こうせいしょいん

こうせいしょいん カウセイ―ヰン 【江西書院】
⇒藤樹書院(トウジユシヨイン)

こうせいしょう

こうせいしょう [3] 【厚生省】
国の行政機関の一。社会福祉・社会保障・公衆衛生の向上増進を任務とする。1938年(昭和13)発足。当初は労働行政をも担当した。外局に社会保険庁,付属機関に国立病院・療養所などがある。

こうせいしょうしょ

こうせいしょうしょ [5] 【公正証書】
(1)公務員がその権限内において適法に作成した証書。
(2)法令に従って公証人が私権に関する事実について作成した証書。公文書として強い証拠力が認められる。
⇔私署証書

こうせいしんかろん

こうせいしんかろん [7] 【恒星進化論】
恒星の一生についての説。現在は,星雲でできたグロビュールが各々内部で核融合反応を起こして恒星となり,主系列星として一生の大部分を過ごしたあと,巨星へと進み,最後は質量の大きいものはブラック-ホールや中性子星に,小さいものは白色矮星になると考えられている。

こうせいしんぺん

こうせいしんぺん 【厚生新編】
江戸時代の百科事典。全七〇巻(現存六八巻)。馬場佐十郎・大槻玄沢などの編訳。1811〜39年頃成立。1937年(昭和12)刊。フランス人ショメール編「日常百科事典」のオランダ語訳からの抄訳。江戸幕府,天文方に設けられた蕃書和解(バンシヨワゲ)御用掛の事業として行われたもの。

こうせいしんやく

こうせいしんやく カウセイシン― [5] 【向精神薬】
中枢神経系に作用し,精神機能に影響を及ぼす薬剤の総称。抗精神病薬・抗不安薬・抗鬱薬などの精神治療薬のほか,覚醒剤・幻覚剤なども含む。麻薬及び向精神薬取締法の対象となる。

こうせいしんりがく

こうせいしんりがく [7] 【構成心理学】
〔structural psychology〕
本来は複雑な意識過程を,単純な要素的感覚や感情に分解し,その組み合わせで説明しようとする心理学。ブント・ティチナーが代表的。

こうせいじ

こうせいじ [3] 【恒星時】
天球上の春分点の時角として定義される時刻。時刻観測によって容易に知ることができ,世界時のもとになっている。
→時角

こうせいじつ

こうせいじつ [3] 【恒星日】
春分点が任意の地点の子午線を通過してから次に通過するまでの時間。西暦2000年での値は二三時間五六分四・〇九〇五秒。

こうせいじょうてんたい

こうせいじょうてんたい [7] 【恒星状天体】
非常に遠方にあるため,小さな恒星状に見える天体。
→準星

こうせいずり

こうせいずり カウ― [0] 【校正刷(り)】
印刷で,本刷り前に校正をするための刷り物。ゲラ刷り。ゲラ。

こうせいせき

こうせいせき カウ― [3] 【好成績】
よい成績。
⇔不成績

こうせいせつ

こうせいせつ [3] 【後成説】
生物の発生の過程において,未分化の状態から器官などの構造が決定されてゆくという説。
→前成説

こうせいたんぽけん

こうせいたんぽけん カウ― [7] 【更生担保権】
更生手続き開始前の原因に基づいて生じた請求権のうち,更生手続き開始当時,会社財産の上に存在する先取特権・質権・抵当権・商事留置権で担保された範囲のもの。更生計画で更生債権者・株主より優位に扱われる。

こうせいだいじん

こうせいだいじん [5] 【厚生大臣】
厚生省の長である国務大臣。厚相。

こうせいてん

こうせいてん [3] 【恒星天】
古代ギリシャの天文学において,恒星がちりばめられていると想像した天球。地球を中心として最も外側にある球殻で,一様に回転しているとされた。

こうせいてんもんがく

こうせいてんもんがく [7] 【恒星天文学】
天文学の一分野。恒星の分布や運動,物理・化学的特性を統計的に解析し,恒星の進化や銀河系の構造を研究する。

こうせいとうき

こうせいとうき カウ― [5] 【更正登記】
登記に錯誤または遺漏のあるとき,これを訂正する登記。

こうせいとりひきいいんかい

こうせいとりひきいいんかい [10] 【公正取引委員会】
総理府の外局の一。独占禁止法の運営にあたる。委員長および四人の委員から成り,内閣総理大臣の所轄に属するが,職権行使の独立性が認められている。公取委(コウトリイ)。

こうせいどうぶつ

こうせいどうぶつ [5] 【後生動物】
原生動物以外の動物の総称。中生動物・側生動物(海綿動物)を除いたものを真正後生動物という。胚葉動物。組織動物。

こうせいねん

こうせいねん [3] 【恒星年】
太陽が恒星に対して,黄道上を一周する時間。西暦2000年における一恒星年は三六五・二五六四日。

こうせいねんきん

こうせいねんきん [5] 【厚生年金】
厚生年金保険法に基づき,五人以上の事業所を強制加入事業所として,その従業員を対象に支給される年金。社会保険庁が主管する。老齢年金・障害年金・遺族年金などがある。

こうせいねんきんききん

こうせいねんきんききん [10][9] 【厚生年金基金】
企業年金制度の一。企業が基金を設立して厚生年金の給付の一部を代行するとともに,独自の給付を付加したもの。1966年(昭和41)実施。退職金制度と厚生年金制度との調整をはかるものとして導入されたので,調整年金とも呼ばれる。
→企業年金
→適格退職年金

こうせいのう

こうせいのう【高性能】
high performance[efficiency].高性能爆薬 a high explosive.

こうせいのしゅぞく

こうせいのしゅぞく 【恒星の種族】
恒星を性質などによって I と II の二つに分けた種類。種族 I は一般に若くて重元素が多く,高温度の主系列星・散開星団などとして銀河系の渦巻きに沿って存在し,種族 II は一般に老いた星で重元素が少なく,低温の巨星,球状星団の星々として銀河系の中心部やハロー部分に存在している。

こうせいひょう

こうせいひょう [0] 【恒星表】
⇒星表(セイヒヨウ)

こうせいぶっしつ

こうせいぶっしつ カウセイ― [5] 【抗生物質】
〔antibiotics〕
カビ・放線菌などの微生物によってつくられ,他の微生物や細胞の発育または機能を阻害する物質。ペニシリンなど。

こうせいぶっしつ

こうせいぶっしつ【抗生物質】
《医》an antibiotic.→英和

こうせいほう

こうせいほう 【後世方】
⇒ごせいほう(後世方)

こうせいぼうえき

こうせいぼうえき [5] 【公正貿易】
貿易を行う両国に恩恵があるような貿易。国内の産業が大きな被害を受けるような場合,相手国が市場を開放しない場合は不公正とされる。自由貿易に代わってアメリカでいわれるようになった。

こうせいまきじゃく

こうせいまきじゃく カウ― [5] 【鋼製巻尺】
〔steel tape〕
目盛りを付けた帯状の鋼を使用した距離測量用器具。テープ。

こうせいようけん

こうせいようけん [5] 【構成要件】
犯罪として処罰される行為の特徴を示した類型。犯罪定型。

こうせいりゅう

こうせいりゅう カウセイリウ 【幸清流】
〔「幸清次郎流」の略〕
能楽の小鼓(コツヅミ)方の流派。幸流から出たもので,流祖は幸久次郎友能(トモヨシ)(?-1612)。次世から清次郎を名乗る。

こうせいタイヤ

こうせいタイヤ カウ― [5] 【更生―】
摩耗したタイヤの基礎部分を活用して,路面に接するトレッド-ゴム部分を新しく加硫成型したタイヤ。再生タイヤ。

こうせいチワンぞくじちく

こうせいチワンぞくじちく クワウセイ― 【広西壮族自治区】
中国の南東端部の自治区。西江(珠江の最大支流)流域の丘陵地帯に当たり,南はベトナムと国境を接する。少数民族チワン族の居住地。マンガン・スズ・鉛などを産する。区都は南寧。1958年まで広西省と称した。別名,桂。コワンシーチョワン族自治区。

こうせき

こうせき カウ― [0] 【航跡】
(1)船舶などが通過したあとに残る,白い泡や波の帯状の筋。
(2)航空機の飛んだ航程。

こうせき

こうせき カウ― 【行跡】
「ぎょうせき(行跡)」に同じ。「言葉ノ―ニ違ウ時ワ/天草本伊曾保」

こうせき

こうせき【航跡】
a track;→英和
a wake.→英和

こうせき

こうせき クワウ― [0] 【鉱石】
有用な金属などを含み,採取することによって利益が得られる鉱物。
→脈石(ミヤクセキ)

こうせき

こうせき カウ― [0] 【講席】
(1)講義や講演の席。
(2)和歌や詩などを披露する会の席。「―の座にゐざるとかや/著聞 5」

こうせき

こうせき【功績】
<render> distinguished services.

こうせき

こうせき クワウ― [0] 【皇籍】
皇族である身分の籍。

こうせき

こうせき [0] 【功績】
すぐれた成果。立派な働き。手柄。「社会福祉に―があった」

こうせき

こうせき クワウ― [0] 【光跡】
光るものが移動したあとに,尾を引いたように見える軌跡。「星の―」

こうせき

こうせき【鉱石】
(an) ore.→英和

こうせき

こうせき [0] 【口跡】
言葉づかい。口のきき方。特に,歌舞伎の役者の声色や台詞の言い回し。「―のいい役者」

こうせき

こうせき [1][0] 【孔席】
孔子の座席。

こうせき

こうせき カウ― [0] 【香席】
お香をする席。香元・執筆・客から成る。また,そのための部屋。香筵(コウエン)。香会。

こうせき=暖まらず墨突(ボクトツ)黔(クロ)まず

――暖まらず墨突(ボクトツ)黔(クロ)まず
〔班固「答賓戯」〕
孔子と墨子の二人は,いずれも道を行うため,常に天下をめぐって一所に安住することがなかったから,孔子の座席は暖まることなく,また墨子の家の煙突が炊煙で黒くなることがなかったことをいう。

こうせきうん

こうせきうん カウ― [3][4] 【高積雲】
対流圏の中層に現れる雲の一種。巻積雲にくらべ,一つ一つの雲塊が大きい。太陽があると,光環現象が見られ,また彩雲となることがある。大まだら雲。羊雲。だんだら雲。記号 Ac

こうせきうん

こうせきうん【高積雲】
an altocumulus.

こうせきけんぱき

こうせきけんぱき クワウ― [7] 【鉱石検波器】
紅亜鉛鉱などの小結晶に金属針を点接触させて得られる整流作用を利用した検波器。初期の受信機に用いられた。

こうせきこう

こうせきこう クワウセキ― 【黄石公】
中国,秦末の隠士。張良はこの老人から授けられた兵書を読み,漢の高祖の天下平定を助けたという。圯上老人(イジヨウロウジン)。

こうせきこうぶつ

こうせきこうぶつ クワウ―クワウ― [5] 【鉱石鉱物】
鉱石を構成する有用鉱物。

こうせきせい

こうせきせい [4] 【洪積世】
⇒更新世(コウシンセイ)

こうせきそう

こうせきそう [4] 【洪積層】
更新世に堆積した地層。更新統。

こうせきだいち

こうせきだいち [5] 【洪積台地】
更新世の堆積物から成る小規模な台地。武蔵野台地・下総台地・三方ヶ原など。

こうせきラジオ

こうせきラジオ クワウ― [5] 【鉱石―】
同調回路と鉱石検波回路のみから成る簡単な受信機。増幅回路はなく,イヤホンで聞く。鉱石式受信機。

こうせっこう

こうせっこう カウセキカウ [3] 【硬石膏】
硫酸カルシウムの無水物に相当する鉱物。普通は塊状・粒状で産するが,斜方晶系に属し,白色の板状や柱状結晶。多く,石膏と共生する。

こうせつ

こうせつ カフ― [0] 【狎褻】 (名・形動)[文]ナリ
なれなれしく,みだらになる・こと(さま)。

こうせつ

こうせつ カウ― [0] 【巧拙】
物事のたくみなことと,つたないこと。上手下手。「技の―」

こうせつ

こうせつ カウ― [0] 【高節】
気高い節操。「―を持す」

こうせつ

こうせつ カウ― [0] 【降雪】 (名)スル
雪がふること。また,ふり積もった雪。

こうせつ

こうせつ カウ― [0] 【高説】
すぐれた意見。相手の意見を敬っていう語。「御―を拝聴する」

こうせつ

こうせつ [0] 【後節】
後半の節。
⇔前節
→節

こうせつ

こうせつ カウ― [0] 【交接】 (名)スル
(1)交わり接すること。交際。つきあい。「親しく―せしより/新聞雑誌 30」
(2)性交すること。交尾すること。交合。

こうせつ

こうせつ カウ― [0] 【巷説】
世間のうわさ。巷間の説。風説。

こうせつ

こうせつ【高説】
your (valued) opinion.

こうせつ

こうせつ【交接】
<have> sexual intercourse <with> ;coition.→英和

こうせつ

こうせつ【巧拙】
skill;→英和
workmanship (細工の);→英和
performance (演技の).→英和

こうせつ

こうせつ【降雪】
<have> a <heavy,light> snow(fall).→英和

こうせつ

こうせつ [0] 【公設】
国または公共団体の設立。
⇔私設

こうせつ

こうせつ カウ― [0] 【講説】 (名)スル
〔「こうぜつ」「こうぜち」とも〕
(仏典や詩文などを)講義し,説明すること。また,その説明。「天主教を―せし趣/新聞雑誌 51」

こうせつ

こうせつ【公設の】
public <market> .→英和
公設質屋 a municipal pawnshop.

こうせつき

こうせつき カウ― [4][3] 【交接器】
交接に用いられる器官。交尾器。

こうせつざいばつ

こうせつざいばつ カウセツ― 【江浙財閥】
⇒浙江財閥(セツコウザイバツ)

こうせつひしょ

こうせつひしょ [5] 【公設秘書】
国会議員に国費によって付せられる秘書。従来の第一秘書・第二秘書に加え,1992年(平成4)から,有資格者による政策担当秘書一名が加えられた。

こうせつみんえい

こうせつみんえい [5] 【公設民営】
地方公共団体が設立し,その管理運営を社会福祉事業団・社会福祉法人,または学校法人などに委託して施設を運営すること。

こうせつれっとうじょうちゅう

こうせつれっとうじょうちゅう クワウセツレツトウデウチユウ [9] 【広節裂頭条虫】
条虫綱の扁形動物。俗に言うサナダムシの一種。成虫の体は多数の片節からなり,体長2〜10メートルに達する。頭部に二本の溝があり,これで宿主の腸壁に吸着する。卵は糞便とともに排出され,ケンミジンコ類を第一中間宿主,サケ・マスなどを第二中間宿主として,人間・クマ・イヌなどの小腸に寄生する。ミゾサナダムシ。

こうせん

こうせん クワウ― [0] 【黄泉】
(1)〔孟子(滕文公下)〕
地中の泉。
(2)地面の下にあり,死者が行くといわれている所。冥土(メイド)。よみじ。

こうせん

こうせん カウ― [0] 【好戦】
戦いを好むこと。すぐに武力を用いようとすること。「―的風潮」

こうせん

こうせん [0] 【攻戦】
攻め戦うこと。また,いくさ。戦争。

こうせん

こうせん [0] 【後先】
おくれることと先んじること。あとさき。前後。先後。「―を争う」

こうせん

こうせん 【勾践】
(?-前465) 中国,春秋時代の越の王。呉王闔閭(コウリヨ)を敗死させたが,その子夫差と会稽山(カイケイザン)に戦って敗れた。のち范蠡(ハンレイ)らの援助の下に富国強兵に努め,呉を滅ぼして覇者となった。
→臥薪嘗胆(ガシンシヨウタン)
→会稽の恥

こうせん

こうせん【交戦】
(a) war;→英和
hostilities (戦争);a battle;→英和
an engagement (戦闘).→英和
〜する fight <against,with> .→英和
‖交戦国 warring countries;an enemy nation.交戦状態 the state of war.

こうせん

こうせん カウ― [3] 【香煎】
(1)「麦こがし」に同じ。
(2)米・麦などの穀類を煎(イ)ってひいた粉に,シソ・陳皮などを加えたもの。白湯(サユ)にといて飲む。こがし。

こうせん

こうせん [0][1] 【口銭】
取引の仲立ちをした仲介手数料。

こうせん

こうせん カウ― [0] 【香銭】
仏前に供える金銭。香料。香典。

こうせん

こうせん カウ― [0] 【香饌】
僧や貧者へのほどこし。施物(セモツ)。

こうせん

こうせん カウ― [0] 【高専】
「高等専門学校」の略。

こうせん

こうせん [0] 【工専】
旧制の「工業専門学校」の略。

こうせん

こうせん カウ― [0] 【抗戦】 (名)スル
抵抗して戦うこと。「徹底―を主張する」「独立の為に―すべし/経国美談(竜渓)」

こうせん

こうせん【抗戦する】
offer resistance;resist.→英和

こうせん

こうせん [0][1] 【洪繊】
〔「洪」は大,「繊」は小の意〕
大きいものと小さいもの。大きいことと小さいこと。大小。「濃淡の陰,―の線(スジ)を見出しかねる/草枕(漱石)」

こうせん

こうせん カウ― [0] 【腔綫・腔線】
⇒ライフル

こうせん

こうせん クワウ― 【広宣】 (名)スル
伝え広めること。特に,仏法を広く行きわたらせること。「―流布の時/謡曲・身延」

こうせん

こうせん【公選する】
elect by popular vote.公選知事 a publicly-elected (prefectural) governor.

こうせん

こうせん【光線】
(a ray of) light;→英和
a beam (of light);→英和
a ray.→英和
光線銃 a ray gun.

こうせん

こうせん [0] 【公選】 (名)スル
任命や委嘱によらず,人々の投票によって選任すること。特に国会議員や地方公共団体議会の議員およびその長を選挙で選出すること。民選。「―制」「人民の―せる九名の行政官/経国美談(竜渓)」

こうせん

こうせん【口銭】
<take> a commission <of ten percent> ;→英和
a percentage.→英和

こうせん

こうせん [1][0] 【工銭】
工作・加工の手間賃。工賃。

こうせん

こうせん クワウ― [0] 【鉱泉】
鉱物成分・ガス・放射性物質などを一定量以上含んでいる湧き水の総称。一般に,水温摂氏二五度以上のものを温泉,未満のものを冷泉とする。狭義には冷泉をいう。
→温泉

こうせん

こうせん カウ― [1] 【交線】
〔数〕 空間における二平面が,ただ一つの直線のみ共有するときのその直線。また,曲面の交わりの曲線。

こうせん

こうせん [0] 【公船】
(1)公用に供する船舶。
(2)国際法上,国家の管理の下にある船舶。外国領海では,治外法権を有する。軍事・警察・税関用の船舶の類。
⇔私船

こうせん

こうせん【鉱泉】
(1) a mineral spring.(2) mineral water (水).

こうせん

こうせん カウ― [0] 【交戦】 (名)スル
戦いを交えること。互いに武力をもって戦闘行為をすること。「隣国と―する」

こうせん

こうせん カウ― [0] 【鋼線】
鋼鉄の針金やロープ。

こうせん

こうせん クワウ― 【黄筌】
(?-965) 中国,五代の画家。勾勒(コウロク)画法を創始。
→黄氏体(コウシタイ)

こうせん

こうせん [0] 【公賤】
⇒官賤(カンセン)

こうせん

こうせん [0] 【工船】
(1)漁獲物を船内で缶詰・魚油などに加工するための設備をもった船。「蟹―」
(2)工作船。

こうせん

こうせん クワウ― [0] 【光線】
(1)ひかり。さしてくるひかり。「太陽―」「―の具合が悪い」
(2)光が進行する経路・方向を表す線。均質な媒質では直線となる。

こうせん

こうせん [0] 【功銭】
(1)奈良・平安時代,諸官司の雇夫に対して銭貨で支払われる手間賃。
(2)鎌倉時代,幕府の家人などが任官したとき,官に献上する金銭。

こうせんきょ

こうせんきょ カフ― [3] 【閘船渠】
⇒係船(ケイセン)ドック

こうせんくいき

こうせんくいき カウ―ヰキ [5] 【交戦区域】
交戦国兵力が互いに戦闘行為を行うことのできる区域。普通,交戦国の領土・領海・領空をさす。戦争区域。

こうせんけん

こうせんけん カウ― [3] 【交戦権】
国家が戦争を行う権利。日本国憲法第九条は国の交戦権はこれを認めない,と規定している。

こうせんこく

こうせんこく カウ― [3] 【交戦国】
戦争の当事者である国家。

こうせんしゃ

こうせんしゃ カウ― [3] 【交戦者】
交戦国,または交戦国の兵力。また,その兵力を構成している個々の人員。個々の人員としての交戦者は戦闘員と非戦闘員に分けられる。

こうせんせつぞく

こうせんせつぞく [5] 【公専接続】
企業などの専用回線に公衆回線を接続して電話を利用すること。

こうせんそく

こうせんそく クワウ― [3] 【光線束】
光線の集まり。光束。

こうせんだんたい

こうせんだんたい カウ― [5] 【交戦団体】
国際法上,内乱において一定地域の支配権を確立することによって交戦者としての資格を認められた反徒団体。

こうせんてき

こうせんてき【好戦的】
warlike <people> ;→英和
bellicose.→英和

こうせんとう

こうせんとう カウセン― [0] 【交閃灯】
回転し,異なった色の光を交互に放つ灯火。

こうせんのきゃく

こうせんのきゃく クワウ― 【黄泉の客】
黄泉(ヨミ)の国への旅人。すなわち,死んだ人。

こうせんほうき

こうせんほうき カウ―ハフ― [5] 【交戦法規】
戦時国際法の一種で,交戦国相互の戦闘行為を規制する法規の総称。狭義の戦時法規。

こうぜ

こうぜ カウ― [1] 【校是】
その学校設立の根本精神を表す標語。

こうぜ

こうぜ [1] 【公是】
社会一般が正しいと認める事柄。

こうぜい

こうぜい カウゼイ 【行成】
⇒藤原行成(フジワラノユキナリ)

こうぜいがみ

こうぜいがみ カウゼイ― [3] 【行成紙】
藤原行成筆の歌書の料紙をまねた紙。薄い鳥の子紙を,淡藍色・黄色などに薄く染め雲母(ウンモ)で模様を型置きしたもの。

こうぜいよう

こうぜいよう カウゼイヤウ [0] 【行成様】
藤原行成の書風。

こうぜつ

こうぜつ [0] 【喉舌】
(1)のどと,した。
(2)〔詩経(大雅,烝民)〕
中国で,君王の命を取り次ぐ人。

こうぜつ

こうぜつ クワウ― [0] 【黄舌】
もの言いが幼いこと。

こうぜつ

こうぜつ [0] 【口舌】
くちさき。くちぶり。物言い。くぜつ。

こうぜつのあらそい

こうぜつのあらそい [8][0] 【口舌の争い】
言葉の上でのあらそい。言いあらそい。口論。

こうぜつのかん

こうぜつのかん [6] 【喉舌の官】
(1)中国で,宰相の異名。
(2)日本で,大納言の異名。

こうぜつのと

こうぜつのと [6] 【口舌の徒】
口先だけ達者で,実行力を伴わない者。

こうぜつぼいん

こうぜつぼいん [5] 【後舌母音】
⇒後(ウシ)ろ舌(ジタ)母音(ボイン)

こうぜん

こうぜん クワウ― [0] 【煌然】 (ト|タル)[文]形動タリ
光り輝くさま。

こうぜん

こうぜん【高然として】
proudly;→英和
triumphantly.→英和

こうぜん

こうぜん クワウ― [0] 【曠然】 (ト|タル)[文]形動タリ
広々としたさま。「あたりは―たる畠地にて/日乗(荷風)」

こうぜん

こうぜん カウ― [0] 【皓然・皎然】 (ト|タル)[文]形動タリ
白々と明るく輝くさま。「秋月の―として浮び出づる/日本風景論(重昂)」

こうぜん

こうぜん カウ― [0] 【昂然】 (ト|タル)[文]形動タリ
自信に満ちて,意気盛んなさま。「―と胸を張る」「男は―として行きかかる/草枕(漱石)」

こうぜん

こうぜん カウ― [0] 【耿然】 (ト|タル)[文]形動タリ
明るく光るさま。「―たる陽光」「空幃には灯(トモシビ)のみ―とあり/山陽遺稿」

こうぜん

こうぜん カウ― [0] 【鏗然】 (ト|タル)[文]形動タリ
金属や石などが物に当たってかん高い音をだすさま。「置時計が…,忽ち―と鳴つてキンコンケンと/少年(潤一郎)」

こうぜん

こうぜん [0] 【哄然】 (ト|タル)[文]形動タリ
声をあげてどっと笑うさま。「―として一坐どよめく/罪と罰(魯庵)」

こうぜん

こうぜん [0] 【紅髯】
(1)赤いひげ。
(2)西洋人の異名。紅毛。

こうぜん

こうぜん クワウ― [0] 【恍然】 (ト|タル)[文]形動タリ
心を奪われてうっとりとしているさま。「其の凛とした美しさを平野は―と見て居たが/良人の自白(尚江)」

こうぜん

こうぜん【公然の(と)】
open(ly);→英和
public(-ly);→英和
公然の秘密 an open secret.

こうぜん

こうぜん [0] 【公然】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)広く知れわたっているさま。おおっぴらであるさま。「―たる事実」
(2)物事を人にはばからずに行うさま。「―と口にする」「私は―雪江さんの部屋へ入る権利がある/平凡(四迷)」

こうぜん

こうぜん カウ― [0] 【浩然】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)水の豊かなさま。
(2)心などが,ひろびろとゆったりしているさま。「精神―として仙化する/欺かざるの記(独歩)」

こうぜんごこくろん

こうぜんごこくろん 【興禅護国論】
日本最初の禅書。栄西著。三巻。1198年成立。宋から帰国した栄西が,論難に対し,臨済禅の護国思想を主張した書。禅宗独立を宣言し,宗義を述べる。

こうぜんのき

こうぜんのき カウ― 【浩然の気】
〔孟子(公孫丑上)「我善養�吾浩然之気�」〕
(1)天地に充満する,生命や活力のみなもととなる気。
(2)俗事にとらわれない,広く大きな気分。「―を養う」

こうぜんのひみつ

こうぜんのひみつ 【公然の秘密】
表向きは秘密とされているが,実際は広く知れ渡ってしまっていること。

こうぜんわいせつざい

こうぜんわいせつざい [8] 【公然猥褻罪】
不特定または多数の人の前で猥褻な行為をすることによって成立する罪。

こうそ

こうそ クワウ― [1] 【皇祚】
天皇の位。皇位。帝位。「―を履(フ)む」

こうそ

こうそ [1] 【控訴】 (名)スル
第一審の判決に不服のあるものが上級裁判所に審理のやり直しを求める訴訟手続き。

こうそ

こうそ カウ― [1] 【酵素】
〔enzyme〕
生物の細胞内で合成され,消化・呼吸など,生体内で行われるほとんどすべての化学反応の触媒となる高分子化合物の総称。タンパク質だけまたはタンパク質と低分子化合物とから成る。その種類は多種多様で,化学反応に応じて作用する酵素の種類が異なる。酒・味噌の醸造をはじめ,食品工業・製薬工業に広く利用される。エンザイム。エンチーム。
→酵素[表]

こうそ

こうそ【控訴】
an appeal <to a higher court> .→英和
〜する appeal <against a decision,to a higher court> .

こうそ

こうそ [1] 【貢租】
みつぎもの。年貢。

こうそ

こうそ [1] 【公租】
国または地方公共団体などの公の機関によって課せられる税。国税・地方税の総称。

こうそ

こうそ カウソ 【江蘇】
中国の長江下流域,黄海沿岸の省。長江デルタ地帯に多くの都市が発達。米・小麦・綿花などを豊富に産出。省都,南京。別名,蘇。チアンスー。

こうそ

こうそ【公訴】
arraignment;→英和
prosecution.〜する arraign;→英和
prosecute.→英和

こうそ

こうそ クワウ― [1] 【皇祖】
天皇の先祖。天照大神・神武天皇など。すめみおや。

こうそ

こうそ [1] 【後素】
〔論語(八佾)「絵事後�素」〕
絵画の異名。
→絵事(カイジ)

こうそ

こうそ【酵素】
ferment;→英和
enzyme.→英和

こうそ

こうそ カウ― [1] 【高祖】
(1)遠い先祖。
(2)四代前の先祖。曾祖父の親。
(3)中国で,王朝を開いた初代皇帝の廟号(ビヨウゴウ)。漢の劉邦(リユウホウ),唐の李淵(リエン)など。
(4)仏教で,一宗派の開祖。

こうそ

こうそ [1] 【公訴】 (名)スル
刑事手続きにおいて,検察官が裁判所に起訴状を提出して裁判を請求すること。

こうそいん

こうそいん [3] 【控訴院】
旧裁判所構成法の下で,主として民事・刑事の控訴を管轄した裁判所。1947年(昭和22)廃止。

こうそう

こうそう カウ― [0] 【好走】 (名)スル
野球などで,よく走ること。

こうそう

こうそう [0] 【紅藻】
「紅藻植物(コウソウシヨクブツ)」に同じ。

こうそう

こうそう [0] 【構想】 (名)スル
(1)これからしようとする事柄について考えを組み立てること。また,組み立てた考えの内容。「―を練る」「雄大な―」「新しい交通体系を―する」
(2)特に芸術作品を作る際に,その主題・内容・構成など全体にわたって組み立てられた考えの内容。

こうそう

こうそう カウサウ [0] 【咬創】
かまれたきず。かみきず。咬傷。

こうそう

こうそう クワウサウ 【黄巣】
(?-884) 黄巣の乱の指導者。もと山東の塩密売人。880年長安を占領して皇帝になったが,唐軍に大敗し自殺。

こうそう

こうそう [0] 【口奏】 (名)スル
口頭で奏上すること。

こうそう

こうそう [0] 【後奏】
独奏・独唱などのあと,引き続いて演奏される伴奏。
⇔前奏

こうそう

こうそう [0] 【公葬】
官庁や公共団体が施主となって,公費で行う葬儀。

こうそう

こうそう [0] 【訌争】
うちわもめ。内訌。内紛。

こうそう

こうそう カウサウ [0] 【鏗鏘】 (ト|タル)[文]形動タリ
玉・鐘・琴などの鳴り響くさま。「―として琴を弾じ/花柳春話(純一郎)」

こうそう

こうそう【広壮な】
magnificent;→英和
grand.→英和

こうそう

こうそう クワウサウ [0] 【広壮・宏壮】 (形動)[文]ナリ
建物などの,広く立派なさま。「―な邸宅」
[派生] ――さ(名)

こうそう

こうそう [0] 【倥偬】
いそがしいこと。「兵馬―」

こうそう

こうそう【高僧】
a high priest;a prelate (キリスト教).→英和

こうそう

こうそう カウサウ [0] 【行装】
旅行の際の服装。旅のよそおい。旅装。ぎょうそう。

こうそう

こうそう【校葬】
a school funeral.

こうそう

こうそう【抗争】
contention;→英和
(a) dispute;→英和
(a) struggle;→英和
(a) resistance.→英和
〜する contend <with> ;→英和
struggle <against> ;resist.→英和

こうそう

こうそう クワウ― [0] 【鉱層】
海水や湖水などにとけていた鉱物が沈殿・堆積して層状をなした鉱床。成層鉱床。

こうそう

こうそう クワウサウ [0] 【荒草】
あれて乱れた草。生いしげった雑草。「―萋々(セイセイ)たり/日乗(荷風)」

こうそう

こうそう カウ― [0] 【高層】
(1)空の高い所。
(2)層が幾重にも重なって高くなっていること。「―建築」

こうそう

こうそう カウ― [0] 【航走】 (名)スル
船で水上を進むこと。航行。「艦隊は…北方に―した/此一戦(広徳)」

こうそう

こうそう【高層】
the upper layer(s).‖高層ガレージ a multistory car park.高層気流 an upper air current.高層建築 a high-rise (building).

こうそう

こうそう カウサウ [0] 【校葬】
学校が主催して営む葬儀。学校葬。

こうそう

こうそう [0] 【鴻爪】
あとかたの残らないこと。
→雪泥(セツデイ)の鴻爪

こうそう

こうそう カウサウ [0] 【香草】
よいにおいのする草。

こうそう

こうそう【後送する】
send back.

こうそう

こうそう カウサウ [0] 【抗争】 (名)スル
(1)抵抗して争うこと。張り合って争うこと。「派閥―」「暴力団が―する」
(2)〔心〕「葛藤(カツトウ){(2)}」に同じ。

こうそう

こうそう【構想】
(a) conception;→英和
an idea;→英和
<think out> a plan;→英和
a plot.→英和

こうそう

こうそう [0] 【厚葬】
手厚く埋葬すること。
→薄葬(ハクソウ)

こうそう

こうそう [0] 【後送】 (名)スル
(1)後方へ送ること。特に戦場で,前線から送り返すこと。「捕虜将校二三名を護衛して―する/肉弾(忠温)」
(2)あとから送ること。

こうそう

こうそう カウサウ [0] 【高燥】 (形動)[文]ナリ
土地が高くて,湿気の少ないさま。
⇔低湿
「―なりと雖も…雪多く/緑簑談(南翠)」

こうそう

こうそう カウサウ [0] 【高爽】 (名・形動)[文]ナリ
(1)高潔で,気がさわやかな・こと(さま)。「―の気を帯び/義血侠血(鏡花)」
(2)土地が高く,眺めがひらけてさわやかな・こと(さま)。

こうそう

こうそう [0] 【後装】
銃の遊底,あるいは砲身の後部より弾薬を装填すること。もとごめ。
⇔前装

こうそう

こうそう カウ― [0] 【航送】 (名)スル
船・飛行機などで物品を輸送すること。
→空輸

こうそう

こうそう カウ― [0] 【高僧】
(1)修行を積み,仏教の奥義に通じた徳の高い僧。
(2)官の高い僧。

こうそう

こうそう カウ― 【高宗】
中国の皇帝,朝鮮の王の廟号(ビヨウゴウ)。唐の第三代,南宋の初代,清の乾隆帝(ケンリユウテイ),高麗の第二三代,李朝の第二六代など。

こうそう

こうそう クワウ― [0] 【皇宗】
天皇の先祖。第二代綏靖(スイゼイ)天皇から前代までの歴代の天皇をさす。「皇祖―」

こうそう

こうそう カウサウ [0] 【降霜】
霜がおりること。また,その霜。

こうそううん

こうそううん カウ― [3] 【高層雲】
主に対流圏の中層,2〜5キロメートルにあらわれる雲。厚いベール状の雲で,灰色もしくはやや青みがかって見える。おぼろ雲。記号 As

こうそうかい

こうそうかい コウサウクワイ 【紅槍会】
中国で清末以降,華北農村で軍閥の搾取などに備えて組織された農民の自衛武装団。抗日戦争中に八路軍などに吸収された。

こうそうきしょうかんそく

こうそうきしょうかんそく カウ―キシヤウクワンソク [8] 【高層気象観測】
高層大気中の気象状態の観測。観測気球・ラジオゾンデ・気象ロケットなどによって観測する。

こうそうきょく

こうそうきょく [3] 【後奏曲】
教会で,礼拝後に奏するオルガンの楽曲。

こうそうぎ

こうそうぎ クワウ― 【黄宗羲】
(1610-1695) 中国,明末・清初の学者。浙江省余姚の人。字(アザナ)は太沖,号は梨洲。清代考証学の先駆者の一人。著「明夷待訪録」,明代学術史「明儒学案」,詩文集「南雷文集」など。
→明夷待訪録(メイイタイホウロク)

こうそうけんちくぶつ

こうそうけんちくぶつ カウ― [8] 【高層建築物】
一般には,高さ60メートル以上の建築物をいう。集合住宅では,六〜一五階程度のものをいう。

こうそうしつげん

こうそうしつげん カウ― [5] 【高層湿原】
栄養塩類の少ない低温湿地に発達する湿原。ミズゴケを主とし,まばらな草本から成る。ミズゴケは中央部によく生育し泥炭化するため,中央部に高まりができるので「高層」という。日本中部では1200メートル以上の地に発達する。尾瀬ヶ原が著名。
⇔低層湿原

こうそうしょう

こうそうしょう カウサウシヤウ [0] 【咬爪症】
爪をかむ癖をもつ状態。爪かみ。

こうそうしょくぶつ

こうそうしょくぶつ [6] 【紅藻植物】
植物界の一門。暖海に多く,岩に固着している藻類。葉緑素・紅藻素をもち,紅色・紫色を呈す。アサクサノリ・テングサ・オゴノリ・ツノマタ・フノリなど。紅藻類。紅藻。

こうそうそ

こうそうそ [3] 【紅藻素】
⇒フィコエリトリン

こうそうそん

こうそうそん クワウ― [3] 【皇曾孫】
天皇のひまご。

こうそうてんきず

こうそうてんきず カウ―ヅ [7] 【高層天気図】
高層の気流・気温・湿度などを示した天気図。大気の立体的構造を明らかにし,天気予報に役立てる。

こうそうでん

こうそうでん カウ― [3] 【高僧伝】
(1)すぐれた僧の伝記を集めた書物。
(2)特に,梁(リヨウ)の慧皎(エコウ)(497-554)の書いた書物の名。

こうそうのらん

こうそうのらん クワウサウ― 【黄巣の乱】
唐末,王仙芝(オウセンシ)の反乱に呼応して黄巣が指導した農民反乱。875年山東に蜂起し,四川を除くほぼ全土に広がる。黄巣が帝位につき国を大斉と号したが,内部分裂により884年鎮圧された。これにより,唐朝の権威は失墜した。

こうそうりょく

こうそうりょく [3] 【構想力】
(1)考えを組み立てる能力。「―に乏しい」
(2)〔哲〕「想像力(ソウゾウリヨク){(2)}」に同じ。

こうそうんどう

こうそうんどう カウソ― [4] 【抗租運動】
中国で,佃租(デンソ)(地代)問題をめぐって佃戸(デンコ)(小作人)が地主との間に起こした闘争。明末清初以降,河南や江南で特に著しかった。

こうそうアパート

こうそうアパート カウ― [6] 【高層―】
一般に,六〜一五階建ての集合住宅をいう。エレベーターの設置が不可欠。高層住宅。

こうそかがく

こうそかがく カウ―クワ― [4] 【酵素化学】
酵素の化学構造および触媒作用を研究対象とする,化学の一分野。

こうそきかん

こうそきかん [4][5] 【公訴期間】
検察官が適法に公訴を提起できる期間。公訴時効期間。

こうそきかん

こうそきかん [5][4] 【控訴期間】
控訴を提起しうる期間。民事では判決の送達の日から,刑事では裁判告知の日から一四日以内。

こうそききゃく

こうそききゃく [1] 【公訴棄却】
刑事訴訟法上,形式的・手続き的な訴訟条件を欠くため公訴を無効とする裁判。

こうそききゃく

こうそききゃく [1] 【控訴棄却】
民事訴訟法上は,第一審の判決を正当であるとする裁判。刑事訴訟法上は,控訴理由なしとして一審判決を維持する裁判,および控訴申立を不適法として形式的に控訴申立を退ける裁判。

こうそく

こうそく カウ― [0] 【梗塞】 (名)スル
(1)ふさがって通じなくなること。「開化を―する/明六雑誌 19」
(2)動脈がふさがることによって,その流域下の組織に起こる壊死(エシ)。
→心筋梗塞
→脳梗塞

こうそく

こうそく【光速】
light velocity.

こうそく

こうそく【高速(度)】
a high speed.高速度写真 a slow-motion picture.

こうそく

こうそく カウ― [0] 【高速】
(1)非常にはやい速度。高速度。
⇔低速
(2)高速道路の略。「―湾岸線」「首都―」

こうそく

こうそく カウ― [0] 【港則】
港湾内で,船舶が守るべき規則。

こうそく

こうそく クワウ― [0] 【光束】
(1)単位時間にある面を通過する光のエネルギーを,標準観測者の目に生ずる視感度によってはかったもの。単位はルーメン。
(2)光線束(コウセンソク)。

こうそく

こうそく クワウ― [0] 【光速】
光の伝わる速さ。真空中では毎秒約30万キロメートルで,電磁波の伝播速度に等しい。普遍定数の一。記号 � 光速度。

こうそく

こうそく【校則】
school[university]regulations.

こうそく

こうそく カウ― [0] 【高足】
(1)弟子の中で特にすぐれた者。高弟。
(2)「たかあし(高足){(2)}」に同じ。

こうそく

こうそく【拘束】
restriction;restraint.→英和
〜する restrict;→英和
restrain;→英和
bind.→英和
〜されない free.→英和
‖拘束時間《労働》compulsory working hours.拘束服 a straitjacket.拘束力 binding force.

こうそく

こうそく [0] 【拘束】 (名)スル
(1)捕らえて,行動の自由を奪うこと。「身柄を―する」
(2)行動や判断の自由を制限すること。「内規に―される」

こうそく

こうそく カウ― [0] 【校則】
(1)学校で,生徒が守るべきことを定めた規則。生徒規制。
(2)「学則(ガクソク)」に同じ。

こうそくきかん

こうそくきかん カウ―クワン [6][5] 【高速機関】
自動車や航空機などに用いられる,高速動力を発生するエンジンの総称。

こうそくきりゅう

こうそくきりゅう カウ―リウ [5] 【高速気流】
音速に近いあるいは音速より大きい速さの気流。超音速流では圧縮され衝撃波が生ずるので,物体の抵抗が急激に増大する。

こうそくじ

こうそくじ クワウソク― 【光触寺】
鎌倉市十二所にある時宗の寺。山号,岩蔵山。一遍上人の開山という。本尊の弥陀三尊は俗に頬焼阿弥陀といわれ,運慶の作と伝える。

こうそくじかん

こうそくじかん [5] 【拘束時間】
休憩時間を含む労働時間。
→実働時間

こうそくじどうしゃこくどう

こうそくじどうしゃこくどう カウ―コクダウ [9] 【高速自動車国道】
道路法上,自動車の高速交通の用に供される国道。自動車以外の通行は禁止されている。

こうそくぞうしょくろ

こうそくぞうしょくろ カウ― [8] 【高速増殖炉】
〔fast-breeder reactor〕
核分裂に伴って発生する高速中性子をそのまま核分裂連鎖反応に利用する増殖炉。発生するプルトニウムを取り出すには再処理工程が必要で,危険性が指摘されている。FBR 。
→増殖炉

こうそくど

こうそくど カウ― [3] 【高速度】
非常にはやい速度。高速。

こうそくど

こうそくど クワウ― [3] 【光速度】
⇒光速(コウソク)

こうそくどうろ

こうそくどうろ【高速道路】
an expressway;→英和
<米> a turnpike.→英和

こうそくどうろ

こうそくどうろ カウ―ダウ― [5] 【高速道路】
交差点を立体交差としたり,上下線の分離などにより,高速通行を可能にした自動車専用道路。ハイ-ウェー。

こうそくどこう

こうそくどこう カウ―カウ [5][0] 【高速度鋼】
金属材料の高速切削や高速穿孔に適し,耐磨耗性・耐熱性に富む特殊鋼の一種。タングステン・クロム・バナジウムの含有量が多いもの,さらにコバルトを加えたものなどがある。ハイスピード-スチール。ハイス。

こうそくどさつえい

こうそくどさつえい カウ― [6] 【高速度撮影】
普通の撮影速度の数倍以上の速度で撮影すること。これを通常の速度で映写するとスロー-モーション画像が得られる。
→超高速度撮影
→微速度撮影

こうそくどしゃしん

こうそくどしゃしん カウ― [6] 【高速度写真】
きわめて短い露出時間(通常一〇〇〇分の一秒以下)で撮影する写真。高速で変化する現象の撮影に用いられる。ストロボなどの瞬間照明用光源,高速度シャッター・高感度感光材料を使用する。

こうそくふへんのげんり

こうそくふへんのげんり クワウ― 【光速不変の原理】
真空中の光の速さは,互いに等速度運動するすべての観測者に対して一定の値をとる,という原理。特殊相対性理論の基本原理の一。

こうそくめいぼしきひれいだいひょうせい

こうそくめいぼしきひれいだいひょうせい [0][0] 【拘束名簿式比例代表制】
比例代表制の一方式。当選人となるべき順位をあらかじめ定めた候補者名簿を提出した政党に対して投票を行い,得票数に応じて政党に議席が配分されたのち,名簿の順位に従って当選人が決定されるもの。

こうそくよきん

こうそくよきん [5] 【拘束預金】
銀行が預金者の自由な処分を制限している預金。担保にとった担保預金,担保権を設定せずに預金を留保する見合わせ預金,正式に担保はとらず担保書類の一部を保有する見返り預金など。

こうそくりょく

こうそくりょく [4] 【拘束力】
(1)行動を制限したり,強制したりする効力。
(2)〔法〕 行政行為がその内容に応じて相手方および当該行政庁を拘束する効力。
→公定力

こうそくエレベーター

こうそくエレベーター カウ― [7] 【高速―】
最高速度が毎分120メートル以上の速さで運転されるエレベーター。

こうそけん

こうそけん [3] 【公訴権】
刑事訴訟法上,検察官が公訴を提起し裁判を請求しうる権利。

こうそけん

こうそけん [3] 【控訴権】
当事者が第一審判決の取り消し・変更を上級裁判所に請求する権利。

こうそこう

こうそこう クワウソカウ [3] 【皇祖考】
天皇の亡祖父。
⇔皇祖妣(コウソヒ)

こうそこうか

こうそこうか [4] 【公租公課】
国または地方公共団体によって公の目的のために賦課される金銭負担の総称。公租は租税,公課は租税以外の負担金を指す。

こうそこうそう

こうそこうそう クワウ―クワウ― [1][0] 【皇祖皇宗】
皇祖と皇宗。天照大神に始まるとされる,天皇歴代の祖先。

こうそさいばんしょ

こうそさいばんしょ [0][8] 【控訴裁判所】
控訴された事件を審理する第一審の直接の上級裁判所。

こうそざい

こうそざい カウ― [3][0] 【酵素剤】
生体内での化学反応を促進するタンパク質である酵素を用いた薬剤。

こうそしん

こうそしん [3] 【控訴審】
控訴事件を審理する裁判所。控訴裁判所。また,その審理。第二審。

こうそじこう

こうそじこう [4] 【公訴時効】
犯罪行為のあと,一定期間(公訴期間)が経過した場合,公訴の提起が許されなくなること。確定判決後に刑の執行が免除される「刑の時効」とは異なる。公訴の時効。

こうそじじつ

こうそじじつ [4] 【公訴事実】
検察官が公訴を提起した罪となるべき事実。起訴状に訴因の形で記載される。

こうそせいざい

こうそせいざい カウ― [4] 【酵素製剤】
酵素を主な作用成分とする製剤。消化(ジアスターゼ・パンクレアチンなど),消炎(ブロメライン・プロナーゼ・塩化リゾチームなど)に用いられる。

こうそつ

こうそつ カフ― [0] 【甲卒】
鎧(ヨロイ)をつけた兵卒。甲兵。

こうそつ

こうそつ カウ― [0] 【高卒】
高等学校を卒業していること。

こうそつ

こうそつ カウ― [0] 【降卒】
投降した兵卒。

こうそひ

こうそひ クワウ― [3] 【皇祖妣】
天皇の亡祖母。
⇔皇祖考

こうそふ

こうそふ カウ― [3] 【高祖父】
祖父母の祖父。

こうそぼ

こうそぼ カウ― [3] 【高祖母】
祖父母の祖母。

こうそもうそう

こうそもうそう カウソマウサウ [4] 【好訴妄想】
自己の権利が不当に侵害されていると思い込み,その権利の回復のためにあらゆる手段で闘争しようとする妄想。

こうそん

こうそん クワウ― [0] 【皇孫】
天皇の孫。また,子孫。皇胤(コウイン)。

こうそん

こうそん カウ― [0] 【江村】
大河や入り江にそった村。

こうそん

こうそん カウ― [0] 【耗損】 (名)スル
使いへらすこと。また,使いつぶすこと。消耗。「徒に天物を―す/新聞雑誌 54」

こうそん

こうそん クワウ― [0] 【荒村】
あれはてた村。

こうそん

こうそん クワウ― [0] 【荒損】
田畑が荒れていたむこと。

こうそん

こうそん [0] 【公孫】
王侯の孫。また,王侯や貴族の子孫。

こうそんじゅ

こうそんじゅ [3] 【公孫樹】
〔孫の代に実る樹,の意〕
イチョウの漢名。

こうそんでん

こうそんでん クワウ― [3] 【荒損田】
荒田と損田。

こうそんりゅう

こうそんりゅう 【公孫竜】
(前320頃-前250頃) 中国,戦国時代,趙(チヨウ)の思想家。字(アザナ)は子秉(シヘイ)。詭弁(キベン)をもって知られた。著「公孫竜子」は観念論的な論理学の書である。
→白馬(ハクバ)は馬に非(アラ)ず
→堅白同異(ケンパクドウイ)

こうぞ

こうぞ カウゾ [0] 【楮】
〔「かみそ(紙麻)」の転〕
クワ科の落葉低木。山地に自生し,また各地で栽培する。葉は広卵形。雌雄同株。春,薄黄緑色の小花がつき,六月頃キイチゴに似た実が赤く熟す。樹皮の繊維を和紙の原料とする。カゾ。
楮[図]

こうぞ

こうぞ【楮】
《植》a paper mulberry.

こうぞう

こうぞう [0] 【構造】
(1)全体を形づくっている種々の材料による各部分の組み合わせ。作りや仕組み。「機械の―」「耐震―」
(2)さまざまな要素が相互に関連し合って作り上げている総体。また,各要素の相互関係。「社会―」「精神―」「物質の―」「文の―」「汚職の―」

こうぞう

こうぞう カウザウ [0] 【香象】
(1)密教で灌頂を行う道場の入り口に置く,象の形をした香炉。象炉。
(2)維摩経に出る菩薩の名。青い色で,芳香を放つ。香象菩薩。
香象(1)[図]

こうぞう

こうぞう【構造】
structure;→英和
construction;→英和
organization <of society> .→英和
‖構造言語学 structural linguistics.構造式 a structural formula.構造主義 structuralism.構造不況 structural recession.

こうぞう

こうぞう カウザウ [0] 【行蔵】
〔論語(述而)〕
世に出て道を行うことと,隠遁し世に出ないこと。出処進退。

こうぞういせい

こうぞういせい [5] 【構造異性】
二つ以上の化合物が互いに分子式は同じであるが,異なる構造式をもつこと。分子内での原子の配列順序が異なることによって生じる。ブタンとイソブタン,エタノールとジメチルエーテルなどに見られる。

こうぞういでんし

こうぞういでんし [6] 【構造遺伝子】
タンパク質のアミノ酸配列を支配し,またリボソーム RNA や転移 RNA などの一次構造を決定する情報をもった遺伝子。
→調節遺伝子

こうぞううんどう

こうぞううんどう [5] 【構造運動】
褶曲(シユウキヨク)・断層などの地質構造をつくり出す地殻運動の総称。

こうぞうおしょく

こうぞうおしょく [5] 【構造汚職】
政治構造に根ざして生じる汚職。一党の長期支配,中央官庁の許認可権の独占,財界の多額の政治献金などが原因とされ,法的には汚職事件とされないものも含めていう。

こうぞうかいかくろん

こうぞうかいかくろん [8] 【構造改革論】
現代社会主義革命の戦略論の一。広範な大衆闘争や議会闘争を通じて資本主義の政治・経済構造を部分的に改革していくことで社会主義の主体的・客観的条件を創出しようとする路線。1956年イタリア共産党のトリアッティがうちだした革命路線で,1960年代以降の日本やヨーロッパの社会主義運動に影響を与えた。

こうぞうかがく

こうぞうかがく [5] 【構造化学】
分子または結晶や液体などの構造を研究する化学の一分野。物質を構成する原子・分子・イオンの配列や立体的な配置,また,それら構成粒子間の結合を研究対象とする。

こうぞうかプログラミング

こうぞうかプログラミング [9] 【構造化―】
プログラムの論理的構造を単純・明確にして,ソフトウエアの生産性を向上させるプログラム手法。

こうぞうげんごがく

こうぞうげんごがく [7] 【構造言語学】
言語は整然とした構造をなしているという見通しのもとに,その構造を客観的に明らかにすることと,そのための方法の開拓に主眼をおく言語学。

こうぞうしき

こうぞうしき [3] 【構造式】
分子を構成している各原子の結合状態を,価標を用いて図式的に表した化学式。簡単な化合物の異性体を区別するには便利だが,複雑な立体構造は区別できない。

こうぞうしゅぎ

こうぞうしゅぎ [5] 【構造主義】
実存主義流行の後にあらわれた現代の思潮。ソシュールの言語理論の影響のもとで諸現象を記号の体系としてとらえ,規則・関係などの構造分析を重視する。言語学や人類学のほか,心理学・精神医学・数学などの諸分野に広く,多様に展開される。

こうぞうじしん

こうぞうじしん [5] 【構造地震】
断層の発生など地殻の構造的な運動によって生じる地震。

こうぞうせっけい

こうぞうせっけい [5] 【構造設計】
建築物の構造にかかわる部分の設計。安全性・機能性・経済性を考慮して,主として力学的な面から構造の形式・材料を選定し,部材寸法を算定すること。

こうぞうせん

こうぞうせん [0] 【構造線】
地殻変動による大規模な断層帯。普通,一本の大断層ではなく,時代的にも規模的にも種々の数多くの断層の集合体から成る。それを境にして両側の地質構造が著しく異なる。中央構造線や糸魚川(イトイガワ)-静岡構造線などはその例。地質構造線。

こうぞうたい

こうぞうたい [0] 【構造体】
自重や外力などの荷重に抵抗できるように,各種部材を組み合わせた物体。

こうぞうちしつがく

こうぞうちしつがく [7] 【構造地質学】
地殻内部の構造やその地理的分布を調べ,その生成の力学的過程を研究する地質学の一分野。

こうぞうちょうせいプログラム

こうぞうちょうせいプログラム [11] 【構造調整―】
〔structural adjustment programs〕
IMF が,累積債務をもつ国に行う一連の政策勧告。SAP 。

こうぞうてきしつぎょう

こうぞうてきしつぎょう [0] 【構造的失業】
経済社会の民族・性別・年齢などの構造によって常に存在する失業で,景気が好転しても解消しない慢性的な失業。

こうぞうてきぼうりょく

こうぞうてきぼうりょく [7] 【構造的暴力】
極度の貧困や飢餓・政治的抑圧・人種差別など,社会構造そのものによって基本的な人間性実現の機会を奪うもの。先進国に支配された第三世界の状況を分析する中で,ノルウェーの平和研究者ガルトゥングが提唱。

こうぞうはいれつ

こうぞうはいれつ [5] 【構造配列】
⇒エキソン

こうぞうふきょう

こうぞうふきょう [5] 【構造不況】
不況の原因が景気循環による一時的なものでなく,産業構造や需要構造などが経済環境の変化に立ち後れることから生ずる不況。

こうぞうへいや

こうぞうへいや [5] 【構造平野】
ほぼ水平な地層から成り,浸食によってつくられた緩やかに起伏する地形の広がる平野。安定陸塊に発達する。東ヨーロッパ平原・アメリカ中央平原など。
⇔堆積平野

こうぞうりきがく

こうぞうりきがく [6][5] 【構造力学】
応用力学の一部門。建築物・橋・船舶など構造物の変形および応力状態を研究し,その安全度を算定する学問。

こうぞがみ

こうぞがみ カウゾ― [0] 【楮紙】
コウゾの樹皮の繊維を原料とした紙。和紙の中で最も代表的なもので,奉書・檀紙・杉原・西の内などとして各地で漉(ス)かれた。写経用紙・障子紙・傘紙などとして古くから用いられる。穀紙(コクシ)。梶紙(カジガミ)。ちょし。

こうぞく

こうぞく【航続時間】
the duration of cruise[flight].航続距離 the cruising[flying]range.

こうぞく

こうぞく クワウ― [0] 【皇族】
(1)天皇を除く天皇家一族。皇后・太皇太后・皇太后・親王・親王妃・内親王・王・王妃・女王。旧憲法下では臣民の外にあり,現憲法下では国民としての取り扱いを受ける。
(2)皇帝の一族。

こうぞく

こうぞく [0][1] 【公族】
(1)王侯の一族。
(2)日韓併合後,王族に準じる待遇として設けられた旧韓国皇帝の一族に対する地位・称号。日本国憲法施行で廃止。
→王族

こうぞく

こうぞく [0] 【後続】 (名)スル
あとから続くこと。また,そのもの。「―部隊」「―を断つ」

こうぞく

こうぞく カウ― 【航続】 (名)スル
船舶や航空機が,燃料を補給せずに航行を続けること。

こうぞく

こうぞく【皇族】
the Imperial family;an Imperial prince[princess](個人).

こうぞく

こうぞく【後続の】
following.→英和
後続部隊 reinforcements (増援の).

こうぞくかいぎ

こうぞくかいぎ クワウ―クワイ― [5] 【皇族会議】
旧皇室典範において,皇室の重要事項を議決した会議。天皇親臨の上,成年皇族男子により構成され,内大臣・枢密院議長なども列席。現在の皇室会議にあたる。

こうぞくきょり

こうぞくきょり カウ― [5] 【航続距離】
船舶・航空機が一度搭載した燃料だけで航行を継続できる距離。

こうぞくひ

こうぞくひ クワウ― [4][3] 【皇族費】
皇室費の一種で,皇族としての品位保持の資にあてるため国庫から支出する費用。

こうぞくふ

こうぞくふ クワウ― [4][3] 【皇族譜】
皇統譜の一。皇族の出生・結婚・死亡などに関する事項を登録する皇族の戸籍簿。

こうぞくりょく

こうぞくりょく カウ― [4] 【航続力】
船舶や航空機が一度搭載した燃料だけで航行を継続できる性能。

こうぞめ

こうぞめ カウ― 【香染(め)】
丁子(チヨウジ)の蕾(ツボミ)の乾燥したものを煎(セン)じた汁で染めた,黄色を帯びた薄紅色。「―なる御扇に書きつけ給へり/源氏(鈴虫)」
→丁子染め

こうぞり

こうぞり カウ― [0] 【髪剃り】
〔「かみそり」の転〕
(1)髪をそる刃物。かみそり。
(2)出家して僧となること。また,死者に戒をさずけ,髪をそること。剃髪(テイハツ)。
(3)真宗で,在家の信者の頭に形だけかみそりをあてる儀式をして仏門に帰依した証(アカシ)とすること。帰敬式(キキヨウシキ)。おかみそり。

こうぞりな

こうぞりな カウ― [4] 【髪剃菜】
キク科の越年草。日当たりのよい草地に生える。高さ70センチメートル内外。葉は披針形。全体に粗毛があって触れるとざらつく。初夏,茎上に黄色の頭花を数個つける。毛蓮菜。
髪剃菜[図]

こうた

こうた [0] 【小歌】
(1)平安時代の宮廷行事で,男声の大歌に和して歌った女官。また,その歌。転じて女声歌謡一般をもさしたらしい。
⇔大歌
(2)気軽に口ずさめる短い通俗的な流行歌謡。様式化された長編の芸術歌曲に対して,雑多な形式の流行歌謡を漠然と総称する語で,内容は時代により,場合により異なる。室町時代から江戸前期までに多用された語で,「小哥・小諷・小唄」の表記もあった。江戸後期には「はうた」の語がこれに代わり,近代以後は小唄の字が多用される。
→小唄
(3)能の謡で,室町時代の小歌を取り入れた一節。
(4)「狂言小歌」の略。

こうた

こうた [0] 【小唄】
(1)「小歌(コウタ){(2)}」に同じ。
(2)明治末期から昭和初期までに主にレコードで用いられた流行歌謡の分類。江戸時代以来の端唄・俗曲・民謡をも含み,新作流行歌もあって内容は雑多だが,概して日本調の歌をさした。
(3)邦楽の一種目。三味線の爪弾きで伴奏する小歌曲。江戸末期流行の端唄を源流とし,{(2)}の一部の様式化として大正時代に成立。

こうた

こうた カウタ 【幸田】
愛知県南部,額田(ヌカタ)郡の町。岡崎市と蒲郡市の間に立地し,工業団地がある。

こうた

こうた【小唄】
a ditty.→英和

こうたい

こうたい [2] 【小謡】
祝儀や宴席で謡うために,謡曲の中から抜き出した一段。「高砂」の「四海波」など。

こうたい

こうたい【交代[替]】
alternation;→英和
shift;→英和
a relief (交代者).→英和
〜する take turns;take another's place;relieve <another> .→英和
〜に by turns;alternately.2時間〜で in two-hour shifts.投手を〜させる《野》retire a pitcher.→英和
‖二交替制 the two shift system.

こうたい

こうたい [0] 【後退】 (名)スル
後方へしりぞくこと。
⇔前進
⇔進出
「学力が―する」「景気の―」

こうたい

こうたい【抗体】
an antibody.→英和

こうたい

こうたい カウ― [0] 【交代・交替】 (名)スル
〔古くは「こうだい」〕
(役割や場所などを)入れかえること。また,入れかわること。「投手を―する」

こうたい

こうたい【後退】
(a) retreat.→英和
〜する go back;retreat;go astern (船が).‖後退灯 a reversing light (自動車の).

こうたい

こうたい カウ― [0] 【更代】 (名)スル
改めかえること。改まりかわること。「或は―し或は世襲す/新聞雑誌 40」

こうたい

こうたい【光体】
《理》a luminous body.

こうたい

こうたい クワウ― [0] 【鉱体】
鉱石の集合したもの。鉱床。

こうたい

こうたい カウ― [0] 【抗体】
抗原の侵入を受けた生体がその刺激で作り出すタンパク質の総称。その抗原だけに結合する性質があり,結合によって抗原である細菌などを溶解したり,毒素を中和するなどして生体を防御する。免疫グロブリンに属する。免疫体。
→抗原

こうたいいき

こうたいいき クワウタイヰキ [3] 【広帯域】
通信に占める周波数の幅が広いこと。

こうたいいきアイエスディーエヌ

こうたいいきアイエスディーエヌ クワウタイヰキ― [13][3][7] 【広帯域 ISDN 】
〔Broadband ISDN〕
テレビ画像や超高速ファクシミリなど,いわゆるマルチメディア通信を一元的にサービスする大容量通信ネットワーク。光ファイバーと非同期転送モード( ATM )交換システムの技術が基礎となる。次世代の ISDN として構想されている。

こうたいおう

こうたいおう カウタイワウ 【好太王】
⇒広開土王(コウカイドオウ)

こうたいおうひ

こうたいおうひ カウタイワウ― 【好太王碑】
⇒広開土王碑(コウカイドオウヒ)

こうたいきんしょう

こうたいきんしょう カウ―シヤウ [5] 【交代菌症】
⇒菌交代症(キンコウタイシヨウ)

こうたいけい

こうたいけい カウ― [0] 【交替形】
音韻交替によって生じた語形。

こうたいこうしょう

こうたいこうしょう カウ―クワウシヤウ [5] 【交代鉱床】
交代作用によってできた鉱床。多くは,交代作用を受けやすい石灰岩や苦灰岩の中に生ずる。

こうたいごう

こうたいごう クワウ― [3][5] 【皇太后】
先代の天皇のきさき。天皇の母で,皇后であった人。皇太后宮。おおきさき。

こうたいごう

こうたいごう【皇太后(陛下)】
(Her Imperial Majesty) the Empress Dowager.

こうたいごうぐう

こうたいごうぐう クワウ― [7] 【皇太后宮】
(1)「皇太后」に同じ。
(2)皇太后の御殿。

こうたいごうぐうしき

こうたいごうぐうしき クワウ― [7] 【皇太后宮職】
中務(ナカツカサ)省に属し,皇太后に関する事務をつかさどった職司。長官は皇太后宮大夫。明治官制では宮内省に属した。

こうたいさよう

こうたいさよう カウ― [5] 【交代作用】
岩石中に熱水溶液などが浸透して物質が入れかわり,新しい鉱物を生ずる作用。また,そのために岩石の化学組成が変化すること。

こうたいさんせいきのう

こうたいさんせいきのう カウ― [9] 【抗体産生機能】
生体に侵入した細菌などの抗原を処理して,再度同様な状況が起きたときに対応できるようにリンパ組織が抗体を産生する機能。

こうたいし

こうたいし【皇太子】
the Crown Prince.皇太子妃 the Crown Princess.英国皇太子 the Prince of Wales.

こうたいし

こうたいし クワウ― [3] 【皇太子】
次代の天皇となるべき皇子。東宮。春宮(トウグウ)。

こうたいし

こうたいし カウ― [3] 【交替使】
律令制で,地方官が任地で死亡した場合,後任者の要請で交替事務を取り扱うために派遣された使者。

こうたいしき

こうたいしき カウ― [3] 【交替式】
律令制で,新旧官吏が交替するときの事務引き継ぎと責任規定に関する細則を集成したもの。延暦・貞観・延喜の三種がある。

こうたいしき

こうたいしき カウ― [3] 【交代式】
多項式で,その中の任意の二つの文字を入れ換えると,もとの式と符号だけ違った式になるもの。�−� など。

こうたいしひ

こうたいしひ クワウ― [5] 【皇太子妃】
皇太子の配偶者。

こうたいしょく

こうたいしょく [3] 【後退色】
背景に吸収されて遠くにあるようにみえる色。緑や青などの寒色系の色。収縮色。
⇔進出色

こうたいじん

こうたいじん クワウ― [3] 【皇大神】
最高の神の尊称。主に天照皇大神に用い,時に熱田・賀茂その他の神にも用いた。すめおおかみ。

こうたいじんぐう

こうたいじんぐう クワウ― 【皇大神宮】
三重県伊勢市にある神社。伊勢神宮の内宮。五十鈴川(イスズガワ)上流右岸,神路山の麓に鎮座。天照大神を祀(マツ)る。五十鈴宮。天照皇大神宮。
→伊勢神宮

こうたいじんぐうぎしきちょう

こうたいじんぐうぎしきちょう クワウ―チヤウ 【皇大神宮儀式帳】
皇大神宮に関する儀式・行事を撰録した書。804年(延暦23),宮司大中臣真継・禰宜荒木田公成らが神祇官に提出した解文(ゲブミ)で,年中行事を初めとする諸事項を詳述。「止由気宮(トユケグウ)儀式帳」と合わせて「伊勢大神宮儀式帳」「延暦儀式帳」といわれる。

こうたいせいむこきゅう

こうたいせいむこきゅう カウ―ムコキフ [8] 【交代性無呼吸】
⇒チェーン-ストークス型呼吸

こうたいそん

こうたいそん クワウ― [3] 【皇太孫】
皇太子のいない場合に皇位を継ぐべき皇孫。

こうたいてい

こうたいてい クワウ― [3] 【皇太弟】
皇位を継ぐべき皇弟。現行制度にはない。

こうたいてきろんしょう

こうたいてきろんしょう [0][7] 【後退的論証】
〔論〕 証明すべき結論が成り立つと仮定し,その前提となる理由をさかのぼり,一般的な真理へ達することによって,その結論が真であることを証明する方法。逆進的論証。分析的論証。
⇔前進的論証

こうたいひ

こうたいひ クワウ― [3] 【皇太妃】
天皇の生母で,先帝の妃(キサキ)。

こうたいふじん

こうたいふじん クワウ― [5] 【皇太夫人】
天皇の生母で,先帝の夫人。
→夫人(3)

こうたいよく

こうたいよく [3] 【後退翼】
飛行機の翼の端がつけ根よりも尾部方向にある翼。超音速機に多く用いられる。

こうたいよりあい

こうたいよりあい カウ―アヒ 【交代寄合】
江戸幕府の職名の一。寄合の旗本のうち,参勤交代の義務をもつ者。

こうたおどり

こうたおどり [4] 【小歌踊り】
室町後期から近世初期に流行した小歌に合わせて踊る風流(フリユウ)踊り。現在も全国的に分布し,盆踊り・太鼓踊り・念仏踊りなどの形で残る。

こうたく

こうたく クワウ― [0] 【光沢】
(1)なめらかな表面が光を受けて発する輝き。つや。「―がある」
(2)仏の光明に照らされて救われること。

こうたく

こうたく カウ― [0] 【膏沢】
(1)めぐみ。うるおい。恩沢。
(2)肥えてうるおいのある土地。

こうたく

こうたく【光沢】
luster;→英和
gloss.→英和
〜のある(ない) lustrous (lusterless).→英和

こうたくき

こうたくき クワウ― [4][3] 【光沢機】
⇒カレンダー(calender)

こうたくし

こうたくし クワウ― [4][3] 【光沢紙】
写真印画紙などに使う,表面に光沢をつけた紙。

こうたくみん

こうたくみん カウ― 【江沢民】
(1926- ) 中国の政治家。江蘇省出身。1989年天安門事件で失脚した趙紫陽のあとをうけて共産党総書記となり,政治の安定と経済発展につとめる。93年国家主席。チアン=ツォーミン。

こうたけ

こうたけ カウ― [1][0] 【香茸・革茸・皮茸】
担子菌類ヒダナシタケ目のきのこ。秋,山中の広葉樹林内に群生する。傘は径約15センチメートルにおよび,褐色の漏斗状で表に粗い鱗片,裏に針状突起を密生する。乾くと香りがよく,食用として珍重。近縁種のシシタケと混同される場合がある。カワタケ。
香茸[図]

こうたつ

こうたつ クワウ― [0] 【曠達】 (名・形動)[文]ナリ
心がひろく,物事にこだわらない・こと(さま)。豁達(カツタツ)。「一言を以て評すれば剛毅―と云ふべし/露団々(露伴)」

こうたつ

こうたつ [0] 【口達】 (名)スル
〔「こうだつ」とも〕
口頭で伝えること。また,その言葉。「命令を―する」

こうたつ

こうたつ [0] 【公達】
官庁・役所からの通達。

こうたつきょり

こうたつきょり クワウタツ― [5] 【光達距離】
灯台などの光が届く距離。晴天の暗夜に,肉眼で視認できる最長距離で示す。

こうたどん

こうたどん カウ― [3] 【香炭団】
香炉に用いる小さな炭団。香炉の灰に埋めて使う。

こうたん

こうたん カウ― [0] 【降誕】 (名)スル
神仏・貴人・聖人などが生まれること。「キリストの―」
→ごうたん(降誕)

こうたん

こうたん カウ― [3][0] 【硬炭】
(1)不燃物質を多く含んだ,悪質な石炭。ぼた。
(2)無煙炭など,硬質の石炭の総称。
⇔軟炭

こうたん

こうたん カウ― [0] 【浩嘆・浩歎】 (名)スル
大いになげくこと。「慷慨有志の士の深く当年を―する/佳人之奇遇(散士)」

こうたん

こうたん【降誕】
birth;→英和
the Nativity (キリストの).キリスト降誕祭 Christmas.→英和

こうたん

こうたん [0] 【口端】
口のはし。口の端(ハ)。

こうたん

こうたん [0] 【後端】
後ろのはし。
⇔先端

こうたん

こうたん クワウ― [0] 【荒誕】 (名・形動)[文]ナリ
〔「誕」はいつわりの意〕
おおげさで,でたらめなこと。また,そのさま。「古の歴史は―怪奇にして/雪中梅(鉄腸)」

こうたん

こうたん カウ― [0] 【慷嘆・慷歎】 (名)スル
いきどおり,嘆くこと。「藩政の不振(フルワザル)を―しありけるが/新聞雑誌 6」

こうたんさい

こうたんさい カウ― [3] 【降誕祭】
〔「キリスト降誕祭」の略〕
クリスマス。[季]冬。

こうたんぱくしつ

こうたんぱくしつ カウ― [6] 【硬蛋白質】
水に溶けず酵素によって分解されにくい繊維構造状のタンパク質。結合組織のコラーゲン,爪のケラチン,絹糸のフィブロインなど。

こうだ

こうだ [1] 【叩打】
たたいたり打ったりすること。「―痛」

こうだ

こうだ カウダ 【幸田】
姓氏の一。

こうだ

こうだ カウ― [1] 【巧打】
野球などで,うまい打撃をすること。

こうだ

こうだ カウ― [1] 【好打】 (名)スル
(野球などで)うまくボールを打つこと。

こうだあや

こうだあや カウダ― 【幸田文】
(1904-1990) 小説家・随筆家。東京生まれ。露伴の次女。女子学院卒。「終焉」など父を語る随筆で注目され,みずみずしい感覚の張りのある文体で下町の女などを描く。作品「流れる」「おとうと」など。

こうだい

こうだい【広大な】
vast;→英和
extensive;→英和
immense.→英和
〜無辺の boundless;→英和
infinite.→英和

こうだい

こうだい [1] 【後代】
〔古くは「こうたい」とも〕
のちの時代。後世。
⇔前代
「―に名を残す」

こうだい

こうだい カウ― [0] 【香台】
(1)香炉をのせる台。
(2)仏殿。香室。

こうだい

こうだい [0] 【弘大】 (名・形動)[文]ナリ
ひろく大きな・こと(さま)。広大。「―な教え」

こうだい

こうだい [0] 【鴻大・洪大】 (名・形動)[文]ナリ
非常に大きい・こと(さま)。「―な恩恵」「商館の―なるに驚き/学問ノススメ(諭吉)」

こうだい

こうだい カウ― [0] 【浩大】 (名・形動)[文]ナリ
ひろく大きいこと。量が多いこと。また,そのさま。「巻帙―にして,最も有用なるものは/西国立志編(正直)」

こうだい

こうだい クワウ― [0] 【広大・宏大】 (名・形動)[文]ナリ
ひろく大きい・こと(さま)。
⇔狭小
「―な平原」「人民の規模を―にせずんば/明六雑誌 10」
[派生] ――さ(名)

こうだい

こうだい カウ― [0] 【高大】 (名・形動)[文]ナリ
高く大きい・こと(さま)。また,たいそうすぐれている・こと(さま)。「―な理想」「―なる樹木なし/浮城物語(竜渓)」

こうだい

こうだい カウ― [0] 【高台】
■一■ (名)
(1)高い建物。たかどの。
(2)茶碗・鉢・椀などの底にある輪状の基台。
■二■ (代)
二人称。手紙などで相手を敬っていう語。あなたさま。貴台。

こうだい

こうだい カフ― [1] 【甲第】
(1)りっぱな邸宅。
(2)科挙に最優秀で及第すること。甲科。

こうだい

こうだい【後代】
posterity.→英和
⇒後世.

こうだいいん

こうだいいん カウダイヰン 【高台院】
(1548-1624) 豊臣秀吉の正妻。北政所(キタノマンドコロ)と称される。愛称ねね(おね)。杉原定利の娘で浅野長勝の養女。

こうだいけんてい

こうだいけんてい [5] 【後代検定】
家畜や農作物の個体の遺伝的特性を調べる検定技術。数世代にわたって形質を吟味し,優良種を選び出す。
→産子検定

こうだいじ

こうだいじ カウダイ― 【高台寺】
京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の寺。山号は鷲峰山(ジユブザン)。1605年豊臣秀吉の正室高台院が秀吉の冥福を祈って建立。安土桃山時代の建築様式を残す開山堂や霊屋(タマヤ),また時雨(シグレ)亭・傘(カラカサ)亭などの茶室がある。庭は小堀遠州の作といわれる。

こうだいじまきえ

こうだいじまきえ カウダイ―ヱ [6][7] 【高台寺蒔絵】
高台寺にある秀吉と正室高台院が愛用したという調度品に施された蒔絵,およびその様式の蒔絵の呼称。秋草文様に桐菊紋などを施す。桃山時代の代表的漆芸。

こうだいむへん

こうだいむへん クワウ― [0] 【広大無辺】 (名・形動)[文]ナリ
広くてはてしがない・こと(さま)。「―な御恵み」

こうだおん

こうだおん [3] 【後打音】
一つの音符のあとや,トリルのあとに付される装飾音。ナッハシュラーク。

こうだか

こうだか【甲高の】
high-backed <shoes> ;high in the instep (足が).→英和

こうだか

こうだか カフ― [0] 【甲高】 (名・形動)
(1)足の甲の高く張り出ている・こと(さま)。「―な足」
(2)靴・足袋などで特に甲を高く作ったもの。

こうだき

こうだき カウダ― [3] 【敲打器】
石塊を打ち欠いて剥片や石刃(セキジン)などを取ったあとの石核(セツカク)を用いた石器。物を敲(タタ)いたり割ったりするのに使った。

こうだく

こうだく [0] 【肯諾】 (名)スル
承諾すること。「嘗て其―せざる所の法に屈従せざる/民約論(徳)」

こうだく

こうだく クワウ― [0] 【黄濁】 (名)スル
黄色く濁ること。

こうだしゃ

こうだしゃ カウ― [3] 【好打者】
野球で,打撃のうまい者。

こうだしゃ

こうだしゃ【好打者】
a nice hitter.

こうだたみ

こうだたみ カウ― [3] 【香畳】
(1)香包みをはさみ入れて持ち運ぶ畳紙(タトウガミ)。
(2)香合わせのとき,香木・銀葉を入れる畳紙。

こうだつ

こうだつ コフ― [0] 【劫奪】 (名)スル
〔「劫」はおびやかす意〕
脅して奪うこと。きょうだつ。「金を―せしが/新聞雑誌 3」

こうだつ

こうだつ [0] 【攻奪】 (名)スル
敵地を攻めて奪うこと。

こうだて

こうだて カフ― [0] 【甲立て】
食物を折敷(オシキ)などに盛るとき,こぼれ落ちないようその周囲に立てる折り紙。また,その折り形。昔,食物を柏の葉に盛ったことから,その葉に擬したものという。饗立(キヨウダ)て。紙立(コウダ)て。
甲立て[図]

こうだて

こうだて コフ― [0] 【劫立て】 (名)スル
囲碁で,劫にある石を取り返すため,相手が応じなければならないような箇所へ石を打つこと。
→劫(2)

こうだな

こうだな カウ― [0] 【香棚】
香席で,香道具を飾りつける棚。志野棚・四季棚など。

こうだのぶ

こうだのぶ カウダ― 【幸田延】
(1870-1946) 音楽家。東京生まれ。露伴の妹。音楽取調所(現東京芸大)一期卒。母校の教授を務め,女性初,楽壇最初の帝国芸術院会員となる。

こうだろはん

こうだろはん カウダ― 【幸田露伴】
(1867-1947) 小説家・随筆家・考証家。江戸下谷生まれ。本名,成行(シゲユキ)。別号,蝸牛庵(カギユウアン)など。明治20年代,尾崎紅葉と並び称され,恋愛と芸道の理想を男性的気魄(キハク)に満ちた文章で表現。のち東洋的博学を基盤に随筆・史伝・考証に独自の境地を開拓。小説「風流仏」「五重塔」「連環記」,史伝「運命」,また「評釈芭蕉七部集」など。

こうだん

こうだん【講壇】
<stand on> a (lecture) platform;a rostrum.→英和

こうだん

こうだん カウ― [0] 【高段】
柔道・剣道・囲碁・将棋などで,段位の高いこと。普通,五段以上をいう。「―者」

こうだん

こうだん [0] 【後段】
後ろの段。あとの一区切り。
⇔前段

こうだん

こうだん [0] 【口談】 (名)スル
口に出して話すこと。
⇔筆談

こうだん

こうだん カウ― [0] 【高談】 (名)スル
(1)あたりはばからず声高に話すこと。高い声の話。「机によりて―す/欺かざるの記(独歩)」
(2)他人の談話を敬っていう語。「御―を伺いたい」

こうだん

こうだん カウ― [0] 【講談】
寄席演芸の一。座して,前に置いた釈台を張り扇などで打ちながら軍談・仇討ち・金襖物・侠客伝・世話物などを,調子をつけて読む話芸。元禄(1688-1704)頃「太平記読み」から起こったといわれ,江戸時代は,「講釈」といった。

こうだん

こうだん カウ― [0] 【講壇】
講義・講演をするための一段高くなった所。「―に立つ」

こうだん

こうだん【講談】
storytelling;a story.→英和
‖講談師 a storyteller.講談本(雑誌) a storybook (a story magazine).

こうだん

こうだん カウ― [0] 【降壇】 (名)スル
壇から降りること。
⇔登壇

こうだん

こうだん【公団】
a public corporation.公団住宅 a corporation apartment[ <英> flat].

こうだん

こうだん【後段】
the latter part <of a novel> .〜において in the following pages[chapters].

こうだん

こうだん カウ― [0] 【巷談】
世間のうわさ話。風説。「―俗説」

こうだん

こうだん [0] 【公団】
特定の公共目的のため,国または国と地方公共団体の出資により設立された特殊法人。住宅・都市整備公団,日本道路公団,森林開発公団など。

こうだんし

こうだんし【好男子】
a handsome[good-looking]man.

こうだんし

こうだんし カウ― [3] 【好男子】
(1)顔だちのよい男。美男子。
(2)さっぱりした気性の男。好漢。

こうだんし

こうだんし カウ― [3] 【講談師】
講談の口演を職業とする人。講釈師。

こうだんしゃかいしゅぎ

こうだんしゃかいしゅぎ カウ―シヤクワイ― [8] 【講壇社会主義】
〔(ドイツ) Kathedersozialismus〕
1870年頃,ワグナー・シュモラーらドイツの経済学者たちの主張につけられた呼び名。自由放任主義を批判する一方,社会主義にも反対し,社会改良政策による社会問題の解決を唱えたことに対し,大学の講義でしか通用しないとして,皮肉をこめて称した語。

こうだんじゅうたく

こうだんじゅうたく [5] 【公団住宅】
住宅・都市整備公団(前身は日本住宅公団)が建設して,一般に賃貸・分譲する住宅。

こうだんせい

こうだんせい カウ― [1] 【高弾性】
ゴムの弾性のように,外力に対する弾性変形や弾性限界が大きいこと。

こうだんせい

こうだんせい クワウ― [0] 【光弾性】
外力が加わってひずんだ弾性体が,光に対して複屈折を起こす性質。複屈折によって生ずる光の干渉により縞模様が現れ,物体内の応力分布を推定できる。

こうち

こうち カウチ 【高知】
(1)四国地方南部の県。かつての土佐国全域を占める。四国山地が大部分を占める。南東部に室戸岬,南西部に足摺岬があり,その間は土佐湾となる。県庁所在地,高知市。
(2)高知県中央部,浦戸湾に臨む市。県庁所在地。近世,山内氏の城下町で,高知城を中心に市街が発展する。桂浜・五台山などの景勝地がある。

こうち

こうち カウ― [1] 【狡知・狡智】
ずるがしこい考え。悪知恵。奸知(カンチ)。「―にたける」

こうち

こうち カウ― [1] 【校地】
学校の敷地。

こうち

こうち [1][0] 【後置】 (名)スル
後ろの方に置くこと。

こうち

こうち クワウ― [1] 【荒地】
荒れ果てた地。あれち。

こうち

こうち カウ― [1] 【高致】
気高いおもむき。高い境地。

こうち

こうち カウ― [1] 【高地】
(1)周囲よりも高い土地。高台。
⇔低地
(2)海抜の高い地域。

こうち

こうち [1][0] 【拘置】 (名)スル
(1)人の自由を奪って,一定の場所に監禁すること。「留置所に―する」
(2)死刑・懲役・禁錮の言い渡しを受けた者を監獄(拘置監)に,拘留の言い渡しを受けた者を拘留場に,それぞれ拘禁すること。

こうち

こうち カウチ 【交趾】
⇒こうし(交趾)

こうち

こうち【拘置する】
detain;→英和
confine.→英和
拘置所 a detention house;a prison.→英和

こうち

こうち カウ― [1] 【耕地】
耕作して農作物をつくる土地。田畑として利用している土地。

こうち

こうち【高地】
high ground;highlands;heights;a plateau (高原).→英和

こうち

こうち カウ― [1] 【巧緻】 (名・形動)[文]ナリ
たくみで,細かな点にまで手が行き届いている・こと(さま)。「―な模型」「―を施した金時計/或る女(武郎)」
[派生] ――さ(名)

こうち

こうち カウ― [1] 【巧遅】
たくみではあるが,完成が遅いこと。
⇔拙速

こうち

こうち【耕地】
arable land;a cultivated area[field].耕地面積 cultivated acreage.

こうち

こうち [1] 【公地】
公(オオヤケ)の土地。

こうち

こうち【狡知】
cunning;→英和
craftiness.

こうち

こうち [1] 【公知】
人々に広く知れ渡っていること。周知。

こうち

こうち カウ― [1] 【巧知・巧智】
たくみな知恵。すぐれた才知。

こうち=は拙速に如(シ)かず

――は拙速に如(シ)かず
〔文章軌範(有字集小序)〕
できあがりがいくら立派でも遅いのは,できがまずくても速いのに及ばない。

こうちいかだいがく

こうちいかだいがく カウチイクワ― 【高知医科大学】
国立大学の一。1976年(昭和51)設立。本部は南国市。

こうちかん

こうちかん [3] 【拘置監】
監獄の一種で,拘置{(2)}の用に供する場所。現在,施設名としては拘置所という。

こうちがり

こうちがり [0] 【小内刈(り)】
柔道の技の名。右自然体のとき,右足で相手の股の内側から相手の右足のかかとのあたりを刈り上げて倒す足技。

こうちき

こうちき [2] 【小袿】
〔「こうちぎ」とも〕
平安時代以降,貴族の女性が,唐衣に代えて裳(モ)とともに着用した広袖の上着。袿(ウチキ)より裾(スソ)短かにし,近世には中陪(ナカベ)をつけた。日常着。また,準礼装ともした。
小袿[図]

こうちく

こうちく【構築】
construction.→英和
〜する construct.→英和

こうちく

こうちく [0] 【構築】 (名)スル
組み立てて築くこと。築造。「―物」「陣地を―する」

こうちこうみん

こうちこうみん [1] 【公地公民】
皇族・諸豪族の私有地・私有民を廃止し,すべての土地・人民を国家すなわち天皇の所有とすること。大化の改新で宣言され,律令制の基本とされた。
⇔私地私民

こうちし

こうちし [3] 【後置詞】
〔postposition〕
名詞・代名詞の後ろにあって,文中の他の語との関係を示す語。日本語の助詞はこれに当たる。

こうちしゃ

こうちしゃ カウチ― 【行地社】
1924年(大正13)大川周明・満川亀太郎らによって結成された右翼団体。社会教育研究所を設置して青年闘士の養成にあたり,軍部少壮派に接近した。

こうちしょ

こうちしょ [0][4] 【拘置所】
拘置{(2)}を取り扱う刑事施設。

こうちじょしだいがく

こうちじょしだいがく カウチヂヨシ― 【高知女子大学】
公立大学の一。1944年(昭和19)創立の高知県立女子医学専門学校を前身とし,49年新制大学となる。本部は高知市。

こうちせい

こうちせい カウチ― [0] 【向地性】
植物の根が重力に沿って下方に向かって屈曲する性質。正の屈地性(クツチセイ)。
→屈地性

こうちせいしゅうらく

こうちせいしゅうらく カウ―シフラク [6] 【高地性集落】
弥生時代中期の瀬戸内海・大阪湾沿岸の丘陵・山頂につくられた集落。兵庫県芦屋市会下山遺跡・香川県詫間町紫雲出遺跡では,石槍・石鏃が多く,軍事的緊張に対応した防御集落と考えられる。

こうちせいり

こうちせいり カウ― [4] 【耕地整理】
土地の農業上の利用を増進するため,統合・分合・区画変更・開墾・干拓・灌漑などの方法で耕地を整理すること。

こうちだいがく

こうちだいがく カウチ― 【高知大学】
国立大学の一。高知高校・高知師範・高知青年師範が合併し,1949年(昭和24)新制大学となる。本部は高知市。

こうちゃ

こうちゃ【紅茶】
(black) tea.→英和
紅茶茶わん a teacup.→英和

こうちゃ

こうちゃ [0] 【紅茶】
チャの若葉を摘み取って,萎凋(イチヨウ)・揉捻(ジユウネン)・発酵・乾燥させて作った茶。煎汁は澄んだ赤茶色になる。一七世紀に中国茶が西洋に伝わり広まった。インド・スリランカが主産地。日本には明治以降伝わった。

こうちゃ

こうちゃ [1] 【貢茶】
闘茶の一種。三種の茶を四服ずつに分け,一服ずつを試飲し,残った九服に試飲をしていない別の一種を一服加えた一〇服を順次飲み,それぞれがどの種類であるかをあてるもの。十服茶(ジツプクチヤ)。

こうちゃく

こうちゃく【膠着】
agglutination.〜する agglutinate;→英和
adhere <to> .→英和
〜状態にある be at a deadlock[standstill];→英和
be deadlocked;be in a stalemate (相場が).→英和
‖膠着語 an agglutinative language.

こうちゃく

こうちゃく カウ― [0] 【膠着】 (名)スル
(1)ある物に他の物がくっついて,離れにくくなること。「餅が…椀の底に―して居る/吾輩は猫である(漱石)」
(2)物事がある一つの状態を長期間保っていて変化しないこと。「戦線が―して動かない」「―状態」

こうちゃく

こうちゃく カウ― [0] 【降着】 (名)スル
(1)航空機が地上・水上に着陸・着水すること。
(2)競馬で,レース中の進路妨害により,加害馬が被害馬のあとの着順になること。

こうちゃくご

こうちゃくご カウ― [0] 【膠着語】
言語の形態的類型による分類の一。実質的な意味をもつ単語あるいは語幹に,文法的な機能をもつ要素が次々と結合することによって,文中における文法的な役割や関係の差異を示す言語。朝鮮語・トルコ語・日本語・フィンランド語など。漆着語。粘着語。付着語。
→屈折語
→孤立語
→抱合語

こうちやま

こうちやま カフチヤマ 【河内山】
歌舞伎「天衣紛上野初花(クモニマゴウウエノノハツハナ)」の通称。また,その主人公河内山宗俊(実説では宗春)のこと。

こうちゅう

こうちゅう [0] 【鉤虫】
線虫綱円虫目鉤虫科の寄生虫の総称。糸屑状で長さ1センチメートル内外。幼虫は土中にすみ,口あるいは皮膚からヒトの体内に侵入し,成虫は小腸上部に寄生して吸血する。貧血・消化器障害などの症状を起こす。熱帯・亜熱帯に分布し,日本では太平洋側に多い。イヌ・キツネなどに寄生する種類もある。十二指腸虫。

こうちゅう

こうちゅう カウ― [0] 【校注・校註】
(1)校訂した結果与えられる注釈。
(2)校訂と注釈。

こうちゅう

こうちゅう [1][0] 【口中】
(1)口のなか。「―に含む」
(2)接吻。「こりやこりや,君よ。ちよつと―のあしらひなりとも/歌舞伎・韓人漢文」

こうちゅう

こうちゅう カウ― [0] 【行厨】
携帯用の食物。弁当。「車中にて―を食らふ/航西日乗(柳北)」

こうちゅう

こうちゅう [0] 【後注】
論文や学術書などで,各章や編の後部にまとめて述べた注記。

こうちゅう

こうちゅう クワウ― [0] 【蝗虫】
イナゴの漢名。

こうちゅう

こうちゅう【甲虫】
a beetle.→英和
甲虫類 coleopteran.

こうちゅう

こうちゅう カフ― [0] 【甲虫】
甲虫目に属する昆虫の総称。既知種が二六万種を超える。皮膚は堅い。前ばねは厚く堅く,普通,中央線で左右から相接して背面を覆い,後ろばねはその下に折り畳んで隠される。種類が多く,大きさも1ミリメートル以下から20センチメートルを超えるものまであり,形や色彩も変化に富む。カブトムシ・コガネムシ・カミキリムシ・タマムシ・クワガタムシなど。鞘翅類。

こうちゅう

こうちゅう カウ― [0] 【膠柱】
⇒琴柱(コトジ)に膠(ニカワ)す(「琴柱」の句項目)

こうちゅう=の虱(シラミ)

――の虱(シラミ)
〔韓非子(内儲説上)〕
たやすくかみつぶされることから,きわめて危ういことのたとえ。

こうちゅう=の雌黄(シオウ)

――の雌黄(シオウ)
〔「晋書(王衍伝)」による。中国の古書の紙は黄色で,誤字を塗りつぶすのに顔料の雌黄を用いたことから〕
不適当な自分の言論を訂正すること。

こうちゅうかい

こうちゅうかい 【興中会】
中国,清末の反満民主革命の秘密政治結社。1894年,孫文がハワイで広東出身の華僑(カキヨウ)を中心に組織し翌年本部を香港に置く。二度の蜂起に失敗したが,1905年,中国革命同盟会に発展。

こうちゅうきゅう

こうちゅうきゅう カウチユウキウ [0] 【好中球】
白血球の一。白血球の約60パーセントを占め,運動性と食作用が著しく,急性炎症の場で中心的役割を果たす。細胞質中に酸性および塩基性色素に染まりにくい顆粒をもつ。好中性白血球。

こうちゅうじょう

こうちゅうじょう [3] 【口中錠】
⇒トローチ

こうちゅうせき

こうちゅうせき [3] 【紅柱石】
アルミニウムのケイ酸塩鉱物の一。斜方晶系。桃色または赤褐色のガラス光沢があり,柱状を示すことが多い。接触変成岩中に産する。

こうちゅうやく

こうちゅうやく [3] 【口中薬】
口中の衛生や病気に用いる薬。

こうちょ

こうちょ カウ― [1] 【較著】 (名・形動)[文]ナリ
際立ってはっきりしている・こと(さま)。「其優劣の―なるもの/偽悪醜日本人(雪嶺)」

こうちょ

こうちょ クワウ― [1] 【皇儲】
天皇のあとつぎ。皇嗣。

こうちょ

こうちょ カウ― [1] 【高著】
相手を敬ってその著書をいう語。

こうちょ

こうちょ カウ― [1] 【好著】
読むに足るよい本。「―を紹介する」

こうちょう

こうちょう【高潮】
(1) the high tide.(2) <reach> the climax (頂点).→英和

こうちょう

こうちょう【紅潮する】
flush <one's cheeks> ;→英和
blush.→英和

こうちょう

こうちょう 【後朝】
(1)その翌朝。明くる朝。ごちょう。
(2)男女がともに寝た翌朝。ごちょう。きぬぎぬ。「―の心をよめる/金葉(恋上詞)」

こうちょう

こうちょう カウチヤウ [0] 【更張】 (名)スル
(1)ゆるんだ糸などをあらためて張ること。
(2)ゆるんでいた物事を引き締めて盛んにすること。「御誓文の意を―する/明六雑誌 12」

こうちょう

こうちょう [0] クワウチヤウ 【広張】 ・ コウチヤウ 【弘張】 (名)スル
勢力などを広め,盛んにすること。「国威を―すべし/明六雑誌 17」

こうちょう

こうちょう【校長】
(1)[中学・高校]a principal.→英和
(2)[小学校]a schoolmaster[headmaster](男);→英和
a schoolmistress[headmistress](女).→英和

こうちょう

こうちょう クワウテウ [0] 【黄鳥】
(1)ウグイスの異名。
(2)コウライウグイスの異名。

こうちょう

こうちょう クワウテウ [0] 【皇朝】
(1)皇国の朝廷。日本の朝廷。
(2)日本。

こうちょう

こうちょう カウテウ [0] 【好調】 (名・形動)[文]ナリ
調子や具合,景気などがよいこと。事が思い通りにうまく行くこと。また,そのさま。
⇔不調
⇔低調
「仕事は―に運んでいる」「―の波に乗る」
[派生] ――さ(名)

こうちょう

こうちょう コウチヤウ 【弘長】
年号(1261.2.20-1264.2.28)。文応の後,文永の前,亀山天皇の代。

こうちょう

こうちょう [0] 【紅潮】 (名)スル
(1)日に映えて紅色に見える海の波。
(2)頬などが赤らむこと。「耳まで―する」

こうちょう

こうちょう カウテウ [0] 【高調】 (名)スル
(1)高い音調。「漸く―に吟するを得たり/花柳春話(純一郎)」
(2)意気が揚(ア)がること。気分が高まること。「雰囲気が―する」
(3)強調すること。

こうちょう

こうちょう [0] 【候鳥】
ある地域に,毎年一定の季節になると姿を見せ,他の季節にはいなくなる鳥。
→渡り鳥

こうちょう

こうちょう カウテウ [0] 【高潮】 (名)スル
(1)満潮で,海面が最も高くなった状態。
⇔低潮
(2)調子や程度が極度に高まること。絶頂。「議論が―する」「最―」

こうちょう

こうちょう カウチヤウ [0] 【校長】
学校の長。小・中・高等学校において,学校を代表して校務をつかさどり,所属職員を監督・指導する地位にある者。
→学長

こうちょう

こうちょう カウチヤウ [0] 【高張】
ある溶液の浸透圧が,比較する溶液より高いこと。
⇔低張

こうちょう

こうちょう [0] 【貢調】
みつぎものをさし出すこと。また,そのみつぎもの。

こうちょう

こうちょう クワウチヤウ [0] 【広聴】 (名)スル
広く意見を聞くこと。特に行政機関が公衆の意見や要望を聞き募ること。

こうちょう

こうちょう カウチヤウ [0] 【高聴】
相手を敬ってその人が聞いてくれることをいう語。清聴。「ご―を謝す」

こうちょう

こうちょう【好調である】
be satisfactory;be in good condition[form,shape](選手などが);go well.

こうちょう

こうちょう 【後趙】
中国,五胡十六国の一。羯(ケツ)族の石勒(セキロク)が建てた王朝(319-351)。都は襄国(ジヨウコク)。のち鄴(ギヨウ)に遷都したが,漢人の将軍冉閔(ゼンビン)に滅ぼされた。ごちょう。

こうちょう

こうちょう カウテウ [0] 【硬調】
(1)写真の原板・印画で明暗や色彩の対照が強く出ていること。
(2)取引市場で,買い人気が強く,値上がりの形勢にあること。堅調。
⇔軟調

こうちょう

こうちょう カウチヤウ [0] 【絳帳】
(1)赤色のとばり。
(2)〔後漢の大儒,馬融が,赤いとばりをめぐらし,その前に生徒をおいて教えた故事から〕
師の席。学者の書斎。

こうちょう

こうちょう カウチヤウ [0] 【腔腸】
腔腸動物の胃腔。水流は口と胃腔を往復する。

こうちょう

こうちょう [0] 【後凋・後彫】
〔論語(子罕)「歳寒然後知�松柏之後�凋也」による。松柏が他の草木より後れてしぼむ意〕
困難にたえて固く節操を守ること。「―の節」

こうちょう=の使い

――の使い
男女が会った翌朝,男から女のもとに手紙を持たせてやる使い。

こうちょうえき

こうちょうえき カウチヤウ― [3] 【高張液】
二つの溶液のうち,浸透圧の高い方の溶液。特に,ヒトの体液より浸透圧の高い水溶液。細胞を入れると動物細胞では細胞の縮小,植物細胞では原形質分離を起こす。

こうちょうかい

こうちょうかい【公聴会】
<hold> a public hearing;a committee hearing.

こうちょうかい

こうちょうかい コウチヤウクワイ [3] 【公聴会】
国や地方公共団体などの機関が重要な事項を決定する際に,利害関係者や学識経験者などを呼び,その意見を聞く制度。また,その会。
→聴聞会

こうちょうし

こうちょうし [3] 【貢調使】
(1)四度使(ヨドノツカイ)の一。律令制下,調・庸などの現在高を記した調帳を調・庸の品とともに中央に納める使者。調使。調庸使。調進使。
(2)献上品を納めるために来朝する使節。朝貢使。

こうちょうしりゃく

こうちょうしりゃく クワウテウ― 【皇朝史略】
歴史書。一二巻。水戸藩士青山延于(ノブユキ)著。1823年成立,26年刊。「十八史略」などの体裁にならい神武天皇から後小松天皇までを漢文体で簡略にまとめ直したもの。

こうちょうじゅうにせん

こうちょうじゅうにせん クワウテウジフニ― [7] 【皇朝十二銭】
奈良時代から平安中期にかけて作られた一二種類の銭貨の総称。あまり流通せず,出土地は畿内とその周辺地域に集中する。本朝十二銭。皇国十二銭。
→皇朝十二銭[表]

こうちょうせん

こうちょうせん カウテウ― [0] 【高潮線】
満潮時の海面が陸地と接する線。高潮海岸線。
⇔低潮線

こうちょうぜつ

こうちょうぜつ クワウチヤウ― [3] 【広長舌】
(1)〔仏〕 仏の三十二相の一。仏の舌が耳や髪の生え際に達するほど長いこと。大舌相。
(2)大演説。雄弁。長広舌。

こうちょうどうぶつ

こうちょうどうぶつ カウチヤウ― [5] 【腔腸動物】
動物分類上の門の一。ヒドロ虫綱・鉢クラゲ綱・花虫綱から成る。原則として体は内胚葉と外胚葉との二層からできており,内部は大きな空所となり,胃腸の働きをするとともに一部の種類では血管の役もする。口・触手・刺胞・感覚器・神経系などの器官をもつ。多くは海産で,無性生殖と有性生殖とを交互に繰り返す種類が多い。従来は,クシクラゲ類も含めたが,現在ではこれを有櫛(ユウシツ)動物門として別に扱う。刺胞動物。

こうちょうは

こうちょうは カウテウ― [3] 【高調波】
一つの非正弦波を,基本波とその整数倍の周波数をもつ多数の正弦波に分解した際,基本波の二倍以上の周波数の波。

こうちょうりょく

こうちょうりょく カウチヤウ― 【抗張力】
⇒引(ヒ)っ張(パ)り強(ツヨ)さ

こうちょうりょくこう

こうちょうりょくこう カウチヤウリヨクカウ [6][0][4] 【高張力鋼】
マンガンなどを添加したり,熱処理を行なって製した,引っ張りに対し強い鋼材。薄くても強度があり,自動車や船舶の軽量化を可能にする。

こうちょく

こうちょく【硬直】
stiffness;rigidity.〜する stiffen;→英和
get stiff.→英和
〜した stiff;rigid.→英和
‖死後硬直 rigor mortis.

こうちょく

こうちょく カウ― [1] 【交直】
電気の,交流と直流。「―両用」

こうちょく

こうちょく カウ― [0] 【硬直】
■一■ (名)スル
(1)硬くなり,自由が利かなくなること。柔軟でないこと。「―した精神」
(2)筋肉が収縮・硬化して元に戻らない状態。筋肉中のエネルギー物質 ATP が不可逆的に減少するためと考えられる。「死後―」
■二■ (形動)[文]ナリ
(1)硬くて,まっすぐなさま。「―な身体を伸長し/土(節)」
(2)正直で誠実なさま。「その男が―な士であるやうに思はれて/忠直卿行状記(寛)」

こうちょてい

こうちょてい クワウチヨ― 【光緒帝】
⇒こうしょてい(光緒帝)

こうちん

こうちん【工賃】
wages;pay;→英和
cost of labor.

こうちん

こうちん [1] 【工賃】
物品の生産・加工に要した労働に対して支払う金銭。手間賃。工料。

こうちトレーニング

こうちトレーニング カウ― [5] 【高地―】
酸素の希薄な高地に順応させ,呼吸循環機能を強化させることを目的とするトレーニング法。

こうつう

こうつう【交通】
traffic (往来);→英和
transport(-ation) (運輸);→英和
communication (連絡).→英和
〜を整理する regulate traffic.〜を遮断する block (up) the street.→英和
‖交通遺児 a traffic orphan.交通機関 a means of transportation;traffic facilities.交通公社 (Japan) Travel Bureau.交通事故 a traffic accident.交通渋滞 a traffic jam[tie-up] 交通巡査(信号) a traffic policeman (signal).交通整理(規則) traffic control (regulations).交通費 transportation expenses;carfare.交通麻痺 traffic paralysis.交通網 a transportation network.交通量 <heavy> traffic.

こうつう

こうつう カウ― [0] 【交通】 (名)スル
(1)人や乗り物が一定の道筋を通って行き来すること。「―の便が良い」「―が途絶える」
(2)人と人とがつきあうこと。意思のかよいあい。「彼とは久しく―がとだえている」「欧人と―するに及て/佳人之奇遇(散士)」

こうつういじ

こうつういじ カウ―ヰ― [5] 【交通遺児】
親を交通事故で失った子。

こうつういはん

こうつういはん カウ―ヰ― [5] 【交通違反】
道路交通法など,交通関係の法規に違反すること。

こうつうきかん

こうつうきかん カウ―クワン [6][5] 【交通機関】
人の移動,物品の輸送に利される,道路・橋・船舶・鉄道などの施設と車両・船舶・航空機などの運輸機関の総称。電信・電話などの通信機関を含む場合もある。

こうつうきっぷ

こうつうきっぷ カウ― [5] 【交通切符】
道路交通違反事件を迅速に処理する目的で1963年(昭和38)に設けられた簡便な書面。違反の現場を取り締まった警察官が書面に必要事項を記入して交付することで略式手続き・即決裁判手続きに必要な書類となる。

こうつうけいさつ

こうつうけいさつ カウ― [5] 【交通警察】
交通の安全を守るための警察。陸上・水上・航海・航空の各交通警察がある。

こうつうけいむしょ

こうつうけいむしょ カウ― [7] 【交通刑務所】
交通に関わる犯罪者の収容を行うために特に設けられた刑務所。

こうつうしんごう

こうつうしんごう カウ―ガウ [5] 【交通信号】
道路の交差点などに設ける赤・黄・青(緑)の信号。

こうつうじけんそっけつさいばんてつづき

こうつうじけんそっけつさいばんてつづき カウ―ソクケツ― [5][10] 【交通事件即決裁判手続】
道路交通法違反の罪について,原則として即日に審判される手続き。被告人は公開の法廷で口頭の陳述を保障される。1954年(昭和29)制定の交通事件即決裁判手続法に定める。

こうつうじこ

こうつうじこ カウ― [5] 【交通事故】
鉄道・自動車・船舶などの交通機関による事故。

こうつうじごく

こうつうじごく カウ―ヂ― [5] 【交通地獄】
交通機関の混雑や交通事故の悲惨さを地獄にたとえていう語。

こうつうじゅんさ

こうつうじゅんさ カウ― [5] 【交通巡査】
交通係の巡査。

こうつうじゅんしいん

こうつうじゅんしいん カウ―ヰン [7] 【交通巡視員】
道路交通の指導や駐停車規制の励行などの事務を処理する警察職員。警察官としての地位・権限はない。

こうつうせんそう

こうつうせんそう カウ―サウ [5] 【交通戦争】
交通事故による死亡者が増加し,危機的な水準になっている現象をいう語。

こうつうどうとく

こうつうどうとく カウ―ダウ― [5] 【交通道徳】
交通機関を運転・利用する者が守るべき道徳。

こうつうなん

こうつうなん カウ― [3] 【交通難】
(1)交通機関が乏しくて往来が困難なこと。
(2)乗り物や道路が混雑して難儀すること。

こうつうはくぶつかん

こうつうはくぶつかん カウ―クワン 【交通博物館】
鉄道関係を主とし,その他各種の交通機関の実物や模型および史料を展示・公開している博物館。1921年(大正10)鉄道博物館として発足,48年(昭和23)現名に改称。東京都千代田区神田にある。

こうつうはんそくきん

こうつうはんそくきん カウ― [0] 【交通反則金】
交通反則通告制度により,科される金額。反則金。

こうつうはんそくつうこくせいど

こうつうはんそくつうこくせいど カウ― [13] 【交通反則通告制度】
スピード違反や駐車違反などの比較的軽微な交通違反に対して,刑事手続に移行せずに,行政措置として反則金を納めさせることで事件を処理する制度。違反者に現場の警察官が反則切符を渡し,警察本部長が通告した反則金を納めることで刑事訴追を免ずる。

こうつうひんこんそう

こうつうひんこんそう カウ― [7] 【交通貧困層】
自家用車の普及が進んで公共交通が削減されるために移動が不便になる人々。子供・高齢者・障害者・低所得者層など。

こうつうまひ

こうつうまひ カウ― [5] 【交通麻痺】
事故・スト・混雑などのため,交通の流れが停止した状態。

こうつうもう

こうつうもう カウ―マウ [3] 【交通網】
いろいろな交通機関が発達し,網の目のように通じている形態。

こうつごう

こうつごう【好都合の】
convenient;→英和
favorable.〜に <go> well;→英和
all right;conveniently;→英和
smoothly.→英和

こうつごう

こうつごう カウツガフ [3] 【好都合】 (名・形動)[文]ナリ
都合がよいこと。ぐあいがよいこと。また,そのさま。
⇔不都合
「万事―に運ぶ」

こうつざん

こうつざん カウツ― 【高越山】
徳島県中央部の山川町・穴吹町の境,吉野川南岸にある山。海抜1133メートル。修験道や民間信仰の対象となっている。阿波富士。

こうづ

こうづ コフヅ 【国府津】
神奈川県小田原市東部の地名。東海道本線と御殿場線(旧東海道本線)の分岐点。古く,相模国の国府(大磯町)の外港であった。

こうづ

こうづ カウヅ 【高津】
姓氏の一。

こうづ

こうづ カウヅ 【神津】
姓氏の一。

こうづか

こうづか カウ― 【髪束】
〔「かみづか」の転〕
毛髪を束ねた部分。もとどりの先。「自ら―をつかみ/太平記 33」

こうづくえ

こうづくえ カウ― [3] 【香机】
香炉をのせる机。香案。

こうづしま

こうづしま カウヅ― 【神津島】
伊豆七島の一。伊豆大島の南西30キロメートルにある火山島。面積19平方キロメートル。

こうづしゅくすけ

こうづしゅくすけ カウヅ― 【神津俶祐】
(1880-1955) 地質学者。長野県生まれ。東北大教授。日本に近代岩石学を導入。日本岩石鉱物鉱床学会・日本火山学会などの設立に貢献。

こうづつみ

こうづつみ カウ― [3] 【香包み】
〔「こうつつみ」とも〕
香を包む紙。また,包んだもの。

こうづはるしげ

こうづはるしげ カウヅ― 【高津春繁】
(1908-1973) 言語学者。神戸生まれ。東大教授。古代ギリシャ語・比較言語学を専攻。著「アルカディア方言の研究」「印欧語比較文法」など。

こうづぼくじょう

こうづぼくじょう カウヅ―ジヤウ 【神津牧場】
群馬県下仁田町にある牧場。1887年(明治20),長野県佐久の神津邦太郎が開設。

こうづる

こうづる コフ― [1] 【鸛鶴】
コウノトリの異名。

こうて

こうて カウ― 【斯うて】
〔「かくて」の転〕
■一■ (副)
これこれで。こうして。「―はかなくもなり侍りなば/源氏(総角)」
■二■ (接続)
さて。このようにして。

こうてい

こうてい [0] 【工程】
物品の生産・加工を計画的・能率的に行うための作業の手順。また,作業の各段階。

こうてい

こうてい【公邸】
an official residence.

こうてい

こうてい【公定の】
official.→英和
公定価格(歩合) an official price (bank rate).

こうてい

こうてい カウ― [0][1] 【高低】 (名)スル
(1)高いことと低いこと。高さと低さ。「土地の―」「音の―」
(2)上がることと下がること。上下。「貨物の価格(ネダン)迄…自由に之を―するを得ず/浮城物語(竜渓)」

こうてい

こうてい【行程】
(a) distance;→英和
a <day's> journey <from here> ;→英和
《機》a stroke.→英和

こうてい

こうてい [0] 【公定】 (名)スル
公の機関が定めること。

こうてい

こうてい カウ― [0] 【高弟】
弟子の中でも特に優れた者。高足。

こうてい

こうてい【校庭】
the playground;→英和
the school[college]grounds (構内); <米> the campus (大学の).→英和

こうてい

こうてい【高低】
height;→英和
pitch (音の);→英和
undulations (起伏);fluctuations (相場の).〜のある(ない) uneven (even).→英和

こうてい

こうてい [0] 【公邸】
高官のために公的機関が設けた邸宅。
⇔私邸

こうてい

こうてい【航程】
the distance covered (by a ship[an airplane]).

こうてい

こうてい【高弟】
one of the best pupils[disciples].

こうてい

こうてい カウテイ 【康定】
中国,四川省西部の都市。付近で薬種・毛皮を産する。漢族とチベット族の交易の地。もと西康省の省都。旧名,打箭炉(ダセンロ)。カンティン。

こうてい

こうてい [0] 【功程】
仕事のはかどりぐあい。「凡(オヨソ)人特に労苦の―に由て非常の業を成就することなり/西国立志編(正直)」

こうてい

こうてい【工程】
a (manufacturing) process.

こうてい

こうてい [0] 【後庭】
(1)建物の後方の庭。
⇔前庭
(2)宮中の奥御殿。後宮。

こうてい

こうてい [0] 【公廷】
「公判廷」の略。

こうてい

こうてい カウ― [0] 【考定】 (名)スル
考えてはっきりさせること。また,その考え。「律法を―せば/明六雑誌 16」

こうてい

こうてい カウ― [0] 【抗抵】 (名)スル
手向かうこと。抵抗。「敵するものには―すれども/舞姫(鴎外)」

こうてい

こうてい【皇帝】
an emperor.→英和
〜の imperial.→英和

こうてい

こうてい【肯定】
affirmation.〜する affirm;→英和
acknowledge.→英和
〜的 affirmative.→英和
‖肯定文《文》an affirmative sentence.

こうてい

こうてい カウ― [0] 【考訂】 (名)スル
考えて訂正すること。「工芸の精粗を比較―する/西洋道中膝栗毛(魯文)」

こうてい

こうてい [0] 【肯定】 (名)スル
(1)物事を,正しいとか妥当であるとかと認めること。積極的に意義を認めること。同意。是認。「相手の主張を―する」「自分の人生を―する」
(2)〔論〕 提示された命題を真であるとすること。
⇔否定
〔affirmation の訳語〕

こうてい

こうてい カウ― [0] 【孝悌・孝弟】
〔論語(学而)〕
父母に孝行をつくし,兄など年長者によくつかえること。

こうてい

こうてい カウ― [0] 【行程】
(1)目的地までの距離。みちのり。「八時間の―」「―がはかどる」
(2)旅行の日程。
(3)往復機関で,シリンダー内をピストンが一端から他端まで動く距離。ストローク。衝程。

こうてい

こうてい カウ― [0] 【校訂】 (名)スル
古書などの本文を他の伝本と比べ合わせて訂正すること。「―者」

こうてい

こうてい カウ― [0] 【校庭】
学校の庭や運動場。

こうてい

こうてい クワウ― [0] 【皇弟】
天皇の弟。すめいろと。

こうてい

こうてい クワウ― 【黄帝】
中国,古代伝説上の帝王。三皇五帝の一人。姓は公孫,名は軒轅(ケンエン)。「史記」によれば炎帝の子孫を破り,蚩尤(シユウ)を滅ぼして天子になったという。

こうてい

こうてい クワウ― [0] 【皇帝】
(1)諸王に超越する王の称号。中国では,秦の始皇帝およびそれ以降の歴代王朝の統一君主。西洋では,古代ローマ帝国の統治者およびその名称と権威を継承する諸君主の称号。
(2)君主国で君主の称号。

こうてい

こうてい カウ― [0] 【航程】
船や航空機で行く,目的地までのみちのり。

こうてい

こうてい【校訂】
revision.→英和
〜する revise.→英和
‖校訂版(者) a revised edition (a reviser).

こうてい

こうてい カウ― [0] 【校定】 (名)スル
書物の字句などを比べて,正しい本文をきめること。

こうてい

こうてい カウ― [0] 【更訂】 (名)スル
文章の内容・表現などを作り直して,正しく改めること。

こうていえき

こうていえき [3] 【口蹄疫】
ウシ・ブタ・ヒツジなどの偶蹄類が感染するウイルス性の家畜法定伝染病。発熱・流涎(リユウゼン)とともに多数の水疱(スイホウ)が生じる。人間に感染することもある。

こうていかかく

こうていかかく [5] 【公定価格】
経済統制の必要上,政府が決定する最高・最低または標準価格。

こうていかんり

こうていかんり [5] 【工程管理】
一定の品質・数量・原価の製品を期日までに生産するために,労働力・機械設備・材料などの工場の諸資源を効率的に運用する方法を見いだす管理活動。

こうていけん

こうていけん クワウ― 【黄庭堅】
(1045-1105) 中国,北宋(ホクソウ)の詩人・書家。字(アザナ)は魯直(ロチヨク),号は山谷(サンコク)道人。蘇軾(ソシヨク)に師事。その詩風は江西(コウセイ)体と呼ばれて詩壇を風靡(フウビ)。草書にもすぐれた。著「山谷集」「涪翁雑説」「杜詩箋」など。

こうていしょ

こうていしょ [0] 【公定書】
政府がある目的のもとに,法律に基づいて規格や基準を定めて公布する書物。日本薬局方,食品添加物公定書など。

こうていず

こうていず [3] 【工程図】
(1)製作工程の途中の状態を示す図面。
(2)物の製作工程や,工場などの生産工程の流れを表した系統図。流れ作業図。プロセス-チャート。

こうていそうば

こうていそうば [5] 【公定相場】
取引所で,多数人の自由競争によって定められる価格。法令によって,公示が義務づけられている。

こうていそくりょう

こうていそくりょう カウ―リヤウ [5] 【高低測量】
⇒水準測量(スイジユンソクリヨウ)

こうていたいせき

こうていたいせき カウ― [5] 【行程体積】
シリンダー内のピストンの往復運動によって生ずるシリンダー内容積の変化量。

こうていてき

こうていてき [0] 【肯定的】 (形動)
物事を,その通りだ,それでよいと認める・こと(さま)。「―な返事」「―な生き方」

こうていてきがいねん

こうていてきがいねん [7] 【肯定的概念】
〔論〕 ある性質の存在を肯定的に示す概念。例えば,知識・意味など。これに対して,無知・無意味などは否定的概念である。積極的概念。肯定概念。
⇔否定的概念

こうていないきょう

こうていないきょう クワウ―キヤウ 【黄帝内経】
〔「内経」は「ないけい」「だいけい」とも〕
中国の最も古い医書。内経とも。秦漢時代の成立という。「素問」「霊枢」の二部から成り,黄帝と名医との問答の形で古代中国の医術と身体観を記す。鍼灸医学の古典。

こうていはんだん

こうていはんだん [5] 【肯定判断】
⇒肯定命題

こうていひょう

こうていひょう [0] 【工程表】
(1)工事の施工順序を表にしたもの。
(2)一個の製品を加工していく過程を示した表。

こうていぶあい

こうていぶあい [5] 【公定歩合】
一国の中央銀行(日本では日本銀行)が,市中金融機関に貸し出しを行う際に適用される基準金利。中央銀行により,市中の通貨量や金利を調節する手段とされる。

こうていぶん

こうていぶん [0][3] 【肯定文】
文を性質・内容の面から分類したときの一。「日本の首都は東京である」というように,肯定の内容を表す文。
⇔否定文

こうていぶんせき

こうていぶんせき [5] 【工程分析】
工程管理のために,工場内で材料・部品・半製品・完成品などの流れをとらえ,加工法と工程経路,職場組織などを総合的に分析すること。

こうていめいだい

こうていめいだい [5] 【肯定命題】
〔論〕 主語に対し述語が否定辞を交えずに結びついている命題。例えば「 S は P である」という形式の命題。肯定判断。
⇔否定命題

こうていりょく

こうていりょく [3] 【公定力】
行政行為が違法であっても,それが取り消されるまで有効なものとして通用する力。
→拘束力(2)

こうていアクセント

こうていアクセント カウ― [5] 【高低―】
〔pitch accent〕
発音の高低の組み合わせによるアクセント。日本語・中国語・スウェーデン語などのアクセントがこれに属する。高さアクセント。
→強弱アクセント

こうていペンギン

こうていペンギン クワウ― [5] 【皇帝―】
ペンギン目の海鳥。ペンギン科の最大種で全長約1.2メートル,体重約30キログラム。頭は黒く,背は暗灰色,腹は白い。南極大陸の内陸部で,営巣せずに産卵し,雄が二か月間直立姿勢のまま絶食して卵を抱く。エンペラー-ペンギン。
皇帝ペンギン[図]

こうてき

こうてき カウ― [0] 【抗敵】 (名)スル
敵対して手向かうこと。「恩人に―すべき暴客/八十日間世界一周(忠之助)」

こうてき

こうてき [0] 【公的】 (形動)
おおやけにかかわりのあるさま。おおやけの性質をもっているさま。
⇔私的
「―な立場」「―な性格を帯びる」

こうてき

こうてき【好適の】
suitable;→英和
fitted.

こうてき

こうてき カウ― [0] 【高適】
〔「こうせき」とも〕
(702頃-765) 中国,盛唐の詩人。字(アザナ)は達夫。七言古詩に優れ辺境の風物をうたう。岑参(シンシン)とともに「高参」と並称された。詩集「高常侍集」

こうてき

こうてき カウ― [0] 【好適】 (名・形動)スル[文]ナリ
ふさわしいこと。適当なこと。また,そのさま。好都合。「別荘に―な土地」「人民に―する所の社会/民約論(徳)」

こうてき

こうてき【公的な】
public.→英和

こうてきいりょうきかん

こうてきいりょうきかん [9][8] 【公的医療機関】
地方公共団体の組合・国民健康保険団体連合会・日本赤十字社・済生会など,医療法に基づいて厚生大臣の定める者が開設する病院または診療所。

こうてきしゅ

こうてきしゅ【好敵手】
a good match <at tennis> .

こうてきしゅ

こうてきしゅ カウ― [4][3] 【好敵手】
スポーツ・勝負事などで,力量が同程度で,戦うのに恰好(カツコウ)の相手。好敵。ライバル。

こうてきねんきん

こうてきねんきん [5] 【公的年金】
国が社会保障の一環として行う年金制度。厚生年金・国民年金・共済年金などがある。
→私的年金

こうてきふじょ

こうてきふじょ [5] 【公的扶助】
生活困窮者に最低限の文化的生活を保障するために,国が経済的援助を行う制度。
→生活扶助

こうてつ

こうてつ カウ― [0] 【更迭】 (名)スル
ある地位に就いている者を他の者にかえること。ある役職の人を替え改めること。「大臣を―する」

こうてつ

こうてつ カウ― [0] 【鋼鉄】
(1)「鋼(コウ)」に同じ。
(2)ねばり強く,くじけないもののたとえ。「―の意志」

こうてつ

こうてつ【更迭】
a change;→英和
a reshuffle <of the Cabinet> .→英和
〜する change.

こうてつ

こうてつ【鋼鉄(の)】
steel.→英和

こうてつかん

こうてつかん カフテツ― [0] 【甲鉄艦】
鉄板で装甲された軍艦。

こうてん

こうてん クワウ― [0] 【皇天】
(1)天の神。上帝。天帝。「運命―に在り/菅家後集」
(2)天皇。皇室。「天下の士卒なほ―を戴く者少なく候ふ間/太平記 37」

こうてん

こうてん【好転する】
(take a) turn for the better;→英和
improve.→英和

こうてん

こうてん【公転】
《天》revolution.→英和
〜する revolve <round the sun> .→英和

こうてん

こうてん カウ― [1][0] 【向点】
太陽系がその周囲の恒星に対して運動する方向のこと。

こうてん

こうてん【好天】
fine weather.

こうてん

こうてん クワウ― [1][0] 【光点】
光る点。光を発する点。

こうてん

こうてん カウ― [0] 【高天】
高い空。また,よく澄んだ秋の空。

こうてん

こうてん クワウ― [0] 【荒天】
風雨の激しい天候。悪天候。

こうてん

こうてん カウ― [0] 【昊天】
(1)夏の空。
(2)大空。「名翼は―にあそべども,小沢にうつり/曾我 6」

こうてん

こうてん カウ― [0][1] 【高点】
多い得点や得票数。

こうてん

こうてん [0] 【後転】 (名)スル
後方に転回すること。
⇔前転

こうてん

こうてん [0] 【後天】
〔易経(乾卦文言伝)〕
生まれてから後に身につくこと。
⇔先天

こうてん

こうてん カウ― [0] 【好天】
よい天候。好天気。
⇔悪天
「―に恵まれる」

こうてん

こうてん クワウ― [0][3] 【皇典】
〔皇国の典籍,の意〕
皇国の古典。

こうてん

こうてん カウ― [0] 【好転】 (名)スル
物事の状態などがよい方に変化すること。「病状が―する」「景気の―」

こうてん

こうてん【高点】
high marks.最高点を得る win the highest marks;be elected[returned]with the highest poll.

こうてん

こうてん【荒天】
stormy[rough]weather.

こうてん

こうてん カウ― [1] 【交点】
(1)〔数〕 線と線,あるいは線と面とが交わる点。
(2)〔天〕 惑星・彗星・月などの軌道面が中心天体のある基準面(一般に黄道面)と交わる二つの点。一般には天球上で,黄道と惑星などの軌道が交わる二つの点。
→昇交点
→降交点

こうてん

こうてん [0] 【公転】 (名)スル
ある天体が他の天体のまわりの軌道上を一定の周期で運行すること。
→自転

こうてん

こうてん【交点】
a point of intersection.

こうてんげつ

こうてんげつ カウ― [3] 【交点月】
月が軌道上で,黄道と交わる一つの交点から出て,再び同じ交点に入るまでの時間の平均値。西暦2000年の値は二七・二一二二二一日。

こうてんこうきゅうしょ

こうてんこうきゅうしょ クワウ―カウキウ― 【皇典講究所】
1882年(明治15)東京に設立された皇典研究・神職養成機関。90年国学院を創設,その経営にあたる。第二次大戦後解散し,国学院大学と神社本庁に引き継がれた。

こうてんこうど

こうてんこうど クワウ― [5] 【皇天后土】
天の神と地の神。天神地祇(テンシンチギ)。

こうてんし

こうてんし カウテン― [3] 【告天子】
ヒバリの異名。

こうてんせいめんえき

こうてんせいめんえき [7] 【後天性免疫】
⇒獲得免疫(カクトクメンエキ)

こうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん

こうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん [16] 【後天性免疫不全症候群】
⇒エイズ

こうてんせつ

こうてんせつ [3] 【後天説】
〔aposteriorism〕
人間の性質・能力・知識内容は生後に得られたものであるという考え方。
⇔先天説

こうてんてき

こうてんてき [0] 【後天的】 (形動)
(1)生まれ付きでなく,あとから身についたさま。
⇔先天的
(2)〔哲〕 ア-ポステリオリに同じ。

こうてんてき

こうてんてき【後天的】
acquired.→英和
〜に a posteriori (⇔a priori).

こうてんめん

こうてんめん [3] 【公転面】
惑星・彗星や衛星などが太陽や惑星の周りを回る公転軌道を含む平面。

こうで

こうで [0] 【小腕】
(1)うでさき。うで。
(2)小さい腕。また,かよわい腕。「まだ十五歳の―の矢先/浄瑠璃・会稽山」

こうでい

こうでい【拘泥する】
adhere[stick]to <formality> ;be particular about <trifles> .

こうでい

こうでい カウ― [0] 【膠泥】
モルタルのこと。

こうでい

こうでい [0] 【拘泥】 (名)スル
気にしてとらわれること。こだわること。「ささいな事に―する」

こうでら

こうでら カウデラ 【香寺】
兵庫県中央部,神崎郡の町。但馬(タジマ)街道沿いの要地。姫路市に接する近郊農業・住宅地域。

こうでん

こうでん [0] 【公田】
(1)律令制で,国家に直属する田。くでん。
⇔私田
→乗田(ジヨウデン)
(2)鎌倉時代,公事(クジ)などの賦課基準とされた田。くでん。
(3)中国で,公有の土地,もしくはその収益が公有に帰する土地。古くは周代の制度といわれる井田法(セイデンホウ)にみえる。

こうでん

こうでん【香典】
an obituary gift.

こうでん

こうでん カウ― [0] 【講田】
中世,寺社で行う経典の講筵(コウエン),祖師の讃仰などの講会(コウエ)の費用にあてるために設定された特定の田地。

こうでん

こうでん カウ― [0] 【耕田】
耕作する田地。

こうでん

こうでん カウ― [0] 【校田】
田地の状態を調査すること。検田。

こうでん

こうでん クワウ― [0] 【荒田】
洪水や耕作放棄などにより荒れた田地。

こうでん

こうでん [0] 【功田】
律令制で,国家的功労のあった者に与えた田。輸租田で,功の大小によって,面積・所有年限に区別があった。くでん。

こうでん

こうでん [0] 【公電】
官庁や官吏が打つ公用の電報。官報。

こうでん

こうでん【公電】
an official telegram.

こうでん

こうでん カウ― [0] 【香典・香奠】
香のかわりに霊前に供える金品。香料。

こうでんかん

こうでんかん【光電管】
《電》a phototube;《テレビ》a cathode-ray tube.

こうでんかん

こうでんかん クワウデンクワン [0] 【光電管】
外部光電効果を利用した電子管。光を受けた陰極面から電子が放出され,陽極に達して電子流ができる。この電流を測定することにより光の強さなどを測定するもの。

こうでんがえし

こうでんがえし カウ―ガヘシ [5] 【香典返し】
香典を受けた返礼に物をおくること。また,その物。

こうでんこうか

こうでんこうか クワウデンカウクワ [5] 【光電効果】
物質に光を当てたとき,物質内の電子が光子のエネルギーを吸収して起こる現象。電子が物質外に放出される外部光電効果と,物質内にとどまって,物質の電気的性質が変わる内部光電効果とがある。

こうでんし

こうでんし クワウ― [3] 【光電子】
物質に光を当てたとき,光子のエネルギーを吸収して物質から飛び出した自由電子または物質内に生ずる伝導電子。

こうでんしいどうどトランジスタ

こうでんしいどうどトランジスタ カウデンシイドウド― [3][8][13] 【高電子移動度―】
⇒ヘムト(HEMT)

こうでんち

こうでんち クワウ― [3] 【光電池】
光エネルギーを直接電気エネルギーに変換する半導体装置。セレン・亜酸化銅などの半導体と金属との接触面やシリコンなどの pn 接合における光電効果により光電流を得る。太陽電池や照度計・露出計などに用いられる。ひかりでんち。

こうでんどう

こうでんどう クワウデンダウ [3] 【光伝導・光電導】
光の照射によって,絶縁体や半導体の電気伝導率が増加する現象。硫化物・セレン化物などにみられ,電子写真・撮像管・露出計などに利用される。

こうでんりゅう

こうでんりゅう クワウデンリウ [3] 【光電流】
光電効果によって流れる電流。ひかりでんりゅう。

こうと

こうと カウ― [1] 【狡兎】
すばしこいうさぎ。

こうと

こうと [1] 【鴻図・洪図】
大きな計画。宏図(コウト)。

こうと

こうと クワウ― [1] 【荒都】
荒れはてた都。

こうと

こうと カウ― 【斯うと】 (感)
思い迷ったときに発する語。さあて。ええと。こうっと。「むむ―,ゆふべあの時分に月が出たから/滑稽本・膝栗毛 6」

こうと

こうと クワウ― [1] 【宏図】
将来の事まで見通しを立てた,規模の大きな計画。鴻図(コウト)。

こうと

こうと クワウ― [1] 【皇都】
天皇の住む都。

こうと

こうと カウ― 【江都】
江戸の異名。

こうと

こうと [1] 【後図】
将来のためのはかりごと。

こうと=死して=走狗(ソウク)

――死して=走狗(ソウク)(=良狗(リヨウク))烹(ニ)らる
〔史記(越王勾践世家)〕
すばしこいうさぎが死ねば,猟犬は不要になって煮て食われる。敵国が滅びると,軍事に尽くした功臣はかえってじゃま者扱いされて殺されることのたとえ。

こうとう

こうとう [0] 【公党】
政策・主義・方針などを世間におおやけに発表し,社会的に認められている政党。
⇔私党

こうとう

こうとう 【公道】 (形動)[文]ナリ
〔中世・近世語〕
地味だが,しっかりしているさま。堅実で物がたいさま。「―ナ人/日葡」「―な兄御を手本にして/浄瑠璃・油地獄(上)」

こうとう

こうとう [0] 【勾当】
〔勾(カカワ)り当たる意〕
(1)もっぱらその事務を担当して処理すること,またその人。「清麻呂を遣はして,其の事を―せしめ/続紀(延暦七)」
(2)平安時代,大蔵省などの諸官司や摂関家の侍所などに置かれた事務職員。
(3)諸大寺で別当の下で寺務をつかさどった僧。
(4)盲官の一。検校の下,座頭の上に位した。
(5)「勾当内侍(コウトウノナイシ)」の略。

こうとう

こうとう 【後唐】
中国,五代の一。突厥(トツケツ)出身の李存勗(リソンキヨク)が後梁(コウリヨウ)を倒して建てた中原の王朝(923-936)。都は洛陽。重臣の石敬瑭(セキケイトウ)に滅ぼされた。

こうとう

こうとう クワウタウ [0] 【荒唐】 (名・形動)[文]ナリ
話や考えによりどころがなく,とりとめのない・こと(さま)。荒誕。「―の言」「一言一行…空漠―に渉る者なし/雪中梅(鉄腸)」

こうとう

こうとう [0] 【叩頭】 (名)スル
〔頭で地を叩く意から〕
頭を地面にすりつけてお辞儀すること。叩首。「或は合掌し,或は―し/象(潤一郎)」

こうとう

こうとう カウトウ 【江東】
□一□
(1)江の東,すなわち東京の隅田川の東岸に沿う地域。
(2)東京都二三区の一。隅田川と荒川にはさまれた低地。旧深川区・城東区が合併。
□二□中国の長江下流南岸一帯の地。

こうとう

こうとう [0] 【喉頭】
咽頭と気管の間の部分。甲状軟骨・喉頭蓋軟骨をはじめとする六個の軟骨で囲まれている気道の一部をなし,中央部に声帯を有する。

こうとう

こうとう [0] 【紅灯】
(1)赤いともしび。
(2)繁華街のはなやかなともしび。「―緑酒」
(3)航海中の船が点灯を義務付けられている赤色灯。
(4)酸漿提灯(ホオズキチヨウチン)の異名。

こうとう

こうとう [0] 【口答】
(質問に)口で答えること。

こうとう

こうとう カウ― [0] 【好投】 (名)スル
野球で,投手が巧みに投げて相手の攻撃を抑えること。「―して一安打に抑える」

こうとう

こうとう [0] 【功稲】
奈良・平安時代,雇われた者に対する報酬として支払われた稲。
→功銭

こうとう

こうとう カウ― 【香頭・鴨頭】
〔「鴨」は当て字〕
薬味。こうと。「柚(ユウ)の葉の―に貝杓子まで取りそへ/狂言・鱸庖丁(虎寛本)」

こうとう

こうとう カウ― [0] 【降等】 (名)スル
旧陸海軍の懲罰で,一階級下げること。格下げ。

こうとう

こうとう [0] 【後頭】
「後頭部(コウトウブ)」に同じ。
⇔前頭

こうとう

こうとう【高騰】
a sudden[steep]rise <in prices> .〜する jump;→英和
soar.→英和

こうとう

こうとう【好投】
《野》fine[nice]pitching.〜する pitch well.

こうとう

こうとう【高等の】
high(-grade);→英和
higher;advanced.→英和
‖高等科 an advanced course.高等教育(数学) higher education (mathematics).高等裁判所 a high court.高等動物 a higher animal.高等弁務官 a high commissioner.

こうとう

こうとう【口頭の(で)】
oral(ly);→英和
verbal(ly).→英和
‖口頭契約 a verbal contract.口頭試験[問]an oral examination.口頭弁論 oral pleadings.

こうとう

こうとう クワウ― [0] 【光頭】
はげあたま。禿頭(トクトウ)。

こうとう

こうとう カウタウ [0] 【浩蕩】 (ト|タル)[文]形動タリ
広々としたさま。「―として捲き来り捲き去る海波/真善美日本人(雪嶺)」

こうとう

こうとう【高踏的】
highbrow.→英和
高踏派(詩人) the Parnassian school (a Parnassian).

こうとう

こうとう【喉頭】
the larynx.→英和
‖喉頭炎(カタル) laryngitis (laryngeal catarrh).喉頭癌 cancer of the larynx.

こうとう

こうとう [0] 【公稲】
官に納める稲。律令制で,租税として徴収した稲を出挙(スイコ)などにあてるために貯えたもの。官稲。

こうとう

こうとう クワウ― [0] 【皇統】
(1)天皇の血統。
(2)天皇が国を統治すること。

こうとう

こうとう [0] 【口頭】
文書によらず,言葉で述べること。口上。「―で伝える」

こうとう

こうとう カウ― [0] 【高騰・昂騰】 (名)スル
物価などが高く上がること。騰貴。「地価が―する」

こうとう

こうとう カウタフ [0] 【高踏】
地位・金銭など世俗の欲望を超越して,気位を高く保つこと。「古人―の遺風あるを慕ふて/花柳春話(純一郎)」

こうとう

こうとう カウ― [0] 【高等】 (名・形動)[文]ナリ
等級・品位・知能などの程度が他より高い・こと(さま)。高級。
⇔下等
「―な動物」「―な技能」

こうとう

こうとう [0] 【洪濤】
おおなみ。洪波。

こうとうえん

こうとうえん [3] 【喉頭炎】
喉頭の炎症。咳(セキ)・刺激感・しわがれ声・痰(タン)などの症状が出る。喉頭カタル。

こうとうおん

こうとうおん [3] 【喉頭音】
⇒声門音(セイモンオン)

こうとうか

こうとうか カウ―クワ [0] 【高等科】
(1)程度の高い課程。
(2)旧制で,高等小学校の通称。
(3)旧制で,国民学校の初等科の上に続く二年間の課程。

こうとうかおん

こうとうかおん [5] 【喉頭化音】
⇒放出音(ホウシユツオン)

こうとうかん

こうとうかん カウ―クワン [3] 【高等官】
旧官吏制度において判任官の上に位する官吏の等級。親任官のほか一等から九等官に分かれ,親任官および一等・二等を勅任官,他を奏任官とした。

こうとうがい

こうとうがい [3] 【喉頭蓋】
喉頭の前上方にある軟骨を支柱とする舌状の突起。食べ物をのみ込むとき,喉頭を塞いで気管に入ることを防ぐ。会厭(エエン)。

こうとうがっこう

こうとうがっこう カウ―ガクカウ [5] 【高等学校】
(1)中学校教育の基礎の上に,高等普通教育および専門教育を行う学校。1947年(昭和22),学制改革により発足。全日制(三年)の課程のほか,定時制・通信制(三年以上)の課程がある。高校。
(2)旧制で,中学校四年修了者および同等以上の学力のある男子に高等普通教育を施した学校。修業年限は三年。1894年(明治27)高等中学校を改組して第一高等学校以下五校を発足させ,順次全国の主要都市に置いた。帝国大学の予科の役割を果たし,戦後の学制改革で新制大学に吸収された。旧制高校。

こうとうがっこう

こうとうがっこう【高等学校】
a (senior) high school;an upper secondary school.‖全日(定時)制高等学校 a full-time (part-time) high school.普通(商業,工業,女子)高等学校 a liberal (commercial,technical,girls') high school.

こうとうがん

こうとうがん [3] 【喉頭癌】
喉頭部に発生する悪性腫瘍。

こうとうきょう

こうとうきょう [0] 【喉頭鏡】
声帯を中心とした喉頭部を観察するための器具。通常,柄の先に円形で小形の鏡が取りつけてある。気管内挿管の際にも用いられる。

こうとうきょういく

こうとうきょういく カウ―ケウ― [5] 【高等教育】
高度の知識を授けるとともに,専門的職業に必要な知識・技術を授ける教育の総称。日本の高等教育機関には,専門学校・高等専門学校・短大・大学・大学院がある。
→初等教育
→中等教育

こうとうけいさつ

こうとうけいさつ カウ― [5] 【高等警察】
国家体制の安定を目的とした行政警察。日本では1890年(明治23)大阪に創設されたが,大逆事件を契機に警視庁に特別高等課が設置されて引き継がれた。
→特別高等警察

こうとうけっかく

こうとうけっかく [5] 【喉頭結核】
喉頭部の結核症。肺結核から続発することが多い。しわがれ声・嚥下痛(エンゲツウ),痰(タン)などの分泌過多,咳を主徴とする。

こうとうけんさつちょう

こうとうけんさつちょう カウ―チヤウ [8][7] 【高等検察庁】
高等裁判所に対応して置かれる検察庁。高検。

こうとうこうぎょうがっこう

こうとうこうぎょうがっこう カウ―コウゲフガクカウ [9] 【高等工業学校】
工業に関する専門教育を施した旧制の実業専門学校。高工。

こうとうご

こうとうご [0] 【口頭語】
「話し言葉」に同じ。

こうとうさいばんしょ

こうとうさいばんしょ カウ― [0][9] 【高等裁判所】
下級裁判所の中の最上位の裁判所。控訴審の裁判権を有する。東京・大阪・名古屋・広島・福岡・仙台・札幌・高松の八か所にある。高裁。

こうとうしき

こうとうしき [3] 【恒等式】
等式で,その中の文字にどんな数値を入れても常に成り立つ式。

こうとうしけん

こうとうしけん カウ― [6][5] 【高等試験】
旧制で,高等官たる文官(行政官・外交官・弁護士など)になるための試験。行政科・外交科・司法科に分かれていた。高等文官試験。高文。

こうとうしはんがっこう

こうとうしはんがっこう カウ―ガクカウ [8] 【高等師範学校】
師範学校・中学校・高等女学校の教員を養成した旧制の国立学校。高師。

こうとうしもん

こうとうしもん [5] 【口頭試問】
質問・応答により,学力・人物などを考査する試験方法。口述試験。

こうとうしょうがっこう

こうとうしょうがっこう カウ―セウガクカウ [7] 【高等小学校】
旧制で,尋常小学校卒業者にさらに程度の高い初等教育を施す学校。修業年限は初め四年,のち二年。義務制ではない。高等科。

こうとうしょうぎょうがっこう

こうとうしょうぎょうがっこう カウ―シヤウゲフガクカウ [9] 【高等商業学校】
商業に関する専門教育を施した旧制の実業専門学校。高商。

こうとうしょうせんがっこう

こうとうしょうせんがっこう カウ―シヤウセンガクカウ [9] 【高等商船学校】
機関学・航海術など航海に必要な専門教育を施した旧制の実業専門学校。

こうとうしょくぶつ

こうとうしょくぶつ カウ― [6] 【高等植物】
体が根・葉・茎の三器官に分化している植物。種子植物とシダ植物が含まれる。
⇔下等植物

こうとうしんり

こうとうしんり [5] 【口頭審理】
審理の方式において,弁論や証拠調べを口頭で行うこと。
→書面審理

こうとうじょがっこう

こうとうじょがっこう カウ―ヂヨガクカウ [6] 【高等女学校】
女子に必要な高等普通教育を授けた旧制の中等学校。修業年限は四年または五年。高女。

こうとうすいさんがっこう

こうとうすいさんがっこう カウ―ガクカウ [9] 【高等水産学校】
水産に関する専門教育を施した旧制の実業専門学校。

こうとうすうがく

こうとうすうがく カウ― [5] 【高等数学】
初等数学の程度をこえる数学の総称。明確な規定はない。
⇔初等数学

こうとうせんもんがっこう

こうとうせんもんがっこう カウ―ガクカウ [9] 【高等専門学校】
中学校教育の基礎の上に,専門の学芸を教授し,職業に必要な能力を育成することを目的とする高等教育機関。1961年(昭和36),学校教育法の一部改正で設置。

こうとうぜん

こうとうぜん [3] 【口頭禅】
〔悟りも実践も伴わない,口先だけの禅の意〕
口先ばかりで実行の伴わないことをいう語。「―に終わる」

こうとうちゅうがっこう

こうとうちゅうがっこう カウ―ガクカウ [7] 【高等中学校】
尋常中学校を卒業した男子に高等普通教育を施す学校。修業年限は二年。1886年(明治19)に設置され,94年に旧制の高等学校となる。

こうとうてき

こうとうてき カウタフ― [0] 【高踏的】 (形動)
(1)世俗を超越して,孤高を保っているさま。
(2)ひとりよがりで,おたかく構えているさま。

こうとうどうぶつ

こうとうどうぶつ カウ― [5] 【高等動物】
分化した諸器官を備え,進化の程度の高い動物の総称。
⇔下等動物

こうとうのうりんがっこう

こうとうのうりんがっこう カウ―ガクカウ [9] 【高等農林学校】
農業・林業に関する専門教育を施した旧制の実業専門学校。

こうとうのちまた

こうとうのちまた 【紅灯の巷】
花柳界。色町。

こうとうのないし

こうとうのないし 【勾当内侍】
(1)掌侍(ナイシノジヨウ)四人のうち首位にあたるもの。天皇への伝奏をつかさどる。長橋の局。長橋殿。
(2)「太平記」にみえる南北朝時代の美女。後醍醐天皇につかえて勾当内侍となり,のちに天皇が新田義貞に賜った。

こうとうは

こうとうは カウタフ― [0] 【高踏派】
⇒パルナシアン

こうとうふ

こうとうふ クワウ― [3] 【皇統譜】
天皇および皇族の身分に関する事項を登録する帳簿。

こうとうふつうきょういく

こうとうふつうきょういく カウ―ケウイク [8] 【高等普通教育】
初等・中等教育の基礎の上に施す,さらに程度の高い普通教育。旧制の中学校・高等女学校および高等学校の普通教育,現制の高等学校の普通教育がこれに該当する。

こうとうぶ

こうとうぶ【後頭部】
the back of the head.→英和

こうとうぶ

こうとうぶ [3] 【後頭部】
頭の,後ろの部分。

こうとうぶんかん

こうとうぶんかん カウ―クワン [5] 【高等文官】
旧制における高等官の文官。

こうとうぶんかんしけん

こうとうぶんかんしけん カウ―ブンクワン― [10][9] 【高等文官試験】
⇒高等試験(コウトウシケン)

こうとうべんむかん

こうとうべんむかん カウ―クワン [7] 【高等弁務官】
〔high commissioner〕
外交上,特別の任務を課され,被保護国または従属国に派遣され,外交官待遇を受ける者。ある種の国際行政官の名称としても用いる。

こうとうべんろん

こうとうべんろん [5] 【口頭弁論】
民事訴訟で,裁判官の面前で口頭によって当事者,またはその代理人が行う弁論。広義では,証拠調べなどをも含む訴訟手続きの全体を意味する。

こうとうほういん

こうとうほういん カウ―ハフヰン 【高等法院】
フランス王国の最高司法機関。一三世紀末頃に成立し,フランス革命で廃止。

こうとうむけい

こうとうむけい【荒唐無稽の】
absurd;→英和
fantastic.

こうとうむけい

こうとうむけい クワウタウ― [0] 【荒唐無稽】 (名・形動)[文]ナリ
根拠がなく,現実性のない・こと(さま)。でたらめ。「―な計画」「―な作り話」

こうとうよう

こうとうよう [3] 【後頭葉】
大脳半球の後部。視覚中枢がある。

こうとうりゅうき

こうとうりゅうき [5] 【喉頭隆起】
成年男子の頸部正面中央に見られる隆起で甲状軟骨の突起した部分。のどぼとけ。

こうとうカタル

こうとうカタル [5] 【喉頭―】
⇒喉頭炎(コウトウエン)

こうとく

こうとく [0] 【功徳】
功績と徳行。
〔「くどく」と読めば別語〕

こうとく

こうとく【公徳(心)】
public morality.

こうとく

こうとく [0] 【厚徳】
広く大きな徳。「―の人」

こうとく

こうとく カウトク 【幸徳】
姓氏の一。

こうとく

こうとく [0] 【溝瀆】
みぞ。どぶ。

こうとく

こうとく カウ― [0] 【高徳】
人徳が優れて高いこと。また,その徳をそなえた人。「―の師」

こうとく

こうとく [0] 【公徳】
社会生活をする上で守るべき道徳。公民としての道徳。

こうとく

こうとく【高徳】
eminent virtue.〜の人 a man of virtue.

こうとくいん

こうとくいん カウトクヰン 【高徳院】
鎌倉市長谷(ハセ)にある浄土宗の寺。山号は大異山。本尊の阿弥陀如来は「鎌倉大仏」として知られる。
→鎌倉大仏

こうとくしゅうすい

こうとくしゅうすい カウトクシウスイ 【幸徳秋水】
(1871-1911) 社会主義者。本名,伝次郎。高知県生まれ。「万朝報」記者。日露戦争に反対し,平民社をおこして「平民新聞」を刊行。のち無政府主義者となり,大逆事件の主謀者とされて処刑された。著「社会主義神髄」など。

こうとくしん

こうとくしん [4][3] 【公徳心】
社会生活における道徳を重んずる心。

こうとくせん

こうとくせん カウトク― 【高徳線】
JR 四国の鉄道線。香川県高松と徳島間,74.8キロメートル。

こうとくてんのう

こうとくてんのう カウトクテンワウ 【孝徳天皇】
(597?-654) 日本書紀で,第三六代天皇(在位 645-654)。天万豊日尊(アメノヨロズトヨヒノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。名は軽皇子(カルノオウジ)。茅渟王(チヌノオオキミ)の王子。大化改新に加わり,難波長柄豊碕宮(ナガラトヨサキノミヤ)を都とした。

こうとりい

こうとりい [4] 【公取委】
「公正取引委員会」の略。公取。

こうど

こうど クワウ― [1] 【光度】
(1)光源の強さを示す量。点光源からある方向の単位立体角内に出る光束の大きさで表す。単位はカンデラ(記号 cd)。
(2)天体の明るさの度合。普通,数値で表す場合は等級を用いる。
→等級

こうど

こうど [1] 【后土】
地の神。国つ神。「皇天―」

こうど

こうど [1] 【紅土】
⇒ラテライト

こうど

こうど カウ― [1] 【耕土】
「作土(サクド)」に同じ。

こうど

こうど クワウ― [1] 【荒土】
荒れはてた土地。荒地。

こうど

こうど クワウ― [1] 【皇土】
天皇の治める国土。

こうど

こうど【高度】
(an) altitude;→英和
(a) height;→英和
a high degree (度合).〜の high;→英和
high-power <microscope> ;advanced <civilization> .→英和
‖高度計 an altimeter.高度経済成長 high(-degree) economic growth.

こうど

こうど [1] 【公度】
律令制下で,官の認可をうけて僧尼となること。
⇔私度
〔「広度」とも書く〕

こうど

こうど クワウ― [1] 【黄土】
⇒おうど(黄土)

こうど

こうど カウ― [1] 【硬度】
(1)物体の硬さの程度。さまざまな試験法による硬度基準があるが,鉱物では滑石からダイヤモンドに至る一〇種の鉱物を標準として定めてある。硬さ。
(2)水の中のカルシウムイオンとマグネシウムイオンの溶存量。日本では水1リットル中のイオン量を炭酸カルシウムに換算して,ミリグラムで表す。
(3)X 線やγ線の透過度。

こうど

こうど カウ― [1] 【膏土】
肥沃な土地。沃土(ヨクド)。

こうど

こうど【硬度】
hardness;→英和
solidity.→英和

こうど

こうど カウ― [1] 【高度】
■一■ (名)
(1)高さの程度。平均海水面,または地面からの高さ。
(2)天体と観測者を結ぶ直線が地平線となす角度。天体に対する仰角。
■二■ (形動)[文]ナリ
程度が高いさま。「―に機械化された工場」「―の文明」

こうど

こうど【光度】
luminosity;(degrees of) brightness.→英和

こうど

こうど【黄土】
yellow soil;loess.→英和

こうどう

こうどう カウダウ 【革堂】
京都市中京区にある天台宗の寺,行願(ギヨウガン)寺の通称。1005年行円の開創と伝える。行円が鹿の毛皮を着ていたところからの称。西国三十三所第十九番札所。

こうどう

こうどう カウ― [0] 【狡童】
悪がしこい子供。

こうどう

こうどう クワウダウ [0] 【黄道】
(1)地球から見て,太陽が地球の周りを一年かけて一周して描く天球上の大円。
(2)「黄道吉日」の略。

こうどう

こうどう カウダウ [1] 【香道】
香木をたいて,その香りを鑑賞する芸道。組香・炷継香(タキツギコウ)・一炷(イツチユウ)聞き・香合わせなどの種類がある。香。

こうどう

こうどう カウダウ [0] 【講堂】
(1)学校などで大勢の人を集めて儀式・講演・催し物などをするための大きな部屋,または建物。
(2)仏教寺院の七堂伽藍(ガラン)の一。講義・説経などを行う建物。禅宗では法堂(ハツトウ)という。

こうどう

こうどう クワウダウ [0] 【皇道】
天皇の行う治政の道。

こうどう

こうどう カウダウ [0][1] 【孝道】
親を敬い仕える道。孝行の道。

こうどう

こうどう カウダウ [0] 【坑道】
地下に掘った通路。特に鉱山で,探鉱・採鉱・運搬・排水・通気などのために設ける通路。

こうどう

こうどう カウ― [0] 【行動】 (名)スル
(1)実際に体を動かして,あることを行うこと。実行。おこない。「―に移る」「ただちに―する」
〔行為とはほぼ同義だが,行動は人間の集団や動物のふるまいについても用いられる〕
(2)〔心〕
〔behavior〕
外部から客観的に観察できる,人間や動物の行為や反応。

こうどう

こうどう [0] 【公道】
(1)公衆の通行のために設けられている道。国道・県道・市町村道など。
⇔私道
(2)正しい道理。「―にもとる」
→こうとう(公道)

こうどう

こうどう カウダウ 【幸堂】
姓氏の一。

こうどう

こうどう【公道】
a public road[way];a highway.→英和

こうどう

こうどう【行動】
(an) action;→英和
(a) movement;→英和
conduct;→英和
behavior.→英和
〜する[をとる]act;→英和
conduct oneself.‖行動主義《心》behaviorism.行動半径 a radius of action.行動派 active people.行動力 activity;energy[-gies].〜のある energetic.

こうどう

こうどう【坑道】
a tunnel;→英和
a gallery (横坑);→英和
a shaft (竪(たて)坑);→英和
a pit.→英和

こうどう

こうどう【黄道】
《天》the ecliptic.→英和
‖黄道吉日 a lucky[propitious]day.黄道帯 the zodiac.

こうどう

こうどう【黄銅】
brass.→英和
⇒真鍮(しんちゆう).

こうどう

こうどう【講堂】
a (lecture) hall;an auditorium.→英和

こうどう

こうどう クワウ― [0] 【黄銅】
⇒おうどう(黄銅)

こうどう

こうどう カウダウ [0] 【高堂】
(1)高い堂塔。また,立派な家。
(2)相手を敬って,その家,またはその家人をいう語。

こうどうか

こうどうか カウ―クワ [0] 【行動化】
⇒アクティング-アウト

こうどうかがく

こうどうかがく カウ―クワ― [5] 【行動科学】
人間行動の一般法則を科学的に見いだそうとする学問。心理学・社会学・人類学・経済学・政治学・精神医学などの諸科学の学際協力によって総合的に解明しようとする立場に立つ。

こうどうかん

こうどうかん カウダウクワン 【講道館】
1882年(明治15)に嘉納治五郎が柔道の指導と研究のために創設した道場。現在,東京都文京区春日にある。

こうどうかん

こうどうかん コウダウクワン 【弘道館】
水戸藩の藩校。1841年,藩主徳川斉昭(ナリアキ)の創設。水戸学の中心として尊王攘夷論者を多数生んだ。

こうどうかんき

こうどうかんき コウダウクワン― 【弘道館記】
弘道館の教育方針を宣言した書。一巻。藤田東湖が起草,1838年徳川斉昭の名で公表。その注釈書「弘道館記述義」(東湖著,1847年成立)とともに水戸学の精神を伝える。

こうどうきちにち

こうどうきちにち クワウダウ― [0] 【黄道吉日】
陰陽道(オンヨウドウ)で,何事を行うにも吉とする日。

こうどうぐ

こうどうぐ カウダウグ [3] 【香道具】
香道で用いる道具。香箸(キヨウジ)・火箸(コジ)・香匙(コウスクイ)・羽箒(ハボウキ)・灰押さえ・鶯(ウグイス)・銀葉挟(ギンヨウバサミ)の七つ道具のほか,火味(ヒアジ)・聞香炉・銀葉・香合・香盆など。香具。

こうどうけいしゃかく

こうどうけいしゃかく クワウダウ― [7] 【黄道傾斜角】
天球上の赤道と黄道との傾斜角。約二三度半。

こうどうけいせい

こうどうけいせい カウ― [5] 【行動形成】
⇒シェーピング

こうどうこう

こうどうこう クワウダウクワウ [3] 【黄道光】
日没後は西空に,日の出前は東空に,黄道に沿って見られる舌状の淡い光。地球の軌道面に沿って散在する希薄なガスや微粒子が太陽光を散乱するために見られる現象。

こうどうざひょう

こうどうざひょう クワウダウ―ヘウ [5] 【黄道座標】
黄道と春分点とを基準にして,天球上の天体の位置を表す座標。黄道から北にプラス九〇度まで,南にマイナス九〇度まで測って黄緯とし,春分点から黄道に沿って東回りに三六〇度まで測って黄経とする。主に惑星・月などの位置・運動を観測する際に用いる。

こうどうしゅぎ

こうどうしゅぎ カウ― [5] 【行動主義】
アメリカのワトソンが唱えた現代心理学の方法論の一。あらゆる心的現象を内省的方法によらず,外部から客観的に観察しうる行動を通して研究しようとする立場。ビヘイビアリズム。

こうどうじゅうにきゅう

こうどうじゅうにきゅう クワウダウジフニ― [7] 【黄道十二宮】
黄道帯を一二等分し,三〇度ずつに区分したもの。また,その各区画。白羊・金牛・双子・巨蟹(キヨカイ)・獅子(シシ)・処女・天秤(テンビン)・天蝎(テンカツ)・人馬・磨羯(マカツ)・宝瓶(ホウヘイ)・双魚の十二宮をいう。太陽が一か月ごとにこれらの宮を順に移動すると考えられた。バビロンに始まる。
→黄道十二宮[表]

こうどうせいぶつがく

こうどうせいぶつがく カウ― [8] 【行動生物学】
⇒比較行動学(ヒカクコウドウガク)

こうどうたい

こうどうたい クワウダウ― [0] 【黄道帯】
黄道にそって南北に約八度ずつの幅の帯域。太陽・月・惑星はこの中を運行する。おひつじ・おうし・ふたご・かに・しし・おとめ・てんびん・さそり・いて・やぎ・みずがめ・うおの一二の星座の他に,へびつかい座がある。獣帯。

こうどうとくち

こうどうとくち カウダウ― 【幸堂得知】
(1843-1913) 劇評家。江戸生まれ。本名,鈴木利平。号は劇神仙。根岸派の文人で,戯文や脚本を書き,考証風の劇評を発表。

こうどうは

こうどうは カウ― [0] 【行動派】
理論より行動を重んずる人。行動力のある人。

こうどうは

こうどうは クワウダウ― 【皇道派】
昭和初期の旧陸軍内の一派閥。荒木貞夫・真崎甚三郎らが中心。クーデターによる国内改造をめざす青年将校らに支持されたが,統制派が形成されて対立。二・二六事件の失敗による粛軍で衰退。

こうどうはんけい

こうどうはんけい カウ― [5] 【行動半径】
(1)軍艦・軍用飛行機などが,基地を出発してから燃料を補給せずに基地に帰れる行動可能距離。航続距離の二分の一がこれにあたる。
(2)人・動物の行動しうる範囲。行動範囲。

こうどうびじゅつきょうかい

こうどうびじゅつきょうかい カウ―ケフクワイ 【行動美術協会】
美術団体。1945年(昭和20),向井潤吉ら旧二科会員によって組織。

こうどうめん

こうどうめん クワウダウ― [3] 【黄道面】
天球上に太陽の年周運動によって描かれた平均大円(黄道)を含む平面。地球の平均の公転軌道面でもある。

こうどうらんのその

こうどうらんのその カウダウ― 【香道蘭之園】
江戸時代の香道の書。本文一〇巻。鈴鹿周斉から代々伝えられた教えを菊岡沾凉(センリヨウ)房行が編集したもの。多数の組香を中心に香道全般に関する記述がある。

こうどうりょうほう

こうどうりょうほう カウ―レウハフ [5] 【行動療法】
神経症や拒食症などの不適応行動を学習されたものと考え,学習理論に基づいて適応的な行動へと変容させようとする心理療法の総称。

こうどく

こうどく カウ― [0] 【講読】 (名)スル
書物を読み,その意味・内容を解説したり,論じたりすること。「源氏物語を―する」

こうどく

こうどく【購読】
subscription.→英和
〜する subscribe to <a newspaper> ;take (in) <a newspaper> .→英和
‖購読者(料) a subscriber (subscription).

こうどく

こうどく【鉱毒】
mineral[mine]pollution;copper poisoning.

こうどく

こうどく クワウ― [0] 【鉱毒】
鉱物の採掘・製錬の過程に出る廃棄物に含まれる毒物。「―事件」
→鉱害

こうどく

こうどく【講読】
reading.→英和
〜する read <for the class,one's students> .→英和

こうどく

こうどく [0] 【購読】 (名)スル
書籍や新聞・雑誌など買って読むこと。「雑誌を―する」

こうどくそ

こうどくそ カウドク― [3][4] 【抗毒素】
〔antitoxin〕
特定の毒素と特異的に結合して,それを無毒にする抗体。
→血清

こうどくそ

こうどくそ【抗毒素】
an antitoxin.→英和

こうどけい

こうどけい カウ― [0] 【高度計】
飛行機などで,高度を測定し指示する計器。気圧の変化で測定する気圧高度計と電波を発射して地表面からの反射時間を測り,絶対高度を測定する電波高度計に大別される。

こうどけい

こうどけい クワウ― [0] 【光度計】
(1)光度を測定する装置。標準電球の光度と測定したい電球の光の強さとを比べて光度を知る。
(2)照度計・光束計など,測光を行う装置の総称。測光器。

こうどけい

こうどけい カウ― [3] 【香時計】
⇒香印(コウイン)

こうどせいちょう

こうどせいちょう カウ―チヤウ [4] 【高度成長】
経済規模の急激で継続的な拡大。特に1950年代半ばから73年の石油ショックまでの間,日本の経済成長率が年平均10パーセントを超えていたことを指す。

こうどちく

こうどちく カウ― [4] 【高度地区】
市街地の環境の保全や土地利用の促進を図るため,建築物の高さの最高限度と最低限度が定められている地区。

こうない

こうない カウ― [1] 【港内】
港のなか。
⇔港外

こうない

こうない【構内】
<on> the premises; <in> the compound;→英和
the yard (駅の).→英和

こうない

こうない【港内に[で]】
inside the harbor;→英和
in the port.→英和

こうない

こうない [1] 【構内】
垣・塀などで囲んだ中。建物・敷地の中。
⇔構外
「駅の―」

こうない

こうない【校内】
<米> <on> the campus;→英和
<in> the school[college]grounds.校内暴力 school violence.

こうない

こうない カウ― [1] 【行内】
銀行のなか。銀行の内部。

こうない

こうない【坑内】
<in> the pit[shaft].→英和
‖坑内軌道 a pit line.坑内作業 underground working.坑内爆発 a mine explosion.坑内労働者 a pit worker.

こうない

こうない カウ― [1] 【校内】
学校のなか。学校の構内。
⇔校外

こうない

こうない カウ― [1] 【坑内】
炭山や鉱山などの坑の内部。

こうない

こうない [1] 【口内】
口の中。

こうないえん

こうないえん【口内炎】
《医》stomatitis.

こうないえん

こうないえん [3][0] 【口内炎】
口腔粘膜の炎症の総称。

こうないおん

こうないおん [3] 【喉内音】
悉曇(シツタン)学で,三内音の一。喉(ノド)の部分で調音される音。[k][ɡ][ŋ]の類。
→三内音

こうないこうかんき

こうないこうかんき [7] 【構内交換機】
⇒ピー-ビー-エックス( PBX )

こうないぼうりょく

こうないぼうりょく カウ― [5] 【校内暴力】
対教師暴力・器物破損など,学校の管理下で起こる暴力的な子供の行動。

こうないぼり

こうないぼり カウ― [0] 【坑内掘り】
地表から坑道を掘り,地表からの採掘が困難な鉱石を採掘する方法。
→露天掘り

こうなご

こうなご [0] 【小女子】
イカナゴの異名。「―の佃煮(ツクダニ)」

こうなん

こうなん カフナン 【甲南】
滋賀県南部,甲賀郡の南部にある町。溜め池の多い農業地帯。甲賀流忍術の発祥地と伝える。

こうなん

こうなん カウ― [0] 【江南】
(1)大河の南。
(2)中国の淮河以南の主として長江中・下流域を指す。

こうなん

こうなん カウ― [1][0] 【硬軟】
かたいこととやわらかいこと。強腰(ツヨゴシ)と弱腰。「―両様の態度でのぞむ」

こうなん

こうなん カウナン 【江南】
(1)愛知県北西部,木曾川南岸沿いの市。紡績工業が盛んで,室内装飾品織物を産する。
(2)埼玉県北部,大里郡の町。荒川の南岸の畑作地域。

こうなん

こうなん [0] 【後難】
(1)あとになってふりかかる災難。「―を恐れる」
(2)のちの人々の非難。後世のそしり。「一軍(イクサ)もせざらんは,―遁れがたくして/太平記 19」

こうなん

こうなん【後難】
<avoid> future troubles; <fear> the consequences.

こうなん=の橘(タチバナ)、江北(コウホク)の枳(カラタチ)となる

――の橘(タチバナ)、江北(コウホク)の枳(カラタチ)となる
〔江南の橘を江北に植えれば枳となる意〕
人は住む所の風土や習慣によって,その性質が変わることのたとえ。

こうなんじょしだいがく

こうなんじょしだいがく カフナンヂヨシ― 【甲南女子大学】
私立大学の一。1920年(大正9)創立の甲南高等女学校を源とし,64年(昭和39)設立。本部は神戸市東灘区。

こうなんだいがく

こうなんだいがく カフナン― 【甲南大学】
私立大学の一。1923年(大正12)創立の甲南高等学校を前身とし,51年(昭和26)設立。本部は神戸市東灘区。

こうにち

こうにち カウ― [0] 【抗日】
日本の帝国主義的侵略に対する抵抗。
⇔親日

こうにち

こうにち【抗日運動】
an anti-Japanese movement.

こうにちうんどう

こうにちうんどう カウ― [5] 【抗日運動】
日本の侵略に対する中国国民の抵抗運動。1915年の二十一箇条要求後本格化,五・四運動や山東出兵などの際に高まりを見せた。満州事変後は武力闘争に発展し,36年の西安事件を契機に抗日民族統一戦線が結成された。排日運動。

こうにほんぶんてん

こうにほんぶんてん クワウ― 【広日本文典】
文法書。大槻文彦著。1897年(明治30)刊。「言海」の巻頭にある「語法指南」を改訂増補し単行本として刊行したもの。主に古語を対象とし,近世の文法研究の成果と西洋文法の方法を勘案・折衷したもので,近代文法研究のさきがけとされる。本文の例証と解説をした「別記」一冊がある。

こうにゅう

こうにゅう【購入】
purchase.→英和
〜する buy;→英和
purchase.→英和
‖購入者 a purchaser.

こうにゅう

こうにゅう [0] 【購入】 (名)スル
買い入れること。

こうにゅうさつ

こうにゅうさつ [3] 【公入札】
一般に公募して入札させること。

こうにょうさんけつしょう

こうにょうさんけつしょう カウネウサンケツシヤウ [7] 【高尿酸血症】
尿酸の合成増加や腎臓での尿酸排泄低下により,血液中の尿酸が異常増加すること。痛風の原因となる。

こうにん

こうにん カウ― 【降人】
降参した人。こうじん。「我等が中へ―になり給へ/平家 9」

こうにん

こうにん 【弘仁】
年号(810.9.19-824.1.5)。大同の後,天長の前。嵯峨(サガ)・淳和(ジユンナ)天皇の代。

こうにん

こうにん【公認する】
recognize officially;authorize;→英和
nominate (指名).→英和
社会党〜で <stand,run> on the Social ticket.‖公認会計士 a certified public accountant <C.P.A.> .公認記録 an official record.公認候補 an authorized[a recognized]candidate.

こうにん

こうにん カウ― [0] 【降任】 (名)スル
現職よりも下位の職につけること。位を下げること。降職。
⇔昇任

こうにん

こうにん [0] 【候人】
〔「こうじん」とも〕
(1)中世,蔵人所(クロウドドコロ)の職員。殿上(テンジヨウ)に伺候して,御膳に侍し,また宿直する者。
(2)「侍法師(サムライホウシ)」に同じ。

こうにん

こうにん [0] 【公認】 (名)スル
おおやけに認めること。国・官庁や政党などが正式に認めること。「―団体」

こうにん

こうにん [0] 【工人】
工作を職とする人。こうじん。

こうにん

こうにん【後任】
a successor <to> .→英和
〜になる succeed <a person in his post> ;→英和
take a person's place.

こうにん

こうにん [0] 【後任】
前の人が就いていた任務に,その人にかわって就くこと。また,その人。
⇔先任
⇔前任
「―人事」

こうにん

こうにん 【公人】
(1)
⇒くにん(公人)
(2)
⇒こうじん(公人)

こうにんかいけいし

こうにんかいけいし [7] 【公認会計士】
1948年(昭和23)の公認会計士法に基づき,財産目録・貸借対照表・損益計算書などの財務書類の監査・証明を行う者。会計士。

こうにんかいけいしほ

こうにんかいけいしほ [9] 【公認会計士補】
公認会計士試験の第二次試験に合格した者で,公認会計士の監査証明の補助業務や一般会計業務を行う者。会計士補。

こうにんきゃく

こうにんきゃく 【弘仁格】
701年から819年(弘仁10)までに発布された格を官司別に編纂したもの。一〇巻。820年完成。藤原内麻呂・菅野真道らの編。完本は現存しないが,目録は「弘仁格抄」として残存。

こうにんきろく

こうにんきろく [5] 【公認記録】
国際競技連盟や国内競技連盟が公式に認めた記録。

こうにんこうほ

こうにんこうほ [5] 【公認候補】
選挙の時,政党などの政治団体によって党籍の公認を受けた候補者。

こうにんしき

こうにんしき 【弘仁式】
701年から819年(弘仁10)までに発布された式を官司別に編纂したもの。四〇巻。820年完成。弘仁格と同時に撰進。一部分のみ残存。

こうにんじょうがんぶんか

こうにんじょうがんぶんか [9] 【弘仁貞観文化】
美術史上,平安前期約100年間の文化をさす。天平文化と藤原文化の間で,唐文化の影響を受けながらそれを消化して日本独自の様式に向かった。密教の興隆を反映して,重厚で神秘的な作風の仏像・仏画が多く作られた。貞観文化。

こうにんてんのう

こうにんてんのう クワウニンテンワウ 【光仁天皇】
(709-781) 第四九代天皇(在位 770-781)。名は白壁(シラカベ)。天智天皇の孫。施基(シキ)皇子の子。称徳天皇の死後,藤原永手・百川らに擁立されて即位。道鏡を下野(シモツケ)に左遷し,和気清麻呂を召還するなど,前代の仏教偏重の政治を改めた。

こうねい

こうねい カウ― [0] 【康寧】 (名・形動)[文]ナリ
安らかなこと。平穏無事であること。また,そのさま。安寧。「安楽―」

こうねつ

こうねつ クワウ― [0] 【光熱】
灯火と燃料。

こうねつ

こうねつ【高熱】
<have> a high fever[temperature]; <emit> intense heat.

こうねつ

こうねつ【口熱】
fever in the mouth.→英和

こうねつ

こうねつ カウ― [0] 【高熱】
(1)高い熱。高温。「―を発して燃える」
(2)高い体温。また,異常な発熱。「―に苦しむ」

こうねつ

こうねつ クワウ― [0] 【黄熱】
⇒おうねつ(黄熱)

こうねつひ

こうねつひ クワウ― [4][3] 【光熱費】
調理・照明,冷暖房のための電気・ガス・石油などの費用。

こうねつひ

こうねつひ【光熱費】
expenses for light and fuel.

こうねつびょう

こうねつびょう【黄熱病】
yellow fever.

こうねん

こうねん【光年】
《天》a light-year.

こうねん

こうねん クワウ― [0] 【荒年】
農作物の不作の年。凶年。

こうねん

こうねん [0] 【後年】
のちの年。将来。

こうねん

こうねん カウ― [0] 【高年】
年をとっていること。高齢。

こうねん

こうねん クワウ― [0] 【光年】
天体間の距離を表す単位。光が一年間に進む距離。約9兆4600億キロメートル。
→パーセク

こうねん

こうねん【後年】
in future years (将来);in one's later years (その後).

こうねん

こうねん カウ― [0] 【行年】
これまで生きてきた年数。
→ぎょうねん(行年)

こうねんき

こうねんき【更年期】
the turn[change]of (one's) life;menopause (月経閉止).更年期障害 a menopausal disorders.

こうねんき

こうねんき カウネン― [3] 【更年期】
女性の性成熟期から老年期への移行期。月経周期が不規則になる頃から始まり月経停止後数年間に至るまでの期間で,生理的な卵巣機能の衰退期間。個人差はあるが,通常四〇〜五五歳頃。閉経期。

こうねんきしょうがい

こうねんきしょうがい カウネン―シヤウ― [6] 【更年期障害】
更年期の女性に起こる自律神経失調症状や精神神経症状。頭痛・腰痛・耳鳴り・めまい・不眠・肩こり・動悸・憂鬱など。

こうねんどふたん

こうねんどふたん [6] 【後年度負担】
政府が物品調達などに数年にわたる支出をする場合,その支出のうち,次年度以降に予算計上しなければならない額。
→継続費

こうねんれいしゅっさん

こうねんれいしゅっさん カウネンレイ― [7] 【高年齢出産】
三五歳を過ぎての初産。妊娠中毒症・異常分娩・早産,あるいは胎児の障害や死亡率が高くなる傾向がある。高年初産。

こうの

こうの カウノ 【河野】
姓氏の一。古代,伊予国越智氏を祖とする豪族。古代末,伊予国風早郡河野郷を本拠とし,水軍を率いて発展。南北朝以降は伊予の守護大名となる。秀吉の四国征伐に抗して滅ぶ。

こうの

こうの カウノ 【幸野】
姓氏の一。

こうのいけ

こうのいけ 【鴻池】
江戸時代,大坂の豪商。江戸初期,摂津国川辺郡鴻池村で酒醸を始め,酒販・海運・両替商として成功。諸大名との結びつきが強く,明治に入り,鴻池銀行(のちの三和銀行)を設立し,一大財閥を築いた。

こうのいけぜんえもん

こうのいけぜんえもん 【鴻池善右衛門】
江戸時代の大坂の豪商。二代を除き歴代善右衛門と称した。初代正成(?-1693)は1656年両替店を開く。三代宗利は家業を発展させ諸国三二藩と取り引きし,また1707年河内国若江郡(今の東大阪市)に鴻池新田を開いた。一族の道億は,茶道具の鑑定をもって知られ,近衛家煕らとも交流。

こうのいちろう

こうのいちろう カウノイチラウ 【河野一郎】
(1898-1965) 政治家。神奈川県生まれ。早大卒。1945年(昭和20)自由党結成に参加。農相・建設相などを歴任し,自由民主党の党人派実力者として活躍。日ソ国交回復に尽力。

こうのう

こうのう【効能】
(an) effect;→英和
efficacy.〜のある(ない) (in)efficacious;→英和
(in)effective;→英和
(no) good <for> .→英和
‖効能書 a statement of virtues;a package insert.

こうのう

こうのう カウナウ [0] 【香嚢】
(1)室内や牛車(ギツシヤ)内につるす,あるいは腰に下げる毬香炉。
(2)匂い袋。
香嚢(1)[図]

こうのう

こうのう カウナフ [0] 【降納】 (名)スル
国旗などをおろししまうこと。
⇔掲揚

こうのう

こうのう [0] 【貢納】 (名)スル
みつぎものをおさめること。

こうのう

こうのう [0] 【後脳】
(1)脊椎動物の脳の発生途上,神経管上端部に生ずる三個の膨大部の最後部(菱脳(リヨウノウ))がさらに前後の二部に分化してできる前方の部分。のちに橋(キヨウ)と小脳に分化する。
(2)「後頭部」のやや古い言い方。

こうのう

こうのう カウナウ [0] 【行嚢】
郵袋(ユウタイ)の旧称。

こうのう

こうのう [0] 【後納】 (名)スル
代金などを,あとから支払うこと。「料金―郵便」

こうのう

こうのう [0] カウ― 【効能】 ・ コウ― 【功能】
ききめ。効用。「薬の―」

こうのうがき

こうのうがき カウ― [0] 【効能書き】
売薬などの効能を書き記したもの。のうがき。

こうのうしゅくウラン

こうのうしゅくウラン カウ― [7] 【高濃縮―】
濃縮ウランのうちウラン二三五の存在比が約20パーセント以上のもの。90パーセント以上のものは軍事用に使用される。
⇔低濃縮ウラン
→濃縮ウラン

こうのきみ

こうのきみ カウ― 【長官の君】
「こうのとの(長官殿)」に同じ。「この―の御文,女房にたてまつり給ふ/源氏(浮舟)」

こうのす

こうのす 【鴻巣】
埼玉県中央部の市。商業・住宅地として発展。もと中山道の宿駅。江戸時代から雛人形を特産。

こうのすいぐん

こうのすいぐん カウノ― 【河野水軍】
伊予の豪族河野氏が率いた水軍。屋島・壇ノ浦の戦いで源氏に従って軍功をたて,南北朝動乱の際も活躍したが,次第に弱体化し,豊臣秀吉の四国征伐で滅亡。

こうのすにんぎょう

こうのすにんぎょう [5] 【鴻巣人形】
鴻巣で作られる,練り物および張り子細工の人形。雛人形が主。

こうのず

こうのず カウ―ヅ [1][0] 【香の図】
(1)源氏香・系図香の組み合わせを示す図。
→源氏香
(2)床の間の落とし掛けなどを柱に取り付ける時の仕口の形。凹形に彫り込んだ面。

こうのだい

こうのだい コフノダイ 【国府台】
千葉県市川市の地名。江戸川べりの高台で,古代下総国府が置かれた地。後北条氏と里見氏が戦った国府台合戦の古戦場。

こうのとがま

こうのとがま カウノ― 【河野敏鎌】
(1845-1894) 政治家。土佐藩出身。幕末国事に奔走。維新後,枢密院顧問官・農商務相・法相・文相などを歴任。

こうのとの

こうのとの カウ― 【長官の殿】
〔「こう」は「かみ」の転〕
衛門府・兵衛府・馬寮などの長官や国司の敬称。役職によって「こう」は「頭」「督」「守」の字をあてる。こうのきみ。「―の見参(ゲンザン)にいれければ/平治(中)」

こうのとり

こうのとり【鸛】
a stork.→英和

こうのとり

こうのとり コフ― [3][1] 【鸛】
コウノトリ目コウノトリ科,ツルに似た大形の鳥。全長1メートルほど。全体は白色で,風切り羽は黒色。くちばしは黒色で長く太く,脚は赤色で長い。ヨーロッパからアフリカ北部,アジアに分布。特別天然記念物。日本で繁殖する個体群は1971年(昭和46)に消滅。冬に大陸から飛来する個体を観察する。現在は大陸産の個体を飼育下で繁殖。鸛鶴(コウヅル)。
〔古来「松上の鶴」として画題にされているのは,ツルではなくコウノトリである。また,北ヨーロッパには,人間の赤ん坊を運んでくる鳥という伝説がある〕
鸛[図]

こうのばいれい

こうのばいれい カウノ― 【幸野楳嶺】
(1844-1895) 日本画家。京都生まれ。京都府画学校創立に参画。門下に竹内栖鳳・川合玉堂らがいる。作品「田家秋景」など。

こうのひろなか

こうのひろなか カウノ― 【河野広中】
(1849-1923) 政治家。三春藩の郷士。号は磐州。自由民権運動に参加,福島事件で入獄。衆議院議員に連続一四回当選。衆院議長・農商務相を歴任。

こうのみちあり

こうのみちあり カウノ― 【河野通有】
鎌倉時代の武将。伊予国の御家人。元寇の際,敵船を焼き払うなど軍功をあげた。生没年未詳。

こうのもの

こうのもの カウ― [5][3] 【香の物】
漬物。新香(シンコウ)。

こうのもの

こうのもの【香の物】
pickles.

こうのもろなお

こうのもろなお カウ―モロナホ 【高師直】
(1)(?-1351) 南北朝時代の武将。足利尊氏の執事。武蔵守。幕府創設から幕政に参加,北畠顕家・楠木正行を討った。のち足利直義(タダヨシ)を出家に追い込み権勢をふるったが,直義の逆襲にあい,上杉能憲(ヨシノリ)に武庫川で一族とともに殺害された。
(2)浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」中の人物。吉良上野介に擬する。

こうのもろふゆ

こうのもろふゆ カウ― 【高師冬】
(?-1351) 南北朝時代の武将。師直の従弟,のち養子。鎌倉公方足利基氏の執事。上杉憲顕と対立,諏訪一族に攻められ自害。

こうのもろやす

こうのもろやす カウ― 【高師泰】
(?-1351) 南北朝時代の武将。師直の弟。師直とともに観応(カンオウ)の擾乱(ジヨウラン)の中心人物。足利直義軍に敗れ,一族とともに謀殺された。

こうは

こうは カウ― [1] 【硬派】
(1)強硬な主張・主義を持ち,激しい行動に出ようとする一派。強硬派。「―の意見が通る」
(2)女性との交際やおしゃれなどを軟弱なこととして意識的に避け,腕力や男らしさなどを誇示する者。多く青少年についていう。「―で鳴らす」
(3)新聞で,政治面や経済面を担当する記者。
(4)株式や商品市場で,相場が先行上昇すると見て買いに出るグループ。強気筋。
⇔軟派

こうは

こうは [1] 【洪波】
おおなみ。洪濤(コウトウ)。

こうは

こうは【硬派】
the uncompromising elements;a rowdy (不良の).→英和

こうは

こうは【光波】
《理》a light wave.

こうは

こうは クワウ― [1] 【光波】
波動としての光。光の波。

こうはい

こうはい【荒廃】
waste;→英和
ruin;→英和
devastation.〜する go to ruin;→英和
be laid waste.〜した ruined;desolate.→英和

こうはい

こうはい [0] 【後背】
うしろ。背後。背面。

こうはい

こうはい カウハヒ [0] 【降灰】
「こうかい(降灰)」に同じ。

こうはい

こうはい カウ― [0] 【好配】
(1)よい配偶者。
(2)株などで,配当がよいこと。

こうはい

こうはい カウ― [0] 【向背】
(1)従うことと背(ソム)くこと。「―つねなき人情」
(2)物事の成り行き。動静。「天下の―を決する」
(3)互いに背を向け合うこと。仲たがいすること。「兄弟の御中―におはせしかば/保元(上)」

こうはい

こうはい カウ― [0] 【向拝】
社殿や仏堂の正面に,本屋から張り出して庇(ヒサシ)を設けた部分。参詣人が礼拝する所。御拝(ゴハイ)。
→階隠(ハシカク)し

こうはい

こうはい カウ― [0] 【交配】 (名)スル
次世代を得るため,生物の二個体間で受粉あるいは受精を行うこと。かけあわせ。
→交雑

こうはい

こうはい クワウ― [0] 【光背】
仏像の背後についている,仏身から放射される光明を象徴的に表す装飾。頭部のものを頭光(ズコウ),身体部分のものを身光,両者をともに持っているものを挙身(コシン)光という。後光(ゴコウ)。御光(ゴコウ)。
光背[図]

こうはい

こうはい クワウ― [0] 【荒廃】 (名)スル
(1)荒れてすたれること。荒れはてること。「祖国が―する」
(2)うるおいのある状態でなくなること。すさむこと。「―した生活」

こうはい

こうはい [0] 【後輩】
(1)学校・職場などに,あとから入ってきた人。「大学の―」
(2)あとから生まれた人。また,学問や技芸の道であとに続く者。後生(コウセイ)。後進。
⇔先輩

こうはい

こうはい【交配】
crossbreeding;cross-fertilization (植物の);crossing.→英和
交配種 a cross;→英和
a hybrid.→英和

こうはい

こうはい [0] 【興廃】 (名)スル
おこることとすたれること。「皇国の―此の一戦に在り」「古来政府の―する理を説きて/日本開化小史(卯吉)」

こうはい

こうはい【後輩】
one's junior(s).大学で2年〜 one's junior by two years at the university.→英和

こうはい

こうはい [0] 【興敗】 (名)スル
おこることとやぶれること。興隆と衰退。興亡。「天下百事常―/花柳春話(純一郎)」

こうはい

こうはい カウ― [0] 【項背】
うなじと背中。

こうはい

こうはい カウ― [0] 【高配】
相手を敬ってその心くばりをいう語。手紙などで使う。「御―をたまわる」

こうはい

こうはい [0] 【後拝】
⇒ごはい(後拝)

こうはい=相望(アイノゾ)む

――相望(アイノゾ)む
前後の人が共に振り返る。転じて,大勢の人が続いて絶えることがない。

こうはいかぶ

こうはいかぶ [3] 【後配株】
利益の分配(配当)や残余財産の分配への参加順位が,普通株より劣位にある株式。劣後株。
⇔優先株

こうはいきん

こうはいきん クワウハイ― [0] 【広背筋】
背部下半分と上腕骨上部とを結ぶ左右一対の広い筋肉。上腕を内転し,また後内方に引く働きをする。闊背(カツバイ)筋。

こうはいこうか

こうはいこうか クワウ―カウクワ [5] 【光背効果】
⇒ハロー効果(コウカ)

こうはいしっち

こうはいしっち [5] 【後背湿地】
自然堤防や海岸砂丘などの河川や海とは反対側に生じた,排水の悪い湿地帯。洪水や高潮などの際には被害をうけやすい。

こうはいしゅ

こうはいしゅ カウ― [3] 【交配種】
交配によって作られた新しい品種。

こうはいち

こうはいち [3] 【後背地】
〔(ドイツ) Hinterland〕
都市または港の周辺にあって,その経済活動が都市や港と密接な関係を有する地域。横浜港に対する京浜地区など。

こうはいち

こうはいち【後背地】
a hinterland.→英和

こうはく

こうはく【紅白】
red and white.紅白試合 a contest between two groups.

こうはく

こうはく [1] 【紅白】
赤い色と白い色。
(1)組み合わせて,祝いごとのしるしとする。「―の水引」「―の餅」
(2)競技などの対抗する二組みを表す。「―試合」

こうはく

こうはく クワウ― [1] 【黄白】
(1)黄と白。
(2)金と銀。転じて,金銭。「―を愛み,阿堵物(アトブツ)に齷齪す/日本風景論(重昂)」

こうはく

こうはく [1][0] 【侯伯】
(1)侯爵と伯爵。
(2)諸侯。大名。

こうはく

こうはく [0] 【工博】
「工学博士」の略。

こうはく

こうはく カウ― [0] 【皓白】
真っ白。純白。

こうはく

こうはく クワウ― [0] 【広博】 (名・形動)[文]ナリ
知識などが多方面にわたっている・こと(さま)。該博(ガイハク)。「学識―なるに非らず/天賦人権論(辰猪)」

こうはく

こうはく [1] 【厚薄】
厚いことと薄いこと。十分であることと不十分であること。「待遇の―」

こうはくず

こうはくず カウハクヅ [4] 【港泊図】
港湾・泊地・錨地(ビヨウチ)・水道・瀬戸などの小区域を詳細に描いた航海用海図。船舶が港湾に出入りしたり,停泊する時に使用する。港図。

こうはつ

こうはつ カウ― [0] 【好発】 (名)スル
発生頻度が高いこと。よく発生すること。「―部位」「若年男子に―する疾患」

こうはつ

こうはつ [0] 【後発】 (名)スル
(1)後れて出発すること。「―部隊」
(2)あとから現れてくること。「―の商品」
⇔先発

こうはつ

こうはつ クワウ― [0] 【黄髪】
老人の黄色い髪。また,老人。

こうはつてきふのう

こうはつてきふのう [0] 【後発的不能】
債権が成立した後にその履行が不可能となること。例えば,建物の売買契約締結後にその建物が焼失した場合など。
⇔原始的不能

こうはつねんれい

こうはつねんれい カウ― [5] 【好発年齢】
ある疾患が発病しやすい年齢。

こうはつはってんとじょうこく

こうはつはってんとじょうこく [10] 【後発発展途上国】
〔least less-developed country〕
発展途上国の中でも特に発展の遅れている国で,国連の規定によれば一人当たりの国内総生産や成人の識字率が一定以下などの条件に該当する国。最貧国。LLDC 。

こうはん

こうはん カウ― [0] 【鋼板】
鋼鉄を圧延して製した板。厚板と薄板とがあり,普通3ミリメートル以上のものを厚板という。

こうはん

こうはん【光斑】
《写》a flare (spot).→英和

こうはん

こうはん [0] 【紅斑】
毛細血管の充血によって皮膚にできる赤い斑点。指で押すと退色する。

こうはん

こうはん [0] 【洪範】
〔書経(周書)〕
(1)天下を治める大法。
(2)「書経(周書)」の編名。伝説では,禹(ウ)が尭舜以来の思想を整理・集成したもので,殷(イン)の箕子(キシ)を経て周の武王に伝えられたという。天の常道と治世の要道を九つの範疇(ハンチユウ)によって示す。

こうはん

こうはん【後半】
the latter[second]half.

こうはん

こうはん【広範な】
extensive;→英和
comprehensive;→英和
far-reaching.

こうはん

こうはん【公判】
a (public) trial[hearing].〜に付する bring <a case,a person> to trial;put <a case> on trial.

こうはん

こうはん [0] 【後半】
二つにわけたうちの,あとの半分。
⇔前半
「―戦」

こうはん

こうはん カウ― [0] 【江畔】
大きな川の岸辺。

こうはん

こうはん カフ― [0] 【甲板】
「かんぱん(甲板)」に同じ。

こうはん

こうはん [0] 【孔版】
「孔版印刷」の略。

こうはん

こうはん [0] 【公判】
裁判所が一般に公開した法廷で,関係者の立ち会いのもとに刑事事件の審理を行うこと。

こうはん

こうはん カウ― [0] 【攪拌】 (名)スル
かきまぜること。かくはん。

こうはん

こうはん クワウ― [0] 【広範・広汎】 (形動)[文]ナリ
範囲の広いさま。「―な調査」「―にわたる活動」

こうはんい

こうはんい【広範囲にわたる】
cover a wide area.

こうはんい

こうはんい クワウハンヰ [3] 【広範囲】
広い範囲。「―に及ぶ」

こうはんいんさつ

こうはんいんさつ [5] 【孔版印刷】
謄写版・スクリーン印刷などで,画線部に版の裏側からインクを滲出させて印刷する方式の総称。孔版。

こうはんきじつ

こうはんきじつ [5] 【公判期日】
公判廷が開かれる期日。裁判長が指定する。

こうはんきゅうちゅう

こうはんきゅうちゅう [0][5] 【洪範九疇】
洪範{(2)}に記された政治道徳に関する九つの綱目。五行・五事・八政・五紀・皇極・三徳・稽疑・庶徴・五福。

こうはんしつ

こうはんしつ カフ― [3] 【甲板室】
上甲板上に設けられた構造物のうち,両サイドに達しないもの。航海船橋室や甲板倉庫がある。

こうはんじゅんび

こうはんじゅんび [5] 【公判準備】
刑事訴訟において,公判手続きの準備として裁判所によって行われる公判期日外の手続き。起訴状の送達,公判期日の指定,期日外の証人尋問など。

こうはんせい

こうはんせい [3] 【後半生】
生涯のあとの半分。
⇔前半生

こうはんせいろうそう

こうはんせいろうそう [7] 【紅斑性狼瘡】
⇒全身性(ゼンシンセイ)エリテマトーデス

こうはんちょうしょ

こうはんちょうしょ [5] 【公判調書】
公判期日の訴訟手続きに関する事項を記載した調書。

こうはんてい

こうはんてい [0] 【公判廷】
公判を行う法廷。また,その審理。裁判官と裁判所書記官の列席,検察官並びに原則として被告人および弁護士の出席の上で,かつ公開されて行われる。

こうはんとうそう

こうはんとうそう [5] 【公判闘争】
⇒法廷闘争(ホウテイトウソウ)

こうはんわたし

こうはんわたし カフ― [5] 【甲板渡し】
⇒エフ-オー-ビー( FOB )

こうば

こうば【工場】
a factory.→英和

こうば

こうば [1] 【貢馬】
諸国から朝廷に献上する馬。

こうば

こうば [3] 【工場】
「こうじょう(工場)」に同じ。「町―」

こうば

こうば [1] 【詬罵】 (名)スル
ののしりはずかしめること。

こうば

こうば カウ― [1] 【耕馬】
耕作に使う馬。[季]春。

こうばい

こうばい【購買(する)】
purchase.→英和
〜欲をそそる attract customers' interest.‖購買組合 a cooperative society;a cooperative store (店).購買力(者) purchasing power (a buyer).

こうばい

こうばい【公売】
<put a thing to> public sale.公売処分 disposition by public sale.

こうばい

こうばい [0] 【公売】 (名)スル
(1)公の機関が強制権限に基づいて行う売買。租税滞納処分の一部として行われる財産換価処分や民事執行法上の競売など。
(2)公然と売ること。「牙商は大声に賭券を―する/八十日間世界一周(忠之助)」

こうばい

こうばい [0] 【勾配】
(1)傾斜面の傾きの程度。また,斜面。「ゆるい―のついた屋根」「―を登る」
(2)〔数〕 斜面の傾きの程度。垂直距離対水平距離の比で表す。
→タンジェント
→傾き

こうばい

こうばい [0] 【購買】 (名)スル
買うこと。買い入れること。

こうばい

こうばい【紅梅】
red plum blossoms.

こうばい

こうばい クワウ― [0] 【黄梅】
黄色に熟した梅の実。

こうばい

こうばい【勾配】
a slope;→英和
an incline;→英和
《鉄道》 <米> a grade;→英和
<英> a gradient.→英和
急な(ゆるい)〜 a steep (gentle) slope.

こうばい

こうばい [0] 【紅梅】
(1)紅色の花の咲く梅。[季]春。
(2)「紅梅色」に同じ。
(3)「紅梅織り」の略。
(4)襲(カサネ)の色目の名。表は紅梅,裏は蘇芳(スオウ),また,表は紅,裏は紫とも。冬,一月一五日まで着用。「すさまじきもの…三四月の―の衣/枕草子 25」
(5)織り色の名。たて糸は紫,よこ糸は紅。「二日,―の織物/紫式部日記」
(6)源氏物語の巻名。第四三帖。

こうばい=が早い

――が早・い
判断がすばやい。「―・くあしをとりたちまちそこへひきころばす/西洋道中膝栗毛(魯文)」

こうばいいろ

こうばいいろ [0] 【紅梅色】
染め色の名。濃い桃色。のちには紫がかった赤。紅梅。

こうばいおり

こうばいおり [0] 【勾配織(り)】
⇒紅梅織(コウバイオ)り

こうばいおり

こうばいおり [0] 【紅梅織(り)】
細い糸の間に太い糸を織り込んで,布の表面に縦・横または格子状の凹凸をあらわした薄手の織物。夏の着尺用。紅梅。勾配織り。

こうばいかいき

こうばいかいき [5] ―カヒ― 【紅梅甲斐絹】 ・ ―カイ― 【紅梅海気】
紅梅織りにした甲斐絹。

こうばいがさね

こうばいがさね 【紅梅襲】
襲(カサネ)の色目。萌黄(モエギ)の小袿,葡萄(エビ),紅梅(五枚),紅の単(ヒトエ)。「―の唐の細長そへたる女の装束/源氏(梅枝)」

こうばいすう

こうばいすう [3] 【公倍数】
二つ以上の整数に共通な倍数。二つ以上の整式についても,同様に公倍数を考える。

こうばいすう

こうばいすう【公倍数】
a common multiple.最小公倍数 the least common multiple <L.C.M.,l.c.m.> .

こうばいどの

こうばいどの 【紅梅殿】
菅原道真の邸宅。京都市綾小路通の南,西洞院通の東で五条坊門の北一町。また,道真の故事による飛梅の紅梅の木をもさす。

こうばいにおい

こうばいにおい 【紅梅匂】
女房装束の襲(カサネ)の色目の名。葡萄(エビ)・萌黄・紅梅色で,濃いものから次第に薄くなるようにして濃紅梅の単(ヒトエ)を重ねるもの。

こうばいのあめ

こうばいのあめ クワウ― [6] 【黄梅の雨】
梅の実が黄熟する頃に降る雨。梅雨(バイウ)。

こうばいひょう

こうばいひょう [0] 【勾配標】
鉄道線路の勾配を示す標識。水平距離1000メートルに対する高低差の数値を記入する。

こうばいぶ

こうばいぶ [3] 【購買部】
学校などで,購買組合の制度にならって,学用品などを安く売る所。

こうばいもち

こうばいもち [3] 【紅梅餅】
小口切りにすると紅梅の花の形になるように作った餅菓子。

こうばいやき

こうばいやき [0] 【紅梅焼(き)】
小麦粉と米の粉とに卵・砂糖などをまぜてこね,薄くのばして紅梅の形に打ち抜き,鉄板上で焼いたせんべい。

こうばいりょく

こうばいりょく [3] 【購買力】
(1)物を買うことのできる財力。「―が落ちる」
(2)貨幣の,財やサービスを購入することのできる能力。貨幣価値。

こうばいりょくへいかせつ

こうばいりょくへいかせつ [3][3] 【購買力平価説】
〔purchasing power parity〕
自国通貨と外国通貨との交換比率である為替相場は,それぞれの国内で両通貨が有する購買力の相対的大きさによって定まるという説。従って為替相場は両国の物価水準の変化に伴って変動するとされる。スウェーデンのカッセル(G. Cassel)が代表論者。PPP 。

こうばく

こうばく【広漠たる】
vast;→英和
extensive.→英和

こうばく

こうばく クワウ― [0] 【広漠・宏漠】 (ト|タル)[文]形動タリ
広々として果てしないさま。「―たる草原」「この―たる異郷の空の下/あめりか物語(荷風)」
[派生] ――さ(名)

こうばく

こうばく クワウ― [0] 【荒漠】 (ト|タル)[文]形動タリ
荒れはてて寂しいさま。「―たるカムパニアの野/即興詩人(鴎外)」

こうばこ

こうばこ カウ― [0] 【香箱】
香を入れる箱。香合(コウゴウ)。

こうばこ=を作る

――を作・る
猫が背中を丸めてうずくまるさまの形容。

こうばし

こうばし カウ― [3] 【香箸】
「きょうじ(香箸)」に同じ。

こうばしい

こうばしい【香ばしい】
fragrant;→英和
aromatic.

こうばしい

こうばし・い カウバシイ [4][0] 【香ばしい・芳ばしい】 (形)[文]シク かうば・し
〔「かぐはし」の転〕
(1)ほんのりとこげたような,いいにおいである。「―・いほうじ茶のかおり」
(2)かおりがよい。かぐわしい。「上着には黒貂(フルキ)の皮衣(カワギヌ),いと清らに―・しきを着給へり/源氏(末摘花)」
(3)心がひかれる。望ましく思う。「其の跡―・しくは存じ候へ共/保元(下・古活字本)」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

こうばつ

こうばつ [0] 【攻伐】 (名)スル
攻め討つこと。討伐。「暴虐酷遇―殺戮す/真善美日本人(雪嶺)」

こうばつ

こうばつ [0] 【功伐・功閥】
〔「伐」「閥」は度重なる手柄の意〕
手柄。

こうばな

こうばな カウ― [1] 【香花】
仏に供える香と花。こうげ。

こうばぶぎょう

こうばぶぎょう [4] 【貢馬奉行】
室町幕府の職名。幕府から朝廷に献上する馬を将軍が内覧する儀式をつかさどる。

こうばり

こうばり [0] コウ― 【勾張(り)】 ・ カフ― 【甲張(り)】
(1)基礎工事などで,掘った穴の崩落を防ぐために横に渡す丸太や角材。張り木。
(2)家・柱などの傾くのを防ぐためにあてがう支え。つっかえ棒。「―をかう」
(3)陰で人をかばい守ること。また,その人。「あんまり母があいだてない,―が強うていよ��心が直らぬ/浄瑠璃・油地獄(下)」

こうばり=強くして家を倒す

――強くして家を倒す
かばいだてが過ぎて,かえって相手をだめにすることのたとえ。

こうばん

こうばん カウ― [0] 【交番】 (名)スル
(1)かわりあって,ある任務につくこと。
(2)警察署の下部機構である駐在所と派出所の総称。日本の警察に独特な制度。
(3)〔物〕 時間の経過とともに電気・磁気の大きさと向きが変わること。

こうばん

こうばん【降板する】
leave the mound (野球);→英和
<話> be knocked out.

こうばん

こうばん【交番】
a police box.

こうばん

こうばん カウ― [0] 【香盤】
(1)香炉(コウロ)で,火炉が盤状のもの。特に香印。
(2)歌舞伎などで,出演するすべての俳優の名と出場(デバ)と役とを表示したもの。
(3)劇場の座席表。

こうばん

こうばん カウ― [0] 【降板】 (名)スル
野球で,投手が交代させられて投手板を降りること。
⇔登板

こうばん

こうばん カウ― [0] 【絞盤】
⇒キャプスタン

こうばんおうりょく

こうばんおうりょく カウ― [5] 【交番応力】
引っ張る力と押す力のように,反対方向の力が交互に繰り返される時の物体の応力。

こうばんでんりゅう

こうばんでんりゅう カウ―リウ [5] 【交番電流】
⇒交流(コウリユウ)(2)

こうひ

こうひ【皇妃】
a queen[an empress](consort).→英和

こうひ

こうひ [1] 【公比】
等比数列において,相隣り合う二項の間の比。

こうひ

こうひ【公費】
<at> public expense.

こうひ

こうひ [1] 【公妃】
公という称号をもつ君主のきさき。

こうひ

こうひ【工費】
the cost of construction.

こうひ

こうひ カウ― [1] 【糠粃】
(1)あらぬかとくず米。粗末な食事。
(2)つまらないもの。くず。

こうひ

こうひ クワウ― [1] 【皇妣】
崩御した皇太后。

こうひ

こうひ [1] 【工費】
工事に要する費用。

こうひ

こうひ カウ― [1] 【高卑】
(1)高いことと低いこと。
(2)尊いことと卑しいこと。貴賤。「身分の―を問わない」

こうひ

こうひ [1] 【公費】
国または公共団体の費用。おおやけの費用。
⇔私費

こうひ

こうひ [1] 【后妃】
王侯の妻。きさき。

こうひ

こうひ クワウ― [1] 【光被】 (名)スル
光が広くおおうこと。また,君徳などが広くゆきわたること。「耶蘇教は…五大洲に―せんのみ/明六雑誌 18」

こうひ

こうひ カフ― [1] 【甲皮】
⇒甲殻(コウカク)

こうひ

こうひ カウ― [1] 【叩扉】 (名)スル
扉をたたくこと。訪問すること。

こうひ

こうひ [1] 【口碑】
〔「碑」は後世に伝えるべきことを刻んだ石〕
言い伝え。伝説。「―に残る」

こうひ

こうひ カウ― [1] 【考妣】
先考と先妣。亡き父母。

こうひ

こうひ カウ― [1] 【高批】
他人の批評を敬っていう語。「御―を賜る」

こうひ

こうひ カウ― [0][1] 【高庇】
他人の庇護を敬っていう語。おかげ。「御―をこうむる」

こうひ

こうひ クワウ― [1] 【光比】
天体の等級差に対する明るさの比。等級が等差数列で変わるのに対し,明るさは等比数列で変わる。例えば一等星の明るさは,二等星の二・五一二倍,三等星の二・五一二の二乗倍……である。

こうひ

こうひ クワウ― [1] 【皇妃】
天皇の妻。皇后。きさき。

こうひしょう

こうひしょう [0][3] 【紅皮症】
全身の皮膚が紅くなり,それが長期間続く状態。皮膚はうろこのような外観になりはがれおちる。老人性のもの,皮膚疾患に続発するもの,悪性腫瘍に合併するもの,薬剤によるものなどがある。

こうひつ

こうひつ カウ― [0] 【硬筆】
毛筆に対し,ペン・鉛筆などのように先のかたい筆記用具。「―習字」

こうひつ

こうひつ カウ― [0] 【行筆】
筆で文字を書くこと。

こうひつ

こうひつ カウ― [0] 【鋼筆】
⇒烏口(カラスグチ)

こうひねり

こうひねり カウ― [3] 【紙捻り】
〔「かみひねり」の転〕
(1)「紙撚(コヨ)り」に同じ。
(2)元結(モトユイ)の別名。

こうひょう

こうひょう【高評】
your (esteemed) opinion.御高評を乞う <自著贈呈の文句> With the compliments of the author.→英和

こうひょう

こうひょう【講評】
(a) criticism;→英和
(a) comment.→英和
〜する criticize;→英和
comment <on> ;review.→英和

こうひょう

こうひょう【好評】
a favorable comment[criticism].〜を博する win popularity;be well received <by> .

こうひょう

こうひょう カウヒヤウ [0] 【好評】
評判のよいこと。また,よい評判。
⇔悪評
⇔不評
「―を博する」

こうひょう

こうひょう [0] 【公評】
公平な批評。また,世間一般の批評。世評。

こうひょう

こうひょう カウヒヤウ [0] 【高評】
(1)他人を敬ってその批評をいう語。「御―を賜る」
(2)評判の高いこと。

こうひょう

こうひょう カウヒヤウ [0] 【講評】 (名)スル
(1)(教師・指導者などが)理由を示しつつ批評すること。また,その批評。
(2)特に歌会・句会などで選者の下す批評。

こうひょう

こうひょう [0] 【公表】 (名)スル
広く,世間に発表すること。「―をはばかる」「真実を―する」

こうひょう

こうひょう【公表】
(an) official[(a) public]announcement;publication (発表).→英和
〜する announce officially.

こうひょう

こうひょう カウ― [0] 【降雹】
雹が降ること。

こうひょうき

こうひょうき [3] 【後氷期】
新生代第四紀完新世のこと。更新世の最後の氷期後,比較的温暖な時期。約一万年前以降。現在もこれに属する。

こうひん

こうひん [0] 【公賓】
国賓に次ぐべき待遇を要すると閣議が認めた政府の賓客。

こうひんい

こうひんい【高品位テレビ】
high-definition television <HDTV> .

こうひんいテレビ

こうひんいテレビ カウヒンヰ― [6] 【高品位―】
高精細度テレビジョンの別称。

こうび

こうび【後尾】
the rear;→英和
the stern (船の).→英和
〜の (in the) rear.

こうび

こうび カウ― [1][0] 【交尾】 (名)スル
動物の雌雄が生殖のために交わること。つるむこと。交接。「―器官」

こうび

こうび【交尾する】
copulate;→英和
mate.→英和
交尾期 the mating season.

こうび

こうび [1] 【後備】
(1)戦闘の際,味方の後方を固めること。また,その部隊。後詰(ゴヅ)め。あとぞなえ。
(2)「後備役」の略。

こうび

こうび [1] 【後尾】
列などの後ろの方。
⇔先頭
「―につく」

こうびえき

こうびえき [3] 【後備役】
もと軍隊で,現役定限年齢に達した者,または予備役を終えた者の服した兵役。

こうびえんるい

こうびえんるい クワウビヱンルイ [4] 【広鼻猿類】
霊長目マーモセット科とオマキザル科に属すサル類の総称。尻だこはなく,左右の鼻孔が広く離れている。尾は長く,しばしば物を巻くことができる。リスザル・ウーリ-モンキーなどのオマキザル科と,マーモセット・タマリンなどのマーモセット科からなる。中南米に分布。新世界猿。

こうびき

こうびき カウ― [3] 【交尾期】
⇒発情期(ハツジヨウキ)

こうびょう

こうびょう [0] 【孔廟】
孔子を祀(マツ)ったみたまや。孔子廟。

こうびょう

こうびょう カウベウ [0] 【浩渺】 (ト|タル)[文]形動タリ
広々とはるかなさま。「太平洋の水―として/日本風景論(重昂)」

こうびょう

こうびょう クワウベウ [0] 【広渺】 (ト|タル)[文]形動タリ
広々としてはるかかなたまで見えるさま。「―たる草原」

こうびん

こうびん カウ― [0] 【好便】
(1)「幸便(コウビン){(1)}」に同じ。「坂本からの―に豆腐やほうれん草が届かなけりや/風流懺法(虚子)」
(2)よいしらせ。[日葡]

こうびん

こうびん カウ― [0] 【幸便】
(1)(手紙などを届けるのに)ちょうどよいついで。「左記の小説―に任せ,お送り申上候/当世書生気質(逍遥)」
(2)人に託する手紙の書き出しに書き添える語。

こうびん

こうびん [0] 【後便】
この次のたより。後信。
⇔先便
⇔前便
「詳細は―で」

こうびん

こうびん【後便で】
by next mail[ <英> post].

こうふ

こうふ【工夫】
a workman;→英和
a navvy.→英和

こうふ

こうふ【公布する】
promulgate;→英和
proclaim.→英和

こうふ

こうふ カフフ 【甲府】
山梨県甲府盆地北部にある市。県庁所在地。戦国時代,武田氏の根拠地。江戸時代は一時柳沢氏が領したがのち天領。水晶・瑪瑙(メノウ)の研磨工業,葡萄(ブドウ)酒醸造などの産業が発達。

こうふ

こうふ カウ― [1] 【坑夫】
炭坑や鉱山で,採掘に従事する労働者。

こうふ

こうふ カウ― [1][0] 【交付】 (名)スル
公の機関が,一般の人に書類や金品などを引き渡すこと。「証明書を―する」「無償―」

こうふ

こうふ [1] 【弘布】 (名)スル
世間にひろがること。また,ひろめること。

こうふ

こうふ クワウ― [1] 【広布】 (名)スル
広く一般に告げ知らせること。「刊行して世に―せんと欲す/新聞雑誌 23」

こうふ

こうふ [1] 【功封】
律令制下,食封(ジキフ)の一。親王一品(イツポン)以下五位以上の者に対し,勲功によって与えられた封戸(フコ)。

こうふ

こうふ [1][0] 【公布】 (名)スル
(1)広く世の中に知らせること。「詩を刻して以て世に―せん/花柳春話(純一郎)」
(2)成立した法令・条約などを公表し,国民一般に知らせること。原則として官報によって行われる。
→施行

こうふ

こうふ [1] 【工夫】
土木・鉄道・電気工事などで働く労働者。

こうふ

こうふ【交付する】
deliver;→英和
grant.→英和
交付金 a grant;a subsidy.→英和

こうふ

こうふ【坑[鉱]夫】
a miner;→英和
a mine worker.

こうふ

こうふ カウ― [1] 【耕夫】
田畑をたがやす男。農夫。

こうふ

こうふ クワウ― [1] 【鉱夫】
鉱物採掘に従事する労働者。

こうふう

こうふう [0] 【恒風】
ほとんど風向きの変わらない風。貿易風・偏西風など。

こうふう

こうふう クワウ― [0] 【光風】
(1)雨あがりの輝く草木の上を渡る風。
(2)うららかに晴れた春の日に吹くそよ風。

こうふう

こうふう カウ― [0] 【校風】
その学校に独特の気風。

こうふう

こうふう カウ― [0] 【高風】
気高い人格。また,他人を敬ってその人格をいう語。

こうふう

こうふう【校風】
school tradition[customs].

こうふう

こうふう カウ― 【好風】
(1)よい景色。「松島は扶桑第一の―にして凡そ洞庭・西湖を恥ぢず/奥の細道」
(2)こころよい風。「―来たる処心膓を慰む/本朝麗藻」

こうふうかい

こうふうかい クワウ―クワイ 【光風会】
美術団体。旧白馬会会員の中沢弘光らが,1912年(明治45)に組織。

こうふうせいげつ

こうふうせいげつ クワウ― [5] 【光風霽月】
〔宋の黄庭堅(コウテイケン)が周敦頤(シユウトンイ)の人柄をほめて,さわやかな風と晴れた月にたとえたことから〕
心が清らかでわだかまりのないこと。

こうふきん

こうふきん カウ― [0] 【交付金】
国または地方公共団体が特定の目的をもって交付する金銭。事業や事務を他の者に行わせるときに,その財源として交付する場合が多いが,補償・助成を目的とすることもある。

こうふきんばん

こうふきんばん カフフ― [4] 【甲府勤番】
江戸幕府の職名の一。老中の支配下にあって甲府城を警備するもの。小普請組の士があてられ,後期には左遷された御家人が任ぜられた。

こうふく

こうふく カウ― [0] 【降伏・降服】 (名)スル
戦いに負けて,敵に服従すること。「抵抗をやめて―する」「無条件―」
→ごうぶく(降伏)

こうふく

こうふく カウ― [0] 【康福】
すこやかで幸せなこと。

こうふく

こうふく [0] 【口福】
おいしい物を食べて感じる満足感。

こうふく

こうふく [1][0] 【口腹】
(1)口と腹。
(2)飲み食い。食欲。「―の欲をみたす」

こうふく

こうふく カウ― [0] 【幸福】 (名・形動)[文]ナリ
不自由や不満もなく,心が満ち足りている・こと(さま)。しあわせ。
⇔不幸
「―な人生」「子供の―を願う」
[派生] ――さ(名)

こうふく

こうふく カウ― [0] 【校服】
学校の制服。

こうふく

こうふく [0] 【興復】
衰えたものをもとにもどすこと。再興。

こうふく

こうふく【幸福】
happiness;→英和
welfare;→英和
good fortune[luck](幸運).〜な happy;→英和
fortunate[lucky].→英和
〜に暮らす lead[live]a happy life.

こうふく

こうふく【降伏】
(a) surrender.→英和
〜する surrender;capitulate.→英和
‖降伏文書 an instrument of surrender.

こうふくかい

こうふくかい クワウフククワイ 【光復会】
中国,清末,蔡元培(サイゲンバイ)・章炳麟(シヨウヘイリン)らが1904年結成した革命的秘密結社。中国革命同盟会の成立に加わったが,孫文らとあわず,10年に再組織,同盟会に対抗した。

こうふくしゅぎ

こうふくしゅぎ カウ― [5] 【幸福主義】
〔eudemonism〕
幸福を価値の規準,善とし,これの実現を目的とする倫理説。個人の幸福を意味する場合と,公衆の福祉が追求される場合とがある。幸福説。

こうふくじ

こうふくじ 【興福寺】
奈良市にある法相宗の大本山。南都七大寺の一。藤原鎌足の遺志に従い夫人鏡女王(カガミノオオキミ)が建てた山階(ヤマシナ)寺に始まり,のち飛鳥に移して厩坂(ウマヤサカ)寺と称し,さらに平城京遷都とともに現在地に移転し興福寺と改称。藤原氏の氏寺として権勢をふるった。僧徒は延暦寺の山法師に対して奈良法師としておそれられた。鎌倉・室町時代,大和国守護。東金堂・五重塔などのほか多くの文化財を蔵する。

こうふくせつ

こうふくせつ クワウフク― [4] 【光復節】
韓国で,日本の植民地支配からの解放を祝う祝日。八月一五日。

こうふくついきゅうけん

こうふくついきゅうけん カウ―ツイキウ― [7] 【幸福追求権】
個人が人間としての幸福を追求する権利。憲法は公共の福祉に反しない限り,最大に尊重されるべき権利とする。

こうふくてん

こうふくてん カウ― [4] 【降伏点】
応力の増加がほとんどないまま,急にひずみが増して永久ひずみとなる時の応力の値。物体に働く外力がその物体の弾性限界をこえると出現する。

こうふくのき

こうふくのき カウ― [0][6] 【幸福の木】
リュウゼツラン科リュウケツジュ属の観葉植物マッサンゲアナの別名。

こうふくまく

こうふくまく [3] 【後腹膜】
腹膜腔の背側で膜腔の後壁との間の腔。膵臓・腎臓・腸の一部などが存在。

こうふこうさい

こうふこうさい カウ― [4] 【交付公債】
政府が財政資金を得るために発行するのではなく,現金給付の代わりとして交付する公債。戦没者の遺族に対する遺族国債など。

こうふそうたつ

こうふそうたつ カウ― [4] 【交付送達】
民事・刑事訴訟における原則的な書類送達方法。送達を行う機関が送達の名宛人に対し基本的に送達場所において送達書類を直接手渡すこと。

こうふだ

こうふだ カウ― [1] 【香札】
組香で,連衆が自分の聞きを答えるために使う小さな札。裏面に答えを表す一・二・三などの文字が,表面には一人分ずつ違った模様や文字が描かれている。茶道でも流用する。

こうふぼんち

こうふぼんち カフフ― 【甲府盆地】
山梨県中央部にある盆地。ブドウ・モモの特産地。

こうふん

こうふん【口吻】
one's manner of speaking.〜をもらす hint <at> ;→英和
intimate.→英和

こうふん

こうふん【興奮】
excitement;→英和
stimulation.〜する be excited[stimulated].〜させる excite;→英和
stimulate.→英和
〜しやすい excitable.→英和
‖興奮剤 a stimulant.

こうふん

こうふん [0] 【紅粉】
べにとおしろい。

こうふん

こうふん [0] コウ― 【興奮】 ・ カウ― 【昂奮・亢奮】 (名)スル
(1)物事に感じて気持ちが高ぶること。「―して眠れない」「士気自ら―する/此一戦(広徳)」
(2)刺激によって神経の働きが活発になること。特に,生体またはその器官・組織が刺激によって休止状態から活動状態へ移ること。

こうふん

こうふん [0] 【公憤】
公共の正義の立場から感ずるいきどおり。
⇔私憤
「―をおぼえる」

こうふん

こうふん [0] 【口吻】
(1)くちさき。くちもと。
(2)(その人の内心がそれとなくわかるような)話しぶり。くちぶり。「大いにおだてるやうな―を弄した/あくび(潤一郎)」

こうふん

こうふん カウ― [0] 【香粉】
(1)粉末にした香料。
(2)おしろい。
(3)においのよい粉。花粉など。

こうふん

こうふん クワウ― [0] 【黄吻】
⇒黄口(コウコウ)

こうふん=を洩(モ)らす

――を洩(モ)ら・す
内心がそれとなくわかるようなものいいをする。

こうふんざい

こうふんざい [3][0] 【興奮剤】
中枢神経に作用して精神状態を正常以上に高める薬。カフェイン・カンフル・ジモルホラミンなど。

こうふんせいさいぼう

こうふんせいさいぼう [7] 【興奮性細胞】
刺激に反応して細胞内外での電気的状態を変化させて,興奮を発生,伝達できる細胞。神経細胞と筋細胞,内分泌にかかわる細胞の一部がある。

こうふんでんどう

こうふんでんどう [5] 【興奮伝導】
興奮性細胞の一か所でおこった興奮が,同じ細胞の全体に広がること。

こうぶ

こうぶ [1] 【後部】
物のうしろの部分。
⇔前部

こうぶ

こうぶ [1] 【工部】
(1)中国の六部の一。隋から清まで土木および宮廷工事をつかさどった中央行政官庁。
(2)宮内省の唐名。
(3)「工部省」の略。

こうぶ

こうぶ [1] 【公武】
(1)公家(クゲ)と武家。
(2)朝廷と幕府。

こうぶ

こうぶ クワウ― [1] 【荒蕪】 (名)スル
(1)土地が荒れはてて雑草の生いしげること。「―地」「物も生へず,唯―に帰して/戸隠山紀行(美妙)」
(2)荒れはてること。「陸地を―せられしのみか直ちに仏兵二百名上陸に及び/近世紀聞(延房)」

こうぶ

こうぶ【後部】
the rear;→英和
the hind[back]part;the stern (船の).→英和
〜の back;→英和
rear.〜に at the rear[back].

こうぶ

こうぶ カウ― [1] 【講武】
武芸を講習すること。

こうぶ

こうぶ 【洪武】
中国,明の太祖の年号(1368-1398)。

こうぶがったい

こうぶがったい [1] 【公武合体】
幕末期,朝廷の伝統的権威と結び付き,幕藩体制の再編強化を図ろうとした政治論,およびその運動。桜田門外の変後,和宮降嫁で具体化したが次第に行き詰まり,倒幕派に圧倒された。

こうぶきょう

こうぶきょう [0][3] 【工部卿】
工部省の長官。

こうぶきょく

こうぶきょく [3] 【工部局】
上海・天津などの外国租界にあった行政機関の一。初め土木工事などの行政事務を行なったが,のち警察・財務など一切の行政を担当した。

こうぶくろ

こうぶくろ カウ― [3] 【香嚢・香袋】
⇒こうのう(香嚢)

こうぶし

こうぶし カウ― [3] 【香付子】
ハマスゲの塊茎を乾燥したもの。漢方で,通経薬・婦人病薬などとして用いる。

こうぶしょ

こうぶしょ カウ― [0][4] 【講武所】
幕末,旗本・御家人およびその子弟を対象に,幕府が設けた武芸調練機関。1854年,江戸築地に講武場として発足。66年,陸軍所に吸収された。

こうぶしょう

こうぶしょう [3] 【工部省】
1870年(明治3),殖産興業政策推進のため設置された政府機関。85年廃止。

こうぶせん

こうぶせん [0] 【洪武銭】
洪武年間に鋳造された銅銭。室町時代に多く輸入され,永楽銭とともに広く日本国内に流通した。洪武通宝。

こうぶだいがっこう

こうぶだいがっこう 【工部大学校】
日本最初の工業教育機関。1877年(明治10)工部省工学寮工学校を改称したもの。86年東京帝国大学工芸学部と合併,帝国大学工科大学となる。

こうぶつ

こうぶつ 【貢物】
みつぎもの。こうもつ。

こうぶつ

こうぶつ【鉱物】
a mineral.→英和
鉱物学 mineralogy.→英和
鉱物資源 mineral resources.

こうぶつ

こうぶつ【好物】
one's favorite dish[food].…が〜だ like;→英和
have a weakness for <sweets> .

こうぶつ

こうぶつ クワウ― [1] 【鉱物】
天然に産する無機物。ほぼ一定の化学組成と通常ほぼ一定の結晶構造を持つ固体。まれに非晶質のものや液体(水銀)もある。
→鉱物[表]

こうぶつ

こうぶつ [0] 【公物】
国または地方公共団体などにより直接に公の目的に供される有体物。道路・河川・港湾のように直接公衆の共同使用に供される公共用物と,官公署・国公立学校の建物などのように国または公共団体自身の使用に供される公用物とがある。
⇔私物

こうぶつ

こうぶつ カウ― [1] 【好物】
(1)すきな飲み物や食べ物。「甘い物が何よりの―です」
(2)好きな物事。
(3)病人によい食べ物。[日葡]

こうぶつ

こうぶつ [0] 【功物】
中世,幕府の御家人などが任官の時進献する物品。

こうぶつがく

こうぶつがく クワウ― [4] 【鉱物学】
鉱物の産出状態・形態・性質・成因などを研究する学問。

こうぶつしつひりょう

こうぶつしつひりょう クワウ―ヒレウ [7] 【鉱物質肥料】
鉱物質を原料とした無機質肥料。過リン酸石灰・チリ硝石など。

こうぶつせんい

こうぶつせんい クワウ―ヰ [5] 【鉱物繊維】
天然の鉱物から作られた繊維。石綿・炭素繊維など。

こうぶてい

こうぶてい クワウブ― 【光武帝】
後漢(ゴカン)の初代皇帝,劉秀(リユウシユウ)の諡(オクリナ)。

こうぶてい

こうぶてい 【洪武帝】
明の太祖,朱元璋(シユゲンシヨウ)の諡(オクリナ)。

こうぶよう

こうぶよう 【洪武窯】
洪武年間に設けられた官窯。また,そこで産した磁器。

こうぶり

こうぶり カウブリ 【冠】
〔「かがふり」の転〕
(1)衣冠束帯のとき頭にかぶるもの。かんむり。「赤き衣を着て―したる者来たりて/今昔 11」
(2)元服して初めて冠を着けること。初冠(ウイコウブリ)。「三日はみかどの御―とて,世はさはぐ/蜻蛉(下)」
(3)位階。くらい。「さらに官(ツカサ)も―も賜はらじ/枕草子 244」
(4)五位に叙せられること。「やがて―賜ひて殿上せさせ給ふ/宇津保(俊蔭)」
(5)「年爵(ネンシヤク)」に同じ。「御封加はり官(ツカサ)・―などみな添ひ給ふ/源氏(藤裏葉)」

こうぶりのうし

こうぶりのうし カウブリナホシ 【冠直衣】
⇒かんむりのうし(冠直衣)

こうぶる

こうぶ・る カウブル 【被る・蒙る】 (動ラ四)
〔「かがふる」の転〕
(1)頭にのせる。かぶる。また,身につける。「此の冠どもは…斎(オガミ)の時に―・る所なり/日本書紀(孝徳訓)」
(2)「こうむる(被){(1)}」に同じ。「御徳をも―・り侍らむ/源氏(行幸)」
(3)「こうむる(被){(2)}」に同じ。「天下に疵(キズ)を―・るものたえず/平家 12」
(4)「こうむる(被){(3)}」に同じ。「かみほとけの恵み―・れるに似たり/土左」

こうぶん

こうぶん カフ― [0] 【洽聞】
〔「洽」はあまねくの意〕
見聞や知識がひろいこと。

こうぶん

こうぶん【公文(書)】
an official document[paper].公文電報 an official telegram.公文書偽造 forgery of an official document.

こうぶん

こうぶん [0] 【公文】
政府や官庁から出す文書。公文書。

こうぶん

こうぶん 【後聞】
あとで聞くこと。後日の評判。「真偽定めて―其の隠れ無く候はんか/盛衰記 38」

こうぶん

こうぶん [0] 【後文】
あとに記されている文章。

こうぶん

こうぶん カウ― [0] 【高文】
「高等文官試験」の略。

こうぶん

こうぶん【構文】
construction (of a sentence);→英和
sentence structure.

こうぶん

こうぶん カウ― [0] 【高聞】
他人が聞くことを敬っていう語。「―に達する」

こうぶん

こうぶん [0] 【構文】
文章の構造。文章の組み立て。

こうぶん

こうぶん カウ― [0] 【行文】
文章を書き進める時の,語句の配りや文字の使いかた。「其―は花なく,其脚色は浅劣なれども/当世書生気質(逍遥)」

こうぶん

こうぶん カウ― 【告文】
⇒こうもん(告文)

こうぶんいん

こうぶんいん 【弘文院】
和気氏の私塾。延暦年間(782-806),和気広世が父清麻呂の遺志をついで私宅に開設。大学別曹の最古のものだが,早く廃絶した。

こうぶんかい

こうぶんかい クワウ― [3] 【光分解】
物質が光の照射によって分解すること。光化学反応の一種で,色素・染料の褪色(タイシヨク)など,自然界における物質の変化に大きく関与している。光化学分解。ひかりぶんかい。

こうぶんかん

こうぶんかん 【弘文館】
江戸幕府の儒家林家の私塾。1630年,林羅山が将軍家光から上野忍岡に土地を拝領し書院と文庫を設立したのに始まる。90年,将軍綱吉の命によって湯島に移り,のちに昌平黌(シヨウヘイコウ)となった。

こうぶんこ

こうぶんこ クワウ― 【広文庫】
百科事彙。物集(モズメ)高見編。二〇冊。1916(大正5)〜18年刊。和漢書・仏書から地理・生物・文物などに関する事項を約五万項目抽出して五十音順に並べ,関連記事を引用して載せた資料集。

こうぶんし

こうぶんし【高分子】
a high molecule[polymer].高分子化学 high polymer chemistry.高分子化合物 a high molecular compound.

こうぶんし

こうぶんし カウ― [3] 【高分子】
分子量が約一万以上の分子。多くは鎖状であるが,網状のものもある。

こうぶんしかがく

こうぶんしかがく カウ―クワ― [6] 【高分子化学】
高分子化合物の物性および化学的性質や合成法を研究する化学の一分野。

こうぶんしかごうぶつ

こうぶんしかごうぶつ カウ―クワガフ― [7] 【高分子化合物】
多数個の原子が共有結合により次々と結合してできた分子量の大きい分子から成る化合物。普通,分子量が一万以上のものをさす。天然物として天然ゴム・デンプン・タンパク質,人工製品として合成ゴム・合成樹脂・合成繊維などがある。巨大分子。

こうぶんしょ

こうぶんしょ [5][3] 【公文書】
公の機関または公務員がその職務上作成した文書。
⇔私文書

こうぶんしょぎぞうざい

こうぶんしょぎぞうざい [7] 【公文書偽造罪】
行使の目的をもって,公文書を偽造または変造することによって成立する罪。

こうぶんてい

こうぶんてい カウブン― 【孝文帝】
(467-499) 北魏(ホクギ)の第六代皇帝(在位 471-499)。姓名は元(拓跋(タクバツ))宏。廟号(ビヨウゴウ)は高祖。均田法・三長制を施行し国力の充実をはかる一方,中国同化策を行なった。

こうぶんてんのう

こうぶんてんのう 【弘文天皇】
(648-672) 第三九代天皇(在位 671-672)。名は大友皇子・伊賀皇子。天智天皇の第一皇子。壬申(ジンシン)の乱で大海人(オオアマノ)皇子(天武天皇)に敗れて縊死(イシ)。日本書紀は皇子の即位を認めないが,1870年(明治3)に在位を認めて諡(オクリナ)された。
→大友皇子

こうぶんぼ

こうぶんぼ [3] 【公分母】
二つ以上の分数を通分した時の共通な分母。

こうぶんぼ

こうぶんぼ【公分母】
a common denominator.

こうぶんぼく

こうぶんぼく カウブン― [3] 【好文木】
梅の異名。晋の武帝が学問に親しむと花が開き,学問をやめると花が開かなかったという故事に由来する。

こうぶんろん

こうぶんろん [3] 【構文論】
(1)〔論〕
〔syntactics; syntax〕
記号論の一分科。意味内容を考慮せずに,記号と記号との結合と分離を支配する形式的規則を取り扱う学問。シンタクティクス。シンタックス。統語論。統辞論。
(2)〔syntax〕
文法論の一部門。文を構成する単位(単語あるいは語群)の配列の法則とその機能,各々の構成単位の機能などを研究対象とする学問。シンタックス。統語論。統辞論。
→意味論
→語用論

こうへい

こうへい
子供が年のわりにませた口をきくこと。こっぺい。「―ヲユウ/日葡」

こうへい

こうへい【公平】
impartiality;fairness;→英和
justice.→英和
〜な(に) fair(ly);→英和
impartial(-ly).→英和

こうへい

こうへい [1] 【工兵】
旧陸軍兵種の一。築城・架橋,道路・鉄道の敷設などの技術的任務に服する。

こうへい

こうへい カウ― [0] 【降兵】
敵に降参した兵。投降兵。

こうへい

こうへい カウヘイ 【康平】
年号(1058.8.29-1065.8.2)。天喜の後,治暦の前。後冷泉(ゴレイゼイ)天皇の代。

こうへい

こうへい【工兵】
an engineer;→英和
<英> a sapper.→英和
工兵隊 an engineer corps[unit].

こうへい

こうへい カウ― [0] 【衡平】
(1)つりあうこと。平衡。
(2)〔法〕 一般的規定である法を,その適用において具体的事例に適するように修正すること。

こうへい

こうへい カフ― [0] 【甲兵】
(1)よろいと兵器。武器。また,兵事。戦争。
(2)よろいをつけた兵士。

こうへい

こうへい [0] 【公平】 (名・形動)[文]ナリ
かたよることなく,すべてを同等に扱う・こと(さま)。主観を交えない・こと(さま)。
⇔不公平
「―に分け与える」「―を欠く」「裁判所に―なる沙汰なからんや/即興詩人(鴎外)」
[派生] ――さ(名)

こうへいいいんかい

こうへいいいんかい [6] 【公平委員会】
公務員の不利益処分に対する不服申し立てなどを審査する機関。国家公務員法では人事院が審査請求を受理したとき設置され,地方公務員法では人事委員会を置かない地方公共団体に設置される。

こうへいうんどう

こうへいうんどう カウ― 【衡平運動】
朝鮮の被差別民である白丁(ハクテイ)の解放運動。1923年に結成された衡平社が中心となった。

こうへいほう

こうへいほう カウ―ハフ [0][3] 【衡平法】
⇒エクイティー

こうへいむし

こうへいむし [5] 【公平無私】 (名・形動)[文]ナリ
公平で私心をまじえない・こと(さま)。「―な取り扱い」

こうへきさいぼう

こうへきさいぼう [5] 【厚壁細胞】
⇒厚膜細胞(コウマクサイボウ)

こうへきそしき

こうへきそしき [5] 【厚壁組織】
⇒厚膜組織(コウマクソシキ)

こうへん

こうへん カウ― [0] 【硬変】 (名)スル
かたくなること。「肝―」

こうへん

こうへん【後編】
the latter part <of a book> ;a sequel (続編).→英和

こうへん

こうへん【硬変する】
harden.→英和
硬変症 cirrhosis <of the liver> .→英和

こうへん

こうへん [0] 【後編・後篇】
作品・書物などで,二つまたは三つに分けたものの最後の部分。

こうへん

こうへん [0][1] 【公辺】
(1)おおやけ。公儀。「―のお首尾が悪く,百日の間閉門仰付けられますると云ふ騒ぎ/真景累ヶ淵(円朝)」
(2)表向き。表ざた。「―にいたして御返済申す/黄表紙・金生木」

こうへん

こうへん カウ― [0] 【好編】
よい文芸作品。

こうへん

こうへん [0] 【口辺】
口のあたり。「―に微笑を浮かべる」

こうへん

こうへん カウ― [0] 【鋼片】
製鉄で,圧延などのためインゴットを適当な大きさ・形状に分けたもの。
→スラブ
→ブルーム
→ビレット

こうへんさいぼう

こうへんさいぼう [5] 【孔辺細胞】
植物の気孔や水孔を作っている一対の表皮細胞。

こうべ

こうべ カウベ [0][3] 【首・頭】
〔上部(カミヘ),または髪部(カミヘ)の転という〕
くびから上の部分。あたま。かしら。「―をたれる」

こうべ

こうべ カウベ 【神戸】
兵庫県南東部の市。県庁所在地。指定都市。大阪湾に臨み,背後に六甲山地が迫る狭長な地に中心市街地が発達。日本有数の貿易港で,阪神工業地帯の中核。

こうべ

こうべ【頭】
a head.→英和
〜をあげる(たれる) raise (hang) one's head.

こうべ=を回(メグ)らす

――を回(メグ)ら・す
(1)頭を後ろの方に向ける。振り向く。
(2)過去を振り返ってみる。

こうべ=を旋(メグ)らす歌

――を旋(メグ)らす歌
旋頭歌(セドウカ)を訓読みしていう語。

こうべうし

こうべうし カウベ― [3] 【神戸牛】
但馬(タジマ)地方や淡路島で飼育され,神戸の市場に出る肉牛。優秀な食肉牛として知られる。

こうべかいせいじょしがくいんだいがく

こうべかいせいじょしがくいんだいがく カウベ―ヂヨシガクヰン― 【神戸海星女子学院大学】
私立大学の一。1965年(昭和40)設立。本部は神戸市灘区。

こうべがくいんだいがく

こうべがくいんだいがく カウベガクヰン― 【神戸学院大学】
私立大学の一。1912年(明治45)創立の森学園を源とし,66年(昭和41)設立。本部は神戸市西区。

こうべき

こうべき カウ― [0] 【降冪】
多項式で,ある文字に関して,次数の高い項から順に並んでいること。
⇔昇冪

こうべげいじゅつこうかだいがく

こうべげいじゅつこうかだいがく カウベ―コウクワ― 【神戸芸術工科大学】
私立大学の一。1988年(昭和63)設立。本部は神戸市西区。

こうべこくさいだいがく

こうべこくさいだいがく カウベ― 【神戸国際大学】
私立大学の一。1968年(昭和43)八代学院大学として設立。92年(平成4)現名に改称。本部は神戸市垂水区。

こうべしがいこくごだいがく

こうべしがいこくごだいがく カウベ―グワイコクゴ― 【神戸市外国語大学】
公立大学の一。1946年(昭和21)創立の神戸市立外事専門学校を前身として,49年市立の新制大学となる。本部は神戸市西区。

こうべしょうかだいがく

こうべしょうかだいがく カウベシヤウクワ― 【神戸商科大学】
公立大学の一。1929年(昭和4)設立の県立神戸高等商業学校を源とし,県立神戸経済専門学校を経て,48年新制大学となる。本部は神戸市西区。

こうべしょうせんだいがく

こうべしょうせんだいがく カウベシヤウセン― 【神戸商船大学】
国立大学の一。1917年(大正6)創立の川崎商船学校を源とし,20年官立神戸高等商船学校を経て,52年(昭和27)新制大学となる。本部は神戸市東灘区。

こうべしんわじょしだいがく

こうべしんわじょしだいがく カウベ―ヂヨシ― 【神戸親和女子大学】
私立大学の一。1887年(明治20)創設の親和女学校を源とし,1966年(昭和41)親和女子大学として設立。94年(平成6)現名に改称。本部は神戸市北区。

こうべじけん

こうべじけん カウベ― 【神戸事件】
1868年(明治1)1月11日岡山藩兵が神戸行軍中,英仏米の兵士と紛争を起こし発砲,負傷者を出した事件。新政府は発砲責任者を切腹させて事件を解決。

こうべじょがくいんだいがく

こうべじょがくいんだいがく カウベヂヨガクヰン― 【神戸女学院大学】
私立大学の一。アメリカ人プロテスタント宣教師が1873年(明治6)に開いた私塾に発し,1919年(大正8)大学部を併設。48年(昭和23)新制大学に移行。本部は西宮市。

こうべじょしだいがく

こうべじょしだいがく カウベヂヨシ― 【神戸女子大学】
私立大学の一。1966年(昭和41)設立。本部は神戸市中央区。

こうべせん

こうべせん カウベ― 【神戸線】
(1)阪急電鉄の鉄道線。大阪市梅田・神戸市三宮間,32.3キロメートル。
(2)JR 西日本の,東海道本線・山陽本線を通じての大阪・神戸・姫路間の近郊列車線の称。

こうべだいがく

こうべだいがく カウベ― 【神戸大学】
国立大学の一。1902年(明治35)創立の神戸高商(のち神戸経済大学)を中心に,神戸工専・姫路高校・兵庫師範・同青年師範などが合併して,49年(昭和24)新制大学となる。64年神戸医科大学を,66年兵庫農科大学を併合。本部は神戸市灘区。

こうべつ

こうべつ クワウ― [0] 【皇別】
「新撰姓氏録」による氏族の分類の一。天皇・皇子から分かれて臣下になったとされる氏族。源氏・平民・橘氏・紀氏など。
→神別
→諸蕃

こうべでんてつ

こうべでんてつ カウベ― 【神戸電鉄】
神戸をターミナルとして兵庫南部に鉄道網をもつ民営鉄道。鉄道営業キロ,66キロメートル。有馬線・三田線・公園都市線・粟生線より成る。

こうべやっかだいがく

こうべやっかだいがく カウベヤククワ― 【神戸薬科大学】
私立大学の一。神戸女子薬学専門学校を母体とし,1949年(昭和24)神戸女子薬科大学として設立。94年(平成6)現名に改称。本部は神戸市東灘区。

こうべん

こうべん カウ― [1][0] 【抗弁】 (名)スル
(1)相手の主張ややり方に反対して弁ずること。口答えすること。「婆さん等は―するやうにいつた/土(節)」
(2)民事訴訟法上,相手方の申し立てまたは主張を単に否認するのではなく,その排斥を求めてそれと相いれない別の事項を主張すること。

こうべん

こうべん【坑弁】
(a) protest;→英和
(a) refutation; <make> a plea (被告の).→英和
〜する protest;refute;→英和
defend oneself.

こうべん

こうべん [0] 【口弁】
口でしゃべること。物言い。また,口が達者なこと。

こうべん

こうべん カウ― [0] 【巧弁】
弁舌がたくみなこと。

こうべん

こうべん カウベン 【高弁】
明恵(ミヨウエ)の諱(イミナ)。

こうべんけん

こうべんけん カウ― [3] 【抗弁権】
相手方の請求権の行使に対し,それを阻止(ソシ)し,請求を拒絶することのできる当事者の権利。同時履行・催告・検索などの抗弁権がある。

こうほ

こうほ カウ― [1] 【行歩】 (名)スル
あるくこと。歩行。「杖に倚て―する/西国立志編(正直)」

こうほ

こうほ [1] 【後圃】
家の後ろにある庭園。後園。

こうほ

こうほ カウ― [1] 【好捕】 (名)スル
野球で,打者の打ったボールを守備の選手がうまく捕球すること。ナイス-キャッチ。

こうほ

こうほ クワウホ 【黄埔】
中国,広東省の広州市南東にある外港。1844年,黄埔条約が締結された地。また,1924年孫文が創設した中国国民党の軍官学校があった。ホワンプー。

こうほ

こうほ [1] 【候補】
ある地位・身分を得る資格があり,それに選ばれる可能性のあること。また,その人。また,選ばれる対象にされているものや人。「―に上がる」「幹部―」「優勝―」

こうほ

こうほ【候補】
<米> candidacy;→英和
<英> candidature.〜に立つ be a candidate for; <米> run for <Presidency> ; <英> stand for <Parliament> .‖候補者 a candidate.候補者名簿 <米> a ticket;a slate; <英> a list of candidates.候補地 a site proposed <for> .

こうほう

こうほう [1] 【工法】
土木・建築工事などにおける施工の技術的方法。

こうほう

こうほう カウハフ [0][1] 【航法】
船舶・航空機・ロケットなどが,二地点間を安全かつ能率的に航行する技術。

こうほう

こうほう [1][0] 【公法】
国家の組織,国家と他の国家および個人との関係を規律する法の総称。憲法・行政法・刑法・訴訟法・国際法などがこれに属する。特に,憲法・行政法を意味する場合もある。
⇔私法

こうほう

こうほう 【孔方】
(1)四角形の穴。
(2)「孔方兄(コウホウヒン)」の略。「公が所に―は少々なしか/洒落本・通言総籬」

こうほう

こうほう [1] クワウ― 【広報】 ・ コウ― 【弘報】
官公庁・企業・各種団体などが,事業内容や活動状況を一般の人に広く知らせ,理解を求めること。また,その知らせ。「―活動」

こうほう

こうほう [0] 【後方】
うしろのほう。
⇔前方

こうほう

こうほう【公法】
public law.公法学者 a publicist.→英和

こうほう

こうほう [0] 【後報】
のちの知らせ。「―を待つ」

こうほう

こうほう コウハウ 【紅幇】
⇒ホンパン

こうほう

こうほう [1][0] 【公報】
(1)官庁がその施策と業務について一般国民に発表する報告。「選挙―」
(2)都道府県知事が発行する官報に準じる文書。

こうほう

こうほう [0] 【構法】
建築の全体あるいは部分の,性能の検討をふまえた材料や部品の構成方法。

こうほう

こうほう【後報】
a later report;further information[news].

こうほう

こうほう カウ― [0] 【高峰】
高くそびえているみね。たかね。

こうほう

こうほう クワウハウ 【黄袍】
⇒おうほう(黄袍)

こうほう

こうほう【公報】
an official report[bulletin].

こうほう

こうほう【広報】
public information[relations].‖広報課 a publicity section.広報車 a sound truck.

こうほう

こうほう【後方】
the rear.→英和
〜に backward;→英和
in the rear (うしろに).‖後方基地 a rear base.後方勤務 rear service.

こうほう

こうほう カウホウ 【康保】
年号(964.7.10-968.8.13)。応和の後,安和の前。村上・冷泉(レイゼイ)天皇の代。

こうほう

こうほう [0] 【攻法】
敵を攻める方法。攻撃法。

こうほうきんむ

こうほうきんむ [5] 【後方勤務】
軍人が第一線以外で勤務すること。

こうほうし

こうほうし カウハフ― [3] 【航法士】
航空機の乗組員の一。航空機の位置・針路などを測定し,操縦士に示す人。ナビゲーター。

こうほうじょうのけいやく

こうほうじょうのけいやく 【公法上の契約】
公法上の効果の発生を目的とし,公共団体相互間,私人相互間で成立する契約。土地収用手続き上の協議などがその例。行政契約。

こうほうじょうのだんたい

こうほうじょうのだんたい 【公法上の団体】
⇒公法人(コウホウジン)

こうほうじん

こうほうじん [3] 【公法人】
特定の行政目的のために公の事務を行うことを目的とする法人。公社・公団・公庫・公共組合・公共企業体など。公法上の団体。
⇔私法人

こうほうひん

こうほうひん 【孔方兄】
〔魯褒(ロホウ)が「銭神論」を著して「人が孔方(=銭)に親しむさまは,まるで兄に親しむのと同じようだ」といったという「晋書(魯褒伝)」の記事より〕
銭(ゼニ)の異名。孔方。

こうほく

こうほく カウ― [0] 【江北】
大河の北。特に,揚子江以北の地。

こうほこう

こうほこう クワウホカウ 【黄浦江】
中国,浙江省北東部と上海市内を貫流して長江の河口に注ぐ川。上海地区の動脈。長さ160キロメートル。ホワンプー-チアン。

こうほしゃ

こうほしゃ [3] 【候補者】
選ばれる対象となった人。候補。

こうほじょうやく

こうほじょうやく クワウホデウ― 【黄埔条約】
1844年,黄埔で締結された清とフランスとの修好通商条約。

こうほせい

こうほせい [3] 【候補生】
一定の過程を修了して,ある官職または地位につくことのできる立場にある人。「士官―」

こうほね

こうほね カウ― [0] 【河骨・川骨】
(1)スイレン科の多年草。小川や池沼に生える。根茎は太く泥中に横たわり,白い。葉は大きく長卵形。夏,花茎を水上に出し頂に黄色の花を一個つける。根茎を漢方で川骨(センコツ)と呼び,強壮剤・止血剤などとして用いる。かわほね。[季]夏。《―の二もと咲くや雨の中/蕪村》
(2)家紋の一。{(1)}の葉と花をかたどったもの。
河骨(1)[図]

こうほひつ

こうほひつ クワウホ― 【皇甫謐】
(215-282) 中国,西晋の学者。字(アザナ)は士安,号は玄晏(ゲンアン)先生。博学で,著述に努め,武帝の召しを固辞して隠逸の志を貫いた。著「帝王世紀」「高士伝」「逸士伝」「列女伝」「玄晏春秋」など。

こうほん

こうほん カウ― [0][1] 【校本】
数種の異本の本文を比較して,文章や文字の異同を示した本。

こうほん

こうほん クワウ― [0] 【広本】
書誌学で,同一名の書物のうち,内容の多い方のもの。
⇔略本

こうほん

こうほん クワウ― [0] 【絖本】
書画を描くのに用いる絖(ヌメ)の絵絹。また,それに描いた絵。

こうほん

こうほん【稿本】
a manuscript <MS.> .→英和

こうほん

こうほん カウ― [0] 【稿本】
(1)下書き。草稿。
(2)原稿・写本など手で書かれた文書。

こうぼ

こうぼ カウ― [1] 【酵母】
出芽または分裂によって繁殖する菌類で,5〜10マイクロメートルの球形または楕円形の単細胞生物。ビール酵母・葡萄(ブドウ)酒酵母などは醸造に用いられ,パン酵母は製パン時にガスを発生させるのに利用される。酵母菌。イースト。

こうぼ

こうぼ [1] クワウ― 【宏謨】 ・ コウ― 【洪謨】
大きなはかりごと。

こうぼ

こうぼ [1][0] 【公募】 (名)スル
(1)広く,一般から募集すること。「社員を―する」
(2)債券発行に際し,不特定多数の投資家を対象に広く募集すること。一般募集。
⇔私募

こうぼ

こうぼ [1][0] 【公簿】
官公署が法令の規定に基づいて作り,常に備えておく帳簿。

こうぼ

こうぼ【公募する】
offer for public subscription (株式を);raise by subscription (寄付を);invite public contribution (小説などを).

こうぼ

こうぼ【酵母】
yeast;→英和
leaven;→英和
ferment.→英和
酵母菌 yeast fungus.

こうぼいん

こうぼいん クワウ― [3] 【広母音】
⇒ひろぼいん(広母音)

こうぼう

こうぼう クワウバウ [0] 【荒亡】 (名)スル
狩猟・酒色などの楽しみにふけること。「公然花柳界に―して/当世書生気質(逍遥)」
→流連(リユウレン)

こうぼう

こうぼう クワウバウ [0] 【光芒】
光のほさき。彗星(スイセイ)などのように尾を引いて見える光の筋。

こうぼう

こうぼう クワウバウ [0] 【曠茫】 (ト|タル)[文]形動タリ
ひろびろしたさま。広くひらけたさま。「四顧―たり/日乗(荷風)」

こうぼう

こうぼう [0] 【後房】
後方にあって,妻妾などのいる部屋。

こうぼう

こうぼう クワウ― [0] 【広袤】
〔「広」は東西の,「袤」は南北の長さ〕
幅と長さ。広さ。面積。「平安京の―は/朱雀日記(潤一郎)」

こうぼう

こうぼう【工房】
a studio;→英和
an atelier.→英和

こうぼう

こうぼう [0] 【攻防】
せめることとまもること。攻撃と防御。たたかい。「―を繰り返す」「―戦」

こうぼう

こうぼう カウバウ [0] 【好望】
前途有望なこと。有望。

こうぼう

こうぼう【攻防】
offense and defense.

こうぼう

こうぼう [0] 【工房】
美術家・工芸家の仕事場。アトリエ。

こうぼう

こうぼう【興亡】
rise and fall;ups and downs;vicissitudes.

こうぼう

こうぼう [0] 【興亡】
興り栄えることとほろびること。興廃。盛衰。「民族の―」

こうぼう

こうぼう コウボフ 【弘法】
「弘法大師」の略。

こうぼう=にも筆の誤(アヤマ)り

――にも筆の誤(アヤマ)り
その道にすぐれている人でも,時には失敗することがあるというたとえ。猿も木から落ちる。河童(カツパ)の川流れ。

こうぼう=恒(ツネ)無し

――恒(ツネ)無し
国が次々に興ってはやがてほろび去り,いずれも長続きせず,はかない。

こうぼう=筆を択(エラ)ばず

――筆を択(エラ)ばず
本当の名人は道具のよしあしにかかわらず立派な仕事をすることのたとえ。

こうぼうしば

こうぼうしば コウボフ― [3] 【弘法芝】
カヤツリグサ科の多年草。海岸の砂地に群生。葉は線形で堅い。春,高さ25センチメートルほどの花茎を出し,頂に二,三個の雄花穂,下方の葉腋に一〜三個の雌花穂をつける。

こうぼうしみず

こうぼうしみず コウボフシミヅ [5] 【弘法清水】
弘法大師が,杖または独鈷(トツコ)を突き立てた所にわき出したという井戸水や池泉。また,それにまつわる伝説。杖つき井戸。

こうぼうだいし

こうぼうだいし コウボフ― 【弘法大師】
空海の諡(オクリナ)。

こうぼうちゃ

こうぼうちゃ コウボフ― [3] 【弘法茶】
浜茶(ハマチヤ)の別名。

こうぼうは

こうぼうは 【紅帽派】
⇒紅教(コウキヨウ)

こうぼうは

こうぼうは クワウボウ― 【黄帽派】
⇒黄教(コウキヨウ)

こうぼうむぎ

こうぼうむぎ コウボフ― [5] 【弘法麦】
カヤツリグサ科の多年草。海岸の砂地に生える。全体に堅く,葉は根生し線形。雌雄異株。晩春,茎頂付近に多数の小穂から成る花穂をつけ,ムギに似た実がなる。フデクサ。

こうぼきん

こうぼきん カウ― [3][0] 【酵母菌】
「酵母」に同じ。

こうぼく

こうぼく【坑木】
a mine pillar[post].

こうぼく

こうぼく [0] 【公僕】
公衆に奉仕する者。あるべき姿としての,公務員をさす。

こうぼく

こうぼく [0] 【孔墨】
孔子と墨子。

こうぼく

こうぼく カウ― [0] 【坑木】
坑内で支柱などに使う木材。

こうぼく

こうぼく カウ― [0] 【槁木】
枯れた木。枯れ木。

こうぼく

こうぼく [0] 【厚朴】
ホオノキの漢名。また,その樹皮を乾燥した生薬。健胃薬・利尿薬として用いる。

こうぼく

こうぼく カウ― [0] 【香木】
(1)よいかおりのする木。また,香道で使用される,芳香を放つ木。沈香(ジンコウ)・白檀(ビヤクダン)など。
(2)寺院で,厠(カワヤ)を出て手を洗った後で,清めのために手で触れる香木の棒。

こうぼく

こうぼく カウ― [0] 【校僕】
学校の用務員の旧称。

こうぼく

こうぼく カウ― [0] 【高木】
丈の高い木。樹木のうち,おおよそ丈が人の身長より高く,一本の太い主幹が明瞭であるものをいうが,林業では高さ4〜5メートルで,構造材が採取できるものをいう。ケヤキ・マツなど。喬木(キヨウボク)。
⇔低木

こうぼく

こうぼく【公僕】
a public servant.

こうぼく=は風に折らる

――は風に折らる
声望や地位の高い者が,他からねたまれて身を滅ぼすことのたとえ。高木風に憎まる。

こうぼくげんかい

こうぼくげんかい カウ― [5] 【高木限界】
環境条件の悪化により,高木が生育不可能となる限界線。高山や高緯度地方で見られる樹木限界。

こうぼくしかい

こうぼくしかい カウ―クワイ [5] 【槁木死灰】
〔荘子(斉物論)〕
形は枯れ木,心は火のない灰のようであるの意。生気なく意欲のない者をいう語。

こうぼん

こうぼん カウ― [0] 【香盆】
香炉・香合・香包・香箸(キヨウジ)などをのせる盆。

こうま

こうま [0] 【小馬・子馬・仔馬】
(1)小さい馬。
(2)馬の子。[季]春。《牧草に馬も―も鼻うめて/虚子》

こうま

こうま クワウ― [1] 【黄麻】
⇒おうま(黄麻)

こうま

こうま【小馬】
a pony (小形の);→英和
a foal (子馬);→英和
a colt (雄);→英和
a filly (雌).→英和

こうま=の朝駆(ガ)け

――の朝駆(ガ)け
初めに力を入れ過ぎて早く疲れることのたとえ。

こうまい

こうまい カウ― [0] 【高邁】 (名・形動)[文]ナリ
けだかく優れている・こと(さま)。「―な理想」
[派生] ――さ(名)

こうまい

こうまい【高邁な】
lofty;→英和
noble.→英和

こうまい

こうまい [0] 【貢米】
年貢として納める米。

こうまく

こうまく カウ― [0][1] 【硬膜】
脳の髄膜の外層をなす強靭な膜。中層をなす蜘蛛(クモ)膜との間に硬膜下腔と呼ばれる間隙があり,少量のリンパが入っている。

こうまくさいぼう

こうまくさいぼう [5] 【厚膜細胞】
植物の細胞壁全体が厚くなり,かつ木化した細胞。原形質は少ないか全く消失している。石細胞・棒状細胞・異形細胞など。厚壁細胞。

こうまくそしき

こうまくそしき [5] 【厚膜組織】
機械組織の一。厚膜細胞が集合してできたもの。ナシやカリンの果肉中の硬い部分や,ウメやモモの内果皮など。厚壁組織。

こうまくら

こうまくら カウ― [3] 【香枕】
⇒伽羅枕(キヤラマクラ)

こうまざ

こうまざ [0] 【小馬座】
〔(ラテン) Equuleus〕
ペガスス座の西にある小星座。一〇月初旬の宵に南中する。駒座。

こうまし

こうまし クワウ― [3] 【黄麻紙】
⇒おうまし(黄麻紙)

こうまん

こうまん カウ― [0][1] 【高慢】 (名・形動)[文]ナリ
自分が優れていると思って,他をあなどる・こと(さま)。「―な人」「―に人を見下す」「―の鼻をへし折る」
[派生] ――さ(名)

こうまん

こうまん【高慢】
pride;→英和
self-conceit;haughtiness.→英和
〜な proud;→英和
self-conceited;haughty.→英和

こうまんじきょう

こうまんじきょう 【紅卍教】
中国,民国初期に山東におこり,済南の道院(宗教結社)を本拠とした秘密結社的な新興宗教。儒・仏・道の三教にキリスト教・イスラム教を加えて五教同源を説き,紅卍字会という慈善団体を設立。

こうまんちき

こうまんちき カウ― [3] 【高慢ちき】 (名・形動)[文]ナリ
いかにも高慢な・こと(さま)。「―な乱暴な人/或る女(武郎)」

こうみ

こうみ [1] 【厚味】
濃い味付けの,うまい食べ物。

こうみ

こうみ 【小海】
長野県東部の町。八ヶ岳東麓の裾野に位置する。松原湖がある。

こうみ

こうみ カウ― [1][3] 【香味】
(1)においとあじわい。
(2)飲食物のかおりと味。
(3)香道で,香木の五味の味。こうあじ。

こうみ

こうみ カウ― [1] 【好味】
よいあじ。また,よいあじの食べ物。

こうみせん

こうみせん 【小海線】
JR 東日本の鉄道線。中央本線小淵沢(コブチザワ)と信越本線小諸を結ぶ,78.9キロメートル。八ヶ岳東麓の高原(線路の最高点海抜1375メートル)を走る高原鉄道として知られる。

こうみつどせい

こうみつどせい カウミツド― [5] 【高密度星】
恒星の進化の最後に到達する超高密度の天体。白色矮星・中性子星・ブラック-ホールのこと。恒星がこれらのうちのどれに到達するかはその質量による。

こうみゃく

こうみゃく クワウ― [0] 【鉱脈】
有用鉱物が岩石中の割れ目を満たしてできた鉱床。金・銀・銅など多くの金属を産する鉱床として重要。充填(ジユウテン)鉱床。烈罅(レツカ)充填鉱床。�(ヒ)。

こうみゃく

こうみゃく【鉱脈】
<strike> a vein of ore;a deposit (鉱床).→英和

こうみやさい

こうみやさい カウ― [4] 【香味野菜】
料理に香りや風味を加えるため,調理に用いる野菜類。ニンニク・ショウガ・セロリ・パセリなど。

こうみょう

こうみょう [0] 【功名】
手柄を立てて,名誉を手に入れること。また,その手柄。こうめい。「抜け駆けの―」

こうみょう

こうみょう クワウミヤウ [0] 【光明】
(1)くらやみを照らし出す明るい光。あかり。
⇔晦冥(カイメイ)
「闇の中に一条の―がさす」
(2)将来への明るい見通し。希望。「前途に―を見いだす」
(3)仏・菩薩(ボサツ)の心身から発する光。智慧(チエ)や慈悲を象徴する。

こうみょう

こうみょう カウミヤウ [0] 【高名】 (名・形動)[文]ナリ
(1)「こうめい(高名){■一■}」に同じ。
(2)手柄を立てること。功名。「室山・水島二ヶ度の合戦に―したり/平家 9」

こうみょう

こうみょう カウメウ [0] 【高妙】 (名・形動)[文]ナリ
立派で優れている・こと(さま)。「―真実なる人類的主観/欺かざるの記(独歩)」

こうみょう

こうみょう【功名】
<achieve> a great exploit;distinguished services.〜を立てる distinguish oneself.‖功名心 ambition.

こうみょう

こうみょう【光明】
light;→英和
a halo (後光);→英和
a gleam[ray]of hope (希望).

こうみょう

こうみょう【巧妙な(に)】
skillful(ly);dexterous(ly).→英和

こうみょう

こうみょう カウメウ [0] 【巧妙】 (名・形動)[文]ナリ
物事のやり方などが,優れてたくみな・こと(さま)。「―な手口」「―に操る」「―な手段を用いる」
[派生] ――さ(名)

こうみょうく

こうみょうく クワウミヤウ― [3] 【光明供】
〔仏〕 密教で光明真言を唱え,災害や病苦の除却,滅罪,死者の成仏などを祈る法会。

こうみょうこうごう

こうみょうこうごう クワウミヤウクワウゴウ 【光明皇后】
(701-760) 聖武天皇の皇后。孝謙天皇の母。藤原不比等の娘。名は安宿媛(アスカベヒメ)。光明子とも。悲田院・施薬院を設けるなど社会事業を行い,また天皇の東大寺建立を助け仏教興隆に尽くした。王羲之の書「楽毅論」を臨書した巻物は名筆として著名。

こうみょうし

こうみょうし クワウミヤウ― 【光明子】
光明皇后の名。

こうみょうしん

こうみょうしん [3] 【功名心】
功名を求める心。「―にはやる」

こうみょうしんごん

こうみょうしんごん クワウミヤウ― [5] 【光明真言】
〔仏〕 密教の呪文である真言の一。これを唱えることによって一切の罪や悪事を取り除き,また死者を成仏せしめるとする。また,この真言で加持した土砂を死体や墓にかけると,極楽往生すると信じられた。全文は,唵(オン)阿謨伽(アボキヤ)尾盧左曩(ベイロシヤノウ)摩訶母捺囉(マカボダラ)麼抳(マニ)鉢納麼(ハンドマ)入嚩攞(ジンバラ)鉢囉韈哆野(ハラバリタヤ)吽(ウン)。不空灌頂光真言。

こうみょうじ

こうみょうじ クワウミヤウ― 【光明寺】
(1)京都府長岡京市粟生(アオウ)にある浄土宗西山派の総本山。1198年,熊谷直実(ナオザネ)の創建。開山は法然(ホウネン)。粟生光明寺。
(2)鎌倉市材木座にある浄土宗の本山。山号,天照山。1240年,北条経時が佐介谷(サスケガヤツ)に創建した蓮華寺を,のち現地に移して,良忠を開山として改名したもの。関東十八檀林の第一。

こうみょうたん

こうみょうたん クワウミヤウ― [3] 【光明丹】
鉛丹(エンタン)の別名。

こうみょうちょう

こうみょうちょう カウミヤウチヤウ [0] 【高名帳】
戦場で手柄を立てた人の名を書き記す帳面。

こうみょうてんのう

こうみょうてんのう クワウミヤウテンワウ 【光明天皇】
(1321-1380) 北朝第二代天皇(在位 1336-1348)。名は豊仁。後伏見天皇の皇子。足利尊氏に擁立され,光厳天皇のあとを受けて即位。崇光天皇に譲位し,院政を行なった。

こうみょうへんじょう

こうみょうへんじょう クワウミヤウ―ゼウ [5] 【光明遍照】
阿弥陀仏の身からでる慈悲の光は,十方世界を遍(アマネ)く照らし,念仏する衆生(シユジヨウ)を救い取って見捨てることがないという意。

こうみりょう

こうみりょう カウ―レウ [3] 【香味料】
飲食物に少量加えて香味を添えるもの。シソ・ネギ・ユズ・ミョウガ・ゴマなど。薬味。

こうみん

こうみん カウ― [0] 【高眠】 (名)スル
枕を高くして快く眠ること。安らかに眠ること。安眠。

こうみん

こうみん【公民】
a citizen.→英和
‖公民館 a public hall.公民権 civil rights;citizenship.

こうみん

こうみん [0] 【公民】
(1)〔citizen〕
国家の政治に参加する権利をもつものとしての国民。市民。
(2)律令制下,天皇(国家)の直接支配する人民。口分田(クブンデン)の班給を受け,戸籍に登録されて,租・庸・調・雑徭(ゾウヨウ)などを負担する義務のある者。貴族・賤民以外の良民のこと。

こうみん

こうみん クワウ― [0] 【皇民】
皇国の人民。皇国の民。

こうみんか

こうみんか [0] 【公民科】
(1)1930(昭和5)〜32年に実業学校・師範学校・中等学校にあった教科。
(2)1989年(平成1)新設された高校の教科。現代社会・政治経済・倫理の三科目で構成。

こうみんかせいさく

こうみんかせいさく クワウ―クワ― [6] 【皇民化政策】
第二次大戦前の朝鮮において,日本の朝鮮支配を永続化し,朝鮮人に日本の戦争に協力させるために打ち出された一連の政策。日本語による教育,神社参拝などが強要された。

こうみんかん

こうみんかん [3] 【公民館】
その地域の住民の教養の向上・健康の増進・情操の純化などを図るため,社会教育法に基づいて市町村が設置する施設。講習会・学習会・集会など住民の自主的な社会教育活動の場として提供される。

こうみんきょういく

こうみんきょういく [5] 【公民教育】
自由の自覚をもつ市民としての資質・意識を育てることによって,市民社会の発展をめざす教育。市民教育。

こうみんけん

こうみんけん [3] 【公民権】
公民としての権利。公職に関する選挙権・被選挙権,公務員として任用される権利などの総称。市民権。「―停止」

こうみんけんうんどう

こうみんけんうんどう [7] 【公民権運動】
憲法に保証された公民権の適用を求めるアメリカの黒人運動。公立学校・公的機関の分離平等政策を違憲とした1954年のブラウン判決を機に高揚,64〜65年に公民権諸法が成立した。

こうむ

こうむ【校務】
school affairs.

こうむ

こうむ [1] 【工務】
(1)土木・建築などの事務。
(2)工場における事務。「―課」

こうむ

こうむ [1] 【公務】
おおやけの仕事。国家や公共団体の仕事。

こうむ

こうむ カウ― [1] 【行務】
(1)事務の執行。
(2)銀行の業務。

こうむ

こうむ カウ― [1] 【校務】
学校の教職員が行うべき用務。

こうむ

こうむ【公務】
official duties[business].‖公務員 a public official[servant].公務執行妨害 interference with a government official in the exercise of his duties.国家(地方)公務員法 the National (Local) Public Service Law.

こうむ

こうむ カウ― [1] 【港務】
港湾施設の管理・維持に関する事務。

こうむ

こうむ【工務】
engineering works.‖工務所 an engineering firm.工務店 a building contractor's office.

こうむいん

こうむいん [3] 【公務員】
国または地方公共団体の職務を担当し,国民全体に奉仕する者。国家公務員と地方公務員とがある。

こうむしっこうぼうがいざい

こうむしっこうぼうがいざい [1][7] 【公務執行妨害罪】
公務員の職務の執行にあたり,これに暴行・脅迫を加え,職務の遂行を妨げることによって成立する罪。

こうむしょ

こうむしょ [0][4] 【公務所】
刑法上,公務員が職務を行うため国または公共団体によって設けられる所をさす。

こうむてん

こうむてん [3] 【工務店】
建築を請け負う業者,またその会社。

こうむる

こうむる【被る】
suffer[sustain] <a loss> ;→英和
be subjected <to an insult> .被らす inflict <a blow (up)on a person> .→英和
不興を〜 incur a person's displeasure.

こうむる

こうむ・る カウムル [3] 【被る・蒙る】 (動ラ五[四])
〔「こうぶる」の転〕
(1)他人から,自分にとってためになる何かを与えられる。「多大の恩恵を―・る」「皆様のお陰を―・りまして…」
(2)自身の身によくない結果がもたらされる。被害を受ける。「損害を―・る」「台風で大きな痛手を―・る」「傷ヲ―・ル/日葡」
(3)神仏や目上の者から与えられたものを受け入れる。「天罰を―・る」「お客様からおしかりを―・りました」「洋行の官命を―・り/舞姫(鴎外)」
[慣用] 御免を―

こうめ

こうめ [0][1] 【小梅】
(1)ウメの園芸変種。果実は早熟で,たくさんつき丸く小さい。塩漬け・塩干しとする。信濃梅・甲州梅など。[季]夏。
(2)ニワウメの別名。

こうめい

こうめい カウ― [0] 【行名】
銀行の名前。

こうめい

こうめい 【孔明】
諸葛亮(シヨカツリヨウ)の字(アザナ)。

こうめい

こうめい クワウ― [0] 【光明】
⇒こうみょう(光明)

こうめい

こうめい カウ― [0] 【校名】
学校の名まえ。

こうめい

こうめい [0] 【功名】
⇒こうみょう(功名)

こうめい

こうめい カウ― [0][1] 【香銘】
香木や薫物(タキモノ)などにつけられた名前。和歌や故実を出典とするものが多い。

こうめい

こうめい [0] 【公明】 (名・形動)[文]ナリ
公平で私意のないこと。不正や隠し立てのないこと。また,そのさま。「江湖の―なる裁断を乞はん/社会百面相(魯庵)」
[派生] ――さ(名)

こうめい

こうめい [0] 【鴻名】
大きな名誉。名声。大きな名。

こうめい

こうめい カウ― [0] 【講明】 (名)スル
よく調べ,意義を明らかにすること。「学術を―するために/西国立志編(正直)」

こうめい

こうめい カウ― [0] 【抗命】 (名)スル
命令にさからうこと。

こうめい

こうめい カウ― [0] 【高明】 (名・形動)[文]ナリ
(1)徳が高く,賢明である・こと(さま)。「見識の―に進む/西国立志編(正直)」
(2)富裕であること。

こうめい

こうめい【公明】
fairness.→英和
〜正大な(に) fair(-ly);→英和
just(ly).→英和
〜正大にやる play fair.‖公明選挙 a clean election.公明党 the Komeito;the Clean Government Party.

こうめい

こうめい カウ― [0] 【高名】
■一■ (名・形動)[文]ナリ
評判のたかいこと。名高いこと。また,そのさま。有名。こうみょう。「―な画家」
■二■ (名)
相手を敬ってその名前をいう語。「御―はかねがね承っております」
[派生] ――さ(名)

こうめい

こうめい [0] 【公命】
おおやけの命令。君命。

こうめい

こうめい【高名】
fame;→英和
renown;→英和
a high reputation.〜な famous;→英和
renowned.

こうめい=の家、鬼その室を瞰(ウカガ)う

――の家、鬼その室を瞰(ウカガ)う
〔揚雄「解嘲」〕
鬼神は富貴を憎むので,富裕な家のようすをうかがっていてわざわいをなす。高明の家鬼神これを憎む。

こうめいせいだい

こうめいせいだい [0] 【公明正大】 (名・形動)[文]ナリ
私心がさしはさまれず,正しく事の行われる・こと(さま)。「―な裁決」

こうめいてんのう

こうめいてんのう カウメイテンワウ 【孝明天皇】
(1831-1866) 第一二一代天皇(在位 1847-1866)。名は統仁(オサヒト)。仁孝天皇の皇子。激しい攘夷主義者であったが,倒幕運動には反対。妹,和宮の将軍家茂への降嫁に同意した。

こうめいとう

こうめいとう 【公明党】
政党の一。創価学会の政治団体,公明政治連盟として発足し,1964年(昭和39)政党となる。70年政教分離。94年(平成6)新進党結成に向けて,党中央は解消。

こうめん

こうめん [0][3] 【後面】
うしろの面。後部。
⇔前面

こうめん

こうめん カウ― [0] 【高免】
他人を敬ってその許しをいう語。お許し。御容赦。「御―を請う」

こうめん

こうめん [0] 【垢面】
あかだらけの顔。「蓬頭(ホウトウ)―」

こうもう

こうもう カウ― [0] 【硬毛】
色素・毛髄を有する,長く太い毛。ひげ・わき毛・陰毛など。

こうもう

こうもう [0] 【鴻毛】
〔鴻(オオトリ)の羽毛の意〕
きわめて軽いもののたとえ。「死を視(ミ)る―よりも軽しとす/此一戦(広徳)」

こうもう

こうもう【孔孟】
<the teachings of> Confucius and Mencius.

こうもう

こうもう [0] 【孔孟】
孔子と孟子。

こうもう

こうもう カウマウ [0] 【膏肓】
〔「こうこう(膏肓)」を誤って読み慣わした語〕
⇒こうこう(膏肓)

こうもう

こうもう [0] 【紅毛】
(1)あかい髪の毛。あかげ。
(2)「紅毛人(コウモウジン)」に同じ。

こうもうじん

こうもうじん [3] 【紅毛人】
江戸時代,オランダ人の称。ポルトガル人やスペイン人を南蛮人と呼んだのに対する呼称とされる。のちには西洋人一般をさした。

こうもうせん

こうもうせん [0] 【紅毛船】
江戸時代,オランダ船の俗称。幕末には広く諸外国の船をいう。

こうもうのおしえ

こうもうのおしえ [0] 【孔孟の教え】
孔子・孟子の説いた仁義の教え。儒教。儒学。

こうもうのがく

こうもうのがく [6] 【孔孟の学】
儒学のこと。孔孟学。

こうもうへきがん

こうもうへきがん [0] 【紅毛碧眼】
赤い毛髪をした青い目の人。西洋人。「―の異人」

こうもく

こうもく カウ― [0] 【綱目】
〔「綱」は網のおおづな,「目」は網の目の意〕
物事の大綱と細目。「論旨の―」

こうもく

こうもく【綱目】
the main points.

こうもく

こうもく【項目】
a head(ing);→英和
an item;→英和
a clause (条項).→英和

こうもく

こうもく カウ― [0] 【項目】
(1)あるまとまりをもつ物事を,一定の基準で小分けした一つ一つ。個々の箇条や細目。項。「―に分ける」
(2)辞書・事典の見出し。

こうもくてん

こうもくてん クワウモク― [4] 【広目天】
〔梵 Virūpākṣa〕
仏教の四天王の一。西方に居て西大洲を守る。悪人を罰し,仏心を起こさせるという。武装した怒りの姿で表され,筆と巻子をもつものもある。西方天。広目天王。
広目天[図]

こうもつ

こうもつ [0] 【公物】
⇒くもつ(公物)

こうもつ

こうもつ [0] 【貢物】
みつぎもの。

こうもと

こうもと カウ― [4][0] 【香元・香本】
香席で香をたく人。火元。

こうもと

こうもと カウモト 【河本】
姓氏の一。

こうもと

こうもと カウ― [4][0] 【講元】
講の主催者。講親(コウオヤ)。講頭(コウガシラ)。

こうもとだいさく

こうもとだいさく カウモト― 【河本大作】
(1883-1953) 陸軍軍人。兵庫県生まれ。1928年(昭和3)の張作霖爆殺事件の主謀者。30年予備役。第二次大戦後,中国の太原監獄に拘禁され病死。

こうもり

こうもり カウ― [1] 【蝙蝠】
〔「かわほり」の転〕
(1)哺乳綱翼手目に属する動物の総称。体はネズミに似るが,前肢の上腕骨・前腕骨および指骨・掌骨が著しく発達し,指・胴・後肢・尾の間に薄い飛膜を張って翼となる。鳥のように自由に飛べる唯一の哺乳類。後肢の鋭いかぎ状の爪をそなえた五本の指で木や洞穴の天井などにぶら下がる。超音波を発し,その反射を聞いて,障害物との距離を感知しながら飛ぶものが多い。約九五〇種が全世界に分布し,熱帯・亜熱帯に多い。夜行性で昼間は暗所・物陰にひそむ。かくいどり。[季]夏。
(2)「蝙蝠傘」の略。
蝙蝠(1)[図]

こうもり

こうもり【蝙蝠】
《動》a bat.→英和
‖蝙蝠傘 <fold,unfold> an umbrella.

こうもり=も鳥のうち

――も鳥のうち
コウモリも飛ぶからには鳥の同類であるということ。優れた者の中につまらぬ者のまじっているときなどにいう語。

こうもりかずら

こうもりかずら カウ―カヅラ [5] 【蝙蝠葛】
ツヅラフジ科のつる性落葉植物。葉は五角の心形でコウモリの翼に似,長い葉柄に盾(タテ)形につく。雌雄異株。五,六月,葉腋に淡黄色の小花を多数つける。

こうもりが

こうもりが カウ― [4] 【蝙蝠蛾】
(1)コウモリガ科の蛾の総称。中形または大形で,触角が短い。日没時に活動する種が多い。世界に約三〇〇種,日本では八種が知られる。
(2)コウモリガ科の蛾。開張約90ミリメートル。褐色を帯び,夕方活発に飛び回る。幼虫はクサギ・キリなどの樹幹に穴をあける害虫。九州以北の日本各地と中国・シベリアに分布。

こうもりがさ

こうもりがさ カウ― [5] 【蝙蝠傘】
〔開くとコウモリが翼を広げた形に似るところからいう〕
細い鉄の骨に絹・ナイロンなどを張った洋傘。こうもり。

こうもりばおり

こうもりばおり カウ― [5] 【蝙蝠羽織】
江戸時代中期に流行した男羽織。腰くらいの短い身丈で長い振袖が付く。かわほりばおり。
蝙蝠羽織[図]

こうもりばんてん

こうもりばんてん カウ― [5] 【蝙蝠半纏】
丈が短く,袖丈の長い半纏。江戸後期,旅商人などが合羽(カツパ)の代わりに着た。

こうもん

こうもん カウ― [0] 【肛門】
消化器官の末端,直腸の終わる所で,大便を排泄する孔(アナ)。尻の孔。

こうもん

こうもん カウ― [0] 【告文】
(1)神仏に祈願の意を告げ奉る文。宣命体で書くのをふつうとする。こうぶん。告げ文。
(2)天子が臣下に告げる文。こうぶん。

こうもん

こうもん カウ― [0] 【衡門】
冠木(カブキ)門。転じて,隠棲の家。

こうもん

こうもん カフ― [0] 【閘門】
(1)運河・放水路などで水量を調節するための水門。
(2)水位の高低差の大きい運河や河川などで,船舶を通過させるために水をせき止めておく装置。ロック。

こうもん

こうもん【閘門】
a lock gate.

こうもん

こうもん カフ― [0] 【閤門】
宮中の内郭の諸門。南の承明・長楽・永安,東の宣陽・嘉陽・延政,西の陰明・遊義・武徳,北の玄暉(ゲンキ)・安喜・徽安(キアン)の十二門。
→内裏

こうもん

こうもん 【鴻門】
中国,陝西(センセイ)省臨潼県の地名。

こうもん

こうもん【校門】
a school gate.

こうもん

こうもん【肛門】
the anus.→英和
肛門病 an anal disease.

こうもん

こうもん クワウ― [0] 【黄門】
(1)中納言の唐名。
(2)〔中納言であったところから〕
徳川光圀(ミツクニ)の通称。水戸黄門。

こうもん

こうもん [0] 【孔門】
孔子の門下。

こうもん

こうもん カウ― [0] 【校門】
学校の門。

こうもん

こうもん [0] 【後門】
うしろの門。裏門。
⇔前門

こうもんかつやくきん

こうもんかつやくきん カウ―クワツヤク― [0] 【肛門括約筋】
肛門をとりまいて,その開閉を調節する輪状の筋肉。随意筋・不随意筋の両者がある。

こうもんき

こうもんき カウ― [3] 【肛門期】
精神分析で,小児性欲の発達段階の第二。排泄など,肛門による快感をもっぱらとする時期。生後一八か月ぐらいから四歳頃までとされる。

こうもんしきうんが

こうもんしきうんが カフ― [7] 【閘門式運河】
閘門{(2)}を利用して船舶を通過させる方式の運河。二つの閘門が一組となり,その間を閘室という。入り口の閘門を開き,船を入れてからこれを閉じ,次いで閘室内の水位を次に進む水路の水位と同じにしてから出口の閘門を開いて船を進ませる。パナマ運河が代表的なもの。水閘式運河。水門式運河。有門式運河。
→水平式運河

こうもんのかい

こうもんのかい 【鴻門の会】
紀元前206年,劉邦と項羽が鴻門で会見したこと。項羽の臣が剣舞にことよせて劉邦を殺そうとしたが,項伯がともに舞ってこれを制し,樊噲(ハンカイ)が怒髪して項羽に対している間に劉邦は張良の計に従って逃れ去った。

こうもんのじってつ

こうもんのじってつ 【孔門の十哲】
孔子の門人中,学徳の優れたもの一〇人。徳行に優れた顔淵(ガンエン)・閔子騫(ビンシケン)・冉伯牛(ゼンハクギユウ)・仲弓,言語に優れた宰我・子貢,政事に優れた冉有(ゼンユウ)・季路,文学に優れた子游(シユウ)・子夏。

こうもんれっそう

こうもんれっそう カウ―サウ [5] 【肛門裂創】
⇒切(キ)れ痔(ジ)

こうや

こうや カフ― [1] 【甲夜】
五夜の第一。「初更(シヨコウ)」に同じ。

こうや

こうや【荒野】
a wilderness;→英和
the wilds.

こうや

こうや【広野】
a wide[vast]plain.

こうや

こうや [0] 【紺屋】
〔「こんや」の転〕
布地の染色を職業とする家や職人。もと藍染め屋をいったが,のちには広く染め物屋をいう。こんや。

こうや

こうや クワウ― [1] 【荒野】
(1)あれはてた野原。あれの。
(2)開墾奨励のために無税にした土地。

こうや

こうや カウ― [1] 【郊野】
郊外の野原。

こうや

こうや【紺屋】
a dyer (人);→英和
a dyer's (店).

こうや

こうや カウヤ 【高野】
(1)「高野山」の略。
(2)和歌山県北東部,伊都郡の町。高野山で知られ,真言宗の金剛峰寺を中心に寺院・宿坊が多い。

こうや

こうや クワウ― [1] 【広野・曠野】
ひろびろとした野原。

こうや

こうや カウ― 【厠】
〔「かわや」の転〕
便所。

こうや=の地震

――の地震
申しわけないの意。「相済まぬ」を地震で壺がゆれて「藍(アイ)が澄まない」としゃれたもの。

こうや=の明後日(アサツテ)

――の明後日(アサツテ)
〔紺屋の仕事は天候に左右されるので,いつも「あさって」と言い抜けて仕上がりの期日を延ばすことから〕
約束の期限のあてにならないこと。明後日(アサツテ)紺屋に今度鍛冶(カジ)。医者のただ今。

こうや=の白袴(シロバカマ)

――の白袴(シロバカマ)
〔紺屋が自分の袴は染めないで,白袴をはいている意で〕
専門としていることについて,それが自分の身に及ぶ場合には,かえって顧みないものであるというたとえ。髪結い髪結わず。医者の不養生。

こうやいた

こうやいた カウ― [4] 【鋼矢板】
鋼鉄製の矢板。シート-パイル。

こうやがさ

こうやがさ カウヤ― [4] 【高野笠】
高野聖(コウヤヒジリ)などのかぶった笠。

こうやがみ

こうやがみ カウヤ― 【紙屋紙】
「かみやがみ(紙屋紙)」の転。「常陸の親王の書きおき給へりける―の草子/源氏(玉鬘)」

こうやがみ

こうやがみ カウヤ― [3] 【高野紙】
高野山付近で産する紙。高野版などに用いられた。

こうやぎれ

こうやぎれ カウヤ― [3] 【高野切】
古筆切(コヒツギレ)の一。古今集の現存最古の写本。紀貫之筆と伝えられるが,三人の寄合書(ヨリアイガキ)。一部が高野山の所蔵であったことからいう。

こうやく

こうやく【口約】
a verbal promise[agreement].〜する give one's word.

こうやく

こうやく【公約】
a public pledge;election[platform]promises (選挙の).〜する pledge oneself publicly.

こうやく

こうやく [0] 【公約】 (名)スル
公に約束すること。特に選挙に際して,政党または候補者が当選後に実施することを約束した政策。「減税を―する」

こうやく

こうやく [0] 【口約】 (名)スル
文書に記さず,口で約束すること。また,その約束。

こうやく

こうやく【膏薬】
<apply> a plaster <to> ;→英和
a salve (軟膏).→英和

こうやく

こうやく カウ― [0] 【絞扼】 (名)スル
しめつけること。しめつけられること。主に医学でいう。「―感がある」

こうやく

こうやく カウ― [0] 【膏薬】
あぶらで練り固めた外用薬。紙片や布片に塗り,患部に貼って使用する。硬膏と軟膏とがある。

こうやく

こうやく 【公役】
近世,大坂などで町人(特に地主・家主)に課した公費。町奉行所・町会所などの経費にあてた。

こうやく

こうやく [0] 【口訳】 (名)スル
口語体に訳すこと。口語訳。

こうやくすう

こうやくすう【公約数】
a common divisor[factor].最大公約数 the greatest common divisor <G.C.D.,g.c.d.> .

こうやくすう

こうやくすう [4][3] 【公約数】
二つ以上の整数に共通した約数。整式についても,同様に公約数を考える。

こうやくだい

こうやくだい カウ― [0] 【膏薬代】
〔膏薬の代金の意から〕
相手を傷つけたとき,相手に払う傷害の治療代。

こうやくばり

こうやくばり カウ― [0] 【膏薬貼り】
障子や襖(フスマ)などの破損した箇所を小さな紙片などをはって補修すること。

こうやぐち

こうやぐち カウヤ― 【高野口】
和歌山県伊都郡,紀ノ川沿いにある町。高野山登山口の一。

こうやさい

こうやさい [3] 【後夜祭】
学園祭などで,最終日の夜行うファイア-ストームなどの催し。

こうやさん

こうやさん カウヤ― 【高野山】
(1)和歌山県北部,紀ノ川の南にある山地。海抜1000メートル前後の山々に囲まれ,山頂には真言宗の総本山金剛峰寺(コンゴウブジ)があり,門前町が発達する。
(2)金剛峰寺の山号。

こうやさんかた

こうやさんかた カウヤ― [4] 【高野三方】
平安時代以降,高野山を構成した学侶方(ガクリヨカタ)・行人方(ギヨウニンカタ)・聖方(ヒジリカタ)の総称。

こうやさんだいがく

こうやさんだいがく カウヤ― 【高野山大学】
私立大学の一。真言宗の古義大学林を源とし,1926年(大正15)創立。49年(昭和24)新制大学となる。本部は和歌山県高野町。

こうやせん

こうやせん カウヤ― 【高野線】
南海電鉄の鉄道線。大阪市汐見橋・和歌山県橋本・極楽橋間,65.1キロメートル。大阪と紀ノ川中流域,高野山を結ぶ。列車は南海本線に乗り入れて難波に直通する。

こうやちょう

こうやちょう 【公冶長】
孔子の門人で女婿。字(アザナ)は子長。鳥の言葉を解したという。

こうやどうふ

こうやどうふ カウヤ― [4] 【高野豆腐】
豆腐を小形に切り,寒中,屋外で凍らせ乾かしたもの。もと高野山で作ったのでこの名があるという。しみ豆腐。こおり豆腐。凝(コゴ)り豆腐。[季]冬。

こうやのたまがわ

こうやのたまがわ カウヤ―タマガハ 【高野の玉川】
六玉川(ムタマガワ)の一。
→玉川

こうやのり

こうやのり [3] 【紺屋糊】
紺屋で用いる型染め用の防染糊。

こうやは

こうやは カウヤ― 【高野派】
真言宗の一派。高野山金剛峰寺が総本山。1900年(明治33)高野派を公称。のち大覚寺派・御室派と合同して古義真言宗と称したが,46年(昭和21)高野山真言宗として独立。

こうやばい

こうやばい [3] 【紺屋灰】
藍染めで,藍の発酵に用いる木灰。こんやばい。

こうやばん

こうやばん カウヤ― [0] 【高野版】
鎌倉中期以後,高野山金剛峰寺で印刷発刊された密教関係書を主とする書籍の総称。

こうやひじり

こうやひじり カウヤ― 【高野聖】
小説。泉鏡花作。1900年(明治33)発表。旅僧宗朝を語り手として,飛騨天生峠の,魔性の美女のいる超現実世界を描く。

こうやひじり

こうやひじり カウヤ― [4] 【高野聖】
(1)平安中期以降,仏道修行のため高野山に隠遁した僧。
(2)寄付をつのるため,高野山から出て諸国を勧進遊行した僧。近世になると主として乞食僧・行商僧をさすようになった。
(3)タガメの異名。[季]夏。
(4)書名(別項参照)。

こうやぼうき

こうやぼうき カウヤバウキ [4] 【高野箒】
キク科の落葉低木。雑木林などに生える。枝は細く,よく分枝し,卵形の葉をまばらにつける。秋,枝頂に白色の頭花を一個ずつつける。枝を刈って箒を作るのでこの名がある。古名タマボウキ。

こうやま

こうやま カウヤマ 【高山】
鹿児島県大隅半島中央部,肝属(キモツキ)郡の町。中世の肝付(キモツキ)氏の本拠地。ポンカンや算盤(ソロバン)を特産。

こうやまいり

こうやまいり カウヤマヰリ [4] 【高野参り】
(1)高野山へ参詣すること。高野詣で。
(2)〔「厠(コウヤ)」に音が通ずるところから〕
便所に行くこと。

こうやまき

こうやまき カウヤ― [3] 【高野槙】
スギ科の常緑針葉樹。日本の特産種で,本州中部以南の山地に自生,庭園にも栽植する。葉は枝端に束生し,線形で長い。雌雄同株。春開花し,マツカサに似た球果をつける。材は湿気に強く,船材・建材・器具材に用いる。ホンマキ。

こうやものぐるい

こうやものぐるい カウヤモノグルヒ 【高野物狂】
能の一。四番目物。世阿弥作。旧主の遺児春満(シユンミツ)丸が出家して行方をくらましたので,高師(タカシ)の四郎は狂乱して諸国を尋ね歩き,ついに高野山で再会する。

こうややく

こうややく 【紺屋役】
江戸時代,藍瓶(アイガメ)の数に応じて紺屋に課した役銭。藍瓶役。こんややく。

こうやりゅうじんこくていこうえん

こうやりゅうじんこくていこうえん カウヤ―コクテイコウヱン 【高野竜神国定公園】
奈良県と和歌山県の境,高野山から竜神温泉にかけての一帯を占める公園。

こうゆ

こうゆ カウ― [0] 【香油】
香料を加えた化粧用の油。髪につけるものと,体に塗るものがある。

こうゆ

こうゆ カウ― [0] 【膏油】
灯火用のあぶら。

こうゆ

こうゆ クワウ― [0] 【鉱油】
鉱物性の油。石油など。

こうゆ

こうゆ カウ― [0] 【膏腴】 (名・形動)[文]ナリ
地味が肥えているさま。また,その土地。膏沃。「―なる土壌/日本風景論(重昂)」

こうゆ

こうゆ カウ― [1] 【高諭】
他人を敬ってその説諭をいう語。「御―を頂く」

こうゆ

こうゆ【鉱油】
mineral oil.

こうゆ

こうゆ【香油】
<apply> perfumed[scented]oil <to> .

こうゆう

こうゆう カウイウ [0] 【校友】
(1)同じ学校で学ぶ仲間・友人。また,同窓の友。
(2)学校側からその学校の卒業生をいう語。

こうゆう

こうゆう 【孔融】
(153-208) 中国,後漢の儒者。字(アザナ)は文挙。孔子二〇世の孫。北海の相となり,孔北海とも呼ばれる。建安七子の一。漢室に忠誠を尽くしたが,曹操(ソウソウ)にうとまれて処刑された。著「孔北海集」

こうゆう

こうゆう [0] 【後憂】
あとあとの心配。

こうゆう

こうゆう [0] 【公有】
公の機関が所有していること。
⇔私有
「―地」

こうゆう

こうゆう カウイウ [0] 【交遊・交游】 (名)スル
親しくつきあうこと。交際。「共に―談話すること已に数日/花柳春話(純一郎)」

こうゆう

こうゆう【公有の】
public.→英和
公有財産 public property.公有地 public land.

こうゆう

こうゆう【交友】
a friend[companion];→英和
交友関係 one's associates.

こうゆう

こうゆう【校友】
a schoolmate;→英和
an alumnus[alumna (女)](同窓会).→英和
‖校友会 an alumni[a graduates']association;a students' association (在校生).校友会誌 an alumni magazine.

こうゆう

こうゆう カウイウ [0] 【交友】
友だちとして交際すること。また,その友だち。「―関係」

こうゆうい

こうゆうい カウイウヰ 【康有為】
(1858-1927) 中国の学者・政治家。号は長素。広東省の人。変法自強を唱え,光緒帝に認められ革新政治を断行したが,失敗して日本に亡命。辛亥(シンガイ)革命後は清朝回復・儒教振興をはかった。公羊学(クヨウガク)を大成。著「大同書」「孔子改制考」など。カン=ユーウェイ。

こうゆうかい

こうゆうかい カウイウクワイ [3] 【校友会】
同じ学校の卒業生・職員・生徒などの組織する会。同窓会など。

こうゆうざいさん

こうゆうざいさん [5] 【公有財産】
地方公共団体の所有する財産。

こうゆうし

こうゆうし クワウイウシ [3] 【皇猶子】
天皇の兄弟の子。

こうゆうすいめん

こうゆうすいめん [5] 【公有水面】
河・海・湖・沼その他公共の用に供する水流または水面で,国の所有に属するもの。

こうゆうち

こうゆうち [3] 【公有地】
地方公共団体が所有する土地。
→国有地

こうゆうりん

こうゆうりん [3] 【公有林】
地方公共団体が所有する森林。

こうよう

こうよう [0] 【紅葉】 (名)スル
秋,落葉に先だって葉が紅色に変わる現象。葉柄の基部に離層が形成されて,移動できない糖類が赤色のアントシアンに変わるために起こる。カエデ属に特に著しい。「全山―する」

こうよう

こうよう カウエウ [0] 【綱要】
おおもととなる大切なところ。多く著作の題に用いられる。「経済学―」「キリスト教―」

こうよう

こうよう コウエフ 【紅葉】
⇒尾崎(オザキ)紅葉

こうよう

こうよう クワウヤウ [0] 【潢洋】 (ト|タル)[文]形動タリ
(海・川・湖などが)深くて広いさま。「―たる蒼海/草枕(漱石)」

こうよう

こうよう【公用(で)】
(on) official business.‖公用語 an official language.

こうよう

こうよう [0] 【後葉】
(1)後代。子孫。「八代の―」
(2)脳下垂体の後部。

こうよう

こうよう カウ― [0] 【効用】
(1)ききめ。効能。「薬の―」
(2)使い道。「鉄の―は大きい」
(3)〔経〕 財やサービスが消費者の欲望を満足させる度合。
→限界効用

こうよう

こうよう [0] 【功用】
実際に役に立つこと。はたらき。

こうよう

こうよう カウ― [0] 【行用】
(1)「行使(コウシ)」に同じ。
(2)銀行の用務。

こうよう

こうよう【効用】
use;→英和
utility;→英和
an effect.→英和
〜がある be useful;be effective.

こうよう

こうよう クワウエフ [0] 【黄葉】 (名)スル
秋,落葉に先だって葉が黄色に変わる現象。クロロフィルが分解し,残っている黄色のカロチノイド色素が目立つために起こる。イチョウなどに著しい。

こうよう

こうよう【高揚する】
exalt;→英和
raise;→英和
uplift.→英和
精神の〜 spiritual uplift.→英和

こうよう

こうよう【紅葉】
red leaves.〜する turn red[yellow].

こうよう

こうよう カウヤウ 【斯様】 (形動ナリ)
〔「かくやう」の転〕
このよう。こういう。「この―にもの持てくる人に/土左」

こうよう

こうよう [0] 【公用】
(1)官庁・公共団体の職務上の用事。また,勤務先の用事。公務。「―で出張する」
(2)公共のことに用いること。政府・公共団体の使用に供すること。また,その物。「民間の建物を―にあてる」
⇔私用

こうよう

こうよう カウヤウ [0] 【高揚・昂揚】 (名)スル
(精神や気分などが)高まること。また,高めること。「感情が―する」

こうよう

こうよう カウヤウ [0] 【孝養】 (名)スル
親に孝行して養うこと。「―を尽くす」「父母の許(モト)に―して/蜃中楼(柳浪)」

こうようかちせつ

こうようかちせつ カウ― [6] 【効用価値説】
財貨の価値をもっぱら主観的な評価である効用に基づいて説明する学説。オーストリア学派のメンガーの説が有名であり,近代経済学の出発点とされる。主観価値説。
⇔労働価値説
→限界革命

こうようぐんかん

こうようぐんかん カフヤウ― 【甲陽軍鑑】
江戸初期の軍学書。二〇巻。武田信玄・勝頼二代の事績・軍法・刑法を記したもの。高坂昌信の遺稿に仮託して,小幡景憲が編。

こうようご

こうようご [0] 【公用語】
一国内で多言語が使用されている場合,公の場で使用されることが正式に認められている一つまたは複数の言語。

こうようざいさん

こうようざいさん [5] 【公用財産】
行政財産の一種。国が国の事務・事業またはその職員の住居の用に供するもの。官庁の庁舎・国立病院・公務員宿舎など。

こうようざん

こうようざん クワウエフ― [3] 【広葉杉】
スギ科の常緑針葉樹。中国原産。葉は鎌形に曲がった長披針形で硬く,枝に羽状につく。雌雄同株で,四月頃開花し,マツカサに似た球果を結ぶ。材は香りがよく,建材・器具材に利用。オランダモミ。リュウキュウスギ。カントンスギ。

こうようしゅうよう

こうようしゅうよう [5] 【公用収用】
特定の公益事業のため特定の財産権を強制的に取得すること。憲法上,法律に基づくこと,および正当な補償をすることが要求されている。公用徴収。

こうようじゅ

こうようじゅ【広葉樹】
a broadleaf tree.

こうようじゅ

こうようじゅ カウエフ― [3] 【硬葉樹】
高温期に乾燥し,冬期が比較的温暖で多湿である温帯地方に生育する常緑の高木および低木の総称。葉は小形で革質,幹はコルク層が発達するものが多く,耐乾性が強い。オリーブ・コルクガシ・ユーカリやアカシアの一部など。

こうようじゅ

こうようじゅ クワウエフ― [3] 【広葉樹】
幅の広い葉をつける樹木の総称。双子葉植物に属し,熱帯から亜寒帯に分布する。闊葉(カツヨウ)樹。
⇔針葉樹

こうようじゅりん

こうようじゅりん カウエフ― [5] 【硬葉樹林】
硬葉樹よりなる樹林。地中海沿岸,南アフリカのケープ地方,オーストラリアなどにみられる。

こうようず

こうようず カウヤウヅ [3] 【航洋図】
航海用海図の一種。長途の航海に適するもので,沖合の水深,主要灯台の位置などが図示してあり,縮尺が百万分の一より小さいもの。

こうようせいげん

こうようせいげん [5] 【公用制限】
特定の公共事業の必要をみたすため,特定の財産権に加えられる公法上の制限。重要文化財指定による輸出の禁止など。

こうようぜんせん

こうようぜんせん [5] 【紅葉前線】
紅葉出現日の等値線を引いて,紅葉の出現日が北から南へと移動する様子を前線にたとえたもの。生物季節学の一。もみじ前線。

こうようちょうしゅう

こうようちょうしゅう [5] 【公用徴収】
⇒公用収用(シユウヨウ)

こうようにん

こうようにん [0] 【公用人】
(1)近世,大小名の家で,幕府関係の用務をつかさどった者。
(2)明治初年,諸藩に設けられ,中央政府との折衝にあたった役。もとの留守居役にあたる。

こうようふたん

こうようふたん [5] 【公用負担】
特定の公益事業の目的のために,法律に基づき国民に強制的に課せられる経済的負担。公用制限・公用収用などがある。

こうようぶつ

こうようぶつ [3] 【公用物】
国または公共団体の使用に供せられる公物。国公立学校・庁舎・灯台など。国有の公用物は特に公用財産とよばれる。
→公共用物

こうようぶん

こうようぶん [0][3] 【公用文】
国や公共団体が法令や公用の文書などに用いる文章。

こうようもん

こうようもん カウヤウ― 【高陽門】
大内裏(ダイダイリ)豊楽(ブラク)院十九門の一。儀鸞(ギラン)門の東廊六間の所にあった。東廊中門。東掖(トウエキ)門。
→大内裏

こうようりょけん

こうようりょけん [5] 【公用旅券】
国の用務のために外国に派遣される者と,その家族らに発給される旅券。

こうよく

こうよく カウ― [0] 【膏沃】 (名・形動)[文]ナリ
土地が肥えていること。また,その土地。膏腴(コウユ)。

こうよしみつ

こうよしみつ カウ― 【幸祥光】
(1892-1977) 能楽師。小鼓(コツヅミ)方幸流宗家。本名,五郎。東京生まれ。音色と間拍子の絶妙さで,天才的な名人と評された。

こうよぜんらんず

こうよぜんらんず クワウヨゼンランヅ 【皇輿全覧図】
実測による中国全土の最初の地図。清の康煕帝(コウキテイ)の命によりフランス人カトリック宣教師らが1717年に完成。

こうら

こうら【甲羅】
a shell.→英和
〜を干す bask in the sun.→英和
〜を経た veteran <worker> .→英和

こうら

こうら カフ― [0][3] 【甲羅】
〔「ら」は接尾語〕
(1)亀・蟹・海老(エビ)などの体を覆う,堅いから。甲(コウ)。
(2)人の背中。「―を干す」
(3)〔「功」「劫」に音が通ずるところから〕
年の功。

こうら

こうら カフラ 【甲良】
姓氏の一。

こうら

こうら [1] 【公等】 (代)
二人称。あなたがた。諸君たち。「のつぺらぽうに卒業し去る―日本の大学生と/三四郎(漱石)」

こうら=が生(ハ)える

――が生(ハ)・える
年を経て古くなる。老獪(ロウカイ)になる。

こうら=を∘経(ヘ)る

――を∘経(ヘ)る
年数を経て,経験が豊かになる。また,世間ずれする。劫臈(コウロウ)を経る。

こうら=を干す

――を干・す
腹ばいになって背中を日光にあてる。

こうらい

こうらい クワウ― [0] 【光来】
他人を敬ってその来訪をいう語。「御―を仰ぐ」

こうらい

こうらい カウライ 【高麗】
(1)王建が建てた朝鮮の王朝(918-1392)。都は開城。半島を統一し,仏教を尊崇して栄えたが,一三世紀に元に服属,一四世紀に倭寇(ワコウ)の侵入で弱まり李成桂(リセイケイ)に滅ぼされた。
(2)かつて日本で,朝鮮の別名。こま。

こうらい

こうらい [0] 【後来】
こののち。将来。今後。「―多望の麒麟児/金時計(鏡花)」

こうらいうぐいす

こうらいうぐいす カウライウグヒス [6] 【高麗鶯】
スズメ目コウライウグイス科の鳥。全長約25センチメートル。全体が黄色で,目から後頭部にかけて黒色帯があり美しい。シベリア・中国・朝鮮などに生息し,日本へはまれに渡来する。鳴き声がよいのでこの名があるが,ウグイスとは別種。朝鮮ウグイス。黄鳥(オウチヨウ)。

こうらいがき

こうらいがき カウライ― [3] 【高麗垣】
袖垣(ソデガキ)の一種。竹・葦(アシ)などで粗く菱形に組んだもので,手水鉢(チヨウズバチ)の後ろに設けることが多い。高麗袖垣。

こうらいきじ

こうらいきじ カウライ― [3] 【高麗雉】
キジ目キジ科の鳥。普通のキジと異なり,首に白い輪がある。アジア大陸に広く分布。日本には古く朝鮮から対馬に輸入され,その亜種が北海道に放鳥されて繁殖している。猟鳥。

こうらいし

こうらいし カウライ― 【高麗史】
高麗朝の歴史を記した紀伝体の書。一三九巻。1451年完成。李朝の金宗瑞(キンソウズイ)・鄭麟趾(テイリンシ)らの撰。世家・志・表・列伝・目録に分かれる。別に編年体の史書「高麗史節要」がある。

こうらいしば

こうらいしば カウライ― [3] 【高麗芝】
イネ科の多年草。暖地に生える。シバに似るが全体に繊細で,葉は細い針状。芝生にする。朝鮮芝。糸芝。

こうらいせいじ

こうらいせいじ カウライ― [5] 【高麗青磁】
朝鮮,高麗時代の青磁。中国南部の窯業の影響を受けて起こった。代表的なものに,刻文に黒や白の土を嵌入(カンニユウ)して製する象眼青磁がある。

こうらいだいす

こうらいだいす カウライ― [5] 【高麗台子】
茶の湯の台子の一。流派によって形はさまざまである。唐物(カラモノ)の卓に想を得て創案されたという。

こうらいぢゃわん

こうらいぢゃわん カウライ― [5] 【高麗茶碗】
朝鮮から伝来した陶磁器で,桃山時代以降,茶人が抹茶茶碗として用いたものの総称。李朝のものがほとんどで,朝鮮では,喫茶用ではない。井戸・三島・熊川(コモガイ)・魚屋(トトヤ)などの種類がある。

こうらいにんじん

こうらいにんじん カウライ― [5] 【高麗人参】
⇒朝鮮人参(チヨウセンニンジン)

こうらいばし

こうらいばし カウライ― 【高麗端・高麗縁】
「こうらいべり(高麗縁)」に同じ。「―の,筵(ムシロ)青うこまやかに厚きが/枕草子 277」

こうらいばん

こうらいばん カウライ― [0] 【高麗版】
朝鮮,高麗時代に刊行された書籍。仏書・史書が多い。すでに一三世紀前半には木活字・金属活字による印刷がなされ,世界最古の活字本が残る。

こうらいべり

こうらいべり カウライ― [3][0] 【高麗縁】
畳のへりの一種。白地の綾に雲形・菊花などの紋様を黒く織り出したもの。紋の大きさに大小があり,大紋は親王・将軍などが用い小紋は公卿が用いた。こうらいばし。
高麗縁[図]

こうらいもん

こうらいもん カウライ― [3] 【高麗門】
門の形式の一。本柱の後方に控え柱を立て,本柱が支える切妻屋根とは別に,これと直角に控え柱の上にも左右二個の切妻小屋根をかけたもの。城の門に多い。
高麗門[図]

こうらいや

こうらいや カウライ― 【高麗屋】
歌舞伎俳優松本幸四郎およびその一門の屋号。

こうらいやき

こうらいやき カウライ― [0] 【高麗焼】
朝鮮陶磁器の総称。特に高麗時代に作られたものとは限らない。朝鮮焼。

こうらく

こうらく カウ― [0] 【行楽】
山野に出たりして,遊び楽しむこと。「―シーズン」「―客」

こうらく

こうらく [0] 【後楽】
〔范仲淹「岳陽楼記」〕
世人の楽しみにおくれて楽しむこと。
→先憂(センユウ)後楽

こうらく

こうらく【行楽】
<go on> an excursion[a picnic].→英和
行楽客(地) a holidaymaker (holiday resort).→英和

こうらく

こうらく クワウ― [0] 【黄落】 (名)スル
草木の葉や果実などが,色づいて落ちること。[季]秋。「―する銀杏」

こうらく

こうらく [0] 【攻落】 (名)スル
敵陣などを攻め落とすこと。

こうらくえん

こうらくえん 【後楽園】
(1)東京都文京区にある,旧水戸藩江戸上屋敷の回遊式庭園。1629年,藩祖徳川頼房が起工したが,明暦の大火で全焼。のち徳川光圀(ミツクニ)が1669年頃完成。付近に屋根付きのスタジアムや遊園地などがある。小石川後楽園。
(2)岡山市にある池泉回遊式庭園。藩主池田綱政により,1700年完成。初め御後園,菜園場と称したが,明治初年改称。水戸の偕楽園,金沢の兼六園とともに日本三名園の一。

こうらくえんやき

こうらくえんやき [0] 【後楽園焼】
(1)宝暦年間(1751-1764),後楽園{(1)}で創始された,水戸徳川家の御庭焼。高台に「後楽園製」または「後楽」の円印を押す。
(2)岡山藩主池田綱政が,後楽園{(2)}で創始した御庭焼。正徳(1711-1716)頃から色絵備前などを焼いた。

こうらくじりゅう

こうらくじりゅう カウラクジリウ 【康楽寺流】
絵仏師の一流派。室町時代,信濃国康楽寺の住職浄賀を祖とする。浄土真宗の仏画などを多く描いた。

こうらくち

こうらくち カウ― [4][3] 【行楽地】
景色が美しく,行楽に適した所。

こうらさん

こうらさん カウラ― 【高良山】
福岡県久留米市にある山。山腹に高良大社および神籠石(コウゴイシ)がある。
→神籠石

こうらたいしゃ

こうらたいしゃ カウラ― 【高良大社】
福岡県久留米市の高良山山腹にある神社。祭神は高良玉垂命(コウラタマタレノミコト)。

こうらぼし

こうらぼし カフ― [0] 【甲羅干し】
腹ばいになって日光浴すること。

こうらむねひろ

こうらむねひろ カフラ― 【甲良宗広】
(1574-1646) 江戸幕府作事方大棟梁。近江の人。豊後守。芝の台徳院廟,寛永造替の日光東照宮などの建築で知られる。甲良家は,建仁寺流を伝える工匠の家系。

こうらん

こうらん カウ― [0] 【高覧】
他人を敬ってその人が見ることをいう語。「御―に供す」

こうらん

こうらん [0] コウ― 【勾欄】 ・ カウ― 【高欄】
(1)橋・回廊・廊下などにつけた欄干(ランカン)。擬宝珠(ギボウシ)勾欄・回り勾欄などがある。
(2)牛車(ギツシヤ)の前後の口の下の方にわたした低い仕切り板。《高欄》
(3)椅子のひじかけ。《高欄》
(4)中国,宋代の都市の盛り場にあった演芸場。舞台に勾欄(欄干)をめぐらしていたことによる名という。
勾欄(1)[図]

こうらん

こうらん カウ― [0] 【攪乱】 (名)スル
かきみだすこと。かくらん。「之を―する他の力/土(節)」

こうらん

こうらん【高覧】
your inspection.御高覧を乞う <自著贈呈の文句> ⇒高評.

こうらんけい

こうらんけい クワウ― [0] 【広卵形】
葉や花弁などの形状を示す語で,幅の広いたまご形。

こうり

こうり [1] 【公理】
(1)一般に広く通用する真理・道理。「人生の―」
(2)〔axiom〕

 (ア)真なることを証明する必要がないほど自明の事柄であり,それを出発点として他の命題を証明する基本命題。
 (イ)数学の理論体系で定理を証明する前提として仮定するいくつかの事柄。

こうり

こうり [1] 【公吏】
地方公務員の旧称。吏員。

こうり

こうり【小売】
retail (sale).→英和
〜をする retail;sell at[ <英> by]retail.‖小売価格 a retail price.小売商人 a retailer.小売店 a retail store[ <英> shop].

こうり

こうり [1] 【公利】
公共の利益。公益。

こうり

こうり カウ― [1] 【行李・梱】
〔「行李」は使者の意〕
(1)竹または柳などで編み,衣類や旅行用の荷物などを入れるのに用いるかぶせ蓋(ブタ)つきの入れもの。こり。
(2)軍隊で,弾薬・食糧・器具などを運ぶ部隊。大行李と小行李があった。
(3)旅行用の荷物。旅じたく。転じて,旅。
行李(1)[図]

こうり

こうり カウ― [1] 【高利】
(1)普通よりも高い利息。
⇔低利
(2)大きな利益。巨利。

こうり

こうり【功利】
utility.→英和
〜的 utilitarian.→英和
‖功利主義 utilitarianism.

こうり

こうり カウ― [1] 【蒿里】
昔,中国で,下級官吏・士大夫・庶人の葬式に用いた挽歌。
→薤露(カイロ)

こうり

こうり [0] 【小売(り)】 (名)スル
卸売(オロシウリ)から買った品物を一般消費者に売ること。「―価格」

こうり

こうり【行李】
a wicker trunk;baggage[ <英> luggage](荷物).→英和

こうり

こうり【公理】
an axiom.→英和

こうり

こうり【高利】
<lend at> high interest.高利貸 <practice> usury (業);→英和
a usurer[ <米話> a loan shark](人).→英和

こうり

こうり [1] 【功利】
(1)行為の結果として得られる名誉や利益。また,幸福と利益。
(2)功名と利得。

こうりがし

こうりがし カウ― [3] 【高利貸し】
〔「こうりかし」とも〕
高い利息をとって金銭を貸すこと。また,それを職業とする人。

こうりきし

こうりきし カウ― 【高力士】
(684-762) 中国,唐代の宦官(カンガン)。姓は馮(ヒヨウ)。玄宗の寵愛をうけ権勢を振るったが,安史の乱で失脚。唐の郭湜の小説「高力士伝」がある。

こうりけい

こうりけい [0] 【公理系】
数学の理論体系を構成するにあたって,その理論の基礎となっている公理の全体。公理系を構成する公理には無矛盾性が要求される。公理群。

こうりしゅぎ

こうりしゅぎ [4] 【功利主義】
(1)一般に,功利・効用を生活の究極基準とする考え。
(2)〔倫〕
〔utilitarianism〕
快楽と苦痛が人間の行為の原因であるばかりか,行為の正・不正の基準をも提供するという倫理説。利己的快楽と公衆の福祉とを一致させるため,ベンサムは快苦を量的に捉える快楽計算を導入。ミルはこれを修正して,快楽に質的区別を認めた。
→快楽計算

こうりしゅぎ

こうりしゅぎ [4] 【公理主義】
数学を,公理系から厳密に演繹された体系として構成しようとする立場。ヒルベルトなどの形式主義的方法に代表される。

こうりしょう

こうりしょう [3] 【小売商】
小売りをする商人。

こうりつ

こうりつ【効率】
<increase> efficiency.→英和

こうりつ

こうりつ【公立の】
public;→英和
prefectural (府県立);municipal (市立).→英和

こうりつ

こうりつ【高率】
a high rate.〜の利子 high interest.

こうりつ

こうりつ [0] 【工率】
⇒仕事率(シゴトリツ)

こうりつ

こうりつ [0] 【公立】
地方自治体など,地方公共団体が設立し運営すること。
→国立
→私立

こうりつ

こうりつ カウ― [0] 【効率】
(1)機械作業などをする際に,その仕事量とそれを行うのに要したエネルギー量との比。「熱―」
(2)(費やした労力に対する)仕事のはかどりぐあい。能率。「―のよい作業方法」

こうりつ

こうりつ カウ― [0] 【高率】 (名・形動)[文]ナリ
率の高い・こと(さま)。
⇔低率
「―の利子」「―な所得税」

こうりつがっこう

こうりつがっこう [5] 【公立学校】
地方公共団体が設置する学校。

こうりつてき

こうりつてき カウ― [0] 【効率的】 (形動)
物事が無駄なく効率よく行われるさま。「資源の―な利用」

こうりつてきしじょうかせつ

こうりつてきしじょうかせつ カウ―シヂヤウカセツ [10] 【効率的市場仮説】
多数の投資家が参加している証券市場では,あらゆる情報が効率的(迅速かつ正確)に価格に反映されるので,特定の投資家が恒常的に市場全体を上回る実績を得るのは不可能という理論。
→ランダム-ウオーク理論

こうりてき

こうりてき [0] 【功利的】 (形動)
物事の価値を,そこから生み出される効果や利益を第一として判断するさま。「―な考え方」

こうりてきほうほう

こうりてきほうほう [0] 【公理的方法】
一群の公理を前提として,そこから演繹的に他の命題を導出することによって理論を構成する方法。ユークリッド幾何学やニュートン力学がその典型と見なされる。

こうりにょうホルモン

こうりにょうホルモン カウリネウ― [6] 【抗利尿―】
排出器官系の水の再吸収を促進して,水の排出を減らす作用をもつホルモン。ヒトでは下垂体後葉から分泌され,腎臓の細尿管に作用する。子宮収縮をきたす作用もある。バソプレッシン。ADH 。

こうりゃく

こうりゃく [0] 【寇掠】 (名)スル
他国に攻め入って略奪すること。「―をほしいままにする」

こうりゃく

こうりゃく【攻略】
capture;→英和
conquest.→英和
〜する capture.

こうりゃく

こうりゃく カウリヤク 【康暦】
北朝の年号(1379.3.22-1381.2.24)。永和の後,永徳の前。後円融天皇の代。

こうりゃく

こうりゃく [1][0] 【後略】 (名)スル
文章を引用するときなどに,あとの方を省略すること。
⇔前略
⇔中略

こうりゃく

こうりゃく [0] 【攻略】 (名)スル
(1)攻めて,奪いとること。「敵陣地を―する」
(2)相手を打ち負かすこと。「先発投手を―する」
(3)いろいろな手段を使って相手の気持ちをくずすこと。「強硬な反対論者からまず―する」

こうりゃん

こうりゃん【高梁】
《植》kaoliang.

こうりゅう

こうりゅう カウ― [0][1] 【蛟竜】
⇒こうりょう(蛟竜)

こうりゅう

こうりゅう [0] 【勾留】 (名)スル
逃亡や証拠隠滅を防ぐため被疑者・被告人を拘禁すること。および,その裁判。未決勾留。
→拘留(コウリユウ)

こうりゅう

こうりゅう カウリウ 【幸流】
能楽の小鼓(コツヅミ)方の流派。流祖は幸四郎次郎忠能。

こうりゅう

こうりゅう【拘留】
detention;→英和
<take in> custody.→英和
〜する detain;→英和
lock up.〜中 in detention[custody].‖拘留状(所) a warrant (house) of detention.

こうりゅう

こうりゅう カウリウ [0] 【交流】 (名)スル
(1)異なる地域・組織・系統に属する人や文物が互いに行き来すること。「東西文化が―する」「人事―」
(2)〔alternating current〕
時間とともにその大きさと方向が周期的に変化する電流。日本で家庭に供給されているのは100ボルト,五〇あるいは60ヘルツの交流。交流電流。交番電流。AC 。
⇔直流

こうりゅう

こうりゅう [0] 【後流】
流体中を物体が運動する時,物体が通り過ぎたあとに後方にできる流れ。伴流。条件により,安定した層流,カルマン渦列,乱流になる。

こうりゅう

こうりゅう [0] 【興隆】 (名)スル
勢いが盛んになって栄えること。興起。「新たな文化が―する」

こうりゅう

こうりゅう【興隆】
prosperity.→英和
〜する prosper;→英和
rise.→英和

こうりゅう

こうりゅう [0] 【拘留】 (名)スル
(1)捕らえてとどめておくこと。
(2)自由の剥奪を内容とする刑罰(自由刑)で,一日以上三〇日未満,犯罪人を拘留場に拘置するもの。「―に処せられる」
→勾留(コウリユウ)

こうりゅう

こうりゅう【交流】
<cultural> exchange;→英和
an interchange <of personnel> ;→英和
《電》an alternating current <AC> .交流発電機 an alternating current dynamo.

こうりゅう

こうりゅう カウ― [0][1] 【亢竜】
⇒こうりょう(亢竜)

こうりゅうぎょ

こうりゅうぎょ カウリウ― [3] 【降流魚】
産卵のために川から海へ下る魚類。ウナギなど。降河魚。
⇔昇流魚

こうりゅうじ

こうりゅうじ クワウリユウ― 【広隆寺】
京都市右京区太秦(ウズマサ)にある真言宗別格本山。603年,秦河勝(ハタノカワカツ)が聖徳太子の命を受けて造営。秦氏の氏寺。飛鳥時代の弥勒菩薩の半跏思惟(ハンカシイ)像や講堂など文化財が多い。また牛祭は有名。太秦寺。太秦太子寺。秦公(ハタノキミ)寺。蜂岡寺。川勝寺。

こうりゅうじょう

こうりゅうじょう [0][3] 【勾留状】
裁判所が被告人・被疑者を勾留するために発する令状。

こうりゅうでんどうき

こうりゅうでんどうき カウリウ― [7] 【交流電動機】
交流電力によって作動する電動機。

こうりゅうぶんせき

こうりゅうぶんせき カウリウ― [5] 【交流分析】
アメリカの精神科医バーン(E. Berne 1910-1970)により創始された心理療法の一。精神分析の影響を受けた理論に基づき,人格構造や対人関係でのやりとりの型の分析を行う技法。

こうりゅうりゆうかいじてつづき

こうりゅうりゆうかいじてつづき [17] 【勾留理由開示手続】
勾留中の被告人または弁護人・親族等の請求により,裁判所が公開の法廷で勾留の理由を示し,関係人の意見を聞く手続き。

こうりょ

こうりょ カウ― [1] 【行旅】 (名)スル
旅行すること。また,その人。「遠方に―する人/西国立志編(正直)」

こうりょ

こうりょ【考慮】
consideration;→英和
careful thought.〜する consider.→英和
〜しない disregard.→英和
〜に入れる(入れない) take into (leave out of) consideration.〜中である[事が主語]be under consideration.

こうりょ

こうりょ カウ― [1] 【考慮】 (名)スル
判断・行動の前に,いろいろな要素を考えあわせること。思いめぐらすこと。考え。「―を払う」「―に入れる」「相手の立場を―する」

こうりょ

こうりょ カフ― 【闔閭】
(?-前496) 中国,春秋時代の呉の王。名は光。孫武・伍子胥(ゴシシヨ)を用いて楚(ソ)を破り覇者となったが,越王勾践(コウセン)に敗れ,戦傷死した。その子夫差(フサ)が会稽(カイケイ)山に勾践を降し,復讐した。

こうりょ

こうりょ カウ― [1] 【高慮】
他人を敬って,その思慮・考慮をいう語。おかんがえ。高配。「御―を煩わす」

こうりょう

こうりょう【香料】
(a) spice (食物の);→英和
(a) perfume (化粧品など).→英和

こうりょう

こうりょう カウ― [0][1] 【亢竜】
〔「こうりゅう」とも〕
天高く昇りつめた竜。

こうりょう

こうりょう【綱領】
general principles; <米> a platform[ <英> programme](政党の).→英和

こうりょう

こうりょう【校了】
<符号> OK.→英和
〜にする OK <the proofs> ;finish proofreading.

こうりょう

こうりょう カウレウ [3][1] 【香料】
(1)芳香を発散する物質の総称。薫香料・香辛料・化粧料に大別される。古くから東西交易の主要品であった。天然香料と合成香料がある。
(2)「香典(コウデン)」に同じ。
→香料(1)[表]

こうりょう

こうりょう [0] 【虹梁】
主として社寺建築で用いられるやや弓形に反った梁(ハリ)。
虹梁[図]

こうりょう

こうりょう クワウリヤウ [3] 【光量】
一定時間内の光束の総量。「―計」
→光束

こうりょう

こうりょう クワウリヤウ [0] 【荒涼】
■一■ (ト|タル)[文]形動タリ
風景などが荒れ果てて寂しいさま。また,精神がすさんでいるさま。荒寥。「―とした枯れ野原」「―たる寂寞感」「―たるその景色/或る女(武郎)」
■二■ (名・形動ナリ)スル
(1)大ざっぱで,いいかげんな・こと(さま)。漠然。広量。「―に物をば難ずまじきことなり/無名抄」
(2)軽はずみなこと。うっかりすること。広量。「―して心知らざらむ人の前に夢がたりな/大鏡(師輔)」
(3)「広量{(1)}」に同じ。「其の―にては一定(ジヨウ)天下の主と成り給ひなん/盛衰記 19」
(4)大きな口をきくこと。尊大なこと。また,そのさま。広量。「大名・小名みな,―の申しやうかな,とささやきあへり/平家 9」

こうりょう

こうりょう【荒涼とした】
desolate;→英和
dreary.→英和

こうりょう

こうりょう カウリヤウ [0] 【好良】 (名・形動)[文]ナリ
「良好(リヨウコウ)」に同じ。「―の成績を以て及第しなければ/思出の記(蘆花)」

こうりょう

こうりょう 【後涼】
中国,五胡十六国の一。前秦の将軍,氐(テイ)族の呂光が姑臧(コゾウ)(甘粛)に建てた王朝(386-403)。北涼・南涼に分離し,のち後秦に降った。ごりょう。

こうりょう

こうりょう コフリヤウ [0] 【劫量】
「劫臈(コウロウ)」に同じ。「―を経る」

こうりょう

こうりょう カウリヤウ [0] 【考量】 (名)スル
あれこれ考え合わせて判断すること。「あらゆる要素を―する」

こうりょう

こうりょう カウリヤウ [3] 【衡量】 (名)スル
重さや量をはかること。

こうりょう

こうりょう [0][1] 【公領】
(1)一〇世紀以降中世にかけて国司の支配管轄する土地。私領としての荘園に対していう。
(2)幕府・大名などの支配する土地の呼び名。

こうりょう

こうりょう カウリヤウ [3][0] 【綱領】
(1)物事の基本的なところ。要点。
(2)政党・労働組合などの団体がその基本的立場・理念・活動方針・政策など要約した文書。

こうりょう

こうりょう カウレウ [1][3] 【稿料】
原稿料。

こうりょう

こうりょう カウ― [0][1] 【蛟竜】
〔「こうりゅう」とも〕
(1)中国の想像上の動物。まだ竜にならない,蛟(ミズチ)。水中にひそみ,雲や雨にあって天上にのぼって竜になるとされる。
(2)時運に恵まれず,志を得ない英雄や豪傑。

こうりょう

こうりょう クワウリヤウ [3] 【鉱量】
鉱物資源の埋蔵量。「推定―」

こうりょう

こうりょう カウリヤウ 【校量】 (名)スル
⇒きょうりょう(校量)

こうりょう

こうりょう クワウリヤウ [0] 【広量・宏量】 (名・形動)スル[文]ナリ
(1)心が大きく,細かいことにこだわらないこと。度量の広いこと。また,そのさま。
⇔狭量
「―な性質」
(2)「荒涼(コウリヨウ){■二■(1)}」に同じ。「(狐ノ使イトハ)―の御使かな/今昔 26」
(3)「荒涼(コウリヨウ){■二■(2)}」に同じ。「知らざらん男の呼ばはんをば,―して行くまじきなりけり/今昔 27」

こうりょう

こうりょう カウリヨウ 【江陵】
中国,湖北省中南部,長江北岸の都市。春秋時代,楚の都郢(エイ)が北郊に営まれた。荊州(ケイシユウ)どんすの産地。チアンリン。旧称,荊州。

こうりょう

こうりょう クワウリヤウ [0][1] 【黄粱】
植物オオアワの漢名。

こうりょう

こうりょう [1] 【工料】
「工賃」に同じ。

こうりょう

こうりょう カウリヤウ 【高粱】
⇒コーリャン

こうりょう

こうりょう カウレウ [0] 【校了】 (名)スル
校正が完了し,印刷しても差し支えない状態になること。

こうりょう

こうりょう クワウリヨウ 【広陵】
奈良県北西部,北葛城郡の町。奈良盆地中西部に位置する。野菜栽培の他,靴下製造が盛ん。

こうりょう

こうりょう クワウ― [0] 【皇陵】
天皇の墳墓。みささぎ。

こうりょう

こうりょう [3][0] 【口糧】
(1)軍隊で,兵士一人前の糧食。
(2)生活のかて。「―を得る」

こうりょう

こうりょう クワウレウ [0] 【荒寥】 (ト|タル)[文]形動タリ
「荒涼{■一■}」に同じ。「―たる原野」

こうりょう

こうりょう 【後梁】
中国,五代の一。唐の節度使朱全忠が唐を滅ぼして建てた中原の王朝(907-923)。二代で李存勗(リソンキヨク)に滅ぼされた。ごりょう。

こうりょう=一炊(イツスイ)の夢

――一炊(イツスイ)の夢
「邯鄲(カンタン)の夢(ユメ)」に同じ。

こうりょう=悔(ク)いあり

――悔(ク)いあり
〔易経(乾卦)〕
栄華をきわめすぎた者は必ず衰えることがあるということ。

こうりょう=雲雨(ウンウ)を得(ウ)

――雲雨(ウンウ)を得(ウ)
〔呉書(周瑜伝)〕
英雄豪傑が時運を得てその才能を大いに発揮する。

こうりょうき

こうりょうき クワウリヨウ― [3] 【黄竜旗】
中国清朝の国旗。黄色地に竜を描いたもの。

こうりょうし

こうりょうし クワウリヤウシ [3] 【光量子】
⇒光子(コウシ)

こうりょうしゅ

こうりょうしゅ カウリヤウ― [3] 【高粱酒】
⇒コーリャン酒

こうりょうしょくぶつ

こうりょうしょくぶつ カウレウ― [6] 【香料植物】
香料の原料となる植物。

こうりょうしょとう

こうりょうしょとう カウレウ―タウ [3] 【香料諸島】
モルッカ諸島の別称。

こうりょうでん

こうりょうでん コウリヤウ― 【後涼殿】
平安京内裏の殿舎の一。清涼殿の西。後宮の局(ツボネ)があった。こうろうでん。
→内裏

こうりょうど

こうりょうど カウリヨウ― [3] 【高陵土】
⇒カオリン

こうりょうばな

こうりょうばな 【虹梁鼻】
上方に反っている鼻。「『鼻が又大きなは』『―で候もの』/狂言・今参」

こうりょく

こうりょく【効力】
effect;→英和
efficacy;validity.〜のある(ない) (in)effective;→英和
(in)efficacious;→英和
(in)valid.→英和
〜を生じる come into effect.〜を失う lose effect.

こうりょく

こうりょく カウ― [1] 【効力】
一定の働き・効果を及ぼす能力。ききめ。効能。「薬の―」「条約が―を発する」「―を失う」

こうりょく

こうりょく カウ― [1] 【抗力】
(1)物体が接触面に力を及ぼすとき,面から物体に働く力。面に垂直に働く成分と平行に働く成分とがあり後者は摩擦力という。
(2)流体中を運動する物体に働く抵抗。多く航空力学で用いる。

こうりょく

こうりょく [1] 【公力】
公権力が行使する強制力。

こうりょく

こうりょく クワウ― [1] 【光力】
光の強さ。灯火などの明るさ。

こうりょく

こうりょく カフ― 【合力】
〔「ごうりょく」とも〕
「ごうりき(合力)」に同じ。「米粟数百万石の―を請け/浄瑠璃・国性爺合戦」

こうりょくきてい

こうりょくきてい カウ― [5] 【効力規定】
ある行為を禁止しまたはその行為をするための条件などを定める規定のうち,その規定に違反した行為が無効となるもの。

こうりょくきん

こうりょくきん カフ― [0] 【合力金】
〔「ごうりょくきん」とも〕
ほどこしの金。援助金。「沙汰なしの―を五両七両/浮世草子・織留 6」

こうりょくまい

こうりょくまい カフ― [0] 【合力米】
〔「ごうりょくまい」とも〕
貧しい人を救うために,ほどこし与える米。「―をくださるる御方が御ざるが/狂言・米市(虎寛本)」
→ごうりょく(合力)

こうりょくボルト

こうりょくボルト カウリヨク― [5] 【高力―】
高張力鋼製のボルト。軸力が高いため,材間摩擦力によって剪断力を伝える接合が期待できる。高張力ボルト。ハイテンション-ボルト。

こうりょびょうしゃ

こうりょびょうしゃ カウ―ビヤウ― [4] 【行旅病者】
引き取って救護する者のいない旅行中の病人。行旅病人。

こうりん

こうりん【後輪】
a rear[back]wheel.後輪駆動 rear-wheel drive.

こうりん

こうりん クワウ― [0] 【光輪】
(1)キリスト教関係の美術で,聖人や神的人格の象徴として頭の周囲に描かれた光の輪。頭光(ズコウ)。ニンブス。
(2)仏教で,衆生(シユジヨウ)の煩悩(ボンノウ)をとり払う仏の光明を輪にたとえていう語。

こうりん

こうりん クワウ― [0] 【光臨】
他人を敬ってその来訪をいう語。光来。光儀。おいで。「ご―をあおぐ」

こうりん

こうりん【降臨】
advent.〜する descend <upon> .→英和
‖降臨節 the Advent.

こうりん

こうりん カウ― [0] 【降臨】 (名)スル
〔古くは「ごうりん」とも〕
(1)神仏が天界から地上に天下ること。「天孫―」「聖霊―日」「造化正統の神胤を此大地上に―せしめ/開化本論(徳明)」
(2)他人の出席することを敬っていう語。

こうりん

こうりん クワウリン 【光琳】
⇒尾形光琳(オガタコウリン)

こうりん

こうりん [0] 【後輪】
車の後方の車輪。
⇔前輪

こうりん

こうりん【光輪】
a halo.→英和

こうりんぎょ

こうりんぎょ カウリン― [3] 【硬鱗魚】
硬骨魚類のうち,菱形の硬い鱗で体が覆われているものの総称。古生代から中生代にかけて栄えたが,現在はチョウザメ類が生存するのみ。

こうりんくどう

こうりんくどう [5] 【後輪駆動】
自動車などで,後輪を駆動するもの。

こうりんは

こうりんは クワウリン― 【光琳派】
尾形光琳の様式を伝える流派。本阿弥光悦から俵屋宗達を経て光琳によって完成された装飾的傾向のつよい画風。

こうりんふう

こうりんふう クワウリン― [0] 【光琳風】
光琳派のような画風。

こうりんぼう

こうりんぼう カウリンバウ 【香林坊】
石川県金沢市の繁華街。付近に金沢城跡・県庁・市役所などがある。

こうりんまきえ

こうりんまきえ クワウリン―ヱ [5][6] 【光琳蒔絵】
江戸時代,光琳の始めた蒔絵。漆器中に鉛・スズ・螺鈿(ラデン)などをはめこみ,大胆な意匠を特色とする。「八橋(ヤツハシ)蒔絵硯箱(スズリバコ)」は,その代表作。

こうりんもよう

こうりんもよう クワウリン―ヤウ [5] 【光琳模様】
光琳風の模様。極端な図案化が特色。

こうる

こう・る [1] 【梱る】 (動ラ五)
〔「行李(コウリ)」を動詞化した語か〕
縄をかけて荷作りする。こる。

こうるい

こうるい [0] 【紅涙】
(1)女性の流す涙。美人の涙。「―をしぼる」
(2)悲しみの涙。血の涙。血涙(ケツルイ)。「虎口の讒言によてむなしく―にしづむ/平家 11」

こうるい

こうるい カウ― [0] 【降涙】 (名)スル
涙を落とすこと。落涙。

こうるさい

こうるさ・い [4][0] 【小煩い】 (形)[文]ク こうるさ・し
ちょっとうるさい。少しわずらわしい。「―・い姑(シユウトメ)」
[派生] ――さ(名)

こうれい

こうれい【高齢】
<attain> an advanced age.〜の aged;→英和
old;→英和
advanced in years.〜で死ぬ die at the ripe old age <of eighty> .‖高齢化社会 a society composed largely of elderly people.高齢者 a person of advanced age;[総称]the aged.

こうれい

こうれい【恒例】
an established custom;→英和
a usual practice.〜の customary;→英和
usual.→英和
〜により according to the custom;as usual.→英和

こうれい

こうれい【好例】
a good example.

こうれい

こうれい カウ― [0] 【高齢】
かなり年をとっていること。年齢が高いこと。高年。老年。老齢。

こうれい

こうれい クワウ― [0] 【皇霊】
代々の天皇の霊。

こうれい

こうれい [0] 【恒例】
〔古くは「ごうれい」とも〕
物事が決まった方式で行われること。また,しきたり・ならわしになっている行事や儀式。慣例。「―による」「―の忘年会」

こうれい

こうれい クワウ― [0] 【宏麗】 (名・形動)[文]ナリ
大きくすばらしい・こと(さま)。「構築極て―にして/三酔人経綸問答(兆民)」

こうれい

こうれい カウ― [0] 【伉儷】
夫婦。つれあい。「フロレンスと―の約を結びたりしが/花柳春話(純一郎)」

こうれい

こうれい カウ― [0] 【好例】
うまくあてはまる例。適例。

こうれい

こうれい カウ― [0] 【交霊】
死霊や神霊などが生きている人の魂と相通ずること。「―現象」

こうれいかしゃかい

こうれいかしゃかい カウ―クワシヤクワイ [6] 【高齢化社会】
総人口に占める高齢者の比率が増大しつつある社会。高齢者を扶養する社会経済制度の変革が必要とされるが,日本は欧米に比べ高齢化の進展が速く,そのための時間が短い。

こうれいさい

こうれいさい クワウ― [3] 【皇霊祭】
旧制の国祭の一。春分・秋分の日に天皇が皇霊殿において皇霊をまつった大祭。春季皇霊祭と秋季皇霊祭があった。

こうれいしゃ

こうれいしゃ カウ― [3] 【高齢者】
一般に六五歳以上の者をさす。六五〜七四歳を前期高齢者(ヤング-オールド),七五歳以上を後期高齢者(オールド-オールド)という。高年齢者。

こうれいしゃかい

こうれいしゃかい カウ―クワイ [5] 【高齢社会】
人口の高齢化が進み,総人口に占める高齢者の比率が高い水準で安定した社会。
→高齢化社会

こうれいじゅつ

こうれいじゅつ カウ― [3] 【交霊術】
⇒降神術(コウシンジユツ)

こうれいち

こうれいち カウレイ― [3] 【高冷地】
低緯度に位置し標高の高い寒冷な土地。

こうれいちのうぎょう

こうれいちのうぎょう カウレイ―ゲフ [6] 【高冷地農業】
海抜約1000メートル以上の高原地帯で行われる農業。夏の冷涼性を生かし野菜類(高原野菜)を主に生産。
→寒冷地農業

こうれいてんのう

こうれいてんのう カウレイテンワウ 【孝霊天皇】
記紀の所伝で第七代天皇,大日本根子彦太瓊尊(オオヤマトネコヒコフトニノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。孝安天皇の皇子。都は黒田の廬戸宮。

こうれいでん

こうれいでん クワウ― [3] 【皇霊殿】
賢所(カシコドコロ)・神殿とともに宮中三殿の一。皇霊をまつる殿舎。

こうれつ

こうれつ【後列】
the rear rank;the back row.

こうれつ

こうれつ [1] 【後列】
うしろの列。
⇔前列

こうれん

こうれん カウ― [0] 【孝廉】
(1)孝行で正直なこと。
(2)中国,漢代の官吏登用徳目の一。郡国の長官に孝行で清廉な人物を推薦させ官吏に採用した。また,その徴士(チヨウシ)の名称。

こうれん

こうれん カウ― [0] 【香奩】
(1)香を入れる箱。香箱。
(2)化粧道具を入れる箱。

こうれん

こうれん [0] 【後聯】
⇒頸聯(ケイレン)

こうれん

こうれん [0] 【拘攣】 (名)スル
手足などの筋がひきつること。痙攣(ケイレン)。「腰部の―のために,寝がへりだに出来ず/渋江抽斎(鴎外)」

こうれんせき

こうれんせき [3] 【紅簾石】
緑簾石の一種。マンガンを多く含む。暗紅色のガラス光沢がある。単斜晶系に属し,短柱状をなす。

こうれんせきへんがん

こうれんせきへんがん [7] 【紅簾石片岩】
石英・長石以外に紅簾石を多く含む結晶片岩。紅色を呈し美しい。埼玉県長瀞(ナガトロ)付近をはじめ,群馬県の三波(サンバ)川変成帯に産する。紅簾片岩。

こうれんたい

こうれんたい カウ― [0] 【香奩体】
中国の詩風の一体。婦人の艶情・媚態・閨怨(ケイエン)などを官能的に描くもの。晩唐の詩人韓偓(カンアク)の艶詩集「香奩集」による。

こうろ

こうろ [1] 【公路】
公衆の通る道。公道。

こうろ

こうろ クワウ― [1] 【黄櫨】
(1)ハゼノキの漢名。
(2)「黄櫨染(コウロゼン)」の略。

こうろ

こうろ カウ― [1] 【行路】
(1)道を行くこと。また,旅行すること。
(2)人として生きてゆく道すじ。世に処すること。世わたり。「人生―」
(3)通り道。道すじ。「尸(カバネ)は―に横(ヨコタワツ)て/太平記 10」

こうろ

こうろ [1] 【紅炉】
火の盛んに燃えている囲炉裏(イロリ)。

こうろ

こうろ [0][1] 【鴻臚】
(1)中国の官名。九卿(キユウケイ)の一。外国の賓客の接待,朝貢の事などをつかさどった。
(2)「鴻臚館」の略。

こうろ

こうろ [1] 【紅露】
沖縄県に産するつる草の根の煎汁から得られる染料。媒染剤により,赤茶・鼠・黒・紫褐色を呈する。久米島紬(ツムギ)に用いる。くうる。

こうろ

こうろ カウ― [1][0] 【香炉】
香をたく器。金属・陶磁・玉・漆器などで作る。用法・形状によって袖香炉・柄香炉・釣り香炉・聞香炉・不浄香炉などがある。
香炉[図]

こうろ

こうろ カウ― [1] 【航路】
(1)船舶・航空機が運航する時の一定の道すじ。
(2)航海。船旅。「―の安全を祈る」

こうろ

こうろ【航路】
a route;→英和
a line;→英和
a <regular> service.→英和
‖航路標識 a beacon.アメリカ航路(船) an American line(r).欧州航路の船 a steamer on the European line[service].(不)定期航路 a regular (an irregular) service[line].

こうろ

こうろ【香炉】
an incense burner;a censer (つり香炉).→英和

こうろ

こうろ【行路】
a path;→英和
a course.→英和
‖行路病者 a charity patient.人生行路 life's journey.

こうろ

こうろ カウ― [1][0] 【高炉】
製鉄工場で,鉄鉱石から銑鉄を作る炉。高さ20〜30メートルの巨大な円筒形の溶鉱炉。

こうろ=上(ジヨウ)一点の雪

――上(ジヨウ)一点の雪
〔続近思録〕
火の上に一点の雪を置くとすぐにとけるように,私欲・迷いなどがとけること。

こうろう

こうろう [0] 【紅楼】
朱塗りのたかどの。美人のいる富家や妓楼をさすことが多い。

こうろう

こうろう カウラウ [0] 【高朗】
高らかで,明朗なこと。また,高くすきとおっていること。

こうろう

こうろう カウ― [0] 【高楼】
高い楼閣。たかどの。

こうろう

こうろう [0] 【功労】
功績とそれに伴う労苦。手柄。「―に報いる」

こうろう

こうろう クワウラウ [0][1] 【黄老】
(1)黄帝と老子。
(2)「黄老の学」の略。

こうろう

こうろう カウラウ [0] 【郊労】
使者などを郊外に出迎えてねぎらうこと。

こうろう

こうろう【功労】
a service;→英和
(a) merit.→英和
〜のある meritorious.→英和
‖功労者 a man of merit.

こうろう

こうろう コフラフ [0] 【劫臈・劫臘】
〔「劫」は長い時間,「臈」は年功を積むこと〕
長い年月。また,年功。劫量。

こうろう=を∘経(ヘ)る

――を∘経(ヘ)る
(1)年功を積んで老練になる。甲羅(コウラ)を経る。
(2)年を経て古びる。古びて形を変える。

こうろうい

こうろうい 【公労委】
公共企業体等労働委員会の略称。三公社五現業の労働争議を所管し,不当労働行為の救済を行なった機関。1987年(昭和62)国鉄民営化等に伴い国営企業労働委員会(国労委)に改組,88年中央労働委員会(中労委)に統合。

こうろうかぶ

こうろうかぶ [3] 【功労株】
株式会社の設立・発展などに功労のあった者に対し発行される株式。

こうろうし

こうろうし カウラウ― [3] 【郊労使】
平安時代,外国使節や征討将軍の入京に際し,郊外まで出迎えに遣わされた使臣。

こうろうのがく

こうろうのがく クワウラウ― 【黄老の学】
黄帝および老子を祖とする哲学。道教をいい,無為自然を第一とする。

こうろうほう

こうろうほう コウラウハフ 【公労法】
「公共企業体等労働関係法」の略称。

こうろうむ

こうろうむ 【紅楼夢】
中国,清代の長編口語小説。全一二〇回。八〇回まで曹雪芹(ソウセツキン)作,後四〇回は高鶚(コウガク)の補作。1791年刊の版本が流布。栄華をきわめた大貴族の家庭が崩壊してゆくさまを,主人公の賈宝玉(カホウギヨク)と林黛玉(リンタイギヨク)の悲恋を中心に,多彩な人間像とともに描く。別名「石頭記」「金玉縁」「金陵十二釵」。ホンロウモン。

こうろかん

こうろかん [3] 【鴻臚館】
七〜一一世紀頃,京都・太宰府・難波(ナニワ)・博多に置かれ,外国からの来朝者を接待した館舎。鴻臚。

こうろぎ

こうろぎ カウ― [3] 【香炉木】
伽羅(キヤラ)の異名。

こうろく

こうろく カウ― [0] 【高禄】
多額の俸禄。高給。「―をはむ」

こうろく

こうろく [0] 【厚禄】
待遇のよい俸給。

こうろく

こうろく クワウ― [0] 【光禄】
(1)中国の官名。九卿(キユウケイ)の一。唐以降,皇室の膳食などをつかさどった。
(2)大膳職(ダイゼンシキ)・大膳大夫(ダイゼンノダイブ)の唐名。

こうろく

こうろく カウ― [0] 【行録】
⇒あんろく(行録)

こうろく

こうろく [0] 【勾勒・鉤勒】
中国絵画の技法の一。輪郭を細い線で描(カ)き,その中を彩色し,しかも最初の線描きの効果も生かす描き方。五代以後の花鳥画では,黄氏体の特徴とされ,徐氏体の没骨(モツコツ)とともに二大技法とされる。二重描(フタエガ)き。
→没骨

こうろくけい

こうろくけい クワウ― 【光禄卿】
(1)大膳大夫・宮内卿の唐名。
(2)光禄寺の長官。

こうろくじ

こうろくじ クワウ― 【光禄寺】
(1)大膳職の唐名。
(2)中国で,北斉以降,歴代の王朝の膳食などをつかさどった官庁。

こうろくじろう

こうろくじろう クワウ―ラウ 【光禄侍郎】
(1)宮内輔(クナイノスケ)・大膳亮(ダイゼンノスケ)の唐名。
(2)光禄寺の次官。

こうろくたいふ

こうろくたいふ クワウ― 【光禄大夫】
従二位の唐名。

こうろけい

こうろけい 【鴻臚卿】
(1)玄蕃頭(ゲンバノカミ)の唐名。
(2)鴻臚寺の長官。

こうろしんごう

こうろしんごう カウ―ガウ [4] 【航路信号】
針路信号の旧称。

こうろじ

こうろじ 【鴻臚寺】
(1)玄蕃寮(ゲンバリヨウ)の唐名。
(2)中国の官庁の名。漢・北斉以降,歴代の王朝に置かれ,外国使節の接待および朝貢などをつかさどった。

こうろぜん

こうろぜん クワウ― [0] 【黄櫨染】
染め色の名。黄色みを帯びた茶色。黄櫨(ハゼ)と蘇芳(スオウ)の煎汁に灰汁(アク)と酢を加えて染めた色。嵯峨天皇以降,天皇の袍(ホウ)の色。黄櫨。

こうろぜんのごほう

こうろぜんのごほう クワウ―ゴハウ 【黄櫨染の御袍】
天皇が年中の祭儀に着ける黄櫨染の袍。桐・竹・鳳凰(ホウオウ)・麒麟(キリン)の地紋がある。夏は生絹(スズシ),冬は練絹で裏は同色の平絹,腋(ワキ)は縫腋(ホウエキ)。明治以後は即位礼にも着用する。

こうろなん

こうろなん カウ― [3] 【行路難】
〔白居易「太行路」〕
世渡りの困難なことをゆききの道の困難にたとえる語。

こうろひょうしき

こうろひょうしき カウ―ヘウ― [4] 【航路標識】
船舶の航路を示して,航行の安全をはかるために設ける標識。灯台・灯標・照射灯・霧信号所・無線方位信号所など。

こうろびょうしゃ

こうろびょうしゃ カウ―ビヤウ― [4] 【行路病者】
「行旅(コウリヨ)病者」に同じ。

こうろほう

こうろほう カウロ― 【香炉峰】
中国,江西省廬山(ロザン)の山中の山名。南北の二峰がある。雲気の立ち上る様が香炉に似るという。白居易が「香炉峰の雪は簾(スダレ)をかかげてみる」と詩に詠じたのは北香炉峰。

こうろん

こうろん カウ― [0][1] 【硬論】
強硬な議論。

こうろん

こうろん カウ― [0] 【高論】
(1)優れた議論。「―卓説」
(2)他人を敬ってその意見をいう語。「御―拝聴いたしました」

こうろん

こうろん【公論】
public opinion.

こうろん

こうろん [0] 【公論】
(1)世間一般の人の意見。輿論(ヨロン)。「万機―に決すべし/五箇条の御誓文」
(2)公平な議論。

こうろん

こうろん [1][0] 【口論】 (名)スル
言葉で言い争うこと。また,その言い争い。口げんか。「つまらないことで―する」

こうろん

こうろん カウ― [0][1] 【抗論】 (名)スル
相手の言に逆らって議論すること。反論。「母親と―する理由(イワレ)もない/浮雲(四迷)」

こうろん

こうろん【口論】
<have> a dispute <with> .→英和
〜する dispute[quarrel] <with a person on a matter> .

こうろんおつばく

こうろんおつばく カフロン― [0] 【甲論乙駁】 (名)スル
甲の人が論ずると,乙の人がそれに反対するというように,議論がいろいろあってまとまらないこと。

こうわ

こうわ 【弘和】
南朝の年号(1381.2.10-1384.4.28)。天授の後,元中の前。長慶・後亀山天皇の代。

こうわ

こうわ カウ― [0] 【高話】
他人を敬ってその話をいう語。高説。「御―を伺う」

こうわ

こうわ カウワ 【康和】
年号(1099.8.28-1104.2.10)。承徳の後,長治の前。堀河天皇の代。

こうわ

こうわ [0] カウ― 【講和】 ・ コウ― 【媾和】 (名)スル
交戦国どうしが取り決めを結び,戦争をやめ平和を回復すること。「敵国と―する」

こうわ

こうわ カウ― [0] 【講話】 (名)スル
(大勢の聴衆に)わかりやすく説き聞かすこと。また,その話。

こうわ

こうわ [0] 【口話】
聴覚障害者が,相手の音声言語を読話によって理解し,自らも発話により音声言語を用いて意思伝達を行うこと。
→手話

こうわ

こうわ【講和】
peace.→英和
〜する(を締結する) make (conclude) peace <with> .‖講和条約(会議) a peace treaty (conference).単独(全面)講和 a separate (an overall) peace.

こうわ

こうわ【講話】
<give> a lecture <on> .→英和

こうわか

こうわか カウ― [0] 【幸若】
「幸若舞」の略。

こうわかまい

こうわかまい カウ―マヒ [4][0] 【幸若舞】
主として室町時代に流行した舞曲。桃井(モモノイ)直詮(幼名,幸若丸)の創始という。語りを主とし,扇拍子・小鼓・笛などの音曲に合わせて舞う。曲舞(クセマイ)の一種で,曲節は声明(シヨウミヨウ)・平曲・宴曲を融合したもの。軍記物語に題材をとり,戦国武将が愛好した。大頭(ダイガシラ)・笠屋(カサヤ)の流がある。現在は福岡県山門郡瀬高町大江に残るのみ。幸若。舞。舞舞。

こうわく

こうわく クワウ― [0] 【惶惑】 (名)スル
おそれ,まどうこと。「人皆疑懼―/新聞雑誌 5」

こうわじょうやく

こうわじょうやく カウ―デウ― [4] 【講和条約】
戦争の終結を宣言し,領土・賠償金などの講和に伴う条件について規定する国際法上の合意。平和条約。

こうわほう

こうわほう [0] 【口話法】
〔oral method〕
聴覚障害者に対する言語教育の一。意思伝達の手段として音声言語を用いる方法。

こうわりどうぐ

こうわりどうぐ カウワリダウグ [5] 【香割(り)道具】
香木を聞香用に小さく切りそろえる道具。香鉈(ナタ)・香鑿(ノミ)・香槌(ヅチ)・香鋸(ノコ)・香刀(香剥(ヘギ))・香割台(香割盤)の六種で,箱に納められている。

こうわん

こうわん カウ― [0] 【港湾】
外海からの風浪をさえぎり,船舶が安全に発着または停泊できるような陸地に入り込んだ海域。また,人工的にそのように作った所。一般に貨客の積みおろし,商品の貯蔵,水陸の連絡などの設備を有する。みなと。

こうわん

こうわん【港湾】
harbors.‖港湾施設 harbor facilities.港湾労働者 a docker;stevedore; <米> a longshoreman.

こうわんとし

こうわんとし カウ― [5] 【港湾都市】
港湾を中心として,水上交通の要地に発達した都市。商業・貿易都市であることが多いが,後背地が工業地帯である場合は工業都市としての機能を有する。港市。

こうん

こうん [1] 【孤雲】
一つだけはなれて浮かぶ雲。片雲。

こうアレルギー

こうアレルギー【抗アレルギー(の)】
antiallergic <drugs> .

こうウイルスざい

こうウイルスざい カウ― [6] 【抗―剤】
体内に侵入したウイルスに働きかけて,その作用を弱めたり消滅させたりする薬剤。インターフェロン・免疫グロブリン製剤など。

こうエネルギーぶつりがく

こうエネルギーぶつりがく カウ― [10] 【高―物理学】
素粒子の性質や反応を実験的・理論的に研究し,自然界の基本原理を探究する物理学の分野。加速器により高エネルギーに加速された荷電粒子や宇宙線を使った実験的研究が必要なところからの称。素粒子物理学。

こうエネルギーぶつりがくけんきゅうじょ

こうエネルギーぶつりがくけんきゅうじょ カウ―ケンキウジヨ 【高―物理学研究所】
大型粒子加速器を用いた素粒子物理学研究のため,1971年(昭和46)に設立された文部省所轄の研究機関。大学共同利用機関の一。つくば市に所在。

こうエネルギーりんさんけつごう

こうエネルギーりんさんけつごう カウ―ケツガフ [12] 【高―燐酸結合】
加水分解によって多量のエネルギーを遊離する分子内のリン酸基の結合のこと。生体内のアデノシン三リン酸・クレアチンリン酸などに存在する。普通のリン酸結合の三〜五倍のエネルギーをもち,生体のエネルギー代謝に重要な役割を果たす。

こうコリンざい

こうコリンざい カウ― [4] 【抗―剤】
副交感神経に対し遮断的に作用する薬物の総称。アトロピンなど。胃・十二指腸潰瘍,緑内障の治療や鎮痙に用いられる。口の渇き,眠気,散瞳などの副作用を伴う。

こうコレステロールけつしょう

こうコレステロールけつしょう カウ―ケツシヤウ [10] 【高―血症】
血清中のコレステロール濃度が増加した病的状態をいう。動脈硬化症や虚血性心疾患になりやすいとされる。

こうヒスタミン

こうヒスタミン【抗ヒスタミン(の)】
antihistaminic <drugs> .抗ヒスタミン剤 an antihistamine (agent).→英和

こうヒスタミンざい

こうヒスタミンざい カウ― [6] 【抗―剤】
体内に発生するヒスタミンの作用を軽減する薬剤。蕁麻疹(ジンマシン)・鼻炎など各種アレルギー性疾患の治療に用いられる。感冒・乗り物酔いにも効果がある。

こうリューマチざい

こうリューマチざい カウ― [6] 【抗―剤】
リューマチの原因となる酵素などのタンパクの生成を抑制することにより,症状を緩和する薬剤。

こえ

こえ [2] 【肥】
こやし。肥料。また,肥料に用いる糞尿(フンニヨウ)。「―を汲み取る」「基(モト)―」

こえ

こえ【声】
a voice;→英和
a cry;→英和
notes (鳥・虫の).〜の届く(届かない)所に within (out of) hearing.大(小)〜で in a loud (low) voice.〜をかぎりに at the top of one's voice.〜を掛ける call out <to> .…のお〜掛りで on a person's recommendation.

こえ

こえ【肥】
manure;→英和
a fertilizer;night soil (人糞(ぷん)).〜をやる manure;→英和
fertilize.→英和

こえ

こえ コヱ [1] 【声】
□一□
(1)人間や動物が発声器官を使って出す音。虫の場合は羽などを使って出す音。「―を出して本を読む」「虫の―」
(2)(生き物に見立てていう)物の立てる音。「風の―」「鐘の―」「雪の解けて筧を伝ふの―/不二の高根(麗水)」
(3)言葉にして表した考えや気持ち。「読者の―」「非難の―」「国民の―を聞く」
(4)あることが近づく気配。「秋の―」
□二□
(1)漢字の音(オン)。「初めは―に読む,後には訓(ヨミ)に誦す/今昔 12」
(2)言葉の調子。「―などほとほとうちゆがみぬべく/源氏(東屋)」

こえ=が掛かる

――が掛か・る
(1)目上の者から推薦される。また,特別のはからいを受ける。「課長の―・る」
(2)会合・宴席などに招かれる。誘われる。
(3)演劇などで,観客席から声援が送られる。「客席から―・る」

こえ=なき声

――なき声
表だって声高に語らない人々の意見。

こえ=の下から

――の下から
その言葉を言い終わるか終わらないうちに。舌の根の乾かぬうちに。

こえ=を励(ハゲ)ます

――を励(ハゲ)ま・す
声を高くして言う。一段と強く言う。「弁士は一段―・しつ/社会百面相(魯庵)」

こえ=を呑(ノ)む

――を呑(ノ)・む
驚きや緊張のあまり声が出ない。また,出そうになった声をこらえる。息を呑む。ことばをのむ。「―・んで成り行きを見守る」

こえ=を大(ダイ)に∘する

――を大(ダイ)に∘する
大きな声で,断固主張する。

こえ=を張り上げる

――を張り上・げる
出しうる限り大きな声を出す。

こえ=を掛ける

――を掛・ける
(1)呼びかける。話しかける。
(2)声援を送る。「客席から俳優に―・ける」
(3)一緒にするように誘う。「こんど釣りに行く時は,―・けてくれないか」

こえ=を揃(ソロ)える

――を揃(ソロ)・える
みんなが一緒に同じことをいう。「―・えて反対する」

こえ=を潜(ヒソ)める

――を潜(ヒソ)・める
人に聞かれないように声を小さくする。

こえ=を聞く

――を聞・く
年齢・季節などが近づく気配を感じる。「五十の―・く」「師走の―・く」

こえ=を落とす

――を落と・す
声を低くする。小声になる。

こえ=を限りに

――を限りに
出せる限りの大声で。「―に叫ぶ」

こえい

こえい [1][0] 【孤影】
ひとりぼっちの,寂しい感じを与える姿。「―悄然(シヨウゼン)」

こえおけ

こえおけ [3][0] 【肥桶】
糞尿(フンニヨウ)を運ぶおけ。こえたご。

こえがかり

こえがかり コヱ― [3] 【声掛(か)り】
(多く「お声掛かり」の形で)目上の人からの特別なはからい。「社長のお―」

こえがら

こえがら コヱ― [0] 【声柄】
声のようす。声つき。こわいろ。

こえがわり

こえがわり コヱガハリ [3] 【声変(わ)り】 (名)スル
第二次性徴の一。思春期に,声帯が変化して声域などがかわること。男子に著しく,一般に低音になる。変声。

こえがわり

こえがわり【声変りする】
One's voice breaks[cracks].

こえき

こえき [1] 【雇役】 (名)スル
(1)雇って使うこと。また,雇われ使われること。
(2)律令制下,諸国から徴用した成年男子に,食料・賃金を支給して土木事業などに使役したこと。

こえき

こえき [1] 【虎疫】
〔「虎」は虎列剌(コレラ)の頭字〕
コレラ。

こえごえ

こえごえ コヱゴヱ [2][3] 【声声】
多くの人が声に出して言うこと。めいめいの声。「―に訴える」

こえぞいたち

こえぞいたち [4] 【小蝦夷鼬】
イイヅナの別名。

こえたご

こえたご [0] 【肥担桶】
「こえおけ(肥桶)」に同じ。

こえだ

こえだ [0] 【小枝】
樹木の小さい枝。さえだ。

こえだ

こえだ【小枝】
a twig;→英和
a spray (花枝).→英和

こえだい

こえだい [2][0] 【肥代】
(1)肥料を買い入れる代金。
(2)糞尿(フンニヨウ)を汲み取ってもらったことに対して払う料金。もとは汲み取る方が払った。

こえだめ

こえだめ [0] 【肥溜め】
肥料にする糞尿(フンニヨウ)をためておく所。こやしだめ。

こえつ

こえつ [0] 【胡越】
古代中国の,北方の胡の国と南方の越の国。転じて,互いに遠く隔たっているのをたとえる語。「永く―を隔つる思ひをなすべし/太平記 26」

こえつき

こえつき コヱ― [0][2] 【声付き】
声のようす。声ざま。

こえつち

こえつち [2] 【肥土】
地味の肥えた土。沃土(ヨクド)。

こえつぼ

こえつぼ [0][2] 【肥壺】
便所にすえて大小便をためる壺。

こえとり

こえとり [3][2] 【肥取り】
便所の大小便をくみ取ること。また,その人。

こえのはかせ

こえのはかせ コヱ― 【音博士】
⇒おんはかせ(音博士)

こえびしゃく

こえびしゃく [3] 【肥柄杓】
大小便をくみ取る,柄(エ)の長いひしゃく。

こえふとる

こえふと・る [4] 【肥え太る】 (動ラ五[四])
まるまると太る。肉づきよく太る。

こえよし

こえよし コヱ― [2][0] 【声良】
ニワトリの一品種。秋田県原産。長鳴き鶏の一種で,一〇秒以上も太く低い声で鳴く。天然記念物。声良鶏。

こえらか

こえらか 【肥えらか】 (形動ナリ)
肥えふとっているさま。「―にゆゆしき僧の着座したれば/五代帝王物語」

こえり

こえり [0] 【小襟】
被風(ヒフ)・道行などにつける細幅の襟。

こえる

こえる【越える】
⇒越す.

こえる

こ・える [2] 【肥える】 (動ア下一)[文]ヤ下二 こ・ゆ
(1)肉がついて丸みを帯びた体つきになる。太る。現代では人の場合は「太る」を用いることが多い。
⇔やせる
「よく―・えた子豚」「抜ける茅花そ食(メ)して―・えませ/万葉 1460」
(2)土地が肥料分を多く含み,作物の生育によい状態になる。地味がよくなる。
⇔やせる
「よく―・えた土」
(3)経験を積んでよいわるいを識別する能力がたかくなる。「目が―・えている」「耳が―・えている」「舌が―・えている」
(4)(比喩的に)財産などがふえる。「ふところが―・える」

こえる

こえる【肥える】
grow fat[stout];→英和
put on flesh;grow fertile[rich](土地が).→英和
10ポンド〜 gain ten pounds.肥えた fat;stout;→英和
fertile (土地が).耳(目)が肥えている have a trained ear (eye) <for> .

こえる

こ・える [0] 【越える・超える】 (動ア下一)[文]ヤ下二 こ・ゆ
(1)障害物や境界線の上を通り過ぎて,向こう側へ行く。越す。比喩的にも用いる。《越》「峠を―・えて町に出る」「野を―・え,山を―・えて,列車は走る」「遠く海を―・えた外国まで広まる」「―・え難い壁」
(2)ある日時が過ぎる。《越》「―・えて一九九〇年の一月」「年―・ゆるまで音もせず/竹取」
(3)ある基準・数値を上まわる。越す。《超》「四万人を―・える大観衆」「能力の限界を―・えている」
(4)自分の考え方や立場からさらに先へ進む。超越する。《超》「利害を―・えて業界につくす」「怨讐を―・えて援助の手をさしのべる」
(5)他よりすぐれる。まさる。《超》「芸能人ニ―・エタリ/ヘボン」
(6)位が上になる。「昨日今日の若人どもに多く―・えられて/落窪 4」
〔本来「越す」に対する自動詞〕

こえん

こえん [1] 【故縁】
古い縁故。旧縁。

こえん

こえん [1] 【故園】
ふるさと。故郷。

こえん

こえん [0] 【孤猿】
群れを離れて,ただ一匹でいる猿(サル)。

こえんぶ

こえんぶ 【顧炎武】
(1613-1682) 中国,明末・清初の三大儒の一。字(アザナ)は寧人。号は亭林。実証と経世致用を重視する学風をおこし,清朝考証学隆盛の端緒を開いた。著「日知録」「天下郡国利病書」「音学五書」など。

こおいむし

こおいむし コオヒ― [2] 【子負虫】
半翅目コオイムシ科の昆虫。体長約18ミリメートル。楕円形,扁平で黄褐色。水田や池・沼などにすみ,雌が雄の背に卵を産みつける習性がある。本州以南に分布。

こおう

こおう【呼応する】
act in concert <with> .…と〜して in concert[cooperation]with;in response to.

こおう

こおう [0] 【呼応】 (名)スル
(1)呼び掛けに答えること。一つの行動にこたえて他方でも動きが起きること。「中央に―して,地方でも抵抗の動きが見られる」
(2)互いに気脈を通ずること。また,示し合わせて,相応じて物事を行うこと。「前後から―して攻め寄せる」
(3)文中で,上にある種の語句があると,下に一定の語または言い方が必要となること。係り結びもその一種。そのほか,「恐らく」の下には推量の助動詞が来るなどの類。

こおうこんらい

こおうこんらい コワウ― [1] 【古往今来】
昔から今まで。古来。副詞的に用いる。「此猛烈な経験を嘗め得たものは―ヰリアム一人である/幻影の盾(漱石)」

こおおぎみ

こおおぎみ コオホ― 【小大君】
⇒こだいのきみ(小大君)

こおし

こお・し コホシ 【恋し】 (形シク)
〔「こひし(恋)」の古形〕
恋しい。「百鳥(モモトリ)の声の―・しき春来るらし/万葉 834」

こおとこ

こおとこ [2] 【小男】
(1)小柄な男。
⇔大男
(2)若い男。少年。「宮々いとうつくしきに―どもにておはします/栄花(様々の悦)」
(3)つまらない男。けちなやつ。「佐渡やの源といふ―とあらはして/浮世草子・諸艶大鑑 1」

こおどり

こおどり [2] 【小躍り・雀躍り】 (名)スル
躍り上がらんばかりに喜ぶこと。「―して喜ぶ」

こおどり

こおどり【小躍りして喜ぶ】
jump[dance]for joy.

こおに

こおに【小鬼】
an imp.→英和

こおにたびらこ

こおにたびらこ [4] 【小鬼田平子】
植物タビラコの別名。

こおもて

こおもて [2] 【小面】
能面の一。女面の代表とされ,最も若い女性を表現したもので,可憐で美しい表情をもつ。
小面[図]

こおらす

こおらす【凍らす】
freeze.→英和

こおり

こおり コヲリ 【桑折】
福島県北東部,伊達郡の町。北部の半田銀山は日本有数の鉱山であったが,第二次大戦後,廃鉱。

こおり

こおり コホリ [0] 【氷・凍り】
〔動詞「凍る」の連用形から〕
(1)水が氷点以下の温度で固体になったもの。[季]冬。「池に―が張る」「―のように冷たい手」
〔古代では,「こおり」は水面に張ったものをさすことが多く,塊は「ひ」ということが多かった〕
(2)「氷水(コオリミズ)」の略。
(3)襲(カサネ)の色目の名。表は打った白,裏は白張。

こおり

こおり【氷】
ice.→英和
〜の張った frozen.→英和
〜のような icy (cold);→英和
ice-cold.〜で冷やす (cool with) ice.→英和
〜詰にする pack <fish> in ice.→英和
‖氷砂糖 crystal sugar;rock candy.氷枕 an ice pillow.氷水 ice[ <英> iced]water.氷屋 an ice shop;an iceman (人).

こおり

こおり コホリ [1] 【郡】
郡(グン)の古い呼び方。一国を小分けにした町・村・里・郷などを包括するもの。
→ぐん(郡)

こおり=と炭(スミ)

――と炭(スミ)
性質が正反対であることのたとえ。
→氷炭(ヒヨウタン)

こおり=は水より出(イ)でて水よりも寒し

――は水より出(イ)でて水よりも寒し
〔荀子(勧学)〕
弟子が師にまさることのたとえ。出藍(シユツラン)。

こおりあずき

こおりあずき コホリアヅキ [4] 【氷小豆】
小豆餡(アン)にシロップと削り氷をかけた食べ物。氷金時。[季]夏。

こおりあられ

こおりあられ コホリ― [4] 【氷霰】
降水の一。直径2〜5ミリメートルの半透明の球形または円錐形の氷の粒。水滴の凍ったもので,普通,積乱雲から雨に先行して降る。
→雪霰

こおりうめ

こおりうめ コホリ― [3] 【氷梅】
氷(ヒ)割れ文の中に梅花を散らした模様。梅花氷裂。

こおりがし

こおりがし コホリグワ― [4] 【氷菓子】
果汁・クリーム・ミルクなどに香料・糖蜜を加えて凍らせた食品。アイス-キャンデー・アイス-クリームなど。[季]夏。

こおりがも

こおりがも コホリ― [4] 【氷鴨】
カモ目カモ科の水鳥。全長57センチメートル内外で,尾が長い。雄の冬羽は白色で,翼と尾は黒褐色。夏羽では全体が暗褐色に変わる。北極圏から寒帯で繁殖し,冬期に南下する。日本ではおもに北海道沿岸に渡来する。

こおりぎり

こおりぎり コホリ― [3] 【氷霧】
微細な氷の結晶が空中に浮遊し,水平視程が1キロメートル以下になってしまう現象。高緯度地方で,大気が安定し著しく低温の時にみられる。ひょうむ。
→細氷

こおりぐも

こおりぐも コホリ― [4] 【氷雲】
氷晶からできている雲。巻雲など。氷晶雲。

こおりこんにゃく

こおりこんにゃく コホリ― [4] 【氷蒟蒻・凍り蒟蒻】
蒟蒻を適当な大きさに切って煮たあと,寒気にさらして凍らせてから干したもの。精進料理などに用いる。[季]冬。

こおりざとう

こおりざとう コホリ―タウ [4] 【氷砂糖】
良質の砂糖を溶かして結晶させたもの。半透明の塊状・板状または柱状をしている。菓子として,また梅酒などの甘味として用いる。

こおりしらたま

こおりしらたま コホリ― [4] 【氷白玉】
白玉だんごに,砂糖や餡と削り氷をかけた食品。

こおりじるこ

こおりじるこ コホリ― [4] 【氷汁粉】
上に,削り氷をかけた冷やし汁粉。

こおりすい

こおりすい コホリ― [3] 【氷水】
削り氷に砂糖水やシロップをかけた食べ物。こおりみず。

こおりすべり

こおりすべり コホリ― [4] 【氷滑り】
氷の上を滑る遊び。スケート。[季]冬。

こおりそば

こおりそば コホリ― [4] 【氷蕎麦】
蕎麦(ソバ)切りのゆでたものを寒気にさらして凍らせたのち,干したもの。長野県上水内(カミミノチ)郡信濃町柏原地方の名産。

こおりつく

こおりつく【凍り付く】
be frozen.〜ような freezing <cold> .

こおりつく

こおりつ・く コホリ― [4] 【凍り付く】 (動カ五[四])
(1)凍って,他の物にくっつく。「窓が―・いてあかない」
(2)完全に凍って固くなる。いてつく。凍結する。「道路が―・く」

こおりづめ

こおりづめ コホリ― [0] 【氷詰め】
魚肉などが腐らないように,容器の中に氷を詰めること。また,そのもの。

こおりどうふ

こおりどうふ コホリ― [4] 【凍り豆腐】
「高野豆腐(コウヤドウフ)」に同じ。[季]冬。

こおりねつりょうけい

こおりねつりょうけい コホリネツリヤウ― [0] 【氷熱量計】
熱量計の一。氷が融ける時に一定の潜熱を吸収することを利用し,融けた氷の量を測って熱量を求める。

こおりのじごく

こおりのじごく コホリ―ヂゴク 【氷の地獄】
⇒八寒地獄(ハチカンジゴク)

こおりのついたち

こおりのついたち コホリ― 【氷の朔日】
陰暦の六月一日。古く宮中で,氷室(ヒムロ)から献上された氷を群臣に賜った日。現在も,この日に氷餅やあられ・いり豆などを食べる地方がある。

こおりのつかさ

こおりのつかさ コホリ― 【郡の司】
「ぐんじ(郡司)」に同じ。

こおりのみやけ

こおりのみやけ コホリ― 【郡の家】
郡司の役所。また,郡司。ぐうけ。ぐんけ。「咸(コトゴトク)に―に収めよ/日本書紀(天武下訓)」

こおりのみやつこ

こおりのみやつこ コホリ― 【郡の造】
「大領(ダイリヨウ)」に同じ。

こおりのやいば

こおりのやいば コホリ― 【氷の刃】
氷のようにとぎすました刀。氷の剣(ツルギ)。「抜けば玉散る―」

こおりぶぎょう

こおりぶぎょう コホリ―ギヤウ [4] 【郡奉行】
江戸時代,諸藩の職名。農政・民政・訴訟など地方(ジカタ)に関する事柄を職務とした。郡代。代官。

こおりぶくろ

こおりぶくろ コホリ― [4] 【氷嚢】
⇒ひょうのう(氷嚢)

こおりまくら

こおりまくら コホリ― [4] 【氷枕】
氷や冷水を入れるように作ったゴム製の枕。頭部を冷やすのに用いる。

こおりみず

こおりみず コホリミヅ [3] 【氷水】
(1)「こおりすい(氷水)」に同じ。[季]夏。
(2)氷を入れて冷やした水。

こおりみつ

こおりみつ コホリ― [4] 【氷蜜】
氷砂糖を細かくし,卵の白身を加えて煮つめたもの。

こおりもち

こおりもち コホリ― [3] 【氷餅・凍り餅】
寒中にさらして凍らせたのち,干した餅。陰暦六月一日(氷の朔日(ツイタチ))などに食べる。東北地方・信州で作る。[季]夏。

こおりや

こおりや コホリ― [0] 【氷屋】
(1)氷を売る店。また,その人。
(2)氷水などの飲料を売る店。また,その人。氷水屋。

こおりやま

こおりやま コホリヤマ 【郡山】
福島県中央部にある市。近世以後は交通の要地となり,商工業地として発展。

こおりやまじょしだいがく

こおりやまじょしだいがく コホリヤマヂヨシ― 【郡山女子大学】
私立大学の一。1947年(昭和22)創立の郡山女子専門学院を源とし,66年設立。本部は郡山市。

こおる

こお・る コホル [0] 【凍る・氷る】 (動ラ五[四])
(1)水など液体のものが,温度が低いために固体になる。氷が張る。「―・り渡れる薄氷(ウスラビ)の/万葉 4478」[季]冬。《手拭も豆腐も―・る横川かな/蕪村》
(2)(比喩的に)非常に冷たく感じられる。「―・れる月影」「早朝の―・った空気」

こおる

こおる【凍る】
freeze;→英和
be frozen <over> .

こおろぎ

こおろぎ コホロギ [1] 【蟋蟀・蛼】
(1)直翅目コオロギ科の昆虫の総称。体は太く短く,頭部は丸くて光沢があり,触角は糸状で長い。後肢は長く,跳躍に適する。尾端に二本の尾毛がある。多くは地表にすみ,雄は美しい声で鳴く。通常は,エンマコオロギ・ハラオカメコオロギ・ミツカドコオロギなど黒褐色の大形種をさすことが多い。古くはキリギリスといった。[季]秋。《―が髭をかつぎて鳴きにけり/一茶》
(2)古く,秋に鳴く虫の総称。「庭草に村雨降りて―の鳴く声聞けば秋付きにけり/万葉 2160」

こおろぎ

こおろぎ【蟋蟀】
a cricket.→英和

こおろし

こおろし 【子堕し】
(1)胎内の子をおろすこと。堕胎(ダタイ)。また,それを職業とする者。「夫婦池のこさんとて―なりしが/浮世草子・五人女 2」
(2)堕胎薬。

こおん

こおん [1] 【古音】
呉音が伝わる以前に日本に伝来していた漢字音。「巷」を「そ」,「宜」を「が」,「意」を「お」と読む類。

こおんな

こおんな [2] 【小女】
(1)小柄な女。
(2)年若い女。少女。
(3)年若い女中。「子もりの―/滑稽本・浮世風呂 2」

こか

こか [1] 【胯下・跨下】
またの下。

こか

こか [1] 【古歌】
昔の人がよんだ歌。古い歌。

こか

こか [1] 【炬火】
たいまつ。たてあかし。

こか

こか [1] 【固化】 (名)スル
(1)かたくなること。「ゴムが―する」
(2)(表情・態度などが)こわばること。

こか

こか [1] 【故家】
古くから続いている家。旧家。

こか

こか [1] 【糊化】 (名)スル
加熱などによって,デンプンが水を吸って糊(ノリ)状になること。アルファ化。
⇔老化

こか

こか [1] 【胡歌】
古く中国北方の胡人の歌。えびすの歌。

こか

こか [1] 【胡笳】
(1)古く中国北方の胡人が吹いた葦(アシ)の葉の笛。哀調深いものとして詩文に詠み込まれる。
(2)篳篥(ヒチリキ)の類の別名。
(3)七弦琴の曲名。{(1)}の調べを模したものと伝える。

こかい

こかい [0] 【孤介】
心が狭く,世間の人に親しまないこと。

こかい

こかい [1] 【湖海】
(1)みずうみとうみ。また,みずうみ。
(2)民間。世間。江湖。

こかい

こかい 【巨海】
大海。きょかい。

こかいがわ

こかいがわ コカヒガハ 【小貝川】
栃木県南部の山地に源を発し,茨城県南西部を南流し,利根川に合流する川。下流は蛇行する。長さ114キロメートル。

こかいのし

こかいのし 【湖海の士】
〔魏書(陳登伝)〕
民間にいて雄大な気を有する人物。

こかいもの

こかいもの [2] 【小買い物】
日常生活に必要なちょっとした品の買い物。

こかく

こかく [0] 【顧客】
⇒こきゃく(顧客)

こかく

こかく [0] 【呼格】
〔vocative case〕
印欧語の格の一つで,呼びかけに用いる格。ギリシャ語・ラテン語などでは特別の格の形が使われたが,多くの近代語では主格と同形になった。

こかく

こかく【呼格】
《文》the vocative case.

こかく

こかく [0][1] 【古格】
昔のやり方。古くからの格式。古例。

こかく

こかく [1][0] 【鼓角】
つづみと角笛。古く中国で,陣中に合図を送るのに用いた。

こかく

こかく [1][0] 【胡角】
古く中国北方の胡人が吹いた,哀切な響きをもつ角笛。「―一声霜の後の夢/和漢朗詠(雑)」

こかく

こかく [0] 【孤客】
ひとり旅の人。

こかく

こかく [0] 【小角】
〔「こがく」とも〕
(1)三寸(約9センチメートル)四方の折敷(オシキ)。脚の高さ約一寸。婚礼など正式の膳部に用いる。
(2)木材で,小口の一辺が12,3センチメートルほどの角材。

こかげ

こかげ [0] 【木陰・木蔭】
木のかげ。樹木やその枝葉が日光をさえぎっている所。木(コ)の下陰。「―に憩う」

こかげ

こかげ【木陰】
<in> the shade of a tree.→英和

こかげ

こかげ [0] 【小陰・小蔭】
ちょっとした物かげ。

こかげ=に臥(フ)す者は枝を手折(タオ)らず

――に臥(フ)す者は枝を手折(タオ)らず
〔韓詩外伝〕
恩を受けた者に対して,仇(アダ)をしないのが人情であるということ。

こかさがけ

こかさがけ [2] 【小笠懸】
遠笠懸(トオカサガケ)よりも的(マト)までの距離が短く,的も小さい笠懸。的は四寸四方を用いた。

こかし

こかし
(1)相手のために心を尽くしているように装うこと。おためごかし。「いかなる粋(スイ)もいやとは言はぬ―なり/浮世草子・一代女 1」
→ごかし
(2)「山こかし」に同じ。「我らが商売―にて/浄瑠璃・島原蛙合戦」

こかじ

こかじ 【小鍛冶】
(1)刀鍛冶のこと。
→大鍛冶(オオカジ)
(2)京都の刀匠三条小鍛冶宗近の作った刀。また,その流れをくむ刃物師などの作った刀。
(3)能の一。五番目物。刀を打てと,勅命を受けた小鍛冶宗近は,稲荷明神の助力を得て,名刀小狐丸を打ちあげる。
(4)能の「小鍛冶」を歌舞伎舞踊化したもの。長唄「姿花后雛形(スガタノハナノチノヒナガタ)」,義太夫「小鍛冶」などがある。

こかす

こか・す 【転す・倒す】
■一■ (動サ四)
〔「こける」の他動詞〕
(1)転がす。倒(タオ)す。「石ヲ―・ス/日葡」
(2)人や物をある場所に隠す。「玉はどつちへ―・しをつた/浄瑠璃・神霊矢口渡」
(3)だます。一杯くわせる。「ここが女郎の男を―・す肝心の一句の所ぢや/浮世草子・禁短気」
■二■ (接尾)
動詞の連用形に付いて,その語の意味を強める。すっかり…する。さんざん…する。「日を積み月を重ねて不仕合なりしかば田畠さらりと売り―・し/浮世草子・沖津白波」

こかた

こかた [0] 【子方】
(1)親方のもとで保護・監督されるもの。封建社会においては親方の支配のもとにある者。農家の雇い人,小作人・名子・網子・奉公人など。子分。
⇔親方
(2)能で,子供の役者。子供の役を演じるほか,「船弁慶」の義経のように大人の役でも子方に演じさせる曲がある。

こかたびら

こかたびら [2] 【小帷子】
(1)素襖(スオウ)の下に着る,小形のかたびら。
(2)具足の下に着る単衣(ヒトエ)。半袖で丈が膝までのもの。具足(グソク)かたびら。

こかつ

こかつ [0] 【枯渇・涸渇】 (名)スル
(1)水や水分がかれてなくなること。「水源が―する」
(2)物が欠乏すること。つきること。「資金が―する」「才能が―する」

こかつ

こかつ【枯渇する】
run dry;be exhausted[drained].

こかつじぼん

こかつじぼん [0] 【古活字本】
文禄(1592-1596)から慶安(1648-1652)頃までに刊行された,活字で印刷された本。文禄の役で朝鮮の活字印刷技術が導入されたことによる。慶長勅版・伏見版・駿河版・嵯峨本など。古活字版。

こかぶ

こかぶ【子株】
《株》new stocks[shares].

こかぶ

こかぶ [0] 【子株】
(1)植物の親株から分かれてできた新しい株。
(2)増資のため新たに発行する株式。新株。
⇔親株

こかぶ

こかぶ [1] 【小蕪・小蕪菁】
カブラの一品種。根・葉の小さいもの。こかぶら。

こかべ

こかべ [1] 【小壁】
小さな壁。鴨居(カモイ)の上にある狭い壁や吹き抜きの左右の細壁などをいう。

こからつ

こからつ [2] 【古唐津】
唐津焼の古陶器。慶長(1596-1615)から元和(1615-1624)頃に焼かれた唐津焼をいい,褐色の絵付けをした絵唐津が有名。

こからびつ

こからびつ [3] 【小唐櫃】
唐櫃の小さなもの。身近に置いて文書などを収める。

こかりぎぬ

こかりぎぬ 【小狩衣】
半尻(ハンジリ)の別名。

こかわ

こかわ コカハ 【粉河】
和歌山県那賀(ナガ)郡,紀ノ川中流北岸にある町。粉河寺の門前町。ミカンと鋳物の町。

こかわでら

こかわでら コカハ― 【粉河寺】
粉河町にある寺。もとは天台宗で,現在は粉河観音宗の本山。山号は風猛山。古くは補陀洛(フダラク)山施音(セオン)寺と称した。770年,大伴孔子古(クジコ)の創建と伝える。西国三十三所第三番札所。絵巻「粉河寺縁起」は国宝。

こかわどの

こかわどの コカハ― 【小川殿】
足利義政(アシカガヨシマサ)の別称。

こかわらけ

こかわらけ [2] 【小土器】
小さな素焼きの器(ウツワ)。

こかん

こかん [0] 【胯間・股間】
またの間。またぐら。

こかんし

こかんし [2] 【拒捍使】
〔「きょかんし」とも〕
平安時代,官物の納付や労役を拒む者を取り締まるために,諸国に置かれた官人。検非違使(ケビイシ)が補せられた。

こかんしれん

こかんしれん コクワン― 【虎関師錬】
(1278-1346) 南北朝時代の臨済宗の僧。京都の人。虎関は号,師錬は諱(イミナ)。一山一寧(イツサンイチネイ)らに学び,東福寺・南禅寺などの住持となる。五山文学の先駆者。著「元亨(ゲンコウ)釈書」「済北集」など。

こかんじゃ

こかんじゃ [2] 【小冠者】
元服して間もない若者。「生年十八歳なる―すすみ出て/平家 9」

こかんせつ

こかんせつ [2] 【股関節】
骨盤と大腿骨(ダイタイコツ)とを接続する関節。髀臼(ヒキユウ)関節。「―脱臼(ダツキユウ)」

こかんせつ

こかんせつ【股関節】
a hip joint.

こかんへいべえ

こかんへいべえ 【小かん平兵衛】
人形浄瑠璃「心中刃(ヤイバ)は氷の朔日(ツイタチ)」の通称。また,その作品中の二人の主人公の名。

こかんぽん

こかんぽん [0] 【古刊本】
古い刊本。特に,慶長(1596-1615)・元和(1615-1624)以前のものをいう。また,中国の書では宋・元版以前の刊本をいう。古版本。

こかんみん

こかんみん 【胡漢民】
(1879-1936) 中国の政治家。広東省の人。中国革命同盟会組織の確立に活躍。辛亥(シンガイ)革命に参加。南京国民政府の立法院長。のち蒋介石(シヨウカイセキ)と対立。フー=ハンミン。

こかんやぜんう

こかんやぜんう 【呼韓邪単于】
(?-前31) 匈奴(キヨウド)の単于。兄の郅支(シツシ)単于と匈奴を東西に二分して対立。漢が郅支を滅ぼすと,王昭君を妻に迎え,漢と友好関係を結んだ。

こが

こが [1] 【個我】
他のものと区別された個人としての自我。

こが

こが [1] 【古画】
昔の人が描いた絵。昔の絵画。

こが

こが 【古河】
茨城県西端の市。室町時代,古河公方の根拠地。近世,土井氏らの城下町。日光街道の宿場町として繁栄。現在は電気機器・機械・化学などの工業が発達。

こが

こが [1] 【虎牙】
(1)虎の牙(キバ)。
(2)将軍の異名。また,近衛府の異名。「職―に列せり/和漢朗詠(雑)」

こが

こが [1] 【古雅】 (名・形動)[文]ナリ
古風でみやびな・こと(さま)。「古代の人像は―にして奇(クシ)く/慨世士伝(逍遥)」

こが

こが 【古賀】
姓氏の一。

こが

こが 【古賀】
福岡県北西部,糟屋(カスヤ)郡の町。福岡市に近く,住宅・工業地化が進む。北西は玄海国定公園となる。

こがい

こがい [0] 【小貝】
(1)小さな貝。
(2)「貝偏(カイヘン)」に同じ。

こがい

こがい【子飼いの】
kept[reared]from young.

こがい

こがい【戸外の】
outdoor <life,exercise> ;→英和
open-air.〜で[に]in the open air;out of doors.

こがい

こがい [0] 【小買い】 (名)スル
さしあたって必要な分だけ少量買うこと。「―の米/金色夜叉(紅葉)」

こがい

こがい [0] 【蚕飼い】
蚕(カイコ)を飼うこと。養蚕。[季]春。《―する此頃妻のやつれかな/正岡子規》

こがい

こがい [1][0] 【戸外】
家の外。屋外(オクガイ)。「―で遊ぶ」

こがい

こがい [0] 【子飼い】
(1)動物を子の時から育てること。また,その動物。
(2)子供の時から引き取って養育すること。また,そのように育てられた人。特に商人の雇い人や職人の弟子にいうことが多い。「―の者」「内の―の久松め/歌舞伎・お染久松色読販」
(3)未熟なうちから面倒をみて,一人前にすること。また,その人。「―の部下」

こがいし

こがいし 【顧愷之】
中国,東晋の文人画家。四世紀後半から五世紀初めに活躍。「洛神賦図巻」「女史箴(ジヨシシン)図巻」などの唐代に模写されたものが伝えられ,他に画論集「論画」などがある。生没年未詳。

こがいしゃ

こがいしゃ【子会社】
a subsidiary[an affiliated]firm[company].

こがいしゃ

こがいしゃ [2] 【子会社】
親会社に従属し,その支配を受ける会社。商法上は資本参加の形態をとる従属関係についてのみいう。
⇔親会社

こがいっさく

こがいっさく 【古賀逸策】
(1899-1982) 電気工学者。佐賀県生まれ。東工大・東大教授。水晶の圧電作用を研究。1932年(昭和7)水晶発振器を発明し,無線通信や水晶時計に応用。

こがいな

こがいな 【小腕】
「小腕(コウデ)」に同じ。「―は射られつ,太刀の柄思ふさまにも握られねば/平治(下)」

こがえり

こがえり [2] 【小返り】
棟木(ムナギ)・隅木・軒桁(ノキゲタ)・笠木など,角材の上面につけた勾配の部分。

こがき

こがき [0] 【小書き】 (名)スル
(1)注などを本文より小さな文字で書き入れること。また,その書き入れ。
(2)能楽で,番組の曲名の左下に小さく書かれる特殊演出の標記。また,その演出の型。小書きがつくと詞章・扮装・演技(型)などが変わる。

こがきのう

こがきのう [3] 【小書能】
小書き{(2)}のため,特殊演出で演じられる能。

こがく

こがく [1] 【古学】
(1)近世日本の儒学の一派。「論語」や「孟子」などの経書を,朱子学・陽明学などの解釈を介さず直接研究し,理解しようとするもの。山鹿素行に始まり,伊藤仁斎(古義学)・荻生徂徠(ソライ)(古文辞学)らもそれぞれ独自な展開を示した。復古学。古学派。
(2)「国学{(1)}」に同じ。

こがく

こがく [1] 【胡楽】
中国,唐代の音楽のうち,周辺の諸民族に起源をもつものの総称。西域楽を主体とする。

こがく

こがく [1] 【古楽】
(1)古い音楽。古い時代の音楽。
(2)雅楽の唐楽の楽曲分類。新楽と対するもので,古くから用いられたが,分類基準には諸説あって定めがたい。現状では羯鼓(カツコ)のリズム-パターンが異なり,古楽では右桴(バチ)のみの壱鼓掻(イツコガキ)が用いられる。
(3)西洋音楽で,バロック期以前の音楽の称。アーリー-ミュージック。

こがく

こがく [1] 【鼓楽】
鼓を打ち,音楽を奏すること。

こがくしょうでん

こがくしょうでん 【古学小伝】
伝記。清宮(セイミヤ)秀堅著。1857年(安政4)に成り,77年(明治10)に増補。86年刊。契沖以下,山崎知雄に至る国学者七五名の伝を,列伝体で記す。

こがくせんせい

こがくせんせい 【古学先生】
伊藤仁斎の私諡号。

こがくは

こがくは 【古学派】
⇒古学(1)

こがくぼう

こがくぼう [3] 【古河公方】
鎌倉公方足利持氏の遺子足利成氏(シゲウジ)以下政氏・高基・晴氏・義氏の五代の称。関東管領上杉憲忠を謀殺した成氏が,下総古河に拠って幕府・上杉勢力に対抗したことに由来する称。

こがくる

こがく・る 【木隠る】 (動ラ下二)
木の陰になって見えなくなる。「あしひきの山下水の―・れて/古今(恋一)」

こがくれ

こがくれ [2] 【木隠れ】
木と木の陰に隠れて,全体がはっきり見えないこと。木(コ)の間隠れ。「―に見える湖」

こがし

こがし [3] 【焦がし】
米・麦などを炒(イ)って,粉にひいたもの。湯にとかして飲んだり,砂糖を加えて練って食べたりする。香煎(コウセン)。「麦―」

こがしら

こがしら [2] 【小頭】
大頭(オオガシラ)や組頭の下で,少人数の部下をまとめる長。

こがす

こが・す [2] 【焦がす】 (動サ五[四])
(1)火で焼いて黒くする。こげた状態にする。「タバコの灰でズボンを―・した」「天を―・さんばかりの炎」
(2)切ない思いで心を苦しめる。「恋の炎に身を―・す」
(3)香をたきしめる。「白き扇のいたう―・したるを/源氏(夕顔)」
〔「こげる」「こがれる」に対する他動詞〕

こがす

こがす【焦がす】
burn;→英和
scorch;→英和
singe (毛を);→英和
char (黒焦げに).→英和

こがせいり

こがせいり 【古賀精里】
(1750-1817) 江戸後期の儒者。寛政の三博士の一人。佐賀藩の人。朱子学を奉じ昌平黌(シヨウヘイコウ)の教官となり,寛政異学の禁を推進。著「大学章句纂釈」「精里集抄」など。

こがた

こがた [0] 【小形・小型】 (名・形動)[文]ナリ
(1)形が小さい・こと(さま)。《小形》
(2)他の同類のものに比べて,実際の大きさやスケール,製品としての規格などが小さい・こと(さま)。《小型》「―の自動車」
⇔おおがた

こがた

こがた【小型の】
small(ish);→英和
small-sized;miniature;→英和
pocket(-size) <dictionary> .→英和
〜化する miniaturize.‖小型自動車 a midget car.

こがたかぶ

こがたかぶ [3] 【小型株】
資本金の比較的小さい会社の株式。
→大型株
→中型株

こがたせんぱくそうじゅうし

こがたせんぱくそうじゅうし [10][4][3] 【小型船舶操縦士】
総トン数20トン未満の小型船舶を操縦できる者。船舶の大きさ,航行できる区域によって一級から四級,湖川小馬力四級の五段階に分かれる。国家試験の合格者か,所定の養成施設の修了者に,運輸大臣から免許が与えられる。

こがたな

こがたな [3][2] 【小刀】
(1)ものを削ったり,細工をしたりするときに用いる小さな刃物の総称。ナイフ。
(2)小さい刀。
(3)刀の鞘(サヤ)にさし添える小さな刃物。小柄(コヅカ)。

こがたな

こがたな【小刀】
a knife;→英和
a pocketknife;→英和
a penknife.→英和

こがたなざいく

こがたなざいく [5] 【小刀細工】
(1)小刀{(1)}で細かい細工をすること。また,その細工物。
(2)小手先の策をめぐらすこと。小細工。「亀井は何をさしても―がきいた/浮世草子・諸国はなし 1」

こがね

こがね [0] 【小金】
少しばかりのまとまった金銭。ちょっとした金。「こつこつ―を貯(タ)める」

こがね

こがね [0] 【黄金・金】
〔「くがね(金)」の転〕
(1)おうごん。きん。
(2)大判・小判などの金貨をいう。
(3)「黄金色」の略。

こがね

こがね【黄金】
gold.→英和
〜色の golden.→英和

こがね

こがね【小金】
<save up> a sizable sum of money.

こがねい

こがねい コガネヰ 【小金井】
姓氏の一。

こがねい

こがねい コガネヰ 【小金井】
東京都中部,武蔵野台地にある市。住宅・文教都市として発展。

こがねいこうえん

こがねいこうえん コガネヰ―ヱン 【小金井公園】
東京都小金井市を中心に田無市・小平市にまたがる都立公園。もと小金井大緑地の造成に始まり,1952年(昭和27)公開。

こがねいこじろう

こがねいこじろう コガネヰコジラウ 【小金井小次郎】
(1818-1881) 幕末の侠客。武蔵小金井の名主,関勘右衛門の次男。新門辰五郎の舎弟。武蔵・相模二国にわたって数千人の勢力を擁した。

こがねいよしきよ

こがねいよしきよ コガネヰ― 【小金井良精】
(1858-1944) 解剖学者・人類学者。新潟県生まれ。東大教授。アイヌや石器時代人の骨格を研究,日本石器時代人についてはアイヌ説を主張,また日本解剖学会を創設。妻の喜美子は森鴎外の妹。著「日本石器時代住民」

こがねいろ

こがねいろ [0] 【黄金色】
金の放つ,輝く黄色。きんいろ。こんじき。やまぶきいろ。「―に波うつ稲穂」

こがねいろしゅう

こがねいろしゅう コガネヰロシウ 【小金井蘆洲】
(三代)(1873-1925) 本名,秋元格之助。東京生まれ。二代神田伯山の門に入り,四世伯竜などを経て襲名。世話物の名手で,「祐天吉松」は自作。

こがねかん

こがねかん [3] 【黄金羹】
鬱金(ウコン)の粉を混ぜた黄金色の羊羹。

こがねぐも

こがねぐも [4] 【黄金蜘蛛】
クモの一種。雌は体長20ミリメートル内外,雄は7ミリメートル内外。雌は腹部に太い黄と黒の縞模様がある。本州以南の各地に普通にみられ,夏,大きな円網を張る。サンバソウグモ。

こがねしだ

こがねしだ [4] 【黄金羊歯】
リョウメンシダの別名。

こがねづかこふん

こがねづかこふん 【黄金塚古墳】
大阪府和泉市上代にある四世紀の前方後円墳。後円部の粘土槨から鏡・玉類・車輪石・筒形石製品が出土した。画文帯神獣鏡に景初三年の紀年銘があり,卑弥呼が魏から贈られた鏡という説が有力。

こがねづくり

こがねづくり [4] 【黄金作り】
金または金めっきの金具で作ったり,装飾したりすること。また,そのもの。金ごしらえ。「―の太刀」

こがねのきし

こがねのきし 【黄金の岸】
極楽にあるという七宝の池の岸。転じて,煩悩(ボンノウ)を脱した境地。涅槃(ネハン)の岸。「―に至るべし/謡曲・柏崎」

こがねのなみ

こがねのなみ 【黄金の波】
(1)黄金色に光る波。金波(キンパ)。
(2)黄色く実った稲の穂が風になびくさまをいう語。

こがねのやま

こがねのやま 【黄金の山】
(1)金の出る山。
(2)黄金や金貨を山のように積んださまをいう語。「―を築(ツ)かせては,銀(シロカネ)の月輪(ガチリン)を出だされたり/謡曲・邯鄲」

こがねばな

こがねばな [3] 【黄金花】
シソ科の多年草。中国北部などに自生。根を薬用とするため栽培もされる。高さ50センチメートル内外。葉は披針形。夏,花穂を頂生し青紫色の唇形花を総状につける。
→黄芩(オウゴン)

こがねむし

こがねむし【黄金虫】
a goldbug.

こがねむし

こがねむし [3] 【黄金虫・金亀子】
(1)コガネムシ科の昆虫の総称。種類は非常に多く,世界で約一万七〇〇〇種,日本で約三〇〇種が知られる。ダイコクコガネ・マグソコガネなどの食糞類とカブトムシ・コフキコガネ・ハナムグリなどの食葉類に大別される。
(2){(1)}の一種。体は卵形で厚みがあり,体長約17〜23ミリメートル。背面は金属光沢のある緑色,腹面は黒色で銅紫色光沢がある。成虫は夏に出現し,広葉樹の葉を食害する。日本全土・朝鮮・台湾・中国に分布。[季]夏。《―擲つ闇の深さかな/虚子》

こがねめぬき

こがねめぬき [4] 【黄金目貫】
(1)黄金作りの目貫。
(2)〔花の形が刀の目貫に似ていることから〕
寒菊(カンギク)の異名。「冬の菊にとりては,―/狂言謡」

こがはるえ

こがはるえ 【古賀春江】
(1895-1933) 洋画家。福岡県生まれ。西欧の新風の摂取に努め,シュールレアリスムの傾向の強い前衛的作品を残した。代表作「素朴な月夜」など。

こがひんろく

こがひんろく コグワ― 【古画品録】
中国の画論。一巻。南斉の謝赫(シヤカク)が,六世紀に画家評をまとめた現存最古の画論。絵画の理想を論じた六つの規範,六法が著名。
→六法(2)

こがふ

こがふ [2] 【古楽府】
中国古典詩の一形式。唐代に白居易らによってつくられた新楽府に対して,六朝時代以前につくられた古い楽府。

こがまさお

こがまさお 【古賀政男】
(1904-1978) 作曲家。福岡県生まれ。明大卒。「古賀メロディー」と称せられる多くの流行歌を作曲した。

こがも

こがも [0] 【小鴨】
カモ目カモ科の水鳥。全長38センチメートルほどで,カモ類では最も小形。雄は頭部が栗色で,背面は灰色,翼は黒褐色で鮮緑色の帯がある。雌は全体が褐色。日本には冬鳥として渡来。北海道・上高地などで繁殖するものもある。肉は美味。たかぶ。たかべ。

こがら

こがら [0] 【子柄】
子供の顔だち・体つき・品位。また,芸妓にもいう。「お前も―はよし/真景累ヶ淵(円朝)」

こがら

こがら【小柄の】
small;→英和
of small stature.

こがら

こがら [0] 【小柄】 (名・形動)[文]ナリ
(1)普通の人より身体が小さい・こと(さま)。「―な選手」
(2)着物などの模様や縞が細かい・こと(さま)。「―な絣(カスリ)」
⇔大柄

こがら

こがら [0][1] 【小雀】
スズメ目シジュウカラ科の小鳥。全長13センチメートル内外。頭・のどが黒く,顔や腹が白い。ユーラシア中・北部に分布。日本でも各地の山地で繁殖。コガラメ。十二雀(ジユウニカラ)。[季]秋。

こがらし

こがらし【凩[木枯し]】
a cold wintry wind.

こがらし

こがらし [2] 【木枯らし・凩】
(1)〔木を吹き枯らす風の意〕
初冬に吹く強い風。[季]冬。《―に浅間の煙吹き散るか/虚子》
(2)〔近世女性語〕
すりこぎ。

こがらしちゃ

こがらしちゃ [4][3] 【木枯らし茶】
橙(ダイダイ)色がかった焦げ茶色。

こがらす

こがらす [2] 【小烏・子烏】
(1)小さなカラス。
(2)カラスの子。[季]夏。
(3)平家の重宝と伝える剣の名。小烏丸。現在,御物と飛騨国分寺と二振り伝わる。

こがらすづくり

こがらすづくり [5] 【小烏造り】
刀などの造り込みの一種。平家重宝と伝える小烏と同じ造り方のもの。湾刀の先端の部分だけが両刃(モロハ)になっている鋒(キツサキ)両刃造りで平安時代に行われた様式。

こがる

こが・る 【焦がる】 (動ラ下二)
⇒こがれる

こがれ

こがれ 【焦がれ】
(1)こがれること。「蚊やり火は煙のみこそたちあされ下の―はわれぞわびしき/相模集」
(2)焦げた飯。こがれいい。[日葡]

こがれじに

こがれじに [0] 【焦がれ死に】 (名)スル
(1)恋い慕うあまりに病気になり,死ぬこと。「―死ぬまでも片思ひに思うて思ひ抜いて/斑鳩物語(虚子)」
(2)焼け死にすること。「あつや��の―/浄瑠璃・平家女護島」

こがれる

こがれる【焦がれる】
yearn[long] <for> (あこがれる);→英和
be deeply in love <with> .

こがれる

こが・れる [3] 【焦がれる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 こが・る
(1)そうなりたいとひたすら思う。いちずに思い望む。あこがれる。「映画スターに―・れる」
(2)心が苦しくなるほど,慕わしく思う。深く恋い慕う。「友人が―・れている女性」
(3)(動詞の連用形に付いて)苦しくなるほどにその気持ちを強くもつ。「待ち―・れる」「恋い―・れる」
(4)火に焼けて焦げる。また,日に照りつけられて変色する。「うとましげに―・れたるにほひなども異様(コトヨウ)なり/源氏(真木柱)」
(5)香を強くたきしめる。「薄様の取手もくゆる計りに―・れたるに/太平記 21」
〔「焦がす」に対する自動詞〕

こがわせ

こがわせ [2] 【小為替】
旧制の郵便為替の一種。小為替証書が交付され,払い渡し局を指定しないでもよいもの。1951年(昭和26)廃止。
→郵便為替

こがわせ

こがわせ【小為替】
<米> a money order; <英> a postal order <P.O.,p.o.> .

こがん

こがん [1] 【胡雁】
〔中国で,北方の胡の地からくるのでいう〕
雁のこと。

こがん

こがん [0] 【湖岸】
みずうみのきし。湖畔。

こがん

こがん [0] 【個眼】
節足動物や多毛類などの複眼を形成する一つ一つの眼。物体の一部分の像を結ぶ。断面は普通六角形で,角膜・水晶体・視細胞などからなる。動物によって六個から二万個以上が集まって複眼を形成する。

こがん

こがん [1][0] 【孤雁】
群れを離れて一羽で飛んでいる雁。

こがんせき

こがんせき [2] 【虎眼石】
⇒とらめいし(虎眼石)

こき

こき【呼気】
expiration.→英和

こき

こき [1] 【古希・古稀】
〔杜甫「曲江詩」中の「人生七十古来稀」の句から〕
七〇歳をいう。「―の祝い」

こき

こき [1] 【古器】
古い時代に作られた器物。古器物。

こき

こき【古希】
threescore and ten.〜の祝い the celebration of one's seventieth birthday.

こき

こき [1] 【呼気】
肺から体外に出す空気。吐(ハ)く息。
⇔吸気

こき

こき [1] 【呼起】 (名)スル
よびおこすこと。「記憶を―する」

こき

こき [1] 【古記】
昔の人が書いた古い記録。旧記。

こきあげ

こきあげ [0] 【扱き上げ】
稲こきを終えること。また,その時にする祝い。

こきいる

こきい・る 【扱き入る】
■一■ (動ラ四)
はいる。「先づこちへ―・つて,まづ烏帽子(エボシ)着せやれ/狂言記・烏帽子折」
■二■ (動ラ下二)
(1)しごき取って袖や袂などに入れる。「もみぢ葉は袖に―・れて持て出でなむ/古今(秋下)」
(2)入れる。「銭百貫,大いなる紫檀(シタン)の櫃(ヒツ)に―・れて/宇津保(あて宮)」

こきいろ

こきいろ 【濃き色】
(1)蘇芳(スオウ)の濃い色。濃い紫色。または,濃い紅色。
(2)襲(カサネ)の色目の名。表裏とも濃い萌黄。「―の二つ衣・単衣(ヒトエギヌ)着て/著聞 11」

こきおとす

こきおと・す [4][0] 【扱き落(と)す】 (動サ五[四])
ついている物を,しごいて落とす。「稲を―・す」
[可能] こきおとせる

こきおろす

こきおろす
blame <a person> to his face;disparage;→英和
criticize severely.

こきおろす

こきおろ・す [4][0] 【扱き下ろす】 (動サ五[四])
(1)ことさらに悪く言う。ひどくけなす。「人の説をさんざんに―・す」
(2)しごいて落とす。「花―・す春の山風/散木奇歌集」

こきおん

こきおん [2] 【呼気音】
音声学で,体外に出される息によって発音される音声をいう。普通の言語音はこれにあたる。
⇔吸気音

こきこう

こきこう [2] 【古気候】
現在の気候に対し,過去の気候のこと。過去の気候を研究する学問が古気候学。

こきざみ

こきざみ【小刻みに】
little by little;inch by inch.〜に歩く walk with short steps;mince.→英和

こきざみ

こきざみ [2] 【小刻み】 (名・形動)
(1)小さくきざむこと。
(2)動作を短い間隔で反復して行うさま。せわしいさま。「手が―に震えている」「―な足音」
(3)何度かに区切って少しずつ行うさま。「―な値上げ」「―に得点する」

こきし

こきし 【幾許】 (副)
たくさん。たいそう。はなはだ。「前妻(コナミ)が肴(ナ)乞はさばたちそばの実の無けくを―ひゑね/古事記(中)」
→こきだ

こきぞうざんたい

こきぞうざんたい [5] 【古期造山帯】
古生代の造山運動によって形成された山地の分布する地帯。山地は長期にわたる浸食を受けて,一般に高度が低く,炭田地帯とほぼ一致する。ヨーロッパではスカンジナビア・ペニン・チューリンゲンバルトなど,アジアではウラル・天山・アルタイ・大興安嶺など,北アメリカのアパラチア,オーストラリアのグレートディバイディングなどの山脈。古期褶曲山脈。
→新期造山帯

こきだ

こきだ 【幾許】 (副)
たくさん。たいそう。はなはだ。「いちさかき実の多けくを―ひゑね/古事記(中)」

こきだく

こきだく 【幾許く】 (副)
「こきだ」に同じ。「三笠山野辺行く道は―もしげり荒れたるか久にあらなくに/万葉 232」
→こきだし

こきだけ

こきだけ [2] 【扱き竹】
⇒扱(コ)き箸(バシ)

こきだし

こきだ・し 【幾許し】 (形シク)
程度がはなはだしい。非常に大切だ。「―・しきおほき天の下の事をやたやすく行なはむと/続紀(天平一宣命)」

こきつかう

こきつかう【扱き使う】
work[drive] <a person> hard;sweat <workers> .→英和

こきつかう

こきつか・う [1][4] 【扱き使う】 (動ワ五[ハ四])
容赦なくはげしく使う。酷使する。「使用人を―・う」

こきでん

こきでん 【弘徽殿】
〔「こうきでん」とも〕
(1)平安京内裏(ダイリ)で,清涼殿の北にある建物。後宮の一つで,皇后・中宮などの住まいであった。
→内裏
(2){(1)}に住む女性の称。

こきでんのにょうご

こきでんのにょうご 【弘徽殿の女御】
源氏物語の作中人物。桐壺帝の女御(ニヨウゴ)。右大臣の娘で,第一皇子(朱雀帝)の母。帝の桐壺の更衣への寵(チヨウ)を妬(ネタ)み,光源氏を敵視する。弘徽殿の大后(オオキサキ)。

こきとる

こきと・る [3] 【扱き取る】 (動ラ五[四])
しごいて取る。むしり取る。「稲穂を―・る」

こきばく

こきばく 【幾許く】 (副)
程度がはなはだしいさま。たいそう。「―もゆたけきかも/万葉 4360」

こきばし

こきばし [3] 【扱き箸】
脱穀用具の一。50センチメートル前後の竹棒二本の間に稲穂をはさんで引き,もみを落とす原始的なもの。江戸中期にできた千歯(センバ)扱きの普及とともにすたれた。こきだけ。こいばし。稲扱き箸(バシ)。

こきび

こきび [0] 【小気味】
「こきみ(小気味)」の転。「―がよい」

こきまぜる

こきま・ぜる [4][0] 【扱き混ぜる】 (動ザ下一)[文]ザ下二 こきま・ず
まぜあわせる。また,そのような状態である。「うそも本当も―・ぜて話す」「かなしさうれしさ―・ぜて/当世書生気質(逍遥)」「見渡せば柳桜を―・ぜて都ぞ春の錦なりける/古今(春上)」

こきみ

こきみ【小気味よい(よく)】
smart(ly);→英和
neat(ly);→英和
scathing(ly) (痛烈).→英和
〜よく思う gloat <over,on> .→英和

こきみ

こきみ [0] 【小気味】
「気味」をやや強めていう語。

こきみ=がいい

――がい・い
「小気味好い」に同じ。「―・い身のこなし」

こきみ=が悪い

――が悪・い
「小気味悪い」に同じ。

こきみよい

こきみよ・い [4] 【小気味好い】 (形)
(手際のよさや鮮やかさに)快い感じを受ける。痛快である。「―・い答弁」「―・く技がきまる」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

こきみわるい

こきみわる・い [5] 【小気味悪い】 (形)
何となく不快だ。うす気味悪い。小気味が悪い。「なんとも―・い笑い」

こきもとゆい

こきもとゆい [3] 【扱き元結】
長く撚(ヨ)ったこよりを水に浸し,さらに撚りをかけて作った元結。しごき元結。

こきゃく

こきゃく [0] 【沽却】 (名)スル
〔「沽」は売るの意〕
売り払うこと。売却。「唐絵(カラエ)の屏風は…成章に―しにけるとぞ/著聞 11」

こきゃく

こきゃく【顧客】
a customer;→英和
a client;→英和
custom (総称).→英和

こきゃく

こきゃく [0] 【顧客】
(商店などの)お得意客。こかく。

こきゃくじょう

こきゃくじょう 【沽却状】
⇒沽券(コケン)(1)

こきゅう

こきゅう [0] 【孤笈】
一人で笈(オイ)を負って遠く学びに行くこと。遊学すること。「―万里僅に此土に遊学するに過ぎず/佳人之奇遇(散士)」

こきゅう

こきゅう [1] 【故宮】
もとの宮殿。古い宮殿。「越の国へ帰て,住み来し―を見給へば/太平記 4」

こきゅう

こきゅう [0] 【呼吸】 (名)スル
(1)息を吸ったり吐いたりすること。「きれいな空気を―する」「―を整える」
(2)動作の間(マ)の取り方など,物事を巧みに行う要領。こつ。「スタートの―をつかむ」「ひと―置く」
(3)共同で作業をする者どうしの,互いの調和。「二人の―がぴったりと合う」
(4)
 (ア)生物が,外界から酸素を取り入れて二酸化炭素を排出すること。外呼吸。また,そのために行う筋肉の運動。
 (イ)細胞が,取り入れた酸素によって有機物を分解してエネルギーを獲得する過程。酸素呼吸。細胞呼吸。内呼吸。
 (ウ)生物が無酸素状態で有機物を分解してエネルギーを獲得する過程。解糖・発酵など。無気呼吸。

こきゅう

こきゅう [0] 【胡弓・鼓弓】
日本の擦弦楽器。三味線を小さくした形で,馬尾の弓で擦奏する。三弦と四弦の二種があり,独奏のほか三味線や箏(コト)との合奏に用いる。中国や朝鮮の同類の楽器をさしていうこともある。
胡弓[図]

こきゅう

こきゅう [0][1] 【狐裘】
〔「裘」は皮衣(カワゴロモ)の意〕
狐の腋(ワキ)の下の白毛皮でつくった衣服。古来貴人の朝服に用いられて珍重された。

こきゅう

こきゅう【呼吸】
(1) <deep> breathing;→英和
breath (息);→英和
respiration.→英和
(2) a knack (こつ);→英和
a trick.→英和
〜する breathe <through the nose> .→英和
〜が合う hit it off together.〜をのみこむ get the knack[hang] <of> .
‖呼吸器(病) (a disease of) the respiratory organs.呼吸困難 <have> difficulty in breathing.人工呼吸 artificial respiration.

こきゅう

こきゅう [1] 【故旧】
(1)古くからの知り合い。古いなじみ。旧知。「―忘れ得べき」「―に聞く所に拠れば/伊沢蘭軒(鴎外)」
(2)昔のこと。[日葡]

こきゅう=を合わす

――を合わ・す
相手と調子を合わせる。

こきゅう=を呑(ノ)み込む

――を呑(ノ)み込・む
物事をうまく行うための微妙な調子を会得する。

こきゅう=を計る

――を計・る
適当な時機をみはからう。

こきゅううんどう

こきゅううんどう [4] 【呼吸運動】
動物が外呼吸を行うための運動。ヒトでは肋間筋と横隔膜との働きによる。

こきゅうおん

こきゅうおん [2] 【呼吸音】
呼吸に伴って気管支・肺から発せられる音。種々の疾患や年齢でその特徴が変化する。

こきゅうき

こきゅうき [2] 【呼吸器】
外呼吸を行うために分化した器官。高等脊椎動物の肺,魚類の鰓(エラ),クモ類の書肺,昆虫類の気管など。呼吸器官。

こきゅうきけいとう

こきゅうきけいとう [5] 【呼吸器系統】
外呼吸を営む器官の集まり。外鼻・鼻腔・喉頭・気管・気管支・肺胞をいう。狭義には,気管以下肺までをいう。

こきゅうきびょう

こきゅうきびょう [0] 【呼吸器病】
呼吸器に生ずる疾患の総称。肺結核をさす場合が多い。

こきゅうきん

こきゅうきん [0][2] 【呼吸筋】
呼吸運動にあずかる筋肉。肋間筋や横隔膜など。胸郭の拡大・収縮を行う。

こきゅうこうそ

こきゅうこうそ [4] 【呼吸酵素】
細胞内で酸化反応を進める酵素。脱水素酵素・酸化酵素・脱炭酸酵素など。狭義には,ミトコンドリア内のチトクロム酸化酵素をさす。

こきゅうこん

こきゅうこん [2] 【呼吸根】
気根の一種。空中に伸び出て通気をはかる。酸素の欠乏しやすい泥沢地などに生えるマングローブ植物やヌマスギ・ミズキンバイにみられ,他の部分の根とは異なるさまざまな形態をもつ。
呼吸根[図]

こきゅうこんなん

こきゅうこんなん [4] 【呼吸困難】
呼吸運動に努力感や空気不足感などの障害が伴う現象。気道の狭窄(キヨウサク),心臓や肺の病気をはじめ,貧血・代謝障害・神経筋疾患などが原因となる。

こきゅうさ

こきゅうさ [2] 【呼吸鎖】
呼吸によって生じた水素がミトコンドリア内の一連の酵素に次々と受け渡され,最後に,外から取り込まれた酸素と結合して水となる過程。また,それに関与する酵素系。
→電子伝達系

こきゅうしき

こきゅうしき [0][2] 【呼吸式】
呼吸運動の形式。胸郭運動による胸式と横隔膜運動による腹式とがある。

こきゅうしきそ

こきゅうしきそ [5] 【呼吸色素】
生体に含まれる色素で,呼吸に関係するものの総称。多くは鉄・銅などの金属を含む複合タンパク質。赤色のヘモグロビン・ミオグロビン,青色のヘモシアニンなど。

こきゅうしょう

こきゅうしょう [2] 【呼吸商】
体内で栄養素が酸化されて発生した二酸化炭素と,消費した酸素との容積比。糖質では一,脂肪では約〇・七,タンパク質では約〇・八。呼吸率。RQ 。

こきゅうじゅ

こきゅうじゅ [2] 【呼吸樹】
ナマコ類の呼吸器官。総排出腔から,細かく枝分かれした二本の管が体腔内に伸びたもの。肛門から海水を出入させてガス交換を行う。水肺。

こきゅうちゅうすう

こきゅうちゅうすう [4] 【呼吸中枢】
呼吸運動を支配する神経中枢。延髄にあって,呼吸運動を統合・調整する。

こきゅうねつ

こきゅうねつ [2] 【呼吸熱】
呼吸によって発生する化学エネルギーが熱に変わったもの。恒温動物は,この熱の放出を調節して体温を維持する。

こきゅうはくぶついん

こきゅうはくぶついん 【故宮博物院】
中国の首都北京にある大博物館。明・清代の紫禁城(故宮)の遺構を利用して1925年に設立。古書・絵画・工芸品などを多数収蔵。台北にも同名の博物館があるが,これは49年に大陸から運び込まれた絵画・工芸・古書などを中心として65年に設立。

こきょ

こきょ [1] 【故居】
もとのすみか。以前の住居。旧居。

こきょう

こきょう [1] 【故郷】
生まれ育った土地。ふるさと。郷里。

こきょう

こきょう [0][1] 【古経】
(1)古い経書(ケイショ)。
(2)古い仏教経典。

こきょう

こきょう [0] 【古鏡】
古い鏡。古代の鏡。

こきょう

こきょう【故郷】
one's (old) home;one's home country[town,village];one's native land[place].〜に帰る go home.

こきょう

こきょう [1] 【故京・古京】
古い都。もとの都。

こきょう=へ錦(ニシキ)を飾(カザ)る

――へ錦(ニシキ)を飾(カザ)・る
出世して故郷へ帰る。

こきょう=忘(ボウ)じ難(ガタ)し

――忘(ボウ)じ難(ガタ)し
故郷はいつになっても懐かしく,忘れがたいものである。

こきょく

こきょく [1] 【古曲】
(1)古く作られ,古典となったり,または珍しくなった楽曲。
(2)箏曲で,八橋検校(ケンギヨウ)の制定した表組・裏組の曲および「雲井弄斎」をいう。
(3)三味線で,河東節・一中節・宮薗節(薗八節)・荻江(オギエ)節をいう。

こきり

こきり (接尾)
数量・回数などを表す語に付いて,ちょうどそれだけと限定する意を表す。…かぎり。きり。こっきり。「一回―」

こきりこ

こきりこ [2][0] 【小切子・筑子】
竹製の民俗楽器。長さ20〜30センチメートルの竹筒二本を打ち合わせたり,曲打ちしたりする。古く放下(ホウカ)師が用いたもので,のちに小歌踊りにとり入れられ,綾竹(アヤダケ)ともいう。

こきりこおどり

こきりこおどり [5] 【小切子踊り】
小切子を手に持ち,打ち合わせつつ踊る踊り。放下芸の脈をひき,富山県五箇山(ゴカヤマ),新潟県柏崎市などに残る。

こきりこぶし

こきりこぶし 【小切子節】
富山県の民謡で,五箇山の平村上梨の祭礼の神楽踊りに唄われたもの。

こきる

こき・る 【扱きる】 (動ラ下二)
〔「扱き入る」の転〕
しごき取って,袖などに入れる。「藤波の花なつかしみ引攀(ヨ)ぢて袖に―・れつ/万葉 4192」

こきろく

こきろく [2] 【古記録】
古い時代の史料となる記録。公私の日記など。

こきん

こきん [0][1] 【胡琴】
(1)琵琶の古称。
(2)中国の弓奏弦楽器(いわゆる胡弓)の類の総称。二胡(ニコ)・京胡(キヨウコ)・板胡(ハンコ)・椰胡(ヤコ)・高胡(コウコ)・椀琴(ワンキン)・提琴(テイキン)・四胡(シコ)など,材質・形状・音域などの差異により多種多様。場合(時代・地域など)によってはその中の特定の一種を胡琴と呼ぶ。
→胡琴[音声]

こきん

こきん [0] 【古金】
江戸後期に,それまで通用していた金貨をいう。

こきん

こきん [1][0] 【古今】
(1)昔と今。ここん。
(2)「古今和歌集」の略。

こきん

こきん [0] 【孤衾】
ひとり寝の寝床。また,ひとり寝。

こきんおおばん

こきんおおばん [4] 【古金大判】
甲斐で鋳造したといわれる大判。1588年の天正大判より古い時代のものとされる。古甲金の一。

こきんぐみ

こきんぐみ [0] 【古今組】
安政(1854-1860)の頃に名古屋の吉沢検校(ケンギヨウ)が作曲した「千鳥の曲」「春の曲」など五曲の箏曲の総称。古今集の歌を歌詞とし,古今調子という独特の調弦を用いる。

こきんしゅう

こきんしゅう 【古今集】
「古今和歌集」の略。

こきんしゅうとおかがみ

こきんしゅうとおかがみ 【古今集遠鏡】
古今集の注釈書。六冊。本居宣長著。1793年までに成立。真名序と長歌を除いて仮名序・短歌を当時の口語になおしたもの。

こきんちょう

こきんちょう [0] 【古今調】
古今集に代表される歌風・歌調。発想・内容では理知的・技巧的な面が強く,修辞的には縁語・掛詞の使用や七五調・三句切れが目立つ。

こきんちょう

こきんちょう [0] 【胡錦鳥】
スズメ目カエデチョウ科の小鳥。全長13センチメートル内外。背は緑,胸は紫,腹は黄。オーストラリア北部に分布。飼い鳥とされる。

こきんでんじゅ

こきんでんじゅ [4] 【古今伝授】
歌道伝授の一。中世,古今集の語句の訓詁注釈を師から弟子に伝え授けたこと。三木・三鳥・三草などはその例。

こきんびな

こきんびな [4] 【古今雛】
寛政(1789-1801)の頃,江戸の人形師,原舟月が,古代雛を参考にして考案した雛人形。目の玉に水晶やガラスを入れた写実的なもの。

こきんぶし

こきんぶし [0] 【古今節】
元禄(1688-1704)頃,上方の歌舞伎役者,古今新左衛門が歌い始めた曲風。小歌・万歳・口説(クドキ)・歌念仏・浄瑠璃にわたる。

こきんぼうし

こきんぼうし 【古今帽子】
⇒古今綿(コキンワタ)

こきんらん

こきんらん [2] 【古金襴】
古く,外国から渡って来た金襴。室町中期に渡来したものをいう。古渡(コワタリ)金襴。

こきんろくじょう

こきんろくじょう 【古今六帖】
「古今和歌六帖」の略。

こきんわかしゅう

こきんわかしゅう 【古今和歌集】
最初の勅撰和歌集。二〇巻。905年,醍醐天皇の下命により,紀友則・紀貫之・凡河内躬恒(オオシコウチノミツネ)・壬生忠岑(ミブノタダミネ)撰。913年頃成立。歌数約一一一〇首。仮名序・真名序がつけられている。理知的・技巧的で,情趣的な「もののあわれ」を基調とする歌が多い。三代集・八代集の一。古今集。古今。

こきんわかしゅううちぎき

こきんわかしゅううちぎき 【古今和歌集打聴】
古今集の注釈書。二〇巻。賀茂真淵講述,野村ともひ子筆記,上田秋成修訂。1789年刊。

こきんわかしゅうせいぎ

こきんわかしゅうせいぎ 【古今和歌集正義】
古今集の注釈書。二三巻。香川景樹著。1835年に総論と序注,95年(明治28)全巻が刊行された。

こきんわかろくじょう

こきんわかろくじょう 【古今和歌六帖】
平安中期の類題和歌集。六巻。編者は兼明親王・源順・紀貫之ほか諸説あるが,未詳。後撰集と拾遺集の間に成立か。天象・地儀・人事・動植物に分け,さらに細分した題ごとに歌を集め全部で五一六題約四五〇〇余首。古今六帖。

こきんわた

こきんわた 【古今綿】
江戸時代の綿帽子の一。額から両頬を包んであご下まで巻くもの。頬包。古今帽子。
古今綿[図]

こぎ

こぎ [1] 【古儀】
古い時代に行われた儀式。旧儀。

こぎ

こぎ 【虚偽】
〔「こ」は呉音〕
「きょぎ(虚偽)」に同じ。「言説念慮はこれ幻化―の夢中の妄想也/沙石(一〇・古活字本)」

こぎ

こぎ [1] 【狐疑】 (名)スル
〔狐(キツネ)が疑い深い動物だということから〕
疑い深いこと。また,猜疑心(サイギシン)をもつこと。「怯懦にして―する人/西国立志編(正直)」

こぎ

こぎ [1] 【古義】
(1)言葉・文章などの古い時代の解釈。
(2)「古義真言宗」の略。

こぎいた

こぎいた [2] 【胡鬼板】
「羽子板(ハゴイタ)」に同じ。[季]新年。

こぎがく

こぎがく [2] 【古義学】
伊藤仁斎の提唱した学問。孔子・孟子の教えをその原典にさかのぼって究めようとするもの。名称は仁斎の私塾の古義堂による。

こぎがくは

こぎがくは 【古義学派】
古学派の一。古義学を奉ずる儒学の一派。仁斎学派。堀川学派。

こぎく

こぎく [0][1] 【小菊】
(1)小輪の花をつける菊。[季]秋。《道ばたに伏して―の情あり/富安風生》
(2)下等な小判の和紙。懐紙とした。「―の鼻紙/浮世草子・一代男 7」
(3)遊里で紙纏頭(カミバナ)として用いた懐紙。「―一帖十二両とんだとこ/柳多留 39」

こぎしゅんじゅん

こぎしゅんじゅん [1] 【狐疑逡巡】 (名)スル
疑い深く,決断をためらうこと。

こぎしんごんしゅう

こぎしんごんしゅう 【古義真言宗】
真言宗の一派。覚鑁(カクバン)が加持身説を説いて根来寺に分立した新義真言宗に対して,従来の教理・本地身説を説くもの。高野山を中心とし,古義八派といわれたが,現在は各派に分裂。古義派。古義。
→新義真言宗

こぎたない

こぎたな・い [4][1] 【小汚い】 (形)[文]ク こぎたな・し
(1)どことなくきたない。うすぎたない。
⇔こぎれい
「―・い店」
(2)やり口・手段などが卑劣である。「―・いやり方」
[派生] ――さ(名)

こぎだす

こぎだ・す [3][0] 【漕ぎ出す】 (動サ五[四])
(1)船を漕いで出発する。「沖へ向けて船を―・す」
(2)船を漕ぎ始める。
[可能] こぎだせる

こぎって

こぎって [2] 【小切手】
一定の金額を支払うことを銀行に委託する有価証券。銀行に当座預金のある者が,金額など必要事項を記入して現金の代わりに支払いに充てる。

こぎって

こぎって【小切手】
<米> a check;→英和
<英> a cheque.→英和
〜で払う pay by check.〜を振り出す[書く]draw a check.〜を現金にする cash a check.‖小切手帳 a checkbook.

こぎってちょう

こぎってちょう [0] 【小切手帳】
小切手用紙をとじ込んだ帳面。

こぎつく

こぎつ・く [0][3] 【漕ぎ着く】
■一■ (動カ五[四])
船を漕いで到着する。「やっと岸に―・いた」
■二■ (動カ下二)
⇒こぎつける

こぎつける

こぎつける【漕ぎ着ける】
row up to (船を);manage[contrive] <to do> .→英和

こぎつける

こぎつ・ける [4][0] 【漕ぎ着ける】 (動カ下一)[文]カ下二 こぎつ・く
(1)舟を漕いで目的の場所に着ける。「岬の先端に―・ける」
(2)いろいろ努力してある目標に到達する。「やっと開店に―・けた」

こぎつね

こぎつね [2] 【小狐・子狐】
(1)小さい狐。また,狐の子。
(2)「小狐丸(コギツネマル)」に同じ。

こぎつねざ

こぎつねざ [0] 【小狐座】
〔(ラテン) Vulpecula〕
琴座の東,天の川の中にある星座。九月中旬の宵にほぼ天頂近くを通過する。

こぎつねまる

こぎつねまる [4] 【小狐丸】
宝剣の名。三条小鍛冶宗近が稲荷明神の援助によって作ったと伝えられる伝説上の名刀。小狐の太刀。小狐。

こぎつねれいざ

こぎつねれいざ 【小狐礼三】
歌舞伎「小春穏沖津白浪(コハルナギオキツノシラナミ)」の通称。河竹黙阿弥(モクアミ)作。世話物。盗賊小狐礼三の講談を脚色したもの。

こぎて

こぎて [3][0] 【漕ぎ手】
船を漕ぐ人。

こぎてん

こぎてん [2] 【小機転・小気転】
ちょっとした機転。「容貌(キリヨウ)も醜(ミニク)からず―も利きさうな女/いさなとり(露伴)」

こぎどう

こぎどう 【古義堂】
古義学を唱えた儒学者伊藤仁斎の学塾。1662年,京都堀川の自宅に創設。堀川学校。

こぎぬける

こぎぬ・ける [0][4] 【漕ぎ抜ける】 (動カ下一)[文]カ下二 こぎぬ・く
(1)船を漕いで通り抜ける。「島の間を―・ける」
(2)困難な状態などを切り抜ける。「何んとかして―・けられない事はあるまい/或る女(武郎)」

こぎのこ

こぎのこ 【胡鬼の子】
(1)はねつきのはね。羽子(ハゴ)。つくばね。
(2)ツクバネの異名。また,その実。

こぎは

こぎは 【古義派】
⇒古義真言宗(コギシンゴンシユウ)

こぎみ

こぎみ 【小君・子君】
(1)貴族の年少者に対する愛称。「またの日,―召したれば/源氏(帚木)」
(2)なじみの遊女。
⇔小夫(コヅマ)
「某が伯父にて候ひしが―にて候ひき/沙石 7」

こぎみ

こぎみ 【故君】
死んだ貴人を敬っていう語。「月に一度,―の御ために八講し給ふ/宇津保(忠こそ)」

こぎょ

こぎょ [1] 【枯魚】
干し魚。ひもの。

こぎよう

こぎよう [2] 【小器用】 (形動)[文]ナリ
〔「こきよう」とも〕
(1)なんでもひととおりこなすさま。ちょっと器用なさま。「―で重宝がられる」「―に細工する」
(2)ちょっと目先のきくさま。「―に立ち回る」
[派生] ――さ(名)

こぎよせる

こぎよ・せる [0][4] 【漕ぎ寄せる】 (動サ下一)[文]サ下二 こぎよ・す
船を漕いで近寄らせる。「岸べに舟を―・せる」

こぎり

こぎり [0] 【小切り】
(1)小さく切り分けること。また,そのもの。
(2)値切ること。(「値切り小切り」の形で用いる)

こぎりめ

こぎりめ 【小切り目】 (名・形動ナリ)
小さく器用に動く・こと(さま)。小器用。「物見た古い太鼓持の,―な利発(リハツ)見せたしと/浮世草子・禁短気」

こぎる

こぎ・る [2][0] 【小切る】 (動ラ五[四])
(1)ちいさく区切る。少しずつ区切って分ける。「奥方と目配(メクバセ)を為合つて,兎角銚子を―・つて不可(イカ)ん/婦系図(鏡花)」
(2)値切る。「価(アタイ)は―・りますまい/狂言記・仏師」
[可能] こぎれる

こぎれ

こぎれ [0] 【古切・古裂】
江戸時代以前に外国から入ってきた金襴(キンラン)・緞子(ドンス)などの布地。茶道具の仕覆に仕立てたり,屏風・手鑑に貼ったりして珍重される。

こぎれ

こぎれ【小切れ】
a small piece <of cloth> .

こぎれ

こぎれ [0] 【小切れ・小裂】
(1)布地などの切れはし。
(2)歌舞伎で衣装に付属する布製の小物。手拭い・足袋・三尺など,あるいは消耗品(飲食物・タバコ・雪など)をいう。上方(カミガタ)では大小刀・紙入れなどの小道具まで含めていう。小切れ物。

こぎれい

こぎれい [2] 【小奇麗】 (形動)[文]ナリ
整っていて,さっぱりとした快さの感じられるさま。
⇔こぎたない
「―な店」「身なりを―にする」
[派生] ――さ(名)

こぎれい

こぎれい【小綺麗な】
neat;→英和
trim;→英和
tidy.→英和

こぎれもの

こぎれもの [0] 【小切れ物】
⇒小切れ(2)

こぎろく

こぎろく [2] 【小記録】
香席で,組香名と香組・出香者名・年月日を書いて連衆に回す,小さな紙。

こぎん

こぎん [0] 【小巾・小衣】
〔「こぎぬ」の転〕
半袖または袖無しの,腰くらいの丈の仕事着。
小巾[図]

こぎんししゅう

こぎんししゅう [4] 【小巾刺繍】
津軽地方の伝承刺繍。布目を利用した幾何学模様で,基本的配色は紺地に白糸で刺す。麻のこぎんに防寒と補強をかねて施した縫い目の発展したもの。

こく

こく【酷な】
severe;→英和
harsh;→英和
cruel.→英和
〜な取扱いをする treat <a person> cruelly.

こく

こ・く 【痩く】 (動カ下二)
⇒こける

こく

こく【濃く】
deep (色);→英和
thick (液);→英和
strong (飲料).→英和
〜する deepen;→英和
thicken;→英和
make strong.

こく

こ・く 【転く・倒く】 (動カ下二)
⇒こける

こく

こく [1][2] 【酷】 (形動)[文]ナリ
きびしすぎるさま。むごいさま。「―な言い方」「あまりにも―な条件だ」「その批評は,少し―ではないか」

こく

こく 【轂】
⇒こしき(轂)

こく

こ・く [1] 【放く】 (動カ五[四])
(1)体内にあるものを体外に出す。たれる。ひる。「屁(ヘ)を―・く」
(2)「言う」「する」などを卑しめていう語。「うそを―・け」「いい年―・いて」「ばか―・くな」

こく

こく [1] 【石・斛】
(1)体積の単位。米穀などを量るのに用いる。一石は一〇斗。約180リットル。かつて,大名・武士の知行高を表すのにも用いた。
(2)和船の積載量,または材木の実体積の単位。一石は一〇立方尺,約0.278立方メートル。「千―船」
(3)サケ・マスの数量の単位。サケは四〇尾,マスは六〇尾を一石とする。

こく

こく [1] 【刻】
(1)(「剋」とも書く)陰暦で用いられた時間の単位。水時計(=漏刻)の刻み目に由来する。
 (ア)一昼夜を一二分し,それに十二支を配した時間。「子(ネ)の刻」などという。定時法では昼夜の別なく一二等分するが,不定時法では昼夜を別々に六等分するため,季節により一刻の長さが一定でない。民間では多く後者が用いられた。一刻をさらに四分して「辰(タツ)の一刻」「丑(ウシ)三つ」などといい,また一刻を三分して上・中・下を区別し,「寅(トラ)の上刻」「卯(ウ)の下刻」などと称した。
 (イ)一昼夜を一〇〇刻に分けた時間。定時法では昼夜を一〇〇等分するが,不定時法では春分・秋分で昼夜各五〇刻,夏至には昼六〇刻,夜四〇刻,冬至にはその逆となる。
(2)きざむこと。彫ること。「名人の―になる彫像」

こく

こ・く [1] 【扱く】 (動カ五[四])
〔「こぐ」とも〕
(1)打ちつけたり,狭い所を通したりして,付いているものをむしり取る。「稲を―・く」
(2)長い物を片手で軽く握り,他の手で引き抜く。しごく。「ひもを―・く」
(3)草木を根の付いたまま引き抜く。「あの松を直したい所がある程に,急いであれを―・いで来い/狂言記・富士松」
[可能] こける

こく

こく [1] 【古句】
古人の作った詩文の一節,または俳句。

こく

こく [0][2]
〔漢語の「酷」からとも,形容詞「濃い」の連用形からともいう〕
濃い深みのあるうま味。主として飲み物についていう。「―のある酒」「―のある文章」

こく

こく
〜のある(ない) rich[full-bodied](weak) <wine> .→英和

こく

こく [1] 【鵠】
(1)白鳥(ハクチョウ)の漢名。
(2)弓の的の中心にある黒い星。ほし。

こく=を刻(コク)して鶩(アヒル)に類す

――を刻(コク)して鶩(アヒル)に類す
〔後漢書(馬援伝)〕
白鳥を作るつもりで木を刻めば家鴨(アヒル)程度のものはできるの意。立派な人のおこないを学んで及ばなくても,それに近い人になれるということ。

こくあ

こくあ 【国阿】
(1314-1405) 時宗の僧。国阿派・霊山派の祖。播磨国の人。号は真空。名は随心。京都の双林寺に住した。

こくあく

こくあく [0] 【酷悪】 (名・形動)[文]ナリ
むごくて,よこしまな・こと(さま)。

こくあらため

こくあらため [3] 【石改め】
「石直(コクナオ)し」に同じ。

こくあん

こくあん [0] 【国安】
国家の安泰。「―の為めに大切なる事なり/福翁百話(諭吉)」

こくあん

こくあん [0] 【黒闇・黒暗】
(1)くらやみ。仏教で,迷いの闇(ヤミ)。また,地獄。暗黒。「下は―の衆生も皆照らさるらむかし/栄花(御裳着)」
(2)「黒闇天(コクアンテン)」の略。

こくあんあん

こくあんあん [1] 【黒暗暗】
まっくらなこと。「―日光も穿ち得ぬ森林の裡(ウチ)/日光山の奥(花袋)」

こくあんじごく

こくあんじごく [5] 【黒闇地獄】
阿鼻地獄の一。灯明を盗んだ者,父母・師長などの物を盗んだ者などが呵責(カシヤク)を受ける。

こくあんてん

こくあんてん 【黒闇天】
容貌醜く人に災いを与える女神。吉祥天の妹で,密教では閻魔王の妃とする。胎蔵界曼荼羅の外金剛部に属す。像は肉色で,左手に人頭の杖を持つ。黒闇女。黒夜神。黒闇。

こくあんにょ

こくあんにょ 【黒闇女】
⇒黒闇天(コクアンテン)

こくい

こくい [1] 【国威】
国の威力。国家が対外的に有する威光や威信。「―を示す」「―発揚(ハツヨウ)」

こくい

こくい【国威】
<enhance> the national prestige.

こくい

こくい [1] 【刻意】
心を深く用いること。苦心。腐心。「春の感じを―に添へつつある/草枕(漱石)」

こくい

こくい [1] 【黒衣】
(1)黒い色の衣服。こくえ。
(2)僧侶や尼僧の着る墨染めの衣。こくえ。

こくいこう

こくいこう 【国意考】
国学書。賀茂真淵著。1806年刊。儒教を排撃し,日本の上代の道を国意として宣揚し,その確立には歌道によるべきことを説いたもの。

こくいっこく

こくいっこく【刻一刻】
every moment[hour].

こくいっこく

こくいっこく [1] 【刻一刻】 (副)
時が次第に過ぎていくさま。一瞬一瞬。刻刻(コツコク)。「―(と)変わる景色」「出発の時が―(と)迫る」

こくいん

こくいん [0] 【国印】
律令の規定により,国司が公文書に用いた各国の印章。二寸四方のもの。

こくいん

こくいん【刻印】
a stamp;→英和
a mark.→英和
〜を打つ stamp with a die;→英和
hallmark.→英和

こくいん

こくいん [0] 【黒印】
黒色の印肉を用いて押した印影。また,それを押した文書。武家の公文書に用いられた。すみつき。

こくいん

こくいん [0] 【刻印】 (名)スル
(1)印を彫って作ること。また,その印。印刻。
(2)「極印(ゴクイン){(2)}」に同じ。
(3)硬貨の縁のきざみ。ぎざ。

こくいんじょう

こくいんじょう [0] 【黒印状】
黒印を押した文書。江戸幕府では朱印の使用は将軍に限られ,諸大名が発行する公文書に用いられた。

こくいんち

こくいんち [3] 【黒印地】
黒印状によってその所領たることを確認された土地。寺社領に多く,年貢課役を免除された。

こくいんづけ

こくいんづけ [0] 【刻印付け】
⇒刷(ス)り込(コ)み

こくう

こくう [0] 【虚空】
■一■ (名)
(1)何も存在しない空間。空(クウ)。「―を見詰める」
(2)〔仏〕 諸事物の存在する場としての空間。それ自体は事物に何の影響も与えない。
(3)「虚空鈴慕(レイボ)」の略。
■二■ (名・形動ナリ)
(1)根拠のないこと。架空のことであるさま。「―仮説の人物/小説神髄(逍遥)」「―ナコト/日葡」
(2)取り留めのないさま。当てにならないさま。「汝は―なる事を申す者かな/幸若・夜討曾我」
(3)深い考えがないさま。むやみやたらに。「日本人と見ると―に相撲を取りたがる/咄本・鹿の子餅」

こくう

こくう [1] 【黒雨】
空が暗くなってしまうような大雨。

こくう

こくう [1] 【穀雨】
〔百穀をうるおす春雨の意〕
二十四節気の一。太陽の黄経が三〇度に達した時をいい,現行の太陽暦で四月二〇日頃。三月中気。[季]春。

こくう

こくう【虚空】
the (empty) air;→英和
the sky;→英和
(empty) space.→英和
〜をつかむ grasp at the air.〜を見つめる stare into space.

こくう=を掴(ツカ)む

――を掴(ツカ)・む
(苦しさのあまり)空中に手を伸ばして何かをつかもうとするさまにいう。

こくうかい

こくうかい [2] 【虚空界】
(1)〔仏〕 世界の本来的な姿である真如を,遍(アマネ)く存在している点からとらえていう語。
(2)大空。

こくうぞう

こくうぞう 【虚空蔵】
「虚空蔵菩薩」の略。

こくうぞうぐもんじほう

こくうぞうぐもんじほう [9][0] 【虚空蔵求聞持法】
〔仏〕 虚空蔵菩薩を本尊として行う密教の修法。理解力・記憶力を高めるという。若き日に空海の修したことで知られる。求聞持法。虚空蔵菩薩求聞持法。

こくうぞうぼさつ

こくうぞうぼさつ 【虚空蔵菩薩】
福と智を虚空のように無限にもっていて,衆生の望みに応じて分け与える菩薩。胎蔵界曼荼羅(タイゾウカイマンダラ)虚空蔵院の中尊。形像は種々あるが普通,五智宝冠をつけ,右手に智慧の宝剣,左手に福徳の蓮華と如意宝珠を持つ。虚空蔵。虚空孕(コクウヨウ)菩薩。
虚空蔵菩薩[図]

こくうちだい

こくうちだい [0][4] 【穀打ち台】
穀物の穂先を打ちつけて穀粒を落とす農具。上部を竹で張った台。

こくうれいぼ

こくうれいぼ 【虚空鈴慕】
尺八の曲名。「虚空」ともいう。普化尺八曲でもっとも重んじられる古伝三曲の中の一つ。

こくうん

こくうん [0] 【国運】
(1)国家の運命。「―を賭(ト)した戦争」
(2)国の運勢。「―隆盛に向かう」

こくうん

こくうん [0] 【黒雲】
黒いくも。くろくも。

こくうん

こくうん【国運】
<stake> the destiny of a nation.→英和

こくえ

こくえ [1][2] 【黒衣】
〔「え」は呉音〕
「こくい(黒衣)」に同じ。

こくえい

こくえい【国営の】
managed by the government;→英和
national <railroad> .→英和
〜にする nationalize.→英和

こくえい

こくえい [0] 【国営】
国家が主体となって事業を経営すること。また,その事業。官営。「―事業」

こくえい

こくえい [0] 【黒影】
黒いかげ。黒いすがた。

こくえいきぎょう

こくえいきぎょう [5] 【国営企業】
国営企業労働関係法の適用を受ける国の経営する企業。郵便事業・国有林野事業・印刷事業・造幣事業の四事業がある。

こくえいきぎょうろうどうかんけいほう

こくえいきぎょうろうどうかんけいほう 【国営企業労働関係法】
国営企業の職員の労働関係について定める法律。争議行為の禁止等の特則等を定める。1986年(昭和61)旧公共企業体等労働関係法を改正,改題。国労法。

こくえいこうえん

こくえいこうえん [5] 【国営公園】
都市計画施設として国が設置する,公園または緑地。都府県を超えた広域の見地から設置するものと,国家的な記念事業または日本固有の文化的資産の保全・活用のため閣議決定を経て設置するものとがある。1993年(平成5)現在,一六公園がある。
→国営公園[表]

こくえいのうじょう

こくえいのうじょう [5] 【国営農場】
国が経営する農場。特に,ソ連のソフホーズをいう。

こくえき

こくえき [0] 【国益】
対外関係における,国家の利益。

こくえのさいしょう

こくえのさいしょう 【黒衣の宰相】
僧でありながら主君を補佐し政治に関与するもの。

こくえん

こくえん [2][0] 【黒鉛】
炭素の同素体の一。金属光沢のある黒色不透明の六角板状結晶。天然に産出するものは,石炭が地殻内で変質し炭化の度が進んだもの。工業的にも無定形炭素を原料として多量に製造される。電気をよく伝え,融点が高く,化学的に安定しているので,電極・るつぼ・原子炉の中性子減速剤などに用いる。また,減摩剤・鉛筆の芯(シン)にも用いる。石墨(セキボク)。グラファイト。

こくえん

こくえん 【国遠】
(1)島流しなどの刑に処せられて故郷を立ち退くこと。「早々―仕(ツカマツ)れ/浮世草子・沖津白波」
(2)遠国へ逃げること。「―して知れぬ人もあり/浮世草子・永代蔵 3」

こくえん

こくえん【黒鉛】
black lead;graphite.→英和

こくえん

こくえん [0] 【黒煙】
黒いけむり。くろけむり。
⇔白煙

こくおう

こくおう [3] 【国王】
国家の君主。王国の統治者。王。

こくおう

こくおう【国王】
a king;→英和
a monarch.→英和

こくおうしじょうほう

こくおうしじょうほう 【国王至上法】
⇒首長法(シユチヨウホウ)

こくおん

こくおん [0] 【国音】
(1)ある国・地方における特有の発音。くになまり。
(2)日本独特の漢字のよみ。和訓。

こくおん

こくおん [0] 【国恩】
生まれ育った国から受ける恩。

こくかっしょく

こくかっしょく [3] 【黒褐色】
⇒こっかっしょく(黒褐色)

こくかん

こくかん [0] 【国患】
⇒こっかん(国患)

こくかん

こくかん [0] 【国漢】
⇒こっかん(国漢)

こくかん

こくかん [0] 【酷寒】
⇒こっかん(酷寒)

こくが

こくが [0] 【国画】
日本画。

こくが

こくが [2] 【穀蛾】
ヒロズコガ科のガ。開張約1センチメートル。前ばねは灰褐色と黒褐色の斑紋が混じる。幼虫は貯蔵穀物を食う害虫。世界中に分布。

こくが

こくが [1] 【国衙】
(1)律令制下,諸国に置かれた国司が執務する役所。国府。国庁。
(2)「国衙領」の略。

こくがい

こくがい【国外に[で]】
outside the country;→英和
abroad.→英和
国外追放 deportation.

こくがい

こくがい [2] 【国外】
国のそと。一国の領土・領海のそと。
⇔国内
「―に逃亡する」

こくがいはん

こくがいはん [3] 【国外犯】
国外において行われた犯罪。国家の刑罰権は原則として国外犯に及ばないが,例外的に処罰の対象とされることがある。
⇔国内犯

こくがかい

こくがかい 【国画会】
美術団体の一。1918年(大正7)土田麦僊(バクセン)らが創立した国画創作協会が28年(昭和3)に解散後,洋画部を中心として結成。現在,絵画・版画・工芸・写真の部門がある。

こくがく

こくがく [0] 【国学】
(1)古事記・万葉集などの日本の古典を研究して,日本固有の思想・精神を究めようとする学問。江戸中期に興り,荷田春満(カダノアズママロ)・賀茂真淵(カモノマブチ)・本居宣長(モトオリノリナガ)・平田篤胤(ヒラタアツタネ)らによって確立,発展した。和学。皇学。古学。
(2)律令制下,国ごとに置かれた,郡司の子弟のための学校。主に経書を教授した。
→大学
(3)古代中国の国都に置かれた学校。隋以後の国子監に相当する。

こくがく

こくがく【国学】
Japanese classical literature.国学者 a Japanese classical scholar.

こくがくいんだいがく

こくがくいんだいがく 【国学院大学】
私立大学の一。1882年(明治15)創設された皇典講究所が,学生養成のため90年国学院を設置。1920年(大正9)大学に昇格。48年(昭和23)新制大学となる。本部は東京都渋谷区。

こくがくしゃ

こくがくしゃ [3][4] 【国学者】
江戸時代,国学{(1)}を研究した学者。

こくがくのしたいじん

こくがくのしたいじん 【国学の四大人】
江戸時代の四大国学者,荷田春満・賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤の四人をいう。

こくがりょう

こくがりょう [3] 【国衙領】
平安後期以降,荘園化せず国衙の支配下に置かれた領地。国領。

こくがん

こくがん [0][2] 【黒雁】
カモ目カモ科の水鳥。全長約60センチメートル。全体が暗色で,頭から胸にかけて黒く,頸部に白色の輪がある。北半球北部に分布。日本には冬鳥として北海道・東北地方に渡来。

こくぎ

こくぎ【国技】
a national game[sport].

こくぎ

こくぎ [1] 【国議】
国政に関する会議。

こくぎ

こくぎ [1] 【国技】
その国に古くから伝わっている特有の武術・技芸・スポーツ。日本の相撲など。

こくぎかん

こくぎかん 【国技館】
日本相撲協会の常設館。1909年(明治42)東京本所両国に開設。54年(昭和29)台東区蔵前に移転。85年両国に新設。

こくくじら

こくくじら [3] 【克鯨】
ヒゲクジラの一種。全長12〜15メートルで,全身暗青色。背びれはないが,背面の後部に凹凸のこぶがある。太平洋北部に分布。コクジラ。

こくぐう

こくぐう [0] 【酷遇】 (名)スル
むごい扱いをすること。ひどい待遇。

こくぐら

こくぐら [0] 【穀倉】
穀物をたくわえておく倉。こくそう。

こくぐん

こくぐん [2] 【国郡】
国と郡(コオリ)。大化の改新以後設けられた地方制度。全国を国に分かち,さらに国を郡に細分した。

こくぐん

こくぐん [0] 【国軍】
国家の軍隊。また,自国の軍隊。

こくぐんぼくじょう

こくぐんぼくじょう [0] 【国郡卜定】
大嘗会(ダイジヨウエ)に際し,斎田とする悠紀(ユキ)・主基(スキ)の国郡を亀卜(キボク)によって占うこと。延喜(901-923)以後国はおおむね一定したが郡はその都度卜定された。

こくぐんりせい

こくぐんりせい [0] 【国郡里制】
律令制下の地方行政制度。七世紀後半に成立し,715年まで行われた。全国を国・郡・里の三段階に編成し,それぞれ国司・郡司・里長を置いた。里は五〇戸を一里としたが,715年に郷と改められ,郷里制(ゴウリセイ)に移行した。里制。

こくげき

こくげき [0] 【国劇】
その国に特有な伝統演劇。日本では歌舞伎・能など。

こくげき

こくげき [0] 【轂撃】
〔車の轂(コシキ)がぶつかり合う意〕
車馬の往来がはげしいこと。混雑していること。「肩摩(ケンマ)―」

こくげつ

こくげつ [2] 【黒月】
古代インドの暦法で,満月から新月までの一五日間。
⇔白月(ビヤクゲツ)

こくげん

こくげん [3][2] 【刻限】
(1)指定した時刻。定刻。「―に遅れる」「返済の―を切る」
(2)時刻。時間。「日の暮れる―」

こくげん

こくげん【刻限】
time;→英和
a time limit (期限);the fixed[appointed]time.

こくこく

こくこく [0] 【刻刻】 (副)
⇒こっこく(刻刻)

こくこく

こくこく [1] (副)
(1)居眠りをして,上体が前後に揺れ動くさまを表す語。こくりこくり。「―居睡を続けて居る/青春(風葉)」
(2)物が触れ合って出す軽い音を表す語。「―と前歯でかみながら/銀の匙(勘助)」
(3)瓶から中の液体をつぐときの音を表す語。

こくご

こくご 【国語】
中国,春秋時代の八国(周・魯・斉・晋・鄭・楚・呉・越)の国別の歴史を記した書。二一巻。左丘明著と伝えるが不明。三国時代の呉の韋昭(イシヨウ)の注がある。「左氏伝」を「春秋内伝」と呼ぶのに対し,「春秋外伝」とも呼ぶ。

こくご

こくご [0] 【国語】
(1)国家を形成する成員が自国語として使用し,共通語・公用語となっている言語。
(2)(自国語としての)日本語。
(3)漢語・外来語に対して,日本固有の語。和語。やまとことば。
(4)学校教育の教科の一。「国語科」に同じ。「―の授業」
(5)書名(別項参照)。

こくご

こくご【国語】
the national[Japanese]language;one's mother tongue.‖国語学 Japanese linguistics.国語読本 a Japanese reader.

こくごう

こくごう [0][2] 【黒業】
〔仏〕 悪いおこない。
⇔白業(ビヤクゴウ)

こくごう

こくごう [0] 【国号】
国の称号。国の呼び名。

こくごか

こくごか [0] 【国語科】
学校教育の教科の一。表現・理解など国語の能力を伸ばし,言語文化の知識を豊かにすることを目的とする教科。
〔1900年(明治33)の小学校令施行規則で,読書・習字・作文を統合し,国語科と名付けたことによる〕

こくごかなづかい

こくごかなづかい [6] 【国語仮名遣い】
国語{(3)}を仮名で表記するときの仮名遣い。歴史的仮名遣いを適用するものとして,字音仮名遣いとは別に取り扱う考え方による。
→仮名遣い
→字音仮名遣い

こくごがく

こくごがく [3] 【国語学】
言語学の一分野として,国語{(2)}すなわち日本語を研究対象とする学問。日本語の音韻・語彙・文法等の言語要素,およびそれらの歴史や地域差としての方言,文字および文体などについて研究する。

こくごきょういく

こくごきょういく [4] 【国語教育】
日本語の教育。日常生活に必要な「読む・書く・聞く・話す」の基礎的な能力を培うこと。さらには,その教育を通じて日本語による文化を理解・享受しうるとともに創造・継承しうる能力を養うこと。

こくごこくじもんだい

こくごこくじもんだい [7] 【国語国字問題】
一国の言語・文字の整理・改善に関する問題。わが国では,漢字制限・字体整理や送り仮名・仮名遣いの改革などがあり,ローマ字問題も含む。国語問題。

こくごし

こくごし [3] 【国語史】
(1)ある国の国語の歴史的変遷。特に,日本語の歴史的変遷。
(2)国語学の一分野。日本語の歴史的変遷を明らかにしようとする研究部門。

こくごしんぎかい

こくごしんぎかい [6] 【国語審議会】
国語の改善,国語教育の振興などに関して調査審議するために設けられた機関。必要に応じて政府に建議する。1934年(昭和9)に設置,49年に改組。委員は文部大臣が任命する。

こくごじてん

こくごじてん [4] 【国語辞典】
日本語の語彙を一定の順序に配列し,それらの語義・用法などを日本語で解説した書物。古くは平安時代に「倭名類聚鈔」があり,以後,「節用集」「和訓栞」「俚言集覧」などが作られ,明治になると「言海」などの近代的辞書が生まれるようになる。

こくごちょうさいいんかい

こくごちょうさいいんかい 【国語調査委員会】
1902年(明治35),国語に関する調査を行うために設けられた国の機関。13年(大正2)廃止。「送仮名法」「疑問仮名遣」「口語法」「口語法別記」など,多くの業績を残した。

こくごのため

こくごのため 【国語のため】
論文集。上田万年(カズトシ)著。第一冊は1895年(明治28)刊,第二冊は1903年刊。国語史,国語政策,国語教育などに関する論文を収める。

こくさい

こくさい [0] 【告祭】
神に事情を告げて祀ること。

こくさい

こくさい [0] 【黒彩】
磁器の一。中国,清代に生産された。黒地に三彩または五彩の色絵を付けたもの。

こくさい

こくさい [0] 【国際】
〔international〕
一つの国だけではなく,いくつかの国にかかわっていること。多く他の語の上に付けて用いる。

こくさい

こくさい [0] 【国債】
国が資金の不足をまかなうために負う金銭債務。国債証券の発行を伴うものを狭義の国債,伴わないものを借入金という。通常は発行した債券そのものをさすことが多い。公債。

こくさい

こくさい [0] 【国祭】
旧制の国の祝祭日。四方拝・元始祭・紀元節・神武天皇祭・春季皇霊祭・秋季皇霊祭・天長節・明治節・神嘗(カンナメ)祭・新嘗(ニイナメ)祭・大正天皇祭など。第二次大戦後,「国民の祝日」として内容も改められた。

こくさい

こくさい [0] 【国宰】
(1)国司の唐名。
(2)大臣。宰相。

こくさい

こくさい【国際(間の)】
international <relations> ;→英和
cosmopolitan <city> .→英和
〜的に internationally.→英和
〜化する internationalize.→英和
‖国際関係 international relations.(東京)国際空港 (Tokyo) International Airport.国際刑事警察機構 the International Criminal Police Organization <ICPO> ;Interpol.国際結婚 a mixed marriage.国際語(問題,情勢) an international language (problem,situation).国際司法裁判所 the International Court of Justice.国際収支 international balance of payment;international payments.国際色 <a town with> an international flavor.国際人 a cosmopolitan.国際通貨基金 ⇒アイ・エム・エフ.国際電話(電報) an overseas telephone call (telegram).国際(公,私)法 international (public,private) law.国際放送 an overseas broadcast.国際見本市 an international trade fair.国際連合 ⇒国連.国際労働機関 the International Labor Organization <ILO> .

こくさい

こくさい【国債】
<raise> a national debt[loan];a national bond (証券).

こくさいいぞんど

こくさいいぞんど [6] 【国債依存度】
国家財政が国債発行に依存する程度。一般会計の歳入に占める国債発行収入の割合。
→公債依存度

こくさいいねけんきゅうじょ

こくさいいねけんきゅうじょ 【国際稲研究所】
〔International Rice Research Institute〕
稲作技術の改良や技術の現地適応性の向上を目的とする国際研究機関。1962年マニラ近郊のラス-バニオスに設立。イリ(IRRI)。

こくさいうんが

こくさいうんが [5] 【国際運河】
公海と公海を結び,条約によりすべての国の船舶の自由航行が認められた運河。スエズ運河とパナマ運河がある。

こくさいおんせいきごう

こくさいおんせいきごう [9] 【国際音声記号】
〔International Phonetic Alphabet〕
あらゆる言語音を表記できるように,国際音声学協会によって定められた音声記号。1888年に制定。その後,数次の改訂を経て,今日も広く行われている。万国音標文字。国際音声字母。IPA 。

こくさいか

こくさいか [0] 【国際化】 (名)スル
国際的な規模に広がること。「経済が―する」

こくさいかいきょう

こくさいかいきょう [5] 【国際海峡】
公海や排他的経済水域の間にあり,国際航行に利用されている海峡。ジブラルタル海峡や対馬海峡など。

こくさいかいぎ

こくさいかいぎ [5] 【国際会議】
数か国以上の利害にかかわる事項を討議・決定するため,関係各国の代表者の参加によって行われる公式の会議。

こくさいかいけいきじゅん

こくさいかいけいきじゅん [9] 【国際会計基準】
国際会計基準委員会が作成した,企業会計に関する国際的な基本的諸基準。

こくさいかいじきかん

こくさいかいじきかん 【国際海事機関】
〔International Maritime Organization〕
国際連合の専門機関の一。海運の安全,海洋汚染防止などを審議する。本部はロンドン。前身は政府間海事協議機関( IMCO )。IMO 。

こくさいかいじょうぶっぴんうんそうほう

こくさいかいじょうぶっぴんうんそうほう 【国際海上物品運送法】
船荷証券統一条約の国内実施のため1957年(昭和32)に制定された法律。運送人の運送品や堪航(タンコウ)能力に関する注意義務,船荷証券などにつき商法の特例を規定する。

こくさいかいはつえんじょきかん

こくさいかいはつえんじょきかん 【国際開発援助機関】
開発援助のための国際組織の総称。金融関係では国際開発協会等の世界銀行グループ,技術援助では国連開発計画,国連工業開発機関などがある。

こくさいかいはつきょうかい

こくさいかいはつきょうかい 【国際開発協会】
〔International Development Association〕
発展途上国の経済開発促進のための資金を貸し付ける目的で,1960年設立された国際金融機関。世界銀行の活動を補完し,第二世界銀行ともいわれる。IDA 。

こくさいかかく

こくさいかかく [5] 【国際価格】
外国との間で取引する商品の取引価格。国際市場で成立する価格。

こくさいかせん

こくさいかせん [5] 【国際河川】
数か国の国境となったり,また数か国を貫流する河川で,条約によって諸国の船舶の自由航行が認められているもの。ドナウ・ライン・エルベなどの河川。

こくさいかわせ

こくさいかわせ [5] 【国際為替】
⇒外国為替(ガイコクカワセ)

こくさいかんけいろん

こくさいかんけいろん [7] 【国際関係論】
国際間の政治・法律・経済関係などを対象とする学問。

こくさいかんこう

こくさいかんこう [5] 【国際慣行】
国家間の交際における慣行で,法的拘束力のないもの。

こくさいかんしゅうほう

こくさいかんしゅうほう [7][0] 【国際慣習法】
国際慣習に基づく法。大多数の国家間で法的拘束力をもつものとして暗黙のうちに了解されているもの。

こくさいかんぜいきょうてい

こくさいかんぜいきょうてい [9] 【国際関税協定】
(1)関税について国家間で結ばれる協定。
(2)ガット(GATT)の通称。

こくさいがくせいスポーツたいかい

こくさいがくせいスポーツたいかい [13][0][9] 【国際学生―大会】
⇒ユニバーシアード

こくさいきかん

こくさいきかん [6][5] 【国際機関】
⇒国際組織(コクサイソシキ)

こくさいきこう

こくさいきこう [5] 【国際機構】
⇒国際組織(コクサイソシキ)

こくさいきょうぎれんめい

こくさいきょうぎれんめい 【国際競技連盟】
⇒アイ-エス-エフ( ISF )

こくさいきょうさんとう

こくさいきょうさんとう 【国際共産党】
⇒第三(ダイサン)インターナショナル

こくさいきょうりょくじぎょうだん

こくさいきょうりょくじぎょうだん コクサイケフリヨクジゲフダン 【国際協力事業団】
〔Japan International Cooperation Agency〕
外務省所管の特殊法人の一。1974年(昭和49)設立。発展途上国への政府開発援助,青年海外協力隊の派遣,海外移住者の指導・援助などを行う。ジャイカ(JICA)。

こくさいきんきゅうえんじょたい

こくさいきんきゅうえんじょたい [0][0][0] 【国際緊急援助隊】
海外における大規模な自然災害時に,日本から派遣される救援活動組織。1987年(昭和62)創設。国際協力事業団を中心とするものと自衛隊を中心とするものがある。

こくさいきんこう

こくさいきんこう [5] 【国際均衡】
一国の国際収支の均衡がとれていること。
⇔国内均衡

こくさいきんぞくろうれん

こくさいきんぞくろうれん 【国際金属労連】
〔International Metalworkers' Federation〕
「国際金属労働組合連合」の略称。鉄鋼・造船など金属関係労働組合の国際組織。1940年に発足。国際自由労連に加盟。日本では,鉄鋼労連などによる全日本金属産業労働協議会( IMF・JC )が参加。IMF 。

こくさいきんゆう

こくさいきんゆう [5] 【国際金融】
国と国との間の資金の貸借。また,資金の移動についてもいう。

こくさいきんゆうこうしゃ

こくさいきんゆうこうしゃ 【国際金融公社】
〔International Finance Corporation〕
発展途上国の民間企業の育成を目的として1956年に設立された国際金融機関。世界銀行の活動を補完する。IFC 。

こくさいぎょうせいほう

こくさいぎょうせいほう [0] 【国際行政法】
交通・通信・経済・労働・技術等に関わる事項で複数国にまたがる問題を,各国の協力によって処理するために締結された条約,並びに条約に基づいて定められた国際組織の制度および活動に関する法。

こくさいぎょうせいれんごう

こくさいぎょうせいれんごう [9] 【国際行政連合】
一九世紀後半以降,交通・通信・経済・保健衛生・科学技術等一定の専門行政事項の分野で条約に基づいて設立された国際組織の総称。国際連合専門機関の原型。
→国際連合専門機関

こくさいくうこう

こくさいくうこう [5] 【国際空港】
外国との空路を運航する航空機が離着陸する空港。出入国管理・税関・検疫などの機能を有することが必要とされる。

こくさいぐんじさいばん

こくさいぐんじさいばん [8] 【国際軍事裁判】
第二次大戦後,主要戦争犯罪人を裁くために,連合国によって設置された軍事裁判所による裁判。
→極東国際軍事裁判
→ニュルンベルク裁判

こくさいけいさつ

こくさいけいさつ [5] 【国際警察】
(1)海賊行為・奴隷売買のような個人の国際法上の犯罪を諸国家が共同して防止する行為。
(2)戦争その他の国家の侵略行為に対して他の諸国家が共同して防止する行為。

こくさいけいざいほう

こくさいけいざいほう [7][0] 【国際経済法】
国際的経済関係を規律する法。国際経済秩序に関する基本原則,国際通商に関する法規制,国際投資に関する法規制に分類できる。
→ガット
→ IMF

こくさいけいじけいさつきこう

こくさいけいじけいさつきこう 【国際刑事警察機構】
〔International Criminal Police Organization〕
各国警察が相互の主権を尊重しつつ,国際的な刑事犯罪の防止に役立てる目的で結成した組織。情報や資料の交換,捜査協力などが主な任務。任意組織なので,強制捜査権や逮捕権はない。1923年設立の国際刑事警察委員会を56年に改組し発足。ICPO 。インターポール。

こくさいけいやく

こくさいけいやく [5] 【国際契約】
⇒渉外(シヨウガイ)契約

こくさいけっこん

こくさいけっこん [5] 【国際結婚】
国籍の異なる男女の結婚。

こくさいけっさいぎんこう

こくさいけっさいぎんこう 【国際決済銀行】
〔Bank for International Settlements〕
第一次大戦後のドイツの賠償を処理するため,1930年スイスのバーゼルに設立された国際銀行。現在では主要工業国の国際的な金融政策の調整の場として重要な役割を果たしている。ビス(BIS)。

こくさいげんしりょくきかん

こくさいげんしりょくきかん 【国際原子力機関】
〔International Atomic Energy Agency〕
原子力の平和利用を促進するために,国際連合の下に設立された国際的な協力機関。1957年発足。平和利用に関する技術情報の交換,原子力施設の運転の安全基準作成,軍事目的に転用されないようにコントロールすること,などを目的としている。IAEA 。

こくさいこうくううんそうきょうかい

こくさいこうくううんそうきょうかい 【国際航空運送協会】
〔International Air Transport Association〕
1945年設立。世界の航空運輸企業の団体。航空運賃の決定を重要な業務とする。事務局はモントリオールとジュネーブ。イアタ(IATA)。

こくさいこうけん

こくさいこうけん [5] 【国際貢献】
国際社会の一員として,より良い秩序作りのために協力すること。開発途上国への援助など。

こくさいこうほう

こくさいこうほう [5] 【国際公法】
国際法のこと。国際私法と区別し,これと対比させる場合に特に用いられる語。

こくさいこうむいん

こくさいこうむいん [7] 【国際公務員】
国連その他の国際機関に勤務する国連事務局職員。独立した中立な立場で任務を遂行するため,必要な特権を与えられている。

こくさいこうりゅうききん

こくさいこうりゅうききん コクサイカウリウ― 【国際交流基金】
諸外国との学者の交流,日本文化の紹介など,国際文化交流事業を行う政府の特殊法人。1972年(昭和47)発足。

こくさいご

こくさいご [0] 【国際語】
(1)全世界共通語となることをめざして人工的に作られた言語体系。エスペラントをはじめ数種考案されている。国際補助語。世界語。
(2)国家・民族を異にする人々の間で共通して用いられる言語。中世ヨーロッパのラテン語,現在の英語など。世界語。

こくさいさいばんしょ

こくさいさいばんしょ [0][9] 【国際裁判所】
国際紛争を解決する目的で,国家間に設立される裁判所。オランダのハーグにある国際司法裁判所・常設仲裁裁判所など。

こくさいしぜんほごれんごう

こくさいしぜんほごれんごう 【国際自然保護連合】
〔International Union for Conservation of Nature and Natural Resources〕
自然保護・天然資源保全のための国際機関。1948年設立。本部はスイスのグラン。政府機関と NGO により構成。国際連合環境計画・世界自然保護基金とともに「世界環境保全戦略」(1980年),「持続可能な生活様式のための戦略」(1991年)を作成し,また「レッド-データ-ブック」を発行。IUCN 。

こくさいしほう

こくさいしほう [5] 【国際私法】
国際結婚・貿易取引などのような複数の国に関わる渉外的私法関係を処理するにあたり,いずれの国の法を適用するかを指定する法。抵触法ともいう。

こくさいしほうきょうじょ

こくさいしほうきょうじょ [8] 【国際司法共助】
外国間の裁判所どうしが,証人尋問などの裁判権の行使について,相互に補助し合うこと。

こくさいしほうさいばんしょ

こくさいしほうさいばんしょ 【国際司法裁判所】
〔International Court of Justice〕
オランダのハーグにある国際連合の常設司法機関。国際紛争の司法的解決に当たり,法律的問題に関して勧告的意見を与える。国際連合の総会と安全保障理事会で選ばれた国籍を異にする一五名の裁判官で構成される。ICJ 。

こくさいしゅうし

こくさいしゅうし [5] 【国際収支】
一国が一定期間(通常一年間)において外国との間で行なった一切の取引の収支の勘定。大きくは,経常収支と資本収支とに分かれる。

こくさいしゅうしはってんだんかいせつ

こくさいしゅうしはってんだんかいせつ [5][7] 【国際収支発展段階説】
経済発展とともに,一時的に経常収支の黒字が大きくなるのは避けられないとし,わが国の経常黒字が続く傾向を正当化する論。

こくさいしゅぎ

こくさいしゅぎ [5] 【国際主義】
(1)独立した主権国家の存在を前提に,その相互間の協調や連帯を重んずる立場。
(2)すべての民族の民族自決権を保障し,国際的に民主主義を実現しようとする立場。
(3)社会主義運動や労働運動などにおいて,国家の枠を超えて共通の目的のために連帯しようとする立場。

こくさいしょうぎょうかいぎしょ

こくさいしょうぎょうかいぎしょ 【国際商業会議所】
〔International Chamber of Commerce〕
各国の民間実業家によって組織された国際的な組織。1920年発足。国際取引の促進を目的とし,その円滑化のための統一規則の作成などを行う。ICC 。

こくさいしょうけん

こくさいしょうけん [5] 【国債証券】
国債に対する権利を表すために発行される証券。原則として無記名。

こくさいしょうひしゃきこう

こくさいしょうひしゃきこう 【国際消費者機構】
〔International Organization of Consumers' Unions〕
1960年に創設された消費者運動の国際組織。国際連合の諮問機関。本部はオランダ。IOCU 。

こくさいしょうひん

こくさいしょうひん [5] 【国際商品】
国際的に広い需給関係をもって取引される商品の総称。小麦・砂糖・コーヒー・熱帯木材など。

こくさいしょうひんきょうてい

こくさいしょうひんきょうてい [9] 【国際商品協定】
国際商品の価格変動を抑制し需給関係を安定させるため,生産国と消費国との間で生産量の調整や価格などについて結ぶ協定。

こくさいしょうひんしじょう

こくさいしょうひんしじょう [9] 【国際商品市場】
国際商品の取引市場。国際商品取引は国際貿易に大きな比重を占め,需給の不均衡による相場の変動が大きい。

こくさいしょうほう

こくさいしょうほう [5] 【国際商法】
商事に関する国際私法。国際海商法・国際手形法・国際商行為法など。

こくさいしょく

こくさいしょく [3] 【国際色】
風俗・習慣などの違った国々の人や物が集まってかもし出される雰囲気。「―豊かなオリンピックの入場行進」

こくさいしんごうき

こくさいしんごうき [7] 【国際信号旗】
船舶が信号に用いる万国共通の旗。それを組み合わせて信号を送る。

こくさいじしんセンター

こくさいじしんセンター 【国際地震―】
〔International Seismological Center〕
世界の四二か国,約三〇〇〇観測所の地震観測資料に基づき,世界の地震の震源位置,マグニチュード等の決定データの刊行などを行う機関。イギリスのニューベリに所在。ISC 。

こくさいじゆうろうれん

こくさいじゆうろうれん 【国際自由労連】
〔International Confederation of Free Trade Unions〕
「国際自由労働組合連合」の略称。1949年,世界労連から脱退した西側諸国の労働組合が結成した,反共的な国際労働組合組織。ICFTU 。

こくさいじょうやく

こくさいじょうやく [5] 【国際条約】
文書に書き記した国家間の合意。条約。

こくさいじん

こくさいじん [3] 【国際人】
(1)広く世界に活躍している著名な人。
(2)教養や語学力があって,世界に通用する人。

こくさいじんけんきやく

こくさいじんけんきやく [9] 【国際人権規約】
1966年国連総会で採択された基本的人権保護に関する条約。社会権についての A 規約と自由権についての B 規約がある。

こくさいじんどうほう

こくさいじんどうほう [7][0] 【国際人道法】
敵対行為の遂行や兵器の使用,戦闘員の行動や復仇の行使を人道原則によって規制する国際法規。1949年のジュネーブ四条約など。

こくさいすいろきかん

こくさいすいろきかん 【国際水路機関】
〔International Hydrographic Organization〕
水路図誌を改善することにより全世界の航海を一層容易かつ安全にすることの他,水路測量の活性化など水路業務全般の国際協力を目的とする政府間国際組織。本部モナコ。IHO 。

こくさいせきじゅうじ

こくさいせきじゅうじ 【国際赤十字】
〔International Red Cross〕
赤十字国際会議・赤十字国際委員会( ICRC )・各国赤十字社(赤新月社を含む)・赤十字社-赤新月社連盟の総称。IRC 。

こくさいせきゆしほん

こくさいせきゆしほん [8] 【国際石油資本】
⇒メジャー(3)

こくさいそしき

こくさいそしき [5] 【国際組織】
多数の国家が共通の目的を共同で実現するために合意によって作り上げる国際的な団体。国際機構。国際機関。
→国際連合
→国際連盟

こくさいたいしゃく

こくさいたいしゃく [5] 【国際貸借】
一定時点における一国の外国に対する債権・債務の残高。これの一定期間における変動額が国際収支となる。

こくさいたんい

こくさいたんい [5] 【国際単位】
〔international unit〕
(1)国際的に統一して規定された物理量の実用単位。電磁気に関する国際単位(国際アンペア・国際オームなど)は,かつては広く用いられたが,1948年に廃止された。
(2)ビタミン・ホルモン・酵素などの生理的効力を国際的に統一して示す時に用いる単位。IU 。

こくさいたんいけい

こくさいたんいけい [0] 【国際単位系】
〔(フランス) système international d'unités〕
⇒エス-アイ( SI )

こくさいだいがく

こくさいだいがく 【国際大学】
私立の大学院大学の一。1982年(昭和57)設立。本部は新潟県大和町。

こくさいちえき

こくさいちえき [5] 【国際地役】
条約によって,他国の利益のために,自国の領域の一部に課される特定の負担。他国軍隊の通行・駐留がその例。

こくさいちきゅうかんそくねん

こくさいちきゅうかんそくねん [11] 【国際地球観測年】
〔International Geophysical Year〕
国連の定める国際年の一。地球物理現象の国際共同観測が行われた1957年(昭和32)7月から58年12月までの期間。日本も昭和基地を設けて南極観測を始めた。IGY 。

こくさいちゅうさいさいばんしょ

こくさいちゅうさいさいばんしょ 【国際仲裁裁判所】
国際紛争の解決のための裁判を行う裁判所。常設仲裁裁判所のほか,事件ごとに設けられる個別仲裁裁判所がある。

こくさいちょうてい

こくさいちょうてい [5] 【国際調停】
第三者によって,紛争当事国の主張を調和させ,紛争の平和的解決をはかる手続き。狭義には,国際調停委員会による調停。

こくさいちょうるいほごかいぎ

こくさいちょうるいほごかいぎ 【国際鳥類保護会議】
⇒アイ-シー-ビー-ピー( ICBP )

こくさいつうか

こくさいつうか [5] 【国際通貨】
⇒基軸通貨(キジクツウカ)

こくさいつうかききん

こくさいつうかききん 【国際通貨基金】
⇒アイ-エム-エフ( IMF )

こくさいつうかたいせい

こくさいつうかたいせい [8] 【国際通貨体制】
国際決済の仕組みのこと。国際間の経済取引に伴って生じる債権債務を決済するために諸国通貨間の交換比率を決定したり,一定の通貨を国際通貨として使用するための仕組み。国際通貨制度。
→IMF

こくさいつなみじょうほうセンター

こくさいつなみじょうほうセンター 【国際津波情報―】
〔International Tsunami Information Center〕
太平洋等の地震津波に関する情報センター。アメリカのハワイ州ホノルルに所在。IOC (政府間海洋学委員会)の下部機関。ITIC 。

こくさいてがた

こくさいてがた [5] 【国際手形】
⇒外国為替手形(ガイコクカワセテガタ)

こくさいてき

こくさいてき [0] 【国際的】 (形動)
物事が多くの国に関係しているさま。また,規模が世界的に広がっているさま。「事件は―規模に発展した」「―に名声が高い」

こくさいでんきつうしんれんごう

こくさいでんきつうしんれんごう 【国際電気通信連合】
〔International Telecommunication Union〕
国際間の電気通信の改善・合理化を目的とする国際機関。1932年設立。1865年設立の万国電信連合が前身。1947年以降国際連合の専門機関。ITU 。

こくさいでんしんでんわ

こくさいでんしんでんわ 【国際電信電話】
株式会社の一。戦後の国際通信の民営化にともない1953年(昭和28)設立。89年(平成1)まで日本の国際通信を独占して取り扱ってきた。KDD 。

こくさいでんせんびょう

こくさいでんせんびょう [0] 【国際伝染病】
国内に常在せず,予防・治療法が未確立のため致命率が高く,かつ伝染力も強いため,特別な防疫対策を講じる必要のある伝染病。ラッサ熱・マールブルク熱・エボラ出血熱など。

こくさいでんわ

こくさいでんわ [5] 【国際電話】
有線または無線によって,異なる国との間で交わされる通話。

こくさいどりょうこういいんかい

こくさいどりょうこういいんかい 【国際度量衡委員会】
1875年締結のメートル条約によって組織された委員会。国際単位系の普及と完成を任務とする。

こくさいどりょうこうきょく

こくさいどりょうこうきょく 【国際度量衡局】
国際度量衡委員会の指揮下,国際原器の保管,各種原器の検査,度量衡に関する研究などを行う機関。本部パリ。

こくさいなんみんきかん

こくさいなんみんきかん 【国際難民機関】
〔International Refugee Organization〕
国際連合専門機関の一。第二次大戦による政治的被害者の保護および救済を目的として1948年に設立。現在は国連難民高等弁務官事務所に再編。IRO 。

こくさいにじゅうかぜい

こくさいにじゅうかぜい [8] 【国際二重課税】
同一の所得に対して複数国が課税すること。
→租税条約

こくさいにほんぶんかけんきゅうセンター

こくさいにほんぶんかけんきゅうセンター 【国際日本文化研究―】
日本文化に関する総合研究と日本研究者に対する研究協力を行うことを目的として,1987年(昭和62)に設立された文部省所轄の研究機関。大学共同利用機関の一。京都市西京区に所在。

こくさいねったいもくざいきかん

こくさいねったいもくざいきかん 【国際熱帯木材機関】
〔International Tropical Timber Organization〕
熱帯木材の安定供給と熱帯林の保全を目標に1987年に設立された国際機関。本部は横浜市。イットー(ITTO)。

こくさいねん

こくさいねん [3] 【国際年】
国際連合総会で共通テーマを決定し,その一年間を通して,各国が行動計画を立案し,その実現につとめる活動。1957年の「国際地球観測年」が最初。
→国際年[表]

こくさいのうぎょうかいはつききん

こくさいのうぎょうかいはつききん 【国際農業開発基金】
〔International Fund for Agricultural Development〕
国際連合の専門機関の一。食糧生産の増大や農業開発のため,発展途上国に融資を行う。1977年発足。本部はローマ。IFAD 。

こくさいはさん

こくさいはさん [5] 【国際破産】
国際的な法律問題を伴う破産。破産宣告を行うのはどこの国か,いずれの国の法規を適用すべきか,破産宣告の効果は他の国に及ぶのかなどの問題が生ずる。

こくさいはんざい

こくさいはんざい [5] 【国際犯罪】
諸国家の共通利益を侵害する行為や,関連する人や行為が複数国にまたがる犯罪。また,侵略戦争など国家による国際社会に対する違法行為。

こくさいひか

こくさいひか [5] 【国際比価】
ドル-ベースで換算して国際比較した製品価格。

こくさいひょうじゅんかきこう

こくさいひょうじゅんかきこう 【国際標準化機構】
〔International Organization for Standardization〕
工業・農業産品の規格の標準化を目的とする国際機関。1947年設立。ISO(イソ)。ISO(アイ-エス-オー)。

こくさいひょうじゅんとしょばんごう

こくさいひょうじゅんとしょばんごう [11] 【国際標準図書番号】
⇒アイ-エス-ビー-エヌ( ISBN )

こくさいふっこうかいはつぎんこう

こくさいふっこうかいはつぎんこう 【国際復興開発銀行】
〔International Bank for Reconstruction and Development〕
1945年,加盟各国の復興と開発のための長期貸付を目的として設立された国際金融機関。国際連合の専門機関の一。現在は発展途上国に対する融資が主要業務。世界銀行。IBRD 。

こくさいふんそう

こくさいふんそう [5] 【国際紛争】
国と国との間に起こる紛争。広くは戦争も含めるが,普通,戦争にはいたらない程度のものをいう。

こくさいぶどうだいがく

こくさいぶどうだいがく 【国際武道大学】
私立大学の一。1983年(昭和58)設立。本部は勝浦市。

こくさいぶんぎょう

こくさいぶんぎょう [5] 【国際分業】
国と国との間の分業。各国が自国の生産条件に見合った商品の生産を行い,その一部を輸出し,他の商品は外国から輸入すること。

こくさいほう

こくさいほう [0][3] 【国際法】
国家間の合意に基づいて成立し,国家間の関係を規律する法。条約と国際慣習法とから成る。

こくさいほうそう

こくさいほうそう [5] 【国際放送】
外国で受信されることを目的に行われる放送。海外(カイガイ)放送。

こくさいほげいいいんかい

こくさいほげいいいんかい 【国際捕鯨委員会】
〔International Whaling Commission〕
国際捕鯨条約の実施にあたる国際機関。本部はロンドン。1948年設立。条約付表に定められている具体的な規制措置を修正する権限をもつ。1982年の年次総会で商業捕鯨の実質的な全面規制が定められた。IWC 。

こくさいほげいじょうやく

こくさいほげいじょうやく 【国際捕鯨条約】
鯨を保護し捕鯨業の適正化を図るために1946年に調印された国際条約。捕獲頭数,操業期間などを取り決める。日本は51年(昭和26)に加入。正式には,国際捕鯨取締条約。

こくさいほごちょう

こくさいほごちょう [6] 【国際保護鳥】
国際鳥類保護会議が,絶滅のおそれがあり特別に保護する必要があると指定した一三種の鳥類。日本産の鳥では,トキ・アホウドリがある。

こくさいほごどうぶつ

こくさいほごどうぶつ [7] 【国際保護動物】
国際自然保護連合が,特別に保護を加えないと絶滅のおそれがあるとして指定した動物。同連合の発行する「レッド-データ-ブック」に記録され,関係各国に周知される。日本産の動物にはイリオモテヤマネコ・アマミノクロウサギ・トキ・アホウドリ・ノグチゲラほかがある。

こくさいぼうえき

こくさいぼうえき [5] 【国際貿易】
外国との間に行われる貿易。外国貿易。

こくさいぼうえきけんしょう

こくさいぼうえきけんしょう 【国際貿易憲章】
世界経済の適正な発展のため,自由貿易を原則として国連が作成した国際協定。1948年ハバナで採択されたが,署名五三か国のほとんどの国がこれを批准せず,未発効。その内容の一部はガットに受け継がれている。ハバナ憲章。

こくさいみほんいち

こくさいみほんいち [6] 【国際見本市】
国際的な取引の振興や一国の製品,技術水準などを海外に示す意図で開かれる見本市。

こくさいみんかんこうくうきかん

こくさいみんかんこうくうきかん 【国際民間航空機関】
〔International Civil Aviation Organization〕
民間航空の安全と秩序ある発達の促進を目的とする国際連合の専門機関。国際民間航空条約に基づき,1947年発足。日本は53年(昭和28)に加盟。イカオ(ICAO)。

こくさいもん

こくさいもん [0][3] 【告祭文】
〔「こくさいぶん」とも〕
「祭文{(1)}」に同じ。

こくさいもんだい

こくさいもんだい [5] 【国際問題】
国家間に生じる紛争や事件。国際的規模の問題。

こくさいゆうがいかがくぶっしつとうろくせいど

こくさいゆうがいかがくぶっしつとうろくせいど 【国際有害化学物質登録制度】
⇒アイ-アール-ピー-ティー-シー( IRPTC )

こくさいゆうびん

こくさいゆうびん [5] 【国際郵便】
外国あてに出す,または外国から発する郵便。

こくさいりゅうどうせい

こくさいりゅうどうせい [0] 【国際流動性】
国際的な決済に利用できる政府および中央銀行の保有資産。金あるいは金に近い流通力をもった貨幣が多いほど流動性は高くなる。具体的には金,外貨準備,SDR など。各国ごとについて,または世界全体についていう。

こくさいれいじょう

こくさいれいじょう [5] 【国際礼譲】
国際社会において慣習として行われている礼儀。国の代表者に対する敬称,会合などでの席順,礼砲など。

こくさいれっしゃ

こくさいれっしゃ [5] 【国際列車】
二か国以上の国を連絡する直通列車。

こくさいれんごう

こくさいれんごう [5] 【国際連合】
〔United Nations〕
第二次大戦直後の1945年10月24日に発足した,国際連盟に代わる国際平和機構。国際平和と安全の維持,経済・社会・文化面の国際協力の達成などを目的とする。総会・安全保障理事会・経済社会理事会・信託統治理事会・国際司法裁判所・事務局が主要な機関。設立当時の加盟国は五一か国。本部はニューヨーク。国連。UN 。

こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかい

こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかい 【国際連合安全保障理事会】
⇒安全保障理事会(アンゼンホシヨウリジカイ)

こくさいれんごうかいはつけいかく

こくさいれんごうかいはつけいかく 【国際連合開発計画】
〔United Nations Development Programme〕
経済社会理事会の下部機関の一。発展途上国が国際投資を受けるための事前調査と,開発資金その他の資源の利用に必要な状況の改善を行うことを目的とする。1965年創設。本部ニューヨーク。UNDP 。

こくさいれんごうかいようほうじょうやく

こくさいれんごうかいようほうじょうやく 【国際連合海洋法条約】
第三次国際連合海洋法会議(1973〜82年)の結果1982年に採択された条約。海洋の諸制度を包括的に規定。領海が最大一二カイリとされたほか,排他的経済水域・深海底開発・群島水域等についても制度化。94年発効。

こくさいれんごうかんきょうかいはつかいぎ

こくさいれんごうかんきょうかいはつかいぎ 【国際連合環境開発会議】
⇒地球サミット

こくさいれんごうかんきょうけいかく

こくさいれんごうかんきょうけいかく 【国際連合環境計画】
⇒ユネップ(UNEP)

こくさいれんごうきのういいんかい

こくさいれんごうきのういいんかい 【国際連合機能委員会】
経済社会理事会が設置した補助機関の一。特定分野について専門的に調査研究・資料収集・審議を行う。統計委員会・人口委員会・人権委員会等。

こくさいれんごうきょういくかがくぶんかきかん

こくさいれんごうきょういくかがくぶんかきかん 【国際連合教育科学文化機関】
⇒ユネスコ

こくさいれんごうぐん

こくさいれんごうぐん [7] 【国際連合軍】
平和を破壊する者に対して強制措置をとるため,国連憲章の特別協定により国際連合加盟国が提供する兵力で組織される軍隊。一般には,国際連合の平和維持活動( PKO )に従事する兵力をいう。国連軍。

こくさいれんごうぐんしゅくいいんかい

こくさいれんごうぐんしゅくいいんかい 【国際連合軍縮委員会】
国際連合内に設置された軍縮交渉の補助機関。1952年,安全保障理事会の下に設立されたが米ソの対立から活動を停止。78年に国際連合軍縮特別総会で新たに設立。
→ジュネーブ軍縮会議(3)

こくさいれんごうぐんしゅくとくべつそうかい

こくさいれんごうぐんしゅくとくべつそうかい 【国際連合軍縮特別総会】
非同盟諸国の提案で,軍縮に関し1978年と82年に開かれた国際連合の特別総会。長く休止状態にあったジュネーブ軍縮委員会を国際連合の機関として再発足させた。

こくさいれんごうぐんじかんしだん

こくさいれんごうぐんじかんしだん [5][6] 【国際連合軍事監視団】
国際連合が紛争地域に派遣する非武装組織。休戦・停戦監視や選挙監視のため派遣され,違反行為があればこれを安全保障理事会に報告する。
→PKO

こくさいれんごうけいざいしゃかいりじかい

こくさいれんごうけいざいしゃかいりじかい 【国際連合経済社会理事会】
⇒経済社会理事会(ケイザイシヤカイリジカイ)

こくさいれんごうけんしょう

こくさいれんごうけんしょう 【国際連合憲章】
国際連合の基本的性格とその目的・組織を定めた法規。米・英・ソ・中によって原案が作成され,1945年6月サンフランシスコ会議で採択された。国連憲章。

こくさいれんごうこうほうきょく

こくさいれんごうこうほうきょく 【国際連合広報局】
国際連合の目的・活動についての理解を促進することを目的として設置された機関。世界主要都市に出先機関である国際連合広報センターをもつ。

こくさいれんごうしょくりょうのうぎょうきかん

こくさいれんごうしょくりょうのうぎょうきかん 【国際連合食糧農業機関】
〔Food and Agriculture Organization of the United Nations〕
国際連合の専門機関の一。世界各国民の生活水準の向上,食糧および農産物の生産・供給の改善に寄与する目的で1945年設置。本部はローマ。日本は51年(昭和26)加盟。ファオ(FAO)。

こくさいれんごうしんたくとうちりじかい

こくさいれんごうしんたくとうちりじかい 【国際連合信託統治理事会】
⇒信託統治理事会(シンタクトウチリジカイ)

こくさいれんごうじどうききん

こくさいれんごうじどうききん 【国際連合児童基金】
⇒ユニセフ

こくさいれんごうじむきょく

こくさいれんごうじむきょく 【国際連合事務局】
国際連合の主要機関の一。事務総長とその他の職員から成る。紛争解決のための調停,平和維持軍の派遣と管理,各種国際会議の開催,資料や情報の収集と分析などを行う。

こくさいれんごうじむそうちょう

こくさいれんごうじむそうちょう [5][3] 【国際連合事務総長】
国際連合の首席行政官。事務局の長であるとともに,主要機関から委任される任務を行う。また,国際問題の解決に国際連合を代表して行動する。安全保障理事会の勧告に基づき,総会が任命。

こくさいれんごうじんけんいいんかい

こくさいれんごうじんけんいいんかい 【国際連合人権委員会】
〔Commission on Human Rights〕
国際連合の経済社会理事会の補助機関。国連憲章の人権規定を受け,世界人権宣言および国際人権規約の草案を準備。

こくさいれんごうせんもんきかん

こくさいれんごうせんもんきかん [5][6][5][5] 【国際連合専門機関】
経済的・社会的・文化的各分野で国際的責任を有する国際機構のうち,国際連合と協定を結び特別の関係を維持している機構。現在一六ある。
→国際連合専門機関[表]

こくさいれんごうそうかい

こくさいれんごうそうかい [9] 【国際連合総会】
国際連合の主要機関の一。全加盟国によって構成され,重要事項は三分の二以上,その他の事項は過半数以上の賛成で決められる。討議・勧告の機関で,実施する権能はない。

こくさいれんごうだいがく

こくさいれんごうだいがく 【国際連合大学】
〔United Nations University〕
国際連合の研究・研修機関。1972年の総会で設立が承認され,75年本部が東京に置かれた。キャンパスをもたず,活動は各国の提携機関を通じて行われる。国連大学。UNU 。

こくさいれんごうちいきけいざいいいんかい

こくさいれんごうちいきけいざいいいんかい 【国際連合地域経済委員会】
経済社会理事会が設置した補助機関の一。世界各地域の経済社会開発の援助,情報の収集と分析を目的とする。アジア・太平洋経済社会委員会(エスカップ)など。

こくさいれんごうとくべつそうかい

こくさいれんごうとくべつそうかい 【国際連合特別総会】
特別の目的のために通常会期とは別に開催される国際連合総会。緊急総会ともいう。安全保障理事会の要請または加盟国の過半数の要請があった場合は,事務総長は特別総会を招集しなければならない。

こくさいれんごうなんみんこうとうべんむかんじむしょ

こくさいれんごうなんみんこうとうべんむかんじむしょ 【国際連合難民高等弁務官事務所】
〔Office of the United Nations High Commissioner for Refugees〕
難民の国際的な保護・救済,自発的帰国あるいは定住などを促進するための国際連合の機関。1951年国際難民機関の事業を引き継ぎ開設。本部はジュネーブ。UNHCR 。

こくさいれんごうにんげんかんきょうかいぎ

こくさいれんごうにんげんかんきょうかいぎ 【国際連合人間環境会議】
人間環境に関わる諸問題について包括的に検討した初めての国際会議。1972年ストックホルムで開催。人間環境宣言・環境国際行動計画の他に,四つの決議を採択。その実施のため,ユネップ(UNEP=国際連合環境計画)が設立された。

こくさいれんごうにんげんきょじゅうかいぎ

こくさいれんごうにんげんきょじゅうかいぎ 【国際連合人間居住会議】
人間居住に関する諸問題とそれに対する国連の諸活動について討議するため,1976年バンクーバーで開催された会議。

こくさいれんごうにんげんきょじゅうセンター

こくさいれんごうにんげんきょじゅうセンター 【国際連合人間居住―】
〔UN Centre for Human Settlements〕
都市・地域開発計画や住宅および基幹構造の開発などについて,発展途上国への技術援助協力を行う国連機関。1978年設立。本部はナイロビ。通称ハビタ(HABITAT)。UNCHS 。

こくさいれんごうぶんたんきん

こくさいれんごうぶんたんきん [5][0] 【国際連合分担金】
国際連合の通常経費をまかなうために加盟国が負担する金額。分担比率は国民総生産や国民所得を基準として三年ごとに決定される。

こくさいれんごうへいわいじかつどう

こくさいれんごうへいわいじかつどう [5][6] 【国際連合平和維持活動】
⇒ピー-ケー-オー( PKO )

こくさいれんごうへいわいじぐん

こくさいれんごうへいわいじぐん [5][5] 【国際連合平和維持軍】
⇒ピー-ケー-エフ( PKF )

こくさいれんごうぼうえきかいはつかいぎ

こくさいれんごうぼうえきかいはつかいぎ 【国際連合貿易開発会議】
⇒アンクタッド(UNCTAD)

こくさいれんごうカンボジアざんていとうちきこう

こくさいれんごうカンボジアざんていとうちきこう 【国際連合―暫定統治機構】
⇒アンタック(UNTAC)

こくさいれんめい

こくさいれんめい [5] 【国際連盟】
〔League of Nations〕
第一次大戦後,アメリカ合衆国大統領ウィルソンの提唱によって,世界平和の確保と国際協力の促進を目的として1920年に設立された国際機関。ただし,アメリカは当初から不参加。さらに30年代に日本・ドイツ・イタリアの脱退,ソ連の除名により弱体化していった。国際連合が成立した後の46年に解散。

こくさいれんめいきやく

こくさいれんめいきやく 【国際連盟規約】
国際連盟の設立基本文書。独立の文書ではなく,ベルサイユ講和条約その他第一次大戦後の諸講和条約の第一編を構成。

こくさいろうどうきかん

こくさいろうどうきかん 【国際労働機関】
⇒アイ-エル-オー( ILO )

こくさいろうどうきかんけんしょう

こくさいろうどうきかんけんしょう 【国際労働機関憲章】
国際労働機関の目的・組織・活動などを定めた基本規約。従来の国際労働憲章{(1)}に代わり,1946年に国際労働機関総会で採択,48年発効。

こくさいろうどうきじゅん

こくさいろうどうきじゅん [9] 【国際労働基準】
国際的に設定された労働条件の基準。主に ILO (国際労働機関)の条約と勧告をいう。

こくさいろうどうくみあいれんめい

こくさいろうどうくみあいれんめい 【国際労働組合連盟】
〔International Federation of Trade Unions〕
1913年に創立された労働組合の国際組織。第二インターナショナルと密接に関係を持ち,プロフィンテルン系組織と対立。45年,世界労働組合連盟( WFTU )結成の際解消した。IFTU 。アムステルダム-インターナショナル。

こくさいろうどうけんしょう

こくさいろうどうけんしょう 【国際労働憲章】
(1)ベルサイユ条約第一三編(労働編)のこと。労働の非商品性,結社の権利,最低賃金,一日八時間の労働,男女の同一報酬など労働に関する一般的原則と,ILO の設置を定めている。1946年,国際労働機関憲章に代えられた。労働憲章。
(2)
⇒国際労働機関憲章(コクサイロウドウキカンケンシヨウ)

こくさいろうどうしゃきょうかい

こくさいろうどうしゃきょうかい 【国際労働者協会】
〔International Workingmen's Association〕
第一インターナショナルの正称。

こくさいろうどうじょうやく

こくさいろうどうじょうやく [9] 【国際労働条約】
ILO(国際労働機関)の総会で採択された労働条件改善のための条約の総称。条約の実施状況を監督するための委員会も設置。
→アイ-エル-オー( ILO )

こくさいろうれん

こくさいろうれん 【国際労連】
〔World Confederation of Labour〕
正称,国際労働組合連合。国際キリスト教労働組合連盟を1968年改組・改称。第三世界を中心に国際的労働運動を進めると同時に非同盟政策を目指す。本部ブリュッセル。WCL 。

こくさいアムネスティ

こくさいアムネスティ 【国際―】
⇒アムネスティ-インターナショナル

こくさいエネルギーきかん

こくさいエネルギーきかん 【国際―機関】
〔International Energy Agency〕
OECD の付属機関。オイルショック後の1974年にアメリカの提唱に基づいて先進石油消費国間で設立。緊急時の加盟国間での石油融通システムの確立,代替エネルギー開発等を目的とする。IEA 。

こくさいオリンピックいいんかい

こくさいオリンピックいいんかい 【国際―委員会】
⇒アイ-オー-シー( IOC )

こくさいカルテル

こくさいカルテル [5] 【国際―】
国際市場を対象にしたカルテル。国際石油カルテルなどが有名。また,資源輸出国側の OPEC などもこの一種。

こくさいキリストきょうだいがく

こくさいキリストきょうだいがく 【国際基督教大学】
〔International Christian University〕
私立大学の一。1953年(昭和28)設立。本部は三鷹市。ICU 。

こくさいシーエムエス

こくさいシーエムエス [9] 【国際 CMS 】
〔cash management service〕
国際的に展開する企業に対し,企業の海外資金の効率化・リスク回避などのため,銀行が国際的ネットワークを利用して提供するサービス。

こくさいジャーナリストきこう

こくさいジャーナリストきこう 【国際―機構】
〔International Organization of Journalists〕
ジャーナリストの国際的組織。1946年創立。本部プラハ。IOJ 。

こくさいジャーナリストれんめい

こくさいジャーナリストれんめい 【国際―連盟】
〔International Federation of Journalists〕
ジャーナリストの国際的組織。1952年,国際ジャーナリスト機構を脱退した西欧自由主義諸国の組織代表者が創立。本部ブリュッセル。IFJ 。

こくさいバカロレア

こくさいバカロレア [7] 【国際―】
〔(フランス) baccalauréat international〕
大学入学国際資格制度。加盟国の大学に入学するための資格を認定する制度。IB 制度。

こくさいペンクラブ

こくさいペンクラブ 【国際―】
〔International Association of Poets, Playwrights, Editors, Essayists and Novelists 略称 PEN 。文の道を表すペンの意も兼ねる〕
文筆を通じて各国民の理解を深め,表現の自由を守ろうとする文筆家の国際団体。1921年イギリスでジョン=ゴールズワージーを中心に結成。

こくさいレコードビデオせいさくしゃれんめい

こくさいレコードビデオせいさくしゃれんめい 【国際―製作者連盟】
レコードやビデオ製作者の利益・権利の擁護を目的とする国際的な組織 IFPI (International Federation of the Phonographic Industry)の,現在の日本での通称。1933年設立。本部ロンドン。

こくさぎ

こくさぎ [2] 【小臭木】
ミカン科の落葉低木。山野の林内に生える。葉は軟らかく光沢があり,悪臭がある。雌雄異株。春,葉腋に黄緑色の花をつける。茎・葉を殺虫剤に用いる。

こくさく

こくさく [0] 【告朔】
(1)古く中国で,諸侯が天子から受けた暦を祖廟に収め,毎月一日に羊を供え祖廟に告げてその月の暦を請い受けて国内に施行したこと。
(2)「こうさく(視告朔)」に同じ。

こくさく

こくさく [0] 【国策】
国の政策。特に,一般の政策に対して,国家の基本的方針の意で用いられる。「―映画」

こくさく

こくさく【国策】
a national[state]policy.〜の線に沿って along the line of national policy.

こくさくがいしゃ

こくさくがいしゃ [5] 【国策会社】
国家の産業政策を遂行するために設立された半官半民の特殊会社。日本では第二次大戦中,植民地支配のために多くつくられた。

こくさくけんきゅうかい

こくさくけんきゅうかい 【国策研究会】
昭和期の政策研究・立案グループ。1934年(昭和9)矢次一夫が元老院理事大蔵公望らの協力を得て結成。太平洋戦争末期に一時活動を休止したが,1953年再建。

こくさくのきよう

こくさくのきよう 【告朔の餼羊】
〔「論語(八佾)」〕
告朔の儀式に供える羊の意。儀式の意義が失われ,羊を供える形式だけが残っていたが,虚礼でも,害がなければ儀式だけでも残すのがよいとした孔子の故事。また,実を失って,形式ばかりが残っているたとえ。

こくさん

こくさん [0] 【国産】
その国で生産・産出すること。また,その産物。「―の自動車」「―品」

こくさん

こくさん【国産(品)】
a home[domestic]product.〜の homemade;→英和
made in Japan.‖国産車 a domestic car.国産品奨励 encouragement of the use of home products.

こくさんかいしょ

こくさんかいしょ [5] 【国産会所】
江戸中期以降,諸藩が領内産品の専売・統制などのために設けた機関。産物会所。物産会所。

こくざい

こくざい [2] 【国財】
国家が所有する財産。国資。国帑(コクド)。

こくし

こくし [1] 【酷使】 (名)スル
人や物などを手加減せずに使うこと。こきつかうこと。「肉体を―する」

こくし

こくし【国史】
Japanese[national]history.

こくし

こくし 【穀紙】
〔「穀」は楮(コウゾ)〕
楮を漉(ス)いた和紙。[和名抄]

こくし

こくし [1] 【黒子】
ほくろ。

こくし

こくし【酷使する】
work[drive] <a person> hard;overtax <one's brains> .→英和

こくし

こくし [1] 【国士】
(1)身命をなげうって,国事を憂え奔走する人物。憂国の士。
(2)一国の中で,特にすぐれた人物。

こくし

こくし [1] 【国子】
古く中国で,公卿(コウケイ)・大夫(タイフ)の子弟。

こくし

こくし [0][1] 【国史】
(1)一国の歴史。
(2)日本の歴史。日本史。

こくし

こくし [1] 【国師】
(1)律令制下の僧侶の役職名。朝廷から諸国に遣わされ,寺院や僧尼の監督,経典の講説などにあたった。のち講師(コウジ)と改称。
(2)天皇に仏法を説く高僧。
(3)国家の師表たるべき高僧に与えられた称号。日本では,1312年,東福寺の開山円爾(エンニ)に追賜したのが始まり。

こくし

こくし [1] 【国司】
律令制で,中央から派遣され,諸国の政務を管掌した地方官。守(カミ)・介(スケ)・掾(ジヨウ)・目(サカン)の四等官と史生(シシヨウ)を置いた。その役所を国衙(コクガ),国衙のあるところを国府といった。狭義には守(長官)のみをさす。国宰。くにづかさ。くにのつかさ。

こくし

こくし 【告子】
中国,戦国時代の人。名は不害。人の性について孟子と論争し,人間の性は本来善でも悪でもなく,導き方で善悪が定まると主張した。生没年未詳。

こくしかん

こくしかん [3] 【国子監】
(1)中国,隋の煬帝(ヨウダイ)の時に設置された教育行政官庁。国子学・大学などの国立学校を管轄。明代以後,国子学と同一となり,最高学府をも兼ねた。
(2)大学寮の唐名。
(3)大学允(ジヨウ)の唐名。

こくしかんだいがく

こくしかんだいがく コクシクワン― 【国士舘大学】
私立大学の一。1929年(昭和4)創立の国士舘専門学校を母体とし,58年設立。本部は東京都世田谷区。

こくしがく

こくしがく [3] 【国子学】
中国で,貴族の子弟や全国の俊才を教育した学校。西晋の武帝が創設。隋以後,国子監とも称した。国学。

こくしきそほう

こくしきそほう [5] 【黒色素胞】
動物の色素細胞のうち,メラニンなど黒色の色素を含むもの。爬虫類・両生類・魚類などの皮膚に含まれ,体色の暗化・明化に関与する。鳥類・哺乳類のものはメラノサイトという。黒色細胞(コクシヨクサイボウ)。

こくしごう

こくしごう [3] 【国師号】
国師{(3)}の称号。

こくしさいしゅ

こくしさいしゅ 【国子祭酒】
(1)国子学・国子監の長官。
(2)大学頭(ダイガクノカミ)の唐名。

こくしたいけい

こくしたいけい 【国史大系】
六国史以下の,国史の基本的な文献となる各種史書を集成・校訂した叢書。田口卯吉編,黒板勝美校訂。1897(明治30)〜1904年刊。正編一七冊,続編一五冊。これを改訂・増補して,29(昭和4)〜64年新訂増補版を刊行(六六冊)。

こくしつ

こくしつ [0] 【黒漆】
(1)黒色の漆。また,その漆で塗ったもの。
(2)黒くつやのあること。漆黒(シツコク)。

こくしつ

こくしつ [0] 【梏桎】
手かせ足かせ。桎梏(シツコク)。

こくしつのたち

こくしつのたち [6] 【黒漆の太刀】
(1)鞘(サヤ)・柄(ツカ)・金具などが黒漆塗りの太刀。
(2)紋や装飾のない黒漆塗りの太刀。喪中に用いた。

こくしびょう

こくしびょう【黒死病】
the (black) plague;pestilence.→英和

こくしびょう

こくしびょう [0] 【黒死病】
〔全身の皮膚が内出血のために紫黒色になって死亡することから〕
ペストの別名。

こくしむそう

こくしむそう [4][1] 【国士無双】
(1)国内にならぶ者のない,すぐれた人物。
(2)麻雀の役満貫の名。すべての老頭牌・字牌を一枚ずつ計一三牌とそのうちの一種がさらに一牌あって雀頭になっているもの。シーサンヤオチュー。

こくしゃ

こくしゃ [1] 【国社】
(1)「国幣社(コクヘイシヤ)」に同じ。
(2)「国(クニ)つ社(ヤシロ)」の音読み。

こくしゃでん

こくしゃでん [3] 【国写田】
平安時代,調銭を納めず,計帳を申告しない戸の田を没収し,国司がその収入を公用に使用した不輸租田(フユソデン)。
→職写田(シキシヤデン)

こくしゅ

こくしゅ [1] 【国主】
(1)一国の君主。天子。皇帝。
(2)「国主大名」の略。

こくしゅ

こくしゅ [1] 【国守】
(1)律令制下の地方長官。国司の長官。くにのかみ。
(2)「国主大名(コクシユダイミヨウ)」に同じ。

こくしゅ

こくしゅ [1] 【国手】
〔国の病を治す名手の意〕
名医。また,医者を敬っていう語。上医。

こくしゅう

こくしゅう [0] 【刻舟】
〔船外に剣を落とした人が,あとで探す時のために,船の動くのも考えずに船べりに目印を付けておいたという「呂氏春秋(察今)」の故事から〕
古いしきたりを守って,時代の移り変わりに気のつかないことのたとえ。舟に刻(コク)して剣を求む。

こくしゅく

こくしゅく [0] 【穀菽】
〔「菽」は豆の意〕
穀物と豆類。

こくしゅだいみょう

こくしゅだいみょう [4] 【国主大名】
江戸時代,一国またはそれ以上を領した大名。国守。国持(クニモチ)。

こくしょ

こくしょ [1] 【黒書】
民間機関などが独自の観点から調査して,欠点や改善点を告発・指摘する報告書。
〔官庁が出す白書に対していう語〕

こくしょ

こくしょ [1] 【国初】
建国のはじめ。治世のはじめ。

こくしょ

こくしょ【酷暑】
intense[extreme]heat.〜の候 the hot season.

こくしょ

こくしょ [1] 【国書】
(1)一国の元首がその国の名をもって発する外交文書。
(2)漢籍・仏典などに対して,日本で書き著された書物。

こくしょ

こくしょ [1] 【酷暑】
厳しい暑さ。酷熱。極暑。
⇔酷寒
[季]夏。

こくしょう

こくしょう [0] 【国掌】
平安時代,国司の下で書記および雑務をとり扱った役人。

こくしょう

こくしょう [0] 【国章】
その国家を表して掲げる徽章(キシヨウ)。

こくしょう

こくしょう [0] 【濃漿】
肉や魚を味噌で濃く煮つめた汁。鯉こくなど。

こくしょうがん

こくしょうがん コクシヤウ― [3] 【黒障眼】
⇒くろそこひ(黒底翳)

こくしょかいだい

こくしょかいだい 【国書解題】
上代から1867年(慶応3)までに著述された国書の解題書。佐村八郎編。1897(明治30)〜1900年刊。1904年増訂第二版刊。二万五千余部の国書を五十音順に配列,解題する。

こくしょく

こくしょく【黒色(の)】
black.→英和

こくしょく

こくしょく [0] 【穀食】 (名)スル
穀物を常食とすること。

こくしょく

こくしょく [0] 【黒色】
くろい色。くろいろ。

こくしょく

こくしょく [0] 【国色】
(1)その国第一の容色。絶世の美女。「親子,―,東京のもの/書記官(眉山)」
(2)牡丹(ボタン)の異名。

こくしょくかやく

こくしょくかやく [5] 【黒色火薬】
硝石・硫黄・木炭の粉末をまぜ合わせた火薬。爆発力が弱く,主に発射用として使用された。現在は花火用。

こくしょくさいぼう

こくしょくさいぼう [5] 【黒色細胞】
⇒黒色素胞(コクシキソホウ)

こくしょくじんしゅ

こくしょくじんしゅ [5] 【黒色人種】
人種の三大区分の一。黒褐色の皮膚,縮れた頭髪,幅広い鼻などの身体的特徴をもつ。サハラ砂漠以南のアフリカ-ニグロとその移住者が含まれる。太平洋のメラネシア人種や東南アジアのネグリトを含めることもある。ネグロイド。

こくしょくど

こくしょくど [4] 【黒色土】
(1)黒色の土。黒色ないし黒褐色で腐植に富む厚い土。黒(クロ)ぼくなど。
(2)チェルノーゼムのこと。

こくしりゃく

こくしりゃく 【国史略】
漢文による編年体史書。五巻。岩垣松苗編。1826年刊。神代から後陽成天皇の聚楽第(ジユラクダイ)行幸(1588年)までの史実記事と論評を付す。

こくしん

こくしん 【告身】
「位記(イキ)」に同じ。

こくじ

こくじ [0][1] 【酷似】 (名)スル
区別がつかないくらいよく似ていること。「内容が他の本に―している」

こくじ

こくじ [0] 【告示】 (名)スル
公的な機関がある事項を広く一般に知らせること。また,そのもの。官報・公報などによるのが通例。「内閣―」「―板」

こくじ

こくじ [1] 【国事】
国の政治に関する事柄。「―に奔走する」

こくじ

こくじ [0] 【刻字】
文字をほりつけること。また,その文字。「碑文の―」

こくじ

こくじ【国璽】
the Seal of the State.

こくじ

こくじ【国事】
state[national]affairs.国事犯 a political offense (罪);a political offender (人).

こくじ

こくじ [1] 【国璽】
国家のしるしとして押す印章。日本の国璽は約9センチメートル四方の金印で,「大日本国璽」と刻してある。現憲法下では勲記のみに使用。

こくじ

こくじ [0] 【国字】
(1)その国で国語の表記に公的に採用されている文字。
(2)漢字に対して,仮名文字をいう。
(3)日本で漢字の構成法に倣って作られた文字。「凩(コガラシ)」「鰯(イワシ)」「峠(トウゲ)」「榊(サカキ)」「麿(マロ)」「辻(ツジ)」など,訓だけで音のない字が多いが,「働(ドウ)」のように音読みするものもある。和字。

こくじ

こくじ [0] 【告辞】
告げさとす言葉。「学長―」

こくじ

こくじ【告示】
a notice[notification];→英和
an announcement.〜する notify;→英和
announce.→英和
‖告示板 a bulletin[notice]board.

こくじ

こくじ【国字】
the national script;Japanese characters (日本の).国字改良 a reform of the Japanese script.

こくじ

こくじ【酷似する】
resemble closely;bear a close resemblance <to> .

こくじかい

こくじかい [3] 【国字解】
漢籍を日本語で平易に解釈すること。また,その書物。「見て来たやうなる―/滑稽本・浮世床(自序)」

こくじこうい

こくじこうい [4] 【国事行為】
憲法上,天皇が内閣の助言と承認により行う形式的・儀礼的行為。法律などの公布,国会の召集,衆議院の解散,一定の官吏の任免の認証,栄典の授与など。内閣がその責任を負う。

こくじしょうしょ

こくじしょうしょ [4] 【国璽尚書】
〔Lord Privy Seal〕
イギリスで,国の印章を保管する役の大臣。

こくじはん

こくじはん [3] 【国事犯】
国家の政治や秩序を侵害する犯罪。政治犯。

こくじぼん

こくじぼん [0] 【国字本】
キリシタン版のうち,ローマ字でなく,仮名・漢字まじりで表記された書物。

こくじょう

こくじょう [0] 【国情・国状】
国の政治・経済・文化などのようすや国民の動向。国内の状態。「―視察」

こくじょう

こくじょう【国情】
the conditions of a country.→英和

こくじょうじごく

こくじょうじごく [5] 【黒縄地獄】
〔仏〕 八大地獄の第二。ここに落ちた罪人は熱鉄の縄でしばられ,熱鉄の斧(オノ)・鋸(ノコギリ)で切りさかれるという。

こくじょく

こくじょく【国辱】
a national disgrace;a disgrace to a nation.→英和

こくじょく

こくじょく [0] 【国辱】
国,または国民にかかわる恥。国恥(コクチ)。「―ものの破廉恥な映画」

こくじら

こくじら [2] 【小鯨・児鯨】
コククジラの別名。

こくじん

こくじん [0] 【国人】
(1)ある国家または地域の人民。その国の人。国民。
(2)〔「こくにん」とも。その国に居ついている者の意〕
国衙(コクガ)の官人,中世後期の在地領主・地侍などの称。国衆(クニシユウ)。国人衆。

こくじん

こくじん【黒人】
a black;→英和
a Negro;→英和
<俗> a nigger.→英和
〜の女 a black woman;a Negress.→英和
‖黒人種 the blacks;the black people.黒人問題 the racial problem (アメリカでの).黒人霊歌 a Negro spiritual.

こくじん

こくじん [0] 【黒人】
黒色人種に属する人。ニグロ。

こくじんれいか

こくじんれいか [5] 【黒人霊歌】
〔black spirituals〕
奴隷制時代につくられたアメリカ黒人の民謡。聖書に取材した強い宗教色と独特なリズムが特徴。ブラック-スピリチュアルズ。

こくす

こく・す 【哭す】 (動サ変)
⇒こくする(哭)

こくすい

こくすい【国粋】
national characteristics.国粋主義 ultranationalism.→英和

こくすい

こくすい [0] 【国粋】
伝統に根ざしたその国固有の長所・美点。

こくすいかい

こくすいかい 【国粋会】
「大日本国粋会」の略称。

こくすいしゅぎ

こくすいしゅぎ [5] 【国粋主義】
自国民および自国の文化・伝統を他国より優れたものとして,排外的にそれを守り広げようとする考え方。

こくすうせん

こくすうせん [0] 【石数船】
和船の明治以後の呼称の一。船舶の登簿に際して和船の大きさを石数で算出したところから,西洋型船をトン数船というのに対していったもの。

こくする

こく・する [3] 【哭する】 (動サ変)[文]サ変 こく・す
(1)大声をあげて泣き叫ぶ。「村南村北に―・する声たえず/平家 11」
(2)古代中国で,死者をとむらう礼として大声で泣き叫ぶ。

こくする

こく・する [3] 【刻する】 (動サ変)[文]サ変 こく・す
(1)石・木などにほりつける。きざむ。「石上に弥陀三尊来迎の像を―・す/日本風景論(重昂)」
(2)〔版木をほる意から〕
本を出版する。「僕曾て書を―・せり/花柳春話(純一郎)」

こくする

こく・する [3] 【剋する・克する】 (動サ変)[文]サ変 こく・す
(1)克服する。打ち勝つ。「夫を―・する顔だ/吾輩は猫である(漱石)」
(2)五行説で,一つが他に勝つ。相剋する。

こくず

こくず [1] 【木屑】
⇒きくず(木屑)

こくせい

こくせい【国勢】
the conditions of a country.→英和
‖国勢調査 <take> a census.国勢調査員 a census taker.

こくせい

こくせい [0] 【国姓】
中国で,時の帝王の姓。漢の劉(リユウ),の類。

こくせい

こくせい [0] 【国勢】
(1)国の勢力。
(2)国の状態。一国の人口・産業・資源などのありさま。

こくせい

こくせい [0] 【国済】
中世,主に段銭・段米を荘園現地で守護の使節に納入すること。
⇔京済(キヨウセイ)

こくせい

こくせい [0] 【国政】
国の政治。国を治め,運営する行為。憲法上,天皇は国政に関与する権能を持たない。

こくせい

こくせい【国政】
(national) administration.→英和
国政選挙 a national election.

こくせい

こくせい [0] 【哭声】
泣き叫ぶ声。

こくせいちょうさ

こくせいちょうさ [5] 【国勢調査】
〔census〕
日本に居住するすべての人々を対象として,年齢・世帯・就業・住宅など人口の基礎的属性を知るための調査。1920年(大正9)に第一回調査を行い,45年(昭和20)を除いて五年ごとに実施されてきた。

こくせいちょうさけん

こくせいちょうさけん [7] 【国政調査権】
衆参両議院がその権能を有効に行使するため,自ら国政に関して調査を行いうる権限。

こくせき

こくせき [0] 【国籍】
一国の国民であるという身分・資格。日本では原則として,出生によって生じ,また帰化によって得られる。また,船や飛行機の,ある国への所属にもいう。「―を取得する」「―不明の船」

こくせき

こくせき【国籍】
<acquire,lose> one's nationality.〜不明の <a vessel> of unknown nationality.‖国籍不明機 an unidentified plane.二重国籍 double nationality.

こくせきさいばんかん

こくせきさいばんかん [7] 【国籍裁判官】
国際司法裁判所に付託された紛争の処理に際して,紛争当事国の裁判官がいない場合に臨時に選任される当事国の国籍を有する裁判官。

こくせきほう

こくせきほう 【国籍法】
日本国民の国籍の取得および喪失に関して定めた法律。旧国籍法を全面改正して1950年(昭和25)制定。

こくせん

こくせん【国選弁護人】
a court-appointed lawyer.

こくせん

こくせん 【石銭】
⇒こくぜに(石銭)

こくせん

こくせん [0] 【国宣】
国司や知行国主の命令を奉書の形式で公布した文書。鎌倉時代から室町初期にかけて多くみられる。「院宣・―を下さるるの上は/盛衰記 33」

こくせん

こくせん [0] 【国選】
国が選任すること。官選。

こくせんべんごにん

こくせんべんごにん [0] 【国選弁護人】
被告人が貧困その他の理由で弁護人を選任できないときに,裁判所が選任する弁護人。官選弁護人。
→私選弁護人

こくせんや

こくせんや 【国姓爺】
(1)鄭成功(テイセイコウ)の異名。
(2)人形浄瑠璃「国性爺合戦」の通称。また,その主人公の名。

こくせんやかっせん

こくせんやかっせん 【国性爺合戦】
人形浄瑠璃。時代物。近松門左衛門作。1715年初演。明朝から亡命した鄭芝竜(テイシリユウ)と日本女性との間に生まれた子鄭成功(テイセイコウ)(和藤内)が,明朝再興に活躍した史実をもとに,国姓爺(和藤内)を中心に脚色したもの。三段目の「楼門」「甘輝館(カンキヤカタ)」の段が最も有名。こくせんや。

こくぜ

こくぜ [1][0] 【国是】
国全体が正しいと認める,一国の政治上の方針。「平和共存を―とする」

こくぜ

こくぜ【国是】
<fix> a national[state]policy.

こくぜい

こくぜい [0] 【国税】
国が国民に賦課し,徴収する租税。所得税・法人税・相続税・消費税・酒税・登録免許税などがある。
→地方税

こくぜい

こくぜい [0] 【酷税】
過酷な税。重い税。重税。

こくぜい

こくぜい【国税】
a national tax.国税庁 the National Tax Administration Agency.

こくぜいきょく

こくぜいきょく [3] 【国税局】
国税庁が内国税の賦課徴収事務の一部を分掌させるため地方に設けた機関。東京国税局など全国に一一局あり,沖縄には沖縄国税事務所がある。

こくぜいさんぜい

こくぜいさんぜい [5] 【国税三税】
地方交付税の対象となる,所得税・法人税・酒税の三つをいう。

こくぜいせんもんかん

こくぜいせんもんかん [7] 【国税専門官】
国税庁が実施する国税専門官採用試験に合格し,国税局や税務署で納税申告の調査や指導を行う者。

こくぜいたいのうしょぶん

こくぜいたいのうしょぶん [9] 【国税滞納処分】
⇒滞納処分

こくぜいちょう

こくぜいちょう [3] 【国税庁】
内国税の賦課・徴収を主たる任務とする大蔵省の外局。税務署の指揮・監督,酒類の製造・販売の免許,税理士試験の実施なども行う。

こくぜいちょうしゅうほう

こくぜいちょうしゅうほう 【国税徴収法】
国税の滞納処分の手続きに関する規定を主要な内容とする国税の徴収に関する基本法。地方税の徴収などにも準用される。旧国税徴収法を全面改正して1959年(昭和34)制定。

こくぜいつうそくほう

こくぜいつうそくほう 【国税通則法】
国税に関する基本事項および共通規定を定める法律。各租税法に特則がない限り,すべての国税に適用される。1962年(昭和37)制定。

こくぜいはんそくとりしまりほう

こくぜいはんそくとりしまりほう 【国税犯則取締法】
国税に係る犯則事件について,その捜索や処分などの手続きを定めた法律。間接国税犯則者処分法を1948年(昭和23)に改正。

こくぜいふふくしんぱんじょ

こくぜいふふくしんぱんじょ [0][12] 【国税不服審判所】
内国税に関する処分についての審査請求に対する裁決を行う機関。1970年(昭和45)国税庁に付置された。

こくぜに

こくぜに 【石銭】
江戸時代の船役(フナヤク)(=船舶税)の一。大坂・長崎・浦賀などの港で,船石または積み荷高数に応じて課した税。こくせん。

こくそ

こくそ [1][0] 【木屎・粉糞・刻苧】
漆に繊維くずや木粉を練りまぜたもの。漆塗りの下地の合わせ目・割れ目などを埋めるために用いる。

こくそ

こくそ【告訴】
(an) accusation;→英和
a complaint.→英和
〜する accuse <a person of a crime> .→英和
〜を取り下げる withdraw a complaint.→英和
‖告訴状 a letter of complaint.告訴人 an accuser;a complainant.

こくそ

こくそ [1] 【国礎】
国家の基礎。国のもとい。

こくそ

こくそ [1] 【国訴】
江戸時代の農民闘争のうち,その規模が郡・国にまで拡大したものをいう。一九世紀初頭から明治維新期にかけて,特に畿内で頻発した。くにそ。

こくそ

こくそ [1] 【国祚】
国のさかえ。国のさいわい。

こくそ

こくそ [1] 【告訴】 (名)スル
犯罪による被害者またはそれに準ずる者が,捜査機関に対して犯罪事実を申告し,犯人の処罰を求める意思表示をすること。
→告発

こくそ

こくそ [3][1] 【蚕糞】
〔「こぐそ」とも〕
カイコのふん。

こくそう

こくそう【穀倉】
a granary.→英和

こくそう

こくそう【国葬】
<hold> a state[national]funeral <for a person> .

こくそう

こくそう [0] 【国葬】
国の儀式として国費で行う葬儀。

こくそう

こくそう [0] 【穀倉】
(1)穀物をたくわえておく倉庫。こくぐら。
(2)穀物を豊富に産する地域を比喩的にいう語。

こくそう

こくそう [0] 【国喪】
国民全体が喪(モ)に服すること。

こくそういん

こくそういん [3] 【穀倉院】
平安時代,畿内諸国からの調銭,無主の位田・職分田(シキブンデン)・没官田(モツカンデン)などからの穀物を納めた朝廷の倉庫。饗饌(キヨウセン)・救貧・学問料にあてた。

こくそうちたい

こくそうちたい [5][6] 【穀倉地帯】
穀物を豊富に産する地域。穀倉。

こくそく

こくそく [0] 【觳觫】 (ト|タル)[文]形動タリ
〔孟子(梁恵王上)〕
死を恐れるさま。びくびくするさま。「―として屠所に赴く牛羊の如く/経国美談(竜渓)」

こくそじょう

こくそじょう [0][3] 【告訴状】
告訴人が提出する告訴の書面。

こくそにん

こくそにん [0][3] 【告訴人】
告訴をした人。

こくそぼり

こくそぼり [0] 【木屎彫(り)】
塗り物の木地の継ぎ目に木屎をつめるための溝を浅く彫ること。

こくそわた

こくそわた [3] 【木屎綿】
木屎を作るための繊維くず。

こくぞう

こくぞう [0] 【国造】
⇒くにのみやつこ(国造)

こくぞう

こくぞう [0] 【穀象】
「穀象虫」の略。[季]夏。《―の自炊の米につきにけり/森川暁水》

こくぞうでん

こくぞうでん [3] 【国造田】
律令制下,職分田(シキブンデン)に準じて国造(クニノミヤツコ)に支給した田。

こくぞうむし

こくぞうむし [3] 【穀象虫】
オサゾウムシ科の甲虫。小形で体長約3ミリメートル。体は黒色ないし褐色で,頭の先が突き出て象の鼻に似ている。成虫は米や麦に穴をあけて産卵し,幼虫は内部からこれを食って育つ。世界各地に分布。こくぞう。
穀象虫[図]

こくぞく

こくぞく [0] 【国俗】
国の風俗。国風。くにぶり。

こくぞく

こくぞく [0] 【国賊】
国家に害を与える人。

こくぞく

こくぞく【国賊】
a traitor (to the country).→英和

こくたい

こくたい [0] 【黒体】
すべての波長の電磁波を完全に吸収すると考えられる物体。磁器などでできた放射を通さない中空の壁面に小さな穴をあけたものが実験に使われる。

こくたい

こくたい [0] 【国体】
(1)国家の状態。くにがら。
(2)国の体面。国の体裁。「―ヲケガス/ヘボン(三版)」
(3)主権の所在によって区別される国家形態。共和制・君主制など。
(4)天皇を倫理的・精神的・政治的中心とする国の在り方。第二次大戦前の日本で盛んに用いられた語。
(5)「国民体育大会」の略。

こくたい

こくたい【国体】
(1) national constitution[polity].(2) the National Athletic Meet (国民体育大会).

こくたいじ

こくたいじ 【国泰寺】
富山県高岡市にある臨済宗国泰寺派の本山。山号は,摩頂山。1327年,後醍醐天皇の勅により慈雲妙意が開山。

こくたいじは

こくたいじは 【国泰寺派】
国泰寺を本山とする臨済宗の一派。慈雲妙意を派祖とする。1879年(明治12)一派として独立。

こくたいのほんぎ

こくたいのほんぎ 【国体の本義】
文部省が1937年(昭和12)に配布した出版物。教育理念として神秘的国体論を強調。

こくたいほうしゃ

こくたいほうしゃ [5] 【黒体放射】
黒体から熱放射の形で放出される電磁波。温度と相関関係があり,ある物体から放出される放射エネルギーや色をはかることで,その温度を知ることができる。黒体輻射。

こくたいめいちょうもんだい

こくたいめいちょうもんだい 【国体明徴問題】
1935年(昭和10)美濃部達吉の天皇機関説に対し,これを排撃する一部国会議員・軍部・右翼諸団体が政府に迫って,天皇が統治権の主体であるとする国体明徴に関する声明を発せさせた事件。

こくたつ

こくたつ [0] 【告達】 (名)スル
組織の上位者から,命令や伝達事項などを告げ知らせること。「命令を―する」

こくたつじりゃく

こくたつじりゃく 【黒韃事略】
南宋の彭大雅・徐霆(ジヨテイ)のモンゴル帝国見聞録。1237年成立。創業時代の帝国の情勢・風俗・制度を知る上で重要な資料。

こくたに

こくたに [3] 【古九谷】
明暦(1655-1658)頃から元禄(1688-1704)初年の間に加賀国九谷で焼かれたと伝えられる色絵磁器。

こくたん

こくたん【黒檀】
《植》an ebony.→英和

こくたん

こくたん [3] 【黒炭】
⇒瀝青炭(レキセイタン)

こくたん

こくたん [3] 【黒檀】
(1)カキノキ科の常緑大高木。インド原産。葉は長楕円形で,革質。雌雄異花を同株につける。花は白色でカキの花に似る。心材は黒色で堅く,光沢があり,唐木の一種として家具・装飾材・細工物などにする。烏木(ウボク)。烏文木(ウブンボク)。
(2)材が{(1)}に似た熱帯産のカキノキ属の樹木の通称。

こくたんじゅうしつ

こくたんじゅうしつ コクタンジフ― [5] 【黒胆汁質】
ギリシャのヒポクラテスの体液説に基づく気質の四類型の一。陰気で憂鬱(ユウウツ)な気質。黒い胆汁によるとみられた。
→憂鬱質

こくだい

こくだい 【石代】
江戸時代,田畑の租税として,米の代わりに貨幣で納めたこと。また,その金。石代納(ノウ)。
→貫代

こくだい

こくだい [2] 【国内】
〔「だい」は漢音〕
⇒こくない(国内)

こくだいのう

こくだいのう 【石代納】
「石代(コクダイ)」に同じ。

こくだか

こくだか [2][0] 【石高】
(1)米穀の数量。
(2)近世,土地の表示に用いられた米の公定収穫高。検地によって定められ,年貢賦課の基準とされ,大名や武士の知行高の表示にも用いられた。
→貫高

こくだかせい

こくだかせい [0] 【石高制】
豊臣秀吉の石改めに始まり,地租改正によって廃止された,江戸時代の土地制度の原則。田畑や屋敷などの土地はすべて米の生産力に換算・表示され,そのことが百姓所持地(百姓高所持)から大名領知(石高知行制)にまで貫徹していた。

こくだち

こくだち [4][0] 【穀断ち】 (名)スル
修行や立願(リユウガン)などのため,ある期間,穀類を食べないこと。

こくち

こくち [1][0] 【告知】 (名)スル
(1)つげしらせること。一定の意思,または事実を通知すること。「納税期限を―する」「―板」
(2)〔法〕 契約当事者の一方の意思表示により契約を将来にむかって消滅させること。解約。
→解除

こくち

こくち【告知】
(a) notice.→英和
〜する notify.→英和
‖告知板 a notice[bulletin]board.納税告知書 a tax bill;tax papers.

こくち

こくち [1] 【国恥】
国家のはじ。国辱(コクジヨク)。

こくちぎむ

こくちぎむ [4] 【告知義務】
生命保険・火災保険などにおいて,保険契約者または被保険者が,保険契約締結に際し,重要な事実を告げなければならない,または重要な事実について偽りを告げてはならない義務。開示義務の一種。契約解除の原因となりうる。

こくちょ

こくちょ [1] 【国儲】
(1)国王・君主の後継者。
(2)奈良・平安時代,国衙(コクガ)の諸経費にあてるために正税(シヨウゼイ)の中から諸国に蓄えさせた官米。

こくちょう

こくちょう [0] 【国鳥】
その国のシンボルとして選ばれた鳥。日本ではキジ。

こくちょう

こくちょう [0] 【黒鳥】
カモ目カモ科の水鳥。全長約1.2メートル。体形はハクチョウに似るが,全体の羽色が黒色で,嘴(クチバシ)が赤い。オーストラリア南部とタスマニア島原産。動物園や公園でよく飼育される。ブラック-スワン。

こくちょう

こくちょう [0] 【告牒】
「度牒(ドチヨウ)」に同じ。

こくつぶ

こくつぶ [3][0] 【穀粒】
米や麦など,穀物類の粒。

こくてい

こくてい [0] 【国定】
国家が制定すること。

こくてい

こくてい【国定の】
state <textbooks> .→英和
国定公園 a quasi-national park.

こくていきょうかしょ

こくていきょうかしょ [7] 【国定教科書】
国(文部省)が著作し全国の学校で使用させた教科書。小学校教科書については1903年(明治36)に国定制度となり,第二次大戦中は師範学校・中等学校でも国定教科書が使用された。戦後は検定制となる。
→教科書検定

こくていこうえん

こくていこうえん [5] 【国定公園】
国立公園に準ずる自然の景勝地。環境庁長官が指定し,都道府県が管理する。
→国定公園[表]

こくてつ

こくてつ [0] 【国鉄】
「日本国有鉄道」の略。

こくてつ

こくてつ【国鉄】
Japanese National Railways <JNR> .⇒ジェーアール.

こくてん

こくてん [0][3] 【黒点】
(1)黒色の点。
(2)「太陽黒点」に同じ。

こくてん

こくてん【黒点】
a black spot.太陽の黒点 a sunspot;→英和
a macula.→英和

こくてん

こくてん [0] 【国典】
(1)国家の法典。国法。
(2)国家の式典。
(3)日本の典籍。国書。

こくてんし

こくてんし [3] 【告天子】
⇒こうてんし(告天子)

こくてんしゅうき

こくてんしゅうき [5] 【黒点周期】
太陽黒点の出現数の周期。太陽活動の周期でもある。この平均周期はほぼ11年。しかし,双極黒点の磁極のプラスとマイナスは周期ごとに逆に変わるので,磁性も含めると周期は平均22年。

こくでん

こくでん [0] 【国電】
旧国鉄のうち,大都市周辺の近距離電車線をいった語。

こくでん

こくでん【国電[旧称]】
<take> a National Railways electric train.

こくと

こくと [1] 【国都】
その国の首都。

こくとう

こくとう [0] 【黒糖】
黒砂糖(クロザトウ)。

こくとう

こくとう [0] 【黒頭】
髪の黒い頭。また,年の若い人。

こくとう

こくとう [0] 【黒陶】
中国の黄河下流域を中心に分布する新石器時代の,光沢のある薄手黒色の磨き土器。時代的には彩陶(サイトウ)につぐ。
→灰陶(カイトウ)
→彩陶
→竜山(リユウザン)文化

こくとうこう

こくとうこう [3] 【黒頭公】
(1)中国で,年若くして三公の位についた人。
(2)〔穂先が黒いところから〕
筆の異名。[伊京集]

こくとうしんしょく

こくとうしんしょく [5] 【谷頭浸食】
谷の最上流にある急斜部で,周囲から流入する表面水や斜面からの湧出水によって浸食が進み,谷頭が上流に後退して谷がしだいに延びる現象。

こくど

こくど [1] 【黒土】
(1)「くろつち(黒土){(2)}」に同じ。
(2)チェルノーゼム。

こくど

こくど【国土】
a country;→英和
(a) territory.→英和
国土計画(開発) national land planning (development).国土庁 the National Land Agency.

こくど

こくど [1] 【黒奴】
黒人の奴隷(ドレイ)。

こくど

こくど [1] 【国帑】
〔「帑」は金ぐらの意〕
国家の財産。国財。「―ムナシクナル/ヘボン(三版)」

こくど

こくど [1] 【国土】
(1)一国が領有する土地。国内の土地。
(2)土地。大地。「降る雨の―をうるほす/平家 1」
(3)ふるさと。郷土。

こくどう

こくどう [0] 【哭慟】 (名)スル
「慟哭(ドウコク)」に同じ。「いまだ今日の如く―し玉ひしことはなし/露子姫(忍月)」

こくどう

こくどう【国道】
a national road[highway].

こくどう

こくどう [0] 【国道】
全国的な幹線道路網を構成し,都道府県庁所在地や重要都市を連絡する道路。政令で指定される。一般国道と高速自動車国道とがある。

こくどかいふくせんそう

こくどかいふくせんそう 【国土回復戦争】
⇒レコンキスタ

こくどけいかく

こくどけいかく [4] 【国土計画】
国土の適切な利用,開発,保全を進めるための国家的・総合的な計画。

こくどじく

こくどじく [3] 【国土軸】
新幹線・高速道路・高規格通信網によって結ばれた,人口・産業が集積する軸状の地域。東京-大阪-広島-福岡が国土軸とされる。

こくどそうごうかいはつけいかく

こくどそうごうかいはつけいかく [1][9] 【国土総合開発計画】
国土総合開発法に基づいて作成される総合的計画。全国総合開発計画・都府県総合開発計画・地方総合開発計画・特定地域総合開発計画から成る。

こくどちたい

こくどちたい [4][5] 【黒土地帯】
肥沃な黒色土が広く分布し,世界的な小麦の産地になっている地帯。ウクライナから西シベリアの南部にかけての地域などをいう。
→チェルノーゼム

こくどちょう

こくどちょう [3] 【国土庁】
総理府の外局の一。国土の適正利用・地価対策・大都市の機能の改善など,国土に関する行政の総合的推進を任務とする。長官には国務大臣が当てられる。

こくどちりいん

こくどちりいん [5] 【国土地理院】
建設省の付属機関の一。旧陸軍参謀本部陸地測量部が戦後,地理調査所となり,1960年(昭和35)改称したもの。国土の測量,各種地形図・地勢図の作成などを行う。

こくどりようけいかくほう

こくどりようけいかくほう 【国土利用計画法】
総合的・計画的な国土の利用を図ることを目的とし,国・都道府県・市町村の国土利用計画の策定,土地利用基本計画の作成・土地取引の規制などを定めた法律。投機的取引による地価の急騰を防止するため,規制区域や監視区域の指定,一定規模以上の土地売買契約の届出義務などを定める。1974年(昭和49)制定。

こくない

こくない【国内】
the interior.→英和
〜の home;→英和
domestic;→英和
internal.→英和
〜に(で) in (within) the country.→英和
〜事情 domestic conditions.‖国内放送 the home service <of NHK> .

こくない

こくない [2] 【国内】
一国の領土内。国のうち。国のなか。
⇔国外

こくないかんぜい

こくないかんぜい [5] 【国内関税】
国内の特定地域の境界線を通過する貨物に対して賦課された一種の租税。封建時代の割拠制のもとで行われた。
⇔国境関税

こくないきんこう

こくないきんこう [5] 【国内均衡】
国内の経済活動の均衡がとれていること。インフレーションのない完全雇用の状態にあること。
⇔国際均衡

こくないこうろ

こくないこうろ [5] 【国内航路】
国内の港と港とを結ぶ航路。内国航路。

こくないしじょう

こくないしじょう [5] 【国内市場】
国内で供給者と需要者が取引を行う市場。

こくないしょう

こくないしょう【黒内障】
《医》amaurosis.→英和

こくないしょう

こくないしょう [3] 【黒内障】
⇒くろそこひ(黒底翳)

こくないせん

こくないせん [0] 【国内線】
航空路線で,自国内の空港と空港を結ぶもの。

こくないそうせいさん

こくないそうせいさん [7] 【国内総生産】
〔gross domestic product〕
国民総生産から海外で得た純所得を差し引いたもので,国内の経済活動の水準を表す指標となる。GDP 。

こくないはん

こくないはん [3] 【国内犯】
国内で行われた犯罪。国内とは,領土・領海・領空のほか,国内に登録した航空機・船舶も含まれる。
⇔国外犯

こくないほう

こくないほう [0][3] 【国内法】
一国家内において適用される法。国家法。

こくなおし

こくなおし [3] 【石直し】
検地によって,土地の石高を改めること。太閤(タイコウ)検地の天正の石直しが有名。石改め。

こくなん

こくなん [0][2] 【国難】
国家の危難。「未曾有の―」

こくなん

こくなん【国難】
a national crisis.

こくにん

こくにん [0] 【国人】
⇒こくじん(国人)(2)

こくねつ

こくねつ [0] 【酷熱】
きびしい暑さ。酷暑。

こくねつびょう

こくねつびょう [0] 【黒熱病】
⇒カラ-アザール

こくはく

こくはく [0] 【酷薄・刻薄】 (名・形動)[文]ナリ
むごく,思いやりがない・こと(さま)。「残忍な―な人間/平凡(四迷)」
[派生] ――さ(名)

こくはく

こくはく [0] 【告白】 (名)スル
(1)心の中に秘めていたことを,ありのままに打ち明けること。また,その言葉。「愛を―する」
(2)キリスト教で,自己の信仰を公に言い表すこと。また,自己の罪を神に告げ,罪の赦(ユル)しを求めること。
(3)広く告げ知らせること。広告。「―…予私塾を開き英学を教授す/新聞雑誌 18」

こくはく

こくはく [0] 【黒白】
⇒こくびゃく(黒白)

こくはく

こくはく【告白】
(a) confession;→英和
profession <of faith> .→英和
〜する confess;→英和
admit.→英和

こくはくきょうかい

こくはくきょうかい [5] 【告白教会】
ドイツ福音主義教会内にあって,ヒトラーの宗教政策に抵抗した教会。ナチスに呼応した「ドイツ-キリスト者」の運動に反対し,信仰と教会の独立を守る闘争を続けた。

こくはくろく

こくはくろく 【告白録】
(1)〔原題 (ラテン) Confessiones〕
アウグスティヌスの著作。回心に至る経緯を記した自伝的部分と,創世記冒頭の注解などからなる。罪の赦(ユル)しの体験を通じて神を賛美する。懺悔(ザンゲ)録。賛美録。
(2)〔原題 (フランス) Les Confessions〕
ルソーの自伝。1765〜70年執筆。死後の1781年,88年刊。己の内面をありのままに掘り下げた半生の回想。その強い自我解放の精神は,のちのロマン主義文学運動の先駆をなした。懺悔録。

こくはつ

こくはつ [0] 【黒髪】
黒くつややかな髪。くろかみ。

こくはつ

こくはつ【告発】
(a) prosecution;an indictment;→英和
charge.→英和
〜する prosecute;→英和
indict;→英和
charge <a person with murder> .‖告発者 a prosecutor.

こくはつ

こくはつ [0] 【告発】 (名)スル
(1)悪事・不正などをあばくこと。
(2)犯人および告訴権者以外の者が捜査機関に対し犯罪事実を申告して,その捜査と被疑者の訴追を求めること。「脱税を―する」
→告訴

こくはつじょう

こくはつじょう [0][4] 【告発状】
犯罪を告発するため捜査機関に差し出す書面。

こくはん

こくはん [0] 【国判】
奈良・平安時代,国司が文書に証明や承認の言葉を添えて行なった署名。また,その文書。

こくはん

こくはん [0] 【刻板・刻版】
版木にきざむこと。また木版で印刷すること。

こくはん

こくはん [0] 【黒斑】
黒い斑点。

こくはんびょう

こくはんびょう [0] 【黒斑病】
サツマイモ・ナシなどの病害の一。カビの寄生によって,葉・根・果実に黒褐色の病斑ができるもの。

こくばく

こくばく 【幾許く】 (副)
〔「ここばく」の転か〕
「ここば(幾許)」に同じ。「―の上手どもにまされり/宇津保(吹上・下)」

こくばん

こくばん [0] 【黒板】
白墨で字や絵を書き示すのに用いる黒色の板。緑色のものもある。

こくばん

こくばん【黒板】
a blackboard.→英和
黒板拭き an eraser.

こくひ

こくひ [1] 【国費】
国庫から支出する費用。

こくひ

こくひ【国費】
national expenditure.〜で at the expense of the state[government].→英和

こくひしょう

こくひしょう [0] 【黒皮症】
皮膚に黒褐色ないし紫褐色の色素沈着を生じた状態。アジソン病,ヒ素中毒,化粧品や香料による皮膚炎が原因となってしみのできる女子顔面黒皮症が有名。

こくひょう

こくひょう [0] 【黒表】
ブラック-リスト。

こくひょう

こくひょう [0] 【酷評】 (名)スル
手きびしく批評すること。「新作を―する」

こくひょう

こくひょう【酷評】
(a) severe criticism.〜する criticize severely.

こくひん

こくひん [0] 【国賓】
外国から公式の資格で来訪し,国が国費で応接する賓客のうち,元首・首相・特使など。
→公賓

こくひん

こくひん【国賓】
a state[national]guest.

こくび

こくび【小首をかしげる】
incline one's head to one side.

こくび

こくび [0] 【小首・小頸】
〔「こ」は接頭語〕
首。ちょっとした首についての動作についていう。

こくび=をかしげる

――をかし・げる
不審に思ったり,不思議に思ったりしてちょっと首をかたむける。小首をかたむける。

こくび=を傾(カタム)ける

――を傾(カタム)・ける
⇒小首(コクビ)をかしげる

こくびゃく

こくびゃく [0] 【黒白】
〔「びゃく」は呉音〕
(1)黒い色と白い色。黒いものと白いもの。
(2)〔「白」は善,「黒」は悪の意に用いて〕
正と邪。有罪と無罪。「裁判で―をつける」

こくびゃく

こくびゃく【黒白】
black and white;right and wrong (正邪).〜を明らかにする(争う) decide (dispute as to) which is right.

こくびゃく=を争(アラソ)う

――を争(アラソ)・う
物事の是非・正邪をはっきりさせる。くろしろをつける。「法廷で―・う」

こくびゃく=を弁ぜず

――を弁ぜず
物事の是非・正邪の区別ができない。

こくびゃく=を明らかにする

――を明らかにする
正邪・善悪など,物事の道理をはっきりさせる。

こくふ

こくふ [1] 【国富】
(1)国の経済力。国全体の富(トミ)。
(2)一国の再生産可能な全有形資産に,対外資産と対外負債の差額を加えたもの。国民所得を生み出す源泉であり,貨幣や株式・債券は含まれない。国民資本。

こくふ

こくふ [1] 【国府】
(1)〔「こくぶ」「こふ」とも〕
律令制下,諸国に置かれた政庁。また,その所在地。国衙(コクガ)。府中。
(2)「中華民国国民政府」の略称。

こくふ

こくふ【国富】
national wealth.国富論 The Wealth of Nations (Adam Smith の).

こくふ

こくふ [1] 【国符】
律令制下,国司が郡司に下した公文書。

こくふ

こくふ [1] 【国父】
国民から父のように尊敬される人。

こくふう

こくふう [0] 【国風】
(1)その国や地方特有の風俗・習慣。くにぶり。
(2)中国最古の詩集「詩経」のうち,民謡の載っている部立の名。
(3)ある地方の風俗・習慣を表すような俗謡。「今は昔―の歌に/仮名草子・浮世物語」
(4)和歌。

こくふう

こくふう [0] 【黒風】
黒雲や砂塵をともなって吹く強い風。旋風。暴風。

こくふうはくう

こくふうはくう [5] 【黒風白雨】
〔「白雨」はにわか雨〕
風が激しく吹き,強い雨の降ること。暴風雨。

こくふうぶんか

こくふうぶんか [5] 【国風文化】
平安中期から後期にかけて発達した日本風の貴族文化。遣唐使の中止によって唐風が薄れ,仮名文学・寝殿造り・大和絵・浄土教芸術などが発達した。

こくふく

こくふく【克服】
conquest.→英和
〜する conquer;→英和
overcome <a difficulty> .→英和

こくふく

こくふく [0] 【克復】 (名)スル
困難に打ち勝って,もとの平和な状態にもどすこと。

こくふく

こくふく [0] 【克服】 (名)スル
努力して困難な状態を乗り越えること。「悪条件を―する」

こくふろん

こくふろん 【国富論】
〔原題 An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations〕
経済学書。アダム=スミス著。1776年刊。資本主義社会の構造を,分業と労働価値説とに基づいて分析した古典学派の代表作。諸国民の富。

こくふん

こくふん [2][0] 【穀粉】
穀物をひいて粉にしたもの。

こくぶ

こくぶ 【国分】
姓氏の一。

こくぶ

こくぶ 【国分】
(1)鹿児島県,鹿児島湾の北岸にある市。タバコの産地。
(2)「国分タバコ」の略。

こくぶせいがい

こくぶせいがい 【国分青厓】
(1857-1944) 明治〜昭和期の漢詩人。仙台の人。名は高胤,字(アザナ)は子美,青厓は号。新聞「日本」に時事を諷した詩を寄せて注目された。著「青厓詩存」

こくぶん

こくぶん [0] 【国文】
(1)日本語で書かれた文章。
(2)「国文学」「国文科」の略。

こくぶん

こくぶん 【国分】
姓氏の一。

こくぶん

こくぶん 【告文】
⇒こうもん(告文)

こくぶん

こくぶん【告文】
an announcement;a manifesto.→英和

こくぶんいちたろう

こくぶんいちたろう 【国分一太郎】
(1911-1985) 教師・教育評論家。山形県生まれ。山形師範学校卒。綴(ツヅ)り方教師として活躍,第二次大戦後は,教育評論家として,綴り方教育の普及に尽力。

こくぶんか

こくぶんか [0] 【国文科】
大学で,日本文学・日本語などを学習・研究する学科。国文。

こくぶんがく

こくぶんがく [3] 【国文学】
日本の文学。また,日本の文学を研究する学問。国文。

こくぶんがく

こくぶんがく【国文学(科)】
(the department of) Japanese literature.

こくぶんがくけんきゅうしりょうかん

こくぶんがくけんきゅうしりょうかん 【国文学研究資料館】
文部省所管の研究機関。文部省史料館を組み入れて1972年(昭和47)創設。国文学に関する文献その他の資料の調査研究・収集などを行う。大学共同利用機関の一。東京都品川区にある。

こくぶんじ

こくぶんじ 【国分寺】
(1)東京都中部,武蔵野台地にある市。市南部に武蔵国分寺跡がある。住宅地として発展。
(2)栃木県南部,下都賀(シモツガ)郡の町。カンピョウの産地。下野(シモツケ)国分尼寺跡がある。
(3)香川県北部,綾歌(アヤウタ)郡の町。本津(ホンヅ)川上流域に位置する。讃岐(サヌキ)国分寺,国分尼寺跡がある。

こくぶんじ

こくぶんじ [0][5] 【国分寺】
741年,聖武天皇の勅願により,国ごとに建てられた官寺。正式には僧寺を金光明四天王護国之寺,尼寺を法華滅罪之寺といい,奈良の東大寺を総国分寺,法華寺を総国分尼寺とした。普通には僧寺をさす。

こくぶんにじ

こくぶんにじ [5] 【国分尼寺】
聖武天皇の勅願によって国分寺とともに国ごとに建てられた尼寺。法華経を講じさせ,奈良の法華寺を総国分尼寺とした。
→国分寺

こくぶんぽう

こくぶんぽう【国文法】
Japanese grammar.

こくぶんぽう

こくぶんぽう [3] 【国文法】
国語の文法。日本語の文法。

こくぶタバコ

こくぶタバコ [4] 【国分―・国府―】
国分市から産する上質のタバコ。

こくへい

こくへい [0] 【国柄・国秉】
〔「柄」「秉」ともに権勢の意〕
国家を統治する権力。国権。

こくへい

こくへい [0] 【国幣】
国司が神社に奉った幣帛(ヘイハク)。
→官幣

こくへいしゃ

こくへいしゃ [3] 【国幣社】
(1)「延喜式(神名帳)」に記載された神社のうち,国司より幣帛を奉献した神社。
(2)明治になって制定された社格のうち,国庫より幣帛を捧げた神社。大・中・小の別がある。国土経営に功績のあった神をまつるものが多い。第二次大戦後廃止。国社。
→社格

こくへん

こくへん [0] 【黒変】 (名)スル
色が黒くかわること。

こくべつ

こくべつ [0] 【告別】 (名)スル
別れをつげること。いとまごい。「まのあたり―することを得なかつた/伊沢蘭軒(鴎外)」

こくべつ

こくべつ【告別】
leave-taking.〜する take leave <of> ;say good-by.〜の辞 a farewell address.‖告別式 a farewell ceremony[service (死者の)].

こくべつしき

こくべつしき [4] 【告別式】
(1)死者の霊に対して,別れをつげる儀式。
(2)送別の式。離任式。

こくべり

こくべり [0] 【穀減り】
(1)穀物を搗(ツ)いたために量が減ること。つきべり。
(2)貯蔵中・運搬中に,穀物の量が減ること。

こくほ

こくほ [1] 【国保】
「国民健康保険」の略。

こくほ

こくほ [1] 【国歩】
国の前途。国の運命。「―やうやく進みて/小説神髄(逍遥)」

こくほう

こくほう【国法】
<obey,violate> the laws of the country.→英和
〜をもって <prohibit> by law.

こくほう

こくほう [0] 【国法】
(1)一国家の法。国のおきて。「―を犯す」
(2)憲法。

こくほう

こくほう【国宝】
a national treasure.

こくほう

こくほう [0] 【国宝】
(1)国のたから。
(2)重要文化財のうち,特に文化史的価値の高い建築物・美術工芸品・古文書など。文部大臣が指定し,国が保護・管理する。

こくほうがく

こくほうがく [3] 【国法学】
〔(ドイツ) Staatsrechtslehre〕
(1)国家の法的性格・形態・権限の分配など,国家を法学的に考察する学問。
(2)憲法についての学問をいう語。

こくほん

こくほん [0] 【国本】
国の基礎。国のもとい。

こくほん

こくほん [0] 【刻本】
版木に刻んで印刷した書物。版本。

こくほんしゃ

こくほんしゃ [3] 【国本社】
1924年(大正13)平沼騏一郎(キイチロウ)が結成した国家主義的思想団体。二・二六事件後,解散。

こくぼ

こくぼ [1][0] 【国母】
⇒こくも(国母)

こくぼう

こくぼう【国防】
<strengthen the> national defense.‖国防省(長官) <米> the Department (Secretary) of Defense.国防費(計画) national defense expenditure (program).

こくぼう

こくぼう [0] 【国防】
外敵の侵略から国を守ること。国の防衛。

こくぼうかいぎ

こくぼうかいぎ [5] 【国防会議】
国防の基本方針・防衛計画の大綱・防衛出動の可否など,国防に関する重要事項を審議するため,内閣におかれた機関。1956年(昭和31)設置され86年廃止,新たに安全保障会議となる。

こくぼうしょく

こくぼうしょく [3] 【国防色】
もと日本陸軍の軍服の色で,カーキ色。また,それに類似した色をいう。

こくぼうそうしょう

こくぼうそうしょう [5] 【国防総省】
アメリカ合衆国の中央官庁の一。1949年国家軍事機構を改組して設立。陸海空の三軍を統轄する。ペンタゴン。

こくぼうひ

こくぼうひ [3] 【国防費】
⇒軍事費(グンジヒ)

こくぼうふじんかい

こくぼうふじんかい 【国防婦人会】
⇒大日本国防婦人会(ダイニホンコクボウフジンカイ)

こくぼたん

こくぼたん [3] 【黒牡丹】
(1)紫黒色の牡丹の花。
(2)〔唐の劉訓(リユウクン)が牡丹観賞と称して人を招き,数百頭の水牛をつないで,これが劉氏の黒牡丹だと言ったという「分類東坡詩(墨花・注)」の故事から〕
牛の異名。

こくまい

こくまい [0] 【黒米】
⇒くろごめ(黒米)

こくみん

こくみん [0] 【国民】
(1)国家を構成する成員。また,その国の国籍をもつ人々。国家の統治の主体として国政に参加する地位にある場合は「公民」,君主国などにおいて統治の客体である場合には「臣民」とも呼ばれる。
(2)平安時代,国衙領(コクガリヨウ)の民をいう。
(3)中世,大和国春日社・興福寺領内で末社の神主をつとめていた地侍。

こくみん

こくみん【国民】
a nation;→英和
a people;→英和
<米> a citizen (一人);→英和
<英> a subject (一人).→英和
〜の national.→英和
‖国民栄誉賞 the National Medal of Honor.国民休暇村 a People's Holiday Village.国民金融公庫 the People's Finance Corporation.国民健康保険 the national health insurance.国民祝日 a national holiday.国民純生産 the net national product <N.N.P.> .国民性 the national character[traits].(年間)国民総所得 the national income.国民総生産 the gross national product <G.N.P.> .国民体育大会 ⇒国体.国民投票 <hold> a plebiscite;a (national) referendum.国民年金 a national pension.

こくみんいりょうひ

こくみんいりょうひ [6] 【国民医療費】
国民全体が一年間に傷病治療のために医療機関に支払った費用の総額。診療報酬額・薬剤支給額のほか健康保険などで支払われる看護費などを含む。

こくみんえいよしょう

こくみんえいよしょう [7] 【国民栄誉賞】
広く各界各層の国民に敬愛される人柄をもち,かつ広く国民に親しみのある分野で前人未到の業績をあげ,社会に明るい希望と話題を与えた人に贈られる賞。1977年(昭和52)創設。

こくみんかいぎは

こくみんかいぎは 【国民会議派】
現代インドの保守政党。1885年開催の国民会議に起源をもつ。初期の対英協調から次第に民族意識を強め,第一次大戦以後,ガンジーやネールの指導のもとに独立運動を展開,1947年の独立後インド連邦政府の与党として政権を担当。

こくみんかいねんきん

こくみんかいねんきん [7] 【国民皆年金】
すべての国民がなんらかの公的年金制度の適用を受けている状態。わが国では,1961年(昭和36)の国民年金制度の実施により実現。皆年金。

こくみんかいへい

こくみんかいへい [0] 【国民皆兵】
国民すべてが兵役に服し,戦う義務のあること。

こくみんかいほけん

こくみんかいほけん [7] 【国民皆保険】
すべての国民がなんらかの公的な医療保険制度に加入している状態。日本国民は政府管掌保険・組合管掌保険・各種共済組合・船員保険・国民健康保険のうち,いずれかに加入することになっている。皆保険。

こくみんかくめい

こくみんかくめい [5] 【国民革命】
中国国民党によって実践された革命。一般に1924年の国民党の改組,第一次国共合作から北伐の完成までの時期をいう。第一次国内革命戦争。

こくみんかくめいぐん

こくみんかくめいぐん 【国民革命軍】
1925年に結成された中国国民党の軍隊。反帝・反封建をめざす北伐戦争の主力となった。

こくみんがくは

こくみんがくは [5] 【国民楽派】
一九世紀にボヘミア・ロシア・北ヨーロッパから起こった音楽運動。西ヨーロッパの技法・様式を踏襲しつつ,自国の民族性を主張・表現しようとするもの。

こくみんがっこう

こくみんがっこう [5] 【国民学校】
1941年(昭和16)から47年までの日本の初等普通教育機関の名称。「国民学校令」に基づき,従来の小学校を改称し,初等科六年,高等科二年を義務教育年限とした。

こくみんきゅうかむら

こくみんきゅうかむら [0] 【国民休暇村】
環境庁の指導のもとに設置・運営される,国民のためのレクリエーション施設。海や山,スキーなどが楽しめる国立・国定公園内の景勝地にあり,宿泊設備をもつ。

こくみんきょうかい

こくみんきょうかい 【国民協会】
(1)1892年(明治25)官僚出身の代議士を中心として組織された団体。政府擁護の立場をとり,1899年帝国党となる。
(2)1933年(昭和8),日本主義を主唱する赤松克麿らにより結成された文化運動の団体。37年に日本革新党となる。

こくみんきょうどうとう

こくみんきょうどうとう 【国民協同党】
1947年(昭和22),協同民主党と国民党が合同して結成した中間派政党。議会主義,協同主義を掲げ,片山・芦田両内閣に参加。50年,日本民主党野党派と合同して国民民主党を結成,解党。

こくみんきんゆうこうこ

こくみんきんゆうこうこ [9] 【国民金融公庫】
1949年(昭和24),庶民金庫・恩給金庫を承継して発足した全額政府出資の金融機関。他の金融機関から融資を受けるのが困難な零細企業や国民大衆に事業資金を貸し付けることを目的とする。

こくみんきんろうどういんれい

こくみんきんろうどういんれい 【国民勤労動員令】
太平洋戦争末期,労働力根こそぎ動員と空襲時の要員確保のための勅令。1945年(昭和20)3月公布。国民徴用令・労務調整令・女子挺身勤労令など五勅令を廃止・統合し内容を強化した。

こくみんぎかい

こくみんぎかい [5] 【国民議会】
フランスにおける議会の名。
(1)フランス革命における最初の議会。1789年,三部会の身分別審議・票決に反対する第三身分議員を中心に成立。
(2)普仏戦争後,第二帝政が崩壊したのちボルドーで開会した議会。1875年の憲法を制定し第三共和制を確定した。
(3)第二次大戦後の第四共和制・第五共和制下の議会。

こくみんぎゆうたい

こくみんぎゆうたい 【国民義勇隊】
太平洋戦争末期の1945年(昭和20)3月,防空および空襲被害の復旧などに全国民を動員するために作られた組織。

こくみんぐん

こくみんぐん [3] 【国民軍】
(1)広く国民によって編制される一国の軍隊。傭兵(ヨウヘイ)軍に対していう。
(2)フランスで1789年,市民が自衛のため組織した軍隊。主として治安維持にあたった。
(3)旧日本軍において,国民兵によって編制された軍隊。戦時に,地域の治安維持・警備にあたった。

こくみんけいざい

こくみんけいざい [5] 【国民経済】
一国を単位とする経済活動。同一の貨幣金融制度・経済政策・社会制度のもとに営まれるもの。個別経済や国際経済に対していう。

こくみんけいざいけいさん

こくみんけいざいけいさん [9] 【国民経済計算】
一国の経済活動の循環過程や相互関係などを,企業会計と同様な手法で包括的に記録する計算体系。現在では1968年に国連が提示した新 SNA と呼ばれる方式が標準的。社会会計。
→新 SNA

こくみんけんこうほけん

こくみんけんこうほけん [9] 【国民健康保険】
被用者の健康保険の適用を受けない農民や自営業者などに対して実施される健康保険。1958年(昭和33)制定の国民健康保険法に基づくもので,保険者は市町村および特別区または国民健康保険組合。国保。

こくみんこうえん

こくみんこうえん [5] 【国民公園】
国が設置・管理する公園で,都市公園・自然公園以外のもの。皇居外苑・新宿御苑・京都御苑がある。

こくみんこうかい

こくみんこうかい [5] 【国民公会】
フランス革命期,立法議会にかわって開かれた議会。1792年に普通選挙で成立。共和制を宣言し,ルイ一六世を処刑。ジャコバン派が指導権を握りジロンド派を追放したが,総裁政府成立により解散。

こくみんこっか

こくみんこっか [5] 【国民国家】
封建制の身分制的枠組みを破り国民的同一性を基礎として成立した近代的中央集権国家。近代国家。民族国家。

こくみんしゅぎ

こくみんしゅぎ [5] 【国民主義】
国民的統一のもとに国民の政治への参加による近代国家の形成・発展を目指す立場。ナショナリズム。

こくみんしゅくしゃ

こくみんしゅくしゃ [6] 【国民宿舎】
厚生年金保険などの積立金から地方自治体が還元融資を得て建てた宿泊施設。

こくみんしゅけん

こくみんしゅけん [0][5] 【国民主権】
⇒主権在民(シユケンザイミン)

こくみんしょとく

こくみんしょとく [5] 【国民所得】
一国において一定期間(通常一年間)に新たに生み出された価値(付加価値)の総額。生産・分配・支出のそれぞれの観点から生産国民所得・分配国民所得・支出国民所得の三つの分類の仕方がある。国民純生産から間接税を引き補助金を加えた額に等しい。

こくみんしんさ

こくみんしんさ [5] 【国民審査】
国民が直接に公務員あるいは法律を審査する制度。日本では最高裁判所の裁判官に対して,衆議院選挙の際に行われ,有効投票の過半数が罷免を可とする時,その裁判官は罷免される。

こくみんしんぶん

こくみんしんぶん 【国民新聞】
1890年(明治23)徳富蘇峰が創刊した日刊新聞。平民主義を掲げて出発したが,のち国権主義に転じた。1942年(昭和17)「都新聞」と合併,「東京新聞」となった。

こくみんじゅんせいさん

こくみんじゅんせいさん [7] 【国民純生産】
〔net national product〕
国民総生産から資本減耗分を差し引いたもの。一定期間内(通常は一年間)に国民経済が作り出した生産物の純価値を示す。NNP 。

こくみんせい

こくみんせい [0] 【国民性】
価値観・行動様式・気質などに関して,ある国民に共通して見られる特徴。

こくみんせいかつはくしょ

こくみんせいかつはくしょ [9] 【国民生活白書】
経済企画庁が毎年発表する国民生活全般についての年次報告書。消費者物価指数・家計調査・給与統計・雇用統計など,生活の諸側面から国民生活の実態を解明する。

こくみんせいかつセンター

こくみんせいかつセンター 【国民生活―】
国民生活センター法(1970年制定)により設立された特殊法人。国民生活に関する情報の提供・調査研究を行うことを目的とし,普及啓発事業・相談事業・商品テスト事業などを行う。

こくみんせいしんそうどういんうんどう

こくみんせいしんそうどういんうんどう [5][7] 【国民精神総動員運動】
日中戦争開始後第一次近衛内閣により行われた国民を戦争に協力させるための運動。1937年(昭和12)挙国一致・尽忠報国・堅忍持久を目標に国民精神総動員中央連盟・大政翼賛会などが推進。

こくみんせいとう

こくみんせいとう [5] 【国民政党】
特定の階層の利益を代表するのでなく,国民全体の利害を代表し,行動することを標榜している政党。

こくみんせいふ

こくみんせいふ [5] 【国民政府】
中国国民党の指導下に組織された政府。正式には中華民国国民政府。1925年広州に樹立。北伐の途中,南京政府と武漢政府に分裂したが,蒋介石のもとに統一された。49年,内戦に敗れて台湾に逃れた。

こくみんせんせん

こくみんせんせん [5] 【国民戦線】
フランスのファシスト諸団体が,人民戦線に対抗して,1935年組織した連合組織。

こくみんそうししゅつ

こくみんそうししゅつ [7] 【国民総支出】
〔gross national expenditure〕
支出面から国民総生産をとらえたもの。一定期間(通常一年間)に政府・企業・国民が消費や投資に支出した総額と経常海外余剰の合計。GNE 。

こくみんそうせいさん

こくみんそうせいさん [7] 【国民総生産】
〔gross national product〕
一国において一定期間(通常一年間)に生産された財貨・サービスを市場価格によって評価した総計。ただし,企業間で売買される原材料は除く。一国の経済の大きさを測る尺度となる。GNP 。

こくみんたいいくたいかい

こくみんたいいくたいかい [9] 【国民体育大会】
アマチュアリズムとスポーツ精神を高揚し,国民の健康増進と体力向上を図り,あわせて地方スポーツの振興を目的として,毎年,都道府県対抗で行われる総合競技大会。冬季・夏季・秋季に分けて行われる。1946年(昭和21),第一回大会。国体。

こくみんちょうようれい

こくみんちょうようれい 【国民徴用令】
1939年(昭和14),国家総動員法に基づいて公布・施行された勅令。戦時における労働力確保のため,強制的に国民を徴用することを目的とした。45年廃止。

こくみんてき

こくみんてき [0] 【国民的】 (形動)
国民全体にかかわるさま。「―な英雄」「―論議をおこす」

こくみんとう

こくみんとう 【国民党】
(1)「立憲国民党」に同じ。
(2)「中国国民党」に同じ。

こくみんとうひょう

こくみんとうひょう [5] 【国民投票】
議員その他の公務員の選挙以外の国政の重要な事項について,国民一般が行う投票。日本国憲法は,憲法改正についてこれを認めている。
→レファレンダム

こくみんねんきん

こくみんねんきん [5] 【国民年金】
国民の老齢・障害・死亡に関して必要な給付を行う年金制度。1959年(昭和34)制定の国民年金法により設けられ,被用者年金の被保険者以外の者を対象としたが,86年からの基礎年金を柱とする新制度により,満二〇歳以上六〇歳未満の者を被保険者とする。給付には,老齢基礎年金・障害基礎年金・遺族基礎年金と付加年金・寡婦年金・死亡一時金がある。

こくみんねんきんききん

こくみんねんきんききん [9] 【国民年金基金】
自営業者など国民年金加入者に対する基礎年金の上乗せ年金制度。被用者の加入している厚生年金などとの格差是正のため,1992年(平成3)創設。

こくみんのしゅくじつ

こくみんのしゅくじつ 【国民の祝日】
日本国民の祝祭日。旧来の祝祭日に代わって1948年(昭和23)7月制定され,この後増加して一三の祝日がある。元日・成人の日(一月一五日)・建国記念の日(二月一一日)・春分の日・みどりの日(四月二九日)・憲法記念日(五月三日)・こどもの日(五月五日)・敬老の日(九月一五日)・秋分の日・体育の日(一〇月一〇日)・文化の日(一一月三日)・勤労感謝の日(一一月二三日)・天皇誕生日(一二月二三日)。海の日(七月二〇日)は,1996年(平成8)より施行。
→国民の祝日[表]

こくみんのとも

こくみんのとも 【国民之友】
評論雑誌。徳富蘇峰の民友社が1887年(明治20)創刊,98年廃刊。平民主義を掲げて急速な成長をとげたが,蘇峰が国権主義に転身するに及び衰退した。

こくみんはつあん

こくみんはつあん [5] 【国民発案】
⇒イニシアチブ

こくみんふく

こくみんふく [3] 【国民服】
1940年(昭和15)国民の着用すべきものとして制定された服。軍服に似た形の男子服のほか,女性(女学生)用のものもあった。

こくみんふくししひょう

こくみんふくししひょう [8] 【国民福祉指標】
〔net national welfare〕
国民の福祉水準を測る指標。国民総生産( GNP )から軍備など福祉に役立たない部分を控除し,福祉に不可欠な余暇・家事労働などを加算したもの。国民純福祉。NNW 。

こくみんふたんりつ

こくみんふたんりつ [6] 【国民負担率】
租税負担額と社会保障負担額の合計の,国民所得に対する割合。

こくみんぶんがく

こくみんぶんがく [5] 【国民文学】
一国の国民性・民族性がよく表された,その国特有の文学。また,その国で最も広く愛読されている,その国を代表する文学。

こくみんへい

こくみんへい [3] 【国民兵】
国民兵役に編入された者。

こくみんへいえき

こくみんへいえき [5] 【国民兵役】
旧兵役の一種。常備兵役を終えた者および補充兵役を終えた者が服する第一国民兵役と,常備兵役・後備兵役・補充兵役および第一国民兵役にはいらない年齢一七歳から四五歳までの者が服する第二国民兵役とに分かれていた。

こくみんほけんたいそう

こくみんほけんたいそう [8] 【国民保健体操】
ラジオ体操の正式名。

こくむ

こくむ [1] 【国務】
(1)国政に関する仕事。日本国憲法では,内閣の行う行政事務をさす。
(2)律令制で,国衙(コクガ)の仕事。また,それを行う人。「当時の―なりければ,源三位入道の子息仲綱に仰せつけられぬ/盛衰記 18」

こくむ

こくむ【国務】
the affairs of state;state affairs.‖国務省(長官) the Department (Secretary) of State.国務大臣 a minister of state.

こくむいん

こくむいん [3] 【国務院】
中華人民共和国の最高行政機関。日本の内閣にあたるもの。国務院総理を首相と呼ぶ。

こくむしょう

こくむしょう [3] 【国務省】
アメリカ合衆国の行政機関の一。外交関係を扱う。他の国の外務省にあたる。

こくむしょう

こくむしょう [3] 【国務相】
国務大臣の通称。特に,無任所大臣をいう。

こくむだいじん

こくむだいじん [4] 【国務大臣】
内閣を構成する大臣。普通,内閣総理大臣以外の大臣をいう。

こくむちょうかん

こくむちょうかん [4] 【国務長官】
アメリカ合衆国の国務省の長官。閣僚の首席。

こくめい

こくめい [0] 【克明】 (形動)[文]ナリ
(1)こまかな点にまで念を入れてはっきりとさせるさま。丹念。「一日の行動を―に記す」
(2)人柄がまじめなさま。実直。律儀(リチギ)。「―で分別のありさうな顔/高野聖(鏡花)」
[派生] ――さ(名)

こくめい

こくめい [0] 【国命】
国家の命令。朝命。「―を奉ずる」

こくめい

こくめい [0] 【刻銘】
金属や石の器物に製作者の名などを刻むこと。また,その刻まれた文字。

こくめい

こくめい【克明な(に)】
faithful(ly) (忠実);→英和
conscientious(ly) (良心的);→英和
scrupulous(ly) (綿密);→英和
painstaking(ly).→英和

こくめい

こくめい [0] 【国名】
国の名称。国号。

こくめんのしょう

こくめんのしょう 【国免の荘】
平安時代以降,国司の免判のみで不輸権を得た荘園。
→官省符荘(カンシヨウフシヨウ)

こくも

こくも [1] 【国母】
(1)天皇の母。皇太后。国の母。こくぼ。「入道相国の御娘なるうへ,天下の―にてましましければ/平家 1」
(2)〔国民の母の意から〕
皇后。国の母。こくぼ。「すぐれたる―は己が徳のあるを頼みて/宇津保(初秋)」

こくもち

こくもち [2][0] 【石持・黒餅】
(1)紋を入れる部分を白く染め残した衣服。買い求めたあとで自家の紋を入れる。出来合いの紋付。
(2)家紋の一。黒または白の円。丸餅をかたどったもので,古くは黒の円のものをいう。他の紋の輪郭としても用いられる。
→白餅(シロモチ)

こくもつ

こくもつ【穀物】
<米> grain;→英和
<英> corn;→英和
cereals (穀類).

こくもつ

こくもつ [2] 【穀物】
農作物のうち,種子を食用とするため栽培されるもの。米・麦・粟(アワ)・稗(ヒエ)・豆・黍(キビ)・とうもろこしなど。多く,主食とされる。穀類。

こくもつげんかい

こくもつげんかい [5] 【穀物限界】
穀物の作物限界。

こくもつほう

こくもつほう 【穀物法】
穀物の生産を助成し輸入に制限を加えたイギリスの法律。1689年に制定され,改定をへつつ,地主や農業資本家の利益を擁護した。穀物条例。

こくもつメジャー

こくもつメジャー [5] 【穀物―】
種子の開発や穀物取引・販売などに従事する多国籍の巨大穀物商社。
→メジャー(2)

こくもり

こくもり [0][4] 【石盛】
検地によって耕地・屋敷の反当たりの標準収穫量を米の量で定めること。田は普通,坪刈りによって四等級(上・中・下・下々)に分け,畑は田より低く,屋敷地は上畑と同じ程度にして石高の決定や年貢徴収の基準とした。斗代(トダイ)。

こくや

こくや [2] 【穀屋】
(1)穀物を売る店。また,その売買を営む人。米穀店。
(2)穀物を収納・保管する建物。

こくやく

こくやく 【国役】
⇒くにやく(国役)

こくやく

こくやく [0] 【国訳】 (名)スル
外国語を日本語に翻訳すること。日本語訳。和訳。「―大蔵経」「―本」

こくやくきんていろんそう

こくやくきんていろんそう [9] 【国約欽定論争】
明治10年代に行われた憲法欽定の是非をめぐる論争。自由民権派は国会開設による憲法制定を主張し,政府の欽定案と対立した。

こくゆ

こくゆ [1][0] 【告諭】 (名)スル
告げさとすこと。説き聞かせること。「旨趣を所管の両郡に―したり/新聞雑誌 37」

こくゆう

こくゆう【国有の】
state-[government-]owned;state <forest> .→英和
‖国有化 nationalization.国有財産 state[government]property.国有鉄道 national railways.

こくゆう

こくゆう [0] 【国有】
国家が所有すること。

こくゆうか

こくゆうか [0] 【国有化】 (名)スル
企業などの私有財産を国家の所有・管理に移すこと。

こくゆうざいさん

こくゆうざいさん [5] 【国有財産】
国家が所有する財産。官庁用地・建物・公園などの行政財産と大蔵大臣が管理・処分する普通財産とがある。

こくゆうざいさんほう

こくゆうざいさんほう 【国有財産法】
国有財産の管理および処分に関する基本的事項を定めた法律。旧法を改正して1948年(昭和23)制定。

こくゆうち

こくゆうち [3] 【国有地】
国家が所有する土地。
→公有地

こくゆうてつどう

こくゆうてつどう [5] 【国有鉄道】
(1)国家が所有し経営する鉄道。
(2)「日本国有鉄道」の略。

こくゆうりん

こくゆうりん [3] 【国有林】
国の所有する森林。分収林の契約対象となっている国有林野も含む。
⇔民有林

こくゆうりんや

こくゆうりんや [5] 【国有林野】
国の所有する森林・原野。管理・処分については,国有林野法(1951年制定)に国有財産法上の特例が定められる。

こくよう

こくよう [0] 【国用】
国家の費用。国費。

こくようせき

こくようせき【黒耀石】
《鉱》obsidian.→英和

こくようせき

こくようせき コクエウ― [3] 【黒曜石】
ガラス質の火山岩。黒色または暗灰色,時に赤褐色。割れ目は貝殻状を示す。流紋岩質や安山岩質のマグマが冷えて固まったもの。先史時代には石器に使用された。近年は焼いて粉末にし,断熱材に利用する。十勝石など。黒曜岩。

こくら

こくら (接尾)
〔「こぐら」「ごくら」とも〕
動詞の連用形,まれに名詞などに付いて,競い合う意を表す。くらべ。くら。「私は走り―をいたさう/狂言・伯養」「トビ―ヲスル/日葡」

こくら

こくら 【小倉】
(1)福岡県北九州市の商業・行政・交通の中心地区。もと独立の市で,江戸時代は小笠原氏の城下町。
(2) [0]
「小倉織」の略。

こくらい

こくらい 【黒癩】
皮膚が黒くなる癩病。[日葡]

こくらおり

こくらおり [0] 【小倉織】
小倉から産出する経畝(タテウネ)組織の綿織物。厚地で丈夫なので男子用袴や帯・学生服などに用いる。こくら。小倉縞(ジマ)。

こくらがり

こくらがり [2] 【木暗がり】
木が茂って暗いこと。また,その所。木の下闇。

こくらがり

こくらがり [2][3] 【小暗がり】
すこし暗いこと。また,その所。うすくらがり。

こくらじま

こくらじま [0] 【小倉縞】
「小倉織(コクラオリ)」に同じ。

こくらん

こくらん [0] 【国乱】
国内の騒乱。内乱。

こくり

こくり [1] 【国吏】
国家の役人。官吏。

こくり

こくり [1] 【酷吏】
人民を虐げる苛酷な官吏。

こくり

こくり【国利】
national welfare[interests].

こくり

こくり [1] 【国利】
国家の利益。国益。

こくり

こくり [2][3] (副)
(1)居眠りして,首が前に傾くさま。こっくり。「― ―居眠りをする」
(2)軽くうなずくさま。こっくり。「―とうなずく」

こくり

こくり 【高句麗】
「こうくり(高句麗)」の転。

こくり=もくり遁(ニ)げる

――もくり遁(ニ)げる
〔「もくり」は「蒙古」の意〕
元寇(ゲンコウ)の高句麗・蒙古軍のように,ほうほうの態(テイ)で逃げて行く。

こくりつ

こくりつ [0] 【国立】
国が経費を出して設立・経営していること。「―病院」
→公立
→私立

こくりつ

こくりつ【国立の】
national;→英和
state.→英和
国立公園(大学) a national[state]park (university).

こくりついでんがくけんきゅうじょ

こくりついでんがくけんきゅうじょ 【国立遺伝学研究所】
遺伝学の研究のため,1949年(昭和24)に設立された文部省所轄の研究機関。遺伝学研究のための生物系統の保存も行う。大学共同利用機構の一。三島市にある。

こくりつえいせいしけんじょ

こくりつえいせいしけんじょ 【国立衛生試験所】
医薬品・食品添加物・環境汚染物質・細菌・毒物などの検査分析を行い,薬用植物の栽培などを業務とする,厚生省の付属機関。東京都世田谷区にあり,大阪に支所がある。

こくりつえんげいじょう

こくりつえんげいじょう 【国立演芸場】
東京都千代田区,国立劇場の隣接地にある演芸場。1979年(昭和54)国が設立。日本芸術文化振興会が管理・運営。

こくりつかがくはくぶつかん

こくりつかがくはくぶつかん 【国立科学博物館】
動物・植物・古生物・地学・理工学に関する資料を収集・保存して一般に公開し,また,調査・研究・標本鑑定などを行う機関。文部省に所属。東京都上野公園内にある。

こくりつかんきょうけんきゅうじょ

こくりつかんきょうけんきゅうじょ 【国立環境研究所】
環境庁の付属機関。1990年(平成2)に国立公害研究所(1971年発足)を機構再編,改称したもの。地球環境問題や国内の環境問題を研究する。

こくりつがんセンター

こくりつがんセンター 【国立癌―】
癌の治療および原因究明を目的に1962年(昭和37)設立された,厚生省の付属機関。東京都中央区築地にある。

こくりつきょういくけんきゅうじょ

こくりつきょういくけんきゅうじょ 【国立教育研究所】
教育に関する実際的・基礎的な研究調査を行う,文部省の付属機関。1949年(昭和24)設置。東京都目黒区下目黒にある。

こくりつきょうぎじょう

こくりつきょうぎじょう 【国立競技場】
東京都新宿区,明治神宮外苑にある陸上競技場。七万人の観客が収容でき,1964年(昭和39)のオリンピック東京大会では主競技場として使われた。

こくりつきょくちけんきゅうじょ

こくりつきょくちけんきゅうじょ 【国立極地研究所】
極地に関する科学研究を行い,極地観測実施の中核となるため,1973年(昭和48)に設立された文部省の所轄機関。大学共同利用機構の一。東京都板橋区にある。

こくりつきんだいびじゅつかん

こくりつきんだいびじゅつかん 【国立近代美術館】
近代日本の美術を収集・展示する国立の美術館。1952年(昭和27)東京(京橋のち北の丸公園),63年京都に開設された。

こくりつぎんこう

こくりつぎんこう [5] 【国立銀行】
1872年(明治5)制定の国立銀行条例に基づき設立された銀行。政府発行の不換紙幣の整理と殖産興業資金の供給をはかることを目的に,全国に一五三行が設立されたが,82年日本銀行が設立されるに伴い,99年までに普通銀行に転換した。

こくりつげきじょう

こくりつげきじょう [5] 【国立劇場】
(1)国がその国の演劇文化の維持と向上のために設立した劇場。フランスのコメディ-フランセーズ,イタリアのスカラ座,ロシア連邦のボリショイ劇場など。
(2)国立劇場法に基づいて設立された特殊法人。日本の古典芸能の公開・調査研究,後継者の養成を目的として,1966年(昭和41)設立。東京都千代田区の国立劇場の他,国立演芸場,国立文楽劇場,国立能楽堂などの施設を持つ。90年日本芸術文化振興会と改称。
(3)東京都千代田区隼町にある劇場。1966年(昭和41)国が設立。日本芸術文化振興会が管理・運営。小劇場のほか,資料展示室・研修室等を有する。

こくりつこうえん

こくりつこうえん [5] 【国立公園】
国が設定し,保護・管理する景勝地。日本では,国を代表するに足りる傑出した自然の風景地を環境庁長官が区域を定めて指定する。1987年(昭和62)現在,二八公園がある。
→国立公園[表]

こくりつこうぶんしょかん

こくりつこうぶんしょかん 【国立公文書館】
国の行政に関する公文書の受け入れ・収集とその公開・展示などの利用に供する機関。1971年(昭和46)に内閣文庫を吸収して発足。総理府所管。東京都千代田区北の丸公園内にある。

こくりつこくごけんきゅうじょ

こくりつこくごけんきゅうじょ 【国立国語研究所】
国語および国民の言語生活に関する科学的調査研究を行い,あわせて国語合理化の確実な基礎を築くことを目的とする文化庁所轄機関。1948年(昭和23)設立。76年外国人に対する日本語教育のための「日本語教育センター」を設置。東京都北区西が丘にある。

こくりつこくさいびじゅつかん

こくりつこくさいびじゅつかん 【国立国際美術館】
現代世界の美術品を収集・展示する国立の美術館。1970年(昭和45)の大阪万国博覧会にあたって建てられた万国博美術館を改修し,大阪府吹田市の万国博記念公園内に77年開設。

こくりつこっかいとしょかん

こくりつこっかいとしょかん 【国立国会図書館】
図書その他の資料を収集して,国会議員の職務の遂行に役立たせるとともに,行政・司法の各部門および国民に対し図書館奉仕を行う国会付属の図書館。1948年(昭和23)設置。国内発行のすべての図書の納本をうける。国会議事堂わきにある。

こくりつしぜんきょういくえん

こくりつしぜんきょういくえん 【国立自然教育園】
文部省所属の施設。もと白金御料地で,武蔵野の自然の植生を保存し,自然に関する観察・実習などが行われる。面積20万平方メートル。東京都港区目黒駅の近くにある。

こくりつしんたいしょうがいしゃリハビリテーションセンター

こくりつしんたいしょうがいしゃリハビリテーションセンター 【国立身体障害者―】
身体障害者に対する統合的リハビリテーションの実施,また,その研究や職員の養成などを行う施設。1979年(昭和54)設立。厚生省所轄。埼玉県所沢市にある。

こくりつせいようびじゅつかん

こくりつせいようびじゅつかん 【国立西洋美術館】
西洋美術の収集・展示を行う国立美術館。1959年(昭和34)開館。松方コレクションを母体に近代ヨーロッパの絵画・彫刻を収蔵。建物はル=コルビュジエの設計。東京都上野公園にある。

こくりつだいがく

こくりつだいがく [5] 【国立大学】
国が設置する大学。国立学校設置法によってその位置・名称などが定められる。

こくりつてんもんだい

こくりつてんもんだい 【国立天文台】
東京都三鷹市にある国立の天文台。1888年(明治21)港区麻布に設立。1924年(大正13)現在地に移転。1988年(昭63)東京大学付置研究所から文部省所轄の大学共同利用研究施設に改組。時刻の測定・暦の編纂・天体観測を行うほか,天文に関する各種の研究部門がある。付属施設に乗鞍コロナ観測所・岡山天体物理観測所・堂平観測所などがある。

こくりつのうがくどう

こくりつのうがくどう 【国立能楽堂】
東京都渋谷区千駄ケ谷にある能楽堂。1983年(昭和58)国が設立。日本芸術文化振興会が管理・運営。能舞台・資料展示室等を有する。

こくりつはくぶつかん

こくりつはくぶつかん 【国立博物館】
有形の文化財を収集・保管し,展示・研究する国立の博物館。東京・京都・奈良国立博物館がある。

こくりつぶんかざいけんきゅうじょ

こくりつぶんかざいけんきゅうじょ 【国立文化財研究所】
有形・無形の文化財の調査・研究・発表などのため1952年(昭和27)に設けられた文化庁の付属機関。東京上野公園内と奈良市にある。

こくりつぶんらくげきじょう

こくりつぶんらくげきじょう 【国立文楽劇場】
大阪市中央区日本橋にある劇場。1984年(昭和59)国が設立。日本芸術文化振興会が管理・運営。主に文楽を上演する。

こくりつみんぞくがくはくぶつかん

こくりつみんぞくがくはくぶつかん 【国立民族学博物館】
民族学・文化人類学に関する大学共同利用機関。国内および世界各地の民族資料の収集・展示とそれらに関する研究を行う。大阪府吹田市の万国博記念公園内に1977年(昭和52)開館。

こくりつよぼうえいせいけんきゅうじょ

こくりつよぼうえいせいけんきゅうじょ 【国立予防衛生研究所】
予防衛生に関する研究や指導のため,1947年(昭和22)に設立された厚生省所轄の研究機関。東京都品川区にある。

こくりつりょうようじょ

こくりつりょうようじょ [0][9] 【国立療養所】
特殊の療養を要する者に対して医療を行い,医療の向上のために設置された厚生省の付属機関。結核療養所・らい療養所などがある。

こくりつれきしみんぞくはくぶつかん

こくりつれきしみんぞくはくぶつかん 【国立歴史民俗博物館】
わが国の歴史・考古・民俗学に関する文部省所管の大学共同利用機関。調査・研究のほか,資料・遺物・民具の収集と保管・展示を行う。千葉県佐倉市城内町(佐倉城跡)に1983年(昭和58)開館。

こくりみんぷく

こくりみんぷく [1] 【国利民福】
国家の利益と人民の幸福。

こくりゅう

こくりゅう [0] 【穀粒】
穀物のつぶ。こくつぶ。

こくりゅうかい

こくりゅうかい 【黒竜会】
1901年(明治34),内田良平により創立された玄洋社系の右翼団体。大アジア主義を掲げ,大陸進出を主張。のちファッショ化し,31年(昭和6)には大日本生産党に発展した。

こくりゅうこう

こくりゅうこう 【黒竜江】
(1)アムールに同じ。
(2)中国の北東端部にある省。アムール川とウスリー川でロシア連邦のシベリアと国境を接する。石炭・石油など地下資源が豊富。別名,黒。省都ハルビン。ヘイロン-チアン。

こくりょう

こくりょう [0] 【国領】
「国衙(コクガ)領」に同じ。

こくりょうし

こくりょうし [3] 【告陵使】
朝廷の大礼や国家的大事などの際,その旨を山陵に報告する勅使。こうりょうし。

こくりょうでん

こくりょうでん コクリヤウ― 【穀梁伝】
⇒春秋穀梁伝(シユンジユウコクリヨウデン)

こくりょく

こくりょく【国力】
<increase> national power[strength].

こくりょく

こくりょく [2] 【国力】
国のもつ軍事力や経済力,および文化程度などを総合した力。国の勢力。

こくりん

こくりん [0] 【黒燐】
リンの同素体の一。灰黒色の固体。黄リンを摂氏二〇〇度で加圧すると得られる。リンの同素体の中で最も安定している。

こくる

こく・る
■一■ (動ラ四)
強くこする。「寄せ付けず木で鼻―・る男ども/浄瑠璃・井筒業平」
■二■ (接尾)
〔動詞四段型活用〕
動詞の連用形に付いて,その動作の激しいさまを表したり,その動作を強調したりするのに用いる。「黙り―・る」「ありや去り―・つてしまうて/歌舞伎・幼稚子敵討」
〔主として近世に用いられ,現代語では「黙りこくる」などの語として残っている〕

こくるい

こくるい [2] 【穀類】
穀物のたぐい。穀物類。

こくるい

こくるい【穀類】
cereals; <米> grain;→英和
<英> corn.→英和

こくれい

こくれい [0] 【穀霊】
穀物に宿っているとされる精霊。日本でいう稲霊(イナダマ)はその例。コーン-スピリット。

こくれつ

こくれつ [0] 【酷烈】 (形動)[文]ナリ
きわめてきびしく,はげしいさま。「寒気―ならず/明六雑誌 4」
[派生] ――さ(名)

こくれん

こくれん [0] 【黒鰱】
⇒鰱魚(レンギヨ)

こくれん

こくれん【国連】
the United Nations <UN> .‖国連軍 the UN forces[army].国連事務総長 the Secretary General of the United Nations.国連総会(安全保障理事会) the United Nations General Assembly (Security Council).国連分担金 a share of UN assessments.

こくれん

こくれん [0] 【国連】
「国際連合」の略。

こくれんぐん

こくれんぐん [3] 【国連軍】
⇒国際連合軍

こくれんだいがく

こくれんだいがく 【国連大学】
⇒国際連合大学

こくれんのひ

こくれんのひ [6] 【国連の日】
国際連合の正式成立を記念した日。一〇月二四日。国連記念日。

こくろう

こくろう [0] 【国老】
(1)江戸時代,大名の領地にいる家老。国(クニ)家老。
(2)国に功績のあった老臣。元老。
(3)中国で,致仕(チシ)したのちも卿大夫(ケイタイフ)の待遇を受けた者の称。

こくろう

こくろう [0] 【刻漏】
水時計。漏刻。

こくろん

こくろん【国論】
public[national]opinion.

こくろん

こくろん [0] 【国論】
国の進路などについての国民の意見,または議論。世論。「―が分裂する」「―を二分する」

こくん

こくん [0] 【古訓】
(1)昔の人のいましめ。
(2)ある漢字・漢文に対する中世以前の読み方。

こぐ

こ・ぐ 【焦ぐ】 (動ガ下二)
⇒こげる

こぐ

こぐ【漕ぐ】
row <a boat> ;→英和
pull the oar.→英和
漕ぎ着ける row ashore (岸に);attain <to> (地位などに).→英和
⇒漕ぎ着ける.‖漕ぎ手 an oarsman;a rower.

こぐ

こ・ぐ [1] 【漕ぐ】 (動ガ五[四])
手や足を繰り返し動かして前に進む。
(1)艪(ロ)・櫂(カイ)などで水をかいて,舟などを進める。「ボートを―・ぐ」「櫓を―・ぐ」
(2)ペダルを踏んで,自転車などを進める。「自転車のペダルを―・ぐ」
(3)足を動かしてブランコを揺らす。「ブランコを―・ぐ」
(4)手押しポンプを手で動かす。「ポンプを―・いで水を汲む」
(5)(雪の中ややぶの中を)かきわけて進む。「深い雪を―・ぐ」「やぶを―・ぐ」
〔上代からの語〕
[可能] こげる
[慣用] 舟を―

こぐい

こぐい [0] 【小食い】
少ししか食べないこと。また,少しずつ食べること。こしょく。

こぐすり

こぐすり [2] 【粉薬】
「こなぐすり(粉薬)」に同じ。「白髪染の―/西洋道中膝栗毛(魯文)」

こぐそく

こぐそく [2] 【小具足】
(1)甲冑に付属した装具。籠手(コテ)・佩楯(ハイダテ)・臑当(スネアテ)・脇楯(ワイダテ)・頬当(ホオアテ)など。
(2)陣中などで,{(1)}のみを着用した姿。兜(カブト)・鎧(ヨロイ)を着ければ完全武装となる出装(イデタチ)。小具足出装。
小具足(2)[図]

こぐち

こぐち [0][1] 【虎口・小口】
(1)城郭・陣営の要所にある出入り口。桝形(マスガタ)の仕切りをもち,その中を曲折して出入りする。「―に立つてぞ待ちかけたる/謡曲・烏帽子折」
(2)きわめて危険なこと。また,危険な戦い。ここう。[日葡]

こぐち

こぐち [0] 【小口】
(1)棒状のものを横に切った切り口。
(2)ものの端。
(3)物の数量や金額が小さいこと。
⇔大口
「―の預金」「―の貸し付け」
(4)
 (ア)本の部分の名。製本で,本の背を除いた三方の断ち口。特に本を開く側の断ち口の部分。
 (イ)袋綴じの和装本で,本文上下の切り口が見える部分。特に下の方(下小口)のみをいい,普通この部分に書名・巻数などを記す。
→製本
(5)物事のほんのはじまり。いとぐち。はじめ。「―のところを申しやせう/黄表紙・艶気樺焼」
(6)「小口袴」の略。
(7)「虎口(コグチ)」に同じ。

こぐち

こぐち【小口】
a small sum[amount](of money);a small lot (商品).〜の small;→英和
petty.→英和

こぐち

こぐち [1] 【木口】
木材を横に切った断面。きぐち。

こぐちあり

こぐちあり [3] 【木口蟻】
仕口(シクチ)の一。片方の材の木口に相手の蟻枘(ホゾ)を差しこんだもの。

こぐちがき

こぐちがき [0] 【小口書き】
和装本の小口に,書名・巻数などを書くこと。

こぐちぎり

こぐちぎり [0] 【小口切り】
調理などで,材料を端から薄く輪切りにしていく切り方。

こぐちづみ

こぐちづみ [0] 【小口積み】
煉瓦・切り石などの小口(=小面(コヅラ))が表に現れるように積むこと。ドイツ積み。
→煉瓦積み

こぐちばかま

こぐちばかま [4] 【小口袴】
括(クク)り緒のある緋袴(ヒノハカマ)。天皇が内々に着用した。こぐち。

こぐちぼり

こぐちぼり [0] 【木口彫(り)】
木口を版面にした版木に彫刻をすること。また,その彫刻。
⇔板目(イタメ)彫り

こぐちもくはん

こぐちもくはん [4] 【木口木版】
木口を版面にした版木に彫った木版。板目木版に比し,繊細な表現効果をもつ。

こぐま

こぐま [0] 【黒熊】
中国産のヤクの黒い尾。
→白熊(ハグマ)

こぐま

こぐま [0] 【小熊・子熊】
小さな熊。また,こどもの熊。

こぐまざ

こぐまざ【小熊座】
《天》the Little Bear.

こぐまざ

こぐまざ [0] 【小熊座】
〔(ラテン) Ursa Minor〕
天の北極近くにある星座。大熊座の北斗七星を小さくした柄杓(ヒシヤク)形をしており,柄の先のアルファ星が北極星である。七月中旬の宵,北天に高くなる。

こぐみ

こぐみ [0] 【小組(み)】
(1)小さく組むこと。こまかく組むこと。
(2)新聞で,記事ごとに組んだ組版。
⇔大組(オオグ)み

こぐみごうてんじょう

こぐみごうてんじょう [6] 【小組(み)格天井】
格天井の格間(ゴウマ)の中にさらに細かく組んだ格子を入れた天井。組み天井。

こぐらい

こぐら・い [3] 【木暗い】 (形)[文]ク こぐら・し
樹木が生い茂って暗い。「―・い山路」
[派生] ――さ(名)

こぐらい

こぐら・い [3][0] 【小暗い】 (形)[文]ク こぐら・し
少しくらい。うすぐらい。おぐらい。「森の中の―・い道」

こぐらかる

こぐらか・る [4][0] (動ラ五[四])
(1)糸・ひもなどが,からまる。もつれる。「毛糸が―・る」「―・つた様な枝風(エダブリ)/魔風恋風(天外)」
(2)物事がもつれた状態になる。こんがらかる。「談(ハナシ)が紊(モツ)れて,―・つて/夢かたり(四迷)」

こぐるま

こぐるま [2] 【小車】
(1)小さい車。おぐるま。
(2)「手車(テグルマ){(6)}」に同じ。

こぐれ

こぐれ 【木暮】
姓氏の一。

こぐれ

こぐれ 【木暗・木暮れ】
木の下の暗い所。「雨すぐると山の道の―より/新撰六帖 5」

こぐれりたろう

こぐれりたろう 【木暮理太郎】
(1873-1944) 登山家。群馬県生まれ。東京市史の編纂に携わる一方,未踏の山々を精力的に登り多くの紀行文を発表。著「山の憶い出」など。

こぐん

こぐん【孤軍奮闘する】
fight unsupported[alone];cope <with the situation> alone.

こぐん

こぐん [1] 【孤軍】
味方から孤立した少人数の軍隊。

こぐんふんとう

こぐんふんとう [1] 【孤軍奮闘】 (名)スル
支援する者もない中で,ひとりで懸命にたたかうこと。ひとりで難事業に立ち向かって努力する場合などにもいう。

こけ

こけ [2] 【苔】
(1)〔「木(コ)毛」の意という〕
古木・湿地・岩石などにへばりつくように生える,たけの低い植物。蘚苔類・地衣類・緑藻など。こけら。
→苔(コケ)植物
(2)(北陸地方で)きのこ。

こけ

こけ 【虚仮】
■一■ [2] (名)
(1)思慮・分別が浅いこと。愚かなこと。また,そのような人。「泣かれぬるといふ詞こそ余り―すぎていかにぞや聞え侍れ/無名抄」
(2)うそいつわり。仏教で,心の中は正しくないのに外見のみをとりつくろうこと。「―不実(フジチ)の我が身にて/正像末浄土和讃」
■二■ (接頭)
名詞などに付く。
(1)見せかけだけで中身のない意を表す。「―おどかし」
(2)むやみやたらにあることや,そのような状態であることをけなしていうのに用いる。「―いそぎ」「―惜しみ」

こけ

こけ【苔】
moss;→英和
a lichen.→英和
〜むした mossy;moss-grown.

こけ

こけ [2] 【鱗】
「こけら(鱗)」に同じ。

こけ=が生える

――が生・える
長い年月を経る。古めかしくなる。

こけ=に∘する

――に∘する
ばかにする。あなどる。「人を―∘する」

こけ=の一心(イツシン)

――の一心(イツシン)
愚か者が一つのことだけに心を傾けてやりとげようとすること。

こけ=も一心(イツシン)

――も一心(イツシン)
愚か者も一心に仕事をすれば,ほかの人にまさることができるということ。

こけい

こけい 【虎渓】
中国,江西省北部の廬山(ロザン)にある谷川。

こけい

こけい【固形の】
solid.→英和
‖固形物 a solid (body).固形燃料 solid fuel.

こけい

こけい [0] 【古形】
古い形。古い形式。

こけい

こけい [0] 【固形】
かたくて,一定の形をしたもの。通常,液状になっているものを固めたものをいうことが多い。「―スープ」

こけい

こけい [0] 【孤閨】
〔ひとり寝の部屋の意〕
夫が不在で,妻がひとりで寂しく寝ること。また,その部屋。

こけい=を守(マモ)る

――を守(マモ)・る
夫の長い不在中,または死後,妻が身を慎んで生活を続ける。

こけいさんしょう

こけいさんしょう [1][1][1] 【虎渓三笑】
東洋画の画題。晋の慧遠(エオン)法師が,廬山の東林寺で行を積んでいて虎渓を渡るまいと誓ったが,訪ねてきた陸修静・陶淵明を送り,話に夢中になって虎渓を渡ってしまったのに気づき,三人ともに大いに笑ったというもの。三笑。

こけいしょく

こけいしょく [2] 【固形食】
(スープ・かゆなどの流動食に対して)形のある普通の食べ物。

こけいたんさん

こけいたんさん [4] 【固形炭酸】
⇒ドライ-アイス

こけいねんりょう

こけいねんりょう [4] 【固形燃料】
石油・天然ガスなどに対して,固形アルコールなど固形の燃料。

こけいぶつ

こけいぶつ [2] 【固形物】
固形の物体。固形のもの。
⇔流動物

こけいろ

こけいろ [0] 【苔色】
(1)染め色の名。濃い黒みの萌黄。
(2)襲(カサネ)の色目の名。表裏ともに濃い萌葱色。

こけいアルコール

こけいアルコール [4] 【固形―】
エタノールあるいはメタノールを,石鹸・酢酸セルロースなどに吸収させてゲル状に固化させたもの。携帯用燃料として用いる。

こけおどし

こけおどし【虚仮威し】
bluff;→英和
a claptrap.→英和
〜の showy;→英和
high-sounding.

こけおどし

こけおどし [0][3] 【虚仮威し】
底の見え透いたおどし。実質はないのに外見だけは立派に見えることにもいう。こけおどかし。「―で言うのではない」

こけこけ

こけこけ 【虚仮虚仮】 (副)
いかにもばかげてみえるさま。「まんざら遊ぶも―として居るし/滑稽本・浮世風呂 4」

こけこっこう

こけこっこう
<cry> cock-a-doodle-doo.〜と鳴く crow.→英和

こけこっこう

こけこっこう [2]
■一■ (副)
ニワトリの鳴き声を表す語。こけっこう。
■二■ (名)
ニワトリをいう幼児語。

こけごろも

こけごろも 【苔衣】
「苔の衣」に同じ。「―なほ袖寒し身の上にふりゆく霜を払ひ捨てても/続千載(雑上)」

こけさび

こけさび [0] 【苔錆】
苔むして古びた感じであること。

こけざる

こけざる [0][3] 【こけ猿】
(1)群れから追放されて,ひとりになった猿。孤猿。
(2)猿をののしっていう語。老いぼれた猿,やせこけた猿,おろかな猿などの意。人をののしってもいう。「手足は山の―ぢや/浄瑠璃・丹波与作(上)」

こけし

こけし [0] 【小芥子】
東北地方特産の郷土玩具の一。木地(キジ)を轆轤(ロクロ)で挽(ヒ)いた円筒状の胴に丸い頭をつけて女の子の顔をかき,胴に赤・青・黄などで簡単に彩色した木製の人形。小芥子這子(ボウコ)。木ぼこ。木でこ。こけし人形。

こけしのぶ

こけしのぶ [3] 【苔忍】
コケシノブ科の小さい常緑性シダ植物。山中や林内の岩上,樹幹などに着生する。根茎は糸状に細くのび,葉は膜質,長卵形で二回羽状に深裂。小裂片の上端に苞膜に包まれた胞子嚢群がある。

こけしみず

こけしみず [3] 【苔清水】
山間の苔の間を流れる清水。[季]夏。《山寺や縁の下なる―/几董》

こけしょくぶつ

こけしょくぶつ [4] 【苔植物】
シダ植物と並べられる植物界の一門。蘚苔(センタイ)または苔蘚植物ともいう。世界に約二五〇〇〇種が知られ,日本には約二四〇〇種が分布。体制はシダ植物よりも原始的,胞子をつける器官は蒴(サク)または子嚢(シノウ)とその柄で,シダ植物の根・茎・葉に相同すると考えられる。明瞭な世代交代を行う。蘚類と苔(タイ)類とツノゴケ類とに大別され,蘚類にはスギゴケ・ミズゴケなどが,苔類にはゼニゴケ・ジャゴケなどが含まれる。
→蘚類
→苔(タイ)類
→ツノゴケ類

こけつ

こけつ [0] 【虎穴】
〔虎(トラ)の棲(ス)んでいる穴の意から〕
危険な場所や危険な状態。

こけつ

こけつ【虎穴に入らずんば虎児を得ず】
Nothing venture,nothing win.

こけつ

こけつ [0] 【固結】 (名)スル
かたまること。また,かたくむすぶこと。「人心を―せしめんと/日本開化小史(卯吉)」

こけつ

こけつ [0] 【枯竭・涸竭】 (名)スル
乾いて水分のなくなること。乾燥すること。

こけつ=に入らずんば虎子(コジ)を得(エ)ず

――に入らずんば虎子(コジ)を得(エ)ず
〔後漢書(班超伝)〕
危険を冒さなければ望みのものは得られないことのたとえ。

こけでら

こけでら 【苔寺】
京都の西芳寺(サイホウジ)の通称。庭園全体が多種類の苔でおおわれているのでいう。

こけにわ

こけにわ [0] 【苔庭】
苔類を美しく用いた庭。京都西芳寺(サイホウジ)(通称,苔寺)の庭など。

こけのころも

こけのころも 【苔の衣】
(1)隠者・僧侶の着る粗末な衣をいう語。こけごろも。「世をそむく―はただひとへ/後撰(雑三)」
(2)苔がおおっているさまを衣に見立てていう語。こけごろも。「おく山の―は風もさはらず/新古今(雑中)」

こけのころも

こけのころも 【苔の衣】
擬古物語。四巻。作者未詳。1271年以前の成立。源氏物語の模倣作ともいうべきもので,父子三代の恋愛を描く。無常観,厭世観が強く表れている点に,時代思潮が看取される。

こけのした

こけのした 【苔の下】
〔苔むした地面の下の意〕
死んだあとの墓の下。「まれにくる夜はも悲しき松風を絶えずや―に聞くらむ/新古今(哀傷)」

こけのそで

こけのそで 【苔の袖】
僧や隠者の衣の袖。「年暮れし涙のつららとけにけり―にも春や立つらむ/新古今(雑上)」

こけのたもと

こけのたもと 【苔の袂】
僧や隠者の衣のたもと。「何となく聞けば涙ぞこぼれぬる―に通ふ松風/新古今(雑下)」

こけのはな

こけのはな [5] 【苔の花】
苔類の胞子体。梅雨の頃,白や薄紫色の胞子を入れた胞子嚢を花に見立てていう語。花苔。[季]夏。《絶え��に温泉の古道や―/蓼太》

こけみ

こけみ [2] 【小検見】
江戸時代の検見法で,大検見(オオケミ)の前に代官の手代が行う検見。
→検見
→大検見

こけむしるい

こけむしるい [4] 【苔虫類】
〔外見が苔のようなのでいう〕
コケムシ綱の触手動物の総称。大部分は海産で,淡水産のものも少数ある。個虫は雌雄同体で,地衣状・樹状・塊状・鶏冠状などの群体をつくる。苔蘚虫(タイセンチユウ)類。外肛類。

こけむしろ

こけむしろ 【苔筵】
(1)筵のように一面に生えた苔。こけのむしろ。「み吉野の青根が峰の―/万葉 1120」
(2)旅人や隠棲者のわびしい寝床をいう。こけのむしろ。「やどりする岩屋の床の―/千載(雑中)」

こけむす

こけむ・す [3] 【苔生す】 (動サ五[四])
長い年月を経て,苔がはえる。「―・した墓石」

こけもも

こけもも [0] 【苔桃】
ツツジ科の常緑小低木。高山に生える。高さ約10センチメートル。葉は楕円形で密に互生する。初夏,枝先に花穂をつけ帯紅白色の鐘状花を数個つけ,花後,球形の小液果を結ぶ。果実は赤熟し,酸味があって,生食するほか,果実酒にする。フレップ。
苔桃[図]

こけら

こけら [0] 【苔】
「こけ(苔)」に同じ。

こけら

こけら [0] 【鱗】
(魚などの)うろこ。こけ。「散る花はさながら鯛(タイ)の―かな/狂言・連歌十徳(天正本)」

こけら

こけら【柿】
a shingle (板).→英和
柿落し opening of a new theater.

こけら

こけら [0] 【杮・�・木屑】
(1)材木をおのや小刀でけずった時にできる,けずり屑。木片。
(2)「こけらいた」に同じ。

こけらいた

こけらいた [4] 【杮板・鱗板】
屋根を葺(フ)くのに用いる杉・椹(サワラ)・檜(ヒノキ)などの薄い削り板。木瓦(コガワラ)。木羽(コバ)。木羽板。こけら。

こけらおとし

こけらおとし [4] 【杮落(と)し】
〔工事の最後に屋根などのけずり屑を払い落としたところから〕
劇場が新築・改築をして初めて行う興行。
〔公的な施設や場所の開場の意味でも用いられる〕

こけらくず

こけらくず [4] 【杮屑】
(材木の)けずりくず。価値のないもの,つまらないもののたとえにもいう。

こけらずし

こけらずし [3] 【杮鮨】
(飯を魚腹に詰めたものに対して)魚肉・野菜などの薄片を,杮板のように飯の上にのせて押し鮨にして四角に切ったもの。

こけらぶき

こけらぶき [0] 【杮葺き】
杮板で屋根をふくこと。また,その屋根。杮板葺き。木羽屋根。小田原葺き。

こけりんどう

こけりんどう [3] 【苔竜胆】
リンドウ科の越年草。原野に生える。高さ6センチメートルほどで,卵形の根葉がロゼット状につき,茎葉は小さく対生。春,茎頂に淡青色の鐘形の小花が日を受けて咲く。

こける

こける
sink;→英和
be sunken.こけた頬(ほお) sunken[hollow]cheeks.

こける

こ・ける [2] 【痩ける】 (動カ下一)[文]カ下二 こ・く
(1)肉がおちる。やせる。「ほおが―・ける」「やせ―・ける」「―・けたる手をさし出し/色懺悔(紅葉)」
(2)古めかしくなる。老成する。「老僧比丘尼の―・けたが/史記抄 4」

こける

こ・ける [0] 【転ける・倒ける】 (動カ下一)[文]カ下二 こ・く
(1)安定を失って倒れたり転がったりする。ころぶ。「―・ける機会(ハズミ)に手の物を取落して/にごりえ(一葉)」「(柑子ガ)ころころと―・けて行く程に/狂言・柑子」
(2)あまり良からぬことをする。「今時の楽(タノシミ)を見るにつまる所みな女色へ―・けるなり/洒落本・京伝予誌」
(3)女が男に体を許す。「―・けりやこそいとど娼子(ゲイコ)の目出たけれ/洒落本・粋好伝夢枕」
(4)芝居が当たらず客が不入りになる。

こける

こ・ける (接尾)
〔動詞下一段型活用〕
動詞の連用形に付いて,その動作が盛んに長く続いて行われる意を表す。「笑い―・ける」「眠り―・ける」

こけん

こけん [0] 【沽券】
(1)土地・家屋などの財産の売買の際に売り主から買い主に与える売り渡し証文。売券(バイケン)。沽却状(コキヤクジヨウ)。
(2)売値。売価。「そんなら総地代で―はいくら/滑稽本・膝栗毛 2」
(3)人の値打ち。体面。品格。

こけん

こけん [1] 【古賢】
昔の賢人。「―の教え」

こけん

こけん [1] 【孤剣】
たった一本の剣。また,剣だけを身に帯びること。

こけん

こけん [0] 【古検】
慶長(1596-1615)・元和(1615-1624)以降の検地に対して,1582年(天正10)の太閤検地のこと。1726年の新検地条目制定以後は,享保(1716-1736)以前のすべての検地をいう。
→新検

こけん

こけん【沽券にかかわる】
affect one's dignity;It is beneath one's dignity <to do> .

こけん=が下(サ)がる

――が下(サ)が・る
(人の)品位・値打ちが下がる。

こけん=に関(カカ)わる

――に関(カカ)わ・る
面目・体面にさしさわりがある。

こけんせい

こけんせい 【顧憲成】
(1550-1612) 中国,明末の政治家。政界に入ったが,内閣と対立し辞職。故郷の無錫(江蘇)に東林書院を建てて,東林党の指導者となった。

こけ猿

こけざる [0][3] 【こけ猿】
(1)群れから追放されて,ひとりになった猿。孤猿。
(2)猿をののしっていう語。老いぼれた猿,やせこけた猿,おろかな猿などの意。人をののしってもいう。「手足は山の―ぢや/浄瑠璃・丹波与作(上)」

こげ

こげ [2] 【焦げ】
(1)こげて黒くなること。また,そのもの。
(2)「焦げ飯(メシ)」の略。
→おこげ
(3)信楽(シガラキ)などの陶器の粗面に見られる,黒あるいは黒褐色などの窯変(ヨウヘン)。

こげき

こげき [0] 【罅隙】
氷河や雪渓(セツケイ)の割れ目。クレバス。

こげき

こげき [0] 【戸隙】
戸のすき間。

こげくさい

こげくさい【焦げ臭い】
have[give]a burning smell;[人が主語]smell something burning.

こげくさい

こげくさ・い [4] 【焦げ臭い】 (形)[文]ク こげくさ・し
ものがこげたようなにおいがする。「―・いにおいがする」

こげちゃ

こげちゃ【焦茶】
(a) dark brown (color).

こげちゃ

こげちゃ [0][2] 【焦茶】
黒みのある濃い茶色。こげ茶色。

こげつ

こげつ [1] 【孤月】
ものさびしげに見える月。

こげつ

こげつ [1] 【湖月】
湖水に映った月。湖上の月。

こげつき

こげつき [0] 【焦げ付き】
(1)焦げつくこと。
(2)貸した金の回収ができないこと。また,その金。

こげつきそうば

こげつきそうば [5] 【焦げ付き相場】
値が長い間固定して動かない相場。

こげつく

こげつく【焦げ付く】
burn and stick <to the bottom of the pan> ;become uncollectable (貸金が).焦げ付き貸し an unrecoverable loan.

こげつく

こげつ・く [0][3] 【焦げ付く】 (動カ五[四])
(1)煮たり焼いたりしている物が,こげて鍋などにくっつく。「ごはんが―・く」
(2)貸した金などの,回収が困難になる。「取引先の倒産で代金が―・いた」
(3)取引で,相場が固定して変化しなくなる。

こげつしょう

こげつしょう 【湖月抄】
注釈書。六〇巻。北村季吟著。1673年成立。源氏物語の古注の集大成。青表紙系統本に,古注・師説・自説を注記。源氏物語を一般に普及させるのに役立った。

こげめ

こげめ [3] 【焦げ目】
焦げて黒くなったところ。

こげめし

こげめし [0][2] 【焦げ飯】
(1)釜の底にこげついた飯。おこげ。
(2)炊き損じたこげくさい飯。

こげら

こげら [0][1] 【小啄木】
キツツキ目キツツキ科の鳥。全長約15センチメートルで,日本産のキツツキ類としては最も小形。暗色に白の縞模様がある。主に低山の森林にすみ,樹幹に穴をあけて巣を作る。中国・朝鮮・サハリン・日本に分布。

こげる

こ・げる [2] 【焦げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 こ・ぐ
火で焼けて,黒または茶色になる。「隣家の火事で,壁が―・げた」「まっくろに―・げたパン」
〔「こがす」に対する自動詞〕

こげる

こげる【焦げる】
burn;→英和
be scorched[charred,burned].

こげん

こげん [0][1] 【古言】
(1)古い言語。古語。
(2)古人のいった文句。昔からの名言。

こげん

こげん [0] 【誇言】 (名)スル
おおげさに言うこと。「蕉風の神髄は我之を得たりと―して/獺祭書屋俳話(子規)」

こげん

こげん [0] 【固関】
古代,朝廷の重大事や騒乱などのあった時,勅命によって諸国の関所を警固させること。特に,逢坂(オウサカ)(初めは愛発(アラチ))・鈴鹿・不破の三関を固めること。こかん。
⇔開関(カイゲン)

こげん

こげん [0][1] 【古諺】
古くから伝わることわざ。

こげんええべん

こげんええべん 【古言衣延弁】
語学書。写本一冊。奥村栄実(テルザネ)著。1829年成立。上代および平安前期まではア行のエ[e](衣)とヤ行のエ[je](延)に音韻上の区別があったことを実証したもの。

こげんせいだくこう

こげんせいだくこう 【古言清濁考】
語学書。石塚竜麿著。三冊。1801年刊。本居宣長の説をうけ,古事記・日本書紀・万葉集の用例からそれぞれの語の清濁を明らかにしようとしたもの。

こげんてい

こげんてい 【古言梯】
仮名遣い辞書。一冊。楫取魚彦(カトリナヒコ)著。1764年成立。契沖の「和字正濫鈔」の不備を補い,古書を引いて仮名遣いの典拠を示す。歴史的仮名遣いの正書法的地位を確立させた。

ここ

ここ【呱々】
呱々の声をあげる be born;come into the world.→英和

ここ

ここ [1] 【呱呱】
生まれたばかりの赤ん坊の泣き声。

ここ

ここ [0] 【此処・此所】 (代)
近称の指示代名詞。話し手に近い場所・時・事柄などをさす語。この所。
(1)話し手の現にいる場所。「―はどこだろう」「以前―に来たことがある」
(2)現在話題にしている場所・地点・箇所。「次に急坂があって,―を過ぎれば山頂はすぐだ」「昨夜,―まで読んだ」
(3)現在話題にしている事柄・状態。「―のところをよく考えてくれ」
(4)過去から経過してきた結果としての現在の状態。「―にめでたく華燭の典をあげられました」「―が思案のしどころ」「事―に至る」
(5)特にさし示すべき重要な事柄・状態。「―一番という時」
→ここぞ
→ここに
(6)現在を含んだ,ある期間。現在を中心に過去にも未来にも用いる。「―数年,豊作続き」「―数日が山だ」
(7)話し手が現在いる国。この国。また,この世。現世。「唐土も―も思ふことに堪へぬ時のわざとか/土左」「船の楽どもの舞ひ出でたるなど,大方―の事とは思し召さず/栄花(つぼみ花)」
(8)人称代名詞のように用いる。
 (ア)一人称。話し手自身をさす。この身。「―にも心にもあらでかく罷るに/竹取」
 (イ)三人称。話し手の近くにいる人を敬意を込めていう。こちらの方。「―もかしこも,うちとけぬ限りの,けしきばみ心深き方の御いどましさに/源氏(末摘花)」

ここ

ここ【此処】
here;→英和
this place.〜だけの話だが between you and me.〜に(で) here;→英和
in (at) this place.〜へ(から) (from) here;→英和
to (from) this place.〜かしこ here and there.〜まで here;→英和
thus[so]far.

ここ

ここ【個々の(に)】
individual(ly);→英和
separate(ly).→英和

ここ

ここ [1] 【個個・箇箇】
一つ一つ。おのおの。ひとりひとり。「―に検討する」「―別々の問題」

ここ

ここ [1] 【戸戸】
一軒一軒。家々。家ごと。

ここ=で会ったが百年目

――で会ったが百年目
ここで出会った今,命運が尽きたと思え,の意。探していた敵などに出会った時にいう。

ここ=の声をあげる

――の声をあ・げる
産声(ウブゴエ)をあげる。生まれる。「日本の近代産業が―・げた地」

ここ=はひとつ

――はひとつ
(1)ここはちょっと。ここはためしに。「―田舎にでも帰って出直そう」
(2)ここはどうぞ(…してください)。「―御勘弁のほどを」「―お手柔らかに」

ここ=ばかりに日は照(テ)らぬ

――ばかりに日は照(テ)らぬ
ここだけによい事があるわけではない。世間至る所に生活の道はあるということ。

ここ=までお出(イ)で甘酒(アマザケ)進(シン)じょ

――までお出(イ)で甘酒(アマザケ)進(シン)じょ
〔「進じょ」は「進ぜん」の転。「進上」とも書く〕
歩き始めた子供を遊ばせるときの言葉。また,自分のいる場所に相手が近づけないのを知ってからかうときの言葉。

ここ=を先途(センド)と

――を先途(センド)と
今が勝敗の分かれ目であるとして死力を尽くすさま。「―防戦なすにぞ/近世紀聞(延房)」

ここ=を最後

――を最後
ここが最後の運命の窮まるところと考えて全力を尽くすこと。「―と攻め戦ふ/平家 8」

ここ=を踏(フ)んだら彼所(アチラ)が上(ア)がる

――を踏(フ)んだら彼所(アチラ)が上(ア)がる
世の中のことはすべて密接な関係があって,互いに影響しあっている。

ここ=一番

――一番
物事の分かれ目となる重大な局面。「―の強さ」

ここいら

ここいら [2] 【此処いら】 (代)
近称の指示代名詞。このあたり。ここら。「―で少し休むことにしよう」

ここう

ここう [1][0] 【弧光】
弧状の光。アーク放電の光。

ここう

ここう【虎口をのがれる】
escape from the jaws of death;get out of danger.

ここう

ここう [0] 【鼓行】
軍隊などが,堂々と太鼓を鳴らして進軍すること。

ここう

ここう【糊口をしのぐ】
make a bare living.〜に窮する have no means of subsistence.

ここう

ここう [0] 【糊口・餬口】
〔口を糊(ノリ)する(=カユヲススル)意から〕
(ほそぼそと)暮らしを立てること。生計。よすぎ。「―の資を得る」

ここう

ここう [0][1] 【枯槁】 (名)スル
(1)草木がしぼみ枯れること。「氷雪の野を蔽ひて草木の―せしが如く/雪中梅(鉄腸)」
(2)人が痩せ衰えること。やつれること。「憔悴し其の形容は―せり/経国美談(竜渓)」

ここう

ここう [0] 【虎口】
〔虎(トラ)の口の意から〕
きわめて危険な場所や状態。

ここう

ここう [0] 【湖港】
湖にある港。

ここう

ここう [0][1] 【戸口】
戸数と人口。「六十六州の―の数は確かならず/折たく柴の記」

ここう

ここう [1] 【股肱】
〔「股」は足のもも,「肱」は手のひじ〕
自分の手足のように信頼している忠義な家来。腹心。「―の臣」「妾は磯山が―の者なり/妾の半生涯(英子)」

ここう

ここう [0] 【孤高】
ただひとり,他とかけ離れて高い境地にいること。「―の精神」「―を持する」

ここう=を凌(シノ)ぐ

――を凌(シノ)・ぐ
どうにか生計を立てて暮らす。

ここう=を脱する

――を脱・する
危険な場所や状態からやっとのがれる。虎口をのがれる。

ここう=を逃(ノガ)れて竜穴(リユウケツ)に入(イ)る

――を逃(ノガ)れて竜穴(リユウケツ)に入(イ)る
一難を逃れてさらにほかの難儀に遭うことのたとえ。一難去ってまた一難。

ここうきん

ここうきん [2] 【古甲金】
甲州(コウシユウ)金のうち,江戸時代になって幕府の管理となる前に造られたもの。

ここうじょう

ここうじょう 【小定考】
平安時代,定考(コウジヨウ)の翌日の八月一二日に東庁において行われた,史生(シジヨウ)・官掌(カジヨウ)・使部などの官職を定める儀式。
→定考(コウジヨウ)

ここうたんぽ

ここうたんぽ 【古公亶父】
周の文王の祖父。太王。遊牧民の侵入を避け民を率いて豳(ヒン)から周原に移動。始祖后稷(コウシヨク)の業を継ぎ善政をしいて周の勢力を発展させた。

ここうちょうさ

ここうちょうさ [4] 【戸口調査】
(1)戸数や人口を調べること。
(2)各戸を訪ねて家族の動態などを調べること。戸口実査。

ここうのなん

ここうのなん 【虎口の難】
きわめて危険な難儀。「―を遁(ノガ)れて/太平記 16」

ここうもく

ここうもく [2] 【子項目】
「子見出し」に同じ。

ここうスペクトル

ここうスペクトル [5] 【弧光―】
⇒アーク-スペクトル

ここかしこ

ここかしこ [3] 【此処彼処】 (代)
このところあのところ。ここやあそこ。あちらこちら。「―で虫の音がする」

ここく

ここく【故国】
one's native land[country];one's home(land).

ここく

ここく [1] 【故国】
(1)自分が生まれた国。母国。祖国。
(2)自分が生まれた土地。ふるさと。

ここく

ここく [1] 【胡国】
(1)(中国の)胡の国。
→胡
(2)野蛮な国。未開の国。

ここし

ここ・し 【子子し】 (形シク)
子供っぽい。子供らしい。「―・しければらうたしと思ひて/落窪 1」

ここじん

ここじん [2] 【個個人】
ひとりひとり。ひとりひとりの人。「―の責任において行動してほしい」

ここぞ

ここぞ 【此処ぞ】 (連語)
ここが…だ。下に来る語を強めていう。この場面,この時点こそ重要である。「―という時」「―という所」

ここだ

ここだ 【幾許】 (副)
たくさん。たいそう。はなはだしく。ここば。「み吉野の象山(キサヤマ)のまの木末(コヌレ)には―も騒く鳥の声かも/万葉 924」

ここだく

ここだく 【幾許く】 (副)
「ここだ(幾許)」に同じ。「―我(アレ)は恋ひつつもあるか/万葉 666」

ここち

ここち【心地】
a feeling;→英和
a sensation;→英和
a mood (気分).→英和
〜が良い comfortable;→英和
pleasant.→英和

ここち

ここち [0] 【心地】
(1)物や事に接した時の心の状態。気分。気持ち。「天にも上る―」「生きた―がしない」「住み―」「夢見―」
〔他の語と複合する時は「ごこち」となる〕
(2)考え。分別。心。「おのが―にかしこしと思ふ人のほめたる/枕草子 8」
(3)(体の状態によって起こる)気分。また,病気。「御―は少し例ならずおぼされければ/大鏡(道兼)」

ここち=後(オク)る

――後(オク)・る
思慮分別が劣る。気がきかない。心おくる。「―・れたらむ人は苦しけれ/源氏(蜻蛉)」

ここち=損(ソコ)なう

――損(ソコ)な・う
「心地誤る」に同じ。「―・ひてわづらひける時に/古今(春下詞)」

ここち=誤(アヤマ)る

――誤(アヤマ)・る
気分が悪くなる。病気になる。「今朝の雪に―・りて,いと悩ましく侍れば/源氏(若菜上)」

ここち=違(タガ)う

――違(タガ)・う
「心地誤る」に同じ。「―・ひ,頭(カシラ)痛けれども/今昔 16」

ここちなし

ここちな・し 【心地無し】 (形ク)
思慮がない。分別がない。心ない。「いと―・しと思はれぬべけれど/源氏(浮舟)」

ここちゆく

ここちゆ・く 【心地行く】 (動カ四)
気持ちや気分がさっぱりとする。満足に思う。「いとよくはらはれたる遣水(ヤリミズ)の―・きたるけしきして/紫式部日記」

ここちよい

ここちよ・い [4] 【心地好い】 (形)[文]ク ここちよ・し
気持ちがよい。気分がよい。「―・いそよ風」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

ここつ

ここつ [1] 【枯骨】
朽ちはてた骨。死後,時を経た人の骨。

ここつしゅ

ここつしゅ [3] 【虎骨酒】
蒸留酒にトラの骨のほか約一四〇種の生薬をつけた,中国の薬用酒。アルコール分60パーセント。北京産が有名。

ここな

ここな [0] 【此処な】
〔「ここなる」の転〕
■一■ (連体)
(1)ここにある。ここにいる。「―若い衆」「―おひと」
(2)人を表す語の上に付いて,軽蔑や非難の気持ちを表す。「―うそつき女郎め/歌舞伎・助六」
■二■ (感)
意外な事態に驚いた時に発する語。これは(どうしたことだ)。「―,びつくりとしたがわごりよは合点がゆかぬ/狂言・乳切木」

ここに

ここに [0] 【此処に・是に・爰に・茲に】
■一■ (副)
この時。この時点で。「本日―竣工式を挙行するにあたり」「二〇年の歳月を経て,今―完成」
■二■ (接続)
(1)前の話題を受けて,当然の結果として起こる事態を示す。それで。このように。「…とうたひたまひき。―其の御子聞き知りて驚きて/古事記(中訓)」
(2)話題を変える時に用いる語。さて。ところで。「―乗円坊の阿闍梨慶秀といふ老僧あり/平家 4」

ここに=於(オイ)て

――於(オイ)て
(漢文訓読に由来する語)
(1)この時に。「―決断を下さねば好機を逸する」
(2)こういうわけで。「―交渉は妥結を見た」

ここぬか

ここぬか [4] 【九日】
(1)「ここのか(九日)」に同じ。
(2)月の第九番目の日。特に,九月九日の重陽(チヨウヨウ)の節句をいう。
〔副詞的用法の場合,アクセントは [0]〕

ここぬかのえん

ここぬかのえん 【九日の宴】
菊の宴。重陽の宴。

ここの

ここの [2] 【九】
(1)九。ここのつ。名詞の上に付けて,複合語を作る。この。「―重」「かがなべて夜には―夜/古事記(中)」
(2)ここのつ。数を数える時に用いる。この。「なな,や,―,とお」

ここのえ

ここのえ ココノヘ 【九重】
大分県西部,玖珠(クス)郡の町。玖珠川上流に位置。温泉が多く,大岳温泉には地熱発電所がある。

ここのえ

ここのえ [3] 【九重】
(1)物が九つ重なっていること。また,物が幾重にも重なっていること。「―の花のうてなを定めずは/拾遺愚草」
(2)(昔,中国で王城の門を幾重にも造ったことから)
 (ア)皇居。宮中。「―の内の灯火をかい消ちたるやうにもあり/栄花(月の宴)」
 (イ)皇居のある所。都。「夜中に―の内を紛れ出でて/平家 3」

ここのえびと

ここのえびと 【九重人】
宮中に仕える人。大宮人。「雲のたつ八重山吹の花ざかり―にをらせてしかな/夫木 6」

ここのか

ここのか [4] 【九日】
(1)月の第九番目の日。
(2)ここのつの日数。九日間。
〔副詞的用法の場合,アクセントは [0]〕
→ここぬか

ここのかえり

ここのかえり 【九返り】
九回くりかえすこと。九遍。「今,すべらぎの天(アメ)の下しろしめすこと,四つの時(=春夏秋冬)―になむなりぬる/古今(仮名序)」

ここのかさね

ここのかさね 【九重ね】
〔「九重」の訓読み〕
宮中。ここのえ。「―のなかにてはあらしの風も聞かざりき/古今(雑体)」

ここのしな

ここのしな 【九品】
〔「九品(クホン)」の訓読み〕
「九品(クホン)」に同じ。「さてこそ―の上にも,さはりなく生まれ給はめ/源氏(夕顔)」

ここのそじ

ここのそじ 【九十・九十路】
〔「そ」は一〇の意,「じ」は数詞の下に添える接尾語〕
九〇。九〇歳。「―あまり老いぬる身にもなほ花に飽かぬは心なりけり/風雅(雑上)」

ここのつ

ここのつ [2] 【九つ】
(1)九。九個。物の数を数える時に使う。
(2)九歳。
(3)昔の時刻の名。今の午前と午後の一二時頃。ここのつどき。

ここば

ここば 【幾許】 (副)
たいそう。はなはだしく。ここだ。ここばく。「白雲の絶えにし妹をあぜせろと心に乗りて―かなしけ/万葉 3517」

ここばく

ここばく 【幾許く】 (副)
〔「く」は接尾語〕
「ここば(幾許)」に同じ。「渚にはあぢ群(ムラ)騒き島廻(ミ)には木末(コヌレ)花咲き―も見のさやけきか/万葉 3991」

ここべつべつ

ここべつべつ [1][1][0] 【個個別別】
ひとつひとつ,また一人一人が別ですること。「―に出発する」

ここまい

ここまい [2][0] 【古古米】
九月頃の収穫期前には,三年前の産米の称。新米の出回る以後には,二年前の産米の称。

ここめ

ここめ
妖怪。鬼。また,しこめ。[和名抄]

ここもと

ここもと [2] 【茲許】 (接続)
(商業用の手紙などで)ここに。「―お送り申し上げます」

ここもと

ここもと 【此処許・爰許】 (代)
(1)近称の指示代名詞。話し手が現にいる場所,またその付近を指し示す。この辺り。「波ただ―に立ちくる心地して/源氏(須磨)」
(2)一人称の人代名詞のように用いる。ここにいる人。自分自身をいう。「―に言ひつけたることくさ物の名など/徒然 78」

ここら

ここら 【幾許】 (副)
程度がはなはだしいさま。数量が多いさまをいう語。はなはだ。たいそう。たくさん。「我宿に誰をまつ虫―なくらむ/古今(秋上)」「心うく―の年ごろつかうまつり侍りて/落窪 1」

ここら

ここら [2] 【此処】 (代)
近称の指示代名詞。話し手側の場所・事物などを表す。「ここ」よりも漠然とした範囲を表す。
(1)場所や事物などを指し示す。このあたり。「―にポストがあったはずだが」
(2)程度・範囲などを指し示す。この程度。これくらい。「もう―でよした方がよい」

こころ

こころ【心】
(the) mind;→英和
(the) heart (心情);→英和
spirit (精神);→英和
feeling (感情);→英和
intention (意向);→英和
will (意志).→英和
〜ある(ない) thoughtful (thoughtless);→英和
(in)considerate.→英和
〜から sincerely;→英和
heartily;from (the bottom of) one's heart.〜からの hearty;→英和
cordial;→英和
warm.→英和
〜ならずも against one's will;reluctantly.→英和
〜にいだく cherish;→英和
entertain.→英和
〜に浮かぶ[事が主語]occur to <one> ;[人が主語]think of.〜に留める[掛ける]bear[keep]in mind.〜ゆくまで to one's heart's content.〜を引く attract.→英和

こころ

こころ [3][2] 【心】
❶人間の体の中にあって,広く精神活動をつかさどるもとになると考えられるもの。
(1)人間の精神活動を知・情・意に分けた時,知を除いた情・意をつかさどる能力。喜怒哀楽・快不快・美醜・善悪などを判断し,その人の人格を決定すると考えられるもの。「―の広い人」「―の支えとなる人」「豊かな―」「―なき木石」
(2)気持ち。また,その状態。感情。「重い―」「―が通じる」
(3)思慮分別。判断力。「―ある人」
(4)相手を思いやる気持ち。また,誠意。「母の―のこもった弁当」「規則一点張りで―が感じられない」
(5)本当の気持ち。表面には出さない思い。本心。「―からありがたいと思った」「笑っていても―では泣いていた」
(6)芸術的な興趣を解する感性。「絵―」
(7)人に背こうとする気持ち。二心。「人言(ヒトゴト)を繁みこちたみ逢はざりき―あるごとな思ひ我が背子/万葉 538」
❷物事の奥底にある事柄。
(1)深く考え,味わって初めて分かる,物の本質。神髄。「茶の―」
(2)事の事情。内情。わけ。「目見合はせ,笑ひなどして―知らぬ人に心得ず思はする事/徒然 78」
(3)言葉・歌・文などの意味・内容。「文字二つ落ちてあやふし,ことの―たがひてもあるかなと見えしは/紫式部日記」
(4)事柄の訳・根拠などの説明。また謎(ナゾ)で,答えの説明。「九月の草花とかけて,隣の踊りととく,―は,菊(聞く)ばかりだ」

(1)心臓。胸。「別れし来れば肝向かふ―を痛み/万葉 135」
(2)(「池の心」の形で)中心。底。「池の―広くしなして/源氏(桐壺)」
(3)書名(別項参照)。

こころ

こころ 【こゝろ】
小説。夏目漱石作。1914年(大正3)「朝日新聞」連載。エゴイズムに悩みつつ,明治の精神に殉じて自殺する「先生」の心を通して生の孤独感を描く。

こころ=が乱れる

――が乱・れる
あれこれ思いわずらい,平静でなくなる。

こころ=が動く

――が動・く
(1)そうしたいという気が起こる。
(2)気持ちが平静でなくなる。

こころ=が弾(ハズ)む

――が弾(ハズ)・む
楽しい期待で気持ちがうきうきする。

こころ=が晴れる

――が晴・れる
心配事や疑念が解決して,こだわっていた気持ちが消える。

こころ=が痛む

――が痛・む
すまないという気持ちで苦しくなる。

こころ=が通(カヨ)う

――が通(カヨ)・う
互いの気持ちが通じ合う。心が通じる。

こころ=が騒ぐ

――が騒・ぐ
心配や不吉な予感などのため,心が落ち着かない。

こころ=ここに有(ア)らず

――ここに有(ア)らず
〔大学〕
他の事に心を奪われていて,眼前のことに心を集中できない。心ここにあらざれば視(ミ)れども見えず。「―という有り様でそわそわしている」

こころ=にもない

――にもな・い
本気でそう思っている訳ではない。自分の本心とは違う。「―・いお世辞をいう」

こころ=に付(ツ)く

――に付(ツ)・く
□一□〔「付く」は四段〕
気にいる。「―・かば,速やかに取れ/今昔 25」
□二□〔「付く」は下二段〕
関心を持つ。心にかける。「おもしろき家造り好むが,この宮の木立を―・けて/源氏(蓬生)」

こころ=に任(マカ)せる

――に任(マカ)・せる
(1)自分の思うままにする。
(2)思い通りになる。「―・せぬ恋の道」

こころ=に刻む

――に刻・む
深く心にとどめる。

こころ=に懸(カ)かる

――に懸(カ)か・る
気がかりに思う。気にかかる。

こころ=に懸(カ)ける

――に懸(カ)・ける
心にとめる。気にかける。心配する。

こころ=に染(ソ)ま∘ぬ

――に染(ソ)ま∘ぬ
自分の気持ちに合わない。

こころ=に染(ソ)む

――に染(ソ)・む
気に入る。意にかなう。「―・まぬ妻定め,左右なう引くべき様はなし/浄瑠璃・国性爺合戦」

こころ=に残る

――に残・る
感動がのちのちまで続く。「―・る名画」

こころ=に浮かぶ

――に浮か・ぶ
考えつく。思い浮かぶ。

こころ=に留(ト)める

――に留(ト)・める
いつも意識し,忘れないでおく。心にかける。

こころ=に適(カナ)う

――に適(カナ)・う
望んでいたことにうまく当てはまる。

こころ=の欲する所に従えども矩(ノリ)を踰(コ)えず

――の欲する所に従えども矩(ノリ)を踰(コ)えず
〔論語(為政)〕
自分の思うがままに行なっても,正道から外れない。孔子七〇歳の心境を述べたもの。
→従心

こころ=を一(イツ)に∘する

――を一(イツ)に∘する
多くの人が考えを一つにする。心を合わせる。「―∘して困難にあたる」

こころ=を以(モツ)て心に伝(ツタ)う

――を以(モツ)て心に伝(ツタ)・う
「以心伝心(イシンデンシン)」を訓読みした語。「拈花(ネンゲ)瞬目の妙旨を―・へたり/太平記 24」

こころ=を傾(カタム)ける

――を傾(カタム)・ける
一つのことに精神を集中する。

こころ=を入れ替える

――を入れ替・える
今までのことを反省し,考えや態度を改める。

こころ=を取る

――を取・る
取り入る。人の機嫌をとる。「山門・南都・園城寺の衆徒の―・り/太平記 8」

こころ=を合わせる

――を合わ・せる
(1)同じ目的に向かって心を一つにする。
(2)示し合わせる。共謀する。「こなたかなた―・せてはしたなめ煩はせ給ふ時も多かり/源氏(桐壺)」

こころ=を奪(ウバ)う

――を奪(ウバ)・う
強く心を引き付ける。夢中にさせる。

こころ=を寄せる

――を寄・せる
(1)好意をいだく。「ひそかに―・せる」
(2)傾倒する。熱中する。

こころ=を尽くす

――を尽く・す
(1)精魂を傾ける。できる限りのことをする。
(2)神経をすりへらす。「海山の道に―・し/竹取」

こころ=を引く

――を引・く
(1)関心・興味を引く。「墨絵に―・かれる」
(2)それとなく相手の気持ちをためす。気を引く。

こころ=を打つ

――を打・つ
深い感銘を与える。

こころ=を捉(トラ)える

――を捉(トラ)・える
人の気持ちをつかんで離さないようにする。心をつかむ。「読者の―・える表現」

こころ=を掴(ツカ)む

――を掴(ツカ)・む
「心を捉(トラ)える」に同じ。「聴衆の―・む演説」

こころ=を汲(ク)む

――を汲(ク)・む
相手の気持ちを思いやる。

こころ=を用(モチ)いる

――を用(モチ)・いる
気をくばる。注意する。

こころ=を留(ト)める

――を留(ト)・める
(1)注意する。気を付ける。
(2)愛着を感じる。心を寄せる。

こころ=を痛める

――を痛・める
あれこれと心配する。心を悩ます。

こころ=を砕く

――を砕・く
(1)いろいろと力を尽くす。苦心する。「―・いておもてなしをする」
(2)心配する。「人知れぬ―・き給ふ人ぞ/源氏(須磨)」

こころ=を破(ヤブ)る

――を破(ヤブ)・る
人の機嫌を損ねる。「―・らじとて,祖母おとどいであふ/源氏(玉鬘)」

こころ=を籠(コ)める

――を籠(コ)・める
思いを託す。真心をこめる。「―・めた贈り物」

こころ=を置く

――を置・く
(1)心配・未練などの気持ちが残る。「幼子に―・いて出かける」
(2)うちとけない。遠慮する。「我に心置き,ひきつくろへるさまに見ゆるこそ/徒然 37」
(3)用心する。警戒する。「後の巡査に聞えやせんと,―・きて振返れる/夜行巡査(鏡花)」

こころ=を致(イタ)す

――を致(イタ)・す
心を尽くす。心をこめる。「食を断ちて―・して願ふ所を祈請す/今昔 7」

こころ=を許(ユル)す

――を許(ユル)・す
信頼して,警戒心をもたないで相手に接する。また,うちとける。「―・した友人」

こころ=を起こす

――を起こ・す
(1)心を奮い立たせる。元気を出す。「―・して御湯などをも御覧じ入るるつまとやなる/寝覚 5」
(2)信仰心を起こす。発心(ホツシン)する。「―・してたしかに一部を書写し畢(オワ)りて/今昔 6」

こころ=を躍(オド)らせる

――を躍(オド)ら・せる
気持ちをたかぶらせる。

こころ=を遣(ヤ)る

――を遣(ヤ)・る
(1)思いをはせる。遠くの人や物を思う。
(2)憂さを晴らす。心を慰める。「酒飲みて―・るにあにしかめやも/万葉 346」
(3)思う存分にする。満足する。「おのがじし―・りて人をば貶(オト)しめ/源氏(帚木)」

こころ=を配る

――を配・る
周囲の人や物事に注意を払う。配慮する。

こころ=を開く

――を開・く
うちとける。隠し立てをしないで,本当の気持ちを話す。

こころ=を鬼(オニ)に∘する

――を鬼(オニ)に∘する
気の毒に思いながら,その人のためを思ってやむなく厳しくする。「―∘して破門する」

こころ=付(ツ)く

――付(ツ)・く
□一□〔「付く」は四段〕
(1)そういう心になる。「かの大臣のかたざまは思ひのく―・きなむ/寝覚 3」
(2)物心がつく。分別がつく。「彼の者―・きて,父は何処にやらんと尋ね候ふべきなれば/義経記 5」
□二□〔「付く」は下二段〕
(1)好意を寄せる。関心を持つ。「まま母の御あたりをば―・けてゆかしく思ひて/源氏(若菜下)」
(2)気付かせる。注意させる。「若き人に見習はせて―・けんためなり/徒然 184」

こころ=入(イ)る

――入(イ)・る
心が引きつけられる。夢中になる。「そのうつくしみに―・り給ひて/源氏(末摘花)」

こころ=内(ウチ)にあれば色(イロ)外(ソト)にあらわる

――内(ウチ)にあれば色(イロ)外(ソト)にあらわる
⇒思(オモ)い内にあれば色外にあらわる(「思い」の句項目)

こころ=利(キ)く

――利(キ)・く
気がきく。才覚がある。

こころ=及ぶ

――及・ぶ
(1)想像がつく。「これこそ翁らが―・ばざるにや/大鏡(道長)」
(2)気が付く。気持ちが行き届く。「心の及ばむに従ひては,何事も後見きこえむ/源氏(澪標)」

こころ=合わざれば肝胆(カンタン)も楚越(ソエツ)の如(ゴト)し

――合わざれば肝胆(カンタン)も楚越(ソエツ)の如(ゴト)し
〔荘子(徳充府)〕
最も近い間柄の人でも,気が合わないと疎遠な他人と同じである。

こころ=好く

――好・く
風流を好む心がある。「すぐれて―・き給へる人にて,つねは吉野山をこひ/平家 1」

こころ=広く体(タイ)胖(ユタカ)なり

――広く体(タイ)胖(ユタカ)なり
〔大学〕
心にやましいことがなければそれが形にも表れて,心身ともにのびやかである。

こころ=後(オク)る

――後(オク)・る
(1)心の働きが劣る。「うちをば思ひよらぬぞ―・れたりける/堤中納言(逢坂)」
(2)気後れする。「あやしう,―・れても進み出でつる涙かな/源氏(梅枝)」

こころ=知る

――知・る
(1)事情・訳などを知っている。「―・らぬ人々は,…ととがめあへり/源氏(末摘花)」
(2)情趣を解する。「―・らむ人に,などこそ聞え侍りしか/源氏(紅梅)」

こころ=解(ト)く

――解(ト)・く
警戒心が薄れる。うち解ける。「人離れたる所に―・けて寝ぬるものか/源氏(夕顔)」

こころ=重し

――重・し
思慮深い。慎重だ。「世の中に―・くづしやかに思はれ給ひつる人の/宇津保(国譲中)」

こころあさし

こころあさ・し 【心浅し】 (形ク)
(1)思慮が浅い。考えが足りない。
⇔心深し
「―・くけしからず人笑へならむを/源氏(浮舟)」
(2)情が薄い。薄情だ。「御有様にたがひて―・きやうなる御もてなしの/源氏(総角)」

こころあし

こころあ・し 【心悪し】 (形シク)
性質が悪い。「とりどころなきもの,かたちにくさげに,―・しき人/枕草子 141」

こころあたたまる

こころあたたまる【心暖まる】
〔形〕heart-warming.

こころあたたまる

こころあたたま・る 【心暖まる】 (連語)
人の誠意や愛情が感じられて,心がなごむ。「―・る光景」

こころあたり

こころあたり【心当りがある(ない)】
know <of> (have no idea <of> ).→英和
〜の場所 a likely place.

こころあたり

こころあたり [4] 【心当(た)り】
心にこれと思いあたること。目当て。見当。「いくら考えても―がない」「―を探す」

こころあて

こころあて [0] 【心当て・心宛て】
(1)あて推量。見当。「かねて―にしていたこと」
(2)心のうちで期待すること。心だのみ。「兼ての算用には十五両の―/浮世草子・胸算用 3」
(3)心掛け。心構え。「あつぱれ賢き―かな/仮名草子・伊曾保物語」

こころあやまり

こころあやまり 【心誤り】
(1)心得ちがい。考えちがい。「―やしたりけむ/伊勢 103」
(2)心の平常を失うこと。「本性は,いと静かに,心よく,こめき給へる人の,時どき,―して/源氏(真木柱)」
(3)気分が悪くなること。「―して,わづらはしくおぼゆれば/源氏(総角)」

こころあり

こころあ・り 【心有り】 (連語)
(1)思慮分別がある。物の道理がわかっている。「少し―・らむ人は,我があたりをさへ疎みぬべかめり/源氏(東屋)」
(2)思いやりがある。情がある。「三輪山を然(シカ)も隠すか雲だにも―・らなも隠さふべしや/万葉 18」
(3)趣がある。また,情趣や風雅を解する。「―・る朝ぼらけに急ぎ出でつる車副ひなどこそ/源氏(東屋)」「―・らむ人に見せばや津の国の難波わたりの春の景色を/後拾遺(春上)」
(4)相手にさからうような気持ちをひそかにいだく。下心がある。「かく親しき御なからひにて,―・るやうならむもびんなくて/源氏(若菜上)」
(5)歌論や連歌の用語。深い心をこめている。有心体(ウシンタイ)。「常に―・る体の歌を御心にかけてあそばし候べく候/毎月抄」
⇔心無い

こころある

こころある [4] 【心有る】 (連体)
分別思慮がある。物の道理がわかっている。
⇔心無い
「―人は嘆いている」

こころいき

こころいき [0][4] 【心意気】
(1)物事に積極的に向かってゆく,きっぱりとした態度。また,そういう気性。気概。「―に感ずる」「その―がうれしい」
(2)きっぷのよい心。意気地。気概。「大阪商人の―を見せる」「辰巳芸者の―」
(3)性格。気性。気質。「世の中に大部かういふ―の者が有るて/黄表紙・艶気樺焼」
(4)なったつもり。また,気どり。「艶二郎は役者・女郎などの―にて/黄表紙・艶気樺焼」
(5)真情。こころね。「ぬしの―次第でどうともしいすのさ/洒落本・傾城買二筋道」
(6)(歌舞伎で)真情を表現する身振りや表情をすること。

こころいき

こころいき【心意気】
⇒心ばえ.

こころいっぱい

こころいっぱい [4] 【心一杯】 (副)
心のかぎり。精一杯。思う存分。「廿日はお祭礼(マツリ)なれば―面白い事をして/たけくらべ(一葉)」

こころいれ

こころいれ [0] 【心入れ】
(1)心構え。考え。「貴嬢(アナタ)の御―をも承り,飛立つ程うれしく/露団々(露伴)」
(2)心づかい。配慮。「忝(カタジケナ)き御―/浮世草子・五人女 4」

こころいわい

こころいわい [4] 【心祝(い)】
(1)外見や形式にこだわらない,気持ちばかりのささやかな祝い。
(2)心の中で良い事が起きるのを願うこと。「すずむ顔して二三べん―の神のくじ/浄瑠璃・鑓の権三(下)」

こころう

こころ・う 【心得】 (動ア下二)
⇒こころえる

こころうし

こころう・し 【心憂し】 (形ク)
(1)なさけない。「わが容貌(カタチ)の醜くあさましきことをあまりに―・くおぼえて/徒然 134」
(2)好ましくない。「悪霊の左大臣殿と申し伝へたる,いと―・き御名なりかし/大鏡(兼通)」

こころうつくし

こころうつく・し 【心美し】 (形シク)
(1)心持ちがかわいらしい。人柄に好意がもてる。「人にくく,―・しくはあらぬわざなり/源氏(常夏)」
(2)すなおで親しみがもてる。無邪気だ。「いと若やかに―・しうらうたき心はたおはする人なれば/源氏(夕霧)」

こころうつり

こころうつり [4] 【心移り】
興味・好みがほかに変わること。心変わり。気移り。

こころうれしい

こころうれし・い [6] 【心嬉しい】 (形)
うれしい。よろこばしい。「ただ何となく―・くなつて/浮雲(四迷)」

こころえ

こころえ [3][4] 【心得】
(1)技術・技芸などを,習いおぼえて修得していること。たしなみ。「茶の湯の―がある」
(2)なにか事に当たる場合に,わきまえておくべき事柄。「電話をかける時の―」「―帳」
(3)官庁や会社で,ある役職の職務を下級の者が代行する時の職名。「局長―」「課長―」
(4)気持ち。考え方。「あれにはさいぜんより―がなをつた/狂言・昆布売」

こころえ

こころえ【心得】
(1) knowledge <of English> ;→英和
<米> know-how (やり方);a notion;→英和
an idea (概念);→英和
understanding (理解);→英和
experience (経験).→英和
(2) rules;regulations.〜顔に with a knowing look.‖校長(課長)心得 an acting principal (chief of the section).執務心得 office regulations.

こころえがお

こころえがお [0] 【心得顔】 (名・形動)[文]ナリ
事情などをよく知っている,わかっているといった顔つき。「―に言う」

こころえちがい

こころえちがい [5] 【心得違い】 (名・形動)
(1)思い違い。勘違い。誤解。「とんだ―をしていた」
(2)よくない間違った考えやおこない。不心得。「若い娘を一人置て,―な事でもあつてはならんと/塩原多助一代記(円朝)」

こころえちがい

こころえちがい【心得違い】
(1) misbehavior;misdemeanor (不行跡).→英和
(2) misunderstanding;→英和
a mistaken idea (誤解).
〜をする misbehave[misconduct](oneself);→英和
misunderstand;→英和
get <it> wrong.

こころえる

こころえる【心得る】
(1)[知る]learn;→英和
[知っている]know;→英和
have a knowledge <of> .→英和
(2)[考える]think;→英和
regard[consider] <something> as.

こころえる

こころ・える [4] 【心得る】 (動ア下一)[文]ア下二 こころ・う
(1)ある物事について,こうであると理解する。わかる。「この場を何と―・えるか」「呼ばれたものと―・えて/歌行灯(鏡花)」
(2)事情を十分知った上で引き受ける。承知する。「万事―・えました」
(3)すっかり身についている。心得がある。「茶道については一通りのことは―・えている」
(4)気をつける。用心する。「ころび落ちぬやう―・えて炭を積むべきなり/徒然 213」

こころおき

こころおき [0] 【心置き】
心づかいをすること。遠慮。気兼ね。「骨肉の人々の間にのみ感ぜられる淡い―を感じた/或る女(武郎)」

こころおきて

こころおきて 【心掟】
(1)心に思い定めていること。「朱雀院の御―を,本意かなはせ給へるもいとめでたし/栄花(月の宴)」
(2)心の持ち方。性格。気立て。「幼かるべき程よりは―大人大人しく目やすく/源氏(竹河)」

こころおきない

こころおきな・い [6] 【心置き無い】 (形)
気兼ねや遠慮がない。「―・い無二の友達として彼に対してゐた/都会の憂鬱(春夫)」
〔現代語では多く「心置きなく」の形で用いられる〕

こころおきなく

こころおきなく [6][5] 【心置き無く】 (副)
〔形容詞「こころおきない」の連用形から〕
(1)気兼ねしないで。遠慮なく。「―語り合う」
(2)あとに心を残すことなく。心配なく。「―旅に出る」

こころおきなく

こころおきなく【心置きなく】
without reserve (遠慮なく);without anxiety.

こころおくれ

こころおくれ [4] 【心後れ】 (名)スル
(1)恐れひるむこと。気おくれ。「遂―が致しまして/露団々(露伴)」
(2)心が劣ること。「かたち見にくく,―にして出で仕へ/徒然 134」

こころおさなし

こころおさな・し 【心幼し】 (形ク)
心が幼稚である。思慮が浅い。「―・く竜を殺さむと思ひけり/竹取」

こころおそし

こころおそ・し 【心鈍し】 (形ク)
(1)心がこもっていない。「山背の石田(イワタ)の社(モリ)に―・く手向したれや妹に逢ひ難き/万葉 2856」
(2)心の働きがにぶい。「さやうの事にも―・くてものし給ふ/源氏(蓬生)」

こころおとり

こころおとり [4] 【心劣り】 (名)スル
(1)予想より劣って感じられること。見劣り。
⇔心勝り
「めでたしと見る人の―せらるる本性見えんこそ,口をしかるべけれ/徒然 1」
(2)気負けすること。気後れすること。「河守のこのありさまに―せられて/読本・春雨(宮木が塚)」

こころおぼえ

こころおぼえ【心覚え】
remembrance.→英和
〜がある remember.→英和
〜に to help one's memory.

こころおぼえ

こころおぼえ [4] 【心覚え】
(1)覚えていること。また,その事柄。「言われてみれば―がある」「―の場所」
(2)忘れないための,ちょっとしたしるし。メモ。「―を記す」

こころおもしろい

こころおもしろ・い 【心面白い】 (形)[文]ク こころおもしろ・し
楽しい。愉快だ。「柳之助も―・く話をした/多情多恨(紅葉)」

こころかしこし

こころかしこ・し 【心賢し】 (形ク)
心がけがしっかりしている。気が利く。「年ごろおとづれざりける女,―・くやあらざりけむ/伊勢 62」

こころから

こころから [2] 【心から】 (副)
(1)心の底から。しんから。心より。「―礼を言う」
(2)自分の意志で。心より。「―などかう憂き世を見あつかふらむ/源氏(末摘花)」

こころかるし

こころかる・し 【心軽し】 (形ク)
心がうわついている。軽薄だ。「出でて去なば―・しといひやせむ世のありさまを人は知らねば/伊勢 21」

こころかろし

こころかろ・し 【心軽し】 (形ク)
「こころかるし」に同じ。「―・き人のつら(=仲間)にて/源氏(初音)」

こころがかり

こころがかり【心掛り】
⇒気掛り.

こころがかり

こころがかり [4] 【心懸(か)り・心掛(か)り】 (名・形動)
気になる・こと(さま)。心配。気がかり。「老母のことが―だ」

こころがけ

こころがけ [0] 【心掛け】
(1)平素からの心の持ち方。「ふだんの―がよくない」
(2)こころえ。たしなみ。「天平美術の―もある/社会百面相(魯庵)」

こころがけ

こころがけ【心掛け】
(an) intention (意図);→英和
care (注意);→英和
prudence (用心);→英和
one's mental attitude (心構え).〜の良い of good intentions;prudent.→英和
〜の悪い careless;→英和
imprudent.→英和

こころがける

こころが・ける [5] 【心掛ける】 (動カ下一)[文]カ下二 こころが・く
いつも心に留めて忘れないようにする。いつもそれを目指して努力する。「規則正しい生活を―・ける」

こころがける

こころがける【心掛ける】
intend;→英和
try;→英和
bear[keep]in mind.

こころがまえ

こころがまえ【心構え】
one's mental attitude;preparation (用意).→英和
〜をする be prepared[ready] <for> .

こころがまえ

こころがまえ [4] 【心構え】
心の中での準備。心の用意。「いざという時のためにふだんからの―が必要だ」

こころがら

こころがら [0][5] 【心柄】
(1)気だて。性質。「―のよい人」
(2)〔「心から」の転〕
自分の心から,そうなること。自業自得。「雪の中に凍えるとは定し―で有う/鉄仮面(涙香)」

こころがわり

こころがわり【心変り】
a change of mind;treachery (裏切り).→英和
〜する change one's mind.

こころがわり

こころがわり [4] 【心変(わ)り】 (名)スル
(1)愛情・忠誠心・好みなどが,他の人や物に移ること。変心。「恋人が―したのを悲しむ」
(2)心が常と違うようになること。「心ひとつに思し嘆くに,いとど御―もまさり行く/源氏(葵)」

こころきたなし

こころきたな・し 【心汚し】 (形ク)
心がいやしい。あさましい。卑劣である。「―・き聖(ヒジリ)心なりける/源氏(総角)」

こころぎも

こころぎも 【心肝】
(1)心。魂。胸のうち。
(2)深い考え。「やをらひき隠してあるべかりけることを―なく申すかな/大鏡(昔物語)」

こころぎも=も尽(ツ)く

――も尽(ツ)・く
心が消え入る。茫然となる。「参りては,いとど心ぐるしう,―・くるやうになむ/源氏(桐壺)」

こころぎも=を砕(クダ)く

――を砕(クダ)・く
真心をかたむける。肝胆を砕く。「―・きて祈り奉りしかども,そのしるしもなし/著聞 13」

こころぎれ

こころぎれ [0] 【心切れ】
連歌や俳諧で,切れ字を用いずに内容的に句切れになること。また,そのような句。

こころくばり

こころくばり [4] 【心配り】
気をつかうこと。気づかい。心づかい。配慮。「いろいろと―をする」

こころくらべ

こころくらべ 【心競べ】
意地のはりあい。根気くらべ。「―に負けむこそ人わるけれ/源氏(明石)」

こころぐし

こころぐ・し 【心ぐし】 (形ク)
せつなく苦しい。「春日山霞たなびき―・く照れる月夜(ツクヨ)にひとりかも寝む/万葉 735」

こころぐま

こころぐま 【心隈】
心にわだかまりのあること。「―我れは隔てて思はぬに何ゆゑ人の恨みがほなる/風葉集」

こころぐみ

こころぐみ [0] 【心組み】
心づもり。心構え。「失敗を盛返さうといふ―である/社会百面相(魯庵)」

こころぐるしい

こころぐるしい【心苦しい】
painful;→英和
regrettable.→英和
心苦しく思う be[feel]sorry[uneasy].

こころぐるしい

こころぐるし・い [6] 【心苦しい】 (形)[文]シク こころぐる・し
(1)(他人に対して)申し訳なく,すまない気持ちがする。気がとがめる。「誠に―・いが,要請には応じかねる」
(2)心に苦痛を感じる。心配だ。「この御方の御いさめをのみぞ,なほ,わづらはしく,―・しう思ひ聞えさせ給ひける/源氏(桐壺)」「いと―・しく物思ふなるは/竹取」
(3)(相手が)気の毒だ。いたわしい。「かかる所に一人離れておはせむが,いと―・しうおぼえ給へばなり/宇津保(楼上・上)」
〔上代には,自分に対してつらいと感ずるさまを表したが,平安時代には他人の身を思いやって心が痛む場合にも用い,また,相手がつらいと感ずる状態にある(3)の意も生じた。(1)の意は近世以降の用法〕
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

こころげそう

こころげそう 【心化粧】
相手に好感を与えるために心の用意をすること。「すいたる若き女たちは舟の上さへはづかしう―せらる/源氏(須磨)」

こころこと

こころこと 【心異】 (形動ナリ)
(1)心が変わっているさま。「きぬ着せつる人は―になるなりといふ/竹取」
(2)他ときわだっているさま。なみなみでないさま。「この御子生まれ給ひて後はいと―におもほしおきてたれば/源氏(桐壺)」

こころごころ

こころごころ 【心心】 (名・形動ナリ)
(1)人それぞれの心。「人の―,おのがじしの立てたるおもむきも見えて/源氏(帚木)」
(2)考え・思いが人さまざまであるさま。思い思い。「―なる人の有様どもを見給ひ重ぬるに/源氏(玉鬘)」

こころごわし

こころごわ・し 【心強し】 (形ク)
情がこわい。気がつよい。「故宮にもしか―・きものに思はれ奉りて過ぎ侍りしを/源氏(乙女)」

こころさかしら

こころさかしら 【心賢しら】 (名・形動ナリ)
利口ぶった心。分別くさい気持ち。また,そのさま。「みづからの―にや,宰相殿も思ほさむ。いとほしきわざかな/狭衣 4」

こころさびしい

こころさびし・い [6] 【心寂しい・心淋しい】 (形)[文]シク こころさび・し
何となくさびしい。心ざみしい。「―・い婚礼をすまして了つた/あらくれ(秋声)」

こころさみしい

こころさみし・い [6] 【心淋しい】 (形)[文]シク こころさみ・し
〔「こころざみしい」とも〕
「こころさびしい」に同じ。

こころさんよう

こころさんよう 【心算用】 (名)スル
心の中で利害得失などを考えること。胸算用。「商売の事より外には人とものをも言はず毎日―して/浮世草子・胸算用 5」

こころざし

こころざし [0] 【志】
(1)心に決めて目指していること。また,何になろう,何をしようと心に決めること。「―を立てる」「―を曲げる」「事―と違(タガ)う」「―を同じくする」
(2)人に対する厚意。人を思う気持ち。「お―だけはありがたくいただきます」
(3)好意・謝意などの気持ちを表す贈り物。また,故人を悼んで供える物やお布施などの上書きの語。
(4)追善供養。「母人の十三年にあたり,千日寺へ石塔を立て―仕り候/浮世草子・一代男 7」

こころざし

こころざし【志】
(a) will;→英和
(an) intention;→英和
<attain one's> aim;→英和
(an) ambition;→英和
(a) desire[wish](願望);→英和
kindness[goodwill](心尽し);→英和
a present[gift](贈物).→英和

こころざし=ある者は事(コト)竟(ツイ)に成る

――ある者は事(コト)竟(ツイ)に成る
〔後漢書(耿弇伝)〕
やろうという志がしっかりしていさえすれば,たとえ障害があってもなしとげることができるものである。

こころざし=は木(コ)の葉に包(ツツ)め

――は木(コ)の葉に包(ツツ)め
たとえ木の葉に包むほどのわずかな物でも,贈る人の真心さえこもっていればそれでよい。志は笹(ササ)の葉。志は椎(シイ)の葉。志は松の葉。

こころざし=を∘得る

――を∘得る
目指していたことを果たす。

こころざし=合えば胡越(コエツ)も昆弟(コンテイ)たり

――合えば胡越(コエツ)も昆弟(コンテイ)たり
〔漢書(鄒陽伝)〕
志が合えば初めは互いに知らなかった人どうしでも兄弟のように親しくなる。

こころざす

こころざ・す [4] 【志す】 (動サ五[四])
〔「心指(サ)す」の意〕
(1)気持ちがそちらに向く。心の中で目標を定める。心中に決めた目標に向かって進む。「学問に―・す」「画家を―・して上京した」「あまた物し給ふ御女(ムスメ)たちを一人一人はと―・し給ひながら/源氏(匂宮)」
(2)好意・謝意などを表して物を贈る。「これより後は彼等に飯を―・して/今昔 20」
(3)追善供養をする。「今日は―・す日にて候程に,墓所へ参り候/謡曲・定家」

こころざす

こころざす【志す】
intend;→英和
aim <at,to do> ;→英和
aspire <to> .→英和

こころざま

こころざま [0] 【心様】
心のもちよう。気質。気だて。性格。「―やさしきをとめ/浴泉記(喜美子)」

こころざわり

こころざわり [4] 【心障り】
心がかり。気ざわり。「前後に―なくて胸安からん/暗夜(一葉)」

こころしずか

こころしずか [4] 【心静か】 (形動)[文]ナリ
事にのぞんで,あわてずに心が落ち着いているさま。「―に判決の日を待つ」「―な毎日を送る」

こころしだい

こころしだい [4] 【心次第】
心の向くまま。心まかせ。

こころして

こころして [3][2] 【心して】 (副)
十分な心構えを持って。十分に気を配って。「―聞け」「―行け」

こころして

こころして【心して】
with care.

こころしらい

こころしらい 【心しらひ】
心遣い。配慮。「帯刀(タチハキ)―仕うまつることねんごろなり/落窪 2」

こころしらう

こころしら・う 【心しらふ】 (動ハ四)
(1)詳しく知っている。「兵の事に―・へるは今麁鹿火が右に出づるひと無し/日本書紀(継体訓)」
(2)心遣いをする。気を配る。「下りては少し―・ひて立ち去り給へり/源氏(東屋)」

こころしり

こころしり 【心知り】 (名・形動ナリ)
(1)互いに心を知り合うさま。また,その人。懇意。知己。「花すすき招くたよりのかひもなし―なる人し見えねば/和泉式部集」
(2)事情をよく知っているさま。また,その人。わけしり。「よべの―の人々は/源氏(東屋)」

こころじたく

こころじたく [4] 【心支度】
心の準備。心構え。

こころじょうぶ

こころじょうぶ [4] 【心丈夫】 (形動)[文]ナリ
頼れるものがあって心強いさま。「君が一緒なので―だ」

こころじょうぶ

こころじょうぶ【心丈夫である】
feel safe[reassured].

こころす

こころ・す 【心す】 (動サ変)
⇒こころする

こころすごし

こころすご・し 【心凄し】 (形ク)
寂しくて心細い。「深き里は人離れ―・く/源氏(若紫)」

こころすずし

こころすず・し 【心涼し】 (形シク)
気持ちがすがすがしい。「―・しき四手(シデ)の音かな/新古今(神祇)」

こころする

こころ・する [2] 【心する】 (動サ変)[文]サ変 こころ・す
気をつける。注意する。用心する。「―・してかかれ」

こころずから

こころずから 【心づから】 (副)
自分の心から。自分の意志で。自発的に。「春風は花のあたりをよぎて吹け―や移ろふと見む/古今(春下)」

こころせく

こころせ・く [4] 【心急く】 (動カ五[四])
気持ちばかりあせる。心がはやる。「―・くままに旅立つ」

こころせばし

こころせば・し 【心狭し】 (形ク)
度量が小さい。「をみなへし咲ける大野を防ぎつつ―・くやしめ(=シメナワ)を結ふらむ/源氏(総角)」

こころぜわしい

こころぜわし・い [6] 【心忙しい】 (形)[文]シク こころぜは・し
気ぜわしい。気がせいて何となく落ち着かない。「出発の日が迫って何かと―・い日々を送る」

こころぞえ

こころぞえ [0] 【心添え】
注意・忠告を与えること。また,その注意・忠告。「何かとお―をいただき…」

こころたかし

こころたか・し 【心高し】 (形ク)
(1)理想が高い。志が高い。「はかなき夢に頼みをかけて―・く物し給ふなりけり/源氏(若菜上)」
(2)自尊心が強い。高慢だ。「世に知らず,―・くおもへるに/源氏(須磨)」

こころたしか

こころたしか [4] 【心確か】 (形動ナリ)
考えがしっかりしているさま。「―なる女なれども/義血侠血(鏡花)」

こころだくみ

こころだくみ 【心匠】
心の中であれこれ工夫すること。心づもり。「となむ造るべき,かうなむ建つべきといふ御―いみじ/栄花(疑)」

こころだて

こころだて [0][5] 【心立て】
気だて。心のもちよう。「―のやさしい子」

こころだのみ

こころだのみ【心頼み】
reliance;→英和
hope.→英和
〜にする count (up)on;look forward <to a person's answer> .

こころだのみ

こころだのみ [4] 【心頼み】
(1)頼みに思っている物事や人。「先輩の援助を―にする」「灯火を―にして三合村に着き/続千山万水(乙羽)」
(2)〔「頼み」は結納(ユイノウ)の意〕
縁組の約束のしるし。「どれぞ媒(ナコウド)頼みて本式のいひ入れはお前から,是は先それまでの―/浄瑠璃・鑓の権三(上)」

こころだま

こころだま 【心魂】
(1)精神。たましい。心。「諸人の―うきたつ/浮世草子・諸国はなし 4」
(2)度胸。肝玉。こころだましい。「商人(アキンド)の―,各別に広し/浮世草子・胸算用 5」
(3)霊魂。「我は木挽(コビキ)の吉介が娘おはつが―なり/浮世草子・一代男 4」

こころだましい

こころだましい 【心魂】
(1)心の働き。意識。「―もあくがれ果てて/源氏(夕霧)」
(2)思慮。才覚。「かたちとても人にも似ず―もあるにもあらで/蜻蛉(上)」

こころづかい

こころづかい【心遣い】
concern;→英和
anxiety;→英和
care.→英和

こころづかい

こころづかい [4] 【心遣い】
物事がうまくいくように気をつかうこと。「お―ありがとうございました」

こころづき

こころづき 【心付き】 (名・形動ナリ)
気に入ること。愛着をもつこと。また,そのさま。「人の家より物見に出づる車を見て―におぼえ侍りければ/後撰(恋二詞)」

こころづきなし

こころづきな・し 【心付き無し】 (形ク)
気に入らない。意に満たない。不愉快だ。「いとどしう―・く思ふことぞ限りなきや/蜻蛉(上)」

こころづく

こころづ・く [4] 【心付く】
■一■ (動カ五[四])
(1)気付く。感づく。「客の来たのを―・かなかつた/婦系図(鏡花)」
(2)物心がつく。
(3)意識を取り戻す。正気になる。「北八―・きしと見へやうやくに目を開き/西洋道中膝栗毛(魯文)」
→こころつく(「心」の句項目)
■二■ (動カ下二)
⇒こころづける

こころづくし

こころづくし [4] 【心尽(く)し】
(1)人のためにこまごまと気をつかうこと。また,そのようにして調えたもの。「友人の―の歓待に感謝する」「母の―の手料理」
(2)物思いに心をすり減らすこと。悲しみ悩むこと。「過ぎにし方の思ひいでらるるにも,中々―に/源氏(手習)」

こころづくし

こころづくし【心尽し】
kindness;→英和
solicitude (配慮);→英和
efforts (尽力).

こころづけ

こころづけ【心付】
<give> a tip <to> .→英和

こころづけ

こころづけ [0] 【心付け】
(1)特別な配慮に対する感謝のしるしや祝儀として与える,小額のお金や物。チップ。「運転手に―を渡す」
(2)連歌・俳諧の付合(ツケアイ)の方法の一。前句の意想・心情を見定め,詞の縁や寄合を避け,その起こりや場などを具体的に示す付け方。
→詞付け
→物付け
(3)気をつけること。注意。配慮。「兼ねて覚悟の良実を思し召しての御―,近頃忝(カタジケ)なう存ずる/歌舞伎・名歌徳」

こころづける

こころづ・ける [5] 【心付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 こころづ・く
(1)気を付ける。注意を払う。「彼此(アレコレ)と陰ながら―・ける/多情多恨(紅葉)」
(2)心付けを与える。「親切にも腕車(クルマ)賃まで―・けて/魔風恋風(天外)」

こころづま

こころづま 【心夫・心妻】
〔「こころつま」とも〕
心の中で自分の夫(または妻)と定めて思う人。「あしひきの山下とよめ鳴く鹿の言ともしかも我(ア)が―/万葉 1611」

こころづもり

こころづもり【心積もりがある】
have the will <to do> ;→英和
be ready[prepared] <for,to do> .

こころづもり

こころづもり [4] 【心積(も)り】 (名)スル
心の中であらかじめこうしよう,こうなるだろうと考えておくこと。予定。「仕事の―をする」「ひそかに―していたとおりになる」

こころづよい

こころづよ・い [5] 【心強い】 (形)[文]ク こころづよ・し
(1)頼りになるものがあって安心していられる。心丈夫だ。
⇔心細い
「君がいてくれれば―・い」「―・い味方」
(2)気持ちがしっかりしている。気丈だ。「堪へがたきを―・く念じ返させ給ふ/源氏(桐壺)」
(3)かたくなだ。つれない。「―・くうけたまはらずなりにしこと/竹取」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

こころづよい

こころづよい【心強い】
reassuring.心強く思う feel reassured[secure].

こころと

こころと 【心と】 (連語)
自分の考えで。自分から求めて。「つくづくと思へばやすき世の中を―なげく我が身なりけり/新古今(雑下)」

こころとがめ

こころとがめ [4] 【心咎め】
うしろめたい気持ち。

こころとし

こころと・し 【心疾し】 (形ク)
理解がはやい。気がきいている。賢明である。「平中,―・き者にて/今昔 30」

こころど

こころど 【心ど】
気力。気合。「妹を見ず越(コシ)の国辺(クニヘ)に年経(フ)れば我(ア)が―の和(ナ)ぐる日もなし/万葉 4173」

こころない

こころな・い [4] 【心無い】 (形)[文]ク こころな・し
□一□
(1)思慮がない。分別がない。
⇔心ある
「―・い子供たちのいたずら」
(2)他に対する思いやりがない。「当人の将来を考えぬ―・い仕打ち」
(3)趣を解さない。物の風情(フゼイ)がわからない。「桜の枝を折る―・い人」
□二□
(1)(無生物について)知・情・意をそなえていない。「木は此れ―・し。何(イカ)でか音(コエ)を出ださんや/今昔 12」
(2)関心がない。熱意がない。「書に―・し/胆大小心録」
⇔心あり
[派生] ――さ(名)

こころながし

こころなが・し 【心長し】 (形ク)
(1)長い間,同じ気持ちでいるさま。「あるが中に―・かりける喜び/宇津保(国譲上)」
(2)安心している。「―・う養生をして/狂言・武悪(虎寛本)」

こころなし

こころなし [0] 【心做し・心成し】
自分の気のせいでそう思えること。思い做し。「―寂しそうに見える」

こころなし

こころなし 【心無し】
思慮・分別のないこと。また,その人。「然(サ)る―は生きても何(イカ)にかはせん/今昔 19」

こころなしか

こころなしか 【心做しか】 (連語)
気のせいか。心なし。「―少しやせたようだ」

こころなら∘ず

こころなら∘ず 【心ならず】 (連語)
(1)自分の気持ち・意志に反しているさま。「―∘ぬ里居十日ばかりするにも/讃岐典侍(上)」
(2)思い通りにできないさま。「うき世はたれも―∘ねば/千載(雑中)」
(3)気が気でない。「―∘ざる胸騒ぎ/歌舞伎・小袖曾我」
(4)無意識にするさま。「―∘ずに母走り向ひ/曾我 7」

こころなら∘ずも

こころなら∘ずも 【心ならずも】 (連語)
自分の本意ではないが,やむをえず。「―応諾するしかなかった」

こころにくい

こころにくい【心憎い】
(1) hateful.(2) exquisite;→英和
admirable (みごとな).→英和
〜ほど strikingly;→英和
irresistibly.→英和

こころにくい

こころにく・い [5] 【心憎い】 (形)[文]ク こころにく・し
□一□
(1)あまりにすぐれているので憎らしくさえ感じられる。「―・いまでに落ち着きはらっている」「―・い演技力」
(2)表面はさりげないが深い配慮が感じられる。「―・い心遣い」「―・い庭石の配置」
□二□
(1)上品で奥ゆかしい。深みがある。「たきものの香,いと―・し/枕草子 201」
(2)(よくわからないもの,はっきりしないものに)関心をそそられる。心をひかれる。「殿ばらなどには―・き今参りのいと御覧ずる際にはあらぬほど/枕草子 201」
(3)奥底が知れない。あなどりがたい。「さだめて打手むけられ候はんずらん,―・うも候はず/平家 4」
(4)不審だ。あやしい。「―・し,重きものを軽う見せたるは隠し銀(ガネ)にきはまる所/浮世草子・胸算用 4」
〔相手のすぐれていることをねたましく思う状態の□一□(1)が原義〕
[派生] ――さ(名)

こころね

こころね【心根】
one's feelings (感情);one's motive (動機);one's disposition (心ばえ).

こころね

こころね [0] 【心根】
心の奥底にあるもの。心底(シンテイ)。真情。本性。「―のやさしい人」

こころのあき

こころのあき 【心の秋】
(1)心に飽きがくることを秋にかけていう語。心変わりすること。「しぐれつつもみづるよりもことの葉の―にあふぞわびしき/古今(恋五)」
(2)心に弱まりを感ずること。「いつまでのはかなき人のことの葉か―の風を待つらむ/後撰(恋五)」

こころのいけ

こころのいけ 【心の池】
心中に物思いが多いのを,池に水がたたえられているのにたとえていう語。「埋木の人知れぬ身と沈めども,―の言ひ難き/謡曲・実盛」

こころのいろ

こころのいろ 【心の色】
(1)心のようす。心持ち。「ときはなる日かげのかづら今日しこそ―に深く見えけれ/後撰(恋三)」
(2)やさしい心。人情味。「吾妻人(アズマウド)は…―なく情おくれ/徒然 141」

こころのうま

こころのうま 【心の馬】
〔「意馬」の訓読み〕
奔馬が逸(ハヤ)って抑えがたいように,感情が激して抑えがたいことをたとえた語。「―を急がせ,岡崎の長橋わたりて/浮世草子・一代男 2」
→意馬心猿(イバシンエン)

こころのうら

こころのうら 【心の占】
心の中でおしはかること。予感。予想。「かく恋ひむものとは我も思ひにき―ぞまさしかりける/古今(恋四)」

こころのおに

こころのおに 【心の鬼】
(1)やましい心をとがめる心。良心の呵責(カシヤク)。「―に恥づかしくぞおぼゆる/源氏(東屋)」
(2)煩悩(ボンノウ)・嫉妬(シツト)の心。「―はもしここ近き所にさはりありてかへされてにやあらむと思ふ/蜻蛉(下)」

こころのおに=が身を責める

――が身を責・める
良心の呵責(カシヤク)を感じる。

こころのかて

こころのかて [6] 【心の糧】
心を豊かにしたり慰めたりするもの。「聖書を―とする」

こころのこま

こころのこま 【心の駒】
〔「意馬」の訓読み〕
「心の馬」に同じ。「あらそへる―の乗り物に/新撰菟玖波(雑三)」

こころのこり

こころのこり [4] 【心残り】 (名・形動)
あとに心が残って,心配したり残念に思う・こと(さま)。未練。「完成を見とどけられないのが―だ」

こころのこり

こころのこり【心残り】
regret.→英和
〜がする feel[be]reluctant <to leave> .〜がない have nothing to regret.→英和

こころのさる

こころのさる 【心の猿】
〔「心猿」の訓読み〕
煩悩(ボンノウ)が激しく抑えがたいことを,猿がさわぎたてて制しがたいことにたとえた語。
→意馬心猿

こころのすぎ

こころのすぎ 【心の杉】
心が誠実であるのを,まっすぐに生える杉にたとえた語。「たれぞこの三輪の檜原(ヒバラ)も知らなくに―の我をたづぬる/新古今(恋一)」

こころのせき

こころのせき 【心の関】
自分の思いを受け入れようとしない他人の心を関所にたとえていう語。「憂き人の―にうちも寝で夢路をさへぞ許さざりける/新千載(恋二)」

こころのそこ

こころのそこ [0] 【心の底】
(1)心の奥。意識の底。
(2)偽りのない心の中。心底(シンテイ)。「―から感謝する」

こころのそら

こころのそら 【心の空】
(1)いろいろな思いの浮かんだり消えたりする場としてみた心。「風吹けば室の八島の夕煙―に立ちにけるかな/新古今(恋一)」
(2)心がうわの空になって何も手につかない状態。「君をのみ思ひやりつつ神よりも―になりし宵かな/拾遺(雑恋)」

こころのたけ

こころのたけ [6] 【心の丈】
心の中にあることを全部。思いの丈。「―をのべる」

こころのつき

こころのつき 【心の月】
〔「心月」の訓読み〕
心中の悟り,真如を月にたとえていう語。悟り。仏性。「いかでわれ清くくもらぬ身になりて―の影をみがかむ/山家(雑)」

こころのとも

こころのとも [5] 【心の友】
(1)心からの友人。
(2)心の慰めとなるもの。「聖書を―とする」

こころのどか

こころのどか [4] 【心長閑】 (形動)[文]ナリ
心が平静なさま。心中に屈託のないさま。「―に暮らす」

こころのなぞとけたいろいと

こころのなぞとけたいろいと 【心謎解色糸】
歌舞伎。世話物の一。五幕。四世鶴屋南北作。通称「お祭佐七」。小糸・佐七の情話を扱ったもの。
→江戸育(エドソダチ)お祭佐七(マツリサシチ)

こころのはしら

こころのはしら 【心の柱】
⇒しんばしら(心柱)(1)

こころのはな

こころのはな 【心の花】
短歌雑誌。1898年(明治31)佐佐木信綱主宰の竹柏会より創刊。信綱没後も遺族の手で継続発刊。個性伸長を方針に,川田順・石榑千亦(イシクレチマタ)・木下利玄・九条武子など多彩な歌人を輩出した。

こころのはな

こころのはな 【心の花】
(1)人の心の移りやすさを花にたとえていう語。あだ心。「色見えでうつろふものは世の中の人の―にぞありける/古今(恋五)」
(2)美しい心を花にたとえていう語。「わしの山のちの春こそ待たれけれ―の色をたのみて/新後撰(釈教)」

こころのほか

こころのほか 【心の外】
(1)自分の思うままにならないこと。「世を御―にまつりごちなし給ふ人々のあるに/源氏(須磨)」
(2)予想外のこと。思いのほか。「―の仕合せめぐりて/浮世草子・織留 4」
(3)心に留めないこと。気にかけないこと。「今はただ―に聞くものを/新古今(恋四)」

こころのまま

こころのまま [0] 【心の儘】
心に思う通り。思うまま。

こころのみず

こころのみず 【心の水】
心の清濁や深さ浅さを水にたとえた語。「にごりたる―の少なきに/山家(雑)」

こころのやみ

こころのやみ 【心の闇】
(1)思い乱れて正しい判断ができなくなることを闇にたとえた語。「かきくらす―にまどひにき/古今(恋三)」
(2)特に,親が子を思うあまり,分別がつかなくなることをいう。子ゆえの闇。「親の御―は,あやまりて後の世の罪などもおぼしやられず/浜松中納言 2」

こころはずかし

こころはずか・し 【心恥づかし】 (形シク)
気後れがする。気がひける。「いと気高う―・しき御有様に/源氏(明石)」

こころはやし

こころはや・し 【心早し】 (形ク)
心の働きが機敏である。勘が鋭い。「大殿さる―・きものにて,ことありとさとりて/著聞 12」

こころば

こころば 【心葉】
(1)心。心ばえ。「人知れぬわが―にあらねどもかきあつめてぞ物をこそ思へ/和泉式部集」
(2)作り物の枝や花。
 (ア)贈り物などに添える金銀糸や色糸で作った松や梅。「筥(ハコ)一よろひに薫物(タキモノ)入れて,―,梅の枝をしていどみきこえたり/紫式部日記」
 (イ)大嘗会(ダイジヨウエ)などの神事で,冠の巾子(コジ)の前に挿頭(カザシ)としてつける金銀の造花。
 (ウ)四角い綾織りの絹に,銀・銅などで造った梅・松などの花形を付け,組紐(クミヒモ)で飾ったもの。贈り物の箱や香箱・櫛箱などの調度品をおおうのに用いた。
心葉(2)
 (イ)[図]

こころばえ

こころばえ【心ばえ】
disposition;→英和
one's sentiment.〜のやさしい tenderhearted.

こころばえ

こころばえ [0] 【心延え】
〔「はえ」は動詞「延(ハ)う」の連用形の名詞化〕
(1)心のありよう。心構え。主にその人の長所となるような性質や気性についていう。「―のいい人」「すぐれた―」
(2)人の性質・性向。「―などあてやかにうつくしかりつる事を見ならひて/竹取」
(3)人の心の表れとしての言動・しぐさ。思いやりや気づかいなど。「その程の―はしも,ねんごろなるやうなりけり/蜻蛉(上)」
(4)趣向。風情。おもむき。「春の―ある歌たてまつらせ給ふ/伊勢 77」
(5)趣意。意味。わけ。「かくいひける―は,…一生に男せでやみなむといふことを/大和 142」

こころばかり

こころばかり [4] 【心許り】
まごころや好意などを表すための形だけのしるし。物を贈ったりするとき,謙遜の気持ちをこめて使う語。「―の品物」「―で恐縮ですが」

こころばかり

こころばかり【心ばかりの】
trifling;→英和
small <present> .→英和

こころばしり

こころばしり 【心走り】
胸さわぎ。心さわぎ。「あやしく―のするかな/源氏(浮舟)」

こころばせ

こころばせ [0] 【心馳せ】
(1)心を向け,気を配ること。思慮があり,注意深いこと。心配り。心づかい。
(2)情趣を解する心。
→心ばせ有り
(3)思慮分別のある心。
→心ばせ有り
(4)その事物や行為にこめられている意味合い。「大嘗(オオナメ)に従ふ小忌(オミ)の人たちも,昔の髻華(ウズ)の―,木(コ)の花の木を冠(カウムリ)の巾子(コジ)に添へ立て/謡曲・梅」
(5)気立て。性質。「―も雄々しくて/こがね丸(小波)」

こころばせ=有り

――有・り
(1)情趣を解する心がある。おもむきがある。「広陵といふ手(=琴ノ曲)をある限り弾きすまし給へるに…―・る若人は身にしみて思ふべかめり/源氏(明石)」「青鈍(アオニビ)の織物のいと―・るを見つけ給ひて/源氏(玉鬘)」
(2)思慮分別がある。才気がある。「―・る人だにも物につまづき倒るる事は常の事なり/宇治拾遺 13」

こころばむ

こころば・む 【心ばむ】 (動マ四)
(1)気取る。気張る。「―・みたる方(カタ)をすこし添へたらばと/源氏(夕顔)」
(2)気づかう。心配する。「あやしく―・み過ぐさるるとて/源氏(末摘花)」

こころばら

こころばら 【心腹】
考え。気持ち。心が勇み立つこと。

こころばら=が立つ

――が立・つ
むかっぱらが立つ。「此男扨(サテ)も是非なしと心腹立て/浮世草子・胸算用 3」

こころひかれる

こころひか・れる 【心惹かれる】 (連語)
(興味や魅力を感じて)心がひきつけられる。「―・れる情景」

こころひそかに

こころひそかに【心密かに】
secretly;→英和
in one's heart.

こころひそかに

こころひそかに [4][5] 【心密かに】 (副)
口には出さずに心の中で。「―好機の到来を待つ」「―慕う」

こころびょうし

こころびょうし 【心拍子】
(1)心の中でとる拍子。「轡(クツワ)の音のしやん��りん��しやりりん��と―に乗掛けは/浄瑠璃・堀川波鼓(中)」
(2)「声枕(コワマクラ)」に同じ。「ここには声枕を置くべし,今程―と言へり/申楽談儀」

こころふかし

こころふか・し 【心深し】 (形ク)
(1)思慮が深い。考えが深い。
⇔心浅し
「―・しやなどほめ立てられて/源氏(帚木)」
(2)情趣に富んでいる。「中にもかはむしの―・きさましたるこそ心にくけれ/堤中納言(虫めづる)」

こころぶと

こころぶと 【心太】
(1)植物のテングサ。[和名抄]
(2)ところてん。「―のやうなる物生じたりければ/沙石 5」

こころぶとし

こころぶと・し 【心太し】 (形ク)
大胆である。度胸がある。「ああ―・きくせものども/浄瑠璃・京今宮御本地」

こころぼそい

こころぼそい【心細い】
helpless;→英和
discouraging;lonely.→英和
心細く思う feel helpless;→英和
feel lonely.→英和

こころぼそい

こころぼそ・い [5] 【心細い】 (形)[文]ク こころぼそ・し
頼りなく不安である。自信がなく心配だ。
⇔心強い
「女の一人旅では―・い」「合格できるかどうか―・いものだ」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

こころまかせ

こころまかせ [4] 【心任せ】
気の向くままにすること。随意。「貴方のお―に成すって下さい/其面影(四迷)」

こころまかせ

こころまかせ【心任せに】
as one pleases[likes].

こころまさり

こころまさり 【心勝り】 (名)スル
(1)予想よりもすぐれていること。
⇔心劣り
「いよいよ―してめでおぼしめしけり/著聞 8」
(2)姿かたちより心の方がすぐれていること。「継信は―の剛の人にて/謡曲・摂待」

こころまち

こころまち [0][5] 【心待ち】 (名)スル
期待をもって心の中で待つこと。「―にしていた手紙が来る」

こころまち

こころまち【心待ちにする】
look forward to <doing,a thing> ;expect.→英和

こころまどい

こころまどい [4] 【心惑い】 (名)スル
心が乱れること。心迷い。「内の様子に―せらるる体(テイ)にて/金色夜叉(紅葉)」

こころまめし

こころまめ・し 【心忠実し】 (形シク)
心がけがまじめだ。誠実だ。「御前ていの思し召し,諸傍輩(ホウバイ)にすぐれ候ふ故,―・しく相勤め/浄瑠璃・娥哥がるた」

こころみ

こころみ [0][4] 【試み】
(1)こころみること。ためしにやってみること。ためし。「新しい―」
→こころみに
(2)試験。「式部のつかさの―の題をなずらへて御題を賜ふ/源氏(乙女)」
(3)「試楽(シガク)」に同じ。「御前の―の夜のみぐし上げ/枕草子 156」
(4)試食。試飲。「いや身共が―をしたいといふも…酒がようできたか悪しうできたか,心もとなさにいふことぢや/狂言・河原太郎」

こころみ

こころみ【試み】
a trial;→英和
a test;→英和
an experiment;→英和
an attempt.→英和
〜に for trial;by way of experiment.

こころみえ

こころみえ 【心見え】 (名・形動ナリ)
心のうちを見すかされること。底が知れていること。また,そのさま。「思ふほどよりはわろし。―なりとそしられめ/枕草子 319」

こころみがお

こころみがお 【試み顔】
人の心をためすような顔つき・そぶり。「―に咲ける花かな/和泉式部集」

こころみこう

こころみこう [4] 【試香】
組香で,本香を炷(タ)く前に,名を明らかにして炷きだされる香木。ためしこう。

こころみじかし

こころみじか・し 【心短し】 (形ク)
気がみじかい。短気だ。「たのもしげなきもの。―・く,人忘れがちなる婿の,つねに夜離(ガ)れする/枕草子 164」

こころみに

こころみに [0][4] 【試みに】 (副)
どんな結果になるかためしに。「―一度やってみる」

こころみる

こころみる【試みる】
try;→英和
attempt <to do> ;→英和
make an attempt <at> .

こころみる

こころ・みる [4] 【試みる】 (動マ上一)[文]マ上一
〔「心見る」の意〕
(1)どんな結果になるか,ためしにやってみる。また,効果・効力などを実地にためしてみる。「冬期の単独登頂を―・みる」「今一度の抵抗を―・みる」
(2)試食・試飯する。「此の飯と今の供養の飯と逆に―・み合すべしと/今昔 4」

こころむ

こころ・む 【試む】 (動マ上二)
〔上一段活用の「こころみる」を上二段に活用させたもの〕
ためしにやってみる。「当家の浮沈をも―・むべしとこそ存じ候へ/平治(上・古活字本)」

こころむけ

こころむけ 【心向け】
意向。考え。心向き。「年月隔て給ふ―のつらきなり/源氏(常夏)」

こころもうけ

こころもうけ 【心設け】
心の中で準備すること。心づもり。心がまえ。「昼より―して日ごろも御文とりつぎて/和泉式部日記」

こころもち

こころもち 【心持(ち)】
■一■ [0][5] (名)
(1)心の持ち方。気立て。「―のよい人」
(2)気持ち。ここち。「いい―だ」「―が悪い」
■二■ [0] (副)
気のせいでそう思われる程度。わずかばかり。いくらか。少し。「―右に曲がっているようだ」

こころもち

こころもち【心持】
(1) a frame of mind;feeling;→英和
mood.→英和
(2) a little;→英和
a bit (少し).→英和

こころもと

こころもと 【心元】
胸元。胸先。「おつつけ行くぞ南無阿弥陀と―を刺し通し/浄瑠璃・出世景清」

こころもとない

こころもとな・い [6] 【心許ない】 (形)[文]ク こころもとな・し
(1)気づかわしい。頼りなくて不安だ。「娘を独りで遊学させるのはどうも―・い」「ふところが―・い」
(2)待ち遠しい。じれったい。もどかしい。「いと―・くて待ちをれば/伊勢 69」「夜のあくるほど,いと―・し/枕草子 160」
(3)はっきりしない。「梨の花,花びらの端に,をかしき匂ひこそ―・う付きためれ/枕草子 37」
〔「心」に副詞「もとな」が添ったものの形容詞化で,気持ちの方が先走って落ち着かないさまが原義。期待や願望が強いために(1)(2)の意となり,また,ようすがわからないところから(3)の意も生じた。中世以降(1)の意で用いられることが多くなった〕
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

こころもとない

こころもとない【心許ない】
<feel> uneasy <about> ;→英和
uncertain.→英和

こころやすい

こころやす・い [5] 【心安い】 (形)[文]ク こころやす・し
(1)気心がわかっていて,遠慮のいらない間柄である。懇意である。「―・くしている知人」
(2)気軽だ。気安い。「何でも―・く頼める人」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

こころやすい

こころやすい【心安い】
(1) intimate;→英和
friendly.→英和
(2) feel easy (安心).
心安くなる become acquainted <with> ;make friends <with> .
心安くしている be friends <with> .

こころやすだて

こころやすだて [0][5] 【心安立て】
親しさに慣れて無遠慮にすること。「―から,浸々(シミジミ)お礼も言はずに居た/金色夜叉(紅葉)」

こころやすめ

こころやすめ [4] 【心休め】
一時的に心配・不安を軽くすること。気休め。

こころやすらか

こころやすらか [5] 【心安らか】 (形動)
心が落ち着いているさま。「―におやすみ下さい」

こころやましい

こころやまし・い [6] 【心疚しい・心疾しい】 (形)[文]シク こころやま・し
(1)心にやましく感じる。「何も―・いものはない」
(2)いらだたしい。おもしろくない。「左のしきりに負け,右のみ勝つにむげにもの腹だたしう―・しうおぼされければ/栄花(初花)」
[派生] ――さ(名)

こころやり

こころやり [0][5] 【心遣り】
気晴らし。なぐさみ。「お種の一寸でも寄るのを―にして/多情多恨(紅葉)」

こころやる

こころや・る 【心やる】 (動ラ四)
〔「心得ある」の転。多く命令形「心やれ」の形で用いる〕
心得る。承知する。「惣じてようお―・れ/狂言・鱸庖丁」

こころゆかし

こころゆかし [5] 【心行かし】
気晴らし。慰め。心ゆかせ。「目を惹くほどの―もなく/ふところ日記(眉山)」

こころゆかし

こころゆか・し 【心床し】 (形シク)
なんとなく心が引かれるようだ。奥ゆかしい。「如何なる人やらん,―・しと問ひ給へば/浄瑠璃・信州川中島」

こころゆかせ

こころゆかせ [5] 【心行かせ】
「心行かし」に同じ。

こころゆき

こころゆき [0] 【心行き】
(1)心の向く方向。心の持ち方。
(2)気持ちが晴れること。満足すること。「思ふ事なく―増して/狭衣 1」
(3)談林俳諧で,前句のことばと付句のことばとの間に相応ずる呼吸・あんばいをいう語。

こころゆく

こころゆ・く [0][4] 【心行く】 (動カ五[四])
十分に満足して,気が晴れ晴れとする。現代語では多く連体形を用いる。「―・くばかり大声で歌った」「―・くまで遊んだ」「おのおの―・きたる気色なるに/源氏(総角)」

こころよい

こころよい【快い】
pleasant;→英和
agreeable;→英和
refreshing;→英和
well (病気が).→英和

こころよい

こころよ・い [4] 【快い・心良い】 (形)[文]ク こころよ・し
(1)心にさわやかに感じられる。気持ちよい。「―・いリズム」「―・い雰囲気」
(2)体に気持ちよく感じられるさま。快感がある。ここちよい。「―・い眠り」「潮風が肌に―・い」
(3)いやな気持ちを持たない。好ましいと思う。「―・くひきうける」
(4)心がきれいだ。気立てがよい。お人よしだ。《心良》「―・く,かいそめたる者に女君も思したれど/源氏(玉鬘)」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

こころよく

こころよく【快く】
(1) pleasantly;→英和
agreeably.→英和
(2) willingly (進んで);→英和
with pleasure.

こころより

こころより [3][2] 【心より】 (副)
(1)心の底から。心から。「―御礼申し上げます」
(2)自分の心で。自発的に。「秋はただ―おく夕露を/新古今(秋上)」

こころよわい

こころよわ・い [5] 【心弱い】 (形)[文]ク こころよわ・し
(1)意志が弱い。気が弱い。「―・くも妥協してしまった」
(2)情にもろい。「―・くも落つる涙よ」

こころわるし

こころわる・し 【心悪し】 (形ク)
(1)心がけが悪い。心がねじけている。心わろし。「いと―・きしわざかな/発心 2」
(2)気分が悪い。「最前からちと―・うござる/浄瑠璃・忠臣蔵」

ここをもって

ここをもって [4] 【是を以て】 (接続)
〔「是以」の訓読み〕
こういうわけで。ここをもちて。ここをもて。

ここを先途と戦う

せんど【ここを先途と戦う】
fight desperately.

ここん

ここん【古今の】
ancient and modern.〜を通じて through all ages.‖古今未曾有の unparalleled in history.

ここん

ここん [1] 【古今】
昔と今。昔から今まで。「―に例を見ない」
〔「古今(コキン)」は別語〕

ここんいきょくしゅう

ここんいきょくしゅう 【古今夷曲集】
狂歌集。一〇巻。生白堂行風編。1666年刊。古今の狂歌を集め,四季・賀・神祇などの部立をして収めたもの。古今夷曲和歌集。古今狂歌大全。

ここんちょもんじゅう

ここんちょもんじゅう 【古今著聞集】
説話集。二〇巻。橘成季編。1254年成立。のち一部増補。神祇・釈教・政道・公事など三〇編に分かれた,「今昔物語集」に次ぐ大部の説話集。当時の社会や風俗を伝える話が多い。著聞集。

ここんてい

ここんてい 【古今亭】
落語家の亭号。

ここんていしんしょう

ここんていしんしょう 【古今亭志ん生】
(1)(初代)(1809-1856) 落語家。俗称清吉。初代三遊亭円生に入門,人情噺に妙を得,得意の「お富与三郎」は歌舞伎に脚色された。
(2)(五代目)(1890-1973) 落語家。東京の人。本名美濃部孝蔵。八方破れともいうべき独特な芸風で人気を博した。得意の出し物に「火焔太鼓」などがある。

ここんとうざい

ここんとうざい [1][1] 【古今東西】
昔から今までと,東西四方のあらゆる所。いつでも,どこでも。「―の文学に通じている」

ここんとこ

ここんとこ 【此処ん所】 (連語)
「ここのところ」の転。「―しばらく会っていない」
→ここ(此処)

ここんとしょしゅうせい

ここんとしょしゅうせい 【古今図書集成】
中国最大の類書。一万巻。清の陳夢雷が康煕帝の勅命で編纂。1725年成立。古今の図書から抜き出した事項を類別配列する。のち清の蒋廷錫(シヨウテイシヤク)らが増訂。欽定古今図書集成。

ここんどっぽ

ここんどっぽ [1][1] 【古今独歩】
古今を通じて比べるもののないほどすぐれていること。古今無双。「―の弓馬の達人/浄瑠璃・信州川中島」

ここんばかしゅう

ここんばかしゅう 【故混馬鹿集】
〔名は「古今和歌集」のもじり〕
狂歌集。二〇巻。朱楽菅江(アケラカンコウ)編。1785年刊。菅江・四方赤良(ヨモノアカラ)・唐衣橘洲(カラゴロモキツシユウ)らの狂歌一千百余首を収める。天明調狂歌の代表的作品集。狂言鶯蛙(オウア)集。

ここんひゃくばか

ここんひゃくばか 【古今百馬鹿】
滑稽本。二巻。式亭三馬作。1814年刊。人の性癖の滑稽を描写したもの。

ここんみぞう

ここんみぞう [1] 【古今未曾有】
昔から今まで一度もなかったこと。「―の出来事」

ここんむそう

ここんむそう [1][0] 【古今無双】
〔「ここんぶそう」とも〕
昔も今も並ぶものがないこと。「―の名人」

ここんめいづくしたいぜん

ここんめいづくしたいぜん 【古今銘尽大全】
刀剣目利きの書。全七巻五冊。江戸時代を通じ最も権威があった。慶長16年(1611)版をはじめ,何度も版を重ねた。

ここんめいぶつるいじゅう

ここんめいぶつるいじゅう 【古今名物類聚】
江戸後期の名物記。1797年刊。一八巻。松平不昧の著とされる。茶碗・茶入れなどの茶道具中心の名物を類聚し,図説とともに実証的に記載。中興名物・大名物・名物などの品等および呼称はこの書によって定まった。

ここんようらんこう

ここんようらんこう 【古今要覧稿】
江戸後期成立の類書。五六〇巻。幕命により屋代弘賢が中心となって1821年から42年に編纂。日本の故事の起源や沿革についての考証を分類編集したもの。当初一八部千巻の予定が,弘賢病没のため未完に終わる。

ここんるいく

ここんるいく 【古今類句】
和歌索引。一〇巻。山本春正編。1666年刊。二十一代集・六家集・伊勢物語・大和物語・源氏物語・狭衣物語などの歌を,下句の頭字によっていろは順に分類,検索できるようにしたもの。

こご

こご [1] 【故吾】
昔の自分。もとのままの自分。「文三の今我(コンガ)は―でない/浮雲(四迷)」

こご

こご 【供御】
〔「くご」の転〕
食事。
→おこご(御供御)

こご

こご (副)
物をもむ音をあらわす語。ごしごし。「しただみをい拾(ヒリ)ひ持ち来て…辛塩(カラシオ)に―と揉み/万葉 3880」

こご

こご【古語】
an archaic word.

こご

こご [1] 【古語】
(1)昔使われた言葉で,現在では一般に使われなくなっているもの。古典語。
⇔現代語
「―辞典」
(2)古人の言ったことば。「―にいわく」

こごう

こごう コガウ 【小督】
(1)平家物語にみえる女性。中納言藤原成範(シゲノリ)の娘。高倉天皇の寵(チヨウ)を受けたため平清盛に憎まれて嵯峨野に身を隠すが勅命を受けた源仲国によって見いだされて戻り,天皇との間に範子内親王を儲ける。このため清盛に尼にされて追放された。
(2)能の一。四番目物。金春(コンパル)禅竹作。平家物語の巻六に題材をとった現在物。
(3)箏曲の一。山田流四つ物の一。山田検校(ケンギヨウ)作曲,横田岱翁(タイオウ)作詞。平家物語を題材とする。

こごう

こごう [0] 【呼号】 (名)スル
(1)大声で呼ぶこと。
(2)盛んに言いたてること。「火の如き力で―するものは現状打破の声/俳諧師(虚子)」

こごう

こごう [0] 【古豪】
長年の経験を積んだ,力量のある人。ふるつわもの。ベテラン。「―どうしの対戦」

こごうし

こごうし 【紅格子】
⇒べにごうし(紅格子)

こごうし

こごうし [2] 【小格子】
(1)小形の升目の格子。
(2)こまかい弁慶縞(ベンケイジマ)。格子縞の小さいもの。
(3)江戸時代の新吉原で格の低い遊女屋。また,そこの遊女。
⇔大格子

こごえ

こごえ [0] 【小声】
小さな低い声。
⇔大声
「―で話す」

こごえ

こごえ【小声】
<in> a low voice;a whisper.→英和
〜になる lower one's voice.

こごえしぬ

こごえし・ぬ [4] 【凍え死ぬ】 (動ナ五)[文]ナ四・ナ変 こごえし・ぬ
寒さのために,こごえて死ぬ。凍死(トウシ)する。「寒波で―・ぬ者も出た」

こごえじに

こごえじに [0] 【凍え死に】 (名)スル
こごえて死ぬこと。

こごえる

こごえる【凍える】
freeze;→英和
be numbed[become numb]with cold.凍え死ぬ be frozen to death.

こごえる

こご・える [0] 【凍える】 (動ア下一)[文]ヤ下二 こご・ゆ
寒さのために体が冷え切って,感覚がなくなり,自由がきかなくなる。「手が―・えて字がうまく書けない」

こごころ

こごころ [2] 【子心】
子供の心。子供心。おさなごころ。

こごし

こごし [1] 【小輿】
輿の一種。屋形がなく,台の周囲に朱塗りの高欄をめぐらしたもの。後方より従者が台上の人の頭上に傘をかざす。

こごし

こごし【小腰をかがめる】
make a slight bow;bow slightly.

こごし

こご・し 【凝し】 (形シク)
岩などがごつごつしている。「岩が根の―・しき道の石床(イワトコ)の/万葉 3329」

こごし

こごし [0] 【小腰】
(1)腰。ちょっとした腰についての動作にいう。「―をかがめる」「船頭は…―に櫓を押した/田舎教師(花袋)」
(2)女房装束の裳(モ)の大腰の左右にとりつけ,裳を腰に結ぶ細い紐。

こごしぶね

こごしぶね [4] 【小越船】
江戸時代から明治時代に,伊勢湾を主とする海運に就航した百石積前後の小型廻船。弁才船の上部構造を簡素にした一枚帆の和船で,瀬戸内のいさば船や関東地方の五大力(ゴダイリキ)船に相当する。

こごしゅうい

こごしゅうい コゴシフヰ 【古語拾遺】
歴史書。一巻。斎部(インベ)広成著。807年成立。中臣(ナカトミ)氏の勢力の伸長下,祭祀(サイシ)執行の職権を縮小されつつあった旧来の祭祀氏族斎部氏が,平城天皇に提出した愁訴状。神代以来の歴史を扱い,記紀を補う資料として重要。題名は後人の付けたもの。

こごしょ

こごしょ [2] 【小御所】
(1)京都御所内の殿舎の一。紫宸殿(もと清涼殿)の東北にある書院造りの建物。室町時代には将軍参内の際の休息所,江戸時代には幕府の使者や所司代の謁見所,幕末には藩士・公卿の謀議所として用いられた。
(2)鎌倉・室町時代,将軍の後嗣の居所。また,その後嗣。
→大御所

こごしょう

こごしょう [2] 【小小姓】
元服前の小姓。年若の小姓。
⇔大小姓

こごしょかいぎ

こごしょかいぎ 【小御所会議】
1868年1月12日(慶応三年12月9日),王政復古の大号令の発せられた夜,京都御所内小御所で開催された御前会議。討幕派が公議政体論を抑え,徳川氏の辞官納地が決定された。

こごじてん

こごじてん [3] 【古語辞典】
国語辞典の一種。上代から近世末期までの語・慣用句について,意味・語誌・用法などを説明し,用例を添えたもの。

こごた

こごた 【小牛田】
宮城県中北部,遠田(トオダ)郡の町。江戸期から米の集散で栄え,現在も鉄道の分岐点として発展。

こごと

こごと [2][0] 【戸毎】
一軒一軒の家。家ごと。

こごと

こごと【小言】
scolding;a rebuke;→英和
faultfinding;→英和
complaint.→英和
〜を言う scold;→英和
find fault <with> ;complain <at,about> ;→英和
grumble <about> .→英和
〜を食う be scolded;catch it.

こごと

こごと【戸毎に】
at every door[house]; <visit> from door to door.

こごと

こごと [0] 【小言】
(1)人をとがめる言葉。非難がましい言葉。「―を食う」「お―を頂く」
(2)不平をぶつぶつ呟くこと。また,その言葉。「柿盗みながら―を言はずとも急いで往ね/狂言記・柿山伏」

こごとこうべえ

こごとこうべえ 【小言幸兵衛】
落語の一。世話好きだが口やかましい家主幸兵衛が,長屋を借りに来た者に種々の難癖をつけて断る話。

こごなる

こごな・る (動ラ四)
かがむ。うずくまる。「三かかへ余りの枯木の陰,三人―・り身を潜む/浄瑠璃・七小町」

こごまる

こごま・る 【屈まる】 (動ラ五[四])
背を丸めてしゃがむ。かがまる。「洋灯(ランプ)の下にぽつねんと―・つて/小鳥の巣(三重吉)」

こごみ

こごみ [0]
クサソテツの別名。また,その若葉の称。食用とする。

こごむ

こご・む [0] 【屈む】
■一■ (動マ五[四])
背を丸めてしゃがむ。かがむ。「―・んで靴をはく」「座敷の隅にしらぬ顔して―・み居たり/西洋道中膝栗毛(七杉子)」
■二■ (動マ下二)
⇒こごめる

こごめ

こごめ【粉米】
broken rice.

こごめ

こごめ [0] 【小米・粉米】
精白する時に砕けた米。くだけごめ。

こごめうつぎ

こごめうつぎ [4] 【小米空木】
バラ科の落葉低木。山地に生える。高さ1メートル内外あってよく分枝する。葉は卵形で羽状の浅い切れ込みと鋸歯がある。初夏に短い総状花序を出し黄白色の小花をつける。

こごめぐさ

こごめぐさ [3] 【小米草】
ゴマノハグサ科の半寄生一年草。山地の草原に生える。高さ15センチメートル内外。葉は広卵形で密に互生。夏,葉腋に二唇形の白色小花がつく。

こごめざくら

こごめざくら [4] 【小米桜】
ユキヤナギの異名。[季]春。

こごめばな

こごめばな [3] 【小米花】
(1)ユキヤナギの異名。[季]春。
(2)シジミバナの異名。[季]春。

こごめやなぎ

こごめやなぎ [4] 【小米柳】
ユキヤナギの異名。

こごめる

こご・める [0] 【屈める】 (動マ下一)[文]マ下二 こご・む
腰やひざを曲げて姿勢を低くする。かがめる。「腰を―・め乍(ナガ)ら…落葉を掃いて居たのは/破戒(藤村)」

こごもり

こごもり [0][4] 【子籠り】
(1)胎内に子をはらむこと。懐胎。懐妊。妊娠。
(2)「子籠り鮭(ザケ)」の略。

こごもりざけ

こごもりざけ [5] 【子籠り鮭】
塩引きの鮭の腹の中に,その卵を塩漬けにしてこめたもの。いれこざけ。

こごゆ

こご・ゆ 【凍ゆ】 (動ヤ下二)
⇒こごえる

こごらせる

こごらせる【凍らせる】
freeze;→英和
congeal.→英和

こごり

こごり [0] 【凝り】
(1)こごること。また,そのもの。
(2)魚の煮汁をこごらせたもの。煮こごり。

こごりどうふ

こごりどうふ [4] 【凝り豆腐】
⇒高野豆腐(コウヤドウフ)

こごりぶな

こごりぶな [4] 【凝り鮒】
煮て,その煮汁を冷やし固まらせた鮒の料理。[季]冬。

こごる

こご・る [0] 【凝る】 (動ラ五[四])
(1)水分を含んだものが冷えて固体やゼリー状になる。「魚の煮汁が―・る」「息が―・る」
(2)手足がかじかむ。「手―・つて弓をひくに叶はず/太平記 4」

こごろし

こごろし【子殺し】
<commit> infanticide;→英和
an infanticide (犯人).

こごろし

こごろし [2] 【子殺し】
自分の子供を殺すこと。

こさ

こさ 【胡沙】
〔アイヌ語のフサ(口から吐く息の意)から。「胡沙」は当て字〕
蝦夷(エゾ)の人の吐く息。蝦夷の人は吐く息で邪神や病魔などを払うといわれた。「―吹かば曇りもぞするみちのくのえぞには見せじ秋の夜の月/夫木 13」
〔(1)夫木集の「こさ」は,中国大陸からの,黄塵を含む春の季節風ともいわれる。(2)のちに,蝦夷の人の吹く笛と解されて和歌で詠まれた〕

こさ

こさ 【木障】
茂った木の陰になって,耕作に不利な土地。
〔東日本でいうことが多い〕

こさい

こさい [0][1] 【小才】
〔「こざい」とも〕
少しの才知。ちょっとした頭の働き。「―が利く」

こさい

こさい [0] 【巨細】 (名・形動)[文]ナリ
(1)大きいことと小さいこと。
(2)大きいことから小さいことまであるさま。委細。一部始終。きょさい。「―もらさず調査する」「飯でも喰ひながら裕然(ユツクリ)と―な話をしやう/社会百面相(魯庵)」

こさい

こさい【小才のきく】
smart(ish);→英和
clever(ish).→英和

こさい

こさい 【湖西】
静岡県西部,浜名湖西岸にある市。養殖漁業・花卉(カキ)栽培が盛ん。電気・自動車部品工業が立地。

こさいかく

こさいかく [2] 【小才覚】
〔「こざいかく」とも〕
ちょっとしたことに才覚を示すこと。小利口。

こさいきん

こさいきん [2] 【古細菌】
高濃度の塩水や高酸性・高温の温泉水の中など,他の生物が生存し得ない特殊な環境でしか生育できない細菌の総称。核はないが,細菌とは異なる化学成分の細胞壁をもつ。真正細菌(原核生物)と真核生物との中間的存在。メタン細菌など。

こさいのもの

こさいのもの 【巨細の者】
委細を心得ている人。「妾(ワラワ)もこのところの―にて候へば/義経記 6」

こさいばり

こさいばり [2] 【小前張】
神楽歌の前張の一。民謡色の濃い歌。
⇔大前張(オオサイバリ)

こさえる

こさ・える コサヘル [0] 【拵える】 (動ア下一)
〔「こしらえる」の転〕
「こしらえる」のくだけた言い方。「団子を―・える」

こさかこうざん

こさかこうざん 【小坂鉱山】
秋田県北東部,鹿角(カヅノ)郡小坂町にある鉱山。銅を主に,鉛・亜鉛・銀などを産出。

こさき

こさき 【小前・小先】
殿上人(テンジヨウビト)が通行するときの先駆の警蹕(ケイヒツ)の声を短く引くこと。「上達部(カンダチメ)のさきども,殿上人のは短ければ,大前(オオサキ),―とつけて聞きさわぐ/枕草子 78」
→大前(オオサキ)

こさぎ

こさぎ [0] 【小鷺】
コウノトリ目サギ科の鳥。全長約60センチメートルで,白サギ類では小形。全身白色,くちばしは黒,後頭部に数本の長い飾り羽がある。足は黒色で長く,指は黄色。水辺にすみ,カエル・魚などを捕食する。本州以南で繁殖し,一部は南に渡って越冬する。

こさく

こさく [0] 【雇作】
やとわれて作業をすること。また,その人。

こさく

こさく【小作する】
tenant a farm.→英和
‖小作人 a tenant (farmer).小作料 farm rent.

こさく

こさく [0] 【古作】
古い時代の制作。古人の作品。

こさく

こさく [0] 【小作】
地主から土地を借り,小作料を払って,農業を営むこと。また,その人。

こさくかん

こさくかん [3][2] 【小作官】
小作調停法により設けられた小作調停の補助的機関。小作関係の実情調査,争議の予防,また争議の調停にもあたった。

こさくけん

こさくけん [3][2] 【小作権】
小作料を支払って他人所有の農地を耕作する権利。民法上,物権である永小作権と,債権である賃借小作権との二種がある。

こさくそうぎ

こさくそうぎ [4] 【小作争議】
地主と小作人との間に起こる,小作料・小作権などについての紛争。農業恐慌や労働運動の発展とあいまって,大正から昭和初期にかけて激化した。

こさくち

こさくち [3][2] 【小作地】
小作権に基づいて,所有者以外の者が耕作している農地。

こさくちょうていほう

こさくちょうていほう 【小作調停法】
小作争議を調停するための法律。1924年(大正13)制定。民事調停法の成立により51年(昭和26)廃止。

こさくにん

こさくにん [0] 【小作人】
小作に従事する者。

こさくのう

こさくのう [3] 【小作農】
小作によって農業を行うこと。また,その農民・農家。小作。小作人。
⇔自作農

こさくまい

こさくまい [0] 【小作米】
小作人が小作料として地主に納める米。

こさくりょう

こさくりょう [3] 【小作料】
小作地の使用料。古くは物納であったが,農地法により金納などの制約が定められている。

こさじ

こさじ [0] 【小匙】
(1)茶匙など小形のさじ。
(2)調理用の計量スプーン。容量は普通5ミリリットル。

こさじ

こさじ
a teaspoon.

こさつ

こさつ [0] 【古刹】
古い由緒のある寺。古寺。

こさつ

こさつ [0] 【故殺】 (名)スル
(1)故意に人を殺すこと。「子孫を―す徒/明六雑誌 10」
(2)〔法〕 一時的な激情によって故意に人を殺すこと。旧刑法で,謀殺と区別していう語。

こさつきまつり

こさつきまつり 【小五月祭】
近江(オウミ)国坂本の日吉(ヒエ)大社で陰暦五月九日に行われた祭り。平安末期に特に盛んだった。小五月会(エ)。小五月。

こさつま

こさつま [2] 【古薩摩】
元禄(1688-1704)以前の初期の薩摩焼。

こさび

こさび 【小皺】
烏帽子(エボシ)のしわの小さいもの。

こさびしい

こさびし・い [4] 【小寂しい】 (形)[文]シク こさび・し
物さびしい。なんとなくさびしい。「―・い森の道」

こさぶらい

こさぶらい 【小侍】
「こざむらい(小侍){(1)}」に同じ。「十七,八ばかりの―のふと走り出でて/宇治拾遺 1」

こさむい

こさむ・い [3] 【小寒い】 (形)[文]ク こさむ・し
なんとなく寒い。うすら寒い。「―・くなつて来たので浴衣を着かへようとすると/或る女(武郎)」

こさめ

こさめ【小雨】
a light rain;a drizzle.→英和
〜が降る It drizzles.

こさめ

こさめ [0] 【小雨】
降る量が少ない雨。細かい雨。小降りの雨。
⇔大雨
「―模様の天気」

こさるがく

こさるがく [2] 【小猿楽】
略式の猿楽。

こさん

こさん [0] 【古参】
古くからある職や仕事についていること。また,その人。
⇔新参(シンザン)
「―兵」「最―」

こさん

こさん【古参】
a senior.→英和
〜の senior.

こさん

こさん 【小さん】
⇒柳家(ヤナギヤ)小さん

こさんきんごろう

こさんきんごろう 【小さん金五郎】
大坂の遊女小さんと,1700年に病没した役者の金屋金五郎との情話。これを脚色したものに歌舞伎の奈河篤助(ナガワトクスケ)作「東都名物錦絵始(オエドメイブツニシキエノハジマリ)」,浄瑠璃「金屋金五郎浮名額(ウキナノガク)」,曲山人の人情本「仮名文章(カナマジリ)娘節用」などがある。

こさんなれ

こさんなれ (連語)
〔「こそあるなれ」の転。「なれ」は推定の助動詞「なり」の已然形〕
文頭に用い,前文を受けて,確かにそうだ,そうらしいなどの意を表す。「『さやうに人にいましめられんことを知らざる事にて侍(ハンベ)るか』と申しければ,『―』とてゆるされける/仮名草子・伊曾保物語」

こざ

こざ [1] 【孤坐】 (名)スル
ひとりですわっていること。独坐。「幽窓の下(モト)に―して深遠の道理を考へ/福翁百話(諭吉)」

こざ

こざ [1] 【胡坐】 (名)スル
あぐらをかくこと。あぐら。

こざ

こざ [1] 【跨坐】
物にまたがったような形をとること。「―式モノレール」

こざ

こざ [1] 【枯坐】
ものさびしくひとりですわっていること。「寂寞として羈窓の下に―すれば/世路日記(香水)」

こざい

こざい 【古在】
姓氏の一。

こざいく

こざいく【小細工】
<play> petty tricks.

こざいく

こざいく [2] 【小細工】
(1)こまごました手先の細工。手細工。
(2)すぐに底の見えるようなつまらない策略。「―を弄(ロウ)する」「見えすいた―」

こざいし

こざいし [2] 【小才子】
〔「こさいし」とも〕
小才のきく者。

こざいよしなお

こざいよしなお 【古在由直】
(1864-1934) 農芸化学者。京都生まれ。東京帝国大学農科大学教授。後に東京帝国大学総長。農芸化学的研究のほか,足尾鉱毒事件の学術的調査を行い,銅山の銅が土壌を侵していることを証明。

こざお

こざお [0] 【小竿】
(1)衣服をかけるための小さい竿。衣紋(エモン)竹。
(2)長い竹の棒の先にとりもちをつけて鳥を捕るための竿。[日葡]

こざか

こざか [1] 【小坂】
ちょっとした坂。あまり険しくない坂。

こざかい

こざかい コザカヰ 【小坂井】
愛知県南東部,宝飯(ホイ)郡の町。紡績・鉄工・車両工業などが盛ん。

こざかしい

こざかしい【小賢しい】
smartish;shrewd.→英和

こざかしい

こざかし・い [4] 【小賢しい】 (形)[文]シク こざか・し
(1)利口ぶっていて,生意気だ。「―・い口をきく」
(2)わるがしこくて,ぬけめがない。ずるくて小才が利く。「―・く立ちまわる」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

こざかな

こざかな [2][0] 【小魚・小肴】
小さいさかな。雑魚(ザコ)。

こざき

こざき 【小崎】
姓氏の一。

こざきひろみち

こざきひろみち 【小崎弘道】
(1856-1938) 日本組合基督教会の牧師。熊本生まれ。植村正久らと東京基督教青年会を結成し,「六合雑誌」を発行。霊南坂教会・番町教会を創立。

こざくら

こざくら [2] 【小桜】
(1)花の小さな桜。
(2)小さな桜の花の紋様。多く染め革に用いられる。

こざくらおどし

こざくらおどし [5] 【小桜縅】
鎧(ヨロイ)の縅の一。小桜革でしんを包んだ緒で縅したもの。桜縅。
小桜縅[図]

こざくらがわ

こざくらがわ [4] 【小桜革】
染め革の一。藍(アイ)染めの地に,白で小さく桜花の模様を染め出したものが多い。多く鎧(ヨロイ)の縅に用いる。

こざけ

こざけ 【醴】
〔「こさけ」とも。濃い酒の意〕
昔,米・麹(コウジ)・酒をまぜ,一夜で醸造した酒。現在の甘酒のようなもの。

こざこざ

こざこざ [1]
■一■ (副)スル
こまごまとしたものが入り交じっているさま。「―した切れを入れた行李/発展(泡鳴)」
■二■ (名)
こまごまと入り交じっていること。細かいこと。「米屋が弐両弐分,此外に―が惣〆で三両/滑稽本・一盃綺言」

こざさ

こざさ [1][0] 【小笹】
背の低い小さい笹。おざさ。

こざしき

こざしき [2] 【小座敷】
(1)小さい座敷。小座。
(2)母屋(オモヤ)につづけて外へ建て出した部屋。放ち出(イ)で。
(3)茶道で,四畳半以下の座敷の呼び名。また,広間に対する草庵茶室の称。小間(コマ)。

こざっぱり

こざっぱり [4] (副)スル
どことなくさっぱりしていて清潔な感じがするさま。こぎれい。「―(と)した身なり」

こざっぱり

こざっぱり
〜した neat;→英和
tidy.→英和

こざとへん

こざとへん [0] 【阜偏】
漢字の偏(ヘン)の一。「防」「限」などの「阝」の部分。旁(ツクリ)の「おおざと(阝)」と区別していう。
〔漢和辞典では一般に「阜」(八画)部に配列される〕

こざね

こざね [0] 【小札】
室町時代に現れた,従来より小形の鎧(ヨロイ)の札(サネ)の,後世の称。江戸時代以後,札の総称となった。

こざむらい

こざむらい 【小侍】
(1)〔「こさむらい」とも〕
一人前でない侍。軽輩・若輩の侍。こさぶらい。「さて―の十二,三ばかりなるが/宇治拾遺 1」
(2)〔「小侍所(ドコロ)」の略〕
小侍所の侍。

こざむらいどころ

こざむらいどころ 【小侍所】
鎌倉・室町時代の職名。将軍の供奉(グブ)・警護の役。小侍。

こざら

こざら [0][1] 【小皿】
小さく浅い皿。てしおざら。

こざら

こざら【小皿】
a small plate[dish].

こざる

こざる [0] 【小猿・子猿】
〔古くは「こさる」〕
(1)小さい猿。また,猿の子。
(2)「小猿鉤(カギ)」の略。

こざるかぎ

こざるかぎ [3] 【小猿鉤】
自在鉤の上げ下げを調節する横木。材は,サクラ・ビワ・イスノキなど堅く割れにくいものを使う。小猿。

こざるしちのすけ

こざるしちのすけ 【小猿七之助】
歌舞伎「網模様灯籠菊桐(アミモヨウトウロノキクキリ)」の通称。世話物。河竹黙阿弥(モクアミ)作。1857年江戸市村座初演。巾着切り小猿七之助と,七之助に犯されて御殿女中より身を落とした御守殿お熊の情話と悪事を中心に描く。

こざん

こざん [1] 【孤山】
ただ一つぽつんとある山。

こざん

こざん [1] 【故山】
故郷の山。また,故郷・ふるさと。

こし

こし [1] 【古詩】
(1)昔の古い詩。
(2)中国の古典詩で,古体の詩型に属するもの。近体詩の成立する唐代以前の詩のほか,古体にならって作られた唐代以後の詩をもいう。
(3)漢代に成立した一連の作者未詳の五言詩。「文選(モンゼン)」の古詩の一九首はその代表例。

こし

こし 【腰】
■一■ [0] (名)
(1)人体で,脊柱(セキチユウ)の下部から骨盤のあたり。体の後ろ側で胴のくびれているあたりから,一番張っているあたりまでを漠然とさす。上体を曲げたり回したりするときの軸になり,体を動かしたり姿勢を保ったりするときに重要なところ。人間以外の動物にもこれをあてて言うことがある。「―を下ろす」
(2)袴・裳(モ)などの{(1)}にあたる部分。また,そのあたりに結ぶ紐。
(3)物事の{(1)}とみなされる部分。
 (ア)壁・建具などの下半部。特に,構造や仕上げが上部と異なっている部分。
 (イ)山の中程より麓(フモト)に近い部分。
 (ウ)和歌で,第三句の五文字。
(4)物事の中途で,肝心なところ。「―を折る」
(5)容易に折れたりしないで,元の状態を保とうとする力。練り上げた物のねばり,板・棒などの弾力,糸・布・紙などの張りなどをいう。靭(ジン)性。「―のあるうどん」「―の強い筆」
(6)(他の語の下に付いて)物事をしようとする時の姿勢・態度。「…ごし」と濁る。「にげ―」「けんか―」
■二■ (接尾)
助数詞。
(1)腰に差したり着けたりするものを数えるのに用いる。「袴一(ヒト)―」
(2)箙(エビラ)に盛った一盛りを単位として矢を数えるのに用いる。本数は一定しない。「五十―の矢/平治(上)」
(3)蟇目(ヒキメ)の矢四筋をいう。

こし

こし [1] 【古祠】
古い社。古いほこら。

こし

こし [1] 【枯死】 (名)スル
草木が枯れてしまうこと。「松が虫害で―する」「人間の交際を―せしめたるもの/文明論之概略(諭吉)」

こし

こし [1] 【虎視】
(1)虎のように鋭い目で見回すこと。
(2)機会をねらって,形勢をうかがうこと。
→虎視眈眈(コシタンタン)

こし

こし [1] 【古史】
古代の歴史。古代史。

こし

こし【虎視耽々(たんたん)として】
vigilantly.→英和

こし

こし【腰】
the waist.→英和
〜の低い modest;→英和
polite.→英和
〜の弱い weak-kneed.〜を掛ける sit (down);→英和
take a seat.→英和
〜を据える settle down.〜を抜かす lose one's legs;get scared (おじける).〜を伸ばす stretch oneself.〜を曲げる bend oneself.話の〜を折る interrupt a person.→英和
〜砕けになる weaken in one's attitude.

こし

こし [1] 【虎子】
(1)虎の子。虎児。
(2)便器。おまる。

こし

こし [1] 【故紙・古紙】
古い紙。古反故(フルホゴ)。反故。「―再生」

こし

こ・し 【濃し】 (形ク)
⇒こい

こし

こし [1] 【古址・故址】
(1)昔あった建築物の土台石。
(2)昔,建築物または都などのあった所。

こし

こし 【越・高志】
古代における北陸地方の呼称。福井・石川・富山・新潟の諸県。越の国。

こし

こし [1] 【輿】
(1)二本の轅(ナガエ)に屋形を乗せて人を運ぶ乗り物。肩に担いだり腰の辺りに手で支えたりした。平安時代には,天皇・皇后・斎宮などに限られ,鳳輦(ホウレン)・葱花輦(ソウカレン)や腰輿(タゴシ)などが主なものであったが,平安後期以後,使用者の範囲も広がり,種類も増えた。
(2)棺をのせる上輿(アゲゴシ)の称。
(3)神輿(シンヨ)。みこし。

こし

こし 【層】
建物の階の重なり。階層。[新撰字鏡]

こし

こし【枯死する】
wither;→英和
die.→英和

こし=が低い

――が低・い
(1)腰の位置が低い。
(2)高ぶらないさま。謙遜なさま。
⇔腰が高い
「―・い人」

こし=が入(ハイ)る

――が入(ハイ)・る
(1)腰が安定している。
(2)本気で物事に取り組む。

こし=が弱い

――が弱・い
(1)腰の力が弱い。
(2)意気地がない。弱気である。
(3)粘り気,弾力性がない。

こし=が強い

――が強・い
(1)腰の力が強い。
(2)気が強く,なかなかくじけない。
(3)粘り気,弾力性に富む。腰がある。

こし=が抜ける

――が抜・ける
(1)腰に力がなくなって立つことができない。
(2)驚きのあまり足腰が立たなくなる。
(3)意気地がなくなる。気力がくじける。

こし=が据(ス)わる

――が据(ス)わ・る
落ち着いて物事をする。

こし=が砕(クダ)ける

――が砕(クダ)・ける
(1)腰の安定を失う。腰の力が抜ける。
(2)気力を失って中途で挫折する。腰くだけになる。

こし=が立た∘ない

――が立た∘ない
座り込んだままで,立とうとしても立ち上がることができない。

こし=が軽い

――が軽・い
(1)気軽に立ち働く。
(2)軽率に行動する。

こし=が重(オモ)い

――が重(オモ)・い
なかなか行動を起こさない。なかなかその気にならない。

こし=が高い

――が高・い
(1)腰の位置が高い。相撲などで,腰のすわりが不安定である。腰高である。
(2)横柄である。尊大である。頭(ズ)が高い。
⇔腰が低い
「汝がやうな腰の高いやつめは,つかはれぬよ/狂言・口真似」

こし=に梓(アズサ)の弓を張る

――に梓(アズサ)の弓を張・る
老人の腰が曲がっているさまにいう。「老武者は―・り,翁さびたる槍長刀を,かたげつれてぞ押し寄せたる/狂言・老武者」

こし=を上げる

――を上・げる
(1)座った姿勢から立ち上がる。「予定の会談を終わって―・げる」
(2)ようやくあることにとりかかる。「やっと重い―・げて仕事についた」

こし=を入れる

――を入・れる
(1)腰を安定させる。「―・れてバットを振る」
(2)あることを本気になってやる。真剣に取り組む。本腰を入れる。身を入れる。「試験勉強に―・れる」

こし=を割る

――を割・る
相撲で,両足を開き膝を曲げ,腰を低くした姿勢をとる。

こし=を屈(カガ)める

――を屈(カガ)・める
体を前に曲げる。会釈する。

こし=を折る

――を折・る
(1)腰をかがめる。体を前に曲げる。
(2)中途で妨げる。勢いをくじく。「話の―・る」
(3)頭を下げる。屈服する。「少知に腰は折るまじと/浄瑠璃・津国女夫池」

こし=を抜かす

――を抜か・す
(1)腰に力が入らず立てなくなる。
(2)非常に驚く。あまり驚いて足腰が立たなくなる。

こし=を据(ス)える

――を据(ス)・える
(1)どっかりとすわり込む。すっかり落ち着く。「―・えて動かない」
(2)一つの事に全力を集中させる。「―・えて仕事に取り組む」

こし=を掛ける

――を掛・ける
こしかける。「椅子に―・ける」

こし=を浮かす

――を浮か・す
立ち上がろうとして腰を少し上げる。

こし=を落ち着ける

――を落ち着・ける
(1)ある場所に落ち着く。安住する。
(2)落ち着いて物事を行う。腰をすえる。

こしあかつばめ

こしあかつばめ [5] 【腰赤燕】
スズメ目ツバメ科の鳥。全長17センチメートルほど。普通のツバメに似ているが,腰が赤褐色で腹面に黒褐色の縦斑がある。軒下などに,泥土で徳利(トツクリ)形の巣を作る。集団営巣する。日本ではおもに,本州以南に夏鳥として渡来する。トックリツバメ。

こしあかり

こしあかり 【腰明かり】
柄を腰にさして用いる提灯(チヨウチン)。腰挿し提灯。腰提灯。「組の捕り手の―/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」

こしあき

こしあき 【腰明き】
「腰替(コシガ)わり」に同じ。

こしあげ

こしあげ [0][3] 【腰揚(げ)・腰上げ】
着物の長さを体に合わせるために,着丈から余った分を腰の所で縫い揚げをすること。また,その部分。子供の着物にすることが多い。

こしあじろ

こしあじろ [3] 【腰網代】
駕籠(カゴ)の一種。駕籠の腰の部分のみに網代を張ったもの。

こしあて

こしあて [2][0] 【腰当て】
(1)すわるときの敷物や保温のため,後ろ腰に当てるもの。
(2)昔,狩りや旅行の際,後ろ腰に当てた毛皮製の敷物。緒で体に結びつける。尻革。引敷(ヒツシキ)。
(3)鎧(ヨロイ)の上から,刀・脇差を身につけるための革帯。革板と緒から成り,鞘(サヤ)をさしはさんで腰にまく。
(4)箙(エビラ)を腰につけるための帯。
(5)和船で,船体の中央よりやや艫(トモ)寄りにある帆柱を立てる位置の称。船の幅や深さの基準寸法はここで測られる。軍船の場合は筒関(ツツセキ)という。
腰当て(3)[図]

こしあぶら

こしあぶら [3] 【漉し油・金漆】
(1)ウコギ科の落葉高木。山中に自生。葉は小葉五個から成る掌状複葉。夏,枝端に黄白色の小花が多数集まって咲き,黒紫色で球形の液果を結ぶ。若芽は食用となる。金漆(ゴンゼツ)。金漆の木。
(2)コシアブラの木からとった樹脂液。漉(コ)して漆(ウルシ)のように用いた。金漆(ゴンゼツ)。

こしあん

こしあん [0] 【漉し餡】
小豆(アズキ)などを柔らかく煮て漉し,皮などを除いて,砂糖を加え練った餡。
→粒餡(ツブアン)

こしいし

こしいし [0] 【腰石】
建物の土台の根石より上にある石層。

こしいた

こしいた [0] 【腰板】
(1)壁・障子・垣根などの下部に張った板。腰張り板。
(2)男袴(ハカマ)の後ろ腰に当てる山形の板。

こしいた

こしいた【腰板】
paneling;panels.

こしいのり

こしいのり 【腰祈】
狂言の一。山伏が祖父の曲がった腰を治そうと祈るが,行力が強すぎてそりかえってしまう。また,一祈りすると今度は曲がり過ぎて,祖父を怒らせる。

こしいれ

こしいれ [0][4] 【輿入れ】 (名)スル
〔婚礼の日に嫁の輿を嫁ぎ先へ担(カツ)ぎ入れたことから〕
嫁にいくこと。嫁入り。

こしお

こしお [0] 【小潮】
干満の差が最小となる潮汐の状態。また,その時期。上弦および下弦の月のあと,一ないし二日に生ずる。
⇔大潮

こしおけ

こしおけ [3] 【腰桶】
鬘桶(カズラオケ)の別名。

こしおし

こしおし 【腰押し】
(1)坂道などを登る人の腰の部分を後ろから押すこと。また,その人。「―やかかる岩根の下もみぢ/五元集」
(2)人に力を添えること。そばからそそのかすこと。また,その人。しりおし。「お二人様の―なし/歌舞伎・勧善懲悪覗機関」

こしおび

こしおび [0] 【腰帯】
(1)「帯」に同じ。
(2)婦人が和服を着る時,着物の丈を調節するために帯の下にしめる細い紐(ヒモ)。腰紐。手細(テボソ)。
(3)石帯(セキタイ)の別名。
(4)宛帯(アテオビ)の別名。

こしおる

こしお・る 【腰折る】 (動ラ下二)
和歌が腰折れである。歌が下手(ヘタ)である。「よき若人ども集(ツド)ひ…―・れたる歌合・物語・庚申をし/源氏(東屋)」

こしおれ

こしおれ [0] 【腰折れ】
(1)老人のひどく曲がった腰。また,腰の曲がった老人。
(2)「腰折れ歌」「腰折れ文(ブミ)」の略。

こしおれうた

こしおれうた 【腰折れ歌】
和歌で腰の句(第三句)と第四句とがうまく続かない歌。また,自作の歌をへりくだっていう語。腰折れ。「今めきつつ,―好ましげに若やぐ気色どもは,いと後めたう思ゆ/源氏(手習)」

こしおれぶみ

こしおれぶみ 【腰折れ文】
下手(ヘタ)な文章。首尾の整わない文章。また,自分の文章をへりくだっていう語。腰折れ。「わづかなる―作ることなど習ひ侍りしかば/源氏(帚木)」

こしおれやね

こしおれやね [5] 【腰折れ屋根】
⇒マンサード屋根

こしかき

こしかき 【輿舁き】
輿をかつぐ人。輿丁(ヨチヨウ)。

こしかけ

こしかけ【腰掛】
a seat;→英和
a chair;→英和
a bench;→英和
a stool.→英和
腰掛仕事 a temporary work.

こしかけ

こしかけ [3][4] 【腰掛(け)】
(1)腰をおろして休むための台。
(2)目標とする仕事・地位などにつくまでの間,とりあえず一時的に勤める仕事や地位。
(3)茶席の露地に設けられた休息所。亭主の迎えや,席入りの合図を待つための場所。腰掛け待合。待合。

こしかけありつぎ

こしかけありつぎ [5] 【腰掛蟻継(ぎ)】
木材の継手の一。合欠(アイカキ)と蟻継とを組み合わせたもの。側面からは合欠のように,上からは蟻継のように見える。敷面(シキメン)蟻継ぎ。

こしかけいし

こしかけいし [4] 【腰掛(け)石】
神や貴人がかつて腰を掛けたという伝承のある石。

こしかけぎん

こしかけぎん [0] 【腰掛け銀】
将棋の序盤作戦の一方法。中央の五筋の歩の上に銀を進めて構えとする手。

こしかけしごと

こしかけしごと [5] 【腰掛(け)仕事】
長く続けるつもりではなく,一時的に行う仕事。

こしかけぢゃや

こしかけぢゃや 【腰掛け茶屋】
近世,よしず張りなどをし腰掛けを用意して,通行人を休ませる茶屋。掛け茶屋。

こしかけまちあい

こしかけまちあい [5] 【腰掛(け)待合】
「腰掛け{(3)}」に同じ。

こしかけまつ

こしかけまつ [5] 【腰掛(け)松】
神とか著名な人が腰を掛けたという伝説をもつ松。「金が崎には義貞の―/浄瑠璃・反魂香」

こしかける

こしかける【腰掛ける】
⇒腰.

こしかける

こしか・ける [4] 【腰掛ける】 (動カ下一)[文]カ下二 こしか・く
椅子(イス)や台などの上に腰をおろす。腰をかける。「縁側に―・ける」

こしかた

こしかた 【来し方】 (連語)
〔「こ」は動詞「来(ク)」の未然形,「し」は助動詞「き」の連体形〕
(1)通ってきた所・方向。「―の山は霞み,はるかにて/源氏(須磨)」
(2)過ごしてきた時間。過去。「身の罪を白状して,其―の事実を語りぬ/当世書生気質(逍遥)」
〔平安時代中期までは(1)は「こしかた」,(2)は「きしかた」と区別されていたが,平安末期から乱れた〕

こしかたゆくすえ

こしかたゆくすえ 【来し方行く末】
(1)過去と未来。前後。「心の内は―の事も,来ん世の闇もよろづ思ひ忘れて/とはずがたり 4」
(2)通り過ぎてきた方向と,これからの行く先。「はるばる一通りは―野原なり/とはずがたり 4」

こしがき

こしがき [2] 【腰垣】
立った人の腰のあたりの高さの垣根。

こしがたな

こしがたな [3] 【腰刀】
腰に差す,つばのない短い刀。鞘巻(サヤマキ)などを用いた。腰挿し。腰の物。

こしがみ

こしがみ [0] 【濾し紙・漉し紙】
液体に混じっているごみなどを濾して取り除くために使う紙。濾過紙(ロカシ)。ろし。

こしがや

こしがや 【越谷】
埼玉県南東部の市。住宅・商工業地として発展。もと日光街道の宿場町。

こしがや

こしがや 【越谷】
姓氏の一。

こしがやござん

こしがやござん 【越谷吾山】
(1717-1787) 江戸中期の俳人。武蔵越谷の人。編著に諸国方言集「物類称呼」がある。

こしがやびな

こしがやびな 【越谷雛】
江戸時代,越谷で作られた素朴な雛人形。

こしがわり

こしがわり 【腰替(わ)り・腰変(わ)り】
小袖などの腰の部分を染めずに白く残してあるもの。また,その部分の色や模様が他の部分と異なっているもの。こしあき。
腰替わり[図]

こしき

こしき [1][0] 【甑】
弥生時代以降,米・豆などを蒸すのに用いた道具。底に数個の湯気を通す小穴を開けた深鉢形の土器。湯釜の上にのせて用いる。奈良時代頃から木製も現れた。のち,円形・方形の木製の蒸籠(セイロウ)にとって代わられた。そう。「かまどには火気(ホケ)吹き立てず―には蜘蛛の巣かきて/万葉 892」
甑[図]

こしき

こしき【轂】
a hub;→英和
a nave.→英和

こしき

こしき [1][0] 【古式】
昔から行われ続けている習慣や方法。昔からのしきたり。古来の方式。「―ゆかしい神事」「―にのっとって式典を行う」

こしき

こしき [1][0] 【轂】
牛車などの車輪の中央にあって,輻(ヤ)が差し込んであるもの。中を車軸が貫いている。筒(ドウ)。こく。[新撰字鏡]
→牛車(ギツシヤ)

こしき

こしき【古式にのっとり】
following the procedure of the old[time-honored]rite.

こしき

こしき [2] 【濾し器・漉し器】
調理の際,濾すために用いる道具。

こしき

こしき【漉し器】
a strainer.→英和

こしき=に坐(ザ)するが如(ゴト)し

――に坐(ザ)するが如(ゴト)し
〔韓愈「鄭群贈�簟詩」より〕
暑さのはなはだしいことのたとえ。

こしきおとし

こしきおとし 【甑落(と)し】
皇子・皇女出産の際行われた呪法(ジユホウ)。御殿の棟から甑を落とすもので,「甑」が「腰気」の音に通ずるからともいう。皇子のときは南へ,皇女のときは北へ落としたという。

こしきじまれっとう

こしきじまれっとう 【甑島列島】
鹿児島県西部,串木野(クシキノ)市の沖合にある島群。下甑島を主島に中甑島・上甑島とその他の小島から成る。近海は好漁場。甑列島。

こしきたおし

こしきたおし [4] 【甑倒し】
酒造家の仕込み祝い。

こしきぬの

こしきぬの [3] 【甑布】
甑で物を蒸すとき,その底に敷く布。

こしきぶのないし

こしきぶのないし 【小式部内侍】
(?-1025) 平安中期の女流歌人。父は橘道貞,母は和泉式部。上東門院彰子に仕えた。歌合の詠者に選ばれた際,丹後の母のもとへはもう代作を頼んだかとからかわれ,「大江山いくのの道の遠ければまだふみもみず天の橋立」と答えて退けた話は有名。二六,七歳で夭折。

こしきりばんてん

こしきりばんてん [5] 【腰切り半纏】
腰までの丈の,短い半纏。仕事着などに使われる。

こしぎんちゃく

こしぎんちゃく [3] 【腰巾着】
(1)腰に下げる巾着。
(2)いつも年長者や目上の人などのそばにまつわりついて離れない人。「社長の―」

こしぎんちゃく

こしぎんちゃく【腰巾着】
one's shadow;a henchman.→英和

こしくじき

こしくじき [3] 【腰挫き】
「鯖折(サバオ)り」に同じ。

こしくだけ

こしくだけ [0][3] 【腰砕け】
(1)相撲の決まり手の一。腰の力が抜け,体が土俵に倒れてしまうもの。
(2)物事を進める途中で気力が抜け,あとが続かなくなってしまうこと。「資金不足で計画は―に終わった」

こしくだけ

こしくだけ【腰砕けになる】
⇒腰.

こしぐるま

こしぐるま [3] 【腰車】
(1)柔道の技の名。腰に相手の身体を乗せ,腰を軸に相手の体を回して投げる腰技。
(2)(「輿車」とも書く)轅(ナガエ)の中央部に乗る部分を設けた車。輦車(レンシヤ)。手車(テグルマ)。
(3)刀などで,腰を真横から水平に斬ること。「十方斬り・八方払ひや―/謡曲・烏帽子折」

こしぐるわ

こしぐるわ [3] 【腰曲輪・腰郭】
山城・平山城・丘城などで,斜面の中腹に設けた曲輪。斜面の勾配が比較的緩やかで,そのままでは防御機能が十分でない場合に設ける。
→帯曲輪(オビグルワ)

こしけ

こしけ [0] 【腰気・帯下】
女性生殖器からの分泌物で,血液以外のもの。通常,存在感や不快感を起こす程度に増量したものをいう。帯下(タイゲ)。おりもの。「―が下りる」

こしけ

こしけ【帯下】
《医》leucorrhea;whites.

こしげし

こしげ・し 【木繁し・木茂し】 (形ク)
木が茂っている。「いと―・き中より/源氏(薄雲)」

こしこばた

こしこばた 【腰小旗】
昔,戦陣で腰に差して敵・味方の識別に用いた小旗。腰挿し。「源氏は大旗・―,みなおしなべて白かりけるが/平治(中・古活字本)」

こしご

こしご [0] 【腰籠】
腰に付けて持つ籠(カゴ)。漁師などがとった魚を入れるためのもので,ひょうたん形で口が開いている。びく。

こしごえ

こしごえ 【腰越】
(1)神奈川県鎌倉市の地名。七里ヶ浜の西に続く海岸。中世,鎌倉入りの宿駅が置かれた所。源義経の「腰越状」起草の地として知られる。
(2)幸若舞(コウワカマイ)の一。平宗盛を生け捕りにした義経一行の東国下りと,腰越状の件(クダリ)を描いたもの。

こしごえじょう

こしごえじょう 【腰越状】
1185年,源義経が相模国腰越から鎌倉の大江広元にあてて出した書状。兄頼朝の不興をかった義経が無実を訴え,そのとりなしを依頼したもの。「吾妻鏡」に収録されているが真偽不詳。

こしごろも

こしごろも [3] 【腰衣】
僧尼が腰にまとう黒色の襞(ヒダ)のある裳のようなもの。裙子(クンズ)。

こしさげ

こしさげ [0][4] 【腰提げ】
印籠(インロウ)・煙草(タバコ)入れのように,腰に下げるもの。

こしざし

こしざし 【腰挿(し)・腰差(し)】
(1)腰にさすこと。また,腰にさすもの。
(2)ほうびとして賜る巻き絹。退出する際,腰にさす。腰付け。
(3)「腰刀(コシガタナ)」に同じ。
(4)「腰小旗(コシコバタ)」に同じ。

こしざしちょうちん

こしざしちょうちん [5] 【腰挿し提灯】
長い柄で腰にさすようにした提灯。腰明かり。腰提灯。

こしざん

こしざん [0] 【腰桟】
唐戸(カラド)の中程より下側にある横桟。

こししょうじ

こししょうじ [3] 【腰障子】
下の方を30センチメートルほど板張りあるいは襖(フスマ)とした明かり障子。

こしじ

こしじ 【越路】
北陸道の古名。また,越の国へ行く道。((歌枕))「しなざかる―をさして延(ハ)ふつたの別れにしより/万葉 4220」

こしじるし

こしじるし [3] 【腰印】
甲冑(カツチユウ)を着けたとき,腰に差して敵味方の識別に用いたもの。後には足軽だけが用いた。腰小旗の遺風。

こしじろ

こしじろ 【腰白】
腰の部分の白い,腰替わりの小袖。

こしぜに

こしぜに 【腰銭】
当座の用のため,巾着(キンチヤク)や銭入れに入れ,腰に付けて持ち歩く銭。こしせん。「―の限り喰はせて来い/浮世草子・禁短気」

こしぞり

こしぞり [0] 【腰反り】
刀剣の反りの一種。反りの中心が,柄(ツカ)の方に近いもの。備前反り。

こした

こした [0] 【袴下】
旧陸軍用語で,ズボン下をいう。

こした

こした [0] 【蚕下】
カイコの糞(フン)。蚕糞(サンフン)。

こしたけ

こしたけ [2][0] 【腰丈】
腰までの高さ,長さ。

こしたやみ

こしたやみ [3] 【木下闇】
木の枝葉が茂って日光が遮られたため,樹下がほの暗いこと。また,その所。下闇。このしたやみ。[季]夏。《須磨寺や吹ぬ笛きく―/芭蕉》

こしたんたん

こしたんたん [1] 【虎視眈眈】 (ト|タル)[文]形動タリ
〔易経(頤卦)〕
虎が獲物をねらって鋭い目でじっと見下ろすように,強者が機会をねらって形勢をうかがっているさま。「―と王の座をねらっている」

こしだ

こしだ [0] 【小羊歯・小歯朶】
ウラジロ科の常緑シダ植物。暖地の乾いた山地に群生する。葉柄は数回二またに分枝し,節ごとにくし形の切れ込みのある革質の羽片を一対ずつつける。コヘゴ。

こしだい

こしだい [2] 【輿台】
輿を地上に置くとき,轅(ナガエ)を支えるための小さな机のような台。

こしだか

こしだか [0] 【腰高】
■一■ (名)
(1)腰の高い器物。高坏(タカツキ)などにいう。
(2)「腰高障子」の略。
■二■ (名・形動)[文]ナリ
(1)腰を十分に下ろさない,不安定な姿勢である・こと(さま)。「―な構え」
(2)横柄なさま。尊大なさま。「―な言い方」

こしだかがい

こしだかがい [4] 【腰高貝】
サラサバテイラの別名。

こしだかがんがら

こしだかがんがら [5] 【腰高雁空】
海産の巻貝。殻高・殻径とも3.5センチメートル内外の円錐形。殻は灰褐色。岩礁地の潮間帯に多い。肉は食べられる。北海道南部以南に分布。

こしだかさざえ

こしだかさざえ [5] 【腰高栄螺】
海産の巻貝。殻高3.5センチメートル内外。殻にはとげがなく,灰黄褐色・赤褐色・緑褐色などの地に,白・黄・褐色の斑紋や線があり,色彩に富む。肉は食べられる。本州中部以南の暖海に分布。ゴシキサザエ。

こしだかしょうじ

こしだかしょうじ [5] 【腰高障子】
腰障子の腰板の丈が高い障子。腰高。

こしだかまんじゅう

こしだかまんじゅう [5] 【腰高饅頭】
高くふくらんだ饅頭。

こしだめ

こしだめ [0] 【腰だめ】
(1)銃を腰の辺りに当てて,大まかな見当で撃つこと。
(2)準備や計画が十分整わない状態で,物事を始めること。

こしちょう

こしちょう 【古史徴】
国学書。四巻一一冊。平田篤胤著。1818〜19年刊。本居宣長が「古事記」を重んじるのに対して,祝詞を重んじる立場から古伝説の起源や神代文字,記紀などの古典について論じたもの。

こしぢょうちん

こしぢょうちん [3] 【腰提灯】
「腰挿(コシザ)し提灯」に同じ。

こしっぽね

こしっぽね [0] 【腰っ骨】
「こしぼね」の転。

こしつ

こしつ【固執する】
adhere[stick,hold]to;persist <in one's view> .→英和

こしつ

こしつ【痼疾】
a chronic disease.

こしつ

こしつ [0] 【固執】 (名)スル
〔「こしゅう(固執)」の慣用読み〕
(1)意見・態度を強固にして,簡単に変えないこと。固持。「自説を―して譲らない」「洛紛孫(ロビンソン)は,傲慢にして且つ―なる人なり/西国立志編(正直)」
(2)〔心〕 ある類似の行動に固着する心的傾向。

こしつ

こしつ [0] 【個室】
ひとり用の部屋。また,ひとりだけで用いる部屋。

こしつ

こしつ [0] 【痼疾】
長引いて,いつまでもなおらない病気。持病。「薄志弱行は衆人の―なり/欺かざるの記(独歩)」

こしつ

こしつ【個室】
a private[separate]room.

こしつ

こしつ [0] 【鼓室】
中耳にある腔室(コウシツ)。側頭骨の中にある。外側に鼓膜があって外耳と隔たり,内側には内耳があり,また耳管により咽頭腔(イントウコウ)と連絡し,中に耳小骨を納める。

こしつう

こしつう 【古史通】
史論書。四巻。新井白石著。1716年成立。神代から神武天皇までを扱い,日本古代史の合理的研究方法を展開。

こしつき

こしつき [0] 【腰付き】
(1)動作をする時の腰のかっこう。腰の構え。「危なっかしい―」
(2)腰の形。

こしつぎ

こしつぎ 【腰次・腰継】
丈の短い四幅(ヨノ)の下袴(シタノハカマ)。

こしつづみ

こしつづみ 【腰鼓】
「ようこ(腰鼓)」に同じ。「波の―ていとうの拍子を打つなりや/謡曲・岩船」

こしづな

こしづな [0] 【腰綱】
腰につける綱。また,海女(アマ)などのつける息綱(イキヅナ)。

こしづよ

こしづよ [0] 【腰強】 (名・形動)[文]ナリ
(1)腰の力が強い・こと(さま)。
(2)容易に人に屈しないこと。また,我慢強いこと。忍耐力のあること。また,そのさま。
(3)弾力のあること。粘りの強いこと。また,そのさま。「―な餅」

こしでん

こしでん 【古史伝】
平田篤胤著。三七巻。1825年成立。神代の古伝説を整理・編纂した自著「古史成文」の注釈書で,著者の神道思想を述べたもの。

こしとり

こしとり 【腰取】
鎧(ヨロイ)の縅(オドシ)の一。袖・草摺(クサズリ)の中央より下の一,二段を他の色と変えて縅したもの。また,衡胴(カブキドウ)では胴尻の縅の色を変えたものをいう。腰取縅。

こしなげ

こしなげ [0] 【腰投げ】
相撲の決まり手の一。相手の体を自分の腰に乗せて,前に落とすようにして投げる技。

こしなげし

こしなげし [3] 【腰長押】
窓の下端や壁の中ほどなど建物の腰の部分にある長押。

こしなずむ

こしなず・む 【腰泥む】 (動マ四)
腰が前へ行かない。行き悩む。「浅小竹原(アサジノハラ)―・む空は行かず足よ行くな/古事記(中)」

こしなわ

こしなわ [0] 【腰縄】
(1)軽い罪の囚人を護送する際などに,腰の部分に縄をかけること。また,その縄や,縄をかけられた人。
(2)腰につけて持ち歩く縄。

こしぬき

こしぬき [0][4] 【腰貫】
建物・門・垣などの中央よりやや下,腰の位置に入れる貫。胴貫。

こしぬけ

こしぬけ [0] 【腰抜け】
(1)腰に力がはいらず,立てないこと。また,その人。
(2)臆病(オクビヨウ)者。いくじなし。弱虫。「―侍」

こしぬけ

こしぬけ【腰抜け】
a coward;→英和
a weak-kneed person.

こしぬけぶろ

こしぬけぶろ 【腰抜け風呂】
入浴時間の長いことをののしっていう語。「月消えて―や郭公/五元集」

こしぬの

こしぬの [0] 【腰布】
腰にまとう布。

こしぬの

こしぬの [0] 【濾し布】
物を濾すときに用いる布。

こしのうみ

こしのうみ 【越の海】
北陸道に接する日本海の古称。

こしのぎ

こしのぎ [2] 【小鎬】
刀の鎬の切っ先に近い部分の称。

こしのく

こしのく 【腰の句】
和歌の第三句。上の句の終わりの五文字をいう。「いかにも歌は,―の末に,て文字据ゑつるに,はかばかしき事なし/無名抄」

こしのくに

こしのくに 【越の国】
北陸道の古名。越前・越中・越後の総称。越(コシ)。越の道。越路。

こしのしらね

こしのしらね 【越の白嶺】
白山(ハクサン)の古名。越の白山。越の高嶺(タカネ)。越の峰。越の山。((歌枕))「年深く降り積む雪を見る時ぞ―に住む心ちする/後撰(冬)」

こしのみち

こしのみち 【越の道】
北陸道の古名。越の国。

こしのもの

こしのもの [5][0] 【腰の物】
(1)腰に差した刀。佩刀(ハイトウ)。
(2)「腰刀(コシガタナ)」に同じ。
(3)印籠(インロウ)や巾着(キンチヤク)など,腰につけるもの。

こしのゆき

こしのゆき 【越の雪】
干菓子の一。微塵粉(ミジンコ)と和三盆(ワサンボン)を押し固めたもの。新潟県長岡市の名物。

こしのわたりのしま

こしのわたりのしま 【越渡島】
北海道の古名。

こしはなる

こしはな・る 【腰離る】 (連語)
和歌が,腰折れになる。腰折る。「ややもせば―・れぬばかり折れかかりたる歌をよみ出で/紫式部日記」

こしば

こしば [0] 【小柴】
(1)〔一説に「木柴」の意とも〕
小さい柴。
(2)「小柴垣」の略。「同じ―なれど,うるはしうしわたして/源氏(若紫)」

こしばい

こしばい [2] 【小芝居】
江戸三座など官許の大芝居以外の劇場。また,そこで演ぜられる歌舞伎芝居。櫓(ヤグラ)・引き幕が許されないなど,大芝居との差別があった。明治以降,徐々に規則が改正され,明治末期以後は,大劇場に対する小劇場,およびその歌舞伎興行をいうようになった。緞帳(ドンチヨウ)芝居。
→宮地(ミヤチ)芝居

こしばがき

こしばがき [3] 【小柴垣】
小柴で作った垣。小柴。

こしばめ

こしばめ [0] 【腰羽目】
壁の腰の部分に張った羽目板。

こしばり

こしばり [0] 【腰張(り)】
壁や襖(フスマ)の下部に,和紙または布を張ること。また,その張った部分や張ったもの。

こしばりいた

こしばりいた [5] 【腰張(り)板】
⇒腰板(コシイタ)(1)

こしひかり

こしひかり [3]
イネの栽培品種の一。いもち病にかかりやすいが,米は良質で味が良い。新潟県をはじめ東北地方南部から九州まで広く栽培される。

こしひも

こしひも [0] 【腰紐】
(1)婦人が和服を着るときに用いる紐。おはしょりをとめたり形を整えたりする。下締め。
(2)子供の着物に縫いつけて,腰で結ぶ紐。付け紐。

こしびょうぶ

こしびょうぶ [3] 【腰屏風】
腰ほどの高さの屏風。

こしびょうろう

こしびょうろう 【腰兵糧】
戦陣などで,当座の食糧として腰につけて持つ兵糧。

こしぶくろ

こしぶくろ [3] 【漉し袋】
液体を漉すための袋。

こしぶとん

こしぶとん [3] 【腰布団】
腰の冷えるのを防ぐため,腰にあてる,紐(ヒモ)のついた小さい布団。[季]冬。

こしぶみ

こしぶみ [0] 【腰文】
〔帯封が全体の腰あたりにあるところから〕
奈良時代から江戸時代まで行われた書状の形式。上包みの端を細く中程まで切り込み,それで帯のように上包みを巻いて余りをはさみ,封じ目をつけたもの。切り封じ。切封(キリフウ)。
腰文[図]

こしべん

こしべん [0] 【腰弁】
「腰弁当」の略。

こしべんとう

こしべんとう [3] 【腰弁当】
(1)腰に弁当をさげて出かけること。腰弁。
(2)〔江戸時代,勤番の下侍が袴(ハカマ)の腰に弁当を結び付けて出仕したことから〕
日々弁当を携えて出勤するような,小役人や地位の低い勤め人。安サラリーマン。腰弁。

こしほう

こしほう 【小四方】
〔「こじほう」とも〕
小形の四方{(5)}。

こしほんじきょう

こしほんじきょう 【古史本辞経】
語学書。平田篤胤(アツタネ)著。四巻。1839年成立。50年刊。五十音図の沿革を述べ,各行を音義説によって説く。五十音義訣(ギケツ)。

こしぼそ

こしぼそ [0] 【腰細】
(1)腰がほっそりしていること。細腰。「―の美人」
(2)器物などで,人の体ならば腰にあたる部分が細くなっているもの。「―の花瓶」
(3)「腰細蜂(バチ)」の略。

こしぼその

こしぼその 【腰細の】 (枕詞)
〔蜾蠃(スガル)(ジガバチの古名)の腰が細いところから〕
「すがる」にかかる。「―すがる娘子(オトメ)の/万葉 1738」

こしぼそばち

こしぼそばち [4] 【腰細蜂】
ジガバチの異名。

こしぼね

こしぼね【腰骨】
the hucklebone.

こしぼね

こしぼね [0] 【腰骨】
(1)腰の部分の骨。
(2)押し通して実行する気力。忍耐する精神力。「それほどの―の強い,黙つて下の方に働いてゐるやうな男が/夜明け前(藤村)」

こしまき

こしまき [0][3] 【腰巻(き)】
(1)女性の和装用の肌着。腰から脚部にかけてまとう布。湯文字(ユモジ)。二布(フタノ)。
(2)中世以降,女官や武家の夫人の夏の礼装用の衣服。帷子(カタビラ)の上に肩脱ぎに着て,腰に巻きつける小袖に似た着物。近世では形式化した。
(3)能楽の女装束の一。着付けの上から縫箔(ヌイハク)の小袖を腰に巻くようにつけ,手は通さず後ろに垂らすもの。「羽衣」などで用いる。
(4)〔建〕 土蔵の外まわりの下部の,特に厚く土を塗った部分。
(5)兜(カブト)の錏(シコロ)と鉢との接続部分。
(6)「帯紙(オビガミ){(2)}」の俗称。
腰巻(2)[図]

こしまき

こしまき【腰巻】
an underskirt.

こしまきばおり

こしまきばおり 【腰巻羽織】
羽織の裾を腰に巻きつけること。また,その姿。

こしまきみの

こしまきみの 【腰巻蓑】
腰にまとう短いみの。こしみの。

こしまど

こしまど [0] 【腰窓】
部屋や廊下などの,床に接して作られた小さな窓。

こしまわり

こしまわり [3] 【腰回り】
腰の周囲。また,その寸法。ヒップ。

こしみの

こしみの【腰簑】
a grass skirt.

こしみの

こしみの [0][3] 【腰蓑】
腰にまとう短いみの。

こしも

こしも 【腰裳】
古代の女子の衣服の一。下半身につける裳。「―きたる少女/古事記(中訓)」

こしもと

こしもと [0] 【腰元】
(1)貴人のそばに仕えて,身の回りの雑用をする女性。侍女。
(2)腰のあたり。
(3)身の回り。身辺。「―にて使ふ小姓/仮名草子・犬枕」
(4)刀の「栗形(クリカタ)」のこと。

こしもとがね

こしもとがね [4] 【腰元金】
腰刀の胴金(ドウガネ)。栗形と折金(オリガネ)の間の,鞘(サヤ)が腰に当たる部分に巻いてある。

こしもとぼり

こしもとぼり [0] 【腰元彫(り)】
刀剣の付属品を彫ること。また,その彫った金物。彫る職人やそれに使う道具をもいう。

こしもの

こしもの 【腰物】
腰につける物。腰の物。

こしゃ

こしゃ [1] 【瞽者】
盲目の人。瞽人。

こしゃ

こしゃ [1] 【古社】
古い神社。

こしゃく

こしゃく【小癪な】
impudent;→英和
cheeky.→英和

こしゃく

こしゃく [0] 【小癪】 (名・形動)[文]ナリ
生意気なこと。こざかしいこと。また,そのさま。「―な事をいう」「―にも戦いをいどんできた」「若い身で其様な―いふものでは無し/いさなとり(露伴)」

こしゃく=に障(サワ)る

――に障(サワ)・る
生意気で腹が立つ。「―・る奴」

こしゃほん

こしゃほん [2][0] 【古写本】
古い時代に筆写された本。日本では慶長・元和(1596-1624)頃までの写本をいうことが多い。

こしや

こしや 【輿屋】
葬儀用の輿や道具を作り,また賃貸しする家。葬儀屋。「他人宿取つて―の娘出る/柳多留 14」

こしやね

こしやね [0] 【越屋根】
採光・換気・煙出しなどのため,屋根の上に,棟をまたいで一段高く設けた小屋根。
越屋根[図]

こしゅ

こしゅ [1] 【固守】 (名)スル
強固に守ること。「門閥の旧弊を―し/日本開化小史(卯吉)」

こしゅ

こしゅ [1] 【故主】
〔古くは「こしゅう」〕
以前仕えていた主人。旧主。「―の恩を忘れない」

こしゅ

こしゅ [1] 【戸主】
(1)律令制で,戸の首長。戸口の租・庸(ヨウ)・調などに責任を負う。家長。
(2)民法旧規定で,一家の統率者。戸主権を有し,家族を統轄し扶養する義務を負う。1947年(昭和22),現行民法の公布により廃止。家長。

こしゅ

こしゅ [1] 【虎鬚】
虎のひげ。

こしゅ

こしゅ [1] 【古酒】
(1)日本酒で,前年度またはそれより以前に造った酒。熟成した酒。
⇔新酒
[季]秋。
(2)一般に,長い貯蔵期間を経て熟成した酒。

こしゅ

こしゅ [1] 【鼓手】
鼓・太鼓をたたく人。

こしゅ

こしゅ【鼓手】
a drummer.→英和

こしゅ

こしゅ【固守する】
defend stubbornly.

こしゅ

こしゅ【戸主】
the head of a family.→英和

こしゅ

こしゅ [1] 【壺酒】
壺(ツボ)に入れた酒。

こしゅ

こしゅ [1] 【沽酒】
酒を売買すること。また,その酒。

こしゅ=を編(ア)む

――を編(ア)む
〔荘子(盗跖)〕
生きている虎のひげを編む。危険なことをあえてするたとえ。

こしゅう

こしゅう [0] 【古集】
古い時代の詩歌や文章を集めた書物。

こしゅう

こしゅう [0] 【呼集】 (名)スル
(軍隊などで散らばっている人々を)呼び集めること。「非常―」

こしゅう

こしゅう【固執】
⇒固執(こしつ).

こしゅう

こしゅう [0] 【固執】 (名)スル
「こしつ(固執)」に同じ。「自説に―する」

こしゅう

こしゅう [0] 【故習】
昔から伝わるならわし。「―に従う」

こしゅう

こしゅう [0] 【袴褶】
乗馬に用いる袴(ハカマ)。馬乗り袴。

こしゅう

こしゅう [0] 【孤愁】
ひとりで物思いにふけること。

こしゅう

こしゅう [0] 【孤舟】
ただ一艘浮かんでいる舟。

こしゅうきょう

こしゅうきょう コシウキヤウ [0] 【湖州鏡】
中国,宋代に浙江(セツコウ)省湖州で鋳造され,背面に湖州の名を鋳出してある鏡。円形・方形・六花形などで,背面に文様のない鏡が多い。日本には平安後期・鎌倉時代に伝えられた。

こしゅけん

こしゅけん [2] 【戸主権】
民法旧規定で,戸主に与えられていた家族を支配・統率する権利。

こしゆ

こしゆ [0] 【腰湯】
盥(タライ)などに入れた湯の中に座って,腰から下だけ入浴すること。座浴(ザヨク)。「―を使う」

こしゆい

こしゆい [3] 【腰結(い)】
(1)和服・袴(ハカマ)などの紐(ヒモ)を腰のところで結ぶこと。また,その結びの部分。
(2)男子の袴着(ハカマギ),女子の裳着(モギ)の式の時,腰紐を結ぶ役。「この御―にはかのおとどになむ御消息きこえ給ひければ/源氏(行幸)」

こしょ

こしょ【古書】
an old book;a rare book (珍書);a second-hand book (古本).古書展示会 an exhibition of rare old books.

こしょ

こしょ [1] 【古書】
(1)昔の書物。
(2)古本(フルホン)。特に,名ざしで買われるような価値ある古本をいう。「―展」「―売買」

こしょう

こしょう [2] 【胡椒】
コショウ科のつる性常緑低木。熱帯アジア原産。熱帯各地で栽培。茎には節があり,卵円形の葉を互生する。夏,長い花穂を葉に対生してつける。花後,径5,6ミリメートルの球形の液果を結ぶ。果実を乾燥して香辛料とする。
胡椒[図]

こしょう

こしょう [0] 【壺觴】
酒つぼと,さかずき。

こしょう

こしょう [1] 【股掌】
(1)ももと,てのひら。
(2)手足となって働く人。「―の臣」

こしょう

こしょう [0] 【古称】
昔の呼び名。

こしょう

こしょう [0] 【虎嘯】 (名)スル
(1)虎(トラ)がほえること。
(2)英雄が世に出て活躍すること。

こしょう

こしょう [0] 【呼称】 (名)スル
名前をつけて呼ぶこと。また,その呼び名。称呼。

こしょう

こしょう [0] 【故障】 (名)スル
(1)機械や身体などに不調が生じて,円滑に働かなくなること。「エンジンが―する」「強行軍で体に―をきたす」
(2)事態の進行をさまたげるもの。さしさわり。「風紀上―ある文字/社会百面相(魯庵)」
(3)さしさわりがあると申し立てること。異議。異論。「何の彼のと,―を云つて/婦系図(鏡花)」

こしょう

こしょう [0] 【胡床・胡牀】
一人用のこしかけ。床机(シヨウギ)。あぐら。
〔中国北方,胡の国から伝えられたという〕

こしょう

こしょう [0] 【孤称】
〔「孤」は徳がないの意で,王侯・君主の謙称〕
帝王の位につくこと。「南面にして―せんとならば/太平記 4」

こしょう

こしょう【呼称】
a name (by which a thing[person]is called).→英和

こしょう

こしょう [0] 【湖沼】
みずうみとぬま。

こしょう

こしょう [0][2] 【小姓・小性】
(1)昔,貴人のそば近く召し使われて種々の雑用を受け持った者。多くは少年で,男色の対象ともなった。
(2)武家の職名。江戸幕府では若年寄の支配下で,将軍の身辺の雑用を務めた。
(3)子供。少年。[伊京集]

こしょう

こしょう [0] 【誇称】 (名)スル
自慢して大げさにいうこと。「当時の文運を後世に―するに足る/日本開化小史(卯吉)」

こしょう

こしょう【湖沼】
lakes and marshes.

こしょう

こしょう【小姓】
a page.→英和

こしょう

こしょう【故障】
(1)[事故・損傷]an accident;→英和
(a) damage;→英和
(a) breakdown (破損).→英和
(2)[支障]a hindrance;→英和
a hitch.→英和
(3)[異議] <raise> an objection.→英和
〜する go wrong;get[go]out of order.機関が〜する have an engine trouble.〜なく without a hitch;smoothly.→英和
〜を申し立てる object <to> .→英和

こしょう

こしょう [0] 【扈従】 (名)スル
〔「しょう」は漢音〕
貴人につき従うこと。また,その人。おとも。こじゅう。「書類の箱を携へつつ主人の後に―して/緑簑談(南翠)」

こしょう

こしょう【胡椒】
<sprinkle> pepper <on> .→英和
胡椒入れ a pepper shaker.

こしょう=の上に玩(モテアソ)ぶ

――の上に玩(モテアソ)ぶ
〔国語(呉語)〕
人を意のままにする。

こしょう=の丸呑(マルノ)み

――の丸呑(マルノ)み
胡椒をかみくだかず丸呑みにしては味が分からないの意。物事の真価は,よく検討してみなければ分からないことのたとえ。

こしょう=を入(イ)れる

――を入(イ)・れる
不服を言う。邪魔をする。

こしょうあがり

こしょうあがり 【小姓上がり】
「小姓立ち」に同じ。

こしょうがく

こしょうがく [2] 【湖沼学】
陸水学の分野の一。湖沼の成因・形態・水質・生物などに関する研究を行う。

こしょうがた

こしょうがた [0] 【湖沼型】
生物相や生産量,水中の成分などによって分類した湖沼の型。栄養塩類などの条件が適度で,総生産量にかかわらず全体として生産・消費・分解のバランスのとれた生物相を有する調和型と,特定の物質の過剰などによって一定の種のみが繁殖するか,全生産量の低下する非調和型に大別する。

こしょうがつ

こしょうがつ [2] 【小正月】
一月一日の大正月に対して,一月一五日を中心にした数日をいう。農耕に関する様々な予祝・年占(トシウラ)の行事や,鳥追い・どんど焼き・なまはげなどの行事が行われる。二番正月。[季]新年。《松とりて世こゝろ楽し―/芭蕉》

こしょうがつのほうもんしゃ

こしょうがつのほうもんしゃ 【小正月の訪問者】
民俗学で,小正月に家々を訪れ,祝福してまわる者をいう。一年の最初の満月の夜に神が来臨し,人々に祝福を与えたという古い信仰に基づく行事。ほとほと・かせどり・なまはげなど。

こしょうぐみ

こしょうぐみ [0] 【小姓組】
江戸幕府の職名。小姓衆五〇人および番頭・組頭からなり,将軍に近侍し,殿中の警備などにあたった。書院番とあわせて両番という。小姓組番。

こしょうずきん

こしょうずきん 【胡椒頭巾】
袋頭巾に胡椒を入れたもので,盗賊などが目つぶしに用いたという。

こしょうだい

こしょうだい [2] 【胡椒鯛】
スズキ目の海魚。全長約60センチメートル。体は楕円形で,側扁し,体高は高い。体色は淡い灰褐色で,体側に三条の紫灰色の帯が斜めに走る。背部と背びれ・尾びれに黒色斑が点在する。食用。本州中部以南の沿岸に分布。コダイ。

こしょうだち

こしょうだち 【小姓立ち】
小姓から出て,立身したもの。小姓上がり。「源三位頼政の―猪の隼太/浄瑠璃・雪女」

こしょうとうどり

こしょうとうどり [4] 【小姓頭取】
江戸幕府の職名。小姓組の頭(カシラ)。小姓組番頭。

こしょうにん

こしょうにん [2] 【小商人】
(1)小規模経営の商人。こあきんど。
(2)商法で,営業の規模が小さく,資本金額五〇万円未満の商人で,会社でない者。商業登記・商業帳簿などに関する規定が適用されない。

こしょうほう

こしょうほう 【湖沼法】
「湖沼水質保全特別措置法」の略称。湖沼の水質保全のための諸施策・規制を定める。1984年(昭和59)制定。

こしょうほん

こしょうほん [2] 【古抄本・古鈔本】
「古写本」に同じ。

こしょく

こしょく [1] 【古色】
年を経て物の古びた色合い。古風な趣。「―を帯びる」

こしょく

こしょく【古色蒼然とした】
antique-looking.

こしょくそうぜん

こしょくそうぜん [1] 【古色蒼然】 (ト|タル)[文]形動タリ
ひどく古びたさま。いかにも古めかしいさま。「―たる館」「―としたお堂」

こしょし

こしょし 【湖処子】
⇒宮崎(ミヤザキ)湖処子

こしよせ

こしよせ [0] 【輿寄せ】
貴族の邸宅で,車を着けて乗降する所。車寄せ。

こしよろい

こしよろい [3] 【腰鎧】
草摺(クサズリ)の異名。

こしよわ

こしよわ [0] 【腰弱】 (名・形動)[文]ナリ
(1)腰の力の弱いこと。また,その人。
(2)相手に立ち向かう態度が弱い・こと(さま)。また,そのような人。弱腰。「―な態度」

こしらう

こしら・う コシラフ 【拵ふ】 (動ハ下二)
⇒こしらえる

こしらえ

こしらえ【拵え】
(1) dress (服装);→英和
outfit (したく);→英和
makeup (化粧).→英和
(2) make (こしらえ方);→英和
workmanship (出来(でき)).→英和

こしらえ

こしらえ コシラヘ [0] 【拵え】
〔動詞「こしらえる」の連用形から〕
(1)ものの出来上がりのようす。作り。「しもた屋風の―」
(2)
 (ア)予想される状況に合わせて準備を整えること。支度。「正月の―」
 (イ)嫁入り支度。「世盛の―何にひとつ不足もなく/浮世草子・織留 5」
(3)
 (ア)身なりを整えること。また,その身なり。「粋(イキ)な―の女将(オカミ)」「少々柔弱(ニヤケ)すぎた―なり/当世書生気質(逍遥)」
 (イ)扮装(フンソウ)。「助六の―」
(4)刀剣類の柄巻(ツカマキ)・金物・塗りなど,外装の総称。また,その様式。つくり。「結構な―の刀」
(5)あれこれとはかりめぐらすこと。工夫すること。「竜女が仏になることは,文殊の―とこそきけ/梁塵秘抄」
(6)やり方。方法。「一日��物のたらぬ―/浮世草子・胸算用 2」

こしらえごと

こしらえごと コシラヘ― [0] 【拵え事】
つくりごと。虚構。

こしらえごと

こしらえごと【拵え事】
a fabrication;a fiction.→英和

こしらえもの

こしらえもの コシラヘ― [0] 【拵え物】
にせ物。模造品。

こしらえや

こしらえや コシラヘ― [0] 【拵え屋】
刀剣の拵えをする職人。また,その家。

こしらえる

こしらえる【拵える】
make;→英和
manufacture;→英和
build;→英和
prepare;→英和
amass <a fortune> (財産を);→英和
raise <money> (調達);→英和
invent <an excuse> ;→英和
dress oneself up.

こしらえる

こしら・える コシラヘル [0] 【拵える】 (動ア下一)[文]ハ下二 こしら・ふ
(1)物を作り上げる。製作する。「夕飯を―・える」「自分で洋服を―・える」「条文の草案を―・える」「竹を編んでかごを―・える」「財産を―・える」「多額の借金を―・える」
(2)ある目的のために金などを用意する。調達する。「家を売って資金を―・える」
(3)身なりや顔をととのえる。装う。化粧する。また,扮装する。「楽屋で顔を―・える」「気は進まぬながらも薄く―・へて/魔風恋風(天外)」
(4)物を食べて腹を満たす。腹ごしらえをする。「安料理屋で腹を―・へ/ふらんす物語(荷風)」
(5)相手をだますために,もっともらしい話や理由を作り上げる。「うまい話を―・えて金を出させる」「後家へ目を附けて,事情甚だ憐む可しなど旨く道理を―・へるぞと/鉄仮面(涙香)」
(6)友人・愛人などをつくる。「愛人を―・える」
(7)構えを作る。構築する。建設する。「平家は舟を二三重に―・へたり/平家(六本・延慶本)」「外の塀をば切て落とす様に―・へたりければ/太平記 3」
(8)手だてを設けて相手を誘う。「―・へてかりのやどりに休めずは誠の道をいかでしらまし/後拾遺(雑六)」
(9)あれこれ,言葉をかけて機嫌をとる。なだめすかす。「よろづに―・へ聞え給へど,…,露の御答(イラ)へもし給はず/源氏(葵)」

こしらゆ

こしら・ゆ 【拵ゆ】 (動ヤ下二)
室町時代から,ハ行下二段動詞「こしらふ」がヤ行に転じて使われた語。「女―・ゆるをみせず/狂言・右近左近」

こしろ

こしろ [0] 【子代】
大化の改新前の,皇室の私有民。
→名代(ナシロ)

こしわざ

こしわざ [0] 【腰技】
柔道で,主として腰を使って相手を投げ倒す技の総称。はね腰・浮き腰・腰車など。

こしん

こしん [1][0] 【己身】
〔仏〕 自分の体。我が身。

こしん

こしん [1][0] 【己心】
〔仏〕 自分の心。

こしん

こしん [0][1] 【孤身】
頼るところのないひとり身。

こしん

こしん [0] 【湖心】
湖の真ん中。「―に浮かぶ島」

こしんでん

こしんでん [2] 【小寝殿】
寝殿造りで,小形の寝殿風につくった建物。寝殿に並んで建てられた。

こしんとう

こしんとう [2] 【古神道】
後世の儒教・仏教など外来思想に影響される以前の日本固有の神道。主に記紀・祝詞(ノリト)・万葉集などの古典に表れた思想を中心とする信仰。

こしんのみだ

こしんのみだ 【己身の弥陀】
「己心(コシン)の弥陀(ミダ)」に同じ。

こしんのみだ

こしんのみだ 【己心の弥陀】
弥陀は極楽浄土にあるのではなくて,自分の心の中にあるということ。唯心の弥陀。

こしんぶん

こしんぶん [2] 【小新聞】
明治前期の新聞の一形態。タブロイド判で,論説がなく,社会面が中心。多く対話形式のやさしい文章で綴られ,振り仮名・挿絵入り。当時の読売新聞・朝日新聞など。
→大(オオ)新聞

こしガラス

こしガラス [3] 【腰―】
障子の腰の部分にガラスをはめてあるもの。また,そのガラス。

こじ

こじ [1] 【巾子】
〔「こんじ」の撥音「ん」の無表記〕
冠(カンムリ)の頂上後部にあるもとどりを入れる突起。
→冠

こじ

こじ [1] 【小師】
〔仏〕 具足戒を受けてから,10年にならず,まだ師についている者。小僧。

こじ

こじ [1] 【孤児】
(1)両親のいない子。みなしご。孤子(コシ)。「戦災―」「―院」
(2)(比喩的に)仲間のないこと。孤立した存在。「業界の―」

こじ

こじ [1] 【火箸・火匙・火筯】
〔「こ」は唐音,「じ」は「匙」の呉音〕
(1)ひばし。
(2)香道の火道具の一。香炭団(コウタドン)を扱ったり,香炉の灰の箸目をつけたりするのに用いる火箸(ヒバシ)。
〔「火筋」と書き誤られることもある〕

こじ

こじ [1] 【怙恃】
(1)たより。たのみ。
(2)〔詩経(小雅)「無�父何怙,無�母何恃」より〕
両親。父母。「総角の頃に早く―を喪ひ/浮雲(四迷)」

こじ

こじ [1] 【古字】
昔使われて,今は使われない文字や書体。

こじ

こじ [1] 【固持】 (名)スル
しっかりと持って放さないこと。固執(コシツ)。「自説を―する」

こじ

こじ [1] 【居士】
(1)仕官せず民間にある高い学徳の人。処士。
(2)〔仏〕
〔梵 gṛhapati〕

 (ア)在俗の男子仏教徒。在家。優婆塞(ウバソク)。
 (イ)近世以後の禅宗で,在家の座禅修行者。
 (ウ)成人男子の戒名の末尾に添える語の一。信士より格が高く,女性の大姉に当たる。
→大姉
(3)性格などを表す語に付いて,そのような男子である意で用いる。「謹厳―」

こじ

こじ [1] 【固辞】 (名)スル
固く辞退すること。「会長就任を―する」

こじ

こじ [1] 【故事・古事】
昔から伝わっているいわれや物語。「―来歴」「―成語」「―を引き合いに出す」

こじ

こじ [1] 【誇示】 (名)スル
誇らかに示すこと。自慢して見せること。こし。「成功を―する」「武力の―」

こじ

こじ【固辞する】
decline positively.

こじ

こじ【故事】
tradition (口碑).→英和
故事来歴 the origin and history.

こじ

こじ【固持する】
⇒固執(こしつ).

こじ

こじ【孤児】
an orphan.→英和
〜になる be orphaned;be left an orphan.→英和
‖孤児院 an orphanage.

こじ

こじ【誇示する】
show <something> proudly;show off;display.→英和

こじ

こじ [1] 【虎児】
虎の子。また,手に入れにくく,非常に貴重なもののたとえ。「虎穴に入らずんば―を得ず」

こじ

こじ [1] 【古寺】
ふるい寺。ふるでら。

こじあける

こじあ・ける [4][0] 【抉じ開ける】 (動カ下一)[文]カ下二 こじあ・く
閉ざされているもののすき間に細い棒などをさしこんで,むりにあける。「雨戸を―・ける」「ふたを―・ける」

こじあける

こじあける【こじ開ける】
pry[force,break]open.錠を〜 pick a lock.→英和

こじいれる

こじい・れる [4] 【抉じ入れる】 (動ラ下一)
狭いすき間から無理やり入れる。「すき間に鉄の棒を―・れる」

こじいん

こじいん [2] 【孤児院】
身寄りのない児童を収容して養育した社会事業の施設。1947年(昭和22),児童福祉法によって,名称が養護施設と改められた。

こじか

こじか【子鹿】
a fawn.→英和

こじかものがたり

こじかものがたり 【子鹿物語】
〔原題 The Yearling〕
小説。アメリカの女性作家ローリングズ作。1938年刊。子鹿をめぐり大人にならなければならない少年の哀しみを鮮やかに描く。

こじがた

こじがた [0] 【巾子形】
〔冠の巾子に似た形であるところから〕
敷居のない門の中央に据えて,扉が外側に開くのを防ぐ石。外側が高く,内側が低い。

こじがみ

こじがみ [2] 【巾子紙】
冠の纓(エイ)を巾子に挟み止めるのに用いる紙。檀紙(ダンシ)を合わせて中央を切りさいた長方形のもの。
→金巾子(キンコジ)の冠

こじき

こじき【乞食】
a beggar;→英和
begging.〜をする go begging;beg one's bread.

こじき

こじき 【古事記】
歴史書。三巻。712年成立。序文によれば,天武天皇が稗田阿礼(ヒエダノアレ)に誦習(シヨウシユウ)させていた帝紀・旧辞を,天武天皇の死後,元明天皇の命を受けて太安万侶(オオノヤスマロ)が撰録したもの。上巻は神代の物語,中巻は神武天皇から応神天皇までの記事,下巻は仁徳天皇から推古天皇までの記事が収められている。現存する我が国最古の歴史書であり,天皇統治の由来と王権による国家発展の歴史を説く。

こじき

こじき [3] 【乞食】
〔古くは「こつじき」〕
金銭・食べ物などを人からもらって生きていくこと。また,その者。ものもらい。おこも。「争ふ所の車夫を見,―する翁を見/欺かざるの記(独歩)」

こじき=が米を零(コボ)したよう

――が米を零(コボ)したよう
わずかなことをおおげさに騒ぐことのたとえ。また,困っている人が,いっそう困窮の度を増すたとえ。

こじき=が馬を貰(モラ)う

――が馬を貰(モラ)う
身分不相応な物を貰ってもてあますことのたとえ。乞食が馬を買ったよう。

こじき=にも門出(カドデ)

――にも門出(カドデ)
乞食でも門出には祝い事をするように,どんな身分の者にも,それなりの儀式作法がある。

こじき=に朱椀(シユワン)

――に朱椀(シユワン)
身分不相応な物を持つことのたとえ。

こじき=に氏(ウジ)無し

――に氏(ウジ)無し
乞食は,その者の心がけの悪さからなるのであって,初めから乞食に生まれつくのではない。

こじき=に貧乏無し

――に貧乏無し
乞食にまでおちぶれれば,それ以上貧乏になることはない。

こじき=の嫁入り

――の嫁入り
乞食の花嫁は振袖など着られぬところから,「振袖振らぬ」と「降りそうで降らぬ」をかけた洒落(シヤレ)。雨が降りそうで降らないたとえ。

こじき=の断食(ダンジキ)

――の断食(ダンジキ)
しかたがなくてすることを,ことさら心がけてしたように殊勝げに言うことのたとえ。

こじき=の朝謡(アサウタイ)

――の朝謡(アサウタイ)
乞食は,普通の人なら働き始めの忙しい朝の時間にも謡をうたっていられる意。乞食が常人よりもかえって気楽な境遇にあるということ。

こじき=の系図話(ケイズバナシ)

――の系図話(ケイズバナシ)
乞食がおちぶれる以前の自分の系図について自慢話をする意。言ってみたところではじまらない過去のぐち話を言うたとえ。

こじき=も三日すれば忘れられぬ

――も三日すれば忘れられぬ
乞食は気楽なもので,三日もやるとその味が忘れられなくなる。悪習は染まりやすく,改めるのは困難であることのたとえ。

こじき=も身(ミ)づくろい

――も身(ミ)づくろい
乞食でも,相応に身だしなみに気を配る意。粗末でも,それなりに身だしなみに心がけよというたとえ。

こじき=も身祝(ミイワ)い

――も身祝(ミイワ)い
どんな身分の者でも,祝うべきときにはそれ相応の祝いをするものだ。

こじきこんじょう

こじきこんじょう [4] 【乞食根性】
むやみに物をもらいたがる卑しい根性。

こじきしばい

こじきしばい [4] 【乞食芝居】
(1)江戸時代,町の辻で一人ないし二人で演じた芝居。辻狂言。
(2)下等な芝居。

こじきでん

こじきでん 【古事記伝】
古事記の注釈書。四四巻。本居宣長著。1798年完成。1822年刊。その文献学的,実証主義的研究態度は,国学を確立させ,のちの古代文学研究に多大の影響を与えた。

こじきぶくろ

こじきぶくろ [4] 【乞食袋】
(1)僧や乞食が食べ物その他,雑物を入れるために首からかけている袋。頭陀(ズダ)袋。こつじきぶくろ。
(2)歌道・連歌・学芸などで,乞食が{(1)}に何でもつめこむように,日常の見聞を心に留めておくことが大切だという教訓としていう語。

こじきぼうず

こじきぼうず [4] 【乞食坊主】
僧をののしっていう語。こじきぼう。こつじきほうし。こつじきぼうず。

こじく

こじ・く 【乞食く】 (動カ四)
〔「こじき」の動詞化〕
こじきをする。「娘のかねが手を引道々―・いて/浮世草子・沖津白波」

こじける

こじ・ける 【拗ける】 (動カ下一)[文]カ下二 こじ・く
〔中世・近世語〕
(1)「こじれる」に同じ。「気負ひが抜ければ身請けが―・けて/浮世草子・禁短気」
(2)生煮えになる。[日葡]

こじさく

こじさく [2] 【小自作】
小作をするかたわら自作をもすること。また,その人。

こじしざ

こじしざ 【小獅子座】
〔(ラテン) Leo Minor〕
獅子座の北にある星座。四月下旬の宵,ほぼ天頂を通過する。

こじじゅう

こじじゅう 【小侍従】
平安末期の女流歌人。紀光清の女(ムスメ)。二条天皇に出仕,崩御後は太皇太后多子(マスコ)に,のち高倉天皇に仕えた。「待つ宵にふけゆく鐘の声きけばあかぬ別れのとりはものかは」の秀歌を詠み「待宵の小侍従」と呼ばれた。生没年未詳。家集「小侍従集」がある。

こじじゅんれい

こじじゅんれい 【古寺巡礼】
評論。和辻哲郎著。1919年(大正8)刊。大和の古寺を巡った印象を日記風に記す。日本文化の特性と美しさを再発見した書。

こじそう

こじそう [0] 【虎耳草】
ユキノシタの漢名。

こじたたるい

こじたたる・い 【小舌たるい】 (形)
〔近世語〕
物の言い方が甘ったるく嫌らしい。「―・う仕掛けたらぼつかりと喰ひ付いて/浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(中)」

こじだん

こじだん 【古事談】
説話集。六巻。源顕兼編。1212年から15年の間に成立。宮廷や貴族,僧侶の説話を多く収録。先行文献の引用が多い。他の説話集への影響も少なくなく,説話の伝承上重要な作品。

こじっかり

こじっかり [2] 【小確り】
取引で,売買に活気が出て,相場が少しずつ上昇気味の状態。

こじつ

こじつ [1] 【故実】
〔古くは「こしつ」とも〕
儀式・法制・作法・服飾などの古い規定や習慣。後世,特に武家社会の先規・先例のみをさすことがある。
→有職(ユウソク)

こじつ

こじつ【故実】
ancient practices.

こじつか

こじつか [0] 【故実家】
故実に通じている人。

こじつく

こじつ・く
■一■ (動カ四)
なんとか形になる。「日数つもれば少しは形も出来てあらましは―・くやうになり/滑稽本・八笑人」
■二■ (動カ下二)
⇒こじつける

こじつけ

こじつけ [0]
(1)こじつけること。また,その言葉。牽強付会(ケンキヨウフカイ)。「その反論は単なる―にすぎない」
(2)無理強いすること。「一寸一杯いかがでごすと無理―でも割煑(カツポウ)店へつれこんで/安愚楽鍋(魯文)」

こじつけ

こじつけ
〜の forced <sense> ;→英和
strained <interpretation> ;→英和
farfetched <argument> .→英和
〜る distort;→英和
strain <the interpretation> ;→英和
force <the meaning> .→英和

こじつける

こじつ・ける [4][0] (動カ下一)[文]カ下二 こじつ・く
(1)本来は関係のないことを,強いて関係があるようにいう。また,むりに理屈をつける。「都合のいい理屈を―・ける」
(2)むりに女性と関係をつける。
〔「故事」あるいは「故実」+「付ける」からできた語という〕

こじつそうしょ

こじつそうしょ 【故実叢書】
有職故実の叢書。今泉定介編。1899(明治32)〜1906年刊。「大内裏図考証」「武家名目抄」など,儀式・服装などの基本図書三〇種を和本一六八冊,図版一二冊に収める。のち二度にわたり増訂版を刊行。

こじつよみ

こじつよみ [0] 【故実読み】
漢字で書かれた語を,古来の慣例に従って読む特別な読み方。「笏(コツ)」を「しゃく」,「掃部(カニモリ)」を「かもん」,「定考(ジヨウコウ)」を「こうじょう」と読む類。有職(ユウソク)読み。名目(ミヨウモク)。名目読み。

こじてきしょうひ

こじてきしょうひ [5] 【誇示的消費】
⇒衒示的(ゲンジテキ)消費

こじとみ

こじとみ [0] 【小蔀】
(1)蔀のついている小窓。
(2)清涼殿の昼(ヒ)の御座(オマシ)と殿上(テンジヨウ)の間との境の壁の南端上方にある蔀のついた小窓。天皇が殿上の間をここから見た。

こじぶっきょう

こじぶっきょう [3] 【居士仏教】
寺院で生活する僧侶の仏教に対して,在俗の信徒の仏教。インドの維摩経(ユイマギヨウ)は,その意義を説く代表的な経典。中国では多くの文人が在家の信徒であったし,白蓮社(ビヤクレンシヤ)もその一。日本では伝来以来,在家の仏教が重視され,明治以降は仏教復興の運動として主張された。

こじま

こじま 【小島】
姓氏の一。

こじま

こじま 【児島】
姓氏の一。

こじま

こじま 【古島】
姓氏の一。

こじま

こじま【小島】
a small island;an islet.→英和

こじま

こじま [0] 【小島】
小さい島。おじま。

こじま

こじま 【児島】
岡山県倉敷市南部の地名。児島半島南西部を占める。南端の下津井は中世からの瀬戸内海の要港。学生服・ジーンズなど,縫製工業と,かつての製塩で知られる。

こじまいけん

こじまいけん 【児島惟謙】
(1837-1908) 明治時代の裁判官。宇和島藩出身。大審院長の時ロシア皇太子ニコライが襲われた大津事件の裁判にあたり,犯人津田三蔵の死刑を要求する政府の圧力をしりぞけて無期徒刑とし,司法権の独立を守った。

こじまうすい

こじまうすい 【小島烏水】
(1873-1948) 日本近代登山の先駆者。高松生まれ。ウェストンの示唆を受け日本山岳会を創設,初代会長を務める。著「日本アルプス」「山の風流使者」「アルピニストの手記」など。

こじまかずお

こじまかずお 【古島一雄】
(1865-1952) 政治家。兵庫県出身。新聞・雑誌記者として活躍。のち衆議院議員。戦後,保守政党の再建に尽力,吉田茂内閣の師範役といわれた。

こじまきくお

こじまきくお 【児島喜久雄】
(1887-1950) 美術史家。東京生まれ。学習院・東北大・東大教授。主著「レオナルド研究」

こじまぜんざぶろう

こじまぜんざぶろう 【児島善三郎】
(1893-1962) 洋画家。福岡県生まれ。岡田三郎助に学ぶ。フォービスムの手法に日本画の装飾を加えた作品を描いた。代表作「アルプスへの道」

こじまたかのり

こじまたかのり 【児島高徳】
南北朝時代の武将。通称備後三郎。備前の人。「太平記」によれば,隠岐遷幸途中の後醍醐天皇を奪回しようとして失敗,天皇の宿所の桜木を削り「天莫�空�勾践�,時非�無�范蠡�」と記してその志を告げたという。天皇の隠岐脱出後,参陣。建武政権崩壊後も南朝方として各地を転戦。生没年未詳。

こじまとらじろう

こじまとらじろう 【児島虎次郎】
(1881-1929) 洋画家。岡山県生まれ。印象派の画風を示し,「ベゴニヤの畠」「酒津の秋」などの作品を残す。大原孫三郎の委嘱を受けて渡欧,のちに大原美術館の基礎となる作品を収集した。

こじまほうし

こじまほうし 【小島法師】
(?-1374) 南北朝時代の物語僧。伝未詳。「公定公記(キンサダコウキ)」の応安七年(1374)5月3日の条の記述により「太平記」の作者に擬せられる。

こじままさじろう

こじままさじろう 【小島政二郎】
(1894-1994) 小説家。東京生まれ。慶大卒。下町の美や芸道の世界を描く小説や,文壇交友録,随筆,古典鑑賞など多岐に活躍。「一枚看板」「円朝」「眼中の人」,随筆集「場末風流」など。

こじままんだら

こじままんだら 【子島曼荼羅】
奈良県高市郡高取町の子島寺に伝わる,紺の綾地に金銀泥を用いて描いた両界曼荼羅の通称。一条天皇から賜ったものと伝える。平安前期の作で,両界曼荼羅の初期のものとして重要。

こじまわん

こじまわん 【児島湾】
児島半島に抱かれた内湾。近世以降干拓が行われ,大部分が陸地化。

こじもく

こじもく 【小除目】
「臨時(リンジ)の除目」に同じ。

こじゃく

こじゃく [0] 【枯寂】
淡々としてものさびしいこと。

こじゃく

こじゃく [0] 【孤弱】 (名・形動)[文]ナリ
(1)ひとりぼっちで寄る辺なくか弱い・こと(さま)。「幼にして―なるを奇貨とし/佳人之奇遇(散士)」
(2)幼くて,みなし子であること。「頼朝―の流人として/読本・弓張月(残)」

こじゅ

こじゅ [1] 【孤樹】
たった一本だけ立っている木。「松の―」

こじゅ

こじゅ [1] 【古樹】
年数を経た古い木。

こじゅ

こじゅ [1] 【賈豎】
商人を卑しめていう語。「俗吏―の誤る所/伊沢蘭軒(鴎外)」

こじゅう

こじゅう [0] 【扈従】 (名)スル
「こしょう(扈従)」に同じ。

こじゅうと

こじゅうと [2][0] 【小舅・小姑】
配偶者の兄弟姉妹。

こじゅうと

こじゅうと【小舅(姑)】
a brother-(sister-)in-law.

こじゅうと=一人(ヒトリ)は鬼千匹にむかう

――一人(ヒトリ)は鬼千匹にむかう
嫁にとって,小姑一人は鬼千匹に匹敵するほど恐ろしく,わずらわしいものである。小姑は鬼千匹。

こじゅうとめ

こじゅうとめ [0][2] 【小姑】
配偶者の姉妹。こじゅうと。

こじゅうにんぐみ

こじゅうにんぐみ コジフニン― [0] 【小十人組】
江戸幕府の職名。若年寄に属し,二〇人一組で将軍の護衛・先駆に当たった。

こじゅく

こじゅく [0] 【糊熟】
⇒黄熟(オウジユク)

こじゅけい

こじゅけい [2][0] 【小綬鶏】
キジ目キジ科の鳥。全長27センチメートル内外。体はずんぐりして,背は褐色に黒い斑点があり,腹は黄褐色。胸は青灰色。雑木林・竹藪などにすむ。中国南部原産。大正期に輸入され,猟鳥として全国に放鳥したものが繁殖し,北海道を除く各地で野生化している。鳴き声は大きく「チョットコイ」と聞こえる。[季]春。
小綬鶏[図]

こじょいん

こじょいん [2] 【小書院】
母屋に続いて別に造り出した部屋。小座敷。放ち出(イデ)。

こじょう

こじょう [1] 【古状】
(1)昔の手紙。
(2)古人の書状。

こじょう

こじょう [0] 【弧状】
弓のように反った形。

こじょう

こじょう [0][1] 【古城】
古い城。昔の城。

こじょう

こじょう [1] 【孤城】
(1)ただ一つだけぽつんと立っている城。
(2)敵軍に囲まれ,援軍の来るあてもない城。

こじょう

こじょう [0] 【小尉】
「小牛尉(コウシジヨウ)」に同じ。

こじょう

こじょう [0] 【湖上】
湖の上。「―の月」

こじょうき

こじょうき [2] 【小蒸気】
〔「小蒸気船」の略〕
港で旅客の送迎・通船などに当たる小型の動力船。もとは蒸気船のみをさしたが,のちには発動機船なども含めて言った。

こじょうのびじん

こじょうのびじん コジヤウ― 【湖上の美人】
〔原題 The Lady of the Lake〕
イギリスの詩人スコットの物語詩。1810年刊。スコットランドの湖の小島に住む貴族の娘をめぐって,国王ら三人の勇士が恋と武勇を競う。

こじょうらくじつ

こじょうらくじつ [0] 【孤城落日】
〔王維「送韋評事詩」〕
孤立無援の城と,沈みゆく夕日。滅びゆくものの頼りなさにたとえる。

こじょうるり

こじょうるり [2] 【古浄瑠璃】
義太夫節以前の古い浄瑠璃各派の総称で,義太夫節を当流浄瑠璃・新浄瑠璃などと称するのに対する呼称。近松門左衛門と竹本義太夫が提携した作「出世景清(カゲキヨ)」初演(1685年)以前の浄瑠璃を主にさし,杉山丹後掾(タンゴノジヨウ)・薩摩(サツマ)浄雲・和泉太夫(イズミダユウ)・薩摩外記(ゲキ)・井上播磨掾(ハリマノジヨウ)・山本角太夫・宇治加賀掾らの語り物をいう。六段形式が多く,内容は単純で説話的・類型的である。

こじょうれっとう

こじょうれっとう [4] 【弧状列島】
大洋と大陸との境に位置し,大洋の方に弓なりにふくらんだ面を向けて湾曲している列島。大洋側に海溝があり,列島上には活火山を伴う。日本列島・アリューシャン列島など。島弧。花綵(カサイ)列島。

こじょうろう

こじょうろう [2] 【小上臈】
大臣・納言・参議などの娘で宮仕えした者。大上臈の下,中臈・下臈の上に位する。

こじょく

こじょく 【小職・小童】
■一■ (名)
(1)娼家で雑用をする少女。禿(カムロ)。「奴の―,だれとかからかひながら駆けきたり/人情本・辰巳園(初)」
(2)子供をののしって呼ぶ語。「ここな―めを知つたか/浄瑠璃・孕常盤」
■二■ (形動ナリ)
取るに足らないさま。わずかなさま。「―なる金銀に目を懸け/仮名草子・浮世物語」

こじょく

こじょく [0] 【小食】
食べる量の少ないこと。しょうしょく。

こじょろう

こじょろう コヂヨラウ 【小女郎】
近松門左衛門作,人形浄瑠璃「博多小女郎波枕」に登場する遊女。小町屋惣七(ソウシチ)の恋人。

こじょろう

こじょろう 【小女郎】
少女。女の子。「―恋しとな,歌うて名乗りてお漕ぎやる/松の葉」

こじらいれき

こじらいれき [1] 【故事来歴】
古くから伝わっている事物についての,いわれや伝来の事情など。「―を調べる」

こじらす

こじらす【拗らす】
aggravate <one's disease> ;→英和
complicate <matters> .→英和

こじらす

こじら・す [3] 【拗らす】
■一■ (動サ五[四])
「こじらせる」に同じ。「問題を―・す」「風邪を―・す」
■二■ (動サ下二)
⇒こじらせる

こじらせる

こじら・せる [4] 【拗らせる】 (動サ下一)[文]サ下二 こじら・す
(1)物事をもつれさせる。解決をむずかしくさせる。「問題を―・せる」「不用意な発言で二人の関係を―・せてしまった」
(2)(病気などを)なおりにくくさせる。悪くして長びかせる。「風邪を―・せて肺炎になる」

こじり

こじり [0] 【湖尻】
湖の水が河川に流出していく側。また,湖の端の狭くなっている部分。
→湖頭

こじり

こじり [0][3] 【鐺・璫】
〔「木尻」の意〕
(1)刀剣の鞘(サヤ)の末端。また,そこにはめる金物。
(2)〔建〕(「木尻」とも書く)部材の先端の総称。主として,破風板・垂木などの下方の端。

こじり=が詰(ツ)まる

――が詰(ツ)ま・る
借金などのため,抜き差しならなくなる。「いかう―・つてきた/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」

こじりあがり

こじりあがり [4] 【鐺上(が)り】
刀の鐺がぐっと上がるように腰に差すこと。

こじりあて

こじりあて [0] 【鐺当て】
「鐺咎(コジリトガ)め」に同じ。

こじりさがり

こじりさがり [4] 【鐺下(が)り】
刀の鐺がぐっと下がるように腰に差すこと。おとしざし。

こじりとがめ

こじりとがめ [4] 【鐺咎め】
武士が往来などで行き違うときに,刀の鐺のふれ合ったのを無礼だとして相手を咎めること。転じて,つまらぬ事でけんかすること。鐺当て。

こじる

こじ・る 【拗る】 (動ラ下二)
⇒こじれる

こじる

こじ・る [2] 【抉る】 (動ラ五)
〔上一段動詞「こじる(抉)」の五段化〕
「こじる(上一)」に同じ。「戸を―・って開ける」

こじる

こ・じる [2] 【抉じる】 (動ザ上一)[文]ザ上二 こ・ず
物のすきまや穴などの中に棒状の物などを入れ,強くねじる。えぐるようにねじる。「方々の戸の隙を―・じて見た/疑惑(秋江)」

こじるいえん

こじるいえん コジルイヱン 【古事類苑】
百科全書。本文一〇〇〇巻。神宮司庁編。洋装本五一冊。1896(明治29)〜一九一四(大正三)年刊。1879年,文部省に編纂掛を設けて編集を始め,皇典講究所さらに神宮司庁が引き継ぎ35年をかけて完成。古代より近世までの各時代の制度・文物・社会一般の事項を,天・歳時・地など三〇部に分けて,六国史以下1867年までの基本的文献から原文のまま引いた資料集。
→小中村清矩

こじれ

こじれ [3] 【拗れ】
こじれること。こじれた状態。

こじれったい

こじれった・い 【小焦れったい】 (形)
もどかしくていらいらする。じれったい。こじれたい。「ええこじれつてえ,どうしたのだ/滑稽本・八笑人」

こじれる

こじれる【拗れる】
be twisted (ねじれる);go sour (人間関係が);grow worse;get complicated.

こじれる

こじ・れる [3] 【拗れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 こじ・る
(1)関係や交渉などがもつれてうまくいかなくなる。事態がもつれる。「余計な口出しで話が―・れてしまった」
(2)病気が治らず長引く。悪化する。「しろうと療法では病気が―・れてしまう」
(3)心がねじける。ひねくれる。「癖づきし心は組糸をときたる如く,はても無く―・れて/暗夜(一葉)」

こじわ

こじわ【小皺】
fine wrinkles.

こじわ

こじわ [0] 【小皺】
細かいしわ。「目尻に―がよる」

こじん

こじん [1] 【古人】
昔の人。
⇔今人(コンジン)

こじん

こじん【個人】
an individual.→英和
〜的な(に) individual(ly);personal(ly);→英和
private(ly).→英和
‖個人教授(経営) a private lesson (enterprise).個人差 an individual variation.個人主義 individualism.個人主義者 an individualist.個人タクシー(運転手) an owner-driven taxi[cab](an owner-driver).

こじん

こじん【故人】
the deceased[departed](一人);→英和
the dead (総称).→英和
〜となる die.→英和

こじん

こじん [1][0] 【挙人】
〔「こ」は呉音〕
平安時代,大学寮から推薦されて,考試を受ける資格のある者。こにん。きょじん。

こじん

こじん [1] 【瞽人】
目の見えない人。盲人。瞽者。

こじん

こじん [1] 【胡人】
胡の人。古代,中国北方・西方の異民族の人をいう。こひと。
→胡

こじん

こじん [1] 【賈人】
〔「賈」は,あきないの意〕
商人。

こじん

こじん [1] 【故人】
(1)亡くなった人。「―をしのぶ」
(2)古くからの知り合い。旧友。旧知。「二千里の外の―の心/和漢朗詠(秋)」
(3)文章生(モンジヨウシヨウ)の中で,経験を積んだ老大家。「諸道博士・―・得業生/江家次第」
(4)古老。[節用集(易林本)]

こじん

こじん [1] 【個人】
国家や社会や種々の集団に対して,それを構成している個々の人。一個人。私人。また,地位・身分などと切り離したひとりの人間。
〔「一個人」が省略されてできた語〕

こじん=となる

――とな・る
亡くなる。死ぬ。

こじん=の糟粕(ソウハク)

――の糟粕(ソウハク)
〔荘子(天道)「君之所�読者,古人之糟魄已矣」による。「魄」は「粕」に通ずる〕
聖賢の残した言葉や著書の意。聖人の道は言語や文章で表すことはできない。書物に残っている聖人の言はその糟粕(カス)のようなものにすぎないということ。

こじん=的

――的((コジンテキ))なことは政治的である
現代社会における性差別は,個人的・私的生活領域における男性支配に根拠を持つゆえに,従来女性の個人的・私的経験であるとされていたものの中には,女性という性を持つ人々共通の政治的問題が含まれているという主張。第二波フェミニズム運動台頭期に,ラジカル-フェミニズムによって提唱されたスローガン。

こじんえいぎょう

こじんえいぎょう [4] 【個人営業】
一個人が経営している事業。

こじんきぎょう

こじんきぎょう [4] 【個人企業】
一個人が出資し,その者自身が支配・運営する企業。

こじんきょうぎ

こじんきょうぎ [4] 【個人競技】
個々の競技者が得点やスピードを競い合う種目。
⇔団体競技

こじんきょうじゅ

こじんきょうじゅ [4] 【個人教授】
教師が生徒と一対一で教授すること。

こじんくうかん

こじんくうかん [4] 【個人空間】
⇒パーソナル-スペース

こじんけいえい

こじんけいえい [4] 【個人経営】
一個人が資本を出し,法律上・経済上の一切の責任を負って企業を経営すること。

こじんこぎって

こじんこぎって [5] 【個人小切手】
⇒パーソナル-チェック

こじんご

こじんご [0] 【個人語】
〔idiolect〕
ある個人に固有の語彙・発音(アクセントを含む)・文法。他の人と共有される大部分(方言または言語)とともに,ある個人がもつ言語を構成する。

こじんさ

こじんさ [2] 【個人差】
個人個人によって生じる,精神的・肉体的な特質に基づく違い。
→個体差

こじんしゅぎ

こじんしゅぎ [4] 【個人主義】
(1)〔individualism〕
個々の人格を至上のものとして個人の良心と自由による思想・行為を重視し,そこに義務と責任の発現を考える立場。
→全体主義
(2)その人の属している組織全体・社会全体のことを顧慮せずに,個人の考えや利益を貫く自分勝手な態度。

こじんしんりがく

こじんしんりがく [6] 【個人心理学】
アードラーの心理学の体系。S =フロイトのリビドーを批判して,劣等感情とその克服のエネルギーを重視した。

こじんじょうほうほごほう

こじんじょうほうほごほう 【個人情報保護法】
正式名称は「行政機関の保有する電気計算機処理に係る個人情報の保護に関する法律」。1988年制定。個人情報や個人のプライバシーの保護を図ることを目的とし,個人情報ファイルの利用,自己情報開示・訂正請求などの手続きや原則を定める。

こじんてがた

こじんてがた [4] 【個人手形】
振出人・支払人または引受人がいずれも個人である手形。
⇔銀行手形

こじんてき

こじんてき [0] 【個人的】 (形動)
(1)公的な立場を離れた,一個人としての立場であるさま。「―な見解」「―には賛成だ」
(2)他人とは関係のないさま。「非行は―な問題ではない」

こじんてきなたいけん

こじんてきなたいけん 【個人的な体験】
長編小説。大江健三郎作。1964年(昭和39)刊。障害児を持った主人公鳥(バード)が,アフリカ旅行を断念して,自らの魂にその子を受け入れるまでを描く。

こじんねんきん

こじんねんきん [4] 【個人年金】
生命保険会社や信託銀行が個人を対象に商品として販売する年金支払い型の保険や信託。

こじんまり

こじんまり [4] (副)スル
⇒こぢんまり

こじんゆにゅう

こじんゆにゅう [4] 【個人輸入】
個人が海外の流通業者などから商品を直接購入(輸入)すること。

こじんりんり

こじんりんり [4] 【個人倫理】
(1)道徳原理の,個人的生活に適用される面。
⇔社会倫理
(2)個人を倫理上の根本とする,個人主義の倫理説。

こじんタクシー

こじんタクシー [4] 【個人―】
会社組織でなく,個人で経営するタクシー。

こじんプレー

こじんプレー [5] 【個人―】
団体競技や組織で,全体の利益を顧みず個人の名誉や成績ばかりを重んじるプレーや活動。
⇔チーム-プレー

こじんメドレー

こじんメドレー [4] 【個人―】
一人の泳者が,バタフライ・背泳ぎ・平泳ぎ・自由形の順で泳ぐ競泳種目。

こじ開ける

こじあける【こじ開ける】
pry[force,break]open.錠を〜 pick a lock.→英和

こす

こ・す [0][1] 【濾す・漉す】 (動サ五[四])
〔「越す」と同源〕
液体などに混じったごみやかすを,布・紙・フィルターなどで取り除く。「濁った水を布で―・す」
[可能] こせる

こす

こす (助動)(こせ・○・こす・○・○・こせ)
〔動詞「遣(オコ)す」と同源か〕
動詞の連用形に付いて,他に対してあつらえ望む意を表す。「霞立つ春日の里の梅の花山のあらしに散り〈こす〉なゆめ/万葉 1437」「ゆく蛍雲のうへまでいぬべくは秋風吹くと雁に告げ〈こせ〉/伊勢 45」
〔命令形の「こせ」は平安時代になって見られる。なお,「うぐひすの待ちかてにせし梅の花散らずあり〈こそ〉思ふ児がため/万葉 845」などに見られる,上代の終助詞「こそ」を助動詞「こす」の命令形とみる説もある〕

こす

こす【越す】
(1) cross;→英和
go across (越えて行く).
(2) pass (through) (通過).→英和
(3) outstrip;→英和
outrun (追い越す).→英和
(4) exceed (超過);→英和
pass <middle age> .
(5) excel;→英和
surpass(まさる).→英和
(6) tide over <a crisis> ;surmount <a difficulty> (切り抜ける).→英和
(7) move;→英和
remove (引っ越す).→英和

こす

こす【漉す】
filter <water> ;→英和
strain.→英和

こす

こす 【小簾】
〔「おす」を誤読してできた語〕
みす。すだれ。「玉すだれ―のま通し風の涼しさ/金槐(夏)」

こす

こ・す 【瞽す】 (動サ変)
目が見えなくなる。盲目となる。「両目―・して物を視ること能はず/西国立志編(正直)」

こす

こ・す 【錮す】 (動サ変)
一室にとじこめて,外出などの自由を奪う。禁錮する。「獄丁の手に―・せられて/思出の記(蘆花)」

こす

こ・す 【痼す】 (動サ変)
長い間病気する。痼疾となる。「一片の痛恨深く―・して/不如帰(蘆花)」

こす

こ・す 【遣す】 (動サ四)
よこす。おこす。「筑紫より来たる人にすだれがはを乞ふを,今々とて―・さねば/兼澄集」

こす

こ・す 【挙す】 (動サ変)
「きょす(挙)」に同じ。「人材を―・す」

こす

こ・す 【居す】 (動サ変)
ある場所・地位にいる。「栄耀門戸に余るのみならず,執事の職に―・して/太平記 37」

こす

こ・す [0] 【越す・超す】 (動サ五[四])
(1)山・川その他の障害物や境界線の上を通り過ぎてその向こう側へ行く。《越》「峠を―・す」「箱根八里は馬でも―・すが―・すに―・されぬ大井川」
〔「越える」に比べて,ある一点を突破することに主眼がある〕
(2)ある基準・数値を上まわる。こえる。「四万人を―・す大観衆」「三時間を―・す大演説」「五〇の坂を―・す」
(3)ある区切り目となる時や困難な時期を過ぎる。《越》「この問題の解決は年を―・しそうだ」「ツバメは南の暖かい国で冬を―・す」
(4)後ろから行って先を進んでいたものより前に出る。位などが上位になる。《越》「ライバル会社の先を―・して新型機種を発売する」「大将を人より―・して大臣になして/宇津保(楼上・下)」
(5)(「…にこす」の形で)…よりも優れる。…よりもよい。「給料は高いに―・したことはない」「これに―・す幸いはございません」
(6)引っ越しする。ひっこす。《越》「隣に―・して来た人」「転任で大阪へ―・すことになった」
(7)(「おこしだ」「おこし下さる」などの形で)「行く」「来る」の尊敬表現。いらっしゃる。《越》「あら,どちらへお―・しですか」「皆様どうぞおそろいでお―・し下さい」
〔本来「越ゆ」に対する他動詞であったが,神の力などによって自分自身を越えさせる意から転じて,ほぼ「越える」と同じような意味で用いられるようになった〕
[可能] こせる
[慣用] 先(サキ)を―・峠を―・年を―・一山―

こす

こ・す [1] 【鼓す】
■一■ (動サ五)
〔サ変動詞「鼓する」の五段化〕
気分をふるいたたす。「勇を―・す」
■二■ (動サ変)
⇒こする

こすい

こすい【狡い】
cunning;→英和
sly.→英和

こすい

こす・い [2] 【狡い】 (形)[文]ク こす・し
(1)利にさとくずるい。狡猾(コウカツ)である。「―・い奴」
(2)けちである。「年の暮互に―・き銭づかひ(野坡)/炭俵」
[派生] ――さ(名)

こすい

こすい [0] 【鼓吹】 (名)スル
〔太鼓をたたき,笛を吹く意から〕
(1)励まし,元気づけること。鼓舞。「ハイカラ空気を一洗する為め大に蛮勇を―する必要がある/社会百面相(魯庵)」
(2)意見を盛んに主張し,他人を共鳴させようとすること。「写生文を―する吾輩でも/吾輩は猫である(漱石)」

こすい

こすい [0] 【湖水】
みずうみ。また,みずうみの水。

こすい

こすい【鼓吹する】
inspire <a person with an idea> ;→英和
advocate <liberalism> .→英和

こすい

こすい [0] 【胡荽】
植物コエンドロの漢名。

こすい

こすい【湖水】
a lake.→英和

こすいし

こすいし 【鼓吹司】
⇒くすいし(鼓吹司)

こすいちほう

こすいちほう 【湖水地方】
〔Lake District〕
イギリス,イングランド北西部にある山岳地方。氷河により形成された湖沼群からなる景勝地で,ワーズワースやコールリッジなどの詩人たちに愛された。

こすう

こすう【個数】
the number (of articles).→英和

こすう

こすう【戸数】
the number of houses[families].

こすう

こすう [2] 【個数】
物のかず。員数(インズウ)。「荷物の―を数える」

こすう

こすう [2] 【戸数】
家の数。

こすうかへい

こすうかへい [4] 【個数貨幣】
⇒計数貨幣(ケイスウカヘイ)

こすおう

こすおう [2] 【小素襖】
袖幅の狭い素襖。半袴(ハンバカマ)とあわせて用いる。

こすからい

こすから・い [4] 【狡辛い】 (形)
けちでずるい。こすっからい。「―・い男」
[派生] ――さ(名)

こすき

こすき [0] 【木鋤・杴】
(1)全体が木製のすき。
(2)雪かきに用いる木製のすき。

こすぎ

こすぎ [0] 【小杉】
(1)小さい杉。
(2)「小杉原(コスギハラ)」の略。

こすぎ

こすぎ 【小杉】
姓氏の一。

こすぎ

こすぎ 【小杉】
富山県北部,射水(イミズ)郡の町。近世,北陸街道の宿駅。富山市の西に接し,住宅地化。

こすぎてんがい

こすぎてんがい 【小杉天外】
(1865-1952) 小説家。秋田県生まれ。本名,為蔵。ゾライズムの主張を実践した「はつ姿」「はやり唄」で文壇的地位を確立,「魔風恋風」などの長編に特色をみせたが,のち通俗小説に転じた。

こすぎはら

こすぎはら [2] 【小杉原】
杉原紙の小判のもの。鼻紙などに用いる。延べ紙。小杉。

こすぎほうあん

こすぎほうあん 【小杉放庵】
(1881-1964) 洋画家。栃木県生まれ。本名,国太郎。別号,未醒。小山正太郎の不同舎に入り,日本美術院の洋画部に参加。1922年春陽会を創立。和歌・随筆も多い。

こすげ

こすげ 【小菅】
東京都葛飾(カツシカ)区西部の地名。荒川放水路の東側に位置する。北西端には1877年(明治10)以来小菅監獄(現在は東京拘置所)が置かれた。

こすし

こす・し 【狡し】
⇒こすい

こすずめ

こすずめ [2] 【小雀・子雀】
(1)小さい雀。
(2)雀の子。[季]春。

こすっからい

こすっから・い 【狡っ辛い】 (形)
「こすからい」の転。「―・い考え」

こすみ

こすみ [0] 【尖み】
囲碁で,こすむこと。
→こすむ

こすむ

こす・む [2][0] 【尖む】 (動マ五[四])
囲碁で,自分の石から一路だけ斜めの点に打つ。

こすり

こすり [3] 【擦り・錯】
(1)こすること。
(2)やすりの古名。また,木にトクサの茎をはった研磨用の道具。[新撰字鏡]

こすりつける

こすりつ・ける [5] 【擦り付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 こすりつ・く
(1)強く押し付けてこする。「馬が鼻づらを―・けてくる」
(2)物を他の物の表面にこすって付着させる。なすり付ける。「手に付いたペンキを壁に―・ける」

こする

こ・する [2] 【糊する・餬する】 (動サ変)[文]サ変 こ・す
〔粥(カユ)で口をぬらす意〕
(「口をこする」の形で)生計を立てる。「芸を以て口を―・するは難きに非ず/学問ノススメ(諭吉)」

こする

こする【擦る】
rub <one's eyes> ;→英和
scrub (ごしごし);→英和
chafe (すりむく);→英和
brush (刷毛で).→英和
擦り落とす scrape off.

こする

こす・る [2] 【擦る】 (動ラ五[四])
(1)物に他の物を押し当てて何度も動かす。摩擦する。「背中をへちまで―・る」「眠い目を―・りながら勉強する」「冷えた手を―・って温める」
(2)他の事にかこつけて皮肉をいう。あてこする。「如何(ドン)なに―・られても,左程にも感じなかつたが/其面影(四迷)」
[可能] こすれる

こする

こ・する [2] 【鼓する】 (動サ変)[文]サ変 こ・す
(1)楽器などを打ち鳴らす。「洞裏に瑟(シツ)を―・するが如く/吾輩は猫である(漱石)」
(2)勇気などを,ふるいおこす。「勇気を―・して説き続けし言葉に/緑簑談(南翠)」

こすれる

こす・れる [3] 【擦れる】 (動ラ下一)
物と物とがすれ合う。「葉と葉が―・れてさらさらと音をたてる」

こず

こ・ず 【抉ず】 (動ザ上二)
⇒こじる(抉)

こずいじん

こずいじん [2] 【小随身】
近衛(コノエ)中将・少将,左右衛門・兵衛などに仕える随身。

こずえ

こずえ [0] 【梢・杪】
〔「木の末」の意〕
木の幹や枝の先端のほう。

こずえ

こずえ【梢】
a treetop;→英和
twigs (小枝).

こずえのあき

こずえのあき 【梢の秋】
〔梢の末に秋の末をかけていう語〕
陰暦九月の異名。「山は―ならでただ時雨のみ年ふるや/謡曲・松尾」

こずこず

こずこず
「たらこ」「かずのこ」などをいう女房詞。

こずみ

こずみ [1] 【濃墨】
色の濃い墨。
⇔薄墨(ウスズミ)

こずみ

こずみ [1] 【粉炭】
砕けて粉末となった炭。こなずみ。

こずみ

こずみ [1] 【小炭】
小さく切った木を燃やして作った炭。

こずみ

こずみ コヅミ [0]
馬の肩や腰がこずむこと。また,その症状。

こずむ

こず・む コヅム [2] 【偏む】 (動マ五[四])
(1)心が明朗さを失う。「気持ちが―・む」
(2)(競馬で)筋炎や筋肉痛のため馬の肩や腰が硬直し歩行がぎこちなくなる。
(3)大勢が一か所に集まる。「さつても乗つたり―・んだり/浄瑠璃・行平磯馴松」

こせ

こせ 【巨勢】
姓氏の一。古代大和の豪族。武内宿禰の後裔と言われる。本拠は大和国高市郡巨勢郷,あるいは南葛城郡葛村古瀬かと言われる。
→巨勢派

こせ

こせ 【巨勢】
現在の奈良県御所(ゴセ)市古瀬のあたりの古地名。巨勢山(コセヤマ)があり,古代の巨勢氏の本拠地。

こせい

こせい [0] 【古聖】
昔の聖人。

こせい

こせい [0] 【糊精】
デキストリン。

こせい

こせい【個性】
individual character;individuality;→英和
personality.→英和

こせい

こせい [1] 【古制】
古代の制度。昔のきまり。

こせい

こせい [1] 【個性】
個人・個物を他の人・物から区別しうるような,固有の特性。パーソナリティー。「強烈な―をもった作品」「―を発揮する」

こせい

こせい [0] 【湖西】
湖の西。こさい。

こせい

こせい [1][0] 【鼓声】
鼓や太鼓の音。

こせいか

こせいか [0] 【個性化】
精神分析学者ユングの用語。個人に内在する可能性を実現し,人格を完成していくこと。個体化。

こせいかい

こせいかい [2] 【古生界】
古生代にできた地層・岩体。砂岩・泥岩・礫(レキ)岩・石灰岩や火山物質などから成る。日本では古生代オルドビス紀の地層が最も古い。古生層。

こせいせん

こせいせん 【湖西線】
JR 西日本の鉄道線。京都市山科と滋賀県近江塩津間,74.1キロメートル。琵琶湖西岸を通じ,京阪神と北陸とを結ぶ。

こせいそう

こせいそう [2] 【古生層】
⇒古生界(コセイカイ)

こせいだい

こせいだい [2] 【古生代】
地質時代の四代区分のうち,先カンブリア時代の後,中生代の前の時代。今から約五・七五億年前から約二・四七億年前までの期間。旧古生代(カンブリア紀・オルドビス紀・シルル紀)と新古生代(デボン紀・石炭紀・二畳紀)とに分けられる。古生代の初めから脊椎動物を除くすべての動物門の代表的なものが出現している。

こせいだい

こせいだい【古生代(層)】
《地》the Paleozoic era (strata).

こせいてき

こせいてき [0] 【個性的】 (形動)
個性が顕著であるさま。独特なさま。「―な文字」

こせいぶつ

こせいぶつ [2] 【古生物】
地質時代に生存していた生物。化石として知られる。

こせいぶつ

こせいぶつ【古生物】
extinct animals and plants.古生物学(者) paleontology (a paleontologist).→英和

こせいぶつがく

こせいぶつがく [5] 【古生物学】
古生物を研究の対象とする学問分野。古動物学・古植物学・微古生物学などに区分される。生物の進化の解明や地層の対比,堆積環境の解析に貢献している。

こせいまつばらんるい

こせいまつばらんるい [7] 【古生松葉蘭類】
古生代デボン紀に栄えた下等なシダ植物。単純な形態の気孔が存在し,陸生高等植物の祖と考えられている。

こせがれ

こせがれ [2] 【小倅】
(1)年の若い者をののしっていう語。小僧。「―に何がわかるか」
(2)自分の息子をへりくだっていう語。
(3)少年。幼い召し使い。[日葡]

こせき

こせき 【古関】
姓氏の一。

こせき

こせき [0] 【戸籍】
(1)個人の家族的身分関係を明確にするため,夫婦とその未婚の子とを単位として,氏名・生年月日・続柄などを記載した公文書。本籍地の市町村に置かれる。旧制では,家を中心とした身分関係を明確にするため,戸主および一家を構成する家族で編成された。
(2)律令制下,班田収授や氏姓決定などのため,戸主・戸口・奴婢(ヌヒ)の氏姓名・性別・年齢や課不課の別,受田額などを記載したもの。六年に一度の作成が原則だが平安中期には廃(スタ)れた。庚午年籍(コウゴネンジヤク)など。

こせき

こせき 【小関】
姓氏の一。

こせき

こせき【戸籍】
the (village,town,city) register.〜に入れる have a person's name entered in one's family register.‖戸籍係 a registrar.戸籍謄(抄)本 a copy (an abstract) of one's family register.

こせき

こせき [1] 【古昔】
むかし。いにしえ。「この紅涙こそは―より人間の特性を染むるもの/文学史骨(透谷)」

こせき

こせき【古跡】
a place of historic(al) interest.古跡保存会 a society for the preservation of historic remains.

こせき

こせき [0][1] 【古跡・古蹟】
歴史に残るような有名な事件や建物などがあったあと。遺跡。旧跡。古址(コシ)。

こせきげんぽん

こせきげんぽん [4] 【戸籍原本】
戸籍事務を取り扱う市区町村長が,最初に作成した戸籍。

こせきさんえい

こせきさんえい 【小関三英】
(1787-1839) 江戸後期の蘭学者。出羽国の人。名は好義。「泰西内科集成」などを訳出。渡辺崋山・高野長英らと交わり,蛮社の獄に際し,自刃。

こせきしょうほん

こせきしょうほん [4] 【戸籍抄本】
戸籍の記載のうち,請求者の指定した一部を転写した証明文書。

こせきとうほん

こせきとうほん [4] 【戸籍謄本】
一戸籍の記載の全部を転写した証明文書。

こせきひっとうしゃ

こせきひっとうしゃ [6] 【戸籍筆頭者】
各戸籍の最初に記載されている人。民法旧規定の戸主とは異なり,法律的な権利関係を意味するものではない。原則として,婚姻の際に氏を変えなかった側の者をいい,その多くは男性である。

こせきほう

こせきほう 【戸籍法】
戸籍制度を規律する法律。現行戸籍法は1947年(昭和22)制定。民法改正に伴う家の廃止により,従来のものを根本的に改めたもの。

こせきぼ

こせきぼ [3] 【戸籍簿】
同一市町村内の戸籍を地番順および戸籍筆頭者の氏の五十音順に綴(ツヅ)った帳簿。

こせきゆうじ

こせきゆうじ 【古関裕而】
(1909-1989) 作曲家。福島市生まれ。早大応援歌「紺碧の空」,軍歌「露営の歌」や「とんがり帽子」「長崎の鐘」「君の名は」などを作曲。

こせこせ

こせこせ [1] (副)スル
(1)場所が狭くてゆとりのないさま。「―(と)した町並み」
(2)心にゆとりがなく,小さなことにこだわるさま。「―(と)した態度」「口に出して―と弥聒(ヤカマ)しく申すので/一隅より(晶子)」

こせこせ

こせこせ
〜する (make a) fuss about trifles;be fussy.

こせごと

こせごと 【こせ言】
機知に富んだ警句や巧みな洒落。秀句。「秀句―を御存じかとの申事ぢや/狂言・今参」

こせっぱ

こせっぱ [2] 【小切羽】
刀剣の金具の一。太刀に用いる大切羽に対し,普通の切羽をいう。
⇔大切羽

こせつ

こせつ [0] 【古拙】 (名・形動)[文]ナリ
美術・建築などで,技術的にはつたないが,古風で素朴な趣のあるさま。アルカイック。「―な表現」
[派生] ――さ(名)

こせつ

こせつ [0][1] 【古説】
古い説。昔の説。旧説。

こせつく

こせつく
⇒こせこせ(する).

こせつく

こせつ・く [0] (動カ五[四])
ゆとりがなく,こせこせする。「余裕なく―・いてゐる自分と比べて/彼岸過迄(漱石)」

こせと

こせと [0][2] 【古瀬戸】
愛知県の瀬戸で鎌倉末期から室町末期頃まで焼かれた陶器。釉(ウワグスリ)は,灰釉(ハイグスリ)か飴釉(アメグスリ)が用いられている。
→古瀬戸(フルセト)

こせの

こせの 【巨勢野】
奈良県,巨勢山(コセヤマ)西麓の野。

こせのかなおか

こせのかなおか 【巨勢金岡】
平安初期の宮廷画家。肖像画の名手として伝わる。画風は唐絵で,日本的な画題をも扱い「新様」と称されたという。金岡筆の確実な作品はない。生没年未詳。

こせは

こせは 【巨勢派】
大和絵の一流派。巨勢金岡を祖とし室町末期まで続いた。平安時代には宮廷絵師として大和絵の基礎を築いたといわれ,鎌倉時代以後は興福寺絵所の絵師として活躍した。

こせやま

こせやま 【巨勢山】
奈良県御所(ゴセ)市古瀬にある山。その西麓に巨勢野がある。

こせる

こせ・る (動ラ四)
こせこせする。「いづれか大名の御物好き,―・らぬ事をこそ豊なる詠(ナガ)めなれ/浮世草子・新可笑記 5」

こせん

こせん [0] 【弧線】
弧状の線。弓なりに曲がった線。

こせん

こせん 【故戦】
中世,私闘をしかけること。また,その人。

こせん

こせん 【賈船】
商品の売買をする船。商船。

こせん

こせん [0] 【巨川】
〔「こ」は呉音〕
大きな川。きょせん。

こせん

こせん [0] 【古銭・古泉】
(1)昔の貨幣。古い銭。
(2)江戸時代,寛永通宝以前の銭貨をいう称。
⇔新銭(シンセン)

こせん

こせん [0] 【湖川】
湖沼と河川。

こせん

こせん【弧線】
an arc (of a circle).→英和

こせん

こせん【古銭】
an old[ancient]coin.

こせん

こせん [0] 【姑洗・沽洗】
(1)中国音楽の音名。十二律の五番目の音。日本の十二律の下無(シモム)に相当。
(2)陰暦三月の異名。[色葉字類抄]

こせんか

こせんか [0] 【古銭家】
古銭を集めて研究・愛玩(アイガン)する人。愛銭家。

こせんがく

こせんがく [2] 【古銭学・古泉学】
過去の貨幣・メダルを研究する学問。経済学・考古学・歴史学・地理学・美術史などの研究の補助的役割を果たす。

こせんきょう

こせんきょう [0] 【跨線橋】
鉄道線路の上を横切って架けた橋。渡線橋。

こせんきょう

こせんきょう【跨線橋】
<米> an overpass;→英和
<英> flyover.→英和

こせんこうわん

こせんこうわん [0][4] 【湖川港湾】
湖川および港など平水区域の水域。内水。

こせんし

こせんし 【濃染紙】
〔「こぜんし」とも〕
濃くそめた紙。「五節には白薄様―の紙,巻上の筆/平家 1」

こせんじょう

こせんじょう [0] 【古戦場】
昔,戦いのあった場所。

こせんじょう

こせんじょう【古戦場】
an old[ancient]battlefield.

こせんすい

こせんすい [2] 【枯山水】
⇒かれさんすい(枯山水)

こせんりゅう

こせんりゅう [2] 【古川柳】
江戸時代に行われた川柳。明治時代に復興された新川柳に対していう。

こせ言

こせごと 【こせ言】
機知に富んだ警句や巧みな洒落。秀句。「秀句―を御存じかとの申事ぢや/狂言・今参」

こぜい

こぜい [0] 【小勢】
(1)人数の少ない軍勢。
(2)人数が少ないこと。わずかな人数。小人数。
⇔大勢(オオゼイ)

こぜい

こぜい【小勢】
<with> a small force.

こぜい

こぜい 【挙税】
奈良・平安時代,稲穀・銭貨を貸し出した場合にとる利息。出挙稲(スイコトウ)。きょぜい。

こぜき

こぜき 【小関】
(1)防備のために設ける小さな関所。「大関―ほりきつて/平家 4」
(2)不破関(フワノセキ)の北方にあった関所。

こぜつ

こぜつ [0] 【孤絶】 (名)スル
他とのつながりを絶たれて孤立していること。「大海に―した小島」

こぜに

こぜに【小銭】
<in> (small) change.→英和
小銭入れ a coin purse.

こぜに

こぜに [0] 【小銭】
(1)小額の金。こまかい金。「―の持ち合わせがない」
(2)ちょっと,まとまった金。「―をためこむ」

こぜりあい

こぜりあい [2][3] 【小競(り)合い】
(1)小人数の部隊どうしの戦い。小さな戦闘。「国境で―があった」
(2)小さな問題のために起こる,ちょっとした争い。小さなもめごと。
(3)取引市場で,相場の変動が少ない時に行われる売買。

こぜりあい

こぜりあい【小競合い】
a skirmish;→英和
a petty quarrel (ごたごた).

こぜわしい

こぜわし・い [4] 【小忙しい】 (形)[文]シク こぜは・し
なんとなくせわしい。「―・く動きまわる」

こぜん

こぜん [0] 【胡髯】
〔「胡」はあごの垂れた肉〕
あごひげ。

こぜん

こぜん [0] 【虎髯】
(1)虎(トラ)のひげ。
(2)豪傑などの生やす,いかめしいひげ。とらひげ。

こそ

こそ (接尾)
〔助詞「こそ」から〕
(1)人名に添えて,親しみをこめて呼び掛けるのに用いる。…さん。「北殿―,聞き給ふや/源氏(夕顔)」
(2)子供の名に付けて,親愛の意を添える。「名をばただ―といふ/宇津保(忠こそ)」

こそ

こそ
■一■ (係助)
□一□文中,種々の語に付いて,それを取りたてて,強く指示する意を表す。
(1)多くの事柄の中から特定のものを取り出して強調する。「ことし―がんばるぞ」「今だから―こんな事も笑って話せるのです」
(2)動詞の仮定形に助詞「ば」の付いた形に付き,既定条件を表して,後件の理由を強く提示する。「あなたのことを思えば―,注意しているのです」
(3)(「こそすれ」「こそあれ」「こそなれ」などの形で)事実は事実として一応認めておくが,という意を表す。「ほめ―すれ,決して笑いはしない」「きつく忠告することは,先輩としての務めで―あれ,後輩へのいたずらな干渉ではない」
(4)「それこそ」の形で,副詞的に用いる。「そんなことをしようものなら,それ―大変だ」
(5)(「ばこそ」の形で終助詞的に用い)まったくそうはならないの意を表す。「押しても引いても動かば―」
□二□古文では,この語が文中に用いられると,文末の活用語は已然形で結ぶ。
(1){□一□(1)}に同じ。「隆家―いみじき骨は得て侍れ/枕草子 102」「いとはかなうものしたまふ―あはれにうしろめたけれ/源氏(若紫)」「まことに蓬莱(ホウライ)の木かと―思ひつれ/竹取」
(2)この語は,事物を指示する意が強いために,後件が前件と反対の内容をもつ時は,逆接の意が加わることになる。「八重むぐら茂れる宿のさびしきに人―見えね秋は来にけり/拾遺(秋)」
(3)「こそあれ」「こそあらめ」などの形で,「あれ」「あらめ」などの言い方を省略して,「こそ」で文を終止することがある。中世以降の用法。「未練の狐ばけ損じけるに―/徒然 230」
(4)「もこそ」の形で,「…になるかも知れないが,そうなったら困る」の意を表す。「人も―聞け,と思ふ思ふいけば/和泉式部日記」
(5)上代では,已然形に付いて順接の確定条件を強める意を表すことがある。「嘆きつつますらをのこの恋ふれ―我が結ふ髪の漬(ヒ)ちてぬれけれ/万葉 118」
(6)上代では,形容詞や形容詞型活用の助動詞におけるこの語の結びは連体形である。「難波人葦火焚く屋のすしてあれど己(オノ)が妻―常(トコ)めづらしき/万葉 2651」
■二■ (終助)
〔上代に見られる用法〕
連用形に付き,他に対する希望の意を表す。「うぐひすの待ちかてにせし梅の花散らずあり―思ふ児がため/万葉 845」
〔この終助詞「こそ」は助動詞「こす」の命令形とみる説もある〕

こそあど

こそあど [0]
現代における話し言葉の「指示する語」の体系の名称。話し手との関係によって近称・中称・遠称・不定称に分類され,それぞれの語頭に「こ・そ・あ・ど」という共通する部分があることから名付けられた。「これ」「それ」「あれ」「どれ」,「こう」「そう」「ああ」「どう」,「こんな」「そんな」「あんな」「どんな」,「この」「その」「あの」「どの」などのように,代名詞・副詞・形容動詞・連体詞にまたがる。
〔佐久間鼎(カナエ)の用語に始まる〕
→こそあど[表]

こそあれ

こそあれ (連語)
「こそかくあれ」「こそ多くあれ」などの「こそ」の下に来る語句を略した形。しかじかありと一応肯定しておいて,下に反対の意味の事柄を導く。「今―我も昔は男山さかゆく時もありこしものを/古今(雑上)」「月日も―,なかなかこの御有様をはるかに見奉るも身の程くちをしう覚ゆ/源氏(澪標)」

こそう

こそう [0] 【古層】
ものごとを歴史的に見たときの,古い時代の層。

こそう

こそう [0] 【枯草】
かれた草。かれ草。[日葡]

こそう

こそう [0] 【固相】
固体状態にある相。
→相(4)

こそう

こそう [0] 【鼓騒・鼓譟】
戦場で太鼓を打ち鳴らし,ときの声をあげること。転じて,騒ぎ立てること。「五十万の生霊は硝煙―の中に贖罪の血を注ぎ/求安録(鑑三)」

こそう

こそう [0] 【枯燥】 (名)スル
かわくこと。ひからびること。ひからびて,みずみずしさを失うこと。「情味を失ひ其文章愈よ―するに至れり/日本開化小史(卯吉)」

こそうきん

こそうきん [0] 【枯草菌】
空気中や枯れ草・土壌中など自然界に広く分布する細菌。好気性で,熱に強い。味噌・醤油のもろみに多数存在。納豆菌もこの一種。糸をひく腐敗は枯草菌によるものが多い。遺伝学の実験材料としても多用される。

こそうねつ

こそうねつ [2] 【枯草熱】
〔夏に枯れ草に触れると発症すると考えられたところからの名〕
「花粉症(カフンシヨウ)」に同じ。

こそく

こそく【姑息な】
temporizing;makeshift.→英和
〜な手段 a makeshift.→英和

こそく

こそく [0] 【姑息】 (名・形動)[文]ナリ
〔「姑」はしばらく,「息」はやむ意〕
根本的に解決するのではなく,一時の間に合わせにする・こと(さま)。「―な手段」「因循―」「無事を喜び―に安んずるの心/経国美談(竜渓)」
[派生] ――さ(名)

こそくり

こそくり
修繕。つくろい。「へつついの―水がめの漏りを止めやうといふ塗りやうだから/洒落本・傾城買談客物語」

こそくる

こそく・る (動ラ四)
修繕する。「鼠喰ひを―・つてもらうたわいな/歌舞伎・心謎解色糸」

こそぐ

こそ・ぐ [2] 【刮ぐ】
■一■ (動ガ五[四])
「こそげる{(1)}」に同じ。「風は…うなりをたてて杉叢を―・いで通りぬけた/或る女(武郎)」
■二■ (動ガ下二)
⇒こそげる

こそぐる

こそぐ・る [0] 【擽る】 (動ラ五[四])
「くすぐる{(1)}」に同じ。「快く―・られるやうな気がして/片恋(四迷)」

こそげる

こそ・げる [0][3] 【刮げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 こそ・ぐ
(1)物の表面を刃物などで削る。また,表面に付着したものを削りとる。「靴の泥をへらで―・げる」「不潔(ジジムサ)をば―・げるやうに奇麗にして/多情多恨(紅葉)」
(2)髪やひげをそる。「夫婦は頭―・げて諸国行脚の身となりぬ/浮世草子・好色万金丹」

こそこそ

こそこそ [1] (副)スル
(1)人に知られないように内密にするさま。そっと。「―(と)逃げ出す」「―(と)相談する」
(2)静かに音のするさま。「谷より岸のうへざまに―と登りぬ/宇治拾遺 6」
(3)くすぐるさまを表す語。こちょこちょ。「ちとこそぐりませう。―/狂言・子盗人(虎寛本)」

こそこそ

こそこそ
stealthily;→英和
secretly.→英和
〜話す talk in whispers.〜立ち去る sneak away.

こそこそさんり

こそこそさんり [5] 【こそこそ三里】
内証話が漏れて遠くまで達すること。秘密の漏れやすいこと。ささやき千里。

こそこそどろぼう

こそこそどろぼう [5] 【こそこそ泥棒】
こそこそと人のすきをうかがってわずかなものを盗む泥棒。こそどろ。

こそこそばなし

こそこそばなし [5] 【こそこそ話】
小声で内密に話す話。ひそひそ話。

こそこそやど

こそこそやど 【こそこそ宿】
男女が人目を避けて内密に忍びあう宿。あいまい宿。「―の情け事/浄瑠璃・雪女」

こそこそ三里

こそこそさんり [5] 【こそこそ三里】
内証話が漏れて遠くまで達すること。秘密の漏れやすいこと。ささやき千里。

こそこそ宿

こそこそやど 【こそこそ宿】
男女が人目を避けて内密に忍びあう宿。あいまい宿。「―の情け事/浄瑠璃・雪女」

こそこそ泥棒

こそこそどろぼう [5] 【こそこそ泥棒】
こそこそと人のすきをうかがってわずかなものを盗む泥棒。こそどろ。

こそこそ話

こそこそばなし [5] 【こそこそ話】
小声で内密に話す話。ひそひそ話。

こそだて

こそだて [2] 【子育て】 (名)スル
子を育てること。育児。

こそで

こそで [0][1] 【小袖】
(1)袖口が狭く,垂領(タリクビ)で前を引き違えて着る衣服。現在の長着の原形。平安時代には,貴族の装束の内衣であり,庶民は日常着として用いた。次第に貴族の服装が簡略化されるにつれて上衣(ウワギ)となり,男女ともに広く着用するようになった。室町時代にさらに洗練されて,打掛(ウチカケ)・被衣(カツギ)などの豪華な装飾用の小袖を生んだ。近世になって袂(タモト)が長くなり,身丈も長くなって近世後期にはほぼ現在の長着の形となった。
(2)礼服の大袖の下に重ねた筒袖・盤領(マルエリ)の衣服。
(3)絹の綿入れ。
→布子(ヌノコ)
小袖(1)[図]

こそでぐるみ

こそでぐるみ 【小袖包み】
普段着に絹の衣服を着ていること。ぜいたくな生活。お蚕(カイコ)ぐるみ。「あの老婆(ババア)もこの頃は―でね/人情本・花筐」

こそでしょうぞく

こそでしょうぞく 【小袖装束】
小袖を着ていること。また,小袖を着たいでたち。

こそでそが

こそでそが 【小袖曾我】
能の一。四番目物。父の仇(アダ)を討とうと決意した曾我兄弟が,母に最後の暇乞(イトマゴ)いに行く。五郎時致(トキムネ)は勘当の身であったが,十郎祐成(スケナリ)の才覚で勘当が解かれる。

こそでそがあざみのいろぬい

こそでそがあざみのいろぬい 【小袖曾我薊色縫】
歌舞伎世話物の一。河竹黙阿弥作。1859年江戸市村座初演。通称「十六夜清心(イザヨイセイシン)」。女犯の破戒僧清心と遊女十六夜が心中未遂の末,次第に悪に落ちてゆくさまを描いたもの。

こそではかま

こそではかま 【小袖袴】
小袖に袴だけを着用した略装。女官は白の小袖に緋の袴。小袖が上衣(ウワギ)となった江戸時代では正装。
小袖袴[図]

こそでまく

こそでまく [3] 【小袖幕】
綱を振り小袖をうちかけて幕の代用としたもの。のちには,小袖を用いない単なる花見幕をもいうようになった。

こそでわた

こそでわた [3] 【小袖綿】
「青梅綿(オウメワタ)」に同じ。

こそとがり

こそとがり [0][3] 【小外刈(り)】
柔道の技の名。右自然体の時,右足で相手の股の外側から相手の左足の踝(クルブシ)あたりを刈り上げて倒す足技。

こそどろ

こそどろ [0] 【こそ泥】
〔「こそこそどろぼう」の略〕
ちょっとのすきにわずかなものを盗む泥棒。「―に入られる」

こそどろ

こそどろ【こそ泥】
a sneak thief.〜を働く pilfer.→英和

こそばい

こそば・い (形)[文]ク こそば・し
〔中世・近世語。「こそばゆい」の転「こそばいい」がさらに変化した語〕
「こそばゆい」に同じ。「かさね蒲団・釣夜着・ぱんやのくくり枕に身が―・く/浮世草子・永代蔵 4」[日葡]

こそばゆい

こそばゆい
ticklish.〜気がする be tickled <with flattery> .

こそばゆい

こそばゆ・い (形)[文]ク こそばゆ・し
(1)くすぐられたようなむずむずとした感じだ。くすぐったい。「足の裏が―・い」
(2)ほめられるなどして,照れ臭い。くすぐったい。「ほめられて―・い」「尻が―・い」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

こそべやき

こそべやき [0] 【古曾部焼】
摂津国古曾部で産した陶器。開窯(カイヨウ)の時期は不明だが,寛政(1789-1801)以降は活動していた。遠州七窯の一つに挙げる書もある。唐津・三島の写しや,赤絵に特色のある作がある。明治末期に廃窯。

こそめく

こそめ・く (動カ四)
(1)こそこそと音を立てる。「天井の組入の上に物の―・くを見上げたれば/今昔 27」
(2)人に知られないようにこそこそと行動する。「一生―・き逃げまはりて/咄本・百物語」

こそめつけ

こそめつけ [2] 【古染(め)付け】
〔清代の新渡り染め付けに対して,古渡りの染め付けの意〕
中国明末期に景徳鎮の民窯(ミンヨウ)で産出された染め付け磁器。中国で雑器として生産されたものと,日本からの注文品とがある。器胎は厚く粗雑で,虫食いと俗称される釉(ウワグスリ)の剥落(ハクラク)などが見られる。古拙な絵に飄逸みがあり,茶道で好まれた。古染め。

こそろ

こそろ (副)
大きな音を立てないで動くさま。こっそり。こそっと。「蛇(クチナワ)は―と渡りて/宇治拾遺 6」

こそん

こそん [0] 【孤村】
ぽつんとかけ離れたところにある村。

こそん

こそん [0] 【呼損】
電話などで,通話相手を呼んだ時,回線がすでに占有され,通話できないこと。

こそ泥

こそどろ [0] 【こそ泥】
〔「こそこそどろぼう」の略〕
ちょっとのすきにわずかなものを盗む泥棒。「―に入られる」

こそ泥

こそどろ【こそ泥】
a sneak thief.〜を働く pilfer.→英和

こぞ

こぞ [1] 【去年】
(1)昨年。きょねん。特に,年の始めに前年を振り返って使われることが多い。[季]新年。「―見てし秋の月夜は照らせども/万葉 211」
(2)昨夜。一説に,今夜。きぞ。「我が泣く妻を―こそは安く肌触れ/古事記(下)」

こぞ=今年(コトシ)

――今年(コトシ)
年初にあたり,行く年来る年を感慨を込めていう語。[季]新年。《―貫く棒の如きもの/虚子》

こぞう

こぞう【小僧】
a shopboy;an apprentice;→英和
a young priest (小坊主);a stripling (年少者).→英和

こぞう

こぞう コザウ 【姑臧】
中国漢代,今の甘粛省武威県に置かれた県。五胡十六国時代,涼の都。涼州。

こぞう

こぞう [2] 【小僧】
(1)商店などで,注文取りや配達などの仕事をする少年。丁稚(デツチ)。
(2)年少の者を軽蔑し,ののしっていう語。こぞっ子。小わっぱ。「くちばしの黄色い―」
(3)年の若い僧。雛僧(ヒナソウ)。「お寺の―」
(4)(多く他の語の下に付けて用いる)子供を親しんでいう語。「いたずら―」
(5)〔近世語〕
遊里で,まだ一人前にならない遊女や小女(コオンナ)。

こぞく

こぞく [1] 【古俗・故俗】
古くからの風俗。昔からの習俗。

こぞっこ

こぞっこ [4] 【小僧っ子】
小僧・丁稚(デツチ)あるいは年少の男子をののしっていう語。青二才。こわっぱ。「この―が」

こぞって

こぞって【挙って】
all;→英和
in a body;→英和
unanimously.→英和

こぞって

こぞって [2] 【挙って】 (副)
〔動詞「こぞる」に助詞「て」の付いた「こぞりて」の転〕
ある集団を構成する者全員が同じ行動をするさま。残らず。あげて。「家内一同―お待ちいたしております」「この条例に市民は―反対している」

こぞる

こぞ・る [2] 【挙る】 (動ラ五[四])
(1)残らず集まる。「『御屋敷』の僕婢(オトコオンナ)は台所に寄り―・り/自然と人生(蘆花)」
(2)すべての人が同じ行動をする。「世を―・りて霊界に狂する時は/希臘思潮を論ず(敏)」「舟―・りて泣きにけり/伊勢 9」
→こぞって

こたい

こたい【固体】
a solid (body).→英和
〜の solid.

こたい

こたい [0] 【固体】
物質の三態の一。定まった形と体積をもつもの。構造上は,原子・分子の配列が規則正しい結晶と,ガラスのように規則性のない無定形固体とに分けられる。
→液体
→気体

こたい

こたい [0] 【古態・故態】
元の姿。昔のままの姿。「―に復す」

こたい

こたい [0] 【古体】
■一■ (名)
(1)昔の様式。古いやり方。
(2)中国の古典詩で,平仄や句数に制約のない,唐代以前から存した詩体。絶句や律詩などの今体詩に対応するもので,古詩や楽府(ガフ)などがこれに属する。古体詩。
⇔近体
■二■ (形動ナリ)
(1)古めかしいさま。昔風。「―なる御文書なれど,いたしや/源氏(行幸)」
(2)年寄りじみているさま。「―にうちしはぶきつつ/源氏(薄雲)」
〔平安時代の仮名書きの作品には濁音表記がないため,「古代」とする説もある〕

こたい

こたい [0] 【個体】
(1)〔哲〕 それ自身の性質や規定をもって,他とは区別される単一固有の独自の存在。普遍(類や種)と対立する。個物。個人。
(2)〔生物〕 一つの独立した生物体。通常,細分することのできない一つの体をもち,生殖・運動などの生命現象を営むことのできる構造と機能をもつ。
→群体

こたいがいねん

こたいがいねん [4] 【個体概念】
⇒単独概念(タンドクガイネン)

こたいぐん

こたいぐん [2] 【個体群】
一定時間内に一定空間に生活する同種の生物個体の集まり。出生率や死亡率・性比・分布様式その他によって特徴づけられる。

こたいぐんせいたいがく

こたいぐんせいたいがく [8] 【個体群生態学】
個体群の変動要因を環境との関係から研究する生態学の一分野。

こたいさ

こたいさ [2] 【個体差】
同種の生物集団において,共通の特質の中にみられる各個体のもつ差。平均(値)に対して各個体が示す特徴(数値)。

こたいし

こたいし [2] 【胡頽子】
ナワシログミの漢名。

こたいしゅぎ

こたいしゅぎ [4] 【個体主義】
〔individualism〕
〔哲〕 現実にここに存在する個物を真の実体とし,全体や普遍を第二義的なものとする説。アリストテレス,中世唯名論,ライプニッツのモナド論などの思想が代表的。人間の場合は個人主義という。
⇔普遍主義

こたいたんさん

こたいたんさん [4] 【固体炭酸】
⇒ドライ-アイス

こたいねんりょう

こたいねんりょう [4] 【固体燃料】
(1)固体の燃料。石炭・コークス・薪炭など。
(2)固形燃料。

こたいはっせい

こたいはっせい [4] 【個体発生】
一つの個体が卵から完全な成体に成長し死亡するまでの過程。
→系統発生

こたいぶつりがく

こたいぶつりがく [6] 【固体物理学】
固体の様々な物質的性質を,それらを構成している原子や分子の集団が示す性質として研究する分野。
→物性物理学

こたいへんい

こたいへんい [4] 【個体変異】
個体の保有する遺伝情報の発現に際し,環境により起こる部分的な変化。その変化は遺伝しない。環境変異。

こたう

こた・う コタフ 【答ふ・応ふ】 (動ハ下二)
⇒こたえる(答)
⇒こたえる(応)

こたう

こた・う コタフ 【堪ふ】 (動ハ下二)
⇒こたえる(堪)

こたえ

こたえ【答】
an answer;→英和
a reply;→英和
a response;→英和
<work out> a solution (解答).→英和

こたえ

こたえ コタヘ [2] 【答(え)・応え・報え】
(1)人の呼び掛けや問いに応じてこたえること。また,その言葉。返答。返事。「呼べど叫べど―がない」
(2)問題を考えて出た結果。解答。「―が間違っている」
(3)報い。応報。「われこの国の守になりて此の―をせん/宇治拾遺 3」
(4)あいさつ。ことわり。「相役の某に一応の―もなく気儘なる致し方/浄瑠璃・太功記」

こたえ

こたえ コタヘ [3] 【応え】
〔「こたえ(答)」と同源〕
他からの刺激・作用を身に感じること。多く他の語の下に付いて「ごたえ」の形で用いられる。「手―(テゴタエ)」「見―(ミゴタエ)」

こたえられ∘ない

こたえられ∘ない
たまらないほどいい。この上なくよい。「湯上がりによく冷えたビールは―∘ない」

こたえる

こた・える コタヘル [3] 【堪える】 (動ア下一)[文]ハ下二 こた・ふ
(1)耐える。我慢する。こらえる。「一呼吸(イキ)でも―・へられるか何(ド)うだか/歌行灯(鏡花)」
(2)耐え続ける。保つ。「平家の世は―・ふまじ/盛衰記 44」
〔中世にはヤ行にも活用した〕

こたえる

こた・える コタヘル [3][2] 【答える】 (動ア下一)[文]ハ下二 こた・ふ
〔「言(コト)会(ア)ふ」の転か〕
(1)自分に向かって言われた言葉に返事をする。「『はい』と―・える」「元気よく―・える」
(2)質問や提示された問題に対して,説明したり解答したりする。回答する。「次の設問に―・えなさい」「素直に―・える」「批判に―・える」
(3)あいさつする。ことわりを言う。「金はけふ請取。但,仲間へ―・へうか/浄瑠璃・冥途の飛脚(上)」

こたえる

こたえる【応える】
come[go]home <to one's heart> ;be hard[trying] <to> ;affect;→英和
tell <on> .→英和

こたえる

こたえる【答える】
answer <a question> ;→英和
reply;→英和
give an answer[a reply];respond <to> ;→英和
solve (解く).→英和

こたえる

こた・える コタヘル [3][2] 【応える・報える】 (動ア下一)[文]ハ下二 こた・ふ
〔「答ふ」と同源〕
(1)相手の行動や状況を受け,十分見合うような行動をとる。応じる。「期待に―・える」「市民の歓呼に―・えて手を振る」「時代の要請に―・える」
(2)刺激や衝撃などを受け,それを痛手として強く感じる。「寒さが骨身に―・える」「いくつになっても親父の小言は―・えるよ」「此言葉は�陀(バンダ)の胸に毒矢の如く―・へたり/鉄仮面(涙香)」
(3)感応する。「わがねぎ事を神も―・へよ/後拾遺(雑六)」
〔中世にはヤ行にも活用した〕

こたか

こたか [0][1] 【小鷹】
(1)ハイタカ・ハヤブサなど比較的小形のタカ。
(2)「小鷹狩り」の略。

こたかがり

こたかがり [0][2] 【小鷹狩(り)】
小鷹を使って秋に行う狩り。ウズラ・スズメ・ヒバリなどの小鳥を捕らえる。初鳥(ハツト)狩り。
⇔大鷹狩り

こたかだんし

こたかだんし [4] 【小高檀紙】
小形の檀紙。こだかがみ。

こたく

こたく [0][1] 【故宅】
もと住んでいた家。また,古い家。

こたけ

こたけ 【古武】
姓氏の一。

こたけ

こたけ 【小竹】
姓氏の一。

こたけむにお

こたけむにお 【小竹無二雄】
(1894-1976) 化学者。富山県生まれ。大阪大学・大阪市立大学教授。各種アルカロイドの構造決定と合成,ガマ毒の構造の研究など,有機化合物の構造決定と合成に業績をあげた。

こたけやしろう

こたけやしろう 【古武弥四郎】
(1879-1968) 生化学者。岡山県生まれ。大阪大教授。アミノ酸代謝,特にトリプトファン代謝の研究で中間代謝産物であるキヌレニンを発見。

こたち

こたち [1] 【子達】
子どもたち。関西地方では尊敬語・丁寧語としても用いる。「お―」

こたつ

こたつ【炬燵】
a foot warmer (with a quilt over it);a kotatsu.

こたつ

こたつ [0] 【炬燵・火燵】
〔「火榻」の唐音から〕
暖房具の一。炭火や電気の熱源をやぐらで囲い,布団をかけて暖をとるもの。[季]冬。《耳遠く病もなくて―かな/虚子》

こたつがけ

こたつがけ [0] 【炬燵掛(け)】
炬燵にかぶせる薄い布団。

こたつべんけい

こたつべんけい 【炬燵弁慶】
「内弁慶(ウチベンケイ)」に同じ。「―とや笑はれなん/四方の留粕」

こたつやぐら

こたつやぐら [4] 【炬燵櫓】
炬燵の熱源の上に置くやぐら。

こたに

こたに 【小谷】
姓氏の一。

こたにきみ

こたにきみ 【小谷喜美】
(1901-1971) 宗教家。神奈川県生まれ。久保角太郎と共に霊友会を設立,1925年(大正14)会長となり,組織を確立した。

こたにわたり

こたにわたり [4] 【小谷渡】
チャセンシダ科の常緑性シダ植物。深山の林内岩地に生える。披針形全縁の葉が短い根茎上に数枚つく。オオタニワタリに似るが小さい。

こたば

こたば [0] 【小束】
小さな束。少量を束ねたもの。
⇔大束

こたび

こたび [1] 【此度】
このたび。今度。今回。

こたまがい

こたまがい [3] 【小玉貝】
海産の二枚貝。殻は厚く,殻長8センチメートル,殻高6センチメートルほどの丸みを帯びた三角形。白・青・褐色などの地に黒青色の放射状や細かい模様がある。食用。北海道南部以南の浅海の砂底にすむ。

こたゆ

こた・ゆ 【堪ゆ】 (動ヤ下二)
「こたえる(堪)」に同じ。[日葡]
〔室町時代から用いられた語で,終止形は多く「こたゆる」の形で用いられた〕

こたゆ

こた・ゆ 【答ゆ・応ゆ・報ゆ】 (動ヤ下二)
「こたえる(答・応)」に同じ。「手づよく平気で―・ゆれど/人情本・英対暖語 4」
〔室町時代頃からの語。終止形は多く「こたゆる」の形で用いられた〕

こたん

こたん [0] 【枯淡】 (名・形動)[文]ナリ
人柄などが練れて,淡々とした中にも深みのあるさま。書画・詩文などが,あっさりとして趣のあるさま。「―な味わい」
[派生] ――さ(名)

こたん

こたん [0] 【古譚】
古い話。昔話。

こだい

こだい [1] 【古代】
(1)古い時代。遠い昔。
(2)時代区分の一。原始時代に続き,中世封建時代に先行する時代。世界史的には,階級と国家が発生し,普遍的な文明が花開く段階で,ギリシャ・ローマや秦・漢を典型とする。日本史では,一般に大和朝廷の時代から奈良・平安時代までをさす。

こだい

こだい【誇大広告】
a sensational[dazzling]advertisement.誇大妄(もう)想狂 megalomania;→英和
a megalomaniac (人).→英和

こだい

こだい [0] 【小鯛】
小さな鯛。また,鯛の幼魚。

こだい

こだい [0] 【誇大】 (形動)[文]ナリ
実際以上におおげさで,また素晴らしく見せかけるさま。「―な宣伝」「―に言いふらす」
[派生] ――さ(名)

こだい

こだい【古代】
<from> ancient times;antiquity.→英和
〜の ancient;→英和
antique.→英和
‖古代史(文学) ancient history (literature).古代人 ancients.古代の微笑 an archaic smile.古代文明 ancient civilization.

こだいきょうかいスラブご

こだいきょうかいスラブご [0][0][1][0] 【古代教会―語】
〔Old Church Slavonic〕
一〇〜一一世紀にかけて,ブルガリア地方やマケドニア地方などで教会福音書の写本に用いられた言語。スラブ諸語の祖語の性質を数多く残している。

こだいぎれ

こだいぎれ [2][0] 【古代裂・古代切】
断片となって残っている古い時代の染織品。表装・茶入れ袋などに用いる。

こだいけんきゅう

こだいけんきゅう 【古代研究】
折口信夫著。1929(昭和4)〜30年刊。三巻。民俗学の見地から文学の発生や信仰・祭礼など多方面にわたる考察を体系化した。

こだいこ

こだいこ [2] 【小太鼓】
洋楽の打楽器の一。浅い円筒形の胴の両面に膜を張り,下面にはさらに響線が張ってある小形の太鼓。上面を一対の桴(バチ)で打って奏する。主に吹奏楽や軍楽隊などが用いる。スネア-ドラム。サイド-ドラム。

こだいこうこく

こだいこうこく [4] 【誇大広告】
商品の内容・価格などが実際より優れているように表現し,消費者に誤認を与える広告。

こだいご

こだいご [0] 【古代語】
(1)日本語の歴史を大きく二分した場合に,近代語に対して,中世以前の時代の言語をいう。
(2)上代の言語,あるいは上代から中古に至る時代の言語をいうことがある。

こだいさんき

こだいさんき [4][1][3] 【古第三紀】
新生代第三紀の前半で,暁新世・始新世・漸新世を合わせた時代。約六五〇〇万年前から約二四〇〇万年前までの期間。哺乳類が栄え,被子植物が繁茂した。示準化石は貨幣石。

こだいしゃかい

こだいしゃかい 【古代社会】
〔原題 Ancient Society〕
L = H =モーガン著。1877年刊。野蛮(savagery)・未開(barbarism)の段階を経て文明(civilization)に至る人類の進歩の過程を記したもの。

こだいちりめん

こだいちりめん [4] 【古代縮緬】
しぼの大きい二越縮緬。鬼しぼ縮緬。

こだいのきみ

こだいのきみ 【小大君】
平安中期の女流歌人。三十六歌仙の一人。東宮時代の三条院に女蔵人(ニヨクロウド)として仕え,左近と呼ばれた。家集「小大君集」。生没年未詳。こおおぎみ。

こだいむらさき

こだいむらさき [5] 【古代紫】
くすんだ鈍い紫色。灰色がかった深い紫色。

こだいもうそう

こだいもうそう [4][0] 【誇大妄想】
自分の地位・能力などを実際より過大に評価して,自分が他人より優れていると確信すること。
→妄想

こだいもよう

こだいもよう [4] 【古代模様】
有職(ユウソク)文様など,古くからある模様。織物・染め物などの模様にいう。

こだいら

こだいら コダヒラ 【小平】
東京都中部,武蔵野台地にある市。戦後住宅地として発展した。

こだいサラサ

こだいサラサ [5][4] 【古代―】
古く渡来したサラサ。また,それを模した日本製のもの。

こだかい

こだかい【小高い】
slightly elevated.〜丘 a small hill;a hillock.→英和

こだかい

こだか・い [3] 【小高い】 (形)[文]ク こだか・し
周囲よりちょっと高い。「―・い丘」

こだかし

こだか・し 【木高し】 (形ク)
こずえが高い。木が高く茂っている。「布当(フタギ)の宮は百木もり山は―・し/万葉 1053」

こだから

こだから【子宝に恵まれている】
be blessed with many children.

こだから

こだから [0][2] 【子宝】
大切な宝である子供。また,子供。「―に恵まれる」

こだくさん

こだくさん 【小沢山】
〔近世語〕
「沢山」を卑しめていう語。「何ぢや―に三貫目。三匁もおぢやらぬ/浄瑠璃・油地獄(中)」

こだくさん

こだくさん [2] 【子沢山】
子供が大勢いること。

こだくみ

こだくみ 【木工・木匠】
木材で家屋などの建築をする人。大工。番匠。「天皇―闘鶏御田(ツケノミタ)に命(ミコトノリ)して始めて楼閣を起(ツク)りたまふ/日本書紀(雄略訓)」

こだくみのつかさ

こだくみのつかさ 【木工寮】
⇒もくりょう(木工寮)

こだし

こだし【小出しにする】
take out in small quantities[sums].〜の金 money for current expenses.

こだし

こだし [0] 【小出し】
たくさんある物を少しずつ分けて出すこと。また,そのもの。「情報を―にする」

こだち

こだち [1] 【木立】
むらがって生えている木。立木。

こだち

こだち [0] 【小裁ち】
三,四歳ぐらいまでの子供の着物の裁ち方。また,その着物。年齢に応じて一つ身・二つ身・三つ身がある。
→中裁ち
→大裁ち

こだち

こだち【木立】
a grove;→英和
a clump[cluster]of trees.

こだち

こだち [1] 【小太刀】
小形の太刀。また,それを用いる武術。「―の使い手」

こだて

こだて [0] 【戸建て】
(集合住宅に対して)一戸建ての住宅。戸建て住宅。

こだて

こだて [1][0] 【木楯・小楯】
楯として身を寄せるもの。楯の代わりになるもの。

こだて=に取る

――に取・る
(1)楯の代わりとする。「竹の一むらしげりたるを―・つて/太平記 8」
(2)身を守るために利用する。「内裏を―・られては我朝敵と成るばかり/浄瑠璃・鎌田兵衛」

こだな

こだな [0] 【蚕棚】
⇒かいこだな(蚕棚)

こだね

こだね [0] 【子種】
(1)子となるべきもと。精子。「―がない」
(2)家系・血統を継ぐ者としての子。子孫。「―を授けてたび給へ/浄瑠璃・十二段草子」

こだま

こだま [0] 【蚕霊・蚕玉】
蚕(カイコ)の神。養蚕の守り神。

こだま

こだま [0] 【小玉】
(1)小さな玉。
(2)古墳時代の飾り玉。直径1センチメートル以下のガラス・石・土などの小さな玉。連ねて首飾りなどにした。
(3)「小玉銀」の略。

こだま

こだま【木霊[谺]】
an echo.→英和
〜する echo;be echoed.

こだま

こだま 【児玉】
埼玉県北西部,児玉郡の町。鎌倉街道の宿場町・市場町として発展。塙(ハナワ)保己一(ホキイチ)の生地。

こだま

こだま 【児玉】
姓氏の一。

こだま

こだま [0] 【木霊・木魂・谺】 (名)スル
〔室町時代までは「こたま」〕
(1)樹木に宿っている霊。木精。
(2)〔古くは木の霊の仕業と考えていたことから〕
山・谷などで起こる音の反響。また,音・声が山・壁などに当たってはね返って来ること。やまびこ。「靴音がビルに―する」
(3)歌舞伎の下座音楽の一。山や谷の場で,小鼓二丁を舞台の上手と下手で打ち合い音の反響を表す。

こだまかがい

こだまかがい 【児玉花外】
(1874-1943) 詩人。京都生まれ。本名,伝八。東京専門学校中退。キリスト教社会主義の立場から,「社会主義詩集」を発表,発売禁止となる。他に「花外詩集」「ゆく雲」など。

こだまぎん

こだまぎん 【小玉銀】
豆板銀(マメイタギン)の異名。こだま。

こだまげんたろう

こだまげんたろう 【児玉源太郎】
(1852-1906) 軍人。徳山藩出身。陸軍大将。陸軍大学校長・台湾総督・陸相などを経て,日露戦争の満州軍総参謀長。のち参謀総長となる。

こだままつり

こだままつり [4] 【蚕霊祭(り)】
養蚕神の祭り。多くは二月の初午(ハツウマ)の日に行う。

こだゆうかのこ

こだゆうかのこ コダイフ― [5] 【小太夫鹿の子】
型染めの鹿の子。貞享・元禄(1684-1704)の頃,歌舞伎役者伊藤小太夫が着て,江戸で流行した。江戸鹿の子。

こだる

こだ・る 【木足る】 (動ラ四)
樹木が生長して枝が繁茂する。「東(ヒムガシ)の市の植木の―・るまで/万葉 310」

こだる

こだ・る (動ラ下二)
(1)しなだれる。傾く。「蓮華の花よさいて―・れ撓(タワ)うた/田植草紙」
→えみこだる
(2)勢いがゆるむ。弱る。「何とて子供が軍は―・れて今までおそいぞと/幸若・信太」
(3)操り浄瑠璃で,「泣きくずれる」の隠語。「抱き付き―・れる/歌舞伎・韓人漢文」

こだわり

こだわり コダハリ [0][4]
(1)こだわること。拘泥。「今では彼に何の―もない」
(2)なんくせをつけること。文句をつけること。「本家から―のくる嫁をとり/柳多留拾遺」

こだわり

こだわり
<without> a hitch;→英和
trouble.→英和

こだわる

こだわ・る コダハル [3] (動ラ五[四])
(1)心が何かにとらわれて,自由に考えることができなくなる。気にしなくてもいいようなことを気にする。拘泥する。「金に―・る人」「済んだことにいつまでも―・るな」
(2)普通は軽視されがちなことにまで好みを主張する。「ビールの銘柄に―・る」
(3)物事がとどこおる。障る。「脇差の鍔(ツバ)が横つ腹へ―・つていてえのだ/滑稽本・膝栗毛 6」
(4)他人からの働きかけをこばむ。なんくせをつける。「達ておいとまを願ひ給へ共,郡司師高―・つて埒明けず/浄瑠璃・娥哥がるた」

こだわる

こだわる
⇒拘泥(こうでい).

こだんな

こだんな [2] 【小旦那】
主人の息子を敬っていう語。若旦那。
→大旦那
→親旦那

こち

こち 【此方】 (代)
(1)近称の指示代名詞。方向を指し示す。こちら。こっち。「こちらへ」の意のときも単に「こち」といい,助詞を伴わない。「日下部(クサカベ)の―の山と/古事記(下)」「―,とのたまふを/源氏(若紫)」「いと興あることかな,―もて来(コ)/堤中納言(虫めづる)」
(2)人代名詞。一人称。私。私ども。「やあやあ,―のことでござるか/狂言・宗論(虎寛本)」「―ワソラウソフイテイテ,アレコソソノ熟柿ヲバ食ベタレトハネカケウズルニ何ノ子細ガアラウゾ/天草本伊曾保」

こち

こち [1] 【故知・故智】
昔の人の知恵。古人の用いた知略。「―に学ぶ」

こち

こち [1] 【鯒・鮲・牛尾魚】
(1)カサゴ目コチ科の海魚の総称。日本近海にはコチ・メゴチなど約一五種がいる。
(2){(1)}の一種。全長60センチメートルに及ぶ。体形は上下に平たく,頭は大きく,尾の方は細い。体色は黄褐色で,多数の小斑点が散在する。沿岸の砂底にすむ。食用となり,夏,特に美味。本州中部以南からインド洋にかけて分布。[季]夏。
鯒(2)[図]

こち

こち [1] 【東風】
春,東から吹く風。ひがしかぜ。こちかぜ。[季]春。「―吹かばにほひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな/拾遺(雑春)」

こち

こち [1] 【胡地】
胡人の住む土地。転じて,未開・野蛮の地。

こち

こち【鯒】
《魚》a flathead.

こち

こち [1] 【故地】
(1)昔所有していた土地。
(2)古くからの縁故のある土地。ゆかりの地。

こちかぜ

こちかぜ 【東風】
「こち(東風)」に同じ。

こちく

こちく [1] 【胡竹】
竹の一種。外来の竹か。また,それで作った笛。呉竹。

こちこち

こちこち
dry and hard;stubborn.→英和
〜になる get tense <at> (緊張して);be frozen stiff (凍って).

こちこち

こちこち
■一■ [0] (形動)
(1)物が堅く固まったさま。かちかち。「粘土が乾いて―に固まる」「―に凍る」
(2)緊張して堅くなるさま。「面接試験で―になる」
(3)かたくなで,人と協調しないさま。「―の頑固おやじ」
■二■ [1] (副)
時計が作動している音を表す語。かちかち。「―(と)時を刻む」

こちごち

こちごち 【此方此方】 (代)
不定称の指示代名詞。不特定の二つ以上の方向あるいは領域をさす。あちこち。あちらこちら。「平群(ヘグリ)の山の―の山の峡(カイ)に/古事記(下)」

こちごちし

こちごち・し 【骨骨し】 (形シク)
無骨だ。無風流だ。洗練されていない。「ふなぎみの病者もとより―・しき人にてかうやうのことさらに知らざりけり/土左」

こちじき

こちじき [2] 【古地磁気】
過去の地磁気。岩石ができるときに帯磁した残留磁気を測定すると,地質時代の地球磁場の強さと方向とを知ることができる。その結果,地磁気の方向の逆転,地磁気極の移動,大陸の位置のずれなどが明らかになり,プレート-テクトニクスが成立した。なお,人類遺跡の土器・炉跡などの考古学的資料から復元される古地磁気を考古磁気という。

こちず

こち・ず コチヅ 【言出づ】 (動ダ下二)
〔「こといづ」の転〕
言葉に出す。「我(ア)が下延(バエ)を―・でつるかも/万葉 3371」

こちず

こちず [2] 【古地図】
近世以前に作成された地図。

こちたし

こちた・し (形ク)
〔「言(コト)痛し」の転〕
(1)人の口がうるさい。うわさが煩わしい。「秋の田の穂向きの寄れる片寄りに君に寄りなな―・くありとも/万葉 114」
(2)ことごとしい。おおげさだ。ものものしい。「鶴はいと―・きさまなれど/枕草子 41」
(3)分量のうんざりするほど多いさま。豊かだ。「例の炭櫃(スビツ)に火―・くおこして/枕草子 184」
(4)程度のはなはだしいさま。度を過ぎているさま。「―・う赤き薄様を/枕草子 192」「―・うも苦しがりなどはし給はねど/源氏(宿木)」

こちと

こちと 【此方人】 (代)
〔「こちひと」の転。近世語〕
一人称。単数・複数いずれにも用いる。私。私ども。われわれ。「身にかからぬ―さへ煙たうてたまられぬ/浄瑠璃・嫗山姥」

こちとら

こちとら [0][3] 【此方人等】 (代)
〔「ら」は元来は複数を表す接尾語〕
一人称。おれ。われわれ。「―は職人で気が短けえんだ,さっさと言ってしまいねえ」
〔近世には男女ともに用い,単数・複数いずれにも用いた。現代では俗語的な言い方として用いられる〕

こちどり

こちどり [2] 【小千鳥】
チドリ目チドリ科の鳥。全長16センチメートル内外で,日本産のチドリ類では最小。背面は灰褐色,顔と腹面は白,胸に幅広い黒帯,眼の周囲に黄色の輪がある。脚は橙色。敵が巣に近づくと,巧みに擬傷を行う。ユーラシアに広く分布。日本ではおもに夏鳥として渡来して海岸・河原などの砂礫(サレキ)地に営巣する。冬は本州以南で越冬する。
小千鳥[図]

こちなし

こちな・し 【骨無し】 (形ク)
無骨だ。無風流だ。気がきかない。ぶしつけだ。こつなし。「しひて言ふもいと―・し/源氏(手習)」

こちのひと

こちのひと 【此方の人】 (代)
(1)三人称。妻が夫をさしていう語。うちの人。夫。「道で―に逢はしやんしたら/浄瑠璃・油地獄(上)」
(2)二人称。妻が夫に呼びかける語。あなた。「―,―,と呼起こしければ/浮世草子・胸算用 3」

こちゃ

こちゃ (連語)
〔「此方(コチ)は」の転〕
こちらは。私は。自分は。「江戸も東(アズマ)も―いやぢや/浄瑠璃・丹波与作(上)」

こちゃ

こちゃ [1] 【粉茶】
「こなちゃ(粉茶)」に同じ。

こちゃ

こちゃ [1] 【古茶】
前年に製した茶。[季]夏。
⇔新茶

こちゃえぶし

こちゃえぶし 【こちゃえ節】
天保年間(1830-1844)に江戸を中心に流行したはやり唄。甲府近辺の盆踊り唄が江戸に伝えられ,「こちやかまやせぬ」という囃子詞が加わったもの。はねだ節。
→お江戸日本橋

こちゃえ節

こちゃえぶし 【こちゃえ節】
天保年間(1830-1844)に江戸を中心に流行したはやり唄。甲府近辺の盆踊り唄が江戸に伝えられ,「こちやかまやせぬ」という囃子詞が加わったもの。はねだ節。
→お江戸日本橋

こちゃく

こちゃく [0] 【糊着】 (名)スル
糊(ノリ)でつけること。糊でつけたようにぴったりつくこと。「濡れた衣服が体に―する」

こちゃく

こちゃく [0] 【固着】 (名)スル
(1)物が他の物にしっかりとくっつくこと。「船底に貝が―する」「―剤」
(2)〔心〕 精神分析で,発達の途上で行動様式や精神的エネルギーの対象が固定され,それ以後の発達がさまたげられること。

こちゃく

こちゃく【固着する】
adhere[stick] <to> .→英和

こちゃくかんねん

こちゃくかんねん [4] 【固着観念】
⇒固定観念(コテイカンネン)

こちゅう

こちゅう [0] 【湖中】
湖の中。湖の水の中。

こちゅう

こちゅう [0] 【個虫】
〔生物〕 群体を構成する各個体。

こちゅう

こちゅう [0][1] 【古注・古註】
■一■ (名)
(1)江戸時代以前または国学成立以前になされた注釈。
(2)中国で,漢・唐時代の経書の訓詁上の注釈。
⇔新注
■二■ (形動ナリ)
古くさいさま。「―ナ気質(カタギ)/日葡」

こちゅう

こちゅう [0] 【孤忠】
他に味方のいない,たった一人だけの忠義。「―を全うし/金色夜叉(紅葉)」

こちゅう

こちゅう [1] 【個中・箇中】
(1)この中。このうち。この領域。
(2)学芸や物事の奥深い道理。また,そこに至って得られる妙味。「真に―の消息を解し得たるものの嗤ふは/草枕(漱石)」
(3)〔「此処(ココ)」の意〕
〔仏〕 仏法や仏法に関すること。禅宗で多く用いる語。「―の意」

こちゅう

こちゅう [0] 【孤注】
〔「宋史(寇準伝)」による。「孤」は一つ・一度,「注」は投げ出して賭けること〕
(1)博打(バクチ)で,最後の所持金を全部はたいて,勝負を一挙に決すること。
(2)命運をかけて物事を試みること。

こちゅう

こちゅう [0] 【籠中】
籠(カゴ)の中。ろうちゅう。「―の鳥」

こちゅう

こちゅう [1][0] 【壺中】
(1)つぼの中。
(2)小心な者。臆病な者。「生まれつきの―なものは/買卜先生安楽伝授」

こちゅうのてんち

こちゅうのてんち 【壺中の天地】
〔後漢の費長房が,市中で薬を売る老翁が売り終わると,店頭に懸けた壺中に入るのを楼上から見た。長房は老人に頼んで壺中に入ったところ,宮殿楼閣をなし,山海の珍味が満ちていたという「後漢書(方術伝)」の故事から〕
俗界と切り離された別天地。酒を飲んで俗世間を忘れる楽しみ。別世界。仙境。壺中の天。

こちょう

こちょう【誇張】
(an) exaggeration;(an) overstatement.〜する exaggerate;→英和
overstate.→英和
〜した(して) exaggerated(ly).

こちょう

こちょう [0] 【鼓腸・鼓脹】
(1)腸管内に大量のガスがたまり腹部が膨隆した状態。腸閉塞・胃潰瘍や虫垂炎の穿孔による急性腹膜炎などで見られ,嘔吐や腹痛を伴う。腸満。
(2)牛・羊など反芻動物の第一胃で食物が発酵してガスを発生し膨隆する病気。

こちょう

こちょう [0] 【誇張】 (名)スル
実際の様子よりもおおげさに表すこと。「表情を―して描く」

こちょう

こちょう [0] 【枯腸】
(1)飢えた腹。「我兵士の―を肥した/肉弾(忠温)」
(2)思想や詩想が枯れて乏しいこと。

こちょう

こちょう [0] 【枯凋】 (名)スル
草木が枯れしぼむこと。また,物事の勢いが衰えること。「萎蘼(イビ)―して居て,往処(ユクトコロ)として饑餓凍餒(キガトウタイ)の歎声を聞ざるはない/緑簑談(南翠)」

こちょう

こちょう [0][1] 【古調】
古い時代の調子。楽調・画調や和歌の調子などにいう。

こちょう

こちょう [1][0] 【古帳】
古い帳面。古い記録。

こちょう

こちょう [1] 【戸長】
1872年(明治5)大区・小区制による地方制度改革で,小区ごとに置かれた役人。従来の庄屋・名主から選ばれ,一般行政事務を扱った。89年市町村制施行により町・村長と改称。

こちょう

こちょう 【来てふ】 (連語)
〔動詞「来(ク)」の命令形「こ」に,「と言ふ」の転じた「てふ」が付いたもの〕
来いという。「胡蝶(コチヨウ)」に掛けて用いられる。「月夜よし夜よしと人につげやらば―に似たり待たずしもあらず/古今(恋四)」

こちょう

こちょう [1] 【胡蝶・蝴蝶】
(1)蝶のこと。[季]春。
(2)家紋の一。羽を開いた蝶を真上から描いたもの。
(3)「胡蝶楽(コチヨウラク)」の略。
(4)源氏物語の巻名。第二四帖。

こちょうきん

こちょうきん コテウ― [0] 【雇調金】
「雇用調整補助金」の略。

こちょうぎん

こちょうぎん 【古丁銀】
天正年間(1573-1592)鋳造の丁銀。

こちょうこつ

こちょうこつ [2] 【胡蝶骨】
⇒蝶形骨(チヨウケイコツ)

こちょうすみれ

こちょうすみれ [4] 【胡蝶菫】
三色菫(サンシキスミレ)の別名。

こちょうせん

こちょうせん 【古朝鮮】
前漢の武帝が四郡を設置する以前に,朝鮮半島に相次いで存在したといわれる檀君(ダンクン)朝鮮・箕子(キシ)朝鮮・衛氏朝鮮の総称。その所在は大同江流域を中心とした半島北西部地帯といわれる。

こちょうそう

こちょうそう [0] 【胡蝶装】
〔広げた形が蝶がはねを開いたように見えることから〕
和本の綴(ト)じ方の一。紙を中央で二つ折りにして重ね,折り目の外側に糊(ノリ)をつけて貼り合わせ,表紙を付けたもの。中国では片面だけに文字があり,日本では両面に文字がある。粘葉(デツチヨウ)装。
胡蝶装[図]

こちょうとじ

こちょうとじ [0] 【胡蝶綴じ】
和本を胡蝶装(コチヨウソウ)の形式で綴じること。また,その本。

こちょうのまい

こちょうのまい [1] 【胡蝶の舞】
「胡蝶楽(コチヨウラク)」に同じ。

こちょうのゆめ

こちょうのゆめ 【胡蝶の夢】
〔荘子が,蝶となり百年を花上に遊んだと夢に見て目覚めたが,自分が夢で蝶となったのか,蝶が夢見て今自分になっているのかと疑ったという「荘子(斉物論)」の故事による〕
(1)夢と現実との境が判然としないたとえ。
(2)この世の生のはかないたとえ。「春の夜のひと時,―の戯れに/謡曲・船橋」

こちょうほう

こちょうほう [0] 【誇張法】
修辞法の一。事物を過度に大きくまたは小さく形容する表現法。「千仞(センジン)の谷,万丈(バンジヨウ)の山」の類。

こちょうむすび

こちょうむすび [4] 【胡蝶結び】
ひもや水引などの結び方の一。胡蝶が羽をひろげた形に結ぶもの。祝儀の袋飾りなどに用いる。

こちょうらく

こちょうらく 【胡蝶楽】
舞楽の一。右方高麗楽。高麗壱越(イチコツ)調。童舞。四人舞。背に胡蝶の羽をつけ,山吹の挿頭(カザシ)のある天冠をかぶり手に山吹の花枝を持って舞う。胡蝶の舞。胡蝶。蝶。
胡蝶楽[図]

こちょうらん

こちょうらん [2] 【胡蝶蘭】
ラン科の常緑多年草。洋蘭の一種で,観賞用に栽培される。樹木や岩に根を張って生育し,葉は長楕円形で厚い。夏,長い花茎を下垂し,白色の花を数個円錐状につける。[季]夏。

こちょこちょ

こちょこちょ [1] (副)
(1)くすぐるさま。「―(と)くすぐる」
(2)せわしなく,また,こまごまと物事をするさま。「目の前で―(と)動き回る」「―(と)耳打ちする」

こちら

こちら
this place;here;→英和
this side;this way;we;→英和
I.→英和
〜は太田です This is Ota speaking (電話).

こちら

こちら [0] 【此方】 (代)
(1)近称の指示代名詞。「こっち」より丁寧な言い方。
 (ア)話し手のいる,あるいはそれに近い方向・方角をさす。この方向。「―を向いて下さい」「鬼さん,―」
 (イ)ここにある物。「―がお買い得です」
 (ウ)この場所。「―にございます」「―に来られて何年になりますか」「―は田中さんのお宅でしょうか」
(2)人代名詞。
 (ア)一人称。相手の側と話し手の側とに分けた上で,後者であることを強く意識していう語。自分の側。当方。「それは―の知ったことではない」「―の言い分はそれだけです」
 (イ)三人称。かたわらにいる,同等以上の人をさす。このかた。こちらのかた。「―がかねて令名の高い小林先生です」「―,どなた」「―さんを紹介して下さい」

こちり

こちり [2] 【古地理】
現在地表で見られる岩石や地層の分布,岩相・化石などから推定される地質時代の地理。

こちん

こちん [2] (副)
(多く「と」を伴って)
(1)硬い物どうしが軽く当たって出す音を表す語。
(2)他人の言動に抵抗を感じるさま。「非難がましい言い方に―ときた」
(3)かたく凝り固まっているさま。「底の方に暗い悲哀が―と澱んでゐるばかり/或る女(武郎)」

こちんこちん

こちんこちん [0] (形動)
〔「こちこち」を強めて言う語〕
(1)物が凍ったりひからびたりして堅いさま。かちんかちん。「乾いて―になった餅」
(2)人がゆとりや柔軟性がないさま。「緊張して―になる」

こちんだ

こちんだ 【東風平】
沖縄県島尻(シマジリ)郡の町。沖縄本島南部にあり糸満市に接する。

こぢから

こぢから [2] 【小力】
ちょっとした力。人並みよりは強い力。「小柄の割に―がある」

こぢょうし

こぢょうし 【小調子・子調子】
〔「こちょうし」とも〕
雅楽の前奏曲。高麗楽(コマガク)。篳篥(ヒチリキ)を主とし高麗笛(コマブエ)を加えた曲で,平安時代の秘曲。

こぢょうはい

こぢょうはい [2] 【小朝拝】
〔「こちょうはい」とも〕
略式の朝賀。元日に親王以下六位以上の者が,清涼殿の東庭に集まって天皇に拝賀する儀式。

こぢんまり

こぢんまり【小ぢんまりした(と)】
snug(ly);→英和
cosy(cosily).→英和

こぢんまり

こぢんまり [4] (副)スル
小さいながら過不足なく整っているさま。「―(と)した店」「―(と)暮らす」

こっ

こっ (接頭)
〔接頭語「こ(小)」に促音が加わったもの。近世江戸語以降の語〕
形容詞に付いて,いささか,相当に,はなはだしくなどの意を添える。「―ぱずかしい」「―ぴどい」
〔動詞に付いて用いられることもある。「―ぱずれる」「―ぱりつける」〕

こっか

こっか コククワ [1] 【国花】
(1)その国で広く愛され,国家の象徴となっている花。日本では桜あるいは菊。
(2)桜の花。

こっか

こっか【国花】
a national flower.

こっか

こっか コク― [1] 【刻下】
いま現在。もっか。「―の急務」

こっか

こっか コクカ 【国家】
〔原題 (ギリシヤ) polīteia〕
プラトンの中期対話篇の一。一〇巻。紀元前375年頃成立。魂の正しさを論じ,哲人王による理想国家が語られる。イデアと感覚的経験を論じた「洞窟の比喩」によっても知られる。国家篇。

こっか

こっか【国家】
a state;→英和
a country;→英和
a nation.→英和
〜の[的]national;→英和
state.‖国家権力 national power.国家公務員 a national public official.国家公務員法 ⇒公務員.国家試験 a state examination.国家主義(者) nationalism (a nationalist).

こっか

こっか【国歌】
a national anthem.

こっか

こっか コククワ [1][0] 【黒花】
陶器装飾技法の一。陶器の素地(キジ)上に,黒色に発色する鉄釉(テツユウ)で描画したもの。

こっか

こっか [0] 【骨化】
生物の体内の組織に石灰が沈着して骨組織が生成される過程。成長期や骨折時における,軟骨や結合組織からの骨組織の形成など。化骨。

こっか

こっか コク― [1][0] 【国歌】
(1)国家的行事や国際的行事の際に国家および国民を象徴するものとして演奏される歌曲。
(2)和歌。やまとうた。

こっか

こっか コククワ [1] 【国貨】
(1)その国の貨幣。
(2)その国の財貨。

こっか

こっか コククワ 【国華】
雑誌。日本および東洋美術の専門月刊誌。国華社発行。1889年(明治22)高橋健三・岡倉天心らによって創刊。啓蒙・研究の両面で重要な役割を果たす。

こっか

こっか コク― [1] 【国家】
(1)〔易経(繋辞下)〕
王家と邦土。くに。
(2)〔state〕
一定の領域に定住する人々が作る政治的共同体。国家の形態・役割は歴史的に異なるが,一般には,近代の国民国家を指し,主権・領土・国民で構成され,統治機関を持つ。
→近代国家
(3)書名(別項参照)。

こっか

こっか コククワ [1][0] 【国華】
国の名誉。国の栄光。

こっかあんぜんほしょうかいぎ

こっかあんぜんほしょうかいぎ コク―アンゼンホシヤウクワイギ [1][8] 【国家安全保障会議】
アメリカ合衆国の国防政策の統合・調整について,大統領に助言することを任務とする機関。大統領および主要閣僚などからなる。1947年の国家安全保障法に基づき設置された。

こっかい

こっかい コク― 【黒海】
〔Black Sea〕
小アジアとヨーロッパ大陸の間にある内海。ボスポラス・ダーダネルス両海峡を経て地中海に通じる公海。ロシア連邦・ウクライナ・ルーマニア・ブルガリア・トルコなど沿岸国の水上交通路として重要。亜硫酸化合物の沈殿のため海底が黒く見えるので,この名があるという。

こっかい

こっかい【黒海】
the Black Sea.

こっかい

こっかい コク― [0] 【告解】 (名)スル
カトリック教会で,「ゆるしの秘跡」の旧称。

こっかい

こっかい コククワイ [0] 【国会】
(1)国の議会。
(2)現行憲法の定める国の議会。国権の最高機関で,国の唯一の立法機関。衆議院と参議院により構成され,衆議院の優越が認められる。それぞれ全国民を代表する,選挙された議員で組織される。

こっかい

こっかい コク― [0] 【国界】
国と国との境界。国境。

こっかい

こっかい [0] 【骨灰】
獣骨からにかわ・脂質などを採取したあと,焼いて灰にしたもの。リン酸カルシウム・窒素を多く含む。肥料,また過リン酸石灰製造の原料。こつばい。

こっかい

こっかい【国会】
the (National) Diet (日);Congress (米);Parliament (英).‖国会議員 a member of the Diet;a Congressman;a member of Parliament <an M.P.> .国会議事堂 the Diet Building;the Capitol (米);the Houses of Parliament (英).国会図書館 the National Diet Library.

こっかいかいせつせいがんうんどう

こっかいかいせつせいがんうんどう コククワイ―セイグワン― 【国会開設請願運動】
明治政府に対して国会開設を要求した運動。1874年(明治7)の民選議院設立建白以後,自由民権運動の中心的要求となった。80年,国会期成同盟が成立。政府は翌81年に10年後の国会開設を約束した。

こっかいきせいどうめい

こっかいきせいどうめい コククワイ― 【国会期成同盟】
自由民権運動の一環である国会開設要求を行うために結成された政治結社。1880年(明治13)愛国社を改称したもの。片岡健吉・河野広中を代表として請願書を太政官に提出したが却下された。翌年結成された自由党の中核を成した。

こっかいぎいん

こっかいぎいん コククワイ―ヰン [5] 【国会議員】
(1)国会を構成する議員。
(2)衆議院議員と参議院議員。国会の会期中は原則として逮捕されず,議院での発言については院外で責任を問われない議員特典をもつ。

こっかいぎじどう

こっかいぎじどう コククワイ―ダウ 【国会議事堂】
国会を開くための建物。東京都千代田区永田町にあり,建物中央塔の正面に向かって,右に参議院,左に衆議院がある。1936年(昭和11)完成。

こっかいじき

こっかいじき [5] 【骨灰磁器】
⇒ボーン-チャイナ

こっかいたいさくいいんかい

こっかいたいさくいいんかい コククワイ―ヰヰンクワイ [10] 【国会対策委員会】
国会の運営や議事の進行など国会活動上の諸問題を協議・調整するために設けた,各政党の機関。他党と折衝を行うほか,自党の所属議員に対しては党議の徹底など統制を行う。国対。国対委。

こっかいとしょかん

こっかいとしょかん コククワイ―クワン 【国会図書館】
⇒国立(コクリツ)国会図書館

こっかいほう

こっかいほう コククワイハフ 【国会法】
国会の組織・運営などの基本的事項について規定する法律。1947年(昭和22)制定。

こっかかんり

こっかかんり コク―クワン― [4] 【国家管理】
保護・統制などのために,国家が重要産業や大企業を管理して,その運営に携わること。国管。

こっかがく

こっかがく コク― [3] 【国家学】
〔(ドイツ) Staatslehre〕
国家の存立理由・起源・発達・法的関係などを研究する学問。一九世紀のドイツを中心に発達した。

こっかきかん

こっかきかん コク―クワン [5][4] 【国家機関】
国家意思を決定・表示・執行する権限を与えられている機関。立法・司法・行政に携わる機関。

こっかぎょうせいそしきほう

こっかぎょうせいそしきほう コク―ギヤウセイソシキハフ 【国家行政組織法】
内閣の統轄する国の行政機関について,行政事務を能率的に遂行するため,その組織の基準を定める法律。1948年(昭和23)制定。

こっかく

こっかく [0] 【骨格・骨骼】
(1)動物の体を基本的に支える器官。一定の配列・形式で結合し,個体の基本的支柱をなす硬い組織。筋肉の付着点となる。人間の成人では約二〇〇個の骨が互いに連結して体形をつくる。昆虫や甲殻類などの外骨格と,脊椎動物の内骨格とがある。
(2)物事をかたちづくる基本の骨組み。「論文の―だけはできた」
骨格(1)=1[図]
骨格(1)=2[図]
骨格(1)=3[図]
骨格(1)=4[図]

こっかく

こっかく【骨格】
frame;→英和
build;→英和
physique.→英和

こっかくき

こっかくき [3][4] 【骨角器】
獣・鳥・魚などの骨・角(ツノ)・牙(キバ)などで作った器具・装身具など。釣り針・鏃(ヤジリ)・銛(モリ)・櫛(クシ)・針などがある。後期旧石器時代以後使用された。骨器。

こっかくきん

こっかくきん [0][3][4] 【骨格筋】
骨格に付着してこれを運動させる筋肉。脊椎動物では横紋があり,随意に動かせる。横紋筋。随意筋。
⇔内臓筋

こっかけいさつ

こっかけいさつ コク― [4] 【国家警察】
国家が中央集権的に管理する警察制度。

こっかけいざい

こっかけいざい コク― [4] 【国家経済】
国家が行う経済活動。国家財政とほぼ同義。

こっかけいやくせつ

こっかけいやくせつ コク― [7] 【国家契約説】
⇒社会契約説(シヤカイケイヤクセツ)

こっかけんりょく

こっかけんりょく コク― [4] 【国家権力】
国家がその存立・維持のために,成員に対してもつ物理的強制力ならびにそのような権力をもつ国家機構。

こっかこうあんいいんかい

こっかこうあんいいんかい コク―ヰヰンクワイ [9] 【国家公安委員会】
総理府の外局の一。内閣総理大臣の所轄の下に,国の公安についての警察行政を統轄し,警察庁を管理する中央警察管理機関。国務大臣を委員長とし,五人の委員によって組織される。

こっかこうむいん

こっかこうむいん コク―ヰン [6] 【国家公務員】
国に雇用されて,国の公務に従事する人。特別職と一般職とに分かれる。

こっかこうむいんほう

こっかこうむいんほう コク―コウムヰンハフ 【国家公務員法】
一般職の国家公務員の職階・任免・服務・給与などに関する基本法。職階制に基礎を置き,人事行政機関として人事院の設置も定めている。1947年(昭和22)制定。

こっかざいせい

こっかざいせい コク― [4] 【国家財政】
中央政府の行う財政活動。
→地方財政

こっかしけん

こっかしけん コク― [5][4] 【国家試験】
(1)ある一定の職業・地位について,資格や免許を与えるために国家が行う試験。司法試験・医師国家試験など。
(2)国家公務員の採用試験。

こっかしゃかいしゅぎ

こっかしゃかいしゅぎ コク―シヤクワイシユギ [7] 【国家社会主義】
(1)国家の指導・統制によって,資本主義経済の行き過ぎを正し,富の公正な配分や労働条件の改善などを目指す思想。ラサールの主張が代表的。
(2)国家主義を基調とし,経済・政治に対する全面的な統制を主張する思想。ナチスの立場がその典型。国民社会主義。

こっかしゅぎ

こっかしゅぎ コク― [4] 【国家主義】
国家をすべてに優先する至高の存在あるいは目標と考え,個人の権利・自由をこれに従属させる思想。

こっかしんとう

こっかしんとう コク―タウ [4] 【国家神道】
明治維新期に国家権力の保護により,神社神道と皇室神道が結合して成立した神道。幕末の復古神道,特に平田派の国学者の思想の影響を受けて形成された。天皇制イデオロギー・国家主義思想の理念的背景となり,第二次大戦終了まで続いた。

こっかせきにん

こっかせきにん コク― [4] 【国家責任】
国際法上,国家機関の故意または過失によって生じた義務違反に対する当事者国の責任。

こっかそうどういん

こっかそうどういん コク―ドウヰン [1][3][6] 【国家総動員】
戦争などの国家的危機に際し,国力を最も有効に発揮できるように,人的・物的資源を全面的に国防目的のために動員すること。

こっかそうどういんほう

こっかそうどういんほう コク―ソウドウヰンハフ 【国家総動員法】
1938年(昭和13)に制定された戦時体制下の統制法。日中戦争の長期化に対処するため,人的・物的資源の統制運用を目的としたもの。これにより広範な権限が政府に与えられ,戦時体制が強化された。46年廃止。

こっかそついしゅぎ

こっかそついしゅぎ コク― [7] 【国家訴追主義】
検察官などの国家の機関が公訴を提起し,これを維持する刑事訴訟法上の立場。

こっかたいかん

こっかたいかん コクカタイクワン 【国歌大観】
和歌索引。1901年(明治34)刊。松下大三郎編。歌集部は,万葉集・二十一代集・新葉集・日記・物語歌集などを収める。索引部は句別索引で,古歌の一句からその全体・作者・出典を求めるのに便利。
→続国歌大観

こっかちほうけいさつ

こっかちほうけいさつ コク―チハウ― [7] 【国家地方警察】
1947年(昭和22)制定の旧警察法により,国が維持し国家公安委員会が管理した警察組織。自治体警察の管轄区域以外を受け持った。54年警察法の改正で廃止。国警。

こっかっしょく

こっかっしょく コク― [3] 【黒褐色】
黒みをおびた褐色。

こっかてき

こっかてき コク― [0] 【国家的】 (形動)
国全体にかかわりがあるさま。また,規模が大きく国家として対処するさま。「―行事」

こっかどくせんしほんしゅぎ

こっかどくせんしほんしゅぎ コク― [1][8] 【国家独占資本主義】
少数の巨大な独占資本が,国家機関を従属させ,その支配体制を維持するために国家の政策を最大限に利用する経済制度。第一次大戦後の世界恐慌下の政治・経済の全般的な危機のなかで成立したとされる。

こっかねんれい

こっかねんれい [4] 【骨化年齢】
⇒骨年齢(コツネンレイ)

こっかのしめつ

こっかのしめつ コク― 【国家の死滅】
国家は,一階級が一定の生産関係を維持するために他の階級を抑圧する装置であるとするマルクス主義の国家理論において,階級対立が解消する共産主義社会では,抑圧装置としての国家は消滅するということ。

こっかはさん

こっかはさん コク― [4] 【国家破産】
国家がその債務に対する支払い義務の全部または一部を履行しえなくなった状態。

こっかはちろん

こっかはちろん コクカ― 【国歌八論】
歌論書。一巻。荷田在満(カダノアリマロ)著。1742年成立。歌源・翫歌・択詞・避詞・正過・官家・古学・準則の八論からなり,古学の立場から,和歌の本質・変遷を論じ,禁制・伝授の考えを批判。心より詞を重んじ,新古今風を唱えた。田安宗武の求めに応じて献進された書。

こっかばいしょうほう

こっかばいしょうほう コク―バイシヤウハフ 【国家賠償法】
国または公共団体の損害賠償責任に関する法律。公務員による公権力の行使に基づく損害賠償責任と,道路・河川などの公の営造物の設置管理の瑕疵(カシ)による損害の賠償責任とについて規定する。1947年(昭和22)制定。

こっかひじょうじたい

こっかひじょうじたい コク―ヒジヤウ― [1][4] 【国家非常事態】
旧警察法において,国家の存立にかかわるような治安の攪乱(カクラン)またはそのおそれのある状態。1954年(昭和29)の警察法改正により「緊急事態」と改称された。
→非常事態宣言

こっかほう

こっかほう コク―ハフ [0] 【国家法】
国際法に対して国内法をいう。また,地方自治体など国家以外の団体に対する法に対して国家全体に適用される法をいう。慣習法に対して国家権力による強制力をもった法をいうこともある。

こっかほうじんせつ

こっかほうじんせつ コク―ハフジン― [6] 【国家法人説】
国家を法的な主体としての法人と考える理論。この説において君主は主権者でなく,国家法人の代表機関となる。天皇機関説の基礎をなす理論。

こっかほしょう

こっかほしょう コク―シヤウ [4] 【国家補償】
国家が行う損失の補償。国による土地の収容に対する補償のような公法上の損失補償と災害補償などとがある。

こっかゆうきたいせつ

こっかゆうきたいせつ コク―イウキタイ― [7] 【国家有機体説】
国家を一つの有機体とみる学説。国家は独自に成長発展する生物のような存在であり,国民は,それ自身では生命を維持できない一細胞として,ごく一部の機能を担うにすぎないとする。

こっかりせい

こっかりせい コク― [4] 【国家理性】
国家の目的をその存在の維持・強化とし,そのために守らなければならない法則や行動基準のこと。レーゾン-デタ。

こっかれんごう

こっかれんごう コク―ガフ [4] 【国家連合】
〔confederation〕
まだ,単一の中央組織をもつに至らず,条約に基づいて平等に結びついた国家間の結合関係。構成国家はそれぞれ主権をもつ。独立時のアメリカの十三州連合など。
→連邦

こっかん

こっかん コク― [0] 【国漢】
国語と漢語。また,国文と漢文。

こっかん

こっかん [0] 【骨幹】
(1)からだの骨組み。骨格。
(2)物事の根幹。「組織の―をなす人材」

こっかん

こっかん コク― [0] 【酷寒】
きびしい寒さ。極寒。厳寒。
⇔酷暑
[季]冬。《―を来し目鼻して見舞妻/石田波郷》

こっかん

こっかん【酷寒】
severe[intense]cold.

こっかん

こっかん コククワン [0] 【国患】
国のわざわい。国家の災難。国難。

こっき

こっき コク― [1] 【国基】
国家の基礎。国のもとい。

こっき

こっき コク― [0] 【国旗】
その国を代表するしるしとして定められた旗。国家を象徴する旗。国籍の標識に用い,また国家的行事などに掲揚する。

こっき

こっき コク― [1] 【斛器】
物の量をはかるうつわ。枡(マス)。

こっき

こっき コク― [1] 【克己】 (名)スル
自分に打ち勝つこと。心の中に起こる衝動・欲望を意志の力によっておさえつけること。

こっき

こっき コク― [1] 【刻器】
石器の一。打撃を加えて刃部を作り出したものの総称。木や骨に溝を彫るのに使われた。ビュラン。グレーバー。彫器。

こっき

こっき コク― 【国忌】
皇祖・天皇・母后などの命日。当日は急を要する政務以外は休み,仏事を行なった。こき。「御―・御中陰の過ぐるを遅しとぞ相待ちける/太平記 21」

こっき

こっき コク― [1] 【国記】
国の歴史を記したもの。

こっき

こっき【国旗】
<hoist> the national flag.日本の〜 the rising-sun flag.米国の〜 the Stars and Stripes.英国の〜 the Union Jack.ソ連の〜 the hammer and sickle.

こっき

こっき【克己】
self-control.

こっき

こっき 【骨気】
(1)骨格。からだつき。
(2)気性(キシヨウ)。また,気性がはげしいこと。強気(ツヨキ)。「喧嘩はこなんの様に―で行くのが徳ぢや/浄瑠璃・妹背山」

こっき

こっき コク― [1] 【黒旗】
(1)黒い旗。
(2)無政府主義系団体の旗。

こっき

こっき [1] 【骨器】
⇒骨角器(コツカクキ)

こっき

こっき コクキ 【国記】
聖徳太子と蘇我馬子が編纂した歴史書。蘇我氏滅亡とともに焼失したといわれる。くにつふみ。

こっき

こっき コク― [1] 【黒器】
黒く塗ったうつわや椀。

こっきぐん

こっきぐん コク― [3] 【黒旗軍】
中国清末,清朝に追われた長髪賊の残党を,劉永福が編制した私軍。越南(ベトナム)王に招かれ,フランスと戦った。1885年解散。黒旗兵。

こっきしん

こっきしん コク― [3] 【克己心】
自分の欲望をおさえる心。自制心。

こっきふくれい

こっきふくれい コク― [1][0] 【克己復礼】
〔論語(顔淵)〕
自分の欲望をおさえて,礼儀にかなった行動をとること。

こっきゅう

こっきゅう コクキフ [0] 【哭泣】 (名)スル
(1)大声をあげて泣き叫ぶこと。「闔国(コウコク)悲哀―せざるものなし/西国立志編(正直)」
(2)古く中国で,葬式の際死を悲しんで泣き叫ぶ儀礼。

こっきゅう

こっきゅう コクキウ [0] 【国舅】
天子・君主の外舅(ガイキユウ)。

こっきょう

こっきょう コクケウ [0] 【国教】
その国の国民が信じるべきものとして国家が認め,保護し広める宗教。

こっきょう

こっきょう コク― [0] 【国共】
中国国民党と中国共産党のこと。

こっきょう

こっきょう コクキヤウ [0] 【国境】
国家と国家とのさかい。国家主権のおよぶ限界線。地理的条件を利用した自然的国境と,緯度・経度などによる人為的国境とがある。くにざかい。

こっきょう

こっきょう【国境】
the frontier;→英和
the border.→英和
‖国境線(地帯) a border line (area).国境紛争(問題) a boundary dispute (question).

こっきょう

こっきょう【国教】
a state religion;the established[state]church.

こっきょうかい

こっきょうかい コクケウクワイ [3] 【国教会】
(1)国教として認められた教会。
(2)イギリス国教会のこと。

こっきょうかんぜい

こっきょうかんぜい コクキヤウクワン― [5] 【国境関税】
国境を通過する輸出入品に課せられる関税。
⇔国内関税

こっきょうがっさく

こっきょうがっさく コク― [0] 【国共合作】
中国国民党と中国共産党との政治提携。第一次(1924-1927)は共産党員が個人の資格で国民党に入党するという形で実現され,第二次(1937-1945)は抗日民族統一戦線結成のため,共産党が国民党に戦線加入を呼びかけ成立した。

こっきょうないせん

こっきょうないせん コク― 【国共内戦】
中国国民党と中国共産党の内戦。第一次(1927〜37年),第二次(45〜49年)を経て,中華人民共和国政府が成立。

こっきょうぼうえき

こっきょうぼうえき コクキヤウ― [5] 【国境貿易】
国境を接する地域間で政府間条約や協定の枠組みを越えて歴史的・伝統的に行われてきた交易。

こっきょく

こっきょく [0] 【骨棘】
骨の一部が骨端部付近で棘状に突出したもの。変形性関節症などでみられる。脊椎,膝関節に好発する。「―形成」

こっきり

こっきり
■一■ [0][1] (副)
(1)堅いものが折れる時の音を表す語。ぽっきり。
(2)ひっそり。すっかり。「あとは―静かになりぬ/自然と人生(蘆花)」
■二■ (接尾)
数量・回数などを表す語に付いて,ちょうどそれだけと限定する意を表す。…かぎり。…きり。こきり。「一ぺん―」「一年―」

こっきん

こっきん【国禁】
the national ban[prohibition].〜の書物 a banned book.

こっきん

こっきん コク― [0] 【国禁】
その国の法律で禁止されていること。「―を犯す」「―にふれる」

こっく

こっく【刻苦する】
work hard (diligently).

こっく

こっく コク― [1] 【刻苦】 (名)スル
自らを苦しめ努力すること。「―精励」「蛍雪(ケイセツ)の窓に―して/慨世士伝(逍遥)」

こっくべんれい

こっくべんれい コク― [1] 【刻苦勉励】 (名)スル
非常に苦労して,仕事・勉学などにはげむこと。

こっくり

こっくり [1]
〔「狐狗狸」とも当てる〕
憑依(ヒヨウイ)による占いの一種。竹を三またに組んで盆をのせ,軽く手をそえ,伺いごとを述べ,盆や竹の動きを見る。あるいは文字盤の上を三脚状のものが動くようにして,その示す文字を読む。通常三人で精神を集中して行う。

こっくり

こっくり
■一■ [3][1] (副)スル
(1)了解・肯定などの気持ちで,頭を前後に動かして,うなずくさま。「―とうなずく」
(2)頭をうなずくように動かして居眠りするさま。「―,―する」
(3)居眠りをするように,苦しまないで急死するさま。ぽっくり。「―と死にたいようだ/火の柱(尚江)」
■二■ [1][3] (名)スル
(1)うなずくこと。
(2)居眠り。
(3)長患いもせず,苦しまずに突然死ぬこと。ぽっくり。「おふくろはただ―を願つて居/柳多留 2」

こっくり

こっくり [3] (副)スル
色・味などが,落ち着いて深みのあるさま。「葡萄色の―した鶉縮緬(ウズラチリメン)/青春(風葉)」

こっくりこっくり

こっくりこっくり
〜居眠りする nod in a doze.→英和

こっくん

こっくん コク― [0] 【国訓】
(1)漢字に,その表す意味にあたる日本語をあてて読むこと。また,その読み。訓。和訓。「やま(山)」「ひと(人)」「ひがし(東)」の類。
(2)漢字の原義を離れて,日本語独自の読みをすること。また,その読み。中国でナマズを表す「鮎」を「あゆ」と読む類。

こっくん

こっくん コク― [0] 【国君】
一国の君主。国王。

こっけい

こっけい【滑稽】
fun;→英和
a joke;→英和
a jest;→英和
humor.→英和
〜な funny;→英和
humorous;→英和
comic(al);→英和
ridiculous.→英和

こっけい

こっけい コク― [0] 【国警】
「国家地方警察」の略。

こっけい

こっけい [0] 【滑稽】 (名・形動)[文]ナリ
(1)おどけていて,面白いこと。おかしいこと。また,そのさま。「―な事を言って笑わせる」
(2)いかにもばかばかしいこと。くだらなくみっともないこと。また,そのさま。
(3)常識をはずれていておかしいさま。「何とも―なスタイル」
〔「滑」は乱,「稽」は同で,是非を混同して巧みに言いくるめるのが原義という。また,「滑」はなめらか,「稽」はとどまる意で,弁舌が緩急自在なことをいったか〕
[派生] ――さ(名)

こっけい

こっけい コク― [0] 【酷刑】
残酷な刑罰。ひどい刑罰。

こっけいせつ

こっけいせつ コクケイ― [3] 【国慶節】
中華人民共和国の建国記念日。一〇月一日。

こっけいぼん

こっけいぼん [0] 【滑稽本】
江戸後期の小説の一。江戸を中心として流行した,滑稽を主とする小説。気質物(カタギモノ)・談義本(ダンギボン)を継ぎ,文化・文政期(1804-1830)に最盛。町人の日常生活を題材とし,多く対話文でつづる。十返舎一九の「東海道中膝栗毛」,式亭三馬の「浮世風呂」「浮世床」が代表的作品。

こっけいわごうじん

こっけいわごうじん 【滑稽和合人】
滑稽本。四編一三冊。三編まで滝亭鯉丈作,1823〜41年刊。四編為永春水作,1844年刊。「花暦八笑人」の姉妹編で,さまざまな悪戯(イタズラ)が失敗する滑稽を描いたもの。

こっけん

こっけん コク― [0] 【黒圏】
文中の要点となる文字のわきなどにつける,黒い圏点。くろまる。

こっけん

こっけん コク― [0] 【国憲】
国の根本的な法則。憲法。

こっけん

こっけん コク― [0] 【国権】
国家が持っている,国内を統治したり外国と交渉したりする権力。国家の統治権。国家権力。

こっけん

こっけん コク― [0] 【黒鍵】
ピアノ・オルガンなどの黒い鍵盤。半音の音程を構成する。
⇔白鍵

こっけん

こっけん【国権】
national rights.

こっけんとう

こっけんとう コク―タウ 【国権党】
頭山満(トウヤマミツル)を党首とあおぎ,熊本県で結成された政治団体。1889年(明治22)佐々友房が中心となって組織し,国権の拡張を標榜。

こっけんろん

こっけんろん コク― [3] 【国権論】
国家権力の対外的独立と確立を主張する論。明治期,不平等条約の改正などをめざして,民権論と関連しつつ主張された。日清戦争後は国家の対外的拡張に重点が移り,国家主義・日本主義へと傾斜していった。

こっこ

こっこ【国庫】
the (national) Treasury.‖国庫収入 national revenues.国庫補助(金) a state subsidy.

こっこ

こっこ コク― [1] 【国庫】
財産権の主体としての国家。公権力の主体としての国家に対していう。

こっこう

こっこう【国交を結ぶ(断絶する)】
enter into (sever,break) diplomatic relations <with> .

こっこう

こっこう コククワウ [0] 【国光】
(1)国の名誉・栄光・威光。
(2)リンゴの品種の一。果皮は紅黄色でやや厚く,果肉は酸味が薄い。晩生種で貯蔵がきく。

こっこう

こっこう コクカウ [0] 【国交】
国家と国家との交際。国と国との外交。

こっこうかいふく

こっこうかいふく コクカウクワイ― [0] 【国交回復】
断絶していた国家間の外交関係を回復すること。通常,互いの政府を正統なものとして承認し,大使などの外交使節を交換することをさす。

こっこうだんぜつ

こっこうだんぜつ コクカウ― [0] 【国交断絶】
国家間の平和的関係を外交・通商・交通などのあらゆる面で断ち切ること。

こっこうりつ

こっこうりつ コク― [3] 【国公立】
国立と公立と。「―大学」

こっこかりいれきん

こっこかりいれきん コク― [1][0] 【国庫借入金】
国庫が主として日本銀行から借り入れる資金。

こっこきん

こっこきん コク― [0] 【国庫金】
国庫に属する現金。日本銀行に対する預金として管理される。一般会計・特別会計の手元現金のほか,外国為替運営資金・資金運用部資金の残高,公社・公団の預託金など。政府資金。

こっこく

こっこく【刻々】
every moment[hour].

こっこく

こっこく コク― [0] 【刻刻】
〔「こくこく」の転〕
■一■ (名)
時間の一区切り一区切り。一刻ごと。「時々―」
■二■ (副)
時間の経過につれて情勢の変化するさま。刻一刻。「雲の形が―(に)変わる」「発車の時は―(と)迫ってくる」

こっこししゅつきん

こっこししゅつきん コク― [1][0] 【国庫支出金】
国が地方公共団体に対して,特定の事業を促進する目的で資金の使途を指定して交付する国庫補助金・国庫負担金・委託金等の総称。

こっこじょうよきん

こっこじょうよきん コク― [1][0] 【国庫剰余金】
会計年度末における剰余金から使途が確定している金額を差し引いた残額。

こっこふたんきん

こっこふたんきん コク― [0][1] 【国庫負担金】
国が一定の義務ないし責任をもつ事業や事務について,その事業・事務を行う者にその経費の一部を国が交付する金。地方公共団体への義務教育費国庫負担金など。

こっこよゆうきん

こっこよゆうきん コク― [0] 【国庫余裕金】
一会計年度の途中で,収入と支出の時期的なずれ,収入の自然増などによって生じた一時的な余裕資金。

こっさくじょう

こっさくじょう 【乞索状】
〔「きっさくじょう」とも〕
他人の所有物を強引に請い求め,むりにその譲渡書を書かせること。また,その譲渡書。乞索圧状(コツサクオウジヨウ)。

こっし

こっし【骨子】
the main point;the gist;→英和
the substance.→英和

こっし

こっし [1] 【骨子】
意見・計画・規則などの骨組みとなる主要な事柄。眼目。要点。「法案の―」

こっし

こっし [1] 【骨脂】
牛馬などの骨からとれる脂肪。膠(ニカワ)などをとる時の副産物で,石鹸(セツケン)などの原料とする。

こっしつ

こっしつ [0] 【骨質】
(1)動物の骨をつくっている基質の部分。緻密質と海綿質とからなり,前者は骨の表層を,後者は内部を占める。
(2)骨のような物質。

こっしゃ

こっしゃ 【乞者】
乞食(コツジキ){(1)}をする修行僧。「この―は三形の沙弥なりとある人いひけり/著聞 5」

こっしゅ

こっしゅ [0] 【骨腫】
骨芽細胞の増殖による腫瘍。骨の表面にできる外骨腫,骨髄内にできる内骨腫があり,外観は骨と同じような性状を示す。

こっしょ

こっしょ 【忽諸】
おろそかにすること。なおざりにすること。「争(イカ)でか忝くも宣旨を―し奉るべき/盛衰記 13」

こっせいめいろ

こっせいめいろ [5] 【骨性迷路】
⇒骨迷路(コツメイロ)

こっせつ

こっせつ [0] 【骨折】 (名)スル
外力が加わって骨が折れること。体内で骨だけが折れているものを閉鎖骨折,骨折部の皮膚まで損傷が及ぶものを開放骨折という。

こっせつ

こっせつ [0] 【骨節】
骨格の関節。ほねのつがいめ。

こっせつ

こっせつ【骨折】
<suffer> a fracture (of a bone).→英和
単純(複雑)骨折 a simple (compound) fracture.

こっそ

こっそ [1] 【骨疽】
⇒カリエス

こっそう

こっそう【骨相】
physiognomy.→英和
骨相学(者) phrenology (a phrenologist).→英和

こっそう

こっそう [0][3] 【骨相】
(1)人間のからだの骨組み。骨格。
(2)人間の骨格に表れた相。

こっそうがく

こっそうがく [3] 【骨相学】
頭部の骨相をみて,その人の性格・運命を判断する占い。性相学。骨相論。観相学。フレノロジー。

こっそり

こっそり [3] (副)
人に知られないように,ひそかに物事をするさま。そっと。「―(と)抜け出してきた」

こっそり

こっそり
quietly;→英和
secretly.→英和

こった

こった【凝った】
elaborate <workmanship> ;→英和
exquisite.→英和

こったん

こったん [0] 【骨炭】
牛・馬・豚などの脱脂した骨を乾留して得る活性炭。リン酸カルシウムなどが多く,炭素は10〜15パーセント。溶液の精製・脱色剤や黒色顔料として用いる。

こったんえん

こったんえん [3] 【骨端炎】
骨の両端部分におきる炎症。大腿骨・月状骨・中足骨などに好発。

こっち

こっち [3] 【此方】 (代)
〔「こち」の転〕
(1)近称の指示代名詞。「こちら{(1)}」のくだけた言い方。「―に来る」「―がいい」
(2)「こちら{(2)}」のくだけた言い方。特に,一人称。自分。わたし。また,自分の側。「―は―で勝手にする」「―の負けだ」

こっちと

こっちと 【此方人】 (代)
〔「こちと」の転。近世語〕
一人称。単数・複数いずれにも用いる。「―は浜村屋のおやぢがいい/黄表紙・馬鹿長命子気物語」

こっちとら

こっちとら [0][4] 【此方人等】 (代)
「こちとら」の転。「―が宜い所へ世話をしようと云ふのに/雁(鴎外)」

こっちのもの

こっちのもの 【此方の物】
(1)自分の所有となったもの。また,自分の思うままになることにいう。「ここまで来れば,この勝負は―だ」
(2)この世のもの。「ゆうれいじみ,どうで―とは思はれぬ/洒落本・廓の桜」

こっちゃ

こっちゃ (連語)
(1)「ことでは」の転。「そんな―あかん」「だから言わない―ない」
(2)「ことじゃ」の転。ことだ。主に関西地方で用いる。「えらい―」「何の―」

こっちょう

こっちょう [0][3] 【骨頂・骨張】 (名・形動)スル
(1)程度の最もはなはだしい・こと(さま)。現代では悪いことについて用いる。「愚の―」「真―」「馬鹿の―/浮雲(四迷)」「仏門においては祝ひの―なるべけれ/おらが春」
(2)強く主張すること。意地を通すこと。「母后―し給ふ/明月記」
(3)主張した者。張本人。「智積・覚明・仏光等の―の輩六人/盛衰記 4」
(4)物事に熟達すること。[日葡]

こっちり

こっちり (副)
濃厚なさま。こってり。「女夫(メオト)の中の―の,出花を上つて下さんせ/浄瑠璃・孕常盤」

こって

こって (連語)
「ことで」の転。「おいそがしい―」「そりゃ結構な―」

こってい

こってい コツテヒ 【特牛】
〔「ことい」の転〕
「こというし(特牛)」に同じ。「ずいきの長(タケ)の余る―(孤屋)/炭俵」

こっていうし

こっていうし コツテヒ― 【特牛】
「こというし(特牛)」の転。

こってうし

こってうし 【特牛】
「こというし(特牛)」の転。

こってり

こってり [3] (副)スル
(1)味や色などが濃厚で,しつこいさま。「―(と)した中華料理」「花嫁の美しう―とお粉粧(シマイ)をした顔/塩原多助一代記(円朝)」
(2)物事の程度のはなはだしいこと。いやというほど。「―(と)油をしぼられた」

こってり

こってり
thick(ly);→英和
heavily.〜した thick;heavy;→英和
rich <food> .→英和

こっとい

こっとい コツトヒ 【特牛】
〔「ことい」の転〕
「こというし(特牛)」に同じ。[日葡]

こっといごやし

こっといごやし コツトヒ― [5] 【特牛肥やし】
ウマゴヤシの異名。

こっといぞうり

こっといぞうり コツトヒザウ― [5] 【特牛草履】
鼻緒の前端が二本,牛の角のように出たわら草履。つのぞうり。

こっとう

こっとう【骨董(品)】
a curio;→英和
an antique.→英和
骨董屋 a curio[an antique]store[shop](店);a curio dealer (人).

こっとう

こっとう [0] 【骨董】
古美術品や希少価値のある古道具。骨董品。アンティーク。「―に凝る」

こっとうしゅう

こっとうしゅう 【骨董集】
随筆。三巻。山東京伝著。上・中巻1814年刊,下巻は翌年刊。近世風俗・風習などに関する事物の,起源・沿革についての考証を記す。

こっとうひん

こっとうひん [0] 【骨董品】
(1)「骨董」に同じ。
(2)古いだけがとりえの,役に立たない人や物のたとえ。骨董。

こっとうや

こっとうや [0] 【骨董屋】
骨董の売買をする店。また,その職業。

こっぱ

こっぱ [1][3] 【木っ端・木っ片】
(1)斧(オノ)や鋸(ノコギリ)で切った木の切れ端。小さな木片。
(2)価値のないもの。とるに足りないもの。多く他の語の上に付けて用いる。「―役人」「―大名」「―武者」

こっぱ

こっぱ【木端】
a chip;→英和
a splinter.→英和
〜微塵になる be broken[smashed]to pieces.

こっぱい

こっぱい [0] 【骨灰・粉灰】 (名・形動)
(1)こなごなに砕く・こと(さま)。「微塵―」「やい��樽肴が―になるわい/歌舞伎・傾城青陽�」
(2)さんざんな目にあうこと。強くたしなめられること。また,そのさま。「乱離(ラリ)―」「―に軽蔑(ケナ)される/社会百面相(魯庵)」
(3)面倒で骨が折れること。「料理方は―になるが/歌舞伎・四十七石忠箭討」

こっぱい

こっぱい [0] 【骨牌】
(1)カルタ。
(2)獣骨などで作ったマージャン用の牌(パイ)。

こっぱいぜい

こっぱいぜい [3] 【骨牌税】
⇒トランプ類税

こっぱげんか

こっぱげんか 【木っ端喧嘩】
とるに足りないつまらないけんか。「―はしやるな/滑稽本・浮世風呂 4」

こっぱずかしい

こっぱずかし・い [6] 【小っ恥ずかしい】 (形)[文]シク こっぱづか・し
〔「こっ」は接頭語〕
「こはずかしい」の転。ひどく恥ずかしい,の意で用いることもある。

こっぱのひ

こっぱのひ 【木っ端の火】
〔木っ端は火持ちしないことから〕
あっけないこと,たわいもないことのたとえ。河童(カツパ)の屁(ヘ)。

こっぱみじん

こっぱみじん [1] 【木っ端微塵】
こなごなに砕けること。こなみじん。「―に砕ける」

こっぴつ

こっぴつ [0] 【骨筆】
牛の骨などを先に取り付けた,複写用筆記用具。

こっぴどい

こっぴど・い [4] 【こっ酷い】 (形)
〔「こっ」は接頭語〕
非常にひどい。「―・く叱られた」「―・くこき使はれ/平凡(四迷)」
[派生] ――さ(名)

こっぴん

こっぴん [0] 【骨品】
古代朝鮮,新羅(シラギ)の社会制度。出身氏族により五段階に身分を区別し,これによって位階・官職・生活様式などが制限された。

こっぷん

こっぷん [0] 【骨粉】
獣骨を砕いて乾燥させ,粉末にしたもの。リン酸カルシウムに富み,肥料・飼料に用いる。

こっぷん

こっぷん【骨粉】
powdered bones.骨粉肥料 bone manure.

こっぺん

こっぺん [0] 【骨片】
(1)骨のかけら。
(2)海綿動物・刺胞動物・ナマコ類など下等動物の体内にある針状や棒状の固形物。一種の内骨格で,成分は種類により異なり,石灰質・ケイ質・炭酸カルシウムなど。針骨。

こっぽう

こっぽう [0] 【骨法】
(1)体の骨組み。骨格。
(2)芸術・芸道などの奥儀。こつ。
(3)基本となる規定。また,基礎・基盤。「―を伝へし故/蘭学事始」
(4)礼儀作法。「滝口の―わすれじとや/平家 4」
(5)中国画の用語。南宋の謝赫(シヤカク)の用いた骨法用筆に由来。六法(ロツポウ)中の第二位。

こっぽり

こっぽり [0]
〔歩く時の音から〕
裏を大きくくりぬいてある下駄。ぽっくり。こっぽり下駄。

こっ酷い

こっぴど・い [4] 【こっ酷い】 (形)
〔「こっ」は接頭語〕
非常にひどい。「―・く叱られた」「―・くこき使はれ/平凡(四迷)」
[派生] ――さ(名)

こつ

こつ
a knack (呼吸).→英和
〜を知っている(おぼえる) have (get) the knack[trick] <of doing> .

こつ

こつ【骨】
a bone;→英和
<gather a person's> ashes (遺骨).

こつ

こつ 【木屑】
〔「木積(コツミ)」の略〕
木のくずが流れ寄ってたまったもの。「鳴る瀬ろに―の寄すなす/万葉 3548」

こつ

こつ [1] 【忽】
数の単位。糸の一〇分の一。すなわち一の一〇万分の一。[塵劫記]

こつ

こつ 【骨】
(1) [2]
死体を火葬にしたほね。「お―を拾う」
(2) [0]
物事をする場合のかんどころ。呼吸。要領。「商売の―をのみこむ」
(3)芸道の奥義。また,それを会得する才能。「天性其の―なけれども/徒然 150」

こつ

こつ [1] 【笏】
⇒しゃく(笏)

こつ

こつ [1] 【兀】 (ト|タル)[文]形動タリ
高く突き出ているさま。「雲の峰―として聳ふる/帰去来(独歩)」

こつあげ

こつあげ [0][4] 【骨揚げ】 (名)スル
死体を火葬にした後,骨を拾いあげること。骨拾い。

こつい

こつ・い (形)
〔近世上方語〕
ぶこつである。無粋である。「―・い客のくせに/浄瑠璃・生玉心中(上)」

こつうじ

こつうじ [2] 【小通事・小通詞】
江戸時代,長崎に置かれた唐通事・オランダ通詞など通訳官で,大通事の補佐にあたった役。

こつえん

こつえん [2] 【骨炎】
⇒骨髄炎(コツズイエン)

こつえん

こつえん [0] 【忽焉】 (ト|タル)[文]形動タリ
にわかなさま。突然。たちまち。忽然。「―として逝く」「鳥海山の三角形なる峯尖―と露はる/日本風景論(重昂)」

こつおけ

こつおけ [3] 【骨桶】
死者の骨を入れるおけ。

こつがい

こつがい 【骨骸】
死骸。がいこつ。「―の形をも見るべし/蘭学事始」

こつがい

こつがい 【乞丐】
こじき。ものもらい。こつがいにん。「身の―となれる事を恥づといへども/方丈記」

こつがいにん

こつがいにん 【乞丐人】
「こつがい(乞丐)」に同じ。「都にて多くの―は見しかども/平家 3」

こつがき

こつがき [0] 【骨描き】
東洋画で,画面の骨格を定める線を描くこと。また,その描線。この段階での線の持つ表現力が重視される。

こつがめ

こつがめ [0] 【骨瓶】
火葬した遺骨を入れる瓶。こつつぼ。

こつがら

こつがら [0] 【骨柄】
(1)からだの骨組み。骨格。からだつき。「小男ながら鉄鎚でうちかためた様な―/思出の記(蘆花)」
(2)人柄。「人品―卑しからざる老人」

こつこつ

こつこつ 【兀兀・矻矻】
■一■ [1] (副)
地味ではあるが着実に物事を行うさま。「―(と)現地調査を続ける」
■二■ (ト|タル)[文]形動タリ
{■一■}に同じ。「十年二十年を挙げて故紙堆裏(コシタイリ)に―たるは,衣食のためではない/野分(漱石)」
■三■ (形動ナリ)
{■一■}に同じ。「たれか―なりと検挙(ケンコ)するあらん/正法眼蔵」

こつこつ

こつこつ 【忽忽】 (形動タリ)
(1)速やかなさま。たちまち変わるさま。「此法身は其其物物に―と転ずる也/報恩録」
(2)心がうつろなさま。「心も―としてどこへ行くやらん覚えぬやうなり/四河入海 3」
(3)我を忘れて,うっとりしているさま。「或いは管絃或いは女色なんどを好みて―として一生如酔なる程に/四河入海 25」

こつこつ

こつこつ [1] (副)
(1)硬い物が触れ合って発する音を表す語。戸をたたく音や舗道を歩く靴音など。「―(と)ドアをたたく」
(2)態度がかたいさま。「―シタ人/ヘボン(三版)」

こつこつ

こつこつ
<study,work> hard <at> ;→英和
assiduously.→英和
〜歩く plod;→英和
trudge (along).→英和
〜叩く knock <at the door> .→英和

こつごもり

こつごもり [2][3] 【小晦日】
大晦日(オオミソカ)の前日。

こつさいぼう

こつさいぼう [3] 【骨細胞】
骨組織の基質中に埋まっている扁平な細胞。多くの細い突起を出して互いに連絡し,血管とも連絡する。
→骨組織

こつざ

こつざ [0] 【兀座】 (名)スル
じっとすわりつづけること。「階下の一室に―せる篠田は/火の柱(尚江)」

こつざい

こつざい [0][2] 【骨材】
モルタルまたはコンクリートを作るとき,セメントに混ぜる砂や砂利などの総称。

こつざけ

こつざけ [0] 【骨酒】
魚の骨を焼いて浸した燗酒。

こつざん

こつざん [0][2] 【兀山】
樹木の茂っていない山。はげ山。

こつじ

こつじ [0][1] 【乞児】
こじき。乞食(コツジキ)。きつじ。「―も猶古銭を乞ふとはいかなる事を謂ふか/伊沢蘭軒(鴎外)」

こつじき

こつじき [0] 【乞食】 (名)スル
(1)僧侶が人家の門前に立ち,食を求めながら行脚(アンギヤ)して修行すること。また,その僧。托鉢(タクハツ)。頭陀(ズダ)。行乞(ギヨウコツ)。
(2)「こじき(乞食)」に同じ。「―,道のほとりに多く/方丈記」

こつじきちょう

こつじきちょう [0] 【乞食調】
雅楽の調子の一。太食(タイシキ)調の枝調子で,平調(ヒヨウジヨウ)を主音とするもの。器食(キシキ)調。

こつじきほうし

こつじきほうし 【乞食法師】
「乞食坊主(コジキボウズ)」に同じ。

こつじきぼうず

こつじきぼうず [5] 【乞食坊主】
「こじきぼうず(乞食坊主)」に同じ。

こつじょ

こつじょ [1] 【忽如】 (ト|タル)[文]形動タリ
にわかなさま。突如。「―として奮跳し走り出だす/浮城物語(竜渓)」

こつずい

こつずい【骨髄】
the marrow.→英和
恨み〜に徹する bear <a person> a deep grudge.‖骨髄炎 osteomyelitis.

こつずい

こつずい [0] 【骨髄】
(1)骨の中心にある腔所や海綿質の小腔を満たす,細胞と血管に富んだ軟らかな組織。元来は赤色で,赤血球・白血球・血小板を盛んに造るが,年齢とともに脂肪に置換されて黄色くなり,機能を失う。
(2)心の中。心の底。
→骨髄に徹(テツ)する
(3)要点。骨子。「希臘思想の―は実に此肉霊の調和にあり/希臘思潮を論ず(敏)」

こつずい=に入(イ)る

――に入(イ)・る
心の奥にまで深くしみこむ。「これを愛すること―・れり/太平記 5」

こつずい=に徹(テツ)する

――に徹(テツ)・する
心の奥底にまで深くしみこむ。骨身にこたえる。骨髄にとおる。「恨み―・する」

こつずい=に徹(トオ)る

――に徹(トオ)・る
「骨髄に徹(テツ)する」に同じ。「夜昼これを思ふに―・つて忍びがたし/平家 5」

こつずい=を砕(クダ)く

――を砕(クダ)・く
大変な苦心をする。

こつずいいしょく

こつずいいしょく [5] 【骨髄移植】
白血病や再生不良性貧血など難治療の病気の患者に,提供者の正常な骨髄細胞を静脈内に注入して移植する治療法。

こつずいえん

こつずいえん [3] 【骨髄炎】
細菌感染による骨髄の炎症。多くは化膿菌による。結核菌によるものはカリエスと呼ばれ,脊椎骨や肋骨などの小さい骨に発生しやすい。骨炎。

こつずいしゅ

こつずいしゅ [3] 【骨髄腫】
抗体を産生する細胞の腫瘍。骨髄部分で増殖する。主に,脊椎骨・肋骨・頭蓋骨などに発生する。同時に多数の骨に発生することもある。

こつずいバンク

こつずいバンク [5] 【骨髄―】
骨髄移植に際し,患者と提供者の組織適合性抗原( HLA )の適合率を高めるため,提供希望者の HLA を登録する機関。1991年(平成3)骨髄移植推進財団として発足。

こつぜん

こつぜん [0] 【兀然】 (ト|タル)[文]形動タリ
(1)山などが高くつき出ているさま。ごつぜん。「―として現はれ出でたる富士/獺祭書屋俳話(子規)」
(2)じっとしているさま。動かないさま。「―として独(ヒト)り盤(バン)を磨き居る/金色夜叉(紅葉)」

こつぜん

こつぜん【忽然と】
suddenly.

こつぜん

こつぜん [0] 【忽然】
■一■ (ト|タル)[文]形動タリ
たちまちにおこるさま。にわかなさま。「―と姿を消す」
■二■ (副)
にわかに。突然。こつねん。「さう云ふ想像に耽る自分を,―意識した時,はつと驚いた/雁(鴎外)」

こつそしき

こつそしき [3] 【骨組織】
骨を構成する組織。骨細胞と多量のカルシウムを含む豊富な基質から成り,著しく硬い。広義には,結合組織の一つとされる。

こつそしょうしょう

こつそしょうしょう [4] 【骨粗鬆症】
〔「粗鬆」は,もろい意〕
骨を形成している組織が吸収され減少しもろくなった状態。老人や閉経後の女性に多くみられる。他に局所の循環障害,カルシウム代謝異常などでもみられる。

こつぞく

こつぞく [0] 【骨鏃】
骨角製のやじり。

こつち

こつち [1][0] 【小土・小槌】
陰陽道で,土木工事を忌む期間。
→土(ツチ)(7)

こつつじ

こつつじ [2][3] 【濃躑躅】
色の濃い花を咲かせるツツジ。

こつつぼ

こつつぼ [0] 【骨壺】
火葬にした遺骨を納めて置くつぼ。こつがめ。

こつつぼ

こつつぼ【骨壷】
an urn.→英和

こつづみ

こつづみ [2] 【小鼓】
能楽や長唄・歌舞伎の囃子の打楽器。左手で緒を握り右肩へのせ右手で打つ。弟鼓(オトツヅミ)。小胴(コドウ)。
⇔大鼓(オオツヅミ)
小鼓[図]

こつづみかた

こつづみかた [0] 【小鼓方】
能楽で,小鼓を専門とする囃子方。幸(コウ)・幸清・大倉・観世の四流がある。

こつでんどう

こつでんどう [3] 【骨伝導】
発音体を前額などに接触させたとき,頭蓋骨を介して音波が内耳,さらに中枢神経へと伝わること。骨導。

こつどう

こつどう [0] 【骨堂】
遺骨を納めて置く建物。納骨堂。

こつなぎじけん

こつなぎじけん 【小繋事件】
岩手県二戸郡一戸町で1917年(大正6)から66年(昭和41)まで小繋山の入会権をめぐって争われた訴訟事件。地元住民は地主に対し,先祖代々の入会権を主張して,長期にわたって裁判で争ったが敗訴した。

こつなし

こつな・し 【骨無し】 (形ク)
「こちなし」に同じ。「―・き様の風情にて舞を舞ひ給へとこそ申しつらめ/義経記 6」

こつなんかしょう

こつなんかしょう コツナンクワシヤウ [5][0] 【骨軟化症】
骨の石灰化の障害のため,骨が軟らかくなり骨格が変形する成人の疾患。ビタミン D の欠乏などによる,カルシウムとリンの代謝の異常が原因。小児のくる病と同質。

こつにく

こつにく [0] 【骨肉】
(1)骨と肉。からだ。
(2)血筋のつながっている人。親子や兄弟。肉親。「―の情」

こつにく

こつにく【骨肉】
one's own flesh and blood;blood relations.〜の争い family discord.

こつにく=相食(アイハ)む

――相食(アイハ)・む
親子・兄弟など血縁の者同士が互いに争う。骨肉相争う。

こつにくしゅ

こつにくしゅ [4] 【骨肉腫】
骨の原発性の悪性腫瘍の一。未分化で増殖の激しい骨組織から成り,一〇〜二五歳の男性に多い。主に肩や膝関節の周囲に生じ,早期に肺に転移することが多い。

こつねん

こつねん [0] 【忽然】 (副)
「こつぜん(忽然)」に同じ。「船底岩石に触(アタ)つて凄夢(セイム)―と破れ/いさなとり(露伴)」

こつねんれい

こつねんれい [3] 【骨年齢】
成長に伴って進行する繊維組織や軟骨の骨化を X 線写真などで判定し,算出される年齢。主に膝関節の骨や手の骨が用いられる。骨化年齢。

こつばい

こつばい [2] 【骨灰】
(1)骨が焼けて灰状になったもの。
(2)「こっかい(骨灰)」に同じ。

こつばこ

こつばこ [0] 【骨箱】
(1)遺骨を納める箱。
(2)〔歯を骨に見立て,それを入れた箱の意〕
口をののしっていう語。「へたに―を鳴らしやあがると/洒落本・娼妓絹籭」

こつばこ=を叩(タタ)く

――を叩(タタ)・く
大きな口をきく。「今の若者どもが達入(タテイレ)だの犬の糞だのと―・くが/滑稽本・浮世風呂 4」

こつばん

こつばん【骨盤】
the pelvis.→英和

こつばん

こつばん [0] 【骨盤】
身体の腰部を形成する左右の寛骨・仙骨・尾骨に囲まれた骨部分。分界線により大骨盤・小骨盤に分かれ,一般には後者をいう。小骨盤は膀胱・生殖器・直腸を入れて保護し,分娩にも深く関係する。女性の方が広く浅い。

こつばんい

こつばんい [3] 【骨盤位】
子宮内の胎児が頭を上に座った状態にある胎位。逆児(サカゴ)。

こつひろい

こつひろい [3] 【骨拾い】
「骨揚げ」に同じ。

こつび

こつび 【忽微】 (名・形動ナリ)
きわめてわずかな・こと(さま)。「其きざしの―なるを覚えず/駿台雑話」

こつぶ

こつぶ [0] 【小粒】 (名・形動)
(1)粒の小さいこと。
⇔大粒
「―の実がなる」「山椒は―でもぴりりと辛い」
(2)からだが小さいこと。小柄。
(3)度量が小さく,人間としてスケールの小さいこと。「若社長は先代に比べて―だ」
(4)「小粒金(キン)」の略。
(5)「小粒銀」の略。

こつぶ

こつぶ【小粒】
a small grain.〜の small;→英和
fine.→英和

こつぶきん

こつぶきん [0] 【小粒金】
一分金(イチブキン)の俗称。

こつぶぎん

こつぶぎん [0] 【小粒銀】
豆板銀(マメイタギン)の俗称。

こつぼ

こつぼ [0] 【子壺】
子宮(シキユウ)の俗称。子袋。[日葡]

こつぼとけ

こつぼとけ 【骨仏】
(1)遺骨。火葬した骨。「陰坊(オンボウ)は―五六十ばかり�(ヘギ)に載せて持参し/浮世草子・好色万金丹」
(2)人をののしっていう語。「やあ,広言なる―と/浄瑠璃・妹背山」

こつまく

こつまく【骨膜】
the periosteum.→英和
骨膜炎 periostitis.

こつまく

こつまく [0] 【骨膜】
硬骨の表面を覆う結合組織の膜。血管と神経に富み,内層には造骨細胞がある。骨の保護・栄養補給・成長・再生などを行う。

こつまくえん

こつまくえん [4][0] 【骨膜炎】
骨膜に起こる炎症。細菌感染による。慢性化しやすい。

こつみ

こつみ 【木積み】
〔「こづみ」とも〕
岸辺に流れよる木のくず。「堀江より朝潮満ちに寄る―/万葉 4396」

こつめいろ

こつめいろ [3] 【骨迷路】
骨半規管・前庭・渦巻(ウズマ)き管および内耳道からなる内耳の骨性部分。迷路状の複雑な形をしている。内にほぼ同形の膜迷路がある。骨性迷路。

こつゆ

こつゆ [2] 【骨油】
骨脂から製した油。石鹸(セツケン)・ろうそくなどの原料。

こつゆ

こつゆ [0][2] 【骨湯】
煮魚や焼き魚の骨に熱湯を注いだもの。塩や醤油で味をつけて飲む。

こつよう

こつよう [0] 【骨瘍】
⇒カリエス

こつり

こつり [2][3] (副)
硬いものが触れ合うさま。また,その音を表す語。こつん。

こつりつ

こつりつ [0] 【骨立】 (名)スル
やせ衰えて骨が現れること。「―せる面影に驚かされた/倫敦塔(漱石)」

こつりつ

こつりつ [0] 【兀立】 (名)スル
〔「ごつりつ」とも。「こつ」は慣用音〕
(1)ひときわ高くそびえていること。「岩石―したる山路を行く/日光山の奥(花袋)」
(2)じっと突っ立っていること。「―して動かざるは恰も石偶人の如し/花柳春話(純一郎)」

こつりゃく

こつりゃく [0] 【忽略】 (名・形動)[文]ナリ
物事をおろそかにすること。なおざりなさま。「事務を―にせざるものは/西国立志編(正直)」

こつりょく

こつりょく [2] 【骨力】
書画の線が力強く,深い趣を表していること。主に書画の批評に用いられる。「―がある」

こつりん

こつりん [0] 【骨鱗】
硬骨魚類のうろこ。薄い円板状で,年輪状および放射状の線があり,前者から魚の年齢を知ることができる。

こつん

こつん [2] (副)
小さく硬いものが軽くぶつかるさま。また,その音を表す語。「ボールにバットを―とあてる」

こつん

こつん
〜とぶっつける bump <one's head against a pillar> .→英和
〜と頭を叩く rap a person on the head.→英和

こづか

こづか【小柄】
a knife attached to a sword sheath.

こづか

こづか [0] 【小柄】
刀の鞘(サヤ)の差裏(サシウラ)(佩用(ハイヨウ)する時,体につく側)に差し添え,雑用に用いる小刀。

こづか

こづか
〔「こうづか(髪束)」の転〕
もとどり。たぶさ。「互に―を取つては投げつ投げられつ/浄瑠璃・丹波与作(中)」

こづかい

こづかい【小遣(銭)】
pocket money;pin money (妻の).小遣帳 a petty cashbook.

こづかい

こづかい [1] 【小使い】
用務員。「―室」

こづかい

こづかい [1] 【小遣い】
「小遣い銭(セン)」の略。

こづかいせん

こづかいせん [0][3] 【小遣い銭】
ちょっとした日用の雑費にあてる金銭。小遣い。小遣い料。ポケット-マネー。

こづかいちょう

こづかいちょう [0] 【小遣い帳】
小遣い銭の出入りを書いておく帳簿。

こづかいとり

こづかいとり [3] 【小遣い取り】
小遣い銭程度の収入を得るためにする仕事。

こづかっぱら

こづかっぱら 【小塚原】
東京都荒川区南千住五丁目付近にあった江戸時代の刑場。また,奥州街道の宿場で,娼家が多く繁盛した。古塚原。骨ヶ原。こつ。

こづかびつ

こづかびつ [3] 【小柄櫃】
小柄を差すために,刀・脇差などの鞘の内側の面に設けた櫃。外側にある笄櫃(コウガイビツ)と相対するもの。鎌倉時代の腰刀に始まり,近世でも脇差・短刀に設けた例が多い。

こづきえび

こづきえび [3] 【小衝き海老】
小海老をゆでて干し,軽くついて殻をはがしたもの。

こづきだす

こづきだ・す [4] 【小突き出す・小衝き出す】 (動サ五[四])
(1)小突いて外に追いやる。「屋外へ―・す」
(2)(言う人へのののしりをこめて)言う。「盗まぬといふ言訳有らば,さあ―・せまき出せ/浄瑠璃・夏祭」

こづきまわす

こづきまわ・す [5] 【小突き回す・小衝き回す】 (動サ五[四])
(1)威圧的な態度で,何度も人を突いたり,ゆすぶったりする。「胸ぐらをとって―・される」
(2)あれこれ意地悪くいじめる。「あんなに周囲(マワリ)から―・されさへしなければ/或る女(武郎)」

こづく

こづ・く [2] 【小突く・小衝く】 (動カ五[四])
(1)指先や拳骨(ゲンコツ)などで少し突く。肩やひじなどで少し押す。また,軽くたたく。「ちょっと―・いただけだ」
(2)いじわるして苦しめる。いじめる。「最(モ)う目の敵にして,―・く/婦系図(鏡花)」

こづく

こづく【小突く】
poke;→英和
handle <a person> roughly.

こづくり

こづくり【小作りの】
small-statured <man> ;small-sized <book> .

こづくり

こづくり 【木造り・木作り】
材木を必要な形に切ったり,削ったりすること。木取り。「わづかに地蔵の―ばかりをし奉りて/宇治拾遺 3」

こづくり

こづくり [2] 【小作り】 (名・形動)
(1)作り方が小さいこと。
(2)体の小さいさま。小柄。「―な女性」
⇔大作り

こづくりはじめ

こづくりはじめ [5] 【木造り始め】
新年に行われる大工の仕事始めの儀式。手斧(チヨウナ)始め。

こづくる

こづく・る 【木造る】 (動ラ四)
材木を必要な形に切ったり,削ったりする。木どりをする。「桐の木を倒して,割り―・る者あり/宇津保(俊蔭)」

こづけ

こづけ [0] 【小付け】
(1)日本料理で,最初に出す小鉢物。つきだし。
(2)荷物の上にさらに加えてつける小さな荷物。「お供さん,―が四つ,よしかえ/洒落本・道中粋語録」
(3)さらに負担が加わること。「恋の重荷に―して/浄瑠璃・寿の門松」

こづたう

こづた・う [3] 【木伝う】 (動ワ五[ハ四])
木から木へ,枝から枝へと移る。「花に―・ふ小鳥の如く/青春(風葉)」

こづち

こづち【小槌】
a small mallet;a gavel.→英和

こづち

こづち [1] 【小槌】
小さいつち。「打ち出の―」

こづつ

こづつ [0][1] 【小筒】
(1)小さな筒。特に酒などを入れる竹筒。「―に酒を入れて/義経記 5」
(2)小型の火器。小銃。「―に鎖玉を仕込み/浮世草子・武道伝来記 1」
⇔大筒

こづつみ

こづつみ [2] 【小包】
(1)「小包郵便物(ユウビンブツ)」の略。「―を出す」
(2)小さな包み。

こづつみ

こづつみ【小包】
<米> <make up> a package[ <英> parcel] <of a thing> .→英和
小包郵便 <by> parcel post.

こづつみはがき

こづつみはがき [5] 【小包葉書】
郵便はがきの一種。小包郵便物に添付して同時に送達されるもの。

こづつみゆうびんぶつ

こづつみゆうびんぶつ [7] 【小包郵便物】
手紙など通信を内容とする信書以外の郵便物。包装の表面に「小包」と記す。

こづま

こづま [1][0] 【小褄】
〔「こ」は接頭語〕
和服のつま。「―をとる」

こづま

こづま 【小夫・子夫】
遊女のなじみの客。
⇔小君(コギミ)
「五人の―を持ちて侍りしが/沙石 7」

こづまからげ

こづまからげ [4] 【小褄紮げ】
婦人が動きやすいように,着物の褄先を帯の間にはさむこと。

こづめ

こづめ【小爪】
a half-moon (of the finger nail);a lunula.

こづめ

こづめ [0] 【小詰(め)】
江戸時代,上方の歌舞伎・人形芝居で,下級の役者・人形遣い。自分の部屋をもたず大部屋に詰める。また,彼らの務める端役。

こづめ

こづめ [0][1] 【小爪】
(1)爪の付け根の白い半円形の部分。爪半月。
(2)爪の切りくず。

こづめ=を拾(ヒロ)う

――を拾(ヒロ)・う
わずかな言葉じりをとらえて非難する。

こづら

こづら [0] 【小面】
(1)顔を卑しめていう語。
→小面憎い
(2)石・れんがなどの面のうち,最小の面。

こづらにくい

こづらにくい【小面憎い】
cheeky.→英和

こづらにくい

こづらにく・い [5] 【小面憎い】 (形)[文]ク こづらにく・し
顔を見るだけでも憎らしい。「―・い奴だ」「人もなげな振舞ひ,―・かつたものであろう/婦系図(鏡花)」
[派生] ――さ(名)

こづる

こづる 【小蔓】
金襴(キンラン)の模様の一。蔓草模様の小さなもの。「これ―といふ唐織世に稀といふ/浮世草子・織留 2」

こづれ

こづれ [0] 【子連れ】
子供を連れていること。子供連れ。

こて

こて【小手をかざす】
shade one's eyes with one's hand.

こて

こて [0][2] 【籠手・小手】
(1)
 (ア)剣道の防具の一。指先から肘下(ヒジシタ)までを覆うもの。
 (イ)剣道で,決まり手の一。手首のあたりを打つもの。
(2)小具足の一。肩先から腕を防御するもの。布製の家地(イエジ)で袋を作り,鎖や金具を綴(ト)じつける。手覆(タオオ)い。手蓋(テガイ)。
(3)「弓籠手(ユゴテ)」に同じ。
籠手(2)[図]

こて

こて【篭手】
a gauntlet;→英和
fencing gloves.

こて

こて [0] 【鏝】
(1)セメント・漆喰(シツクイ)などを塗ったり,平らにならしたりする道具。金篦(カナベラ)。
(2)はんだ付けや鋳掛(イカ)けなどに用いる焼きごて。
(3)髪の毛にウェーブをかけるための鋏(ハサミ)状の道具。熱して用いる。
(4)裁縫用具の一。アイロンの一。縫い代(シロ)を整えたり,印を付けたりするのに用いる。
(5)小形のシャベル。「移植―」

こて

こて【鏝】
an iron;→英和
a curling iron (理髪用);a trowel (左官用).→英和
〜をあてる iron.

こて

こて [0][2] 【小手】
(1)手先。腕先。
(2)手首と肘(ヒジ)との間。

こて=が利(キ)く

――が利(キ)・く
ちょっとしたことに器用である。

こて=を翳(カザ)す

――を翳(カザ)・す
手を目の上にあげる。遠くを眺めたり,光をさえぎる動作にいう。「―・してながめる」

こてい

こてい [0] 【固定】 (名)スル
(1)一つの場所から動かないようにすること。また,動かないこと。「たんすを床に―する」
(2)一定の状態から変化しないこと。「―した考え方」
(3)
 (ア)遺伝子がホモ(同型)になること。
 (イ)生物の細胞や組織を,できるだけ生きているときに近い状態に保って原形質を凝固させること。プレパラート作成や解剖の前に,薬品処理・加熱・凍結などの方法で行う。

こてい

こてい [0] 【古体】
〔「てい」は漢音〕
⇒こたい(古体)

こてい

こてい【固定する】
fix;→英和
settle.→英和
‖固定観念 a fixed idea.固定給 a fixed salary.固定剤 a fixative.固定客 a regular customer.固定資産税 the fixed property tax.固定資本 fixed capital.固定色 a fast color.

こてい

こてい [0] 【湖底】
みずうみの底(ソコ)。

こてい

こてい [0] 【小体】 (形動)[文]ナリ
質素でつつましやかなさま。
⇔大体(オオテイ)
「手堅く―に遣つて居る/金色夜叉(紅葉)」

こていえき

こていえき [2] 【固定液】
生物の細胞・組織を固定するのに用いる薬品。四酸化オスミウム・ホルマリン・エチルアルコール・酢酸など。

こていえんぼく

こていえんぼく [4] 【固定円木】
子供の遊びあるいは運動設備。長く太い丸太を地面から離して水平にかけたもの。その上を落ちないように歩く。
⇔遊動円木

こていかこうそ

こていかこうそ [5] 【固定化酵素】
酵素を担体に結合したり,ゲルまたは半透膜で包容したりなどして閉じ込め,再利用あるいは連続使用できるような形にしたもの。酵素反応を利用する有用物質の生産,環境汚染物質の除去・分析などに用いる。

こていかぶ

こていかぶ [2] 【固定株】
株主が固定し,市場で売買されることの少ない株。
⇔浮動株

こていかわせそうばせい

こていかわせそうばせい [0] 【固定為替相場制】
外国為替相場の変動を,固定あるいはごく小幅に限定する制度。固定相場制。
⇔変動為替相場制

こていかんねん

こていかんねん [4] 【固定観念】
心の中にこり固まっていて,他人の意見や周りの状況によって変化せず,行動を規定するような観念。固着観念。

こていがくそう

こていがくそう [4] 【固定楽想】
⇒イデー-フィクス

こていきゅう

こていきゅう [2] 【固定給】
能率・出来高などに関係なく,定額で支払われる給料。
→能率給
→歩合給

こていきんり

こていきんり [4] 【固定金利】
金利の決定方式の一。貸出時に設定する適用レートが最終返済期限までそのまま適用される金利。
⇔変動金利

こていし

こていし [2] 【固定子】
電動機や発電機の動かない部分の総称。通常,固定子枠・軸受け・固定子鉄心・固定子巻線などで構成される。

こていしきん

こていしきん [4] 【固定資金】
固定資本{(1)}に使用される資金。
⇔流動資金

こていしさん

こていしさん [4] 【固定資産】
土地・建物・機械・特許権など,同一形態で継続して営業の用に供することを目的とする財産。有形固定資産と無形固定資産に分かれる。
⇔流動(リユウドウ)資産

こていしさんぜい

こていしさんぜい [5] 【固定資産税】
固定資産,すなわち土地・家屋・償却資産に対して課される物税。基本的には,市町村が所有者に課する地方税。都の特別区においては都によって課され,大規模償却資産については道府県により課される。1950年(昭和25)地租・家屋税に代わるものとして創設。

こていしほん

こていしほん [4] 【固定資本】
(1)ある一定の性質・形状を有し,長期間にわたって使用され,その価値が次第に生産物に移転していく資本。建物・機械など。
⇔流動資本
(2)固定資産と,流動資産の固定的な有り高との合計。原則として,収益・売上高の増減に関係なく一定である。
⇔変動資本

こていしょうすうてんひょうじ

こていしょうすうてんひょうじ [10] 【固定小数点表示】
数の表示方法の一。小数点があらかじめ定められた位置にある。
⇔浮動小数点表示

こていしょうてん

こていしょうてん [4] 【固定焦点】
カメラなどで,近景から遠景まで,ぼけない画像が得られるように,レンズの過焦点距離に固定した焦点。

こていそうばせい

こていそうばせい [0] 【固定相場制】
⇒固定為替相場制

こていた

こていた [0] 【鏝板】
(1)佐官が壁などを塗る時,塗りつける壁土・漆喰(シツクイ)などを盛って手に持つ板。
(2)裁縫でこてを使う時に台にする板。こてだい。

こていちょう

こていちょう [2] 【固定長】
コンピューターで,レコード{(3)}の長さを一定にしたもの。アクセスに便。
⇔可変長

こていはっせいげん

こていはっせいげん [6] 【固定発生源】
工場・発電所・鉱山など,汚染物質の発生源のうち動かないものの総称。
→移動発生源

こていばね

こていばね [2] 【固定羽根】
タービンで,流体が回転羽根にうまく当たるように,その流れの方向を定める羽根。案内羽根。

こていひ

こていひ [2] 【固定費】
「固定費用」に同じ。

こていひょう

こていひょう [0] 【固定票】
選挙のたびに,ほぼ決まって特定の党または候補者に投じられる推計可能な支持票。
⇔浮動票

こていひよう

こていひよう [4] 【固定費用】
生産費用のうち,地代・利子・減価償却費などのように,生産数量の変化に関係なく一定額を要する費用。不変費用。
⇔可変費用

こていひりつ

こていひりつ [4] 【固定比率】
固定資産を自己資本で割った比率。企業の財務的安定性を示す経営指標の一つ。

こていふさい

こていふさい [4] 【固定負債】
企業の主目的以外の取引に伴って生じた債務で,その支払い期限が一年以内に到来しないもの。社債・長期借入金・退職給与引当金など。

こていりん

こていりん 【顧亭林】
⇒顧炎武(コエンブ)

こてえ

こてえ [0] 【鏝絵】
漆喰(シツクイ)を塗った上に,鏝で浮き彫り風に風景・肖像などを描き出した絵。

こてがえし

こてがえし [3] 【小手返し】
柔道で,相手の手をつかんで外側にねじり,相手を制し倒す技。

こてき

こてき 【胡適】
〔「こせき」とも〕
(1891-1962) 中国の文学者。上海生まれ。アメリカでデューイに学ぶ。1917年に口語による文学を提唱,新文化革命の先導者の一人となる。のちマルクス主義に反対し,伝統思想擁護(ヨウゴ)の立場に移った。48年,アメリカに亡命。著「白話文学史」「中国哲学史大綱」など。フーシー。

こてき

こてき [1] 【胡狄】
古く中国で,北方辺境の異民族。野蛮人。えびす。「―の一足となれり/平家 2」
→胡
→狄

こてき

こてき [1] 【故敵】
古くからのかたき。旧敵。

こてき

こてき [0] 【鼓笛】
太鼓と笛。

こてきたい

こてきたい [0] 【鼓笛隊】
太鼓と笛とから編成された行進用音楽隊。

こてきたい

こてきたい【鼓笛隊】
a drum and fife band.

こてこて

こてこて [1][0] (副)スル
(1)濃厚でくどいさま。こってり。「白粉を―と塗る」「油絵を―据ゑたり掛けたり為て/青春(風葉)」
(2)動作がおぼつかないさま。「懐中さがし―と,取出す肌うちがへ/浄瑠璃・先代萩」

こてこて

こてこて
thickly <powdered> ;→英和
heavily <painted> .

こてさき

こてさき【小手先】
〜が器用である be clever-handed.〜のごまかしをする use a cheap trick.

こてさき

こてさき [0] 【小手先】
手の先。また,手の先でするような,ちょっとした技能や才覚。「―で片づける」「―がきく」

こてさしがはら

こてさしがはら 【小手指原】
埼玉県所沢市,武蔵野台地中央部の原。1333年鎌倉攻めの途上の新田義貞の軍がこの地で北条高時の軍を破り,分倍河原(ブバイガワラ)へ退けた。

こてしらべ

こてしらべ【小手調べ】
a trial;→英和
a test.→英和
〜に for trial.

こてしらべ

こてしらべ [3] 【小手調べ】
物事を本格的に手掛ける前に,ためしにちょっとやってみること。こてだめし。「―にひとつやってみるか」

こてそで

こてそで [2] 【小手袖・籠手袖】
(1)襦袢(ジバン)の,袖の先が細く,筒袖になっているもの。
(2)犬追物(イヌオウモノ)・笠懸(カサガケ)などの時に着用する素襖(スオウ)の袖を先細に縫い,籠手(コテ)として用いるもの。
(3)鎧の籠手の,肘の上の部分。

こてだめし

こてだめし [3] 【小手試し】
「小手調(コテシラ)べ」に同じ。

こてつ

こてつ [0] 【古哲】
昔の優れた思想家や賢人。

こてつ

こてつ 【虎徹】
(?-1677?) 江戸初期の江戸の刀工。近江国長曾禰村の人。甲冑師であったが,五〇歳前後で刀匠に転じ江戸に移住。切れ味の妙をもって一世を風靡。また,刀身の彫り物にも長じ,新刀最盛期の第一人者と称される。刀銘「長曾禰興里入道虎徹」ほか。

こてつ

こてつ [0] 【故轍】
〔前に通った車のわだち,の意〕
古人が行なった方法や様式。昔ながらのやり方。「―を踏む」

こてつばい

こてつばい 【胡鉄梅】
(1848-1899) 中国清末の画家。名は璋。来日し名古屋・神戸に居住。ことに水墨画は文人趣味があふれ,すぐれていた。

こてなげ

こてなげ [0] 【小手投げ】
相撲の決まり手の一。相手の差し手を上手(ウワテ)から巻いて,腰を浅く入れて投げる技。

こてぬり

こてぬり [0] 【鏝塗り】
(白粉(オシロイ)などを)こってり塗ること。

こてぶくろ

こてぶくろ 【籠手袋】
鎧(ヨロイ)の籠手の袋状の家地(イエジ)。こてのふくろ。

こてまねき

こてまねき [3] 【小手招き】 (名)スル
手先を振って,呼び寄せること。「三千歳は一念を―して其傍(ソノソバ)に坐らせる/風流懺法(虚子)」

こてまねく

こてまね・く 【小手招く】 (動カ四)
手先を振って,来るように合図する。てまねきをする。「ともどち来よとて―・く/古今夷曲集」

こてまわし

こてまわし [3] 【小手回し】
手回しのよいこと。

こてん

こてん【古典】
a classic;→英和
classical literature[classics](古典文学).古典主義(学者) classicism (a classicist).→英和

こてん

こてん [0] 【古典】
〔古く「こでん」とも〕
(1)学問・芸術などの分野で,古い時代に作られ,長い年月にわたる鑑賞を経て,現在もなお高い評価を受けている作品。
(2)過去のある時期まで尊重され,その後,新しい方法・様式に取って代わられた学問・技芸など。「もはや―としての価値しかない」「―力学」
(3)古くからあるきまり。昔のおきて。[日葡]
(4)古い時代に書かれ,典拠として受容されている書物。「されば―にも君臣を視ること土芥の如くするときは,則ち臣君を視ること寇讐の如しと言へり/太平記 2」

こてん

こてん [0] 【個展】
ある個人の作品だけを集めた展覧会。

こてん

こてん【個展】
a one-man show; <hold> a private exhibition.

こてん

こてん [0] 【古点】
(1)漢籍や仏典などに施された古い訓点。主として平安時代のものをさす。
(2)万葉集訓点の一。951年,源順(ミナモトノシタゴウ)ら梨壺(ナシツボ)の五人がつけたもの。
→次点
→新点

こてんおんがく

こてんおんがく [4] 【古典音楽】
(1)古い伝統をもち,規範が確立された音楽。元来は西洋のクラシック音楽の訳語。現代音楽・民俗音楽・通俗音楽などと対比して,他民族の音楽にも用いる。「インド―」
(2)「古典派音楽」に同じ。

こてんかなづかい

こてんかなづかい [6] 【古典仮名遣い】
仮名遣いで,古文献の仮名の用法を規準としたもの。歴史的仮名遣(レキシテキカナヅカ)い。

こてんがくは

こてんがくは [4] 【古典学派】
一八世紀後半から一九世紀初頭の資本主義の確立期にイギリスで成立した経済学の学派。経済的自由放任主義を基調とし,政府の干渉を極力排除して,民間の主導による競争条件のもとにあってこそ経済の機能はうまく働くと主張。今日の経済学の基礎を形成したアダム=スミス・リカード・マルサス・ミルなどを中心とする。古典経済学派。正統学派。

こてんくみきょく

こてんくみきょく [5] 【古典組曲】
一七,八世紀に栄えた組曲。舞曲を一定の順序で配列したもので,バッハの頃までにはすでに舞曲としての性格を失い,器楽曲の主要なジャンルの一つとなる。

こてんぐ

こてんぐ [2] 【小天狗】
(1)小さい天狗。また,天狗の位の低いもの。「大智の僧は大天狗,小智の僧は―/盛衰記 8」
(2)武芸・技能に優れた若者。「千葉道場の―」

こてんけいざいがくは

こてんけいざいがくは [8] 【古典経済学派】
⇒古典学派

こてんけんちく

こてんけんちく [4] 【古典建築】
一般には古代ギリシャ・古代ローマ様式の建築をいう。また,様式を問わず,均衡のとれた模範的な建築をさすこともある。

こてんげき

こてんげき [2] 【古典劇】
(1)古代ギリシャ・ローマ時代の悲劇・喜劇。
(2){(1)}の影響を受けて発達した,一七,八世紀ヨーロッパの古典主義演劇。フランスのラシーヌ・コルネイユ・モリエールらを代表とする。
(3)イプセンの近代劇以前の演劇の総称。
(4)西洋演劇・近代劇に対して,日本の伝統的・古典的な演劇。新劇・新派・新国劇などに対して,能・狂言・人形浄瑠璃・歌舞伎などをいう。

こてんこだい

こてんこだい [4] 【古典古代】
〔classical antiquity〕
古代ギリシャ・ローマ時代の総称。近代ヨーロッパ文化の規範となり,イスラム文化にも影響を及ぼした古典文明を生んだ時代として,世界史上他の古代社会と区別して用いる。

こてんこてん

こてんこてん
〜にやっつける beat <a person> hollow;denounce scathingly (非難).

こてんこてん

こてんこてん [0] (副)
徹底的にやっつけるさま。また,やっつけられるさま。こてんぱん。「―にやられた」

こてんご

こてんご [0] 【古典語】
(1)古典に用いられた言葉。日本では,明治以前の文学作品に用いられている言葉や言い方。
(2)その国の現在の文化に大きな影響をもつ古い文化をになう語。ヨーロッパにおけるギリシャ語・ラテン語など。

こてんしゅぎ

こてんしゅぎ [4] 【古典主義】
(1)一七,八世紀のヨーロッパにおける,古代ギリシャ・ローマの芸術のもつ形式美・理知・調和を尊重した芸術上の立場。文学ではフランスのコルネイユ・ラシーヌ・ボワロー,ドイツのレッシング,イギリスのポープ・ジョンソンらに代表される。クラシシズム。
(2)一八世紀後半から一九世紀半ばにかけて興った,古代ギリシャ・ローマ美術を範とするヨーロッパの美術様式。ダビッド・アングルらがその代表。ルネサンス期の古典主義と区別して,新古典主義ともいう。

こてんじん

こてんじん 【小天神】
江戸時代,上方の遊里で,遊女の階級の一。天神に次ぎ,囲いの上。「局遊び―十五匁あるいは十匁/浮世草子・元禄太平記」

こてんてき

こてんてき [0] 【古典的】 (形動)
(1)古典の趣・風格を備えているさま。
(2)古典の作風や伝統的な様式を重んじるさま。クラシック。

こてんてきじょうけんづけ

こてんてきじょうけんづけ [0][0] 【古典的条件付け】
中性的な刺激が,生理的反射を引き起こす刺激(無条件刺激)とともに繰り返し呈示されることによって,単独でもその生理的反射を引き起こすようになる現象。パブロフ型条件付け。レスポンデント条件付け。
⇔道具的条件付け

こてんはおんがく

こてんはおんがく [5] 【古典派音楽】
一八世紀後半から一九世紀の初めにかけてヨーロッパで栄えた音楽。最盛期は1780〜1810年代で,これに先立つ一八世紀中葉を前古典派ということがある。ウィーンを中心としたことからウィーン古典派ともいう。交響曲・弦楽四重奏曲,ピアノ-ソナタ,ソナタ形式などが完成された。ハイドン・モーツァルト・ベートーベンらに代表される。古典音楽。

こてんぱん

こてんぱん [0] (副)
「こてんこてん」に同じ。

こてんぶつりがく

こてんぶつりがく [6] 【古典物理学】
量子力学の出現する以前の物理学の総称。力学・熱力学・光学・電磁気学(特殊相対性理論によるそれらの修正を含む)などからなり,ニュートン力学やマクスウェルの電磁気学を基礎として巨視的物理現象を対象とする理論体系。因果律の成り立つ決定論であるところに特徴がある。
⇔量子物理学

こてんぶんがく

こてんぶんがく [4] 【古典文学】
古い時代に作られ,現在も高い評価を受けている文学作品。西洋では,文学の原点,創作上の模範とされる,古代ギリシャ・ローマの作品を特にさし,日本では近代文学に対して,江戸時代までの文学をさしていうことが多い。

こてんりきがく

こてんりきがく [5][4] 【古典力学】
相対論的力学・量子力学が現れる以前の,ニュートンの運動の法則を根本原理とする力学。ニュートン力学・解析力学の総称。また,現代では微視的現象を対象とする量子力学に対して,相対論的力学をも含めていう。

こてんりょうしろん

こてんりょうしろん [6] 【古典量子論】
⇒前期(ゼンキ)量子論

こてんろんりがく

こてんろんりがく [6] 【古典論理学】
⇒伝統的(デントウテキ)論理学

こてんバレエ

こてんバレエ [4] 【古典―】
モダン-バレエ登場前のバレエ作品。また,その形式による現代のバレエ作品。
→バレエ

こでまり

こでまり【小手毬】
《植》a spirea.

こでまり

こでまり [2] 【小手毬】
バラ科の落葉低木。中国原産。高さ約1.5メートル。葉は広披針形。春,枝先に白い小花が半球状に群がり咲く。観賞用に栽培。スズカケ。[季]春。
小手毬[図]

こでん

こでん [0] 【古田】
「本田(ホンデン){(3)}」に同じ。

こでん

こでん [0][1] 【古伝】
昔からの言い伝え。古来の記録。

こでん

こでん [0] 【戸田】
(1)家屋と田地。
(2)律令制で,郷戸の耕作田地。

こでん

こでん [0] 【湖田】
中国,宋代の囲田の一。湖の一部を堤防で囲み,その中を田地として稲や麦を植えたもの。

こと

こと [2] 【言】
〔「こと(事)」と同源か〕
(1)口に出して言うこと。ことば。現代では,他の語と複合して「ごと」の形でも用いられる。「泣きごと」「寝ごと」「二―三―言葉を交わす」「朝霧の乱るる心―に出でて言はばゆゆしみ/万葉 4008」
(2)言語。「唐(モロコシ)と此の国とは―異なるものなれど/土左」
(3)うわさ。他人の評判。「君により―の繁きを故郷(フルサト)の明日香の川にみそぎしに行く/万葉 626」
(4)詩文。和歌。「凛々(リンリン)として氷鋪(シ)けり,といふ―をかへすがへす誦(ズ)しておはするは/枕草子 302」

こと

こと (副)
〔助動詞「ごとし」の「ごと」と同源〕
多く,下に仮定表現を伴って同じ事が起こるにしても別の起こり方もあろうに,という心持ちを表す。同じ(…するなら)。どうせ(…するなら)。「―降らば袖さへ濡れて通るべく降らなむ雪の空に消につつ/万葉 2317」

こと

こと (終助)
〔形式名詞「こと」から出たもの〕
□一□(活用語の終止形に接続する)
(1)断定を表す語に付いて,それをやや柔らげて表現する。「ことよ」の形で使われる。「女の子をぶったりして,男らしくない―よ」
(2)軽い感動の意を表す。「ね」を伴うことが多い。「あら,きれいに咲いた―」「まあ,立派だ―ねえ」
(3)軽い問いかけを表す。「みなさんお変わりない―」
(4)同意を求める気持ちを表す。「山に行くなんて,すてきじゃない―」
(5)やや柔らげた形での勧誘を表す。「みんなで後援会でも作りません―」
(6)(かなり厳しく,また固い口調で)命令の意を表す。「講堂では,タバコを吸わない―」「朝八時に出勤する―」
□二□(活用語の連体形に接続する。なお形式名詞としての性格を保っていることが多い)余情をもった感動を表す。「高名仕(ツカマツ)らんとするを,抜ける太刀空しくなし給ひつる―,と怒りて/徒然 88」
〔この助詞は,現代語では主として女性語として用いられる(□一□(1)〜(5) がそれである)。しかし,□一□(6) のように,男性に用いられることもある〕

こと

こと【古都】
an ancient city;a former capital (旧都).

こと

こと【糊塗する】
patch up.

こと

こと [2] 【事】
〔「こと(言)」と同源か〕
「もの」が何らかの作用・機能・状態・関係などとして実現するありさまをいう語。「もの」が時間的に不変な実体のようにとらえられているのに対して,「こと」は生起・消滅する現象としてとらえられている。哲学的には,「もの」が主語的存在者を指すのに対して,「こと」は述語的存在様態を指し,後者は時間性の契機を含む。
(1)
 (ア)生じた事柄。出来事。事態。事件。「―は重大だ」「―の推移を見守る」「―の起こり」「どんな―が起こっても驚くな」
 (イ)物事の状態や経過。事情。わけ。「―を分けて説明する」「―と次第によっては許せない」「くわしい―はあとで話します」
 (ウ)重大事。大変な事態。「もし彼に知られたら―だ」「一朝―ある時は」「―なきを得る」
(2)形式名詞。上に修飾語を伴ってどんな事柄であるかが限定される。
 (ア)ある物事に関連する事柄。「自分の―は自分でしなさい」「試験の―を話す」「彼の―だからうまく処理するだろう」
 (イ)ある人物が動作・心情の対象であることを示す。「彼は彼女の―が好きらしい」「私の―をほめてくれた」
 (ウ)(「…のことをいう」「…のことだ」などの形で)言葉が何かをさしていることを示す。「タイガーとはトラの―をいう」「今の話の某氏というのは遠藤さんの―だ」
 (エ)行為。仕業。「自分のした―を反省しなさい」「今日はいい―をした」
 (オ)言葉の内容。言葉の意味。「彼の言った―を聞いたか」「彼女は私の言う―がよく分からないらしい」(カ)(「…ということだ」の形で)うわさ。伝聞。「彼は来年留学するという―だ」(キ)(「…ことがある(ない)」の形で)経験。体験。「外国へ行った―がある」「それについて深く考えた―がない」(ク)(「…ことにしている」の形で)習慣。しきたり。「朝は六時に起きる―にしている」(ケ)(「…ことはない」の形で)必要。「何も急ぐ―はない」「彼に同情する―はない」(コ)(「…ことだ」の形で)「…ことが大事だ」の意を表す。「合格したかったら勉強する―だ」「風邪気味の時は早く寝る―だ」(サ)(「…ことにする」の形で)「…という方針を決める(決心をする)」の意を表す。「試してみる―にしました」(シ)(「…ことになる」の形で)成り行き。結果。「黙っていたということは,認めた―になる」
(3)用言(あるいはそれに助動詞の付いたもの)の連体形を受けて,それを体言化し,用言の表す作用・状態を体言的な概念に変える。…ということ。「この際真実を述べる―が一番いい」「英語を話す―ができる」「彼が有能な―を認めない人はいない」「彼に裏切られた―は一生忘れられない」
(4)形容詞の連体形に付いて,副詞化する。「うまい―やれよ」「長い―留守にする」
(5)人を表す名詞に直接続く。
 (ア)謙譲の人称やそれに準ずる語に付いて,それに関していう意を示す。古くは謙譲に限られない。「私―このたび左記に転居致しました」「愚息―」
 (イ)通称に続いて本名を言う時に用いて,両者が同一人であることを示す。すなわち。つまり。「清水次郎長―山本長五郎」
(6)動詞の連用形,名詞・形容動詞語幹などに付いて,その行為・状態を表す。多く「ごと」の形で用いる。「祝い―」「考え―」「はかり―」「芸―」「きれい―」
(7)名詞に付いて,そのまねをすることを表す。ごっこ。多く「ごと」の形で用いる。「まま―(飯事の意)」「鬼―(鬼ごっこの意)」
(8)〔僧の言葉〕
夜食。「ある人―をして贈りたりけるに/著聞 18」
(9)動詞の連用形に付いて,前にある主語・目的語などを受けながら,全体を体言化する働きをもつ。「呉人が西施をくせ物と云ひ―は無益也/中華若木詩抄」
→こと(終助)

こと

こと [1] 【糊塗】 (名)スル
一時しのぎにごまかすこと。その場をとりつくろうこと。「うわべを―する」「今日まで巧(タクミ)に世間の耳目を―して居たのです/あめりか物語(荷風)」

こと

こと【事】
(1) a thing;→英和
a matter;→英和
an affair;→英和
a fact;→英和
circumstances (事情);an event (できごと);→英和
an accident (事故);→英和
business (仕事).→英和
(2) known by the name of <Sanpei> (通称).
どんな〜があっても whatever may happen.…する〜にしている make it a rule <to do> .→英和
…を〜とする do nothing but….
〜によると possibly;→英和
perhaps.→英和
…との〜である It is said (that)….
〜を起こす cause[make]trouble.

こと

こと【琴】
a koto;a harp (竪琴).→英和
〜をひく play the koto.

こと

こと [1] 【古都】
昔のみやこ。また,昔から続いている,長い歴史のあるみやこ。「―京都」「―ローマ」

こと

こと [1] 【古渡】
「こわたり(古渡)」に同じ。
⇔新渡(シント)

こと

こと [1] 【湖都】
湖のほとりにある都市。

こと

こと 【異】
■一■ (名)
(1)別のもの。違っているもの。「下の十巻を,明日にならば―をぞ見給ひ合はするとて/枕草子 23」
(2)他の名詞の上に付いて,他の,別の,普通でない,などの意を表す。「―人(ヒト)」「―物(モノ)」
■二■ (形動ナリ)
(1)同様でないさま。違っているさま。「唐(モロコシ)と此の国とは,言(コト)―なるものなれど/土左」
→異(コト)なる
(2)並々でないさま。格別であるさま。「―なることなき人の子の/枕草子 152」
→殊(コト)に

こと

こと [1] 【琴・箏】
(1)箏(ソウ)の通称。主に近世以後の用法。「琴」は代用漢字。
→箏(ソウ)
(2)琴(キン)・箏の和訓。古代以来の用法。広く琴・箏と同類の弦楽器(長胴チター属)をさす語(須磨琴(スマゴト)・大正琴(タイシヨウゴト)など)としても用いられる。
(3)原義では弦楽器全般の称。古代には,きんのこと(琴)・そうのこと(箏)・びわのこと(琵琶)・やまとごと(和琴)・くだらごと(百済琴)・しらぎごと(新羅琴)などと呼び分けた。

こと=あれかし

――あれかし
〔「かし」は強意の終助詞〕
好奇心や功名心などから,何か事件が起きてくれればよいがと待ち望むことにいう。

こと=がある

――があ・る
(1)(「…たことがある」の形で)…を経験したことがある。「中国へ行った―・る」
(2)場合を表す。「夏でも高山では蝶を見る―・る」
→こと(2)

こと=が無い

――が無・い
(1)(「…たことがない」の形で)…を経験したことがない。「雪山に登った―・い」
(2)そういう場合がない意を表す。「近ごろ郊外でも蛍を見る―・い」
→こと(2)

こと=が運ぶ

――が運・ぶ
事態が次の段階へ進む。「順調に―・ぶ」

こと=ここに至(イタ)る

――ここに至(イタ)・る
事態が悪化してどうにもならない状態になる。「―・っては解散もやむをえない」

こと=しもあれ

――しもあれ
こともあろうに。よりによって。「―威儀のみこをさへせさせ給へりしよ/大鏡(師輔)」

こと=と∘する

――と∘する
〔漢文訓読に由来する語法〕
もっぱらそればかりをする。また,それを仕事にしている。「反対のみを―∘するような態度」

こと=ともせ∘ず

――ともせ∘ず
気にもかけない。何とも思わない。

こと=と次第による

――と次第によ・る
(対応のしかたや結果などが)事柄と情況に左右される。「―・っては許さぬぞ」

こと=なきを∘得る

――なきを∘得る
大事にいたらずにすむ。

こと=に∘する

――に∘する
(「…を異にする」の形で)…が別である。…が違っている。「意見を―∘する」「性格を―∘する」

こと=に∘する

――に∘する
…という方針・決心をする。「明日出発する―∘した」
→こと(2)

こと=になる

――にな・る
そういう成り行き・結果になる。
→こと(2)

こと=によったら

――によったら
「事に依ると」に同じ。

こと=による

――によ・る
時と場合による。事と次第による。「人がいいのも―・る」

こと=によると

――によると
もしかしたら。ひょっとすると。

こと=に当たる

――に当た・る
その事に従事する。その任務に従う。

こと=に触れて

――に触れて
何かにつけて。折にふれて。「―思い出す」

こと=もあろうに

――もあろうに
他のやり方もあるのに。最悪の事態についていう。「―あんな言い方をするなんて」

こと=も無し

――も無・し
(1)何事もない。無事である。「すべて世は―・し」「―・く生き来(コ)しものを/万葉 559」
(2)非難すべき点がない。欠点がない。「世の常に似ず,かたちもいと―・し/宇津保(嵯峨院)」
(3)容易だ。わけもない。「竜(タツ)を捕へたらましかば,又―・く我は害せられなまし/竹取」
(4)平気だ。「―・イ様子/ヘボン」
→こともなげ

こと=も疎(オロ)か

――も疎(オロ)か
言うまでもない。言わずとしれた。「―なり。いづくぞ,その玉持ちたりつらん者は/宇治拾遺 14」

こと=を分ける

――を分・ける
条理をつくす。筋道をたてて言う。「―・けて事情を話す」

こと=を好む

――を好・む
なにか事件が起こるのを望む。好んで争おうとする。「―・まぬ穏やかな性格」

こと=を構(カマ)える

――を構(カマ)・える
事を荒立てようという態度をとる。「強いて―・えるつもりはない」

こと=を欠く

――を欠・く
「事欠く{■一■}」に同じ。

こと=を起こす

――を起こ・す
(1)大きな事業・活動などを始める。「―・すには資金が足りない」
(2)事件を引き起こす。

こと=を食(ハ)む

――を食(ハ)・む
〔「書経(湯誓)」より。「食言」を訓読みした語〕
「言(ゲン)を食(ハ)む」に同じ。

こと=志(ココロザシ)と違(タガ)う

――志(ココロザシ)と違(タガ)・う
行動の結果が,最初意図したものと食い違う。

こと=悖(モト)りて出(イ)ずれば亦(マタ)悖りて入る

――悖(モト)りて出(イ)ずれば亦(マタ)悖りて入る
〔大学〕
他人の悪口を言えば,自分に対する悪口となってかえってくる。

こと=通(カヨ)う

――通(カヨ)・う
音信が届く。思いが通う。「いかなれば―・はすべき様を教へずなりぬらむ/源氏(花宴)」

ことあげ

ことあげ [0][4] 【言挙げ】 (名)スル
言葉に出して言い立てること。言葉に呪力があると信じられた上代以前には,むやみな「言挙げ」は慎まれた。揚言。「葦原の瑞穂の国は神ながら―せぬ国然れども―ぞ我がする/万葉 3253」

ことあたらしい

ことあたらし・い [6] 【事新しい】 (形)[文]シク ことあたら・し
(1)ことさらめいている。わざとらしい。「そんなことは―・く言うまでもない」
(2)今までと違って新しい。改まっている。「―・しくして焼塩にて飲出し/浮世草子・一代男 8」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

ことあまつかみ

ことあまつかみ 【別天つ神】
「古事記」神統譜で,天つ神の中の別格の神。天地開闢(カイビヤク)の時出現した,天之御中主神(アマノミナカヌシノカミ)・高御産巣日神(タカミムスヒノカミ)・神産巣日神(カミムスヒノカミ)・宇摩志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコジノカミ)・天之常立神(アマノトコタチノカミ)の五神。

ことあらためて

ことあらためて 【事改めて】 (連語)
わざわざ改めて。ことさらに。「―問いただす」

ことありげ

ことありげ [5][0] 【事有り気】 (形動)[文]ナリ
何かわけのありそうなさま。「―に話しかける」

ことい

ことい コトヒ 【特牛・特負】
「こというし(特牛)」に同じ。「淡路の門(ト)渡る―こそ角を並べて渡るなれ/梁塵秘抄」

こというし

こというし コトヒ― 【特牛・牡牛】
〔古くは「こというじ」とも〕
強く大きな牡牛(オウシ)。こといのうし。ことい。こってい。こっていうし。こってうし。こっとい。「―程なる黒犬なるを/浮世草子・永代蔵 2」

こというしの

こというしの コトヒ― 【特牛の・特負牛の】 (枕詞)
「三宅の浦」にかかる。
〔特牛が租米を屯倉(ミヤケ)に運ぶことからいうか〕
「―三宅の潟にさし向ふ鹿島の崎に/万葉 1780」

こといず

ことい・ず 【言出づ】 (動ダ下二)
言葉に出す。言い出す。「われさかしに―・でむもあいなし/源氏(夕霧)」

こといと

こといと [2][0] 【琴糸・箏糸】
琴の弦。ことのお。

こといみ

こといみ 【事忌み】
不吉な事をいみさけること。「いみじう―すれどたれもたれもいと忍び難し/源氏(松風)」

こといみ

こといみ 【言忌み】
不吉な言葉をさけること。「をかしうともいはず―もしあへず/紫式部日記」

ことう

ことう [0] 【古套・故套】
古いしきたり。旧套。「―遂に廃するに至る/明六雑誌 4」

ことう

ことう 【小藤】
姓氏の一。

ことう

ことう [0] 【湖頭】
(1)湖沼で,河川が流入する側。
→湖尻(コジリ)
(2)湖のほとり。

ことう

ことう [0] 【胡桃】
クルミの漢名。

ことう

ことう [0] 【胡豆】
エンドウの異名。

ことう

ことう [0][1] 【古刀】
(1)古い刀剣。
(2)日本刀の時代区分の一。新刀に対応する名称。平安中期の日本刀(彎刀)完成期から安土桃山時代までの作刀をいい,時代色・地方色が著しい。

ことう

ことう [0] 【戸頭】
律令制で,一戸の長。戸主(コシユ)。

ことう

ことう [0] 【孤灯】
暗い中に一つだけともっている灯火。

ことう

ことう【孤島】
a solitary island.

ことう

ことう [0] 【孤島】
他の島や陸地から遠く離れて,海上に一つだけぽつんとある島。「絶海の―」

ことうけ

ことうけ 【言承け】
受け答え。返辞。返答。うけあい。「都の人は―のみよくて実なし/徒然 141」

ことうた

ことうた [2] 【琴歌・箏歌】
(1)琴に合わせて歌う歌。
(2)歌舞伎の下座の一。時代物の御殿・大名邸などの場の幕開きなどに用いられ,普通は三味線で琴の代用をする。

ことうぶんじろう

ことうぶんじろう 【小藤文次郎】
(1856-1935) 地質学者。島根県生まれ。東大教授。日本の地質学の創始者の一人。地質の調査研究,日本・アジア各地の地帯構造論などに業績がある。

ことうやき

ことうやき [0] 【湖東焼】
〔「湖東」は琵琶湖の東の意〕
江戸後期から明治時代にかけて滋賀県彦根付近に産した陶器。彦根の商人が始め,のちに井伊家の藩窯となった。

ことうら

ことうら [0] 【琴占】
古代の占いの一種。琴を掻(カ)き鳴らして神霊を呼び迎え,吉凶を占うもの。のちには琴板を笏(シヤク)でたたいて占った。

ことうるわし

ことうるわ・し 【言美はし・言麗し】 (形シク)
言葉づかいが立派で端正だ。「ことに若くかたちよき人の―・しきは忘れがたく/徒然 233」

ことうるわし

ことうるわ・し 【事美はし・事麗し】 (形シク)
物事の様子が折り目正しい。端正だ。「魚袋…―・しく松の枝に付けさせ給へり/大鏡(師輔)」

ことえり

ことえり 【言選り】
言葉を選ぶこと。用語を選択すること。「文を書けど,おほどかに―をし/源氏(帚木)」

ことおさめ

ことおさめ [3] 【事納め】
「御事納(オコトオサ)め」に同じ。「―気をつけられる新(アラ)世帯/柳多留(初)」

ことおり

ことおり 【異折】
別の機会。他の場合。ほかの時。「―にこそともかくも候はめ/今昔 28」

ことかき

ことかき 【事欠き】
(1)必要な物を欠くこと。ことかけ。[日葡]
(2)まにあわせ。急場しのぎ。ことかけ。「夜半油を切らして女房の髪の油を―に注(サ)す/浮世草子・永代蔵 4」

ことかく

ことか・く [3][2] 【事欠く】
■一■ (動カ五[四])
(1)必要なものがないために不自由する。「日々の米にも―・く生活」
(2)(「…にことかいて」の形で)もっと適切なやりようがあるだろうに,よりによって…する。事を欠く。「言うに―・いて卑怯者とはけしからん」
■二■ (動カ下二)
{■一■(1)}に同じ。「一向国王世を一人して輔佐なくて―・けざるべし/愚管 3」

ことかく

ことかく【事欠く】
lack[want] <for funds> ;→英和
be in want <of> .

ことかけ

ことかけ 【事欠け】
(1)「ことかき{(1)}」に同じ。「いかに―なればとて…さもしくなしぬ/浮世草子・一代男 1」
(2)「ことかき{(2)}」に同じ。「―なればこそ堪忍すれ/浮世草子・一代女 5」

ことかわる

ことかわ・る [4] 【事変わる】 (動ラ五[四])
様子が違っている。異なっている。「今までの様子とは―・り…」

ことがき

ことがき [0][4] 【事書き】
(1)「一,何々之事」と箇条書きにすること。また,その形式の文書。箇条書き。
(2)古文書学の用語。本文の前にあってその主旨を要約して「何々事」と記した部分。
(3)中世,寺院の衆徒などが,合議の結果を箇条書きにして上位者に提出した文書。
(4)鎌倉・室町幕府の引付(ヒキツケ)が作成した判決草案要旨。引付勘録事書。

ことがき

ことがき 【言書き】
和歌の初めに書きそえた作歌の趣意。詞書(コトバガキ)。「一首の歌に―を書き副へたりける/太平記 15」

ことがまし

ことがま・し 【事がまし】 (形シク)
ことごとしい。ぎょうぎょうしい。「ことにその体(テイ)―・しく出立たり/曾我 9」

ことがまし

ことがま・し 【言囂し】 (形シク)
口やかましい。口うるさい。「いと―・しき者なりければ/大和(御巫本)」

ことがみ

ことがみ [0] 【琴頭】
琴の類の頭部。
⇔琴尻(コトジリ)

ことがら

ことがら [0] 【事柄】
(1)ものごとの内容や様子。また,単にものごと。「重要な―」「見聞したさまざまな―」
(2)〔「骨柄(コツガラ)」の転〕

 (ア)人の体の骨ぐみ。骨格。「誠に器量―人に勝れたりければ/太平記 10」
 (イ)人柄。人品。「容儀・―おとなしやかにて大将軍なりとぞみえし/保元(上)」

ことがら

ことがら【事柄】
a matter;→英和
an affair.→英和

ことがら

ことがら 【言柄】
(1)ことばの品位。ことばの趣。「今の世の人の詠みぬべき―とは見えず/徒然 14」
(2)歌の風体・姿。「此の歌は―やさしとて勝ちにき/無名抄」

ことき

ことき 【異木】
ほかの木。別の木。

こときみ

こときみ 【異君】
(1)他のお方。他の貴人。「―たちの住み給ふやうにて/宇津保(嵯峨院)」
(2)別の主君。「この君ならで日の本に,また―のましますべきか/謡曲・花筐」

こときれる

こときれる【事切れる】
breathe one's last;die.→英和

こときれる

ことき・れる [4] 【事切れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 ことき・る
(1)生命が絶える。死ぬ。「何か言い掛けて―・れた」
(2)事が終わる。きまりがついて終わる。「理非顕然たりといへども,権門を憚り―・れざるの由/御成敗式目追加」

ことぎれ

ことぎれ [4][0] 【事切れ】
(1)死ぬこと。「士官は全く―と為りたれば/鉄仮面(涙香)」
(2)事の決着がつくこと。

ことぎれもんじょ

ことぎれもんじょ [5] 【事切れ文書】
鎌倉時代の,裁判落着の書類。

ことく

ことく 【古徳】
昔の高徳の僧。「―寺を建立し給ふ/沙石 1」

ことくに

ことくに 【異国】
(1)よその国。異郷。「おのが国にはあらで―に田をつくりけるが/宇治拾遺 4」
(2)外国。異邦。とつくに。「広く―のことを知らぬ女のため/源氏(常夏)」

ことくにん

ことくにん 【子徳人】
子宝を多く得た人。子福者。子沢山(コダクサン)。「徳人の中にても―にて候ふ/清元・舌出し三番叟」

ことくらく

ことくらく 【胡徳楽】
舞楽の一。右方高麗楽(コマガク)。高麗壱越(イチコツ)調。襲(カサネ)装束。六人舞。酒宴の有り様を舞曲化したもので,喜劇的性格をもつ。
胡徳楽[図]

ことくらげ

ことくらげ [3] 【琴水母】
有櫛(ユウシツ)動物のクラゲ。体長15センチメートル内外。体は U 字形で竪琴(タテゴト)に似る。両側の腕状の部分の先端から,長い羽毛状の触手を出す。色彩は美しく,黄・灰・淡紅色の地に,濃紅色のいぼ状突起が多数散在する。泳ぐことができず,岩などに付着する。

ことくわう

ことくわ・う 【言加ふ】 (動ハ下二)
(1)横から人の話に口を出す。差し出口をする。「男(オノコ)は―・へ候ふべきにあらず/枕草子 23」
(2)唱和する。「兵部卿宮,青柳折り返しおもしろく謡ひ給ふ。あるじのおとども―・へ給ふ/源氏(胡蝶)」

ことぐさ

ことぐさ 【言種・言草】
(1)常に口にすること。口ぐせ。「朝夕の―に羽をならべ枝をかはさむと契らせ給ひしに/源氏(桐壺)」
(2)言葉のあや。「山の井なれば―にとりよせたるにてこそ侍るを/為兼和歌抄」
(3)話題。うわさのたね。「明日は世上の―に紙屋治兵衛が心中と/浄瑠璃・天の網島(下)」

ことこと

ことこと 【異異】
■一■ (形動ナリ)
別々であるさま。まちまちであるさま。「よろづのこと,人によりて―なり/紫式部日記」
■二■ (副)
別々に。まちまちに。「梅の香のふりおける雪にまがひせばたれか―わきて折らまし/古今(冬)」

ことこと

ことこと [1] (副)
(1)軽く物をたたく音や堅い物が軽く触れ合う音を表す語。「箱の中で―(と)音がする」
(2)鍋の中の物が弱火で煮える音を表す語。「豆を―(と)煮る」

ことこまか

ことこまか【事細かに】
minutely;→英和
in detail.

ことこまか

ことこまか [4][5][3] 【事細か】 (形動)[文]ナリ
細部にわたってくわしいさま。詳細。ことこまやか。「―に説明する」

ことこまかい

ことこまか・い [5] 【事細かい】 (形)
細部にいたるまでくわしい。詳細である。「あれこれ―・く注意を与える」

ことこまやか

ことこまやか [4] 【事細やか】 (形動)[文]ナリ
「事細(コトコマ)か」に同じ。「―にめんどうをみる」

ことごころ

ことごころ 【異心】
(1)他の事を思う心。他に向けている心。「―なくて,夜を昼になしてなむ急ぎまうで来し/宇津保(吹上・上)」
(2)うわき心。あだし心。ふたごころ。「もしなきまに―もやあるとうたがひて/古今(雑下左注)」

ことごと

ことごと 【悉】 (副)
〔「事事」の意〕
(1)残らず。すっかり。全部。ことごとく。「あをによし国内(クヌチ)―見せましものを/万葉 797」
(2)すべてのことにつけて。完全に。まったく。「二葉より―疑ひなく后がねとかしづききこえ給へるに/栄花(根合)」
(3)詳細に。くわしく。「―には身づからさぶらひて申し侍らむ/源氏(夢浮橋)」
→ことごとく

ことごと

ことごと 【異事】
別の事。他の事。「あはれなる歌などもまじれるたぐひゆかし。誰も―おもほさず/源氏(絵合)」

ことごとく

ことごとく [3] 【悉く・尽く】 (副)
〔「事事」に接尾語「く」の付いた語。漢文訓読に用いられた語〕
すべて。残らず。「財産を―失う」
→ことごと

ことごとく

ことごとく【悉く】
all;→英和
entirely;→英和
without exception;to a man (全員).→英和

ことごとく=書(シヨ)を信ずれば則(スナワ)ち書無きに如(シ)かず

――書(シヨ)を信ずれば則(スナワ)ち書無きに如(シ)かず
〔孟子(尽心下)「書」は原義では「書経」をさす〕
どんな立派な書物でもすべてが真理や真実ばかりとはかぎらないから,書物に書いてあることを全部そのまま信じてしまうならば,かえって書物など読まない方がよい。

ことごとしい

ことごとし・い [5] 【事事しい】 (形)[文]シク ことごと・し
〔古くは「ことことし」と清音〕
大げさだ。ものものしい。「―・く言うほどのことでもない」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

ことごとに

ことごとに【事毎に】
in everything;in every way.

ことごとに

ことごとに [3][2] 【事毎に】 (副)
なにかあるたびに。何かにつけて。いつでも。「二人は―意見が衝突する」

ことさえく

ことさえく 【言喧く】 (枕詞)
言葉の分かりにくいことから,外国である「韓(カラ)」「百済(クダラ)」などを含む地名「百済の原」「韓の崎」などにかかる。「―辛(カラ)の崎なるいくりにそ/万葉 135」「―百済の原ゆ/万葉 199」

ことさき

ことさき [0] 【琴軋】
和琴(ワゴン)の撥(バチ)。

ことさきく

ことさきく 【事幸く】 (副)
平安に。幸福に。無事で。「―ま幸(サキ)くませと/万葉 3253」
〔「言(コト)幸く」で,言霊(コトダマ)の力によって平安にの意とする説もある。あるいは「殊(コト)幸く」で,格別平安にの意か〕

ことさけを

ことさけを 【琴酒を】 (枕詞)
「押垂(オシタ)れ小野」にかかる。語義・かかり方未詳。「―押垂小野ゆ出づる水/万葉 3875」

ことさむ

ことさ・む 【事醒む】 (動マ下二)
興ざめする。興をそがれる。「興宴の座も―・めてしめりかへりければ/著聞 11」

ことさやぐ

ことさやぐ 【言騒ぐ】 (枕詞)
〔「ことさえく」の転〕
「唐(カラ)」にかかる。「―唐人(カラビト)なればお言葉をも/謡曲・白楽天」

ことさら

ことさら【殊更(に)】
especially (特に);→英和
[故意に]on purpose;deliberately.→英和

ことさら

ことさら [0] 【殊更・故】
■一■ (副)
(1)故意に。わざと。わざわざ。「―つらくあたる」
(2)とりたてて。とりわけ。特に。格別。「―難しそうな問題を選ぶ」
■二■ (形動)[文]ナリ
(1)故意にそうするさま。わざわざそうするさま。「―に明るく振る舞う」「―な準備は不要だ」
(2)特別であるさま。「仏,神力を以て―に棺の蓋を自然(オノズカラ)に開かしめて/今昔 3」

ことさらぶ

ことさら・ぶ 【殊更ぶ】 (動バ上二)
わざとらしい。ことさらめく。多くは悪い意味で使う。「今は思ふにはいと軽がるしく―・びたる事なり/源氏(帚木)」

ことさらめく

ことさらめ・く [5] 【殊更めく】 (動カ五[四])
わざとらしく思われる。大げさに見える。「―・いてかえっておかしい」

ことざ

ことざ [0] 【琴座】
〔(ラテン) Lyra〕
八月下旬の宵に南中する星座。天の川の西岸にある。アルファ星はベガ(七夕の織女星)。ギリシャ神話によれば,楽人オルフェウスの死後その愛器の竪琴が天にかかげられたものという。

ことざま

ことざま 【事様】
(1)事の有り様。様子。事柄。「鵺鳥も喚子鳥の―に通ひてきこゆ/徒然 210」
(2)心の様子。「大方は家居にこそ―はおしはからるれ/徒然 10」

ことざま

ことざま 【異様】
(1)別の様子。違うありさま。
 (ア)それまでのありさまや実際とは違う様子。「―にも造りかへむの心にて/源氏(宿木)」
 (イ)予期や期待に反するさま。「ねむごろに言ひ契りける女の―になりにければ/伊勢 112」
 (ウ)普通ではないさま。変な様子。「かたちの―にてうたてげに変りて侍らば/源氏(賢木)」
(2)別の方面。他の方。「さりとて―のたのもしき方もなし/和泉式部日記」

ことざまし

ことざまし 【事醒し】
興がさめること。興をそぐこと。「花の匂ひもけおされてなかなか―になむ/源氏(花宴)」

ことし

ことし [0] 【今年】
今の年。現在の年。こんねん。[季]新年。

ことし

ことし [2] 【琴師】
(1)琴(箏)・琵琶(ビワ)などの製造・修理を職業とする人。
(2)琴(箏)を弾くことを職業とする人。
(3)雅楽寮で琴を教授する職員。

ことし

ことし【今年】
this year.〜の夏 this summer.

ことしげし

ことしげ・し 【事繁し】 (形ク)
いそがしい。多事である。「―・き世をのがれにしみ山べに/新古今(雑中)」

ことしごめ

ことしごめ [3] 【今年米】
今年とれた米。新米。ことしまい。

ことしざけ

ことしざけ [3] 【今年酒】
その年の秋に収穫された米で造った酒。新酒。[季]秋。《藪陰やことし酒屋の―/一茶》

ことしだけ

ことしだけ [3] 【今年竹】
今年生え出た竹。若竹。新竹。[季]夏。

ことしまい

ことしまい [0] 【今年米】
「新米(シンマイ){(1)}」に同じ。[季]秋。

ことしも

ことしも 【事しも】 (副)
〔「事」に助詞「し」「も」が付いた語〕
ちょうど。まるで…のように。「―我が父母(ブモ)などの病まんを歎かんが如く/今昔 12」

ことしより

ことしより 【小年寄】
豊臣時代の中老の異名。
→大年寄

ことしり

ことしり [0][4] 【事知り】
(1)物事をよく知っていること。また,その人。ものしり。「―顔」
(2)男女関係の機微や遊里の事情に通じていること。また,その人。わけしり。「あとにて―にたづねしに/浮世草子・一代女 5」

ことしろ

ことしろ 【事代】
神の託宣を告げること。また,その者。「天(アメ)に―,虚(ソラ)に―/日本書紀(神功訓)」

ことしろぬしのかみ

ことしろぬしのかみ 【事代主神】
記紀神話で,大己貴神(オオアナムチノカミ)の子とされる託宣の神。国譲りの時,父神に国土の献上を勧める。のち,皇室の守護神。

ことじ

ことじ [0][1] 【琴柱・箏柱】
(1)箏(ソウ)・和琴(ワゴン)の胴の上にたてて弦を支え,その位置を変えて調律するための「人」の字形の具。材質は木・象牙・プラスチックなど。
(2)家紋の一。{(1)}を図案化したもの。
琴柱(1)[図]

ことじ=に膠(ニカワ)す

――に膠(ニカワ)・す
〔史記(藺相如伝)〕
(琴柱を膠で固定してしまっては調子が変えられないことから)融通がきかないたとえ。「主義に繋がれて―・し/社会百面相(魯庵)」

ことじぼう

ことじぼう [3] 【琴柱棒】
〔先端の金具が,琴柱形をしているところから〕
刺股(サスマタ)。

ことじり

ことじり [0] 【琴尾・琴後】
琴の類の尾部。
⇔琴頭(コトガミ)

ことじりしゅう

ことじりしゅう 【琴後集】
歌文集。一五巻七冊。村田春海(ハルミ)の家集。1813〜14年刊か。前半九巻は歌集,後半六巻は文集。歌風は師の賀茂真淵とは逆に,新古今的で繊細流麗。きんごしゅう。

ことずくな

ことずくな 【言少な】 (形動ナリ)
「言葉少な」に同じ。「子めかしう―なる物からをかしかりける/源氏(宿木)」

ことずくな

ことずくな 【事少な】 (形動ナリ)
用事が少ないさま。「―にもありしかば/蜻蛉(下)」

ことぜめ

ことぜめ 【琴責】
⇒阿古屋(アコヤ)の琴責(コトゼメ)

ことそぐ

ことそ・ぐ 【事殺ぐ】 (動ガ四)
物事を簡略にする。質素にする。「建てたる寝殿の―・ぎたるさまも/源氏(松風)」

ことたりる

ことた・りる [0][4] 【事足りる】 (動ラ上一)
〔四段活用の「ことたる(事足)」が上一段化したもの〕
不足がなく,十分用がたりる。十分まにあう。
⇔事欠く
「これだけあれば一か月の生活費には―・りる」

ことたりる

ことたりる【事足りる】
<will> do;→英和
be sufficient.

ことたる

ことた・る 【事足る】 (動ラ四)
「ことたりる(事足)」に同じ。「―・りなんとて,心よく数献に及びて/徒然 215」
〔現代語でも,ときに,「それで―・れりとされては困る」などと用いられることがある〕

ことだ

ことだ 【事だ】 (連語)
大変だ。「先生に知れたら―」
→事(1)

ことだつ

ことだ・つ 【言立つ】 (動タ下二)
はっきりと言葉に出して言う。言葉に出して誓う。「大君の辺にこそ死なめ顧みはせじと―・て/万葉 4094」

ことだつ

ことだ・つ 【事立つ】 (動タ四)
平常と違ったことをする。「む月なれば―・つとて,大御酒(オオミキ)たまひけり/伊勢 85」

ことだて

ことだて 【言立て】
はっきり言葉に表すこと。誓いを立てること。「世の人の立つる―/万葉 4106」

ことだま

ことだま [0] 【言霊】
言葉にあると信じられた呪力。

ことだまのさきわうくに

ことだまのさきわうくに 【言霊の幸ふ国】
言語の呪力によって,幸福がもたらされている国。「そらみつ大和の国は…―と語り継ぎ言ひ継がひけり/万葉 894」

ことだまのしるべ

ことだまのしるべ 【言霊指南】
語学書。二編三冊。黒沢翁満(オキナマロ)著。1852〜56年刊。活用・係り結び・仮名遣い・「てにをは」などについて,本居宣長・春庭の説を補訂を加えつつ論じたもの。

ことづかり

ことづかり [0] 【託かり】
ことづかること。また,ことづかったもの。「人からの―物」

ことづかる

ことづか・る [4] 【言付かる・託かる】 (動ラ五[四])
伝言や物を届けるよう頼まれる。「社長からこれを―・って参りました」「伝言を父から―・って来ました」[日葡]

ことづけ

ことづけ [0][4] 【言付け・託け】 (名)スル
〔古くは「ことつけ」〕
(1)ことづけること。また,その言葉。「―を頼む」
(2)かこつけること。口実にすること。「『え,ひきよがでなむ』とあるを『例の―』と見給ふものから/源氏(葵)」

ことづけ

ことづけ【言付け】
a (verbal) message.〜る send[leave]word[a message].

ことづける

ことづ・ける [4] 【言付ける・託ける】 (動カ下一)[文]カ下二 ことづ・く
〔古くは「ことつく」と清音〕
(1)伝言や物を人に頼んで,先方に届けてもらう。「よろしくと―・ける」「田舎の名産を知人に―・ける」
(2)口実にする。かこつける。「その夜のことに―・けてこそ罷り絶えにしか/源氏(帚木)」

ことづつ

ことづ・つ 【言伝つ】 (動タ下二)
〔「ことつつ」とも。未然形・連用形・命令形の用例がある〕
ことづてをする。「やよや待て山郭公(ヤマホトトギス)―・てむ/古今(夏)」「北へゆくかりの翅(ツバサ)に―・てよ/新古今(離別)」

ことづて

ことづて【言伝】
⇒言(こと)付け.

ことづて

ことづて [0][4] 【言伝】
〔古くは「ことつて」〕
(1)人に頼んで伝言してもらうこと。また,その言葉。伝言。「―を頼む」
(2)他の人から伝え聞くこと。「風のたよりの―も絶えて久しくなりければ/平家 10」

ことづめ

ことづめ [0] 【琴爪・箏爪】
箏(コト)の演奏の際に弦を弾く小さな義甲。弦を弾く部分は象牙など堅い材料で製し,革製の輪を付けて,右手の拇指(ボシ)・食指・中指にはめて弾弦する。現行の箏曲では,生田流は角爪(カクヅメ),山田流は丸爪(マルヅメ)を用いる。つめ。ことづま。

ことてん

ことてん [0] 【事典】
「じてん(事典)」に同じ。「辞典」「字典」と区別していう。
⇔ことば典

ことと

ことと 【事と】 (副)
〔名詞「こと」に助詞「と」が付いた語〕
(1)とりわけ。ことに。「このごろは―久しう見えず/蜻蛉(上)」
(2)すっかり。はっきりと。「つとめても―日高うなるまで御殿ごもり過ごしたるに/浜松中納言 4」

こととい

こととい コトトヒ 【言問】
東京都墨田区向島,隅田川東岸辺りの旧地名。「伊勢物語」の「名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」の歌にちなむという。

ことといだんご

ことといだんご コトトヒ― [5] 【言問団子】
東京都の言問橋辺りで売っている名物の団子。

ことといばし

ことといばし コトトヒ― 【言問橋】
隅田川に架かる橋。東京都台東区浅草と墨田区向島を結ぶ。

こととう

ことと・う 【言問ふ・事問ふ】 (動ハ四)
〔「ことどう」とも〕
(1)ものを言う。話をする。「―・はぬ木にはありとも/万葉 82」
(2)ものを言いかける。尋ねる。「名にし負はばいざ―・はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと/伊勢 9」
(3)訪れる。訪問する。「わづかに―・ふものとては,峯に木づたふ猿のこゑ/平家(灌頂)」
(4)男女が言い交わす。「我が妻に人も―・へ/万葉 1759」

こととがめ

こととがめ 【言咎め】
言いとがめること。問責。「人の見て―せぬ夢にだに止まず見えこそ/万葉 2958」

こととき

こととき 【異時】
ほかの時。別の時。「よし,―は知らず,今宵(コヨイ)は詠め/枕草子 99」

こととし

ことと・し 【言疾し】 (形ク)
うわさがひどい。人の口がやかましい。「―・くは中は淀ませ水(ミ)無し川/万葉 2712」

こととて

こととて 【事とて】 (連語)
〔名詞「こと」に接続助詞「とて」の付いたもの〕
活用語の連体形や助詞「の」に接続する。
(1)理由や根拠を表す。…のことなので,それだけ。「まだ幼稚園にも行っていない孫の―,世話がやけて仕方がない」
(2)逆接の条件を表す。…ではあるが,しかし。「知らぬ―,大変失礼致しました」

こととて

こととて (接助)
〔連語「こととて」が一語化したもの〕
活用語の連体形に付いて,理由・根拠を表す。…なので,それだけ。…だけあって。「勝手をよく心得ている―,心配はあるまい」「多くの苦労を重ねて来た―,年よりもぐっとふけて見える」

こととり

こととり 【事執り】
万事をとりしきること。また,その人。「心地よげなるもの…傀儡(クグツ)の―/枕草子 80」
→部領(コトリ)

ことどい

ことどい 【言問ひ】
〔「こととい」とも〕
たずね問うこと。親しく話をすること。「ただ今夜(コヨイ)逢ひたる児らに―もいまだせずしてさ夜そ明けにける/万葉 2060」

ことどころ

ことどころ 【異所】
(1)ほかの所。よそ。「あやしく―に似ず,ゆほびかなる所に侍る/源氏(若紫)」
(2)よその国。外国。異国。「―のものなれど,鸚鵡(オウム)いとあはれなり/枕草子 41」

ことどもり

ことどもり 【言吃り】
どもること。また,その人。「すこし―する人の,いみじうつくろひ/枕草子 90」

ことどり

ことどり [2] 【琴鳥】
スズメ目コトドリ科の鳥。全長約1メートルで,スズメ目では最大。羽色は全体に茶色。雄の尾は70センチメートルに及び,形が西洋古代の竪琴(タテゴト)に似る。森林の地上で生活し,他の鳥の鳴き声や物音を巧みにまねる。雄はテリトリーの中に直径1メートルほどの踊り場をいくつも作り,誇示行動を行う。オーストラリア東部に二種が分布。オーストラリアの国鳥。
琴鳥[図]

ことなかれ

ことなかれ【事勿れ主義】
the principle of ‘peace-at-any-price.'

ことなかれしゅぎ

ことなかれしゅぎ [6] 【事勿れ主義】
他との摩擦を避け,とにかく平穏無事に過ごそうとする消極的な態度。

ことなし

ことな・し 【事無し】 (形ク)
(1)無事である。変わったことがない。「我(ア)がために妹(イモ)も―・く妹がため我も―・く/万葉 534」
(2)大したことがない。なんの苦労もない。わけない。「わづらはしかりつる事は―・くて/徒然 189」

ことなし

ことな・し 【殊無し】 (形ク)
この上ない。格別である。「力つき,容貌なども―・きうちにも/宇津保(初秋)」

ことなしぶ

ことなし・ぶ 【事無しぶ】 (動バ上二)
なんでもなかったようなふりをする。無事を装う。「むらとりの立ちにし我が名いまさらに―・ぶともしるしあらめや/古今(恋三)」

ことなす

ことな・す 【言成す】 (動サ四)
(1)言葉に出す。告げる。「うつせみの八十(ヤソ)言のへは繁くとも争ひかねて我(ア)を―・すな/万葉 3456」
(2)うわさする。言いはやす。「紅の深染めの衣下に着て上に取り着ば―・さむかも/万葉 1313」

ことなりごすう

ことなりごすう [6] 【異なり語数】
あるテキストの中で,同一の単語が何度用いられていてもこれを一語とし,全体で異なる単語がいくつあるかをかぞえた数。

ことなる

ことな・る [3] 【異なる】 (動ラ五[四])
〔形容動詞「異(コト)」の動詞化〕
二つの物の間に差がある。ちがっている。「事実と―・る」「兄弟でも性格はずいぶん―・る」

ことなる

ことなる【異なる】
differ[be different] <from> .→英和
異なった different;→英和
various.→英和

ことに

ことに [1] 【殊に】 (副)
〔形容動詞「異(コト)」の連用形「異に」から〕
(1)とりわけ。特別。「この子は―甘いものが好きだ」「今年は作柄が―よくない」
(2)(打ち消しの語を伴って)とりたてて。たいして。あまり。「―変わったところもない」
(3)その上。加えて。「この御政道正しい御世に,―見れば御人体でござるが/狂言・雁礫(虎寛本)」

ことに

ことに【殊に】
especially;→英和
above all (things).

ことにする

ことにする【異にする】
⇒異なる.

ことのお

ことのお 【琴の緒】
琴(キン)・箏(ソウ)など弦楽器の弦。琴糸。

ことのお=を絶つ

――を絶つ
「琴の緒絶ゆ」に同じ。

ことのお=絶ゆ

――絶ゆ
〔琴の名手伯牙(ハクガ)が,自分の琴を唯一解し得た友人の鐘子期(シヨウシキ)の死に遭い,琴の弦を断って二度と琴を手にしなかったという「呂氏春秋」の故事から〕
親しい友人に死別すること。断琴。琴の緒を絶つ。
→鐘子期

ことのおこり

ことのおこり 【事の起こり】 (連語)
そのことが起こった原因。事の発端(ホツタン)。

ことのくみ

ことのくみ 【琴の組】
箏曲の曲種名。箏の組歌のこと。箏の弾き歌いの曲で,数個の歌を組み合わせて一曲とする。八橋検校の「十三組」が有名。

ことのこころ

ことのこころ 【事の心】
(1)事の趣意。話の趣。「対面して―とり申さむ/源氏(明石)」
(2)事情。実情。「かくて―知る人は少なうて/源氏(胡蝶)」

ことのさま

ことのさま 【事の様】
(1)物事の様子。事情。「さまで心留むべき―にもあらず/源氏(夕顔)」
(2)その場にふさわしいありかた。事宜。「情なう押し立たむも―にたがへり/源氏(明石)」

ことのたとえ

ことのたとえ 【事の譬え】
もののたとえ。

ことのたより

ことのたより 【事の便り】
(1)「事の序(ツイ)で」に同じ。「その時おのづから―ありて/方丈記」
(2)ことにつけて頼るよすがとなるもの。「―を賜はせてはぐくみかへりみさせ給う程に/栄花(疑)」

ことのついで

ことのついで [0] 【事の序で】
ほかの物事をするついで。「―に,頼まれていた仕事もやってしまおう」

ことのは

ことのは 【言の葉】
(1)ことば。「例のいづこよりとうで給ふ―にかあらむ/源氏(帚木)」
(2)和歌。「やまとうたは人の心を種としてよろづの―とぞなれりける/古今(仮名序)」

ことのはぐさ

ことのはぐさ 【言の葉種】
(1)話のたね。話題。「―の露の玉/謡曲・高砂」
(2)和歌の作品。和歌。「よしあしを君しわかずは書きたむる―のかひやなからむ/新続古今(雑中)」

ことのはのみち

ことのはのみち 【言の葉の道】
和歌の道。歌道。「―によらずば,嬉しきも憂きも思ひをいかがやらまし/閑田詠草」

ことのほか

ことのほか [0][5] 【殊の外】
■一■ (副)
(1)予想に反して。思いのほか。「―(に)手間取る」「―簡単だった」
(2)格別。はなはだ。「今夜は―(に)寒い」「―の御立腹」
■二■ (名・形動ナリ)
思いのほかであるさま。意外。「山里は世の憂きよりも住みわびぬ―なる峰の嵐に/新古今(雑中)」

ことのほか

ことのほか【殊の外】
exceedingly (非常に);→英和
unusually;→英和
exceptionally.→英和

ことのよし

ことのよし [4] 【事の由】
事のわけ。事情。理由。「―を詳しく説明する」

ことは

ことは (副)
〔「ごとは」とも〕
同じことなら。ことならば。「かきくらし―降らなむ春雨にぬれぎぬきせて君をとどめむ/古今(離別)」

ことはえ

ことはえ 【事栄え・殊栄え】
特別華やかで立派なこと。ことさら面目をほどこすこと。「初めものし給ふだに―もなかむめるに/宇津保(国譲上)」

ことはじめ

ことはじめ [3] 【事始め】
(1)新しい仕事にとりかかること。物事のはじまり。
(2)「御事(オコト)始め{(1)}」に同じ。[季]冬。

ことはら

ことはら 【異腹】
父が同じで母の異なる兄弟姉妹。腹ちがい。いふく。「―のせうとも京にて法師にてあり/蜻蛉(下)」

ことはらから

ことはらから 【異同胞】
父または母が異なる兄弟姉妹。「母北の方,―たち,ただここになむ来かかる/落窪 4」

ことば

ことば [3] 【言葉・詞・辞】
(1)人の発する音声のまとまりで,その社会に認められた意味を持っているもの。感情や思想が,音声または文字によって表現されたもの。言語。
(2)ものの言い方。ことばづかい。「丁寧な―を使いなさい」
(3)言語を文字に書き表したもの。文字。
(4)語彙(ゴイ)。単語。
(5)謡物・語り物の中で,節をつけない部分。《詞》
(6)和歌に対して,散文で書かれた部分。また,和歌の詞書(コトバガキ)。絵巻物の詞書。
(7)意味。理性。ロゴス。「はじめに―ありき」
(8)(「てにをは」に対して)体言・用言などの総称。詞(シ)。
(9)語気。ものの言いぶり。「思わず強い―になった」
(10)ことばのあや。たとえごと。「『どりやどりや塵を結んでやらう…』『なう,腹立ちや腹立ちや,それは―でこそあれ』/狂言・引括(虎寛本)」

ことば

ことば【言葉】
speech;→英和
language (言語);→英和
a word (語);→英和
a term (用語);→英和
a phrase (文句);→英和
a remark (発言);→英和
a language[tongue](国語);expression (言い方).→英和
〜をかわす(かける) talk[have a word]with (speak to).〜数の多い(少ない) talkative (taciturn).→英和
〜じりを捕える catch <a person> in his own words.〜巧みに with honeyed words.

ことば=が過ぎる

――が過・ぎる
節度を越えたことを言う。言うべきでない事まで言う。

ことば=なお耳にあり

――なお耳にあり
〔左氏伝(文公七年)〕
かつて聞いた言葉が,今でもまだはっきり耳に残っている。

ことば=に余(アマ)る

――に余(アマ)・る
言葉に言い尽くせない。「彼の親切は―・るものがある」

ことば=に甘(アマ)える

――に甘(アマ)・える
相手の好意をそのまま受ける。多く「おことばに甘える」の形で用いる。「お―・えて,先に帰らせていただきます」

ことば=に花が咲く

――に花が咲・く
話がはずむ。

ことば=に花を咲かす

――に花を咲か・す
(1)話がはずむ。
(2)言葉巧みに話す。「一々に―・せ理に玉を連ねて答へける/太平記 17」

ことば=に針を含む

――に針を含・む
相手を傷つけるような言葉を言う。

ことば=の下から

――の下から
言い終わるか終わらないうちに。舌の根のかわかぬうちに。

ことば=は国の手形(テガタ)

――は国の手形(テガタ)
言葉のなまりは,その人の生国を表すしるしであるということ。

ことば=は心の使い

――は心の使い
心に思っていることは,自然に言葉に表れてしまうものであるということ。

ことば=を下(サ)ぐ

――を下(サ)・ぐ
「言葉を卑(ヒク)くす」に同じ。「家来といはん武士に手をさげ,―・げ髪の/浄瑠璃・関八州繋馬」

ことば=を交わす

――を交わ・す
互いに口をききあう。「近所に住んでいながら―・したこともない」

ことば=を卑(ヒク)く∘す

――を卑(ヒク)く∘す
へりくだったものの言い方をする。辞を低うする。言葉を下ぐ。「世話人は辞(コトバ)を卑うして挨拶せり/義血侠血(鏡花)」

ことば=を吐(ハ)く

――を吐(ハ)・く
言う。しゃべる。

ことば=を呑(ノ)む

――を呑(ノ)・む
(1)「声を呑む」に同じ。
(2)さしさわりを感じて,言いかけてやめる。

ことば=を尽くす

――を尽く・す
あらん限りの言葉を用いて表現する。一生懸命に,いろいろ語る。「―・して説得する」

ことば=を挟(ハサ)む

――を挟(ハサ)・む
他人の話に割り込む。

ことば=を掛ける

――を掛・ける
人にものを言いかける。話しかける。「後輩に―・ける」「選手に激励の―・ける」

ことば=を残す

――を残・す
(1)言い置いて去る。また,後世のために言い置く。
(2)言いたいこと全部を言わないでおく。

ことば=を濁(ニゴ)す

――を濁(ニゴ)・す
はっきりと言わずにぼかす。口をにごす。「肝心な点については―・した」

ことば=を番(ツガ)う

――を番(ツガ)・う
口頭で約束をする。「身請けはおれぢや―・うた/浄瑠璃・寿の門松」

ことば=を継(ツ)ぐ

――を継(ツ)・ぐ
さらに言葉をつけ加える。

ことば=を返す

――を返・す
(1)返答する。「―・すすきも与えずまくしたてる」
(2)口ごたえをする。言い返す。「お―・すようで恐縮ですが」

ことば=を飾る

――を飾・る
(1)美辞麗句を使う。
(2)巧みな言い回しでごまかす。「―・り鷺を烏といひくろめんと/滑稽本・根南志具佐」

ことば=尻

――尻((コトバジリ))を捕ら・える
他人の適切さを欠いた言い方につけこんで,皮肉を言ったり批判したりする。「―・えて言いがかりをつける」

ことば=涼し

――涼・し
ものの言い方がいさぎよい。きっぱりしたものの言い方である。「―・しく奏せらる/浄瑠璃・百合若大臣」

ことばあそび

ことばあそび [4] 【言葉遊び】
⇒言語遊戯(ゲンゴユウギ)

ことばあらそい

ことばあらそい [4] 【言葉争い】
言いあらそい。口げんか。口論。

ことばかず

ことばかず [4] 【言葉数】
(1)語数。
(2)口かず。

ことばがえし

ことばがえし [4] 【言葉返し】
言い返し。口ごたえ。「お母(カカ)さんは何にを云ても己決して―をした事はないが/塩原多助一代記(円朝)」

ことばがき

ことばがき [0] 【詞書】
(1)和歌で,その歌を作った日時・場所・背景などを述べた前書き。題詞。序。端書き。
(2)絵巻物で,絵の前後にある説明文。
(3)絵本・草双紙(クサゾウシ)などで,人物の会話を記した文。

ことばがたき

ことばがたき [4] 【言葉敵】
話し相手。「―の友もなく一人旅魂を慰めかぬる/緑簑談(南翠)」

ことばじち

ことばじち [0] 【言葉質】
あとで証拠となる言葉。言質(ゲンチ)。「―ヲトル/ヘボン(三版)」

ことばじり

ことばじり [0] 【言葉尻・言葉後】
(1)言葉の終わりの方。語尾。
(2)言い損じの部分。また,言葉のはしばし。

ことばずくな

ことばずくな [4] 【言葉少な】 (形動)[文]ナリ
〔「ことばすくな」とも〕
口数の少ないさま。ことずくな。寡言。「事の次第を―に語った」

ことばだくみ

ことばだくみ 【言葉巧み】
話し方が巧みなこと。口先がうまいこと。「―に勧誘する」

ことばだたかい

ことばだたかい [4] 【言葉戦い】
(1)言いあらそうこと。口論。言い合い。
(2)戦場などで,戦(イクサ)の前にまず言葉で相手をやりこめようと争うこと。「其後は互に―はとまりにけれ/平家 11」

ことばつき

ことばつき [0][3] 【言葉付き】
話す時の調子。ものの言いよう。「人に強い印象を与える―である/青年(鴎外)」

ことばつづき

ことばつづき 【言葉続き】
いいまわし。言葉づかい。「物いふ―のかたくななる事限りなし/平家 8」

ことばづかい

ことばづかい [4] 【言葉遣い】
言葉の選び方。また,使い方。「目上の人には―を注意しなさい」

ことばづかい

ことばづかい【言葉遣い】
wording;→英和
expression.→英和
〜に気をつける be careful of one's language[in one's choice of words].〜のていねいな(ぞんざいな) civil-spoken (rough-spoken).

ことばづけ

ことばづけ [0] 【詞付け】
連歌・俳諧の付合(ツケアイ)の一体。前句の中の言葉の縁で付けるもの。
→心付け
→物付け

ことばづめ

ことばづめ 【言葉詰め】
相手がのがれられないほどに問いつめること。「さあ,御契約はなんと��と,―/浄瑠璃・関八州繋馬」

ことばてん

ことばてん [0] 【言葉典】
「じてん(辞典)」に同じ。「事典」「字典」と区別していう。
⇔ことてん(事典)

ことばのあや

ことばのあや 【言葉の綾】
言い回しの技巧。また,たくみな言い回し。「これは―で,決して悪意はありません」

ことばのいずみ

ことばのいずみ 【ことばの泉】
国語辞典。落合直文著。1898年(明治31)刊。約一三万語を五十音順に配列。固有名詞など百科的な語も多い。1908年,落合直幸が「補遺」を刊行,約七万語を増補。
→言泉(ゲンセン)

ことばのいずみ

ことばのいずみ 【言葉の泉】
(1)たえずわき出る泉のように,言葉が限りなく豊かなことをいう語。詩文の発想が豊かなこと。「―も浅くなりにければ/栄花(駒競べの行幸)」
(2)書名(別項参照)。

ことばのうみ

ことばのうみ 【言葉の海】
言葉の数多く広いことを,海にたとえていう語。

ことばのおだまき

ことばのおだまき 【詞の緒環】
語学書。二巻。林国雄著。1838年刊。てにをは・係り結び・活用などについて論ずる。初めて上一段活用・下一段活用を立てた。

ことばのかよいじ

ことばのかよいじ 【詞通路】
語学書。三巻。本居春庭著。1829年刊。動詞の自他について六種に分けて論じるほか,掛け詞・延言・約言などについても述べる。

ことばのその

ことばのその 【言葉の園】
言葉の数多いことを,庭園の草木の多いのにたとえていう語。詩歌の世界についていうことが多い。

ことばのたま

ことばのたま 【言葉の玉】
言葉の美しいことを玉にたとえていう語。

ことばのたまのお

ことばのたまのお 【詞の玉緒】
語学書。七巻。本居宣長(ノリナガ)著。1779年成立,1785年刊。「てにをは紐鏡(ヒモカガミ)」の解説書。係り結びの呼応を「八代集」を中心とする資料によって実証したもの。

ことばのたまはし

ことばのたまはし 【詞玉橋】
語学書。二巻。富樫広蔭著。1826年成立。活用と係り結びを説き,単語を言(コト)(体言)・詞(コトバ)(用言)・辞(テニヲハ)(助詞・助動詞)に分類する。

ことばのつゆ

ことばのつゆ 【言葉の露】
言葉,特に和歌を露にたとえて,その美しさ,もろさをいう語。「かきつめし―の数ごとに法の海にはけふやいるらん/玉葉(釈教)」

ことばのはし

ことばのはし 【言葉の端】
ちょっとした言葉。言葉のすえ。言葉じり。「不快な感情が―に表れる」

ことばのはな

ことばのはな 【言葉の花】
(1)美しい言葉。巧みな言葉。はなやかな言葉。「―の色ぞ少なき/続千載(釈教)」
(2)和歌。「手跡もなだらかに―も尋常なり/保元(下)」

ことばのはやし

ことばのはやし 【言葉の林】
言葉の数多いことを林の木が多いのにたとえていう語。「―昔よりもしげし/千載(序)」

ことばのやちまた

ことばのやちまた 【詞八衢】
語学書。二巻。本居春庭著。1808年刊。動詞の活用の種類を五十音図をもとにして七種にまとめ,活用形を五種に分けて,活用形と「てにをは」の接続について述べる。

ことばの泉

ことばのいずみ 【ことばの泉】
国語辞典。落合直文著。1898年(明治31)刊。約一三万語を五十音順に配列。固有名詞など百科的な語も多い。1908年,落合直幸が「補遺」を刊行,約七万語を増補。
→言泉(ゲンセン)

ことばへん

ことばへん [0] 【言葉偏】
⇒言偏(ゴンベン)

ことばよせ

ことばよせ [0] 【詞寄せ】
連歌・俳諧の制作に必要な用語を集めた書物。のちの歳時記の前身。四季の季題の詞寄せは,特に季寄せという。

ことばろん

ことばろん 【言葉論】
口げんか。口論。「夜前,女(メ)ぢやものと―を致したれば/狂言記・貰聟」

ことひき

ことひき [2][0] 【琴引】
スズキ目シマイサキ科の海魚。体長25センチメートル程度。体は長楕円形でやや側扁する。背側は褐色を帯びた淡青色,腹側は銀白色。体側に弓形の三本の灰黒色帯がある。食用。本州南部以南,シナ海,東南アジアなどに分布。ヤカタイサキ。

ことひと

ことひと 【異人】
他の人。別人。「―にあはせむ/伊勢 10」

ことひら

ことひら 【琴平】
香川県仲多度(ナカタド)郡の町。金刀比羅(コトヒラ)宮の鳥居前町として発展。

ことひらかいどう

ことひらかいどう 【琴平街道】
香川県,金比羅宮に向かう道の総称。多度津・丸亀・高松や愛媛県の川之江,徳島県の池田などからの道がある。「讃岐の道は金比羅に通じる」といわれる。

ことひらぐう

ことひらぐう 【金刀比羅宮】
香川県琴平町の琴平山にある神社。大物主神(オオモノヌシノカミ)・崇徳天皇をまつる。航海や漁業の守護神として崇敬され,各地に多くの分社がある。また,雷神・水神・農耕神・留守神としても信仰された。祈願のための流し樽の風習が残る。金毘羅(コンピラ)様。金毘羅宮。旧称,金毘羅大権現。

ことひらやま

ことひらやま 【琴平山】
琴平町を見下ろす山。海抜616メートル。金刀比羅宮が中腹にあり,自然林におおわれる。

ことびで

ことびで [0][2] 【小飛出】
能面の飛出の一。動作の軽快で神格の低い切能の鬼神,例えば「小鍛冶」「殺生石」などの後ジテなどに用いる。
→飛出

ことふえ

ことふえ [1] 【琴笛】
琴と笛。管弦。

ことふえのみち

ことふえのみち 【琴笛の道】
音楽の道。管弦の道。「―は遠う,弓をなむいとよく引きける/源氏(東屋)」

ことふる

ことふ・る 【事旧る・言旧る】 (動ラ上二)
言いふるされる。「みな源氏物語・枕草子などに―・りにたれど/徒然 19」

ことぶき

ことぶき [2] 【寿】
(1)めでたいこと。
(2)めでたいことを祝うこと。また,祝いの言葉や儀式。ことほぎ。「すこし聞かせよや。われ―せむ/源氏(初音)」
(3)いのち。また,いのちの長いこと。長命。長寿。[名義抄]

ことぶき

ことぶき【寿】
congratulations (祝い);a long life (長寿).

ことぶききょうげん

ことぶききょうげん [5] 【寿狂言】
江戸三座で創立当時に当たりをとった歌舞伎狂言。中村座の「猿若」,市村座の「海道下り」,森田座の「仏舎利(ブツシヤリ)」など。座の創立記念興行などに記念劇として上演された。家狂言。

ことぶきぐさ

ことぶきぐさ [4] 【寿草】
フクジュソウの異名。

ことぶく

ことぶ・く [3] 【寿く】 (動カ五[四])
〔「ことほぐ」の転〕
祝う。喜びをいう。「新暦の春を―・く/ふところ日記(眉山)」

ことぶれ

ことぶれ [0][4] 【事触れ・言触れ】
(1)物事を広く世間に知らせること。また,広め知らせる人や物。「春の―」
(2)「鹿島(カシマ)の事触れ」に同じ。「かせぐに追ひ付く貧乏なしと―がいうてまはりしに/浮世草子・永代蔵 5」

ことほがい

ことほがい 【言祝ひ】
「言寿(コトホ)ぎ」に同じ。

ことほぎ

ことほぎ [4] 【言寿ぎ・言祝ぎ・寿】
言葉によって祝福すること。ことぶき。ことほがい。「ことごとしきわざはえものせず,―をぞさまざまにしたる/蜻蛉(下)」

ことほぐ

ことほ・ぐ [3] 【言祝ぐ・寿ぐ】 (動ガ五[四])
〔上代は「ことほく」〕
言葉で祝福する。祝いの言葉を述べて,幸運を祈る。「新春を―・ぐ」「天つ奇(クス)し護言(イワイゴト)をもちて―・き鎮め白(マオ)さく/祝詞(大殿祭)」

ことほぞんほう

ことほぞんほう 【古都保存法】
古都における歴史的風土の保存に関する特別の措置を定めた法律。京都市・奈良市・鎌倉市と政令で定める市町村を対象とする。1966年(昭和41)制定。

ことほどさように

ことほどさように 【事程左様に】 (連語)
〔so … that の訳語という〕
(今述べたように)それほどに。そんなに。「―現実はきびしい」

ことまつり

ことまつり [3] 【事祭(り)】
近畿・中国地方で,主に三月に行われる春の節日(セチビ)。この日用いた箸を簾(スダレ)のように編んで,軒などにつるす風習がある。春事(ハルゴト)。

ことむく

ことむ・く 【言向く】 (動カ下二)
話して相手を自分の意に従わせる。説き伏せる。また,服従させる。「ちはやぶる神を―・けまつろはぬ人をも和(ヤワ)し/万葉 4465」

ことめんどう

ことめんどう [3][2][3] 【事面倒】 (名・形動)
ことさら手数のかかるさま。「見つかったら―だ」

こともし

こともし [2] 【小灯し】
小さなあかり。手燭(テシヨク)や小さな提灯(チヨウチン)など。

こともなげ

こともなげ [4][0] 【事も無げ】 (形動)[文]ナリ
何事もないかのように平然としているさま。平気なさま。「やっかいな仕事を―にやってのける」「―な様子」

こともなげに

こともなげに【事も無げに】
casually;→英和
easily.→英和

こともの

こともの 【異物・異者】
(1)(異物)別の物。「―の皮なりけり/竹取」
(2)(異者)別の者。

ことゆえ

ことゆえ 【事故】
□一□(多く「ことゆえなく」の形で)さしさわり。事故(ジコ)。「母子ともに―なく侍りけり/著聞 8」
□二□…であるため。

ことゆく

ことゆ・く 【事行く】 (動カ四)
(1)物事がうまくいく。らちがあく。「心よりは―・かずなむ,思う給へられしを/源氏(絵合)」
(2)納得できる。わけが分かる。「かくつきなきことを仰せ給ふことと,―・かぬものゆゑ/竹取」

ことよう

ことよう [0] 【異様】 (名・形動ナリ)
普通と違っていること。変わっていること。また,そのさま。「風俗の―なるは,人情の―なるを示す/当世書生気質(逍遥)」「昔より,―なる心ばへ侍りし身にて/源氏(浮舟)」

ことようか

ことようか [3] 【事八日】
陰暦二月八日のお事始めと一二月八日のお事納めの称。全国的に針供養を行うほか,東日本では一つ目小僧や厄神が訪れるという伝承があり,目籠(メカゴ)やニンニクなどを庭先に置いて妖怪の到来を防ぐ風習がある。かつては厳重な物忌をすべき日であった。八日節供。八日吹き。
→お事納め
→お事始め

ことよさす

ことよさ・す 【事寄さす・言寄さす】 (動サ四)
〔「ことよす」の尊敬語〕
御委任になる。「大山守命(オオヤマモリノミコト)に―・して山川林野を掌らしむ/日本書紀(応神訓)」

ことよし

ことよ・し 【言好し】 (形ク)
言葉が巧みだ。口がうまい。「かかる方に―・きも,心づきなくおぼえ給へど/源氏(宿木)」

ことよせづま

ことよせづま 【言縁せ妻】
自分の妻だとうわさされている女。「里人の―を荒垣のよそにや我(ア)が見む/万葉 2562」
〔後世「言寄せ妻(=言イ寄ッタ女)」と解された〕

ことよせて

ことよせて【事寄せて】
under[on]the pretext <of> .→英和

ことよせる

ことよ・せる [0][4] 【言寄せる・事寄せる】 (動サ下一)[文]サ下二ことよ・す
(1)口実にする。かこつける。「仕事に―・せて外出する」
(2)ことづけをする。伝言する。「忍びあまり天の川瀬に―・せむせめては秋を忘れだにすな/新古今(恋二)」
(3)言葉によって助力する。「天地(アメツチ)の神―・せて/万葉 546」
(4)うわさを立てる。「君が手取らば―・せむかも/万葉 1109」

ことよる

ことよ・る 【事寄る】 (動ラ四)
事がその方に寄る。かたよる。「やむごとなく思したるは,限りありて,ひとかたなめれば,それに―・りて/源氏(若菜上)」

ことよろし

ことよろ・し 【事宜し】 (形シク)
(1)たいしたことではない。さしつかえない。「はじめの法師も,―・しくば,乞ひゆるさんとて/宇治拾遺 12」
(2)悪くない。「此の殿の亭の前を,―・しき女の通りけるを/十訓 7」

ことり

ことり [0] 【小鳥】
形が小さい鳥。スズメ・メジロ・ヒバリなど。また,籠に入れて飼う小形の鳥をもいう。「―の餌(エサ)」[季]秋。《大空に又わき出でし―かな/虚子》

ことり

ことり [2][3] (副)
(多く「と」を伴って)かたく軽い物が物に当たって出る音を表す語。「隣室は静かで―ともしない」

ことり

ことり [3][0] 【子捕り・子取り】
(1)「子捕ろ子捕ろ」に同じ。
(2)出産の手助けをすること。また,その人。「―婆」

ことり

ことり 【部領】
〔「こととり(事執り)」の転〕
(1)一部族の長。「粟田細目臣(ホソメノオミ)をさきの―とす/日本書紀(推古訓)」
(2)奈良・平安時代,春宮(トウグウ)坊の帯刀先生(タチハキセンジヨウ)に次ぐ職。衛門尉(エモンノジヨウ)が兼任し,帯刀陣で事務を執った。
(3)頭(カシラ)だつ人。頭目。「くぐつの―/枕草子(八四・能因本)」

ことり

ことり【小鳥】
a small[little]bird.小鳥店 a bird shop.

ことりあみ

ことりあみ [3] 【小鳥網】
秋に大群をなして渡ってくる小鳥を捕らえるのに用いる網。霞網(カスミアミ)など。[季]秋。《―声なくかゝる一羽かな/鈴鹿野風呂》

ことりあわせ

ことりあわせ [4] 【小鳥合(わ)せ】
合わせ物の一。小鳥を持ち寄って,その鳴き声や羽色などの優劣を競い合う遊び。

ことりそ

ことりそ 【古鳥蘇】
〔「新鳥蘇」に対して,伝来の古いものをいう〕
雅楽の一。右方に属する,壱越(イチコツ)調の高麗楽(コマガク)。常装束に巻纓(ケンエイ)の冠をつけ,六人で舞う。

ことりづかい

ことりづかい 【部領使ひ】
(1)就役地などに向かう兵士・役夫の引率や,物資輸送にあたった役。特に,防人(サキモリ)を引率して輸送した国司の官人。
(2)七月の相撲(スマイ)の節会(セチエ)に,力士を召し出すため,近衛府の官人から選ばれて朝廷から諸国に出された使者。

ことりまわし

ことりまわし 【小取り回し】 (形動ナリ)
〔「こどりまわし」とも〕
きびきびしているさま。機転がきくさま。「下女―にはたらきければ/浮世草子・織留 6」

ことりや

ことりや [0] 【小鳥屋】
小鳥を売る店。また,その人。

ことろことろ

ことろことろ [3] 【子捕ろ子捕ろ】
児童の遊戯の一。鬼・親各一名を決め,他は子となって,親の後ろに連なる。鬼が最後尾の子を捕まえようとするのを,親は両手をひろげて妨げ,子は捕まえられると,鬼を交代する。ひふくめ。子捕り。子買お。こをとろことろ。

ことわく

ことわ・く 【辞別く・言別く】 (動カ四)
言葉を特に改めていう。祝詞や宣命で用いる語。「―・きて伊勢にます天照らす大御神の大前に申さく/祝詞(祈年祭)」

ことわけ

ことわけ [0][3] 【事訳】
事の理由。事情。事由。

ことわざ

ことわざ 【言事】
言葉と出来事。言葉と事件。「―を記し四方(ヨモ)の志(フミ)を達(イタ)せり/日本書紀(履中訓)」

ことわざ

ことわざ 【事業】
(1)行為。しわざ。「世中にある人―しげきものなれば/古今(仮名序)」
(2)仕事。じぎょう。「各その家の―を怠らずして/養生訓」

ことわざ

ことわざ [0] 【諺】
昔から人々の間で言いならわされた,風刺・教訓・知識・興趣などをもった簡潔な言葉。「ごまめの歯ぎしり」「朱に交われば赤くなる」「出る杭は打たれる」「東男に京女」などの類。

ことわざ

ことわざ【諺】
a proverb;→英和
a (common) saying.

ことわり

ことわり【断り】
declining (辞退);a refusal (拒絶);→英和
an excuse (言いわけ);→英和
an apology (わび).→英和
〜もなく without leave[permission];without notice[warning](予告なしに).‖断り状 a letter of refusal (拒絶)[regret (謝絶),apology (わび)].

ことわり

ことわり [0][4] 【理】
〔「ことわり(断)」と同源。理非を判断する意から〕
■一■ (名)
(1)もっともな事。道理。条理。「―を説く」
(2)理由。わけ。「その―を,あらはにえ承り給はねば/源氏(須磨)」
(3)理論。理屈。「この―を聞き果てむ/源氏(帚木)」
(4)格式・礼儀にかなっていること。「有司(ツカサツカサ),―を以て収め葬る/日本書紀(敏達訓)」
■二■ (形動ナリ)
(1)当然であるさま。もっともであるさま。「とはせ給はぬも―に思ひ給へながら/源氏(須磨)」
(2)もちろんであるさま。いうまでもないさま。「法師は―,男も女も,くるくるとやすらかに読みたるこそ/枕草子 158」
→断(コトワ)り

ことわり

ことわり【理】
reason.→英和
⇒道理.

ことわり

ことわり [0][4] 【断り(断わり)】
(1)ことわること。拒絶すること。「―の手紙を受け取る」
(2)あらかじめ理由を述べること。予告。「―なしに欠勤する」
(3)いいわけ。また,謝罪。「いみじう―して聞ゆとも,いと著(シル)かるべいわざぞ/源氏(宿木)」
(4)判断。決断。「そのうへ非常の―は人主専らにせよといふ文あり/保元(中・古活字本)」
→理(コトワリ)

ことわり=せめて

――せめて
(1)条理を尽くして。「―説けども屈せず/読本・八犬伝 4」
(2)道理から推して当然で。もっともなことで。「なほせきかぬる感涙は―哀れなり/浄瑠璃・百日曾我」

ことわり=無し

――無・し
道理に合わない。「うき身ゆゑ何かは秋のとまるべき―・くも惜しみけるかな/長秋詠藻」

ことわり=過ぎて

――過ぎて
普通の程度を越えて。極端に。「―霞む月かな/新後撰(雑上)」

ことわりがき

ことわりがき [0] 【断り書き】
本文について,その意味を補ったり例外などを示した文章。ただし書き。

ことわりじょう

ことわりじょう [0] 【断り状】
(1)不承諾の書状。
(2)予告の書状。
(3)釈明や謝罪の書状。

ことわる

ことわる【断わる】
decline;→英和
refuse;→英和
excuse oneself <from> ;give <a person> notice (予告);prohibit (禁止);→英和
dismiss (解雇).→英和
きっぱり(ていよく)〜 give a flat (polite) refusal.

ことわる

ことわ・る 【判る】 (動ラ四)
〔「ことわる(断)」と同源〕
(1)優劣・是非を判定・判断する。「劣りまされりは見ゆれど,さかしう―・らむもあひなくて/蜻蛉(下)」
(2)物事を理解する。思い知る。「いかで人にも―・らせ奉らむ/源氏(蛍)」

ことわる

ことわ・る [3] 【断る(断わる)】 (動ラ五[四])
〔「こと(事・言)割る」の意〕
(1)相手の希望や申し入れを拒む。拒絶する。「寄付を―・る」「縁談を―・る」
(2)前もって事情を伝えて,了解を求める。承認・承諾を求める。「事前に―・らずに会議を欠席する」「―・っておくが,これは私個人の意見である」
[可能] ことわれる

ことん

ことん [2] (副)
(多く「と」を伴って)かたく軽いものが,落ちたりかたいものに当たって出す音を表す語。「鉛筆が―と床に落ちる」

こど

こど [1] 【弧度】
⇒ラジアン

こどう

こどう [1][0] 【古銅】
(1)古代の銅。銅器。
(2)古い銅銭。古銭。

こどう

こどう [1] 【古道】
(1)昔の交通路。旧道。
(2)古代・古来の道義・方法・文化。古(イニシエ)の道(ミチ)。儒学では原始儒教(聖人の道),神道・国学では日本の古神道のこと。

こどう

こどう [0] 【小胴】
「小鼓(コツヅミ)」に同じ。

こどう

こどう [0] 【鼓動】 (名)スル
(1)心臓の律動的な動き。また,その響き。動悸(ドウキ)。
(2)内面にひそむものが活力を得て動き出すこと。ふるえ動かすこと。「春の―」「民間の政治思想を―する/花間鶯(鉄腸)」

こどう

こどう【鼓動】
beat(ing);→英和
pulsation;throbbing.〜する beat;throb.→英和

こどう

こどう [0] 【胡銅】
〔古くは「ことう」とも〕
青銅。また,それで作った器など。[日葡]

こどう

こどう [0] 【鼓胴・鼓筒】
太鼓(タイコ)・大鼓(オオツヅミ)・小鼓の胴。

こどうき

こどうき [2] 【古銅器】
(1)古代の銅器。
(2)中国の殷(イン)・周の時代に,青銅で鋳造された鬲(レキ)・鼎(テイ)・爵(シヤク)などの器物。

こどうきせき

こどうきせき [4] 【古銅輝石】
斜方輝石の一。頑火(ガンビ)輝石と紫蘇(シソ)輝石との中間の変種。短柱状の結晶で,ブロンズ(青銅)光沢がある。ブロンザイト。

こどうぐ

こどうぐ【小道具】
(stage) properties.小道具方 a property man.

こどうぐ

こどうぐ [2] 【小道具】
(1)小さな道具。こまごました道具。
(2)舞台・映画などで使用する,家具・調度・道具など。
⇔大道具
(3)「小道具方」の略。
(4)刀剣の鐔(ツバ)や目貫など,付属品の総称。また,武具・甲冑(カツチユウ)類の付属品。
(5)婦人の櫛(クシ)・笄(コウガイ),装身具などこまごまとした道具類の総称。

こどうぐかた

こどうぐかた [0] 【小道具方】
舞台・映画などで,小道具の製作・取り扱いをする人。小道具。

こどうぐや

こどうぐや [0] 【小道具屋】
刀剣の付属品など,こまごました道具を売る家。また,その人。

こどうずろく

こどうずろく コドウヅロク 【鼓銅図録】
大坂の銅吹屋泉屋(住友家)の,銅銀製錬の解説書。1804年頃刊。採鉱から銀製錬に至る各工程を図示したもの。代表的な鉱山学書。

こどうたいい

こどうたいい コダウ― 【古道大意】
国学書。二巻。平田篤胤著。1824年刊。篤胤の講義を門人が筆録したもの。古学の精神を称揚して,儒仏や西洋科学を排斥する。

こどうみゃく

こどうみゃく [2] 【股動脈】
ふとももの内側にあり,下肢に血液をおくる動脈。

こどく

こどく [0] 【孤独】
■一■ (名・形動)[文]ナリ
頼りになる人や心の通じあう人がなく,ひとりぼっちで,さびしい・こと(さま)。「―な生活」「―な生涯」「天涯―」
■二■ (名)
孤児と子のない老人。寄るべなき身。「鰥寡(カンカ)―」「窮民―の飢をたすくるにも非ず/太平記 33」
[派生] ――さ(名)

こどく

こどく [0][1] 【蠱毒】 (名)スル
毒を盛って人を害すること。「他人を―するの兇器たらんと/もしや草紙(桜痴)」

こどく

こどく【孤独】
solitude;→英和
loneliness.〜の solitary <life> ;→英和
lonely.→英和

こどくおん

こどくおん 【孤独園】
「給孤独園(ギツコドクオン)」の略。

こどくじごく

こどくじごく [4] 【孤独地獄】
〔仏〕 地獄の一。現世の,山野・空中・樹下などに孤立して存在する地獄。孤地獄。

こどくのめいきゅう

こどくのめいきゅう 【孤独の迷宮】
〔原題 (スペイン) Laberinto de la soledad〕
パスの評論集。1950年刊。複雑な歴史を背負ったメキシコ人の屈折したアイデンティティーを詩的文体によって鋭く分析した。

こどけい

こどけい [2] 【子時計】
親時計より送られる信号電流で親時計と同一時刻を示すように動く電気時計。

こどねり

こどねり [2] 【小舎人】
(1)平安時代,蔵人所(クロウドドコロ)に属して殿上(テンジヨウ)の雑用をする者。殿上童(テンジヨウワラワ)。
(2)「小舎人童(ワラワ)」の略。
(3)鎌倉・室町時代,侍所(サムライドコロ)で雑用を務めた下級役人。罪囚・獄舎の事などもつかさどった。

こどねりどころ

こどねりどころ 【小舎人所】
摂関家などの家司(ケイシ)の詰め所。

こどねりわらわ

こどねりわらわ 【小舎人童】
貴人の雑用係の少年。また,特に近衛の中将・少将が召し使った少年。「頭中将の随身,その―をなむしるしにいひ侍りし/源氏(夕顔)」

こどほう

こどほう [2][0] 【弧度法】
ラジアンを単位とする角の測り方。

こども

こども【子供】
a child;→英和
a boy;→英和
a girl;→英和
an infant;→英和
a baby;→英和
a son;→英和
a daughter;→英和
offspring.→英和
〜じみた childish.→英和
〜らしい childlike.→英和
〜のときに in one's childhood.‖子供だまし a mere child's play.子供べや a nursery.子供の時間 the children's hour.子供の日 Children's Day.子供の読物 a juvenile book.

こども

こども [0] 【子供】
〔「ども」は複数を表す接尾語〕
(1)自分の得た息子や娘。古くは複数をいった。「―は三人おります」「瓜食(ハ)めば―思ほゆ/万葉 802」
(2)小児。児童。
⇔大人
「―は大人の半額の料金」
(3)幼稚なこと。「することが―で困る」
(4)江戸時代,舞台に立つほか,色を売った年少の歌舞伎俳優。歌舞伎子。陰間(カゲマ)。子供衆。
(5)遊郭の禿(カブロ)。
(6)抱え主が,抱えの芸者や娼妓(シヨウギ)をいう語。また,岡場所の女郎。子供衆。
(7)自分より若い人たちに親しんで呼びかける語。「いざ―野蒜(ノビル)摘みに蒜摘みに/古事記(中)」

こども=の使い

――の使い
要領を得ない使いをたとえていう語。

こども=の喧嘩(ケンカ)に親が出る

――の喧嘩(ケンカ)に親が出る
子供どうしの喧嘩に,親が加勢をする。力のあるものが小事に干渉するたとえ。また,おとなげないことのたとえ。

こども=の根問(ネド)い

――の根問(ネド)い
子供が根ほり葉ほり質問すること。

こども=は風の子

――は風の子
子供が冬の寒風もいとわずに,元気に戸外で遊ぶことをいうたとえ。

こども=子供している

――子供している
いかにも子供っぽい様子である。

こども=隠された鬼子母神(キシモジン)のよう

――隠された鬼子母神(キシモジン)のよう
大切なものを失って,狼狽(ロウバイ)しているさま。
→鬼子母神

こどもあつかい

こどもあつかい [4] 【子供扱い】 (名)スル
(1)大人を子供のように軽く扱うこと。軽くあしらうこと。「―されて不愉快だ」
(2)子供の世話をし,面倒を見ること。育児。「あまたの―におのづから忘れ草摘みてむ/源氏(浮舟)」

こどもかい

こどもかい [3] 【子供会】
地域の児童・生徒の組織。また,その活動。スポーツ・学習・奉仕などの活動を通じて児童・生徒の自主的な成長を図るもの。

こどもきょうげん

こどもきょうげん [4] 【子供狂言】
⇒子供芝居(コドモシバイ)

こどもぎ

こどもぎ [3] 【子供気】
子供心。童心。

こどもぐみ

こどもぐみ [0] 【子供組】
村落内部の年齢集団の一。七歳ぐらいから若者組加入前の一四,五歳までの子供によって構成される。小正月の道祖神祭り・鳥追い,また亥の子・十日夜(トオカンヤ)などに活躍する。

こどもごころ

こどもごころ [4] 【子供心】
大人の世界の感情や考え方が理解できない子供の心。幼くて純真な,また単純な心。「父の死は―にも悲しいことと分かった」

こどもしばい

こどもしばい [4] 【子供芝居】
子供役者によって演じられる歌舞伎芝居。子供狂言。
→首振(クビフリ)芝居
→ちんこ芝居

こどもしゅう

こどもしゅう [3][0] 【子供衆】
(1)子供たち。また,他人の子供を敬っていう語。「こなたには―が多うござるによつて/狂言・布施無経(虎寛本)」
(2)「子供{(4)}」に同じ。「―は俺ばかりか/浮世草子・禁短気」
(3)「子供{(6)}」に同じ。「こちの―程よう眠たがる衆はない程にの/洒落本・�閣秘言」

こどもじみる

こどもじ・みる [5] 【子供染みる】 (動マ上一)
(大人が)子供のように見える。子供っぽい。「―・みた振る舞い」

こどもだまし

こどもだまし [4] 【子供騙し】
子供をだますように単純で幼稚な事。相手をばかにしたような方法。「そんな―には乗らない」

こどもぢゃや

こどもぢゃや 【子供茶屋】
子供{(4)}をあげて遊ぶ茶屋。陰間(カゲマ)茶屋。子供屋。子供宿。

こどもっぽい

こどもっぽ・い [5] 【子供っぽい】 (形)
いかにも子供のようである。また,子供ではないのに思考・言動・表情・服装などが子供のように幼い。「―・い服装」「―・い話し方」「―・く笑う」
[派生] ――さ(名)

こどものけんりじょうやく

こどものけんりじょうやく 【子どもの権利条約】
⇒児童(ジドウ)の権利条約

こどものじょうけい

こどものじょうけい 【子供の情景】
〔原題 (ドイツ) Kinderszenen〕
シューマンのピアノ小品集。1838年作曲。全一三曲。第七曲「トロイメライ」は特に有名。

こどものひ

こどものひ [5] 【こどもの日】
国民の祝日の一。五月五日。子供の人格を重んじ,子供の幸福をはかるとともに母に感謝する日。端午の節供にあたる。[季]夏。

こどもの日

こどものひ [5] 【こどもの日】
国民の祝日の一。五月五日。子供の人格を重んじ,子供の幸福をはかるとともに母に感謝する日。端午の節供にあたる。[季]夏。

こどもべや

こどもべや [0] 【子供部屋】
(1)子供が使用する部屋。子供のための部屋。
(2)江戸深川の遊里で,娼妓(シヨウギ)や陰間(カゲマ)のたむろする部屋。

こどもや

こどもや 【子供屋】
(1)江戸時代,「子供{(4)}」に男色を売らせた家。子供茶屋。子供宿。
(2)江戸深川の遊里で,女郎の置屋。

こどもやど

こどもやど 【子供宿】
「子供屋{(1)}」に同じ。「島原の揚屋,四条の―/浮世草子・胸算用 3」

こどもらしい

こどもらし・い [5] 【子供らしい】 (形)[文]シク こどもら・し
子供の言動・性質・思考などがいかにも子供のようである。「―・い発想」「―・く振る舞う」
[派生] ――さ(名)

こな

こな [2] 【粉】
細かく砕けてきわめて小さい粒になったもの。粉末。こ。「小麦を―にひく」「チョークの―」

こな

こな [1] 【小名】
「小字(コアザ)」に同じ。
⇔大名(オオナ)

こな

こな [1] 【小菜】
〔「こ」は接頭語〕
芽を出したばかりの菜,また,間引き菜を親しんでいう語。[季]秋。

こな

こな【粉】
flour (穀類の);→英和
powder (粉末).→英和
〜にする (reduce to,grind into) powder;pulverize.→英和
‖粉ミルク powdered milk.

こな

こな 【此な】 (連体)
〔「ここ(此処)な」の転。近世語〕
ここにいる。この。憎しみや軽蔑,また,親しみを表す。「―強力め,何とて通り居らぬぞ/歌舞伎・勧進帳」

こな=をかける

――をか・ける
俗に,異性に対して声をかけ誘惑することをいう。

こない

こない [0] (副)
(関西地方で)このよう。こんな。「こないな」の形で連体詞的にも用いる。「―に仰山もろうた」「―なべべ欲しかったんや」

こない

こない [1] 【戸内】
家のなか。「―にはいる」

こないだ

こないだ コナヒダ [4] 【此間】
〔「このあいだ」の転〕
(1)数日前。つい先日。先頃。「―借りた本返すよ」
(2)ちかごろ。このごろ。「―は薩張(サツパリ)お見限りですネ/浮雲(四迷)」
〔副詞的用法の場合,アクセントは [0]〕

こなおしろい

こなおしろい [3] 【粉白粉】
粉末状の白粉。
→水白粉
→練り白粉

こなか

こなか 【子中・子仲】
子供のある夫婦のなか。

こなか=をなす

――をな・す
子供のある夫婦の間柄となる。

こなかぐろ

こなかぐろ [2] 【小中黒】
矢羽根の一。鷲の羽で,中黒の黒の部分の幅がせまいもの。
→中黒(2)

こなかむら

こなかむら 【小中村】
姓氏の一。

こなかむらきよのり

こなかむらきよのり 【小中村清矩】
(1821-1895) 幕末・明治初期の国学者。本姓,原田氏。号は陽春廬(ヤスムロ)。江戸の人。東大教授。本居内遠に師事。「古事類苑」の編纂に尽力。著「官職制度沿革史」「歌舞音楽略史」など。

こなから

こなから 【小半ら・二合半】
半分の半分。四分の一。特に,米や酒で一升の四分の一,すなわち二合五勺をいう。また,少量の意にも用いる。「この酒の高,毎日―づつにして四十石五斗なり/浮世草子・胸算用 5」

こなからざけ

こなからざけ 【小半ら酒】
二合半の酒。また,わずかばかりの酒。「家請けの機嫌を取り,―に両隣をかたぶけ/浮世草子・一代男 3」

こなが

こなが [0][2] 【小菜蛾】
クチブサガ科の蛾。開張1.5センチメートルほど。前ばねに白斑がある。幼虫は体長1センチメートルほどの青虫で,アブラナ科の植物の葉を食害する。暖地では年間に一〇世代以上を繰り返し発生する。全世界に分布。

こながい

こなが・い 【小長い】 (形)
〔「こ」は接頭語。近世語〕
長ったらしい。「着流しで,―・い刀の落し差し/歌舞伎・三人吉三」

こながえ

こながえ [2] 【小轅】
「鴟(トビ)の尾{(1)}」に同じ。

こなぎ

こなぎ [0][1] 【小水葱・小菜葱】
(1)ミズアオイ科の一年草。水田などの水湿地に生える。ミズアオイ(ナギ)に似るが全体に小さく,花序が葉より短い。ササナギ。
(2)ナギ(ミズアオイの古名)を親しんでいう称。「春霞春日の里の植ゑ―苗なりと言ひし柄はさしにけむ/万葉 407」

こなぐすり

こなぐすり [3] 【粉薬】
粉末状の薬。散薬。

こなぐすり

こなぐすり【粉薬】
<take> a powder.→英和

こなごな

こなごな【粉々にする】
break <a thing> (in)to pieces.〜になる come to pieces.

こなごな

こなごな [0] 【粉粉】 (形動)[文]ナリ
きわめて細かく砕けるさま。「花びんが落ちて―に壊れる」

こなさあ

こなさあ 【此方様】 (代)
〔「こなさま」の転。近世語〕
二人称。女性が用いる。あなたさま。「―に似合うた阿呆の木とも見さんせ/浄瑠璃・反魂香」

こなさま

こなさま 【此方様】 (代)
〔「こなたさま」の転。近世語〕
二人称。女性が用いる。あなたさま。「かうした座敷で―と酒飲むも今日ばかり/浮世草子・禁短気」

こなさん

こなさん 【此方さん】 (代)
〔「こなさま」の転。近世語〕
二人称。女性が用いる。あなたさま。「まあ―からと姉めかぬ言葉つき/浮世草子・新色五巻書」

こなざとう

こなざとう [3] 【粉砂糖】
グラニュー糖など純度の高い砂糖を微粉状にしたもの。製菓材料に用いられる。粉糖。パウダー-シュガー。

こなざとう

こなざとう【粉砂糖】
powdered sugar;icing sugar.

こなし

こなし
<have> a <graceful> carriage.→英和
からだの〜がよい carry oneself well.

こなし

こなし [0] 【小梨】
ズミの別名。

こなし

こなし [0][3] 【熟し】
〔動詞「こなす(熟)」の連用形から〕
(1)身体の動かし方。また,身に付けた物の取り扱い方。「身の―が軽い」「着―」
(2)こなすこと。くだくこと。「荒ごなし」
(3)けなすこと。やっつけること。「頭ごなし」
(4)(普通「科」と書く)歌舞伎で,心情を台詞(セリフ)を用いずに,主として動作で表現すること。「…ト無念の―あって入る」

こなしべや

こなしべや [0] 【熟し部屋】
米・麦の脱穀・精白などをする小屋。

こなす

こなす
digest (消化);→英和
manage (使いこなす).→英和
数で〜 make up by numbers;make a profit by quantity sales.

こなす

こな・す [0] 【熟す】 (動サ五[四])
(1)食べた物を胃腸で消化する。「食べた物を―・す力がない」
(2)大きな物を砕いたりして細かくする。「河岸(カシ)で鮪(マグロ)でも―・す様に切て仕舞ました/怪談牡丹灯籠(円朝)」「木を伐り―・す/宇津保(俊蔭)」
(3)身につけた技術・知識によって,困難で手間のかかる事柄をうまく処理する。「どんな役でも器用に―・す」「これだけの仕事はとても私一人では―・し切れない」「このロボット一台で三〇人分の仕事を―・す」「数を―・す(=多数ノモノヲ扱ウ)」
(4)人をけなす。軽くあしらう。「姉さん達が狂気のやうに―・す理由はない/執着(秋江)」「客に内甲(ウチカブト)を見られ―・さるると太夫の位がなく/浮世草子・禁短気」
(5)穀類を採って粒にする。脱穀する。「大豆を―・す」
(6)(他の動詞の下に付いて)その動作を楽々としてしまう。巧みにする。「難曲を弾き―・す」「着―・す」
〔「こなれる」に対する他動詞〕
[可能] こなせる

こなすび

こなすび [2] 【小茄子】
(1)サクラソウ科の多年草。林下や草地に生える。茎は地をはい,長さ約20センチメートル。葉は対生し,卵円形。夏,葉腋に黄色い花をつけ,ナスに似た小形の蒴果を結ぶ。
(2)イヌホオズキの別名。
(3)茄子(ナス)茶入れの小ぶりのもの。
→茄子

こなずみ

こなずみ [2] 【粉炭】
砕けて細かくなった木炭。

こなせっけん

こなせっけん【粉石鹸】
soap powder.

こなせっけん

こなせっけん [3] 【粉石鹸】
粉末状の石鹸。石鹸の粉末に,炭酸ソーダなどを加えたもの。

こなた

こなた [1] 【此方】 (代)
□一□指示代名詞。
(1)近称。話し手に近い場所・方向などをさす語。こちら。こちらのほう。「対岸の人々は一斉に―を見ていた」「立上りながら―を振向き/あめりか物語(荷風)」
(2)過去のある時から,現在までの間をさす。以来。このかた。「かしこき御影に別れ奉りにし―,さまざま悲しき事のみ多く侍れば/源氏(明石)」
(3)未来のある時からさかのぼって現在までの間をさす。それより以前。以前。「おのがあらむ―は/源氏(真木柱)」
□二□人代名詞。
(1)一人称。わたし。わたくし。「なう,その衣は―のにて候/謡曲・羽衣」
(2)二人称。敬意をもって相手を呼ぶ語。あなた。「何と仰せられても―のではあるまい/狂言・鈍根草」
(3)三人称。話題・関心の中心になっている人をさす。この人。「かたや小野川,―谷風」「まづ―の心見果てて,とおぼす程に/源氏(夕顔)」

こなた

こなた 【熟田・水田】
よく開墾された水田(スイデン)。[和名抄]

こなたかなた

こなたかなた 【此方彼方】 (代)
指示代名詞。
(1)こちらとあちら。「―の目には,杏(スモモ)を二つつけたるやうなり/竹取」
(2)あちこち。ほうぼう。「白妙の衣うつきぬたの音も,かすかに―聞きわたされ/源氏(夕顔)」

こなたがた

こなたがた 【此方方】 (代)
二人称。単数・複数ともに用いる。あなた。あなたがた。「―は女に縄をかくると思し召さうが/歌舞伎・阿波の鳴門」

こなたさま

こなたさま 【此方様】 (代)
二人称。相手を敬っていう語。あなた様。こちら様。「酒代置かずにござりました―より申し請くる,といふにぞ/浮世草子・織留 3」

こなたざま

こなたざま 【此方方】
(1)こちらの方。「―に来るなりけり/堤中納言(虫めづる)」
(2)自分の方。「―には見知らぬやうにてやみにしものを/狭衣 3」

こなだい

こなだい [2] 【小名題】
歌舞伎狂言で,幕ごとにつけられた題名。また,それを記した看板。大名題に対していう。

こなだに

こなだに [0] 【粉蜱】
ダニ目コナダニ上科に属する微小なダニの総称。体は卵形で体長〇・二〜〇・八(ミリメ―トル)。白色ないし黄白色で長い毛がまばらに生える。食品・畳・塵(チリ)の中などに広く生息する。サトウダニ・ケナガコナダニなど。

こなちゃ

こなちゃ [2] 【粉茶】
製茶過程で選別された茶の粉末。

こなつめ

こなつめ [0] 【小棗】
(1)茶器の一。棗の小ぶりなもの。
(2)サネブトナツメの別名。

こなはん

こなはん 【此方はん】 (代)
〔「こなさん」の転。近世上方語〕
二人称。おまえさん。あなた。「旦那さんにいうて―も追ひ出さすぞ/浄瑠璃・忠臣蔵」

こなひき

こなひき [4] 【粉挽き】
穀類をひいて粉にすること。また,その仕事をする人。

こなひと

こなひと 【此な人】 (代)
〔「ここなひと」の転。近世上方語〕
二人称。このひと。おまえ。「―何いやる/浄瑠璃・油地獄(下)」

こなべ

こなべ [0] 【小鍋】
小形の鍋。

こなべだて

こなべだて [0] 【小鍋立て】
小鍋で,簡単な飲食物をこしらえること。また,それを食べること。「―せる火鉢の角に/金色夜叉(紅葉)」

こなまいき

こなまいき [3][1] 【小生意気】 (形動)[文]ナリ
〔「こ」は接頭語〕
いかにも生意気なさま。「―な若造」
[派生] ――さ(名)

こなみ

こなみ [0] 【小波】
小さいなみ。「大波―」

こなみ

こなみ 【嫡妻・前妻】
一夫多妻制の時代に,先にめとった妻。もとからの妻。
⇔後妻(ウワナリ)
「この後妻―一日一夜よろづの事をいひ語らひて/大和 141」

こなみじん

こなみじん【粉微塵になる】
be smashed[crushed](in)to pieces[atoms].

こなみじん

こなみじん [0][3] 【粉微塵】
ものが壊れて非常に細かくなること。木(コ)っ端(パ)微塵。「―に砕ける」

こなや

こなや [2] 【粉屋】
穀類の粉を製造,または販売する家。また,その人。

こなや=の泥棒(ドロボウ)

――の泥棒(ドロボウ)
〔粉屋に入った泥棒は,粉だらけで真っ白になるの意から〕
白粉(オシロイ)を厚く塗りつけた女性をあざけっていう語。

こなゆき

こなゆき [2] 【粉雪】
粉のようにさらさらとして細かい雪。[季]冬。

こなゆき

こなゆき【粉雪】
powdery snow.

こなら

こなら [0] 【小楢・枹】
ブナ科の落葉高木。雑木林に多い。高さ約15メートル。葉は倒卵形で縁に鋭い鋸歯(キヨシ)がある。堅果は楕円形で,浅い皿(殻斗)がある。ハハソ。ナラ。

こなる

こな・る 【熟る】 (動ラ下二)
⇒こなれる

こなれ

こなれ [0][3] 【熟れ】
(1)こなれること。特に,食べ物の消化。「―がいい」
(2)習熟の程度。自在に扱える度合。「―の悪い文章」

こなれ

こなれ
digestion.→英和
⇒消化.

こなれた

こなれた
matured (円熟);idiomatic (文章の).

こなれる

こな・れる [0][3] 【熟れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 こな・る
(1)食べた物が胃腸で消化される。「食べ物が―・れる」
(2)すっかり身について自由自在に使えるようになる。熟練して,ぎごちなさがなくなる。「彼の芸はまだ―・れていない」「よく―・れている訳文だ」
(3)世間になれて,人柄にまるみができる。世なれる。「そんな所が―・れいでは本御女郎買とは言はれぬ/浮世草子・禁短気」
〔「こなす」に対する自動詞〕

こなれる

こなれる
be <easily> digested.

こなん

こなん (代)
〔「こなさん」の転。近世上方語〕
二人称。あなた。おまえさん。「なう懐かしの我が夫(ツマ)よ,―も人形買ひにかえ/浄瑠璃・金屋金五郎後日雛形」

こなん

こなん 【湖南】
(1)琵琶湖の南側一帯の地。
(2)中国,長江中流の南にある省。北部に洞庭湖がある。温暖・湿潤で,米作を中心とする農耕地帯。アンチモン・水銀など地下資源も豊富。省都,長沙(チヨウサ)。別名,湘(シヨウ)。フーナン。

こなんじけん

こなんじけん 【湖南事件】
⇒大津事件(オオツジケン)

こなんど

こなんど [2] 【小納戸】
江戸幕府の職名。若年寄の配下で,将軍の理髪・食膳・庭方など日常の雑務を担当した。小納戸方。
⇔大納戸

こなんどしゅう

こなんどしゅう [4] 【小納戸衆】
小納戸の役人。

こなんどとうどり

こなんどとうどり [5] 【小納戸頭取】
小納戸の長。将軍の側近にあり,奥向きの取り締まりとして,表役人との応接に当たった。

こなんどぼうず

こなんどぼうず [5] 【小納戸坊主】
奥坊主(オクボウズ)の別名。

こなミルク

こなミルク [3] 【粉―】
粉乳(フンニユウ)。

こにくい

こにく・い 【小憎い】 (形)[文]ク こにく・し
〔近世語〕
いかにも憎たらしい。こにくらしい。「定めし夕べ平様と手を引き合うてで御ざんしよ,―・いことや/浄瑠璃・氷の朔日(中)」

こにくらしい

こにくらし・い [5][1] 【小憎らしい】 (形)[文]シク こにくら・し
生意気で憎らしい。憎らしくてしゃくにさわる。「―・いことを言う子供だ」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

こにし

こにし 【小西】
姓氏の一。

こにしきそう

こにしきそう [0] 【小錦草】
トウダイグサ科の一年草。畑や道端に多い。茎は細く赤色でよく分枝して地をはう。切ると白汁が出る。葉は二列に並び,中央に紫色の斑点がある。夏,葉腋に帯赤色の小花をつける。

こにししげなお

こにししげなお 【小西重直】
(1875-1948) 教育学者。山形県生まれ。労作教育論を唱える。京大総長となるが滝川事件で辞任。著「教育の本質観」など。

こにしゅ

こにしゅ 【小二朱】
〔小形の二朱の意〕
文政・天保年間(1818-1844)に通用した,文政南鐐(ナンリヨウ)二朱銀の通称。文政一朱金・文政南鐐一朱銀をいうこともある。

こにしゆきなが

こにしゆきなが 【小西行長】
(?-1600) 安土桃山時代の武将。通称,弥九郎。摂津守。堺の豪商小西隆佐(リユウサ)の子。キリシタン大名。初め宇喜多氏に仕え,のち豊臣秀吉の臣。肥後半国二四万石領主。文禄・慶長の役の先鋒主将。関ヶ原の戦いで西軍について敗れ,刑死。

こにしらいざん

こにしらいざん 【小西来山】
(1654-1716) 江戸前期の俳人。通称,伊右衛門。別号,十万堂・湛々翁など。大坂の人。俳諧師としても雑俳点者としても活躍した。著「今宮草」「俳諧五子稿(ゴシコウ)」など。

こにじょうどの

こにじょうどの コニデウ― 【小二条殿】
京都市二条の北,東洞院西にあった邸宅。藤原道長が入内する女威子のために造営。二条の南にあった藤原道隆の旧邸二条殿に対し,小二条殿と称した。

こにだ

こにだ [2] 【小荷駄】
(1)馬につけて運ばせる荷物。
(2)室町時代以降,兵糧などを運ぶ輜重(シチヨウ)隊。また,その荷や車馬。

こにだうま

こにだうま [3] 【小荷駄馬】
小荷駄を運ぶ馬。

こにだおさえ

こにだおさえ [4] 【小荷駄押】
小荷駄奉行(コニダブギヨウ)の別名。

こにだぶぎょう

こにだぶぎょう [4] 【小荷駄奉行】
室町時代の武家の職名。戦場で小荷駄の護衛・運搬を指揮した。小荷駄押(コニダオサエ)。

こにもつ

こにもつ [2] 【小荷物】
(1)小さい荷物。
(2)鉄道便で送る,小さくて軽い荷物。

こにもつ

こにもつ【小荷物】
a parcel;→英和
baggage[ <英> luggage].→英和
小荷物取扱所 a parcel office.

こにわ

こにわ [0] 【小庭】
(1)狭い庭。小さい庭。
⇔大庭(オオニワ)
(2)寝殿造りで,寝殿・対の屋・渡殿(ワタドノ)に囲まれた壺庭。
(3)清涼殿殿上の間の小板敷の前にある庭。紫宸殿(シシンデン)前庭を大庭と称するのに対する。「布衣のつはものを殿上の―に召しおき/平家 1」

こにん

こにん 【挙人】
⇒こじん(挙人)

こにんずう

こにんずう【小人数】
a few[small number of]people.〜の家族(学級) a small family (class).

こにんずう

こにんずう [2] 【小人数】
人数が少ないこと。少しの人数。少人数。こにんず。
⇔大(オオ)人数
「―の家庭」

こぬ

こ・ぬ 【捏ぬ】 (動ナ下二)
⇒こねる

こぬか

こぬか【小糠】
rice bran.小糠雨 a drizzling rain.

こぬか

こぬか [0] 【小糠・粉糠】
「糠(ヌカ){(1)}」に同じ。

こぬか=三合あるならば入り婿(ムコ)すな

――三合あるならば入り婿(ムコ)すな
わずかでも財産があるならば,気苦労の多い入り婿などせずに,独立して家計を立てよ。小糠三合持ったら養子に行くな。

こぬかあめ

こぬかあめ [4] 【小糠雨】
非常に細かい雨。ぬか雨。細雨。

こぬさ

こぬさ [0] 【小幣】
(1)小さな幣。
(2)「切り麻(ヌサ)」に同じ。

こぬすびと

こぬすびと [2] 【小盗人】
小さな盗みをする泥棒。こそ泥。こぬすっと。

こぬれ

こぬれ 【木末】
〔「木(コ)の末(ウレ)」の転〕
木の末。こずえ。「むささびは―求むと/万葉 267」

こねあげる

こねあ・げる [0][4] 【捏ね上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 こねあ・ぐ
(1)よくこねて作り上げる。
(2)あれこれ工夫してでっちあげる。「なんとか期日までに報告書を―・げた」

こねあわす

こねあわ・す [0][4] 【捏ね合(わ)す】
■一■ (動サ五[四])
「こねあわせる」に同じ。
■二■ (動サ下二)
⇒こねあわせる

こねあわせる

こねあわ・せる [0][5] 【捏ね合(わ)せる】 (動サ下一)[文]サ下二 こねあは・す
(1)こねてまぜあわせる。「そば粉と小麦粉を―・せる」
(2)「こねあげる」に同じ。「都合よく―・せた話」

こねかえす

こねかえ・す [0][3] 【捏ね返す】 (動サ五[四])
(1)繰り返しこねる。こねくりかえす。「粘土を―・す」
(2)物事をいじり回す。いじり回して紛糾させる。「―・して問題を難しくする」
(3)ごった返す。「御臨場があると云ふので,千葉の官民は泥と共に―・して居た/一隅より(晶子)」

こねくる

こねく・る [3] 【捏ねくる】 (動ラ五[四])
(1)何度もこねる。こねまわす。「粘土を―・りまわす」
(2)あれこれと,くだくだしく考えたり,言ったりする。「理屈を―・る」

こねこ

こねこ [2] 【小猫・子猫・仔猫】
(1)小さい猫。
(2)猫の子。[季]春。《寵愛の―の鈴の鳴り通し/虚子》

こねこ

こねこ【小猫】
a kitten.→英和

こねずみ

こねずみ [2] 【練ね墨】
まゆずみに使用する練った墨。

こねずみ

こねずみ [0] 【濃鼠】
濃い鼠色。濃い灰色。

こねずみ

こねずみ [2] 【小鼠・子鼠】
(1)小さい鼠。
(2)鼠の子。

こねどり

こねどり [2][0] 【捏ね取り】 (名)スル
〔「こねとり」とも〕
餅をつく時,杵(キネ)でつく合間合間に餅をこねかえすこと。また,その人。後取り。臼取り。

こねばち

こねばち [2] 【捏ね鉢】
粉をこねるための鉢。

こねまき

こねまき [2] 【小寝巻】
小形の掻巻(カイマキ)。

こねまわす

こねまわ・す [0][4] 【捏ね回す】 (動サ五[四])
(1)なんべんもこねてかきまわす。「壁土を―・す」
(2)物事を必要以上にあれこれといじりまわす。「屁(ヘ)理屈を―・す」「嫌(イヤ),私は帰しませんよ。と光代は―・す/書記官(眉山)」

こねり

こねり 【木練り】
(1)木になったまま熟すこと。
(2)「木練り柿(ガキ)」の略。

こねりがき

こねりがき 【木練り柿】
熟すにつれて自然に甘くなる柿。「御所柿」をいうこともある。甘柿。こねり。

こねる

こねる【捏ねる】
knead <dough> ;→英和
work <clay> .→英和
理屈を〜 argue for argument's sake.

こねる

こ・ねる [2] 【捏ねる】 (動ナ下一)[文]ナ下二 こ・ぬ
(1)粉や土に水などを加えて練る。「小麦粉を―・ねてうどんを打つ」「泥を―・ねる」
(2)(理屈・無理・難題などを)あれこれと言う。こね回す。「理屈を―・ねる」「だだを―・ねる」「あんな奴らが―・ねるとな/浄瑠璃・忠臣金短冊」

こねんとう

こねんとう [2] 【古年刀】
武家で,家重代の刀。

こねんへい

こねんへい [2] 【古年兵】
初年兵に対して,古くから入営している兵士。古参兵。

この

この
this;→英和
these.→英和
〜2,3日 for the last[past]two or three days.〜夏 this[next,last]summer.

この

この [1] 【九】
〔「ここの(九)」の略〕
九。声に出して物を数える時の語。「なな,やあ,―,とお」

この

この [0] 【此の】 (連体)
〔代名詞「こ」に格助詞「の」の付いたもの〕
心理的・空間的・時間的に話し手に近いものをさす。
(1)空間的に話し手に近い物事をさす。「―本を見なさい」
(2)今,言ったりしたりしていること,または,それに関係のあることを示す。「―ため」「―とおりしてごらん」
(3)(日時を表す言葉について)最近の。以来。このかた。「―一〇年というもの」「―一週間心配のしどおしだった」

この=時遅く彼(カ)の時早く

――時遅く彼(カ)の時早く
ある事が行われようとするのとほぼ同時に別の事がなされるさま。

この=親にしてこの子あり

――親にしてこの子あり
この立派な親がいるから,子がすぐれているのだ。また,子は親の性質を受けつぐものであることのたとえ。

このあいだ

このあいだ [5][0] 【此の間】
(1)今より少し以前。先日。先頃。「―会ったばかりだ」「―は失礼」
(2)このごろ。近頃。このじゅう。「―は不掃除なによつて,お目にかくることはなるまい/狂言・萩大名(虎寛本)」
(3)近日中。近いうち。「―にめえりやせう/洒落本・辰巳之園」

このあいだ

このあいだ【この間】
the other day;a few days ago;recently;lately.→英和
〜の recent;→英和
late.→英和

このあいだうち

このあいだうち [5] 【此の間内】
先ごろ。せんだって。こないだうち。

このあいだに

このあいだに 【此の間に】 (連語)
そこで。さて。ところで。接続詞的に,話題を転ずるのに用いる。「―,ある人の書きて出せる歌/土左」

このあと

このあと [3] 【此の後】
(1)今より以後。こののち。
(2)先ごろ。過日。「―高野まゐりの時/咄本・醒睡笑」

このいと

このいと 【此の糸】
〔「紫」の字を分けると「此」と「糸」になるところから〕
「むらさき」の洒落。また,紫式部のこと。「―で綴て六十帖にする/柳多留 26」

このう

このう [0] 【雇農】
地主に使われる農業労働者。作男。

このうえ

このうえ 【此の上】 (連語)
これ以上。「―御迷惑はかけられません」

このうえ

このうえ【この上】
more;→英和
further;→英和
besides (このほか);→英和
in addition (to this).〜もない the best;→英和
ideal.→英和
〜なく most[best]of all;more[better]than anything else.〜は now.→英和

このうえ=

――(も)無・い
これにまさるものがない。最上である。「―・い幸せ」「―・くいい気持ち」

このうえとも

このうえとも 【此の上とも】 (連語)
さらに。いっそう。今後も。書簡・挨拶(アイサツ)で使う。「―お引きたてのほどを」

このうえは

このうえは 【此の上は】 (連語)
(多く否定の表現を伴って)こういう事態になった以上。かくなる上は。「―もう勘弁できない」

このうし

このうし [2] 【小直衣】
狩衣(カリギヌ)の裾(スソ)に襴(ラン)をつけた様式の親王が着用した装束。直衣よりやや小ぶりなのでいう。平安末期から用いられ,近世には公家が日常に着た。狩衣直衣。有襴(ウラン)の狩衣。
〔上皇のものは「かんの御衣」,摂政・関白のものは「傍続(ソバツギ)」という〕
小直衣[図]

このうち

このうち 【此の内】
(1)こうしている間。「―日もくれたるに/滑稽本・膝栗毛(発端)」
(2)今より少し以前。この間。「―彦さまの御使に/浮世草子・好色敗毒散」

このうれ

このうれ 【木の末】
こずえ。こぬれ。「秋はなほおぼつかなしや初瀬川―もとに残る夜の月/建仁元年十五夜歌合」

このえ

このえ [1][0] 【近衛】
〔「こんゑ」の転〕
「近衛師団(シダン)」「近衛兵」「近衛府(フ)」などの略。ちかきまもり。

このえ

このえ コノヱ 【近衛】
五摂家の一。藤原北家は,忠通の長男,基実を祖とする近衛と,兼実を祖とする九条との両流に分かれた。近衛の称は居処にちなむ。鎌倉中期には,鷹司家が近衛家から分立した。

このえ

このえ【近衛】
the (Imperial) Guards.

このえあつまろ

このえあつまろ コノヱ― 【近衛篤麿】
(1863-1904) 政治家。公爵。関白忠煕(タダヒロ)の孫。号,霞山(カザン)。学習院院長・貴族院議長・枢密顧問官などを歴任。東亜同文会・対露同志会を結成し,対露強硬外交を主張。

このえいえひろ

このえいえひろ コノヱイヘヒロ 【近衛家煕】
(1667-1736) 江戸中期の公家。関白・太政大臣。法号,予楽院。詩歌・茶・花道に通じ,書道は当代一流と称された。著,「槐記」「花木真写」など。

このえさきひさ

このえさきひさ コノヱ― 【近衛前久】
(1536-1612) 安土桃山時代の公家。号,竜山。詩歌・書に長じた。上杉謙信・織田信長・徳川家康らを頼ってたびたび地方に下り,中央文化の地方伝播(デンパ)に貢献。

このえしだん

このえしだん [4] 【近衛師団】
〔帝王・王室の守護に当たる師団の意〕
旧陸軍で,皇居の守衛および儀仗の任に当たった師団。1871年(明治4)設けた親兵が翌年,近衛兵と改称,さらに91年近衛師団となった。1945年(昭和20)廃止。

このえじょうそうぶん

このえじょうそうぶん コノヱジヤウサウ― 【近衛上奏文】
太平洋戦争の末期の1945年(昭和20)2月に近衛文麿が行なった上奏。国体護持のためには即時停戦が必要と主張した。

このえせいめい

このえせいめい コノヱ― 【近衛声明】
第一次近衛文麿内閣の対中国基本政策を示した声明。
(1)(第一次)1938年(昭和13)1月,中華民国国民政府との事実上の国交断絶声明。「爾後国民政府を対手とせず」の内容で知られる。
(2)(第二次)1938年11月,{(1)}の声明の緩和をはかった内容。日・満・華の提携による東亜新秩序建設をうたった。
(3)(第三次)1938年12月,汪兆銘に親日政権をつくらせるために「善隣友好」などの原則を示したもの。

このえただひろ

このえただひろ コノヱ― 【近衛忠煕】
(1808-1898) 幕末・維新期の公卿。1862年関白・国事掛に就き公武合体を主張,尊攘派に排斥され翌年辞任。

このえづかさ

このえづかさ 【近衛府】
(1)「このえふ(近衛府)」に同じ。
(2)近衛府の官人。

このえてんのう

このえてんのう コノヱテンワウ 【近衛天皇】
(1139-1155) 第七六代天皇(在位 1141-1155)。名は体仁(ナリヒト)。鳥羽天皇の皇子。在位中は鳥羽法皇が院政を行い,藤原忠通が摂政関白を務めた。

このえのだいしょう

このえのだいしょう 【近衛大将】
近衛府の長官。

このえのちゅうじょう

このえのちゅうじょう 【近衛中将】
近衛府の次官。

このえのつかさ

このえのつかさ 【近衛の府】
「このえふ(近衛府)」に同じ。

このえのとねり

このえのとねり 【近衛舎人】
古代,近衛府に属した兵士。宮門の警固,行幸の供奉などに当たった。

このえのぶただ

このえのぶただ コノヱ― 【近衛信尹】
(1565-1614) 安土桃山・江戸初期の公家。関白。号,三藐(サンミヤク)院。前久の子。書道に優れ,近衛流を興した。寛永の三筆の一。

このえひでまろ

このえひでまろ コノヱ― 【近衛秀麿】
(1898-1973) 指揮者・作曲家。篤麿の子,文麿の弟。東大中退。ダンディらに作曲を,E =クライバーらに指揮を学ぶ。山田耕筰に師事し,山田とともに日本交響楽団を創立。

このえふ

このえふ [3] 【近衛府】
六衛府の一。765年授刀衛を改称した令外の官。左近衛府と右近衛府があり,禁中の警固・行幸の警備に当たったが,平安中期頃より儀仗兵化し,朝儀において舞楽を奏することを主な任とした。羽林。親衛。このえのつかさ。このえ。ちかきまもりのつかさ。

このえふみまろ

このえふみまろ コノヱ― 【近衛文麿】
(1891-1945) 政治家。篤麿の長男。公爵。東京生まれ。京大卒。貴族院議長。1937年(昭和12)以後三度組閣。この間,大政翼賛会を創立した。第二次大戦後,戦犯出頭命令を受けて服毒自殺。

このえへい

このえへい [3] 【近衛兵】
(1)帝王・王室の守護・儀仗の任に当たる兵士。
(2)旧陸軍で,近衛師団の兵。

このえぼたん

このえぼたん コノヱ― [4] 【近衛牡丹】
牡丹の花と葉を取り合わせた近衛家の家紋。

このえもん

このえもん 【近衛門】
大内裏(ダイダイリ)の陽明門の別名。近衛のみかど。

このえりゅう

このえりゅう コノヱリウ 【近衛流】
和様書道の一流派。近衛信尹(ノブタダ)を流祖とする。定家風の書体で謡曲本の書写などに好んで用いられた。三藐院(サンミヤクイン)流。

このかた

このかた 【此の方】
■一■ [4][2] (名)
(1)過去のある時より以後今まで。「卒業―一度も会っていない」
(2)現在に続くある期間。「一〇年―ずっと続けている」
■二■ [4][3] (代)
三人称。話し手に近い所にいる人,また,話し手側に関係のある人をさす。「この人」より敬意が高い。「―が先日お話の妹さんですか」
■三■ (連語)
こちらのほう。こちら側。「―に我は立ちて/万葉 3299」

このかた

このかた【この方】
(1) since (以来).→英和
(2) this gentleman[lady](この人).

このかみ

このかみ 【兄】
〔「子の上(カミ)」の意〕
(1)長男。長兄。「川嶋県を分ちて―稲速別に封(コトヨ)さす/日本書紀(応神訓)」
(2)年長。年長者。また,兄・姉。「いま一巡りが―に候へば/大鏡(昔物語)」
(3)地域・氏(ウジ)などの長。「諸氏の―未だ定まらざる/日本書紀(天武訓)」
(4)その道で,優れた者。「その―と思へる上手ども/源氏(若菜下)」

このかみごころ

このかみごころ 【兄心】
年長者らしい心。兄・姉らしい気持ち。「二の宮はこよなく―にところさり聞え給ふ/源氏(横笛)」

このかん

このかん [3] 【此の間】
ある点からある点までのあいだ。時間についても用いる。このあいだじゅう。「―の事情」

このきみ

このきみ 【此の君】
竹の異名。「呉竹なりけり。おい,―にこそ,といひわたるを聞きて/枕草子 137」
→此君(シクン)

このくらい

このくらい [0] 【此の位】
〔「このぐらい」とも〕
分量や程度が,具体的に示す例とほぼ同じであることを表す。この程度。これくらい。副詞的にも用いる。「長さは―ありました」「いつも―きれいだといいのだが」「今日は―にしておきましょう」「―のことではへこたれないぞ」

このくらい

このくらい【この位】
about this (size);about so much[many,large,long].

このくれ

このくれ 【木の暗れ・木の暮れ】
茂った木に覆われて暗いこと。また,そういう所。このくれしげ。「―の夕闇なるに/万葉 1948」

このくれしげ

このくれしげ 【木の暗れ茂】
「木の暗(クレ)」に同じ。「松風に池波立ちて桜花―に/万葉 257」

このくれの

このくれの 【木の暗れの】 (枕詞)
〔木の深い繁みのようにの意で〕
「しげし」にかかる。「―繁き谷辺を/万葉 4192」

このこ

このこ [2] 【海鼠子】
ナマコの卵巣。生または干したものを食用とする。

このこうべ

このこうべ 【兄部】
〔「子の上部(カミベ)」の転〕
(1)寺社・宮中・武家などの力者(リキシヤ)の頭。
→力者
(2)中世,寺社に属した諸座の長。

このご

このご [0] 【此の期】
いよいよという,この時。「―に及んで,言い訳は無用だ」

このごろ

このごろ [0] 【此の頃】
(1)少し前から今まで。このところ。近頃。最近。「―少し太った」「―は暇です」
(2)近い未来をいう語。近いうちに。「―ゆるりと逢ひに行きませう/浄瑠璃・近頃河原達引」

このごろ

このごろ【この頃】
now;→英和
at present;these days;nowadays (当今);→英和
recently (近ごろ);lately.→英和
〜の若いもの young men of today.

このごろよう

このごろよう 【此頃様】
当世風。今様。「これは―の事なり。いとにくし/徒然 208」

このさい

このさい [3] 【此の際】
こういう場合。このような時。この時機。副詞的にも用いる。「―だから派手な事はやめよう」「―はっきり言っておく」

このさい

このさい【この際】
under the present circumstances;at this juncture.

このさき

このさき [0] 【此の先】
(1)ここから先の方。「―に郵便局がある」
(2)現在よりあと。今後。以後。副詞的にも用いる。「―どうしたらよいか分からない」
(3)現在より前。以前。もと。「大臣は…―のよし野にあひなれ/浮世草子・置土産 4」

このさき

このさき【この先】
(1) hereafter (今後);→英和
in future.(2) beyond this (前方);farther on.

このした

このした [1] 【木の下】
樹木の下。

このしたかげ

このしたかげ [4][0] 【木の下陰】
木の陰。こかげ。「―の風のまにまに/新古今(春下)」

このしたかぜ

このしたかぜ 【木の下風】
木の下を吹く風。「桜ちる―はさむからで/拾遺(春)」

このしたがくれ

このしたがくれ 【木の下隠れ】
木の陰に隠れていること。また,その場所。「宮城野の―鹿や鳴くらん/続後拾遺(秋上)」

このしたつゆ

このしたつゆ 【木の下露】
(1)木の枝から落ちる露。「みさぶらひみ笠と申せ宮城野の―は雨にまされり/古今(東歌)」
(2)木の下の草葉におく露。「おき余る―や染めつらん/玉葉(秋上)」

このしたやみ

このしたやみ [0] 【木の下闇】
木が茂ってその木陰が暗いこと。「五月山―にともす火は/拾遺(夏)」

このしろ

このしろ [0][4] 【鰶・鮗】
ニシン目の海魚。全長約25センチメートル。体は長楕円形で側扁する。背部は青色で黒点が縦に数列並び,腹部は銀白色。背びれの最後の軟条は糸状に伸びる。食用。本州中部以南の沿岸に分布し,海藻の多い所にすむ。幼魚をジャコ・シンコ,15センチメートル前後のものをコハダ(関西ではツナシ)と呼ぶことが多い。

このしろ

このしろ 【利】
〔「子の代」の意〕
貸金の利息。利子。「凡そ負債者は…―を収(ト)ること莫れ/日本書紀(持統訓)」

このじゅう

このじゅう 【此の中】
(1)このあいだじゅう。このごろ。最近。「―はとりわけすまふがはやる/狂言・蚊相撲」
(2)先日。先頃。この間。「―花をぬすんだがよいか/狂言・花盗人」

このじんじゃ

このじんじゃ 【籠神社】
京都府宮津市大垣にある神社。祭神は豊受大神・彦火明命(ヒコホアカリノミコト)・天照大神(アマテラスオオミカミ)など。丹後国一の宮。こもりじんじゃ。

このせつ

このせつ [2][3] 【此の節】
このごろ。最近。「―は何かと物入りだ」

このたび

このたび [2] 【此の度】
今回。今度。「―はいろいろお世話になりました」

このたび

このたび【この度】
⇒今度.

このだん

このだん [3] 【此の段】
手紙・口上などで,前に述べたことを受ける語。「―御通知申し上げます」

このつぎ

このつぎ【この次】
next[another]time.〜の next <Sunday> .→英和

このて

このて [3] 【此の手】
(1)このやり方。「いつも―で逃げられる」
(2)これと同じ種類。「―の服がはやりだ」

このてがしわ

このてがしわ [4] 【児手柏・側柏】
ヒノキ科の常緑針葉小高木。中国原産。渡来は古く,庭園などに栽植する。枝は平らに分枝しててのひらを立てたように並び,裏表の区別がない鱗片葉を互生。先のとがった鱗片数対から成る球果をつける。漢方で葉と仁を薬に用いる。
児手柏[図]

このてがしわ=のふた面(オモテ)

――のふた面(オモテ)
〔コノテガシワの葉が表裏定めがたいことから〕
物事に両面あって,いずれとも定めがたいこと。「―,儘ならぬこそ恨みなれ/浄瑠璃・廿四孝」

このでん

このでん [3] 【此の伝】
このやり方。このやり口。「次も―でうまくいくとは限らない」

このとおり

このとおり【この通り】
like this;(in) this way;as you see.

このとき

このとき【この時】
at this time[moment];now.→英和
〜とばかり…する take the opportunity to <do> .

このところ

このところ [0] 【此の所】
現在のところ。最近。ちかごろ。「―どうも体の具合が悪い」

このど

このど 【此の土】
この場所。自分のいる所。また,この世。「をのづから人はあれども,―の人にも似ず/平家 2」

こののち

こののち [4][0] 【此の後】
その時からあと。以後。

このは

このは【木の葉】
a leaf (of a tree).→英和

このは

このは [1] 【木の葉】
(1)冬になって散る葉。散り残っている樹木の葉についてもいう。[季]冬。「―が舞い落ちる」
→きのは(木の葉)
(2)木の葉は軽いことから,軽いもの,取るに足らないものの意で,接頭語のように用いる。こっぱ。「―侍」「―鬼」

このはいし

このはいし [3] 【木の葉石】
(1)多数の木の葉の化石を含んでいる堆積岩。多くは泥岩。栃木県塩原町付近から出土するものが有名。
(2)温泉沈殿物である石灰華で,木の葉の印痕を有するもの。

このはおとし

このはおとし [4] 【木の葉落(と)し】
(1)木の葉が落ちるように左右交互に横すべりをしながら降下する飛行技術。
(2)〔木の葉を吹き落とすことから〕
木枯(コガラ)しのこと。

このはがえし

このはがえし [4] 【木の葉返し】
木の葉が風に翻るように軽快なはやわざ。このはがえり。「薙刀(ナギナタ)柄長くおつとりのべて,…一所に当るを―/謡曲・巴」

このはがくれ

このはがくれ [4] 【木の葉隠れ】
木の葉に隠れて見えないこと。また,その所。「いまよりは―もなけれども時雨に残る村雲の月/新古今(冬)」

このはがみ

このはがみ [3] 【木の葉髪】
晩秋から初冬の頃,木の葉が散るように,常より多く脱け落ちる頭髪をいう語。[季]冬。《―文芸ながく欺きぬ/中村草田男》

このはがれい

このはがれい [4] 【木の葉鰈】
5センチメートルぐらいのカレイを重ねて乾燥させたもの。ささのはがれい。あしのはがれい。

このはぐもる

このはぐも・る 【木の葉曇る】 (動ラ四)
茂った木の葉に光が遮られる。「―・らで月や出づらむ/新古今(冬)」

このはごろも

このはごろも 【木の葉衣】
(1)身に散りかかる木の葉を衣に見立てていう語。「―の袖の上/謡曲・雨月」
(2)木の葉をつづって作った衣。仙人が着るという。

このはざる

このはざる [4] 【木の葉猿】
(1)小さな猿。身軽に飛びまわって,樹間に見え隠れする小猿。「御迎ひに馬,乗物,―共をおびたたしく遣はし給ふ/御伽草子・のせ猿」
(2)熊本県玉東町木葉で作る郷土玩具。土製の猿に彩色したもの。

このはしぐれ

このはしぐれ [4] 【木の葉時雨】
木の葉の散るさまや音を時雨に見立てていう語。

このはずく

このはずく
《鳥》a screech owl.

このはずく

このはずく [3] 【木の葉木菟】
フクロウ目フクロウ科の鳥。全長約20センチメートルで,日本産フクロウ類では小形。背面は褐色,腹面は淡褐色で,全身に黒ないし褐色の縦斑があり,頭に耳状の羽毛がある。ブッポーソーと鳴き「声の仏法僧」といわれる。北海道・本州の森林で繁殖し,冬期は南へ移動する。

このはせんべい

このはせんべい [4] 【木の葉煎餅】
木の葉の形に作った煎餅。

このはちょう

このはちょう [3] 【木の葉蝶】
タテハチョウ科のチョウ。開張約8センチメートル。はねは前後端がとがり,裏面は褐色で,静止すると枯れ葉に見えるので保護色の例として有名。表面は藍色で,前ばねの中央に斜めの広い橙色帯がある。沖縄本島を北限とし,台湾から東南アジアに広く分布。

このはてんぐ

このはてんぐ [4] 【木の葉天狗】
(1)威力のない天狗。大したことのない天狗。こっぱてんぐ。「嵐の山の夜あらしに―ぞ誘はるる/天狗弁」
(2)風に舞い散る木の葉を,空を飛び回る天狗にたとえた語。

このはな

このはな 【此の花】
(1)〔古今(仮名序)「なにはづに咲くやこの花冬ごもり今は春べと咲くやこの花」による〕
梅の花の異名。
(2)〔元稹(ゲンシン)の詩句「不是花中偏愛菊,此花開後更無花」より〕
菊の花の異名。

このはなのさくやびめ

このはなのさくやびめ 【木花開耶姫】
記紀神話の神。大山祇神(オオヤマツミノカミ)の娘で瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の妃。火闌降命(ホノスソリノミコト)・彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)・火明命(ホアカリノミコト)を生む。後世,富士の神として浅間神社にまつられ,また安産の神として信仰される。このはなさくやひめ。

このはばみ

このはばみ [3] 【木の葉銜】
⇒杏葉轡(ギヨウヨウグツワ)

このはぶね

このはぶね [4] 【木の葉舟】
波に浮き沈みする小舟を木の葉に見立てた語。また,水に流れる木の葉を舟に見立てた語。

このはむし

このはむし [3] 【木の葉虫】
ナナフシ目コノハムシ科の昆虫の総称。熱帯アジアからニューギニアにかけて分布する珍虫。体長約8センチメートル。全身緑色。腹部が著しく扁平で頭部と胸部は細い。全身が木の葉にそっくりで,擬態の例として有名。

このはむしゃ

このはむしゃ 【木の葉武者】
取るに足りない武者。こっぱむしゃ。

このひと

このひと [2] 【此の人】 (代)
三人称。話し手に近い所にいる人,また話し手側に関係のある人をさす。「このかた」「こちら」より敬意が低い。「―は僕の三年後輩です」

このぶん

このぶん [3] 【此の分】
現在の状態。この様子。この調子。「―ならきっと成功する」「―では明日は雨だろう」

このぶん

このぶん【この分では】
at this rate.〜で行けば if things go on like this.

このへん

このへん【この辺に】
near[about,around]here;in this neighborhood.

このへん

このへん [0] 【此の辺】
(1)このあたり。
(2)この程度。このぐらい。「では―で終わります」

このほう

このほう 【此の方】 (代)
一人称。目下の者に対して男性が用いる語。わし。吾輩(ワガハイ)。「このやうな陰徳のある人をただおいては,―の道が欠けると/黄表紙・孔子縞于時藍染」

このほか

このほか【この外】
besides[in addition to]this[these];besides;→英和
moreover.→英和

このほど

このほど [2] 【此の程】
(1)このたび。今回。「―刊行の運びとなりました」
(2)今より少し以前。先頃。先日。「―完成したビルの落成式を行う」

このま

このま【木の間】
among the trees.〜を通して through the branches.

このま

このま [1][0] 【木の間】
木と木のあいだ。樹間。

このまえ

このまえ [3] 【此の前】
この間。せんだって。前回。「―の土曜日」

このまえ

このまえ【この前】
before (this);→英和
the last time.〜の last <Sunday> ;→英和
previous.→英和

このまがくれ

このまがくれ [4] 【木の間隠れ】
木の茂みのあいだから見え隠れすること。

このましい

このましい【好ましい(からぬ)】
(un)desirable;→英和
(dis)agreeable;→英和
(un)pleasant.→英和

このましい

このまし・い [4] 【好ましい】 (形)[文]シク このま・し
〔動詞「このむ」の形容詞形。「このもしい」とも〕
(1)感じがよくて,心を引かれる。好感がもてる。「―・い人柄」
(2)望ましい。そのようになればいい。「慎重な検討が―・い」「あまり―・くない事件」
(3)好きである。好みに合う。「うちつけのすきずきしさなどは,―・しからぬ御本性にて/源氏(帚木)」
(4)風流好みである。凝っている。「わざと―・しき事もなく,あてやかに住みなし給へるけはひ見えわたる/源氏(初音)」
(5)色好みである。「君の御方に若くて候ふをとこ,―・しきにやあらむ/堤中納言(ほどほどの)」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

このまちょう

このまちょう 【木の間蝶】
ジャノメチョウ科のクロコノマチョウとウスイロコノマチョウの総称。開張約7センチメートル。暗褐色ではねの外縁には凸凹がある。前ばねに二個,後ろばねに三個の眼状紋があり,裏面は灰白色。幼虫はイネ科の植物を食う。クロコノマチョウは関東から屋久島まで,ウスイロコノマチョウは南西諸島以南,東南アジア・アフリカなどに分布。

このまま

このまま [4] 【此の儘】
今のまま。「―では済むまい」「―にしておこう」「―進めよう」
〔副詞的用法の場合,アクセントは [0]〕

このまま

このまま【この侭】
<leave it[them]> as it is[they are].

このまろどの

このまろどの 【木丸殿】
⇒きのまろどの(木丸殿)

このみ

このみ [1][3] 【好み】
(1)好むこと。嗜好(シコウ)。「人によって―がちがう」「―にあう」
(2)注文。希望。「お―どおりにします」
(3)歌舞伎で,衣装などの意匠を俳優の自由裁量に任せること。

このみ

このみ【好み】
<have a> liking;→英和
<one's> taste <in clothes> ;→英和
choice (選択).→英和
〜の favorite;→英和
pet.→英和
〜のよい <a man> of good taste.

このみ

このみ [1] 【木の実】
樹木になる果実。きのみ。[季]秋。

このみ

このみ【木の実】
(a) fruit;→英和
a nut (堅果);→英和
a berry (いちごなどの).→英和

このみごころ

このみごころ 【好み心】
色好みの心。すきごころ。「尽きせぬ―も見まほしうなりにければ/源氏(紅葉賀)」

このみち

このみち 【木の道】
「きのみち(木道)」に同じ。

このみち

このみち 【この道】
日本歌曲。北原白秋の詩に山田耕筰が1927年(昭和2)に作曲。「童謡百曲集(第三集)」で発表。「この道はいつか来た道…」

このみちのたくみ

このみちのたくみ 【木の道の工】
「きのみちのたくみ(木道工)」に同じ。「かの―の造れる,うつくしきうつは物も/徒然 22」

このむ

このむ【好む】
like;→英和
be fond <of> ;have a liking[taste] <for> ;→英和
prefer <A to B> .→英和
〜と好まざるにかかわらず no matter whether a person likes it or not.

このむ

この・む [2] 【好む】 (動マ五[四])
(1)他のものに比べてそれに気を引かれる。好(ス)く。「甘いものを―・む」「静かな曲を―・む」
(2)進んでそれを選ぶ。「―・むと―・まざるとにかかわらず…」「先代の―・んだ意匠」
(3)(植物などが)その状態を要する。「ヤツデは日陰を―・む」
(4)所望する。注文する。「余の舟はほしからず。はやかぜ,と―・ませ給ひ/御伽草子・御曹子島渡」
(5)得意とする。「敵若し寄せ来らば―・む所の取手なるべし/太平記 8」
→好んで

このめ

このめ [1] 【木の芽】
(1)樹木に萌(モ)え出た芽。きのめ。[季]春。「―が吹く」
(2)サンショウの若芽。きのめ。
(3)〔近世女性語〕

 (ア)ユズの葉。きのめ。
 (イ)茶。

このめ=張る

――張・る
木の芽がふくらむ。「張る」を「春」にかけて用いることが多い。「今はよも枝にこもれる花もあらじ―・るさめ時を知る頃/新葉(春下)」

このめあえ

このめあえ [0] 【木の芽和え】
⇒きのめあえ(木芽和)

このめかぜ

このめかぜ [3] 【木の芽風】
木の芽どきに吹く風。[季]春。《金堂の扉を叩く―/虚子》

このめづき

このめづき [3] 【木の芽月】
陰暦二月の異名。

このめづけ

このめづけ [0] 【木の芽漬(け)】
⇒きのめづけ(木芽漬)

このめどき

このめどき [0] 【木の芽時】
樹木に新芽が出る頃。早春。[季]春。

このも

このも 【此の面】
こちら側。
⇔かのも
「二上のをても―に網さして我(ア)が待つ鷹を夢(イメ)に告げつも/万葉 4013」

このもかのも

このもかのも 【此の面彼の面】
こちら側とあちら側。あちらこちら。「筑波ねの―にかげはあれど/古今(東歌)」

このもしい

このもし・い [4] 【好もしい】 (形)[文]シク このも・し
「このましい」に同じ。「―・い青年」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)

このもと

このもと 【木の下】
木のした。樹下。また,身の寄せ所をたとえていう。「いかなる―をかは頼むべく侍らむ/源氏(椎本)」

このもとまつり

このもとまつり 【木の下祭】
伊勢神宮の新殿造宮の際に行われる祭りの一。正殿の心(シン)の柱の木を切り出す前に,杣山(ソマヤマ)のその木の下で行われる。

このゆえに

このゆえに コノユヱ― [4][3] 【此の故に】 (接続)
〔漢文訓読に由来する語〕
このような理由で。こういうわけで。

このよ

このよ [3][0] 【此の世】
今生きている世。この世界。現世。「―の見納め」「―のものとも思えぬ奇怪な姿」
→あの世

このよ

このよ【この世】
this world[life].〜の worldly;→英和
earthly <paradise> .→英和
‖この世の地獄 a hell on earth.

このよ=なら∘ず

――なら∘ず
(1)死んだも同然に。「―∘ずわづらひけり/著聞 5」
(2)この世のものと思われぬほど素晴らしい。「―∘ぬ財にこそありけれと/今昔 29」
(3)前世からの。また,来世までも。「―∘ぬ契りと存じ候/仮名草子・竹斎」

このよう

このよう
〜な(に) ⇒こんな(に).

このよう

このよう [3] 【此の様】 (形動)
こういうふう。このとおり。「―な手段はとりたくない」「―に仕上げてください」

このよのかぎり

このよのかぎり [5] 【此の世の限り】
この世の終わり。一生の終わり。

このよのほか

このよのほか 【此の世の外】
現に生きているこの世界ではない,別の所。
(1)あの世。「あらざらむ―の思ひ出に今一度の逢ふこともがな/後拾遺(恋三)」
(2)俗世間を離れた所。また,全く違う世界。「―のやうなる僻おぼえどもにとりまぜつつ/源氏(若菜上)」

このよのわかれ

このよのわかれ [3] 【此の世の別れ】
死ぬこと。死。

このわた

このわた [2] 【海鼠腸】
ナマコの腸(ハラワタ)の塩辛。[季]冬。

このんで

このんで【好んで】
of one's free will;of one's own accord.

このんで

このんで [2] 【好んで】 (副)
〔「好みて」の転〕
自分から進んで。好きで。「―失敗する者はいない」「―事を構える」

この上

このうえ【この上】
more;→英和
further;→英和
besides (このほか);→英和
in addition (to this).〜もない the best;→英和
ideal.→英和
〜なく most[best]of all;more[better]than anything else.〜は now.→英和

この世

このよ【この世】
this world[life].〜の worldly;→英和
earthly <paradise> .→英和
‖この世の地獄 a hell on earth.

この位

このくらい【この位】
about this (size);about so much[many,large,long].

この侭

このまま【この侭】
<leave it[them]> as it is[they are].

この先

このさき【この先】
(1) hereafter (今後);→英和
in future.(2) beyond this (前方);farther on.

この分では

このぶん【この分では】
at this rate.〜で行けば if things go on like this.

この前

このまえ【この前】
before (this);→英和
the last time.〜の last <Sunday> ;→英和
previous.→英和

この外

このほか【この外】
besides[in addition to]this[these];besides;→英和
moreover.→英和

この度

このたび【この度】
⇒今度.

この方

このかた【この方】
(1) since (以来).→英和
(2) this gentleman[lady](この人).

この時

このとき【この時】
at this time[moment];now.→英和
〜とばかり…する take the opportunity to <do> .

この次

このつぎ【この次】
next[another]time.〜の next <Sunday> .→英和

この辺に

このへん【この辺に】
near[about,around]here;in this neighborhood.

この通り

このとおり【この通り】
like this;(in) this way;as you see.

この道

このみち 【この道】
日本歌曲。北原白秋の詩に山田耕筰が1927年(昭和2)に作曲。「童謡百曲集(第三集)」で発表。「この道はいつか来た道…」

この間

このあいだ【この間】
the other day;a few days ago;recently;lately.→英和
〜の recent;→英和
late.→英和

この際

このさい【この際】
under the present circumstances;at this juncture.

この頃

このごろ【この頃】
now;→英和
at present;these days;nowadays (当今);→英和
recently (近ごろ);lately.→英和
〜の若いもの young men of today.

こは

こは 【此は】 (連語)
〔代名詞「こ」に助詞「は」の付いたもの〕
これは。これはまあ。多く,疑問や感動を表す時に用いる。「夜中に―なぞ歩かせ給ふ/源氏(空蝉)」

こは=そも

――そも
驚いたりした時に発する語。これはまた。これはまあ,一体。「―神の教かや/浄瑠璃・凱陣八島」

こは=如何(イカ)に

――如何(イカ)に
これはどうしたことであろうか。「少納言などは―,ときこゆ/源氏(若紫)」

こはい

こはい 【粉灰】
(1)こなみじん。副詞的にも用いる。「修羅の大敵を―に打ち砕き/曾我 11」
(2)徹底してやっつけること。こっぱい。「―ニ人ヲ呵ル/日葡」

こはぎ

こはぎ 【小脛】
裾をまくりあげ脛を少し出すこと。「また,―にて半靴(ホウカ)はきたるなど/枕草子 144」

こはぎ

こはぎ [0] 【小萩】
小さい萩。また,萩の美称。[季]秋。

こはく

こはく【琥珀】
amber.→英和
琥珀色(の) amber.→英和

こはく

こはく [0] 【琥珀】
(1)地質時代の樹脂が石化したもの。黄褐色ないし黄色で樹脂光沢があり,透明ないし半透明。比重は一・〇九六,硬度二〜二・五。炭層に伴って産出する。良質のものは飾り石となる。くはく。赤玉。
(2)「琥珀織り」「琥珀色」などの略。

こはくいろ

こはくいろ [0] 【琥珀色】
琥珀の色。透明ないし半透明の,赤みをおびた黄色。

こはくおり

こはくおり [0] 【琥珀織(り)】
経(タテ)糸を密に,緯(ヨコ)糸に比較的太い糸を用いて平織りにし,横(ウネ)を表した練り絹織物。羽織地・袴地・帯地などに用いる。中国渡来のものであったが,天和年間(1681-1684)より京都西陣で織り出すようになった。横筋斜子(ナナコ)。

こはくさん

こはくさん [0] 【琥珀酸】
琥珀の乾留によって発見された二価カルボン酸の一種。化学式 HOOC・CH�・CH�・COOH 天然の貝類,未熟な果実,発酵製品中に含まれ,現在はエチレンやベンゼンを原料として合成し,調味料にする。生体内では酸化・還元反応の過程の中間体として重要。TCA 回路などの一員。ブタン二酸。

こはくじま

こはくじま [0] 【琥珀縞】
琥珀織りの縞織物。

こはくとう

こはくとう [0] 【琥珀糖】
寒天を煮溶かし,砂糖を加え,鬱金粉(ウコンコ)で着色して煮詰め,レモンまたは橙皮油を混ぜて冷して固めた菓子。

こはじとみ

こはじとみ [2] 【小半蔀】
小さい半蔀。

こはずかしい

こはずかし・い [5][0] 【小恥ずかしい】 (形)[文]シク こはづか・し
ちょっときまりがわるい。「―・い思いをする」

こはぜ

こはぜ [0] 【小鉤・鞐】
(1)足袋・脚絆・帙(チツ)などの合わせ目を留める爪形のもの。「―をかける」
→小鉤掛け
(2)金属板で屋根を葺(フ)く時の板の接ぎ方。板を互いに折り返し,折り返しどうしをひっかけてつなぐ方法。こはぜつぎ。
小鉤(1)[図]

こはぜ

こはぜ
〜を掛ける(はずす) (un)fasten the clasp.→英和

こはぜかけ

こはぜかけ [3] 【小鉤掛(け)】
小鉤をはめる輪。また,小鉤をかけるように仕立ててあること。「足袋の―」

こはぜきゃはん

こはぜきゃはん [4] 【小鉤脚絆】
小鉤をかけて履くように仕立てた脚絆。

こはた

こはた 【木幡】
京都府宇治市内の北部にある地名。「木旗」「強田」「許波多」とも書かれた。古くから大和と山城を結ぶ交通の要衝。宇治茶を産する。許波多神社がある。((歌枕))「山科(ヤマシナ)の―の山を/万葉 2425」

こはだ

こはだ [0] 【小鰭】
コノシロの15センチメートルほどの大きさのもの。酢の物・すし種などとする。
→鰶(コノシロ)

こはだ

こはだ [0] 【木皮・木膚・木肌・樸】
木の皮。

こはだぶき

こはだぶき [0] 【木皮葺き】
屋根を木皮で葺くこと。また,その屋根。

こはちようのくるま

こはちようのくるま コハチエフ― 【小八葉の車】
八葉の車のうち,八葉蓮花(レンゲ)の紋が小さいもの。下位の殿上人(テンジヨウビト)などが用いる。
→八葉の車

こはな

こはな 【裔】
子孫。後裔(コウエイ)。血統。「帝皇の―/日本書紀(允恭訓)」

こはば

こはば【小幅】
a single breadth;[相場]narrow limits.小幅物 narrow cloth;narrow goods (ネクタイ・リボンなど).

こはば

こはば [0] 【小幅】 (名・形動)[文]ナリ
(1)普通より幅の狭い・こと(さま)。
(2)差や開きが小さい・こと(さま)。「―な値動き」
(3)織物の幅で,鯨尺九寸五分(約36センチメートル)のもの。和服用反物の幅。並幅(ナミハバ)。
→大幅
→中幅

こはまちりめん

こはまちりめん [4] 【小浜縮緬・古浜縮緬】
代表的な丹後縮緬。織りが密でしぼが普通の縮緬より細かい。

こはり

こはり 【小張・粉張】
「白張(ハクチヨウ)」に同じ。「伊藤武者景綱―を切り/平治(上)」

こはる

こはる [0] 【小春】
陰暦一〇月の異名。暖かな春のような日和(ヒヨリ)が続くのでいう。小(コ)六月。[季]冬。

こはるじへえ

こはるじへえ 【小春治兵衛】
人形浄瑠璃「心中天網島(テンノアミジマ)」の両主人公。また,同作の通称。

こはるづき

こはるづき [3] 【小春月】
陰暦一〇月の異名。小春。

こはるび

こはるび [3] 【小春日】
小春日和(ビヨリ)の日。またその日ざし。[季]冬。

こはるびより

こはるびより【小春日和】
mild autumn weather;(an) Indian summer.

こはるびより

こはるびより [4] 【小春日和】
小春の頃の穏やかな気候。日本付近が移動性高気圧におおわれたような気圧配置のときに現れる。小春日。[季]冬。《玉の如き―を授かりし/松本たかし》

こはん

こはん [0] 【古版】
昔,出版された書物。

こはん

こはん [0] 【虎斑】
虎の横縞(ヨコジマ)のような模様。黄褐色の地に黒い縞のあるもの。とらふ。とらまだら。

こはん

こはん [0] 【孤帆】
一艘(ソウ)だけ浮かんでいる帆かけ船。

こはん

こはん [0] 【湖畔】
湖のほとり。

こはん

こはん【湖畔の】
lakeside <hotel> ; <a house> by[on]the lake.→英和

こはんぎん

こはんぎん [2] 【小半斤】
半斤の二分の一。四分の一斤。

こはんしじん

こはんしじん [4] 【湖畔詩人】
〔Lake Poets〕
一九世紀初頭,イギリスで活躍したワーズワース・コールリッジ・サウジーらをいう。イングランドの湖水地方に居住し,自然の素朴さを愛好してそこに霊感を求め,瞑想的な詩を作った。

こはんとき

こはんとき [5][2] 【小半時】
昔の一時(イツトキ)の四分の一の時間。約三〇分。

こはんとし

こはんとし [2] 【小半年】
〔「こはんねん」とも〕
(1)一年の約半年近くの間。
(2)一年の四分の一の月日。

こはんにち

こはんにち [2][5] 【小半日】
半日近く。約半日。

こはんぽん

こはんぽん [0] 【古版本】
古版の本。日本では,江戸初期以前,中国では明代以前の版本をいう。こはんぼん。

こば

こば [1] 【古馬】
三歳馬や四歳馬に対し,それ以上の年齢の馬。ふる馬。

こば

こば [2] 【木場】
(1)伐採した木を集めておく,山間の狭い平地。仕事場・休憩場などにも利用する。木木場(キコバ)。馬場(マバ)。馬止(マド)め。
(2)山間の農耕地。また,焼き畑。木場作(コバサク)。

こば

こば [1] 【胡馬】
胡の地に産した馬。

こば

こば [0][2] 【木羽・木端】
(1)材木のきれはし。こっぱ。
(2)「杮板(コケライタ)」に同じ。

こば=北風(ホクフウ)に依(ヨ)る

――北風(ホクフウ)に依(ヨ)る
〔文選(古詩十九首)「胡馬依�北風�,越鳥巣�南枝�」〕
胡馬が北風が吹くごとに,生まれ故郷の北方を慕っていななく。故郷の忘れがたいことのたとえ。胡馬北風に嘶(イバ)ゆ。

こば=北風(ホクフウ)に嘶(イバ)ゆ

――北風(ホクフウ)に嘶(イバ)ゆ
⇒胡馬北風(コバホクフウ)に依(ヨ)る

こばい

こばい【故買品】
<receive> stolen goods.

こばい

こばい [0] 【故買】 (名)スル
盗んだ品と知っていて,買ったり交換したりすること。窩主(ケイズ)買い。「―屋」「―犯」「―者」

こばい

こばい [0] 【呼買】 (名)スル
市場で,売手と買手が双方から値段を呼び立てて売買すること。

こばいえん

こばいえん [2] 【古梅園】
江戸時代創業の墨の老舗(シニセ)。また,そこで作られた墨。最初奈良で作られた。

こばいけいそう

こばいけいそう [0] 【小梅蕙草】
ユリ科の多年草。高山の湿った草地に生える。根茎は有毒。バイケイソウに似るが全体に小さい。高さ0.5〜1メートル。初夏,多数の白色の小花を,大形の円錐花序につける。コバイケイ。

こばいた

こばいた [0] 【木羽板・小羽板】
「杮板(コケライタ)」に同じ。こば。

こばいも

こばいも [2] 【小貝母】
ユリ科の多年草。山地の樹陰に生える。茎は高さ約15センチメートルで,五枚の披針形の葉をつける。春,茎頂に紫紅色の斑点のある六弁の鐘形花を一個下向きにつける。テンガイユリ。

こばか

こばか [0] 【小馬鹿・小莫迦】
少し愚かなこと。また,その人。

こばか=に∘する

――に∘する
他人を見くびったような態度をとる。相手を侮蔑した扱いをする。「人を―∘したような態度」

こばかま

こばかま [2] 【小袴】
(1)足首までの丈の袴。切袴。
(2)素襖(スオウ)や水干と組み合わせて普段に着た裾の短い括(クク)り袴。また,幅の狭い膝下丈の狩袴。

こばかまわし

こばかまわし 【小馬鹿回し】
人を小馬鹿にして扱うこと。「いい年をしたものを,―にして/滑稽本・八笑人」

こばく

こばく [0] 【固縛】 (名)スル
縄や紐(ヒモ)でかたくしばること。

こばこ

こばこ [1][0] 【小箱】
(1)小さい箱。
(2)鉤笥(チゲ)の別名。

こばさく

こばさく [2] 【木場作】
「木場(コバ){(2)}」に同じ。

こばしら

こばしら [2] 【小柱】
馬鹿貝(バカガイ)の貝柱。食用に珍重される。

こばしり

こばしり [2] 【小走り】
小股に走ること。「―に急ぐ」

こばしり

こばしり【小走りに行く】
(go at a) trot.→英和

こばす

こば・す (動サ四)
気の利いた言い方をする。わざとむずかしい言い方をする。「いや咳気は初心に,誰も知りたり。ちと―・して癲癇(テンカン)と言はいでは/咄本・醒睡笑」

こばた

こばた 【小幡】
姓氏の一。

こばた

こばた [0][1] 【小旗】
(1)小さい旗。
(2)「指小旗(サシコバタ)」に同じ。

こばたこへいじ

こばたこへいじ 【小幡小平次】
〔「こはだこへいじ」とも〕
怪談話の主人公。女房の情人に殺され安積(アサカ)の沼に沈められた旅役者。山東京伝作の読本「復讐奇談安積沼(アサカノヌマ)」を原拠とする。四世鶴屋南北作「彩入御伽草(イロエイリオトギゾウシ)」,河竹黙阿弥作「怪談木幡小平次」などの歌舞伎に脚色。

こばち

こばち [1][0] 【小鉢】
(1)小さい鉢。
(2)(日本料理で)小さな器に盛った料理。

こばち

こばち [1] 【小蜂】
コバチ上科のハチの総称。体長3ミリメートル以下の微小なものが多く,すべて寄生蜂で,大部分は他の昆虫・クモあるいはそれらの卵に産卵し,幼虫は宿主を体内から食べて育つ。害虫の天敵として利用されるものもある。アオムシコバチ・ズイムシアカタマゴバチなど多数。

こばな

こばな【小鼻】
the wings of the nose.→英和

こばな

こばな [0][1] 【小鼻】
鼻の先の左右の膨らんだ部分。鼻翼。

こばな=が落ちる

――が落・ちる
病人が死に近づく時,衰弱のために,小鼻の肉がそげ細る。

こばな=をうごめかす

――をうごめか・す
得意げな様子をみせるさまをいう。

こばな=を膨(フク)らます

――を膨(フク)らま・す
不満そうな様子をするさまをいう。

こばなし

こばなし【小話】
<F.> a conte.→英和

こばなし

こばなし [2] 【小話・小咄・小噺】
(1)短くおもしろい話。ちょっとした気の利いた話。
(2)落とし話の近代に入っての呼称。単行本としては1917年(大正6)刊「小咄十種」が嚆矢。
(3)簡単な世間話。ちょっとした話。「堺よりの魚荷ども夜の明け方に―してぞ通りける/落葉集」

こばなれ

こばなれ [2] 【子離れ】 (名)スル
親が子供の自主性を尊重して,子への過剰な干渉をやめること。「―できない親」

こばね

こばね [1] 【小羽根】
(1)小さなはね。
(2)「小羽根釘(クギ)」の略。

こばねくぎ

こばねくぎ [3] 【小羽根釘】
杮板(コケライタ)などを押さえるのに用いる竹釘。小羽根。

こばのとねりこ

こばのとねりこ [0] 【小葉の梣】
アオダモの別名。

こばむ

こば・む 【媚む】 (動マ四)
こびる。「面白いぞや傾城―・めど話いて/田植草紙」

こばむ

こばむ【拒む】
refuse <a request> ;→英和
reject <a proposal> ;→英和
deny <a person> admission.

こばむ

こば・む [2] 【拒む】 (動マ五[四])
(1)要求・依頼・働きかけなどを断る。拒否する。「要求を―・む」「来(キタ)る者は―・まず」
(2)進むのをとどめる。はばむ。「楚も兵を発して呉の兵を―・むぞ/史記抄 9」

こばや

こばや [0] 【小早】
■一■ (名)
「小早船」に同じ。
■二■ (形動)[文]ナリ
すこし早いさま。こいそぎ。「―に歩いていく」

こばやい

こばや・い 【小早い】 (形)[文]ク こばや・し
やや早い。少し早い。また,急ぎぎみである。「―・く走り出る」

こばやい

こばや・い 【子早い】 (形)[文]ク こばや・し
〔近世語〕
子をはらみやすい。すぐに妊娠するたちである。「わたくしは―・い方と下女おどし/柳多留 6」

こばやかわ

こばやかわ コバヤカハ 【小早川】
姓氏の一。

こばやかわたかかげ

こばやかわたかかげ コバヤカハ― 【小早川隆景】
(1533-1597) 安土桃山時代の武将。毛利元就の三男。通称,又四郎。小早川家を継ぎ,毛利輝元をたすけて水軍を編制,瀬戸内海に勢力をふるった。のち豊臣秀吉に仕え,四国・九州出兵,文禄の役に活躍。五大老の一人。

こばやかわひであき

こばやかわひであき コバヤカハ― 【小早川秀秋】
(1582-1602) 桃山時代の武将。通称,金吾。豊臣秀吉の妻高台院の兄木下家定の子。秀吉の養子,のち小早川隆景の養子。慶長の役の総大将。関ヶ原の戦いでは東軍に通じ,徳川方勝利の一因となる。

こばやし

こばやし 【小林】
姓氏の一。

こばやし

こばやし 【小林】
宮崎県南西部にある市。小林盆地にあり,近世まで薩摩藩領。畑作農業と酪農が盛ん。

こばやしいちぞう

こばやしいちぞう 【小林一三】
(1873-1957) 実業家。山梨県生まれ。阪急電鉄・宝塚歌劇・東宝映画を創立。また,商工相・国務相などを歴任。

こばやしいっさ

こばやしいっさ 【小林一茶】
(1763-1827) 江戸後期の俳人。幼名,弥太郎,名は信之。別号,俳諧寺など。信濃国柏原生まれ。一五歳で江戸に出,俳諧を葛飾派の二六庵竹阿に学び,のち夏目成美の庇護を受ける。方言・俗語を交え,不幸な境遇を反映して屈折のある異色な作風を示した。老年帰郷し結婚したが,不遇の中に没した。著「おらが春」「父の終焉日記」など。

こばやしきよちか

こばやしきよちか 【小林清親】
(1847-1915) 版画家。江戸生まれ。河鍋暁斎・柴田是真に日本画を,ワーグマンに洋画を学ぶ。錦絵に西洋画の写実描写を取り入れ,独自の風景版画を作る。晩年には新聞に風刺画も描いた。

こばやしこけい

こばやしこけい 【小林古径】
(1883-1957) 日本画家。新潟県生まれ。本名,茂。梶田半古に師事。日本美術院の中心作家。身近な風俗を題材に新古典主義といわれる装飾性豊かな作品を描いた。

こばやしたきじ

こばやしたきじ 【小林多喜二】
(1903-1933) 小説家。秋田県生まれ。「1928年3月十五日」でプロレタリア文学の旗手として登場。「蟹工船」「党生活者」など労働運動・革命運動の現実を書いた。地下活動のさなか,官憲の手で虐殺された。

こばやしひでお

こばやしひでお 【小林秀雄】
(1902-1983) 評論家。東京生まれ。芸術・思想・社会・歴史にわたる優れた文明批評を残す。自己表現としての批評という近代批評の原理を確立。著「様々なる意匠」「無常といふ事」「本居宣長」など。

こばやしよしはる

こばやしよしはる 【小林好日】
(1886-1948) 国語学者。東京生まれ。東北大教授。文法理論・奥羽方言の研究などに業績を残した。著「国語国文法要義」「方言語彙学的研究」など。

こばやぶね

こばやぶね [4] 【小早船】
(1)近世の軍船の一形式。早船の小型のもの。関船式の総矢倉はなく,半垣(ハンカキ)作り,または欄干作りで艪(ロ)は四〇挺以下のもの。物見・先手の戦船,あるいは飛脚船に用いた。小関(コゼキ)。小早。
→関船
(2)近世,二百石から四百石積み程度の小型で,早廻りの廻船。
小早船(1)[図]

こばら

こばら [0] 【小腹】
〔「こ」は接頭語〕
腹。また,腹に関するちょっとしたことにいう。「―がすく」

こばら=が立つ

――が立・つ
ちょっと腹が立つ。

こばり

こばり [0] 【小梁】
大梁または桁(ケタ)の間に架けわたして床板・根太(ネダ)などを直接支える梁。

こばり

こばり [0] 【小針】
(1)短い針。
(2)細かく縫った針目。

こばん

こばん [0] 【小番】
(1)中世,朝廷や寺社で,交替制で勤務する制度をいう。
(2)「小番衆(シユウ)」に同じ。

こばん

こばん 【小判】
(1) [1]
江戸時代の金貨の一。楕円形で,表裏に極印がある。発行時により大きさ・量目・品位などは異なるが,一枚一両として通用した。慶長小判・宝永小判など,十種が発行された。
(2) [1]
「小判形(ガタ)」に同じ。
(3) [0]
紙などの,判(ハン)の小さいもの。

こばん

こばん【小判】
a koban;a (an old Japanese) gold coin.小判形の oval.→英和

こばんいただき

こばんいただき [4] 【小判戴】
コバンザメの異名。

こばんいち

こばんいち [2] 【小判市】
江戸時代,金相場を立てるため小判を売買した市。

こばんがた

こばんがた [0] 【小判形】
小判の形。長円形。

こばんざめ

こばんざめ【小判鮫】
a remora;→英和
a sucker fish.

こばんざめ

こばんざめ [2] 【小判鮫】
(1)スズキ目コバンザメ科の海魚の総称。いずれも体は細長く,日本近海に七種がいる。頭部背面に背びれが変形した小判形の吸盤を備える。コバンイタダキ。
(2){(1)}の一種。全長80センチメートル内外。体色は青褐色で,体側の全長にわたり一本の幅広い暗色縦帯が走る。エイ・サメ・クジラ類その他大形の水生動物に吸着し,その食べ残しや排出物などを餌とする。温・熱帯の海に広く分布。
小判鮫(2)[図]

こばんし

こばんし [2] 【小半紙】
小形の半紙。おもに,懐中紙とした。

こばんしゅう

こばんしゅう [2] 【小番衆】
(1)室町時代,武家の近習(キンジユウ)の称。
(2)中世,寺院で,順番に門跡に勤務した僧。

こばんそう

こばんそう [0] 【小判草】
イネ科の一年草。ヨーロッパ原産。明治初年に渡来し,観賞用に栽培。高さ約50センチメートル。葉は線形。六月頃,茎頂のまばらな円錐花序に楕円形で淡黄緑色の小穂を下垂してつける。タワラムギ。[季]夏。

こばんづけ

こばんづけ [0] 【小判漬(け)】
〔横に切ると,腹子の切り口が小判に似ているところから〕
アユなどの粕漬け。

こばんふん

こばんふん [0] 【小判粉】
金粉に二,三割の銀粉を混ぜたもの。少し青みを帯びている。蒔絵(マキエ)に用いる。青金粉。

こひ

こひ [1] 【戸扉】
戸や,とびら。また,入り口。

こひ

こひ [1] 【古碑】
古い石碑。

こひおどし

こひおどし [2] 【小緋縅】
タテハチョウ科のチョウ。開張約5センチメートル。はねの表面は橙色で黒斑があり,外縁は黒色で紫紺色の小点列がある。裏面は暗褐色。本州中部の高山と北海道の山地に見られ,ユーラシア大陸北部に広く分布する。ヒメヒオドシ。

こひか

こひか [1] 【虎皮下】
〔虎の皮の敷物のもとの意〕
手紙で,多く学者・軍人などへの宛名の脇付(ワキヅケ)に用いる言葉。

こひき

こひき [0] 【粉引】
李朝時代の朝鮮陶器の一。粒子の粗い白泥を化粧掛けし,その上から透明釉(ユウ)を掛けてあるもの。茶碗に多く見られる。粉吹き。

こひきだし

こひきだし [3] 【小引(き)出し】
家具などについている,小さな引き出し。

こひげ

こひげ [0] 【小鬚・小髭】
(1)イグサの一品種。畳表を作るために栽培される葉の細いもの。
(2)ちょっと生えた髭。

こひざ

こひざ [0] 【小膝】
〔「こ」は接頭語〕
膝に関するちょっとした動作についていう語。「―を進める」

こひざ=を打つ

――を打・つ
ふと思いついたり,ちょっと感心した時,軽く膝をたたく。小膝を叩(タタ)く。

こひしつ

こひしつ [2] 【古皮質】
大脳皮質の一部。旧皮質に次いで発生し,両生類以上にみられる。ヒトでは大脳半球の内側の狭い部分に局在する。
→旧皮質
→大脳辺縁系

こひじ

こひじ 【泥】
〔「こ」は接頭語〕
水を含んだ土。どろ。「恋路」とかけて用いられる。「袖ぬるる―とかつはしりながら/源氏(葵)」

こひっさきもとゆい

こひっさきもとゆい [6] 【小引っ裂き元結】
引っ裂き元結の小さいもの。近世,奥女中が用いた。

こひつ

こひつ [0] 【古筆】
(1)昔の人の筆跡。特に,平安時代から鎌倉時代にかけてのすぐれた筆跡。主に和様書道の草仮名のものにいう。
(2)「古筆見(ミ)」の略。

こひつ

こひつ 【古筆】
姓氏の一。

こひつか

こひつか [0] 【古筆家】
「古筆見(ミ)」に同じ。

こひつかがみ

こひつかがみ [4] 【古筆鑑】
古筆{(1)}の鑑定・鑑賞,あるいは書道の手本とするために,古筆切を集めて冊子としたもの。古筆手鑑(テカガミ)。

こひつぎれ

こひつぎれ [0] 【古筆切】
古筆の,断簡になったもの。古来,手鑑(テカガミ)や幅(フク)・茶掛けにするために,古筆を切断したものが多い。

こひつけ

こひつけ [3] 【古筆家】
古筆了佐にはじまる家系。

こひつじ

こひつじ [3][2] 【小羊・子羊】
(1)羊の子。
(2)小さな羊。弱く頼りないもの,犠牲とされるもののたとえに使う。「迷える―」「あわれな―」

こひつじ

こひつじ【子羊】
a lamb;→英和
lamb (肉).

こひつみ

こひつみ [0] 【古筆見】
古筆{(1)}の真偽を鑑定すること。また,それを専門にする人。古筆家。

こひつりょうさ

こひつりょうさ 【古筆了佐】
(1582-1662) 江戸前期の古筆鑑定家。近江の人。本名,平沢弥四郎。近衛前久に書画の鑑定を,烏丸光広に連歌を学ぶ。茶道にも通じた。「古筆」の姓と「琴山」号の鑑定証印を関白豊臣秀次から賜り,明治維新まで一子相伝した。

こひも

こひも [0] 【小紐】
(1)袍(ホウ)の「はこえ」の左右に付けたひも。前に回して懐の下で結ぶ。
(2)半臂(ハンピ)の紐。
→忘れ緒
→半臂

こひょう

こひょう [0] 【孤平】
漢詩で,仄声(ソクセイ)の文字と文字の間に平声(ヒヨウシヨウ)の文字一字を用いること。詩病(シヘイ)の一つ。韻律を重視する絶句・律詩では最も嫌う。

こひょう

こひょう [0] 【小兵】
(1)体の小さいこと。また,その人。小柄。
⇔大兵(ダイヒヨウ)
「―力士」
(2)弓を引く力の弱いこと。また,その人。
⇔精兵(セイビヨウ)
「精兵の射る矢は裏をかく。―の射る矢は筈を返して立たざりけり/義経記 6」

こひる

こひる [0] 【小昼】
〔「こ」は接頭語。「こびる」とも〕
(1)正午に近い時分。
(2)朝食と昼食,または昼食と夕食との間に食べる軽い食事。
(3)おやつ。間食。

こび

こび [1] 【狐媚】
(1)狐が人をばかすこと。
(2)狐が人をだますように,こびへつらって人を惑わすこと。

こび

こび【媚】
flattery;coquetry (女の).→英和
〜を売る flatter;→英和
sell one's favors (女が).

こび

こび [1][2] 【媚】
(1)こびること。へつらい。「―を呈する」
(2)女性のなまめかしい態度。「楊貴妃の―」

こび=を売る

――を売・る
(1)へつらって相手の機嫌をとる。「上司に―・る」
(2)商売女などが客の相手をする。

こびき

こびき [0][3] 【木挽き】
木材を大鋸(オガ)でひき切ること。また,それを職とする人。

こびきうた

こびきうた [3] 【木挽き唄】
民謡。木挽きが大鋸をひきながらうたう仕事唄。

こびきちょう

こびきちょう 【木挽町】
(1)東京都中央区,銀座南東部の旧町名。歌舞伎座がある。
(2)〔(1)にあったことから〕
歌舞伎座の通称。

こびきちょうかのう

こびきちょうかのう 【木挽町狩野】
江戸時代の絵師,狩野派三家の一。狩野尚信を祖とし,木挽町に屋敷があったのでいう。

こびさし

こびさし [2] 【小庇・小廂】
小さい庇。また,小さい庇の間(マ)。

こびじゅつ

こびじゅつ [2] 【古美術】
古い絵画・書・彫刻・陶磁器・家具・調度などの美術品の総称。
〔従来「骨董」と呼ばれてきたが,美的鑑賞に重きをおいて戦後用いるようになった語〕

こびぜん

こびぜん [2] 【古備前】
(1)平安中期から鎌倉初期にかけて,備前国で作られた日本刀の総称。刀剣史では,日本刀の実際上の完成とする。友成・正恒・包平(カネヒラ)らの刀工が有名。古備前物。
(2)備前焼の初期のもの。桃山時代以前のものについていう。

こびたい

こびたい [2] 【小額】
(1)〔「こ」は接頭語〕
ひたい。ひたいについてのちょっとした動作をいう語。「―はつたと打つて/狂言記・那須の与一」
(2)江戸時代,鬢(ビン)を大きくしてひたいを小さく見えるようにした髪の結い方。男女ともに行なった。「―のあるで番頭高く見え/柳多留 9」

こびっちょ

こびっちょ
小柄な人。また,小女(コオンナ)や幼少の者をあざけっていう言葉。「―めはいづくにと/浄瑠璃・鬼一法眼」

こびつく

こびつ・く (動カ四)
こびりつく。「お飯(マンマ)粒が二粒ばかり干飯(ホシイ)になりて―・いたるかたち/滑稽本・浮世風呂 4」

こびと

こびと [0] 【小人】
(1)身長のきわめて低い人。侏儒(シユジユ)。
(2)童話や物語などにでてくる体の小さい想像上の人間や妖精。
(3)武家で,雑用に使われた身分の低い人。
(4)江戸時代,幕府や藩で雑役に従事した者。小者。

こびと

こびと【小人】
a dwarf;→英和
a pygmy.→英和
小人島 Lilliput.→英和

こびとかば

こびとかば [4] 【小人河馬】
カバ科の哺乳類。肩高約70センチメートル,体重200キログラム内外。普通のカバと違って,指間に水かきがない。体は紫褐色。湿地を好み,草や樹根などを食べる。西アフリカのリベリア・ギニアなどの森林にすむ。国際保護動物。リベリアカバ。
小人河馬[図]

こびとがしら

こびとがしら [4] 【小人頭】
江戸時代,幕府および藩の職名。「小人{(4)}」を統率する役。また,その役の人。小人組の長。

こびとがわ

こびとがわ [0] 【小人革】
薄く滑らかな上質の鹿革。東北地方で産し,また中国から輸入されて,足袋などに用いられた。

こびときつねざる

こびときつねざる [7] 【小人狐猿】
霊長目原猿亜目コビトキツネザル科の哺乳類の総称。最も原始的なサルであるキツネザルに近縁であるが,多くは体重500グラム以下と小形。マダガスカル島の樹間に生息し,雑食性。キツネザル科に含める主張もある。

こびとぐみ

こびとぐみ [0] 【小人組】
江戸時代,「小人{(4)}」の属した組。

こびとしょう

こびとしょう [0] 【小人症】
〔医〕 身長の異常に小さい状態をいう。侏儒(シユジユ)症。

こびとめつけ

こびとめつけ [4] 【小人目付】
江戸幕府の職名。徒(カチ)目付の下にあって,変事の際の立ち会い,探偵,牢屋敷の見回り,目付の遠国出張の随伴などの仕事に当たった。

こびへつらう

こびへつら・う [1][5] 【媚び諂う】 (動ワ五[ハ四])
お世辞を言ったり機嫌をとったりして,相手に気に入られるように振る舞う。追従(ツイシヨウ)する。「上司には―・い,部下には威張り散らす」

こびゃくしょう

こびゃくしょう [2] 【小百姓】
わずかの田畑を保有し耕作する百姓。

こびりつく

こびりつく
stick[cling]to.

こびりつく

こびりつ・く [4] (動カ五[四])
(1)他の物にかたくついて離れなくなる。「かわいた飯が釜(カマ)の底に―・く」
(2)比喩的に,ある考え・光景・印象などが意識・記憶に強く残る。「あの惨状が頭に―・いて離れない」

こびる

こ・びる [2] 【媚びる】 (動バ上一)[文]バ上二 こ・ぶ
(1)気に入られるように振る舞う。相手の機嫌をとる。へつらう。「上役に―・びる」「権力に―・びる」
(2)女が男の気をひくために,なまめかしい態度をとる。

こびる

こびる【媚びる】
flatter;→英和
curry favor <with> ;coquet (女が).→英和

こびる

こ・びる (動バ上一)[文]バ上二 こ・ぶ
〔中世・近世語〕
(1)ふるびる。古くなる。「―・びたる禅門/咄本・醒睡笑」
(2)子供が変に大人びている。こましゃくれる。「十歳から―・びて家の事を治めたが/蒙求抄 4」
(3)気が利いている。しゃれている。「扨は―・びたる口上を覚へたると/咄本・露が咄」
(4)才知にすぐれる。教養がある。「亭坊,智徳なき故,―・びたる顔にしなしたがり/咄本・醒睡笑」

こびん

こびん [0] 【小鬢】
〔「こ」は接頭語〕
髪のびん。また,びんに関するちょっとした動作に用いる語。「―をなでつける」

こふ

こふ [1] 【誇負】 (名)スル
自分のことを誇り自慢とすること。「不偏不党を―してゐた/社会百面相(魯庵)」

こふ

こふ [1] 【虎符】
古代中国で,徴兵する際,その印として用いられた,虎の形の銅製の割符(ワリフ)。

こふう

こふう [1] 【古風】 (名・形動)[文]ナリ
(1)昔風の流儀や習慣。また,古めかしいさま。「―な考え」「―にならう」
(2)漢詩で,古詩。
(3)自派の俳諧を当流と呼んだ談林派が,貞門派の俳諧をさしていった称。古流。
[派生] ――さ(名)

こふう

こふう 【胡風】
(1904?-1985) 中国の文芸批評家。本名は張光人。日本留学後,左翼作家連盟で活躍。1955年批判され投獄されたが,80年名誉回復。フー=フォン。

こふう

こふう【古風な】
old-fashioned;antiquated.→英和

こふきいも

こふきいも [3] 【粉吹(き)芋】
ジャガイモをゆでて汁を捨て,再び火にかけて大きく動かしながら水分をとばしたもの。イモの表面が粉を吹いたようになる。

こふく

こふく [1] 【鼓腹】 (名)スル
はらつづみを打つこと。世がよく治まり,食が足りて安楽なさま。「―す太平の日/懐風藻」

こふく

こふく [1] 【胡服】
中国の北方遊牧民,胡人が着た衣服。筒袖・左衽(サジン)の上衣とズボンを組み合わせたもの。

こふくげきじょう

こふくげきじょう [1] 【鼓腹撃壌】 (名)スル
〔古代中国,尭(ギヨウ)帝の時,一老人が腹つづみを打ち,大地をたたいて歌い,太平の世と尭の徳をたたえたという「帝王世紀」などにみられる故事から〕
太平を謳歌するさま。

こふじょうし

こふじょうし コフジヤウ― [3] 【鼓桴状指】
手足の指の先が丸く肥大し太鼓の撥(バチ)に似た形となったもの。先天性心疾患・慢性肺疾患などの際に見られる。太鼓の撥指。鼓桴指。

こふだ

こふだ [0] 【小札】
(1)小さい札。
(2)芝居で,一幕見または子供の入場券。
⇔大札

こふで

こふで [0] 【小筆】
細字を書くのに用いる細い筆。

こふどき

こふどき 【古風土記】
713年の元明天皇の勅により編纂された風土記を,後世の風土記と区別していう語。「出雲国風土記」の全部,常陸・播磨・豊後・肥前の各風土記の一部が現存。

こふん

こふん [0] 【古墳】
(1)日本で四世紀頃から七世紀頃まで行われた墳墓で石室・粘土槨などを築いて棺を副葬品とともに納め,土・礫などで覆って高塚を築いたもの。多くは当時の豪族などが被葬者。形の上から,前方後円墳・円墳・方墳・上円下方墳・前方後方墳などがある。
(2)古い墓。昔の人の墓。「累々たる―のほとり/謡曲・藍染川」
古墳(1)[図]

こふん

こふん【古墳】
an old tomb;a tumulus.→英和
古墳時代 the tumulus period.

こふんじだい

こふんじだい [4] 【古墳時代】
日本の考古学上の時代区分。弥生時代に続く時代で,ほぼ四世紀頃から六世紀頃までをいう。国家としての統治形態が形成されつつある時代にあたる。古墳そのものは七世紀まで造られている。

こふんそう

こふんそう [0] 【糊粉層】
糊粉粒を多く含んだ細胞層。イネ科植物の種子の,種皮に接する部分にみられる。アリューロン層。

こふんりゅう

こふんりゅう [2] 【糊粉粒】
植物の種子にある貯蔵物質の一。タンパク質を主体とする小粒で,胚乳細胞や子葉などにある。アリューロン粒。
→糊粉層(コフンソウ)

こぶ

こぶ [1] 【戸部】
(1)昔の中国の官庁の名。六部の一。隋代より清代まで土地・戸口・税務・財政などをつかさどった。
(2)民部省の唐名。こほう。

こぶ

こぶ【昆布】
a tangle;→英和
a tang.→英和
昆布巻 a rolled tangle.

こぶ

こ・ぶ 【媚ぶ】 (動バ上二)
⇒こびる

こぶ

こぶ [1] 【鼓舞】 (名)スル
〔鼓を打って舞わせる意〕
励まして勢いづけること。奮い立たすこと。「士気を―する」

こぶ

こぶ【瘤】
a wen;→英和
<get> a lump[bump];→英和
a swelling (はれ);→英和
a hump (らくだの);→英和
a knot (木の).→英和
目の上の瘤 an eyesore.→英和

こぶ

こぶ [2] 【瘤】
(1)打撲によって,頭部などの皮下に漿液がたまってできる隆起した塊。たんこぶ。
(2)組織や臓器に部分的にみられる異常な塊の総称。奇形による繊維と脂肪の塊,腫瘍,炎症性の肉芽腫,血腫など。
(3)物の表面の膨れ上がった部分。「木の―」「―山」
(4)ひもなどのかたい結び目。「―が解けない」
(5)じゃまになるもの。厄介なもの。「目の上の―」
(6)〔自分の分身でありながらじゃまである意から〕
子供。「―つき」

こぶ

こぶ [1] 【昆布】
「こんぶ(昆布)」に同じ。「―巻き」

こぶ

こぶ【鼓舞する】
encourage;→英和
stir[cheer]up.

こぶい

こぶ・い (形)
〔近世上方語〕
欲が深い。けちだ。「とかく始末第一とて親父よりも―・うかせぎければ/浮世草子・銀持気質」

こぶうし

こぶうし [2] 【瘤牛】
ゼブの別名。

こぶうり

こぶうり 【昆布売り】
狂言の一。大名にむりやり供をさせられた昆布売りが,持たされた太刀を抜いて大名をおどし,昆布を売らせる。

こぶかい

こぶか・い [3] 【木深い】 (形)[文]ク こぶか・し
木々が生い茂って奥深い。「―・い森」

こぶかし

こぶか・し 【小深し】 (形ク)
奥深い。「自(ミズカラ)を―・き納戸にめさせられ/浮世草子・一代女 3」

こぶく

こぶく [0] 【子福】
たくさんの子供をもつ幸福。

こぶくさ

こぶくさ [2] 【小帛紗・古帛紗】
茶の湯で用いる帛紗の一。高貴な織物または由緒ある布帛(フハク)の類で作る。亭主は濃茶の時,茶碗に添えて出し,客は茶入れ・香合などの拝見の際,下に敷いて扱う。出し帛紗。

こぶくしゃ

こぶくしゃ [3] 【子福者】
子供がたくさんいる幸せな人。

こぶくめん

こぶくめん [2] 【小服綿】
僧尼など出家した人の着た綿入れの平服。普通,白で十徳に似る。

こぶくろ

こぶくろ [2] 【小袋】
小さい袋。

こぶくろ

こぶくろ [2] 【子袋】
子宮(シキユウ)。こつぼ。[ヘボン]

こぶくろ=と小娘(コムスメ)

――と小娘(コムスメ)
(1)小袋が,見かけは小さくてもかなり多く物が入るように,女の子を育てるには予想外の金がかかること。
(2)小さい袋のほころびやすいように,年頃の女の子は傷がつきやすいので目が離せないこと。小袋と小娘は油断がならぬ。

こぶし

こぶし [1][2] 【古武士】
昔の武士。節操堅固で,信義にあついとされた。「―然とした風貌」

こぶし

こぶし【小節を利かして歌う】
sing in a fancy style.

こぶし

こぶし【拳】
<clench> one's fist.〜を固めて with a clenched fist.

こぶし

こぶし [0] 【小節】
(1)木の小さい節。また,小さな節のある材。
(2)歌謡曲・民謡などで,装飾的に加えるうねるような節回し。「―をきかせる」

こぶし

こぶし [0] 【拳】
(1)五指を曲げて握り締めたもの。握りこぶし。「―をふり上げる」「―をにぎる」
(2)剣・弓・矢・鷹などを使う腕前。「四半(シハン)円(マル)物下げ針は大方―の定まつた物ぢや程に/狂言・八幡の前」

こぶし

こぶし [0][1] 【辛夷・拳】
モクレン科の落葉高木。山地に多く,庭木ともする。葉は倒卵形。早春,葉に先だって,香りのある大きな白色六弁花を開く。花弁はへら形。秋,集合果が開裂して赤い種子が白い糸で懸垂し,種子はかむと辛い。蕾(ツボミ)を鎮静・鎮痛剤とし,香水の原料とする。コブシハジカミ。ヤマアララギ。[季]春。
辛夷[図]

こぶしあがり

こぶしあがり [4] 【拳上(が)り】
鉄砲などを構える時,握った手元の方が先端より高くなるようにすること。
⇔拳下がり

こぶしいも

こぶしいも [3] 【拳芋】
ツクネイモの別名。

こぶしぎぬ

こぶしぎぬ [4] 【小節絹】
玉糸を用いて平織りにした節のある絹織物。主に裏地とする。

こぶしさがり

こぶしさがり [4] 【拳下(が)り】
鉄砲などを構える時,握った手元の方が先端より低くなるようにすること。
⇔拳上がり

こぶしざい

こぶしざい [3] 【小節材】
製材の格を定める規格の一。節の大きさと数によって分ける。小幅板では,径2センチメートル以下の節が1メートルにつき三個以内のもの。

こぶしだけ

こぶしだけ 【甲武信岳】
関東山地中央部にある山。山梨・埼玉・長野の県境に位置する奥秩父(チチブ)の主峰の一。海抜2475メートル。千曲川・笛吹川が発源する。甲斐・武蔵・信濃の国境にあることからの名という。甲武信ヶ岳。

こぶしばな

こぶしばな [0] 【拳鼻】
〔建〕 木鼻(キバナ)の一。拳(コブシ)に似た形のもの。

こぶしょうしょ

こぶしょうしょ [3] 【戸部尚書】
民部卿(ミンブキヨウ)の唐名。

こぶしん

こぶしん [2] 【小普請】
(1)建築物の小規模の修理。
(2)江戸幕府の直臣団の組織の一。禄高三千石以下の旗本・御家人のうち無役の者を編入し,小普請支配に統率させた。

こぶしんいり

こぶしんいり [0] 【小普請入り】
江戸時代,旗本・御家人が老幼・病疾・罪科などのため役を免ぜられ,小普請{(2)}に編入されたこと。

こぶしんかた

こぶしんかた [0] 【小普請方】
江戸幕府の職名。小普請奉行の下で,修繕の事をつかさどった。

こぶしんきん

こぶしんきん [0] 【小普請金】
江戸時代,幕府小普請{(1)}の費用として,小普請入りした旗本・御家人に課した金。

こぶしんぐみ

こぶしんぐみ [0] 【小普請組】
江戸幕府の職名。小普請入りした御家人を編入した組。

こぶしんしはい

こぶしんしはい [5] 【小普請支配】
江戸幕府の職名。老中に属し,小普請{(2)}の旗本・御家人を統率した。

こぶしんぶぎょう

こぶしんぶぎょう [5] 【小普請奉行】
江戸幕府の職名。江戸城本丸をはじめとする幕府に属する諸建築物の造営・修繕などの事をつかさどる。若年寄に属し,配下に小普請方・同改役などがいた。

こぶじめ

こぶじめ [0][4] 【昆布締め】
魚を昆布に挟んで昆布の風味を移すこと。また,そのようにしたもの。

こぶた

こぶた [0] 【小蓋】
手回り品などを入れておく蓋の形をした皿。

こぶたもの

こぶたもの [0] 【小蓋物】
蓋のある小さな容器。

こぶだい

こぶだい [2][0] 【瘤鯛】
〔前額部に隆起があることから〕
成長したカンダイの雄の異名。

こぶだし

こぶだし [0] 【昆布出汁】
昆布を煮出した,だし汁。

こぶだら

こぶだら [0] 【昆布鱈】
⇒鱈昆布(タラコブ)

こぶち

こぶち [0] 【首打】
鳥や小獣の首を挟んで捕らえるわな。

こぶちゃ

こぶちゃ [2] 【昆布茶】
細かく刻んだり,粉末にした昆布に熱湯を加えた飲料。

こぶつ

こぶつ [0][1] 【古仏】
(1)昔の仏像。
(2)過去世に現れた仏。
(3)禅宗で悟りを得た過去および現在の高僧の尊称。

こぶつ

こぶつ [0][1] 【古物・故物】
(1)すでに使用された物品,もしくは,未使用でも使用される目的で取引された物品,またはこれらの物品にいくらか手入れをしたもの。「―商」
(2)古くから伝わった品物。由緒ある品物。

こぶつ

こぶつ [1] 【個物】
〔哲〕 個々のもの。「個体」に同じだが,このもの,あのものと示しうる特定の「物」の意で広く用い,特に,普遍ないし一般者に対するものとしていう。

こぶつ

こぶつ【古物】
antiques;curios;a secondhand article.古物商 a curiosity[secondhand]shop (店);a dealer in secondhand articles (人).

こぶつえいぎょうほう

こぶつえいぎょうほう 【古物営業法】
警察上または犯罪捜査上の目的のために,古物商の営業について規制を加える法律。1949年(昭和24)制定。

こぶつき

こぶつき【瘤付きの】
<a woman> with an encumbrance.→英和

こぶつき

こぶつき [0] 【瘤付き】
嫁入りする時に,前夫の子供を連れていること。また,一般に子供を連れていること。

こぶつしょう

こぶつしょう [3] 【古物商】
古物を売買・交換する商売。また,その商人。ふるもの屋。古道具屋。

こぶとり

こぶとり【小肥りの】
plump.→英和

こぶとり

こぶとり [2] 【小太り】 (名・形動)スル
やや太っている・こと(さま)。「―した愛敬のある男」「ちょっと―な体」

こぶとりじじい

こぶとりじじい 【瘤取り爺】
昔話の一。頬にこぶのある爺が洞穴で雨宿りをして鬼の酒宴に出合う。鬼と一緒に踊り,喜んだ鬼に明日も来るようにとこぶをとられる。次の日にやはりこぶのある隣の爺がまねをして失敗し,こぶを二つにされて帰る話。ものうらやみを主題とした話で,「宇治拾遺物語」にも収録されている。

こぶな

こぶな [0] 【小鮒】
小さいフナ。

こぶなぐさ

こぶなぐさ [3] 【小鮒草】
イネ科の一年草。草地・道端などに多い。高さ約30センチメートル。葉は狭卵心形。夏から秋にかけ,枝頂に紫色をおび,茶筅(チヤセン)状に分枝した花穂をつける。全草を黄八丈の染料に用いる。カイナグサ。カイナ。カリヤス。アシイ。藎草(ジンソウ)。

こぶね

こぶね [0] 【小舟・小船】
小さい船。小型の船。

こぶね=に荷(ニ)が勝(カ)つ

――に荷(ニ)が勝(カ)つ
力量以上の,重い責任を負うことのたとえ。

こぶねやく

こぶねやく [3] 【小舟役】
江戸時代,荷舟以外の舟に課せられた税。

こぶのし

こぶのし [2] 【昆布熨斗】
⇒こんぶのし(昆布熨斗)

こぶはくちょう

こぶはくちょう [3] 【瘤白鳥】
カモ目カモ科の鳥。全長160センチメートルほど。全身純白で優美。くちばしは淡紅色で基部に黒色のこぶ状突起がある。野生種はヨーロッパ北部から中央アジアにかけて分布。

こぶまき

こぶまき [2][0] 【昆布巻(き)】
身欠きニシン・焼きハゼなどを昆布で巻き,軟らかく煮た食品。こんぶまき。

こぶみ

こぶみ [0] 【小文】
書状の形式の一。鳥の子・杉原紙などを半分に切り,一方に文を書き,残りを上巻きに用いる。

こぶら

こぶら 【腓】
「こむら(腓)」に同じ。

こぶり

こぶり [0] 【小降り】
雨や雪が少し降ること。また,降り方が弱いこと。
⇔大降り
「雨が―になってきた」

こぶり

こぶり【小降り】
a light rain;a drizzle.→英和
〜になる The rain is letting up.

こぶり

こぶり [0] 【小振り】
■一■ (名)
小さく振ること。
⇔大振り
■二■ (名・形動)[文]ナリ
普通のものよりやや小さい・こと(さま)。
⇔大振り
「今年のサンマは―だ」

こぶん

こぶん [1] 【子分】
(1)人の支配下にあってつき従うもの。手下。配下。
⇔親分
「親分―の杯を交わす」
(2)実子ではないが,自分の子供として扱う者。
⇔親分
「町人を頼みその―にして出すなり/浮世草子・一代女 1」
(3)利子。利息。[日葡]

こぶん

こぶん [1] 【古文】
(1)昔の詩文。文語体で書かれた文章。また,高等学校国語科の古典の教材で,上代から江戸時代までの詩文。
(2)古体の漢字。小篆(シヨウテン)もしくは大篆(ダイテン)以前の文字をいう場合と,隷書以前の文字をさす場合とがある。
→今文(キンブン)
(3)中国,前漢末の劉歆(リユウキン)らが重んじた経書のテキスト,およびそのテキストを使用する学派。
(4)中国,南北朝時代から発達した対句尊重の駢文(ベンブン)に対して,秦漢以前の達意・明快を主とした散文の文体。唐の韓愈(カンユ)・柳宗元の文体改革運動で提唱された。

こぶん

こぶん [1] 【股分】
〔法〕「持ち分」に同じ。

こぶん

こぶん【子分】
one's follower;one's henchman.〜が多い have a large following.

こぶん

こぶん【古文】
ancient[archaic]writing;classics (古典).古文体 an archaic style.

こぶんがく

こぶんがく [2] 【古文学】
古文{(2)}で書かれた経書を研究する学問。

こぶんしょ

こぶんしょ [2][0] 【古文書】
⇒こもんじょ(古文書)

こぶんしょうしょ

こぶんしょうしょ コブンシヤウシヨ 【古文尚書】
「書経」の異本。五八編。前漢時代に孔子の家の壁中から発見されたといわれ,春秋戦国時代に通用した古い文字で書かれている。当時のテキスト「今文尚書」にはないもの二五編(原形では一六編)を含んでいた。一旦は亡失したが,東晋に至って再び献上するものがあり,経典の中に加えられた。現在では後世の偽作とされている。
→書経

こぶんしんぽう

こぶんしんぽう 【古文真宝】
中国の詩文集。前集一〇巻・後集一〇巻。元の黄堅編。成立年代未詳。前集には漢から宋までの詩を,後集には戦国末から宋までの文を収め,ジャンル別に分類。日本でも広く読まれた。

こぶんじ

こぶんじ [2] 【古文辞】
(1)古代の文章の言葉。
(2)中国で,秦(シン)・漢以前の文,盛唐以前の詩の総称。

こぶんじがく

こぶんじがく [4] 【古文辞学】
荻生徂徠(オギユウソライ)が唱えた儒学。宋学を否定し伊藤仁斎の古義学や明の古文辞派の影響を受けつつそれを批判し,中国古代の言語(古文辞)と制度文物の研究によって六経に記載された先王の道を知ろうとするもの。その思想と方法論は本居宣長などの国学に影響を与えた。徂徠学。

こぶんじがくは

こぶんじがくは 【古文辞学派】
荻生徂徠とその弟子の服部南郭・太宰春台・山県周南らの一派。蘐園(ケンエン)学派。徂徠学派。

こぶんじきんぎん

こぶんじきんぎん [5] 【古文字金銀】
⇒元文金銀(ゲンブンキンギン)

こぶんじは

こぶんじは 【古文辞派】
(1)中国,明代中期の李攀竜・王世貞らの首唱した文学運動の一派。古文辞{(2)}を文学の模範とすることを主張した。
(2)「古文辞学派」に同じ。

こぶんめく

こぶんめ・く 【古文めく】 (動カ四)
〔「古文」は中国の詩文集「古文真宝」の意〕
四角張っている。堅苦しい。「此揚屋,―・きたる顔つきして/浮世草子・置土産 4」

こへい

こへい [0] 【雇聘】
礼儀を尽くして人を招き,雇うこと。

こへい

こへい [0] 【雇兵】
金銭で雇った兵。傭兵。

こへい

こへい [0] 【胡瓶】
西域風の瓶(ヘイ)。注ぎ口に鳥の頭を象(カタド)り,取っ手がある。中国,唐代に流行。日本でも奈良・平安時代に朝儀・法会などに用いられた。
胡瓶[図]

こへい

こへい [1] 【胡兵】
胡の兵。異民族の兵。

こへい

こへい [0] 【古弊】
(1)昔からの悪い習慣。「既に貧富争闘の―を絶す/花柳春話(純一郎)」
(2)古くて,いたんでいること。「累代の公物,―をもちて規模とす/徒然 99」

こへい

こへい [1] 【古兵】
先任の兵。古年兵。
⇔新兵

こへき

こへき [0] 【個癖】
人それぞれが持っている癖。

こへき

こへき [0] 【古癖】
(1)古い書画・器物などを好むこと。好古癖。
(2)古くからの悪い習慣。

こへん

こへん [0] 【湖辺】
湖のほとり。

こへん

こへん [0] 【子偏】
漢字の偏の一。「孤」「孫」などの「子」の部分。すてごへん。

こべしみ

こべしみ [2] 【小癋見】
能面のべしみの一。「野守」「鍾馗(シヨウキ)」「泰山府君」「昭君」「谷行」「松山鏡」のような鬼神物の後ジテに用いる。
→癋見

こべつ

こべつ【戸別に】
from house[door]to house[door].戸別訪問(調査)する make a house-to-house visit (investigation).

こべつ

こべつ [0] 【戸別】
一軒一軒。家ごと。

こべつ

こべつ【個別に】
individually;→英和
one by one.

こべつ

こべつ [0] 【個別・箇別】
一つ一つ。一人一人。また,それぞれを別々に扱うこと。一個ごと。「生徒を―に指導する」

こべつがいねん

こべつがいねん [4] 【個別概念】
〔論〕 集合概念とは異なり,その内包する個体のそれぞれに同一の意義を適用しうる概念。例えば,机・車など。
→集合概念

こべつがくしゅう

こべつがくしゅう [4] 【個別学習】
児童・生徒の個人的な素質・能力・環境に応じて行われる学習形態。

こべつげんかけいさん

こべつげんかけいさん [7] 【個別原価計算】
造船業などの受注生産で個別になされる原価の計算。

こべつしょうひぜい

こべつしょうひぜい [6] 【個別消費税】
特定の物品・サービスのみを対象として,課される消費税。
⇔一般消費税

こべつてきじえいけん

こべつてきじえいけん [7] 【個別的自衛権】
自国に直接加えられた侵害を避けるために国家がやむを得ず行使する防衛の権利。国際法上,国家の基本的権利とされる。
→集団的自衛権

こべつほうもん

こべつほうもん [4] 【戸別訪問】 (名)スル
家を一軒一軒訪問すること。特に,選挙の投票依頼のための訪問。日本では公職選挙法によって禁止されている。

こべや

こべや [0] 【小部屋】
(1)小さな部屋。
(2)人数の少ない相撲部屋。

こべん

こべん [0] 【顧眄】 (名)スル
振り返って見ること。あたりを見ること。こめん。「鞍(アン)に拠つて―する/火の柱(尚江)」

こほう

こほう [1] 【古法】
(1)昔の法律。
(2)古くからのしきたり。

こほう

こほう [0][2] 【小袍】
袖が一幅(ヒトノ)の袍。貴人の結髪に奉仕する者が,当色(トウジキ)として常の装束の上に着用した。

こほう

こほう [0] 【孤峰】
一つだけ孤立している峰。

こほう

こほう [1][0] 【古方】
(1)昔の方法。
(2)漢方医学の古医方(コイホウ)。「漢医は―後世とも廃止どうぜん/安愚楽鍋(魯文)」

こほう

こほう 【戸部】
〔「ほう」は漢音〕
民部省の唐名。こぶ。「―の家をば出されたり/折たく柴の記」

こほうあん

こほうあん 【孤篷庵】
京都大徳寺境内にある塔頭(タツチユウ)。1612年,小堀遠州が竜光院内に建て,のち大徳寺に移したが1793年に焼失。現在のものは松平治郷(ハルサト)(不昧(フマイ))の再建。忘筌(ボウセン)・山雲床の二茶室が有名である。

こほうか

こほうか [0] 【古方家】
古医方(コイホウ)によって治療する漢方医。

こほうげん

こほうげん [2] 【古法眼】
父子ともに法眼の位を授けられている時,その父の方をいう称。特に,狩野元信をいう。

こほうばい

こほうばい [2] 【古朋輩】
古い友だち。昔の仲間。

こほく

こほく [1][0] 【湖北】
湖の北。日本では多く琵琶湖の北,中国では洞庭湖の北の地をいう。

こほく

こほく 【湖北】
中国,長江中流域を占める省。米・綿花の産出が多い。鉄鉱・石炭などの地下資源も豊富。省都,武漢。別名,鄂(ガク)。フーペイ。

こほこほ

こほこほ (副)
雷や太鼓の音,物のぶつかる音,咳(セキ)の音など,さまざまな音を表す語。「腹―と鳴れば/落窪 2」「神(=雷)―と鳴りけり/蜻蛉(中)」「例の鼓にも似ぬ音して―とぞ鳴らしゆくめる/栄花(御裳着)」
〔古くは清濁については不明。あるいは,音の種類によって清濁を異にするか〕

こほし

こほ・し 【恋し】 (形シク)
⇒こおし

こほめく

こほめ・く (動カ四)
〔「ごほめく」とも〕
ごとごとと音がする。「ごほごほと―・き,沓(クツ)すり来て/枕草子 290」

こほん

こほん [0] 【孤本】
それ一冊のみ伝わって他にはない本。

こほん

こほん [0] 【古本】
(1)古くなった本。古書。ふるほん。
⇔新本
(2)古い形の本文・内容の本。「―節用集」

こほん

こほん [0] 【小本】
〔「こぼん」とも〕
(1)小形の本。
(2)半紙を四つ折りにした大きさの草双紙や洒落本の別称。

こほんせつわしゅう

こほんせつわしゅう 【古本説話集】
〔原本の書名が不明のため,1943年(昭和18)に命名〕
説話集。一冊。編者未詳。大治年間(1126-1131)末頃成立か。前半は和歌説話,後半は仏法説話より成る。

こぼう

こぼう [0] 【顧望】 (名)スル
(1)振り返って遠くから見ること。「俯仰―する」
(2)あたりに気を配ること。また,ためらうこと。「更に―するところなし/西国立志編(正直)」

こぼう

こぼう [0] 【虎榜】
〔「竜虎榜」の略〕
科挙に及第した者の名を記した札。「若くして名を―に連ね/山月記(敦)」

こぼうしょ

こぼうしょ [2] 【小奉書】
小判の奉書紙。

こぼうず

こぼうず [2] 【小坊主】
(1)少年の僧。
(2)男の子。少年。親しみをこめていうことが多い。「隣の―のいたずらだな」
(3)江戸時代,武家や商家に奉公した坊主頭の少年。

こぼく

こぼく [0][1] 【古木】
長い年月を経た立ち木。老木。

こぼく

こぼく [0][1] 【枯木】
(1)枯れた立ち木。枯れ木。
(2)禅門で,無心であることをいう。

こぼく

こぼく [0] 【古朴・古樸】 (名・形動)[文]ナリ
古びて飾りけのない・こと(さま)。「―な木像」

こぼく

こぼく [1][0] 【古墨】
古い墨。古い時代に製造された墨。

こぼく=栄(エイ)を発す

――栄(エイ)を発す
〔曹植「七啓」〕
「枯木花開く」に同じ。

こぼく=花開く

――花開く
老人や苦境にある者が再び脚光を浴びることのたとえ。枯木栄(エイ)を発す。

こぼくかんがん

こぼくかんがん [0] 【枯木寒巌】
枯れ木とつめたい岩。冷淡で取っつきにくい態度のたとえ。

こぼくしかい

こぼくしかい 【枯木死灰】
枯れ木と冷たい灰。無心・無欲であること。また,活気がないことのたとえ。

こぼくぜめ

こぼくぜめ 【古木責め】
大木につるして責めさいなむ拷問。

こぼこぼ

こぼこぼ [1] (副)
容器の中で液体が揺れ動いたり,液体を注いだりする時の音を表す語。「酒が―と罎の中で鳴つて居た/土(節)」

こぼし

こぼし [3] 【零し・溢し】
(1)こぼすこと。
(2)〔水こぼしの意〕
建水(ケンスイ)の通称。
(3)「湯こぼし」に同じ。

こぼしや

こぼしや [0] 【零し屋】
すぐに愚痴や不平を言う人。

こぼす

こぼ・す 【毀す】 (動サ四)
「こぼつ」に同じ。「あななひを―・し,人みな帰りまうで来ぬ/竹取」「刀ノ刃ヲ―・ス/日葡」

こぼす

こぼす【零す】
(1)[液体を]spill <ink> ;→英和
drop;→英和
shed <tears> .→英和
(2)[不平を]complain <of,about> ;→英和
grumble <at,about> .→英和

こぼす

こぼ・す [2] 【零す・溢す】 (動サ五[四])
(1)不注意から器を傾けたりして,中の液体・粉末・粒状の物を外に出してしまう。「コーヒーを―・した」「砂糖を―・す」「球をミットから―・す」
(2)容器内の液体や粉末などを外に出して捨てる。「茶わんをすすいだ水を建水に―・す」
(3)(涙などを)こらえ切れずに落とす。「大粒の涙を―・す」「よだれを―・しそうになる」
(4)不平・愚痴などを言う。ぼやく。「愚痴を―・してばかりいる」
(5)うれしさなどを表情に表す。「思わず笑みを―・す」
(6)すき間から外にはみ出るようにする。「色々の衣ども―・し出でたる人の/枕草子 76」
〔「こぼれる」に対する他動詞〕
[可能] こぼせる

こぼつ

こぼ・つ [2] 【毀つ・壊つ】 (動タ五[四])
〔古くは「こほつ」と清音〕
(1)こわす。「物は―・たれたる中に一箇は立ち/金色夜叉(紅葉)」
(2)削り取る。剃り落とす。「片端剃るやら―・つやら/浄瑠璃・国性爺合戦」
〔「毀れる」に対する他動詞〕

こぼとけ

こぼとけ [2] 【小仏】
(1)小さい仏像。
(2)「かごめかごめ」に似た子供の遊戯。

こぼとけとうげ

こぼとけとうげ 【小仏峠】
東京都と神奈川県の境にある峠。海抜548メートル。甲州街道の要地で,江戸時代小仏関があった。

こぼね

こぼね [0] 【小骨】
(1)短い細い骨。
(2)ちょっとした骨折り,苦労。「―折つて申さう/狂言・秀句傘」

こぼね

こぼね [0] 【子骨】
扇の,親骨を除いた細い骨。
⇔親骨

こぼね=が折れる

――が折・れる
ちょっと苦労する。「―・れる仕事」

こぼり

こぼり 【小堀】
姓氏の一。

こぼりえんしゅう

こぼりえんしゅう 【小堀遠州】
(1579-1647) 江戸前期の武将・茶人・建築家・作庭家。遠州流茶道の開祖。近江の人。本名,政一(マサカズ)。号,宗甫・孤篷庵(コホウアン)。遠江守に任ぜられ遠州と称する。江戸城・御所などの作事にあたり,茶室・庭園を造る。また,茶器の鑑定もよくし,国焼きの製作指導ならびに改良を行なった。

こぼりともと

こぼりともと 【小堀鞆音】
(1864-1931) 日本画家。栃木県生まれ。大和絵を研究,歴史画に新境地を拓いた。特に武者絵をよくした。代表作「宇治橋合戦」など。

こぼりりゅう

こぼりりゅう 【小堀流】
水泳術の一派。熊本藩士村岡伊太夫が創始した水泳法を,次男で小堀家の養子となった小堀長順常春(1700-1771)が大成。明治以後,武徳会遊泳術の主流となった。

こぼる

こぼ・る 【毀る】 (動ラ下二)
⇒こぼれる

こぼる

こぼ・る 【零る】 (動ラ下二)
⇒こぼれる

こぼれ

こぼれ [3] 【毀れ】
(刃が)こぼれること。こわれ。「刃の―」

こぼれ

こぼれ [3] 【零れ】
(1)こぼれること。また,こぼれたもの。
(2)あまったもの。残りもの。多く「おこぼれ」の形で用いる。「人のお―をちょうだいする」

こぼれ

こぼれ【零れ】
overflowing;scatterings.‖零れ話 gleanings.

こぼれうめ

こぼれうめ [3] 【零れ梅】
散りこぼれた梅の花。また,梅の花びらを散らした模様。

こぼれおちる

こぼれお・ちる [5] 【零れ落ちる】 (動タ上一)[文]タ上二 こぼれお・つ
(1)容器の中の液体・粉末・粒状の物が外に出て下に落ちる。「自然に―・ちた種から芽が出る」
(2)葉や花が散って落ちる。「風に吹かれて花びらが―・ちる」
(3)気持ちが表情や態度に表れ出る。「裾まで愛敬の―・ちたるやうに見ゆる/源氏(竹河)」
(4)それまでついていた者がついて来なくなる。「天下の武士みな―・ちて付き順ひまゐらせんずらん/太平記 37」
(5)落馬する。「成澄も―・ちて/保元(中)」

こぼれざいわい

こぼれざいわい 【零れ幸い】
思いがけない幸運。予想しなかった利益。僥幸。

こぼれざくら

こぼれざくら [4] 【零れ桜】
散りこぼれる桜の花。また,桜の花びらを散らした模様。

こぼれだね

こぼれだね [4] 【零れ種】
(1)地面にこぼれ落ちた種。
(2)おとしだね。落胤。

こぼればなし

こぼればなし [4] 【零れ話】
事柄の本筋からは外れているが,ちょっと心を引かれる話。余話。余聞。